JP2023033664A - 除湿機 - Google Patents

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Abstract

【課題】空気を除湿することにより生成された凝縮水を浄化することができる除湿機を構成する部品を減らす。【解決手段】除湿機は、ヒータと、除湿ロータと、前記ヒータにより加熱され前記除湿ロータを通過した空気流を冷却して凝縮水を生成する冷却器と、前記凝縮水を受容し、前記ヒータに隣接する受容器と、を備える。【選択図】図1

Description

本開示は、除湿機に関する。
除加湿機において、周辺の空気を除湿することにより生成された凝縮水が周辺の空気を加湿するために用いられる場合がある。しかし、当該凝縮水は、除湿された空気に含まれていた汚れ、菌等を含む。このため、当該凝縮水がそのまま周辺の空気を加湿するために用いられた場合は、衛生上の問題が生じうる。このため、当該凝縮水を浄化することが検討されている。
例えば、特許文献1に開示された調湿装置においては、除湿ロータで捕捉された水が空気の加湿に利用される。また、当該水が、水浄化用放電部により浄化される(段落0082-0083)。
特開2009-145022号公報
特許文献1に開示された調湿装置においては、除湿ロータで捕捉された水を浄化する
水浄化用放電部が必要である。当該水浄化用放電部は、調湿装置を構成する部品を増やす。
本開示は、この問題に鑑みてなされた。本開示は、空気を除湿することにより生成された凝縮水を浄化することができる除湿機を構成する部品を減らすことを目的とする。
本開示の一態様の除湿機は、ヒータと、除湿ロータと、前記ヒータにより加熱され前記除湿ロータを通過した空気流を冷却して凝縮水を生成する冷却器と、前記凝縮水を受容し、前記ヒータに隣接する受容器と、を備える。
第1実施形態の除湿機を模式的に図示する斜視図である。 第1実施形態の除湿機を模式的に図示する断面図である。 第1実施形態の除湿機に備えられる除湿部の一部を模式的に図示する斜視図である。 第2実施形態の除湿機を模式的に図示する断面図である。 第2実施形態の除湿機に備えられる除湿部の一部を模式的に図示する上面図である。 第2実施形態の変形例の除湿機を模式的に図示する断面図である。
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、図面については、同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
1 第1実施形態
1.1 除湿機の外観
図1は、第1実施形態の除湿機を模式的に図示する斜視図である。
図1に図示される第1実施形態の除湿機1は、除湿機1の周辺の空気を除湿する除湿機能を有する。加えて、除湿機1は、当該空気を清浄にする空気清浄機能及び当該空気を加湿する加湿機能を有する。除湿機1が、これらの機能以外の機能を有してもよい。例えば、除湿機1が、送風機能、加熱機能、冷却機能、除菌機能、消臭機能、虫取機能等を有してもよい。送風機能は、除湿機1の周辺に空気流を生成する。加熱機能及び冷却機能は、除湿機1の周辺の空気をそれぞれ加熱及び冷却する。消臭機能は、除湿機1の周辺に空気に含まれる臭気を抑制する。虫取り機能は、除湿機1の周辺を飛ぶ虫を捕捉する。
除湿機1は、除湿機1の周辺の空気を除湿することにより生成した凝縮水を浄化し、浄化した凝縮水を除湿機1の周辺の空気を加湿するために用いる。したがって、除湿機1は、当該空気を加湿するために用いる水が除湿機1の外部から供給されない場合であっても、当該空気を加湿することができる。
図1に図示されるように、除湿機1は、筐体11を備える。筐体11には、吸い込み口11T及び吹き出し口11Uが形成される。
除湿機1は、除湿機1の周辺の空気を吸い込み口11Tから吸い込み、吸い込んだ空気を清浄にし、清浄にした空気を除湿又は加湿し、除湿又は加湿した空気を吹き出し口11Uから吹き出す。
図1に図示されるように、筐体11は、ケース21、フロントカバー22、リヤカバー23及びルーバ24を備える。ケース21は、側壁25及び天壁26を備える。
