JP2023025887A - 信号検知回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】信号のレベルを精度よく検知可能な回路を提供することを課題とする。【解決手段】信号検知回路SD1は、信号入力回路SGと、信号入力回路SGに接続されるバイアス回路BAと、基準電圧生成回路BLと、信号入力回路SGと基準電圧生成回路BLに接続される比較回路CPとを備え、バイアス回路BAは、第1電源P1に接続される第1定電流源A1と、第1定電流源A1と基準電位の間に配置される第1ダイオードD1とを有し、信号入力回路SGは、コンデンサC1A,C1Bおよび第2ダイオードD2A,D2Bを有し、第1ダイオードD1は、第2ダイオードD2A,D2Bとダイオードマッチングされ、基準電圧生成回路BLは、第2電源P2に接続される第2定電流源A2を有し、比較回路CPは、信号入力回路SGにより生成された信号レベルVFDCと基準電圧生成回路BLにより生成された基準レベルVREFの大小から、AC信号を検知する。【選択図】図2

Description

本発明は、信号を検知する回路に関する。
通信ネットワークにおいて、消費電力を低減させるために、通信を行わない装置はスリープ状態に置かれる。スリープ状態にある装置に対してウェークアップ信号を送信することで、その装置は、受信したウェークアップ信号をウェークアップのトリガーとして使用することができる。
ウェークアップ信号を正確に検知するためには、受信したウェークアップ信号の信号レベルを精度よく検知する必要がある。下記特許文献1は、波形整形回路を開示する。この波形整形回路は、検波された波形信号の信号レベルを閾値と比較している。
特開平6-237154号公報
特許文献1で開示された方法は、波形信号の信号レベルがDC成分によって変動するために、信号レベルを安定して検知できない場合がある。また、特許文献1の方法は、比較器に入力される信号の一方の回路にダイオードが設けられている。このため、ダイオードの順電圧(VF)のばらつきにより、波形信号の信号レベルを正確に検知できない場合がある。
本発明の目的は、信号のレベルを精度よく検知可能な回路を提供することである。
本発明の一局面に従う信号検知回路は、AC信号の入力を検知する信号検知回路であって、信号入力回路と、信号入力回路に接続されるバイアス回路と、基準電圧生成回路と、信号入力回路と基準電圧生成回路に接続される比較回路とを備え、バイアス回路は、第1電源に接続される第1定電流源と、第1定電流源と基準電位の間に配置される第1ダイオードとを有し、信号入力回路は、コンデンサおよび第2ダイオードを有し、第1ダイオードは、第2ダイオードとダイオードマッチングされ、基準電圧生成回路は、第2電源に接続される第2定電流源を備え、比較回路は、信号入力回路により生成された信号レベルと基準電圧生成回路により生成された基準レベルの大小から、AC信号を検知する。
本発明の他の局面に従う信号検知回路は、AC信号の入力を検知する信号検知回路であって、信号入力回路と、信号入力回路に接続されるバイアス回路と、信号入力回路とバイアス回路に接続される比較回路とを備え、バイアス回路は、第1電源に接続される第1定電流源と、第1定電流源と基準電位の間に配置される第1ダイオードとを有し、信号入力回路は、コンデンサおよび第2ダイオードを有し、第1ダイオードは、第2ダイオードとダイオードマッチングされ、比較回路は、信号入力回路により生成された信号レベルとバイアス回路を元に生成された基準レベルの大小から、AC信号を検知する。
本発明によれば、信号のレベルを精度よく検知可能な回路を提供することができる。
実施の形態に係る信号検知回路周辺のブロック図である。 第1の実施の形態に係る信号検知回路の回路図である。 実施の形態に係るダイオードを示す図である。 第2ダイオード周辺の回路の動作を説明する図である。 第2ダイオードのIc-Vbe特性を示す図である。 第2ダイオードのコレクタ・エミッタ間の電圧と第2ダイオードを流れる電流との関係を示す図である。 第2の実施の形態に係る信号検知回路の回路図である。 第1の実施の形態に係る信号検知回路によるシミュレーション結果を示す図である。 第2の実施の形態に係る信号検知回路によるシミュレーション結果を示す図である。 バイポーラトランジスタのIc-Vbe特性とMOSトランジスタのId-Vgs特性とを比較した図である。 第3の実施の形態に係る信号検知回路の回路図である。 第3の実施の形態に係る信号検知回路の動作を示すシーケンス図である。 パルス生成回路を示す回路図である。 パルス生成回路の動作を示すシーケンス図である。 変形例に係る信号検知回路の回路図である。
