JP2023018471A - 情報処理装置及び冷却方法 - Google Patents

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竜也 須藤
Tatsuya Sudo
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Kazuo Tanaka
洋孝 鹿田
Hirotaka Shikada
弘志 長岡
Hiroshi Nagaoka
浩史 今野
Hiroshi Konno
貴紀 加藤
Takanori Kato
信義 会田
Nobuyoshi Aida
正文 浅野
Masabumi Asano
一雄 久保
Kazuo Kubo
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Abstract

【課題】情報処理装置に搭載される発熱部品を効率的に冷却する。【解決手段】遮断部は、第1発熱部品から第2発熱部品へ向かって流れる空気を遮断する第1動作、又は第1発熱部品から第2発熱部品へ向かって流れる空気を通過させる第2動作を行う。制御部は、第1発熱部品から第2発熱部品へ向かって流れる空気の温度が所定値よりも高い場合、遮断部に第1動作を指示し、第1発熱部品から第2発熱部品へ向かって流れる空気の温度が所定値よりも低い場合、遮断部に第2動作を指示する。【選択図】図1

Description

本発明は、冷却技術に関する。
サーバ等の情報処理装置(コンピュータ)は、CPU(Central Processing Unit)、メモリ等の電子部品と、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)等の補助記憶装置とを含む。これらの電子部品及び補助記憶装置は、情報処理装置における主な発熱源となる部品である。
部品の性能及び寿命に対する発熱の影響を抑えるために、情報処理装置の筐体内に設けられたファンにより外気が取り込まれ、部品の空気冷却が行われる。また、サーバの状態監視や管理を行うLSI(Large-Scale Integration)を有するサーバでは、LSIが筐体内の各部品の温度を監視し、ファンの回転数を増減する風量制御を行うことで、部品の温度を制御する。
情報処理装置における部品の冷却に関連して、自装置に実装された冷却対象である対象物の構成が異なる場合であっても、その対象物を効率よく冷却することが可能なサーバ装置が知られている(例えば、特許文献1を参照)。サーバの送風における動的空気インピーダンス機構も知られている(例えば、特許文献2を参照)。
特開2016-157237号公報 特開2020-107312号公報
近年では、PCI(Peripheral Component Interconnect)カードのI/O(Input/Output)インタフェースの一種であるPCI Expressが、Gen1からGen5まで改訂されている。PCI Expressの改訂に伴って、PCIカードの性能が向上するとともに、PCIカード自体の消費電力が上昇してきている。一例として、PCIカードの消費電力は、従来の数W程度から70W以上まで上昇している。
このように、従来ではほとんど気にする必要がなかったPCIカードの発熱が、情報処理装置内の温度を押し上げる要因となっている。しかしながら、現在の情報処理装置は、主な発熱源であるCPU、メモリ、及び補助記憶装置を効果的に冷却する構造になっており、PCIカードの冷却はあまり考慮されていない。
例えば、ファンの回転により空気が筐体の前方から後方へ向かって流れており、PCIカードが搭載されるスロットが主な発熱源の後方に存在する場合、PCIカードには高温の空気が送られるため、PCIカードが効果的に冷却されない。
なお、かかる問題は、PCIカードの冷却に限らず、情報処理装置に搭載される様々な発熱部品の冷却において生ずるものである。
1つの側面において、本発明は、情報処理装置に搭載される発熱部品を効率的に冷却することを目的とする。
1つの案では、情報処理装置は、第1発熱部品、第2発熱部品、遮断部、及び制御部を含む。遮断部は、第1発熱部品から第2発熱部品へ向かって流れる空気を遮断する第1動作、又は第1発熱部品から第2発熱部品へ向かって流れる空気を通過させる第2動作を行う。
制御部は、第1発熱部品から第2発熱部品へ向かって流れる空気の温度が所定値よりも高い場合、遮断部に第1動作を指示し、第1発熱部品から第2発熱部品へ向かって流れる空気の温度が所定値よりも低い場合、遮断部に第2動作を指示する。
1つの側面によれば、情報処理装置に搭載される発熱部品を効率的に冷却することができる。
