JP2023034741A - 活性エネルギー線硬化型組成物、活性エネルギー線硬化型インク組成物、活性エネルギー線硬化型インクジェット用インク組成物、組成物収容容器、及び2次元又は3次元の像形成装置 - Google Patents

活性エネルギー線硬化型組成物、活性エネルギー線硬化型インク組成物、活性エネルギー線硬化型インクジェット用インク組成物、組成物収容容器、及び2次元又は3次元の像形成装置 Download PDF

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Shunsuke Kobayashi
智之 小島
Tomoyuki Kojima
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Tatsuki Yamaguchi
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Hiroki Kobayashi
勇祐 藤田
Yusuke Fujita
煕 石井
Hiromu Ishii
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Abstract

【課題】基材密着性と耐ブロッキング性とを両立し、プラスチック基材上における硬化物の割れ性に優れた硬化物を得ることができ、かつインクジェット方式における吐出安定性に優れた活性エネルギー線硬化型組成物を提供する。【解決手段】3官能アダクト体ウレタンアクリレートオリゴマーと、多官能モノマーと、単官能モノマーとを含む活性エネルギー線硬化型組成物であり、前記多官能モノマーは、3官能モノマーと2官能モノマーとを含み、前記活性エネルギー線硬化型組成物における単官能モノマーの含有量が、前記活性エネルギー線硬化型組成物における前記3官能アダクト体ウレタンアクリレートオリゴマーと、前記3官能モノマーと、前記2官能モノマーとの合計含有量より多いこと特徴とする活性エネルギー線硬化型組成物である。【選択図】なし

Description

本発明は、活性エネルギー線硬化型組成物、活性エネルギー線硬化型インク組成物、活性エネルギー線硬化型インクジェット用インク組成物、組成物収容容器、及び2次元又は3次元の像形成装置に関する。
近年、活性エネルギー線を照射することにより硬化する活性エネルギー線硬化型組成物には、溶剤系インク組成物と比べて、優れた乾燥性、及びプラスチック基材への高い密着性が求められている。
インク非吸収性材料からなる被記録媒体(基材)上に、活性エネルギー線硬化型組成物を硬化させて形成した硬化物における、前記被記録媒体に対する密着性や可撓性を向上させる目的で、色材、単官能アクリレートモノマー、3官能以上のウレタンアクリレートオリゴマー、及び光重合開始剤等を含むインクジェットインク組成物が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
また、耐擦傷性及び潤滑性を付与する目的で、有機イソシアネートと、長鎖アルキルアルコール及びポリカプラクトン変性ヒドロキシエチル(メタ)アクリレートとを反応させて得られる活性エネルギー線硬化性ウレタン(メタ)アクリレートと、前記活性エネルギー線硬化性ウレタン(メタ)アクリレートと共重合可能な活性エネルギー線硬化性官能基を有する化合物と、帯電防止剤等とを含む活性エネルギー線硬化性組成物が知られている(例えば、特許文献2を参照)。
本発明は、基材密着性と耐ブロッキング性とを両立し、プラスチック基材上における硬化物の割れ性に優れた硬化物を得ることができ、かつインクジェット方式における吐出安定性に優れた活性エネルギー線硬化型組成物を提供することを目的とする。
前記課題を解決するための手段としての本発明の活性エネルギー線硬化型組成物は、3官能アダクト体ウレタンアクリレートオリゴマーと、多官能モノマーと、単官能モノマーとを含む活性エネルギー線硬化型組成物であり、前記多官能モノマーは、3官能モノマーと2官能モノマーとを含み、前記活性エネルギー線硬化型組成物における単官能モノマーの含有量が、前記活性エネルギー線硬化型組成物における前記3官能アダクト体ウレタンアクリレートオリゴマーと、前記3官能モノマーと、前記2官能モノマーとの合計含有量より多いことを特徴とする。
本発明によると、基材密着性と耐ブロッキング性とを両立し、プラスチック基材上における硬化物の割れ性に優れた硬化物を得ることができ、かつインクジェット方式における吐出安定性に優れた活性エネルギー線硬化型組成物を提供することができる。
本発明における像形成装置の一例を示す概略図である。 本発明における別の像形成装置の一例を示す概略図である。 本発明におけるさらに別の像形成装置の一例を示す概略図である。
(活性エネルギー線硬化型組成物)
本発明における活性エネルギー線硬化型組成物は、3官能アダクト体ウレタンアクリレートオリゴマーと、多官能モノマーと、単官能モノマーとを含有し、必要に応じて、重合開始剤、色材、有機溶媒、及びその他の成分などを含む。
従来の活性エネルギー線硬化型組成物において、基材への密着性を高めるために、活性エネルギー線硬化型組成物における単官能モノマーや2官能モノマー等の比率を上げることによって、硬化して形成される塗膜(硬化物)を柔らかくすると、塗膜強度が下がり、塗膜の耐ブロッキング性が低下するという問題があった。一方で、従来の活性エネルギー線硬化型組成物において、耐ブロッキング性を向上させるために、多官能オリゴマーや多官能モノマー等の架橋成分を添加すると、塗膜への内部応力が増大することにより、基材への密着性の低下に加え、塗膜(硬化物)の割れ性が低下するという問題があった。即ち、一般的に、活性エネルギー線硬化型組成物における基材への密着性と、耐ブロッキング性とはトレードオフの関係にある。基材への密着性と、耐ブロッキング性とがトレードオフの関係にある以上、それらの品質を両立させることは困難である。
また、多官能モノマーと多官能の反応性オリゴマーとを併用した場合は、活性エネルギー線硬化型組成物が高粘度となりやすい。そのため、前記活性エネルギー線硬化型組成物を、インク用途である活性エネルギー線硬化型インク組成物として用いる場合、インクジェット方式においては吐出に関する不具合が生じやすくなるといった問題もあった。
本発明の活性エネルギー線硬化型組成物は、上述した知見に基づくものである。
本発明者らは、鋭意検討を重ねた結果、3官能アダクト体ウレタンアクリレートオリゴマー、多官能モノマー、及び単官能モノマーを含み、それらの含有量を規定することにより、基材密着性に影響する柔軟性と耐ブロッキング性とを両立した硬化物を形成し得る活性エネルギー線硬化型組成物が得られることを見出した。さらに、前記活性エネルギー線硬化型組成物は、インクジェット方式における吐出安定性に優れ、かつ前記活性エネルギー線硬化型組成物を硬化させて得られる硬化物において、プラスチック基材上における塗膜(硬化物)の割れ性に優れることも併せて見出した。