次に、添付の図面を参照しながら本発明の実施の形態に係る信号検知回路SDについて説明する。図1は、信号検知回路SDを含む周辺回路のブロック図である。信号検知回路SDは、通信ネットワークに接続される。信号検知回路SDは通信ネットワークに接続された相手端末からAC信号INP,INN(INNはINPの逆相波形)を受信する。AC信号INP,INNは、差動信号であり、信号検知回路SDの後段に接続された回路をスリープ状態からウェークアップさせるために利用される信号である。図1に示すように、信号検知回路SDの前段にはアンプが設けられているので、AC信号INP,INNの同相成分が除去され、信号検知回路SDは、AC信号INP,INNの差動成分のみ入力する。同相Noise耐性は、信頼性試験などのNoise Immunity試験などで要求される耐性である。
本実施の形態において、信号検知回路SDは、自動車などの車両内に設けられている場合を例に説明する。そして、本実施の形態において、通信ネットワークは車両内に設けられたイーサネット(登録商標)である場合を例に説明する。信号検知回路SDは、車両内に設けられた他の端末からウェークアップ信号を受信する。
(1)第1の実施の形態
次に、第1の実施の形態に係る信号検知回路SD1(SD)について説明する。図2は、第1の実施の形態に係る信号検知回路SD1を示す回路図である。図2に示すように、信号検知回路SD1は、信号入力回路SG、バイアス回路BA、基準電圧生成回路BLおよび比較回路CPを備える。
バイアス回路BAには、一端に第1電源P1が接続される。第1電源P1には第1定電流源G1が接続され、バイアス回路BAに定められた電流I1を供給する。バイアス回路BAには、第1抵抗R1および第1抵抗R1の下流に配置される第1ダイオードD1が設けられる。第1ダイオードD1の下流において、バイアス回路BAの他端は、基準電位に接続される。
信号入力回路SGは、AC信号INP,INNを入力する。信号入力回路SGには、ACカップリング(コンデンサ)C1A,C1Bが並列接続される。また、信号入力回路SGには、ACカップリングC1Aの下流に第2ダイオードD2Aが設けられ、ACカップリングC1Bの下流に第2ダイオードD2Bが設けられる。信号入力回路SGの他端は、定電流源を介して基準電位に接続される。信号入力回路SGの他端には基準電位に向かって定められた電流I2が流れる。
バイアス回路BAの接続ノードF1には、第2抵抗R2Aおよび第2抵抗R2Bが接続される。接続ノードF1は、第1抵抗R1の上流側の接続ノードF2に接続される。接続ノードF2から接続ノードF1に向かって電流I2が流れる。第2抵抗R2Aと第2抵抗R2Bの抵抗値は同じである。したがって、第2抵抗R2Aおよび第2抵抗R2Bには、それぞれ電流I2/2が流れる。第2抵抗R2Aは、ACカップリングC1Aと第2ダイオードD2Aの間の接続ノードに接続される。第2抵抗R2Bは、ACカップリングC1Bと第2ダイオードD2Bの間の接続ノードに接続される。
基準電圧生成回路BLには、一端に第2電源P2が接続される。基準電圧生成回路BLには、第3抵抗R3が設けられる。第2電源P2には第2定電流源G2が接続され、第3抵抗R3には、定められた電流I3が供給される。第3抵抗R3の下流は、基準電位に接続される。
比較回路CPは、比較器COMPを備える。比較器COMPのプラス端子の入力電圧は、検知信号電圧VFDCであり、比較器COMPのマイナス端子の入力電圧は、基準信号電圧VREFである。比較器COMPのプラス端子は、第2ダイオードD2A,D2Bの下流で信号入力回路SGに接続される。比較器COMPのプラス端子には、また、コンデンサC2が接続される。コンデンサC2の他端は基準電位に接続される。
比較器COMPのマイナス端子は、第3抵抗R3の上流側の基準信号電圧VREFに接続される。比較器COMPのマイナス端子には、また、コンデンサC3が接続される。コンデンサC3の他端は基準電位に接続される。