実施形態の情報処理装置の機能的構成図である。 情報処理装置の具体例のハードウェア構成図である。 情報処理部の上面図及び断面図である。 冷却部の上面図、前面図、後面図、及び断面図である。 電源及びPCIカード内の温度センサを示す図である。 制御部の機能的構成図である。 冷却処理のフローチャートである。 冷却強化ありの送風制御のフローチャートである。 回転数制御のフローチャートである。 冷却強化なしの送風制御のフローチャートである。 制御部のハードウェア構成図である。
以下、図面を参照しながら、実施形態を詳細に説明する。
情報処理装置において、CPU、メモリ、及び補助記憶装置等の主な発熱源の後方に搭載されたPCIカードを冷却するために、筐体の前方から後方へ空気を送るファンを上限回転数で回転させると、ファンの騒音が大きくなる。また、ファンを上限回転数で回転させると、ファンの消費電力が大きくなるため、冷却効率が低下する。
一方、ファンの回転数を増減する風量制御のみでは、発熱の大きいPCIカードを冷却することが難しい。そこで、発熱の大きいPCIカードと、そのPCIカードを搭載する情報処理装置とに最適化された、専用の冷却機構が採用されることがある。
専用の冷却機構では、例えば、発熱の大きいPCIカードが搭載されるスロットの位置が固定され、その位置に風が集中するように、専用の導風板が設置される。この場合、情報処理装置の構成が制限され、既存の情報処理装置に対して新しい仕様のPCIカードを追加することが困難になる。このため、情報処理装置の開発及び販売において、必ずしも顧客の要望に応えることができないことがある。
さらに、専用の冷却機構を採用する場合、情報処理装置毎に専用部品の開発、製造、部材管理等が行われるため、コスト及び工数の増加につながる。したがって、専用の冷却機構は、効率的な対策とは言えない。
そこで、情報処理装置の使用環境温度を制限する対策が考えられる。しかし、使用環境温度の制限は必ずしも守られるとは限らない。使用環境温度の制限が守られない場合、PCIカードの性能が低下し、最悪の場合、PCIカード自体のシャットダウンにより、情報処理装置がシャットダウンしてしまう懸念がある。
図1は、実施形態の情報処理装置の機能的構成例を示している。図1の情報処理装置101は、第1発熱部品111、第2発熱部品112、遮断部113、及び制御部114を含む。遮断部113は、第1発熱部品111から第2発熱部品112へ向かって流れる空気を遮断する第1動作、又は第1発熱部品111から第2発熱部品112へ向かって流れる空気を通過させる第2動作を行う。
第1発熱部品111から第2発熱部品112へ向かって流れる空気の温度が所定値よりも高い場合、制御部114は、遮断部113に第1動作を指示する。一方、第1発熱部品111から第2発熱部品112へ向かって流れる空気の温度が所定値よりも低い場合、制御部114は、遮断部113に第2動作を指示する。
図1の情報処理装置101によれば、情報処理装置101に搭載される発熱部品を効率的に冷却することができる。
図2は、図1の情報処理装置101の具体例のハードウェア構成例を示している。図2の情報処理装置201は、例えば、サーバであり、情報処理部211及び制御部212を含む。情報処理部211及び制御部212は、ハードウェアである。制御部212は、例えば、制御用LSIであってもよい。制御部212は、図1の制御部114に対応する。
図3は、図2の情報処理部211の例を示す上面図及び断面図である。断面図は、上面図における切断線A-Aに沿った断面を示している。
図3の情報処理部211は、冷却部311、電源312-1、電源312-2、空きスロット313、及びPCIカード314-1~PCIカード314-3を含む。情報処理部211は、メモリ315-1~メモリ315-4、CPU316-1、CPU316-2、ファン317-1~ファン317-6、及び補助記憶装置318をさらに含む。これらの構成要素は、ハードウェアであり、筐体301内に収納されている。補助記憶装置318は、例えば、HDD又はSSDである。
メモリ315-1~メモリ315-4、CPU316-1、CPU316-2、及び補助記憶装置318は、主な発熱源であり、図1の第1発熱部品111に対応する。電源312-1、電源312-2、及びPCIカード314-1~PCIカード314-3は、図1の第2発熱部品112に対応し、冷却部311は、図1の遮断部113に対応する。
PCIカード314-1及びPCIカード314-3は、消費電力が大きなPCIカードであり、PCIカード314-2は、消費電力が小さなPCIカードである。したがって、PCIカード314-1及びPCIカード314-3の発熱量は、PCIカード314-2の発熱量よりも大きい。PCIカード314-1~PCIカード314-3は、拡張カードの一例であり、拡張カード用のスロットに搭載されている。
筐体301の右側は、筐体301の前面に対応し、筐体301の左側は、筐体301の後面に対応する。ファン317-1~ファン317-6は、回転することで、筐体301の前面から後面へ向かう空気の流れを発生させる。筐体301の前面から後面へ向かって流れる空気は、第1発熱部品111から第2発熱部品112へ向かって流れる空気に対応する。
