JP2023018857A - オーブン調理装置 - Google Patents

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Takahiro Yamamoto
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啓太 小野
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美帆 佐藤
Miho Sato
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Takuya Sugimoto
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Abstract

【課題】不要なエネルギー消費を生じにくくする。【解決手段】オーブン調理装置では、運転期間中において、操作パネルから操作入力が最後に入力されてから所定時間を経過したときには(S32;YES)、操作パネルのコントローラは、ステップ34の電源オフ処理により下側及び上側ヒータの加熱制御を強制的に終了させる。例えば、営業終了後等にユーザがオーブン調理装置の運転入/切ボタンを操作して電源を切り忘れるような場合が生じても、操作パネルの操作入力が最後に入力されてから所定時間を経過すると、下側及び上側ヒータの加熱制御がコントローラにより強制的に終了される。これにより、比較的電力消費量の多い下側及び上側ヒータによる電力消費を防止することが可能になる。したがって、不要なエネルギー消費を生じにくくすることができる。【選択図】図16

Description

本発明は、パン生地等の被調理物を焼成するオーブン調理装置に関する。
特許文献1には、パン生地を焼成するデッキオーブン(オーブン調理装置)が開示されている。この種のデッキオーブンは、ベーカリー等の業務用途で使用されることが多い。また、デッキオーブンを使用する前には、予備加熱機能により炉内を焼成に適した設定温度に上昇させる必要があり、数10分程度の時間を要する。さらに、炉内にパン生地等の被調理物を搬入したり、焼成後の被調理物を炉内から搬出したりする際には、炉の扉の開閉が必ず伴うことから、一時的な炉内温度の低下は避けられない。そのため、炉内を設定温度に一旦上昇させた後においては、店舗の営業終了時刻が近づく頃まで炉内を加熱し続ける使用態様が少なくない。
特開2004-267104号公報
上述したように、業務用途のデッキオーブンは、一旦、炉の加熱が開始されると、ほぼ営業時間中は炉内を加熱し続けることを前提に製品仕様が設定されていることが多い。そのため、例えば、営業終了時刻の前後等にユーザがデッキオーブンの電源を切り忘れてしまったような場合には、翌営業日まで炉内の加熱が継続されてしまう可能性がある。このような場合には不要なエネルギー消費を招くという問題がある。本発明は、不要なエネルギー消費を生じにくくするオーブン調理装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するために、被調理物を焼成するための焼成炉と、焼成炉内を加熱可能に配置されたヒータと、ユーザの操作入力を受け付ける入力部と、操作入力に基づいてヒータの加熱制御を行う制御部とを備え、加熱制御の開始を制御部に指示する運転開始情報が操作入力として入力部から入力されてから、加熱制御の終了を制御部に指示する運転終了情報が操作入力として入力部から入力されるまでの運転期間中、制御部が加熱制御を連続して行う場合であって、運転期間中において、操作入力が最後に入力されてから所定時間を経過したときには、制御部は、ヒータの加熱制御を強制的に終了することを特徴とするオーブン調理装置を提供するものである。
上記のように構成したオーブン調理装置においては、運転期間中において、操作入力が最後に入力されてから所定時間を経過したときには、制御部は、ヒータの加熱制御を強制的に終了する。例えば、営業終了後等にユーザがオーブン調理装置の電源を切り忘れるような場合が生じても、操作入力が最後に入力されてから所定時間を経過すると、ヒータの加熱制御が制御部により強制的に終了される。これにより、比較的電力消費量の多いヒータによる電力消費を防止することが可能になる。したがって、不要なエネルギー消費を生じにくくすることができる。
上記のように構成したオーブン調理装置においては、操作入力としての運転開始情報は、入力部に加えて外部装置からも入力されることが好ましい。このように構成したときには、操作入力として、外部装置から運転開始情報が入力された場合には、所定時間の経過の起算点がその入力時になる。例えば、外部装置として、ドウコンディショナー等の機器から加熱制御の開始を指示する運転開始情報が当該オーブン調理装置に対して出力され得る連動構成を採る場合においては、外部装置から操作入力が入力されることによりヒータの加熱制御が強制的に終了されるまでの時間が引き延ばされる。これにより、外部機器との連動による加熱制御が中断されてしまう事態の発生を防ぐことができる。なお、ドウコンディショナーは、パン生地等を焼成に適した発酵状態に整える装置である。以下、ドウコンディショナーのことを「ドウコン」という場合がある。
上記のように構成したオーブン調理装置においては、被調理物の搬入出に用いられる焼成炉の開口部を開閉自在に塞ぐ扉を備え、運転期間中に入力される操作入力は、入力部により受け付けられる情報に加えて、扉の開閉情報であることが好ましい。このように構成したときには、焼成炉の扉の開閉に伴って扉の開閉情報が操作入力として入力部に入力される。例えば、当該オーブン調理装置の使用中においては、ユーザが、焼成炉内にパン生地等の被調理物を搬入したり焼成後の被調理物を焼成炉内から搬出したりするため、それに伴う扉の開閉によって、扉の開閉情報が操作入力として入力部に入力される。これにより、当該オーブン調理装置の使用中には、ヒータの加熱制御が強制的に終了されるまでの時間が扉を開閉する度ごとに引き延ばされる。これにより、ユーザが当該オーブン調理装置を使用している最中に加熱制御が中断されてしまう事態の発生を防ぐことができる。
本発明のオーブン調理装置の正面図である。 図1の扉を開放した斜視図である。 上面パネルと右面パネルとを取り外した斜視図である。 扉、化粧部材及び機械室パネルを前側に移動させた斜視図(a)であり、(a)からさらに前面メインパネルを前側に移動させた状態の斜視図である(b)。 A-A線での断面図である。 操作パネルの構成等を示した説明図である。 電気系統のブロック図である。 メインプログラムのフローチャートである。 通常運転プログラムのフローチャートである。 マニュアル運転プログラムのフローチャートである。 マニュアル運転で表示される各画面の説明図である。 機器設定プログラムのフローチャートである。 ドウコン連動設定プログラムのフローチャートである。 ドウコン連動設定で表示される各画面の説明図である。 ドウコン連動プログラムのフローチャートである。 監視タイマープログラムのフローチャートである。 扉を開閉した場合の焼成炉内の温度変化を示した説明図である。
