JP2023020651A - 無停電電源装置 - Google Patents

無停電電源装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2023020651A
JP2023020651A JP2021126135A JP2021126135A JP2023020651A JP 2023020651 A JP2023020651 A JP 2023020651A JP 2021126135 A JP2021126135 A JP 2021126135A JP 2021126135 A JP2021126135 A JP 2021126135A JP 2023020651 A JP2023020651 A JP 2023020651A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
space
converter
plate
fan
power supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2021126135A
Other languages
English (en)
Inventor
一貴 溝田
Kazutaka Mizota
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GS Yuasa Corp
Original Assignee
GS Yuasa Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by GS Yuasa Corp filed Critical GS Yuasa Corp
Priority to JP2021126135A priority Critical patent/JP2023020651A/ja
Priority to CN202280058169.5A priority patent/CN117897899A/zh
Priority to PCT/JP2022/026128 priority patent/WO2023008077A1/ja
Publication of JP2023020651A publication Critical patent/JP2023020651A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02JCIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
    • H02J9/00Circuit arrangements for emergency or stand-by power supply, e.g. for emergency lighting
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M7/00Conversion of ac power input into dc power output; Conversion of dc power input into ac power output
    • H02M7/42Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal
    • H02M7/44Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters
    • H02M7/48Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K7/00Constructional details common to different types of electric apparatus
    • H05K7/20Modifications to facilitate cooling, ventilating, or heating

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Emergency Management (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
  • Stand-By Power Supply Arrangements (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)

Abstract

Figure 2023020651000001
【課題】無停電電源装置の筐体内の発熱体に冷却空気を当てることができる無停電電源装置を提供する。
【解決手段】無停電電源装置は、吸気口を有する前面板、及び排気口を有する背面板を有する筐体と、モータ部及び羽根を有し、排気口の近傍に配置されたファンと、前面板と背面板との間に延設され、筐体内を第1空間と第2空間とに分ける第1仕切板と、第1空間における吸気口から排気口に向かう流路に、ファンによる吸気能力を集中させた第1風洞を画定する第1風洞部材と、第2空間における吸気口から排気口に向かう流路に、ファンによる吸気能力を集中させた第2風洞を画定する第2風洞部材とを備え、モータ部は、第1仕切板の端部に対向し、羽根の回転面は、第1空間及び第2空間の両方に対向している。
【選択図】図5

