JP2023016812A - ワイヤハーネス - Google Patents

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Abstract

【課題】止水性を保ちつつ、複数の電線をシースの端部で分岐して異なる方向に導出することが可能なワイヤハーネスを提供する。【解決手段】ワイヤハーネス1は、導体線が絶縁体で被覆された第1及び第2の絶縁電線2,3と、第1及び第2の絶縁電線2,3の長手方向の一部を覆うシース4と、第1及び第2の絶縁電線2,3を導出させるシース4の端部4a及び当該端部4aから導出された第1及び第2の絶縁電線2,3の一部を覆うゴム状弾性体からなる成形部材5とを備える。成形部材5は、第1の絶縁電線2を導出する筒状の第1の導出部53、及び第2の絶縁電線3を導出する筒状の第2の導出部54を有しており、第1及び第2の導出部53,54の外周面53a,54aが締付部材8A,8Bにより締め付けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、ワイヤハーネスに関する。
従来、例えば自動車のABS(アンチロックブレーキシステム)センサの検出信号を伝達する一対のセンサ用電線と、電動式のパーキングブレーキを動作させる一対のパーキングブレーキ用電線とを共通のシースで被覆して一体化したワイヤハーネスには、シースの端部からセンサ用電線及びパーキングブレーキ用電線を分岐し、シースの端部にゴム栓を外嵌したものがある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載のワイヤハーネスのゴム栓は、シースの端部に外嵌されるシース外嵌部と、各電線が貫通される複数の貫通孔を有する電線貫通部とを設けたものである。ゴム
栓は、一対のセンサ用電線及びパーキングブレーキ用電線がそれぞれ電線貫通部の貫通孔に挿通されると共に、シース外嵌部がシースの端部に外嵌され、シース外嵌部及び電線貫通部のそれぞれの外周面がブラケットの先端側に形成された締付リングにより締め付けられている。ブラケットは、貫通孔が形成された取付基板を有しており、この貫通孔に挿通されるボルトによってゴム栓が車両側に取り付けられる。
特許第6249239号公報
本発明は、複数の絶縁電線と、複数の絶縁電線の長手方向の一部を覆うシースとを備え、シース内部への水分の浸入を防ぐ止水性を高めることが可能なワイヤハーネスを提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決することを目的として、導体線が絶縁体で被覆された複数の絶縁電線と、前記複数の絶縁電線の長手方向の一部を覆うシースと、前記複数の絶縁電線を導出させる前記シースの端部及び当該端部から導出された前記複数の絶縁電線の一部を覆うゴム状弾性体からなる成形部材と、前記成形部材の外周面に巻き締められた巻き締め部を備える巻き締め部材と、を備え、前記成形部材は、前記シースの端部の外周を覆って前記シースを保持するシース保持部と、前記シースから導出された前記複数の絶縁電線を保持し前記シース保持部と連続的に形成されている電線保持部と、を備え、前記巻き締め部は、前記シース保持部における外周面に巻き締められた第1部分と、前記電線保持部における外周面に巻き締められた第2部分とを有し、前記巻き締め部は、前記第1部分と前記第2部分とが連続的に形成されている、ワイヤハーネスを提供する。
本発明に係るワイヤハーネスによれば、シース内部への水分の浸入を防ぐ止水性を高めることが可能である。
本発明の実施の形態に係るワイヤハーネスを示す斜視図である。 図1に示すワイヤハーネスの正面図である。 (a)は、図1の絶縁電線を通る縦断面図、(b)は、(a)のA-A線断面図、(c)は、(a)のB-B線断面図、(d)は、(a)のC-C断面図である。 第1及び第2の締付部材の変形例を示し、(a)は正面図、(b)は左側面図である。
