JP2023025388A - 蓄電装置、蓄電装置の管理方法 - Google Patents

蓄電装置、蓄電装置の管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】センサ故障時にセルが不安全モードに至るリスクを低減する。【解決手段】蓄電装置50は、セル62と、前記セル62の物理量を計測する複数のセンサ54、110、58と、管理装置120と、を備える。前記管理装置120は、前記センサの計測結果に基づく前記セル62の状態監視と並行して、前記セル62の等価回路モデル130に基づいて前記セル62の物理量を推定する。前記管理装置120は、前記複数のセンサ54、110、58の一部が故障した場合、前記等価回路モデル130の推定値を用いて、前記セル62の状態監視を継続し、センサ故障後、前記等価回路モデル130の推定精度の維持が困難であると判断した場合、上位装置150に縮退制御への移行を要求する。【選択図】図10

Description

本発明は、センサ故障時にセルの安全性を確保する技術に関する。
二次電池には、過電流、過充電、過放電などの不安全モードが存在する。リチウムイオン二次電池を用いた蓄電装置は、管理装置を搭載している。管理装置が、センサの計測値に基づいて電池の状態を監視して、電池が不安全モードに至らないようにしている。センサが故障した後も、電池が使用され続けた場合、電池の状態を監視できないため不安全モードを検出できない。
特許文献1は、電池モデルに基づく電池状態の推定技術を開示する。特許文献1は、電流センサに異常が生じていると判断した場合、電流センサの検出値に代えて、電池モデルに基づいて推定された電流に基づいて、電池のSOCを算出する技術を開示する(特許文献1の請求項8参照)。
特開2017-138128号公報
センサ故障時、センサの計測値に代えて等価回路モデル(電池モデル)の推定値を用いることで、電池セルの状態監視を継続することが出来る。しかし、推定期間が長くなると、等価回路モデルによる推定値の精度が低下するため、電池セルの不安全モードを検出できない可能性がある。電池セルが劣化した場合も、同様の課題がある。
本発明の一態様は、センサ故障時にセルが不安全モードに至るリスクを低減する、ことを課題とする。
蓄電装置は、セルと、前記セルの物理量を計測する複数のセンサと、管理装置と、を備える。前記管理装置は、前記センサの計測結果に基づく前記セルの状態監視と並行して、前記セルの等価回路モデルに基づいて前記セルの物理量を推定する。
前記管理装置は、一局面において、前記複数のセンサの一部が故障した場合、前記等価回路モデルの推定値を用いて、前記セルの状態監視を継続し、センサ故障後、前記等価回路モデルの推定精度の維持が困難であると判断した場合、上位装置に縮退制御への移行を要求する。
前記管理装置は、他の局面において、前記複数のセンサの一部が故障した場合、前記等価回路モデルの推定値を用いて、前記セルの状態監視を継続し、センサ故障後、前記等価回路モデルの推定精度の維持が困難であると判断した場合、セルの縮退制御を実行する。
本技術は、蓄電装置の管理方法や、蓄電装置の管理プログラムにも適用することが出来る。
本技術は、センサ故障時にセルが、不安全モードに至るリスクを低減することが出来る。
車両の側面図 バッテリの分解斜視図 セルの平面図 図3のA-A線断面図 バッテリの電気的構成を示すブロック図 セルのSOC-OCVの相関性を示すグラフ セルの等価回路モデル 管理装置のブロック図 電圧の使用範囲を示す図 センサ故障時における縮退モードへの移行処理の実行フロー 管理装置のブロック図 センサ故障時における縮退モードへの移行処理の実行フロー センサ故障時における縮退モードへの移行処理の実行フロー
蓄電装置の概要を説明する。
蓄電装置は、セルと、前記セルの物理量を計測する複数のセンサと、管理装置と、を備える。前記管理装置は、前記センサの計測結果に基づく前記セルの状態監視と並行して、前記セルの等価回路モデルに基づいて前記セルの物理量を推定する。
前記管理装置は、前記複数のセンサの一部が故障した場合、前記等価回路モデルの推定値を用いて、前記セルの状態監視を継続し、センサ故障後、前記等価回路モデルの推定精度の維持が困難であると判断した場合、上位装置に縮退制御への移行を要求する。