冷却部311は、ファン321-1~ファン321-6、ルーバ322-1~ルーバ322-6、温度センサ323-1~温度センサ323-6、上段のダクト324、及び下段のダクト325を含む。
ダクト324は、筐体301の前面から後面へ向かって流れる空気を、筐体301の外部へ向かって誘導する。ダクト325は、筐体301の前面から後面へ向かって流れる空気を、電源312-1、電源312-2、及びPCIカード314-1~PCIカード314-3へ向かって誘導する。ダクト324は、第2ダクトの一例であり、ダクト325は、第1ダクトの一例である。
図4は、図3の冷却部311の上面図、前面図、後面図、及び断面図である。断面図は、上面図における切断線B-Bに沿った断面を示している。
ダクト324の前面には、吸気口411-1~吸気口411-6が設けられている。吸気口411-1~吸気口411-6からダクト324内に流れ込む空気は、ダクト324の後面に設けられた排気口から、筐体301の外部へ排出される。
ダクト325の前面には、吸気口412-1~吸気口412-6が設けられており、ダクト325の後面には、各吸気口412-i(i=1~6)と対向する位置に排気口が設けられている。各吸気口412-iからダクト325内に流れ込む空気は、吸気口412-iと対向する排気口から排出される。
ダクト324及びダクト325を設けることで、吸気口411-i及び吸気口412-iの前方から流れ込む空気を、筐体301の外部又は吸気口412-iと対向する排気口の後方へ選択的に排出することができる。
各ファン321-i(i=1~6)は、吸気口412-iと対向する排気口の後方に設けられる。各ファン321-iは、吸気口412-iからダクト325内に流れ込む空気を、吸気口412-iと対向する排気口から、ファン321-iと対向する位置に搭載された発熱部品へ向かって放出する。
例えば、ファン321-1は、吸気口412-1からダクト325内に流れ込む空気を、吸気口412-1と対向する排気口から、ファン321-1の後方に位置する電源312-1へ向かって放出する。
ファン321-2は、吸気口412-2からダクト325内に流れ込む空気を、吸気口412-2と対向する排気口から、ファン321-2の後方に位置する電源312-2へ向かって放出する。
ファン321-4は、吸気口412-4からダクト325内に流れ込む空気を、吸気口412-4と対向する排気口から、ファン321-4の後方に位置するPCIカード314-1へ向かって放出する。
ファン321-5は、吸気口412-5からダクト325内に流れ込む空気を、吸気口412-5と対向する排気口から、ファン321-5の後方に位置するPCIカード314-2へ向かって放出する。
ファン321-6は、吸気口412-6からダクト325内に流れ込む空気を、吸気口412-6と対向する排気口から、ファン321-6の後方に位置するPCIカード314-3へ向かって放出する。
ファン321-iを設けることで、吸気口412-iからダクト325内に流れ込む空気を、ファン321-iの後方に位置する発熱部品へ向かって強制的に放出することができ、発熱部品の冷却が促進される。
各ルーバ322-i(i=1~6)は、吸気口411-i又は吸気口412-iのうち一方を遮蔽する。各ルーバ322-iは、上方へ傾くことで吸気口411-iを遮蔽し、下方へ傾くことで吸気口412-iを遮蔽する。ルーバ322-iは、遮蔽部材の一例である。
吸気口411-iを遮蔽し、吸気口412-iを開放することで、筐体301の前面から後面へ向かって流れる空気がダクト325を通過して、吸気口412-iと対向する排気口から排出される。
一方、吸気口411-iを開放し、吸気口412-iを遮蔽することで、筐体301の前面から後面へ向かって流れる空気がダクト324を通過して、筐体301の外部へ排出される。
各温度センサ323-i(i=1~6)は、ルーバ322-iの先端に取り付けられており、冷却部311の前面における空気の温度を取得する。以下では、冷却部311の前面における空気の温度を指して、吸気側温度と記載することがある。温度センサ323-iは、第1温度センサの一例である。
例えば、温度センサ323-1は、メモリ315-1から流れてくる空気の温度を取得し、温度センサ323-2は、CPU316-1から流れてくる空気の温度を取得する。
温度センサ323-3は、メモリ315-2から流れてくる空気の温度を取得し、温度センサ323-4は、メモリ315-3から流れてくる空気の温度を取得する。温度センサ323-5は、CPU316-2から流れてくる空気の温度を取得し、温度センサ323-6は、メモリ315-4から流れてくる空気の温度を取得する。
図5は、図3の電源312-i(i=1,2)及びPCIカード314-i(i=1~3)内の温度センサの例を示している。図5(a)は、電源312-i内の温度センサの例を示している。電源312-iは、電源312-iの温度を取得する温度センサ511を含む。
