JP2023016085A - 画像センサシステムおよびコンピュータプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】スケジュール計画にしたがったメンテナンス作業を支援することが可能な画像センサシステムおよびコンピュータプログラムを提供する。【解決手段】 実施形態のコンピュータプログラムは、滞在者位置検出部とメンテナンス情報作成部を備える。滞在者位置検出部は、メンテナンス作業の対象空間を撮影した撮像データに基づいて、対象空間内に滞在した滞在者の位置を検出する。メンテナンス情報作成部は、滞在者位置検出部が検出した滞在者の位置に基づいて、メンテナンスが必要な位置を示すメンテナンス情報を作成する。【選択図】 図2
Description
この発明の実施形態は、画像センサシステムおよびコンピュータプログラムに関する。
周知のように、ビルや施設において、その機能の維持のためのメンテナンス作業は欠かせない。ビルや施設に入居しているテナントの多くは会社であり、一般に、昼間が活動の時間帯である。このため、昼間の時間帯のメンテナンス作業は、至急の対応を必要とするごく一部の場合を除き、テナントの業務従事者の妨げにならない範囲で行う必要がある。
この結果、メンテナンス作業者はしばしば作業を中断したり、業務従事者が不在になるまで待機するなど、メンテナンス作業の効率低下が避けられなかった。メンテナンス作業を効率的に進めるために、長期的な計画を立てることがある。しかしその場合でも、メンテナンス作業の当日の状況によっては、計画の変更しなければならないことがある。
また、ロボットを導入して、メンテナンス作業の無人化が進められている。清掃用ロボットの場合、清掃エリアに業務従事者が多数滞在する際には、通行経路または清掃エリアに一時的な障害物が置かれて、ロボットの作業に支障をきたす可能性が高い。
本発明が解決しようとする課題は、スケジュール計画にしたがったメンテナンス作業を支援することが可能な画像センサシステムおよびコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
実施形態のコンピュータプログラムは、コンピュータを、情報収集部、作成部、情報再収集部、通知部として機能させる。情報収集部は、対象空間の利用状況の情報を収集し、作成部は、情報収集部が収集した情報に基づいて、対象空間に対するメンテナンスの作業スケジュールを作成し、情報再収集部は、作業スケジュールにしたがったメンテナンスの前に、対象空間の利用状況の情報を収集し、通知部は、情報再収集部が収集した情報を、メンテナンスの前にネットワークを通じて通知する。
また実施形態のコンピュータプログラムは、コンピュータを、情報収集部、作成部、情報再収集部、判定部として機能させる。情報収集部は、対象空間の利用状況の情報を収集し、作成部は、情報収集部が収集した情報に基づいて、対象空間に対するメンテナンスの作業スケジュールを作成し、情報再収集部は、作業スケジュールにしたがったメンテナンスの前に、対象空間の利用状況の情報を収集し、判定部は、情報再収集部が収集した情報に基づいて、作業スケジュールにしたがったメンテナンスが可能か否かを判定する。
また実施形態の画像センサシステムは、画像センサ、情報収集部、作成部、情報再収集部、通知部として機能させる。画像センサは、メンテナンス作業の対象空間を撮影して撮像データを得て、情報収集部は、撮像データに基づいて、対象空間の利用状況の情報を収集し、作成部は、情報収集部が収集した情報に基づいて、対象空間に対するメンテナンスの作業スケジュールを作成し、情報再収集部は、作業スケジュールにしたがったメンテナンスの前に、撮像データに基づいて、対象空間の利用状況の情報を収集し、通知部は、情報再収集部が収集した情報を、メンテナンスの前にネットワークを通じて通知する。
また実施形態の画像センサシステムは、画像センサ、情報収集部、作成部、情報再収集部、判定部として機能させる。画像センサは、メンテナンス作業の対象空間を撮影して撮像データを得て、情報収集部は、撮像データに基づいて、対象空間の利用状況の情報を収集し、作成部は、情報収集部が収集した情報に基づいて、対象空間に対するメンテナンスの作業スケジュールを作成し、情報再収集部は、作業スケジュールにしたがったメンテナンスの前に、撮像データに基づいて、対象空間の利用状況の情報を収集し、通知部は、情報再収集部が収集した情報に基づいて、作業スケジュールにしたがったメンテナンスが可能か否かを判定する。
以下、図面を参照して、一実施形態について説明する。
図1は、一実施形態に係わる画像センサシステムを含む情報処理システムの概要を示すものである。この画像センサシステムは、後述するメンテナンス支援サーバ30が中枢となって、ネットワークに接続可能なビル管理部門やメンテナンス作業実施者に対して、クラウドによるサービスを提供する。
図1は、一実施形態に係わる画像センサシステムを含む情報処理システムの概要を示すものである。この画像センサシステムは、後述するメンテナンス支援サーバ30が中枢となって、ネットワークに接続可能なビル管理部門やメンテナンス作業実施者に対して、クラウドによるサービスを提供する。