前記管理装置は、前記複数のセンサの一部が故障した場合、前記等価回路モデルの推定値を用いて、前記セルの状態の監視を継続し、センサ故障後、前記等価回路モデルの推定精度の維持が困難であると判断した場合、前記セルの縮退制御を実行する。
この構成は、センサ故障後、等価回路モデルによる推定値の精度の維持が困難な場合、蓄電装置又は車両を縮退制御に移行する。縮退制御への移行により、蓄電装置に対する依存を下げ、蓄電装置の使用を減らすことが出来る。そのため、セルの異常が顕在化し、不安全モードに至るリスクを低減することでき、安全性を向上させることが出来る。
前記管理装置は、センサ故障後、所定期間が経過した場合、前記等価回路モデルによる推定値の精度の維持が困難であると判断してもよい。この構成では、センサ故障後の所定期間は、性能、機能を制限することなく、蓄電装置を使用できる。所定期間経過後は、縮退制御に移行し、蓄電装置に対する依存が下がる。そのため、蓄電装置が不安全モードに至るリスクを低減することが可能である。
前記管理装置は、センサ故障後、前記セルの劣化が許容値を超えた場合、前記等価回路モデルによる推定値の精度の維持が困難であると判断してもよい。この構成では、センサ故障後、セルの劣化が少ない期間(劣化が許容値以下)は、性能、機能を制限することなく、蓄電装置を使用できる。セルの劣化が許容値を超えた以降は、縮退制御に移行し、蓄電装置に対する依存が下がる。そのため、蓄電装置が不安全モードに至るリスクを低減することができる。
前記管理装置は、センサ故障後、車両の目的地までの移動距離が制限値以上の場合、前記等価回路モデルの推定値の精度の維持が困難であると判断してもよい。この構成では、センサ故障後、車両の目的地までの移動距離が制限値より短い場合、性能、機能を制限することなく、蓄電装置を使用できる。移動距離が制限値より長い場合、縮退制御に移行し、蓄電装置に対する依存が下がる。そのため、車両の走行中に、蓄電装置が不安全モードに至るリスクを低減することができる。
<実施形態1>
1.バッテリ50の説明
図1に示すように、車両10には、エンジン20と、エンジン20の始動等に用いられるバッテリ50とが搭載されている。バッテリ50は「蓄電装置」の一例である。車両10には、エンジン20(内燃機関)に代えて、車両駆動用の蓄電装置や、燃料電池が搭載されていてもよい。
図2に示すように、バッテリ50は、組電池60と、回路基板ユニット65と、収容体71を備える。収容体71は、合成樹脂材料からなる本体73と蓋体74とを備える。本体73は有底筒状であり、底面部75と、4つの側面部76と、を備える。4つの側面部76によって、本体73の上端に開口部77が形成されている。
収容体71は、組電池60と回路基板ユニット65を収容する。回路基板ユニット65は、回路基板100上に各種部品(電流遮断装置53、図5に示す電流センサ54や電圧センサ110、管理装置120等)を搭載した基板ユニットであり、図2に示すように組電池60の、例えば上方に隣接して配置されている。代替的に、回路基板ユニット65は、組電池60の側方に隣接して配置されていてもよい。
蓋体74は、本体73の開口部77を閉鎖する。蓋体74の周囲には外周壁78が設けられている。蓋体74は、平面視略T字形の突出部79を有する。蓋体74の前部のうち、一方の隅部に正極の外部端子51が固定され、他方の隅部に負極の外部端子52が固定されている。回路基板ユニット65は、収容体71の本体73に代えて、蓋体74内に(例えば突出部79内に)収容されていてもよい。
組電池60は、複数のセル62から構成されている。図4に示すように、セル62は、直方体形状(プリズマティック)のケース82に電極体83を非水電解質と共に収容したものである。セル62は、例えばリチウムイオン二次電池セルである。ケース82は、ケース本体84と、その上方の開口部を閉鎖する蓋85とを有している。
電極体83は、詳細は図示しないが、銅箔からなる基材に活物質を塗布した負極板と、アルミニウム箔からなる基材に活物質を塗布した正極板との間に、多孔性の樹脂フィルムからなるセパレータを配置したものである。これらはいずれも帯状で、セパレータに対して負極板と正極板とを幅方向の反対側にそれぞれ位置をずらした状態で、ケース本体84に収容可能となるように扁平状に巻回されている。電極体83は、巻回タイプのものに代えて、積層タイプのものであってもよい。
