JP2023035036A - 電力供給システム - Google Patents

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Abstract

Figure 2023035036000001
【課題】被災地等における非常用電源供給に好適に用いられる電力供給システムを提供する。
【解決手段】電力供給地19において、電解液タンク搭載車(B)から二次電池前駆体搭載車(A)に正極電解液及び負極電解液を供給可能なように配管を接続し、二次電池前駆体搭載車(A)から電解液タンク搭載車(B)に正極電解液及び負極電解液を返送可能なように配管を接続して、正極液ポンプ及び負極液ポンプを駆動し、電池セル1と電解液タンク21,22との間を電解液を循環させ、充電された電解液を電池セル1内で放電させて外部へ電力を供給し、外部へ電力の供給が終わったら、二次電池前駆体搭載車(A)と電解液タンク搭載車(B)の接続を切り離し、電解液タンク搭載車(B)とは別の充電された電解液タンク搭載車(B)を二次電池前駆体搭載車(A)に接続して、外部に電力を供給することを特徴とする電力供給システム。
【選択図】図1

Description

本発明は、被災地等における非常用電源供給に好適に用いられる電力供給システムに関する。
特許文献1には、移動型電力貯蔵用二次電池システムが開示されている。また、特許文献2には、電力充電供給システムが開示されている。特許文献3には、電力エネルギーの輸送システムが開示されている。
これらの特許文献1、2、3には、被災地等、非常用電源を必要とする場所に、車両等に積載したレドックスフロー電池を運搬して、このレドックスフロー電池により必要な電力を供給する方法が開示されている。
特許文献3では、電力消費地で放電されたレドックスフロー電池を、発電地で充電されて搬送されたレドックスフロー電池に交換する。
特許文献3には、大量の充電された電解液を貯蔵した電解液タンクを搬送することにより、発電地と電力消費地との間の送電線の設置を不要とする態様も開示されている。
特許文献3の電解液タンクを搬送する態様では、発電地から搬送された輸送用タンク内と、電力消費地のレドックスフロー電池の電池セル内とを、外気から遮断した状態で連結させ、輸送用タンクに収容された充電された正極用電解液及び負極用電解液と、電力消費地のレドックスフロー電池の電池セル内の放電した正極用電解液及び負極用電解液とを、入れ替える。
特開2003―242211号公報 特許第5916912号公報 特許第5916819号公報
しかし、特許文献1、2の手法では、電解液タンク内の電解液が放電された後は、電力供給ができなくなる。電力系統が使えないような非常時の場合には、効果的な手法とは言えない欠点がある。
特許文献3では、レドックスフロー電池の電解液タンクは、重量が1t~3t程度の極めて大型のタンクとする必要があるため、かかる大型のタンクを含むレドックスフロー電池の交換は、人手で行うのは無理であり、クレーンが必要になるので、コストや作業の煩雑さを考えると現実的ではない。
また、特許文献3で電解液タンクを搬送する場合には、輸送用タンク内の電解液と、レドックスフロー電池の電池セル内の電解液との入れ替えが必要であり、コストや作業の煩雑さを考えると現実的ではない。
そこで、本発明の課題は、被災地等における非常用電源供給に好適に用いられる電力供給システムを提供することにある。
さらに本発明の他の課題は、以下の記載によって明らかとなる。
上記課題は以下の各発明によって解決される。
(請求項1)
正極電極を内蔵すると共に活物質を含む正極電解液を循環可能な正極セルと、負極電極を内蔵すると共に活物質を含む負極電解液を循環可能な負極セルとが所定のイオンを透過する隔膜によって分離された構成を有する電池セルと、
正極セル内に正極電解液を導入して該正極セルから排出する正極液ポンプと、負極セル内に負極電解液を導入して該負極セルから排出する負極液ポンプと、
からなる二次電池前駆体を搭載し、正極電解液タンクおよび負極電解液タンクを搭載していない二次電池前駆体搭載車(A)と、
前記正極電解液タンクおよび負極電解液タンクを搭載してなるが、前記二次電池前駆体を搭載していない電解液タンク搭載車(B)と、を備え、
