JP2023019000A - 情報処理システム、サービス提供システム、設定方法 - Google Patents

情報処理システム、サービス提供システム、設定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】エンドユーザーが入力する第一の画面に関する設定を受け付ける第二の画面の画面情報を第二の端末装置に送信する情報処理システムを提供すること。【解決手段】本発明は、第一の端末装置が表示する第一の画面で設定されたアプリケーションに関する情報を装置20に提供し、前記装置からの要求により前記アプリケーションを実行する情報処理システムであって、前記アプリケーションの設定項目に基づいて、前記アプリケーションの前記第一の画面に関する設定を受け付ける第二の画面の画面情報を第二の端末装置30Aに送信する通信部、を有することを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理システム、サービス提供システム、及び、設定方法に関する。
複数の機能(例えば、スキャン、フォルダへの保存、メール送信等)を組み合わせたアプリケーションを提供するサービスが知られている。ユーザーがこのアプリケーションを実行すると、機器がスキャンして得た電子ファイル(画像データ)を情報処理システムに送信する。情報処理システムは電子ファイルに所定の処理を行った上で、メール送信したりフォルダへ保存したりすることができる。
このようなアプリケーションの開発効率を向上させる技術が考案されている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1には、アプリケーションの操作画面に関する設定を設定画面から受け付ける情報処理システムが開示されている。
しかしながら、従来の技術は、エンドユーザーが入力する第一の画面に関する設定を受け付ける第二の画面の画面情報が第二の端末装置に送信されないという問題がある。すなわち、エンドユーザーは第一の画面でアプリケーションのデフォルト値など必要な設定を行うが、設定項目が多いアプリケーションの場合は、第一の画面に単純に並べられた設定項目に入力しなければならず、ユーザビリティが落ちてしまう。
本発明は、上記課題に鑑み、エンドユーザーが入力する第一の画面に関する設定を受け付ける第二の画面の画面情報を第二の端末装置に送信する情報処理システムを提供することを目的とする。
上記課題に鑑み、本発明は、第一の端末装置が表示する第一の画面で設定されたアプリケーションに関する情報を装置に提供し、前記装置からの要求により前記アプリケーションを実行する情報処理システムであって、前記アプリケーションの設定項目に基づいて、前記アプリケーションの前記第一の画面に関する設定を受け付ける第二の画面の画面情報を第二の端末装置に送信する通信部、を有することを特徴とする。
エンドユーザーが入力する第一の画面に関する設定を受け付ける第二の画面の画面情報を第二の端末装置に送信する情報処理システムを提供することができる。
アプリ開発者及びエンドユーザーが入力する画面の関係を示す図の一例である。 本実施形態に係るサービス提供システムの一例のシステム構成を示す図である。 情報処理システム及び端末装置の一例のハードウェア構成を示す図である。 本実施形態に係るサービス提供システムの一例の機能構成を示す図である。 アプリ管理部が管理するアプリケーション情報の一例を示す図である。 マイページ設定管理部が管理するマイページに関する設定の一例を示す図である。 端末装置が表示する、WF開発ツールにより提供された処理フロー画面の一例を示す図である。 端末装置が表示する、WF開発ツールにより提供された入力項目設定画面の一例を示す図である。 端末装置が表示する、WF開発ツールにより提供されたマイページ設定画面の一例を示す図である。 図9のようにマイページ設定画面が設定された場合に、端末装置が表示するマイページの一例を示す図である。 マイページに関する設定が行われたマイページ設定画面の一例を示す図である。 図11のようにマイページ設定画面が設定された場合に、端末装置が表示するマイページの一例を示す図である。 図11のようにマイページ設定画面が設定された場合に、端末装置が表示するマイページの一例を示す図である。 機器が表示する実行画面の一例を示す図である。 マイページに関する設定を促すメッセージを有するマイページ設定画面の一例を示す図である。 画面提供部がマイページ設定画面にメッセージを表示するか否かを切り替える手順を示すフローチャート図の一例である。 アプリ開発者が端末装置を操作して、マイページ設定画面を設定し、マイページに関する設定を情報処理システムに登録する手順を示すシーケンス図の一例である。 コンポーネント別に設定項目がグループ化されたマイページ設定画面の一例を示す図である。 エンドユーザーの入力項目の表示設定別に設定項目がグループ化されたマイページ設定画面の一例を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態の一例として、サービス提供システムとサービス提供システムが行う設定方法について図面を参照しながら説明する。
<動作の概略>
まず、図1を参照して、本実施形態で使用されるいくつかの画面例について説明する。図1は、アプリ開発者9及びエンドユーザー8が入力する画面の関係を示す図である。
(1) まず、アプリ開発者9は、端末装置30A(開発者端末。第二の端末装置の一例。))で開発ツールを動作させ、処理フロー画面300、マイページ設定画面310でアプリケーションを開発する。処理フロー画面300は、複数の機能(例えば、スキャン、プリント、メール送信等)の組み合わせによる、処理フローの作成を受け付ける。また、マイページ設定画面310(第二の画面の一例)は、マイページの表示形式(設定項目の表示順やグループ化)を受け付ける。