Description

本発明は、無停電電源装置に関する。
特許文献1は、前面カバーの近傍に送風機を設け、無停電電源装置の筐体内部に外部の冷却空気を供給する無停電電源装置を開示している。
特開2000-232792号公報
特許文献1の無停電電源装置は、前面側に送風機を設け、筐体内部に外部の冷却空気を供給するので、送風機の近傍(流路の上流側)に配置される発熱体(スイッチング素子など)を効率的に冷却することが期待できる。
本発明者は、無停電電源装置の筐体内の発熱体に適度な風量・温度の冷却空気を当てることを検討し、本発明を着想した。
本発明は、無停電電源装置の筐体内の発熱体に冷却空気を当てることができる無停電電源装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る無停電電源装置は、吸気口を有する前面板、及び排気口を有する背面板を有する筐体と、モータ部及び羽根を有し、前記排気口の近傍に配置されたファンと、前記前面板と前記背面板との間に延設され、前記筐体内を第1空間と第2空間とに分ける第1仕切板と、前記第1空間における前記吸気口から前記排気口に向かう流路に、前記ファンによる吸気能力を集中させた第1風洞を画定する第1風洞部材と、前記第2空間における前記吸気口から前記排気口に向かう流路に、前記ファンによる吸気能力を集中させた第2風洞を画定する第2風洞部材とを備え、前記モータ部は、前記第1仕切板の端部に対向し、前記羽根の回転面は、前記第1空間及び前記第2空間の両方に対向している。
上記態様によれば、ファンの吸気能力が高まり発熱体に冷却空気を当てることができる。
無停電電源装置の正面図である。 無停電電源装置の背面図である。 UPSの内部構造を示す背面図である。 UPSの内部構造の第1例を示す側面図である。 UPSの内部構造の第2例を示す側面図である。
無停電電源装置は、吸気口を有する前面板、及び排気口を有する背面板を有する筐体と、モータ部及び羽根を有し、前記排気口の近傍に配置されたファンと、前記前面板と前記背面板との間に延設され、前記筐体内を第1空間と第2空間とに分ける第1仕切板と、前記第1空間における前記吸気口から前記排気口に向かう流路に、前記ファンによる吸気能力を集中させた第1風洞を画定する第1風洞部材と、前記第2空間における前記吸気口から前記排気口に向かう流路に、前記ファンによる吸気能力を集中させた第2風洞を画定する第2風洞部材とを備え、前記モータ部は、前記第1仕切板の端部に対向し、前記羽根の回転面は、前記第1空間及び前記第2空間の両方に対向している。
無停電電源装置は、吸気口を有する前面板、及び排気口を有する背面板を有する筐体と、モータ部及び羽根を有し、前記排気口の近傍に配置されたファンと、前記前面板と前記背面板との間に延設され、前記筐体内を第1空間と第2空間とに分ける第1仕切板と、前記第1空間及び前記第2空間の一方に配置されたAC/DCコンバータと、前記第1空間及び前記第2空間の他方に配置されたDC/ACコンバータとを備え、前記モータ部は、前記第1仕切板の端部に対向し、前記羽根の回転面は、前記第1空間及び前記第2空間の両方に対向していてもよい。
上記構成によれば、排気口の近傍に配置されたファンにより、吸気口から排気口に向かう冷却空気の流れ(流路)が形成される。筐体内を第1空間と第2空間とに分ける第1仕切板が前面板と背面板との間に延設されている。
仮に、第1空間及び第2空間それぞれに対応してより小型のファンを2個取り付けた場合、2個のファンのモータ部が排気口を塞ぐこと、及び各ファンの羽根の回転面の面積が比較的小さいことによって、第1空間及び第2空間それぞれの流路での吸気能力を高めることができない。
しかし、上記構成によれば、ファンのモータ部は、第1仕切板の端部に対向しているので、吸気機能が無いモータ部が、ファンの吸気能力に与える影響を低減できる。ファンの羽根の回転面は、第1空間及び第2空間の両方に対向し、また回転面の面積を比較的大きくできるので、第1空間及び第2空間それぞれに形成される流路での吸気能力が高い。
第1空間内の流路の中に、第1風洞部材によって、ファンによる吸気能力を集中させた第1風洞が画定され、第1風洞内に配置された発熱体に冷却空気を当てることができる。また、第2空間内の流路の中に、第2風洞部材によって、ファンによる吸気能力を集中させた第2風洞が画定され、第2風洞内に配置された発熱体に冷却空気を当てることができる。
交流の入力電源が正常の場合、AC/DCコンバータは、入力電源から供給される交流電圧(例えば、AC100V、AC120Vなど)を直流電圧に変換し、変換した直流電圧をDC/ACコンバータへ出力する。DC/ACコンバータは、AC/DCコンバータから供給される直流電圧を交流電圧に変換し、変換した交流電圧を負荷へ出力する。DC/ACコンバータは、入力電源の交流電圧の変動に対して、所定範囲内の安定した交流電圧を出力する。このように、通常、AC/DCコンバータ及びDC/ACコンバータは、両方とも稼動し発熱体となる。第1空間及び第2空間の一方にAC/DCコンバータを配置し、他方にDC/ACコンバータを配置することにより、発熱体を分散させるとともに、発熱体に冷却空気を効率的に当てることができる。
無停電電源装置は、前記第1空間及び前記第2空間の一方に配置されたDC/DCコンバータを備えてもよい。
入力電源が異常の場合、AC/DCコンバータは動作を停止し(発熱が減少ないし停止し)、代わりに、DC/DCコンバータが、バッテリから供給される直流電圧を昇圧し、昇圧した直流電圧をDC/ACコンバータへ出力する。すなわち、AC/DCコンバータ及びDC/DCコンバータのうち、入力電源が正常の場合にはAC/DCコンバータが主な発熱体となり、入力電源が異常の場合にはDC/DCコンバータが主な発熱体となる。DC/DCコンバータが、AC/DCコンバータが配置された空間(第1空間及び第2空間の一方)に配置されれば、AC/DCコンバータ及びDC/DCコンバータの両方が発熱する機会が少ないことから、当該空間での発熱量を低減できる。
無停電電源装置は、前記前面板と前記背面板との間に延設され、前記筐体内に前記第1空間及び前記第2空間とは別の第3空間を形成する第2仕切板と、前記第3空間に配置されたバッテリとを備えてもよい。