前記二次電池前駆体搭載車(A)を電力供給地に移動させて停車させると共に、前記電解液タンク搭載車(B)を前記二次電池前駆体搭載車(A)に近接させて停車させ、
前記電解液タンク搭載車(B)から前記二次電池前駆体搭載車(A)に正極電解液及び負極電解液を供給可能なように配管を接続すると共に、前記二次電池前駆体搭載車(A)から前記電解液タンク搭載車(B)に正極電解液及び負極電解液を返送可能なように配管を接続して、前記正極液ポンプ及び前記負極液ポンプを駆動して、前記電池セルと前記電解液タンクとの間を、電解液を循環させて、充電された電解液を電池セル内で放電させて、外部へ電力を供給し、
外部へ電力の供給が終わったら、前記二次電池前駆体搭載車(A)と前記電解液タンク搭載車(B)の接続を切り離し、前記電解液タンク搭載車(B)とは別の充電された電解液タンク搭載車を前記二次電池前駆体搭載車(A)に接続して、外部に電力を供給することを特徴とする電力供給システム。
(請求項2)
前記二次電池前駆体搭載車(A)の電池セルには、前記正極液ポンプへ正極液を供給する配管の端部に着脱可能な正極配管接続部(I)が設けられ、前記正極セルから正極液を排出する配管の端部に着脱可能な正極配管接続部(II)が設けられ、且つ前記負極液ポンプへ負極液を供給する配管の端部に着脱可能な負極配管接続部(III)が設けられ、前記負極セルから負極液を排出する配管の端部に着脱可能な負極配管接続部(IV)が設けられており、
前記電解液タンク搭載車(B)の正極電解液タンクには、前記正極液を電池セルに供給する配管が設けられ、該配管の端部には、正極配管接続部(I)と着脱可能に接続する正極配管接続部(V)が設けられ、前記正極電解液タンクへ正極液を返送する配管の端部に前記正極配管接続部(II)と着脱可能に接続する正極配管接続部(VI)が設けられ、
更に、負極電解液タンクには、前記負極液を電池セルに供給する配管が設けられ、該配管の端部には、負極配管接続部(III)と着脱可能に接続する負極配管接続部(VII)が設けられ、前記負極電解液タンクへ負極液を返送する配管の端部に前記負極配管接続部(IV)と着脱可能に接続する負極配管接続部(VIII)が設けられており、
前記正極配管接続部(I)と正極配管接続部(V)、前記正極配管接続部(II)と正極配管接続部(VI)、前記負極配管接続部(III)と負極配管接続部(VII)、及び前記負極配管接続部(IV)と負極配管接続部(VIII)とからなる各々4つの接続部を接続し、
前記2台のポンプを駆動して、前記電池セルと前記電解液タンクとの間を、電解液を循環させて、充電された電解液を電池セル内で放電させて、外部へ電力を取り出すことを特徴とする請求項1記載の電力供給システム。
(請求項3)
前記配管、前記正極配管接続部(I)と前記正極配管接続部(V)、前記正極配管接続部(II)と正極配管接続部(VI)、前記負極配管接続部(III)と負極配管接続部(VII)、及び前記負極配管接続部(IV)と負極配管接続部(VIII)は、樹脂製であることを特徴とする請求項1又は2記載の電力供給システム。
(請求項4)
電解液タンク搭載車(B)が、充電ステーションからの出発前に、電解液タンク内の電解液の充電深度を測定することを特徴とする請求項1、2又は3記載の電力供給システム。
(請求項5)
電解液タンク搭載車(B)に、測定結果に基づき、出発可能である旨表示することを特徴とする請求項4記載の電力供給システム。
(請求項6)
前記二次電池前駆体搭載車(A)と前記電解液タンク搭載車(B)とを接続して電力を外部に供給している過程で、前記電解液タンク搭載車(B)とは別の充電された電解液タンク搭載車を少なくとも1台用意しておくことを特徴とする請求項1~5の何れかに記載の電力供給システム。
本発明によれば、被災地等における非常用電源供給に好適に用いられる電力供給システムを提供することができる。
本発明の実施形態に係る電力供給システムの放電時の構成を示す模式図 電力供給システムの外観を示す模式図 配管接続部の詳細を示す図 充電ステーションにおいて、電解液タンク搭載車(B)の電解液タンクに充電する手法を示す図
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