なお、以下の説明では、メンテナンスの対象として、オフィスフロアに適用した場合を例に挙げて説明する。具体的には、メンテナンス支援サーバ30が、オフィスフロアについて、過去のメンテナンス作業の実績の情報を予め収集し、この情報に基づいて、メンテナンス前にメンテナンスの作業計画(作業スケジュール)を作成する。
そして、メンテナンスを実施する当日において、メンテナンス支援サーバ30は、メンテナンスの対象となるオフィスフロアに配設された各種センサからの状況(在室人数や混雑度など)の情報を収集し、この情報に応じて、作業計画(作業スケジュール)を修正して、メンテナンス作業実施者などに通知する。
(構成)
次に、画像センサシステムの構成について説明する。
この画像センサシステムは、図2に示すように、通信部10、各種センサ11~17、携帯情報機器18、NFC(Near Field Communication)タグ19、中継器20、メンテナンス支援サーバ30を備える。
次に、画像センサシステムの構成について説明する。
この画像センサシステムは、図2に示すように、通信部10、各種センサ11~17、携帯情報機器18、NFC(Near Field Communication)タグ19、中継器20、メンテナンス支援サーバ30を備える。
通信部10は、複数存在し、各種センサ11~17にそれぞれ接続されて設けられ、これらのセンサによって検出した情報を中継器20を通じてメンテナンス支援サーバ30に送信する。なお、通信部10と中継器20との間の通信は、有線でも無線でもよい。
各種センサ11~17は、図3に示すように、メンテナンスの対象エリアに敷設される。図3は、対象エリアとなるオフィスフロアの見取り図を簡易的に示したものである。
近距離センサ11は、化粧室(WC)などの特定用途の空間に設置され、利用者の有無を検出する。検出方法は、赤外線の検出や超音波の反射など周知の技術が用いられる。
ドア開閉センサ12は、ドアに設置され、ドアの開閉を検出する。検出方法は、ドアか戸口のいずれかに取り付けられた磁石と磁気センサを用いて、ドアの開閉を磁気の変化で検出するなど周知の技術が用いられる。
着座センサ13は、例えば化粧室の便器の近傍に設置され、便器の利用者の有無を検出する。検出方法は、赤外線の検出や超音波の反射など周知の技術が用いられる。なお、着座センサ13に代わって、便器の汚れの発生を検出する汚れセンサを設置するようにしてもよい。
画像センサ14は、デジタルカメラを内蔵した画像処理装置であって、対象エリアの天井などに設けられ、天井から空間(オフィス)内を撮影する。撮影のためのレンズとしては、広角レンズや魚眼レンズが用いられ、天井からオフィス内を広範囲で撮影する。
なお、上記デジタルカメラは、複数枚のレンズやこれらのレンズ間の距離を可変するズーム機構などを備えた光学系と、例えばCMOS(Complementary MOS)などのイメージセンサを備えた撮像部と、撮像部によって得られた撮像信号から所定の形式(例えば、JPEG(Joint Photographic Experts Group))の撮像データを生成する信号処理部とを備える。
また、得られた撮像データには、撮影した日時や場所(カメラの識別情報)、撮影条件(シャッター速度や絞り値、画角など)を示す付加情報(例えば、Exif(Exchangeable image file format)データ)が付加されて記録される。
また、画像センサ14は、デジタルカメラの撮影により得た撮像データに対して画像処理を行って、オフィス内に滞在する人物などを検知してトラッキングし、その位置や滞在時間などを検出する検出機能を備える。滞在する人物などの検知は、複数の画像間の差分を取るなどの周知技術を適用することによって検知できる。
なお、画像センサ14は、プロセッサとメモリを備え、メモリが記憶するOSやアプリケーションソフトウェアをプロセッサが実行することにより、上述した撮像、画像処理、人物検出などの種々の機能を実現する。人物検出の機能については、後述するメンテナンス支援サーバ30が上記撮像データに対して所定の画像処理を施して行うようにしてもよい。
人感センサ15は、対象エリアへの入り口付近の通路の天井などに設置される。検出方法は、赤外線の検出や、超音波の反射など周知の技術が用いられる。
CO2センサ16は、会議室などの閉じた空間に設置され、空間内の二酸化炭素濃度を検出し、その変化から、利用者の有無や多寡を検出する。利用者の有無や多寡は、CO2センサ16が検出した濃度値に基づいて、メンテナンス支援サーバ30が判定するようにしてもよい。
消費電力センサ17は、対象エリア内に電力を供給する分電盤に接続され、対象エリア内における消費電力と、その変化を検出して、利用者の有無や多寡を検出する。利用者の有無や多寡は、消費電力センサ17が検出した消費電力に基づいて、メンテナンス支援サーバ30が判定するようにしてもよい。
携帯情報機器18は、対象エリア内で使用可能な通信機器であって、アクセスポイントAPを通じて通信を行うことが可能である。なお、携帯情報機器18が利用されている場合、上記無線通信ネットワークを制御するサーバ装置(図示しない)から、メンテナンス支援サーバ30に利用者がいることが通知される。
NFCタグ19は、対象エリア内のメンテナンスの作業場所毎に設置され、作業場所の識別情報を記憶する。この識別情報は、メンテナンス作業実施者が携帯する携帯情報機器100によって、NFC(Near Field Communication)通信により読み取られる。
