JP2023012879A - 照明システム、照明器具および照明制御方法 - Google Patents

照明システム、照明器具および照明制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2023012879A
JP2023012879A JP2021116612A JP2021116612A JP2023012879A JP 2023012879 A JP2023012879 A JP 2023012879A JP 2021116612 A JP2021116612 A JP 2021116612A JP 2021116612 A JP2021116612 A JP 2021116612A JP 2023012879 A JP2023012879 A JP 2023012879A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lighting
switch
storage unit
information
lighting fixture
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2021116612A
Other languages
English (en)
Inventor
晃弘 岸本
Akihiro Kishimoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2021116612A priority Critical patent/JP2023012879A/ja
Publication of JP2023012879A publication Critical patent/JP2023012879A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • Y02B20/40Control techniques providing energy savings, e.g. smart controller or presence detection

Landscapes

  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)

Abstract

【課題】1つの照明器具が複数のグループに所属するというような、従来よりも比較的柔軟なグループ設定が行われうる照明システム等を提供する。【解決手段】照明システム1は、照明器具10と、照明器具10を制御するための制御信号を送信する複数の入力装置と、を備え、照明器具10は、光源と、複数の入力装置の少なくとも一部のID情報が記憶される記憶部16と、複数の入力装置のうち記憶部16に記憶されたID情報に対応する入力装置からの制御信号に反応して、光源を発光制御する制御部と、を有し、制御部は、記憶部16に記憶されるID情報の上限数を設定する。【選択図】図3

Description

本開示は、照明システム、照明器具および照明制御方法に関する。
従来、スイッチまたはリモコンと無線通信することによって制御される照明システムが提案されている。特許文献1には、複数の照明器具をグループ化し、それぞれのグループごとにスイッチ等と対応させる照明システムが開示されている。
特開2021―12790号公報
しかしながら、上記従来技術では、照明器具をグループ化してスイッチ等と対応させる場合、単一のグループ設定しか実現されず、1つの照明器具が複数のグループに所属するというような、柔軟なグループ設定を行うことができないという課題がある。
そこで、本開示は、1つの照明器具が複数のグループに所属するというような、従来よりも比較的柔軟なグループ設定が行われうる照明システム等を提供する。
本開示の一態様に係る照明システムは、照明器具と、前記照明器具を制御するための制御信号を送信する複数の入力装置と、を備え、前記照明器具は、光源と、前記複数の入力装置の少なくとも一部のID情報が記憶される記憶部と、前記複数の入力装置のうち前記記憶部に記憶された前記ID情報に対応する入力装置からの前記制御信号に反応して、前記光源を発光制御する制御部と、を有し、前記制御部は、前記記憶部に記憶される前記ID情報の上限数を設定する。
本開示の一態様に係る照明器具は、照明器具であって、光源と、前記照明器具を制御するための制御信号を送信する複数の入力装置の少なくとも一部のID情報が記憶される記憶部と、前記複数の入力装置のうち前記記憶部に記憶された前記ID情報に対応する入力装置からの前記制御信号に反応して、前記光源を発光制御する制御部と、を有し、前記制御部は、前記記憶部に記憶される前記ID情報の上限数を設定する。
本開示の一態様に係る照明制御方法は、照明器具が実行する照明制御方法であって、前記照明器具を制御するための制御信号を送信する複数の入力装置の少なくとも一部のID情報を前記照明器具が有する記憶部に記憶する記憶ステップと、前記複数の入力装置のうち前記記憶部に記憶された前記ID情報に対応する入力装置からの前記制御信号に反応して、前記照明器具が有する光源を発光制御する制御ステップと、前記記憶部に記憶される前記ID情報の上限数を設定する設定ステップとを含む。
なお、これらの包括的又は具体的な態様は、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム又はコンピュータ読み取り可能なCD-ROMなどの記録媒体で実現されてもよく、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム及び記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
本開示の一態様に係る照明システムは、1つの照明器具が複数のグループに所属するというような、従来よりも比較的柔軟なグループ設定を行うことができる。
