JP2023034835A - 業務支援装置、業務支援方法及び業務支援プログラム - Google Patents

業務支援装置、業務支援方法及び業務支援プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】債務振替伝票を計上した部署、又は、債務振替元の管理部署のうち、どちらの部署にするかを設定可能とする。【解決手段】本実施形態では、債務振替伝票を計上した部署を債務管理部署として指定する振替時債務管理区分データ、又は、債務振替元となる部署を債務管理部署として指定する振替時債務管理区分データを記憶基本情報管理マスタに予め記憶する。取得部により、債務振替伝票を計上した部署を債務管理部署として指定する振替時債務管理区分データが取得された場合、支払予定データ生成部は、債務振替伝票を計上した部署を債務管理部署として債務を振り替えた支払予定データを生成する。また、取得部により、債務振替元となる部署を債務管理部署として指定する振替時債務管理区分データが取得された場合、支払予定データ生成部は、債務振替元となる部署を債務管理部署として債務を振り替えた支払予定データを生成する。【選択図】図2

Description

本発明は、業務支援装置、業務支援方法及び業務支援プログラムに関する。
特許文献1(特開2020-4139号公報)には、分割払いの売上債権を対象として含む債権ファクタリングを適切に支援することを目的とした債権ファクタリング支援システムが開示されている。この債権ファクタリング支援システムは、更新手段、判定手段、表示処理手段を備えている。
更新手段は、債権情報DBに格納された、回収情報を含む売上債権ごとの債権情報を、各売上債権の回収状況に応じて随時更新する。判定手段は、債権情報DBに格納されている債権情報を用いて、各売上債権のランクをそれぞれ判定する。表示処理手段は、債権情報DBに格納されている債権情報及び判定手段により判定されたランクに基づいて、対象企業の売上債権群の一部又は全部を対象とする、売上債権ごとのランクを含む売上債権情報のリスト表示を対象企業端末に出力する。この際、売渡対象とする売上債権をユーザ操作により選択可能な状態で対象企業端末にリスト表示を出力する。
このリスト表示により、対象企業は、売上債権ごとの債権ランクなどの債権情報を確認しながら、売渡対象としたい売上債権を選択することができる。このため、債権ファクタリングを行う上での作業を容易化することができ、債権ファクタリングの活用を促進することができる。そして、分割払いの売上債権を対象として含む債権ファクタリングを適切に支援することができる。
特開2020-4139号公報
ここで、振替先支払予定の債務(債権)管理は、債務(債権)振替入力をした「振替計上部門」で行う運用が想定されている。
しかし、企業によっては、債務(債権)振替入力にてファクタリング又は期日振替等、科目、支払先の振替及び支払サイトの変更は行うが、該当債務(債権)の管理部門は、振替元部門のまま責任を継続させたい運用もある。また、例えば大手商社では、部門別評価を行うために、実際のキャッシュアウト(イン)するまでは、債権債務(BS:Balance Sheet)は該当部門管理(責任)とし、そのBS勘定を、社内金利等を掛けて評価上部門(PL:Profit and Loss statement)へ反映させたいという要望がある。このため、振替先支払予定の債務(債権)管理は、「振替元部門」でも行える必要がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、債務振替後の債務管理部署を、債務振替伝票を計上した部署、又は、債務振替元の管理部署のうち、どちらの部署にするかを設定可能とした業務支援装置、業務支援方法及び業務支援プログラムの提供を目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る業務支援装置は、債務振替伝票を計上した部署を債務管理部署として指定する振替時債務管理区分データ、又は、債務振替元となる部署を債務管理部署として指定する振替時債務管理区分データが記憶されている基本情報管理マスタから、いずれかの振替時債務管理区分データを取得する取得部と、取得部により、債務振替伝票を計上した部署を債務管理部署として指定する振替時債務管理区分データが取得された場合、債務振替伝票を計上した部署を債務管理部署として債務を振り替えた支払予定データを生成し、取得部により、債務振替元となる部署を債務管理部署として指定する振替時債務管理区分データが取得された場合、債務振替元となる部署を債務管理部署として債務を振り替えた支払予定データを生成する支払予定データ生成部と、を有する。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る業務支援方法は、取得部が、債務振替伝票を計上した部署を債務管理部署として指定する振替時債務管理区分データ、又は、債務振替元となる部署を債務管理部署として指定する振替時債務管理区分データが記憶されている基本情報管理マスタから、いずれかの振替時債務管理区分データを取得する取得ステップと、取得ステップで、債務振替伝票を計上した部署を債務管理部署として指定する振替時債務管理区分データが取得された場合、支払予定データ作成部が、債務振替伝票を計上した部署を債務管理部署として債務を振り替えた支払予定データを生成し、取得ステップで、債務振替元となる部署を債務管理部署として指定する振替時債務管理区分データが取得された場合、支払予定データ作成部が、債務振替元となる部署を債務管理部署として債務を振り替えた支払予定データを作成する支払予定データ作成ステップと、を有する。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る業務支援プログラムは、コンピュータを、債務振替伝票を計上した部署を債務管理部署として指定する振替時債務管理区分データ、又は、債務振替元となる部署を債務管理部署として指定する振替時債務管理区分データが記憶されている基本情報管理マスタから、いずれかの振替時債務管理区分データを取得する取得部と、取得部により、債務振替伝票を計上した部署を債務管理部署として指定する振替時債務管理区分データが取得された場合、債務振替伝票を計上した部署を債務管理部署として債務を振り替えた支払予定データを生成し、取得部により、債務振替元となる部署を債務管理部署として指定する振替時債務管理区分データが取得された場合、債務振替元となる部署を債務管理部署として債務を振り替えた支払予定データを作成する支払予定データ作成部として機能させる。
本発明によれば、債務振替後の債務管理部署を、債務振替伝票を計上した部署、又は、債務振替元の管理部署のうち、どちらの部署にするかを設定できる。また、このように、振替処理で作成する支払予定データの債務管理部署を切り替えることで、債務管理部署別の残高を適正に管理できるという効果を奏する。