ケース21は、内部機構を収容する。フロントカバー22は、ケース21のフロント側に装着される。リヤカバー23は、ケース21のリヤ側に装着される。フロントカバー22及びリヤカバー23は、ケース21に対して着脱することができる。ルーバ24は、天壁26に装着される。
吸い込み口11Tは、リヤカバー23に形成される。吹き出し口11Uは、天壁26に形成される。
ルーバ24は、吹き出し口11Uに配置される。ルーバ24は、吹き出し口11Uから吹き出される空気の風向きをルーバ24の姿勢に応じた風向きにする。また、ルーバ24の姿勢は、変更することができる。このため、吹き出し口11Uから吹き出される空気の風向きは、ルーバ24の姿勢を変更することにより変更することができる。
1.2 除湿機の内部機構
図2は、第1実施形態の除湿機を模式的に図示する断面図である。
図2に図示されるように、除湿機1は、筐体11を備え、内部機構として、空気清浄部31、除湿部32、加湿部33及び送風部34を備える。
図2に図示されるように、筐体11には、内部空間11S、吸い込み口11T及び吹き出し口11Uが形成される。内部空間11Sは、空気清浄部31、除湿部32、加湿部33及び送風部34を収容する。内部空間11Sは、吸い込み口11T及び吹き出し口11Uの各々を介して筐体11の外部と連通する。
除湿機1には、筐体11の外部から吸い込み口11T、空気清浄部31、除湿部32、送風部34及び吹き出し口11Uを順次に経由して筐体11の外部まで第1の空気流AF1を導く第1の風路AD1、並びに筐体11の外部から吸い込み口11T、空気清浄部31、加湿部33、送風部34及び吹き出し口11Uを順次に経由して筐体11の外部まで第2の空気流AF2を導く第2の風路AD2が形成される。
空気清浄部31は、第1の空気流AF1及び第2の空気流AF2を通過させ、通過させる第1の空気流AF1及び第2の空気流AF2に含まれる含有物を除去して第1の空気流AF1及び第2の空気流AF2を清浄にする。空気清浄部31は、フィルタを備える。フィルタは、高効率微粒子空気(HEPA)フィルタ、集塵フィルタ、脱臭フィルタ、集塵脱臭一体型フィルタ等である。
除湿部32は、清浄にされた第1の空気流AF1を通過させ、通過させる第1の空気流AF1を除湿する。また、除湿部32は、第1の空気流AF1を除湿することにより凝縮水W1を生成し、生成した凝縮水W1を浄化する。
加湿部33は、清浄にされた第2の空気流AF2を通過させ、通過させる第2の空気流AF2を浄化された凝縮水W2により加湿する。
送風部34は、第1の空気流AF1及び第2の空気流AF2を生成する。第1の空気流AF1は、筐体11の外部から吸い込み口11T、空気清浄部31、除湿部32、送風部34及び吹き出し口11Uを順次に経由して筐体11の外部まで流れる。第2の空気流AF2は、筐体11の外部から吸い込み口11T、空気清浄部31、加湿部33、送風部34及び吹き出し口11Uを順次に経由して筐体11の外部まで流れる。送風部34は、除湿された第1の空気流AF1及び加湿された第2の空気流AF2を吸い込み、吸い込んだ第1の空気流AF1及び第2の空気流AF2を吹き出し口11Uに向けて吹き出す。これにより、除湿機1は、除湿された第1の空気流AF1及び加湿された第2の空気流AF2を吹き出し口11Uから吹き出す。
除湿機1は、除湿運転を行う場合は、除湿部32を動作させ、加湿部33を停止させる。一方、除湿機1は、加湿運転を行う場合は、除湿部32を停止させ、加湿部33を動作させる。
除湿された第1の空気流AF1及び加湿された第2の空気流AF2が上述した構成と異なる構成により生成されてもよい。
1.3 除湿部
図3は、第1実施形態の除湿機に備えられる除湿部の一部を模式的に図示する斜視図である。
図2及び図3に図示されるように、除湿部32は、除湿ロータ41、駆動モータ42、ヒータ43、冷却器44、タンク45及び細管46を備える。
除湿ロータ41は、ロータ及び除湿材を備える。除湿材は、ロータに保持される。除湿材は、例えば、ゼオライトである。除湿材は、周辺の空気が高い相対湿度を有する場合は、周辺の空気から水分を吸収し、周辺の空気が低い相対湿度を有する場合は、周辺の空気に水分を放出する。
除湿ロータ41は、円板状の形状を有し、周方向に回転することができる。
