JP2023025885A - ヒスチダーゼ産生促進剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】表皮ケラチノサイトにおけるヒスチダーゼ産生によるウロカニン酸の生成促進を介し、皮膚の紫外線抵抗性を増強して、紫外線に起因する皮膚疾患の予防や皮膚状態の改善に有効なヒスチダーゼ及びCEBPE産生促進剤を提供する。【解決手段】ハマナスの抽出物を含有することを特徴とするヒスチダーゼ及びCEBPE産生促進剤を含む皮膚の紫外線防御を目的とした医薬品、医薬部外品、化粧品及び飲食品。本発明のハマナスの抽出物は、優れたヒスチダーゼ及びCEBPE産生促進効果を示した。【選択図】なし

Description

本発明は、ハマナスの抽出物を含有することを特徴とするヒスチダーゼ産生促進剤、CEBPE産生促進剤、並びに該産生促進剤を含む皮膚の紫外線抵抗性増強剤に関するものである。
紫外線を過剰に浴びた皮膚においては、紅斑や水泡を形成したり、メラニン生成も促進され、皮膚の黒色化、弾力性の低下、しわの発生をもたらす。従って、紫外線から皮膚を保護するために種々の紫外線防御剤が開発されている。それらには、酸化亜鉛、酸化チタン等の無機系紫外線散乱剤及びパラメトキシケイ皮酸2-エチルヘキシル等の有機系紫外線吸収剤がある。前者は、紫外線を反射するものであるため、塗布した皮膚上の白残りはさけられず、又使用感が十分でない。一方、後者は紫外線を吸収するものであるため、白くならないという利点があるが、多く配合すると油性感、べたつきが出てくる。さらに有機系紫外線吸収剤は、皮膚一次刺激等の点で安全性に対する懸念がある。又、紫外線防御剤を配合した皮膚外用剤を塗布した場合、時間経過とともに汗や皮脂の影響でその一部が取れ、紫外線防御効果の低下がさけられない。
ウロカニン酸は、皮膚に存在するアミノ酸であるヒスチジンからヒスチダーゼにより合成される。ウロカニン酸に紫外線吸収能があること(非特許文献1)及びヒスチジンの元となるフィラグリン発現を抑制した皮膚組織では、ウロカニン酸量が低下するとともに紫外線感受性が高まること(非特許文献2)が報告されている。すなわち、ヒスチダーゼの産生を促進させることによって、ウロカニン酸の生成量を増大させ、皮膚の紫外線抵抗性を増強させることができる。
従来、ヒスチダーゼ産生促進及び紫外線抵抗性増強効果を有する物質としては、ユズ抽出物(特許文献1)、真珠又は貝殻に含まれる水不溶性タンパク質の酵素分解物(特許文献2)が知られている。ヒスチダーゼの産生を促進し、ウロカニン酸の生成を介して皮膚の紫外線抵抗性を増強することができる、さらなる物質の開発が望まれる。
ハマナス(学名:Rosa rugosa)はバラ科バラ属に属し、日本、朝鮮半島、中国北部などに自生する落葉低木である。ハマナスは、多くの品種が存在し、観賞用のほか、染料や香料の原料として用いられており、果実はローズヒップとしてジャムなどの食用にもなる。ハマナスは、これまでにテストステロン5α-リダクターゼ阻害作用(特許文献3)、脱毛防止・発毛効果等の養毛作用(特許文献4)、α-アミラーゼ活性阻害作用及びα-グルコシダーゼ活性阻害作用(特許文献5)、皮脂合成抑制作用(特許文献6)等があることが知られている。しかしながら、ヒスチダーゼ産生促進効果についてはこれまで何ら知られていない。
特開2018-35145号公報 特開2013-23438号公報 特開平5-17365号公報 特開平7-277930号公報 特開2005-306801号公報 特開2015-124189号公報
Zenisek et al,Biochim.Biophys.Acta,18(4),589-591(1955) Mildner et al,J.Invest.Dermatol.,130(9),2286-2294(2010)
本発明は、ヒスチダーゼの産生を促進することにより、ウロカニン酸の生成を介して皮膚の紫外線抵抗性を増強することができる、ヒスチダーゼ産生促進剤を提供することである。