図1は、実施の形態の業務支援装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 図2は、振替時債務管理区分データの一例を示す図である。 図3は、支払先マスタの模式図である。 図4は、支払方法マスタの模式図である。 図5は、支払方法分割設定マスタの模式図である。 図6は、実施の形態の業務支援装置の債務振替動作の流れを示すフローチャートである。 図7は、集計される債務伝票の一例を示す図である。 図8は、支払予定データの一例を示す図である。 図9は、債務残高データの一例を示す図である。 図10は、支払予定データの他の例を示す図である。 図11は、債務残高データの他の例を示す図である。 図12は、金種別支払予定データの一例を示す図である。 図13は、債務振替入力画面の一例を示す図である。 図14は、債務振替データの一例を示す図である。 図15は、債務振替明細データの一例を示す図である。 図16は、債務振替伝票を計上した部署を債務管理部署とする債務振替処理を示す支払予定データを示す図である。 図17は、債務振替伝票を計上した部署を債務管理部署とする債務振替処理による債務残高データを示す図である。 図18は、債務振替伝票を計上した部署を債務管理部署とする債務振替処理による金種別支払予定データを示す図である。 図19は、債務振替伝票を計上した部署を債務管理部署とする債務振替処理を行った際の支払データの一例を示す図である。 図20は、債務振替伝票を計上した部署を債務管理部署とする債務振替処理を行った際の支払消込データの一例を示す図である。 図21は、債務振替伝票を計上した部署を債務管理部署とする債務振替処理に対応する仕訳処理を説明するための図である。 図22は、債務振替伝票を計上した部署を債務管理部署とする債務振替処理に対応する債務振替仕訳の仕訳データの一例を示す図である。 図23は、債務振替元の管理部署を債務振替後の債務管理部署とする際に集計される債務伝票の一例を示す図である。 図24は、支払予定データの一例を示す図である。 図25は、債務残高データの一例を示す図である。 図26は、金種別支払予定データの一例を示す図である。 図27は、支払予定データの他の例を示す図である。 図28は、債務振替入力画面の一例を示す図である。 図29は、債務振替データの一例を示す図である。 図30は、債務振替明細データの一例を示す図である。 図31は、債務振替元の管理部署を債務振替後の債務管理部署とする債務振替処理を示す支払予定データを示す図である。 図32は、債務振替元の管理部署を債務振替後の債務管理部署とする債務振替処理による債務残高データを示す図である。 図33は、債務振替元の管理部署を債務振替後の債務管理部署とする債務振替処理を行った際の金種別支払予定データを示す図である。 図34は、債務振替元の管理部署を債務振替後の債務管理部署とする債務振替処理を行った際の支払データの一例を示す図である。 図35は、債務振替元の管理部署を債務振替後の債務管理部署とする債務振替処理を行った際の支払消込データの一例を示す図である。 図36は、債務振替元の管理部署を債務振替後の債務管理部署とする債務振替処理に対応する仕訳処理を説明するための図である。 図37は、債務振替元の管理部署を債務振替後の債務管理部署とする債務振替処理に対応する債務振替仕訳の仕訳データの一例を示す図である。
以下、本発明を適用した実施の形態となる業務支援装置を、図面に基づいて詳細に説明する。なお、本実施形態により本発明が限定されるものではない。
[概要]
実施の形態の業務支援装置は、ファクタリング又は期日振替等の債務振替(債権振替)を行う際、振替先の債務管理(債権管理)を行う部署は、企業の管理形態により異なる。このため、以下に説明する構成により、企業の管理形態に合わせた運用を可能とする。なお、以下、「債務振替」を例に説明を進めるが、「債権振替」においても同様であるため、以下の説明を参照されたい。
第1の運用想定としては、「振替計上部門で管理する場合」である。この場合、各拠点で債務管理するのは債務振替するまでとし、債務振替後の振替先支払予定は経理部で管理される。
第2の運用想定としては、「振替元部門で管理する場合」である。この場合、債務振替にて、ファクタリング又は期日振替等、科目、支払先の振替及び支払サイト変更は行うが、該当債務の管理(所轄)部署は、元の振替元部署のままとされ、責任が継続される。
実施の形態の業務支援装置は、債務振替入力を行う際に、振替先支払予定の債務管理を「振替計上部門」で行うか、「振替元部門」で行うか、マスタ設定のみで切り替え可能としている。
なお、以下の説明において、「計上事業所」及び「計上部門」とは、仕入又は経費等の債務の発生部署を示し、「債務管理事業所」及び「債務管理部門」は、債務又は前払の管理部署を示すものとする。また、「支払事業所」は、実際に出金(決済)する部署を示すものとする。
[ハードウェア構成]
図1は、実施の形態の業務支援装置1のハードウェア構成を示すブロック図である。業務支援装置1としては、デスクトップ型のパーソナルコンピュータ装置の他、ノート型のパーソナルコンピュータ装置又はタブレット型のパーソナルコンピュータ装置を用いることができる。また、業務支援装置1としては、PDA(Personal Digital Assistants)装置又はスマートフォン等携帯型情報処理装置を用いることができる。このような業務支援装置1は、記憶部2、制御部3、通信インターフェース部4及び入出力インターフェース部5を備えている。
入出力インターフェース部5には、入力装置6及び出力装置7が接続されている。出力装置7としては、モニタ装置(家庭用テレビを含む)を用いることができる。入力装置6としては、キーボード装置及びマウス装置、及びマイクロホン装置の他、マウス装置と協働してポインティングデバイス機能を実現するモニタ装置を用いることができる。
通信インターフェース部4には、例えばLAN(Local Area Network)等のプライベート網、又は、インターネット等の広域網を介して各現場部署の端末装置9が接続されている。制御部3は、各端末装置9から送信される債務伝票を集計する。
記憶部2としては、例えばROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)又はSSD(Solid State Drive)等の記憶装置を用いることができる。記憶部2には、基本情報管理マスタ11、支払先マスタ12、支払方法マスタ13、支払方法分割設定マスタ14、及び、各種データが記憶されている。支払先マスタ12、支払方法マスタ13及び支払方法分割設定マスタ14は、振替情報マスタの一例である。
基本情報管理マスタ11には、図2(a)に示す振替先の債務管理を「振替計上部署」とする振替時債務管理区分データ、又は、図2(b)に示す振替先の債務管理を「振替元部署」とする振替時債務管理区分データのうち、いずれか一方の振替時債務管理区分データが記憶されている。この基本情報管理マスタ11に記憶される振替時債務管理区分データは、業務支援装置1の提供元が、この業務支援装置1を導入する顧客が希望するいずれか一方を基本情報管理マスタ11に記憶させて、顧客に提供する。なお、顧客側で、いずれか一方の振替時債務管理区分データを選択設定可能としてもよい。
支払先マスタ12には、例えば図3に示すように分割支払、手形、ファクタリング及び小切手等の各社の支払方法を示す情報及び、振込先となる会社を示す情報が記憶されている。支払方法マスタ13には、例えば図4に示すように分割支払、手形、ファクタリング及び小切手等の支払方法に対する分割設定の有無を示す情報が記憶されている。支払方法分割設定マスタ14には、例えば図5に示すように分割支払を行う場合の按分率及び手形、ファクタリング等の支払方法を示す情報が記憶されている。
この図3~図5に示す例は、図3に示すA社に対しては、支払方法が、図4に示すH001の分割支払に設定されており、支払方法を分割支払にした場合、図5に示すように、50%を図4に示すH002の手形で支払、残り50%は、図4に示すH003のファクタリングを行う設定になっている例である。また、ファクタリングを行う際には、図3に示すようにB社に対して債務の振替が行われる設定となっている例である。
(業務支援装置の機能構成)
また、記憶部2には、業務支援プログラムが記憶されている。制御部3は、業務支援プログラムを実行することで、債務伝票集計処理部21、支払予定データ作成部22、債務残高データ作成部23、金種別支払予定データ作成部24、表示制御部25、債務振替処理部26、支払データ作成部27、支払消込データ作成部28及び仕訳処理部29の各機能を実現する。各部21~29の詳しい動作は、後述する。
