JP2023019329A - 車両用バッテリ - Google Patents

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ジーチェン ウー
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Abstract

【課題】車両用バッテリにおいて、エネルギー密度の低下を抑えつつ、バスバーの信頼性と蓋体の耐荷重性能とを確保する。【解決手段】車両用バッテリ10は、バッテリモジュール1を駆動及び制御するための電子機器群9と、電子機器群9とバッテリモジュール1との間で電力を導通させるバスバー4と、フロアプート31及び枠体32からなるハウジング3と、バッテリモジュール1間に配置された第一補強部材2と、バッテリモジュール1を覆うように枠体32の上方に設けられた蓋体7と、第一補強部材2と蓋体7との間に設けられた第二補強部材8とを含む。第二補強部材8は、バスバー4の配索用部材である。【選択図】図4

Description

本件は、複数のバッテリモジュールと、バッテリモジュールを駆動及び制御するための電子機器群とを含む車両用バッテリに関する。
近年、環境負荷を低減する観点から、乗用車だけでなくトラック等の商用車の分野においても、電動モータにより走行する電動車両(電気自動車、ハイブリッド自動車)の開発が行われている(特許文献1参照)。
特開2016-113063号公報
上記のような電動車両に搭載される駆動用のバッテリ(車両用バッテリ)では、航続距離の延長や搭載性の確保などの観点から、エネルギー密度(単位体積又は単位重量当たりのエネルギー量)を高めることが課題とされている。そこで、バッテリモジュールを駆動及び制御するための電子機器群とバッテリモジュールとを繋ぐバスバーをコンパクトに配置することが求められる。しかしながら、バスバーの振動に対する信頼性の確保のためにバスバーに専用の配索用部材を設けると、この配索用部材の体積及び重量により、エネルギー密度が低下する虞がある。
一方、バッテリモジュールを覆う蓋体には、点検や部品交換などの作業を行なうメンテナンス者が上に乗った場合にも耐えうる耐荷重性能が求められる。しかしながら、蓋体の耐荷重性能を確保するために蓋体に専用の補強部材を設けると、この補強部材の体積及び重量により、エネルギー密度が低下する虞がある。
本件は、上記のような課題に鑑み創案されたものであり、車両用バッテリにおいて、エネルギー密度の低下を抑えつつ、バスバーの信頼性と蓋体の耐荷重性能とを確保することを目的の一つとする。
本件は上記の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の態様又は適用例として実現できる。
本適用例に係る車両用バッテリは、車両を駆動するモータに電力を供給する複数のバッテリセルを有するバッテリモジュールと、前記バッテリモジュールを駆動及び制御するための電子機器群と、前記電子機器群と前記バッテリモジュールとの間で電力を導通させるバスバーと、複数の前記バッテリモジュールが載置されるフロアプレート及び前記フロアプレートの上方で複数の前記バッテリモジュールを囲む枠体からなるハウジングと、前記バッテリモジュール間に配置された第一補強部材と、前記バッテリモジュールを覆うように前記枠体の上方に設けられた蓋体と、前記第一補強部材と前記蓋体との間に設けられた第二補強部材と、を含み、前記第二補強部材が、前記バスバーの配索用部材であることを特徴としている。
このような車両用バッテリによれば、第一補強部材と蓋体との間に第二補強部材が設けられるため、第一補強部材及び第二補強部材で蓋体を下方から支持できる。これにより、蓋体に下方向の荷重が作用した場合であっても蓋体の変形が抑制されることから、蓋体の耐荷重性能を確保できる。
また、上記のように蓋体を補強する第二補強部材がバスバーの配索用部材であるため、バスバーの配索用部材として専用の部材を第二補強部材とは別に設ける場合と比べて、ハウジング内のスペース効率を高められるとともに重量増を抑制できる。これにより、バスバーの振動に対する信頼性を確保しつつ、エネルギー密度の低下を抑制できる。
本件によれば、車両用バッテリにおいて、エネルギー密度の低下を抑えつつ、バスバーの信頼性と蓋体の耐荷重性能とを確保できる。