信号検知回路SD1において、第1ダイオードD1および第2ダイオードD2A,D2Bはダイオードマッチングされている。つまり、第1ダイオードD1および第2ダイオードD2A,D2Bは、電流比と同じダイオードサイズとなるよう構成されている。つまり、第1ダイオードD1の順電圧VF1および第2ダイオードD2A,D2Bの順電圧VF2A,VF2Bは、VF1=VF2A=VF2B=VFとなるように調整されている。本実施の形態においてはダイオードD1,D2A,D2Bとして、図3に示すNPN型トランジスタが用いられる。ダイオードD1,D2A,D2Bは、図3に示すように、NPN型トランジスタのベース・コネクタ間を接続することでダイオードとして動作する。図4は、第2ダイオードD2Aの周辺の回路を示す。第2ダイオードD2Aのコレクタ・エミッタ間に順方向電圧(VF2A=VF)が印加されると、第2ダイオードD2Aに電流IVFが流れる。第2ダイオードD2Aにおいて、電流はAC/DC変換される。第2ダイオードD2Bも同様の動作を行う。
以上のとおり構成された信号検知回路SD1の動作について説明する。信号入力回路SGが入力するAC信号INP,AC信号INNは、それぞれ、ACカップリングC1A,C1BにおいてDC成分が取り除かれる。DC成分が取り除かれたAC信号INP,INNに対して、バイアス回路BAによってバイアス電圧が掛けられる。バイアス電圧が掛けられたAC信号INP,INNは、図4で示したように、第2ダイオードD2A,D2Bにおいて直流電流IVFに変換される。
図5は、第2ダイオードD2A,D2BのIc-Vbe特性(Ic:コレクタ電流、Vbe:ベース・エミッタ間電圧)を示す図である。図6は、第2ダイオードD2A,D2Bのコレクタ・エミッタ間の電圧と第2ダイオードD2A,D2Bを流れる電流IVFとの関係を示す図である。図6におけるAC信号は、バイアス電圧により変換されたAC信号であり、AC信号と検知信号電圧VFDCとの差がコレクタ・エミッタ間の電圧である。図5に示すように、第2ダイオードD2A,D2Bは、閾値電圧である順電圧VF(=VF1=VF2A=VF2B)より大きな電圧が印加されると電流が流れる。図6に示すように、第2ダイオードD2A,D2Bのコレクタ・エミッタ間の電圧は、最初の段階でVF+αであるとする。コレクタ・エミッタ間の電圧が順電圧VFより大きいため第2ダイオードD2A,D2Bには電流IVFが流れる。第2ダイオードD2A,D2Bには電流IVFが流れると、コンデンサC2に電荷が蓄積される。図6に示すように、コンデンサC2に電荷が蓄積されるのに従って、比較器COMPのプラス端子の検知信号電圧VFDCが上昇する。検知信号電圧VFDCが上昇し、やがて、第2ダイオードD2A,D2Bのコレクタ・エミッタ間の電圧が、順電圧VFを下回った時点で、第2ダイオードD2A,D2Bに電流が流れなくなる。
一方、第2電源P2から流れる電流I3によって、コンデンサC3には電荷が蓄積される。コンデンサC3に電荷が蓄積されるに従って、比較器COMPのマイナス端子の基準信号電圧VREFが上昇する。
比較器COMPは、検知信号電圧VFDCおよび基準信号電圧VREFを比較する。比較器COMPは、検知信号電圧VFDCが基準信号電圧VREFより大きくなることを検知したとき、出力OUTとしてHIGH信号を出力する。これにより、信号検知回路SD1は、後段回路をウェークアップさせるための入力信号を検知したことになる。
ここで、AC信号INP,INNによる信号の影響を排除したときの、検知信号電圧VFDCと基準信号電圧VREFとの差信号である入力差電圧CompDiffを考える。AC信号INP,INNによる信号の影響を排除したとき、図2の回路構成により、
VFDC=VF1+(I1-I2)×R1―I2/2×R2A―VF2A
VREF=I3×R3
であるので、
比較回路CPにおける入力差電圧CompDiffは、以下の式で表される。
CompDiff
=VFDC-VREF
=VF1+(I1-I2)×R1―I2/2×R2A―VF2A-I3×R3
・・・(数式1)
数式1において、R2AをR3Aで置き換え、VF2AをVF2Bで置き換えてもよい。
ここで、VF1=VF2A=VF2Bであるので、数式1は次のように書き換えられる。
CompDiff
=(I1-I2)×R1―I2/2×R2A-I3×R3
・・・(数式2)
このように、本実施の形態によれば、第1ダイオードD1の順電圧VF1と第2ダイオードD2A,D2Bの順電圧VF2A,VF2Bが同じであるので、数2式に示すように、入力差電圧CompDiffにおいて、順電圧に関わる項が消去される。つまり、信号入力回路SGに設けられた第2ダイオードD2A,D2Bとダイオードマッチングされた第1ダイオードD1をバイアス回路BAに設けたので、入力差電圧CompDiffにおいて、順電圧に関わる項が消去される。入力差電圧CompDiffが、PVT(Process,Voltage,Temperrature)に依らず、変動が小さくなるので、比較回路CPは、AC信号INP,INNの振幅値の大きさを純粋に比較することが可能である。これにより、製品回路のノイズ耐性が向上するとともに、製品回路の歩留まりが向上する。