したがって、本発明においては、3官能アダクト体ウレタンアクリレートオリゴマーと、多官能モノマーと、単官能モノマーとを含む活性エネルギー線硬化型組成物であり、前記多官能モノマーは、3官能モノマーと2官能モノマーとを含み、前記活性エネルギー線硬化型組成物における単官能モノマーの含有量が、前記活性エネルギー線硬化型組成物における前記3官能アダクト体ウレタンアクリレートオリゴマーと、前記3官能モノマーと、前記2官能モノマーとの合計含有量より多いことによって、基材密着性と耐ブロッキング性とを両立し、プラスチック基材上における硬化物の割れ性に優れた硬化物を得ることができ、かつインクジェット方式における吐出安定性に優れた活性エネルギー線硬化型組成物を得ることができる。
<3官能アダクト体ウレタンアクリレートオリゴマー>
本発明の活性エネルギー線硬化型組成物は、3官能アダクト体ウレタンアクリレートオリゴマーを含有する。前記3官能アダクト体ウレタンアクリレートオリゴマーは、架橋点が立体障害の小さいC-C結合で構成されるアダクト体であるため、化学架橋点としての効果が高い。そのため、前記活性エネルギー線硬化型組成物が前記3官能アダクト体ウレタンアクリレートオリゴマーを含有することによって、基材密着性に影響する柔軟性と、耐ブロッキング性とを両立した硬化物を得ることができる。
前記3官能アダクト体ウレタンアクリレートオリゴマーの含有量としては、活性エネルギー線硬化型組成物全量に対して、1.0質量%以上5.0質量%以下が好ましい。
前記3官能アダクト体ウレタンアクリレートオリゴマーの含有量が、活性エネルギー線硬化型組成物全量に対して、1.0質量%以上5.0質量%以下であると、インクジェット方式における連続吐出安定性に優れた活性エネルギー線硬化型組成物が得られる。
前記3官能アダクト体ウレタンアクリレートオリゴマーは、適宜合成したものを使用してもよいし、市販品を使用してもよい。
前記3官能アダクト体ウレタンアクリレートオリゴマーの合成方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、特開2002-256053号公報に記載の方法によって合成することができる。
<多官能モノマー>
本発明の活性エネルギー線硬化型組成物は、多官能モノマーを含有する。
本発明の活性エネルギー線硬化型組成物が、前記多官能モノマーを含有することにより、強固な架橋構造を有する硬化物を得ることができる。
前記多官能モノマーとしては、2官能モノマー及び3官能モノマーを少なくとも含み、必要に応じて、4官能以上の官能基数のモノマーを含んでいてもよい。
前記多官能モノマーは、官能基として(メタ)アクリロイル基由来の不飽和結合を含有することが好ましい。
前記多官能モノマーとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、テトラメチロールメタンテトラ(メタ)アクリレート、トリメチロールエタントリ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ビス(4-(メタ)アクリロキシポリエトキシフェニル)プロパン、ジアリルフタレート、トリアリルトリメリテート、1,6-ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、1,9-ノナンジオールジ(メタ)アクリレート、1,3-ブチレングリコールジ(メタ)アクリレート、1,10-デカンジオールジ(メタ)アクリレート、ヒドロキシピバリン酸ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、テトラメチロールメタントリ(メタ)アクリレート、ジメチロールトリシクロデカンジ(メタ)アクリレート、変性グリセリントリ(メタ)アクリレート、ビスフェノールAジグリシジルエーテル(メタ)アクリル酸付加物、変性ビスフェノールAジ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレートトリレンジイソシアネートウレタンプレポリマー、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレートヘキサメチレンジイソシアネートウレタンプレポリマー、ジトリメチロールプロパンテトラ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレートヘキサメチレンジイソシアネートウレタンプレポリマーなどが挙げられる。
本発明において「(メタ)アクリル」とは、メタクリル酸又はアクリル酸を意味する。
本発明において「(メタ)アクリロイル」とは、メタクリロイル又はアクリロイルを意味する。
本発明において「(メタ)アクリレート」とは、メタクリレート又はアクリレートを意味する。
前記多官能モノマーは1種単独で使用してもよいし、2種以上併用してもよい。前記多官能モノマーとしては、2官能モノマー及び3官能モノマーを1種ずつ併用することが好ましい。
本発明の活性エネルギー線硬化型組成物における前記2官能モノマー及び前記3官能モノマーの質量比[2官能モノマー:3官能モノマー]は、1:0.3~1:0.8であることが好ましい。
また、前記2官能モノマー及び前記3官能モノマーの合計含有量は、活性エネルギー線硬化型組成物全量に対して、10質量%以上15質量%以下であることが好ましい。
上述した質量比及び合計含有量を満たすことにより、前記多官能モノマーの含有量が少ない場合でも、後述する硬化物の架橋密度を増やすことができる、即ち、硬化物の硬さ(耐ブロッキング性)と柔軟性(基材密着性及び割れ性)とのバランスをとることができるため、耐ブロッキング性、基材密着性、及びプラスチック基材上における割れ性に優れた硬化物を形成し得る活性エネルギー線硬化型組成物が得られる。
前記多官能モノマーは、適宜合成したものを使用してもよいし、市販品を使用してもよい。
前記多官能モノマーの市販品としては、例えば、SR508(ジプロピレングリコールジアクリレート(DPGDA))、SR351S(トリメチロールプロパントリアクリレート(TMPTA))(いずれもサートマー社製);KAYARAD R-684(トリシクロ[5.2.1.02,6]デカンジメタノールジアクリラート)(日本化薬社製)などが挙げられる。
<単官能モノマー>
本発明の活性エネルギー線硬化型組成物は、単官能モノマーを含有する。
本発明の活性エネルギー線硬化型組成物が、前記単官能モノマーを含有することにより、優れた吐出安定性を示す活性エネルギー線硬化型組成物を得ることができ、前記活性エネルギー線硬化型組成物を硬化することで、基材密着性及び割れ性に優れた硬化物を得ることができる。
なお、本発明における単官能モノマーは、官能基数が1であるモノマーことを示す。