[実施の形態]
図1は、本発明の実施の形態に係るワイヤハーネスを示す斜視図である。図2は、図1に示すワイヤハーネスの正面図である。図3(a)は、図1の絶縁電線を通る縦断面図、(b)は、(a)のA-A線断面図、(c)は、(a)のB-B線断面図、(d)は、(a)のC-C線断面図である。
ワイヤハーネス1は、一対の第1の絶縁電線2及び一対の第2の絶縁電線3と、第1及び第2の絶縁電線2,3の長手方向の一部を覆うシース4と、シース4の端部4a及び当該端部4aから導出された第1及び第2の絶縁電線2,3の一部を覆う成形部材5と、固定金具としてのブラケット7とを有している。
このワイヤハーネス1は、車両に搭載され、ブラケット7の貫通孔720に挿通される図略のボルトやリベット等の締結部材によってブラケット7が車体側に固定される。第1の絶縁電線2は、例えば電動式のパーキングブレーキに動作電源を供給するためのパーキングブレーキ用電線である。第2の絶縁電線3は、例えばABSセンサの検出信号を伝達するセンサ用電線である。また、第1の絶縁電線2又は第2の絶縁電線3を、電子制御式のダンパを制御するためのダンパ用電線としてもよい。あるいは、ダンパ用電線を第3の絶縁電線として追加し、シース4に収容してもよい。
第1の絶縁電線2は、例えば銅からなる複数の素線を撚り合わせた導体線21、及び導体線21を被覆する絶縁体22からなる。同様に、第2の絶縁電線3は、例えば銅からなる複数の素線を撚り合わせた導体線31、及び導体線31を被覆する絶縁体32からなる。なお、第1の絶縁電線2は、第1の絶縁電線3よりも太く形成されている。
シース4は、筒状であり、一対の第1の絶縁電線2及び一対の第2の絶縁電線3を一括して被覆している。シース4の内部において、シース4の内面と第1及び第2の絶縁電線2,3との間には、繊維状の介在41が配置されている。シース4は、一方の端部が成形部材5に保持され、他方の端部は図略の制御装置のケースに保持されている。
成形部材5は、第1及び第2の絶縁電線2,3が導出されるシース4の端部4aの外周を覆ってシース4を保持するシース保持部51と、シース4から導出された第1及び第2の絶縁電線2,3を保持する電線保持部52と、電線保持部52から(複数(4本)の絶縁電線の一部である)2本の第1の絶縁電線2を第1の方向(例えば、軸方向)に導出する第1の導出部53と、電線保持部52から(複数(4本)の絶縁電線の一部である)2本の第2の絶縁電線3を第1の方向と異なる方向(例えば、斜め方向)に導出する第2の導出部54とを一体に有している。
シース4は、成形部材5の内部において直線状に、シース保持部51に保持されている。第1の絶縁電線2は、シース保持部51に保持されたシース4と平行かつ直線状に、電線保持部52に保持されている。第2の絶縁電線3は、電線保持部52の内部で屈曲されて第1の絶縁電線2とは異なる方向に向かって成形部材5から導出されている。以下、シース保持部51に保持されたシース4の中心軸の方向を軸方向といい、この軸方向に対して、斜めの方向を斜め方向、垂直な方向を径方向という。
成形部材5は、径方向から見た場合に、シース4の外周側にあたる部分がシース保持部51として、またシース4の開口端面4bから先の部分が電線保持部52として、またさらに電線保持部52から先の部分が第1及び第2の導出部53,54としてそれぞれ形成されている。シース保持部51は、円筒状の本体部510と、本体部510から径方向に突出して設けられた環状のフランジ部511とを有している。フランジ部511は、ブラケット7の巻き締め部71が巻き締められる成形部材5の外周面5aから径方向外方に突出して設けられている。
成形部材5は、EPDM(エチレンプロピレンジエンゴム)等のゴム状弾性体からなる。EPDMは、比較的軟らかい材料であり、絶縁電線2,3の屈曲に追従して屈曲可能であるため、絶縁電線2,3の損傷を抑制することができる。なお、成形部材5の材料としては、EPDMのみに限らず、ウレタンゴム、シリコンゴム、ブチルゴム、フッ素ゴム、