(2) エンドユーザー8は端末装置30B(ユーザー端末。第一の端末装置の一例。)に表示させたマイページ320からアプリケーションに必要なデフォルト値等を設定しておくことができる。マイページ320は、例えば、アプリ起動時に表示されるデフォルト値をエンドユーザー8が設定する画面である。デフォルト値は、アプリケーションが有する処理がメール送信であれば、例えば宛先のメールアドレス等の設定である。マイページ320(第一の画面の一例)はマイページ設定画面310により入力しやすい表示形式に設定されているので、エンドユーザー8はマイページ320を設定しやすい。
(3) 機器20はアプリケーションの実行画面330を表示する際、マイページ320で設定されたデフォルト値が設定されている。したがって、エンドユーザー8がアプリケーションの実行時に設定する入力項目が少なくてよい。
このように、アプリ開発者9がマイページ設定画面310でマイページ320の表示形式を設定することによって、エンドユーザー8がマイページ320を利用しやすくすることができる。
<用語について>
アプリ開発者9は、アプリケーションを作成する権限を有する者である。アプリ開発者9は、主に情報処理システム10を提供する企業の関係者や関連会社の担当者である。アプリ開発者9は、例えば、情報処理システムの導入を顧客に行うディーラーの社員の場合がある。
エンドユーザー8は、アプリケーションを使用する顧客である。エンドユーザー8は、顧客の管理者でもよいし、一般社員等でもよい。
アプリケーションとは、ある特定の機能や目的のために開発・使用されるソフトウェアで、コンピュータの操作自体のためのものではないものである。本実施形態では、アプリケーションがWebアプリであるとして説明する。
設定項目とは、アプリケーションに渡される値をユーザーが設定するための項目である。アプリケーションはこの値に基づいて実行される。
<システム構成>
本実施形態に係るサービス提供システム100のシステム構成について、図2を参照しながら説明する。図2は、本実施形態に係るサービス提供システム100の一例のシステム構成を示す図である。
図2に示すサービス提供システム100は、情報処理システム10と、機器20と、を含み、インターネット等の広域的なネットワークN1を介して端末装置30と通信可能に接続されている。また、サービス提供システム100は外部システムである外部サービスシステム40と通信できる。
情報処理システム10は、一台以上の情報処理装置で実現され、ネットワークN1を介して、クラウドサービス等の外部サービスシステム40と連携した一連の処理により実現される各種のサービスを提供する。本実施形態に係る情報処理システム10が提供するサービスの具体例については後述する。情報処理システム10は、クラウドコンピューティングにより実現されてもよいし、単一の情報処理装置によって実現されてもよい。クラウドコンピューティングとは、特定ハードウェア資源が意識されずにネットワーク上のリソースが利用される形態をいう。情報処理システム10は、インターネット上に存在しても、オンプレミスに存在してもよい。なお、一連の処理は1つのアプリケーションにより提供され、一連の処理を「処理フロー」「ワークフロー」ともいう。
機器20は、ユーザーが使用する各種の電子機器である。機器20は、例えば、MFP(Multifunction Peripheral)等の画像形成装置、PC(パーソナルコンピュータ)、プロジェクタ、電子黒板、テレビ会議端末、デジタルカメラ等である。機器20はネットワークN2に接続されている。エンドユーザーは、機器20を用いて、情報処理システム10又は外部サービスシステム40が提供する各種のサービスを利用することができる。
なお、以降では、複数の機器20について、各々を区別するときは、「機器20A」、「機器20B」等と添え字を用いて記載する。
端末装置30は、例えば、管理者又はエンドユーザーが使用するデスクトップPC、ノート型PC、スマートフォン、タブレット端末等である。端末装置30はネットワークN2に接続されている。管理者又はユーザーは端末装置30を操作して、情報処理システム10又は外部サービスシステム40が提供する各種のサービスを利用することができ、更に、アプリケーションの設定を行うことができる。また、エンドユーザーは、端末装置30を用いて、情報処理システム10又は外部サービスシステム40が提供する各種のサービスを利用することができる。
なお、以降では、複数の端末装置30について、各々を区別するときは、「端末装置30A」、「端末装置30B」等と添え字を用いて記載する。
外部サービスシステム40は、ネットワークN1を介してアプリケーションの実行によるサービスを提供する一台以上の情報処理装置である。アプリケーションの実行によりデータの保存又は読出等が行われる。外部サービスシステム40の「外部」とは、情報処理システム10とは別のシステムであることをいう。異なる企業により運営される場合が多い。例えば、同じユーザーであっても外部サービスシステム40と情報処理システム10ではアカウントが異なる。
外部サービスシステム40の一例には、例えば、クラウドサービス、ASP(Application Service Provider)等があり、ネットワークを介して提供される各種の外部サービスが含まれてよい。例えば、サービスの一例としてストレージサービスがある。外部サービスシステム40は、インターネット上に存在しても、オンプレミスに存在してもよい。
なお、以降では、複数の外部サービスシステム40について、各々を区別するときは、図示されている「外部サービスシステム40A、40B」と記載する。
<ハードウェア構成例>
図3を参照して、本実施形態に係るサービス提供システム100に含まれる情報処理システム10及び端末装置30のハードウェア構成について説明する。
<<情報処理システム及び端末装置>>