[債務振替動作]
次に、実施の形態の業務支援装置1における債務振替動作を説明する。図6は、業務支援装置1における債務振替動作から仕訳データの作成までの流れを示すフローチャートである。業務支援装置1の制御部3は、記憶部2に記憶されている業務支援プログラムに基づいて、この図6のフローチャートに示す各処理を実行する。まず、ステップS1では、支払予定データ作成部22が、基本情報管理マスタ11に記憶されている振替時債務管理区分データの読み込みを行う。
基本情報管理マスタ11には、図2(a)に示したように、振替先の債務管理を「0:振替計上部署(振替計上事業所、部門(経理))」で行うことを指定するための振替時債務管理区分データが記憶されている。または、基本情報管理マスタ11には、図2(b)に示したように、振替先の債務管理を「1:振替元部署(振替元事業所、部門)」で行うことを指定するための振替時債務管理区分データが記憶されている。
支払予定データ作成部22は、「0」の振替時債務管理区分データが基本情報管理マスタ11に記憶されていた場合、支払予定データ作成部22は、振替先の債務管理を振替計上部署(振替計上事業所、部門(経理))で行う設定であることを認識する。これに対して、「1」の振替時債務管理区分データが基本情報管理マスタ11に記憶されていた場合、支払予定データ作成部22は、振替先の債務管理を振替元部署(振替元事業所、部門)で行う設定であることを認識する。
以下、振替先の債務管理を振替計上部署(振替計上事業所、部門(経理))で行う場合、及び、振替先の債務管理を振替元部署(振替元事業所、部門)で行う場合に分けて、業務支援装置1の債務振替動作を説明する。
(振替先の債務管理を振替計上部署で行う場合)
まず、振替時債務管理区分データにより、振替先の債務管理を振替計上部署(振替計上事業所、部門(経理))で行うことが認識された場合(ステップS1)、債務伝票集計処理部21が、各現場部署の端末装置9から計上される債務伝票を集計し、支払予定データ作成部22が支払予定データを作成すると共に、債務残高データ作成部23が、債務残高データを作成する(ステップS2)。
図7は、各現場部署の端末装置9を介して計上された債務伝票の一例を示している。図7(a)に示す債務伝票は、現場部署Aから計上された債務伝票であり、計上事業所が東京本社、計上部門が東京営業1部となっている。また、図7(a)に示す債務伝票は、債務管理事業所が東京本社、債務支払部門が東京営業1部となっている。また、図7(a)に示す債務伝票は、支払を行う支払事業所は東京本社となっており、支払先はA社となっている。
同様に、図7(b)に示す債務伝票は、現場部署Bから計上された債務伝票であり、計上事業所が大阪事業所、計上部門が大阪営業部となっている。また、図7(b)に示す債務伝票は、債務管理事業所が大阪事業所、債務支払部門が大阪営業部となっている。また、図7(b)に示す債務伝票は、支払を行う支払事業所は東京本社となっており、支払先はA社となっている。
同様に、図7(c)に示す債務伝票は、現場部署Cから計上された債務伝票であり、計上事業所が福岡事業所、計上部門が福岡営業部となっている。また、図7(c)に示す債務伝票は、債務管理事業所が福岡事業所、債務支払部門が福岡営業部となっている。また、図7(c)に示す債務伝票は、支払を行う支払事業所は東京本社となっており、支払先はA社となっている。
図7(a)~図7(c)に示す各債務伝票は、同じ支払予定日(2021年7月10日)に、同じ支払先(A社)に対して分割支払の支払方法で支払が行われることを示す債務伝票となっている。なお、一例として、分割支払は、図4及び図5に示したように50%が手形で支払われ(H002)、残り50%がファクタリング(H003)によりB社に債務振替が行われる設定となっている。
これに対して、図7(d)に示す債務伝票は、現場部署Aから計上された他の債務伝票であり、計上事業所が東京本社、計上部門が東京営業1部となっている。また、図7(d)に示す債務伝票は、債務管理事業所が東京本社、債務支払部門が東京営業1部となっている。また、図7(d)に示す債務伝票は、支払を行う支払事業所は東京本社となっており、支払先はB社となっている。そして、図7(d)に示す債務伝票は、上述と同じ支払予定日(2021年7月10日)に、支払先(B社)に対して小切手の支払方法で支払が行われることを示す債務伝票となっている。
このような債務伝票が計上されると、支払予定データ作成部22は、各債務伝票に対する支払予定データを作成して記憶部2に記憶する。図8は、図7(a)~図7(d)に示した各債務伝票に基づいて生成された支払予定データの一例を示す図である。図7(a)~図7(d)に示した各債務伝票(伝票番号:Den001~Den004)に基づいて支払予定データが生成された場合、各債務伝票に従って計上事業所、計上部門、債務管理事務所、債務管理部門が登録される。また、支払事業所は、全て東京本社となっている。支払先としては、図7(a)~図7(c)に示した各債務伝票の場合、A社となり、図7(d)に示した債務伝票の場合、B社となる。また、支払方法は、図7(a)~図7(c)に示した各債務伝票の場合、分割支払となり、図7(d)に示した債務伝票の場合、小切手となる。支払予定金額は、図7(a)~図7(d)に示した各債務伝票とも例えば10000円となっている。
また、このような支払予定データとは別に債務残高データを管理する必要がある。このため、債務残高データ作成部23が、債務残高データを作成して記憶部2に記憶する。図9は、債務残高データの一例を示す図である。この図9に示すように、債務残高データ作成部23は、例えば東京本社、大阪事業所等の事業所毎に債務残高データを作成する。図9に示す債務残高データのうち、振替発生額は、債務振替により発生する金額である。また、債務消込額は、支払決済及び債務振替による消込金額である。詳しくは、後述する。
(支払確定処理)
次に、図6のフローチャートのステップS3では、金種別支払予定データ作成部24が、図10に示す支払予定データに基づいて、支払予定日、支払方法及び支払先を確定する支払確定処理を行う。具体的には、金種別支払予定データ作成部24は、支払予定データに基づいて、「支払事業所」「支払先」「支払予定日」を集計し、図12に示す金種別支払予定データを作成する。
なお、支払予定データの支払方法が、図4に示す支払方法マスタ13に「分割設定有無=あり」として設定されている分割支払である場合、金種別支払予定データ作成部24は、支払方法分割設定マスタ14の設定に従い、分割後の支払方法(図4及び図5の例ではH002の手形及びH003のファクタリング)を特定する。金種別支払予定データ作成部24は、この特定した分割後の支払方法となるように、金種別支払予定データを作成する。これに対して、支払予定データの支払方法が、図4に示す支払方法マスタ13に「分割設定有無=なし」として設定されている支払方法の場合、金種別支払予定データ作成部24は、支払予定データの支払方法で金種別支払予定データを作成する。
これにより、図12に示すように、債務伝票を「支払事業所」「支払先」「支払予定日」毎に集計し、支払方法分割設定マスタ14に基づいて確定した支払方法を設定した金種別支払予定データが作成される。この図12に示す金種別支払予定データの金種別Guidは、「支払事業所」「支払先」「支払予定日」毎に自動採番される番号である。また、金種別SEQは、さらに「支払方法」ごとに自動採番された番号である。通知番号は、「支払事業所」「支払先」「支払予定日」毎に自動採番された番号である。また、支払済フラグは、支払が行われたか否か(未(0)又は支払済(1))を示す情報である。
