JP2023026039A - プローブ及び検査用ソケット - Google Patents

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威之 鈴木
Takeshi Suzuki
康貴 中島
Yasutaka Nakajima
勝己 鈴木
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Abstract

【課題】バレルとハウジングとの導通が確実にとれ、また、製造において高い寸法精度が要求されないプローブ及び検査用ソケットを提供する。【解決手段】ハウジング11に形成されるとともに金属製の内周壁で画定された貫通孔40に挿通されるグランド用のプローブ100であって、軸線Xの方向に延在した筒状壁部を有するバレル130と、バレル130に収容されたプランジャ110,120と、を備え、バレル130は、筒状壁部の一部が弾性を持って内周壁に接触する板バネ部131を有している。【選択図】図5

Description

本発明は、プローブ及び検査用ソケットに関する。
高速伝送が要求される検査デバイスの検査には、信号ピン、電源ピン及びグランドピンの3種類のピン(プローブ)を有する検査用ソケットが使用されることがある。
グランドピンとは、検査デバイスのグランド端子及びテスト基板のグランド端子を、グランドとしてのハウジングに対して電気的に接続するものであり、例えば特許文献1にその例が記載されている。
また、特許文献1以外の例として、グランドピンとグランドピンが挿通される貫通孔を画定する内周壁との間の隙間を小さくして接触させることで両者間の導通をとる構成がある。
特許第4550564号公報
グランドピンにおいては、確実にグランドとの導通をとる必要があるが、グランドピンと貫通孔を画定する内周壁との間の隙間を小さくする構造では、接触が不安定になることが懸念されるとともに、グランドピンや貫通孔に高い寸法精度が要求され量産には向かない。
そこで、本発明は、バレルとハウジングとの導通が確実にとれ、また、製造において高い寸法精度が要求されないプローブ及び検査用ソケットを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のプローブ及び検査用ソケットは以下の手段を採用する。
すなわち、本発明の第1態様に係るプローブは、ハウジングに形成されるとともに金属製の内周壁で画定された貫通孔に挿通されるグランド用のプローブであって、軸線の方向に延在した筒状壁部を有するバレルと、該バレルに収容されたプランジャと、を備え、前記バレルは、前記筒状壁部の一部が弾性を持って前記内周壁に接触する接触部を有している。
本態様に係るプローブによれば、バレルは、筒状壁部の一部が弾性を持って金属製の内周壁に接触する接触部を有しているので、貫通孔を画定する内周壁とバレルとの間に隙間がある場合でも、バレルとハウジングとを確実に接触させることができる。これによって、バレルとハウジングとの導通を確実にとることができる。
また、接触部が弾性を持って内周壁に接触するので、内周壁とバレルとの間にある隙間が貫通孔やバレルの寸法誤差の関係で個体により一定でない場合でも、その誤差を吸収することができる。このため、貫通孔の成形やバレルの製造において高い寸法精度が要求されない。
また、本発明の第1態様に係るプローブにおいて、前記接触部は、前記軸線に対する周方向に複数形成されている。
本態様に係るプローブによれば、接触部は、軸線に対する周方向に複数形成されているので、バレルとハウジングとの電気的な接点を増やすことができる。
また、例えば、接触部が周方向において等角度間隔に設けられている場合、プローブと貫通孔とを同軸状に配置できる。
また、本発明の第1態様に係るプローブにおいて、前記接触部は、前記軸線の方向に沿った複数個所に形成されている。
本態様に係るプローブによれば、接触部は、軸線の方向に沿った複数個所に形成されているので、プローブの軸線が貫通孔に対して傾くことを抑制できる。また、1つの貫通孔が複数のハウジングに亘って形成されている場合であっても、全てのハウジングに対して導通をとることができる。
また、本発明の第1態様に係るプローブにおいて、前記接触部は、前記軸線に対する半径方向の外側に切り起された片持ちの板バネとされている。
本態様に係るプローブによれば、接触部は、前記軸線に対する半径方向の外側に切り起された片持ちの板バネとされているので、簡便な構成で接触部を形成することができる。
また、本発明の第2態様に係るプローブは、ハウジングに形成されるとともに金属製の内周壁で画定された貫通孔に挿通されるグランド用のプローブであって、軸線の方向に延在した筒状の主バレル及び該主バレルに収容されたプランジャを有するプローブ本体と、前記主バレルが前記軸線の方向に挿通される導通バレルと、を備え、前記主バレルは、前記軸線の方向に沿った一部の区間に拡径部を有し、前記導通バレルは、前記軸線の方向に沿ったスリットを有し、前記導通バレルは、弾性変形した状態で前記拡径部に嵌合されて前記主バレルに対して固定されている。
本態様に係るプローブによれば、主バレルは、軸線の方向に沿った一部の区間に拡径部を有し、導通バレルは、軸線の方向に沿ったスリットを有し、導通バレルは、弾性変形した状態で拡径部に挿通されて主バレルに対して固定されているので、拡径部にて拡がるように弾性変形した導通バレルを介して主バレルとハウジングとを確実に接触させることができる。これによって、主バレルとハウジングとの導通を確実にとることができる。
