JP2023033170A - 銅合金スパッタリングターゲット及びその製造方法 - Google Patents

銅合金スパッタリングターゲット及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】一体型の銅合金スパッタリングターゲットを提供する。【解決手段】銅と、Mn、Cr、Co、Al、Sn、Tiからなる群より選ばれる少なくとも1種の他の所定の金属元素と、を含み、総量を100wt%として、前記銅の含有量は、98wt%以上にあり、前記他の所定の金属元素の含有量は、0.3wt%~2wt%の範囲内にあり、電子線後方散乱回折器により測定されたカーネル平均方位差の平均値は、2度以下にあり、また、90Hv~120Hvの範囲内の平均ビッカース硬度を有するエロージョン面を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、スパッタリングターゲットに関し、特に銅合金スパッタリングターゲット及びその製造方法に関するものである。
従来の半導体製造に適用する銅合金スパッタリングターゲットは、主に2種類あり、1種類は、一体型(monolithic)の銅合金スパッタリングターゲットであり、もう1種類は、銅合金インゴットの裏面にバッキングプレート(backing plate)が結合されている銅合金スパッタリングターゲットである。
一体型の銅合金スパッタリングターゲットは、使用率が40%超え、銅合金インゴットにバッキングプレートが結合されている銅合金スパッタリングターゲットの使用率(一般的に30~40%)より高い上、互いに異成分であるバッキングプレートと銅合金インゴットとの間に材料特性の差及び界面の存在による導電、導熱などの問題点を低減することができる。
現在業界において、一体型の銅合金スパッタリングターゲットを使用することが好まれているが、一体型の銅合金スパッタリングターゲットを使用する際には、ターゲットがスパッタリングの時間に伴って薄くなって変形する問題点を考慮しなければならない。従って、一体型の銅合金スパッタリングターゲットはその全体の機械強度が、一定の程度に達していることが必要である。
上記2種類の銅合金スパッタリングターゲットに対して、硬化(hardening)ターゲットの機械強度を強化する既有の方法として、一般的に冷間変形(cold deformation)や結晶粒微細化(grain refinement)などの方法がある。
特許文献1には、カーボンるつぼを用いて高真空雰囲気中で純度6Nの高純度銅(Cu)を溶解し、該溶湯をカーボン鋳型に鋳込んでインゴットを得てから、該インゴットに対し400℃で温間鍛造を行って、冷間加工度が78%~82%となるよう冷間圧延して、300℃~350℃で1時間熱処理した後、周縁に冷間加工度が30%~50%となる冷間鍛造を行い、そして、機械加工で該インゴットをエロージョン部と該周縁に対応し該エロージョン部を囲繞するフランジ部とを有する高純度銅スパッタリングターゲットとして製造する方法が開示されている。
特許文献1に開示されている高純度銅スパッタリングターゲットは、フランジ部のビッカース硬度(Vickers hardness、略称Hv)を90Hv~100Hvの間に上げることにより、エロージョン部のビッカース硬度が61Hv~67Hvの間にあっても、スパッタリングターゲット全体の反り量を0.8mm~1.6mmの間に低減できる。
しかし、特許文献1に開示されている高純度銅スパッタリングターゲットは、やはりエロージョン部のビッカース硬度が足りないことから、スパッタリングの中期及び後期のプロセスでスパッタリングターゲットが変形しやすい。