なお、作業場所は、例えば、執務エリア、ミーティングエリア、会議室、化粧室、給湯室など、メンテナンス作業の単位となる空間毎に分けられたものであって、メンテナンス作業の単位を示すものでもある。
ここで、センサ設置の具体例について説明する。図4は、化粧室を例に挙げたものである。
この例では、化粧室内の出入り口付近に近距離センサ11が設けられ、化粧室内に利用者が居るか否かを検出する。また化粧室内の各個室の扉には、ドア開閉センサ12が設けられ、入退室(使用中か否か)が検出される。そして、各個室内の便器には、着座センサ13が設けられ、便器の利用者の有無(使用中か否か)が検出される。
この例では、化粧室内の出入り口付近に近距離センサ11が設けられ、化粧室内に利用者が居るか否かを検出する。また化粧室内の各個室の扉には、ドア開閉センサ12が設けられ、入退室(使用中か否か)が検出される。そして、各個室内の便器には、着座センサ13が設けられ、便器の利用者の有無(使用中か否か)が検出される。
なお、化粧室外の隔壁には、NFCタグ19が設置され、携帯情報機器100によって、化粧室の識別情報が読み取られる。また化粧室外の通路の天井には、画像センサ14が設置され、利用者の出入りが検出される。
メンテナンス支援サーバ30は、当該システムが提供するサービスの中枢をなすものであって、各種センサ11~17の検出結果に基づいて、情報の分析、判断、データの生成などを行って、オフィス内でメンテナンス作業を行う作業者に支援情報(利用状況の情報や作業スケジュール)を提供する。
メンテナンス支援サーバ30は、具体的な構成として、センサ通信部31a、ネットワーク通信部31b、操作部32、表示部33、センサデータ記憶部34、メンテナンス情報記憶部35、管理情報記憶部36、制御部300を備える。
センサ通信部31aは、中継器20を通じて、通信部10と通信する通信インタフェースであって、例えば、各種センサ11~17を遠隔で制御するための指示を送信したり、各種センサ11~17からデータや検出結果を受信する。
ネットワーク通信部31bは、ネットワークNWを通じて外部サーバSVと通信したり、あるいは、ネットワークNWおよびアクセスポイントAPを通じて携帯情報機器18や100と通信する。
なお、ネットワークNWは、インターネットなどの公衆網であってもよいし、ある組織内や建物内で運用されるプライベートネットワーク(VPNを含む)であってもよく、あるいはこれらのネットワークの組み合わせであってもよい。
またアクセスポイントAPと、携帯情報機器18や100との間の無線通信は、無線LANやローカル5G(第5世代移動通信システム)などの高速通信が考えられる。
携帯情報機器100は、スマートフォンやタブレット型端末、ラップトップ型のパーソナルコンピュータなど、無線通信機能を備えた情報処理装置であって、メンテナンス作業実施者が携帯し、メンテナンス支援サーバ30から送られる情報を視覚的に表示したり、NFC19から読み取った情報などを送信することができる。
操作部32は、キーボードやマウスなどの入力デバイスであって、オペレータが初期設定の情報入力を行ったり、あるいは、システムの運用状況に応じた個別の指示などを入力するものである。
表示部33は、液晶ディスプレイなどの表示デバイスを用いた表示装置であって、各種センサ11~17から得た情報の分析結果や、支援情報(利用状況の情報や作業スケジュール)などを表示することができる。
センサデータ記憶部34、メンテナンス情報記憶部35、管理情報記憶部36は、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)、SSD(Solid State Drive)などのフラッシュメモリ、HDD(Hard Disk Drive)などの記録デバイスがデータの特性に合わせて、適宜、組み合わせて設けられる。1つの記憶デバイスを用いて、記憶ディレクトリを分割し、センサデータ記憶部34、メンテナンス情報記憶部35、管理情報記憶部36を構成するようにしてもよい。
センサデータ記憶部34は、各種センサ11~17が検出したデータや検出結果(以下、センサデータと称する)を、検出した時刻に対応付けて記憶する。
メンテナンス情報記憶部35は、過去のメンテナンス作業の実績(過去に行われたメンテナンスのスケジュールなど)や、今後のメンテナンス(計画されたメンテナンス)の作業スケジュールを記憶する。
管理情報記憶部36は、メンテナンス作業実施者の出勤スケジュール(作業可能日)や、支援情報の提供先の情報(メールアドレスやIPアドレス)などを記憶する。
メンテナンス情報記憶部35は、過去のメンテナンス作業の実績(過去に行われたメンテナンスのスケジュールなど)や、今後のメンテナンス(計画されたメンテナンス)の作業スケジュールを記憶する。
管理情報記憶部36は、メンテナンス作業実施者の出勤スケジュール(作業可能日)や、支援情報の提供先の情報(メールアドレスやIPアドレス)などを記憶する。
制御部300は、当該メンテナンス支援サーバ30の各部を統括して制御するものであって、プロセッサとメモリを備え、メモリが記憶するOSやアプリケーションソフトウェアをプロセッサが実行することにより、種々の機能を実現する。具体的な機能としては、モニタリング部300a、計画作成部300b、計画修正部300c、作業集計部300dを備える。