正極板には正極集電体86を介して正極端子87が、負極板には負極集電体88を介して負極端子89がそれぞれ接続されている。正極集電体86及び負極集電体88は、平板状の台座部90と、この台座部90から延びる脚部91とを有する。台座部90には貫通孔が形成されている。脚部91は正極板又は負極板に接続されている。
正極端子87及び負極端子89は、端子本体部92と、その下面中心部分から下方に突出する軸部93とからなる。正極端子87の端子本体部92と軸部93とは、アルミニウム(単一材料)によって一体成形されている。負極端子89においては、端子本体部92がアルミニウム製で、軸部93が銅製であり、これらが組み付けられている。正極端子87及び負極端子89の端子本体部92は、蓋85の両端部に絶縁材料からなるガスケット94を介して配置され、図3に示すように、このガスケット94から外方へ露出されている。
蓋85は、圧力開放弁95を有している。圧力開放弁95は、正極端子87と負極端子89の間に位置している。圧力開放弁95は、安全弁である。圧力開放弁95は、ケース82の内圧が制限を超えた場合に、開放して、ケース82の内圧を下げる。
図5は、バッテリ50の電気的構成を示すブロック図である。バッテリ50は、組電池60と、電流遮断装置53と、電流センサ54と、電圧センサ110と、温度センサ58と、管理装置120と、を備える。
バッテリ50には、車両ECU(Electronic Control Unit:電子制御ユニット)150と、エンジン20の動力により発電する発電機であるオルタネータ160と、車載された電気負荷170と、が電気的に接続されている。
車両ECU150は、車両10を制御する車両制御部である。車両ECU150は、オルタネータ160や電気負荷170を制御する。また、車両ECU150は、バッテリ50の充電電圧や許容充放電量を制御する。充電電圧は、オルタネータ160の界磁電流により制御することが出来る。許容充放電量は、バッテリのSOCの情報を参照しつつ、オルタネータ160や電気負荷170を制御することにより調整できる。
車両ECU150は、エンジン等の駆動系も制御してもよい。車両ECU150は1つに限らず、複数でもよい。車両ECU150は、「上位装置」の一例である。上位装置は、蓄電装置を含むシステム(この例では車両システム)や、システムの制御部である。
エンジン20の駆動中において、オルタネータ160の発電量が電気負荷170の電力消費量より大きい場合、バッテリ50はオルタネータ160により充電される。オルタネータ160の発電量が電気負荷170の電力消費量より小さい場合、バッテリ50は、その不足分を補うため、放電する。
エンジン20の停止中、オルタネータ160は発電を停止する。発電停止中、バッテリ50は、充電されない状態となり、車両ECU150や電気負荷170に対して放電のみ行う状態となる。
組電池60のセル62は、例えば12個あり(図2参照)、3並列で4直列に接続されている。図5は、並列に接続された3つのセル62を1つの電池記号で表している。セル62A~62Dは、プリズマティックセルに限定はされず、円筒型セルであってもよいし、ラミネートフィルムケースを有するパウチセルであってもよい。
組電池60、電流遮断装置53及び電流センサ54は、パワーライン55P、パワーライン55Nを介して、直列に接続されている。パワーライン55P、55Nは、銅などの金属材料からなる板状導体であるバスバーBSB(図2参照)を用いることが出来る。
図5に示すように、パワーライン55Pは、正極の外部端子51と組電池60の正極とを接続する。パワーライン55Nは、負極の外部端子52と組電池60の負極とを接続する。外部端子51、52は、バッテリ50の、車両10(電気負荷170)との接続用端子である。バッテリ50を、外部端子51、52を介してオルタネータ160や電気負荷170に電気的に接続することが出来る。
電流遮断装置53は、正極のパワーライン55Pに設けられている。電流遮断装置53は、FETなどの半導体スイッチでもよいし、機械式の接点を有するリレーでもよい。電流遮断装置53は、ラッチリレーなどの自己保持型スイッチであることが好ましい。電流遮断装置53は、ノーマリクローズタイプであり、正常時、クローズ状態に制御される。バッテリ50に何らかの異常があった場合、電流遮断装置53をクローズ状態からオープン状態に切り換えることで、組電池60の電流Iを遮断できる。