以下に、本発明のオーブン調理装置の一実施形態を添付図面を参照して説明する。図1及び図2に示したように、本発明のオーブン調理装置10は、パンの生地や焼き菓子の生地(被調理物)を自然対流式の焼成炉20内で加熱して焼成するものであり、焼成炉20の前面部に設けた扉21を開放することによって、前面開口部20aから焼成炉20内に被焼成物を搬入出可能としている。オーブン調理装置10は、店舗や工房等において業務用途として、テーブル、カウンターまたは後述するドウコン90等の機器の上側に設置され、必要に応じて上下に多段状に設置される。
図1~図3に示したように、オーブン調理装置10は、略直方体形状のケーシング11を備え、ケーシング11内の右側部を機械室12とし、ケーシング11内の残る部分に焼成炉20を配設している。ケーシング11は、底壁に相当するベースプレート13と、ベースプレート13の上側を略直方体形状に区画するように設けられた枠体14と、枠体14により区画形成された前後左右面及び上面を覆うパネル15とを備えている。
枠体14は、ベースプレート13の前後に設けた前側及び後側枠部材14a,14bと、前側及び後側枠部材14a,14bの左右両側部を連結する梁部材14cとを備えている。前側及び後側枠部材14a,14bの各々は、ベースプレート13の左右両側部に立設する支柱部と、左右の支柱部の上部を梁部によって連結した下側が開いたコ字形をしている。左右両側の梁部材14cは、前側及び後側枠部材14a,14bの各支柱部の上端部に固定され、前側及び後側枠部材14a,14bの左右両側部を連結している。
図2及び図4に示したように、ケーシング11内の焼成炉20の前側には前面パネル15aが設けられ、後側枠部材14bの後側には後面パネル(図示省略)が設けられている。前側枠部材14aと後側枠部材14bとの間の左側部には左面パネル15eが設けられ、前側枠部材14aと後側枠部材14bとの間の右側部には右面パネル15fが設けられている。前側及び後側枠部材14a,14bと左右の梁部材14cの上側には上面パネル15gが設けられている。
前面パネル15aは、焼成炉20の前面の下部のみを覆う前面下部パネル15bと、焼成炉20の前面の下部より上側を覆う前面メインパネル15cとを備えている。前面下部パネル15bは、焼成炉20の前面開口部20aの下側ヒータ41が配置される下部を覆っている。前面下部パネル15bには扉21を支持する左右一対のブラケット16が固定されている。焼成炉20の前面開口部20aに被調理物を搬入出可能とするように、前面メインパネル15cは、正面視にて下側が開いた略コ字形をしており、上側ヒータ42と蒸気発生部47が配置される焼成炉20の前面開口部20aの上部を覆っている。
図3に示したように、ケーシング11内の機械室12には後述する下側及び上側ヒータ41,42、蒸気発生部47の給水弁48等の制御をする電装部品(後述の制御装置70等を構成する電子部品)を収納する電装箱17が設けられている。下側及び上側ヒータ41,42には外部の商用電源から通電される交流電力が供給され得るように、また電装箱17には交流を直流に変換した直流電力が供給され得るように電気配線等が設けられている。電装箱17は内部に電装部品が収納される略直方体形状をしており、電装箱17の下部には前部と後部に脚部17aが設けられている。
図2及び図5に示したように、焼成炉20はパン生地や菓子の生地等の被調理物を焼成するものであり、前面に被調理物を搬入出する前面開口部20aが形成された略直方体形状をしている。焼成炉20の外周面にはガラスウールを用いた断熱材22が設けられており、断熱材22の外周面にはさらにステンレスの板金部材よりなる外板23が設けられている(図3参照)。焼成炉20内の熱は断熱材22によってケーシング11及び機械室12を含めた周囲に伝わりにくくなっている。図3に示したように、焼成炉20の上側を覆う断熱材22の上面左側部には前後に延びる溝部22aが形成されており、この溝部22aには後述する焼成炉20の排気機構30の各種部品が配設されている。
焼成炉20の機械室12側となる右側面には上下及び前後の略中央部に照明窓(図示省略)が設けられており、焼成炉20の機械室12側となる右側外周面を覆う断熱材22には照明窓と対向する位置に凹部(図示省略)が形成されている。図3に示したように、外板23には焼成炉20内を照らすLED照明を用いた炉内用ランプ24がブラケット25を用いて取り付けられている。炉内用ランプ24は、後述する操作パネル50のコントローラによりオンオフが制御されている。この実施形態では、炉内用ランプ24はオーブン調理装置10の電源がオンされた後からオフされるまでの間において点灯する。
図1及び図2に示したように、焼成炉20の前側には扉21が開閉自在に設けられており、扉21は前面パネル15aの下部に設けたブラケット16に水平軸線回りに回動可能に支持されている。図2、図4及び図5に示したように、焼成炉20の下部にはセラミック製の炉床板27が設けられており、被調理物を入れたトレイは焼成炉20内にて炉床板27の上側に載置可能となっている。炉床板27の左右両縁部には前後方向に沿って延びる左右のガイド28と、炉床板27の後縁部には左右方向に沿って延びるガイド29が設けられている。
図3及び図5に示したように、焼成炉20の上側には排気通路31を開閉する開閉機構34が設けられている。開閉機構34は、排気管32の上端開口の上側にて前後に移動可能に設けられたシャッター35と、断熱材22の溝部22a内に設けられてシャッター35を前後に移動させる操作バー36と、ケーシング11の前側にて操作バー36の前端部に設けた操作摘まみ37とを備えている。シャッター35は排気管32の上端開口を開度調節可能に覆うものである。図5に示したシャッター35の位置では排気管32の上端開口は完全に塞がれた状態となり、シャッター35を排気管32の上端開口の直上にない位置まで前側に移動させると、排気管32の上端開口は完全に開放される。
図5に示したように、焼成炉20内にはヒータ40が設けられている。この実施形態では、焼成炉20の下部にて炉床板27の下側に下側ヒータ41が設けられ、焼成炉20の上部に上側ヒータ42が設けられている。下側及び上側ヒータ41,42は右側が開いた略U字形のシーズヒータよりなるヒータ素子を用いたものであり、下側ヒータ41は3つのヒータ素子を前後に並べて配置し、上側ヒータ42は4つのヒータ素子を前後に並べて配置している。下側及び上側ヒータ41,42に供給される交流電力は、半導体スイッチによりオンオフが制御されており、その制御は後述の制御装置70により行われている。
焼成炉20内の右側面下部には下側温度センサ43が設けられ、焼成炉20内の右側面上部には上側温度センサ44が設けられている。下側温度センサ43は、下側ヒータ41の最も前側のヒータ素子と前側から2番目のヒータ素子の間に配設されており、下側ヒータ41の制御をするのに用いられている。また、上側温度センサ44は、上側ヒータ42より下側で前側から2番目のヒータ素子と前側から3番目のヒータ素子との間の位置に配設されており、上側ヒータ42の制御をするのに用いられている。焼成炉20の右側面上部には上側温度センサ44の前側にガード部材(図示省略)が設けられている。なお、図5においては、上側ヒータ42及び上側温度センサ44は、図1に示すA-A断面線よりも手前に現れるため、想像線(二点鎖線)で表している。