モニタリング部300aは、各種センサ11~17が検出したデータや検出結果をセンサ通信部31aを通じて収集し、検出した時刻に対応付けてセンサデータ記憶部34に記憶させる。すなわち、各種センサ11~17とモニタリング部300aは、情報収集部および情報再収集部の一例である。
計画作成部300bは、センサデータ記憶部34、メンテナンス情報記憶部35および管理情報記憶部36が記憶する情報に基づいて、作業スケジュールの作成などを行う。すなわち、計画作成部300bは、作成部の一例である。
計画修正部300cは、作業当日にモニタリング部300aが収集した情報に基づいて、計画作成部300bが作成した作業スケジュールの修正などを行う。すなわち、計画修正部300cは、修正部、判定部、通知部、不可通知部の一例である。
作業集計部300dは、携帯情報機器100を通じてメンテナンス作業実施者から申告される情報(NFCタグ19の識別情報など)に基づいて、メンテナンス作業の進捗を示す情報を集計する。
(動作)
次に、上記構成の画像センサシステムの動作について説明する。
はじめに、図5を参照して、事前にメンテナンス計画を作成する処理について説明する。図5は、上記処理を説明するためのフローチャートであって、ビル管理部門やメンテナンス作業の管理者からの指示を受け付けたり、予め設定された日が到来した場合に、メンテナンス支援サーバ30の制御部300によって実行される。
次に、上記構成の画像センサシステムの動作について説明する。
はじめに、図5を参照して、事前にメンテナンス計画を作成する処理について説明する。図5は、上記処理を説明するためのフローチャートであって、ビル管理部門やメンテナンス作業の管理者からの指示を受け付けたり、予め設定された日が到来した場合に、メンテナンス支援サーバ30の制御部300によって実行される。
まず、ステップS501において制御部300は、モニタリング部300aによって、センサ通信部31aを通じて、各種センサ11~17からセンサデータを取得して集計し、センサデータ記憶部34に記憶させ、ステップS502に移行する。なお、上記センサデータは、検出時の時刻が対応付けて記憶される。
ステップS502において制御部300は、モニタリング部300aによって、予め設定した時刻が到来したことや、あるいは、所定の時間分に相当するセンサデータがセンサデータ記憶部34に記憶されている場合に、モニタリングが完了したと判断し、ステップS503に移行する。モニタリングが完了していない、すなわち、センサデータが十分集計できていない場合には、ステップS501に移行して、モニタリング(センサデータの収集)を継続する。
ステップS503において制御部300は、計画作成部300bによって、操作部32を通じてメンテナンス作業の管理者からメンテナンス作業の計画に関する設定を受け付け、ステップS504に移行する。なお、この設定は、予め管理者によって設定されたものであってもよいし、ネットワークNWを通じて、ビル管理会社の管理部門の担当者から外部から受け付けるようにしてもよい。
ステップS504において制御部300は、計画作成部300bによって、ステップS503で受け付けた設定の情報(以下、設定情報と称する)、センサデータ記憶部34に記憶されたセンサデータ、メンテナンス情報記憶部35に記憶された過去のメンテナンス作業の実績(過去に行われたメンテナンスのスケジュールなど)、管理情報記憶部36に記憶された管理情報(メンテナンス作業実施者の出勤スケジュール(作業可能日)、支援情報の提供先の情報など)に基づいて、メンテナンスの作業スケジュールを作成し、ステップS505に移行する。
図6に、ステップS504で作成した作業スケジュールの一例を示す。
この作業スケジュールでは、メンテナンスの対象となる作業エリアをフロア毎に大別し(エリアn、mなど)、さらにフロア毎に作業エリアを複数の作業場所に区別している(m-1~m12、n-1~n-12など)。
この作業スケジュールでは、メンテナンスの対象となる作業エリアをフロア毎に大別し(エリアn、mなど)、さらにフロア毎に作業エリアを複数の作業場所に区別している(m-1~m12、n-1~n-12など)。
そして、作業スケジュールでは、作業場所毎に、作業開始の時間と作業終了の時間を想定して設定し、作業内容を示す欄と、完了を示すチェックボックスが設けられている。なお、作業場所は、例えば、執務エリア、会議室、ミーティングエリア、化粧室など、当該エリアが空間的に区分けされたり、メンテナンスの単位で設定するようにしてもよい。
ステップS505において制御部300は、計画作成部300bによって、ステップS504で作成した作業スケジュールのデータに、ステップS503で受け付けた設定情報を付加して、計画段階の作業スケジュールデータとしてメンテナンス情報記憶部35に記憶(保存)させ、ステップS506に移行する。
ステップS506において制御部300は、計画作成部300bによって、計画段階の作業スケジュールの作成が完了した旨を通知し、当該処理を終了する。通知をメンテナンス支援サーバ30のオペレータに行う場合には、表示部33に表示して通知を行う。また、メンテナンス作業者に対して行う場合には、ネットワーク通信部31bを制御して、ネットワークNWを通じて携帯情報機器100に作成完了の通知を送信する。