図3は、本実施形態に係る情報処理システム10及び端末装置30の一例のハードウェア構成を示す図である。図3に示されているように、情報処理システム10及び端末装置30はコンピュータによって構築されており、CPU501、ROM502、RAM503、HD(Hard Disk)504、HDD(Hard Disk Drive)コントローラ505、ディスプレイ506、外部機器接続I/F(Interface)508、ネットワークI/F509、バスライン510、キーボード511、ポインティングデバイス512、DVD-RW(Digital Versatile Disk Rewritable)ドライブ514、メディアI/F516を備えている。
これらのうち、CPU501は、情報処理システム10及び端末装置30全体の動作を制御する。ROM502は、IPL等のCPU501の駆動に用いられるプログラムを記憶する。RAM503は、CPU501のワークエリアとして使用される。HD504は、プログラム等の各種データを記憶する。HDDコントローラ505は、CPU501の制御にしたがってHD504に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。ディスプレイ506は、カーソル、メニュー、ウィンドウ、文字、又は画像などの各種情報を表示する。外部機器接続I/F508は、各種の外部機器を接続するためのインターフェースである。この場合の外部機器は、例えば、USB(Universal Serial Bus)メモリやプリンタ等である。ネットワークI/F509は、ネットワークN2を利用してデータ通信をするためのインターフェースである。バスライン510は、図3に示されているCPU501等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等である。
また、キーボード511は、文字、数値、又は各種指示などの入力に使用される複数のキーを備えた入力手段の一種である。ポインティングデバイス512は、各種指示の選択や実行、処理対象の選択、カーソルの移動などを行う入力手段の一種である。DVD-RWドライブ514は、着脱可能な記録媒体の一例としてのDVD-RW513に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。なお、DVD-RWドライブ514は、DVD-RWに限らず、DVD-R等であってもよい。メディアI/F516は、フラッシュメモリ等の記録メディア515に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御する。
なお、機器20はアプリケーションを実行する装置の1つであるが、本実施形態の特徴部ではないので機器20のハードウェア構成については省略する。
<機能について>
次に、本実施形態に係るサービス提供システム100の機能構成について、図4を参照しながら説明する。図4は、本実施形態に係るサービス提供システム100の一例の機能構成を示す図である。なお、本実施形態では、機器20によるアプリケーションの実行は特徴部でないので機器20の機能については説明を省略する。また、端末装置30Aをアプリ開発者9が操作する端末装置(開発者端末)、端末装置30Bをエンドユーザー8が操作する端末装置(ユーザー端末)として説明する。
<<管理者端末>>
端末装置30Aは、第一通信部31aと、表示制御部32aと、操作受付部33aとを有する。これら各機能部は、端末装置30Aにインストールされた1以上のプログラムに含まれる命令をCPU501が実行することで実現される機能又は手段である。なお、このプログラムはWebブラウザでもよいし、専用のソフトウェアでもよい。
第一通信部31aは、情報処理システム10との間で各種の情報を送受信する。本実施形態では各種の画面情報等を情報処理システム10から受信し、アプリ開発者9が設定した情報を情報処理システム10に送信する。
表示制御部32aは、各種の画面の画面情報を解釈してディスプレイ506に表示する。操作受付部33aは、ディスプレイ506に表示された各種画面におけるユーザーの各種操作を受け付ける。なお、画面情報は、HTML、XML、スクリプト言語、及びCSS(Cascading Style Sheet)等で記述されたプログラムであり、主にHTMLによりWebページの構造が規定され、スクリプト言語によりWebページの動作が規定され、CSSによりWebページのスタイルが規定される。
<<ユーザー端末>>
端末装置30Bは、第二通信部31bと、表示制御部32bと、操作受付部33bとを有する。これら各機能部は、端末装置30Bにインストールされた1以上のプログラムに含まれる命令をCPU501が実行することで実現される機能又は手段である。なお、このプログラムはWebブラウザでもよいし、専用のソフトウェアでもよい。
第二通信部31bは、情報処理システム10との間で各種の情報を送受信する。本実施形態ではマイページ320の画面情報等を情報処理システム10から受信し、エンドユーザー8が設定した情報を情報処理システム10に送信する。
表示制御部32bは、各種の画面の画面情報を解釈してディスプレイ506に表示する。操作受付部33bは、ディスプレイ506に表示された主にマイページ320におけるエンドユーザー8の各種操作を受け付ける。
<<情報処理システム>>
情報処理システム10は、通信部11、Webアプリ制御部12、WF開発ツール13(WFはWork Flowの略)、ユーザー設定ツール14、及び、入出力サービス15を有している。情報処理システム10が有する各機能部は、情報処理システム10にインストールされた1以上のプログラムに含まれる命令をCPU501が実行することで実現される機能又は手段である。
通信部11は、端末装置30A,30Bとの間で各種の情報を送受信する。本実施形態では、通信部11は各種の画面の画面情報を端末装置30A,30Bに送信し、各種の設定を端末装置30A,30Bから受信する。
Webアプリ制御部12は、機器20からの要求に応じてアプリケーションを実行する。本実施形態では、アプリケーションはWebアプリとして提供される。Webアプリとは、装置のみで実行可能なネイティブアプリと対比して使用される用語である。Webアプリは、Webブラウザ上で動作するプログラミング言語(たとえばJavaScript(登録商標))によるプログラムとWebサーバ側のプログラムが協調することによって動作し、Webブラウザ上で実行されるソフトウェア又はその仕組みを言う。