焼成炉20内の上部には蒸気発生部47が設けられており、蒸気発生部47は焼成炉20内にて上側ヒータ42の上側に配置されている。蒸気発生部47は、給水源から給水管49を通して供給される水を上側ヒータ42により加熱して気化させて蒸気を焼成炉20内に発生させるものである。蒸気発生部47は、主に、蒸気発生皿、蓄熱板、給水部(いずれも図示省略)等により構成されている。給水源からの水は、蓄熱板の上側に送出されて蓄熱板や蒸気発生皿に接触することで気化して蒸気になる。気化した蒸気は、上方に昇って焼成炉20の天井面に当たってから蒸気発生皿と焼成炉20の内側面との間の通路を通って焼成炉20の下部に流れ込んだり、焼成炉20の前部に流れ込む。なお、給水管49には機械室12内にて給水弁48が介装されており、給水源の水は給水弁48を開放したときに給水管49を通って蓄熱板の上側に送出される。
図1~図4に示したように、ケーシング11の前面右側には機械室パネル18が設けられており、機械室パネル18は操作パネル50及びブザーユニット19を備えている。図6に示したように、操作パネル50は、表示部51、6つの操作ボタン(スチームボタン52、ホームボタン53、戻るボタン54、運転入/切ボタン55、スタート・ストップボタン56、タイマー延長ボタン57、ジョグダイヤル58及びコントローラ(図示省略)を備えている。コントローラは、例えば、制御装置70のマイクロコンピュータとほぼ同様に、CPU、RAM、ROM(EEPROMを含む)や時計機能(計時部)等を備えたマイクロコンピュータであり、この実施形態では制御部として機能する。
表示部51は、この実施形態では液晶パネル(LCDパネル)が用いられ、オーブン調理装置10の運転状態、各種設定状態や焼成炉20内の検出温度等を適宜表示するようにコントローラに制御されている。6つの操作ボタン52~57及びジョグダイヤル58もこのコントローラに接続されており、それらの入力に基づいてコントローラが、後述する通常運転(マニュアル運転及びプログラム運転)、予約運転及びそれらに関する各種設定等を制御し得るように構成されている。この実施形態では、これら操作ボタン52~57やジョグダイヤル58の入力情報はハードウェア割り込みによりコントローラに入力される。またブザーユニット19も操作パネル50のコントローラに接続されて、運転制御等に伴い所定のブザー音を出力するように制御される。さらに外部入力端子59を介してドウコン90等の外部装置も操作パネル50のコントローラに接続される。
図7に示したように、オーブン調理装置10は制御装置70を備えており、制御装置70は、下側ヒータ41、上側ヒータ42、下側温度センサ43、上側温度センサ44、給水弁48、操作パネル50に接続されている。制御装置70はマイクロコンピュータ(図示省略)を有しており、マイクロコンピュータは、バスを介してそれぞれ接続されたCPU、RAM、ROM(EEPROMを含む)、タイマや時計機能(計時部)(いずれも図示省略)を備えている。この実施形態では、制御装置70は下側及び上側ヒータ41,42に対する電力供給の制御を主に行う。
このようにオーブン調理装置10のハードウェアを構成することによって、操作パネル50のコントローラまたは制御装置70が図8に示したメインプログラムによる主制御処理を実行する。この実施形態では操作パネル50のコントローラが当該メインプログラムを実行する場合を例示して説明する。なお、このメインプログラムはコントローラのROMに格納されている。また、オーブン調理装置10に供給される商用電力は、操作パネル50の操作による電源オフの状態においても、直流電力に変換されて操作パネル50及び制御装置70に供給されている(待機状態)。そのため、本明細書においては、オーブン調理装置10の電源オンや電源オフは、下側及び上側ヒータ41,42に供給される交流電力のオンオフを意味することに注意されたい。
[主制御処理]
図8に示したように、操作パネル50のコントローラは、待機状態において起動すると、まずステップ10の初期化処理によりRAMに確保されているワーク領域やフラグ等を初期値に設定したり前回の電源オフ処理(S24)において記憶したマニュアル運転に関する各設定情報をEEPROM等の不揮発性メモリから読み出したりする。その後、コントローラはステップ11において運転開始入力(運転開始情報)があるかを判定する。運転開始入力は、例えば、ユーザが操作パネル50の運転入/切ボタン55を1秒以上連続して押下することにより入力される情報であり、運転開始入力があれば「YES」と判定した後、ステップ12の電源オン処理により下側ヒータ41及び上側ヒータ42に電力を供給する電源スイッチ等をオンにする。つまり、オーブン調理装置10が電源オンになる。その後、ステップ13で監視タイマー処理を起動した後、ステップ14の通常運転処理に移行する。監視タイマー処理は、電源オン後の通常運転処理における無操作時間を監視する処理であり、図16及び図17を参照しながら後述する。また通常運転処理(S100)については、図9~図14を参照しながら後で説明する。
一方、ステップ11において運転開始入力がなければ、ユーザが未だ操作パネル50の運転入/切ボタン55を操作していないため(オーブン調理装置10が電源オフであるため)、操作パネル50のコントローラは「NO」と判定してステップ15で予約運転ありか、即ち運転予約「する」の設定がされているかを判定する。予約運転は、オーブン調理装置10が予め設定された運転の開始日時と終了時刻において後述のマニュアル運転処理(S200)を行う動作態様であり、後述する機器設定処理(S400)の運転予約設定処理(S430)において運転予約「する」と設定された場合に行われる。予約運転ありであればステップ15で「YES」と判定した後、さらに設定されている予約日時が到来したかをステップ16により判定する。このステップ16の判定処理では、操作パネル50のコントローラの時計機能から出力される現在日時情報と予約日時情報を比較し、現在日時が予約日時と一致または予約日時を経過している場合に「YES」と判定しステップ17の電源オン処理を行った後、ステップ18で監視タイマー処理を起動してステップ19の予約運転処理に移行する。ステップ17の電源オン処理は前述の電源オン処理(S12)と同じである。ステップ18の監視タイマー処理は予約運転処理における無操作時間を監視する処理であり、アルゴリズムはステップ13の監視タイマー処理と同じである。
ステップ15において予約運転ありでない場合や、ステップ16において現在日時が予約日時に達していない場合には、それらのステップで「NO」と判定して、ステップ20に処理を移行する。ステップ20ではドウコン連動ありかを判定する。ドウコン連動は、外部入力端子59を介してドウコン90から操作パネル50のコントローラに操作情報が直接入力(ハードウェア割り込み)されることによって、ユーザが操作パネル50を操作するのと同様に、ドウコン90がオーブン調理装置10を操作し得る動作態様である。ドウコン連動の有無は、後述する機器設定処理(S400)のドウコン連動設定処理(S410)において設定され得る。なお、ドウコン90は外部装置の一例であり、このようにオーブン調理装置10を連動させ得る装置はドウコン以外の他の厨房機器でもよい。
ドウコン連動ありであればステップ20で「YES」と判定した後、さらにステップ21でドウコン90から操作情報の入力(ドウコン入力)があるかを判定する。そして、ドウコン入力ありであれば「YES」と判定して、ステップ22の電源オン処理を行った後、ステップ23で監視タイマー処理を起動して続くステップ24のドウコン連動処理に移行する。ステップ22の電源オン処理も前述の電源オン処理(S12)と同じであり、またステップ23の監視タイマー処理(ドウコン連動処理における無操作時間を監視する)もステップ13の監視タイマー処理と同じである。