また、拡径部の径が同じであれば、長さの異なるプローブ本体にも共通の導通バレルを嵌合することができる。
また、本発明の第3態様に係るプローブは、ハウジングに形成されるとともに金属製の内周壁で画定された貫通孔に挿通されるグランド用のプローブであって、軸線の方向に延在した筒状の主バレル及び該主バレルに収容されたプランジャを有するプローブ本体と、前記主バレルが前記軸線の方向に挿通される導通バレルと、を備え、前記導通バレルは、前記主バレル及び/又は前記内周壁に弾性を持って接触する接触部を有している。
本態様に係るプローブによれば、導通バレルは、主バレル及び/又は内周壁に弾性を持って接触する接触部を有しているので、貫通孔を画定する内周壁と主バレルとの間に隙間がある場合でも、主バレルとハウジングとを確実に接触させることができる。これによって、主バレルとハウジングとの導通を確実にとることができる。
また、接触部が弾性を持って主バレル及び/又は内周壁に接触するので、内周壁と主バレルとの間にある隙間が貫通孔や主バレルの寸法誤差の関係で個体により一定でない場合でも、その誤差を吸収することができる。このため、貫通孔の成形や主バレルの製造において高い寸法精度が要求されない。
また、本発明の第3態様に係るプローブにおいて、前記導通バレルは、前記軸線の方向に沿ったスリットを有している。
本態様に係るプローブによれば、導通バレルは、軸線の方向に沿ったスリットを有しているので、弾性変形することで導通バレルの径を容易に拡大/縮小させることができる。これにより、主バレルや貫通孔に対して容易に圧入することができる。
また、寸法誤差の関係で貫通孔の内径や主バレルの外径が個体により一定でない場合でも、その誤差を吸収することができる。このため、貫通孔の成形や主バレルの製造において高い寸法精度が要求されない。
また、本発明の第3態様に係るプローブにおいて、前記主バレルは、前記軸線の方向に沿った一部の区間に拡径部を有し、前記導通バレルは、弾性変形した状態で前記拡径部に嵌合されて前記主バレルに対して固定されている。
本態様に係るプローブによれば、主バレルは、軸線の方向に沿った一部の区間に拡径部を有し、導通バレルは、弾性変形した状態で拡径部に挿通されて主バレルに対して固定されているので、主バレルと導通バレルとを確実に接触させることができる。
また、本発明の第3態様に係るプローブにおいて、前記接触部は、前記軸線に対する周方向に複数形成されている。
本態様に係るプローブによれば、接触部は、軸線に対する周方向に複数形成されているので、バレルとハウジングとの電気的な接点を増やすことができる。
また、例えば、接触部が周方向において等角度間隔に設けられている場合、プローブと貫通孔とを同軸状に配置できる。
また、本発明の第3態様に係るプローブにおいて、前記接触部は、片持ちの板バネとされている。
本態様に係るプローブによれば、接触部は、片持ちの板バネとされているので、簡便な構成で接触部を形成することができる。
また、本発明の第2態様及び3態様に係るプローブにおいて、前記拡径部は、前記軸線の方向に沿って外径が漸次拡大していくテーパ形状とされている。
本態様に係るプローブによれば、拡径部は、軸線の方向に沿って外径が漸次拡大していくテーパ形状とされているので、導通バレルと容易に嵌合することができる。
また、本発明の第4態様に係る検査用ソケットは、第1態様から第3態様のいずれかに記載のプローブと、前記貫通孔が形成された前記ハウジングと、を備えている。
本発明によれば、バレルとハウジングとの導通が確実にとれ、また、製造において高い寸法精度が要求されないプローブ及び検査用ソケットを提供できる。
本発明の第1実施形態に係るプローブを備えた検査用ソケットの正面図及び断面図である。 第1実施形態に係るプローブの正面図である。 図2に示す切断線III-IIIにおける横断面図である。 図3に示す切断線IV-IVにおける縦断面図である。 ハウジングに収容されたプローブの正面図である。 第1実施形態の変形例1に係るプローブの正面図である。 図6に示す切断線VII-VIIにおける縦断面図である。 第1実施形態の変形例2に係るプローブの正面図である。 第2実施形態に係るプローブ本体の正面図である。 第2実施形態に係る導通バレルの正面図である。 図10に示す切断線XI-XIにおける横断面図である。 導通バレルが設置された上部ハウジングの縦断面図である。 プローブが設置された上部ハウジングの縦断面図である。 プローブが設置されたハウジングの縦断面図である。 第2実施形態の変形例に係る導通バレルの正面図である。 第2実施形態の他の変形例に係る導通バレルの平面図である。 第2実施形態の他の変形例に係る導通バレルの正面図である。 第2実施形態の他の変形例に係る導通バレルの正面図である。 第3実施形態に係るプローブ本体の正面図である。 第3実施形態に係る導通バレルの正面図である。 図20に示すA方向から見た導通バレルの側面図である。 導通バレルが設置された上部ハウジングの縦断面図である。 プローブが設置された上部ハウジングの縦断面図である。 図23に示すB方向から見た図である。 第3実施形態の変形例1に係る導通バレルが設置されたハウジングの縦断面図である。 