また、この実施の形態の信号検知回路SD1は、DC変換後の信号を用いて比較回路CPにおいて比較を行うので、低消費電流で動作可能である。つまり、小さな電流で、AC信号INP,INNを検波することが可能である。
また、信号入力回路SGにはACカップリングC1A,C1Bが設けられ、AC信号INP,INNのDC成分がカットされる。そして、バイアス回路BAにより供給される電圧により、信号検知回路SD1の動作電圧が決められるので、AC信号INP,INNのDC成分によって比較回路CPの動作が影響を受けることがない。
(2)第2の実施の形態
次に第2の実施の形態に係る信号検知回路SD2について図7を参照して説明する。第2の実施の形態の信号検知回路SD2において、信号検知回路SD1と同様の構成については説明を省略し、異なる構成のみ説明する。信号検知回路SD2において、信号入力回路SGおよび比較回路CPの構成は、信号検知回路SD1におけるそれらと同様である。また、信号検知回路SD2においては、基準電圧生成回路BLは設けられない。
図7に示すように、バイアス回路BAにおいて、第1抵抗R1の上流に第1ダイオードD1が設けられる。第1ダイオードD1の上流の接続ノードF2が接続ノードF1に接続される。第1抵抗R1の下流は基準電位に接続される。比較器COMPのマイナス端子は、第1抵抗R1の上流、かつ、第1ダイオードD1の下流でバイアス回路BAに接続される。
ここで、AC信号INP,INNによる信号の影響を排除したときの、検知信号電圧VFDCと基準信号電圧VREFとの差信号である入力差電圧CompDiffを考える。AC信号INP,INNによる信号の影響を排除したとき、図7の回路構成により、
VFDC=(I1-I2)×R1+VF1―I2/2×R2A―VF2A
VREF=(I1-I2)×R1
であるので、
比較回路CPにおける入力差電圧CompDiffは、以下の式で表される。
CompDiff=VFDC-VREF
=(I1-I2)×R1+VF1―I2/2×R2A―VF2A-(I1-I2)×R1
・・・(数式3)
数式3において、R2AをR3Aで置き換え、VF2AをVF2Bで置き換えてもよい。
ここで、VF1=VF2A=VF2Bであるので、数3式は次のように書き換えられる。
CompDiff
=―I2/2×R2A
・・・(数式4)
このように、第2の実施の形態においても、信号入力回路SGに設けられた第2ダイオードD2A,D2Bとダイオードマッチングされた第1ダイオードD1をバイアス回路BAに設けたので、入力差電圧CompDiffにおいて、順電圧に関わる項が消去される。さらに、第1の実施の形態と異なり、検知信号電圧VFDCおよび基準信号電圧VREFが同じ第1電源P1から供給される電力により決まるので、数式3において第1抵抗R1の電位差についてもキャンセルされる。これにより、入力差電圧CompDiffとして残る項が-I2/2×R2Aだけとなり、入力差電圧CompDiffを、非常に分散の小さい値とすることができる。これにより、入力差電圧CompDiffの変動をさらに効果的に小さくすることができるので、比較回路CPは、AC信号INP,INNの振幅値の大きさを純粋に比較することが可能である。
この実施の形態では、例えば、数μA程度の小さな電流で、AC信号INP,INNを検波することが可能である。また、DC変換した信号により比較器COMPを動作させるので、動作スピードも低速でよく、消費電流の小さい回路設計が可能である。
(3)シミュレーション結果および実施の形態の効果
図8は、第1の実施の形態における信号検知回路SD1における入力差電圧CompDiffの分散値を示すシミュレーション結果である。このシミュレーション結果から信号検知回路SD1における入力差電圧CompDiffのばらつきが非常に小さいことが分かる。図9は、第2の実施の形態における信号検知回路SD2における入力差電圧CompDiffの分散値を示すシミュレーション結果である。このシミュレーション結果から信号検知回路SD2における入力差電圧CompDiffの分散は、第1の実施の形態のシミュレーション結果と比べて1/5程度に小さくなっており、入力差電圧CompDiffのばらつきがさらに小さいことが分かる。図2で示したように、バイアス回路BAおよび比較回路CPが定電流源を共有することにより、入力差電圧CompDiffを小さくする効果が得られていることが分かる。