一方、ステップ20においてドウコン連動ありでない場合や、ステップ21においてドウコン入力ありでない場合には、それらのステップで「NO」と判定してステップ25で運転終了入力ありを判定する。運転終了入力は、後述する通常運転処理(S100)やドウコン連動処理(S170)において、運転終了処理(S140,S173,S177)が行われた場合に入力される運転終了情報であり、運転終了入力(運転終了情報)があれば「YES」と判定した後、ステップ26の電源オフ処理により下側ヒータ41及び上側ヒータ42に電力を供給する電源スイッチ等をオフにする。つまり、オーブン調理装置10が電源オフになる。そして、現在設定されているマニュアル運転に関する各設定情報(設定温度やタイマー時間等)をEEPROM等の不揮発性メモリに記憶(格納)した後、ステップ11に戻る。
これに対して、ステップ25において運転終了入力がなければ、オーブン調理装置10は運転が行われていない(運転開始前である)ことから「NO」と判定してステップ11に戻って運転開始入力があるか否かを判定する。つまり、操作パネル50のコントローラは、ステップ14の通常運転処理、ステップ19の予約運転処理、ステップ24のドウコン連動処理のいずれかに移行するまで、前述したステップ11,15,20の各判定処理を繰り返し行う。
[通常運転処理]
次に図9を参照しながら、通常運転プログラムによる通常運転処理を説明する。なお、この実施形態では、通常運転プログラムは操作パネル50のコントローラのROMに格納されている。図9に示したように、コントローラは、まずステップ110により操作パネル50の表示部51にホームメニューを表示する。図6に示したように、ホームメニューの表示画面60aaは、例えば、ホームアイコン61、マニュアル運転バー62、プログラム運転バー63、機器設定バー64及び点検バー65で構成される。なお、表示画面60aaの左上に表されている12:34は、コントローラの時計機能による現在時刻(12時34分)の24時間制表示である。なお、図示してないが、表示部51にホームメニューが表示されている状態においては、主制御処理のステップ20と同様に、ドウコン90から操作情報の入力(ドウコン入力)があるか否かを判定している。そのため、ドウコン入力があると判定された場合には、ホームメニューが表示されている状態から後述のドウコン連動処理(S170)に移行する。
ホームアイコン61は、当該表示画面60aaがホームメニューであることをユーザに対して視覚的かつ直感的に明示するピクトグラムである。マニュアル運転バー62、プログラム運転バー63、機器設定バー64及び点検バー65は、ユーザが操作パネル50のジョグダイヤル58を周方向に回すことにより選択可能な項目バーである。選択状態の項目バーはその周囲に白枠が表示される(図6ではマニュアル運転バー62が選択状態にある)。選択状態の項目バーは、ユーザがジョグダイヤル58を軸方向に押すことでその項目バーの選択が決定される。
ユーザによるジョグダイヤル58の操作によりマニュアル運転バー62が選択かつ決定されたと操作パネル50のコントローラが判定した場合には(S110;「マニュアル運転」)、ステップ200のマニュアル運転処理に移行する。マニュアル運転処理(S200)については、図10,11を参照して後述する。そして、ステップ200のマニュアル運転処理が終了すると、次のステップ120で運転切であるかを判定し、運転切でなければ「NO」と判定して、再度、マニュアル運転処理(S200)に移行する。運転切であれば「YES」と判定してステップ140で運転終了処理に移行する。運転切、つまり運転終了入力(運転終了情報)は、ユーザが運転入/切ボタン55を1秒以上連続して押下した場合にその情報が入力される。つまり、ユーザがオーブン調理装置10を電源オフにする操作をしたときに入力される。なお、図示されていないが、ステップ120においてユーザによりホームボタン53や戻るボタン54が押下されたと判定した場合には、ステップ110に戻って表示部51にホームメニューを表示する。
ユーザによるジョグダイヤル58の操作によりプログラム運転バー63が選択かつ決定されたと操作パネル50のコントローラが判定した場合には(S110;「プログラム運転」)、ステップ300のプログラム運転処理に移行する。マニュアル運転処理が前回のマニュアル運転時の設定温度やタイマー時間等の運転条件を引き継いで行われるのに対して、このプログラム運転処理(S300)では、ユーザが予め設定した複数の設定温度やタイマー時間等から任意の運転条件(調理設定プログラム)を選択しそれに基づいて処理が行われる。つまり、ユーザが事前に調理設定プログラムを選択できる点を除いて、プログラム運転処理(S300)では、後述するマニュアル運転処理(S200)と同様の処理が行われる。プログラム運転処理が終了すると、次のステップ130で運転切であるかを判定し、運転切でなければ「NO」と判定して、再度、プログラム運転処理(S300)に移行する。運転切であれば「YES」と判定してステップ140で運転終了処理に移行する。なお、図示されていないが、ステップ130においてユーザによりホームボタン53や戻るボタン54が押下されたと判定した場合には、ステップ110に戻って表示部51にホームメニューを表示する。
運転終了処理(S140)では、前述したメインプログラムによる主制御処理に対して運転終了入力(運転終了情報)を出力する。運転終了処理(S140)が終了すると、本通常運転処理を終えてメインプログラムによる主制御処理(図8)に戻る。
ユーザによるジョグダイヤル58の操作により機器設定バー64が選択かつ決定されたと操作パネル50のコントローラが判定した場合には(S110;「機器設定」)、ステップ400の機器設定処理に移行する。この機器設定処理(S400)については、図12を参照して後述する。ステップ400では、後述するように、操作パネル50のホームボタン53が押されるまで機器設定処理が繰り返し実行される。
ユーザによるジョグダイヤル58の操作により点検バー65が選択かつ決定されたと操作パネル50のコントローラが判定した場合には(S110;「点検」)、ステップ500の点検処理に移行する。この点検処理(S500)では、例えば、現在、オーブン調理装置10に発生しているエラー情報やお知らせ情報を点検項目として表示部51に一覧表示する。エラー情報は、例えば、下側温度センサ43、上側温度センサ44やコントローラ基板等の異常情報である。またお知らせ情報は、エラー情報の詳細内容やユーザに対してサービス会社等への連絡を促すメッセージ等である。ステップ500では、操作パネル50のホームボタン53が押されるまで点検処理による表示画面が繰り返し実行される。
[マニュアル運転処理]
次に図10及び図11を参照しながら、マニュアル運転プログラムによるマニュアル運転処理を説明する。なお、この実施形態では、マニュアル運転プログラムは操作パネル50のコントローラのROMに格納されている。