本発明の活性エネルギー線硬化型組成物に含まれる単官能モノマーとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ヒドロキシエチル(メタ)アクリルアミド、(メタ)アクリロイルフォホリン、ジメチルアミノプロピルアクリルアミド、イソボルニル(メタ)アクリレート、アダマンチル(メタ)アクリレート、2-メチル-2-アダマンチル(メタ)アクリレート、ジシクロペンテニル(メタ)アクリレート、ジシクロペンタニル(メタ)アクリレート、ジシクロペンテニルオキシエチル(メタ)アクリレート、3,3,5-トリメチルシクロヘキサン(メタ)アクリレート、t-ブチルメタクリレート、テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレート、2-ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2-ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2-ヒドロキシブチルアクリレート、イソブチルアクリレート、t-ブチルアクリレート、フェノキシエチルアクリレート、(2-メチル-2-エチル-1,3-ジオキソラン-4-イル)メチルアクリレート、環状トリメチロールプロパンホルマールアクリレートなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
本発明の活性エネルギー線硬化型組成物は、インクジェット方式における優れた吐出安定性を示す活性エネルギー線硬化型組成物が得られる観点から、前記活性エネルギー線硬化型組成物における単官能モノマーの含有量が、前記活性エネルギー線硬化型組成物における前記3官能アダクト体ウレタンアクリレートオリゴマーと、前記3官能モノマーと、前記2官能モノマーとの合計含有量より多くなるように配合することが好ましい。
前記単官能モノマーは、適宜合成したものを使用してもよいし、市販品を使用してもよい。
前記単官能モノマーの市販品としては、例えば、ビスコート#192(フェノキシエチルアクリレート(PEA))、ビスコート#160(ベンジルアクリレート(BZA))、ビスコート#196(3,3,5-トリメチルシクロヘキシルアクリレート(TMCHA))、IBXA(イソボルニルアクリレート(IBXA))(いずれも大阪有機化学工業社製);TBCHA(4-t-ブチルシクロヘキシルアクリレート(TBCHA))(KJケミカルズ社製)などが挙げられる。
<重合開始剤>
本発明の活性エネルギー線硬化型組成物は、重合開始剤を含有していてもよい。
前記重合開始剤としては、活性エネルギー線のエネルギーによって、ラジカルやカチオンなどの活性種を生成し、重合性化合物(モノマーやオリゴマー)の重合を開始させることが可能なものであれば特に制限はない。
前記重合開始剤としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ラジカル重合開始剤、カチオン重合開始剤、塩基発生剤などが挙げられる。これらの中でも、材料の選択性が高いという観点から、ラジカル重合開始剤が好ましい。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記ラジカル重合開始剤としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、芳香族ケトン類、アシルフォスフィンオキサイド化合物、芳香族オニウム塩化合物、有機過酸化物、チオ化合物(チオキサントン化合物、チオフェニル基含有化合物など)、ヘキサアリールビイミダゾール化合物、ケトオキシムエステル化合物、ボレート化合物、アジニウム化合物、メタロセン化合物、活性エステル化合物、炭素ハロゲン結合を有する化合物、及びアルキルアミン化合物などが挙げられる。
前記ラジカル重合開始剤の具体例として、ベンゾフェノン、アセトフェノン、2-ヒドロキシ-2-フェニルアセトフェノン、2-エトキシ-2-フェニルアセトフェノン、2-メトキシ-2-フェニルアセトフェノン、2-イソプロポキシ-2-フェニルアセトフェノン、2-イソブトキシ-2-フェニルアセトフェノン、4-メトキシアセトフェノン、4-ベンジルオキシアセトフェノン、4-フェニルアセトフェノン、4-ベンゾイル 4‘-メチルジフェニルスルフィド、ベンゾイルギ酸メチル、ベンゾイルギ酸エチル2-ヒドロキシ-1-(4-イソプロペニルフェニル)-2-メチルプロパン-1-オンのオリゴマー[ベンゼン,(1-メチルエチニル)-,ホモポリマー,ar-(2-ヒドロキシ-2-メチル-1-オキソプロピル)誘導体](IGM社製、「Esacure ONE」)、2-ベンジル-2-ジメチルアミノ-1-(4-モルフォリノフェニル)-ブタノン-1(商品名「イルガキュア369」)、ビス(2,4,6-トリメチルベンゾイル)フェニルホスフィンオキシド(商品名「イルガキュア819」)、2,4,6-トリメチルベンゾイルジフェニルホスフィンオキシド(商品名「イルガキュアTPO」)、ポリエチレングリコール200-ジ(β-4(4-(2-ジメチルアミノ-2-ベンジル)ブタノニルフェニル)ピペラジン)(IGM社製、「Omnipol 910」)、1,3-ジ({α-[1-クロロ-9-オキソ-9H-チオキサンテン-4-イル)オキシ]アセチルポリ[オキシ(1-メチルエチレン)]}オキシ)-2,2-ビス({α-[1-クロロ-9-オキソ-9H-チオキサンテン-4-イル)オキシ]アセチルポリ[オキシ(1-メチルエチレン)]}オキシメチル)プロパン(Lambson社製、「Speedcure7010」)、ポリブチレングリコールビス(9-オキソ-9H-チオキサンチニルオキシ)アセテート(IGM社製、「Omnipol TX」)、高分子型チオキサンテン化合物(Lahn AG社製、「Genepol TX-2」)などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
なお、前記ラジカル重合開始剤は、適宜合成したものを使用してもよいし、市販品を使用してもよい。
前記重合開始剤の含有量としては、十分な硬化速度が得られるという観点から、活性エネルギー線硬化型組成全量に対して、5質量%以上20質量%以下含まれることが好ましい。
また、前記重合開始剤に加え、増感剤を併用してもよい。
前記増感剤としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、トリメチルアミン、メチルジメタノールアミン、トリエタノールアミン、p-ジエチルアミノアセトフェノン、p-ジメチルアミノ安息香酸エチル、p-ジメチルアミノ安息香酸-2-エチルヘキシル、N,N-ジメチルベンジルアミン、及び4,4’-ビス(ジエチルアミノ)ベンゾフェノンなどのアミン化合物などが挙げられる。
前記増感剤の含有量は、使用する重合開始剤の種類や量に応じて適宜設定することができる。
<色材>