第2の実施の形態においては、入力差電圧CompDiffとして、-I2/2×R2A(R2B)の項が残っている。ここで、検知信号電圧VFDCおよび基準信号電圧VREFは、共通のバイアス電圧V_BSから生成されている。
VFDC=V_BS-I2/2×R2A-VF2A
VREF=V_BS-VF1
これにより、第1ダイオードD1および第2ダイオードD2A,D2Bのミスマッチなどの影響で、I2がI1に対して変動したときでも、入力差電圧CompDiffの変動が大きくならないように補正される。つまり、I2が増加したときには、I1-I2が減少するので、基準信号電圧VREFは下がるが、順電圧VF2Aが大きくなるため検知信号電圧VFDCも下がる。またI2が減少したときには、I1-I2が増加するので、基準信号電圧VREFは上がるが、順電圧VF2Aが小さくなるため検知信号電圧VFDCも上がる。このように、I2の変動に対しても、入力差電圧CompDiffの分散を小さくすることができる。
また、電流I2が変動したときのバイポーラトランジスタのベース・エミッタ間電圧(Vbe電圧)の変動は、CMOSのソースゲート間電圧(Vgs電圧)の変動よりも小さいので、さらに、入力差電圧CompDiffの変動を小さくすることができる。図10は、バイポーラトランジスタのIc-Vbe特性(Ic:コレクタ電流)とMOSトランジスタのId-Vgs特性(Id:ドレイン電流)とを比較する図である。図10に示すように、バイポーラトランジスタは、MOSトランジスタと比べると、電流の変動に対する電圧の変動が小さい。よって、電流ばらつきによって発生する入力差電圧CompDiffの変動幅はバイポーラの方が有利となる場合がある。
(4)第3の実施の形態
次に第3の実施の形態に係る信号検知回路SD3について図11を参照して説明する。第3の実施の形態の信号検知回路SD3において、信号検知回路SD2と同様の構成については説明を省略し、異なる構成のみ説明する。信号検知回路SD3において、信号入力回路SGおよび比較回路CPの構成は、信号検知回路SD2におけるそれらと同様である。
図11に示すように、信号検知回路SD3のバイアス回路BAには、第1抵抗R1の上流、かつ、第1ダイオードD1の下流に、第4抵抗R4が設けられる。比較器COMPのマイナス端子には、ヒステリシス電圧選択回路EAが設けられる。
信号検知回路SD3の比較回路CPの出力側の端子はヒステリシス電圧選択回路EAおよびパルス生成回路PGに接続される。比較回路CPの出力端子は、接続ノードF3を介してスイッチ回路SWの第1スイッチ素子SW1に接続される。接続ノードF3と第1スイッチ素子SW1との間には、反転回路RVが設けられる。比較回路CPの出力端子は、接続ノードF4を介してスイッチ回路SWの第2スイッチ素子SW2に接続される。第1スイッチ素子SW1には、バイアス回路BAによって第1基準レベル電位VREF_REFが与えられる。第2スイッチ素子SW2には、バイアス回路BAによって第2基準レベル電位VHYS_REFが与えられる。また、比較器COMPのマイナス端子には、第3スイッチ素子SW3が接続される。第3スイッチ素子SW3には、パルス生成回路PGの出力信号が与えられる。
第3の実施の形態に係る信号検知回路SD3は、上記の構成を備えることにより、比較回路CPにおける判定結果がチャタリングを起こすことを防止する。図12は、信号検知回路SD3の動作を示すタイミングチャートである。INP-INNは差動信号を示す。図12において、横軸は時間軸である。まず、時間t1において、信号検知回路SD3がAC信号INP,INNの受信を開始する。AC信号INP,INNを受信した時点から、コンデンサC2において電荷の蓄積が始まり、検知信号電圧VFDCの上昇が始まる。
AC信号INP,INNの受信を開始する前は、比較回路CPは出力OUTとしてLOW信号を出力する。出力されたLOW信号が反転回路RVによりHIGH信号に変換されることにより、第1スイッチ素子SW1がONとなる。また、出力されたLOW信号より、第2スイッチ素子SW2がOFFとなる。これにより、基準信号電圧VREFは、第1基準レベル電位VREF_REFとなる。つまり、基準信号電圧VREFは、第1抵抗R1および第4抵抗R4で決まる第1基準レベル電位VREF_REFとなる。
図12で示すように、検知信号電圧VFDCが上昇し、時間t2において、検知信号電圧VFDCが基準信号電圧VREF(VREF_REF)に到達する。検知信号電圧VFDCが基準信号電圧VREFを上回った時点で、比較回路CPは、出力OUTとしてHIGH信号を出力する。これにより、パルス生成回路PGにHIGH信号が与えられる。