図1は、実施の形態における照明システムの概要を示す図である。 図2は、照明システムのグループ登録の従来例を示す図である。 図3は、実施の形態の第1態様における照明システムの機能構成を示すブロック図である。 図4は、実施の形態の第1態様における照明器具の第1操作部の例を示す図である。 図5は、実施の形態の第1態様におけるスイッチの例を示す図である。 図6は、実施の形態の第1態様における照明器具とスイッチとの対応の登録の動作を示すフローチャートである。 図7は、実施の形態の第1態様における照明器具とスイッチとの対応関係の例を示す図である。 図8は、実施の形態の第1態様における照明器具とスイッチとの対応の解除の動作を示すフローチャートである。 図9は、実施の形態の第2態様における照明システムのスイッチの機能構成を示すブロック図である。 図10は、実施の形態の第2態様におけるスイッチの例を示す図である。 図11は、実施の形態の第2態様におけるスイッチの送信コマンドの例を示す図である。 図12は、実施の形態の第2態様におけるスイッチの設定の例を示す図である。 図13は、実施の形態の第2態様における照明器具とスイッチとの対応の登録の動作を示すフローチャートである。 図14は、実施の形態の第2態様における照明器具とスイッチとの対応関係の例を示す図である。 図15は、実施の形態の第2態様における照明器具の点灯時間を表すタイムチャートである。 図16は、実施の形態の第3態様における照明システムの照明器具の機能構成を示すブロック図である。 図17は、実施の形態の第3態様における照明器具のスイッチのID情報の登録する数を決めるための入力信号の例を示す図である。 図18は、実施の形態の第3態様における照明器具とスイッチとの対応の登録の動作を示すフローチャートである。 図19は、実施の形態の第3態様における照明器具とスイッチとの対応の解除の動作を示すフローチャートである。
以下、実施の形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的、または、具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置および接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本開示を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
なお、各図は模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付し、重複する説明は省略、または、簡略化される場合がある。
(実施の形態)
[概要]
まず、実施の形態における照明システムの概要について説明する。図1は、実施の形態における照明システム1の概要を示す図である。照明システム1は、複数の照明器具10-1~10-5と、複数のスイッチ20A-1~20A-3とを備える。そして、複数の照明器具10-1~10-5のそれぞれは、自身が記憶するスイッチ20のID情報の数の上限を設定することができる。例えば、照明器具10-1は、自身が記憶するスイッチ20のID情報の数の上限は1つであり、照明器具10-2は、自身が記憶するスイッチ20のID情報の数の上限は2つである。
そして、照明器具10-1には、スイッチ20A-1のID情報S1が記憶され、照明器具10-2には、スイッチ20A-1および20A-2のID情報S1およびS2が記憶される。これにより、照明器具10-1は、スイッチ20A-1からの制御信号に反応して動作し、照明器具10-2は、スイッチ20A-1および20A-2からの制御信号に反応して動作する。
このように、照明器具10-2は、スイッチ20A-1からの制御信号に反応して動作する照明器具10のグループと、スイッチ20A-2からの制御信号に反応して動作する照明器具10のグループとの、2つのグループに属することができる。図2は、照明システムのグループ登録の従来例を示す図である。図1に示される照明システム1に対して、従来例では、図2に示されるように、照明器具L1~L5は、それぞれが記憶するリモコンは1つであり、それぞれ1つのグループにしか所属できなかった。これに対して、図1に示される照明システム1は、1つの照明器具10が複数のグループに所属するというような、従来よりも比較的柔軟なグループ設定を行うことができる。ここで、照明器具L1~L5は、従来の照明システムで用いられる従来の照明器具である。
[第1態様の構成]
まず、実施の形態の第1態様における照明システム1の構成について説明する。図3は、実施の形態の第1態様における照明システム1の機能構成を示すブロック図である。照明システム1は、照明器具10とスイッチ20とを備える。照明システム1は、複数の照明器具10(図3では1つだけ図示)と、複数のスイッチ20(図3では1つだけ図示)とを備えてもよい。
照明器具10は、第1電源回路11と、光源部12と、第1通信部13と、第1制御部14と、計測部15と、記憶部16と、第1操作部17とを備える。また、スイッチ20は、第2電源回路21と、第2制御部22と、スイッチ状態検出部23と、電池24と、第2通信部25と、第2操作部26とを備える。
まず、照明器具10について説明する。照明器具10は、無線通信によって送信されるスイッチ20からの制御信号を受信して、点灯する。照明器具10は、例えば、室内を照明するいわゆるシーリングライトであり、第1制御部14によって調光制御される。なお、照明器具10の態様は、平面視形状が長方形のシーリングライトに限られず、平面視形状が円形のシーリングライト、スポットライト、ベースライトまたはダウンライト等であってもよい。
第1電源回路11は、コンバータ等で実現される。第1電源回路11は、電源から入力された交流電力を直流電力に変換するAC/DCコンバータでもよい。このとき、第1電源回路11は、昇圧型のスイッチングレギュレータでもよい。第1電源回路11は、照明器具10に電力を供給することで、光源部12を発光させる。
光源部12は、白熱電球、蛍光灯、有機EL(Electro-Luminescence)、または、LED(Light Emitting Diode)等で実現される。光源部12は、第1制御部14からの制御を受けて、光を出射する。光源部12は、光源の具体例である。
第1通信部13は、通信回路で実現される。第1通信部13は、スイッチ20の備える第2通信部25から送信される制御信号を受信する。第1通信部13が行う通信の方式は、赤外線通信でもよいし、Wi-Fi(登録商標)でもよいし、BlueTooth(登録商標)でもよいし、ZigBee RF4CE(登録商標)でもよい。