第3実施形態の変形例2に係る導通バレルが設置されている縦断面図である。 第4実施形態に係る導通バレルの正面図である。 導通バレルが設置された上部ハウジングの縦断面図である。 プローブが設置された上部ハウジングの縦断面図である。 プローブが設置されたハウジングの縦断面図である。 第4実施形態の変形例に係る導通バレルの平面図である。 第4実施形態の他の変形例に係る導通バレルの正面図である。 第4実施形態の他の変形例に係る導通バレルの正面図である。 第5実施形態に係る導通バレルの正面図である。 導通バレルが設置された上部ハウジングの縦断面図である。 プローブ本体の挿入による導通バレルの移動を示した概念図である。 プローブが設置された上部ハウジングの縦断面図である。 第5実施形態の変形例1に係るプローブの正面図である(導通バレルのみ縦断面図)。 第5実施形態の変形例1に係る導通バレルの横断面図である。 プローブが設置された上部ハウジングの縦断面図である。 変形例1においてフランジ部が形成された主バレルの正面図である。 第5実施形態の変形例2に係る導通バレルが設置された上部ハウジングの縦断面図である。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態に係るプローブ及び検査用ソケットについて、図面を参照して説明する。
[検査用ソケットの概要]
以下、検査用ソケット10(以下、単に「ソケット10」という。)の概要について説明する。
図1に示すように、ソケット10は、ICパッケージ(半導体パッケージ)30の試験において、プリント配線基板(テスト基板)20とICパッケージ30とを導通させる部品である。
ソケット10は、プリント配線基板20の上面に実装される。
また、ICパッケージ30は、ソケット10が有する可動台座12に形成された凹所12aに装着される。
ICパッケージ30としては、BGA(Ball Grid Array)型のものが例示される。また、LGA(Land Grid Array)型やQFP(Quad Flat Package)型のものでもよい。
ソケット10は、プローブ100と、上部ハウジング11A及び下部ハウジング11Bを有するハウジング11と、可動台座12と、を備えている。
ソケット10において、ハウジング11はプリント配線基板20側に配置されており、可動台座12はハウジング11(上部ハウジング11A)の上に積層されるように配置されている。
ハウジング11(上部ハウジング11A)と可動台座12との間には台座用バネ13が介設されており、両部材を互いに離間する方向に付勢している。これによって、可動台座12は、ハウジング11に対して弾性的に近接及び離間可能となる。
詳細には、無負荷とすることで可動台座12はハウジング11から離間して、可動台座12をハウジング11側に押し込むことで可動台座12はハウジング11に近接する。
ハウジング11は、上部ハウジング11A及び下部ハウジング11Bを有しており、下部ハウジング11Bに上部ハウジング11Aが積層されるように構成されている。
ハウジング11は、上部ハウジング11Aと下部ハウジング11Bとによって画定された貫通孔40を有しており、この貫通孔40にプローブ100のバレル130が収容されることになる。
なお、図1で示した貫通孔40(左側の貫通孔40)では、説明の容易ためプローブ100を図示していない。
[プローブの詳細]
以下、プローブ100の詳細な構造について説明する。
なお、プローブ100には信号ピン、電源ピン及びグランドピンの3種類があるが、本実施形態に係るプローブ100は、ICパッケージ30のグランド端子及びプリント配線基板20のグランド端子を、グランドとしてのハウジング11に対して電気的に接続するグランド用のプローブに関するものである。
図2に示すように、プローブ100は、バレル130、上部プランジャ110、下部プランジャ120及びスプリング(図示せず)を備えている。
図2及び図3に示すように、バレル130は、軸線Xの方向に延在した筒状壁部を有している。バレル130は、金属製(例えば、銅系材料(ベリリウム銅やリン青銅)にメッキ処理(Niを下地とする硬質Auメッキ)が施されたもの)とされている。
バレル130には、上部プランジャ110の基端部分、下部プランジャ120の基端部分及びスプリングが収容されている。上部プランジャ110及び下部プランジャ120は、金属製(例えば、銅系材料(ベリリウム銅やリン青銅)や炭素工具鋼にメッキ処理(Niを下地とする硬質Auメッキ)が施されたものやPd合金)とされている。また、スプリングは、金属製(例えば、ピアノ線やSUS線にメッキ処理(Niを下地とする硬質Auメッキ)が施されたもの)とされている。なお、SUS線の場合は、下地としてのNiメッキを省略することができる。
ここで、上部プランジャ110の基端とは、ICパッケージ30に接触する先端部分の反対側にある端部のことである。また、下部プランジャ120の基端とは、プリント配線基板20に接触する先端部分の反対側にある端部のことである。
上部プランジャ110及び下部プランジャ120は、スプリングによって互いに離間する方向に付勢されており、バレル130に対して摺動可能に構成されている。すなわち、図2に示すプローブ100は、いわゆる両側摺動型のプローブとされている。
以上のように構成されたプローブ100において、バレル130には、板バネ部131が形成されている。