図2及び図3に図示されるように、除湿ロータ41は、放湿部51及び吸湿部52を備える。
放湿部51は、除湿ロータ41の径方向外縁部に存在し、ヒータ43に沿って存在する。放湿部51は、ヒータ43により加熱された空気に曝されて加熱され、曝された空気に水分を放出する。水分は、放湿部51に備えられる吸湿材により放出される。
吸湿部52は、除湿ロータ41の径方向外縁部に存在し、冷却器44に沿って存在する。吸湿部52は、冷却器44により冷却された空気に曝されて冷却され、曝された空気から水分を吸収する。水分は、吸湿部52に備えられる吸湿材により吸収される。
駆動モータ42は、除湿ロータ41を周方向に回転させる。これにより、除湿ロータ41のうち放湿部51及び吸湿部52となる部分は変化する。また、除湿ロータ41の径方向外縁部の特定の部分は、吸湿部52となって水分を吸収した後に放湿部51となって水分を放出することを繰り返す。
図2に図示されるように、除湿部32には、ヒータ43、放湿部51、冷却器44及び吸湿部52を順次に経由して第1の空気流AF1を導く風路AF11が形成される。
ヒータ43は、空気清浄部31により清浄にされた第1の空気流AF1を通過させ、通過させる第1の空気流AF1を加熱する。
放湿部51は、加熱された第1の空気流AF1を通過させ、通過させる第1の空気流AF1により加熱されて当該第1の空気流AF1に水分を放出する。
ヒータ43及び放湿部51により、第1の空気流AF1は、ヒータ43及び放湿部51を通過する前においては、低い温度及び高い湿度を有する空気流であったが、ヒータ43及び放湿部51を通過した後においては、高い温度及び高い湿度を有する空気流となる。
冷却器44は、水分が放出された第1の空気流AF1を通過させ、通過させる第1の空気流AF1を冷却する。冷却器44は、通過させる第1の空気流AF1に含まれる水分を結露させて当該水分から凝縮水W1を生成する。
吸湿部52は、冷却された第1の空気流AF1を通過させ、通過させる第1の空気流AF1により冷却されて当該第1の空気流AF1から水分を吸収する。
冷却器44及び吸湿部52により、第1の空気流AF1は、冷却器44及び吸湿部52を通過する前においては、高い温度及び高い湿度を有する空気流であったが、冷却器44及び吸湿部52を通過した後においては、低い温度及び低い湿度を有する空気流、すなわち、除湿された空気流となる。
タンク45は、生成された凝縮水W1を受容する受容器の例である。タンク45は、受容した凝縮水W1を一時的に貯留する。
タンク45は、ヒータ43に隣接する。これにより、タンク45及びタンク45に貯留された凝縮水W1がヒータ43により加熱されて当該凝縮水W1が浄化される。これにより、凝縮水W1を衛生的に保つことができる。また、除湿機1においては、ヒータ43を、除湿ロータ41を加熱するためだけでなく、凝縮水W1を浄化するためにも用いることができる。これにより、除湿機1を構成する部品を減らすことができる。これにより、除湿機1のコストを低くすることができる。タンク45は、望ましくは、ヒータ43に直接的又は間接的に接触し、さらに望ましくは、ヒータ43に直接的に接触する。
ヒータ43による凝縮水W1の加熱は、望ましくは、凝縮水W1が煮沸されて凝縮水W1が除菌されるまで行われる。
タンク45は、望ましくは、ヒータ43の鉛直方向上方に配置される。これにより、ヒータ43により生成された高い温度を有する上昇空気流がタンク45に当たる。これにより、タンク45及びタンク45に貯留された凝縮水W1を効率的に加熱することができる。ただし、タンク45が、ヒータ43の鉛直方向上方以外の方向に配置されてもよい。例えば、タンク45が、ヒータ43の側方、鉛直方向下方等に配置されてもよい。
タンク45は、望ましくは、冷却器44の鉛直方向下方に配置される。これにより、冷却器44により生成された凝縮水W1を冷却器44から滴下させることにより当該凝縮水W1をタンク45に受容させることができる。これにより、当該凝縮水W1をくみ上げるポンプ等が不要となる。これにより、除湿機1を構成する部品を減らすことができる。