第1制御部14は、回路とメモリとで実現される。第1制御部14は、第1通信部13が受信した制御信号に基づいて、第1電源回路11および光源部12を制御する。ここで、第1通信部13が受信した制御信号とは、スイッチ20の第2通信部25が送信した制御信号のことである。
第1制御部14は、複数のスイッチ20のうち記憶部16に記憶されたID情報に対応するスイッチ20からの制御信号に反応して、光源部12を発光制御する。また、第1制御部14は、記憶部16に記憶されるID情報の上限数を設定する。第1制御部14が行うスイッチ20のID情報の上限数の設定の方法は、後述する。
また、第1制御部14は、第1操作部17によって受け付けられた設定操作に基づいて記憶部16に記憶されるID情報の上限数を設定する。また、第1制御部14は、第1操作部17によって受け付けられた設定操作に基づいてID情報の上限数を設定した後、設定された上限数に達するまでID情報を記憶部16に記憶することが可能である。
また、第1制御部14は、1つ以上のID情報を記憶部16に記憶した後、設定操作が第1操作部17によって受け付けられたときに記憶部16に記憶されているID情報の数を、上限数として設定する。また、第1制御部14は、第1操作部17によって受け付けられた解除操作に基づいて、設定された上限数を解除する。
また、第1制御部14は、照明器具10への電力供給のオン及びオフのパターンに基づいて、上限数を設定する。なお、第1制御部14は、制御部の具体例である。
計測部15は、第1制御部14が光源部12を点灯した時からの点灯の継続時間を計測する。計測部15は、回路とメモリとで実現される。
記憶部16は、複数の入力装置の少なくとも一部のID情報を記憶する。記憶部16は、メモリで実現される。記憶部16は、複数の入力装置のうち2つ以上の入力装置のID情報を記憶してもよい。
第1操作部17は、記憶部16に記憶されるID情報の上限数を設定するための設定操作を受け付ける。また、第1操作部17は、記憶部16に記憶されるID情報の上限数の設定の解除操作を受け付ける。第1操作部17は、具体的には、スライドスイッチまたはロータリースイッチ等である。第1操作部17は、ディップスイッチでもよい。第1操作部17は、操作部の具体例である。
図4は、実施の形態の第1態様における照明器具10の第1操作部17の例を示す図である。例えば、第1操作部17は、多段階のスライドスイッチであり、記憶部16に記憶されるID情報の上限数を示す数として、1~5までの整数が選択可能な構造であってもよい。また、第1操作部17は、設定された上限数を解除するための解除ボタンが選択可能な構造であってもよい。
なお、照明器具10-1~10-3は、照明器具10に相当する照明器具であり機能構成については図3で説明した通りである。
次に、スイッチ20について説明する。スイッチ20は、照明器具10を点灯または消灯させる信号を、照明器具10に送信するスイッチである。スイッチ20は、照明器具10の調光を指示する信号を照明器具10に送信してもよい。スイッチ20は、入力装置の具体例である。
スイッチ20の外観について説明する。スイッチ20は、オンボタンとオフボタンとを備える。また、図5に示されるように、照明器具10の第1制御部14が行う記憶部16に記憶されるID情報の上限数の設定操作中に、発光するインジケータ27を備えてもよい。また、スイッチ20は、照明器具10の第1制御部14が行う記憶部16に記憶されるID情報の上限数の設定を開始させる信号を送信するための、登録ボタン28を、さらに備えてもよい。図5は、実施の形態の第1態様におけるスイッチの例を示す図である。
続いて、図3に戻り、スイッチ20の内部構成について説明する。
第2電源回路21は、コンバータ等で実現される。第2電源回路21は、電源から入力された交流電力を直流電力に変換するAC/DCコンバータでもよい。このとき、第2電源回路21は、昇圧型のスイッチングレギュレータでもよい。第2電源回路21は、電池24からスイッチ20に電力を供給することで、第2通信部25に照明器具10に対して制御信号を送信させる。
第2制御部22は、回路とメモリとで実現される。第2制御部22は、スイッチ状態検出部23が検出したスイッチ20のオン/オフ状態に基いて、第2通信部25に照明器具10に対して制御信号を送信させる。
スイッチ状態検出部23は、回路とメモリとで実現される。スイッチ状態検出部23は、専用の回路で実現されてもよい。スイッチ状態検出部23は、スイッチのオンボタンまたはオフボタンが押下されたか否かを検出する。スイッチ状態検出部23は、検出結果に応じて、オンボタンが押下されたことを示す信号またはオフボタンが押下されたことを示す信号を、第2制御部22に送信する。
電池24は、第2電源回路21に電力を供給する一次電池等である。電池24は、マンガン乾電池でもよいし、アルカリ乾電池でもよいし、リチウム一次電池でもよいし、アルカリボタン電池でもよいし、酸化銀電池でもよいし、空気亜鉛電池でもよい。
第2通信部25は、通信回路で実現される。第2通信部25は、第2制御部22からの制御を受けて、照明器具10に対して、制御信号を送信する。第2通信部25が行う通信の方式は、赤外線通信でもよいし、Wi-Fi(登録商標)でもよいし、BlueTooth(登録商標)でもよいし、ZigBee RF4CE(登録商標)でもよい。
第2操作部26は、ロッカスイッチ、プッシュスイッチ、タクトスイッチ、トグルスイッチ、または、スライドスイッチ等で実現される。第2操作部26は、ユーザからの照明器具10に対するオン/オフの指示を受け付ける。
なお、スイッチ20-1および20-2は、スイッチ20に相当する照明器具であり機能構成については図3で説明した通りである。
[第1態様における動作]
次に、実施の形態の第1態様における照明システム1の動作について説明する。図6は、実施の形態の第1態様における照明器具10とスイッチ20との対応の登録の動作を示すフローチャートである。
まず、ユーザが、第1操作部17において、記憶部16に記憶するスイッチ20のID情報の上限数を選択する(ステップS10)。ユーザが、手動で、第1操作部17を操作することにより、記憶部16に記憶するスイッチ20のID情報の上限数を選択する。