図10に示したように、操作パネル50のコントローラは、まずステップ201の予備加熱開始により、制御装置70に対して下側及び上側ヒータ41,42による加熱を開始する指示情報(加熱開始情報)を送出する。この加熱開始情報には、前述した電源オフ処理(図8のS26)においてコントローラにより不揮発性メモリに記憶された前回のマニュアル運転に関する各設定情報(設定温度やタイマー時間等)が含まれており、これらの各設定情報はコントローラが当該不揮発性メモリから読み出す。加熱開始情報は、下側及び上側ヒータ41,42の火力レベル、設定温度やタイマーの設定時間等である。火力レベルは、下側及び上側ヒータ41,42のそれぞれに対して、出力を不連続に設定できる段階表示であり、この実施形態ではヒータの最大出力に対する割合(0%、20%、40%、60%、80%、100%)をレベル0(0%)~レベル5(100%)の6段階で設定することができる。
制御装置70は、このような加熱開始情報を受けると、下側及び上側ヒータ41,42への電力供給を制御する電源スイッチをオンにして予め設定された火力レベル相当の電力をこれらのヒータ41,42に供給するとともに、下側及び上側ヒータ41,42に対する温度制御を開始する。これにより、焼成炉20内の温度が上昇し始めることから、ステップ202の上下温度検出により下側温度センサ43及び上側温度センサ44から出力される下側温度情報と上側温度情報を、制御装置70を経由して取得する。そして、ステップ202で取得された下側及び上側温度情報等をステップ203により操作パネル50の表示部51に出力して表示する。
操作パネル50のコントローラは、ステップ203において、例えば、図11(a)に示した表示画面60maを表示部51に表示する。この表示画面60maには、予備加熱開始直後の情報として、「予熱中」、「Mマニュアル運転」、上火(炉内上側のこと)の現在温度30℃と設定温度200℃と火力レベル5、下火(炉内下側のこと)の現在温度30℃と設定温度200℃と火力レベル3、タイマー時間の10分00秒等が表示されている。
そして、操作パネル50のコントローラは、ステップ204により焼成炉20内の温度が設定温度に到達したかを判定する。この実施形態の焼成炉20では、炉内に下側及び上側ヒータ41,42を備えているため、それぞれに対応する下側及び上側温度センサ43,44により検出された温度、つまり下側温度と上側温度のいずれも設定温度以上になっている場合にコントローラは焼成炉20内の温度が設定温度に到達していると判定する。
下側温度センサ43及び上側温度センサ44から出力される下側温度情報及び上側温度情報のいずれもがそれぞれの設定温度以上に達しておりコントローラが「YES」と判定した場合には予備加熱が終了するため、ステップ205により、例えば図11(b)に示した「スタンバイ」の表示画面60mbを表示部51に表示したりブザーユニット19を所定のビープ音で鳴動させて予備加熱が終了した旨をユーザに告知したりする。一方、下側温度情報及び上側温度情報のいずれかが設定温度以上に達しておらずコントローラが「NO」と判定した場合には再度ステップ202に戻る。
予備加熱が終了して本加熱に移行すると、ステップ206によりスタート・ストップボタン56の入力があるかを判定する。即ち、焼成炉20内の温度が設定温度に到達しているため、ユーザは、オーブン調理装置10の扉21を開けてパン生地等の被調理物を入れたトレイを焼成炉20内に搬入する。そして、扉21を閉じると、予め設定されている焼成時間(図11(c)の例では10分00秒)を計るタイマーをスタートさせるため、ユーザは操作パネル50のスタート・ストップボタン56を押下する。
ステップ206によりスタート・ストップボタン56の入力があり「YES」と判定した場合には、タイマーのカウントダウンを開始するとともに次のステップ207により、例えば、図11(c)に示した「調理中」の表示画面60mcを表示部51に表示する。この表示画面60mcの例では、タイマーの残り時間9分59秒がゼロ、つまりタイムアップになるまで、下側温度情報、上側温度情報や残り時間情報を逐次更新して表示を続ける(S209で「NO」)。
なお、図10には図示されていないが、前述した予備加熱開始後から予備加熱終了までの間においても、スタート・ストップボタン56の入力判定を行い得るようにアルゴリズムを構成してもよい。この場合、焼成炉20内の温度が設定温度に到達する前でも、スタート・ストップボタン56の入力ありと判定したときには、タイマーのカウントダウンを開始するとともにステップ207により、例えば、図11(c)に示した「調理中」の表示画面60mcを表示部51に表示するようにアルゴリズムを構成する。
操作パネル50のコントローラは、ステップ208でタイマーの残り時間がゼロになり「YES」と判定すると、ステップ209により、例えば図11(d)に示した「調理完了」の表示画面60mdを表示部51に表示したりブザーユニット19を所定のビープ音で鳴動させて調理が完了した旨をユーザに告知したりする。これにより、焼成炉20内の被調理物は焼成が完了している蓋然性が高いため、ユーザは、オーブン調理装置10の扉21を開けて焼き上がったパン等の被調理物が入ったトレイを焼成炉20から取り出す。
その後、コントローラは、本マニュアル運転処理を終えて通常運転処理(図9)に戻り、ステップ120で運転切でなければ「NO」と判定して、再度、マニュアル運転処理(S200)に移行する。つまり、「調理完了」の表示画面60mdでユーザが運転入/切ボタン55を押下しない場合(オーブン調理装置10を電源オフにする操作をしないとき)には、再びマニュアル運転処理(S200)が実行される。これにより、被調理物の搬出等による扉21の開閉により、焼成炉20内の温度が設定温度未満に低下した場合には、ステップ201の予備加熱開始後、設定温度に到達するまで予備加熱されるため(S202~S204)、表示部51には表示画面60maが表示され(図11(a))、設定温度になると表示画面60mbが表示される(図11(b))。
[機器設定処理]
次に図12及び図14を参照しながら、機器設定プログラムによる機器設定処理を説明する。なお、この実施形態では、機器設定プログラムは操作パネル50のコントローラのROMに格納されている。図14(a)に示したように、ホームメニューの表示画面60abにおいて、ジョグダイヤル58の操作により機器設定バー64が選択かつ決定されると、図12に示したように、コントローラは、まずステップ401により操作パネル50の表示部51に機器設定メニューを表示する。
図14(b)に示したように、機器設定メニューの表示画面60saでは、例えば、1ページ目に「ドウコン連動」、「運転予約」、「スチーム時間」、「急速予熱モード」、「タイマー延長時間」等の設定項目が表示される。2ページ以降は画面下方に隠れて図示されていないが、ページ切替えにより「画面の明るさ」、「ブザー音量」、「終了時ブザー種類」、「終了時ブザー間隔」、「終了時ブザー長さ」等の項目も表示される。
ユーザによるジョグダイヤル58の操作により「ドウコン連動」の項目が選択かつ決定されたと操作パネル50のコントローラが判定した場合には(S401;「ドウコン連動」)、ステップ410のドウコン連動設定処理に移行する。このドウコン連動設定処理(S410)については、図13及び図14を参照して後述する。
ユーザによるジョグダイヤル58の操作により「運転予約」の項目が選択かつ決定されたと操作パネル50のコントローラが判定した場合には(S401;「運転予約」)、ステップ430の運転予約設定処理に移行する。この運転予約設定処理(S430)では、加熱の開始タイミングの月日情報(運転入日時)、時刻情報(運転入時刻)及び加熱の終了タイミングの時刻情報(運転切時刻)を設定する。