本発明者らは、上記課題の解決に向け鋭意検討を行った結果、ハマナスの抽出物が優れたヒスチダーゼ産生促進作用を有すること、それによりウロカニン酸の生成を介して皮膚の紫外線抵抗性を増強することを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は、以下の発明を包含する。
(1)ハマナスの抽出物を含有することを特徴とするヒスチダーゼ産生促進剤。
(2)ハマナスの抽出物を含有することを特徴とするCEBPE産生促進剤。
(3)(1)又は(2)記載の剤を含む、皮膚の紫外線抵抗性増強用組成物。
本発明のハマナスの抽出物は、ヒスチダーゼ及びCEBPE産生促進効果に優れていた。この抽出物を含有することを特徴とするヒスチダーゼ及びCEBPE産生促進剤は、皮膚におけるウロカニン酸の生成を高め、皮膚の紫外線抵抗性を増強する。皮膚自体の紫外線抵抗性を増強することから、紫外線吸収剤又は紫外線散乱剤を皮膚に塗布するよりも、汗や皮脂、接触により皮膚から取れて紫外線防御効果が低下する影響が少ない。本発明のヒスチダーゼ及びCEBPE産生促進剤は、作用が緩和な植物の抽出物を有効成分とすることから、副作用がなく安全性が高い。よって、医薬品、医薬部外品、化粧品、飲食品に安心して使用できる。
本発明に用いるハマナスとしては、ハマナス(学名:Rosa rugosa Thunb.)、ヤエハマナス(学名:Rosa rugosa Thunb. var. plena)、マイカイ(学名:Rosa rugosa Thunb. var. plena Regel)等が挙げられる。本発明において、ハマナスの抽出物は、植物体全体(全草)、あるいは、葉、茎、花、芽、実、種子、根等の植物体の一部又はそれらの混合物の抽出物をいうが、葉の抽出物が好ましい。また、抽出には、これらの植物体をそのまま使用してもよく、乾燥、粉砕、細切等の処理を行ってもよい。
本発明のハマナスの抽出方法は、特に限定されず、例えば、加熱抽出したものであっても良いし、常温又は低温で抽出したものであっても良い。抽出する溶媒としては、例えば、水、低級アルコール類(メタノール、エタノール、1-プロパノール、2-プロパノール、1-ブタノール、2-ブタノール等)、液状多価アルコール(1,3-ブチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン等)、ケトン類(アセトン、メチルエチルケトン等)、アセトニトリル、エステル類(酢酸エチル、酢酸ブチル等)、炭化水素類(ヘキサン、ヘプタン、流動パラフィン等)、エーテル類(エチルエーテル、テトラヒドロフラン、プロピルエーテル等)が挙げられる。好ましくは、水、低級アルコール及び液状多価アルコール等の極性溶媒が良く、特に好ましくは、水、エタノール、1,3-ブチレングリコール及びプロピレングリコールが良い。これらの溶媒は、1種でも2種以上を混合して用いても良い。
上記抽出物は抽出した溶液のまま用いても良く、必要に応じて濃縮、希釈、濾過、活性炭等による脱色、脱臭等の処理をして用いても良い。又、抽出した溶液を濃縮乾固、噴霧乾燥、凍結乾燥等の処理を行い、乾燥物として用いても良いし、カラム精製等を行い、有効成分を濃縮したり単離したりしてから用いても良い。本発明で用いるハマナスは、天然由来の植物であり、ハマナスから抽出される成分は、多様な構造の化合物が多数同時に存在する混合物である。したがって、含有する成分の構造又は特性をすべて明らかにすることは困難であり、抽出物として扱うことが好ましい。
表皮ケラチノサイトにおいては、フィラグリン遺伝子が発現すると前駆体としてフィラグリンが10~12個連結したプロフィラグリンが合成される。プロフィラグリンは、脱リン酸化とプロテアーゼによる分解を受け、フィラグリンとなる。そのフィラグリンが角質層にてさらに分解される時に生じるヒスチジンからヒスチダーゼにより、紫外線吸収能を有し、皮膚の紫外線抵抗性に寄与するウロカニン酸が合成される。したがって、本発明に用いるハマナスの抽出物は、ヒスチダーゼ及びその発現を調整する転写因子であるCEBPEの産生を促進する作用を介して、ウロカニン酸の生成を促進し、ケラチノサイト及び皮膚の紫外線抵抗性を増強させることができる。又、ハマナスの抽出物は、該紫外線抵抗性増強作用を介して、紫外線に起因する皮膚疾患の予防や皮膚状態の改善、例えば、皮膚がん、脂漏性角化症、日光皮膚炎等の予防、しみ、しわ、たるみ等の改善等に有用である。