電流センサ54は、負極のパワーライン55Nに設けられている。電流センサ54は、シャント抵抗でもよい。抵抗式の電流センサ54は、電流センサ54の両端を、信号線54Lを介して管理装置120に接続している。抵抗式の電流センサ54は、両端電圧Vrに基づいて、組電池60の電流Iを計測することができる。抵抗式の電流センサ54は、両端電圧Vrの極性(正負)から放電と充電を判別できる。代替的に、電流センサ54は、磁気センサでもよい。電流Iは、セルの「物理量」の一例である。
電圧センサ110は、信号線110Lを介して、各セル62A~62Dとそれぞれ接続されており、各セル62A~62Dの端子電圧V1~V4を計測することができる。端子電圧Vは、セルの「物理量」の一例である。
温度センサ58A、58Bは、組電池60に取り付けられている。温度センサ58A、58Bは、信号線58Lを介して、管理装置120にそれぞれ接続されている。温度センサ58Aは、組電池60の中央部に位置し、組電池60の中央の温度T1を計測する。温度センサ58Bは、組電池60の端部に位置し、組電池60の端部の温度T2を計測する。温度Tは、セルの「物理量」の一例である。
管理装置120は、回路基板100(図2参照)上に実装されている。管理装置120は、信号線を介して、車両ECU150に対して接続されており、車両ECU150と通信する。
管理装置120は、車両ECU150から、車両10の動作状態(走行中、停車中、駐車中など)に関する信号を通信により受信できる。管理装置120は、CPU等の演算処理部を含む。
2.セル62のSOC-OCV相関特性
図6は、セル62のSOC-OCV相関特性である。セル62は、正極活物質にリン酸鉄リチウム(LiFePO4)、負極活物質にグラファイトを用いたリン酸鉄系のセルである。
SOC(state of charge:充電状態)は、満充電容量に対する残存容量の比率であり、下記式にて表される。
SOC[%]=(Cr/Co)×100
Coはセル62の満充電容量、Crはセル62の残存容量である。
OCV[V]は、セル62の起電力(開放電圧)である。
セル62は、図6に示すように、SOCの変化量に対するOCVの変化量が相対的に低い低変化領域L1、L2と、相対的に高い高変化領域H1、H2、H3を含む複数の充電領域を有している。
低変化領域L1と低変化領域L2は、SOCの変化量に対するOCVの変化量が非常に小さくOCVが3.3[V]で略一定のプラトー領域となっている。プラトー領域は、SOCの変化量に対するOCVの変化量が2[mV/%]以下の領域である。
3.等価回路モデル130によるセル62の状態推定
図7はセル62の等価回路モデル130である。電圧Vはセル62の端子電圧であり、OCVと、R×Iと、Vtranにより表すことが出来る。以下、OCV、SOC、R、Tの添え字の「i」は、セルの番号を示す。
OCViは、セル62の起電力(直流電圧源)である。OCViはSOCiとTiにより変化する。この実施形態では、SOC-OCVテーブルを用いて、SOCからOCVを算出する。SOC-OCVテーブルは、温度Tごとに設けてもよいし、共通のテーブルを用いてもよい。
Riは、セル62の内部抵抗(集電体や電解液等での導体抵抗)である。
Vtraniは、充放電時における、セル62の電圧Vの過渡応答(分極電圧)である。この実施形態では、セル62の過渡応答を、第1インピーダンスZ1と第2インピーダンスZ2により模擬している。
第1インピーダンスZ1は、セル62の速い応答部分、すなわち短期分極電圧を模擬したインピーダンスである。第2インピーダンスZ2は、セルの遅い応答部分、すなわち、長期分極電圧を模擬したインピーダンスである。
Vtraniは、SOCi、Ti、I、tにより変化し、SOCi、Ti、I、tの関数として、表すことが出来る。
セル62の電流I、端子電圧V、温度Tは、上記の等価回路モデル130を用いて、以下の数式1~数式3により、推定することが出来る。
Figure 2023025388000002
Figure 2023025388000003
Figure 2023025388000004
Figure 2023025388000005
SOCは、電流積算法により算出することが出来る。
SOC[%]=SOCo+100×(∫Idt/Co)
SOCoは、SOCの初期値である。Iは電流である(充電時+、放電時-)