本発明の活性エネルギー線硬化型組成物は、色材を含有していてもよい。
前記色材としては、本発明の活性エネルギー線硬化型組成物の目的や要求特性に応じて、ブラック、ホワイト、マゼンタ、シアン、イエロー、グリーン、オレンジ、金や銀等の光沢色などを付与する種々の顔料や染料を用いることができる。
前記顔料としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択でき、例えば、無機顔料、有機顔料などを使用することができる。前記顔料は、1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
前記無機顔料としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択でき、例えば、ファーネスブラック、ランプブラック、アセチレンブラック、チャネルブラック等のカーボンブラック(C.I.ピグメントブラック7)類、酸化鉄、酸化チタンなどが挙げられる。
前記有機顔料としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択でき、例えば、不溶性アゾ顔料、縮合アゾ顔料、アゾレーキ、キレートアゾ顔料等のアゾ顔料、フタロシアニン顔料、ペリレン及びペリノン顔料、アントラキノン顔料、キナクリドン顔料、ジオキサン顔料、チオインジゴ顔料、イソインドリノン顔料、キノフタロン顔料等の多環式顔料、染料キレート(例えば、塩基性染料型キレート、酸性染料型キレート等)、染色レーキ(塩基性染料型レーキ、酸性染料型レーキ)、ニトロ顔料、ニトロソ顔料、アニリンブラック、昼光蛍光顔料などが挙げられる。
本発明の活性エネルギー線硬化型組成物は、前記顔料の分散性をより良好なものとする観点から、分散剤をさらに含んでもよい。
前記分散剤としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択でき、例えば、高分子分散剤などの顔料分散物を調製するのに慣用されている分散剤などが挙げられる。
前記染料としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択でき、例えば、酸性染料、直接染料、反応性染料、塩基性染料などが挙げられる。これらは、1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
前記色材の含有量は、特に制限はなく、所望の色濃度や活性エネルギー線硬化型組成物中における分散性等を考慮して適宜決定すればよいが、活性エネルギー線硬化型組成物全量に対して、0.1質量%以上20質量%以下であることが好ましい。
なお、本発明の活性エネルギー線硬化型組成物は、色材を含まずに無色透明であってもよい。前記活性エネルギー線硬化型組成が無色透明である場合、例えば、画像を保護するためのオーバーコート層として好適に用いることができる。
<有機溶媒>
本発明の活性エネルギー線硬化型組成物は、有機溶媒を含有してもよいが、可能であれば含有しない方が好ましい。
前記有機溶媒としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択できるが、本発明の活性エネルギー線硬化型組成物を扱う際の安全性がより高まり、かつ環境汚染防止を図ることができる観点から、揮発性の有機溶媒を含まない(VOC(Volatile Organic Compounds)フリー)組成物であることが好ましい。
なお、本明細書における「有機溶媒」とは、例えば、エーテル、ケトン、キシレン、酢酸エチル、シクロヘキサノン、トルエンなどの一般的な非反応性の有機溶媒を意味するものであり、反応性モノマーとは区別すべきものである。
また、本明細書における「有機溶媒を含有しない」とは、実質的に有機溶媒を含有しないことを意味し、前記有機溶媒の含有量が、活性エネルギー線硬化型組成物全量に対して、0.1質量%未満であることが好ましい。
<その他の成分>
本発明の活性エネルギー線硬化型組成物は、必要に応じて、公知のその他の成分を含有してもよい。
前記その他の成分としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択でき、例えば、公知である界面活性剤、重合禁止剤、レべリング剤、消泡剤、蛍光増白剤、浸透促進剤、湿潤剤(保湿剤)、定着剤、粘度安定化剤、防黴剤、防腐剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、キレート剤、pH調整剤、増粘剤などが挙げられる。
前記その他の成分の含有量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
―界面活性剤―
前記界面活性剤としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、シリコーン系界面活性剤、フッ素系界面活性剤などが挙げられる。
これらは、1種を単独で用いても、2種以上を併用してもよい。
―重合禁止剤―
前記重合禁止剤としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、4-メトキシフェノール、ジブチルヒドロキシトルエン、フェノチアジンなどが挙げられる。
これらは、1種を単独で用いても、2種以上を併用してもよい。
本発明の活性エネルギー線硬化型組成物における粘度は、用途や適用手段に応じて適宜調整すればよく、特に限定されないが、例えば、20℃から65℃の範囲における粘度、好ましくは25℃における粘度が60mPa・s以下であることが好ましく、3mPa・s以上40mPa・s以下がより好ましく、5mPa・s以上30mPa・s以下がさらに好ましく、5mPa・s以上15mPa・s以下が特に好ましく、6mPa・s以上12mPa・s以下が最も好ましい。
本発明の活性エネルギー線硬化型組成物における粘度の好ましい範囲は、前記有機溶媒を含まずに満たしていることが好ましい。
なお、前記粘度は、東機産業株式会社製コーンプレート型回転粘度計VISCOMETER TVE-22Lにより、コーンロータ(1°34’×R24)を使用し、回転数50rpm、恒温循環水の温度を20℃~65℃の範囲で適宜選択して測定することができる。循環水の温度調整にはVISCOMATE VM-150IIIを用いることができる。
<活性エネルギー線硬化型組成物の作製方法>
本発明の活性エネルギー線硬化型組成物は、上述した各種成分を用いて作製することができ、その調製手段や条件は特に限定されないが、例えば、3官能アダクト体ウレタンアクリレートオリゴマー、多官能モノマー、単官能モノマー、色材、分散剤等をボールミル、キティーミル、ディスクミル、ピンミル、ダイノーミルなどの分散機に投入することで分散させて顔料分散液を調製し、前記顔料分散液にさらに3官能アダクト体ウレタンアクリレートオリゴマー、多官能モノマー、単官能モノマー、重合開始剤、その他成分(重合禁止剤、界面活性剤など)を混合させることにより調製することができる。