本発明におけるヒスチダーゼは、ヒスチジンをウロカニン酸に変換する酵素であり、ヒスチジンアンモニアリアーゼ又はヒスチジナーゼとも呼ばれる。「ヒスチダーゼ産生促進」とは、細胞におけるヒスチダーゼ遺伝子の発現促進をいうが、それに続くヒスチダーゼタンパク質の合成、ヒスチダーゼ酵素活性の亢進をも包含する。
発明におけるCEBPEは、CCAAT/enhancer binding protein(C/EBP),epsilon、CRPとも呼ばれる転写因子である。ヒスチダーゼは、CEBPEを転写因子として遺伝子発現が調整されており、CEBPEの発現を促進することにより、ヒスチダーゼの遺伝子発現が促進される。本発明における「CEBPE産生促進」とは、細胞におけるCEBPE遺伝子の発現促進をいうが、それに続くCEBPE転写因子の合成、ヒスチダーゼ遺伝子発現プロモーター領域の活性化をも包含する。
本発明における「皮膚の紫外線抵抗性増強用組成物」とは、皮膚内部で紫外線吸収能を有するウロカニン酸を増加させることにより、皮膚の紫外線抵抗性を増強し、紫外線の影響から皮膚を防御する外用及び内用組成物をいう。
本発明のヒスチダーゼ及びCEBPE産生促進剤を生体内に投与する場合は、そのまま投与することも可能であるが、本発明の効果を損なわない範囲で適当な添加物とともに皮膚外用及び内用組成物に含有して提供することが好ましい。本発明の組成物には、医薬品、医薬部外品、化粧品等が含まれる。
本発明のヒスチダーゼ及びCEBPE産生促進剤を医薬品に含有する場合は、薬理学的及び製剤学的に許容しうる添加物と混合し、患部に適用するのに適した製剤形態の各種製剤に製剤化することができる。薬理学的及び製剤学的に許容しうる添加物としては、その剤形、用途に応じて賦形剤、増粘剤、等張化剤、pH調節剤、安定化剤、防腐剤、保存剤、分散剤、乳化剤、ゲル化剤、色素、香料等を用いることができる。本発明の医薬品に適した形態は外用製剤であり、例えば、軟膏剤、クリーム剤、ゲル剤、液剤、貼付剤等が挙げられる。軟膏剤は、均質な半固形状の外用製剤をいい、油脂性軟膏、乳剤性軟膏、水溶性軟膏を含む。ゲル剤は、水不溶性成分の抱水化合物を水性液に懸濁した外用製剤をいう。液剤は、液状の外用製剤をいい、ローション剤、懸濁剤、乳剤、リニメント剤等を含む。
本発明のヒスチダーゼ及びCEBPE産生促進剤を医薬部外品や化粧品に含有する場合は、その剤形は、水溶液系、可溶化系、乳化系、粉末系、粉末分散系、油液系、ゲル系、軟膏系、エアゾール系、水-油二層系、又は水-油-粉末三層系等のいずれでもよい。又、該医薬部外品や化粧品は、ヒスチダーゼ及びCEBPE産生促進剤とともに、皮膚外用組成物において通常使用されている各種成分、添加剤、基剤等をその種類に応じて選択し、適宜含有し、当分野で公知の手法に従って製造することができる。その形態は、液状、乳液状、クリーム状、ゲル状、ペースト状、スプレー状等のいずれであってもよい。含有成分としては、例えば、油脂類(オリーブ油、ヤシ油、月見草油、ホホバ油、ヒマシ油、硬化ヒマシ油等)、ロウ類(ラノリン、ミツロウ、カルナウバロウ等)、炭化水素類(流動パラフィン、スクワレン、スクワラン、ワセリン等)、脂肪酸類(ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン酸等)、高級アルコール類(ミリスチルアルコール、セタノール、セトステアリルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール等)、エステル類(ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、オクタン酸セチル、トリオクタン酸グリセリン、ミリスチン酸オクチルドデシル、ステアリン酸オクチル、ステアリン酸ステアリル等)、有機酸類(クエン酸、乳酸、α-ヒドロキシ酢酸、ピロリドンカルボン酸等)、糖類(マルチトール、ソルビトール、キシロビオース、N-アセチル-D-グルコサミン等)、蛋白質及び蛋白質の加水分解物、アミノ酸類及びその塩、ビタミン類、植物・動物抽出成分、種々の界面活性剤、保湿剤、紫外線吸収剤、抗酸化剤、安定化剤、防腐剤、殺菌剤、香料等が挙げられる。