セル62の物理量(V、I、T)の推定で使用するRi、OCVi、Vtransi、Ci、Ti、Aij、Bij等のパラメータは、製品搭載前の事前フィッティングや、搭載後にセンサの計測値を用いて同定してもよい。メモリ126は同定した各パラメータを格納する。更に、電流積算法により算出したSOC、SOC-OCVテーブル及びVtraniの関数式も格納する。
4.セルの状態監視とセンサ故障時の状態推定
図8に示すように、管理装置120は、監視部121と、故障判定部123と、モデル計算部125と、を備える。
監視部121には、電流センサ54、電圧センサ110及び温度センサ58の計測結果が入力される。監視部121は、各センサ54、110、58の計測結果に基づいて、セル62の物理量(V、I、T)を監視し、以下の3項目について、異常の有無を検出する。
(1) 過充電及び過放電
(2) 過電流
(3) 過温度
<過充電と過放電の監視>
監視部121は、セル62A~62Dの端子電圧V1~V4を「使用範囲X」と比較し、上限値Vmaxよりも高い場合、そのセル62A~62Dを「過充電」と判断する。下限値Vminよりも低い場合、そのセル62A~62Dを「過放電」と判断する(図9参照)。過放電、過充電は、組電池60の総電圧で、判断してもよい。
<過電流と過温度の監視>
監視部121は、セル62A~62Dの電流Iを「許容電流」と比較し、電流Iが許容電流よりも大きい場合、「過電流」と判断する。また、セル62A~62Dの温度Tを「許容温度」と比較し、温度Tが許容温度より高い場合、「過温度」と判断する。
監視部121は、「過充電」、「過放電」、「過電流」及び「過温度」のうち、いずれかの異常を検出した場合、車両ECU150に対してアラームを出力する。車両10に対してアラームを出力し、バッテリ50の使用を制限するなど必要な措置を講ずることで、バッテリ50が不安全モードに至るリスクを低減する。
故障判定部123には、監視部121と同様に、電流センサ54、電圧センサ110、温度センサ58の計測結果が入力される。故障判定部123は、各センサ54、110、58の出力に基づいて、各センサ54、110、58の故障を判定する。
センサ故障は、センサ54、110、58が計測結果を出力しているか否か、計測値が正常値であるか、否かにより判断することが出来る。
モデル計算部125には、監視部121、故障判定部123と同様に、電流センサ54、電圧センサ110、温度センサ58の計測結果が入力される。モデル計算部125は、電流センサ58と温度センサ54の計測値を入力値として、各セル62A~62Dの端子電圧V1~V4を推定する。
モデル計算部125は、各セル62A~62Dの端子電圧V1~V4の推定値を、電圧センサ110の計測値と比較し、誤差があった場合、Ri、OCVi、Vtransi、Ci、Ti、Aij、Bijの各パラメータを補正する。
パラメータの補正により、等価回路モデル130による、セル62A~62Dの物理量の推定誤差、つまり、端子電圧V、電流I、温度Tの推定誤差を抑えることが出来る。
センサ故障により、セル62の物理量(V、I、T)の一部が計測出来なくなった場合、モデル計算部125は監視部121に対して、等価回路モデル130による推定値を、代替センサ値として出力する。代替センサ値の出力により、監視部121は、代替センサ値を用いて、セル62の状態監視を継続することができる。
例えば、セル62Aの信号線が切断した場合、モデル計算部125は、等価回路モデル130を用いて推定したV1を、電圧センサ110の代替値として、監視部121に出力する。
また、電流センサ54の信号線54Lが切断した場合、モデル計算部125は、等価回路モデル130を用いて推定したIを、電流センサ54の代替値として、監視部121に出力する。
等価回路モデル130は、短期間(例えば数日)であれば、セル62の物理量(V、I、T)を精度よく推定できる。しかし、センサ故障後、推定値と計測値の比較が困難となり、パラメータの補正は制限されるため、長期的な精度保証は難しい。
そのため、センサ故障後の経過時間が所定期間を超えた場合、管理装置120は、車両10及びバッテリ50を縮退制御に移行させる。車両10及びバッテリ50を縮退制御に移行することで、バッテリ50に対する依存を下げて、バッテリ50の使用を減らすことができる。そのため、バッテリ50が不安全モードに至るリスクを低減することが出来る。