上記構成によれば、第2仕切板によって形成された第3空間にバッテリを配置するので、第1空間及び第2空間の発熱体によって、バッテリの周囲の温度が上昇することを抑止し、バッテリの長寿命化を図ることができる。
以下、図面を参照しながら、無停電電源装置の実施形態を説明する。
本明細書において、「縦置き」とは、「横置き」したときよりも、設置面から上端までの高さが高くなる無停電電源装置の姿勢を意味する。「横置き」とは、「縦置き」したときよりも、設置面から上端までの高さが低くなる無停電電源装置の姿勢を意味する。
「縦方向」とは、設置面に対し、ほぼ垂直な方向を意味する。すなわち、「縦方向」は、無停電電源装置の設置面に対して垂直な方向であってもよいし、垂直方向から若干逸脱するが垂直方向に近い方向であってもよい。
「水平方向」とは、設置面に対し、ほぼ平行な方向を意味する。すなわち、「水平方向」は、無停電電源装置の設置面に対して平行な方向であってもよいし、平行方向から若干逸脱するが平行方向に近い方向であってもよい。
図1は無停電電源装置10の正面図であり、図2は無停電電源装置10の背面図である。以下、無停電電源装置10をUPS10とも称する。UPS10は、その内部に蓄電池(複数のバッテリー、図示せず)が収容されており、商用電源の停電時にその蓄電池が放電して所定時間(例えば約10分間)にわたり負荷に電力を供給する。UPS10は、蓄電池を内蔵せず、蓄電池が外付けされるものであってもよい。UPS10の前面板11には、操作ボタンやインジケータを含む操作表示部12が設けられている。代替的に、操作表示部12は前面板11以外の箇所に設けられてもよいし、通信を用いてUPS10を遠隔操作・遠隔監視できるようにして操作表示部12を機能縮小または排除してもよい。
本実施形態では、前面板11は、樹脂製のカバー13とその内表面に隣接して配置された金属板18(図4参照)とにより構成されている。代替的に、前面板11は単一の板により構成されてもよい。
図1に示す樹脂製のカバー13は、UPS10を横置きした状態で横方向に延びる、多数の細長い板(第1板、第2板)を有する。第1板131は、前側に位置して、縦方向に間隔をあけて配置されている。第2板132は、第1板131よりやや後側(図1の紙面における奥側)に位置して、縦方向に間隔をあけて配置されている。正面視において、第1板131の間隔を通してUPS10の内部が見えないよう、第2板132が配置されている(正面視における第1板131間の隙間を、第2板132が塞いでいる)。第1板131と第2板132との間には隙間があり、隙間が吸気口として機能する。この樹脂製のカバー13はその広い面積にわたって(そのほぼ全域にわたって)、吸気口が形成されている。
樹脂製のカバー13の内表面に隣接して配置された金属板18(図4参照)は、樹脂製のカバー13と同様に、その広い面積にわたって吸気口として機能する開口部181(図4参照)が設けられている。
図2に示すUPS10の背面板14には、負荷を接続するためのソケット(アウトレット)16が4個設けられている。ソケット16の数は4個に限定されない。また、背面板14には、背面板14の内表面に隣接して設けられたファン17の排気口15が設けられている。すなわち、背面板14は、排気口15を有し、ファン17は排気口15の近傍に配置されている。背面板14とファン17との間はほぼ密着していてもよいし、隙間があってもよい。
本明細書では、UPS10の前面板11(図1参照)と背面板14とをつなぐ方向を「前後方向」と称する。
UPS10は、前後方向に沿って、前面板11及び背面板14それぞれの辺を繋ぐように第1側板21、第2側板22、第3側板23、及び第4側板24を有する。第1側板21と第2側板22とは対向配置され、第3側板23と第4側板24とは対向配置されている。UPS10の筐体は、上述した金属板18、背面板14に加え、第1側板21、第2側板22、第3側板23、及び第4側板24を有する。
図3はUPS10の内部構造を示す背面図である。図3は、背面板14を取り外した状態を示す。UPS10は、前面板11と背面板14との間で前後方向に延設され、筐体内を第1空間S1と第2空間S2とに分ける第1仕切板31を備える。第1仕切板31は、第1側板21と平行に配置されている。さらに、UPS10は、前面板11と背面板14との間で前後方向に延設され、筐体内を、第1空間S1及び第2空間S2とは別の第3空間S3に分ける第2仕切板32を備えてもよい。第2仕切板32は、第1仕切板31と平行に配置されている。
ファン17は、モータが内蔵された円筒状のモータ部171、及びモータ部171の外周に固定された複数の羽根172を備える。羽根172は、回転することにより、回転面173を形成する。ファン17は、モータ部171が第1仕切板31の端部に対向し、羽根172の回転面173が第1空間S1及び第2空間S2の両方に対向するように取り付けることができる。
モータ部171の外径寸法と、羽根172の径方向の長さとを対比すると、小型のファンでは、一般的に、羽根172の長さに比べてモータ部171の外径寸法が同程度または長くなり、ファン全体の大きさに占めるモータ部171の割合が大きい。仮に、第1空間S1及び第2空間S2それぞれに、小型のファンを2個取り付けた場合、2個のファンのモータ部が排気口を塞ぎ、また、ファンの羽根の回転面の面積が比較的小さいため、第1空間S1及び第2空間S2それぞれの流路での吸気能力を高めることができない。
一方、本実施形態のファン17は、比較的大型のファンであり、モータ部171の外径寸法に比べて羽根172の長さが長く、ファン17全体の大きさに占めるモータ部171の割合が小さい。そして、ファン17のモータ部171は、第1仕切板31の端部に対向しているので、吸気機能が無いモータ部171が、ファン17の吸気能力に与える影響を低減できる。ファン17の羽根172の回転面173は、第1空間S1及び第2空間S2の両方に対向し、また回転面173の面積を比較的大きくできるので、ファン17は第1空間S1及び第2空間S2に形成される流路での吸気能力が高い。