Webアプリ制御部12は、画面構成部21とアプリ実行部22を有している。各Webアプリは、入出力サービス15のアプリ管理部29において画面構成情報と処理フローが管理されており、画面構成部21は、Webアプリの画面構成情報(アプリケーションの実行画面)を機器20に送信する。アプリ実行部22は処理フロー(スキャン、OCR、メール送信などの各処理と実行順)に基づいて、機器20がスキャンした画像データや受信したFAXや電子メール等に処理を実行する。各処理は対応するコンポーネントがあり、I/Oロジック処理部28がコンポーネントを呼び出して実行する。
WF開発ツール13は、端末装置30Aが実行するWebブラウザを介して、機器20で動作するアプリケーションをアプリ開発者が作成することができるツールである。ツールとは一連の機能を備えたプログラム(主にWebページ、Webアプリ)である。後述するようにアプリケーションでは様々な処理(コンポーネント)がつなぎ合わされており、情報処理システム10は各処理を順番に実行する。WF開発ツール13は、アプリ開発権限を持ったアプリ開発者9のみがアクセスすることができ、アプリケーションを開発することができる。
WF開発ツール13は、画面提供部24、アプリ登録部23、及び、マイページ設定情報登録部25を有している。画面提供部24は、後述する処理フロー画面300や入力項目設定画面340を端末装置30Aに提供し、アプリ開発者9のアプリケーションに関する設定(処理フロー定義、ユーザー入力項目等)を受け付ける。また、画面提供部24は、後述するマイページ設定画面310を端末装置30Aに生成して提供し、マイページに関する設定を受け付ける(第二の画面提供部の一例)。
アプリ登録部23は、画面提供部24が受け付けたアプリケーションに関する設定(処理フロー定義、ユーザー入力項目等)をアプリ管理部29に登録する。マイページ設定情報登録部25は、画面提供部24が受け付けたマイページ320に関する設定やユーザー入力項目等をマイページ設定管理部19に登録する。
ユーザー設定ツール14は、WF開発ツール13で作成されたアプリケーションの設定(例えばデフォルト値の設定など)をテナントやエンドユーザー単位で設定できるツールである。
ユーザー設定ツール14は、画面提供部26と設定登録部27を有している。画面提供部26は、マイページ設定管理部19からマイページ320に関する設定を取得して、マイページの画面情報を生成する。画面提供部26は、マイページ320の画面情報を端末装置30Bに提供し、エンドユーザー8のマイページ320に対するデフォルト値の設定等を受け付ける(第一の画面提供部の一例)。
設定登録部27は、画面提供部26が受け付けたマイページ320に対するデフォルト値の設定等をアプリ管理部29に登録する。
入出力サービス15は、WF開発ツール13及びユーザー設定ツール14で設定された値を保存する。また、入出力サービス15は、アプリケーションに定義された各種処理(OCR、メール送信、フォルダへの保存等)を実行する。
入出力サービス15は、I/Oロジック処理部28、アプリ管理部29、及び、マイページ設定管理部19を有している。アプリ管理部29は、アプリケーション情報(各アプリケーションの処理フロー、ユーザー入力項目、デフォルト値、及び、画面構成情報等)を管理する。
マイページ設定管理部19は、テナント又はユーザー単位でマイページ320に関する設定を保持している。I/Oロジック処理部28は、アプリ実行部22から要求された処理に対応するコンポーネントを呼び出して、アプリケーションが含むOCR等のコンポーネントに対応する処理を実行する。
図5は、アプリ管理部29が管理するアプリケーション情報の一例を示す。アプリケーション情報は、アプリIDに対応付けて、処理フローとデフォルト値を有している。処理フローは、アプリ開発者9によって設定された、コンポーネント1→コンポーネント2→コンポーネント3…のように、コンポーネントを実行順に配置したものである。
デフォルト値は、エンドユーザー8が機器20又は端末装置30でアプリケーションを実行する場合に、アプリケーション画面の表示直後に表示される設定値である。デフォルト値は、マイページ320でエンドユーザー8が設定する。
また、各コンポーネントが有する設定項目は、アプリ開発者が設定したユーザー入力項目(後述する"必須""任意"の入力項目)である。各設定項目を表示するための画面構成情報は、例えばHTMLのラベルのような画面定義で用意される。
図6は、マイページ設定管理部19が管理するマイページ320に関する設定の一例を示す。マイページ320に関する設定はアプリIDに対応付けて管理される。図6では、OCR→メール送信を行うアプリケーションにおける、マイページ320に関する設定を示す。各項目について説明する。
・コンポーネントは、アプリケーションに含まれるコンポーネントである。
・全設定項目は、コンポーネントが有する設定項目の全てである。コンポーネントの全設定項目は予め決まっている。
・ユーザー入力項目は、全設定項目のうちアプリ開発者9が設定した、アプリケーションが有する設定項目ごとの表示と入力に関する設定である。すなわち、設定項目に続く括弧内に"必須"又は"任意"と設定された設定項目は、アプリケーションの実行画面330で表示され、"させない"と設定された設定項目は表示されない。この設定はマイページ320でも共通である。ユーザー入力項目はアプリ開発者9が設定する。
・グループは、設定項目をグループ化したものである。グループ化された1つ以上の設定項目は、マイページ320において、まとめて表示と非表示を切り替え可能になる。グループは1つのコンポーネントに複数、設定される場合もある。グループはアプリ開発者9が設定する(自動的に設定される場合もある)。
・メンバーはグループに所属する設定項目である。また、各設定項目には番号が付されており、この番号はマイページ320における表示順を表す。