次に、第1制御部14は、スイッチ20の登録を受け付ける(ステップS11)。照明器具10は、電源がオンにされると、一定期間、スイッチの登録を受け付ける状態となる。ユーザが、スイッチ20の登録ボタン28を押下すると、スイッチ20の第2制御部22は、第2通信部25に、照明器具10に対して、登録の動作を開始させる信号を送信させる。照明器具10の第1制御部14は、第1通信部13がスイッチ20から送信された登録の動作を開始させる信号を受信すると、登録シーケンスに移行する。ここで、照明器具10がスイッチの登録を受け付ける一連の動作を登録シーケンスと呼ぶ。
登録シーケンスの間、第1制御部14は、光源部12を点滅させる。第1制御部14は、スイッチ20から送信された信号に基づいて、登録されているスイッチのID情報を記憶部16に記憶する。登録されているスイッチのID情報は、登録の動作を開始させる信号に含まれていてもよいし、登録の動作を開始させる信号の後に、別の信号としてスイッチ20によって送信されてもよい。
登録シーケンスが終了すると、第1制御部14は、光源部12を点滅状態から点灯状態に変更する。ユーザは、この後、一度照明器具10の電源をオフにすることで、スイッチ20の登録を完了することができる。
図7は、実施の形態の第1態様における照明器具10とスイッチ20との対応関係の例を示す図である。例えば、照明器具10-1、10-2、および、10-3について、照明器具10-1~10-3の記憶部16に記憶するスイッチ20のID情報の上限数が、それぞれ1、2、および、1の場合について考える。
ユーザは、照明器具10-1および10-3の記憶部16に記憶するスイッチ20のID情報の上限数を設定する際に、第1操作部17において、1を選択する。また、ユーザは、照明器具10-2の記憶部16に記憶するスイッチ20のID情報の上限数を設定する際に、第1操作部17において、2を選択する。これにより、照明器具10-1及び10-3は、記憶部16にスイッチ20のID情報を1つ記憶することとなり、照明器具10-2は、記憶部16にスイッチ20のID情報を2つ記憶することとなる。
続いて、照明器具10は、スイッチ20の登録の動作に入る。上述のように、照明器具10-1~10-3は、電源がオンにされると、一定時間、スイッチ20の登録を受け付ける状態となる。
まず、照明器具10-1の登録を行う場合を考える。ユーザは、照明器具10-1の電源を入れた後、登録したいスイッチ20であるスイッチ20-1を照明器具の近傍に設置し、スイッチ20-1の登録ボタン28を押下する。スイッチ20-1からの信号を受信した照明器具10-1は、登録シーケンスに移行し、点滅状態となる。これにより、照明器具10-1にスイッチ20-1が登録される。
なお、スイッチ20の登録時は、スイッチ20の信号の送信出力を下げて、スイッチ20の近傍にある照明器具10のみがスイッチ20からの信号を受信できるようにする。または、登録を実施したい照明器具10のみの電源をオンにする。
上記の登録の動作を、照明器具10-2および10-3にも同様に実施する。例えば、図7に示されるように、照明器具10-1には、スイッチ20-1が登録され、照明器具10-2には、スイッチ20-1とスイッチ20-2が登録され、照明器具10-3には、スイッチ20-2が登録される。つまり、照明器具10-2の例のように、照明器具10は、複数の異なるスイッチ20を、制御を受けるスイッチ20として登録することができる。
そして、照明器具10-1~10-3は、登録されたスイッチ20のID情報と対応するスイッチ20の送信信号のみに反応する。例えば、ユーザがスイッチ20-1のオンボタンを押下すると、スイッチ20-1はオン信号を送信する。照明器具10-1および10-2は、受信したスイッチ20-1からのオン信号に基づいて点灯する。同様に、ユーザがスイッチ20-1のオフボタンを押下すると、スイッチ20-1は、オフ信号を送信し、照明器具10-1および10-3は、受信したスイッチ20-1からの信号に基づいて、消灯する。
次に、照明器具10が行うスイッチ20の登録の解除の動作について説明する。図8は、実施の形態の第1態様における照明器具10とスイッチ20との対応の解除の動作を示すフローチャートである。
まず、ユーザは、第1操作部17において、「解除」を選択する(ステップS20)。ユーザが、手動で、第1操作部17を操作することにより、「解除」ボタンを選択する。例えば、ユーザは、スライドスイッチ等のスイッチを操作して、メモリを「解除」の項目に合わせてもよい。
次に、ユーザは、照明器具10の電源を投入する(ステップS21)。ユーザは、照明器具10の電源をオン状態にする。
続いて、第1制御部14は、解除シーケンスを実行する(ステップS22)。第1制御部14は、記憶部16に記憶されたスイッチ20を識別するためのID情報と、記憶部16に記憶するスイッチ20のID情報の上限数を示す情報とを、記憶部16から消去する。このとき、第1制御部14は、光源部12を点滅させる。解除シーケンスが完了すると、第1制御部14は、光源部12を点滅状態から点灯状態に変更する。なお、記憶部16に記憶されたスイッチ20を識別するためのID情報と、記憶部16に記憶するスイッチ20のID情報の上限数を示す情報とを記憶部16から消去する処理を解除シーケンスと呼ぶ。
[第2態様の構成]
次に、実施の形態の第2態様における照明システム1Aの構成について説明する。図9は、実施の形態の第2態様における照明システム1Aのスイッチ20Aの機能構成を示すブロック図である。図3で説明された実施の形態の第1態様における照明システム1の構成と共通の部分については、説明を省略する。
実施の形態の第2態様における照明システム1Aは、照明器具10と、スイッチ20Aとを備える。照明器具10については、実施の形態の第1態様の照明器具10と共通のため、説明を省略する。スイッチ20Aは、人感センサ等のセンサを備えたスイッチであり、検知対象の動きを検知して、照明器具10にオン信号またはオフ信号を送信する。
スイッチ20Aは、第2電源回路21、第2制御部22、電池24、第2通信部25、第2操作部26、および、検知素子29を備える。第2電源回路21、第2制御部22、電池24、第2通信部25、および、第2操作部26は、スイッチ20Aの備える第2電源回路21、第2制御部22、電池24、第2通信部25、および、第2操作部26のそれぞれと同一である。スイッチ20Aは、入力装置の具体例である。