<用途>
本発明の活性エネルギー線硬化型組成物の用途としては、一般的に活性エネルギー線硬化型材料が用いられている分野であれば特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、成形用樹脂、塗料、接着剤、絶縁材、離型剤、コーティング材、シーリング材、各種レジスト、各種光学材料などが挙げられる。
前記活性エネルギー線硬化型組成物は、インクとして用いることで、2次元の文字や画像、各種基材への意匠塗膜を形成するだけでなく、3次元の立体像(立体造形物)を形成するための立体造形用材料として用いることができる。
前記立体造形用材料としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、粉体層の硬化と積層とを繰り返して立体造形を行う粉体積層法において用いる粉体粒子同士のバインダーとして用いてもよく、図2や図3に示すような積層造形法(光造形法)において用いる立体構成材料(モデル材)や支持部材(サポート材)として用いてもよい。なお、図2は、本発明の活性エネルギー線硬化型組成物を所定領域に吐出し、活性エネルギー線を照射して硬化させた硬化物を順次積層して立体造形を行う方法であり(詳細後述)、図3は、本発明の活性エネルギー線硬化型組成物5の貯留プール1(収容部)に活性エネルギー線4を照射して所定形状の硬化層6を可動ステージ3上に形成し、これを順次積層して立体造形を行う方法である。
本発明の活性エネルギー線硬化型組成物を用いて立体造形物を造形するための立体造形装置としては、公知のものを使用することができ、特に限定されないが、例えば、活性エネルギー線硬化型組成物を収容する収容手段、活性エネルギー線硬化型組成物を供給する供給手段、活性エネルギー線硬化型組成物を吐出する吐出手段、活性エネルギー線硬化型組成物に対して活性エネルギー線を照射する照射手段などを備えるものなどが挙げられる。
本発明の活性エネルギー線硬化型組成物を硬化させて得られる硬化物には、前記硬化物が基材上に形成されることで得られる構造体を加工してなる成形加工品も含まれる。
前記成形加工品としては、特に制限はなく、例えば、シート状、フィルム状に形成された硬化物や構造体に対して、加熱延伸や打ち抜き加工等の成形加工を施したものであり、例えば、自動車、OA機器、電気・電子機器、カメラ等におけるメーターや操作部のパネルなど、表面を加飾後に成形することが必要な場合に好適に使用することができる。
また、本発明の活性エネルギー線硬化型組成物を用いて、基材上に前記硬化物からなる表面加飾が施されてなる加飾体を形成することができる。
前記成形加工品、及び前記加飾体における基材としては、特に限定されず、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、紙、糸、繊維、布帛、皮革、金属、プラスチック、ガラス、木材、セラミックス、又はこれらの複合材料などが挙げられる。これらの中でも、加工性の観点から、プラスチック基材が好ましい。
(活性エネルギー線硬化型インク組成物)
本発明の活性エネルギー線硬化型インク組成物は、前記活性エネルギー線硬化型組成物を含み、必要に応じて、重合開始剤、色材、有機溶媒、及びその他の成分などを含む。
なお、前記活性エネルギー線硬化型インク組成物におけるその他の成分は、前記活性エネルギー線硬化型組成物におけるその他の成分と同様のものを用いることができる。
(活性エネルギー線硬化型インクジェット用インク組成物)
本発明の活性エネルギー線インクジェット用インク組成物は、前記活性エネルギー線硬化型インク組成物を含み、必要に応じて、重合開始剤、色材、有機溶媒、及びその他の成分などを含む。
なお、前記活性エネルギー線硬化型インクジェット用インク組成物におけるその他の成分は、前記活性エネルギー線硬化型組成物、及び前記活性エネルギー線硬化型インク組成物におけるその他の成分と同様のものを用いることができる。
なお、本明細書において「活性エネルギー線硬化型組成物」、「活性エネルギー線硬化型インク組成物」、及び「活性エネルギー線硬化型インクジェット用インク組成物」は、「活性エネルギー線硬化型組成物等」と称されることがある。
(組成物収容容器)
本発明の組成物収容容器は、前記活性エネルギー線硬化型組成物、前記活性エネルギー線硬化型インク組成物、及び前記活性エネルギー線硬化型インクジェット用インク組成物の少なくともいずれかを収容する。
前記組成物収容容器の形状、大きさ、材質等は、用途や使い方に適したものとすればよく、特に限定されないが、前記組成物収容容器が光を透過しない遮光性材料であること、又は遮光性シート等で覆われていることが好ましい。
前記組成物収容容器は、本発明の活性エネルギー線硬化型組成物等が収容された状態の容器を意味し、上述した<用途>に供する際に好適である。例えば、本発明の活性エネルギー線硬化型組成物がインク用途(活性エネルギー線硬化型インク組成物)である場合において、前記インクが収容された組成物収容容器は、インクカートリッジやインクボトルとして使用することができ、インクの搬送や交換等の作業において、インクに直接触れる必要がなくなり、手指や着衣の汚れを防ぐことができる。また、ごみ等の異物のインクへの混入を防止することができる。
(2次元又は3次元の像形成方法及び像形成装置)
本発明の2次元又は3次元の像形成装置は、本発明の活性エネルギー線硬化型組成物、活性エネルギー線硬化型インク組成物、及び活性エネルギー線硬化型インクジェット用インク組成物のいずれかを収容するための収容部と、活性エネルギー線を照射するための照射手段と、を有する。
前記2次元又は3次元の像形成装置は、必要に応じて、前記収容部に前記組成物収容容器を収容してもよいし、本発明の活性エネルギー線硬化型組成物、活性エネルギー線硬化型インク組成物、及び活性エネルギー線硬化型インクジェット用インク組成物のいずれかを吐出する吐出手段を有していてもよい。
本発明の2次元又は3次元の像形成方法は、活性エネルギー線を照射するための照射工程を有し、必要に応じて、活性エネルギー線硬化型組成物、活性エネルギー線硬化型インク組成物、及び活性エネルギー線硬化型インクジェット用インク組成物のいずれかを吐出する吐出工程を有していてもよい。
なお、本発明の2次元又は3次元の像形成方法は、活性エネルギー線硬化型組成物等に対して活性エネルギー線を用いて像を形成してもよいし、活性エネルギー線硬化型組成物等を加温することによって像を形成してもよい。
なお、本明細書において、「2次元又は3次元の像形成装置」は「像形成装置」、「2次元又は3次元の像形成方法」は「像形成方法」と称されることがある。
<照射手段及び照射工程>