<端末装置が表示する画面例>
続いて、図7~図13を参照して、端末装置30A、30Bが表示する画面について説明する。
図7は、端末装置30Aが表示する、WF開発ツール13により提供された処理フロー画面300の一例である。処理フロー画面300は処理リスト欄301とエディター欄302を有する。処理リスト欄301には、アプリケーションが実行できるコンポーネントのリストがアイコンで表示される。エディター欄302は、メッシュに区切られている。
アプリ開発者9は処理リスト欄301からアプリケーションに組み込みたいコンポーネントのアイコンを選択して、エディター欄302にドラッグ&ドロップする。アプリ開発者9がこれを繰り返すことで一連の処理フローを定義できる。図7の例では、Execute OCR303, Upload File304, 及び、Send Email305がこの順番で定義されている。各処理はそれぞれがコンポーネントに相当する。
図8は、端末装置30Aが表示する、WF開発ツール13により提供された入力項目設定画面340の一例である。入力項目設定画面340は、作成された処理フロー341をもとに、機器20でどの入力項目をユーザーに入力させるか等の入力項目の設定をアプリ開発者9が行う画面である。入力項目の設定は、処理フローに含まれている各コンポーネントが持つ入力項目(これをパラメータという場合がある)ごとに設定できる。
図8では、スキャン341a、OCR実行341b、及び、メール送信341cの各コンポーネントが表示されている。アプリ開発者9が1つのコンポーネントを選択すると、入力項目設定画面340が現れる。図8ではOCR実行341bが選択されている。入力項目設定画面340は、OCR実行341bに対応するOCRコンポーネントが持つどの入力項目をエンドユーザー8に入力させるかを受け付ける。例えば、OCRコンポーネントはOCR言語、出力ファイルフォーマットなどの入力項目を持っている。この入力項目名342に対し、入力項目設定画面340はユーザー入力設定343、入力タイプ設定344、及び、パラメータ値設定345を有している。
ユーザー入力設定343は、エンドユーザーに入力を求めるかどうかの設定を受け付ける。例えば、アプリ開発者9が、OCRコンポーネントのOCR言語という入力項目(どの言語でOCRするか)を"させる(必須)"に設定した場合、アプリケーションの実行画面330にエンドユーザー8がOCR言語を指定する欄が表示され、エンドユーザー8が設定しない限りアプリケーションを実行できない。ユーザー入力設定343は、このほか、"任意"と"させない"を有する。"任意"は、アプリケーションの実行画面330に入力項目が表示されるが、エンドユーザー8が設定しなくてもアプリケーションを実行できる。"させない"は、アプリケーションの実行画面330に入力項目が表示されない。
なお、ユーザー入力設定に"させない"と設定された設定項目は、マイページ320にも表示されない。ユーザー入力設定343はマイページ320とアプリケーションの実行画面330に共通である。一方、ユーザー入力設定の設定値に関係なく、マイページ設定画面310にはコンポーネントの全ての設定項目が表示される。
入力タイプ設定344は、アプリケーションの実行画面330に表示される入力項目が選択形式か、数値入力形式か、又は文字入力形式かの設定を受け付ける。パラメータ値設定345は、入力項目が選択形式の場合に、どの選択肢を表示するかの設定を選択肢の数と共に受け付ける(例えば、OCR言語が全部で20種類ある場合に、エンドユーザーが使用できる3~5種類程度のOCR言語のリスト)。
図9は、端末装置30Aが表示する、WF開発ツールにより提供されたマイページ設定画面310Aの一例である。なお、マイページ設定画面310の説明では、態様が異なるマイページ設定画面310に符号A~Eを付して説明する。
マイページ設定画面310は、アプリ開発者9がマイページ320の表示形式を設定する画面である。表示形式は、例えば設定項目の表示順や、設定項目のグループ化をいう。図9では、OCRコンポーネントとメール送信コンポーネントを実行するアプリケーションのマイページ設定画面310Aを示す。これらのコンポーネントは図6に示すように以下の設定項目311を有している。
■OCRコンポーネント
・OCR言語
・出力ファイルフォーマット
・出力ファイルサイズ
・白紙除去
■メール送信コンポーネント
・送信先アドレス
・メールタイトル
・メール本文
・ファイル名
これらの各設定項目はコンポーネントが有する全ての設定項目とする。ただし、実際のコンポーネントはより多くの設定項目を有しており、本明細書では説明の便宜上、各コンポーネントが全部で4つの設定項目を有するとする。
まず、比較のために、図9のマイページ設定画面310Aは、マイページ320に関する設定が行われていない状態を示す。マイページ320に関する設定が行われていないとは、コンポーネントが有する各設定項目が単にリスト状に表示されていることをいう。
図10は、図9のようにマイページ設定画面310が設定された場合に、端末装置30Bが表示するマイページ320を示す。マイページ320は、図8の入力項目設定画面340でユーザーが入力すると設定された設定項目("必須""任意")を有している。したがって、図6のマイページに関する設定のユーザー入力項目に応じて、OCR言語欄321、出力ファイルフォーマット欄322、出力ファイルサイズ欄323、白紙除去欄324、送信先アドレス欄325、メールタイトル欄326、メール本文欄327、及び、ファイル名欄328が表示されている。
マイページ320に関する設定が行われていないため、図10に示すように、マイページ320では設定項目が羅列されるのみである。実際のコンポーネントが有する設定項目の数は、図10の設定項目の数の数十倍以上に達する場合もあり、ユーザビリティが低下するおそれがあった。