図5(b)は、PCIカード314-i内の温度センサの例を示している。PCIカード314-iは、PCIカード314-iの温度を取得する温度センサ512を含む。温度センサ511及び温度センサ512は、第2温度センサの一例である。
図6は、図2の制御部212の機能的構成例を示している。図6の制御部212は、取得部611、冷却制御部612、及び記憶部613を含む。制御部212は、例えば、制御用LSIであってもよい。
記憶部613は、情報処理部211内の各発熱部品の温度仕様情報を記憶する。温度仕様情報は、発熱部品の温度の閾値を含む。
情報処理装置201の起動時に、取得部611は、各ファン321-iの後方に存在する発熱部品の搭載情報及び位置情報を取得する。搭載情報は、あらかじめ決められた位置に発熱部品が搭載されているか否かを示し、位置情報は、搭載されている発熱部品の位置を示す。
例えば、電源312-1の搭載情報は、ファン321-1の後方の位置に電源312-1が搭載されているか否かを示し、位置情報は、電源312-1の位置を示す。電源312-2の搭載情報は、ファン321-2の後方の位置に電源312-2が搭載されているか否かを示し、位置情報は、電源312-2の位置を示す。
PCIカード314-1の搭載情報は、ファン321-4の後方のスロットにPCIカード314-1が搭載されているか否かを示し、位置情報は、PCIカード314-1が搭載されているスロットの位置を示す。PCIカード314-2の搭載情報は、ファン321-5の後方のスロットにPCIカード314-2が搭載されているか否かを示し、位置情報は、PCIカード314-2が搭載されているスロットの位置を示す。
PCIカード314-3の搭載情報は、ファン321-6の後方のスロットにPCIカード314-3が搭載されているか否かを示し、位置情報は、PCIカード314-3が搭載されているスロットの位置を示す。
情報処理装置201の稼働中に、取得部611は、メモリ315-1~メモリ315-4、CPU316-1、CPU316-2、及び補助記憶装置318の温度を取得する。また、取得部611は、温度センサ323-iから吸気側温度を取得し、温度センサ511から電源312-iの温度を取得し、温度センサ512からPCIカード314-iの温度を取得する。
さらに、取得部611は、ファン317-iからファン317-iの回転数を取得し、ファン321-iからファン321-iの回転数を取得する。取得部611は、取得された温度及び回転数を記憶部613に格納する。取得部611は、温度及び回転数を定期的に取得してもよい。
冷却制御部612は、従来と同様に、取得されたメモリ315-1~メモリ315-4、CPU316-1、CPU316-2、及び補助記憶装置318の温度を監視する。そして、冷却制御部612は、これらの発熱部品の温度仕様情報を用いてファン317-iの回転数を増減する風量制御を行うことで、これらの発熱部品の温度を制御する。
冷却制御部612は、さらに冷却部311を制御する。温度センサ323-iから取得された吸気側温度が所定値よりも高い場合、冷却制御部612は、冷却部311に排気動作を指示する。所定値としては、例えば、温度センサ511又は温度センサ512から取得された、ファン321-iの後方の発熱部品の温度が用いられる。
排気動作では、ルーバ322-iが吸気口412-iを遮蔽することで、吸気口411-iからダクト324へ流れ込む空気が筐体301の外部へ排出される。これにより、ファン321-iの後方の発熱部品よりも高い温度の熱風が強制的に排気され、その発熱部品が加熱されることが防止される。排気動作は、第1動作に対応する。
一方、温度センサ323-iから取得された吸気側温度が所定値よりも低い場合、冷却制御部612は、冷却部311に冷却動作を指示する。
冷却動作では、ルーバ322-iが吸気口411-iを遮蔽し、かつ、ファン321-iが回転することで、吸気口412-iからダクト325へ流れ込む空気が、ファン321-iの後方の発熱部品へ向かって放出される。これにより、ファン321-iの後方の発熱部品よりも低い温度の冷風を利用して、その発熱部品を冷却することができる。冷却動作は、第2動作に対応する。
冷却部311の前方の発熱部品の温度が上昇すると、その発熱部品を冷却した空気の温度も上昇し、冷却部311の前面で熱風が発生する。そこで、温度センサ323-iから取得された吸気側温度に応じて、熱風を排気し、冷風のみを発熱部品へ放出する動作を、冷却部311に行わせることで、ファン321-iの後方の発熱部品を効率的に冷却することができる。
例えば、PCIカード314-1及びPCIカード314-3のように、発熱の大きい発熱部品が、主な発熱源の後方に搭載されている場合であっても、それらの発熱部品を効率的に冷却することができる。この場合、主な発熱源を冷却するためのファン317-iを上限回転数で回転させる必要がないため、ファン317-iの騒音及び消費電力を抑えることができる。