図2から図4に示すように、板バネ部131とは、バレル130を構成する筒状壁部の一部が切り起されることで軸線Xに対する半径方向の外側に突出した部分であって、支点がバレル130に接続された片持ちの板バネとしての機能する部分である。
同図の場合、板バネ部131は、軸線Xの方向に切り起されている。すなわち、板バネの支点を基端としたとき、板バネ部131は、先端及び基端が軸線Xの方向に沿って配置されるように切り起されている。
図5に示すように、板バネ部131は、バレル130がハウジング11に形成された貫通孔40に収容されたとき、貫通孔40を画定している内周壁に弾性を持って接触する。
ここで、貫通孔40を画定している内周壁は金属製とされており、グランドと電気的に接続されている。ハウジング11を金属製としてもよい。これによって、板バネ部131を介して、バレル130とハウジング11との間で導通をとることができる。
図2、図3及び図5に示すように、板バネ部131は、軸線Xに対する周方向に等角度間隔で複数形成されることが好ましい。これによって、プローブ100と貫通孔40とを同軸状に配置できる。
また、板バネ部131は、軸線Xの方向に沿った複数個所に形成されることが好ましい。これによって、プローブ100の軸線Xが貫通孔40に対して傾くことを抑制できる。
また、本実施形態のように、1つの貫通孔40が複数に分割されたハウジング11に亘って形成されている場合であっても、全てのハウジング11(ここでは上部ハウジング11A及び下部ハウジング11Bの両方)と導通をとることができる。
なお、板バネ部131の先端が向く方向は、ハウジング11にバレル130を挿入する方向/バレル130にハウジング11を嵌める方向によって決定される。
具体的には、図5に示す上2つの板バネ部131は、上部ハウジング11Aにバレル130を挿入しやすいように(先端が上部ハウジング11Aに引っ掛からないように)、先端が下方を向いている。一方、図5に示す下の板バネ部131は、バレル130に下部ハウジング11Bを嵌めやすいように(先端が下部ハウジング11Bに引っ掛からないように)、先端が上方を向いている。
[変形例1]
図6及び図7に示すように、板バネ部131は、軸線Xに対する周方向に切り起されている。すなわち、板バネの支点を基端としたとき、板バネ部131は、先端及び基端が軸線Xに直交する面に配置されるように切り起されている。
[変形例2]
図8に示すように、下部プランジャ120とバレル130とを一体化したうえで、バレル130(下部プランジャ120に相当する部分を含む)に板バネ部131を形成してもよい。
本実施形態によれば、以下の効果を奏する。
すなわち、バレル130は、筒状壁部の一部が弾性を持って金属製の内周壁(貫通孔40を画定する内周壁)に接触する板バネ部131を有しているので、貫通孔40を画定する内周壁とバレル130との間に隙間がある場合でも、バレル130とハウジング11とを確実に接触させることができる。これによって、バレル130とハウジング11との導通を確実にとることができる。
また、板バネ部131が弾性を持って貫通孔40を画定する内周壁に接触するので、貫通孔40を画定する内周壁とバレル130との間にある隙間が貫通孔40やバレル130の寸法誤差の関係で個体により一定でない場合でも、その誤差を吸収することができる。このため、貫通孔40の成形やバレル130の製造において高い寸法精度が要求されない。
また、例えば、板バネ部131が周方向において等角度間隔に設けられている場合、プローブ100と貫通孔40とを同軸状に配置できる。
また、板バネ部131が軸線Xの方向に沿った複数個所に形成されている場合、プローブ100の軸線Xが貫通孔40に対して傾くことを抑制できる。また、1つの貫通孔40がハウジング11A,11Bに亘って形成されている場合であっても、ハウジング11A,11Bに対して導通をとることができる。
[第2実施形態]
以下、本発明の第2実施形態に係るプローブ及び検査用ソケットについて、図面を参照して説明する。
図1に示すように、プローブ200は、第1実施形態に係るプローブ100と同様に、ソケット10のハウジング11に収容される。
プローブ200は、図9に示す主バレル230、上部プランジャ210、下部プランジャ220及びスプリング(図示せず)を有するプローブ本体201、及び、図10に示す導通バレル240を備えている。
上部プランジャ210、下部プランジャ220及びスプリングの構成は、第1実施形態の上部プランジャ110、下部プランジャ120及びスプリングと同様である。
図9に示すように、主バレル230は、軸線Xの方向に延在した筒状の部材とされている。主バレル230は、金属製(例えば、銅系材料(ベリリウム銅やリン青銅)にメッキ処理(Niを下地とする硬質Auメッキ)が施されたもの)とされている。
主バレル230には、部分的に径が拡大したフランジ部(拡径部)232が一体的に形成されている。
フランジ部232は、主バレル230の延在方向に沿った略中央部分の一部の区間に形成されている。
フランジ部232は、軸線Xの方向に沿って外径が漸次拡大していくテーパ状とされている。
図10及び図11に示すように、導通バレル240は、軸線Xの方向に延在する筒状の部材にスリット241が形成されたものとされている。導通バレル240は、金属製(例えば、銅系材料(ベリリウム銅やリン青銅)にメッキ処理(Niを下地とする硬質Auメッキ)が施されたもの)とされている。