医薬部外品や化粧品の種類としては、例えば、化粧水、乳液、ジェル、美容液、一般クリーム、日焼け止めクリーム、パック、マスク、洗顔料、化粧石鹸、ファンデーション、おしろい、浴用剤、ボディローション、ボディシャンプー、ヘアシャンプー、ヘアコンディショナー、頭皮用ローション、頭皮用クリーム、ヘアトニック、育毛剤等が挙げられる。
本発明の皮膚の紫外線抵抗性増強用組成物におけるヒスチダーゼ及びCEBPE産生促進剤の含有量は、表皮ケラチノサイトにおけるヒスチダーゼ及びCEBPE産生促進作用を発揮できる量である限り特に限定はされないが、例えばハマナスの抽出物の乾燥固形物重量として0.00001~10重量%が好ましく、0.0001~1重量%がより好ましい。上記の量はあくまで例示であって、組成物の種類や形態、一般的な使用量、効能・効果、及びコスト等を考慮して適宜設定・調整すればよい。
また、本発明のヒスチダーゼ及びCEBPE産生促進剤は、内用組成物にも含有できる。本発明において、飲食品とは、健康食品、機能性食品、栄養補助食品、又は特定保健用食品を含む意味で用いられる。飲食品の形態は、食用に適した形態、例えば、固形状、液状、顆粒状、粒状、粉末状、カプセル状、クリーム状、ペースト状のいずれであってもよい。
飲食品の種類としては、パン類、麺類、菓子類、乳製品、水産・畜産加工食品、油脂及び油脂加工食品、調味料、各種飲料(清涼飲料、炭酸飲料、美容ドリンク、栄養飲料、果実飲料、乳飲料等)及び該飲料の濃縮原液及び調整用粉末等が挙げられるが、これらに限定はされない。
本発明の飲食品は、その種類に応じて通常使用される添加物を適宜含有してもよい。添加物としては、食品衛生上許容されうる添加物であればいずれも使用できるが、例えば、ブドウ糖、ショ糖、果糖、異性化液糖、アスパルテーム、ステビア等の甘味料;クエン酸、リンゴ酸、酒石酸等の酸味料;デキストリン、澱粉等の賦形剤;結合剤、希釈剤、香料、着色料、緩衝剤、増粘剤、ゲル化剤、安定剤、保存剤、乳化剤、分散剤、懸濁化剤、防腐剤等が挙げられる。
本発明の飲食品におけるハマナスの抽出物の含有量は、表皮ケラチノサイトにおけるヒスチダーゼ及びCEBPE産生促進作用を発揮できる量であればよいが、対象飲食品の一般的な摂取量、飲食品の形態、効能・効果、呈味性、嗜好性及びコスト等を考慮して適宜設定すればよい。
次に、本発明を詳細に説明するため、具体的な実施例を挙げて説明する。これらの実施例は効果を具体的に説明するもので、発明の範囲を限定するものではない。実施例中の含有量は重量%である。
ハマナスの抽出物を以下のとおり製造した。
(製造例1)ハマナス葉の熱水抽出物の調製
ハマナス(葉の乾燥品)50gに精製水を1L加え、90~100℃で2時間抽出した。得られた抽出液を濾過した後、その濾液を減圧濃縮し、凍結乾燥することによりハマナス葉の熱水抽出物5.2gを得た。
(製造例2)ハマナス葉の50%エタノール抽出物の調製
ハマナス(葉の乾燥品)50gに50%エタノール水溶液を1L加え、室温で1週間抽出した。得られた抽出液を濾過した後、その濾液を減圧濃縮し、凍結乾燥することによりハマナス葉の50%エタノール抽出物4.8gを得た。
(製造例3)ハマナス葉のエタノール抽出物の調製
ハマナス(葉の乾燥品)50gにエタノールを1L加え、室温で1週間抽出した。得られた抽出液を濾過した後、その濾液を減圧濃縮し、凍結乾燥することによりハマナス葉のエタノール抽出物4.1gを得た。
(製造例4)ハマナス実の熱水抽出物の調製
ハマナス(実の乾燥品)50gに精製水を1L加え、90~100℃で2時間抽出した。得られた抽出液を濾過し、その濾液を減圧濃縮し、凍結乾燥することによりハマナス実の熱水抽出物4.7gを得た。
(製造例5)ハマナス実の50%エタノール抽出物の調製
ハマナス(実の乾燥品)50gに50%エタノール水溶液を1L加え、室温で1週間抽出した。得られた抽出液を濾過した後、その濾液を減圧濃縮し、凍結乾燥することによりハマナス実の50%エタノール抽出物4.1gを得た。
