JP2023020625A - 情報処理装置、テキストデータ編集方法、通信システム、プログラム - Google Patents

情報処理装置、テキストデータ編集方法、通信システム、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】第一の端末によるテキストの編集結果が、第二の端末に送信される通信システムを提供すること。【解決手段】本発明は、複数の端末2,10とネットワークを介して通信する情報処理装置6であって、端末が送信する音データから変換されたテキストデータを第一の端末及び第二の端末に送信する通信部と、前記第一の端末から前記テキストデータの編集開始を受信した場合、前記第二の端末に対し前記テキストデータの編集を制限する制限部と、前記第一の端末から編集後の前記テキストデータを受信した場合、前記通信部は、前記テキストデータの少なくとも編集された文字を前記第二の端末に送信することを特徴とする。【選択図】図29

Description

本発明は、情報処理装置、テキストデータ編集方法、通信システム、及び、プログラムに関する。
ネットワークを介して、遠隔地の拠点との間で映像や音声を送受信する通信システムが知られている。通信システムにおいては、例えば会議に参加する参加者の一方がいる拠点において、通信端末を用いて周囲の撮像及び発言などの音声の収集を行い、これらをデジタルデータに変換して相手方の通信端末に送信する。相手方の通信端末はディスプレイへの画像表示及びスピーカからの音声出力を行い、拠点間の参加者がビデオ通話を行うことができる。
テレビ会議を支援するために、テレビ会議の音声を音声認識によりテキストに変換する技術が考案されている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1には、このテキストを議事録作成に利用する技術が開示されている。
しかしながら、従来の技術は、第一の端末によるテキストの編集結果が、テキストを表示しうる第二の端末に送信されていないという問題があった。音声認識により生成したテキストは、話者の意図が完全にテキスト化されるわけではないので、編集者が編集することが好ましい。例えば、会議記録に残ったテキストを後から編集者が修正する方法では、膨大な量のテキストから記憶しておいた内容に(又は文脈を推測して)修正しなければならない。また、テレビ会議に参加している参加者は、テキストを見ながら会議内容を把握する場合もあり、編集が遅いと間違ったテキストのために会議内容を正しく把握できない場合があった。
本発明は、上記課題に鑑み、第一の端末によるテキストの編集結果が、第二の端末に送信される通信システムを提供することを目的とする。
上記課題に鑑み、本発明は、複数の端末とネットワークを介して通信する情報処理装置であって、端末が送信する音データから変換されたテキストデータを第一の端末及び第二の端末に送信する通信部と、前記第一の端末から前記テキストデータの編集開始を受信した場合、前記第二の端末に対し前記テキストデータの編集を制限する制限部と、前記第一の端末から編集後の前記テキストデータを受信した場合、前記通信部は、前記テキストデータの少なくとも編集された文字を前記第二の端末に送信することを特徴とする。
第一の端末によるテキストの編集結果が、第二の端末に送信される通信システムを提供することができる。
本実施形態に係る通信システムの概略図である。 ビデオ会議端末のハードウェア構成図である。 カーナビゲーション装置のハードウェア構成図である。 PC、表示端末、サーバのハードウェア構成図である。 通信システムの機能ブロック図である。 (A)は利用者認証管理テーブルの概念図、(B)はアクセス管理テーブルの概念図、(C)は予定管理テーブルの概念図である。 コンテンツ管理テーブルの概念図である。 (A)は利用者認証管理テーブルの概念図、(B)は利用者管理テーブルの概念図、(C)は共用体管理テーブルの概念図である。 (A)は共用体予約管理テーブルの概念図、(B)はイベント管理テーブルの概念図である。 (A)はサーバ認証管理テーブルの概念図、(B)は実行イベント履歴管理テーブルの概念図である。 (A)実行イベント管理テーブルの概念図、(B)関連情報管理テーブルの概念図である。 テキスト情報管理テーブルの概念図である。 スケジュールの登録処理を示したシーケンス図である。 サインイン画面を示した図である。 PCの初期画面の例である。 スケジュール入力画面を示した図である。 イベントの開始処理を示したシーケンス図である。 電子黒板に表示されるサインイン画面を示した図である。 共用体の予約リスト画面を示した図である。 イベントの開始処理を示したシーケンス図である。 イベントの詳細情報画面を示した図である。 イベント開始時に電子黒板に表示される表示画面を示した図である。 実行イベント履歴の登録処理を示したシーケンス図である。 音声テキスト変換処理を示したフローチャートである。 実行イベント履歴の登録処理を示したシーケンス図である。 PCがテキストデータの編集を受け付け通信端末に送信するシーケンス図である。 表示端末が表示するテキスト表示画面の一例である。 PCが表示するテキストデータ編集画面の一例である。 テキストデータ編集画面の詳細な説明図である。 表示端末が表示する編集中のテキスト表示画面の一例である。 メッセージの代わりに表示されるアイコンの一例を示す図である。 テキストデータの編集後のテキストデータ編集画面の一例である。 表示端末が表示する編集後のテキストデータを示す図である。 会議の終了後のコンテンツ表示画面の一例である。
以下、本発明を実施するための形態の一例として、通信システムと通信システムが行うテキストデータ編集方法について図面を参照しながら説明する。
<処理の概略>
本実施形態の共用支援サーバは、閲覧者が会議の音声から変換されたテキストデータを閲覧した状態で、リアルタイムに編集者がテキストデータを編集し、閲覧者のテキストデータに反映させる。したがって、編集者が編集したテキストデータがほぼリアルタイムで閲覧者の表示端末に表示される。例えば、難聴者が音声認識により生成されたテキストを頼りに会議内容を把握しているような場合、素早く修正されるので、会議内容を正しく理解できる。また、編集者がテキストデータを後から修正する場合、テキストデータの数が多くなると、人間が頭の中に記憶しておくのは困難で、正しい内容に修正することができない。本実施形態では、編集者がよりリアルタイムにテキストデータを修正できるので、作業負担を減らすことができる。
<用語について>
音データとは、音が信号処理可能なデータに変換されたものである。音データはアナログでもよいしデジタルでもよいが、コンピュータ上ではデジタルに変換される。音データの中身は主に音声が想定されるが、どのような音が含まれていてもよい。
テキストデータとは文字コードで表された文字、アルファベット、数字、又は、記号などである。
編集の制限には、テキストデータ全体の編集の禁止のほか、テキストデータの一部の文字についてのみ編集を禁止することを含む。編集には、文字の追加、削除、変更がある。
リアルタイムとは、ある処理が現在、実行されたとして、一定の遅延内で処理の結果が得られることをいう。
<システム構成の概略>
まず、図1を参照して通信システム1の構成の概略について説明する。図1は、本実施形態に係る通信システムの概略図である。
図1に示されているように、本実施形態の通信システム1は、通信端末2、ビデオ会議端末3、カーナビゲーション装置4、PC(Personal Computer、パーソナルコンピュータ)5、共用支援サーバ6、スケジュール管理サーバ8、音声テキスト変換サーバ9、及び、表示端末10を有している。
また、通信端末2、ビデオ会議端末3、カーナビゲーション装置4、PC5、共用支援サーバ6、スケジュール管理サーバ8、音声テキスト変換サーバ9及び表示端末10は、通信ネットワークNを介して通信することができる。通信ネットワークNは、インターネット、移動体通信網、LAN(Local Area Network)等によって構築されている。通信ネットワークNには、有線通信だけでなく、3G(3rd Generation)、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)又はLTE(Long Term Evolution)等の無線通信によるネットワークが含まれてもよい。
また、通信端末2は、会議室Xで利用される。ビデオ会議端末3は、会議室Yで利用される。会議室XやYには電子黒板が配置されていてよい。また、共用体は、各利用者による予約対象となる。カーナビゲーション装置4は、車両αで利用される。この場合の車両αは、カーシェアリングの対象となる車両である。車両には、車、バイク、自転車、車椅子等が含まれる。
「共用体」は、複数の人又は団体が共同で使用する物、サービス、空間(部屋)、場所、又は情報を示す。会議室X、会議室Y及び車両αは、複数の利用者が共用する共用体の一例である。共用体に付与された情報の例として、アカウントの場合が挙げられる。例えば、Webで提供されている特定のサービスにおいて、使用されるアカウントが1つに制限されているような場合である。
通信端末2はノートPC、タブレット端末又はスマートフォンなどの汎用的なコンピュータである。表示端末10、ビデオ会議端末3、及びカーナビゲーション装置4も、通信端末の一例である。これら「通信端末」は、例えば、利用者によるサインイン(後述のS32参照)で、拠点間のテレビ会議に使用可能となる端末である。なお、車両αで利用される通信端末は、カーナビゲーション装置4だけでなく、カーナビゲーションのアプリケーションがインストールされたスマートフォン又はスマートウォッチ等も含む。表示端末10はスマートフォンやPCなど汎用的なコンピュータである(第二の端末の一例)。表示端末10は、表示端末10a、10b……のように複数存在してよく、任意の表示端末を「表示端末10PC5」という。
PC5は、汎用的なコンピュータであり、スケジュール管理サーバ8に対して、各共用体の利用の予約の登録及び各利用者が実行予定のイベントを登録する登録装置の一例である。イベントは、例えば、会議、会合、集い、寄り合い、相談、打ち合わせ、運転、乗車又は移動等である。また、PC5は、音声から変換されたテキストデータの編集を受け付ける編集者の端末として使用される(第一の端末の一例)。PC5は、PC5a、5b……のように複数存在してよく、任意のPCを「PC5」という。
共用支援サーバ6は、コンピュータであり、各通信端末に対して遠隔的に共用体を共用する場合の支援を行う(情報処理装置の一例)。
スケジュール管理サーバ8は、コンピュータであり、各共用体の予約及び各利用者の予定のスケジュールを管理する。
音声テキスト変換サーバ9は、コンピュータであり、外部のコンピュータ(例えば、共用支援サーバ6)から受信した音(音声)データを、テキストデータに変換する。
ここで、共用支援サーバ6、スケジュール管理サーバ8及び音声テキスト変換サーバ9は、管理システムと称する。なお、管理システムは、例えば、共用支援サーバ6、スケジュール管理サーバ8及び音声テキスト変換サーバ9の各機能の全て又は一部を集約させたコンピュータであってもよい。また、共用支援サーバ6、スケジュール管理サーバ8及び音声テキスト変換サーバ9のそれぞれは、複数のコンピュータに各機能を分散させて実現させる構成であってもよい。さらに、共用支援サーバ6、スケジュール管理サーバ8及び音声テキスト変換サーバ9は、クラウド環境に存在するサーバコンピュータであるものとして説明するが、共用支援サーバ6及び音声テキスト変換サーバ9は、オンプレミス環境に存在するサーバであってもよい。また、スケジュール管理サーバ8は、オンプレミス環境に存在するサーバであってもよい。
<ハードウェア構成>
続いて、図2乃至図4を用いて、通信システム1を構築する装置又は端末のハードウェア構成を説明する。
<ビデオ会議端末のハードウェア構成>
図2は、ビデオ会議端末のハードウェア構成図を示した図である。図2に示されているように、ビデオ会議端末3は、CPU301、ROM302、RAM303、フラッシュメモリ304、SSD305、メディアI/F307、操作ボタン308、電源スイッチ309、バスライン310、ネットワークI/F311、CMOS(Complementary MetalOxide Semiconductor)センサ312、撮像素子I/F313、マイク314、スピーカ315、音入出力I/F316、ディスプレイI/F317、外部機器接続I/F318、近距離通信回路319及び近距離通信回路319のアンテナ319aを備えている。これらのうち、CPU301は、ビデオ会議端末3全体の動作を制御する。ROM302は、IPL等のCPU301の駆動に用いられるプログラムを記憶する。RAM303は、CPU301のワークエリアとして使用される。フラッシュメモリ304は、通信用プログラム、画像データ及び音データ等の各種データを記憶する。SSD305は、CPU301の制御にしたがってフラッシュメモリ304に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。なお、SSDは、これを代用可能なHDDでもよい。メディアI/F307は、フラッシュメモリ等の記録メディア306に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御する。操作ボタン308は、ビデオ会議端末3の宛先を選択する場合等に操作されるボタンである。電源スイッチ309は、ビデオ会議端末3の電源のON/OFFを切り換えるためのスイッチである。
また、ネットワークI/F311は、インターネット等の通信ネットワークNを利用してデータ通信をするためのインターフェースである。CMOSセンサ312は、CPU301の制御にしたがって被写体を撮像して画像データを得る内蔵型の撮像手段の一種である。撮像素子I/F313は、CMOSセンサ312の駆動を制御する回路である。マイク314は、音声を入力する内蔵型の集音手段の一種である。音入出力I/F316は、CPU301の制御にしたがってマイク314及びスピーカ315との間で音信号の入出力を処理する回路である。ディスプレイI/F317は、CPU301の制御にしたがって外付けのディスプレイ320に画像データを送信する回路である。外部機器接続I/F318は、各種の外部機器を接続するためのインターフェースである。近距離通信回路319は、NFC、Bluetooth(登録商標)等の通信回路である。