また、特許文献2には、高純度銅マンガン合金スパッタリングターゲットが開示されており、その製造方法は、カーボンるつぼを用いて高真空雰囲気中で純度6Nの高純度銅(Cu)を溶解し、そして、Mnの量を0.05wt%~20wt%に調整するように純度5Nの高純度マンガン(Mn)を銅の溶湯に投入し、1200℃で20分間溶解した後、該銅マンガン合金の溶湯を高真空雰囲気中で水冷銅鋳型に鋳込んでインゴットを得てから、該インゴットの表面層を除去してφ160×60t~φ160×190tにした後、800℃~900℃で熱間鍛造してφ200にし、その後、冷間圧延して、800℃~900℃で熱間圧延してφ380×10t~φ700×10tにし、そして、600℃で1時間熱処理後、ターゲット全体を急冷してターゲット材とした後に、該ターゲット材を機械加工で直径430mm、厚さ7mmに加工し、これを更にCu合金製バッキングプレートと拡散接合してスパッタリングターゲット組立体を製造する方法である。
特許文献2に開示されている高純度銅マンガン合金スパッタリングターゲットは、インゴットを熱間鍛造、冷間圧延、熱間圧延、熱処理、急冷などの工程に通すことで、スパッタリングターゲットの機械強度が向上したが、拡散接合により異成分であるバッキングプレートを接合しているので、使用率が低く導電、導熱などの問題点が生じやすい。
従って、銅系(Cu based)の合金スパッタリングターゲットの使用率を上げることを前提としながら、スパッタリング中期(後期の前)でのスパッタリングターゲットの反り、及びスパッタリング中に期望されない汚染物の粒子(particle、ウェハ基板に付着したダスト)が過剰に生じるなどの問題を解決することは、この技術領域の技術者達の課題である。
台湾特許第I560290号公報 台湾特許第I539019号公報
本発明の目的は、スパッタリングターゲットの使用率を上げられる上、スパッタリング中期でのスパッタリングターゲットの反り、及びスパッタリング中に期望されない汚染物の粒子が過剰に生じるなどの問題を避けることができる一体型の銅合金スパッタリングターゲット及びその製造方法を提供することにある。
上記の目的を実現するために、本発明は、
銅と、
Mn、Cr、Co、Al、Sn、Tiからなる群より選ばれる少なくとも1種の他の所定の金属元素と、を含み、
総量を100wt%として、前記銅の含有量は、98wt%以上にあり、前記他の所定の金属元素の含有量は、0.3wt%~2wt%の範囲内にあり、
電子線後方散乱回折器(electron back scatter diffraction、以下EBSDと略称する)により測定されたカーネル平均方位差(Kernel average misorientation、以下KAMと略称する)の平均値は、2度以下にあり、
また、90Hv~120Hvの範囲内の平均ビッカース硬度を有するエロージョン面を備えることを特徴とする銅合金スパッタリングターゲットを提供する。
また、本発明は、
上記の銅合金スパッタリングターゲットを製造する方法であって、
銅と、Mn、Cr、Co、Al、Sn、Tiからなる群より選ばれる少なくとも1種の他の所定の金属元素と、を共に溶融して、総量を100wt%として、前記銅の含有量が98wt%以上にあり、前記他の所定の金属元素の含有量が0.3wt%~2wt%の範囲内にある溶湯(melting soup)を得る工程Aと、
前記溶湯を型に注入してインゴット(ingot)を形成する工程Bと、
600℃~1000℃の条件において、前記インゴットに対して、鍛造比(forging ratio)が40%を超える熱間鍛造(hot forging)を行う工程Cと、
400℃~700℃の条件において、前記インゴットに対して、1時間~3時間の熱処理(heat treatment)を行う工程Dと、
前記インゴットに対して、冷間加工率(percent of cold work)が40%~75%の範囲内にある冷間圧延(cold rolling)を行う工程Eと、
450℃~700℃の条件において、前記インゴットに対して、1時間~3時間の再結晶(recrystallization)熱処理を行う工程Fと、
室温において、前記インゴットに対して、冷間加工率が50%以下の冷間変形(cold deformation)を行う工程Gと、を順に実行することを特徴とする銅合金スパッタリングターゲットの製造方法を提供する。