(製造例6)ハマナス実のエタノール抽出物の調製
ハマナス(実の乾燥品)50gにエタノールを1L加え、室温で1週間抽出した。得られた抽出液を濾過した後、その濾液を減圧濃縮し、凍結乾燥することによりハマナス実のエタノール抽出物3.1gを得た。
(製造例7)ハマナス花の熱水抽出物の調製
ハマナス(花の乾燥品)50gに精製水を1L加え、90~100℃で2時間抽出した。得られた抽出液を濾過し、その濾液を減圧濃縮し、凍結乾燥することによりハマナス花の熱水抽出物4.0gを得た。
(製造例8)ハマナス花の50%エタノール抽出物の調製
ハマナス(花の乾燥品)50gに50%エタノール水溶液を1L加え、室温で1週間抽出した。得られた抽出液を濾過した後、その濾液を減圧濃縮し、凍結乾燥することによりハマナス花の50%エタノール抽出物3.5gを得た。
(製造例9)ハマナス花のエタノール抽出物の調製
ハマナス(花の乾燥品)50gにエタノールを1L加え、室温で1週間抽出した。得られた抽出液を濾過した後、その濾液を減圧濃縮し、凍結乾燥することによりハマナス花のエタノール抽出物2.0gを得た。
(試験例1)CEBPEノックダウンによるヒスチダーゼ発現変化
ChIP-seqのデータベース(ChIP-Atlas)を参照し、ヒスチダーゼ近傍に結合する転写因子を調べた。その結果、表皮分化に関与することが知られている転写因子であるCEBPEのピークがヒスチダーゼ上に報告された。すなわち、CEBPEはヒスチダーゼのDNA配列上に結合し、ヒスチダーゼ発現を調整する可能性が示唆された。次に、12wellプレートにヒト由来ケラチノサイトを各2×10Cells播種し、24時間後に2mMのCaClを添加することにより分化誘導を行った。10日間分化誘導した後にsiRNA処理を行い、CEBPEのノックダウンを行った。siRNA処理には、CEBPE TriFECTa RNAiキット(IDT)を使用し、導入試薬にはLipofectamine RNAiMAX Reagent(Invitrogen)を使用した。siRNA処理終了後に再度2mMのCaClを添加した培地にて24時間培養を行った後に総RNAの抽出を行った。総RNAの抽出には、RNAiso plus(TAKARA)を用いた。総RNAを基に、リアルタイムRT-PCR法によりヒスチダーゼ及びCEBPE mRNA発現量の測定を行った。リアルタイムRT-PCR法にはSYBR Select Master Mix(ライフテクノロジーズ)を用い、内部標準として、18SrRNAを用いた。リアルタイムRT-PCRの操作は定められた方法にしたがい、ヒスチダーゼ及びCEBPEのmRNA発現量を内部標準である18SrRNAの発現量に対する割合として求めた。尚、ヒスチダーゼ、CEBPE及び18SrRNA用のプライマーは、以下に示したものを使用した。
ヒスチダーゼ用のプライマーセット
CTGAAGGGCACCACCAAA(配列番号1)
GACCGAAACCGAAAAGCAA(配列番号2)
CEBPE用のプライマーセット
CGCCCGTGGTGTTATTTAAAG(配列番号3)
GGCAGAGGGAGAAGCAGAGA(配列番号4)
18SrRNA用のプライマーセット
CCGAGCCGCCTGGATAC(配列番号5)
CAGTTCCGAAAACCAACAAAATAGA(配列番号6)
これらの試験結果を表1に示した。その結果、CEBPEノックダウンによりヒスチダーゼmRNA発現量は低下した。したがって、転写因子CEBPEはヒスチダーゼの遺伝子発現を制御していることが示された。
Figure 2023025885000001
(試験例2)紫外線によるCEBPE発現減少に対するハマナスの抽出物の効果
実施例1で製造したハマナスの抽出物(製造例1~9)のCEBPE産生に及ぼす影響を、CEBPEのmRNA発現量を指標に評価した。具体的方法について以下に記載する。