また、バスライン310は、図2に示されているCPU301等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等である。
ディスプレイ320は、被写体の画像や操作用アイコン等を表示する液晶や有機ELによって構成された表示部(表示手段)の一種である。また、ディスプレイ320は、ケーブル320cによってディスプレイI/F317に接続される。このケーブル320cは、アナログRGB(VGA)信号用のケーブルであってもよいし、コンポーネントビデオ用のケーブルであってもよいし、DisplayPort、HDMI(High Definition Multimedia Interface(登録商標))やDVI(Digital Video Interactive)信号用のケーブルであってもよい。
なお、CMOSセンサ312は、CCD(Charge Coupled Device)センサ等の撮像素子であってもよい。外部機器接続I/F318には、USBケーブル等によって、外付けカメラ、外付けマイク及び外付けスピーカ等の外部機器がそれぞれ接続可能である。外付けカメラが接続された場合には、CPU301の制御にしたがって、内蔵型のCMOSセンサ312に優先して、外付けカメラが駆動する。同じく、外付けマイクが接続された場合や、外付けスピーカが接続された場合には、CPU301の制御にしたがって、それぞれが内蔵型のマイク314や内蔵型のスピーカ315に優先して、外付けマイクや外付けスピーカが駆動する。
また、記録メディア306は、ビデオ会議端末3に対して着脱自在な構成となっている。また、CPU301の制御にしたがってデータの読み出し又は書き込みを行う不揮発性メモリであれば、フラッシュメモリ304は、EEPROM等を用いてもよい。
<カーナビゲーション装置のハードウェア構成>
図3は、カーナビゲーション装置のハードウェア構成図である。図3に示されているように、カーナビゲーション装置4は、CPU401、ROM402、RAM403、EEPROM404、電源スイッチ405、加速度・方位センサ406、メディアI/F408及びGPS受信部409を備えている。
これらのうち、CPU401は、カーナビゲーション装置4全体の動作を制御する。ROM402は、IPL等のCPU401の駆動に用いられるプログラムを記憶する。RAM403は、CPU401のワークエリアとして使用される。EEPROM404は、CPU401の制御にしたがって、カーナビゲーション装置4用プログラム等の各種データの読み出し又は書き込みを行う。電源スイッチ405は、カーナビゲーション装置4の電源のON/OFFを切り換えるためのスイッチである。加速度・方位センサ406は、地磁気を検知する電子磁気コンパスやジャイロコンパス、加速度センサ等の各種センサである。メディアI/F408は、フラッシュメモリ等の記録メディア407に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御する。GPS受信部409は、GPS衛星からGPS信号を受信する。
また、カーナビゲーション装置4は、遠距離通信回路411、遠距離通信回路411のアンテナ411a、CMOSセンサ412、撮像素子I/F413、マイク414、スピーカ415、音入出力I/F416、ディスプレイ417、ディスプレイI/F418、外部機器接続I/F419、近距離通信回路420及び近距離通信回路420のアンテナ420aを備えている。
これらのうち、遠距離通信回路411は、車外のインフラから提供される渋滞情報、道路工事情報、交通事故情報等を受信し、逆に、自車位置や緊急時の救命信号等を外部へ発信するための回路である。外部のインフラは、例えば、VICS(登録商標)(Vehicle Information and Communication System)システム等の道路情報案内システムである。CMOSセンサ412は、CPU401の制御にしたがって被写体を撮像して画像データを得る内蔵型の撮像手段の一種である。撮像素子I/F413は、CMOSセンサ412の駆動を制御する回路である。マイク414は、音声を入力する内蔵型の集音手段の一種である。音入出力I/F416は、CPU401の制御にしたがってマイク414及びスピーカ415との間で音信号の入出力を処理する回路である。ディスプレイ417は、被写体の画像や各種アイコン等を表示する液晶や有機EL等の表示部(表示手段)の一種であり、タッチパネルの機能を有している。タッチパネルは、利用者がカーナビゲーション装置4を操作するための入力手段の一種である。ディスプレイI/F418は、ディスプレイ417に画像を表示させる回路である。外部機器接続I/F419は、各種の外部機器を接続するためのインターフェースである。近距離通信回路420は、NFCや(登録商標)等の通信回路である。また、カーナビゲーション装置4は、バスライン410を備えている。バスライン410は、図3に示されているCPU401等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等である。
<通信端末、PC、表示端末、サーバのハードウェア構成>
図4は、通信端末2、PC5、表示端末10、各種のサーバのハードウェア構成図である。通信端末2、PC5、表示端末10は、コンピュータによって構築されており、図4に示されているように、CPU501、ROM502、RAM503、HD504、HDD(Hard Disk Drive)コントローラ505、メディアI/F507、ディスプレイ508、ネットワークI/F509、キーボード511、マウス512、CD-RWドライブ514、スピーカ515、カメラ516、マイク517及びバスライン510を備えている。
これらのうち、CPU501は、通信端末2、PC5、表示端末10全体の動作を制御する。ROM502は、IPL等のCPU501の駆動に用いられるプログラムを記憶する。RAM503は、CPU501のワークエリアとして使用される。HD504は、プログラム等の各種データを記憶する。HDDコントローラ505は、CPU501の制御にしたがってHD504に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。メディアI/F507は、フラッシュメモリ等の記録メディア506に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御する。ディスプレイ508は、カーソル、メニュー、ウインドウ、文字又は画像等の各種情報を表示する。ディスプレイ508は、表示部(表示手段)の一例である。ネットワークI/F509は、通信ネットワークNを利用してデータ通信をするためのインターフェースである。キーボード511は、文字、数値、各種指示等の入力のための複数のキーを備えた入力手段の一種である。マウス512は、各種指示の選択や実行、処理対象の選択、カーソルの移動等を行う入力手段の一種である。CD-RWドライブ514は、着脱可能な記録媒体の一例としてのCD-RW(Compact Disc ReWritable)513に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。スピーカ515は、CPU501の制御にしたがって音信号の出力を行う。カメラ516はCPU501の制御にしたがって画角の範囲を撮像し画像データを生成する。マイク517はCPU501の制御にしたがって音信号を収集する。
また、通信端末2、PC5、表示端末10は、バスライン510を備えている。バスライン510は、図4に示されているCPU501等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等である。
また、共用支援サーバ6は、コンピュータによって構築されており、図4に示されているように、CPU601、ROM602、RAM603、HD604、HDDコントローラ605、記録メディア606、メディアI/F607、ディスプレイ608、ネットワークI/F609、キーボード611、マウス612、CD-RWドライブ614及びバスライン610を備えている。これらは、それぞれ共用支援サーバ6において、CPU501、ROM502、RAM503、HD504、HDDコントローラ505、記録メディア506、メディアI/F507、ディスプレイ508、ネットワークI/F509、キーボード511、マウス512、CD-RWドライブ514及びバスライン510と同様の構成であるため、説明を省略する。
さらに、スケジュール管理サーバ8は、コンピュータによって構築されており、図4に示されているように、CPU801、ROM802、RAM803、HD804、HDDコントローラ805、記録メディア806、メディアI/F807、ディスプレイ808、ネットワークI/F809、キーボード811、マウス812、CD-RWドライブ814及びバスライン810を備えている。これらは、それぞれ共用支援サーバ6において、CPU501、ROM502、RAM503、HD504、HDDコントローラ505、記録メディア506、メディアI/F507、ディスプレイ508、ネットワークI/F509、キーボード511、マウス512、CD-RWドライブ514及びバスライン510と同様の構成であるため、説明を省略する。
また、音声テキスト変換サーバ9は、コンピュータによって構築されており、図4に示されているように、CPU901、ROM902、RAM903、HD904、HDDコントローラ905、記録メディア906、メディアI/F907、ディスプレイ908、ネットワークI/F909、キーボード911、マウス912、CD-RWドライブ914及びバスライン910を備えている。これらは、それぞれ共用支援サーバ6において、CPU501、ROM502、RAM503、HD504、HDDコントローラ505、記録メディア506、メディアI/F507、ディスプレイ508、ネットワークI/F509、キーボード511、マウス512、CD-RWドライブ514及びバスライン510と同様の構成であるため、説明を省略する。
なお、上記各プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して流通させるようにしてもよい。記録媒体の例として、CD-R(Compact Disc Recordable)、DVD(Digital Versatile Disk)、ブルーレイディスク、SDカード等が挙げられる。また、記録媒体は、プログラム製品(Program Product)として、国内又は国外へ提供されることができる。例えば、通信端末2、PC5、表示端末10は、本発明に係るプログラムが実行されることで本発明に係る表示制御方法を実現する。
さらに、共用支援サーバ6は、単一のコンピュータによって構築されてもよいし、各部(機能、手段又は記憶部)を分割して任意に割り当てられた複数のコンピュータによって構築されていてもよい。スケジュール管理サーバ8及び音声テキスト変換サーバ9についても同様である。
<<通信システムの機能構成>>
続いて、図5乃至図12を用いて、本実施形態の機能構成について説明する。図5は、通信システムの機能ブロック図である。なお、図5では、図1に示されている各端末、装置、サーバのうち、後述の処理又は動作に関連しているものが示されている。
<通信端末の機能構成>
図5に示されているように、通信端末2は、通信部21、受付部22、画像・音処理部23、表示制御部24、判断部25、記憶・読出処理部29を有している。これら各部は、図4に示されている各構成要素のいずれかが、HD504からRAM503上に展開されたプログラムに従ったCPU501からの命令によって動作することで実現される機能、又は機能する手段である。また、通信端末2は、図4に示されているRAM503、HD504によって構築される記憶部2000を有している。
(通信端末の各機能構成)
次に、通信端末2の各構成要素について説明する。通信部21は、図4に示されているCPU501からの命令、並びにネットワークI/F509によって実現され、通信ネットワークNを介して他の端末、装置又はシステムと各種データ(又は情報)の送受信を行う。
受付部22は、主に、図4に示されているCPU501からの命令、キーボード511、マウス512及びタッチパネル付きのディスプレイ508によって実現され、利用者による各種入力を受け付ける。
画像・音処理部23は、カメラ516が被写体を撮像して得た画像データに対しての画像処理を行う。また、画像・音処理部23は、マイク517によって利用者の音声が音声信号に変換された後、この音声信号に係る音データに対して音声処理を行う。さらに、画像・音処理部23は、音データに係る音声信号をスピーカ515に出力し、スピーカ515から音声を出力させる。
表示制御部24は、図4に示されているCPU501からの命令によって実現され、ディスプレイ508に描画像を表示させたり、Webブラウザを用いて共用支援サーバ6にアクセスして各種画面データを表示させたりする。
判断部25は、図4に示されているCPU501からの命令によって実現され、各種判断を行う。
記憶・読出処理部29は、図4に示されているCPU501からの命令及びHD504によって実行され、記憶部2000に各種データを記憶したり、記憶部2000に記憶された各種データを読み出したりする処理を行う。さらに、記憶部2000には、他の通信端末やビデオ会議端末との通信を行う際に受信される画像データ及び音データが、受信される度に上書き記憶される。このうち、上書きされる前の画像データによってディスプレイ508に画像が表示され、上書きされる前の音データによってスピーカ515から音声が出力される。
なお、ビデオ会議端末3及びカーナビゲーション装置4は、通信端末2と同様の機能を有するため、ここでは説明を省略する。
<PCの機能構成>
PC5は、通信部51、受付部52、表示制御部54、生成部56、音制御部58及び記憶・読出処理部59を有している。これら各部は、図4に示されている各構成要素のいずれかが、HD504からRAM503上に展開されたプログラムに従ったCPU501からの命令によって動作することで実現される機能又は機能する手段である。また、PC5は、図4に示されているHD504により構築される記憶部5000を有している。
(PCの各機能構成)