一例として、冷却部311は、ラック型の情報処理装置に搭載可能な汎用型である。しかし、他の情報処理装置であっても、電源と制御用インタフェースとが含まれていれば、冷却部311をオプションとして搭載することができる。
これにより、情報処理装置の構成の自由度が拡大し、既存の情報処理装置に対して新しい仕様のPCIカードを追加することが容易になる。また、専用の冷却機構を設ける必要がないため、情報処理装置毎に専用部品の開発、製造、部材管理等を行う必要がなくなり、コスト及び工数が低減される。
さらに、情報処理装置の使用環境温度を制限する必要がなく、PCIカードの性能の低下及びシャットダウンを防止することができる。これにより、情報処理装置のシャットダウンも防止される。
なお、ルーバ322-iの代わりに、シャッタ、フィルム状のスクリーン等の別の遮蔽部材を用いて、吸気口411-i又は吸気口412-iを遮蔽することも可能である。
図7は、図2の情報処理装置201が冷却部311を制御する冷却処理の例を示すフローチャートである。冷却部311の各ファン321-iは、高速回転又は低速回転のうち何れかの回転動作を行う。高速回転の回転数は、低速回転の回転数よりも高い。
まず、ユーザは、情報処理装置201の電源を投入し(ステップ701)、制御部212の取得部611は、各発熱部品の搭載情報及び位置情報を取得する(ステップ702)。
次に、取得部611は、温度センサ511から電源312-iの温度を取得し、温度センサ512からPCIカード314-iの温度を取得する(ステップ703)。そして、取得部611は、冷却部311の温度センサ323-iから吸気側温度を取得し(ステップ704)、ファン321-iからファン321-iの回転数を取得する(ステップ705)。
次に、冷却制御部612は、各発熱部品の温度を、その発熱部品の温度仕様情報に含まれる閾値と比較する(ステップ706)。各発熱部品は、電源312-i又はPCIカード314-iである。
何れかの発熱部品の温度が閾値以上である場合(ステップ706,YES)、冷却制御部612は、冷却強化ありの送風制御を行う(ステップ707)。一方、すべての発熱部品の温度が閾値未満である場合(ステップ706,NO)、冷却制御部612は、冷却強化なしの送風制御を行う(ステップ708)。
図8は、図7のステップ707における冷却強化ありの送風制御の例を示すフローチャートである。まず、冷却制御部612は、各発熱部品の温度を、その発熱部品に対応する温度センサ323-iから取得された吸気側温度と比較する(ステップ801)。
発熱部品に対応する温度センサ323-iは、その発熱部品の前方に存在する吸気口412-iを遮蔽するルーバ322-iに取り付けられた温度センサ323-iである。発熱部品の前方に存在する吸気口412-iは、ダクト325において、その発熱部品へ向かって冷風を放出するファン321-iの前方に設けられた排気口と対向する位置に存在する。
吸気側温度が発熱部品の温度よりも低い場合(ステップ801,YES)、冷却制御部612は、冷却部311に冷却動作を指示し(ステップ802)、ファン321-iに対する回転数制御を行う(ステップ803)。これにより、ルーバ322-iは、吸気口411-iを遮蔽し、吸気口412-iからダクト325へ流れ込む空気が発熱部品へ向かって放出される。
一方、吸気側温度が発熱部品の温度以上である場合(ステップ801,NO)、冷却制御部612は、冷却部311に排気動作を指示する(ステップ804)。これにより、ルーバ322-iは、吸気口412-iを遮蔽し、吸気口411-iからダクト324へ流れ込む空気が筐体301の外部へ排出される。
なお、ステップ801において、ファン321-iと対向する位置に発熱部品が搭載されていない場合、冷却制御部612は、あらかじめ決められた特定の温度を発熱部品の温度として用いて、吸気側温度と比較する。
図9は、図8のステップ803における回転数制御の例を示すフローチャートである。まず、冷却制御部612は、取得された搭載情報を参照して、ファン321-iと対向する位置に発熱部品が搭載されているか否かをチェックする(ステップ901)。
ファン321-iと対向する位置に発熱部品が搭載されている場合(ステップ901,YES)、冷却制御部612は、その発熱部品の温度を、その発熱部品の温度仕様情報に含まれる閾値と比較する(ステップ902)。
発熱部品の温度が閾値以上である場合(ステップ902,YES)、冷却制御部612は、ファン321-iに対して、高速回転を指示する(ステップ903)。これにより、高温の発熱部品が迅速に冷却される。
一方、発熱部品の温度が閾値未満である場合(ステップ902,NO)、冷却制御部612は、ファン321-iに対して、低速回転を指示する(ステップ904)。これにより、あまり発熱していない発熱部品がゆっくりと冷却される。