ユーザによるジョグダイヤル58の操作により「スチーム時間」の項目が選択かつ決定されたと操作パネル50のコントローラが判定した場合には(S401;「スチーム時間」)、ステップ450のスチーム時間設定処理に移行する。このスチーム時間設定処理(S450)では、操作パネル50のスチームボタン52をユーザが押下した場合に蒸気発生部47から蒸気を発生させる時間(スチーム時間)を1秒~5秒の範囲で設定する。
ユーザによるジョグダイヤル58の操作により「急速予熱モード」の項目が選択かつ決定されたと操作パネル50のコントローラが判定した場合には(S401;「急速予熱モード」)、ステップ470の急速予熱モード設定処理に移行する。この急速予熱モード設定処理(S470)では、オーブン調理装置10の電源オン後、最初(初回)の予熱中において下側及び上側ヒータ41,42の出力を最大に設定して予備加熱を行う(急速予熱モードする)か否か(急速予熱モードしない)を設定する。
ユーザによるジョグダイヤル58の操作により「タイマー延長時間」の項目が選択かつ決定されたと操作パネル50のコントローラが判定した場合には(S401;「タイマー延長時間」)、ステップ490のタイマー延長時間設定処理に移行する。このタイマー延長時間設定処理(S490)では、操作パネル50のタイマー延長ボタン57をユーザが押下した場合にタイマー時間を延長させる時間(タイマー延長時間)を10秒~60秒の範囲で設定する。
なお、「画面の明るさ」、「ブザー音量」、「終了時ブザー種類」、「終了時ブザー間隔」、「終了時ブザー長さ」等の項目が選択された場合については説明を省略する。これらの各設定処理(S410,S430,S450,S470,S490等)が終了すると、ステップ401に戻り、再度、機器設定メニューの表示画面60saを表示する。ホームボタン53が押下されると、ホームメニューの表示画面60abを表示する。
[ドウコン連動設定処理]
次に図13及び図14を参照しながら、ドウコン連動設定プログラムによるドウコン連動設定処理を説明する。なお、この実施形態では、ドウコン連動設定プログラムは操作パネル50のコントローラのROMに格納されている。
図14(b)及び図14(c)に示したように、機器設定メニューにおいてジョグダイヤル58の操作により「ドウコン連動」の項目が選択かつ決定されると、表示部51の表示は表示画面sa→表示画面sbと遷移する。図13に示したように、操作パネル50のコントローラは、ステップ411により操作パネル50の表示部51にドウコン連動設定を表示した後、ステップ412によりドウコン連動すると判定した場合には(S412;YES)、ステップ413で連動「する」を選択した後、ステップ415により運転メニューを表示する。一方、ステップ412でドウコン連動しないと判定した場合には(S412;NO)、ステップ414で連動「しない」を選択した後、ステップ419で設定内容を決定するかを判定する。
図14(d)に示したように、運転メニューの表示画面60daでは、「Mマニュアル運転」と「Pプログラム運転」が表示される。そして、ユーザによるジョグダイヤル58の操作により「Mマニュアル運転」の項目が選択かつ決定されたと操作パネル50のコントローラが判定した場合には(S416;YES)、ステップ417でマニュアル運転を選択し、また「Pプログラム運転」の項目が選択かつ決定されたと操作パネル50のコントローラが判定した場合には(S415;NO)、ステップ418でプログラム運転を選択する。「Pプログラム運転」を選択した場合には、ユーザは、事前登録した最大9つの調理設定プログラムの中から任意のものをジョグダイヤル58の操作により選ぶ。
ドウコン連動有無の選択や運転項目の選択が終わると、ユーザは、ジョグダイヤル58を押下することによって、設定内容(選択内容)を決定するか否かを選択する。操作パネル50のコントローラは、ステップ419により設定内容が決定されたと判定した場合には(S419;YES)、ステップ420でその設定内容の情報(設定情報)をコントローラのEEPROM等の不揮発性メモリに保存(記憶)する。また、所定時間が経過しても設定内容が決定されないと判定した場合には(S419;NO)、ステップ411に戻って図14(c)に示した表示画面60sbを再度表示する。
ステップ419で設定内容が決定されたと判定された場合には(S419;YES)、ステップ421により図14(e)に示した表示画面60dbを表示部51に表示する。表示画面60daには設定内容が「ドウコン連動する」の場合の表示例が表されている。その後、機器設定処理(図12のS401)に戻って、図14(f)に示したような機器設定メニューの表示画面60scを表示する。これにより、ドウコン連動「する」に設定されたことを確認できる。
[ドウコン連動処理]
次に図15を参照しながら、ドウコン連動プログラムによるドウコン連動処理を説明する。この実施形態では、ドウコン連動プログラムは操作パネル50のコントローラのROMに格納されている。ドウコン連動処理は、前述したメインプログラムによる主制御処理(図8)により、通常運転処理が行われなく(図8のS11;NO)、運転予約「しない」に設定されており(同S15;NO)、かつ、ドウコン連動「する」に設定され(同S20;YES)かつドウコン入力「あり」の場合(同S21;YES)に起動される。
なお、この実施形態では、図15(a)及び図15(b)に示した2つのドウコン連動処理S170a,S170bのうち、いずれか一方が実行される。即ち、前述したドウコン連動設定処理(図13のS410)により表示部51に表示された運転メニューの表示画面60daにおいて、ユーザによるジョグダイヤル58の操作で選択かつ決定された項目が「Mマニュアル運転」である場合には、図15(a)のドウコン連動処理S170aが実行され、また「Pプログラム運転」である場合には、図15(b)のドウコン連動処理S170bが実行される。
まず、図15(a)に示したマニュアル運転の場合のドウコン連動処理S170aから説明する。操作パネル50のコントローラは、まずステップ171によりマニュアル運転を起動する処理を行う。これによりマニュアル運転が開始される。マニュアル運転の詳細は、既に図10や図11を参照して説明しているので、ここでは省略する。そして、このステップ171によるマニュアル運転処理は、ユーザが運転入/切ボタン55を1秒以上連続して押下して運転切の情報が入力されるまで繰り返し行われ(S172;NO)、運転切の情報が入力されると(S172;YES)、運転終了処理(S173)を行った後、本ドウコン連動S170aを終えて主制御処理(図8)に戻る。運転終了処理(S173)では、前述の主制御処理に対して運転終了入力(運転終了情報)を出力する。
図15(b)に示したプログラム運転の場合のドウコン連動処理S170bも、マニュアル運転の場合のドウコン連動処理S170aとほぼ同様の処理が行われるが、最初のステップ175によりプログラム運転処理を起動する点だけが異なる。そのため、ステップ176により運転切の情報が入力されるまでプログラム運転処理(S175)を繰り返し行うことや(S176;NO)、運転切の情報が入力されると(S176;YES)、運転終了処理(S177)を行った後、本ドウコン連動S170bを終えて主制御処理(図8)に戻ることは、マニュアル運転の場合と同じである。