6cmシャーレにヒト由来ケラチノサイトを1×10cells播種し、その翌日に2mMのCaClを添加することにより分化誘導を行った。分化誘導6日目に各試料を10μg/mL添加した。その24時間後にUVB領域の紫外線を50mJ/cmで照射した。照射後は再度各試料を添加した培地にて24時間培養した後に総RNAの抽出を行った。コントロールには試料の代わりに精製水を添加した細胞を用いた。CEBPEのmRNA発現量を試験例1と同様の方法で測定した。
これらの試験結果を表2に示した。その結果、ハマナスの抽出物(製造例1~3)の全てに、紫外線によるCEBPEのmRNA発現低下を抑制する効果が認められた。ハマナスの抽出物(製造例4~9)についても同様の効果が確認された。
Figure 2023025885000002
(試験例3)ヒスチダーゼ産生に対するハマナスの抽出物の効果
実施例1で製造したハマナスの抽出物(製造例1~9)のヒスチダーゼ産生に及ぼす影響を、ヒスチダーゼのmRNA発現量を指標に評価した。具体的方法について以下に記載する。
6cmシャーレにヒト由来ケラチノサイトを1×10cells播種し、その翌日に2mMのCaClを添加することにより分化誘導を行った。分化誘導6日目に各試料を0.1、1、10μg/mL添加した。その24時間後に総RNAの抽出を行った。コントロールには試料の代わりに精製水を添加した細胞を用いた。ヒスチダーゼのmRNA発現量を試験例1と同様の方法で測定した。
これらの試験結果を表3に示した。その結果、ハマナスの抽出物(製造例1)に、ヒスチダーゼのmRNA発現を促進する効果が認められた。ハマナスの抽出物(製造例2~9)についても同様に試験を行い、効果が確認された。
Figure 2023025885000003
製品の処方例
製造例1~9で製造したハマナスの抽出物を含有した製品の処方例を以下に示す。
(処方例1)ローション
処方 含有量(重量%)
1.ハマナスの抽出物(製造例1) 0.1
2.1,3-ブチレングリコール 8.0
3.グリセリン 2.0
4.キサンタンガム 0.02
5.クエン酸 0.01
6.クエン酸ナトリウム 0.1
7.エタノール 5.0
8.パラオキシ安息香酸メチル 0.1
9.ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(40E.O.) 0.1
10.香料 0.1
11.精製水 残量
[製造方法]成分1~6及び11と、成分7~10をそれぞれ均一に溶解した後、両者を混合し濾過しローションを調製する。
(処方例2) クリーム
処方 含有量(重量%)
1.ハマナスの抽出物(製造例2) 0.1
2.スクワラン 5.5
3.オリーブ油 3.0
4.ステアリン酸 2.0
5.ミツロウ 2.0
6.ミリスチン酸オクチルドデシル 3.5
7.ポリオキシエチレンセチルエーテル(20E.O.) 3.0
8.ベヘニルアルコール 1.5
9.モノステアリン酸グリセリン 2.5
10.香料 0.1
11.パラオキシ安息香酸メチル 0.2
12.パラオキシ安息香酸エチル 0.05
13.1,3-ブチレングリコール 8.5
14.精製水 残量
[製造方法]成分2~9を加熱溶解して混合し、70℃に保ち油相とする。成分1及び11~14を加熱溶解して混合し、75℃に保ち水相とする。次いで、油相に水相を加えて乳化して、かき混ぜながら冷却し、45℃で成分10を加え、さらに30℃まで冷却して製品とする。
(処方例3)乳液
処方 含有量(重量%)
1.ハマナスの抽出物(製造例3) 0.1
2.スクワラン 5.0
3.オリーブ油 5.0
4.ホホバ油 5.0
5.セタノール 1.5
6.モノステアリン酸グリセリン 2.0
7.ポリオキシエチレンセチルエーテル(20E.O.) 3.0
8.ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート(20E.O.) 2.0
9.香料 0.1
10.プロピレングリコール 1.0
11.グリセリン 2.0
12.パラオキシ安息香酸メチル 0.2
13.精製水 残量
[製造方法]成分2~8を加熱溶解して混合し、70℃に保ち油相とする。成分1及び10~13を加熱溶解して混合し、75℃に保ち水相とする。油相に水相を加えて乳化して、かき混ぜながら冷却し、45℃で成分9を加え、さらに30℃まで冷却して製品とする。