スリット241は、軸線Xの方向に沿って、かつ、導通バレル240の上端から下端に亘って形成されている。このため、スリットの241の横断面形状は、位置によらずC型となる(図11参照)。
図12に示すように、導通バレル240は、上部ハウジング11Aに形成された貫通孔40の大径部41Aに挿入される。
図13に示すように、導通バレル240が圧入された上部ハウジング11Aに対してプローブ本体201を挿入することで、主バレル230のフランジ部232が導通バレル240に内嵌めで圧入される。
このとき、スリット241が形成された導通バレル240は、主バレル230のフランジ部232によって径方向の外側に弾性変形するので、導通バレル240と貫通孔40を画定する内周壁とが確実に接触する。
これによって、導通バレル240を介してハウジング11と導通したプローブ200が構成されることになる。
その後、図14に示すように、下部ハウジング11Bをプローブ200の下方から取り付けることで、主バレル230及び導通バレル240が貫通孔40に収容されたプローブ200が構成されることになる。
[変形例]
図15から図18に示すように、導通バレル240に板バネ部242を形成してもよい。
板バネ部242とは、導通バレル240から軸線Xに対する半径方向の外側に突出した部分であって、支点が導通バレル240に接続された片持ちの板バネとしての機能する部分である。
板バネ部242を形成することによって、導通バレル240と貫通孔40を画定する内周壁との接触性が更に向上することになる。
本実施形態によれば、以下の効果を奏する。
すなわち、主バレル230は、軸線Xの方向に沿った一部の区間にフランジ部232を有し、導通バレル240は、軸線Xの方向に沿ったスリット241を有し、導通バレル240は、弾性変形した状態でフランジ部232に挿通されて主バレル230に対して固定されているので、フランジ部232にて拡がるように弾性変形した導通バレル240を介して主バレル230とハウジング11とを確実に接触させることができる。これによって、主バレル230とハウジング11との導通を確実にとることができる。
また、フランジ部232の径が同じであれば、長さの異なるプローブ本体201にも共通の導通バレル240を嵌合することができる。
なお、変形例のように板バネ部242が形成された導通バレル240を採用した場合、フランジ部232を設けずともスリット241付きの導通バレル240の弾性によって主バレル230を導通バレル240に圧入することができ、かつ、板バネ部242で導通バレル240と貫通孔40を画定する内周壁とを確実に接触させることができるので、主バレル230のフランジ部232を省略してもよい。
[第3実施形態]
以下、本発明の第3実施形態に係るプローブ及び検査用ソケットについて、図面を参照して説明する。
図1に示すように、プローブ300は、第1実施形態に係るプローブ100と同様に、ソケット10のハウジング11に収容される。
プローブ300は、図19に示す主バレル330、上部プランジャ310、下部プランジャ320及びスプリング(図示せず)を有するプローブ本体301、及び、図20及び図21に示す導通バレル340を備えている。
上部プランジャ310、下部プランジャ320及びスプリングの構成は、第1実施形態の上部プランジャ110、下部プランジャ120及びスプリングと同様である。
図19に示すように、主バレル330は、軸線Xの方向に延在した筒状の部材とされている。主バレル330は、金属製(例えば、銅系材料(ベリリウム銅やリン青銅)にメッキ処理(Niを下地とする硬質Auメッキ)が施されたもの)とされている。
図20及び図21に示すように、導通バレル340は、軸線Xの方向に延在する筒状の部材に板バネ部(接触部)342が形成されたものとされている。導通バレル340は、金属製(例えば、銅系材料(ベリリウム銅やリン青銅)にメッキ処理(Niを下地とする硬質Auメッキ)が施されたもの)とされている。
板バネ部342は、外向き板バネ部342o及び内向き板バネ部342iの2種類に区別される。
図20に示すように、外向き板バネ部342oは、先端が軸線Xに対する半径方向の外側に傾倒している片持ちの板バネである。外向き板バネ部342oの先端は、導通バレル240の外周面よりも半径方向の外側に位置している。
図21に示すように、内向き板バネ部342iは、先端が軸線Xに対する半径方向の内側に傾倒している片持ちの板バネである。内向き板バネ部342iの先端は、導通バレル240の内周面よりも半径方向の内側に位置している。
図20及び図21に示すように、外向き板バネ部342o及び内向き板バネ部342iは、導通バレル340の上端及び下端において、軸線Xに対する周方向に交互、かつ、等角度間隔に配置されている。同図の場合、外向き板バネ部342o及び内向き板バネ部342iが入れ替わるように90度ごとに配置されている。
図22に示すように、導通バレル340は、上部ハウジング11Aに形成された貫通孔40の大径部41Aに挿入される。
このとき、外側に傾倒した外向き板バネ部342oが貫通孔40を画定する内周壁に接触する。
図23及び図24に示すように、導通バレル340が圧入された上部ハウジング11Aに対してプローブ本体301を挿入することで、内側に傾倒した内向き板バネ部342iが主バレル330に接触する。