なお、ステップ175のプログラム運転処理は、通常運転処理(S100)のところで図9を参照しながら説明したステップ300のプログラム運転処理とは若干異なる。ステップ300のプログラム運転処理では、事前登録した最大9つの調理設定プログラムの中からユーザが選択した任意のものに基づいて処理が行われるのに対して、ステップ175で実行されるプログラム運転処理は、前述したドウコン連動設定処理において選択済みの調理設定プログラムに基づいて処理が行われる。このような差異を明示するため、図15(b)においては、ステップ175のプログラム運転処理にはその括弧内の符号として、S300’を付している。
上述したように、この実施形態のオーブン調理装置10では、ユーザが運転入/切ボタン55を操作して電源をオンにした場合(S11;YES→S12)には通常運転処理(S14)が行われ、ユーザが運転入/切ボタン55を操作しない場合(S11;NO)においても、自動的に電源がオンになり(S17,S22)予約運転処理(S19)やドウコン連動処理(S24)が行われる場合がある(図8参照)。
予約運転やドウコン連動の機能は、当該オーブン調理装置10が店舗や工房等において業務用途で使用されることを想定したものである。オーブン調理装置10は、このように自動的に電源が入る便利な機能を備えている一方で、営業時間中は焼成炉20内を焼成に適した設定温度に維持する必要から、一旦、電源を入れた後は営業終了時刻の前後まで電源が切られない場面が少なくない。そのため、ユーザが電源の切り忘れた場合には翌営業日まで電源が入ったままになり得る。
そこで、この実施形態のオーブン調理装置10では、営業終了後等にユーザがオーブン調理装置10の電源を切り忘れるような場合が生じても、所定時間経過するとオーブン調理装置10の電源を自動的に切り得る安全制御タイマー機能を備えている。この機能を実現する監視タイマー処理について図16及び図17を参照して説明する。
[監視タイマー処理]
監視タイマー処理は、前述したように主制御処理において操作パネル50のコントローラに適宜起動されて主制御処理と並行して実行される。この実施形態では、通常運転処理(S14)、予約運転処理(S19)やドウコン連動処理(S24)がそれぞれ実行される前に監視タイマー処理が起動される(S13,S18,S23)。なお、監視タイマー処理の実行を可能する監視タイマープログラムは、操作パネル50のコントローラのROMに格納されている。
図16に示したように、操作パネル50のコントローラは、監視タイマー処理を起動すると、まずステップ30の初期化処理により、計時用のタイマーのカウンタ値を所定値(例えば、3時間を計時可能な値)に設定したり、RAMに確保されているワーク領域やフラグ等を初期値に設定したりする。その後、ステップ31で計時を開始、即ち計時用のタイマーのカウントダウンを始める。
そして、ステップ32により所定時間を経過したかを判定し、カウンタ値がゼロになっていない場合には「NO」と判定した後、ステップ33で操作パネル50に操作入力があるかを判定する。操作入力は、操作パネル50に設けられている6つの操作ボタン52~57及びジョグダイヤル58から入力される入力情報と、外部入力端子59に接続されたドウコン90から入力(ドウコン入力)される操作情報である。
この実施形態では、これらの入力情報や操作情報はいずれもハードウェア割り込みによってコントローラに入力されることから、ステップ33の判定処理では所定期間中に入力情報や操作情報によるハードウェア割り込みがあるか否かを判定し、これからのハードウェア割り込みがあれば「YES」と判定し、ハードウェア割り込みがなければ「NO」と判定する。例えば、ユーザがスチームボタン52やホームボタン53を押下したりジョグダイヤル58を回したりした場合には「YES」と判定される。
操作入力があり「YES」と判定した場合にはステップ30に戻り、再度、カウンタ値を所定値に設定(リセット)して(S30)カウントダウンをやり直す(S31)。これに対して操作入力がなく「NO」と判定した場合にはステップ32に戻って所定時間を経過したかを判定する。所定時間は、例えば3時間に設定されている。そのため、ユーザがオーブン調理装置10のホームボタン53やジョグダイヤル58等を最後に操作したりドウコン90から操作入力が入力されたりしてから3時間が経過した場合にはステップ34に移行する。
ステップ34の電源オフ処理は、主制御処理の電源オフ処理(S26)と同様に、下側ヒータ41及び上側ヒータ42に電力を供給する電源スイッチ等をオフにするとともに、現在設定されているマニュアル運転に関する各設定情報(設定温度やタイマー時間等)をEEPROM等の不揮発性メモリに記憶(格納)する。ステップ34の処理が完了すると本監視タイマー処理は終了する。これにより、通常運転処理(S14)、予約運転処理(S19)やドウコン連動処理(S24)において、ホームボタン53等の操作やドウコン入力がない無操作時間が所定間以上続いた場合には、下側ヒータ41及び上側ヒータ42に対する電力供給が自動的に停止するため、下側及び上側ヒータ41,42による無駄な電力消費を防止することが可能になる。
なお、上述したように、焼成炉20内の温度が所定の設定温度に維持されている場合には、操作入力として、焼成炉20の前面開口部20aを開閉可能に設けられている扉21の開閉情報を加えてもよい。この場合には、例えば、ステップ33、またはその前後において新たな処理ステップを追加して、そのステップにおいて当該開閉情報を取得して扉21の開閉の有無を判定する。これにより、オーブン調理装置10の使用中には、下側及び上側ヒータ41,42の加熱制御が強制的に終了されるまでの時間が扉を開閉する度ごとに引き延ばされる。
即ち、図17に示したように、オーブン調理装置10は、焼成炉20内の温度がその扉21を開閉することによって一時的に低下することが本願発明者らにより確認されている。この例では、焼成炉20内は、設定温度として、上火(炉内上側のこと)が220℃、下火(炉内下側のこと)が190℃にそれぞれなるように下側及び上側ヒータ41,42による加熱が制御装置70により制御されている。
図17において、実線のカーブは上側温度センサ44により検出された焼成炉20内の上火温度の特性を示し、破線のカーブは下側温度センサ43により検出された焼成炉20内の下火温度の特性を示している。時刻ta及び時刻tcのタイミングにおいて扉21が2回開閉されており、上火温度の特性から、1回目の開閉によりta~tbの期間(約7分間)、2回目の開閉によりtc~tdの期間(約5分間)、それぞれ温度が約7℃~10℃、低下していることが確認できる。
このため、例えば、所定タイミングにおいて、上側温度センサ44により検出された上火温度Tuが(上火の設定温度Su-所定閾値温度Th)以下に低下した場合には(Tu≦(Su-Th))、焼成炉20の扉21が開閉された推定することが可能になる。例えば、所定閾値温度Thは5℃(4~6℃)に設定する。
なお、焼成炉20の温度が、設定温度よりも所定閾値温度(例えば10℃)以上、低下している場合に上側ヒータ42による加熱が開始されると短期間に温度上昇する。そのため、扉21の開閉がないにもかかわらず、扉21の開閉があったと推定されて検出される可能性があるが、このような検出による扉21の開閉情報は、上述した監視タイマー処理においてタイマーのカウンタ値をリセットするだけの操作入力として用いられるに過ぎない。また、焼成炉20内の温度上昇が生じる場合には、ユーザが調理等でオーブン調理装置10を使用している蓋然性が高い。したがって、このような誤検出が生じてもオーブン調理装置10の運転に影響を与えることがない。