検知素子29は、焦電型赤外線センサ等で実現される。検知素子29は、焦電体から構成され、その両面に電極が形成された焦電流を検出することが可能な素子と、抵抗とからなる。または、検知素子29は、超音波センサで実現されてもよい。超音波センサは、超音波フロントエンドと、超音波トランスデューザと、マイコンとからなる。
次に、スイッチ20Aの外観について説明する。図10は、実施の形態の第2態様におけるスイッチ20Aの例を示す図である。図10の(a)に示されるように、スイッチ20Aの表面には、検知素子29が備えられる。つまり、スイッチ20Aの表面には、人感センサ等のセンサが備えられる。
図10の(b)に示されるように、スイッチ20Aの裏面には、各種のスイッチまたはボタンが備えられていてもよい。例えば、照明器具10の調光レベルを指示するロータリースイッチ、照明器具10の点灯維持時間を指示するロータリースイッチ、登録動作を開始させる登録ボタン、および、登録動作を終了させる終了ボタン等が備えられていてもよい。
図11は、実施の形態の第2態様におけるスイッチの送信コマンドの例を示す図である。図11に示されるように、照明器具10の点灯を指示する信号、照明器具10の調光レベルを指示する信号、照明器具10の点灯維持時間を指示する信号の順に、スイッチ20Aから制御信号が、照明器具10に対して送信されてもよい。
図12は、実施の形態の第2態様におけるスイッチ20Aの設定の例を示す図である。図12に示されるように、整数1~7で表される段階に応じて、調光レベルと点灯維持時間が定められてもよい。
[第2態様における動作]
次に、実施の形態の第2態様における照明システム1Aの動作について説明する。図13は、実施の形態の第2態様における照明器具10とスイッチ20Aとの対応の登録の動作を示すフローチャートである。
まず、第1制御部14は、スイッチ20Aの登録を受け付ける(ステップS30)。照明器具10は、電源がオンにされると、一定期間、スイッチの登録を受け付ける状態となる。ユーザが、スイッチ20Aの登録ボタン28を押下すると、スイッチ20Aの第2制御部22は、第2通信部25に、照明器具10に対して、登録の動作を開始させる信号を送信させる。照明器具10の第1制御部14は、第1通信部13がスイッチ20Aから送信された登録の動作を開始させる信号を受信すると、登録シーケンスに移行する。
登録シーケンスの間、第1制御部14は、光源部12を点滅させる。第1制御部14は、スイッチ20Aから送信された信号に基づいて、登録されているスイッチ20AのID情報を記憶部16に記憶する。登録されているスイッチ20AのID情報は、登録の動作を開始させる信号に含まれていてもよいし、登録の動作を開始させる信号の後に、別の信号としてスイッチ20Aによって送信されてもよい。
登録シーケンスが終了すると、第1制御部14は、光源部12を点滅状態から点灯状態に変更する。ユーザは、この後、一度照明器具10の電源をオフにすることで、スイッチ20Aの登録を完了することができる。
次に、第1制御部14は、スイッチ20Aの登録を終了する(ステップS31)。第1制御部14は、スイッチ20Aの終了ボタン30が押下されると、記憶部16に新たなスイッチ20AのID情報を登録することができないように処理を行う。上記の処理は、照明器具10に既に登録されているスイッチ20Aを操作することにより行われる。
図14は、実施の形態の第2態様における照明器具とスイッチとの対応関係の例を示す図である。例えば、照明器具10-1、10-2、および、10-3について、照明器具10-1~10-3の記憶部16に記憶するスイッチ20AのID情報の上限数が、それぞれ1、3、および、2の場合について考える。
ユーザは、照明器具10の電源をオン状態にし、照明器具10がスイッチ20Aの登録を受け付ける状態になっている時に、スイッチ20Aを照明器具10の近傍に設置して、スイッチ20Aの登録ボタン28を押下する。スイッチ20A-1からの信号を受信した照明器具10-1は、登録シーケンスに移行し、点滅状態となる。これにより、照明器具10-1にスイッチ20A-1が登録される。
なお、スイッチ20Aの登録時は、スイッチ20Aの信号の送信出力を下げて、スイッチ20Aの近傍にある照明器具10のみがスイッチ20Aからの信号を受信できるようにする。または、登録を実施したい照明器具10のみの電源をオンにする。
上記の登録の動作を、照明器具10-2および10-3にも同様に実施する。例えば、図14に示されるように、照明器具10-1には、スイッチ20A-1が登録され、照明器具10-2には、スイッチ20A-1とスイッチ20A-2とスイッチ20A-3とが登録され、照明器具10-3には、スイッチ20A-2とスイッチ20A-3とが登録される。つまり、照明器具10-2および10-3の例のように、照明器具10は、複数の異なるスイッチ20Aを、制御を受けるスイッチ20Aとして登録することができる。
なお、スイッチ20A-1~20A-3は、スイッチ20Aに相当する照明器具であり機能構成については図9で説明した通りである。
図15は、実施の形態の第2態様における照明器具の点灯時間を表すタイムチャートである。
照明器具10-1~10-3は、登録されたスイッチ20AのID情報と対応するスイッチ20Aの送信信号のみに反応する。例えば、スイッチ20A-1の備える人感センサが人を検知すると、スイッチ20A-1はオン信号を送信する。例えば、スイッチ20A-1は、図12の表に示されるような制御信号のうちの1つを送信してもよい。照明器具10-1および10-2は、スイッチ20A-1からの制御信号に含まれる点灯維持時間を計測部15で計測し、点灯維持時間の間点灯する。
同様に、スイッチ20A-2の備える人感センサが人を検知すると、スイッチ20A-2はオン信号を送信する。例えば、スイッチ20A-2は、図12の表に示されるような制御信号のうちの1つを送信してもよい。照明器具10-2および10-3は、スイッチ20A-2からの制御信号に含まれる点灯維持時間を計測部15で計測し、点灯維持時間の間点灯する。その際、照明器具10-2は、既にスイッチ20A-1からの制御信号を受信して点灯しているが、スイッチ20A-2の制御信号を受信すると、計測部15は、点灯開始時刻からの時間計測を一旦リセットし、スイッチ20A-2の制御信号を受信してからの点灯維持時間を計測する。そして、スイッチ20A-2の制御信号を受信してから計測された点灯維持時間の経過後、照明器具10は、消灯する。