電動車両の概略的な上面図である。 車両用バッテリの一部の構成を例示する分解斜視図である。 車両用バッテリにおける電子機器群の配置を説明する分解斜視図である。 車両用バッテリの分解斜視図である。 第二補強部材及びボルトの分解斜視図である。 車両用バッテリの要部断面図である。
図面を参照して、本件の実施形態について説明する。以下の実施形態はあくまでも例示に過ぎず、この実施形態で明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。下記の実施形態の各構成は、それらの趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。また、必要に応じて取捨選択でき、あるいは適宜組み合わせられる。
[1.構成]
図1に示すように、本実施形態に係るバッテリパック(車両用バッテリ)10は、電気自動車又はハイブリッド自動車である電動車両(車両)20に搭載されている。ここでは、電動車両20として、キャブ21及び荷箱22を備えたトラック(電動トラック)を例示する。なお、図1では、キャブ21及び荷箱22を二点鎖線で示す。
本実施形態のバッテリパック10は、外観形状が略直方体であって、上面視で略矩形状をなす。バッテリパック10は、車長方向(前後方向)D1に延在する一対のサイドレール23の下方に配置され、各サイドレール23に支持される。ただし、バッテリパック10の形状や配置や支持手法は、ここで例示するものに限定されない。また、ここでは一つのバッテリパック10が搭載された電動車両20を例示するが、電動車両20に搭載されるバッテリパック10の個数は二以上であってもよい。
図2に示すように、バッテリパック10は、複数のバッテリモジュール1と、バッテリモジュール1を収容するハウジング3と、ハウジング3を補強する複数の補強プレート(第一補強部材)2とを含む。本実施形態では、車長方向D1に並ぶ四つのバッテリモジュール1が単一のハウジング3に収容されたバッテリパック10を例示する。
各バッテリモジュール1は、互いに同様に構成される。具体的に言えば、各バッテリモジュール1は、所定の積層方向Doに積層された複数のバッテリセル(図示略)を有する。各バッテリモジュール1において、複数のバッテリセルは直列に接続される。バッテリモジュール1のバッテリセルは、電動車両20を駆動する図示しないモータに電力を供給する。
本実施形態のバッテリモジュール1は、積層方向Doの寸法が、積層方向Doに直交する幅方向Dwの寸法と、積層方向Do及び幅方向Dwの双方に直交する高さ方向Dhの寸法とのいずれよりも長く、細長い直方体形状をなす。ただし、バッテリモジュール1の形状は、ここで例示する形状に限定されない。
バッテリパック10において、複数のバッテリモジュール1は、積層方向Doが互いに平行となる姿勢で並列配置される。本実施形態では、積層方向Doが車幅方向(左右方向)D2と一致する姿勢で各バッテリモジュール1が配置されたバッテリパック10を例示する。
ハウジング3は、複数のバッテリモジュール1が載置されるフロアプレート31と、フロアプレート31の上方で複数のバッテリモジュール1を囲む枠体32とからなる。ここでは、矩形状をなすフロアプレート31と、フロアプレート31の外縁に対応する四辺から立設されて四角筒状をなす枠体32とで容器状をなすハウジング3を例示する。
補強プレート2は、枠体32において対向する一対の壁面間に延設され、バッテリモジュール1間に配置される。ここでは、車幅方向D2(すなわち積層方向Do)に沿って延設された二つの板状の補強プレート2を例示する。二つの補強プレート2は、互いに車長方向D1に離隔して設けられる。
補強プレート2は、フロアプレート31及び枠体32の少なくとも一方に固定される。本実施形態の補強プレート2は、車幅方向D2の両端部が溶接により枠体32に固定されている。
補強プレート2は、例えばアルミの押出成形品であって、車幅方向D2に延在する中空部2a(図6参照)を有する。本実施形態では、複数の中空部2aが車高方向(上下方向)D3に並設された補強プレート2を例示する。