ファン321-iと対向する位置に発熱部品が搭載されていない場合(ステップ901,NO)、冷却制御部612は、ファン321-iに対して、動作停止を指示する(ステップ905)。これにより、ファン321-iの前方の排気口から冷風が放出されることが防止され、冷風を他の排気口へ誘導して発熱部品の冷却に利用することが容易になる。
図10は、図7のステップ708における冷却強化なしの送風制御の例を示すフローチャートである。まず、冷却制御部612は、各発熱部品の温度を、その発熱部品に対応する温度センサ323-iから取得された吸気側温度と比較する(ステップ1001)。
吸気側温度が発熱部品の温度よりも低い場合(ステップ1001,YES)、冷却制御部612は、冷却部311に冷却動作を指示し(ステップ1002)、すべてのファン321-iに対して、低速回転を指示する(ステップ1003)。
これにより、ルーバ322-iは、吸気口411-iを遮蔽し、吸気口412-iからダクト325へ流れ込む空気が発熱部品へ向かって放出される。すべてのファン321-iが低速回転を行うことで、暖まった空気が筐体301内に滞留することが防止され、あまり発熱していない発熱部品がゆっくりと冷却される。
一方、吸気側温度が発熱部品の温度以上である場合(ステップ1001,NO)、冷却制御部612は、冷却部311に排気動作を指示する(ステップ1004)。これにより、ルーバ322-iは、吸気口412-iを遮蔽し、吸気口411-iからダクト324へ流れ込む空気が筐体301の外部へ排出される。
なお、ステップ1001において、ファン321-iと対向する位置に発熱部品が搭載されていない場合、冷却制御部612は、あらかじめ決められた特定の温度を発熱部品の温度として用いて、吸気側温度と比較する。
例えば、電源312-1、電源312-2、及びPCIカード314-2の温度が閾値未満であり、かつ、PCIカード314-1及びPCIカード314-3の温度が閾値以上である場合を想定する。
この場合、図7のステップ702において、電源312-1、電源312-2、及びPCIカード314-1~PCIカード314-3が搭載されていること示す搭載情報と、それらの発熱部品の位置情報とが取得される。さらに、空きスロット313にPCIカードが搭載されていないこと示す搭載情報が取得される。
次に、ステップ706において、PCIカード314-1及びPCIカード314-3の温度が閾値以上であると判定され、電源312-1、電源312-2、及びPCIカード314-2の温度が閾値未満であると判定される。この場合、ステップ707において、冷却強化ありの送風制御が行われる。
図8のステップ801において、温度センサ323-4から取得された吸気側温度がPCIカード314-1の温度よりも低いと判定され、温度センサ323-6から取得された吸気側温度がPCIカード314-3の温度よりも低いと判定される。そして、ステップ802において、ルーバ322-4及びルーバ322-6は、吸気口411-4及び吸気口411-6をそれぞれ遮蔽する。
次に、図9のステップ903において、ファン321-4及びファン321-6に対して、高速回転が指示され、PCIカード314-1及びPCIカード314-3が迅速に冷却される。
また、図8のステップ801において、温度センサ323-1から取得された吸気側温度が電源312-1の温度よりも低いと判定され、温度センサ323-2から取得された吸気側温度が電源312-2の温度よりも低いと判定される。さらに、温度センサ323-5から取得された吸気側温度がPCIカード314-2の温度よりも低いと判定される。
そして、ステップ802において、ルーバ322-1、ルーバ322-2、及びルーバ322-5は、吸気口411-1、吸気口411-2、及び吸気口411-5をそれぞれ遮蔽する。
次に、図9のステップ904において、ファン321-1、ファン321-2、及びファン321-5に対して、低速回転が指示され、電源312-1、電源312-2、及びPCIカード314-2がゆっくりと冷却される。
さらに、図8のステップ801において、温度センサ323-3から取得された吸気側温度が特定の温度よりも低いと判定される。そして、ステップ802において、ルーバ322-3は、吸気口411-3を遮蔽する。
次に、図9のステップ905において、ファン321-3に対して動作停止が指示され、吸気口412-3から流れ込む冷風が、他の吸気口412-iと対向する排気口へ誘導される。
図11は、図2の制御部212のハードウェア構成例を示している。図11の制御部212は、CPU1101(プロセッサ)、メモリ1102、通信回路1103、及び通信回路1104を含む。これらの構成要素はハードウェアである。
メモリ1102は、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等の半導体メモリであり、処理に用いられるプログラム及びデータを記憶する。メモリ1102は、図6の記憶部613として動作してもよい。