支払予定データ作成部22は、自動採番された「金種別Guid」及び「通知番号」は、図10に示す支払予定データの「金種別Guid」及び「通知番号」に設定する。なお、一例として、支払予定データのうち、どの伝票が「手形」なのか、どの伝票が「ファクタリング」なのかは管理しない。
上述の債務伝票の例の場合、支払事業所は東京本社であるが、支払先はA社及びB社に分かれる。また、東京本社がA社に対して行う支払の支払方法は、手形で50%及びファクタリングで50%の分割支払が設定されているため、支払予定額は、手形での支払が15000円、ファクタリングでの支払が15000円となる。
(債務振替処理)
次に、図6のフローチャートのステップS4では、債務振替処理部26が、図12に示す金種別支払予定データに基づいて、「ファクタリング」の支払方法に対する債務振替処理を行う。この場合、経理部の業務オペレータは、債務振替入力画面の表示指定操作を行う。この表示指定操作が行われると、表示制御部25は、例えば図13に示す債務振替入力画面を出力装置7に表示制御する。そして、業務オペレータは、この債務振替入力画面に対して、計上事業所、計上部門、振替方法、振替先、振替日及び債務科目区分を、伝票情報として入力操作する。なお、「Hur001」の伝票番号は、登録時においてシステム側で自動採番されて付加される番号である。
図13に示す例は、計上事業所として「東京本社」が、また、計上部門として「東京経理部」が、債務振替を計上する部署として業務オペレータにより入力された例である。また、この例は、ファクタリングのデータを、図3に示したようにB社に振替処理する例である。このため、振替方法としては「ファクタリング」が、振替先としては「B社」が、それぞれ業務オペレータにより入力される。また、振替日は支払予定日が決定される「2021年7月10日」が入力され、債務科目区分として「未払金」が入力される。なお、このような伝票情報は、業務オペレータが事前に認識していることとする。
次に、伝票情報が入力されると、表示制御部25は、債務振替入力画面の振替方法(ファクタリング)及び振替先(B社)の入力欄に入力された伝票情報に対応する金種別支払予定データ(図12参照)を取得し、図13に示す明細情報の表示欄に表示する。この明細情報としては、振替対象とするか否かのチェック欄、支払先、通知番号、支払予定日及び支払予定額の各種情報が表示される。
図13の例は、支払先を示す「A社」、通知番号である「Tuu001」、支払予定日である「2021年7月10日」、支払予定額である「15000円」が、振替候補として明細情報の表示欄に表示された例を示している。他にも該当する金種別支払予定データが存在する場合、他の振替候補が表示される。
業務オペレータは、このように表示された明細情報の中から、債務振替を行う振替候補のチェック欄にチェックマーク(レ)を入力操作して、振替対象を選択操作する。なお、図13の例の場合は、振替候補が一つのみであるため、業務オペレータは、この振替候補を選択操作することとなる。また、チェック欄にチェックマーク(レ)が付加されない場合、その振替対象は、更新対象外のデータとなる。
次に、債務振替処理部26は、チェック欄にチェックマーク(レ)が付加された選択候補に対応する債務振替データを作成して記憶部2に記憶する。図14は、債務振替データの一例を示す図である。この図14に示すように、債務振替処理部26は、振替番号、計上事業所、計上部門、振替方法、振替先、振替科目区分、及び、振替額を含む債務振替データを作成する。図13の例の場合、債務振替が「東京本社」の「東京経理部」により計上されているため、図14に示す債務振替データの計上事業所には「東京本社」が入力され、計上部門には「東京経理部」が入力される。
債務振替処理部26は、このような債務振替データと共に、図15に示す債務振替明細データを作成して記憶部2に記憶する。この債務振替明細データは、図10に示した支払予定データのうち、振替処理を行う支払予定データを示す情報である。また、債務振替処理部26は、図15に示すように振替番号、振替行番号、金種別Guid、金種別SEQ、通知番号、支払事業所、支払先及び振替額を含む債務振替明細データを作成する。この図15の例は、振替番号を「Hur001」、振替行番号を「1」として、金種別Guidが「aaa」、金種別SEQが「2」、通知番号が「Tur001」、支払事業所が「東京本社」、支払先が「A社」及び振替額が「15000円」の債務振替明細データが、支払予定データに基づいて作成された例である。
次に、支払予定データ作成部22は、記憶部2に記憶されている支払予定データを更新処理する。図16は、記憶部2に記憶されている支払予定データを示す図である。この図16に示す支払予定データのうち、上から4行分の支払予定データは、債務伝票が計上された際に作成された支払予定データである。
これに対して、下から2行分の支払予定データは、債務振替処理により作成された支払予定データである。振替処理が東京本社の東京経理部で行われたため、支払予定データ作成部22は、計上事業所に東京本社を、計上部門に東京経理部を、それぞれ入力する。また、この例は、基本情報管理マスタ11に振替先の債務管理を「0:振替計上部署(振替計上事業所、部門(経理))」で行うことを指定するための振替時債務管理区分データが記憶されている例である(図2(a)参照)。このため、支払予定データ作成部22は、債務管理事業所に東京本社を入力し、債務管理部門に東京経理部を入力する。
また、今回の振替処理により支払済みの扱いとなるため、支払予定データ作成部22は、図16に示すように、10000円及び5000円の支払消込額の入力を行う。振替元のデータは、「金種別Guid」で特定可能であり、「支払消込額」に債務振替を行った金額を更新する。支払消込額は、「金種別Guid」から消込対象の支払予定データが特定され、金額が小さいレコードから消し込まれる。そして、消込原資が「0円」となった時点で、支払消込処理が終了となる。この図16の例は、「金種別Guid=aaa」の支払予定データに対して、消込原資「15,000」を順に消し込んだ例である。
また、債務残高データ作成部23は、このような振替処理に対応して債務残高データを作成(更新)する。図17が、債務処理後に作成された債務残高データの一例を示す図である。この図17に示す債務残高データのうち、上から4行分の債務残高データは、債務伝票が計上された際に作成された債務残高データである。
これに対して、下から3行分の債務残高データが、債務振替処理により作成された債務残高データである。債務振替を行うことで、支払先がB社に移り替わる。このため、債務残高データ作成部23は、図17の下から3行目に示すように、支払先がB社で債務科目が未払金である15000円の振替発生額の債務残高データを新たに作成して記憶部2に記憶する。
また、基本情報管理マスタ11に振替先の債務管理を「0:振替計上部署(振替計上事業所、部門(経理))」で行うことを指定するための振替時債務管理区分データが記憶されているため、債務残高データ作成部23は、図17の下から3行目に示すように、債務管理事業所として東京本社を、債務管理部門として東京経理部を入力した債務残高データを作成する。この「債務管理事業所」及び「債務管理部門」は、振替先支払予定データの「債務管理事業所」及び「債務管理部門」に基づいて決定される。
また、債務残高データ作成部23は、図17の下から1行目及び下から2行目に示すように、今回の振替処理により、債務科目が買掛金として、東京本社及び大阪事業所の10000円及び5000円の債務が消し込まれたことを示す債務消込額を入力した債務残高データを作成して記憶部2に記憶する。振替元の債務残高データに対して、債務消込額が更新される。