次に、PC5の各構成要素について説明する。通信部51は、図4に示されているCPU501からの命令及びネットワークI/F509によって実現され、通信ネットワークNを介して他の端末、装置又はシステムと各種データ(又は情報)の送受信を行う。
受付部52は、主に、図4に示されているCPU501からの命令、並びにキーボード511及びマウス512によって実現され、利用者による各種入力を受け付ける。
表示制御部54は、図4に示されているCPU501からの命令によって実現され、ディスプレイ508に画像を表示させたり、Webブラウザを用いて共用支援サーバ6にアクセスして各種画面データを表示させたりする。表示制御部54は、例えば、HTML(HyperText Markup Language)を少なくとも含み、CSS(Cascading Style Sheets)又はJavaScript(登録商標)等を含むWebAPP(WebApplication)をダウンロードし、そのWebAPPによって生成された各種画像データを、ディスプレイ508に表示させる。表示制御部54は、例えば、XML(Extensible Markup Language)、JSON(JavaScript(登録商標) Object Notation)又はSOAP(Simple Object Access Protocol)形式等のデータを含むHTML5によって生成された画像データを、ディスプレイ508に表示させる。
生成部56は、図4に示されているCPU501からの命令によって実現され、ディスプレイ508に表示させる各種画像データを生成する機能である。生成部56は、通信部51によって受信されたコンテンツデータを用いて、各種画像データを生成する。生成部56は、例えば、コンテンツデータであるテキストデータをレンダリングし、レンダリングされたデータを表示させるために、コンテンツ画像データであるテキストデータに係る画像データを生成する。レンダリングとは、Webページ記述用の言語(HTML、CSS又はXML等)で記述されたデータを解釈し、実際に画面に表示される文字や画像データ等の配置を計算する処理である。
音制御部58は、図4に示されているCPU501からの命令によって実現され、スピーカ515から音信号を出力する機能である。音制御部58は、スピーカ515から出力させる音データを設定し、設定した音データに係る音信号をスピーカ515から出力することにより、音データを再生する。
記憶・読出処理部59は、図4に示されているCPU501からの命令、及びHDDコントローラ505等によって実行され、記憶部5000に各種データを記憶したり、記憶部5000から各種データを読み出したりする処理を行う。
<共用支援サーバの機能構成>
共用支援サーバ6は、通信部61、認証部62、作成部63、生成部64、判断部65、制限部66、及び記憶・読出処理部69を有している。これら各部は、図4に示されている各構成要素のいずれかが、HD604からRAM603上に展開された共用支援用プログラムに従ったCPU601からの命令によって動作することで実現される機能又は機能する手段である。また、共用支援サーバ6は、図4に示されているHD604等により構築される記憶部6000を有している。
(利用者認証管理テーブル)
図6(A)は、利用者認証管理テーブルを示す概念図である。記憶部6000には、図6(A)に示されているような利用者認証管理テーブルによって構成されている利用者認証管理DB6001が構築されている。この利用者認証管理テーブルでは、利用者を識別するための利用者ID、利用者名、利用者が属する組織を識別するための組織ID及びパスワードが関連付けられて管理されている。なお、組織IDには、通信ネットワーク上の複数のコンピュータを管理するためのグループや組織を表すドメイン名も含まれる。
(アクセス管理テーブル)
図6(B)は、アクセス管理テーブルを示す概念図である。記憶部6000には、図6(B)に示されているようなアクセス管理テーブルによって構成されているアクセス管理DB6002が構築されている。このアクセス管理テーブルでは、組織ID、スケジュール管理サーバ8へアクセスする際の認証に必要なアクセスID及びアクセスパスワードが関連付けられて管理されている。このアクセスID及びアクセスパスワードは、共用支援サーバ6が、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)又はHTTPS(Hypertext Transfer Protocol Secure)のプロトコルを用いて、WebAPI等を介して、スケジュール管理サーバ8によって提供されるサービス(機能)を利用するために必要である。スケジュール管理サーバ8は、複数のスケジューラを管理しており、組織が異なれば使用するスケジューラも異なることがあるため、アクセス管理テーブルで管理が必要である。
(予定管理テーブル)
図6(C)は、予定管理テーブルを示す概念図である。記憶部6000には、図6(C)に示されているような予定管理テーブルによって構成されている予定管理DB6003が構築されている。この予定管理テーブルでは、予定イベントID及び実行イベントID毎に、組織ID、予約者の利用者ID、この予約者の参加の有無、予約者名、開始予定時刻、終了予定時刻、イベント名、他の参加者の利用者ID、この他の参加者の参加の有無、他の参加者名及びファイルデータが関連付けられて管理されている。
これらのうち、予定イベントIDは、予約されたイベントを識別するための識別情報である。予定イベントIDは、実行予定のイベントを識別するための予定イベント識別情報の一例である。実行イベントIDは、予約されたイベントのうち実際に実行されたイベント又は実行されているイベントを識別するための識別情報である。実行イベントIDは、実行されたイベント又は実行されているイベントを識別するための実行イベント識別情報の一例である。予約者名は、共用体を予約した者の名前であり、共用体が会議室の場合は例えば主催者の名前であり、共用体が車両の場合は例えば運転者の名前である。開始予定時刻は、共用体の利用開始予定時刻を示している。終了予定時刻は、共用体の利用終了予定時刻を示している。イベント名は、予約者が実行予定のイベントの名称を示している。他の参加者の利用者IDは、予約者以外の参加者を識別するための識別情報である。他の参加者名は、予約者以外の参加者の名前であり、共用体も含まれる。つまり、この場合の利用者には、予約者及び他の参加者のほか、共用体も含まれる。ファイルデータは、後述するスケジュール入力画面550(図16参照)を用いて利用者Aによって登録された、予定イベントIDに対応するイベントで用いる資料ファイルのファイルデータである。また、ファイルデータは、各種アプリケーションを用いて作成された所定のファイル形式のデータである。ファイルデータのファイル形式は、例えば、パワーポイントファイル、エクセルファイル等である。
(コンテンツ管理テーブル)
図7は、コンテンツ管理テーブルを示す概念図である。記憶部6000には、図7に示されているようなコンテンツ管理テーブルによって構成されているコンテンツ管理DB6005が構築されている。このコンテンツ管理テーブルでは、実行イベントID毎に、コンテンツ処理ID、コンテンツ処理の種類、コンテンツの内容、並びにコンテンツ処理の開始日時及び終了日時が関連付けられて管理されている。ここで、コンテンツは、会議等のイベントで発生した実行イベントの内容、又は当該イベントで用いた資料等である。コンテンツ処理の種類には、録音、スナップショット、音声テキスト変換、アクションアイテムの発生及び資料送付等が含まれる。また、コンテンツ処理IDは、各イベントで発生したコンテンツの処理を識別するための識別情報である。
ここで、コンテンツには、イベントの実行内容を示す履歴情報と、実行されたイベントによって生じたアクションアイテムとが含まれている。履歴情報は、録音データ、スナップショット、音声テキスト又は資料等のデータである。スナップショットとは、実行中のイベントのある時点における表示画面を画像データとして取得する処理である。なお、スナップショットは、例えば、キャプチャ又は画像認識とも称される。
コンテンツ処理の種類が「録音」である場合、コンテンツの内容は、録音された音データの保存先を示すURLを含む。また、コンテンツ処理の種類が「スナップショット」である場合、コンテンツの内容は、スナップショット(キャプチャ)によって取得された画面の画像データの保存先を示すURLを含む。キャプチャとは、ディスプレイ508に表示されている画像(静止画像、動画像)を、画像データとして保存することである。さらに、コンテンツ処理の種類が「音声テキスト変換」である場合、コンテンツの内容は、受信された音声テキストのテキストデータの保存先を示すURLを含む。
ここで、アクションアイテムは、会議等のイベントで発生し、イベントに関連する者が対応すべき行動の内容を示す。コンテンツ処理の種類が「アクションアイテム発生」である場合、コンテンツの内容は、アクションアイテムの実行者の利用者ID、アクションアイテムを完了させる期限日、及びアクションアイテムを示す画像データの保存先を示すURLを含む。
(共用支援サーバの各機能構成)
次に、共用支援サーバ6の各機能構成について詳細に説明する。なお、以下では、共用支援サーバ6の各機能構成を説明するにあたって、図4に示されている各構成要素のうち、共用支援サーバ6の各機能構成を実現させるための主な構成要素との関係も説明する。
図5に示されている共用支援サーバ6の通信部61は、図4に示されているCPU601からの命令、及び図4に示されているネットワークI/F609によって実現され、通信ネットワークNを介して他の端末、装置又はシステムと各種データ(又は情報)の送受信を行う。
認証部62は、図4に示されているCPU601からの命令によって実現され、通信端末から送られて来る情報(利用者ID、組織ID及びパスワード)が、利用者認証管理DB6001に予め登録されている情報であるかを判断することで、認証を行う。
作成部63は、図4に示されているCPU601からの命令によって実現され、スケジュール管理サーバ8から送られて来た予約情報及び予定情報に基づいて、後述の図19に示されているような予約リスト画面230を作成する。
生成部64は、図4に示されているCPU601からの命令によって実現され、実行イベントID、コンテンツ処理ID及び保存先のURLを生成する。
判断部65は、図4に示されているCPU601からの命令によって実現され、各種判断を行う。この判断については後述する。
制限部66は、PC5で編集が開始されたテキストデータの編集を表示端末10や他のPC5に対し制限する。つまり、制限部66は同時に同じテキストデータへ編集が行われることを禁止する排他制御を行う。制限部66は、編集者が選択したテキストデータを開放すると制限を解除する。
記憶・読出処理部69は、図4に示されているCPU601からの命令、及び図4に示されているHDDコントローラ605によって実現され、記憶部6000に各種データを記憶したり、記憶部6000に記憶された各種データを読み出したりする処理を行う。
<スケジュール管理サーバの機能構成>
スケジュール管理サーバ8は、通信部81、認証部82、生成部83及び記憶・読出処理部89を有している。これら各部は、図4に示されている各構成要素のいずれかが、HD804からRAM803上に展開されたスケジュール管理用プログラムに従ったCPU801からの命令によって動作することで実現される機能又は機能する手段である。また、スケジュール管理サーバ8は、図4に示されているHD804により構築される記憶部8000を有している。
(利用者認証管理テーブル)
図8(A)は、利用者認証管理テーブルを示す概念図である。記憶部8000には、図8(A)に示されているような利用者認証管理テーブルによって構成されている利用者認証管理DB8001が構築されている。この利用者認証管理テーブルでは、利用者を識別するための利用者IDに、利用者が属する組織を識別するための組織ID及びパスワードが関連付けられて管理されている。
(利用者管理テーブル)
図8(B)は、利用者管理テーブルを示す概念図である。記憶部8000には、図8(B)に示されているような利用者管理テーブルによって構成されている利用者管理DB8002が構築されている。この利用者管理テーブルでは、組織ID毎に、利用者ID及び利用者IDで示される利用者の名称(利用者名)が関連付けられて管理されている。
(共用体管理テーブル)
図8(C)は、共用体管理テーブルを示す概念図である。記憶部8000には、図8(C)に示されているような共用体管理テーブルによって構成されている共用体管理DB8003が構築されている。この共用体管理テーブルでは、組織ID毎に、共用体を識別するための共用体ID及び共用体の名称(共用体名)が関連付けられて管理されている。
(共用体予約管理テーブル)
図9(A)は、共用体予約管理テーブルを示す概念図である。記憶部8000には、図9(A)に示されているような共用体予約管理テーブルによって構成されている共用体予約管理DB8004が構築されている。この共用体予約管理テーブルでは、各情報が関連付けられた状態の予約情報が管理されている。予約情報には、組織ID毎に、共用体ID、共用体名、予約者の利用者ID、利用開始予定日時、利用終了予定日時及びイベント名が含まれている。これらのうち、利用開始予定日時は、共用体の利用開始予定日時を示している。利用終了予定日時は、共用体の利用終了予定日時を示している。各日時は、年・月・日・時・分・秒・タイムゾーンを示しているが、図9(A)では紙面の関係上、年・月・日・時・分まで表している。
(イベント管理テーブル)
図9(B)は、イベント管理テーブルを示す概念図である。記憶部8000には、図9(B)に示されているようなイベント管理テーブルによって構成されているイベント管理DB8005が構築されている。このイベント管理テーブルでは、各情報が関連付けられた状態の予定情報が管理されている。予定情報には、予定イベントID毎に、組織ID、利用者ID、利用者名、イベント開始予定日時、イベント終了予定日時及びイベント名が関連付けられて管理されている。これらのうち、イベント開始予定日時は、イベントを実行する場合の開始予定日時を示している。イベント終了予定日時は、イベントの実行する場合の終了予定日時を示している。各日時は、年・月・日・時・分・秒・タイムゾーンを示しているが、図9(B)では紙面の関係上、年・月・日・時・分まで表している。また、イベント管理テーブルでは、予定イベントIDに関連付けて、予定情報に示されるイベントで使用される資料ファイルのファイルデータが管理されている。