縮退制御は、制御対象の性能や機能の一部を制限して、限定した使用状態とする制御である。車両10の縮退制御は、(A)~(C)が有り、バッテリ50の縮退制御は、(D)が有る。
(A)バッテリ50の充電電圧や許容充放電量の制限
(B)ユーザーによるバッテリ50へのアクセス制限
(C)車両10の自動運転レベルの低下
(D)駐車中のバッテリ使用禁止(電流遮断装置オープン)
アクセス制限は、例えば、外部充電器による充電禁止や、ボンネットの開放操作禁止である。アクセス制限は、ユーザーに警告を行うものでもよいし、物理的な手段により、アクセスを制限してもよい。
自動運転レベルの低下は、車両10に自動運転のレベルが複数設定されている場合に、レベルを下げてドライバーの運転負担を多くすることにより、電気負荷を低減することを意図する。
管理装置120のメモリ122は、センサ故障時における縮退制御への移行処理の実行プログラムを格納する。実行プログラムは、CD-ROM等の記録媒体に記憶して使用、譲渡、貸与等されてもよい。プログラムは、電気通信回線を用いて配信されてもよい。
図10は、センサ故障時における縮退制御への移行処理の実行フローである。実行フローはS10~S70の7つのステップを1サイクルとしており、管理装置120の起動中、所定周期で実行される。
管理装置120は、実行フローがスタートとすると、バッテリ50を、第1モードで、制御する(S10)。第1モードは、バッテリ50の制御モードの1つであり、機能や性能を制限せず、バッテリ50を使用するモードである。
第1モード中、管理装置120は、電圧センサ110、電流センサ54、温度センサ58の計測結果に基づいて、セル62A~62Dの状態を監視する。また、セル62A~62Dの状態監視と並行して、等価回路モデル130を用いて、セル62A~62Dの物理量(V、I、T)を推定する。
次に、管理装置120は、電圧センサ110、電流センサ54、温度センサ58の故障を判断する(S20)。
センサ110、54、58が全て正常な場合(S20:NO)、管理装置120は、第1モードを維持する。
センサ110、54、58のいずれかが故障の場合(S20:YES)、管理装置120は、故障したセンサの計測値に代えて、モデル計算部125の推定値を用いて、セル62A~62Dの物理量(V、I、T)を監視する(S30)。
また、管理装置120は、車両ECU150に対して、センサの故障を通知する(S40)。センサ故障をバッテリ50から車両ECU150に通知することで、ドライバーにセンサ故障を報知することが出来る。
その後、管理装置120は、センサ故障後、所定期間が経過したか、否かを判定する(S50)。所定期間は、一例として、1か月である。
センサ故障後、所定期間以内の場合(S50:YES)、管理装置120は、第1モードを維持する(S60)。
センサ故障後、所定期間が経過した場合(S50:NO)、管理装置120は、バッテリ50の制御モードを、第1モードから第2モードに移行する(S70)。
第2モードに移行すると、管理装置120は、バッテリ50の縮退制御を実行する。この実施形態では、車両10の駐車中におけるバッテリ50の使用を禁止する。
また、第2モードに移行すると、管理装置120は、車両ECU150に対して車両10の縮退制御を要求する。これにより、車両10は、(A)~(C)のいずれかの縮退制御又は複数の縮退制御を実行する。
4.効果説明
この構成では、センサ故障後、所定期間が経過した場合、バッテリ50及車両10を縮退制御に移行する。縮退制御への移行により、バッテリ50に対する依存を下げて、バッテリ50の使用を減らすことが出来る。そのため、セル62の異常が顕在化するリスクを低減することが可能となり、安全性を向上させることが出来る。
<実施形態2>
等価回路モデル130は、センサ故障後、セル62の劣化が進まなければ、セル62の物理量(V、I、T)を精度よく推定できる。しかし、センサ故障後、推定値と計測値の比較が困難となり、パラメータの補正が制限されるため、セル62の劣化が進行すると、精度保証は難しい。
図11は、管理装置220のブロック図である。管理装置220は、監視部121と、故障判定部123と、モデル計算部125と、劣化率算出部127と、を備えており、実施形態1の管理装置120に対して、劣化率算出部127を追加している。
劣化率算出部127は、以下の式に基づいて、セル62の劣化率Xを算出する。
X[%]=(Rt/R0)×100
Rtは、セルの内部抵抗、R0は、内部抵抗の初期値である。