アクリルゴム、ブタジエンゴムを使用してもよい。
第1の導出部53は、電線保持部52よりも小径の円筒状であり、第2の導出部54は、第1の導出部53よりもさらに小径の円筒状である。第1の導出部53には、それぞれ第1の絶縁電線2を挿通させる複数(本実施の形態においては、2つ)の第1の挿通孔が互いに離間して形成されている。第2の導出部54には、それぞれ第2の絶縁電線3を挿通させる複数(本実施の形態においては、2つ)の第2の挿通孔が互いに離間して形成されている。第2の導出部54を電線保持部52から斜め方向に突出させることにより、電線保持部52の外周面5aと第2の導出部54の外周面54aとの間に境界5bが形成される。成形部材5の外周面5aにブラケット7の巻締め部71を巻き締めた場合に、巻き締め部71をフランジ部511と境界5bで挟むことにより、ブラケット7が成形部材5に対して軸方向に相対移動してしまうことが規制されている。
第1の導出部53の外周面53aは、第1の締付部材8Aによって締め付けられて押圧されている。これにより、第1の絶縁電線2と、第1の挿通孔における第1の導出部53の内周面と、が密着する。第2の導出部54の外周面54aは、第2の締付部材8Bによって締め付けられて押圧されている。これにより、第2の絶縁電線3と、第2の挿通孔における第2の導出部54の内周面と、が密着する。第1及び第2の締付部材8A、8Bは、例えば合成樹脂やSUS等の金属からなる。
図4は、第1の締付部材8Aの構成例を示し、(a)は正面図、(b)は側面図である。なお、図示は省略しているが、第2の締付部材8Bも、第1の締付部材8Aと同様に構成することができる。
第1の締付部材8Aは、帯状の本体部81の一方の端部にノッチ821を有する係止ヘッド82を有しており、この係止ヘッド82に本体部81の他端部が挿通される。ノッチ821は、本体部81を係止し、本体部81によって第1の導出部53を締めつけた状態を維持する。
ブラケット7は、例えばアルミニウム等の板状の金属からなる。ブラケット7は、成形部材5の外周面5aに巻き締められた巻き締め部71、及び車体側の固定対象に固定される固定部72を一体に有している。巻き締め部71は、成形部材5を押圧する押圧部として機能する。固定部72には、貫通孔720が板厚方向に貫通して形成されている。巻き締め部71は、軸方向視において、成形部材5の外周面5aを半周以上にわたって囲っている。巻き締め部71は、シース保持部51とともに電線保持部52を保持している。巻き締め部71が接触して巻き締められた成形部材5の外周面5aは、シース保持部51における外周面から電線保持部52における外周面にわたっている。巻き締め部71がシース保持部51の本体部510の外周面5aの全体に巻き締められていてもよい。
(ワイヤハーネスの製造工程)
次に、ワイヤハーネス1の製造工程の一例について説明する。本例では、成形部材5がシース4及び第1及び第2の絶縁電線2,3を収容する空間を有する形状に予め射出成形され、当該空間に第1及び第2の絶縁電線2,3を挿通させ、かつシース4の端部4aを収容する。なお、シース4から第1の絶縁電線2を軸方向に導出し、かつ第2の絶縁電線3を斜め方向に導出した状態で、シース4の端部4a、及び当該端部4aから導出された第1及び第2の絶縁電線2,3の一部を覆うように成形部材5をモールド成形してもよい。
次に、成形部材5の第1の導出部53の外周面53aを第1の締付部材8Aにより締め付け、第2の導出部54の外周面54aを第2の締付部材8Bにより締め付ける。
次に、成形部材5のフランジ部511と、電線保持部52の外周面5aと第2の導出部54の外周面54aとの間の境界5bとの間の外周面5aに、ブラケット7の巻き締め部71を巻き締めることによりワイヤハーネス1が製造される。その後、ブラケット7の固定部72に形成されている貫通孔720にボルト、リベット等の締結部材を挿通して車体側に固定する。