図11は、マイページ320に関する設定が行われたマイページ設定画面310Bの一例である。なお、図11の説明では、主に図9との相違を説明する。マイページ設定画面310Bにおいてアプリ開発者9は、マイページ320の設定項目の表示順の変更や、グループ化が可能である。図11では、「OCR設定グループ」312と「メール設定グループ」313というグループが作成されている。
アプリ開発者9はグループ作成ボタン314を押下し、グループを作成する。アプリ開発者9は、グループ名を入力し、グループに所属させる設定項目をクリックで選択するなどして設定項目をグループ化する。
図11に示すように、グループ化された設定項目は、グループ名の下に字下げして表示される。図11では、OCR言語、出力ファイルフォーマット、出力ファイルサイズが
「OCR設定グループ」312にグループ化され、送信先アドレス、メールタイトル、メール本文が「メール設定グループ」313にグループ化されている。グループ化された設定項目は、マイページ320において表示と非表示が簡単に切り替え可能となる。また、アプリ開発者9は、マイページ表示直後に設定項目を展開して表示するか、隠すかをグループごとに設定できる。
また、アプリ開発者9は各設定項目をドラッグ&ドロップすることで、表示順を変えることができる。マイページ設定画面310における表示順が、マイページ320における設定項目の表示順となる。
なお、図11では、コンポーネント別にグループ化されているが、アプリ開発者9は任意の設定項目の組み合わせでグループ化できる。例えば、設定頻度の少ない設定項目と多い設定項目を別のグループに分けて、設定頻度の多いグループはマイページ320の表示直後に展開して表示し、設定頻度の少ないグループは隠すように設定できる。
図12~図13は、図11のようにマイページ設定画面310が設定された場合に、端末装置30Bが表示するマイページ320を示す。図12では、「OCR設定グループ」312と「メール設定グループ」313の設定項目が非表示(展開されていない)の状態である。このため、2つのグループ名と、グループ化されていないファイル名欄328と白紙除去欄324が表示されている。
図13は、「OCR設定グループ」312と「メール設定グループ」313の設定項目が表示された(展開された)状態である。このため、「OCR設定グループ」312の下部にはグループ化されたOCR言語欄321、出力ファイルフォーマット欄322、出力ファイルサイズ欄323が表示され、「メール設定グループ」313の下部にはグループ化された送信先アドレス欄325、メールタイトル欄326、メール本文欄327が表示されている。
このように、アプリ開発者9がマイページ設定画面310でマイページ320に関する設定を行うことで、端末装置30Bが表示するマイページ320のレイアウトが入力しやすいものとなり、ユーザビリティが向上する。また、マイページ320の視認性が向上する。
<<アプリケーションの実行画面>>
図14は、機器20が表示する実行画面330の一例である。図14では簡単のため、入力項目設定画面340でエンドユーザー8が設定する入力項目としてOCR言語のみが選択され(必須又は任意)、その他の入力項目は"させない"が選択されたものとする。このため、実行画面330は、OCR言語選択欄331を有している。また、OCR言語選択欄331では、エンドユーザーが設定したデフォルト値(Japanese)が表示されている。
<マイページの設定項目の数が多い場合の処理>
マイページ320の設定項目の数が多い場合、画面提供部24がアプリ開発者9にグループ化等を促すことが好ましい。こうすることで、マイページ320の設定項目の数が閾値以上の場合、アプリ開発者9がマイページ設定画面310で設定項目をグループ化したり、表示順を変更したりして、ユーザビリティがよいマイページ320を提供できる。
図15は、マイページ320に関する設定を促すメッセージを有するマイページ設定画面310Cの一例である。なお、図15の説明では主に図11との相違を説明する。図15のマイページ設定画面310Cは、「設定項目が多いので、グループ化することを推奨します」というメッセージ315を表示する。メッセージ315により、アプリ開発者9はマイページ320に関する設定が必要であることを認識できる。
図16は、画面提供部24がマイページ設定画面310にメッセージ315を表示するか否かを切り替える手順を示すフローチャート図の一例である。
アプリ開発者9が処理フロー画面300でアプリケーション(処理フロー)を開発する(S101)。また、アプリ開発者9は入力項目設定画面340でエンドユーザー8が入力する入力項目(必須、任意、させない)を設定する(S102)。
画面提供部24はマイページ320で表示される設定項目の数が閾値以上か否かを判断する(S103)。
マイページ320に表示される設定項目の数は、アプリケーションが含む全設定項目のうち、ユーザーが入力すると設定された設定項目(必須又は任意)の数である。
ステップS103の判断がYesの場合、画面提供部24は「設定項目が多いので、グループ化することを推奨します」というメッセージ315をマイページ設定画面310に表示する(S104)。
アプリ開発者9はマイページ設定画面310Cでマイページ320に関する設定を行う(S105)。アプリ開発者9はメッセージの表示の有無に関係なくマイページ320に関する設定が可能である。
<動作手順>
図17は、アプリ開発者9が端末装置30Aを操作して、マイページ設定画面310を設定し、マイページ320に関する設定を情報処理システム10に登録する手順を示すシーケンス図の一例である。
S1:まず、アプリ開発者9は端末装置30Aを操作して、端末装置30Aを情報処理システムと通信させる。アプリ開発者9が処理フロー画面300を表示する操作を入力すると、操作受付部33aが受け付け、第一通信部31aが処理フロー画面300をWF開発ツール13の画面提供部24に要求する。
S2:画面提供部24は処理フロー画面300の画面情報を端末装置30Aに送信する。
S3:端末装置30Aの第一通信部31aは処理フロー画面300の画面情報を受信し、表示制御部32aが処理フロー画面300を表示する。アプリ開発者9はコンポーネントに対応するアイコンをエディター欄302に配置してアプリケーション(処理フロー)を作成する。