(サーバ認証管理テーブル)
図10(A)は、サーバ認証管理テーブルを示す概念図である。記憶部8000には、図10(A)に示されているようなサーバ認証管理テーブルによって構成されているサーバ認証管理DB8006が構築されている。このサーバ認証管理テーブルでは、アクセスID及びアクセスパスワードが関連付けられて管理されている。アクセスID及びアクセスパスワードは、共用支援サーバ6のアクセス管理DB6002で管理されているアクセスID及びアクセスパスワードと同じ概念である。
(実行イベント履歴管理テーブル)
図10(B)は、実行イベント履歴管理テーブルを示す概念図である。記憶部8000には、図10(B)に示されているような実行イベント履歴管理テーブルによって構成されている実行イベント履歴管理DB8008が構築されている。この実行イベント履歴管理テーブルでは、実行イベントID毎に、コンテンツ処理ID、コンテンツ処理の種類、コンテンツの内容、並びにコンテンツ処理の開始日時及び終了日時が関連付けられて管理されている。この実行イベント履歴管理DB8008は、コンテンツ管理DB6005と一部同じデータを管理している。同じデータは、実行イベントID、コンテンツ処理ID、コンテンツ処理の種類、コンテンツ処理の開始日時及び終了日時である。コンテンツの内容は、コンテンツデータの保存先の表記方法(http://又はc://)が異なるのみで、保存先は同じである。
(実行イベント管理テーブル)
図11(A)は、実行イベント管理テーブルを示す概念図である。記憶部8000には、図11(A)に示されているような実行イベント管理テーブルによって構成されている実行イベント管理DB8009が構築されている。この実行イベント管理テーブルでは、実行イベントIDに、イベント名、イベントの開始日時及び終了日時が関連付けられて管理されている。この実行イベント管理DB8009は、イベント管理DB8005において管理されている予定情報のうち、実際に実行されたイベントに関する情報を管理している。
(関連情報管理テーブル)
図11(B)は、関連情報管理テーブルを示す概念図である。記憶部8000には、図11(B)に示されているような関連情報管理テーブルによって構成されている関連情報管理DB8010が構築されている。この関連情報管理テーブルでは、実行イベントID毎に、各情報(データ)が関連付けられた状態の関連情報が管理されている。関連情報には、コンテンツの発生時間帯、音データ、音声テキストデータ及び画面データが関連付けられて管理されている。コンテンツの発生時間帯は、実行されたイベントにおいてコンテンツが発生した時点における、イベントの開始日時からの経過時間を示す。ここで、コンテンツの発生時間帯は、イベント管理DB8005に記憶されたイベントの開始日時、及び実行イベント履歴管理DB8008に記憶されたコンテンツ処理の開始日時及び終了日時に基づいて、生成部83によって生成される。コンテンツの発生時間帯は、時間情報の一例である。また、音データには、コンテンツ処理ID及びコンテンツの種類が含まれる。音声テキストデータ及び画面データには、コンテンツ処理ID、コンテンツの種類及びシーケンスNoが含まれる。シーケンスNoは、音声テキストデータ及び画面データのそれぞれにコンテンツ処理が発生した発生時間順を示す。
(テキスト情報管理テーブル)
図12は、テキスト情報管理テーブルを示す概念図である。記憶部8000には、図12に示されているようなテキスト情報管理テーブルによって構成されているテキスト情報管理DB8012が構築されている。このテキスト情報管理テーブルでは、実行イベントID毎に、実行されたイベントにおいて生成された音声テキストデータを含むテキスト情報が管理されている。このテキスト情報には、コンテンツ処理ID、テキストデータを識別するためのテキストID、テキストデータの内容を示すtranscript、テキストデータの状態を示す状態情報、及び、編集者が関連付けられている。このうち、コンテンツ処理IDは、コンテンツ処理の種類が「音声テキスト変換」であるコンテンツ処理を識別するものである。また、transcript(テキストデータ)は、テキスト情報として関連付けられたコンテンツ処理IDと同様のコンテンツ処理IDに、実行イベント履歴管理DB8008において関連付けられたコンテンツの内容を示すテキストデータである。さらに、状態情報は、テキストデータの編集の有無を示す情報である。状態情報には、関連付けられたテキストデータが音声テキスト変換サーバ9によって生成されたテキストデータから編集されていない場合、テキストデータが編集されていないことを示す「Original」の情報が示され、編集された場合は編集されたことを示す「Changed」が示される。編集者の項目は編集者した者の編集者名や編集者IDである。
(スケジュール管理サーバの各機能構成)
次に、スケジュール管理サーバ8の各機能構成について詳細に説明する。なお、以下では、スケジュール管理サーバ8の各機能構成を説明するにあたって、図4に示されている各構成要素のうち、スケジュール管理サーバ8の各機能構成を実現させるための主な構成要素との関係も説明する。
図5に示されているスケジュール管理サーバ8の通信部81は、図4に示されているCPU801からの命令、及び図4に示されているネットワークI/F809によって実現され、通信ネットワークNを介して他の端末、装置、又はシステムと各種データ(又は情報)の送受信を行う。
認証部82は、図4に示されているCPU801からの命令によって実現され、共用体から送られて来る情報(利用者ID、組織ID及びパスワード)が、利用者認証管理DB8001に予め登録されている情報であるかを判断することで、認証を行う。また、認証部82は、共用支援サーバ6から送られて来る情報(アクセスID及びアクセスパスワード)が、サーバ認証管理DB8006に予め登録されている情報であるかを判断することで、認証を行う。
生成部83は、図4に示されているCPU801からの命令によって実現され、関連情報管理DB8010に登録される関連情報を生成する機能である。
記憶・読出処理部89は、図4に示されているCPU801からの命令、及び図4に示されているHDDコントローラ805によって実現され、記憶部8000に各種データを記憶したり、記憶部8000に記憶された各種データを読み出したりする処理を行う。記憶・読出処理部89は、記憶制御手段の一例である。
<音声テキスト変換サーバの機能構成>
音声テキスト変換サーバ9は、通信部91、変換部93、及び記憶・読出処理部99を有している。これら各部は、図4に示されている各構成要素のいずれかが、HD904からRAM903上に展開されたプログラムに従ったCPU901からの命令によって動作することで実現される機能又は機能する手段である。また、音声テキスト変換サーバ9は、図4に示されているHD904により構築される記憶部9000を有している。
<音声テキスト変換サーバの各機能構成>
次に、音声テキスト変換サーバ9の各機能構成について詳細に説明する。なお、以下では、音声テキスト変換サーバ9の各機能構成を説明するにあたって、図4に示されている各構成要素のうち、音声テキスト変換サーバ9の各機能構成を実現させるための主な構成要素との関係も説明する。
図5に示されている音声テキスト変換サーバ9の通信部91は、図4に示されているCPU901からの命令、及び図4に示されているネットワークI/F909によって実現され、通信ネットワークNを介して他の端末、装置、又はシステムと各種データ(又は情報)の送受信を行う。
変換部93は、図4に示されているCPU901からの命令によって実現され、通信部91により通信ネットワークNを介して受信された音データを、テキストデータに変換する。
記憶・読出処理部99は、図4に示されているCPU901からの命令、及び図4に示されているHDDコントローラ905によって実現され、記憶部9000に各種データを記憶したり、記憶部9000に記憶された各種データを読み出したりする処理を行う。
なお、上記各IDは、識別情報の一例である。また、組織IDには、社名、事業所名、部署名、地域名等が含まれる。利用者IDには、社員番号、運転免許書番号、日本の社会保障・税番号制度におけるマイナンバー等が含まれる。
<表示端末の各機能構成>
次に、表示端末10の各構成要素について説明する。表示端末10は、通信部11,受付部12、表示制御部13、及び、記憶・読出処理部19を有している。これら各部は、図4に示されている各構成要素のいずれかが、HD504からRAM503上に展開されたプログラムに従ったCPU501からの命令によって動作することで実現される機能、又は機能する手段である。また、表示端末10は、図4に示されているRAM503、HD504によって構築される記憶部1000を有している。
通信部11は、図4に示されているCPU501からの命令、並びにネットワークI/F509によって実現され、通信ネットワークNを介して他の端末、装置又はシステムと各種データ(又は情報)の送受信を行う。
受付部12は、主に、図4に示されているCPU501からの命令、キーボード511、マウス512及びタッチパネル付きのディスプレイ508によって実現され、利用者による各種入力を受け付ける。
表示制御部13は、図4に示されているCPU501からの命令によって実現され、ディスプレイ508に描画像を表示させたり、Webブラウザを用いて共用支援サーバ6にアクセスして各種画面データを表示させたりする。
記憶・読出処理部19は、図4に示されているCPU501からの命令及びHD504によって実行され、記憶部1000に各種データを記憶したり、記憶部1000に記憶された各種データを読み出したりする処理を行う。さらに、記憶部1000には、他の通信端末やビデオ会議端末との通信を行う際に受信される画像データ及び音データが、受信される度に上書き記憶される。このうち、上書きされる前の画像データによってディスプレイ508に画像が表示され、上書きされる前の音データによってスピーカ515から音声が出力される。
なお、表示端末10は通信端末2と同様の機能を有していてよいが、図5では説明の便宜上、主要な機能のみ示した。
<実施形態の処理又は動作>
以降、各実施形態の処理又は動作について説明する。
<スケジュールの登録処理>
ここでは、図13乃至図16を用いて、予約者A(理光太郎)がPC5からスケジュール管理サーバ8に自己のスケジュールを登録する処理について説明する。図13は、スケジュールの登録処理を示したシーケンス図である。図14は、サインイン画面を示した図である。図15は、PCの初期画面の例である。図16は、スケジュール入力画面を示し まず、利用者AがPC5のキーボード511等を操作することで、PC5の表示制御部54が、図14に示されているように、ディスプレイ508上にサインインを行うためのサインイン画面530を表示させる(ステップS11)。このサインイン画面530には、利用者の利用者ID及び組織IDを入力する入力欄531、及びパスワードを入力する入力欄532、サインインを行う場合に押下されるサインインボタン538、サインインを中止する場合に押下されるキャンセルボタン539が含まれている。ここでは、利用者ID及び組織IDが、利用者Aの電子メールアドレスになっている。電子メールアドレスのユーザ名部分が利用者IDで、ドメイン名部分が組織IDを示している。なお、入力欄531は、電子メールアドレスではなく、利用者ID及び組織IDを別々に入力する入力欄であってもよい。
次に、利用者Aが、入力欄531に自己の利用者ID及び組織IDを入力し、入力欄532に自己のパスワードを入力し、サインインボタン538を押下すると、受付部52が、サインインの要求を受け付ける(ステップS12)。そして、PC5の通信部51は、スケジュール管理サーバ8に対して、サインインの要求を示すサインイン要求情報を送信する(ステップS13)。このサインイン要求情報には、ステップS12によって受け付けられた情報(利用者ID、組織ID、及びパスワード)が含まれている。これにより、スケジュール管理サーバ8の通信部81は、サインイン要求情報を受信する。
次に、スケジュール管理サーバ8の認証部82は、利用者ID、組織ID、及びパスワードを利用して利用者Aの認証を行う(ステップS14)。具体的には、記憶・読出処理部89は、利用者認証管理DB8001(図8(A)参照)において、ステップS13によって受信された利用者ID、組織ID、及びパスワードの組に対応する利用者ID、組織ID及びパスワードの組を検索する。対応する組がある場合には、認証部82は、要求元の利用者Aを正当な利用者であると判断する。対応する組がない場合には、認証部82は、利用者Aを不当な(正当でない)利用者であると判断する。正当でない場合には、通信部81がPC5に対して、正当でない旨の通知を行うが、ここでは、正当である場合について説明を続ける。
次に、通信部81は、PC5に対して、認証結果を送信する(ステップS15)。これにより、PC5の通信部51は、認証結果を受信する。
次に、PC5の生成部56は、ステップ15によって正当である旨の認証結果が受信された場合、図15に示されているような初期画面540を生成する(ステップS16)。そして、PC5の表示制御部54は、ディスプレイ508上に、図15に示されているような初期画面540を表示させる(ステップS17)。この初期画面540には、スケジュールを登録する場合に押下される「スケジュール登録」ボタン541、及び実行イベント履歴を閲覧する場合に押下される「実行イベント履歴閲覧」ボタン543が含まれている。ここで、利用者が「スケジュール登録」ボタン541を押下すると、受付部52は、スケジュール登録を受け付ける(ステップS18)。そして、通信部51は、スケジュール管理サーバ8に対して、スケジュール登録要求を送信する(ステップS19)。これにより、スケジュール管理サーバ8の通信部81は、スケジュール登録要求を受信する。