なお、照明器具10に登録されたスイッチ20Aの登録の解除の動作は、図8で説明された、実施の形態の第1態様における登録の解除の動作と同様である。例えば、スイッチ20Aは、照明器具10の記憶部16に記憶されたスイッチ20AのID情報の登録解除の信号を照明器具10に対して送信するための解除ボタンを備えてもよい。ユーザが、スイッチ20Aの備える解除ボタンを押下すると、照明器具10の記憶部16に記憶されたスイッチ20AのID情報が、記憶部16から削除されてもよい。
[第3態様における構成]
次に、実施の形態の第3態様における照明システム1Bの構成について説明する。図16は、実施の形態の第3態様における照明システムの照明器具の機能構成を示すブロック図である。図3で説明された実施の形態の第1態様における照明システム1の構成と共通の部分については、説明を省略する。
実施の形態の第3態様における照明システム1Bは、照明器具10Aと、スイッチ20とを備える。スイッチ20については、実施の形態の第1態様のスイッチ20と共通のため、説明を省略する。照明器具10Aは、第1操作部17を備えないこと以外は、照明器具10と共通の構成である。
[第3態様における動作]
次に、実施の形態の第3態様における照明システム1Bの動作について説明する。
図17は、実施の形態の第3態様における照明器具10Aのスイッチ20のID情報の登録する数を決めるための入力信号の例を示す図である。照明器具10Aは、電源操作のオン/オフの回数によって、登録するスイッチ20のID情報の上限数を設定する。
具体的には、照明器具10Aに登録するスイッチ20のID情報を登録する上限数の設定のために、0.5秒間隔で、電源のオン操作とオフ操作とを3回繰り返してもよい。その後10秒間、電源の操作がされない場合、照明器具10Aにおける登録シーケンスが終了してもよい。0.5秒間隔で、電源のオン操作とオフ操作が3回繰り返された場合、照明器具10Aに登録するスイッチ20のID情報を登録する上限数として3が設定されてもよい。登録シーケンスが終了した時0.5秒間隔で3回点滅して上限数が3回であることを示しても良い。
また、照明器具10Aに登録するスイッチ20のID情報を登録する上限数の解除のために、それぞれ1秒間隔と0.5秒間隔で、電源のオン操作とオフ操作とを3回繰り返してもよい。その後10秒間、電源の操作がされない場合、照明器具10Aにおける解除シーケンスが終了してもよい。解除シーケンスが終了した時1秒消灯、0.5秒点灯を4回行い解除が完了したことを示しても良い。
図18は、実施の形態の第3態様における照明器具とスイッチとの対応の登録の動作を示すフローチャートである。
まず、ユーザは、照明器具10Aの電源を操作する(ステップS40)。照明器具10Aの第1制御部14は、電源のオン操作とオフ操作とが繰り返された回数に応じて、記憶部16に記憶するスイッチ20のID情報の上限数を設定する。
次に、第1制御部14は、スイッチ20の登録を受け付ける(ステップS41)。第1制御部14は、第1通信部13が受信したスイッチ20からの信号に基づいて、スイッチ20のID情報を記憶部16に記憶する。
照明器具10Aは、電源がオンにされると、一定期間、スイッチの登録を受け付ける状態となる。ユーザが、スイッチ20の登録ボタン28を押下すると、スイッチ20の第2制御部22は、第2通信部25に、照明器具10Aに対して、登録の動作を開始させる信号を送信させる。照明器具10Aの第1制御部14は、第1通信部13がスイッチ20から送信された登録の動作を開始させる信号を受信すると、登録シーケンスに移行する。
登録シーケンスの間、第1制御部14は、光源部12を点滅させる。第1制御部14は、スイッチ20から送信された信号に基づいて、登録されているスイッチのID情報を記憶部16に記憶する。登録されているスイッチのID情報は、登録の動作を開始させる信号に含まれていてもよいし、登録の動作を開始させる信号の後に、別の信号としてスイッチ20によって送信されてもよい。
登録シーケンスが終了すると、第1制御部14は、光源部12を点滅状態から点灯状態に変更する。ユーザは、この後、一度照明器具10Aの電源をオフにすることで、スイッチ20の登録を完了することができる。
次に、照明器具10Aが行うスイッチ20の登録の解除の動作について説明する。図19は、実施の形態の第3態様における照明器具10Aとスイッチ20との対応の解除の動作を示すフローチャートである。
ユーザは、登録時と異なるパターンで照明器具10Aの電源を操作する(ステップS50)。ユーザは、登録シーケンスで行われる電源のオン操作とオフ操作との繰り返しのパターンとは異なる、電源のオフ操作とオン操作との繰り返しのパターンで、照明器具10Aの電源を操作する。ステップS50の操作は、照明器具10Aの電源がオンにされた後の所定期間内に実施されてもよいし、スイッチ20に備えられる解除ボタンが押下されることによりスイッチ20から送信された信号を照明器具10Aが受信した後に行われてもよい。
または、照明器具10Aは、登録時と異なるパターンで電源の操作を検知した後、解除シーケンスに移行してもよい。
照明器具10Aは、登録時と異なるパターンでの照明器具10Aの電源の操作を検知した場合、記憶部16に記憶されたスイッチ20を識別するためのID情報と、記憶部16に記憶するスイッチ20のID情報の上限数を示す情報とを、記憶部16から消去する。
[効果等]
本開示の照明システム1は、照明器具10と、照明器具10を制御するための制御信号を送信する複数の入力装置と、を備え、照明器具10は、光源と、複数の入力装置の少なくとも一部のID情報が記憶される記憶部16と、複数の入力装置のうち記憶部16に記憶されたID情報に対応する入力装置からの制御信号に反応して、光源を発光制御する制御部と、を有し、制御部は、記憶部16に記憶されるID情報の上限数を設定する。