また、上述したように、所定期間内の温度低下が所定閾値温度以上であるか否かによって扉21の開閉を検出(所定閾値温度以上→開閉あり、所定閾値温度未満上→開閉なし)して開閉情報を出力するアルゴリズムに代えて、単位時間当たりの温度勾配が所定閾値以上であるか否かによって扉21の開閉を検出(所定閾値温度以上→開閉あり、所定閾値温度未満上→開閉なし)して開閉情報を出力するようにアルゴリズムを構成してもよい。
さらに、扉21の開閉を検出可能なセンサ(例えば、マイクロスイッチ、リードスイッチ等)を使用して検出しそのセンサ出力を開閉情報として、上述した監視タイマー処理において操作入力として用いてもよい。これにより、ハードウェア的に扉21の開閉を高精度に検出することが可能になるので、監視タイマー処理におけるタイマーのリセットがより確実に行うことができるようになる。
上記のように構成したオーブン調理装置10では、運転期間中において、操作パネル50から操作入力が最後に入力されてから所定時間を経過したときには(S32;YES)、操作パネル50のコントローラは、ステップ34の電源オフ処理により、制御装置70による下側及び上側ヒータ41,42の加熱制御を強制的に終了させる。運転期間とは、下側及び上側ヒータ41,42に電力が供給されている期間のことである。例えば、営業終了後等にユーザがオーブン調理装置10の運転入/切ボタン55を操作して電源を切り忘れるような場合が生じても、操作パネル50の操作入力が最後に入力されてから所定時間を経過すると、下側及び上側ヒータ41,42の加熱制御がコントローラにより強制的に終了される。これにより、比較的電力消費量の多い下側及び上側ヒータ41,42による電力消費を防止することが可能になる。したがって、不要なエネルギー消費を生じにくくすることができる。
また、上記のように構成したオーブン調理装置10では、操作入力としての運転開始情報がドウコン90からも入力されるので、所定時間の経過の起算点がドウコン90からの入力時になる。これにより、下側及び上側ヒータ41,42の加熱制御が強制的に終了されるまでの時間が引き延ばされる。したがって、ドウコン90との連動による加熱制御が中断されてしまう事態の発生を防ぐことができる。
また、上記のように構成したオーブン調理装置10では、焼成炉20の扉21が開閉される開閉情報も操作パネル50により受け付けられる。これにより、例えば、当該オーブン調理装置10の使用中においては、ユーザが、焼成炉20内にパン生地等の被調理物を搬入したり焼成後の被調理物を焼成炉20内から搬出したりするため、それに伴う扉21の開閉によって、扉21の開閉情報が操作入力として入力部に入力される。そのため、オーブン調理装置10の使用中は下側及び上側ヒータ41,42の加熱制御が強制的に終了されるまでの時間が扉21を開閉する度ごとに引き延ばされる。したがって、ユーザが当該オーブン調理装置10を使用している最中に加熱制御が中断されてしまう事態の発生を防ぐことができる。
なお、上記のオーブン調理装置10では、上記の各制御処理等を操作パネル50のコントローラが実行する場合を例示して説明したが、主制御処理(図8)、通常運転処理(図9)、マニュアル運転処理(図10)、機器設定処理(図12)、ドウコン連動設定処理(図13)、ドウコン連動処理(図15)、監視タイマー処理(図16)等を制御装置70が実行するように構成してもよい。このような構成においても、上述の操作パネル50のコントローラとほぼ同様に、上記の各制御処理等を実行することによる技術的な作用及び効果を得ることができる。
また、この実施形態のオーブン調理装置10では、焼成炉内を加熱するヒータとして、上下2つの下側及び上側ヒータ41,42を備える場合を例示して説明したが、1つのヒータ(下側ヒータ41または上側ヒータ42)で焼成炉20内を加熱するように構成してもよい。また、焼成炉20内の温度を検出するセンサ(温度検出部)についても、上下2つの下側温度センサ43及び上側温度センサ44を備える場合を例示して説明したが、1つのセンサ(下側温度センサ43または上側温度センサ44)で焼成炉20内の温度を検出するように構成してもよい。このような構成においても、上述とほぼ同様の技術的な作用及び効果を得ることができる。
さらに、この実施形態のオーブン調理装置10では、主制御処理(図8)のステップ12,17,23の各電源オン処理において下側及び上側ヒータ41,42に対する電力供給を開始し、それらの直後のステップ13,18,24の各監視タイマー起動処理により監視タイマー処理(図16)を起動させて電源オン後の通常運転処理(S100)、予約運転処理(S19)やドウコン連動処理(S170)における無操作時間を監視するようにアルゴリズムを構成した。しかし、これに限られず、例えば、通常運転処理(S100)、予約運転処理(S19)やドウコン連動処理(S170)で実行される、マニュアル運転処理(S200)の予備加熱開始(S201)の直前やプログラム運転処理(S300’)で予備加熱を開始する直前において監視タイマー処理(図16)を起動させ、マニュアル運転処理(S200)やプログラム運転処理(S300’)においてホームボタン53等の操作やドウコン入力がない時間(無操作時間)を監視するようにアルゴリズムを構成してもよい。このような構成においても、上述とほぼ同様の技術的な作用及び効果を得ることができる。
10…オーブン調理装置、20…焼成炉、20a…前面開口部(開口部)、41…下側ヒータ(ヒータ)、42…上側ヒータ(ヒータ)、50…操作パネル(入力部)、70…制御装置(制御部)、59…外部入力端子、90…ドウコンディショナー(外部装置)。

Claims (3)

  1. 被調理物を焼成するための焼成炉と、
    前記焼成炉内を加熱可能に配置されたヒータと、
    ユーザの操作入力を受け付ける入力部と、
    前記操作入力に基づいて前記ヒータの加熱制御を行う制御部とを備え、
    前記加熱制御の開始を前記制御部に指示する運転開始情報が前記操作入力として前記入力部から入力されてから、前記加熱制御の終了を前記制御部に指示する運転終了情報が前記操作入力として前記入力部から入力されるまでの運転期間中、前記制御部が前記加熱制御を連続して行う場合であって、
    前記運転期間中において、前記操作入力が最後に入力されてから所定時間を経過したときには、前記制御部は、前記ヒータの加熱制御を強制的に終了することを特徴とするオーブン調理装置。
  2. 請求項1に記載のオーブン調理装置において、
    前記操作入力としての前記運転開始情報は、前記入力部に加えて外部装置からも入力されることを特徴とするオーブン調理装置。
  3. 請求項1または2に記載のオーブン調理装置において、
    前記被調理物の搬入出に用いられる前記焼成炉の開口部を開閉自在に塞ぐ扉を備え、
    前記運転期間中に入力される前記操作入力は、前記入力部により受け付けられる情報に加えて、前記扉の開閉情報であることを特徴とするオーブン調理装置。
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