振替元は、債務振替明細データの「金種別Guid」と支払予定データの「金種別Guid」を照合し、支払予定データの「債務管理事業所」及び「債務管理部門」から特定される。また、このような債務残高データは、データ更新毎に新規作成するものではなく、キー項目である「会計年月」、「債務管理事業所」、「債務管理部門」、「支払先」、「債務科目」が一致するレコードがすでに存在する場合は更新処理(UPDATE)され、存在しない場合は新たにレコードが作成されて追加処理(INSERT)される。
また、金種別支払予定データ作成部25は、振替処理に対応して金種別支払予定データを作成(更新)する。図18が、債務処理後に作成された金種別支払予定データの一例を示す図である。この図18に示す金種別支払予定データのうち、上から3行分の金種別支払予定データは、支払確定処理(上述のステップS3の処理)を行った際に作成された金種別支払予定データである。債務振替処理を行うことで、東京本社からA社に対する15000円が支払済となったことを示す支払済フラグが、金種別支払予定データ作成部25により更新される。
これに対して、下から1行目の金種別支払予定データが、債務振替処理により新たに作成された金種別支払予定データである。この金種別支払予定データは、債務振替処理を行うことで、東京本社からB社に対する小切手(図3及び図4参照)による15000円の支払予定額が新たに発生し、この支払予定額は、未払(支払済フラグ:未)であることを示している。債務振替を行っても、最終的に支払決済を行う支払事業所は変わらない。すなわち、下から1行目の金種別支払予定データの「支払事業所」と、上から2行目の金種別支払予定データの振替元の「支払事業所」は、同じままである。また、振替元の金種別支払予定データに対して、「支払済フラグ」及び「支払番号」が更新される。振替元は、債務振替明細データの「金種別Guid」及び「金種別SEQ」で特定される。
また、債務振替処理を行うことで、振替元のデータを支払済とする必要がある。このため、支払データ作成部27は、図19に示すように、東京本社の東京経理部からA社に対して、ファクタリングにより15000円が支払済であることを示す支払データを、債務振替データ及び債務振替明細データに基づいて作成して記憶部2に記憶する。
また、支払消込データ作成部28は、例えば図20に示すような、消込を行う支払予定データを示す支払消込データを、債務振替データ、債務振替明細データ及び支払予定データに基づいて作成する。この支払消込データは、図19に示した支払データと関連付けされて、記憶部2に記憶される。
(仕訳データの作成処理)
次に、図6のフローチャートのステップS5において、仕訳処理部29が、仕訳データの作成処理を行う。仕訳処理部29は、図21に示す支払予定データを参照し、図22に示すように、借方の入力欄に、東京本社の東京営業1部の買掛金を10000円とし、大阪事業所の大阪営業部の買掛金を5000円とする振替元の支払予定データを入力した仕訳データを作成し、記憶部2に記憶する。また、仕訳処理部29は、貸方の入力欄に、東京本社の東京経理部に対する未払金を10000円及び5000円とする振替先の支払予定データを入力した仕訳データを作成し、記憶部2に記憶する。これにより、図6のフローチャートの全処理が終了する。
(振替先の債務管理を振替元部署で行う場合)
次に、振替時債務管理区分データにより、振替先の債務管理を振替元部署(振替元事業所、部門)で行う場合における債務振替動作を説明する。この場合も、図6のフローチャートに示したステップS1~ステップS5の各処理の流れで、債務振替動作及び仕訳データの作成が行われる。順に説明すると、ステップS1において、支払予定データ作成部22は、基本情報管理マスタ11を参照する。これにより、図2(b)に示す「1:振替元事業所・部門」の振替時債務管理区分データが基本情報管理マスタ11に記憶されていた場合、支払予定データ作成部22は、振替先の債務管理を振替元部署(振替元事業所、部門)で行う設定であることを認識する。
次に、振替先の債務管理を振替元部署(振替元事業所、部門)で行う設定であることが認識された場合(ステップS1)、債務伝票集計処理部21が、各現場部署の端末装置9から計上される債務伝票を集計し、支払予定データ作成部22が支払予定データを作成すると共に、債務残高データ作成部23が、債務残高データを作成する(ステップS2)。
図23は、各現場部署の端末装置9を介して計上された債務伝票の一例を示している。図23(a)に示す債務伝票は、現場部署Aから計上された債務伝票であり、計上事業所が東京本社、計上部門が東京営業1部となっている。また、図23(a)に示す債務伝票は、債務管理事業所が東京本社、債務支払部門が東京営業1部となっている。また、図23(a)に示す債務伝票は、支払を行う支払事業所は東京本社となっており、支払先はA社となっている。
同様に、図23(b)に示す債務伝票は、現場部署Bから計上された債務伝票であり、計上事業所が大阪事業所、計上部門が大阪営業部となっている。また、図23(b)に示す債務伝票は、債務管理事業所が大阪事業所、債務支払部門が大阪営業部となっている。また、図23(b)に示す債務伝票は、支払を行う支払事業所は東京本社となっており、支払先はA社となっている。
同様に、図23(c)に示す債務伝票は、現場部署Cから計上された債務伝票であり、計上事業所が福岡事業所、計上部門が福岡営業部となっている。また、図23(c)に示す債務伝票は、債務管理事業所が福岡事業所、債務支払部門が福岡営業部となっている。また、図23(c)に示す債務伝票は、支払を行う支払事業所は東京本社となっており、支払先はA社となっている。
図23(a)~図23(c)に示す各債務伝票は、同じ支払予定日(2021年7月10日)に、同じ支払先(A社)に対して分割支払の支払方法で支払が行われることを示す債務伝票となっている。なお、一例として、分割支払は、図4及び図5に示したように50%が手形で支払われ(H002)、残り50%がファクタリング(H003)によりB社に債務振替が行われる設定となっている。
このような債務伝票が計上されると、支払予定データ作成部22は、各債務伝票に対する支払予定データを作成して記憶部2に記憶する。図24は、図23(a)~図23(c)に示した各債務伝票に基づいて生成された支払予定データの一例を示す図である。図23(a)~図23(c)に示した各債務伝票(伝票番号:Den001~Den004)に基づいて支払予定データが生成された場合、各債務伝票に従って計上事業所、計上部門、債務管理事務所、債務管理部門が登録される。また、支払事業所は、全て東京本社となっている。支払先としては、図23(a)~図23(c)に示した各債務伝票の場合、A社となる。また、支払方法は、図23(a)~図23(c)に示した各債務伝票の場合、分割支払となる。支払予定金額は、図23(a)~図23(c)に示した各債務伝票とも例えば10000円となっている。
また、このような支払予定データとは別に債務残高データを管理する必要がある。このため、債務残高データ作成部23が、債務残高データを作成して記憶部2に記憶する。図25は、債務残高データの一例を示す図である。この図25に示すように、債務残高データ作成部23は、例えば東京本社、大阪事業所等の事業所毎に債務残高データを作成する。図25に示す債務残高データのうち、振替発生額は、債務振替により発生する金額である。また、債務消込額は、支払決済及び債務振替による消込金額である。
(支払確定処理)