本発明の電力供給システムは、図1及び図2に示すように、二次電池前駆体搭載車(A)と電解液タンク搭載車(B)を備えている。図示の例では、二次電池前駆体搭載車(A)は1号車、電解液タンク搭載車(B)は2号車と明示されている。
本発明においては、二次電池前駆体搭載車(A)自体では、二次電池としては機能しない。また同時に電解液タンク搭載車(B)も、それ自体では、二次電池としては機能しない。
本発明の電力供給システムは、電力供給地19において、二次電池前駆体搭載車(A)と電解液タンク搭載車(B)の各々の配管を連結して充放電が可能なレドックスフロー電池として完成させて、照明、原動機及び電子回路等の電力消費施設に電力を給電する機能を発揮する。
台風、大雨、地震等によって、電力の供給がストップしたような非常事態の際に、その被災地域の住民に対して電力を供給するのが、本発明の電力供給システムである。例えば、被災地の小学校の校庭のような広場に、二次電池前駆体搭載車(A)を停車する。そして、充電ステーションで充電して充電深度が高くなった電解液を入れた電解液タンク搭載車(B)を同じ小学校に移送して停車する。
校庭で、二次電池前駆体搭載車(A)と電解液タンク搭載車(B)の各々の配管を連結して二次電池として機能するようにする。その際には、電解液タンク搭載車(B)とは別に、充電深度の高い電解液を入れた電解液タンク搭載車を複数台用意しておくことも好ましいことである。
二次電池前駆体搭載車(A)は、電池セル1を備える。ここで、二次電池前駆体というのは、構成要素全体で、二次電池を構成するまでには至っていないことを意味しており、他の電解液タンク搭載車(B)の正極電解液タンクや負極電解液タンクを構成要素に含んで、はじめて二次電池となるので、二次電池前駆体と称している。
電解液タンク搭載車(B)の正極電解液タンクや正極電解液タンクの正極電解液及び負極電解液に含まれる活物質としては、バナジウムが好ましく用いられる。
電池セル1は、正極電極10を内蔵すると共に活物質としてバナジウムを含む正極電解液11を循環可能な正極セル12と、負極電極13を内蔵すると共に活物質としてバナジウムを含む負極電解液14を循環可能な負極セル15とを有する。正極セル12と負極セル15は、所定のイオンを透過する隔膜16によって分離されている。
二次電池前駆体搭載車(A)の二次電池前駆体には、上記以外に、制御装置、整流器、操作パネル、補助電池(ブラックスタート用鉛蓄電池)・MPPT(入出力制御機構)・インバータ等などを含む。
また、電池セル1は、正極セル12への正極電解液の入出と、負極セル15への負極電解液の入出とが可能に構成されている。電池セル1は、複数のセルをスタック(図示せず)して構成し、電池の出力は、セルの数によって増減できる。
本態様における二次電池前駆体搭載車(A)は、正極セル12内に正極電解液11を導入して正極セル12から排出する正極液ポンプ17と、負極セル15内に負極電解液14を導入して負極セル15から排出する負極液ポンプ18を搭載している。
二次電池前駆体搭載車(A)は、一般的なトラックを利用でき、トラック荷台に、二次電池前駆体を載置し固定するための架台を設置する。最大積載量は格別限定されないが、約0.5t以上程度である。二次電池前駆体搭載車(A)に搭載する二次電池前駆体は、電力の出力をセルの数によって増減できる。このため、二次電池前駆体のセルの数を、電力の供給先の需要電力に応じて増減させることができる。したがって、二次電池前駆体搭載車(A)の最大積載量は、二次電池前駆体のセル数に応じた重量に対応する積載量の搭載車(A)を用いることが好ましい。
電解液タンク搭載車(B)は、一般的なトラックを利用でき、最大積載量は0.5t以上程度である。搭載車(B)に搭載される正極電解液タンク21や負極電解液タンク22は、電力量の供給量が多くなればタンク容量が大きくなる。
例えば、タンクの電解液量は360L程度(正負極液量合計)は約0.5t程度であり、2000L程度の場合は、約3t程度になる。本実施形態においては、電力供給地での必要電力量に応じて、搭載車(B)の最大積載量は、必要なタンク容量に対応して、容量に応じた車両、又は車両の台数を分けて台数の合計で必要なタンク容量になる車両を用いることが好ましい。