図3に示すように、本実施形態のバッテリパック10は、バッテリモジュール1を駆動及び制御するための電子機器群9と、電子機器群9が図示しないブラケットを適宜介して載置される支持プレート41とを更に含む。支持プレート41は、フロアプレート31よりも小さい矩形状に形成され、ハウジング3の中央部の上方に配置される。このように、本実施形態のバッテリパック10は、比較的大きいハウジング3の上方に比較的小さい支持プレート41が配置された二階建て構造をなす。
電子機器群9には、例えば、バッテリ制御ユニット(BCU;Battery Control Unit)、コンタクタ、ヒューズ、電流センサ、充電コネクタ等が含まれる。電子機器群9は、支持プレート41上という限られたスペースにおいて高密度に(隙間をできるだけ詰めて)配置される。
本実施形態の支持プレート41は、バッテリモジュール1の上方に配置されており、フレーム状の二つの支持ブラケット5を介して補強プレート2に支持されている。各支持ブラケット5は、補強プレート2に沿って(本実施形態では車幅方向D2に)延びる棒状の主部5aと、主部5aから突設された複数の台座部5bと、各台座部5bに形成されたネジ穴5cとを有する。支持ブラケット5は、補強プレート2の上方に配置され、例えばボルト(図示略)により補強プレート2に固定される。
本実施形態の支持プレート41は、支持ブラケット5のネジ穴5cと重なる位置に形成された複数の貫通孔45を有する。支持プレート41は、貫通孔45の各々に挿通されたボルト11が支持ブラケット5のネジ穴5cに螺合することにより、支持ブラケット5に固定される。
本実施形態では、二つの支持ブラケット5の間に二つの補強フレーム6が延設されている。補強フレーム6は、支持ブラケット5の主部5aと交差する方向(本実施形態では車長方向D1)に沿って延び、二つの支持ブラケット5どうしを接続する。補強フレーム6は、支持プレート41の中央部の下方に配置され、支持プレート41の中央部を支持する。
図4に示すように、バッテリパック10は、バッテリモジュール1を覆うように枠体32の上方に設けられた蓋体7と、電子機器群9とバッテリモジュール1との間で電力を導通させるバスバー4と、補強プレート2と蓋体7との間に設けられた補強ブラケット(第二補強部材)8とを含む。また、本実施形態のバッテリパック10は、電子機器群9を覆うように蓋体7の上方に配置される補助蓋体42を更に含む
本実施形態の蓋体7は、支持プレート41を避けつつバッテリモジュール1を覆う平板部7bと、平板部7bから上方へ立設されて電子機器群9を囲む枠部7cとを有する。平板部7bは、枠体32に対応する矩形の外縁形状をなす板部材で形成されている。一方、枠部7cは、支持プレート41に対応する四角筒状に形成されている。枠部7cの上縁部は、電子機器群9へのアクセス口となる矩形状の開口7aを画成する。
蓋体7は、平板部7bが枠体32の上縁部に当接するとともに、枠部7cが電子機器群9を囲むように、ハウジング3に対して位置決めされる。そして、蓋体7は、図示しない固定具により、枠体32に取り外し自在に固定される。
補助蓋体42は、蓋体7の開口7aに対応する矩形の板部材で形成される。補助蓋体42は、蓋体7の枠部7cの上縁部に上方から当接配置され、図示しない固定具により、蓋体7の枠部7cに取り外し自在に固定される。
バスバー4は、通電性をもつ帯状の銅部材である。本実施形態では、四つのバッテリモジュールのうち、車長方向D1の両側に位置する二つのバッテリモジュール1を電子機器群9とそれぞれ繋ぐ二つのバスバー4を例示する。バスバー4は、ハウジング3内のスペース効率を高めるために、バッテリモジュール1間のスペースを利用して配置される。具体的にいえば、バスバー4は、バッテリモジュール1間のスペースと同様に車幅方向D2に沿って延びるように配索され、バッテリモジュール1間のスペース又はその近傍に配置される。
補強ブラケット8は、蓋体7を下方から支持する補強部材であると共に、バスバー4の配索用部材でもある。すなわち、補強ブラケット8は、蓋体7に加えられる下方向の荷重を支える補強部材としての機能と、バスバー4を配索するブラケットとしての機能とを兼ね備える。本実施形態では、二つの補強ブラケット8が設けられたバッテリパック10を例示する。補強ブラケット8は、例えばプラスチックで形成される。
図5に示すように、本実施形態の補強ブラケット8は、略直体形状の台部8aと、台部8aの側面から一体に突設された板状の取付部8bとを有する。台部8aの上面には、潰れ変形可能な発泡体8cが取り付けられている。また、台部8aのうち、取付部8bと反対側の側面の一部は格子状に形成される(図4参照)。この格子状の側面には、例えばクリップを用いて、ハーネスなどの部品(図示略)が留め付けられてもよい。