S4:次に、アプリ開発者9が入力項目設定画面340を表示する操作を入力すると、操作受付部33aが受け付け、第一通信部31aが入力項目設定画面340をWF開発ツール13の画面提供部24に要求する。
S5:画面提供部24は入力項目設定画面340の画面情報を端末装置30Aに送信する。
S6:端末装置30Aの第一通信部31aは入力項目設定画面340の画面情報を受信し、表示制御部32aが入力項目設定画面340を表示する。アプリ開発者9はユーザーが入力する入力項目(必須、任意、させない)等を設定する。
S7:次に、アプリ開発者9がマイページ設定画面310を表示する操作を入力すると、操作受付部33aが受け付け、第一通信部31aがマイページ設定画面310をWF開発ツール13の画面提供部24に要求する。
S8:画面提供部24は、マイページ320に表示される設定項目の数が閾値以上か否かを判断する。閾値未満の場合、画面提供部24はメッセージ315を含まないマイページ設定画面310の画面情報を端末装置30Aに送信する。
S9:閾値以上の場合、画面提供部24はマイページ設定画面310の画面情報にメッセージ315を加えて端末装置30Aに送信する。
S10:端末装置30Aの第一通信部31aはマイページ設定画面310の画面情報を受信し、表示制御部32aがマイページ設定画面310を表示する。アプリ開発者9は、マイページ設定画面310に対し設定項目のグループ化や表示順の変更等を行う。
S11~S13:マイページ設定画面310の設定が終了すると、端末装置30Aの第一通信部31aがアプリケーションの処理フローやユーザー入力項目を情報処理システム10に送信する。情報処理システム10の通信部11がこれらを受信し、アプリ登録部23がアプリ管理部29にアプリケーションの処理フローや、アプリケーション実行時に表示させる入力項目を登録する。
S14~S16:また、マイページ設定画面310の設定が終了すると、端末装置30Aの第一通信部31aがマイページ320に関する設定を情報処理システム10に送信する。情報処理システム10の通信部11がマイページ320に関する設定を受信し、マイページ設定管理部19がマイページ設定管理部19にマイページ320に関する設定を登録する。
S17,S18:エンドユーザーはマイページ320を端末装置30Bに表示する。ユーザー設定ツール14の画面提供部26は、マイページ設定管理部19からマイページ320に関する情報を取得し、ユーザー入力項目で"必須"又は"任意"と設定されている入力項目を含み、グループ化や表示順が設定されたマイページ320の画面情報を生成する。通信部11はマイページ320の画面情報を端末装置30Bに送信する。
S19:エンドユーザーはマイページに対し、デフォルト値等を設定する。デフォルト値はアプリ管理部29にアプリケーション情報の一部として登録される。
機器20がアプリケーションを実行する場合、アプリ管理部29に登録されたデフォルト値がユーザー入力項目に表示されるアプリケーションの実行画面330が表示される。
<グループ化の変形例>
図11の説明では、アプリ開発者9がグループ化を行うと説明したが、グループ化を画面提供部24が行ってもよい。この場合、マイページ設定画面310ではグループ化された状態で各コンポーネントの設定項目が表示され、アプリ開発者9が更にグループ状態を編集できる。
図18は、コンポーネント別に設定項目がグループ化されたマイページ設定画面310Dの一例である。図18では、コンポーネント別に設定項目がグループ化されている。画面提供部24は、マイページ設定管理部19が管理する各コンポーネントの全設定項目をコンポーネント別にグループ化する。こうすることで、アプリ開発者9がグループ化する作業負荷を低減できる。
また、エンドユーザー8の入力項目が"必須"、"任意"、又は、"させない"のいずれであるかでグループ化してもよい。図19は、エンドユーザー8の入力項目の表示設定別に設定項目がグループ化されたマイページ設定画面310Eの一例である。画面提供部24は例えば、"必須"及び"任意"で1グループ、"させない"で1グループに区分するとする。また、説明の便宜上、白紙除去はユーザー入力を"させない"と設定されているとする。このため、図19では、「表示項目グループ」316と「非表示グループ」317のグループが表示されている。
このように、画面提供部24は、マイページ設定管理部19が管理する各コンポーネントのユーザー入力項目に基づいて、設定項目をグループ化する。こうすることで、アプリ開発者9は、そもそもマイページ320やアプリケーションの実行画面330で表示されない設定項目の表示順など設定する必要がない。
<主な効果>
以上説明したように、本実施形態のサービス提供システムは、アプリ開発者9がマイページ設定画面310でマイページ320の表示形式を設定できるので、エンドユーザー8がマイページ320を設定する際のユーザビリティを向上できる。また、マイページ320の設定項目の数が多くても、視認性を向上できる。
<その他の適用例>
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、本実施形態では、アプリケーションがWebアプリであるとして説明したが、アプリケーションはネイティブアプリでもよい。
また、本実施形態では機器20からアプリケーションが実行されているが、端末装置30がアプリケーションを実行する場合もある。
また、図4などの構成例は、端末装置30、機器20、及び情報処理システム10による処理の理解を容易にするために、主な機能に応じて分割したものである。処理単位の分割の仕方や名称によって本願発明が制限されることはない。端末装置30、機器20、及び情報処理システム10の処理は、処理内容に応じて更に多くの処理単位に分割することもできる。また、1つの処理単位が更に多くの処理を含むように分割することもできる。