正極電解液タンク21は、正極電解液の入出が可能なように構成され、負極電解液タンク22は、負極電解液の入出が可能なように構成されている。
正極電解液タンク21には、充電深度を測定可能な測定器(図示せず)を設けることができる。
本実施形態においては、電解液タンク搭載車(B)が、充電ステーションからの出発前に、電解液タンク内の電解液の充電深度を測定することがこのましい。充電されていない電解液を電力供給地19に持ち込むようなことをしないためである。
充電深度の測定方法としては、例えば、充電ステーションから充電後、すぐに出発する場合には、充電中におけるOCV(開回路電圧)を計測することによって、充電度合いを確認することができる。また、例えば、充電ステーションでの充電後、出発までしばらく時間を経過した場合には、出発前に、正極負極の電解液の液色の観察、ORP(酸化還元電位)を行うことによって、測定することができる。充電深度が、所定範囲以上であった場合には、出発し、所定範囲以下であった場合には、改めて充電してから出発する。これによって、充電されていない電解液を電力供給地19に持ち込むことを防止できる。
本実施形態においては、出発までしばらく時間を経過している場合もあるため、所定の日数毎に、酸化還元滴定を行って、常時充電深度を測定することもできる。これによって、確実に、充電されていない電解液を電力供給地19に持ち込むことを防止できる。
本実施形態においては、出発前に、測定された充電深度が出発可能である旨を、ドライバーが確認できるように、出発可能である旨表示することがより好ましい。出発可能である旨表示する方法として、例えば、測定日時、測定結果を図示しない表示部等に表示する、又は出発可能であるラベル等を搭載車(B)に貼り付ける等が例示できる。
これにより、ドライバーが、出発時に、充電深度等の確認をする手間を省くことができる。さらに、充電されていない電解液を電力供給地19に持ち込んでしまうといったドライバーのミスを防ぐと共に、出発可能である旨を瞬時に確認できるため、出発を素早くできるため、供給地の到着を早めることもできる。
電解液タンク搭載車(B)と二次電池前駆体搭載車(A)の配管を接続させるには、二次電池前駆体搭載車(A)を電力供給地19に移動させ、電解液タンク搭載車(B)を二次電池前駆体搭載車(A)に近接させて停車させる。
電解液タンク搭載車(B)から二次電池前駆体搭載車(A)に正極電解液及び負極電解液を供給可能なように配管を接続する。二次電池前駆体搭載車(A)から電解液タンク搭載車(B)に正極電解液及び負極電解液を返送可能なように配管を接続する。
2台のポンプ17,18を駆動して、電池セル1と電解液タンク21,22との間を、電解液を循環させて、充電された電解液を電池セル1内で放電させて、外部へ電力供給する。
外部へ電力を供給するには、正極電極10と負極電極13からインバータ40を介して、外部41へ供給する(電力消費)。
外部41へ電力を供給するための配管接続の構成を図2,図3により具体的に説明すると、二次電池前駆体搭載車(A)の電池セル1に、正極液ポンプ17へ正極液を供給する配管23の端部に着脱可能な正極配管接続部(I)が設けられる。また正極セル12から正極液を排出する配管24の端部に着脱可能な正極配管接続部(II)が設けられる。更に負極液ポンプ18へ負極液を供給する配管25の端部に着脱可能な負極配管接続部(III)が設けられる。負極セル15から負極液を排出する配管26の端部に着脱可能な負極配管接続部(IV)が設けられている。
電解液タンク搭載車(B)の正極電解液タンク21には、正極液を電池セル1に供給する配管27が設けられ、配管27の端部には、正極配管接続部(I)と着脱可能に接続する正極配管接続部(V)が設けられている。
正極電解液タンク21へ正極液を返送する配管28の端部に正極配管接続部(II)と着脱可能に接続する正極配管接続部(VI)が設けられている。
更に、負極電解液タンク22には、負極液を電池セル1に供給する配管29が設けられ、配管29の端部には、負極配管接続部(III)と着脱可能に接続する負極配管接続部(VII)が設けられている。
負極電解液タンク22へ負極液を返送する配管30の端部に負極配管接続部(IV)と着脱可能に接続する負極配管接続部(VIII)が設けられている。