本実施形態の台部8aには、段付きの二つの貫通孔8dが形成されている。各々の貫通孔8dには、補強ブラケット8を補強プレート2に固定するためのボルト12が挿通される。貫通孔8dは、ボルト12のネジ部13が通される小径部と、小径部よりも上側に形成されてボルト12の頭部14が配置される大径部とを有する。
取付部8bは、バスバー4を拘束し、バスバー4の振動を抑制する。ここでは、バスバー4の車幅方向D2に延びる部分を車高方向D3の両側から拘束する取付部8bを例示する。ただし、取付部8bは、バスバー4を固定できる構造を有していればよく、その具体的な形状は特に限定されない。
図6に示すように、本実施形態の補強ブラケット8は、台部8aが補強プレート2と蓋体7の平板部7bとの間に介在するとともに、取付部8bがバッテリモジュール1の上方へ延出した姿勢で配置される。そして、補強ブラケット8は、貫通孔8dに挿通されたボルト12により補強プレート2に固定される。このように配置された補強ブラケット8では、台部8aが発泡体8cを介して蓋体7の平板部7bを下方から支持するとともに、取付部8bがバッテリモジュール1間及びバッテリモジュール1の上方の空間を利用してバスバー4を拘束する。なお、ボルト12は、頭部14が貫通孔8d内に配置されることで、台部8aの上面よりも上側に突出せずに設けられる。図6では、バッテリモジュール1の断面のハッチングを省略する。
[2.作用及び効果]
バッテリパック10によれば、補強プレート2と蓋体7との間に補強ブラケット8が設けられるため、補強プレート2及び補強ブラケット8で蓋体7を下方から支持できる。これにより、蓋体7に下方向の荷重が作用した場合であっても蓋体7の変形が抑制されることから、蓋体7の耐荷重性能を確保できる。
また、上記のように蓋体7を補強する補強ブラケット8がバスバー4の配索用部材であるため、バスバー4の配索用部材として専用の部材を補強ブラケット8とは別に設ける場合と比べて、ハウジング3内のスペース効率を高められるとともに重量増を抑制できる。これにより、バスバー4の振動に対する信頼性を確保しつつ、エネルギー密度の低下を抑制できる。したがって、バッテリパック10によれば、エネルギー密度の低下を抑えつつ、バスバー4の信頼性と蓋体7の耐荷重性能とを確保できる。
特に、本実施形態のようにサイドレール23の下方に配置されたバッテリパック10では、搭載性の観点から、電子機器群9が好ましくはハウジング3の中央部における上方(支持プレート41上)に配置される。この場合には、点検や部品交換などを行なうメンテナンス者が電子制御群9にアクセスするために蓋体7の上に乗ることとなるため、蓋体7に更なる耐荷重性能が求められるとともに、電子機器群9とバッテリモジュール1とを繋ぐバスバー4をコンパクトに配置することが求められる。
これに対し、バッテリパック10では、上記のとおり蓋体7が補強ブラケット8で補強されることから、メンテナンス者が蓋体7の上に乗った場合にも耐えうる耐荷重性能を確保できる。また、上記のとおり補強ブラケット8を利用してバスバー4が配索されることから、バスバー4の振動に対する信頼性を確保しつつもバスバー4をコンパクトに配置できる。よって、バッテリパック10によれば、サイドレール23の下方に配置される場合であっても、エネルギー密度の低下を抑えつつ、バスバー4の信頼性と蓋体7の耐荷重性能とを確保できる。
補強ブラケット8の台部8aの上面に発泡体8cが設けられていれば、蓋体7と台部8aとの直接的な接触を回避できるため、蓋体7及び台部8aを保護できる。
補強ブラケット8の台部8aの側面が格子状に形成されていれば、ハーネスなどの部品を補強ブラケット8にクリップ留めしやすくなるとともに、補強ブラケット8の軽量化を図れる。このため、補強ブラケット8をバスバー4以外の部品のブラケットとしても兼用しやすくなるとともに、エネルギー密度の向上に寄与する。
さらに、バッテリパック10によれば、バッテリモジュール1間のデッドスペースを利用して補強プレート2が配置されるため、補強プレート2でハウジング3の剛性を高めつつも、バッテリパック10の大型化を回避しながら出力を高められる。