CPU1101は、例えば、メモリ1102を利用してプログラムを実行することにより、図6の取得部611及び冷却制御部612として動作する。
通信回路1103は、I2C(Inter-Integrated Circuit)バス等の制御用バスに接続され、制御用バスを介して、電源312-i、PCIカード314-i、ファン321-i、ルーバ322-i、及び温度センサ323-iと通信する。通信回路1103は、制御用バスを介して、メモリ315-i、CPU316-i、ファン317-i、及び補助記憶装置318とも通信する。
通信回路1104は、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等の通信ネットワークに接続され、通信ネットワークを介して、管理者の端末装置と通信する。管理者は、端末装置を用いて制御部212と通信することで、情報処理装置201を監視し、遠隔操作を行うことができる。
図1の情報処理装置101及び図2の情報処理装置201の構成は一例に過ぎず、情報処理装置の用途又は条件に応じて一部の構成要素を省略又は変更してもよい。
図3の情報処理部211及び図4の冷却部311の構成は一例に過ぎず、情報処理装置201の用途又は条件に応じて一部の構成要素を省略又は変更してもよい。例えば、ファン317-iが回転することでダクト325内の風量が十分に確保できる場合は、ファン321-iを省略することができる。
図5の電源312-i及びPCIカード314-iの構成は一例に過ぎず、情報処理装置201の構成又は条件に応じて一部の構成要素を省略又は変更してもよい。図6及び図11の制御部212の構成は一例に過ぎず、情報処理装置201の構成又は条件に応じて一部の構成要素を省略又は変更してもよい。
図7~図10のフローチャートは一例に過ぎず、情報処理装置201の構成又は条件に応じて、一部の処理を省略又は変更してもよい。
開示の実施形態とその利点について詳しく説明したが、当業者は、特許請求の範囲に明確に記載した本発明の範囲から逸脱することなく、様々な変更、追加、省略をすることができるであろう。
図1乃至図11を参照しながら説明した実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
第1発熱部品と、
第2発熱部品と、
前記第1発熱部品から前記第2発熱部品へ向かって流れる空気を遮断する第1動作又は前記空気を通過させる第2動作を行う遮断部と、
前記空気の温度が所定値よりも高い場合、前記遮断部に前記第1動作を指示し、前記空気の温度が前記所定値よりも低い場合、前記遮断部に前記第2動作を指示する制御部と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。
(付記2)
前記情報処理装置は、前記第1発熱部品、前記第2発熱部品、及び前記遮断部を収納する筐体をさらに備え、
前記遮断部は、
前記空気を前記第2発熱部品へ向かって誘導する第1ダクトと、
前記空気を前記筐体の外部へ向かって誘導する第2ダクトと、
前記第1ダクトの吸気口又は前記第2ダクトの吸気口のうち一方を遮蔽する遮蔽部材とを含み、
前記第1動作は、前記遮蔽部材が前記第1ダクトの吸気口を遮蔽する動作であり、
前記第2動作は、前記遮蔽部材が前記第2ダクトの吸気口を遮蔽する動作であることを特徴とする付記1記載の情報処理装置。
(付記3)
前記遮断部は、前記第2ダクト内の空気を前記第2ダクトの排気口から前記第2発熱部品へ向かって放出するファンをさらに含み、
前記第2動作は、前記ファンが回転する動作を含むことを特徴とする付記2記載の情報処理装置。
(付記4)
前記遮断部は、前記第1発熱部品から前記第2発熱部品へ向かって流れる空気の温度を取得する第1温度センサを含み、
前記第2発熱部品は、前記第2発熱部品の温度を取得する第2温度センサを含み、
前記制御部は、前記第1温度センサから前記空気の温度を取得し、前記第2温度センサから前記第2発熱部品の温度を取得し、前記第2発熱部品の温度を前記所定値として用いることを特徴とする付記1乃至3の何れか1項に記載の情報処理装置。
(付記5)
前記第1発熱部品は、プロセッサ、メモリ、又は補助記憶装置であり、
前記第2発熱部品は、拡張カードであることを特徴とする付記1乃至4の何れか1項に記載の情報処理装置。
(付記6)
第1発熱部品と第2発熱部品とを含む情報処理装置において、前記第1発熱部品から前記第2発熱部品へ向かって流れる空気の温度が所定値よりも高い場合、前記空気を遮断する第1動作を遮断部に行わせる工程と、
前記空気の温度が前記所定値よりも低い場合、前記空気を通過させる第2動作を前記遮断部に行わせる工程と、
を備えることを特徴とする冷却方法。
(付記7)
前記遮断部は、
前記空気を前記第2発熱部品へ向かって誘導する第1ダクトと、
前記第1発熱部品、前記第2発熱部品、及び前記遮断部を収納する筐体の外部へ向かって、前記空気を誘導する第2ダクトと、