図4はUPS10の内部構造の第1例を示す側面図である。図4は、第3側板23を取り外した状態を示す。図4に示すように、モータ部171は、第1仕切板31の端部に対向している。羽根172の回転面173は、第1空間S1及び第2空間S2の両方に対向している。モータ部171は、第1仕切板31の端部に対向しているので、ファン17全体のうち吸気機能が無いモータ部171が、第1空間S1及び第2空間S2に対向する面積が小さくなる。また、小型のファン(例えば、第1空間S1と第2空間S2それぞれに取り付けられる2個のファン)に比べて、ファン17は羽根172の大きさ(面積)、すなわち回転面173の面積が大きいので、第1空間S1及び第2空間に形成される流路での吸気能力が高い。
排気口15の近傍に配置されたファン17により、吸気口181から排気口15に向かう冷却空気の流れ(流路)が形成される。筐体内を第1空間S1と第2空間S2とに分ける第1仕切板31が前面板11と背面板14との間に延設されているので、吸気口181から排気口15に向かう冷却空気の流れ(図4の矢印)が第1空間S1内及び第2空間S2内に形成される。
第1空間S1には、発熱体としてのAC/DCコンバータ41が配置されている。AC/DCコンバータ41は、スイッチングデバイス、リアクトル、及びヒートシンクなどを有する。第2空間S2には、発熱体としてのDC/ACコンバータ42が配置されている。DC/ACコンバータ42は、スイッチングデバイス、リアクトル、及びヒートシンクなどを有する。第3空間S3には、バッテリ44を配置してもよい。第3空間S3は必須の構成ではない。第3空間S3を具備しない場合には、バッテリ44は、第1空間S1又は第2空間S2に配置されてもよく、外部に配置されてもよい。
UPS10に対する交流の入力電源が正常の場合、AC/DCコンバータ41は、入力電源から供給される交流電圧(例えば、AC100V、AC120Vなど)を直流電圧に変換し、変換した直流電圧をDC/ACコンバータ42へ出力する。DC/ACコンバータ42は、AC/DCコンバータ41から供給される直流電圧を交流電圧に変換し、変換した交流電圧を負荷へ出力する。DC/ACコンバータ42は、入力電源の交流電圧の変動に対して、所定範囲内の安定した交流電圧を出力する。このように、通常、AC/DCコンバータ41及びDC/ACコンバータ42は、両方とも稼動し発熱体となる。第1空間S1にAC/DCコンバータ41を配置し、第2空間S2にDC/ACコンバータ42を配置することにより、発熱体を第1空間S1と第2空間S2とに分散させるとともに、発熱体に冷却空気を効率的に当てることができる。
AC/DCコンバータ41が配置された第1空間S1に、DC/DCコンバータ43を配置してもよい。入力電源が異常の場合、AC/DCコンバータ41は動作を停止し(発熱を停止し)、代わりに、DC/DCコンバータ43が、バッテリ44から供給される直流電圧を昇圧し、昇圧した直流電圧をDC/ACコンバータ42へ出力する。第1空間S1において、AC/DCコンバータ41及びDC/DCコンバータ43のうち、入力電源が正常の場合にはAC/DCコンバータ41が主な発熱体となり、入力電源が異常の場合にはDC/DCコンバータ43が主な発熱体となる。DC/DCコンバータ43が、AC/DCコンバータ41が配置された空間(第1空間及び第2空間の一方)に配置されれば、AC/DCコンバータ41及びDC/DCコンバータ43の両方が第1空間S1内で発熱する機会が少ないことから、第1空間S1での発熱量を低減できる。
図4の例では、第1空間S1にAC/DCコンバータ41及びDC/DCコンバータ43を配置し、第2空間S2にDC/ACコンバータ42を配置する構成であるが、これに代えて、第2空間S2にAC/DCコンバータ41及びDC/DCコンバータ43を配置し、第1空間S1にDC/ACコンバータ42を配置してもよい。
第2仕切板32によって分けられた第3空間S3にバッテリ44を配置することにより、第1空間S1及び第2空間S2の発熱体の発熱の影響を低減でき、バッテリ44の周囲の温度が上昇することを抑止し、バッテリ44の長寿命化を図ることができる。
図5はUPS10の内部構造の第2例を示す側面図である。図5は、第3側板23を取り外した状態を示す。図5に示すように、UPS10は、第1空間S1における吸気口181から排気口15に向かう流路に、ファン17による吸気能力を集中させた第1風洞を画定する第1風洞部材51を備えてもよく、第2空間S2における吸気口181から排気口15に向かう流路に、ファン17による吸気能力を集中させた第2風洞を画定する第2風洞部材52を備えてもよい。
第1風洞部材51内には、AC/DCコンバータ41及びDC/DCコンバータ43が配置されている。第2風洞部材52内には、DC/ACコンバータ42が配置されている。第1空間S1内の流路の中に、第1風洞部材51によって、ファン17による吸気能力を集中させた第1風洞が画定され、第1風洞内に配置された発熱体に冷却空気を当てることができる。また、第2空間S2内の流路の中に、第2風洞部材52によって、ファン17による吸気能力を集中させた第2風洞が画定され、第2風洞内に配置された発熱体に冷却空気を当てることができる。
本実施の形態によれば、第1空間S1及び第2空間S2それぞれに対応させて2個のファンを取り付けた場合に比べて、AC/DCコンバータ41、DC/ACコンバータ42及びDC/DCコンバータ43の発熱体(例えば、スイッチングデバイス、リアクトルなど)の最大温度を約20℃下げることができた。
10 UPS(無停電電源装置)
11 前面板
12 操作表示部
13 カバー
131 第1板
132 第2板
14 背面板
15 排気口
16 ソケット
17 ファン
171 モータ部
172 羽根
173 回転面
18 金属板
181 開口部(吸気口)
21 第1側板
22 第2側板
23 第3側板
24 第4側板
31 第1仕切板
32 第2仕切板
41 AC/DCコンバータ
42 DC/ACコンバータ
43 DC/DCコンバータ
44 バッテリ
51 第1風洞部材
52 第2風洞部材