また、ビル管理会社の管理部門の担当者に対して通知する場合には、ネットワーク通信部31bを制御して、ネットワークNWを通じて、所定の情報処理装置(パーソナルコンピュータなど)に完了通知を送信する。なお、ネットワークNWを通じてメンテナンス支援サーバ30にアクセスする情報処理装置に、上記完了を通知するようにしてもよい。
次に、メンテナンス作業の開始直前、あるいは、メンテナンス作業の実施中における、作業スケジュールの修正処理について説明する。この修正処理は、メンテナンス情報記憶部35に記憶された作業スケジュールごとに実施され、当該作業スケジュールに設定された作業の実施日の所定時刻(作業開始時刻前あるいは作業開始時刻)になると開始される。
図7は、上記修正処理を説明するためのフローチャートである。
ステップS701において制御部300は、計画修正部300cによって、メンテナンス情報記憶部35に記憶される計画段階の作業スケジュールデータのうち、本日実施予定の作業スケジュールデータを1つ読み出し、ステップS702に移行する。以下、この読み出した作業スケジュールデータに対して、処理を行う。
ステップS701において制御部300は、計画修正部300cによって、メンテナンス情報記憶部35に記憶される計画段階の作業スケジュールデータのうち、本日実施予定の作業スケジュールデータを1つ読み出し、ステップS702に移行する。以下、この読み出した作業スケジュールデータに対して、処理を行う。
ステップS702において制御部300は、モニタリング部300aによって、ステップS701で読み出した作業スケジュールデータに含まれるメンテナンス作業の対象となる作業場所毎に、センサ通信部31aを通じて、各種センサ11~17からセンサデータを取得して集計し、センサデータ記憶部34に記憶させ、ステップS703に移行する。
ステップS703において制御部300は、計画修正部300cによって、ステップS701で読み出した作業スケジュールデータに含まれる設定情報(ステップS503で受け付けた設定の情報)を参照し、利用状況に応じて作業スケジュールの動的な修正を「可」として設定しているか否かを判定する。
ここで、動的修正を「可」として設定している場合には、ステップS704に移行し、一方、動的修正を「不可」あるいは設定無しの場合には、ステップS706に移行する。
ここで、動的修正を「可」として設定している場合には、ステップS704に移行し、一方、動的修正を「不可」あるいは設定無しの場合には、ステップS706に移行する。
ステップS704において制御部300は、作業スケジュール修正処理を実施する。すなわち、計画修正部300cによって、ステップS702で集計したセンサデータに基づいて、作業場所毎に、ステップS701で読み出した作業スケジュールデータ通りにメンテナンスが可能か否かを判定し、不可の場合(可能でない場合)には、作業スケジュールデータを修正し、ステップS705に移行する。
具体的には、計画修正部300cは、ステップS702で集計したセンサデータに基づいて、作業場所毎に、利用状況(混雑度や利用者の数など)を検出し、この検出結果に基づいて、作業スケジュール通りのメンテナンスが可能か否かを判定する。
そしてさらに、計画修正部300cは、上記判定の結果が不可の場合に、ステップS701で読み出した作業スケジュールデータを修正し、ステップS705に移行する。また上記不可と判定した場合に、その旨(不可であること、作業スケジュールデータの修正が必要であること、あるいは、その修正が行われること)をネットワークNWを通じてビル管理部門やメンテナンス作業実施者に通知するようにしてもよい。
なお、ここでの判定や修正についての詳細は、後に図8を用いて説明する。
なお、ここでの判定や修正についての詳細は、後に図8を用いて説明する。
ステップS705において制御部300は、計画修正部300cによって、ステップS704で修正した作業スケジュールデータを、修正前の作業スケジュールデータに代わって(上書きして)メンテナンス情報記憶部35に記憶(保存)させ、ステップS706に移行する。
ステップS706において制御部300は、計画修正部300cによって、メンテナンス情報記憶部35に記憶される作業スケジュールデータと、この作業スケジュールデータに含まれる作業場所についての利用状況の情報をメンテナンス作業者に送信し、ステップS707に移行する。
具体的には、ネットワーク通信部31bを制御して、ネットワークNWを通じて携帯情報機器100に利用状況の情報を送信する。またメンテナンス支援サーバ30のオペレータに通知する場合には、表示部33に、作業スケジュールデータと利用状況の情報を表示する。
また、ビル管理会社の管理部門の担当者に対して通知する場合には、ネットワーク通信部31bを制御して、ネットワークNWを通じて、所定の通信機能付きの情報処理装置(パーソナルコンピュータなど)に作業スケジュールデータおよび利用状況の情報を送信する。なお、ネットワークNWを通じてメンテナンス支援サーバ30にアクセスする情報処理装置に、上記データを提供するようにしてもよい。