次に、スケジュール管理サーバ8の記憶・読出処理部89は、ステップS13によって受信された組織IDを検索キーとして利用者管理DB8002(図8(B)参照)を検索することにより、対応する全ての利用者ID及び全ての利用者名を読み出す(ステップS20)。そして、通信部81は、PC5に対して、スケジュール入力画面情報を送信する(ステップS21)。このスケジュール入力画面情報には、ステップS20によって読み出された全ての利用者ID及び全ての利用者名が含まれている。全ての利用者名には、ステップS12でサインインのための入力を行った利用者Aである予約者の名称(名前)も含まれている。これにより、PC5の通信部51は、スケジュール入力画面情報を受信する。
次に、PC5では、生成部56がステップS21によって受信されたスケジュール入力画面情報を用いて、スケジュール入力画面550を生成する(ステップS22)。そして、PC5の表示制御部24は、ディスプレイ508上に、図16に示されているようなスケジュール入力画面550を表示させる(ステップS23)。
このスケジュール入力画面550には、イベント名を入力するための入力欄551、共用体ID又は共用体名を入力するための入力欄552、イベントの実行(共用体の利用)開始予定日時を入力するための入力欄553、イベントの実行(共用体の利用)終了予定日時を入力するための入力欄554、アジェンダ等のメモを入力するための入力欄555、予約者名を表示するための表示領域556、予約者以外の他の参加者の参加者名を選択するための選択メニュー557、予約を登録する場合に押下される「OK」ボタン558、入力中又は入力された内容をキャンセルする場合に押下される「CANCEL」ボタン559が含まれている。予約者名は、ステップS12でPC5にサインインのための入力を行った利用者の名称である。また、マウスポインタp1も表示されている。
なお、入力欄552には、電子メールアドレスが入力されてもよい。また、選択メニュー557で、共用体名が選択されると、共用体も他の参加者として追加される。
次に、利用者Aが、入力欄551~555に所定の事項を入力し、マウスポインタp1を利用して選択メニュー557からイベントに参加させたい利用者の名称(利用者名)を選択し、「OK」ボタン558を押下すると、受付部52は、スケジュール情報の入力を受け付ける(ステップS24)。そして、通信部51は、スケジュール管理サーバ8に対して、スケジュール情報を送信する(ステップS25)。このスケジュール情報には、イベント名、共用体ID(又は共用体名)、開始予定日時、終了予定日時、各参加者の利用者ID、及びメモが含まれている。なお、スケジュール入力画面550において、入力欄552に共用体IDが入力された場合には、この共用体IDが送信され、入力欄552に共用体名が入力された場合には、この共用体名が送信される。また、スケジュール入力画面550では、選択メニュー557で利用者名が選択されるが、ステップS21で利用者IDも受信されているため、利用者名に対応する利用者IDが送信される。これにより、スケジュール管理サーバ8の通信部81は、スケジュール情報を受信する。
次に、スケジュール管理サーバ8では、ステップS25によって受信された共用体ID(又は共用体名)を検索キーとして共用体管理DB8003(図8(C)参照)を検索することにより、対応する共用体名(又は共用体ID)を読み出す(ステップS26)。
次に、記憶・読出処理部89は、共用体予約管理DB8004(図9(A)参照)に対して、予約情報を記憶する(ステップS27)。この場合、記憶・読出処理部89は、予め登録しているスケジューラで管理されている共用体予約管理DB8004の共用体予約管理テーブルに1レコード分の予約情報を追加する。予約情報は、ステップS25によって受信されたスケジュール情報、及びステップS26によって読み出された共用体名(又は共用体ID)に基づいて構成されている。なお、共用体予約管理DB8004における利用開始予定日時は、スケジュール情報における開始予定日時に相当する。また、共用体予約管理DB8004における利用終了予定日時は、スケジュール情報における終了予定日時に相当する。
さらに、記憶・読出処理部89は、イベント管理DB8005(図9(B)参照)に対して、予定情報を記憶する(ステップS28)。この場合、記憶・読出処理部89は、予め登録しているスケジューラで管理されているイベント管理DB8005のイベント管理テーブルに1レコード分の予定情報を追加する。予定情報は、ステップS25によって受信されたスケジュール情報に基づいて構成されている。なお、イベント管理DB8005におけるイベント開始予定日時は、スケジュール情報における開始予定日時に相当する。また、イベント管理DB8005におけるイベント終了予定日時は、スケジュール情報における終了予定日時に相当する。
以上により、利用者Aは、スケジュール管理サーバ8に自己のスケジュールを登録することができる。なお、図13乃至図16では、PC5によってスケジュール登録を行う場合について説明したが、同様の処理によって、通信端末2、ビデオ会議端末3又はカーナビゲーション装置4を操作する利用者がスケジュール登録を行ってもよい。
<イベント開始処理>
ここでは、図17乃至図25を用いて、予約者A(理光太郎)が予約しておいた会議室Xで、通信端末2を利用して他の参加者と会議をする処理について説明する。図17及び図20は、イベントの開始処理を示したシーケンス図である。図18は、通信端末に表示されるサインイン画面を示した図である。図19は、共用体の予約リスト画面を示した図である。図21は、イベントの詳細情報画面を示した図である。図22は、サインイン後に通信端末に表示される表示画面を示した図である。
まず、利用者Aが通信端末2の電源スイッチ222を押下することで、通信端末2の受付部22が、利用者から電源ON(又はアプリの起動)を受け付ける(ステップS31)。そして、通信端末2の表示制御部24は、図18に示されているように、ディスプレイ508上にサインインを行うためのサインイン画面110を表示させる(ステップS32)。このサインイン画面110には、利用者Aが自己のICカードを用いてサインインを行う場合に押下される選択アイコン111、利用者Aが自己の電子メールアドレス(利用者ID及び組織ID)並びにパスワードを入力することによってサインインを行う場合に押下される選択アイコン113、及びサインインを行わずに電源OFFする場合に押下される電源アイコン115(又はアプリの終了ボタン)が含まれている。
次に、利用者Aが、利用者Aが、選択アイコン113を押下して、利用者Aによる自己の電子メールアドレス及びパスワードを入力が行うことで、受付部22が、サインインの要求を受け付ける(ステップS33)。そして、通信部21は、共用支援サーバ6に対して、サインイン要求を示すサインイン要求情報を送信する(ステップS34)。このサインイン要求情報には、ステップS33によって受け付けられた情報(利用者ID、組織ID及びパスワード)、通信端末2が設置されている国もしくは地域のタイムゾーン情報、並びに通信端末2の利用者ID、組織ID及びパスワードが含まれている。これにより、共用支援サーバ6の通信部61は、サインイン要求情報を受信する。
次に、共用支援サーバ6の認証部62は、ステップS34によって受信された利用者Aの利用者ID、組織ID及びパスワードを利用して利用者Aの認証を行う(ステップS35)。具体的には、記憶・読出処理部69は、ステップS34によって受信された利用者Aの利用者ID、組織ID及びパスワードを検索キーとして、利用者認証管理DB6001(図6(A)参照)において、上記受信された利用者Aの利用者ID、組織ID及びパスワードの組に対応する利用者ID、組織ID及びパスワードの組を検索する。対応する組がある場合、認証部62は、要求元の利用者Aを正当な利用者であると判断する。対応する組がない場合、認証部62は、要求元の利用者Aを不当な(正当でない)利用者であると判断する。正当でない場合には、通信部61が通信端末2に対して、正当でない旨の通知を行うが、ここでは、正当である場合について説明を続ける。
次に、共用支援サーバ6の記憶・読出処理部69は、ステップS34によって受信された利用者Aの組織IDを検索キーとしてアクセス管理DB6002(図6(B)参照)を検索することにより、対応するアクセスID及びアクセスパスワードを読み出す(ステップS36)。
次に、通信部61は、スケジュール管理サーバ8に対して、共用体の予約情報の要求を示す予約要求情報及び利用者の予定情報の要求を示す予定要求情報を送信する(ステップS37)。予約要求情報及び予定要求情報には、ステップS34によって受信された、タイムゾーン情報、通信端末の利用者ID及び組織ID、並びにステップS36によって読み出された、アクセスID及びパスワードが含まれている。これにより、スケジュール管理サーバ8の通信部81は、予約要求情報及び予定要求情報を受信する。
次に、スケジュール管理サーバ8の認証部82は、アクセスID及びアクセスパスワードを利用して共用支援サーバ6の認証を行う(ステップS38)。具体的には、記憶・読出処理部89は、サーバ認証管理DB8006(図10(A)参照)において、ステップS37によって受信されたアクセスID及びアクセスパスワードの組に対応するアクセスID及びアクセスパスワードの組を検索する。対応する組がある場合、認証部82は、要求元の共用支援サーバ6を正当なアクセス者であると判断する。対応する組がない場合、認証部82は、要求元の共用支援サーバ6を不当な(正当でない)アクセス者であると判断する。正当でない場合には、通信部81が共用支援サーバ6に対して、正当でない旨の通知を行うが、ここでは、正当である場合について説明を続ける。
スケジュール管理サーバ8の記憶・読出処理部89は、ステップS37によって受信された通信端末の利用者IDを検索キーとして、スケジューラで管理している共用体予約管理DB8004(図9(A)参照)を検索することにより、対応する予約情報を読み出す(ステップS39)。この場合、記憶・読出処理部89は、利用開始予定日時が本日である予約情報を読み出す。
さらに、記憶・読出処理部89は、ステップS37によって受信された通信端末の利用者IDを検索キーとして、スケジューラで管理しているイベント管理DB8005(図9(B)参照)を検索することにより、対応する予定情報を読み出す(ステップS40)。この場合、記憶・読出処理部89は、イベント開始予定日時が本日である予定情報を読み出す。スケジュール管理サーバ8が、通信端末2とは別の国や地域にあった場合には、タイムゾーン情報に基づいて、タイムゾーンを通信端末が設置されている国や地域に併せて調整している。
次に、通信部81は、共用支援サーバ6に対して、ステップS39によって読み出された予約情報、及びステップS40によって読み出された予定情報を送信する(ステップS41)。これにより、共用支援サーバ6の通信部61は、予約情報及び予定情報を受信する。
次に、共用支援サーバ6の作成部63は、ステップS41によって受信された予約情報及び予定情報に基づいて、予約リストを作成する(ステップS42)。そして、通信部61は、通信端末2に対して、予約リストの内容を示す予約リスト情報を送信する(ステップS43)。これにより、通信端末2の通信部21は、予約リスト情報を受信する。
次に、通信端末2では、表示制御部24が、ディスプレイ508上に、図19に示されているような予約リスト画面230を表示させる(ステップS44)。この予約リスト画面230には、共用体名(ここでは場所名)を表示する表示領域231、及び本日の日時を表示する表示領域232が含まれている。さらに、予約リスト画面230には、本日の本共用体(ここでは、会議室X)を利用するイベントを示すイベント情報235,236,237等が表示されている。各イベント情報には、イベント毎に、本共用体の利用開始予定時刻及び利用終了予定時刻、イベント名、本共用体を予約した予約者の名称(予約者名)が含まれている。イベント情報には、利用者が開始するイベントを特定する場合に押下される開始ボタン235s,236s,237s等が含まれている。
次に、図20において、利用者Aが、開始ボタン235sを押下すると、受付部22が、イベント情報235で示されるイベントの選択を受け付ける(ステップS51)。次に、通信端末2の通信部21は、共用支援サーバ6に対して、上記ステップS51で選択された予定イベントを示す予定イベントIDを送信する(ステップS52)。ステップS52の処理は、実行イベント識別情報の送信要求処理である。これにより、共用支援サーバ6の通信部61は、選択された予定イベントIDを受信する。
次に、共用支援サーバ6では、生成部64が、固有の実行イベントIDを生成する(ステップS53)。そして、記憶・読出処理部69が、ステップS53によって生成された実行イベントID、ステップS52によって受信された予約イベントID、予約者の利用者ID及び組織ID、並びにイベント情報を関連付けて管理する(ステップS54)。
なお、予約者の利用者ID及び組織ID、並びにイベント情報は、ステップS41によって受信された予約情報及び予定情報に基づくID及び情報である。なお、この時点では、予約管理テーブル(図6(C)参照)における参加有無欄への入力はない。
次に、共用支援サーバ6では、通信部61が、スケジュール管理サーバ8に登録されたファイルデータの送信要求を示すファイルデータ送信要求情報を、スケジュール管理サーバ8へ送信する(ステップS55)。ファイルデータ送信要求情報には、ステップS52によって受信された予定イベントID、ステップS34によって受信された通信端末の利用者ID及び組織ID、並びにステップS36によって読み出されたアクセスID及びアクセスパスワードが含まれている。これにより、スケジュール管理サーバ8の通信部81は、ファイルデータ送信要求情報を受信する。
次に、スケジュール管理サーバ8の記憶・読出処理部89は、ステップS55によって受信された予定イベントIDを検索キーとしてイベント管理DB8005(図9(B)参照)を検索することにより、予定イベントIDに関連付けられたファイルデータを読み出す(ステップS56)。そして、通信部81は、ステップS56によって読み出されたファイルデータを、共用支援サーバ6へ送信する(ステップS57)。これにより、共用支援サーバ6の通信部61は、ファイルデータを受信する。
次に、共用支援サーバ6の記憶・読出処理部69は、ステップS52によって受信された予定イベントID、及びステップS53によって生成された実行イベントIDに関連付けて、ステップS57によって受信されたファイルデータを、予定管理DB6003(図6(C)参照)に記憶して管理する(ステップS58)。