また、バッテリモジュール1の上方に設けられる支持プレート41が補強プレート2に支持されていれば、ハウジング3の補強部材である補強プレート2を支持プレート41の台座部として利用できる。これにより、支持プレート41を支持する大型な支持部材を別途配置したり、支持プレート41を枠体32に支持させるためにフロアプレート31と同等のサイズまで延長したりする必要がなくなる。このため、バッテリパック10の大型化や高重量化を抑制できる。よって、エネルギー密度を高められる。
また、本実施形態のように、支持プレート41が補強プレート2の上方に配置された支持ブラケット5を介して補強プレート2に支持される構成であれば、支持ブラケット5の形状を変更するだけで、様々なタイプの補強プレート2に支持プレート41を支持させることが可能となる。また、支持ブラケット4どうしを繋ぐ補強フレーム6が更に設けられれば、補強フレーム6によっても支持プレート41を支持できるため、支持プレート41の変形や変位を抑制できる。これにより、電子機器群9の位置ずれや振動が抑制されることから、バッテリパック10の信頼性を高められる。
[3.変形例]
上記のバッテリパック10の構成は一例である。電子機器群9は、上記の支持プレート41上以外の位置に設けられてもよい。この場合には、支持プレート41や蓋体7の枠部7cや補助蓋体42が不要となる。
上記の補強ブラケット8の構成も一例である。補強ブラケット8は、例えば、格子状の側面が平面状に形成されてもよいし、発泡体8cが省略されてもよい。また、補強ブラケット8を補強プレート2に固定する構造は、上記のボルト12を用いた構造に限定されない。なお、バスバー4及び補強ブラケット8の配置及び個数は適宜変更可能である。
バッテリパック10に設けられるバッテリモジュール1の個数や、バッテリパック10におけるバッテリモジュール1の姿勢は、上記の例示に限定されない。例えば、五つ以上のバッテリモジュール1がハウジング3に収容されてもよい。また、バッテリモジュール1は、積層方向Doが車長方向D1と一致する姿勢でハウジング3に収容されてもよい。
上記のハウジング3の形状は一例である。蓋体7の形状も、枠体32の形状に応じて適宜設定されればよく、上記の例示に限定されない。蓋体7は、枠部7cや開口7aを有しなくてもよい。
補強プレート2の延在方向、個数及び配置も、上記の例示に限定されない。補強プレート2は、アルミの押出成形品でなくてもよいし、中空部2aを有していなくてもよい。
なお、バッテリパック10は、トラック以外の車両に適用されてもよい。
1 バッテリモジュール
2 補強プレート(第一補強部材)
2a 中空部
3 ハウジング
4 バスバー
5 支持ブラケット
5a 主部
5b 台座部
5c ネジ穴
6 補強フレーム
7 蓋体
7a 開口
7b 平板部
7c 枠部
8 補強ブラケット(第二補強部材)
8a 台部
8b 取付部
8c 発泡体
8d 貫通孔
9 電子機器群
10 バッテリパック(車両用バッテリ)
11 ボルト
12 ボルト
13 ネジ部
14 頭部
20 電動車両(車両)
21 キャブ
22 荷箱
23 サイドレール
31 フロアプレート
32 枠体
41 支持プレート
42 補助蓋体
45 貫通孔
D1 車長方向
D2 車幅方向
D3 車高方向
Dh 高さ方向
Do 積層方向
Dw 幅方向

Claims (1)

  1. 車両を駆動するモータに電力を供給する複数のバッテリセルを有するバッテリモジュールと、
    前記バッテリモジュールを駆動及び制御するための電子機器群と、
    前記電子機器群と前記バッテリモジュールとの間で電力を導通させるバスバーと、
    複数の前記バッテリモジュールが載置されるフロアプレート及び前記フロアプレートの上方で複数の前記バッテリモジュールを囲む枠体からなるハウジングと、
    前記バッテリモジュール間に配置された第一補強部材と、
    前記バッテリモジュールを覆うように前記枠体の上方に設けられた蓋体と、
    前記第一補強部材と前記蓋体との間に設けられた第二補強部材と、を含み、
    前記第二補強部材が、前記バスバーの配索用部材である
    ことを特徴とする車両用バッテリ。
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