図13は、パルス生成回路PGの回路図である。図14は、パルス生成回路PGの動作を示すタイミングチャートである。パルス生成回路PGは、奇数段の反転回路(インバータ)IVおよびAND回路A1を備える。比較回路CPから与えられた信号(HIGH信号またはLOW信号)は、反転回路IVおよびAND回路A1に与えられる。反転回路IVに与えられた信号は、反転回路IVが奇数段で構成されているので、信号が反転する。図12の時間t2までの期間は、比較回路CPがLOW信号を出力しているので、AND回路A1には、LOW信号およびHIGH信号が与えられる。このため、AND回路A1は、LOW信号を出力する。時間t2を過ぎると、比較回路CPがHIGH信号を出力する。しかし、反転回路IVが複数段の遅延回路として働くので、遅延時間内においては、反転回路IVは時間t2の前と同様HIGH信号を出力する。反転回路IVの出力を図14のtdで示す。したがって、AND回路A1には、遅延時間内においては、2つのHIGH信号が与えられる。このため、AND回路A1は、HIGH信号を出力する。図12において、時間t2~t3の間が遅延時間であり、パルス生成回路PGがパルスを出力している。遅延時間を過ぎると、反転回路IVがLOW信号を出力するので、AND回路A1には、HIGH信号およびLOW信号が与えられる。このため、AND回路A1は、LOW信号を出力する。
反転回路IVの遅延時間内においてパルスが出力されている間、パルス生成回路PGがHIGH信号を出力する。図11に示すように、パルス生成回路PGから出力される信号は、第3スイッチ素子SW3に与えられる。第3スイッチ素子SW3は、パルス生成回路PGからHIGH信号が与えられている間、電流を流す。つまり、第3スイッチ素子SW3は、パルス生成回路PGからパルスが出力されている間、ヒステリシス電圧選択回路EAにおいて電流を流す。これにより、コンデンサC3に蓄積された電荷が放出され、図12に示すように、基準信号電圧VREFが瞬間的に0Vに落ちる。
一方、検知信号電圧VFDCが基準信号電圧VREFを上回った時点で、比較回路CPは、HIGH信号を出力する。出力されたHIGH信号が反転回路RVによりLOW信号に変換されることにより、第1スイッチ素子SW1がOFFとなる。また、出力されたHIGH信号により第2スイッチ素子SW2がONとなる。これにより、基準信号電圧VREFは、第2基準レベル電位VHYS_REFとなる。つまり、基準信号電圧VREFは、第1抵抗R1で決まる第2基準レベル電位VHYS_REF(ヒステリシス電圧)となる。図12に示すように、時間t2~t3において0Vに低下した基準信号電圧VREFは、VHYS_REFまで上昇する。
このように、検知信号電圧VFDCが基準信号電圧VREFを上回った後、基準信号電圧VREFは、VREF_REFからVHYS_REFに低下する。これにより、比較回路CPの判定結果がチャタリングを起こすことを防止できる。また、検知信号電圧VFDCが基準信号電圧VREFを上回った瞬間は、基準信号電圧VREFが0Vに低下する。これにより、比較回路CPの判定結果がチャタリングを起こすことをさらに効果的に防止できる。なお、上記の例では、パルス生成回路PGは、3段の反転回路IVを備える構成としたが、反転回路IVの段数は、奇数であればよく、パルスの幅に応じて適宜変更可能である。
(5)変形例
次に変形例に係る信号検知回路SD4について図15を参照して説明する。変形例に係る信号検知回路SD4は、第2の実施の形態に係る信号検知回路SD2に対して、電源側と基準電位側を逆にした構成である。図15に示すように、信号検知回路SD4においては、信号検知回路SD2において基準電位に接続されている端子には全て電源が接続される。つまり、第1抵抗R1,コンデンサC2,C3には電源P1A,P2,P3が接続され、信号入力回路SGの一端には電源P4が接続される。また、信号検知回路SD2において第1電源P1が接続されている端子は、基準電位に接続される。
また、第2の実施の形態の信号検知回路SD2では、ダイオードD1,D2A,D2Bとして、NPN型トランジスタを用いるが、信号検知回路SD4では、図に示すように、ダイオードD1,D2A,D2Bとして、PNP型トランジスタを用いる。信号検知回路SD2では、ダイオードD2A,D2Bは、AC信号INP,INNのHIGH側の信号を検波するが、信号検知回路SD4では、AC信号INP,INNのLOW側の信号を検波する。つまり、AC信号INP,INNのLOW側の信号を検波し、ダイオードD2A,D2Bに電流を流すことで、コンデンサC2の電荷が放出される。したがって、変形例に係る信号検知回路SD4においては、AC信号INP,INNのLOW信号を検波することにより、検知信号電圧VFDCが低下する。そして、比較回路CPにおいて検知信号電圧VFDCが基準信号電圧VREFより小さくなったことを判定することにより、ウェークアップ信号を検知する。