これによって、導通バレル340を介してハウジング11と導通したプローブ300が構成されることになる。
その後、下部ハウジング11Bをプローブ300の下方から取り付けることで、主バレル330及び導通バレル340が貫通孔40に収容されたプローブ300が構成されることになる(図示せず)。
[変形例1]
図25に示すように、導通バレル340は、上部ハウジング11Aの大径部41A及び下部ハウジング11Bの大径部41Bに亘って形成された貫通孔40に挿入してもよい。
この場合、導通バレル340の上端に形成された外向き板バネ部342oが大径部41Aを画定する内周壁に接触して、導通バレル340の下端に形成された外向き板バネ部342oが大径部41Bを画定する内周壁に接触する。
[変形例2]
図26に示すように、外向き板バネ部342o及び内向き板バネ部342iを、第1実施形態の板バネ部131のように、導通バレル240を形成する筒状壁部の一部を切り起して形成してもよい。この場合、外向き板バネ部342o及び内向き板バネ部342iは、軸線Xに対する周方向に等角度間隔で複数形成されることが好ましい。
なお、外向き板バネ部342o及び内向き板バネ部342iの先端が向く方向は、ハウジング11に主バレル330を挿入する方向/主バレル330にハウジング11を嵌める方向によって決定される。
具体的には、図26に示す上の外向き板バネ部342oは、上部ハウジング11Aに導通バレル340を挿入しやすいように(先端が上部ハウジング11Aに引っ掛からないように)、先端が下方を向いている。一方、図26に示す下の外向き板バネ部342oは、導通バレル340に下部ハウジング11Bを嵌めやすいように(先端が下部ハウジング11Bに引っ掛からないように)、先端が上方を向いている。また、内向き板バネ部342iは、導通バレル340に主バレル330を挿入しやすいように(先端が下部ハウジング11Bに引っ掛からないように)、先端が上方を向いている。
本実施形態によれば、以下の効果を奏する。
すなわち、導通バレル340は、主バレル330及び貫通孔40を画定する内周壁に弾性をもって持って接触する板バネ部342を有しているので、内周壁と主バレル330との間に隙間がある場合でも、主バレル330とハウジング11とを確実に接触させることができる。これによって、主バレル330とハウジング11との導通を確実にとることができる。
また、板バネ部342が弾性を持って貫通孔40を画定する内周壁に接触するので、貫通孔40を画定する内周壁と主バレル330との間にある隙間が貫通孔40や主バレル330の寸法誤差の関係で個体により一定でない場合でも、その誤差を吸収することができる。このため、貫通孔40の成形や主バレル330の製造において高い寸法精度が要求されない。
[第4実施形態]
以下、本発明の第4実施形態に係るプローブ及び検査用ソケットについて、図面を参照して説明する。
本実施形態は、第3実施形態に対して導通バレルの形態が異なり、その他の点においては共通とされている。このため、共通する事項については詳しい説明を省略し、下2桁が共通する400番台の符号を付すのみとする。
図27に示すように、導通バレル440は、軸線Xの方向に延在する筒状の部材にスリット441及び板バネ部(接触部)442が形成されたものとされている。導通バレル440は、金属製(例えば、銅系材料(ベリリウム銅やリン青銅)にメッキ処理(Niを下地とする硬質Auメッキ)が施されたもの)とされている。
スリット441は、軸線Xの方向に沿って、かつ、導通バレル440の上端から下端に亘って形成されている。このため、スリットの441の横断面形状は、位置によらずC型となる。
板バネ部442は、導通バレル440から軸線Xに対する半径方向の内側に突出した部分であって、支点が導通バレル440に接続された片持ちの板バネとしての機能する部分である。
板バネ部442は、例えば、第1実施形態の板バネ部131のように、導通バレル440を形成する筒状壁部の一部を切り起こすことで形成される。
板バネ部442は、軸線Xに対する周方向に等角度間隔で複数形成されることが好ましい。
図28に示すように、導通バレル440は、上部ハウジング11Aに形成された貫通孔40の大径部41Aに外嵌めで圧入される。
このとき、スリット441付きの導通バレル440の弾性によって導通バレル440を大径部41Aに容易に圧入でき、かつ、導通バレル440の復元力で導通バレル440と貫通孔40を画定する内周壁とを確実に接触させることができる。
図29に示すように、導通バレル440が圧入された上部ハウジング11Aに対してプローブ本体401を挿入することで、内側に傾倒した板バネ部442が主バレル430に接触する。
これによって、導通バレル440を介してハウジング11と導通したプローブ400が構成されることになる。
その後、図30に示すように、下部ハウジング11Bをプローブ400の下方から取り付けることで、主バレル430及び導通バレル440が貫通孔40に収容されたプローブ400が構成されることになる。
[変形例]
導通バレル440の板バネ部442は、図31から図33に示すような形態であってもよい。また、同一の目的を達成可能な他の形態の導通バレル440を採用できることは言うまでもない。
本実施形態によれば、以下の効果を奏する。