また、実施例に記載された装置群は、本明細書に開示された実施形態を実施するための複数のコンピューティング環境のうちの1つを示すものにすぎない。ある実施形態では、情報処理システム10は、サーバクラスタといった複数のコンピューティングデバイスを含む。複数のコンピューティングデバイスは、ネットワークや共有メモリなどを含む任意のタイプの通信リンクを介して互いに通信するように構成されており、本明細書に開示された処理を実施する。
更に、情報処理システム10は、本実施形態で開示された処理ステップ、例えば図17等を様々な組み合わせで共有するように構成できる。例えば、所定のユニットによって実行されるプロセスは、情報処理システム10が有する複数の情報処理装置によって実行され得る。また、情報処理システム10は、1つのサーバ装置にまとめられていても良いし、複数の装置に分けられていても良い。
上記で説明した実施形態の各機能は、一又は複数の処理回路によって実現することが可能である。ここで、本明細書における「処理回路」とは、電子回路により実装されるプロセッサのようにソフトウェアによって各機能を実行するようプログラミングされたプロセッサや、上記で説明した各機能を実行するよう設計されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(Digital Signal Processor)、FPGA(Field Programmable Gate Array)や従来の回路モジュール等のデバイスを含むものとする。
10 情報処理システム
20 機器
30 端末装置
100 サービス提供システム
特開2017-208064号公報

Claims (10)

  1. 第一の端末装置が表示する第一の画面で設定されたアプリケーションに関する情報を装置に提供し、前記装置からの要求により前記アプリケーションを実行する情報処理システムであって、
    前記アプリケーションの設定項目に基づいて、前記アプリケーションの前記第一の画面に関する設定を受け付ける第二の画面の画面情報を第二の端末装置に送信する通信部、
    を有することを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記通信部は、前記第二の画面で設定された、前記第一の画面に関する設定を受信し、
    前記アプリケーションに対応づけて前記第一の画面に関する設定を保持する設定管理部と、
    前記第一の画面に関する設定に基づいて、前記第一の画面を前記第一の端末装置に提供する第一の画面提供部と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記第一の画面で表示される前記アプリケーションの設定項目の数が閾値以上の場合、前記通信部は、前記第一の画面の表示形式の設定を促すメッセージと共に、前記第二の画面の画面情報を前記第二の端末装置に送信する請求項1又は2に記載の情報処理システム。
  4. 前記アプリケーションは複数のコンポーネントを順番に実行するものであり、
    前記アプリケーションの設定項目がコンポーネント別にグループ化された前記第二の画面を生成する第二の画面提供部を有し、
    前記通信部は、前記アプリケーションの設定項目が前記コンポーネント別にグループ化して表示される前記第二の画面の画面情報を前記第二の端末装置に送信する請求項1~3のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  5. 前記アプリケーションの設定項目は、前記第一の画面において表示するか否かが設定されており、
    前記アプリケーションの設定項目を、表示するか否かでグループ化された前記第二の画面を生成する第二の画面提供部を有し、
    前記通信部は、前記アプリケーションの設定項目が表示するか否かでグループ化して表示される前記第二の画面の画面情報を前記第二の端末装置に送信する請求項1~3のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  6. 前記第二の画面は前記アプリケーションの設定項目のリストを表示し、
    前記アプリケーションの設定項目のグループ化を受け付ける第二の画面提供部を有する請求項1~5のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  7. 前記第二の画面提供部は、前記アプリケーションの設定項目の表示順の設定を受け付ける請求項6に記載の情報処理システム。
  8. 前記グループ化された前記アプリケーションの設定項目は、前記第一の画面においてグループごとの表示と非表示を切り替え可能である請求項4~6のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  9. 第一の端末装置が表示する第一の画面で設定されたアプリケーションに関する情報を装置に提供し、前記装置からの要求により前記アプリケーションを実行する情報処理システムと、第二の端末装置とを有するサービス提供システムであって、
    前記情報処理システムは、
    前記アプリケーションの設定項目に基づいて、前記アプリケーションの前記第一の画面に関する設定を受け付ける第二の画面の画面情報を第二の端末装置に送信する通信部、を有し、
    前記第二の端末装置は、
    前記情報処理システムから受信した前記第二の画面の画面情報に基づいて前記第二の画面を表示することを特徴とするサービス提供システム。
  10. 第一の端末装置が表示する第一の画面で設定されたアプリケーションに関する情報を装置に提供し、前記装置からの要求により前記アプリケーションを実行する情報処理システムが行う設定方法であって、
    前記アプリケーションの設定項目に基づいて、前記アプリケーションの前記第一の画面に関する設定を受け付ける第二の画面の画面情報を第二の端末装置に送信する、ことを特徴とする設定方法。
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