タンク45の、少なくともヒータ43と隣接する箇所は、金属性の素材を含む。タンク45は、望ましくは、金属からなる。金属は、高い熱伝導率を有する。このため、タンク45が金属からなる場合は、ヒータ43からタンク45に貯留された凝縮水W1まで効率的に熱を伝えることができる。これにより、タンク45に貯留された凝縮水W1を効率的に加熱することができる。
図2及び図3に図示されるように、除湿ロータ41は、第1の主面41J及び第2の主面41Kを有する。
第2の主面41Kは、第1の主面41Jがある側と反対の側にある。ヒータ43及び冷却器44は、望ましくは、同じ第1の主面41Jに沿って配置される。また、ヒータ43は、望ましくは、冷却器44の鉛直方向下方に配置される。これらにより、ヒータ43に隣接するタンク45を冷却器44の鉛直方向下方に配置することが容易になる。
上述した除湿ロータ41、ヒータ43及び冷却器44の配置を実現するため、風路AF11は、ヒータ43を通過して除湿ロータ41の第1の主面41Jに入り、除湿ロータ41の第2の主面41Kから出る。また、風路AF11は、除湿ロータ41の第2の主面41Kから出た後に、除湿ロータ41を迂回し,冷却器44を通過して再び除湿ロータ41の第1の主面41Jに入り、除湿ロータ41の第2の主面41Kから再び出る。
図2及び図3に図示されるように、タンク45は、タンク筐体61及び蓋62を備える。
図2に図示されるように、タンク筐体61には、貯留空間61V及び開口61Wが形成される。貯留空間61Vは、凝縮水W1を貯留する。貯留空間61Vは、開口61Wを介してタンク筐体61の外部に露出する。蓋62は、開口61Wを閉塞する。これにより、凝縮水W1が煮沸された場合であっても、凝縮水W1が煮沸されることにより生成される凝縮水W1の蒸気が開口61Wを経由して拡散することを抑制することができる。
細管46は、凝縮水W1が滴下する位置の鉛直方向下方から蓋62を貫通して貯留空間61Vまで伸びる。細管46には、滴下した凝縮水W1が流れる流路が形成される。これにより、細管46は、滴下した凝縮水W1を貯留空間61Vまで導く。
1.4 加湿部
図2に図示されるように、加湿部33は、細管71、タンク72、加湿ロータ73及び駆動モータ74を備える。
細管71は、タンク45の貯留空間61Vから蓋62を貫通してタンク72の鉛直方向上方まで伸びる。細管71には、タンク45において凝縮水W1が加熱されることにより生成される加熱済凝縮水W2の蒸気が流れる流路が形成される。これにより、細管71は、当該蒸気をタンク45からタンク72まで導く。
タンク72は、導かれてきた加熱済凝縮水W2の蒸気を液体の加熱済凝縮水W2に戻し、戻した液体の加熱済凝縮水W2を貯留する。細管71が加熱済凝縮水W2の蒸気をタンク45からタンク72まで導く途上で加熱済凝縮水W2の蒸気が液体の加熱済凝縮水W2に戻されてもよい。細管71が液体の加熱済凝縮水W2を液体のままタンク45からタンク72まで導いてもよい。タンク72に貯留される加熱済凝縮水W2は、浄化されている。このため、タンク72は、衛生的に加熱済凝縮水W2を保つことができる。
加湿ロータ73は、円板状の形状を有し、周方向に回転することができる。
図2に図示されるように、加湿ロータ73は、加湿フィルタ81及びフィルタ枠82を備える。
加湿フィルタ81は、フィルタ枠82に取り付けられる。加湿フィルタ81には、加熱済凝縮水W2が含侵させられる。加湿フィルタ81は、空気清浄部31により清浄にされた第2の空気流AF2を通過させ、通過させる第2の空気流AF2に、含侵させられた加熱済凝縮水W2を放出する。これにより、当該第2の空気流AF2を加湿することができる。
図2に図示されるように、フィルタ枠82は、バケット91を備える。
バケット91は、フィルタ枠82の径方向外縁部に配置される。バケット91は、タンク72に貯留された加熱済凝縮水W2に浸漬されている状態となった場合は、浸漬された加熱済凝縮水W2をくみ取り、タンク72に貯留された加熱済凝縮水W2に浸漬されていない状態となった場合は、くみ取った加熱済凝縮水W2を流下させ、流下させた加熱済凝縮水W2を加湿フィルタ81に含侵させる。
駆動モータ74は、加湿ロータ73を周方向に回転させる。これにより、バケット91は、タンク72に貯留された加熱済凝縮水W2に浸漬されている状態となった後に当該加熱済凝縮水W2に浸漬されていない状態となることを繰り返す。