上記のように、本発明の銅合金スパッタリングターゲットは、一体型であって使用率を上げることができる上、熱間鍛造によりインゴットを再結晶させて結晶粒微細化を達成した後、インゴットに対して順に熱処理、冷間圧延を行って、インゴットが塑性変形(plastic deformation)されることによりひずみ硬化 (strain hardening)が生じた後、更にインゴットに対して順に再結晶熱処理、冷間変形を行うことにより、インゴットを更に順に結晶粒微細化、ひずみエネルギー(strain energy)の解放、硬化を経させることができて、銅合金スパッタリングターゲットのエロージョン面の硬度が向上し、且つインゴット内に過量のひずみエネルギーが蓄積されることを避けることができる。
図1は、本発明の銅合金スパッタリングターゲットの実施例をEBSDで測定する時の銅合金スパッタリングターゲットの2つのサンプリング位置を示す図である 図2は、図1に示される1つのサンプリング位置で採取したサンプルをEBSDで測定する過程における31の測定点を示す断面図である。 図3は、本発明の銅合金スパッタリングターゲットの実施例のビッカース硬度の測定過程における3つのサンプリング位置を示す図である。
本発明の一体型の銅合金スパッタリングターゲットは、銅と、Mn、Cr、Co、Al、Sn、Tiからなる群より選ばれる少なくとも1種の他の所定の金属元素と、を含み、総量を100wt%として、前記銅の含有量は、98wt%以上にあり、前記他の所定の金属元素の含有量は、0.3wt%~2wt%の範囲内にあり、電子線後方散乱回折器(EBSD)により測定されたカーネル平均方位差(KAM)の平均値は、2度以下にあり、また、90Hv以上の平均ビッカース硬度を有するエロージョン面を備え、例えば、90Hv~120Hvの範囲内の平均ビッカース硬度を有するエロージョン面を備える。
本発明の一つの実施例において、前記他の所定の金属元素は、Mnである。
一般的なスパッタリングターゲットでスパッタリングを行う際に、スパッタ源として通常はマグネトロン(magnetrons)が用いられる。強電場及び磁場を利用してプラズマ粒子をスパッタリングターゲット表面に接近する位置に制限することにより、電子を磁場中に磁力線周囲の螺旋経路に沿って進行させて、電子がスパッタリングターゲット表面の近くの気体中性粒子と衝突電離(ionization by collision)する確率を向上させ、それにより電離後のカチオンをスパッタリングターゲット表面に衝突させて、スパッタリングターゲット表面にエロージョンプロファイル(erosion profile)が形成される。従って、スパッタリングターゲットのエロージョン面は、表面においてイオンに衝突される領域である。
好ましくは、本発明の銅合金スパッタリングターゲットは、30μm以下の平均結晶粒度を有し、電子線後方散乱回折器(EBSD)により測定されたカーネル平均方位差(KAM)の平均値が0.9度~1.9度の範囲内にある。
本発明の銅合金スパッタリングターゲットの製造方法は、以下の工程A~工程Gを順に実行する。
前記工程Aでは、銅と、Mn、Cr、Co、Al、Sn、Tiからなる群より選ばれる少なくとも1種の他の所定の金属元素と、を共に溶融して、総量を100wt%として、前記銅の含有量が98wt%以上にあり、前記他の所定の金属元素の含有量が0.3wt%~2wt%の範囲内にある溶湯を得る。一部の実施形態において、前記他の所定の金属元素は、Mnである。
前記工程Bでは、前記溶湯を型に注入してインゴットを形成する。
前記工程Cでは、600℃~1000℃の条件において、前記インゴットに対して、鍛造比が40%を超える熱間鍛造を行う。
鍛造比が40%を超える熱間鍛造は、前記インゴットを再結晶温度より高い温度で塑性変形させると共に、再結晶を持続的にさせて、結晶粒微細化を達成することが目的である。また、結晶粒微細化の効果を達成するために、前記工程Cにおいて、熱間鍛造の鍛造比は40%~50%の範囲内にあることが好ましい。