ステップS707において制御部300は、計画修正部300cによって、ステップS701で読み出した作業スケジュールのメンテナンス作業が終了したか否かを判定し、上記作業が終了した場合には、当該処理を終了し、一方、作業が終了していない場合には、所定の時間が経過した後、ステップS702に移行する。
作業終了の判定は、メンテナンス作業実施者による携帯情報機器100からの通知に基づいて行ってもよいし、全体の作業終了予定時刻や作業スケジュールデータの修正限度時刻と、現在時刻とを比較し、この比較結果に基づいて行ってもよい。修正限度時刻は、例えば、ステップS503の設定で行われる。
次に、ステップS704の作業スケジュール修正処理の詳細について説明する。図8は、上記修正処理を具体的に示した一例である。なお、この修正処理に代わる修正の指示を、ネットワークNWを通じてビル管理部門やメンテナンス作業実施者などから制御部300が受け付けて、この指示に基づいて計画修正部300cが作業スケジュールデータを修正してもよい。
ステップS801において計画修正部300cは、ステップS702で集計したセンサデータに基づいて、ステップS701で読み出した作業スケジュールデータに含まれる作業場所について混雑度を検出するとともに、この作業場所を含むフロア全体に滞在する利用者の数を検出し、ステップS802に移行する。なお、混雑度は、例えば、予め設定された作業場所ごとの広さ(平方メートル)に対する、滞在する利用者の人数の割合である。
以下、ステップS802以降の処理は、作業場所毎に実施される。なお、処理の衝突を避けるため、例えば、作業スケジュールで計画された作業時刻が所定時間内に近づいた作業場所から順に行われる。あるいは、作業場所毎に予め設定された作業に必要な時間に基づく優先順位(例えば、作業時間が長い場合を優先)や、作業場所毎に予め設定された優先順位にしたがって、行うようにしてもよい。
ステップS802において計画修正部300cは、処理の対象となる作業場所について、ステップS802で検出した混雑度が予め設定された第1閾値よりも高いか否かを判定する。なお、この第1閾値は、例えば、ステップS503で、作業場所毎に設定される。
ここで、上記混雑度が予め設定された第1閾値よりも高い場合には、ステップS803に移行する。一方、第1閾値よりも高くない場合には、ステップS808に移行して、当該作業場所についての作業スケジュールは、変更しない。
なお、ステップS802において計画修正部300cは、上記混雑度が予め設定された第1閾値よりも高い場合に、事前に計画された作業スケジュール通りに作業ができない旨をメンテナンス作業実施者(携帯情報機器100)などに通知するようにしてもよい。
ステップS803において計画修正部300cは、当該作業場所の作業時刻を後に変更するとともに、代わりに、当該作業場所に予定されていた作業時刻に、混雑度の低い作業場所を検出して割り当てる修正案を作成し、ステップS804に移行する。
図9に修正案の一例を示す。
図9の例では、作業時刻が近づいた作業場所「作業場所7階エリア」が混雑していることを、ステップS802で検出したことより、他の混雑度が低い作業エリア「作業場所8階エリア」をステップS803で検出して、両作業エリアの作業予定を入れ替える修正案を作成している。
図9の例では、作業時刻が近づいた作業場所「作業場所7階エリア」が混雑していることを、ステップS802で検出したことより、他の混雑度が低い作業エリア「作業場所8階エリア」をステップS803で検出して、両作業エリアの作業予定を入れ替える修正案を作成している。
また図9の例では、「作業場所8階エリア」のうち、作業時間のかかることが見込まれる作業場所m-3を優先して作業するように順序を入れ替えている。優先度の設定は、例えば、ステップS503の設定で行われる。
ステップS804において計画修正部300cは、ステップS802で検出した混雑度が、ステップS802の第1閾値よりも高い第2閾値よりも高いか否かを判定する。なお、この第2閾値は、例えば、ステップS503で、作業場所毎に設定される。
ここで、上記混雑度が予め設定された第2閾値よりも高い場合には、ステップS805に移行する。一方、第2閾値よりも高くない場合には、ステップS806に移行して、さらなる修正案の作成は行わない。
ステップS805において計画修正部300cは、当該作業場所(あるいは当該作業場所を含む作業エリア)の作業日を別の作業日に変更するとともに、代わりに、別の作業日に計画されていた作業場所を検出し、この作業場所を本日の作業スケジュールに組み込んだ修正案を作成し、ステップS806に移行する。
ステップS806において計画修正部300cは、ステップS503で設定された情報を参照して、ステップS803で作成された修正案、あるいは、ステップS805で修正案が作成された場合にはその修正案を、作業スケジュールに反映させるか否かを判定する。
ここで、ステップS503で設定された情報に上記修正を許可する設定がなされている場合には、ステップS807に移行し、一方、許可する設定がなされていない場合(あるいは、修正案が許可できる内容でない場合)には、ステップS808に移行する。
ステップS807において計画修正部300cは、ステップS803で作成された修正案、あるいは、ステップS805で修正案が作成された場合にはその修正案を、作業スケジュールに反映させる修正を行い、ステップS808に移行する。