Claims (5)

  1. 吸気口を有する前面板、及び排気口を有する背面板を有する筐体と、
    モータ部及び羽根を有し、前記排気口の近傍に配置されたファンと、
    前記前面板と前記背面板との間に延設され、前記筐体内を第1空間と第2空間とに分ける第1仕切板と、
    前記第1空間における前記吸気口から前記排気口に向かう流路に、前記ファンによる吸気能力を集中させた第1風洞を画定する第1風洞部材と、
    前記第2空間における前記吸気口から前記排気口に向かう流路に、前記ファンによる吸気能力を集中させた第2風洞を画定する第2風洞部材と
    を備え、
    前記モータ部は、前記第1仕切板の端部に対向し、
    前記羽根の回転面は、前記第1空間及び前記第2空間の両方に対向している、
    無停電電源装置。
  2. 吸気口を有する前面板、及び排気口を有する背面板を有する筐体と、
    モータ部及び羽根を有し、前記排気口の近傍に配置されたファンと、
    前記前面板と前記背面板との間に延設され、前記筐体内を第1空間と第2空間とに分ける第1仕切板と、
    前記第1空間及び前記第2空間の一方に配置されたAC/DCコンバータと、
    前記第1空間及び前記第2空間の他方に配置されたDC/ACコンバータと
    を備え、
    前記モータ部は、前記第1仕切板の端部に対向し、
    前記羽根の回転面は、前記第1空間及び前記第2空間の両方に対向している、
    無停電電源装置。
  3. 前記第1空間及び前記第2空間の一方に配置されたAC/DCコンバータと、
    前記第1空間及び前記第2空間の他方に配置されたDC/ACコンバータと
    を備える、
    請求項1に記載の無停電電源装置。
  4. 前記第1空間及び前記第2空間の一方に配置されたDC/DCコンバータを備える、
    請求項2又は請求項3に記載の無停電電源装置。
  5. 前記前面板と前記背面板との間に延設され、前記筐体内に前記第1空間及び前記第2空間とは別の第3空間を形成する第2仕切板と、
    前記第3空間に配置されたバッテリと
    を備える、
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の無停電電源装置。
JP2021126135A 2021-07-30 2021-07-30 無停電電源装置 Pending JP2023020651A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021126135A JP2023020651A (ja) 2021-07-30 2021-07-30 無停電電源装置
CN202280058169.5A CN117897899A (zh) 2021-07-30 2022-06-30 不间断电源装置
PCT/JP2022/026128 WO2023008077A1 (ja) 2021-07-30 2022-06-30 無停電電源装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021126135A JP2023020651A (ja) 2021-07-30 2021-07-30 無停電電源装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2023020651A true JP2023020651A (ja) 2023-02-09