前記工程Dでは、400℃~700℃の条件において、前記インゴットに対して、1時間~3時間の熱処理を行う。例として、400℃~550℃の条件において、熱処理を行う。
前記工程Eでは、前記インゴットに対して、冷間加工率が40%~75%の範囲内となるように冷間圧延を行う。
冷間加工率が40%~75%の範囲内となる冷間圧延は、塑性変形により前記インゴットの内部に転位キンク(dislocation kink)を累積させ、それにより、前記インゴットの硬度をその内部の残留応力(residual stress)により高めることが目的である。また、十分な残留応力を得るために、前記工程Eにおいて、冷間圧延の冷間加工率が65%~75%の範囲内にあることが好ましい。
前記工程Fでは、450℃~700℃の条件において、前記インゴットに対して、1時間~3時間の再結晶熱処理を行う
前記工程Eの冷間圧延を行った後で前記工程Fの再結晶熱処理を行う目的は、前記インゴットに対してアニーリング(annealing)プロセス中の回復(recovery)、再結晶の2段階を順に経過させることにある。具体的には、前記インゴットの温度が回復段階に達した時に、先ず前記インゴット内の残留応力を解放させて、転位を多角形構造(polygonized structure)に再配列し、その多角形構造は通常結晶粒内部の亜結晶組織(subgrain structure)であり、且つ、再配列した転位が亜結晶組織の境界になり、そして、前記インゴットの温度が再結晶段階に達した時に、新しい結晶粒が亜結晶組織の境界において成核して多数の転位が消滅し、前記インゴットの結晶粒が更に微細化し、前記インゴットの強度が下がり、延性が上がる。即ち、前記工程Fの目的は、前記インゴット内部のひずみエネルギーを低減して前記インゴットを結晶粒微細化することにある。
前記工程Gでは、室温において、前記インゴットに対して、冷間加工率が50%以下の冷間変形を行う。前記工程C~前記工程Gの処理を経ることにより、前記インゴットが第1段階の結晶粒微細化及び加工硬化(work hardening)を経て、更に第2段階の結晶粒微細化を経ることで前記インゴット内部のひずみエネルギーが下がる。従って、冷間加工率を50%以下とする冷間変形の目的は、2回結晶粒微細化された前記インゴットを初歩的に強化した後再び加工硬化し、且つインゴット内部のひずみエネルギーが過量に累積することを避けるためであり、そのため冷間加工率が50%以下になるよう制御することが必要である。
前記工程Gにおいて、前記冷間変形は、冷間圧延、冷間鍛造(cold forging)、冷間押し出し(cold extrusion)、冷間延伸(drawing)からなる群より選ばれ、2つ以上選ばれる場合、同時に実施ではなく必要に応じて順に行う。
<スパッタリングターゲットの製造>
本発明の銅合金スパッタリングターゲットの具体例1(E1)の製造方法は、真空環境において、石墨るつぼで純度6N以上の高純度銅(Cu)及び純度5N超えのMnを溶融して、総量を100wt%としてMnの含有量が0.3wt%である溶湯を得た。溶融に使用する加熱方法は、感応式加熱器や感応式加熱モジュールなどによる感応式加熱である。
そして、前記溶湯を複数の水冷銅るつぼに注入して対応する複数のインゴットを形成した。
そして、700℃の条件において、各該インゴットに対して、鍛造比が47%の熱間鍛造を行った後、550℃の条件において、各該インゴットに対して、1時間の熱処理を行った。
熱処理を行った後、各該インゴットに対して、冷間加工率が73%の冷間圧延を行ってから、450℃の条件において、各該インゴットに対して、1時間の再結晶熱処理を行った。再結晶熱処理を行った後、室温(一般的に25℃~27℃を指す)で各該インゴットに対して、冷間加工率が50%未満の冷間圧延を行った。
最後に、各該インゴットを機械加工して具体例1(E1)の銅合金スパッタリングターゲットにして、後記の測定のサンプルにした。