これにより、照明システム1は、照明器具10が複数の入力装置からの制御を受けて発光することができる。よって、照明システム1は、1つの照明器具が複数のグループに所属するというような、従来よりも比較的柔軟なグループ設定を行うことができる。また、照明システム1は、スイッチやリモコン等画面を有しない機器で、照明器具10の設定を行う場合に、特に有用である。
また、照明システム1において、照明器具10は、さらに、上限数を設定するための設定操作を受け付ける操作部を有し、制御部は、操作部によって受け付けられた設定操作に基づいて上限数を設定する。
これにより、照明システム1は、ユーザの操作部への操作によって、記憶部16に記憶されるID情報の1つまたは複数の上限数を設定することができる。よって、照明システム1は、1つの照明器具が複数のグループに所属するというような、従来よりも比較的柔軟なグループ設定を行うことができる。
また、照明システム1において、制御部は、操作部によって受け付けられた設定操作に基づいてID情報の上限数を設定した後、設定された上限数に達するまでID情報を記憶部16に記憶することが可能である。
これにより、照明システム1は、記憶部16に記憶されるID情報の上限数を設定した後に、個別の入力装置のID情報の登録を行うことができる。よって、照明システム1は、1つの照明器具が複数のグループに所属するというような、従来よりも比較的柔軟なグループ設定を確実に行うことができる。
また、照明システム1において、制御部は、1つ以上のID情報を記憶部16に記憶した後、設定操作が操作部によって受け付けられたときに記憶部16に記憶されているID情報の数を、上限数として設定する。
これにより、照明システム1は、個別の入力装置のID情報の登録を行った後に、記憶部16に記憶されるID情報の上限数を設定することができる。よって、照明システム1は、1つの照明器具が複数のグループに所属するというような、従来よりも比較的柔軟なグループ設定を簡便に行うことができる。
また、照明システム1において、制御部は、操作部によって受け付けられた解除操作に基づいて、設定された上限数を解除する。
これにより、照明システム1は、記憶部16に記憶されるID情報の上限数と、記憶部16に記憶された入力装置のID情報とを、何度も更新し、登録することができる。よって、照明システム1は、1つの照明器具が複数のグループに所属するというような、従来よりも比較的柔軟なグループ設定を、利便性高く行うことができる。
また、照明システム1において、制御部は、照明器具10への電力供給のオン及びオフのパターンに基づいて、上限数を設定する。
これにより、照明システム1は、操作部を有さずとも、記憶部16に記憶されるID情報の上限数の設定を受け付けることができる。よって、照明システム1は、1つの照明器具が複数のグループに所属するというような、従来よりも比較的柔軟なグループ設定を、簡便な構成で行うことができる。
また、照明システム1において、複数の入力装置のそれぞれは、人感センサを備える。
これにより、照明システム1は、人感センサの検知信号に応じて、照明器具10を点灯させることができる。
また、照明システム1において、記憶部16には、複数の入力装置のうち2つ以上の入力装置のID情報が記憶される。
これにより、照明システム1は、1つの照明器具10に対して、複数の入力装置のID情報を記憶することができ、1つの照明器具10は、複数の入力装置からの制御を受けることができる。よって、照明システム1は、1つの照明器具が複数のグループに所属するというような、従来よりも比較的柔軟なグループ設定を行うことができる。
本開示の照明器具10は、照明器具10であって、光源と、照明器具10を制御するための制御信号を送信する複数の入力装置の少なくとも一部のID情報が記憶される記憶部16と、複数の入力装置のうち記憶部16に記憶されたID情報に対応する入力装置からの制御信号に反応して、光源を発光制御する制御部と、を有し、制御部は、記憶部16に記憶されるID情報の上限数を設定する。
これにより、照明器具10は、複数の入力装置からの制御を受けて発光することができる。よって、照明器具10は、1つの照明器具10が複数のグループに所属するというような、従来よりも比較的柔軟なグループ設定を行うことができる。
本開示の照明制御方法は、照明器具10が実行する照明制御方法であって、照明器具10を制御するための制御信号を送信する複数の入力装置の少なくとも一部のID情報を照明器具10が有する記憶部16に記憶する記憶ステップと、複数の入力装置のうち記憶部16に記憶されたID情報に対応する入力装置からの制御信号に反応して、照明器具10が有する光源を発光制御する制御ステップと、記憶部16に記憶されるID情報の上限数を設定する設定ステップとを含む。
これにより、照明制御方法は、上記照明システム1と同様の効果を奏することができる。
以上、本開示の照明システム1等について、実施の形態に基づいて説明したが、本開示は、この実施の形態に限定されるものではない。本開示の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したものや、異なる実施の形態における構成要素を組み合わせて構築される形態も、本開示の範囲内に含まれる。
1、1A、1B 照明システム
10、10A、10-1、10-2、10-3、10-4、10-5、L1、L2、L3、L4、L5 照明器具
16 記憶部
17 第1操作部
20、20A、20A-1、20A-2、20A-3 スイッチ

Claims (10)

  1. 照明器具と、
    前記照明器具を制御するための制御信号を送信する複数の入力装置と、を備え、
    前記照明器具は、
    光源と、
    前記複数の入力装置の少なくとも一部のID情報が記憶される記憶部と、
    前記複数の入力装置のうち前記記憶部に記憶された前記ID情報に対応する入力装置からの前記制御信号に反応して、前記光源を発光制御する制御部と、を有し、
    前記制御部は、前記記憶部に記憶される前記ID情報の上限数を設定する、
    照明システム。
  2. 前記照明器具は、さらに、前記上限数を設定するための設定操作を受け付ける操作部を有し、
    前記制御部は、前記操作部によって受け付けられた設定操作に基づいて前記上限数を設定する、
    請求項1に記載の照明システム。
  3. 前記制御部は、前記操作部によって受け付けられた前記設定操作に基づいて前記ID情報の前記上限数を設定した後、設定された前記上限数に達するまで前記ID情報を前記記憶部に記憶することが可能である、