導通バレル440は、主バレル430に弾性を持って接触する板バネ部442を有しているので、貫通孔40を画定する内周壁と主バレル430との間に隙間がある場合でも、主バレル430とハウジング11とを確実に接触させることができる。これによって、主バレル430とハウジング11との導通を確実にとることができる。
また、板バネ部442が弾性を持って主バレル430に接触するので、内周壁と主バレル430との間にある隙間が貫通孔40や主バレル430の寸法誤差の関係で個体により一定でない場合でも、その誤差を吸収することができる。このため、貫通孔40の成形や主バレル430の製造において高い寸法精度が要求されない。
また、導通バレル440は、軸線Xの方向に沿ったスリット441を有しているので、弾性変形することで導通バレル440の径を容易に縮小させることができる。これにより、貫通孔40に対して容易に圧入することができる。
また、寸法誤差の関係で貫通孔40の内径が個体により一定でない場合でも、その誤差を吸収することができる。このため、貫通孔40の成形において高い寸法精度が要求されない。
[第5実施形態]
以下、本発明の第5実施形態に係るプローブ及び検査用ソケットについて、図面を参照して説明する。
本実施形態は、第3実施形態に対して導通バレルの形態が異なり、その他の点においては共通とされている。このため、共通する事項については詳しい説明を省略し、下2桁が共通する500番台の符号を付すのみとする。
図34に示すように、導通バレル540は、軸線Xの方向に延在する筒状の部材に板バネ部(接触部)542が形成されたものとされている。
導通バレル540は、金属製はもちろんのこと絶縁材料製とされてもよい。後述するように、主バレル530がハウジング11に直接的に接触するからである。
金属としては、銅系材料(ベリリウム銅やリン青銅)にメッキ処理(Niを下地とする硬質Auメッキ)が施されたものが例示される。絶縁材料としては、スーパーエンジニアリングプラスチックが例示される。
材料としてスーパーエンジニアリングプラスチックが採用された場合、導通バレル540は、切削加工や射出成型によって作製される。
板バネ部542は、導通バレル540から軸線Xに対する半径方向の外側に突出した部分であって、支点が導通バレル540に接続された片持ちの板バネとしての機能する部分である。
図35に示すように、導通バレル540は、上部ハウジング11Aに形成された貫通孔40の大径部41Aに挿入される。
板バネ部542を除いた導通バレル540の部分の外径は貫通孔40(大径部41A)の内径よりも小径に設定され、板バネ部542を含めた導通バレル540の全体の外径(外接円)は貫通孔40(大径部41A)の内径よりも大径に設定されている。
このため、貫通孔40の大径部41Aに挿入された導通バレル540は、板バネ部542の弾性によって貫通孔40を画定する内周壁に押し付けられることになる。具体的には、軸線Xに対して、板バネ部542が接触する内周壁(同図において右側)の反対側に位置する内周壁(同図において左側)に導通バレル540が押し付けられることになる。
この状態で貫通孔40の小径部42Aの内径及び導通バレル540の内径を軸線Xの方向から見たとき、図36の上図のような関係になる。
なお、図36において、実線が小径部42Aの内径、破線が導通バレル540の内径、一点鎖線が主バレル530の外径である。
この関係によれば、直径の方向において、小径部42Aの内径と導通バレル540の内径は最大で距離d1だけ重複している。すなわち、小径部42Aを平面視したとき、最大で距離d1だけ開口していることになる。
この状態において、図37に示すように導通バレル540が挿入された上部ハウジング11Aに対してプローブ本体501を挿入する。
このとき、図36の中図に示すように、主バレル530の外径Dbが距離d1よりも大きくなるように各寸法を設定しておくことで、貫通孔40、プローブ本体501及び導通バレル540は次のような関係となる。
すなわち、図36の下図に示すように、プローブ本体501(主バレル530)を挿入したとき、Dbとd1との差分だけ導通バレル540が移動することになる。図36において導通バレル540の移動量をsで表示している。
導通バレル540は板バネ部542によって大径部41Aの内周壁(図35において左側)に押し付けられていたので、挿入された主バレル530は、導通バレル540の内周面に接点P1を持って接触することになる。これと同時に、接点P1から力を受けている主バレル530は、導通バレル540(板バネ部542の弾性)によって小径部42Aを画定する内周壁に押し付けられ、小径部42Aを画定する内周壁との接点P2を持ってハウジング11に直接的に接触することになる。
これによって、ハウジング11と導通したプローブ500が構成されることになる。
[変形例1]
図38から図40に示すように、導通バレル540に第4実施形態のようなスリット541を形成しておき、主バレル530に導通バレル540が圧入されたプローブ500を貫通孔40に挿入してもよい。
この場合も、主バレル530は、導通バレル540(板バネ部542の弾性)によって小径部42Aを画定する内周壁に押し付けられ、小径部42Aを画定する内周壁に直接的に接触することになる。
なお、図41に示すように、主バレル530に、部分的に径が拡大したフランジ部(拡径部)532を一体的に形成してもよい。
[変形例2]
図42に示すように、板バネ部542を、軸線Xに対する半径方向の内側に突出した片持ちの板バネとしてもよい。