本発明の銅合金スパッタリングターゲットの具体例2(E2)の製造方法は、具体例1(E1)の製造方法とほぼ同じであって異なる部分は、Mnの含有量が0.8wt%であり、そして、750℃の条件において、各インゴットに対して、鍛造比が43%の熱間鍛造を行い、500℃の条件において、各該インゴットに対して、1時間の熱処理を行い、各該インゴットに対して、冷間加工率が65%の冷間圧延を行い、550℃の条件において、各該インゴットに対して、3時間の再結晶熱処理を行い、且つ各該インゴットに対して、冷間加工率が45%未満の冷間圧延を行い、最後に、各該インゴットを機械加工して具体例2(E2)の銅合金スパッタリングターゲットにして、後記の測定のサンプルにした。
本発明の銅合金スパッタリングターゲットの具体例3(E3)の製造方法は、具体例1(E1)の製造方法とほぼ同じであって異なる部分は、Mnの含有量が2.0wt%であり、そして、750℃の条件において、各インゴットに対して、鍛造比が42%の熱間鍛造を行い、400℃の条件において、各該インゴットに対して、1時間の熱処理を行い、各該インゴットに対して、冷間加工率が68%の冷間圧延を行い、700℃の条件において、各該インゴットに対して、1時間の再結晶熱処理を行い、且つ各該インゴットに対して、冷間加工率が45%未満の冷間鍛造を行い、最後、各該インゴットを機械加工して具体例3(E3)の銅合金スパッタリングターゲットにして、後記の測定のサンプルにした。
銅合金スパッタリングターゲットの比較例1(CE1)の製造方法は、具体例1(E1)の製造方法とほぼ同じであって異なる部分は、850℃の条件において、各インゴットに対して、鍛造比が67%の熱間鍛造を行い、600℃の条件において、各該インゴットに対して、1時間の熱処理を行い、各該インゴットに対して、冷間加工率が52%の冷間圧延を行い、450℃の条件において、各該インゴットに対して、1時間の再結晶熱処理を行い、且つ各該インゴットに対して冷間鍛造を行わずに、最後に、各該インゴットを機械加工して比較例1(CE1)の銅合金スパッタリングターゲットにして、後記の測定のサンプルにした。
銅合金スパッタリングターゲットの比較例2(CE2)の製造方法は、具体例2(E2)の製造方法とほぼ同じであって異なる部分は、800℃の条件において、各インゴットに対して、鍛造比が58%の熱間鍛造を行い、350℃の条件において、各該インゴットに対して、1時間の熱処理を行い、各該インゴットに対して、冷間加工率が55%の冷間圧延を行い、750℃の条件において、各該インゴットに対して、3時間の再結晶熱処理を行い、且つ各該インゴットに対して、冷間加工率が55%の冷間圧延を行い、最後に、各該インゴットを機械加工して比較例2(CE2)の銅合金スパッタリングターゲットにして、後記の測定のサンプルにした。
銅合金スパッタリングターゲットの比較例3(CE3)の製造方法は、具体例3(E3)の製造方法とほぼ同じであって異なる部分は、900℃の条件において、各インゴットに対して、鍛造比が60%の熱間鍛造を行い、350℃の条件において、各該インゴットに対して、1時間の熱処理を行い、各該インゴットに対して、冷間加工率が60%の冷間圧延を行い、700℃の条件において、各該インゴットに対して、0.5時間の再結晶熱処理を行い、且つ各該インゴットに対して、冷間加工率が70%の冷間鍛造を行い、最後に、各該インゴットを機械加工して比較例3(CE3)の銅合金スパッタリングターゲットにして、後記の測定のサンプルにした。
表1には、各具体例及び各比較例の詳しい製造パラメーターが示されている。
Figure 2023033170000002
測定手段及びそのデータの分析
各具体例及び各比較例の成分分析は、各スパッタリングターゲットの周縁からサイズが20mm×20mmの部分を取って、誘導結合プラズマ発光スペクトロメーター(inductively coupled plasma optical emission spectrometer、略称:ICP-OES、米PerkinElmer社から購入、型番:5300DV)により測定され、その結果は、表2にまとめられている。