電解液タンク搭載車(B)と二次電池前駆体搭載車(A)を接続させるには図3に示すように、正極配管接続部(I)と正極配管接続部(V)を接続部(J)で接続し、前記正極配管接続部(II)と正極配管接続部(VI)を接続部(J)で接続し、前記負極配管接続部(III)と負極配管接続部(VII)を接続部(J)で接続し、及び前記負極配管接続部(IV)と負極配管接続部(VIII)を接続部(J)で接続する。すなわち各々4つの接続部(J)を接続する。
4つの接続部(J)で接続したら、2台のポンプ17,18を駆動して、電池セル1と電解液タンク21,22との間を、電解液を循環させて、充電された電解液を電池セル1内で放電させて、外部41へ電力を取り出すことができる。
充電された電解液を電池セル1内で放電させた際に、その放電の終了は電解液の充電深度などを測定することで検出(判断)できる。放電中の充電深度の測定方法としては、OCV(開回路電圧)によって測定することができる。
本発明において、電解液には、硫酸が含まれ酸性であり、金属腐食のおそれが強いので、電解液が通る配管と、その配管の端部に設けられる正極配管接続部(I)と正極配管接続部(V)、正極配管接続部(II)と正極配管接続部(VI)、負極配管接続部(III)と配管接続部(VII)、及び負極配管接続部(IV)と負極配管接続部(VIII)は、各々耐蝕性のある樹脂製であることが好ましい。
また配管には、破損等を防止するために、樹脂の内部に補強網状体が装填されていることが好ましい。
上記の各接続部には、液漏れさせずに、着脱可能なジョイント構造となっていることが好ましい。更に樹脂製配管をジャバラ管で形成し、伸縮性を付与することも好ましい。
配管23、24、25、26、27、28、29、30は、二次電池前駆体搭載車(A)の停車位置と、電解液タンク搭載車(B)との停車位置との相対的な位置ずれを吸収できる程度の可撓性を有していることが好ましい。
次に、図4に基づいて、充電ステーション100において、電解液タンク搭載車(B)に搭載される電解液タンク21、22に充電する手法について説明する。
充電ステーション100には、レドックスフロー二次電池が備えつけられており、電解液タンク搭載車(B)に搭載される電解液タンク21,22に充電する。
充電後に、電解液タンク搭載車(B)に搭載された電解液タンク内の電解液の充電深度を測定することが好ましい。電力供給地19に到着後に、電解液タンク内の電解液の充電深度の測定値が低下していなければ、電力供給地に最大限の電力を供給できることが事前にわかるので好ましい。
充電ステーションは、各自治体単位で、10~100カ所程度設けられていることが好ましい。被災地がどこになるかは不明であるので、あらゆる不測の事態に対応できるようにするためである。
充電ステーション100には、太陽光発電、風力発電など種々の発電装置200を設置することが好ましい。また、発電装置200は電力供給地19にも設置することは好ましい。電力供給地19に発電装置200(充電設備)を設置した場合には、システムの電力供給系の切替機能を利用して、電力供給地19において、放電しながら、充電もできるので、放電量を抑えることができる。
充電ステーション100における電解液の充電は、図4に示すように、図3において説明したように、電池セル1と電解液タンク21、22とを接続させ、ポンプ17、18により、正負極電解液を循環させて行う。
また電池セル1の正極電極10と負極電極13を整流器50に接続し、この整流器50に発電装置200及び/又は系統電力201からの電力を給電することによって電解液の充電の補充を行うこともできる。本実施形態においては、発電装置200及び系統電力201等の入力側が交流の場合を示しており、直流であった場合には、整流器50は不要である。
電解液に電力が充電されたら、この電解液を貯蔵する電解液タンク21、22を搭載した電解液タンク搭載車(B)を、電力供給地19に派遣する。
電力供給地19において、二次電池前駆体搭載車(A)に搭載された電池セル1と、充電ステーション100から戻った電解液タンク搭載車(B)に搭載された電解液タンク21、22とを、図3のように接続させ、ポンプ17、18により正負極電解液を循環させて、外部(電力消費設備)41への電源供給を継続することができる。