セル62の劣化率Xは、全セル共通であり、センサ故障後も、正常にデータが取得可能なセル62を対象として、算出することが出来る。
例えば、信号線110Lの切断により、セル62Aの端子電圧V1が計測できなくても、セル62Bの端子電圧V2が計測可能であれば、ΔV2とIからセル62Bの内部抵抗Rtを求めることが出来る。そのため、セル62Bの劣化率Xを算出することが可能である。
図12は、センサ故障時における縮退制御への移行処理の実行フローである。図12の実行フローは、図10の実行フローに対して、S53の処理が相違している。
管理装置220は、S53に移行すると、センサ故障後、セル62の劣化は許容値以下か、判断する。
例えば、センサ故障時点のセル62の劣化率Xが110%、許容値が5%の場合、劣化率Xが115%以下であれば、劣化は許容範囲と判断され、120%を超えると、劣化は許容範囲外と判断される。
管理装置120は、センサ故障後、セル62の劣化が許容値以下の場合(S53:YES)、第1モードを維持し(S60)、セル62の劣化が許容値を超えた場合(S53:NO)、第2モードに移行する(S70)。
第2モードに移行すると、管理装置120は、バッテリ50の縮退制御を実行し、更に、車両ECU150に対して車両10の縮退制御を要求する。
この構成では、センサ故障後、セル62の劣化が進行した場合、バッテリ50及車両10を縮退制御に移行する。縮退制御への移行により、バッテリ50に対する依存を下げて、バッテリ50の使用を減らすことが出来る。そのため、セル62の異常が顕在化するリスクを低減することが可能となり、安全性を向上させることが出来る。
<実施形態3>
等価回路モデル130は、センサの故障後、車両10の走行距離が短ければ、セル62の物理量(V、I、T)を精度よく推定できる。しかし、センサの故障後、推定値と計測値の比較が困難となり、パラメータの補正が制限されるため、車両10の走行距離が長いと、精度保証は難しい。
図13は、センサ故障時における縮退制御への移行処理の実行フローである。図13の実行フローは、図10の実行フローに対して、S45を追加している点と、S55が相違している。
管理装置120は、S45に移行すると、車両ECU150に対して目的地の設定を依頼する。依頼を受けた車両ECU150は、カーナビゲーションシステムの起動と目的地の入力をドライバーに促す。
ドライバーがカーナビゲーションシステム上で目的地を入力すると、車両ECU150は、管理装置120に対して、現在位置から目的地までの走行距離のデータを送信する。管理装置120は、走行距離のデータを受信すると、その後、S55に移行する。
管理装置120は、S55に移行すると、車両10の目的地までの走行距離を制限値と比較する。制限値は一例として100kmである。
管理装置120は、目的地までの走行距離が制限値より短い場合(S55:YES)、第1モードを維持し(S60)、目的地までの走行距離が制限値より長い場合(S55:NO)、第2モードに移行する(S70)。
第2モードに移行すると、管理装置120は、バッテリ50の縮退制御を実行し、更に、車両ECU150に対して車両10の縮退制御を要求する。
この構成では、センサ故障後、目的地までの走行距離が制限値より長い場合、バッテリ50及車両10を縮退制御に移行する。縮退制御への移行により、バッテリ50に対する依存を下げて、バッテリ50の使用を減らすことが出来る。そのため、セル62の異常が顕在化するリスクを低減することが可能となり、安全性を向上させることが出来る。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)セル(繰り返し充放電可能な蓄電セル)62は、リチウムイオン二次電池セルに限らず、他の非水電解質二次電池セルでもよい。二次電池セル62に代えて、キャパシタを用いることも出来る。
(2)上記実施形態では、バッテリ50を車両10に搭載したが、船舶や航空機など車両以外の移動体に搭載してもよい。また、バッテリ50やバッテリ50の管理方法を、移動体に限らず、分散型発電システムにおける変動吸収用の蓄電装置やUPS(無停電電源装置)など、定置用途に用いてもよい。
(3)上記実施形態では、センサ故障後、等価回路モデル130の推定精度(推定値の精度)の維持が困難な場合(図10のS50、図12のS53、図13のS55:NO)、車両10とバッテリ50の双方を縮退制御に移行した。車両10のみ縮退制御に移行してもよい。また、バッテリ50のみ縮退制御に移行してもよい。