(実施の形態の作用及び効果)
以上説明した実施の形態によれば、以下のような作用及び効果が得られる。
第1の絶縁電線2及び第2の絶縁電線3の導出方向に応じて第1の導出部53及び第2の導出部54を成形部材5に設けているので、第1及び第2の絶縁電線2,3をシース4の端部で分岐して異なる方向に導出することができる。
成形部材5の第1及び第2の導出部53,54の外周面53a,54aを第1及び第2の締付部材8A,8Bによって個別に締め付けているので、一つの締付部材によって一括して締め付ける場合よりも成形部材5と第1及び第2の絶縁電線2,3との間の止水性が高まる。
成形部材5のフランジ部511と境界5bとの間の外周面5aにブラケット7の巻き締め部71を巻き付けているので、シース4と成形部材5との間の止水性が高まる。
成形部材5をゴム弾性体で構成しているため、第1及び第2の絶縁電線2,3の導出方向を固定することが可能でありながら、第1及び第2の絶縁電線2,3が車両の振動等で屈曲したとしても、第1及び第2の絶縁電線2,3の屈曲に追従して成形部材5も屈曲するので、第1及び第2の絶縁電線2,3の損傷を抑制することができる。
接続先が同じ同系統の一対の第1の絶縁電線2をまとめて第1の導出部53に挿通し、また別の接続先に接続される同系統の一対の第2の絶縁電線3をまとめて第2の導出部54に挿通している。このため、第1の絶縁電線2と一対の第2の絶縁電線3とを異なる方向へ屈曲させる力が印加されたとしても、第1導出部53及び第2導出部54が独立して個々に湾曲することが可能なので、止水性をより高めることが可能となる。
巻き締め部71は、シース保持部51における外周面から電線保持部52における外周面にわたって成形部材5の外周面5aを押圧しているので、より止水性が高まる。
(実施の形態のまとめ)
次に、以上説明した実施の形態から把握される技術思想について、実施の形態における符号等を援用して記載する。ただし、以下の記載における各符号は、特許請求の範囲における構成要素を実施の形態に具体的に示した部材等に限定するものではない。
[1]導体線(21,31)が絶縁体(22,32で被覆された複数の絶縁電線(2,3)と、前記複数の絶縁電線(2,3)の長手方向の一部を覆うシース(4)と、前記複数の絶縁電線(2,3)を導出させる前記シース(4)の端部(4a)及び当該端部(4a)から導出された前記複数の絶縁電線(2,3)の一部を覆うゴム状弾性体からなる成形部材(5)と、を備え、前記成形部材(5)は、それぞれ前記複数の絶縁電線(2,3)のうち一部を導出する筒状の複数の導出部(53,54)を有しており、前記複数の導出部(53,54)の外周面(53a,54a)がそれぞれ締付部材(8A,8B)により締め付けられている、ワイヤハーネス(1)。
[2]前記成形部材(5)は、前記複数の絶縁電線(2,3)のうち一部の絶縁電線(2)を導出させる第1の導出部(53)と、前記複数の絶縁電線(2,3)のうち他の一部の絶縁電線(3)を導出させる第2の導出部(54)と、を有し、前記第1の導出部(53)の外周面(53a)が第1の締付部材(8A)により締め付けられ、前記第2の導出部(54)の外周面(54a)が第2の締付部材(8B)により締め付けられている、上記[1]に記載のワイヤハーネス(1)。
[3]前記第1の導出部(53)からの前記一部の絶縁電線(2)の導出方向と、前記第2の導出部(54)からの前記他の一部の絶縁電線(3)の導出方向とが異なる、上記[2]に記載のワイヤハーネス(1)。
[4]前記成形部材(5)を取付対象に取り付けるための固定金具(7)をさらに備え、前記シース(4)の外周側にあたる前記成形部材(5)の外周面の少なくとも一部が前記固定金具(7)により締め付けられている、上記[1]乃至[3]の何れか1つに記載のワイヤハーネス(1)。