ステップS808において計画修正部300cは、ステップS701で読み出した作業スケジュールデータに含まれる作業場所のすべてについて、ステップS802以降の処理が行われたか否かを判定する。ここで、すべてについて行われた場合には、当該処理を終了し、一方、すべてについて行われていない場合には、ステップS802に移行して、残る作業場所について処理を実施する。
次に、メンテナンス作業の実施に伴う作業の進捗の集計処理について説明する。この集計処理は、メンテナンス情報記憶部35に記憶された作業スケジュールごとに実施され、当該作業スケジュールに設定された作業の実施日の所定時刻になると開始される。
図10は、上記集計処理を説明するためのフローチャートである。
ステップS1001において制御部300は、作業集計部300dによって、携帯情報機器100がNFCタグ19を読み取ったか否かを判定する。
ステップS1001において制御部300は、作業集計部300dによって、携帯情報機器100がNFCタグ19を読み取ったか否かを判定する。
すなわち、メンテナンス作業の開始に伴い、メンテナンス作業実施者が携帯情報機器100を、作業場所に設置されたNFCタグ19にかざして、当該NFCタグ19から識別情報を読み取ったか否かを判定する。なお、携帯情報機器100がNFCタグ19から識別情報を読み取ると、即座に、ネットワークNWなどを通じてメンテナンス支援サーバ30に上記識別情報が通知される。
ここで、携帯情報機器100がNFCタグ19を読み取った場合には、ステップS1002に移行し、一方、読み取りが行われていない場合には、ステップS1001にて読み取りの発生の監視を継続する。
ステップS1002において制御部300は、作業集計部300dによって、携帯情報機器100から識別情報が通知された時刻を作業開始時刻として検出し、ステップS1003に移行する。この作業開始時刻は、作業スケジュールのデータに、識別情報の作業場所についてメンテナンス作業を開始した進捗を示す情報として追加記録される。
ステップS1003におい制御部300は、作業集計部300dによって、携帯情報機器100が再びステップS1001と同じNFCタグ19を読み取ったか否かを判定する。
すなわち、メンテナンス作業の終了に伴い、メンテナンス作業実施者が携帯情報機器100を、作業場所に設置されたNFCタグ19に再びかざして、当該NFCタグ19から識別情報を読み取ったか否かを判定する。なお、携帯情報機器100がNFCタグ19から識別情報を読み取ると、即座に、ネットワークNWなどを通じてメンテナンス支援サーバ30に上記識別情報が通知される。
ここで、携帯情報機器100がステップS1001と同じNFCタグ19を読み取った場合には、ステップS1004に移行し、一方、読み取りが行われていない場合には、ステップS1003にて読み取りの発生の監視を継続する。
ステップS1004において制御部300は、作業集計部300dによって、携帯情報機器100から識別情報が通知された時刻を作業終了時刻として検出し、当該処理を終了する。なお、この作業終了時刻は、作業スケジュールのデータに、識別情報の作業場所についてメンテナンス作業を終了した進捗を示す情報として追加記録され、また当該作業スケジュールに設けられたチェックボックスには、作業を完了した旨を示すチェックが入れられる(図11参照のこと)。
(まとめ)
以上のように、上記構成の画像センサシステムでは、設定情報、センサデータ、過去のメンテナンス作業の実績(過去に行われたメンテナンスのスケジュールなど)、管理情報(メンテナンス作業実施者の出勤スケジュール(作業可能日)、支援情報の提供先の情報など)に基づいて、メンテナンスの作業スケジュールを事前に作成する。
以上のように、上記構成の画像センサシステムでは、設定情報、センサデータ、過去のメンテナンス作業の実績(過去に行われたメンテナンスのスケジュールなど)、管理情報(メンテナンス作業実施者の出勤スケジュール(作業可能日)、支援情報の提供先の情報など)に基づいて、メンテナンスの作業スケジュールを事前に作成する。
そして、メンテナンス作業の開始直前、あるいは、メンテナンス作業の実施中において、画像センサ14を含む各種センサ11~17の検出に基づいて、作業エリアの混雑度などの状況情報を検出し、この状況情報を通知するとともに、この状況情報に基づいて、事前に作成した作業スケジュールを動的に変更するようにしている。
したがって、上記構成の画像センサシステムによれば、事前に、適切な作業スケジュールを立てられるとともに、作業の当日に至っては、動的にメンテナンス作業の順序を変更した作業スケジュールを立てられるので、メンテナンス作業が効率的かつ的確に行えるように支援できる。
なお、この発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また上記実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることによって種々の発明を形成できる。また例えば、実施形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除した構成も考えられる。さらに、異なる実施形態に記載した構成要素を適宜組み合わせてもよい。
例えば、上記実施の形態では、図6に示したような作業スケジュールを作成する場合を例に挙げて説明したが、図12に、作業エリア毎に優先度を設定しや場合の作業スケジュールの一例を示す。