米EDXA Inc.社から購入のEBSDで各具体例及び各比較例を測定して、対応のEBSDのデータセットを得た後、EDXA Inc.社が開発したOIM AnalysisTMソフトで各具体例及び各比較例のEBSDのデータセットに対してKAM値の計算を行う。
詳しく言うと、平均KAM値は、各具体例及び各比較例の銅合金スパッタリングターゲットの図1に示される中心部分D及び図1に示される周縁部分Eのそれぞれから厚さ30mmのサンプルを取得し、各サンプルの上面から図2に示される厚み方向に沿って下面へ向かって、1mmごとに一回EBSD(拡大倍率200X)を測定し、各測定点で得たEBSDのデータセットからOIMソフトで1つのKAM値を算出できるので、1つの具体例または1つの比較例の2つのサンプルから62のKAM値が得られ、該62のKAM値の平均値を計算して平均KAM値が得られた。得られた平均KAM値も表2にまとめられている。
KAMは、材料内の局部方位差(local misorientation)の変化を表すことができ、KAMで画像を作成すると、材料内の欠陥密度の増加領域を呈することができ且つ材料ひずみ(strain)の過程を推測できる。平均KAM値は、一般的に材料の塑性ひずみ程度の量を判断することに使用し、即ち、KAM値が高いほど塑性変形程度が大きく欠陥密度が高く、材料内部に過量のひずみエネルギーが累積しやすい。
各具体例及び各比較例の平均結晶粒度は、ASTM E112の標準測定方法に基づいて測定した。平均結晶粒度の結果も表2にまとめられている。
また、本発明において、ビッカース硬度の測定過程は、各具体例及び各比較例の銅合金スパッタリングターゲットの図3に示される中心部分A、図3に示される2分の1半径部分B及び図3に示される周縁部分Cの3箇所それぞれからサイズが10mm×10mmのサンプルを取得した後、各サンプルの測定面を研磨(polishing)してエロージョン面としてから、微小硬度計(島津製作所から購入、型番:HMV-2)で各サンプルに対応するビッカース硬度を測定した後、各具体例及び各比較例の銅合金スパッタリングターゲットの3つのサンプルの平均ビッカース硬度を算出した。平均ビッカース硬度の結果も表2にまとめられている。
流量が40sccm~60sccmのアルゴン(Ar)により10mTorr~20mTorrの作動圧力(working pressure)で各具体例及び各比較例の銅合金スパッタリングターゲットに4W/cm~8W/cmの出力を提供してスパッタリングテストを行った。該スパッタリングテストは、ターゲット前期変形、ターゲット中期変形、スパッタリング中の期望されない汚染物の粒子数の3つの測定があり、座標測定機(coordinate measuring machine、以下CMMと略称する)でターゲット前期変形及びターゲット中期変形を測定し、微粒子計測器(KLA-Tencor Corporation社製、型番:Tencor Surfscan 6420)でスパッタリング工程を5分間行った後に、スパッタリングで発生した大きさが75nm以上の期望されない汚染物の粒子数を測定した。
CMMを使用する測定は、各銅合金スパッタリングターゲットをCMMにある水平面に配置して、各銅合金スパッタリングターゲットの非エロージョン(non-erosion)領域の該水平面に対する反り具合を測定して各銅合金スパッタリングターゲットの湾曲度にした。ターゲット前期変形は、スパッタリングターゲットが72時間のスパッタリングを経た後のターゲット湾曲度を指し、湾曲度が0.1mmを超えると変形ありと判定し、その場合スパッタリングで生成した薄膜の均一性が低下しやすい。ターゲット中期変形は、スパッタリングターゲットが240時間のスパッタリングを経た後の湾曲度が0.3mmを超えると変形ありと判定し、その場合スパッタリングで生成した薄膜の均一性が低下する以外、ターゲットの破裂が起きやすい。スパッタリング中の期望されない汚染物の粒子数が5を超えると、スパッタリングで生成した薄膜の品質が低下しやすい。