この変形例では、第2の実施の形態の信号検知回路SD2の電源側と基準電位側とを逆にする構成としているが、第1および第3の実施の形態の信号検知回路SD1,SD3において、電源側と基準電位側とを逆にする構成としてもよい。
(6)他の実施の形態
上記の実施の形態においては、ダイオードD1,D2A,D2Bとして、バイポーラトランジスタを使用している。他の実施の形態として、ダイオードD1,D2A,D2Bとして、CMOSダイオードを用いることもできる。
上記実施の形態において、ウェークアップ信号として差動信号を用いている。他の実施の形態として、ウェークアップ信号として、単一のAC信号を用いることもできる。この場合、第2信号入力回路SGBを省略することができる。
(7)本発明の態様
<1>以上説明したように、本発明の一態様に係る信号検知回路は、AC信号の入力を検知する信号検知回路であって、信号入力回路と、信号入力回路に接続されるバイアス回路と、基準電圧生成回路と、信号入力回路と基準電圧生成回路に接続される比較回路とを備え、バイアス回路は、第1電源に接続される第1定電流源と、第1定電流源と基準電位の間に配置される第1ダイオードとを有し、信号入力回路は、コンデンサおよび第2ダイオードを有し、第1ダイオードは、第2ダイオードとダイオードマッチングされ、基準電圧生成回路は、第2電源に接続される第2定電流源を有し、比較回路は、信号入力回路により生成された信号レベルと基準電圧生成回路により生成された基準レベルの大小から、AC信号を検知する。
<2>本発明の他の態様に係る信号検知回路は、AC信号の入力を検知する信号検知回路であって、信号入力回路と、信号入力回路に接続されるバイアス回路と、信号入力回路とバイアス回路に接続される比較回路とを備え、バイアス回路は、第1電源に接続される第1定電流源と、第1定電流源と基準電位の間に配置される第1ダイオードとを有し、信号入力回路は、コンデンサおよび第2ダイオードを有し、第1ダイオードは、第2ダイオードとダイオードマッチングされ、比較回路は、信号入力回路により生成された信号レベルとバイアス回路を元に生成された基準レベルの大小から、AC信号を検知する。
<3>
<2>に記載の信号検知回路において、比較回路の出力レベルによって基準レベルの電位を切り替える、第1のスイッチ素子と第2のスイッチ素子とを備えてもよい。
<4>
<3>に記載の信号検知回路において、比較回路の出力からパルス信号を生成するパルス生成回路と、パルス生成回路の出力に基づいてオンオフを切り替える第3のスイッチ素子とを備え、第3のスイッチ素子は、第1のスイッチ素子および第2のスイッチ素子と基準電位との間に配置されてもよい。
<5>
<1>または<2>に記載の信号検知回路において、AC信号は差動信号であり、信号入力回路は、第1信号入力回路と、第2信号入力回路とを有し、コンデンサは、第1信号入力回路および第2信号入力回路にそれぞれ設けられ、第2ダイオードは、第1信号入力回路および第2信号入力回路にそれぞれ設けられ、第1信号入力回路および第2信号入力回路のそれぞれに設けられた第2ダイオードの下流で第1信号入力回路および第2信号入力回路が合流してもよい。
<6>
<1>~<5>のいずれか一項に記載の信号検知回路において、第1ダイオードおよび第2ダイオードは、NPN型トランジスタをダイオード接続することにより構成されてもよい。
<7>本発明の他の態様に係る信号検知回路は、AC信号の入力を検知する信号検知回路であって、信号入力回路と、信号入力回路に接続されるバイアス回路と、信号入力回路と前記バイアス回路に接続される比較回路とを備え、バイアス回路は、第1電源に接続される第1定電流源と、第1電源と前記第1定電流源の間に配置される第1ダイオードと、を有し、信号入力回路は、コンデンサおよび第2ダイオードを有し、第1ダイオードは、第2ダイオードとダイオードマッチングされ、比較回路は、信号入力回路により作成された信号レベルと前記バイアス回路を元に作成された基準レベルの大小から、AC信号を検知する。
<8>
<7>に記載の信号検知回路において、第1ダイオードおよび第2ダイオードは、PNP型トランジスタをダイオード接続することにより構成されてもよい。