前記第1ダクトの吸気口又は前記第2ダクトの吸気口のうち一方を遮蔽する遮蔽部材とを含み、
前記第1動作は、前記遮蔽部材が前記第1ダクトの吸気口を遮蔽する動作であり、
前記第2動作は、前記遮蔽部材が前記第2ダクトの吸気口を遮蔽する動作であることを特徴とする付記6記載の冷却方法。
(付記8)
前記遮断部は、前記第2ダクト内の空気を前記第2ダクトの排気口から前記第2発熱部品へ向かって放出するファンをさらに含み、
前記第2動作は、前記ファンが回転する動作を含むことを特徴とする付記7記載の冷却方法。
(付記9)
前記遮断部は、前記第1発熱部品から前記第2発熱部品へ向かって流れる空気の温度を取得する第1温度センサを含み、
前記第2発熱部品は、前記第2発熱部品の温度を取得する第2温度センサを含み、
前記冷却方法は、
前記第1温度センサから前記空気の温度を取得する工程と、
前記第2温度センサから前記第2発熱部品の温度を取得する工程と、
をさらに備え、
前記第1動作を前記遮断部に行わせる工程は、前記第2発熱部品の温度を前記所定値として用いる工程を含み、
前記第2動作を前記遮断部に行わせる工程は、前記第2発熱部品の温度を前記所定値として用いる工程を含むことを特徴とする付記6乃至8の何れか1項に記載の冷却方法。
(付記10)
前記第1発熱部品は、プロセッサ、メモリ、又は補助記憶装置であり、
前記第2発熱部品は、拡張カードであることを特徴とする付記6乃至9の何れか1項に記載の冷却方法。
101、201 情報処理装置
111 第1発熱部品
112 第2発熱部品
113 遮断部
114 制御部
211 情報処理部
212 制御部
301 筐体
311 冷却部
312-1、312-2 電源
313 空きスロット
314-1~314-3 PCIカード
315-1~315-4、1102 メモリ
316-1、316-2、1101 CPU
317-1~317-6、321-1~321-6 ファン
318 補助記憶装置
322-1~322-6 ルーバ
323-1~323-6、511、512 温度センサ
324、325 ダクト
411-1~411-6、412-1~412-6 吸気口
611 取得部
612 冷却制御部
613 記憶部
1103、1104 通信回路

Claims (5)

  1. 第1発熱部品と、
    第2発熱部品と、
    前記第1発熱部品から前記第2発熱部品へ向かって流れる空気を遮断する第1動作又は前記空気を通過させる第2動作を行う遮断部と、
    前記空気の温度が所定値よりも高い場合、前記遮断部に前記第1動作を指示し、前記空気の温度が前記所定値よりも低い場合、前記遮断部に前記第2動作を指示する制御部と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記情報処理装置は、前記第1発熱部品、前記第2発熱部品、及び前記遮断部を収納する筐体をさらに備え、
    前記遮断部は、
    前記空気を前記第2発熱部品へ向かって誘導する第1ダクトと、
    前記空気を前記筐体の外部へ向かって誘導する第2ダクトと、
    前記第1ダクトの吸気口又は前記第2ダクトの吸気口のうち一方を遮蔽する遮蔽部材とを含み、
    前記第1動作は、前記遮蔽部材が前記第1ダクトの吸気口を遮蔽する動作であり、
    前記第2動作は、前記遮蔽部材が前記第2ダクトの吸気口を遮蔽する動作であることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記遮断部は、前記第2ダクト内の空気を前記第2ダクトの排気口から前記第2発熱部品へ向かって放出するファンをさらに含み、
    前記第2動作は、前記ファンが回転する動作を含むことを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  4. 前記遮断部は、前記第1発熱部品から前記第2発熱部品へ向かって流れる空気の温度を取得する第1温度センサを含み、
    前記第2発熱部品は、前記第2発熱部品の温度を取得する第2温度センサを含み、
    前記制御部は、前記第1温度センサから前記空気の温度を取得し、前記第2温度センサから前記第2発熱部品の温度を取得し、前記第2発熱部品の温度を前記所定値として用いることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の情報処理装置。
  5. 第1発熱部品と第2発熱部品とを含む情報処理装置において、前記第1発熱部品から前記第2発熱部品へ向かって流れる空気の温度が所定値よりも高い場合、前記空気を遮断する第1動作を遮断部に行わせる工程と、
    前記空気の温度が前記所定値よりも低い場合、前記空気を通過させる第2動作を前記遮断部に行わせる工程と、
    を備えることを特徴とする冷却方法。
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