ターゲット前期変形、ターゲット中期変形、スパッタリング中の期望されない汚染物の粒子数の結果も表2にまとめられている。
Figure 2023033170000003
表2の結果によれば、各具体例及び各比較例の銅合金スパッタリングターゲットはMnの含有量が0.3wt%~2wt%の範囲にある。表1及び表2を合わせてみると、本発明の各具体例(E1~E3)の銅合金スパッタリングターゲットは、平均KAM値が0.96度~1.82度の範囲にあり、且つ、スパッタリング中の期望されない汚染物の粒子数が最大4つしかないので、本発明の各具体例(E1~E3)の銅合金スパッタリングターゲットは、再結晶熱処理によりインゴット内部の残留応力(ひずみエネルギー)が適度に解放され、更に再結晶熱処理の後に冷間加工率が50%未満の冷間変形を行うことにより、塑性変形の程度が、インゴット内部にひずみエネルギーが過量に累積することを避けられる程度になり、それによりスパッタリングテストにおいて、スパッタリング中のダストからの期望されない汚染物の粒子数が最大4つであることが証明された。
それに対して、比較例3(CE3)の銅合金スパッタリングターゲットは、平均KAM値が3.17度と高く、スパッタリングテストにおいて、スパッタリング中の期望されない汚染物の粒子数が最大12と多いので、比較例3(CE3)の銅合金スパッタリングターゲットは、インゴットが再結晶熱処理を経てはいるが、0.5時間内で700℃に昇温する再結晶熱処理及び冷間加工率が70%の冷間鍛造により、比較例3(CE3)のインゴット内部の残留応力が解放されにくい以外に、更に冷間加工率が70%の冷間鍛造により銅合金スパッタリングターゲットに過量のひずみエネルギーが残留して、スパッタリング中の期望されない汚染物の粒子数が各具体例(E1~E3)よりはるかに高いことが初歩的に証明された。
また、表1及び表2を合わせてみると、本発明の各具体例(E1~E3)の銅合金スパッタリングターゲットは、平均結晶粒度が17μm~26μmの間にあり、エロージョン面のビッカース硬度も93Hv~116Hvの間と高いので、二度の結晶粒微細化がインゴットの強度の向上に役立つという対応関係が証明され、各具体例によりスパッタリングで得られた薄膜の均一性を向上させることができる。
また、本発明の各具体例(E1~E3)の銅合金スパッタリングターゲットは、72時間のスパッタリングを経た後(ターゲット前期変形)の湾曲度が0.1mm未満、240時間のスパッタリングを経た後(ターゲット中期変形)の湾曲度が0.3mm未満であるので、スパッタリングで生成した薄膜の均一性が低下しにくい以外、ターゲットの破裂も起きにくい。
それに対して、比較例1(CE1)及び比較例2(CE2)の銅合金スパッタリングターゲットは、平均KAM値が僅か0.65度及び0.47度であり、対応のエロージョン面のビッカース硬度も63及び57に低減し、更に、ターゲット前期変形の湾曲度が0.1mmを超え且つターゲット中期変形の湾曲度が0.3mmを超えた。
それにより、比較例1(CE1)の銅合金スパッタリングターゲットは冷間変形を行っていないことによりスパッタリング中に受けた重力に抵抗し得る硬度が不足して、ターゲット前期変形及びターゲット中期変形などの問題が生じることが証明され、それによりスパッタリングで生成した薄膜の均一性に悪影響がある以外、ターゲットが破裂しやすい。
比較例2(CE2)の銅合金スパッタリングターゲットは再結晶熱処理の温度が高すぎる(750℃)ので、2回再結晶の結晶粒度が大きすぎ、そのためビッカース硬度が57に低減し、ターゲット前期変形及びターゲット中期変形などの問題が生じることが証明され、同じくスパッタリングで生成した薄膜の均一性に悪影響がある以外、ターゲットが破裂しやすいという問題点がある。