加湿部33は、タンク72に貯留された加熱済凝縮水W2、すなわち、タンク45において加熱されることにより生成される加熱済凝縮水W2により加湿を行うことができる。これにより、除湿機1の外部から水が供給される給水タンクを除湿機1が備えない場合においても、第2の空気流AF2を加湿することができる。
加湿された第2の空気流AF2が、上述した構成と異なる構成により生成されてもよい。
1.5 生成部
図2に図示されるように、送風部34は、ファン101、ファンモータ102及びファンケース103を備える。
ファン101は、多翼ファンである。
ファンモータ102は、ファン101を周方向に回転させる。これにより、ファン101は、回転軸に沿って軸方向に空気を吸い込み、吸い込んだ空気を径方向外側に吹き出す。
図2に図示されるように、ファンケース103には、内部空間103S、第1の吸い込み口103T1、第2の吸い込み口103T2及び吹き出し口103Uが形成される。内部空間103Sは、ファン101及びファンモータ102を収容する。内部空間103Sは、第1の吸い込み口103T1、第2の吸い込み口103T2及び吹き出し口103Uの各々を介してファンケース103の外部と連通する。
これらにより、送風部34は、第1の吸い込み口103T1、内部空間103S及び吹き出し口103Uを順次に経由する第1の空気流AF1並びに第2の吸い込み口103T2、内部空間103S及び吹き出し口103Uを順次に経由する第2の空気流AF2を生成する。
1.6 変形例
ここまでは、除湿機1が、デシカント方式の除湿部32を備える除湿機である場合を例として説明を行った。しかし、除湿機1が、デシカント方式の除湿部32及びコンプレッサー方式の除湿部を備えるハイブリッド型の除湿機であってもよい。コンプレッサー方式の除湿部は、冷凍サイクルを構成する圧縮機、凝縮器、膨張弁、蒸発器及び冷媒を備える。圧縮機は、気体の冷媒を圧縮する。凝縮器は、圧縮された気体の冷媒を凝縮させて液体の冷媒を生成する。凝縮器は、気体の冷媒を凝縮させる際に凝縮熱を凝縮器の周辺に与える熱交換器である。膨張弁は、生成された液体の冷媒を膨張させる。蒸発器は、膨張させられた液体の冷媒を蒸発させる。蒸発器は、液体の冷媒を蒸発させる際に蒸発熱を蒸発器の周辺から奪う熱交換器である。蒸発器は、空気流を冷却する冷却器を構成する。
除湿機1が、冷凍サイクルを構成する蒸発器により構成される冷却器に紫外線を照射する紫外線光源を備えてもよい。これにより、冷却器に付着した凝縮水を浄化することができる。これにより、凝縮水を衛生的に保つことができる。紫外線光源は、発光ダイオード等である。
冷凍サイクルを構成する蒸発器により構成される冷却器は、紫外線により劣化しにくい金属からなる。このため、冷却器が冷凍サイクルを構成する蒸発器により構成される場合は、冷却器を劣化させることなく冷却器に付着した凝縮水を浄化することができる。
2 第2実施形態
以下では、第2実施形態が第1実施形態と相違する点が説明される。説明されない点については、第1実施形態において採用される構成と同様の構成が第2実施形態においても採用される。
図4は、第2実施形態の除湿機を模式的に図示する断面図である。
図4に図示される第2実施形態の除湿機2は、細管46、タンク45及び細管71に代えて、細管111を備える。
細管111は、凝縮水W1が滴下する位置の鉛直方向下方からタンク72の鉛直方向上方まで伸びる。細管111には、滴下した凝縮水W1が流れる流路が形成される。これにより、細管111は、滴下した凝縮水W1をタンク72まで導く。
図5は、第2実施形態の除湿機に備えられる除湿部の一部を模式的に図示する上面図である。
図4及び図5に図示されるように、細管111は、被加熱部121を備える。
被加熱部121は、生成された凝縮水W1が流れる流路が形成された管状物である。
被加熱部121は、生成された凝縮水W1を受容する受容器の例である。被加熱部121は、受容した凝縮水W1を通過させる。