次に、図6のフローチャートのステップS3において、金種別支払予定データ作成部24は、図24に示す支払予定データに基づいて、支払予定日、支払方法及び支払先を確定する支払確定処理を行う。具体的には、金種別支払予定データ作成部24は、支払予定データに基づいて、「支払事業所」「支払先」「支払予定日」を集計し、図26に示す振替先の金種別支払予定データを作成する。
なお、支払予定データの支払方法が、図4に示す支払方法マスタ13に「分割設定有無=あり」として設定されている分割支払である場合、金種別支払予定データ作成部24は、支払方法分割設定マスタ14の設定に従い、分割後の支払方法(図4及び図5の例ではH002の手形及びH003のファクタリング)を特定する。金種別支払予定データ作成部24は、この特定した分割後の支払方法となるように、金種別支払予定データを作成する。これに対して、支払予定データの支払方法が、図4に示す支払方法マスタ13に「分割設定有無=なし」として設定されている支払方法の場合、金種別支払予定データ作成部24は、支払予定データの支払方法で金種別支払予定データを作成する。
これにより、図26に示すように、債務伝票を「支払事業所」「支払先」「支払予定日」毎に集計し、支払方法分割設定マスタ14に基づいて確定した支払方法を設定した金種別支払予定データが作成される。この図26に示す金種別支払予定データの金種別Guidは、「支払事業所」「支払先」「支払予定日」毎に自動採番される番号である。また、金種別SEQは、さらに「支払方法」ごとに自動採番された番号である。通知番号は、「支払事業所」「支払先」「支払予定日」毎に自動採番された番号である。また、支払済フラグは、支払が行われたか否か(未(0)又は支払済(1))を示す情報である。
支払予定データ作成部22は、自動採番された「金種別Guid」及び「通知番号」は、図27に示す支払予定データの「金種別Guid」及び「通知番号」に設定する。なお、一例として、支払予定データのうち、どの伝票が「手形」なのか、どの伝票が「ファクタリング」なのかは管理しない。
(債務振替処理)
次に、図6のフローチャートのステップS4では、債務振替処理部26が、図26に示す金種別支払予定データに基づいて、「ファクタリング」の支払方法に対する債務振替処理を行う。この場合、経理部の業務オペレータは、債務振替入力画面の表示指定操作を行う。この表示指定操作が行われると、表示制御部25は、例えば図28に示す債務振替入力画面を出力装置7に表示制御する。そして、業務オペレータは、この債務振替入力画面に対して、計上事業所、計上部門、振替方法、振替先、振替日及び債務科目区分を、伝票情報として入力操作する。なお、「Hur001」の伝票番号は、登録時においてシステム側で自動採番されて付加される番号である。
図28に示す例は、計上事業所として「東京本社」が、また、計上部門として「東京経理部」が、債務振替を計上する部署として業務オペレータにより入力された例である。また、この例は、ファクタリングのデータを、図3に示したようにB社に振替処理する例である。このため、振替方法としては「ファクタリング」が、振替先としては「B社」が、それぞれ業務オペレータにより入力される。また、振替日は支払予定日が決定される「2021年7月10日」が入力され、債務科目区分として「未払金」が入力される。なお、このような伝票情報は、業務オペレータが事前に認識していることとする。
次に、伝票情報が入力されると、表示制御部25は、債務振替入力画面の振替方法(ファクタリング)及び振替先(B社)の入力欄に入力された伝票情報に対応する金種別支払予定データ(図26参照)を取得し、図28に示す明細情報の表示欄に表示する。この明細情報としては、振替対象とするか否かのチェック欄、支払先、通知番号、支払予定日及び支払予定額の各種情報が表示される。
図28の例は、支払先を示す「A社」、通知番号である「Tuu001」、支払予定日である「2021年7月10日」、支払予定額である「15000円」が、振替候補として明細情報の表示欄に表示された例を示している。他にも該当する金種別支払予定データが存在する場合、他の振替候補が表示される。
業務オペレータは、このように表示された明細情報の中から、債務振替を行う振替候補のチェック欄にチェックマーク(レ)を入力操作して、振替対象を選択操作する。なお、図28の例の場合は、振替候補が一つのみであるため、業務オペレータは、この振替候補を選択操作することとなる。また、チェック欄にチェックマーク(レ)が付加されない場合、その振替対象は、更新対象外のデータとなる。
次に、債務振替処理部26は、チェック欄にチェックマーク(レ)が付加された選択候補に対応する債務振替データを作成して記憶部2に記憶する。図29は、債務振替データの一例を示す図である。この図29に示すように、債務振替処理部26は、振替番号、計上事業所、計上部門、振替方法、振替先、振替科目区分、及び、振替額を含む債務振替データを作成する。図28の例の場合、債務振替が「東京本社」の「東京経理部」により計上されているため、図29に示す債務振替データの計上事業所には「東京本社」が入力され、計上部門には「東京経理部」が入力される。
債務振替処理部26は、このような債務振替データと共に、図30に示す債務振替明細データを作成して記憶部2に記憶する。この債務振替明細データは、図27に示した支払予定データのうち、振替処理を行う支払予定データを示す情報である。債務振替処理部26は、図30に示すように振替番号、振替行番号、金種別Guid、金種別SEQ、通知番号、支払事業所、支払先及び振替額を含む債務振替明細データを作成する。この図30の例は、振替番号を「Hur001」、振替行番号を「1」として、金種別Guidが「aaa」、金種別SEQが「2」、通知番号が「Tur001」、支払事業所が「東京本社」、支払先が「A社」及び振替額が「15000円」の債務振替明細データが、支払予定データに基づいて作成された例である。
次に、支払予定データ作成部22は、記憶部2に記憶されている支払予定データを更新処理する。図31は、記憶部2に記憶されている支払予定データを示す図である。この図31に示す支払予定データのうち、上から3行分の支払予定データは、債務伝票が計上された際に作成された支払予定データである。
これに対して、下から2行分の支払予定データは、債務振替処理により作成された支払予定データである。振替処理が東京本社の東京経理部で行われたため、支払予定データ作成部22は、計上事業所に東京本社を、計上部門に東京経理部を、それぞれ入力する。また、この例は、基本情報管理マスタ11に振替先の債務管理を「1:振替元事業所・部門」で行うことを指定するための振替時債務管理区分データが記憶されている例である(図2(b)参照)。このため、支払予定データ作成部22は、債務管理事業所に東京本社及び大阪事業所を入力すると共に、債務管理部門に東京営業1部及び大阪営業部を入力する。
また、今回の振替処理により支払済みの扱いとなるため、支払予定データ作成部22は、図31に示すように、10000円及び5000円の支払消込額の入力を行う。振替元のデータは、「金種別Guid」で特定可能であり、「支払消込額」に債務振替を行った金額を更新する。支払消込額は、「金種別Guid」から消込対象の支払予定データが特定され、金額が小さいレコードから消し込まれる。そして、消込原資が「0円」となった時点で、支払消込処理が終了となる。この図16の例は、「金種別Guid=aaa」の支払予定データに対して、消込原資「15,000」を順に消し込んだ例である。
また、債務残高データ作成部23は、このような振替処理に対応して債務残高データを作成(更新)する。図32が、債務処理後に作成された債務残高データの一例を示す図である。この図32に示す債務残高データのうち、上から3行分の債務残高データは、債務伝票が計上された際に作成された債務残高データである。