その他、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を施しても同様に実施可能であることはいうまでもない。
その他、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を施しても同様に実施可能であることはいうまでもない。
10…通信部、11…近距離センサ、13…着座センサ、14…画像センサ、15…人感センサ、16…CO2センサ、17…消費電力センサ、18…携帯情報機器、19…NFCタグ、20…中継器、30…メンテナンス支援サーバ、31a…センサ通信部、31b…ネットワーク通信部、32…操作部、33…表示部、34…センサデータ記憶部、35…メンテナンス情報記憶部、36…管理情報記憶部、100…携帯情報機器、300…制御部、300a…モニタリング部、300b…計画作成部、300c…計画修正部、300d…作業集計部。
Claims (12)
- コンピュータを、
対象空間の利用状況の情報を収集する情報収集部と、
前記情報収集部が収集した情報に基づいて、前記対象空間に対するメンテナンスの作業スケジュールを作成する作成部と、
前記作業スケジュールにしたがったメンテナンスの前に、前記対象空間の利用状況の情報を収集する情報再収集部と、
前記情報再収集部が収集した情報を、前記メンテナンスの前にネットワークを通じて通知する通知部と、
して機能させるためのプログラム。 - コンピュータを、
対象空間の利用状況の情報を収集する情報収集部と、
前記情報収集部が収集した情報に基づいて、前記対象空間に対するメンテナンスの作業スケジュールを作成する作成部と、
前記作業スケジュールにしたがったメンテナンスの前に、前記対象空間の利用状況の情報を収集する情報再収集部と、
前記情報再収集部が収集した情報に基づいて、前記作業スケジュールにしたがったメンテナンスが可能か否かを判定する判定部と、
して機能させるためのプログラム。 - さらに、
前記判定部が可能でないと判定した場合に、その旨を通知する不可通知部と、
して機能させるための請求項2に記載のプログラム。 - さらに、
前記判定部が可能でないと判定した場合に、前記情報再収集部が収集した情報に基づいて、前記作業スケジュールを修正する修正部と、
して機能させるための請求項2に記載のプログラム。 - さらに、
前記判定部が可能でないと判定した場合に、オペレータからの指示に基づいて、前記作業スケジュールを修正する修正部と、
して機能させるための請求項2に記載のプログラム。 - 前記修正部は、前記情報再収集部が収集した情報と、メンテナンスの作業毎に予め設定された作業に必要な時間に基づいて、前記作業スケジュールを修正する、
請求項4に記載のプログラム。 - 前記修正部は、前記情報再収集部が収集した情報と、メンテナンスの作業毎に予め設定された優先順位に基づいて、前記作業スケジュールを修正する、
請求項4に記載のプログラム。 - 前記修正部は、前記情報再収集部が収集した情報に基づいて、メンテナンスの作業の順序を入れ替える修正を前記作業スケジュールに対して行う、
請求項4に記載のプログラム。 - 前記情報再収集部は、前記対象空間の利用状況の情報として、人の混雑度を検出する、
請求項1乃至8のいずれかに記載のプログラム。 - 前記情報再収集部は、前記対象空間の利用状況の情報として、前記対象空間のフロアに滞在する人の数を検出する、
請求項1乃至8のいずれかに記載のプログラム。 - メンテナンス作業の対象空間を撮影して撮像データを得る画像センサと、
前記撮像データに基づいて、前記対象空間の利用状況の情報を収集する情報収集部と、
前記情報収集部が収集した情報に基づいて、前記対象空間に対するメンテナンスの作業スケジュールを作成する作成部と、
前記作業スケジュールにしたがったメンテナンスの前に、前記撮像データに基づいて、前記対象空間の利用状況の情報を収集する情報再収集部と、
前記情報再収集部が収集した情報を、前記メンテナンスの前にネットワークを通じて通知する通知部と、
を備える画像センサシステム。 - メンテナンス作業の対象空間を撮影して撮像データを得る画像センサと、
前記撮像データに基づいて、前記対象空間の利用状況の情報を収集する情報収集部と、
前記情報収集部が収集した情報に基づいて、前記対象空間に対するメンテナンスの作業スケジュールを作成する作成部と、
前記作業スケジュールにしたがったメンテナンスの前に、前記撮像データに基づいて、前記対象空間の利用状況の情報を収集する情報再収集部と、
前記情報再収集部が収集した情報に基づいて、前記作業スケジュールにしたがったメンテナンスが可能か否かを判定する判定部と、
を備える画像センサシステム。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US11676975B2 (en) | 2009-12-25 | 2023-06-13 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Semiconductor device |
-
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