SD(SD1~SD4)…信号検知回路,SG…信号入力回路,BA…バイアス回路,BL…基準電圧生成回路,EA…ヒステリシス電圧選択回路,D1…第1ダイオード,D2A,D2B…第2ダイオード,C1A,C1B…ACカップリング(コンデンサ),CP…比較回路,C2,C3…コンデンサ,P1…第1電源,P2…第2電源,R1…第1抵抗,R2A,R2B…第2抵抗,R3…第3抵抗,R4…第4抵抗,SW…スイッチ回路,PG…パルス生成回路,INP,INN…AC信号

Claims (8)

  1. AC信号の入力を検知する信号検知回路であって、
    信号入力回路と、
    前記信号入力回路に接続されるバイアス回路と、
    基準電圧生成回路と、
    前記信号入力回路と前記基準電圧生成回路に接続される比較回路と、
    を備え、
    前記バイアス回路は、
    第1電源に接続される第1定電流源と、
    前記第1定電流源と基準電位の間に配置される第1ダイオードと、
    を有し、
    前記信号入力回路は、コンデンサおよび第2ダイオードを有し、
    前記第1ダイオードは、前記第2ダイオードとダイオードマッチングされ、
    前記基準電圧生成回路は、第2電源に接続される第2定電流源を有し、
    前記比較回路は、前記信号入力回路により生成された信号レベルと前記基準電圧生成回路により生成された基準レベルの大小から、AC信号を検知する、信号検知回路。
  2. AC信号の入力を検知する信号検知回路であって、
    信号入力回路と、
    前記信号入力回路に接続されるバイアス回路と、
    前記信号入力回路と前記バイアス回路に接続される比較回路と、
    を備え、
    前記バイアス回路は、
    第1電源に接続される第1定電流源と、
    第1定電流源と基準電位の間に配置される第1ダイオードと、
    を有し、
    前記信号入力回路は、コンデンサおよび第2ダイオードを有し、
    前記第1ダイオードは、第2ダイオードとダイオードマッチングされ、
    前記比較回路は、信号入力回路により生成された信号レベルと前記バイアス回路を元に生成された基準レベルの大小から、AC信号を検知する、信号検知回路。
  3. 前記比較回路の出力レベルによって前記基準レベルの電位を切り替える、第1のスイッチ素子と第2のスイッチ素子とを備える、請求項2に記載の信号検知回路。
  4. 前記比較回路の出力からパルス信号を生成するパルス生成回路と、
    前記パルス生成回路の出力に基づいてオンオフを切り替える第3のスイッチ素子と、
    を備え、
    前記第3のスイッチ素子は、前記第1のスイッチ素子および前記第2のスイッチ素子と基準電位との間に配置される、請求項3に記載の信号検知回路。
  5. 前記AC信号は差動信号であり、
    前記コンデンサは、
    並列接続される第1コンデンサおよび第2コンデンサ、
    を含み、
    前記第2ダイオードは、
    前記第1コンデンサおよび前記第2コンデンサの下流にそれぞれ設けられる2つのダイオード、
    を含み、
    前記信号入力回路は前記2つのコンデンサの下流で前記比較回路に接続される、請求項1または請求項2に記載の信号検知回路。
  6. 前記第1ダイオードおよび前記第2ダイオードは、NPN型トランジスタをダイオード接続することにより構成される、請求項1~請求項5のいずれか一項に記載の信号検知回路。
  7. AC信号の入力を検知する信号検知回路であって、
    信号入力回路と、
    前記信号入力回路に接続されるバイアス回路と、
    前記信号入力回路と前記バイアス回路に接続される比較回路と、
    を備え、
    前記バイアス回路は、
    第1電源に接続される第1定電流源と、
    前記第1電源と前記第1定電流源の間に配置される第1ダイオードと、
    を有し、
    前記信号入力回路は、コンデンサおよび第2ダイオードを有し、
    前記第1ダイオードは、第2ダイオードとダイオードマッチングされ、
    前記比較回路は、信号入力回路により生成された信号レベルと前記バイアス回路を元に生成された基準レベルの大小から、AC信号を検知する、信号検知回路。
  8. 前記第1ダイオードおよび前記第2ダイオードは、PNP型トランジスタをダイオード接続することにより構成される、請求項7に記載の信号検知回路。
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