これに対して、下から4行分の債務残高データが、債務振替処理により作成された債務残高データである。債務振替を行うことで、支払先がB社に移り替わる。このため、債務残高データ作成部23は、図32の下から4行目に示すように、債務管理事業所が東京本社で債務管理部門が東京営業1部で、支払先をB社とし、債務科目を未払金とする10000円の振替発生額の債務残高データを新たに作成して記憶部2に記憶する。また、これと共に、債務残高データ作成部23は、図32の下から3行目に示すように、債務管理事業所が大阪事業所で債務管理部門が大阪営業部で、支払先をB社とし、債務科目を未払金とする5000円の振替発生額の債務残高データを新たに作成して記憶部2に記憶する。すなわち、振替先の債務残高データが更新される。
また、債務残高データ作成部23は、図32の下から2行目に示すように、今回の振替処理により、債務科目が買掛金として、東京本社の東京営業1部における10000円の債務が消し込まれたことを示す債務消込額を入力した債務残高データを作成して記憶部2に記憶する。また、債務残高データ作成部23は、図32の下から1行目に示すように、今回の振替処理により、債務科目が買掛金として、大阪事業所の大阪営業部における5000円の債務が消し込まれたことを示す債務消込額を入力した債務残高データを作成して記憶部2に記憶する。
「債務管理事業所」及び「債務管理部門」は、振替先の支払予定データの「債務管理事業所」及び「債務管理部門」に基づいて決定される。振替元の債務残高データに対して、債務消込額が更新される。振替元の特定は、債務振替明細データの「金種別Guid」と支払予定データの「金種別Guid」を照合し、支払予定データの「債務管理事業所」及び「債務管理部門」から特定される。また、このような債務残高データは、データ更新毎に新規作成するものではなく、キー項目である「会計年月」、「債務管理事業所」、「債務管理部門」、「支払先」、「債務科目」が一致するレコードがすでに存在する場合は更新処理(UPDATE)され、存在しない場合は新たにレコードが作成されて追加処理(INSERT)される。
また、金種別支払予定データ作成部25は、振替処理に対応して振替先の金種別支払予定データを作成(更新)する。図33が、債務処理後に作成された金種別支払予定データの一例を示す図である。この図33に示す金種別支払予定データは、支払確定処理(上述のステップS3の処理)を行った際に作成された金種別支払予定データである。債務振替処理を行うことで、東京本社からA社に対する15000円が支払済となったことを示す支払済フラグが、金種別支払予定データ作成部25により更新される。
債務振替を行っても、最終的に支払決済を行う支払事業所は変わらない。すなわち、下から1行目の金種別支払予定データの「支払事業所」と、下から2行目の金種別支払予定データの振替元の「支払事業所」は、同じままである。また、振替元の金種別支払予定データに対して、「支払済フラグ」及び「支払番号」が更新される。振替元は、債務振替明細データの「金種別Guid」及び「金種別SEQ」で特定される。
また、債務振替処理を行うことで、振替元のデータを支払済とする必要がある。このため、支払データ作成部27は、債務振替データ及び債務振替明細データに基づいて、図34に示すように、東京本社の東京経理部からA社に対して、ファクタリングにより15000円が支払済であることを示す支払データを作成して記憶部2に記憶する。
また、支払消込データ作成部28は、債務振替データ、債務振替明細データ及び支払予定データに基づいて、例えば図35に示すような、消込を行う支払予定データを示す支払消込データを作成する。この支払消込データは、図34に示した支払データと関連付けされて、記憶部2に記憶される。
(仕訳データの作成処理)
次に、図6のフローチャートのステップS5において、仕訳処理部29が、仕訳データの作成処理を行う。仕訳処理部29は、図36に示す支払予定データを参照し、図37に示すように、借方の入力欄に、東京本社の東京営業1部の買掛金を10000円とし、大阪事業所の大阪営業部の買掛金を5000円とする振替元の支払予定データを入力した仕訳データを作成して記憶部2に記憶する。また、仕訳処理部29は、貸方の入力欄に、東京本社の東京営業1部に対する未払金を10000円とし、大阪事業所の大阪営業部に対する未払金を5000円とする振替先の支払予定データを入力した仕訳データを作成して記憶部2に記憶する。これにより、図6のフローチャートの全処理が終了する。
[実施の形態の効果]
以上の説明から明らかなように、実施の形態の業務支援装置1は、債務振替伝票を計上した部署を債務管理部署として指定する振替時債務管理区分データ、又は、債務振替元となる部署を債務管理部署として指定する振替時債務管理区分データが記憶されている基本情報管理マスタ11から、支払予定データ作成部22が、いずれかの振替時債務管理区分データを取得する。支払予定データ作成部22により、債務振替伝票を計上した部署を債務管理部署として指定する振替時債務管理区分データが取得された場合、支払予定データ作成部22は、債務振替伝票を計上した部署を債務管理部署として債務を振り替えた支払予定データを生成する。また、基本情報管理マスタ11から、債務振替元となる部署を債務管理部署として指定する振替時債務管理区分データが取得された場合、支払予定データ作成部22は、債務振替元となる部署を債務管理部署として債務を振り替えた支払予定データを生成する。
これにより、債務振替後の債務管理部署を、債務振替伝票を計上した部署、又は、債務振替元の管理部署のうち、どちらの部署にするかを設定できる。このように、振替処理にて作成する支払予定データの債務管理部署を切り替えることで、債務管理部署別の残高を適正に管理できる。
また、債務(債権)振替時の、債務(債権)管理部門を企業の運用に合わせて設定することができる。また、部門別PL評価を、運用に合わせて柔軟に行うことができる。
[国連が主導する持続可能な開発目標(SDGs)への貢献]
本実施形態により、業務効率化や企業の適切な経営判断を推進することに寄与することができるので、SDGsの目標8及び9に貢献することが可能となる。
また、本実施形態により、廃棄ロス削減や、ペーパレス・電子化を推進することに寄与することができるので、SDGsの目標12、13及び15に貢献することが可能となる。
また、本実施形態により、統制、ガバナンス強化に寄与することができるので、SDGsの目標16に貢献することが可能となる。
[他の実施の形態]
本発明は、上述した実施形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
例えば、上述の実施の形態は、商品の販売を例として説明をしたが、所定のサービスを提供する場合も上述と同様の動作を行うことで、同様の作用効果を得ることができる。
例えば、実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、或いは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
また、本明細書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、仕訳入力システムに関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも図示の如く物理的に構成されていることを要しない。