(処方例4)ゲル剤
処方 含有量(重量%)
1.ハマナスの抽出物(製造例4) 0.1
2.エタノール 5.0
3.パラオキシ安息香酸メチル 0.1
4.ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.O.) 0.1
5.香料 適量
6.1,3-ブチレングリコール 5.0
7.グリセリン 5.0
8.キサンタンガム 0.1
9.カルボキシビニルポリマー 0.2
10.水酸化カリウム 0.2
11.精製水 残量
[製造方法]成分2~5と、成分1及び6~11をそれぞれ均一に溶解し、両者を混合して製品とする。
(処方例5)軟膏
処方 含有量(重量%)
1.ハマナスの抽出物(製造例5) 2.0
2.ポリオキシエチレンセチルエーテル(30E.O.) 2.0
3.モノステアリン酸グリセリン 10.0
4.流動パラフィン 5.0
5.セタノール 6.0
6.パラオキシ安息香酸メチル 0.1
7.プロピレングリコール 10.0
8.精製水 残量
[製造方法]成分2~5を加熱溶解して混合し、70℃に保ち油相とする。成分1及び6~8を加熱溶解して混合し、75℃に保ち水相とする。油相に水相を加えて乳化し、かき混ぜながら30℃まで冷却して製品とする。
(処方例6)パック
処方 含有量(重量%)
1.ハマナスの抽出物(製造例6) 0.1
2.ポリビニルアルコール 12.0
3.エタノール 5.0
4.1,3-ブチレングリコール 8.0
5.パラオキシ安息香酸メチル 0.2
6.ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(20E.O.) 0.5
7.クエン酸 0.1
8.クエン酸ナトリウム 0.3
9.香料 適量
10.精製水 残量
[製造方法]成分1~10を均一に溶解し製品とする。
(処方例7)ファンデーション
処方 含有量(重量%)
1.ハマナスの抽出物(製造例7) 1.0
2.ステアリン酸 2.4
3.ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレート(20E.O.) 1.0
4.ポリオキシエチレンセチルエーテル(20E.O.) 2.0
5.セタノール 1.0
6.液状ラノリン 2.0
7.流動パラフィン 3.0
8.ミリスチン酸イソプロピル 6.5
9.パラオキシ安息香酸ブチル 0.1
10.カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.1
11.ベントナイト 0.5
12.プロピレングリコール 4.0
13.トリエタノールアミン 1.1
14.パラオキシ安息香酸メチル 0.2
15.二酸化チタン 8.0
16.タルク 4.0
17.ベンガラ 1.0
18.黄酸化鉄 2.0
19.香料 適量
20.精製水 残量
[製造方法]成分2~9を加熱溶解し、80℃に保ち油相とする。成分20に成分10をよく膨潤させ、続いて、成分1及び11~14を加えて均一に混合する。これに粉砕機で粉砕混合した成分15~18を加え、水相とする。水相を80℃に昇温し、油相に水相を徐々に加え乳化する。その後、撹拌しながら冷却し、45℃で成分19を加え、30℃まで冷却して製品とする。
(処方例8)固形石鹸
処方 含有量(重量%)
1.ハマナスの抽出物(製造例8) 0.1
2.石鹸素地(*) 80.0
3.グリセリン 10.0
4.ソルビトール 1.0
5.エデト酸 0.1
6.酸化チタン 0.1
7.香料 適量
8.精製水 残量
(*)ラウリン酸ナトリウム、ミリスチン酸ナトリウム、パルミチン酸ナトリウム、ステアリン酸ナトリウム、オレイン酸ナトリウムを含む高級脂肪酸ナトリウム混合物
[製造方法]全成分を混合して、ミキサー及びローラーで混練し、プロッダーで圧縮することによって棒状の成型物に型打ちし、次いで、成形物を冷却し、乾燥することによって、製品を得る。
(処方例9)ボディ用洗浄料
処方 含有量(重量%)
1.ハマナスの抽出物(製造例9) 0.2
2.ステアリン酸 10.0
3.パルミチン酸 8.0
4.ミリスチン酸 12.0