(4)上記実施形態では、バッテリ50が縮退制御に移行した場合、管理装置120は、駐車中に電流遮断装置53をオープンしてバッテリ50の使用を禁止した。これ以外に、車両10に他バッテリが搭載されている場合、他バッテリが使用可能な期間、電流遮断装置53をオープンしてバッテリ50の使用を禁止してもよい。
(5)上記実施形態では、図7の等価回路モデル130を用いて、セル62の物理量(V、I、T)を推定した。等価回路モデル130は、セル62を模擬した回路モデルであれば、等価回路モデル130以外の等価回路モデルでもよい。また、数式1~3も、I、V、Tを推定できる式であれば、他の式でもよい。
10 車両
50 バッテリ(蓄電装置)
53 電流遮断装置
54 電流センサ
58 温度センサ
60 組電池
62 セル
110 電圧センサ
120 管理装置
121 監視部
123 故障判定部
125 モデル計算部
127 劣化率算出部
150 車両ECU(上位装置)

Claims (7)

  1. 蓄電装置であって、
    セルと、
    前記セルの物理量を計測する複数のセンサと、
    管理装置と、を備え、
    前記管理装置は、
    前記センサの計測結果に基づく前記セルの状態監視と並行して、前記セルの等価回路モデルに基づいて前記セルの物理量を推定し、
    前記複数のセンサの一部が故障した場合、前記等価回路モデルの推定値を用いて、前記セルの状態監視を継続し、
    センサ故障後、前記等価回路モデルの推定精度の維持が困難であると判断した場合、上位装置に縮退制御への移行を要求する、蓄電装置。
  2. 蓄電装置であって、
    セルと、
    前記セルの物理量を計測する複数のセンサと、
    管理装置と、を備え、
    前記管理装置は、
    前記センサの計測結果に基づく前記セルの状態監視と並行して、前記セルの等価回路モデルに基づいて前記セルの物理量を推定し、
    前記複数のセンサの一部が故障した場合、前記等価回路モデルの推定値を用いて、前記セルの状態監視を継続し、
    センサ故障後、前記等価回路モデルの推定精度の維持が困難であると判断した場合、前記セルの縮退制御を実行する、蓄電装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の蓄電装置であって、
    前記管理装置は、センサ故障後、所定期間が経過した場合、前記等価回路モデルの推定精度の維持が困難であると判断する、蓄電装置。
  4. 請求項1又は請求項2に記載の蓄電装置であって、
    前記管理装置は、センサ故障後、セルの劣化が許容値を超えた場合、前記等価回路モデルの推定精度の維持が困難であると判断する、蓄電装置。
  5. 請求項1又は請求項2に記載の車載用の蓄電装置であって、
    前記管理装置は、センサ故障後、車両の目的地までの移動距離が制限値以上の場合、前記等価回路モデルの推定精度の維持が困難であると判断する、蓄電装置。
  6. 蓄電装置の管理方法であって、
    蓄電装置は、セルと、前記セルの物理量を計測する複数のセンサと、を備え、
    前記センサの計測結果に基づくセルの状態の監視と並行して、前記セルの等価回路モデルに基づいて前記セルの物理量を推定し、
    前記複数のセンサの一部が故障した場合、前記等価回路モデルの推定値を用いて、前記セルの状態監視を継続し、
    センサ故障後、前記等価回路モデルの推定精度の維持が困難であると判断した場合、上位装置に縮退制御への移行を要求する、蓄電装置の管理方法。
  7. 蓄電装置の管理方法であって、
    蓄電装置は、セルと、前記セルの物理量を計測する複数のセンサと、を備え、
    前記センサの計測結果に基づくセルの状態の監視と並行して、前記セルの等価回路モデルに基づいて前記セルの物理量を推定し、
    前記複数のセンサの一部が故障した場合、前記等価回路モデルの推定値を用いて、前記セルの状態監視を継続し、
    センサ故障後、前記等価回路モデルの推定精度の維持が困難であると判断した場合、前記セルの縮退制御を実行する、蓄電装置の管理方法。
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