太陽光発電など種々の発電装置200は、前述したが、二次電池前駆体搭載車(A)、電解液タンク搭載車(B)に設置したり、電力供給地19に設置したりすることもできる。
各車の屋根に設置した太陽光パネルのほか、外部電源となる発電装置200を併用することで、搭載車の交代頻度を減らすことができる。
〔レドックスフロー電池について〕
以下、二次電池前駆体搭載車(A)と、電解液タンク搭載車(B)とが接続配管により接続されて構成されたレドックスフロー電池について説明する。
実施形態におけるレドックスフロー電池としては、例えば、出力4kW、電解液量正負各300L程度のものを用いることができる。レドックスフロー電池は、受電受け入れ性がよく、静電容量が大きいという特徴を有している。
レドックスフロー電池は、電池セルを最小単位として、これを単独、又は複数枚積層したセルスタックと称される形態で使用され、電池セルにバナジウムを活物質として含む電解液を供給して充放電を行う。
正負極セルにおける充放電反応は、次の通りである。
正極セル12
充電:V4+→V++e
放電:V5++e→V4+
負極セル15
充電:V3++e→V2+
放電:V2+→V3++e
(正極電極・負極電極)
正極電極10及び負極電極13としては、公知の電極を用いることができ、特に限定されないが、電解液中のバナジウムが電池セル内を通過する際に酸化還元反応を生じる場を提供するのみで自ら反応せず、電解液の通過性に優れた構造、形態を有しており、極力表面積が広く、電気抵抗が低いことが好ましい。
さらに、酸化還元反応活性化の観点からは、電解液(水溶液)との親和性に優れていることが好ましく、さらに副反応となる水の分解を生じさせない観点から、水素過電圧、酸素過電圧が大きい方が好ましい。例えば、カーボンフェルトのようなカーボン材又はそれを黒鉛化したものや、メッシュ状のチタニウム又はジルコニウムの基板に貴金属めっきを施したもの又はカーボンコートしたものが挙げられる。
(隔膜)
隔膜16としては、公知の隔膜を用いることができ、特に限定されないが、例えば有機高分子からなるイオン交換膜が好ましく、カチオン交換膜及びアニオン交換膜のいずれも用いることができる。
(電解液)
正極電解液は、4価及び5価の一方又はその両方のバナジウム化合物を含む。正極電解液には、析出物の析出を防止するために、従来公知の硝酸等のオキソ酸や保護コロイド剤、錯化剤等の添加物を含んでもよい。
負極電解液は、2価及び3価の一方又はその両方のバナジウム化合物を含む。負極電解液には、析出物の析出を防止するために、従来公知の硝酸等のオキソ酸や保護コロイド剤、錯化剤等の添加物を含んでもよい。
一般に、バナジウム電解液は、硫酸水溶液に酸化硫酸バナジウム塩を溶解して4価のバナジウムイオン溶液を調整し、そのバナジウムイオン溶液を電解して価数の異なるバナジウムイオン溶液を得ている。例えば、正極電解液では、4価のバナジウムイオン(VO2+)の酸化反応により、正極活物質である5価のバナジウムイオン(VO )を含む溶液を調整する。負極電解液では、3価のバナジウムイオン(V3+)の還元反応により負極活物質である2価のバナジウムイオン(V2+)を含む溶液を調整する。
(A)二次電池前駆体搭載車
1 電池セル
10 正極電極
11 正極電解液
12 正極セル
13 負極電極
14 負極電解液
15 負極セル
16 隔膜
17 正極液ポンプ
18 負極液ポンプ
19 電力供給地
23、24、25、26 配管
(I)正極配管接続部
(II)正極配管接続部
(III)負極配管接続部
(IV)負極配管接続部
(B)電解液タンク搭載車
21 正極電解液タンク
22 負極電解液タンク
27、28、29、30 配管
(V)正極配管接続部
(VI)正極配管接続部
(VII)負極配管接続部
(VIII)負極配管接続部
40 インバータ
41 外部
50 整流器
100 充電ステーション
200 発電装置
201 系統電力

Claims (6)

  1. 正極電極を内蔵すると共に活物質を含む正極電解液を循環可能な正極セルと、負極電極を内蔵すると共に活物質を含む負極電解液を循環可能な負極セルとが所定のイオンを透過する隔膜によって分離された構成を有する電池セルと、
    正極セル内に正極電解液を導入して該正極セルから排出する正極液ポンプと、負極セル内に負極電解液を導入して該負極セルから排出する負極液ポンプと、