前記照射手段は、本発明の活性エネルギー線硬化型組成物、活性エネルギー線硬化型インク組成物、及び活性エネルギー線硬化型インクジェット用インク組成物のいずれかに対して活性エネルギー線を照射する手段である。
前記照射工程は、本発明の活性エネルギー線硬化型組成物、活性エネルギー線硬化型インク組成物、及び活性エネルギー線硬化型インクジェット用インク組成物のいずれかに対して活性エネルギー線を照射する工程である。
―活性エネルギー線―
本発明の活性エネルギー線硬化型組成物等を硬化させる硬化手段としては、例えば、加熱硬化、活性エネルギー線による硬化などが挙げられる。これらの中でも活性エネルギー線による硬化が好ましい。
前記活性エネルギー線としては、組成物中の重合性成分の重合反応を進める上で必要なエネルギーを付与できるものであればよく、目的に応じて適宜選択でき、例えば、紫外線、電子線、α線、β線、γ線、X線などが挙げられる。
本発明の活性エネルギー線硬化型組成物等は、高エネルギーな光源を用いて活性エネルギー線を照射することで、重合開始剤を使用しなくても重合反応を進めることができる。
前記活性エネルギー線が紫外線である場合、環境保護の観点から水銀フリー化が強く望まれており、GaN系半導体紫外発光デバイスへの置き換えは産業的、環境的にも非常に有用である。さらに、紫外線発光ダイオード(UV-LED)及び紫外線レーザダイオード(UV-LD)は小型、高寿命、高効率、低コストであり、紫外線光源として好ましい。これらの中でも、省エネルギー化や装置小型化の観点から、紫外線発光ダイオード(以下、UV-LEDともいう)から照射される波長が285nm~405nmにピークを有する紫外線であることが好ましく、365~405nmにピークを有する紫外線であることがより好ましい。
なお、重合開始剤の光吸収スペクトルは一般にブロードであって、狭小な特定波長域を照射するUV-LEDを用いることは、活性エネルギー線硬化型組成物の硬化性向上を困難にする。そのため、UV-LEDを用いたとしても、十分に硬化することができる硬化性を有した本発明の活性エネルギー線硬化型組成物等を用いることが好ましい。
<<吐出手段及び吐出工程>>
前記吐出工程は、本発明の活性エネルギー線硬化型組成物、活性エネルギー線硬化型インク組成物、及び活性エネルギー線硬化型インクジェット用インク組成物のいずれかをインクジェット方式で吐出する工程である。
前記吐出手段は、本発明の活性エネルギー線硬化型組成物、活性エネルギー線硬化型インク組成物、及び活性エネルギー線硬化型インクジェット用インク組成物のいずれかをインクジェット方式で吐出する手段である。
前記吐出工程及び前記吐出手段における吐出方法は、インクジェット方式であれば、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択できるが、例えば、連続噴射型、オンデマンド型などが挙げられる。
前記オンデマンド型としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択できるが、例えば、ピエゾ方式、サーマル方式、静電方式等が挙げられる。
以下、本発明の活性エネルギー線硬化型組成物等を立体造形用材料として使用した場合の立体造形物の像形成方法、及び像形成装置について説明する。ただし、本発明の活性エネルギー線硬化型組成物の用途は、これらの実施形態に何ら限定されるものではない。
図1は、インクジェット吐出手段を備えた像形成装置の一例である。イエロー、マゼンタ、シアン、及びブラックの各色活性エネルギー線硬化型インク組成物のインクカートリッジと、吐出ヘッドを備える各色印刷ユニット23a、23b、23c、及び23dとにより、供給ロール21から供給された被記録媒体22に各色活性エネルギー線硬化型インク組成物が吐出される。その後、各色活性エネルギー線硬化型インク組成物を硬化させるための光源24a、24b、24c、24dから、活性エネルギー線を照射して硬化させ、カラー画像を形成する。その後、被記録媒体22は、加工ユニット25、及び印刷物巻取りロール26へと搬送される。
各印刷ユニット23a、23b、23c、及び23dには、インク吐出部で各色活性エネルギー線硬化型インク組成物が液状化するように、加温機構を設けてもよい。また、必要に応じて、接触又は非接触により被記録媒体を室温程度まで冷却する機構を設けてもよい。
インクジェット記録方式としては、吐出ヘッド幅に応じて間欠的に移動する被記録媒体に対し、吐出ヘッドを移動させて被記録媒体上に各色活性エネルギー線硬化型インク組成物を吐出するシリアル方式や、連続的に被記録媒体を移動させ、一定の位置に保持された吐出ヘッドから被記録媒体上に各色活性エネルギー線硬化型インク組成物を吐出するライン方式のいずれであっても適用することができる。また、前記被記録媒体の片面印刷のみを可能とする構成であっても、両面印刷も可能とする構成であってもよい。
前記被記録媒体の材質としては、一般的な記録媒体として用いられるものに限られず、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、紙、フィルム、セラミックスやガラス、金属、ダンボール、壁紙や床材等の建材、コンクリート、Tシャツなど衣料用等の布、テキスタイル、皮革、これらの複合材料などが挙げられる。
前記被記録媒体の形状としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することでき、例えば、シート状などが挙げられる。
前記被記録媒体の大きさ及び構造としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することできる。
光源24a、24b、24cからの活性エネルギー線の照射を微弱にする、又は省略し、複数色を印刷した後に、光源24dから活性エネルギー線を照射してもよい。これにより省エネ、及び低コスト化を図ることができる。
本発明の活性エネルギー線硬化型インク組成物により記録される記録物としては、通常の紙や樹脂フィルムなどの平滑面に印刷されたものだけでなく、凹凸を有する被印刷面に印刷されたものや、金属やセラミックなどの種々の材料からなる被印刷面に印刷されたものも含まれる。また、2次元の画像を積層することで、一部に立体感のある画像(2次元及び3次元からなる像)や立体物を形成することもできる。
図2は、本発明に係る別の像形成装置(3次元立体像の形成装置)の一例を示す概略図である。図2の像形成装置39は、インクジェットヘッドを配列したヘッドユニット(AB方向に可動)を用いて、造形物用吐出ヘッドユニット30から第一の活性エネルギー線硬化型組成物を、支持体用吐出ヘッドユニット31、32から第一の活性エネルギー線硬化型組成物とは組成が異なる第二の活性エネルギー線硬化型組成物を吐出し、隣接した活性エネルギー線照射手段33及び34を用いて、これら各活性エネルギー線硬化型組成物を硬化しながら積層するものである。より具体的には、例えば、造形物支持基板37上に、第二の活性エネルギー線硬化型組成物を支持体用吐出ヘッドユニット31、32から吐出し、活性エネルギー線を照射して固化させて溜部を有する第一の支持体層を形成した後、前記溜部に第一の活性エネルギー線硬化型組成物を造形物用吐出ヘッドユニット30から吐出し、活性エネルギー線を照射して固化させて第一の造形物層を形成する工程を、積層回数に合わせて、上下方向に可動なステージ38を下げながら複数回繰り返すことで、支持体層と造形物層を積層して立体造形物35を製作する。その後、必要に応じて支持体積層部36は除去される。