Family

ID=85086706

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021126135A Pending JP2023020651A (ja) 2021-07-30 2021-07-30 無停電電源装置

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP2023020651A (ja)
CN (1) CN117897899A (ja)
WO (1) WO2023008077A1 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004364372A (ja) * 2003-06-03 2004-12-24 Fuji Electric Systems Co Ltd 電力変換装置の冷却装置
JP4542483B2 (ja) * 2005-08-31 2010-09-15 日立コンピュータ機器株式会社 スイッチング電源装置及びディスクアレイシステム
JP2007184464A (ja) * 2006-01-10 2007-07-19 Toshiba Corp 鉄道車両用制御装置
JP6701794B2 (ja) * 2016-02-22 2020-05-27 富士電機株式会社 電源装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN117897899A (zh) 2024-04-16
WO2023008077A1 (ja) 2023-02-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2016321843B2 (en) Inverter for converting a DC voltage into an AC voltage
US8183709B1 (en) Electricity generation from forced air flow
EP3592122B1 (en) Inverter device
JP2005019562A (ja) 電子機器の冷却構造
JP2004026008A (ja) 燃料電池電気自動車
JP2018050380A (ja) 急速充電器
JP2009041569A (ja) 改善されたファンの設計および実装方法
JP7172579B2 (ja) 電気機器
WO2022166546A1 (zh) 一种燃料电池用高速空气悬浮压缩机、燃料电池系统及车辆
KR102074321B1 (ko) 배터리 모듈용 냉각 장치 및 이를 포함하는 전력 저장 장치
WO2023008077A1 (ja) 無停電電源装置
JP2000232792A (ja) 無停電電源装置
CN114071981B (zh) 一种储能变流器的散热模组
JP5306623B2 (ja) 電動機装置
CN216357975U (zh) 光伏逆变器
JP5655772B2 (ja) 電池パック
WO2023040066A1 (zh) 一种家庭储能系统
CN216015490U (zh) 换电柜及换电系统
JP2005011405A (ja) ストレージ装置用筐体、及びストレージ装置
CN219107128U (zh) 一种ups不间断电源装置
JP6341828B2 (ja) 蓄電モジュールを組み合わせた蓄電装置
CN220626619U (zh) 测试电源设备和检测装置
JP2006040625A (ja) 車両用の電源装置
JP2020014263A (ja) 電力変換装置
CN111786440B (zh) 充电座

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20240305