    からなる二次電池前駆体を搭載し、正極電解液タンクおよび負極電解液タンクを搭載していない二次電池前駆体搭載車(A)と、
    前記正極電解液タンクおよび負極電解液タンクを搭載してなるが、前記二次電池前駆体を搭載していない電解液タンク搭載車(B)と、を備え、
    前記二次電池前駆体搭載車(A)を電力供給地に移動させて停車させると共に、前記電解液タンク搭載車(B)を前記二次電池前駆体搭載車(A)に近接させて停車させ、
    前記電解液タンク搭載車(B)から前記二次電池前駆体搭載車(A)に正極電解液及び負極電解液を供給可能なように配管を接続すると共に、前記二次電池前駆体搭載車(A)から前記電解液タンク搭載車(B)に正極電解液及び負極電解液を返送可能なように配管を接続して、前記正極液ポンプ及び前記負極液ポンプを駆動して、前記電池セルと前記電解液タンクとの間を、電解液を循環させて、充電された電解液を電池セル内で放電させて、外部へ電力を供給し、
    外部へ電力の供給が終わったら、前記二次電池前駆体搭載車(A)と前記電解液タンク搭載車(B)の接続を切り離し、前記電解液タンク搭載車(B)とは別の充電された電解液タンク搭載車を前記二次電池前駆体搭載車(A)に接続して、外部に電力を供給することを特徴とする電力供給システム。
  2. 前記二次電池前駆体搭載車(A)の電池セルには、前記正極液ポンプへ正極液を供給する配管の端部に着脱可能な正極配管接続部(I)が設けられ、前記正極セルから正極液を排出する配管の端部に着脱可能な正極配管接続部(II)が設けられ、且つ前記負極液ポンプへ負極液を供給する配管の端部に着脱可能な負極配管接続部(III)が設けられ、前記負極セルから負極液を排出する配管の端部に着脱可能な負極配管接続部(IV)が設けられており、
    前記電解液タンク搭載車(B)の正極電解液タンクには、前記正極液を電池セルに供給する配管が設けられ、該配管の端部には、正極配管接続部(I)と着脱可能に接続する正極配管接続部(V)が設けられ、前記正極電解液タンクへ正極液を返送する配管の端部に前記正極配管接続部(II)と着脱可能に接続する正極配管接続部(VI)が設けられ、
    更に、負極電解液タンクには、前記負極液を電池セルに供給する配管が設けられ、該配管の端部には、負極配管接続部(III)と着脱可能に接続する負極配管接続部(VII)が設けられ、前記負極電解液タンクへ負極液を返送する配管の端部に前記負極配管接続部(IV)と着脱可能に接続する負極配管接続部(VIII)が設けられており、
    前記正極配管接続部(I)と正極配管接続部(V)、前記正極配管接続部(II)と正極配管接続部(VI)、前記負極配管接続部(III)と負極配管接続部(VII)、及び前記負極配管接続部(IV)と負極配管接続部(VIII)とからなる各々4つの接続部を接続し、
    前記2台のポンプを駆動して、前記電池セルと前記電解液タンクとの間を、電解液を循環させて、充電された電解液を電池セル内で放電させて、外部へ電力を取り出すことを特徴とする請求項1記載の電力供給システム。
  3. 前記配管、前記正極配管接続部(I)と前記正極配管接続部(V)、前記正極配管接続部(II)と正極配管接続部(VI)、前記負極配管接続部(III)と負極配管接続部(VII)、及び前記負極配管接続部(IV)と負極配管接続部(VIII)は、樹脂製であることを特徴とする請求項1又は2記載の電力供給システム。
  4. 電解液タンク搭載車(B)が、充電ステーションからの出発前に、電解液タンク内の電解液の充電深度を測定することを特徴とする請求項1、2又は3記載の電力供給システム。
  5. 電解液タンク搭載車(B)に、測定結果に基づき、出発可能である旨表示することを特徴とする請求項4記載の電力供給システム。
  6. 前記二次電池前駆体搭載車(A)と前記電解液タンク搭載車(B)とを接続して電力を外部に供給している過程で、前記電解液タンク搭載車(B)とは別の充電された電解液タンク搭載車を少なくとも1台用意しておくことを特徴とする請求項1~5の何れかに記載の電力供給システム。
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