そして、通信部61は、通信端末2に対して、ステップS53によって生成された実行イベントID、及びステップS57によって受信されたファイルデータを送信する(ステップS59)。これにより、通信端末2の通信部21は、実行イベントID及びファイルデータを受信する。
次に、通信端末2では、記憶・読出処理部29が、記憶部2000に、実行イベントID及びファイルデータを記憶しておく(ステップS60)。ここで、共用支援サーバ6から送信されたファイルデータは、記憶部2000の特定の記憶領域に記憶される。これにより、通信端末2は、イベントの実行中に、特定の記憶領域にアクセスすることによって、表示制御部24が特定の記憶領域に記憶されたファイルデータをディスプレイ508に表示させる。ここで、特定の記憶領域は、実行中のイベント毎に設けられたデータの一時的な記憶先であり、記憶部2000内での所在を示す任意のパス(文字列)によって特定される記憶領域である。なお、特定の記憶領域は、通信端末2の内部に設けられる構成に限られず、通信端末2に接続される外部記憶装置、又はオンプレミス環境に存在し、通信端末2と通信可能なローカルサーバ等に設けられる構成であってもよい。
次に、表示制御部24は、ディスプレイ508上に、図21に示されているように、選択されたイベントの詳細情報画面250を表示させる(ステップS61)。このイベントの詳細情報画面250には、イベント名の表示領域251、イベントの実施予定時間(開始予定時間及び終了予定時間)の表示領域252、及び予約者名の表示領域253が含まれている。さらに、イベントの詳細情報画面250には、メモの内容を表示するための表示領域256、参加予定者名を表示するための表示領域257、及び記憶部2000の特定の記憶領域に記憶されたファイルデータを識別するための識別情報(例えば、ファイル名)を表示するための表示領域258が表示されている。表示領域257には、図16によって示されている予約者名及び選択された他の参加者名が表示されると共に、各参加予定者名には実際に会議に参加している人をチェックするためのチェックボックスが表示されている。また、表示領域258には、記憶部2000の特定の記憶領域に記憶されたファイルデータ、すなわち共用支援サーバ6からダウンロードされたファイルデータのファイル名が表示されていると共に、共用支援サーバ6からダウンロード中のファイルデータのファイル名も表示されている。さらに、イベントの詳細情報画面250の右下側には、この詳細情報画面250を閉じる場合に押下される「閉じる」ボタン259が含まれている。
次に、利用者が、参加予定者名のうち、実際に参加している利用者のチェックボックスにチェックして、「閉じる」ボタン259を押下すると、受付部22は、参加者の選択を受け付ける(ステップS62)。そして、通信部21は、共用支援サーバ6に対して、各参加予定者の利用者ID及び参加の有無を示す情報を送信する(ステップS63)。これにより、共用支援サーバ6の通信部61は、各参加予定者の利用者ID及び参加の有無を示す情報を受信する。
次に、共用支援サーバ6は、予定管理DB6003において、入力されていなかった参加有無欄に、参加の有無を記憶して管理する(ステップS64)。
以上により、利用者Aは、共用体(ここでは、会議室X)及び通信端末2を利用して、イベント(ここでは、方針決定会議)を開始する。通信端末2の表示制御部24は、イベントが開始されると、ディスプレイ508に、図22に示されているような表示画面100aを表示させる。
図22は、イベント開始時に通信端末に表示される表示画面を示した図である。図22に示す表示画面100aには、メニューバー121、イベント開始からの経過時間又はイベント終了までの残り時間を示す時間情報124、並びに通信端末2の電源をOFFする場合に押下される電源アイコン117が含まれている。このメニューバー121には、イベント実行中の各種処理を行う際に選択(押下)される複数の操作アイコン125(125a~125j)を含まれている。操作アイコン125aは、実行中のイベントの詳細情報を閲覧するために選択(押下)される。操作アイコン125bは、各種外部アプリ103を起動させる際に選択(押下)される。操作アイコン125cは、記憶部2000の特定の記憶領域に記憶されたファイルデータを閲覧する際に選択(押下)される。操作アイコン125dは、起動中の外部アプリ103のアプリ表示画面の表示を切り替える際に選択(押下)される。操作アイコン125eは、外部アプリ103のアプリ表示画面の画面サイズを変更する際に選択(押下)される。操作アイコン125fは、実行されているイベントに関する各種操作を行う際に選択(押下)される。操作アイコン125gは、ディスプレイ508に表示されている表示画面100をキャプチャする際に選択(押下)される。操作アイコン125hは、実行中のイベントを終了する際に選択(押下)される。操作アイコン125iは、ブラウザを用いた検索を行うためにブラウザアプリ103cを起動させる際に選択(押下)される。操作アイコン125jは、文字又は数値等の入力を行う際に選択(押下)される。
ここで、通信端末2に表示される表示画面に含まれる各種アイコンは、「受付領域」の一例である。受付領域は、アイコンやボタン等の画像だけでなく、「変更」等の文字、又は画像と文字を組み合わせたものであってもよい。ここでの画像は、記号や図形だけでなく、イラストや模様等の利用者が視認可能な画像であればよい。また、各種アイコンの選択(押下)は、各種アイコンに対する操作の一例である。各種アイコンに対する操作には、例えば、キーボード511やマウス512を用いたディスプレイ508への入力操作が挙げられる。
そして、利用者Aは、会議室Xで、通信端末2を利用して会議を行うことができる。例えば、通信端末2の利用者Aは、操作アイコン125cを押下することで、受付部22が操作アイコン125cの選択を受け付け、表示制御部24が記憶部2000の特定の記憶領域に記憶された資料ファイルのファイルデータを表示させる。なお、通信端末2の表示制御部24は、ステップS59によって受信されたファイルデータだけでなく、記憶部2000に予め記憶されたファイルデータ、又は開始されているイベントにおいて新たに生成されるファイルデータを表示させてもよい。この場合、通信端末2の記憶・読出処理部29は、開始されているイベントにおいて生成又は更新されたファイルデータを、記憶部2000の特定の記憶領域に記憶させる。
<実行イベント履歴の登録処理>
続いて、図23乃至図25を用いて、実行イベント履歴の登録処理について説明する。図23及び図25は、実行イベント履歴の登録処理を示したシーケンス図である。図24は、音声テキスト変換処理を示したフローチャートである。
まず、通信端末2の判断部25は、開始されているイベントにおけるコンテンツの処理の種類を判断する(ステップS71)。具体的には、コンテンツが画像・音処理部23による録音によって生じる音データの場合には、判断部25は、コンテンツの処理の種類が「録音」であると判断する。コンテンツが画像・音処理部23によるスナップショット(キャプチャ)によって取得された画像データの場合には、判断部25は、コンテンツの処理の種類が「スナップショット」であると判断する。コンテンツが通信部21によって送信された資料ファイルデータの場合には、判断部25は、コンテンツの処理の種類が「資料送信」であると判断する。
次に、通信部21は、共用支援サーバ6へ、発生したコンテンツの登録要求を示す登録要求情報を送信する(ステップS72)。この場合、通信部21は、コンテンツが発生するたびに自動的に登録要求情報を送信する。この登録要求情報には、実行イベントID、コンテンツの送信元の利用者ID、コンテンツデータ、及びコンテンツ処理の種類情報が含まれている。これにより、共用支援サーバ6の通信部61は、登録要求情報を受信する。
次に、共用支援サーバ6の判断部65は、通信部61によって受信された登録要求情報に含まれる種類情報に基づいて、受信されたコンテンツ処理の種類を判断する(ステップS73)。そして、共用支援サーバ6の通信部61は、判断部65によってコンテンツ処理の種類が「録音」であると判断された場合、音声テキスト変換サーバ9へ、コンテンツデータである音データを送信する(ステップS74)。これにより、音声テキスト変換サーバ9の通信部91は、音データを受信する。なお、コンテンツ処理の種類が「録音」以外である場合、共用支援サーバ6は、ステップS74~ステップS76の処理は行わずに、ステップS77の処理へ移行する。
次に、音声テキスト変換サーバ9の変換部93は、通信部91によって受信された音データを、テキストデータに変換する(ステップS75)。ここで、図24を用いて、音声テキスト変換サーバ9における音声テキスト変換処理について説明する。まず、変換部93は、通信部91によって音データが受信された日時を示す情報を取得する(ステップS75-1)。なお、ステップS75-1によって取得される情報は、共用支援サーバ6が音データを受信した日時又は共用支援サーバ6が音データを送信した日時を示す情報であってもよい。この場合、音声テキスト変換サーバ9の通信部91は、ステップS74において、共用支援サーバ6から送信された音データ及び上記日時を示す情報を受信する。
次に、変換部93は、通信部91によって受信された音データのテキスト変換処理を実行する(ステップS75-2)。そして、変換部93は、音データのテキスト変換処理が完了した場合(ステップS75-3のYES)、処理をステップS75-4へ移行させる。一方で、変換部93は、音データのテキスト変換処理が完了するまでステップS75-2の処理を繰り返す。ここで、ステップS75-3において、変換部93は、通信部91によって受信された音データに基づいて、所定の分量のテキスト変換が行われた場合、音データのテキスト変換処理が完了したと判断する。例えば、変換部93は、1センテンス分のテキスト変換が行われた場合、音データのテキスト変換処理が完了したと判断する。そして、変換部93は、音データから変換されたテキストデータを生成する(ステップS75-4)。これにより、音声テキスト変換サーバ9は、共用支援サーバ6から送信された音データをテキストデータに変換する。音声テキスト変換サーバ9は、共用支援サーバ6から送信された音データを随時受信しているため、図24に示す処理を繰り返し実行する。
図23に戻り、実行イベント履歴の登録処理の説明を続ける。通信部91は、変換部93によって変換されたテキストデータを、共用支援サーバ6へ送信する(ステップS76)。ここで、通信部91は、テキストデータと共に、ステップS75-1によって取得された日時を示す情報を、共用支援サーバ6へ送信する。
次に、生成部64は、イベントにより発生したコンテンツ処理を識別するための固有のコンテンツ処理IDを生成する(ステップS77)。また、生成部64は、コンテンツの内容を示したコンテンツデータのURLを生成する(ステップS78)。そして、記憶・読出処理部69は、コンテンツ管理DB6005(図7参照)に対して、ステップS72によって受信された実行イベントID毎に、コンテンツ処理の種類、コンテンツ処理の開始日時及び終了日時、ステップS77によって生成されたコンテンツ処理ID、並びにステップS78によって生成されたコンテンツの保存先を示すURLを関連付けて管理する(ステップS79)。
ここで、コンテンツ処理の種類が「音声テキスト変換」である場合、コンテンツ処理の開始日時及び終了日時は、音データがテキストデータに変換された日時である。ここで、音データがテキストデータに変換された日時とは、共用支援サーバ6の通信部61によって音データを送信された日時及び共用支援サーバ6の通信部61によってテキストデータが受信された日時である。なお、音データがテキストデータに変換された日時は、音声テキスト変換サーバ9の通信部91によって音データが受信された日時及び音声テキスト変換サーバ9の通信部91によってテキストデータが送信された日時であってもよい。また、コンテンツ処理の種類が「音声テキスト変換」である場合、コンテンツ処理の開始日時及び終了日時は、テキスト変換対象の音データに係るコンテンツ処理の開始日時及び終了日時と同じ日時であってもよい。
また、コンテンツ処理の種類が「録音」、「スナップショット」及び「資料送信」である場合、コンテンツの処理の開始日時及び終了日時は、共用支援サーバ6の通信部61によってコンテンツデータ(音データ、画像データ、ファイルデータ)が受信された日時である。なお、コンテンツ処理の種類が「録音」、「スナップショット」及び「資料送信」である場合、コンテンツの処理の開始日時及び終了日時は、通信端末2の通信部21によってコンテンツデータが送信された日時であってもよい。また、コンテンツ処理の種類が「録音」である場合、画像・音処理部23による録音が行われた開始日時及び終了日時であってもよい。さらに、コンテンツ処理の種類が「スナップショット」である場合、コンテンツの処理の開始日時及び終了日時は、画像・音処理部23によるスナップショット(キャプチャ)が行われた日時であってもよい。
また、通信端末2やセッションが張られている表示端末10、PC5に、通信部61はテキストデータを送信する(S80)。これにより、音データから変換されたテキストデータを通信端末2や表示端末10がリアルタイムに表示できる。
次に、図25において、共用支援サーバ6の記憶・読出処理部69は、ステップS72によって受信された利用者IDを検索キーとして利用者認証管理DB6001(図6(A)参照)を検索することにより、対応する組織IDを読み出す(ステップS91)。
次に、記憶・読出処理部69は、ステップS91によって読み出された組織IDを検索キーとしてアクセス管理DB6002(図6(B)参照)を検索することにより、対応するアクセスID及びアクセスパスワードを読み出す(ステップS92)。
次に、通信部61は、スケジュール管理サーバ8に対して、コンテンツデータの登録要求を示す実行イベント履歴の登録要求情報を送信する(ステップS93)。この実行イベント履歴の登録要求情報には、ステップS72によって受信された実行イベントID、送信元の利用者ID、コンテンツデータ、ステップS77によって生成されたコンテンツ処理ID、ステップS78によって生成されたコンテンツデータのURL、ステップS92によって読み出されたアクセスID及びアクセスパスワード、並びにコンテンツ処理の開始日時及び終了日時が含まれている。これにより、スケジュール管理サーバ8の通信部81は、実行イベント履歴の登録要求情報を受信する。