なお、図2では、造形物用吐出ヘッドユニット30は1つしか設けていないが、2つ以上設けることもできる。
以下、本発明の実施例を示すが、本発明の範囲はこれらの実施例によって限定されるものではない。
<合成例1>
撹拌機、温度計及びコンデンサーを備えた500mL容のフラスコにトルエン(関東化学株式会社製)33部、ステアリルアルコール(NAA-46、日油株式会社製)4.8部を仕込み、40℃まで昇温した。その後、ステアリルアルコールが完全に溶解したのを確認し、ヘキサメチレンジイソシアネートのトリメチロールプロパンアダクト変性(バーノックDN-950、DIC株式会社製;N.V.:75、NCO%:12)50部を仕込み70℃まで昇温させた。同温度で30分反応後、ジブチルスズジラウレート(東京化成工業株式会社製)0.02部を仕込み、同温度で3時間保持した。その後、ポリカプロラクトン変性ヒドロキシエチルアクリレート(プラクセルFA3、株式会社ダイセル製;水酸基価:122)63.9部、ジブチルスズジラウレート(東京化成工業株式会社製)0.02部、ハイドロキノンモノメチルエーテル(東京化成工業株式会社製)0.02部を仕込み、70℃で3時間保持して反応を終了し、トルエン(関東化学株式会社製)60.7部を加え、固形分50質量%のウレタンアクリレートオリゴマー(I)(3官能アダクト体)を得た。
<合成例2>
攪拌機、温度計及びコンデンサーを備えた500ml容のフラスコにトルエン(関東化学株式会社製)60.8部、ステアリルアルコール(NAA-46、日油株式会社製)8.4部を仕込み40℃まで昇温した。その後、ステアリルアルコールが完全に溶解したのを確認し、ヘキサメチレンジイソシアネートのイソシアヌレート変性タイプ(タケネートD-170N、武田薬品工業株式会社製;NCO%:20.9)50部を仕込み70℃まで昇温させた。同温度で30分反応後、ジブチルスズジラウレート(東京化成工業株式会社製)0.02部を仕込み、同温度で3時間保持した。その後、ポリカプロラクトン変性ヒドロキシエチルアクリレート(プラクセルFA2D、株式会社ダイセル製)83.5部、ジブチルスズジラウレート(東京化成工業株式会社製)0.02部、ハイドロキノンモノメチルエーテル(東京化成工業株式会社製)0.02部を仕込み、70℃で3時間保持して反応を終了し、トルエン(関東化学株式会社製)81.1部を加え固形分50質量%のウレタンアクリレートオリゴマー(II)(3官能イソシアヌレート体)を得た。
<合成例3>
攪拌機、温度計及びコンデンサーを備えた500ml容のフラスコにトルエン(関東化学株式会社製)78.3部、ステアリルアルコール(NAA-46、日油株式会社製)8.5部を仕込み40℃まで昇温した。その後、ステアリルアルコールが完全に溶解したのを確認し、ヘキサメチレンジイソシアネートのビウレット変性タイプ(デュラネート24A-90CX、旭化成工業株式会社製;N.V.:90、NCO%:21.2)50部を仕込み70℃まで昇温させた。同温度で30分反応後、ジブチルスズジラウレート(東京化成工業株式会社製)0.02部を仕込み、同温度で3時間保持した。その後、ポリカプロラクトン変性ヒドロキシエチルアクリレート(プラクセルFA4、株式会社ダイセル製;水酸基価:98)140.8部、ジブチルスズジラウレート(東京化成工業株式会社製)0.02部、ハイドロキノンモノメチルエーテル(東京化成工業株式会社製)0.02部を仕込み、70℃で3時間保持して反応を終了し、トルエン(関東化学株式会社製)111部を加え固形分50質量%のウレタンアクリレートオリゴマー(III)(3官能ビウレット体)を得た。
<活性エネルギー線硬化型組成物の調製>
表1~5に示す材料と含有量(質量%)に基づき、実施例1~14及び比較例1~9の活性エネルギー線硬化型組成物を調製した。
実施例1~14及び比較例1~9の活性エネルギー線硬化型組成物について、アクリル基材上に平均膜厚10μmでインクジェット吐出し、その塗膜をウシオ電機製LEDランプ(ピーク波長395nm、3000mJ/cm)で硬化させ硬化物を得た。
次に、得られた活性エネルギー線硬化型組成物、及び硬化物について、以下のようにして諸特性を評価した。結果を表1~5に示す。
<耐ブロッキング性>
得られた硬化物表面と、アクリル基材とを重ね合わせた上からA4サイズあたり5kgの荷重をかけ、室温で24時間放置した後の硬化物と基材の貼り付きの有無及び硬化物の変化度合いから下記の基準に基づいて耐ブロッキング性を評価した。
〔評価基準〕
◎:貼り付きがなく、硬化物の変化もない
〇:貼り付きはあるが、硬化物の変化はない
△:貼り付きがあり、硬化物に変化がわずかにある
×:貼り付きがあり、硬化物に変化がある
<密着性>
得られた硬化物について、密着性試験JIS K5600-5-6のクロスカット法の評価方法に従い、下記の基準に基づいて密着性を評価した。
〔評価基準〕
〇:全く剥がれがない
△:カッターの切込みに沿った剥がれのみ
×:マスが剥がれる
<吐出安定性>
インクジェットヘッドMH5420(株式会社リコー製)を有するインクジェット吐出装置を用いて、各活性エネルギー線硬化型組成物の飛翔速度が7±1m/sとなる条件において、28kHzの周波数で1分間連続吐出した際の不吐出となるノズル数を測定し、下記基準に基づいて吐出安定性を評価した。
〔評価基準〕
◎:不吐出ノズル数が0個である。
〇:不吐出ノズル数が1個以上4個未満である。
△:不吐出ノズル数が4個以上10個未満である。
×:不吐出ノズル数が10個以上である。
<リジッド基材割れ性>
透明アクリル基材上に作製した硬化物にカッターで格子状の切込みを入れ、下記基準によりリジッド基材割れ性を評価した。
〔評価基準〕
〇:カッターによる切れ込みのみ
△:カッターによる切れ込み線がギザギザしている
×:カッターによる切れ込み線に沿って硬化物が割れる
Figure 2023034741000001
Figure 2023034741000002
Figure 2023034741000003
Figure 2023034741000004
Figure 2023034741000005
前記実施例1~14、及び比較例1~9で使用した各材料の商品名及び製造元を下記に示す。
<単官能モノマー>
・フェノキシエチルアクリレート(PEA) ビスコート#192/大阪有機化学工業社製