    請求項2に記載の照明システム。
  4. 前記制御部は、1つ以上の前記ID情報を前記記憶部に記憶した後、前記設定操作が前記操作部によって受け付けられたときに前記記憶部に記憶されている前記ID情報の数を、前記上限数として設定する、
    請求項2に記載の照明システム。
  5. 前記制御部は、前記操作部によって受け付けられた解除操作に基づいて、設定された前記上限数を解除する、
    請求項2~4のいずれか1項に記載の照明システム。
  6. 前記制御部は、前記照明器具への電力供給のオン及びオフのパターンに基づいて、前記上限数を設定する、
    請求項1に記載の照明システム。
  7. 前記複数の入力装置のそれぞれは、人感センサを備える、
    請求項1~6のいずれか1項に記載の照明システム。
  8. 前記記憶部には、前記複数の入力装置のうち2つ以上の入力装置の前記ID情報が記憶される、
    請求項1~7のいずれか1項に記載の照明システム。
  9. 照明器具であって、
    光源と、
    前記照明器具を制御するための制御信号を送信する複数の入力装置の少なくとも一部のID情報が記憶される記憶部と、
    前記複数の入力装置のうち前記記憶部に記憶された前記ID情報に対応する入力装置からの前記制御信号に反応して、前記光源を発光制御する制御部と、を有し、
    前記制御部は、前記記憶部に記憶される前記ID情報の上限数を設定する、
    照明器具。
  10. 照明器具が実行する照明制御方法であって、
    前記照明器具を制御するための制御信号を送信する複数の入力装置の少なくとも一部のID情報を前記照明器具が有する記憶部に記憶する記憶ステップと、
    前記複数の入力装置のうち前記記憶部に記憶された前記ID情報に対応する入力装置からの前記制御信号に反応して、前記照明器具が有する光源を発光制御する制御ステップと、
    前記記憶部に記憶される前記ID情報の上限数を設定する設定ステップとを含む
    照明制御方法。
JP2021116612A 2021-07-14 2021-07-14 照明システム、照明器具および照明制御方法 Pending JP2023012879A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021116612A JP2023012879A (ja) 2021-07-14 2021-07-14 照明システム、照明器具および照明制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021116612A JP2023012879A (ja) 2021-07-14 2021-07-14 照明システム、照明器具および照明制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2023012879A true JP2023012879A (ja) 2023-01-26

Family

ID=85128821

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021116612A Pending JP2023012879A (ja) 2021-07-14 2021-07-14 照明システム、照明器具および照明制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2023012879A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8766544B2 (en) Wireless controller for lighting system
KR101469736B1 (ko) 스포트라이트 제어 장치의 근접 감지에 의해 조명 시스템을제어하는 장치 및 방법, 및 스포트라이트 제어 장치
US10630820B2 (en) Wireless communication methods
CN106061050B (zh) 配对方法、照明器具以及照明系统
CN106060995A (zh) 照明器具、照明系统以及其控制方法
CN105659706B (zh) 可附接照明控制装置
US20220124187A1 (en) Wireless Communication Methods
KR101186460B1 (ko) 조명 및 랜턴 겸용 엘이디 램프 및 그 제어방법
JP2010153100A (ja) 照明制御システム
JP2013235655A (ja) 照明灯および照明器具
JP2023012879A (ja) 照明システム、照明器具および照明制御方法
EP2875701A2 (en) Networked lighting apparatus and method for such lighting apparatus to identify itself and communicate its network address
JP6435793B2 (ja) 制御装置、及び照明装置
KR102083502B1 (ko) 조명 장치 및 이를 포함하는 조명 시스템의 제어 방법
JP2017091930A (ja) 照明システム、及び、人の在否提示システム
CN114128407A (zh) 一种用于控制照明单元组的方法和控制器
JP6941809B2 (ja) 照明制御装置及び照明システム
JP2016004689A (ja) 照明装置
JP7220398B2 (ja) 照明システム
US20120161636A1 (en) Occupancy sensor for task lighting application
CN220528254U (zh) 一种智能感应灯带控制器
JP7178603B2 (ja) 照明システム
JP6464517B2 (ja) 制御装置、及び照明装置
JP2018125105A (ja) 照明システム
JP2023121328A (ja) 無線通信方法、及び、無線通信システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20240416