次に、スケジュール管理サーバ8では、認証部82が、アクセスID及びアクセスパスワードを利用して共用支援サーバ6の認証を行う(ステップS94)。この認証は、ステップS38と同様の処理であるため、説明を省略する。ここでは、正当である場合について説明を続ける。
次に、記憶・読出処理部89は、実行イベント履歴管理DB8008(図10(B)参照)に対して、ステップS93によって受信された各種データ(情報)を記憶して管理する(ステップS95)。記憶・読出処理部89は、ステップS93によって受信された実行イベントIDに関連付けて、各種データ(情報)を、実行イベント履歴管理DB8008に記憶する。これにより、スケジュール管理サーバ8は、共用支援サーバ6側と同様の内容のデータを管理する。
また、スケジュール管理サーバ8の生成部83は、ステップS93によって受信されたコンテンツデータを、コンテンツの発生時間帯毎に関連付けた関連情報を生成する(ステップS96)。ここで、関連情報に含まれるコンテンツの発生時間帯は、イベント管理DB8005に記憶されたイベントの開始日時、及び実行イベント履歴管理DB8008に記憶されたコンテンツ処理の開始日時及び終了日時を用いて生成される。すなわち、コンテンツの発生時間帯は、実行されたイベントにおいてコンテンツが発生した時点における、イベントの開始日時からの経過時間を示す。そして、スケジュール管理サーバ8の記憶・読出処理部89は、関連情報管理DB8010(図11(B)参照)に対して、ステップS93によって受信された実行イベントIDに関連付けて、生成部83によって生成された関連情報を記憶して管理する(ステップS97)。これにより、スケジュール管理サーバ8は、コンテンツ処理の種別が異なるコンテンツデータを、各コンテンツの発生時間毎に関連付けて管理する。
そして、スケジュール管理サーバ8の記憶・読出処理部89は、テキスト情報管理DB8012(図12参照)に対して、ステップS93によって受信された実行イベントIDに関連付けて、ステップS93によって受信されたテキストデータを含むテキスト情報を記憶して管理する(ステップS98)。具体的には、生成部83は、ステップS93によって受信されたテキストデータ及びコンテンツ処理ID、ステップS93によって受信されたテキストデータを識別するテキストID、並びに状態情報を含むテキスト情報を生成する。そして、記憶・読出処理部89は、生成部83によって生成されたテキスト情報を、ステップS93によって受信された実行イベントIDに関連付けてテキスト情報管理DB8012に記憶する。この場合、テキスト情報に含まれる状態情報は、関連付けられたテキストデータが編集されていないことを示す「Original」の情報が付与される。
以上により、通信端末2は、実行されているイベントの実行イベントIDと、対応するイベントによって生じたコンテンツを、スケジュール管理サーバ8へ送信することができる。また、スケジュール管理サーバ8は、受信したコンテンツを、実行イベントID毎に、実行イベント履歴管理DB8008に記憶することができる。これによって、通信システム1は、実行されたイベントにより生じたコンテンツを、イベント毎に記憶することができる。
<テキストデータのリアルタイム修正処理>
続いて、図26乃至図32を参照して、テキストデータのリアルタイム修正処理について説明する。
図26は、PC5がテキストデータの編集を受け付け、通信端末2及び表示端末10に送信するシーケンス図である。音声認識結果を修正したい人(以下、編集者という。参加者の一人が編集者であってもよい。)は、PC5で閲覧用のアプリ又はWebブラウザを起動させ、PC5を共用支援サーバ6に接続させる。なお、編集者は共用支援サーバ6にサインインしており、共用支援サーバ6が編集者ID等を特定している。
S101,S102:編集者は例えば実行イベントIDを指定して、テキストデータの保存先のURL(図7のコンテンツの内容の項目参照)を共用支援サーバ6から取得する。なお、実行イベントIDは、編集者が利用者から口頭やメールでもらってもよいし、自発的に探してもよい。
S103:PC5の通信部51は、保存先のURLに接続する。図26では共用支援サーバ6内に保存先があるものとするが、保存先はクラウドなどネットワーク上にあればよい。通信部51は、保存先のURLに常時接続するネットワークセッションを確立する。セッションの仕組みにはWebSocketプロトコルやMQTTプロトコルなどが利用できる。双方向通信が可能になるので、共用支援サーバ6からPC5、通信端末2及び表示端末10にテキストデータを送信できるようになる。ネットワークセッションが確立すると、通信部51は、その時点までの全てのテキストデータを取得し、表示制御部54が表示する。
S104~S106:通信端末2の通信部21が音データを音声テキスト変換サーバ9に送信すると、図24で説明したように音声テキスト変換サーバ9がテキストデータに変換し、共用支援サーバ6に返す。
S107~S109:共用支援サーバの通信部51は、あらたに送信されたテキストデータをセッションが確立しているPC5、表示端末10及び通信端末2にリアルタイムに送信する。PC5の通信部51はテキストデータを受信すると、表示制御部54は、表示中の最後のテキストデータに続けて新しく受信したテキストデータを表示する。表示端末10の通信部11はテキストデータを受信すると、表示制御部13は、表示中の最後のテキストデータに続けて新しく受信したテキストデータを表示する。通信端末2も同様になる。こうすることで、PC5又は表示端末10のテキストデータの表示内容と、利用者が発言した音声がほぼリアルタイムで同期される。
S110:編集者がテキストデータ(発言内容)の編集を開始すると、受付部12が受け付ける。編集の開始とは、編集者が入力位置を特定するカーソルをテキストデータ上で移動できる状態にすることをいう。PC5がダイアログボックスのようなテキストデータの入力欄を表示してもよい。
S111:PC5の通信部51は、テキストIDを指定して編集開始を共用支援サーバ6に送信する。
S112,S113:共用支援サーバ6の通信部61は編集開始を受信すると、制限部66は通信部61を介して、サインインにより特定済みの編集者IDとテキストIDを指定して、編集禁止をセッションが張られている通信端末2や表示端末10に送信する。編集者IDが送信されるのは、だれが編集しているかを利用者が把握するためである。編集者IDでなく編集者名が送信されてもよい。
S114、S115:通信端末2の通信部21及び表示端末10の通信部11が編集禁止を受信し、受付部12,22がテキストIDで特定されるテキストデータの編集を制限する。表示制御部13、24は、編集されたテキストデータの全体又は該当する文字を強調することが好ましい。利用者がテキストデータを編集しようとしても、カーソル等が表示されない。また、表示制御部13,24は、編集者ID(編集者IDに対応付けられている編集者名でもよい)を文字やアイコンなどで編集されているテキストデータと共に表示する。
S116:編集者がテキストデータを編集すると(任意の文字を別の文字に変更したり、追加したり、削除したりする)、受付部12が編集を受け付ける。
S117:PC5の通信部51は、テキストIDを指定して編集後のテキストデータを共用支援サーバ6に送信する。この送信はリアルタイムに行われる。リアルタイムとは、1文字でも削除や追加があると、その都度、編集の内容が送信されることをいう。なお、通信部51はテキストデータの全体を送信してもよいし、編集された文字のみを送信してもよい。通信部51が編集された文字のみを送信する場合、編集中のテキストデータにおける先頭からの文字の番号と、変更、追加、削除に応じた編集後の状態を送信する。文字の変更の場合は変更する旨と変更後の文字が送信される。追加の場合は、追加される位置と追加される文字が送信される。削除の場合は削除する旨が送信される。
S118,S119:共用支援サーバ6の通信部61は編集後のテキストデータを受信すると、編集後のテキストデータを反映させる旨と共に、セッションを張っている通信端末2や表示端末10(編集用のPCが他にあれば該PCにも)にリアルタイムに送信する。このテキストデータは、通信端末2や表示端末10等が表示中の場合がある。したがって、PC5で発言内容が修正されると表示端末10のテキストデータの表示内容がほぼリアルタイムで同期される。
共用支援サーバ6の通信部61は編集後のテキストデータと共に編集中のユーザ識別情報を共用支援サーバ6に送信してもよい。通信端末2や表示端末10では、編集を開始した編集者のユーザ識別情報と(S112、S113で既知)、共有支援サーバ6から送信されたユーザ識別情報と一致すればテキストIDで特定されるテキストデータに、編集を反映させる。あるいは、通信端末2や表示端末10は、テキストデータが元のテキストデータと一致しない場合に編集後のテキストデータを反映させてもよい。したがって、反映させる旨は必須でない。
S120、S121:表示端末10の通信部11は編集後のテキストデータを受信し、テキストIDで特定されるテキストデータに、編集を反映させる。すなわち、表示制御部13は、表示中のテキストデータの全体又は編集された文字のみを置き換える。表示制御部13は、編集された表示中のテキストデータの全体又は該当する文字を強調することが好ましい。詳細は後述する。
なお、編集者がリターンキーで編集を確定したり、エスケープキーを押下して編集を終了したり、別のテキストデータを選択したりすることで、編集を開始したテキストデータの選択を開放すると、カーソルキーも消去される。共用支援サーバ6は開放された旨を受信して、制限部が表示端末10や通信端末2の制限を解除する。
<テキストデータの表示例>
図27は、表示端末10が表示するテキスト表示画面1900の一例である。テキスト表示画面1900は、発話時の発話文ごとに(マスごとに)区切られたテキストデータ1001~1007、認識中テキスト1008、及び、チャット入力欄1009を有している。図27のテキストデータ1001~1007は、新しいテキストデータが追加されると下方にスクロールし、音声から変換された最新のテキストデータが表示される。なお、図7のコンテンツ管理テーブルに示すように、テキストデータごとに発話の開始時間・終了時間が記録されている。
認識中テキスト1008には、利用者が発言し、現在、音声認識中のテキストデータの一部が表示される。認識中テキスト1008は、まだ発話文として確定していない文字列である。
次に、PC5が表示するテキストデータ編集画面について説明する。編集者について補足すると、編集者は、会議で発言された音声のテキストデータをリアルタイムで閲覧したい人のためにテキストデータを正しい内容に修正する者であり、又は、議事録として利用するためにテキストデータを正しい内容に修正したい者である。また、テキストデータをリアルタイムで閲覧したい人とは、難聴者や聾者が挙げられる。しかし、本実施形態はこれら以外の利用者にも有用である。
図28は、PC5が表示するテキストデータ編集画面1100の一例である。なお、図28のテキストデータ編集画面1100はPC5で動作する専用のアプリが表示したものとする。また、編集自体は表示端末10でも可能である。図28に示すように、PC5においても、表示端末10と同様にテキストデータがほぼリアルタイムで表示される。編集者は、記憶している発話の内容とテキストデータを比較して、誤った箇所を修正できる。
例えば、編集者が「大規模接種の形状が千葉市中央区の東京支店」というテキストデータ1005を「大規模接種の会場が千葉市中央区の東京支店」というテキストデータ1005に修正した。
修正後のテキストデータ「大規模接種の会場が千葉市中央区の東京支店」又は変更された「会場」という2文字が共用支援サーバ6を介して表示端末10に送信されるので、表示端末10が表示中のテキストデータがリアルタイムに変更される。
なお、認識中テキスト1008とチャット入力欄1101については図27の表示端末10と同様でよい。
<テキストデータ編集画面の詳細な表示例>
図29は、テキストデータ編集画面1200の詳細な説明図である。なお、図29ではWebブラウザがテキストデータ編集画面1200を表示する例を示すが、画面の構成はアプリの場合と同様でよい。編集が必要な場合、編集者は表示されているテキストデータの中から、特定のテキストデータを押下する(例えばクリックする。これが編集を開始することに相当する)。これにより、テキストデータ編集画面1200が枠1202と共にカーソルを表示し、編集が可能になる。
テキストデータ1005が選択されたものとする。編集中は、テキストデータ1005が例えば黄色などの枠1202で強調表示される。編集中のテキストデータ1005は表示端末10や通信端末2にも通知され、同様に強調して表示される。また、表示端末10や通信端末2では同じテキストデータ1005に対する編集が制限され、利用者がカーソルなど置けない状態になる。
なお、枠1202の色は強調性のある色(赤、オレンジ等)ならよいし、表示制御部54が枠1202を点滅させてもよい。表示制御部54は、テキストデータ領域自体の色を変えたり、テキストデータ1005の色を変えてもよい、文字を大きくしたり太くしたりてもよい。
図30Aは、表示端末10が表示する編集中のテキスト表示画面1900を示す。編集者が編集中であるテキストデータ1005に対応付けて「Aさんが編集中」というメッセージ1011が表示されている。このような表示は一例であり、表示端末10は編集中を示すアイコン(例えば、鉛筆マークなどのアイコン)と編集者名を表示してもよいし、編集者名を表示しなくてもよい。
図30Bは、メッセージの代わりに表示されるアイコン1014の一例を示す。このアイコン1014により、利用者はテキストデータ1005が編集中であると把握できる。アイコン1014はメッセージ1011と共に表示されてもよい。
また、表示端末10が表示するテキスト表示画面1900においてもテキストデータ1005には枠1010が表示され、編集中であることが分かる。すなわち、テキストデータ1005は枠囲みの状態で表示される。枠1010の色は強調性のある色(赤、オレンジ等)ならよいし、表示制御部54が枠1010を点滅させてもよい。表示制御部54は、テキストデータ領域自体の色を変えたり、テキストデータ1005の色を変えてもよい、文字を大きくしたり太くしたりしてもよい。