・ベンジルアクリレート(BZA) ビスコート#160/大阪有機化学工業社製
・3,3,5-トリメチルシクロヘキシルアクリレート(TMCHA) ビスコート#196/大阪有機化学工業社製
・4-t-ブチルシクロヘキシルアクリレート(TBCHA) TBCHA/KJケミカルズ社製
・イソボルニルアクリレート(IBXA) IBXA/大阪有機化学工業社製
<2官能モノマー>
・ジプロピレングリコールジアクリレート(DPGDA) SR508/サートマー社製
・トリシクロ[5.2.1.02,6]デカンジメタノールジアクリラート KAYARAD R-684/日本化薬社製
<3官能モノマー>
・トリメチロールプロパントリアクリレート(TMPTA) SR351S/サートマー社製
上記の材料以外に、重合開始剤としてTPO(製品名:Omnirad TPO、IGM社製)、重合禁止剤としてMEHQ(製品名:メトキノン、精工化学社製)を使用した。
本発明の態様としては、例えば、以下のとおりである。
<1>3官能アダクト体ウレタンアクリレートオリゴマーと、多官能モノマーと、単官能モノマーとを含む活性エネルギー線硬化型組成物であり、
前記多官能モノマーは、3官能モノマーと2官能モノマーとを含み、
前記活性エネルギー線硬化型組成物における単官能モノマーの含有量が、前記活性エネルギー線硬化型組成物における前記3官能アダクト体ウレタンアクリレートオリゴマーと、前記3官能モノマーと、前記2官能モノマーとの合計含有量より多いこと特徴とする活性エネルギー線硬化型組成物である。
<2>前記3官能アダクト体ウレタンアクリレートオリゴマーの含有量が、活性エネルギー線硬化型組成物全量に対して、1.0質量%以上5.0質量%以下である前記<1>に記載の活性エネルギー線硬化型組成物である。
<3>前記活性エネルギー線硬化型組成物における前記2官能モノマー及び前記3官能モノマーの質量比[2官能モノマー:3官能モノマー]が、1:0.3~1:0.8である、前記<1>から前記<2>のいずれかに記載の活性エネルギー線硬化型組成物である。
<4>前記2官能モノマー及び前記3官能モノマーの合計含有量が、活性エネルギー線硬化型組成物全量に対して、10質量%以上15質量%以下である、前記<1>から前記<3>のいずれかに記載の活性エネルギー線硬化型組成物である。
<5>前記<1>から前記<4>のいずれかに記載の活性エネルギー線硬化型組成物を含むことを特徴とする、活性エネルギー線硬化型インク組成物である。
<6>前記<5>に記載の活性エネルギー線硬化型インク組成物を含むことを特徴とする、活性エネルギー線硬化型インクジェット用インク組成物である。
<7>前記<1>から前記<4>のいずれかに記載の活性エネルギー線硬化型組成物、前記<5>に記載の活性エネルギー線硬化型インク組成物、及び前記<6>に記載の活性エネルギー線硬化型インクジェット用インク組成物の少なくともいずれかを収容することを特徴とする組成物収容容器である。
<8>前記<1>から前記<4>のいずれかに記載の活性エネルギー線硬化型組成物、前記<5>に記載の活性エネルギー線硬化型インク組成物、及び前記<6>に記載の活性エネルギー線硬化型インクジェット用インク組成物のいずれかを収容する収容部と、活性エネルギー線を照射するための照射手段と、を有することを特徴とする2次元又は3次元の像形成装置である。
前記<1>~<4>の活性エネルギー線硬化型組成物、前記<5>の活性エネルギー線硬化型インク組成物、前記<6>の活性エネルギー線硬化型インクジェット用インク組成物、前記<7>の組成物収容容器、前記<8>の像形成装置によれば、従来における諸問題を解決し、本発明の目的を達成することができる。
1 貯留プール
3 可動ステージ
4 活性エネルギー線
5 活性エネルギー線硬化型組成物
6 硬化層
21 供給ロール
22 被記録媒体
23 印刷ユニット
23a 印刷ユニット
23b 印刷ユニット
23c 印刷ユニット
23d 印刷ユニット
24a 光源
24b 光源
24c 光源
24d 光源
25 加工ユニット
26 印刷物巻取りロール
30 造形物用吐出ヘッドユニット
31 支持体用吐出ヘッドユニット
32 支持体用吐出ヘッドユニット
33 活性エネルギー線照射手段
34 活性エネルギー線照射手段
35 立体造形物
36 支持体積層部
37 造形物支持基板
38 ステージ
39 像形成装置
特開2006-257115号公報 特開2002-256053号公報

Claims (8)

  1. 3官能アダクト体ウレタンアクリレートオリゴマーと、多官能モノマーと、単官能モノマーとを含む活性エネルギー線硬化型組成物であり、
    前記多官能モノマーは、3官能モノマーと2官能モノマーとを含み、
    前記活性エネルギー線硬化型組成物における単官能モノマーの含有量が、前記活性エネルギー線硬化型組成物における前記3官能アダクト体ウレタンアクリレートオリゴマーと、前記3官能モノマーと、前記2官能モノマーとの合計含有量より多いこと特徴とする活性エネルギー線硬化型組成物。
  2. 前記3官能アダクト体ウレタンアクリレートオリゴマーの含有量が、活性エネルギー線硬化型組成物全量に対して、1.0質量%以上5.0質量%以下である請求項1に記載の活性エネルギー線硬化型組成物。
  3. 前記活性エネルギー線硬化型組成物における前記2官能モノマー及び前記3官能モノマーの質量比[2官能モノマー:3官能モノマー]が、1:0.3~1:0.8である、請求項1~2のいずれかに記載の活性エネルギー線硬化型組成物。
  4. 前記2官能モノマー及び前記3官能モノマーの合計含有量が、活性エネルギー線硬化型組成物全量に対して、10質量%以上15質量%以下である、請求項1~3のいずれかに記載の活性エネルギー線硬化型組成物。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載の活性エネルギー線硬化型組成物を含むことを特徴とする、活性エネルギー線硬化型インク組成物。
  6. 請求項5に記載の活性エネルギー線硬化型インク組成物を含むことを特徴とする、活性エネルギー線硬化型インクジェット用インク組成物。
  7. 請求項1から4のいずれかに記載の活性エネルギー線硬化型組成物、請求項5に記載の活性エネルギー線硬化型インク組成物、及び請求項6に記載の活性エネルギー線硬化型インクジェット用インク組成物の少なくともいずれかを収容することを特徴とする組成物収容容器。
  8. 請求項1から4のいずれかに記載の活性エネルギー線硬化型組成物、請求項5に記載の活性エネルギー線硬化型インク組成物、及び請求項6に記載の活性エネルギー線硬化型インクジェット用インク組成物のいずれかを収容する収容部と、活性エネルギー線を照射するための照射手段と、を有することを特徴とする2次元又は3次元の像形成装置。

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