被加熱部121は、ヒータ43に隣接する。これにより、被加熱部121を通過する凝縮水W1がヒータ43により加熱されて当該凝縮水W1が浄化される。これにより、凝縮水W1を衛生的に保つことができる。また、除湿機1においては、ヒータ43を、除湿ロータ41を加熱するためだけでなく、凝縮水W1を浄化するためにも用いることができるので、除湿機2を構成する部品を減らすことができる。これにより、除湿機2のコストを低くすることができる。
被加熱部121は、つづら折り状に曲げられる。これにより、被加熱部121を長くすることができる。これにより、凝縮水W1を効率的に加熱することができる。これにより、凝縮水W1を効率的に浄化することができる。ただし、被加熱部121がつづら折り状に曲げられていなくてもよい。
被加熱部121は、ヒータ43の鉛直方向上方に配置される。ただし、被加熱部121が、ヒータ43の鉛直方向上方以外の方向に配置されてもよい。例えば、被加熱部121が、ヒータ43の側方、鉛直方向下方等に配置されてもよい。
図6は、第2実施形態の変形例の除湿機を模式的に図示する断面図である。
図6に図示される第2実施形態の変形例の除湿機2Mにおいては、被加熱部121が、ヒータ43と除湿ロータ41との間に配置される。これにより、ヒータ43により加熱され除湿ロータ41へ向かう第1の空気流AF1が被加熱部121に当たる。これにより、凝縮水W1を効率的に加熱することができる。これにより、凝縮水W1を効率的に浄化することができる。
本開示は、上記実施の形態に限定されるものではなく、上記実施の形態で示した構成と実質的に同一の構成、同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成で置き換えてもよい。
1 除湿機、2 除湿機、2M 除湿機、11 筐体、11S 内部空間、11T 吸い込み口、11U 吹き出し口、21 ケース、22 フロントカバー、23 リヤカバー、24 ルーバ、25 側壁、26 天壁、31 空気清浄部、32 除湿部、33 加湿部、34 送風部、41 除湿ロータ、41J 第1の主面、41K 第2の主面、42 駆動モータ、43 ヒータ、44 冷却器、45 タンク、46 細管、51 放湿部、52 吸湿部、61 タンク筐体、61V 貯留空間、61W 開口、62 蓋、71 細管、72 タンク、73 加湿ロータ、74 駆動モータ、81 加湿フィルタ、82 フィルタ枠、91 バケット、101 ファン、102 ファンモータ、103 ファンケース、103S 内部空間、103T1 第1の吸い込み口、103T2 第2の吸い込み口、103U 吹き出し口、111 細管、121 被加熱部、AD1 第1の風路、AD2 第2の風路、AF1 第1の空気流、AF2 第2の空気流、AF11 風路、W1 凝縮水、W2 加熱済凝縮水

Claims (10)

  1. ヒータと、
    除湿ロータと、
    前記ヒータにより加熱され前記除湿ロータを通過した空気流を冷却して凝縮水を生成する冷却器と、
    前記凝縮水を受容し、前記ヒータに隣接する受容器と、
    を備える除湿機。
  2. 前記受容器は、タンクである
    請求項1に記載の除湿機。
  3. 前記タンクは、前記ヒータの鉛直方向上方に配置される
    請求項2に記載の除湿機。
  4. 前記タンクは、前記冷却器の鉛直方向下方に配置される
    請求項2又は3に記載の除湿機。
  5. 前記受容器は、前記凝縮水が流れる流路が形成された管状物を備える
    請求項1に記載の除湿機。
  6. 前記管状物は、前記ヒータの鉛直方向上方に配置される
    請求項5に記載の除湿機。
  7. 前記管状物は、前記ヒータと前記除湿ロータとの間に配置される
    請求項5に記載の除湿機。
  8. 前記受容器は、金属からなる
    請求項1から7までのいずれかに記載の除湿機。
  9. 前記除湿ロータは、第1の主面と、前記第1の主面がある側と反対の側にある第2の主面と、を有し、
    前記ヒータ及び前記冷却器は、前記第1の主面に沿って配置される
    請求項1から8までのいずれかに記載の除湿機。
  10. 前記凝縮水が前記受容器において加熱されることにより生成される加熱済凝縮水により加湿を行う加湿部
    を備える請求項1から9までのいずれかに記載の除湿機。
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