なお、PC5と表示端末10の画面が同期されるわけではないので(そもそも画面サイズ等も異なる)、PC5が表示する全てのテキストデータを表示端末10が表示していない場合もある。PC5が表示しているが表示端末10が表示していないテキストデータを編集者が編集した場合、表示端末10は編集後のテキストデータを保持しておき、利用者がこのテキストデータを表示させるタイミングで図30Aのように表示すればよい。
図31は、テキストデータ1005の編集後のテキストデータ編集画面1200の一例である。編集者が編集を終了すると(リターンキーなどでカーソルを表示させなくする)、編集したテキストデータ1005の全体又は編集された文字が赤字などで表示される。編集後のテキストデータ又は文字の色は編集されたことが視認可能であればよく、赤には限られない。図31ではテキストデータの全体を太字で示した。なお、赤字などの色を変えて表示される他、編集を受け付けたテキストデータ1005は、枠で囲まれてもよいし、領域が彩色されてもよいし、又は文字装飾(斜体や太字等)により表示されてよい。
編集後のテキストデータ1005は、図12のテキスト状態管理テーブルに編集者IDと共に登録される。これは、編集中(図29の枠1202が表示されている状態)でも同じであり、編集中もリアルタイムで編集者に関する情報が各表示端末10で共有される。したがって、誰が編集中か、他の編集者も一目で確認できる。また、共用支援サーバ6は他の編集者への編集の制限も可能になる。
編集者の編集内容は、都度、共用支援サーバ6に送信され、テキスト情報管理テーブルも更新される。更新後のテキストデータは他の表示端末10に送信され、これにより、他の表示端末10のテキストデータもリアルタイムに更新される。編集者が「形状」を「会場」に編集すると、図32に示すように、表示端末10のテキストデータもほぼリアルタイムに「形状」が「会場」に変更される。
図32は、表示端末10が表示する編集後のテキストデータ1005を示す。編集者が編集したテキストデータ1005に対応付けて「Aさんが編集」というメッセージ1012が表示されている。このような表示は一例であり、表示端末10は編集された旨を示すアイコンと編集者名を表示してもよいし、編集者名を表示しなくてもよい。また、編集されたテキストデータ1005は赤字などの色を変えて表示される他、編集を受け付けたテキストデータ1005は、枠で囲まれてもよいし、領域が彩色されてもよいし、又は文字装飾(斜体や太字等)により表示されてよい。
利用者が編集されたテキストデータ1005をタップすると、編集前の文字1013と編集後の文字が同時に表示される。利用者は編集の前後のテキストデータを確認できる。変更された文字だけでなく、表示制御部13は編集前と編集後のテキストデータ1005の全体を表示してよい。
<会議の終了後のコンテンツ表示>
図33は、会議の終了後のコンテンツ表示画面の一例である。会議終了後のコンテンツの表示例として、テキストデータに対応した会議でのプレゼン資料が表示されている。このようにコンテンツを配布してもよいし、パスコードを付けて資料を配布してもよい。
<主な効果>
以上説明したように、本実施形態の共用支援サーバ6は、編集者が編集したテキストデータがほぼリアルタイムで閲覧者の表示端末10に表示される。例えば、難聴者が音声認識により生成されたテキストデータを頼りに会議内容を把握しているような場合、素早く修正されるので、会議内容を正しく理解できる。また、テキストデータを後から修正する場合、テキストデータの数が多くなると、人間が頭の中に記憶しておくのは困難で、正しい内容に修正することができない。本実施形態では、編集者がよりリアルタイムにテキストデータを修正できるので、作業負担を減らすことができる。
<その他の適用例>
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
また、図5などの構成例は、通信端末2、PC5、共用支援サーバ6、スケジュール管理サーバ8、音声テキスト変換サーバ9、及び、表示端末10による処理の理解を容易にするために、主な機能に応じて分割したものである。処理単位の分割の仕方や名称によって本願発明が制限されることはない。通信端末2、PC5、共用支援サーバ6、スケジュール管理サーバ8、音声テキスト変換サーバ9、及び、表示端末10の処理は、処理内容に応じてさらに多くの処理単位に分割することもできる。また、1つの処理単位がさらに多くの処理を含むように分割することもできる。
また、実施例に記載された装置群は、本明細書に開示された実施形態を実施するための複数のコンピューティング環境のうちの1つを示すものにすぎない。ある実施形態では、共用支援サーバ6は、サーバクラスタといった複数のコンピューティングデバイスを含む。複数のコンピューティングデバイスは、ネットワークや共有メモリなどを含む任意のタイプの通信リンクを介して互いに通信するように構成されており、本明細書に開示された処理を実施する。
さらに、共用支援サーバ6は、本実施形態で開示された処理ステップ、例えば図26等を様々な組み合わせで共有するように構成できる。例えば、所定のユニットによって実行されるプロセスは、共用支援サーバ6が有する複数の情報処理装置によって実行され得る。また、共用支援サーバ6は、1つのサーバ装置にまとめられていても良いし、複数の装置に分けられていても良い。
上記で説明した実施形態の各機能は、一又は複数の処理回路によって実現することが可能である。ここで、本明細書における「処理回路」とは、電子回路により実装されるプロセッサのようにソフトウェアによって各機能を実行するようプログラミングされたプロセッサや、上記で説明した各機能を実行するよう設計されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(Digital Signal Processor)、FPGA(Field Programmable Gate Array)や従来の回路モジュール等のデバイスを含むものとする。
1 通信システム
2 通信端末
3 ビデオ会議端末
5 PC
6 共用支援サーバ
8 スケジュール管理サーバ
9 音声テキスト変換サーバ
特許第6746923号公報

Claims (19)

  1. 複数の端末とネットワークを介して通信する情報処理装置であって、
    端末が送信する音データから変換されたテキストデータを第一の端末及び第二の端末に送信する通信部と、
    前記第一の端末から前記テキストデータの編集開始を受信した場合、前記第二の端末に対し前記テキストデータの編集を制限する制限部と、を有し、
    前記第一の端末から編集後の前記テキストデータを受信した場合、前記通信部は、前記テキストデータの少なくとも編集された文字を前記第二の端末に送信することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記通信部は、音データから変換されるテキストデータをリアルタイムに前記第一の端末及び第二の端末に送信し、
    前記第二の端末が表示中のテキストデータの少なくとも編集された文字を前記第二の端末に送信することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記制限部が前記第二の端末に対し前記テキストデータの編集を制限した場合、
    前記通信部は、編集が制限された前記テキストデータを、枠囲み、領域の彩色、又は文字装飾により視認可能に表示させるよう前記第二の端末に要求することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記通信部が、前記テキストデータの少なくとも編集された文字を前記第二の端末に送信した場合、
    前記通信部は、編集された前記テキストデータを、枠囲み、領域の彩色、又は文字装飾により視認可能に表示させるよう前記第二の端末に要求することを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記通信部は、前記第一の端末から編集者に関する情報を受信し、
    前記制限部が前記第二の端末に対し前記テキストデータの編集を制限した場合、前記通信部は、編集が制限された前記テキストデータと共に、前記編集者に関する情報を視認可能に表示させるよう前記第二の端末に要求することを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  6. 前記通信部は、前記第一の端末から編集者に関する情報を受信し、
    前記通信部が、前記テキストデータの少なくとも編集された文字を前記第二の端末に送信した場合、前記通信部は、編集された前記テキストデータと共に、前記編集者に関する情報を視認可能に表示させるよう前記第二の端末に要求することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  7. 前記通信部は、前記編集者を示すユーザ名又はアイコンにより前記編集者に関する情報を視認可能に表示させることを特徴とする請求項5又は6に記載の情報処理装置。
  8. 前記通信部が、前記テキストデータを開放した旨を受信した場合、前記制限部は前記第二の端末に対する前記テキストデータの編集の制限を解除する請求項1~7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記通信部は、前記テキストデータの少なくとも編集された文字と共に、編集を反映するための識別情報を前記第二の端末に送信する請求項1~8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  10. 複数の端末とネットワークを介して通信する情報処理装置が行うテキストデータ編集方法であって、
    通信部が、端末が送信する音データから変換されたテキストデータを第一の端末及び第二の端末に送信するステップと、
    制限部が、前記第一の端末から前記テキストデータの編集開始を受信した場合、前記第二の端末に対し前記テキストデータの編集を制限するステップと、
    前記第一の端末から編集後の前記テキストデータを受信した場合、前記通信部は、前記テキストデータの少なくとも編集された文字を前記第二の端末に送信するステップと、を有することを特徴とするテキストデータ編集方法。
  11. 前記通信部は、音データから変換されるテキストデータをリアルタイムに前記第一の端末及び第二の端末に送信し、
    前記第二の端末が表示中のテキストデータの少なくとも編集された文字を前記第二の端末に送信することを特徴とする請求項10に記載のテキストデータ編集方法。
  12. 前記制限部が前記第二の端末に対し前記テキストデータの編集を制限した場合、
    前記通信部は、編集が制限された前記テキストデータを、枠囲み、領域の彩色、又は文字装飾により視認可能に表示させるよう前記第二の端末に要求することを特徴とする請求項10又は11に記載のテキストデータ編集方法。
  13. 前記通信部が、前記テキストデータの少なくとも編集された文字を前記第二の端末に送信した場合、
    前記通信部は、編集された前記テキストデータを、枠囲み、領域の彩色、又は文字装飾により視認可能に表示させるよう前記第二の端末に要求することを特徴とする請求項10~12のいずれか1項に記載のテキストデータ編集方法。
  14. 前記通信部は、前記第一の端末から編集者に関する情報を受信し、
    前記制限部が前記第二の端末に対し前記テキストデータの編集を制限した場合、前記通信部は、編集が制限された前記テキストデータと共に、前記編集者に関する情報を視認可能に表示させるよう前記第二の端末に要求することを特徴とする請求項13に記載のテキストデータ編集方法。
  15. 前記通信部は、前記第一の端末から編集者に関する情報を受信し、
    前記通信部が、前記テキストデータの少なくとも編集された文字を前記第二の端末に送信した場合、前記通信部は、編集された前記テキストデータと共に、前記編集者に関する情報を視認可能に表示させるよう前記第二の端末に要求することを特徴とする請求項14に記載のテキストデータ編集方法。
  16. 前記通信部は、前記編集者を示すユーザ名又はアイコンにより前記編集者に関する情報を視認可能に表示させることを特徴とする請求項14又は15に記載のテキストデータ編集方法。
  17. 前記通信部が、前記テキストデータを開放した旨を受信した場合、前記制限部は前記第二の端末に対する前記テキストデータの編集の制限を解除する請求項9~15のいずれか1項に記載のテキストデータ編集方法。
  18. 複数の端末と情報処理装置とがネットワークを介して通信する通信システムであって、
    前記情報処理装置は、
    端末が送信する音データから変換されたテキストデータを第一の端末及び第二の端末に送信する通信部と、
    前記第一の端末から前記テキストデータの編集開始を受信した場合、前記第二の端末に対し前記テキストデータの編集を制限する制限部と、
    前記第一の端末から編集後の前記テキストデータを受信した場合、前記通信部は、前記テキストデータの少なくとも編集された文字を前記第二の端末に送信し、
    前記第一の端末は、
    前記情報処理装置から受信した前記テキストデータを表示して、前記テキストデータに対する編集を受け付ける受付部、を有し、
    前記第二の端末は、
    前記情報処理装置から受信した前記テキストデータを表示し、前記情報処理装置から受信した編集後の前記テキストデータで表示中の前記テキストデータを変更する通信システム。
  19. 複数の端末とネットワークを介して通信する情報処理装置を、
    端末が送信する音データから変換されたテキストデータを第一の端末及び第二の端末に送信する通信部と、
    前記第一の端末から前記テキストデータの編集開始を受信した場合、前記第二の端末に対し前記テキストデータの編集を制限する制限部、として機能させ、
    前記第一の端末から編集後の前記テキストデータを受信した場合、前記通信部は、前記テキストデータの少なくとも編集された文字を前記第二の端末に送信することを特徴とするプログラム。
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