この場合、板バネ部542が、直接的に主バレル530を、小径部42Aを画定する内周壁に押し付けることになる。
本実施形態によれば、以下の効果を奏する。
導通バレル540は、貫通孔40を画定する内周壁に弾性を持って接触する板バネ部542を有しているので、内周壁と主バレル530との間に隙間がある場合でも、主バレル530とハウジング11とを確実に接触させることができる。これによって、主バレル530とハウジング11との導通を確実にとることができる。
また、板バネ部542が弾性を持って貫通孔40を画定する内周壁に接触するので、内周壁と主バレル530との間にある隙間が貫通孔40や主バレル530の寸法誤差の関係で個体により一定でない場合でも、その誤差を吸収することができる。このため、貫通孔40の成形や主バレル530の製造において高い寸法精度が要求されない。
また、主バレル530が貫通孔40を画定する内周壁に直接的に接触しているので、導通バレル540に導電性が要求されない。このため、導通バレル540の材料の選択の余地が広がりコストダウンを図ることができる。
10 ソケット(検査用ソケット)
11 ハウジング
11A 上部ハウジング
11B 下部ハウジング
12 可動台座
12a 凹所
13 台座用バネ
20 プリント配線基板(テスト基板)
30 ICパッケージ(検査デバイス)
40 貫通孔
41A 大径部
41B 大径部
42A 小径部
100 プローブ
110 上部プランジャ
120 下部プランジャ
130 バレル
131 板バネ部(接触部)
200 プローブ
201 プローブ本体
210 上部プランジャ
220 下部プランジャ
230 主バレル
232 フランジ部
240 導通バレル
241 スリット
242 板バネ部(接触部)
300 プローブ
301 プローブ本体
310 上部プランジャ
320 下部プランジャ
330 主バレル
340 導通バレル
342 板バネ部(接触部)
342i 内向き板バネ部(接触部)
342o 外向き板バネ部(接触部)
400 プローブ
401 プローブ本体
410 上部プランジャ
420 下部プランジャ
430 主バレル
440 導通バレル
441 スリット
442 板バネ部(接触部)
500 プローブ
501 プローブ本体
510 上部プランジャ
520 下部プランジャ
530 主バレル
532 フランジ部
540 導通バレル
541 スリット
542 板バネ部(接触部)

Claims (12)

  1. ハウジングに形成されるとともに金属製の内周壁で画定された貫通孔に挿通されるグランド用のプローブであって、
    軸線の方向に延在した筒状壁部を有するバレルと、
    該バレルに収容されたプランジャと、
    を備え、
    前記バレルは、前記筒状壁部の一部が弾性を持って前記内周壁に接触する接触部を有しているプローブ。
  2. 前記接触部は、前記軸線に対する周方向に複数形成されている請求項1に記載のプローブ。
  3. 前記接触部は、前記軸線の方向に沿った複数個所に形成されている請求項1又は2に記載のプローブ。
  4. 前記接触部は、前記軸線に対する半径方向の外側に切り起された片持ちの板バネとされている請求項1から3のいずれかに記載のプローブ。
  5. ハウジングに形成されるとともに金属製の内周壁で画定された貫通孔に挿通されるグランド用のプローブであって、
    軸線の方向に延在した筒状の主バレル及び該主バレルに収容されたプランジャを有するプローブ本体と、
    前記主バレルが前記軸線の方向に挿通される導通バレルと、
    を備え、
    前記主バレルは、前記軸線の方向に沿った一部の区間に拡径部を有し、
    前記導通バレルは、前記軸線の方向に沿ったスリットを有し、
    前記導通バレルは、弾性変形した状態で前記拡径部に嵌合されて前記主バレルに対して固定されているプローブ。
  6. ハウジングに形成されるとともに金属製の内周壁で画定された貫通孔に挿通されるグランド用のプローブであって、
    軸線の方向に延在した筒状の主バレル及び該主バレルに収容されたプランジャを有するプローブ本体と、
    前記主バレルが前記軸線の方向に挿通される導通バレルと、
    を備え、
    前記導通バレルは、前記主バレル及び/又は前記内周壁に弾性を持って接触する接触部を有しているプローブ。
  7. 前記導通バレルは、前記軸線の方向に沿ったスリットを有している請求項6に記載のプローブ。
  8. 前記主バレルは、前記軸線の方向に沿った一部の区間に拡径部を有し、
    前記導通バレルは、弾性変形した状態で前記拡径部に嵌合されて前記主バレルに対して固定されている請求項7に記載のプローブ。
  9. 前記接触部は、前記軸線に対する周方向に複数形成されている請求項6から8のいずれかに記載のプローブ。
  10. 前記接触部は、片持ちの板バネとされている請求項6から9のいずれかに記載のプローブ。
  11. 前記拡径部は、前記軸線の方向に沿って外径が漸次拡大していくテーパ形状とされている請求項5又は8に記載のプローブ。
  12. 請求項1から11のいずれかに記載のプローブと、
    前記貫通孔が形成された前記ハウジングと、
    を備えている検査用ソケット。
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