5.ラウリン酸 4.0
6.オレイルアルコール 1.5
7.精製ラノリン 1.0
8.ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 1.0
9.グリセリン 10.0
10.水酸化カリウム 6.0
11.香料 適量
12.防腐剤 適量
13.金属イオン封鎖剤 適量
14.精製水 残量
[製造方法]成分2~5を加熱溶解して混合し、70℃に保ち油相とする。成分14の適量に成分10を溶解し、油相に添加しケン化を行う。続いて、成分6~9をケン化物に添加し、室温でさらに成分1、11~13及び残りの成分14を添加する。
(処方例10)ヘアローション
処方 含有量(重量%)
1.ハマナスの抽出物(製造例1) 0.2
2.ステアリン酸 5.0
3.セチルアルコール 5.0
4.流動パラフィン 2.0
5.グリセリンモノステアレート 1.3
6.ソルビタンモノオレート 1.5
7.ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート(10E.O.) 0.8
8.グリセリン 6.0
9.防腐剤 適量
10.精製水 残量
[製造方法]成分2~7を加熱溶解して混合し、70℃に保ち油相とする。成分1及び8~10を加熱溶解して混合し、75℃に保ち水相とする。油相に水相を加えて乳化し、かき混ぜながら冷却して製品とする。
(処方例11)ヘアトニック
処方 含有量(重量%)
1.ハマナスの抽出物(製造例2) 2.0
2.95%エタノール 60.0
3.グリセリン 2.0
4.精製水 残量
[製造方法]成分1を2に溶解し、成分3及び4を加え、十分撹拌混合し、製品とする。
(処方例12)シャンプー
処方 含有量(重量%)
1.ハマナスの抽出物(製造例3) 0.1
2.アルキル硫酸トリエタノールアミン 18.0
3.ラウリン酸ジエタノールアミド 3.0
4.メチルセルロース 0.5
5.香料 適量
6.精製水 残量
[製造方法]成分6に成分4を均一に溶解した後、成分1及び2を加え、70~75℃で加熱溶解した後、成分3を加え、冷却途中に成分5を加え30℃まで冷却し製品とする。
(処方例13)浴用剤
処方 含有量(重量%)
1.ハマナスの抽出物(製造例4) 5.0
2.炭酸水素ナトリウム 50.0
3.黄色202号 適量
4.香料 適量
5.無水硫酸ナトリウム 残量
[製造方法]成分1~5を均一に混合し製品とする。
(処方例14)錠剤
処方 含有量(重量%)
1.ハマナスの抽出物(製造例1) 1.0
2.乾燥コーンスターチ 25.0
3.カルボキシメチルセルロースカルシウム 24.0
4.微結晶セルロース 40.0
5.ポリビニルピロリドン 7.0
6.タルク 3.0
[製造方法]成分1~5を混合し、次いで10%の水を結合剤として加えて、押出し造粒後乾燥する。成形した顆粒に成分6を加えて混合し打錠する。1錠0.52gとする。
(処方例15)飲料
処方 含有量(重量%)
1.ハマナスの抽出物(製造例2) 0.1
2.ステビア 0.05
3.リンゴ酸 5.0
4.アスコルビン酸ナトリウム 1.0
5.香料 0.1
6.精製水 残量
[製造方法]成分1~5を成分6の一部の精製水に撹拌溶解する。次いで、成分6の残りの精製水を加えて混合し、90℃に加熱して50mLのガラス瓶に充填する。
本発明に関わる、ハマナスの抽出物を含有することを特徴とするヒスチダーゼ及びCEBPE産生促進剤は、皮膚の紫外線抵抗性増強効果を発揮する。従って、紫外線に起因する皮膚疾患の予防や皮膚状態の改善、例えば、皮膚がん、脂漏性角化症、日光皮膚炎等の予防、しみ、しわ、たるみ等の改善等を目的とした医薬品、医薬部外品、化粧品、及び飲食品の製造分野において利用できる。

Claims (3)

  1. ハマナスの抽出物を含有することを特徴とするヒスチダーゼ産生促進剤。
  2. ハマナスの抽出物を含有することを特徴とするCEBPE産生促進剤。
  3. 請求項1又は2記載の剤を含む、皮膚の紫外線抵抗性増強用組成物。
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