従って、本発明の銅合金スパッタリングターゲットの製造方法により製造された本発明の銅合金スパッタリングターゲットは、一体型(モノリシック)であって使用率を上げられる上、熱間鍛造によりインゴットを再結晶させて結晶粒微細化を達成した後、インゴットに対して順に熱処理、冷間圧延を行って、インゴットが塑性変形されることによりひずみ硬化が生じた後、更にインゴットに対して順に熱処理、冷間変形を行って、インゴットを更に順に2回結晶粒微細化、ひずみエネルギーの解放、硬化を経させることにより、銅合金スパッタリングターゲットのエロージョン面の硬度が向上し、且つインゴット内に過量のひずみエネルギーが蓄積されることを避けることができ、本発明の目的を達成できる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、最も広い解釈の精神および範囲内に含まれる様々な構成として、全ての修飾および均等な構成を包含するものとする。
本発明の銅合金スパッタリングターゲットは、スパッタリングに使用することに好適である。
A、D 中心部分
B 2分の1半径部分
C、E 周縁部分

Claims (9)

  1. 銅と、
    Mn、Cr、Co、Al、Sn、Tiからなる群より選ばれる少なくとも1種の他の所定の金属元素と、を含み、
    総量を100wt%として、前記銅の含有量は、98wt%以上にあり、前記他の所定の金属元素の含有量は、0.3wt%~2wt%の範囲内にあり、
    電子線後方散乱回折器により測定されたカーネル平均方位差の平均値は、2度以下にあり、
    また、90Hv~120Hvの範囲内の平均ビッカース硬度を有するエロージョン面を備えることを特徴とする銅合金スパッタリングターゲット。
  2. 前記他の所定の金属元素は、Mnであることを特徴とする請求項1に記載の銅合金スパッタリングターゲット。
  3. 30μm以下の平均結晶粒度を有することを特徴とする請求項1に記載の銅合金スパッタリングターゲット。
  4. 電子線後方散乱回折器により測定されたカーネル平均方位差の平均値は、0.9度~1.9度の範囲内にあることを特徴とする請求項1に記載の銅合金スパッタリングターゲット。
  5. 請求項1~請求項4のいずれかに記載の銅合金スパッタリングターゲットを製造する方法であって、
    銅と、Mn、Cr、Co、Al、Sn、Tiからなる群より選ばれる少なくとも1種の他の所定の金属元素と、を共に溶融して、総量を100wt%として、前記銅の含有量が98wt%以上にあり、前記他の所定の金属元素の含有量が0.3wt%~2wt%の範囲内にある溶湯を得る工程Aと、
    前記溶湯を型に注入してインゴットを形成する工程Bと、
    600℃~1000℃の条件において、前記インゴットに対して、鍛造比が40%を超える熱間鍛造を行う工程Cと、
    400℃~700℃の条件において、前記インゴットに対して、1時間~3時間の熱処理を行う工程Dと、
    前記インゴットに対して、冷間加工率が40%~75%の範囲内にある冷間圧延を行う工程Eと、
    450℃~700℃の条件において、前記インゴットに対して、1時間~3時間の再結晶熱処理を行う工程Fと、
    室温において、前記インゴットに対して、冷間加工率が50%以下の冷間変形を行う工程Gと、を順に実行することを特徴とする銅合金スパッタリングターゲットの製造方法。
  6. 前記工程Cにおいて、熱間鍛造の鍛造比が40%~50%の範囲内にあることを特徴とする請求項5に記載の銅合金スパッタリングターゲットの製造方法。
  7. 前記工程Dにおいて、400℃~550℃の条件において、熱処理を行うことを特徴とする請求項5に記載の銅合金スパッタリングターゲットの製造方法。
  8. 前記工程Eにおいて、冷間圧延の冷間加工率が65%~75%の範囲内にあることを特徴とする請求項5に記載の銅合金スパッタリングターゲットの製造方法。
  9. 前記工程Gにおいて、前記冷間変形は、冷間圧延、冷間鍛造、冷間押し出し、冷間延伸からなる群より選ばれることを特徴とする請求項5に記載の銅合金スパッタリングターゲットの製造方法。
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