例えば、業務支援装置1が備える処理機能、特に制御部3及び制御部3にて行われる各処理機能については、その全部又は任意の一部を、CPU(Central Processing Unit)および当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。なお、プログラムは、本実施形態で説明した処理を情報処理装置に実行させるためのプログラム化された命令を含む一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されており、必要に応じて業務支援装置1に機械的に読み取られる。すなわち、ROM又はHDD等の記憶部等には、OSと協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部3を構成する。
また、このコンピュータプログラムである業務支援プログラムは、業務支援装置1に対して任意のネットワークを介して接続された他のサーバ装置に記憶されていてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。
また、本実施形態で説明した処理を実行するための業務支援プログラムを、一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム製品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)カード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)、MO(Magneto-Optical Disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、及び、Blu-ray(登録商標) Disc等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。
また、「プログラム」とは、任意の言語または記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコード又はバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OSに代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、実施形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成および読み取り手順ならびに読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
記憶部2は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、及び、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、および、ウェブページ用ファイル等を格納する。
また、業務支援装置1は、既知のパーソナルコンピュータ装置又はワークステーション等の情報処理装置で構成してもよく、また、任意の周辺装置が接続された情報処理装置で構成してもよい。また、情報処理装置は、本実施形態で説明した処理を実現させるソフトウェア(プログラム又はデータ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
さらに、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部又は一部を、各種の付加等に応じて又は機能付加に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施形態を選択的に実施してもよい。
本発明は、債務振替を反映させた帳票等の作成業務に有用である。
1 業務支援装置
2 記憶部
3 制御部
4 通信インターフェース部
5 入出力インターフェース部
6 入力装置
7 出力装置
11 基本情報管理マスタ
12 支払先マスタ
13 支払方法マスタ
14 支払方法分割設定マスタ
21 債務伝票集計処理部
22 支払予定データ作成部
23 債務残高データ作成部
24 金種別支払予定データ作成部
25 表示制御部
26 債務振替処理部
27 支払データ作成部
28 支払消込データ作成部
29 仕訳処理部

Claims (6)

  1. 債務振替伝票を計上した部署を債務管理部署として指定する振替時債務管理区分データ、又は、債務振替元となる部署を債務管理部署として指定する振替時債務管理区分データが記憶されている基本情報管理マスタから、いずれかの前記振替時債務管理区分データを取得する取得部と、
    前記取得部により、債務振替伝票を計上した部署を債務管理部署として指定する前記振替時債務管理区分データが取得された場合、債務振替伝票を計上した部署を債務管理部署として債務を振り替えた支払予定データを生成し、前記取得部により、債務振替元となる部署を債務管理部署として指定する前記振替時債務管理区分データが取得された場合、債務振替元となる部署を債務管理部署として債務を振り替えた支払予定データを作成する支払予定データ作成部と、
    を有する業務支援装置。
  2. 前記支払予定データ作成部は、振替情報マスタに記憶されている債務の振替時における振替元及び振替先の各情報に基づいて、前記振替元から前記振替先に対して債務を振り替えた前記支払予定データを作成すること
    を特徴とする請求項1に記載の業務支援装置。
  3. 前記支払予定データ作成部は、前記支払予定データを作成した際に、前記振替元の債務を支払済みとする支払消込額、及び、前記振替先に振り替えられた債務を示す支払予定額を付加した前記支払予定データを作成すること
    を特徴とする請求項2に記載の業務支援装置。
  4. 振替時債務管理区分データで指定された前記債務管理部署を、未払金と共に、貸方に入力した仕訳データを作成する仕訳処理部を、さらに備えること
    を特徴とする請求項1から請求項3のうち、いずれか一項に記載の業務支援装置。
  5. 取得部が、債務振替伝票を計上した部署を債務管理部署として指定する振替時債務管理区分データ、又は、債務振替元となる部署を債務管理部署として指定する振替時債務管理区分データが記憶されている基本情報管理マスタから、いずれかの前記振替時債務管理区分データを取得する取得ステップと、
    前記取得ステップで、債務振替伝票を計上した部署を債務管理部署として指定する前記振替時債務管理区分データが取得された場合、支払予定データ作成部が、債務振替伝票を計上した部署を債務管理部署として債務を振り替えた支払予定データを生成し、前記取得ステップで、債務振替元となる部署を債務管理部署として指定する前記振替時債務管理区分データが取得された場合、支払予定データ作成部が、債務振替元となる部署を債務管理部署として債務を振り替えた支払予定データを作成する支払予定データ作成ステップと、
    を有する業務支援方法。
  6. コンピュータを、
    債務振替伝票を計上した部署を債務管理部署として指定する振替時債務管理区分データ、又は、債務振替元となる部署を債務管理部署として指定する振替時債務管理区分データが記憶されている基本情報管理マスタから、いずれかの前記振替時債務管理区分データを取得する取得部と、
    前記取得部により、債務振替伝票を計上した部署を債務管理部署として指定する前記振替時債務管理区分データが取得された場合、債務振替伝票を計上した部署を債務管理部署として債務を振り替えた支払予定データを生成し、前記取得部により、債務振替元となる部署を債務管理部署として指定する前記振替時債務管理区分データが取得された場合、債務振替元となる部署を債務管理部署として債務を振り替えた支払予定データを作成する支払予定データ作成部として機能させること
    を特徴とする業務支援プログラム。
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