[5]前記固定金具(7)は、前記シース(4)の前記端部(4a)から導出された前記複数の絶縁電線(2,3)の外周側にあたる前記成形部材(5)の外周面の少なくとも一部を締め付けている、上記[4]に記載のワイヤハーネス(1)。
[6]前記成形部材(5)を取付対象に取り付けるための固定金具(7)をさらに備え、前記固定金具(7)は、前記第2の導出部(54)によって前記成形部材(5)に対する一側されている、上記[2]に記載のワイヤハーネス(1)。
(付記)
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上記に記載した実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。
また、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変形して実施することが可能である。例えば、上記実施の形態では、第1及び第2の絶縁電線2,3が互いに異なる方向に導出された場合について説明したが、第1及び第2の絶縁電線2,3が同じ方向に導出されてもよい。また、一対の第1の絶縁電線2をそれぞれ別の導出部から導出し、それぞれの導出部を締付部材によって締め付けてもよく、一対の第2の絶縁電線3をそれぞれ別の導出部から導出してそれぞれの導出部を締付部材によって締め付けてもよい。またさらに、例えばダンパ用電線を第3の絶縁電線として追加した場合には、この第3の絶縁電線を導出する第3の導出部を成形部材5にさらに設け、第3の導出部を第3の締付部材により締め付けてもよい。ワイヤハーネス1の用途についても特に限定はない。
1…ワイヤハーネス
2…第1の絶縁電線
3…第2の絶縁電線
4…シース
5…成形部材
7…固定金具
8A…第1の締付部材
8B…第2の締付部材
21,31…導体線
22,32…絶縁体
53…第1の導出部
54…第2の導出部
53a,54a…外周面

Claims (3)

  1. 導体線が絶縁体で被覆された複数の絶縁電線と、
    前記複数の絶縁電線の長手方向の一部を覆うシースと、
    前記複数の絶縁電線を導出させる前記シースの端部及び当該端部から導出された前記複数の絶縁電線の一部を覆うゴム状弾性体からなる成形部材と、
    前記成形部材の外周面に巻き締められた巻き締め部を備える巻き締め部材と、
    を備え、
    前記成形部材は、前記シースの端部の外周を覆って前記シースを保持するシース保持部と、前記シースから導出された前記複数の絶縁電線を保持し前記シース保持部と連続的に形成されている電線保持部と、を備え、
    前記巻き締め部は、前記シース保持部における外周面に巻き締められた第1部分と、前記電線保持部における外周面に巻き締められた第2部分とを有し、
    前記巻き締め部は、前記第1部分と前記第2部分とが連続的に形成されている、
    ワイヤハーネス。
  2. 前記成形部材は、前記複数の絶縁電線のうち一部の絶縁電線を導出させる円筒状の第1の導出部と、前記複数の絶縁電線のうち他の一部の絶縁電線を導出させる円筒状の第2の導出部と、を有し、
    前記第1の導出部の外周面が第1の締付部材により締め付けられ、前記第2の導出部の外周面が第2の締付部材により締め付けられており、
    前記第1の導出部には、前記複数の絶縁電線のうち一部の絶縁電線を挿通させる複数の第1の挿通孔が互いに離間して形成されている、
    請求項1に記載のワイヤハーネス。
  3. 前記成形部材は、エチレンプロピレンジエンゴム、ウレタンゴム、シリコンゴム、ブチルゴム、フッ素ゴム、アクリルゴム、及びブタジエンゴムの何れかからなる、
    請求項1に記載のワイヤハーネス。
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