JP2023010367A - シート供給装置および画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】シート収容部の重量に応じて、挿入時の給紙カセットの衝撃を適切に緩和することのできるシート供給装置および画像形成装置を提供する。【解決手段】シート供給装置20は、給紙カセット200を自動で引き込むカセット引き込みユニット230と、引き込まれる給紙カセット200に対して挿入方向と逆方向の反力を付与可能な反力付与機構とを備えている。反力付与機構は、給紙カセット200側に、シートの後端位置に合わせて移動可能な後端板203と、後端板203に連動して揺動するサイズ検知プレート205とを備え、シート供給装置本体21側に、給紙カセット200の挿入時にサイズ検知プレート205を介して給紙カセット200に対して反力を発生させる4連スイッチ210を備えている。反力付与機構は、給紙カセット200にサイズの大きいシートが収容されている場合ほど、4連スイッチ210による反力を小さくする。【選択図】図10
Description
本発明は、シートを収容するシート収容部をシート供給装置本体に挿抜自在に装着するシート供給装置、およびそれを備えた画像形成装置に関する。
記録紙などのシートを収容するシート収容部(給紙カセットなど)をシート供給装置本体に挿抜自在に装着する従来のシート供給装置では、操作者がシート供給装置本体に対してシート収容部を勢いよく挿入すると、シート収容部のシート供給装置本体への衝撃で、シートを規制するシート規制部材(規制ガイド)がずれたり、各部材の機構に不具合が発生したりといった不都合が生じる可能性がある。
この点に関し、特許文献1には、給紙カセットの着脱方向に移動可能に設けられて、装置本体に当接可能な当接部材と、給紙カセットと当接部材との間に設けられて、当接部材を給紙カセットの挿入方向に付勢する付勢部材(バネ)とを備えた画像形成装置が開示されている。この画像形成装置では、装置本体に給紙カセットが挿入されるのに伴って、当接部材が装置本体に当接し、付勢部材に抗して移動することにより、挿入時の給紙カセットの衝撃を緩和できるようになっている。
また、挿入時の給紙カセットの衝撃を緩和するものとして、カセット引き込み機構を備えたシート供給装置も知られている。カセット引き込み機構とは、使用者がシート収容部を所定の位置まで押し込んだ後、給紙カセットの装着位置(挿入完了位置)までの所定の距離を自動で給紙カセットを引き込む機構である。このようなカセット引き込み機構は、通常、給紙カセットの引き込み力を得るためのバネと、給紙カセットの引き込み速度を緩和するためのダンパとを組み合わせて使用している。
シート供給装置における給紙カセットは、通常、収容するシートのサイズを変更できるようになっている。給紙カセットにおいてサイズの大きいシート(例えばA3サイズ)を最大収容した場合は、サイズの小さいシート(例えばA4またはB5サイズ)を最大収容した場合に比べて、シートを含めた給紙カセットの重量が大きくなる。
特許文献1では、挿入時の給紙カセットの衝撃は、付勢部材の弾性力(バネ力)によって緩和される。しかしながら、そのバネ力は給紙カセットの重量に応じて調整できるものではなく、給紙カセットの重量によって衝撃に差が生じる。例えば、給紙カセットの重量が小さい場合は、給紙カセットが軽いため勢いよく押されてしまい、給紙カセットの衝撃を十分に緩和できないことが起こりうる。
また、カセット引き込み機構は、給紙カセットの引き込み開始から引き込み完了までの過程でバネ力による給紙カセットの引き込み荷重は小さくなるものであるが、引き込み荷重自体は給紙カセットの重量に応じて調整できるものではない。そのため、カセット引き込み機構における引き込み荷重は、給紙カセットの重量が最も大きくなる場合(A3サイズのシート満載時)でも確実に引き込みが行えるように設定される。しかしながら、この場合は、給紙カセットの重量が小さい場合に、カセット引き込み機構における引き込み荷重が強すぎて、給紙カセットの衝撃を十分に緩和できないことが起こりうる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、シート収容部に収容されるシートのサイズに応じて、挿入時の給紙カセットの衝撃を適切に緩和することのできるシート供給装置および画像形成装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の第1の態様であるシート供給装置は、シートを収容するシート収容部をシート供給装置本体に挿抜自在に装着するシート供給装置であって、前記シート供給装置本体に設けられ、前記シート収容部を挿入完了位置まで引き込むことのできる引き込み機構と、前記引き込み機構によって引き込まれる前記シート収容部に対して、前記シート収容部の挿入方向と逆方向の反力を付与可能な反力付与機構とを備えており、前記反力付与機構は、前記シート収容部に設けられ、前記シート収容部に収容されるシートに対し、シート搬送方向の後端位置に合わせて移動可能な後端板と、前記シート収容部に設けられ、前記後端板に連動して揺動する揺動部材と、前記揺動部材に対向するように前記シート供給装置本体に設けられ、前記シート収容部の挿入時に前記揺動部材に当接し、前記揺動部材を介して前記シート収容部に対して前記反力を発生させる押圧部とを備えており、前記反力付与機構は、前記後端板がサイズの大きいシートの後端位置にある場合ほど、前記後端板がサイズの小さいシートの後端位置にある場合に比べ、前記押圧部による前記反力を小さくすることを特徴としている。
上記の構成によれば、反力付与機構のシート収容部側では、後端板を移動させるとこれに連動して揺動部材が揺動するため、揺動部材はシート収容部に収容されたシートのサイズに応じた位置に移動させることができる。また、シート供給装置本体側には押圧部が設けられており、押圧部がシート収容部に作用させる反力は、後端板がサイズの大きいシートの後端位置にある場合(すなわち、シート収容部にサイズの大きいシートが収容され、シート収容部の重量が大きくなっている場合)ほど小さくされる。これにより、引き込み機構によってシート収容部の引き込みを行う場合に、その引き込み力を反力付与機構の反力によって調整することができ、シート収容部の重量に応じて、挿入時のシート収容部の衝撃を適切に緩和したり、シート収容部の引き込みをスムーズに行ったりすることができるようになる。
また、上記シート供給装置では、前記揺動部材は、パターン形成された開口を有しており、前記押圧部は、複数の押圧部材を有しており、前記揺動部材の前記開口に対向しない位置にある前記押圧部材のみが、前記揺動部材に当接して前記シート収容部に引き出し方向への押圧力を作用させるものであり、前記反力付与機構は、前記シート収容部に作用する前記押圧力の和を前記反力とするものであって、前記揺動部材の位置に応じて前記押圧力を作用させる前記押圧部材を異ならせることで、前記反力を変化させる構成とすることができる。
また、上記シート供給装置では、前記押圧部材は、前記シート収容部の挿入状態において前記揺動部材への当接の有無を検知するプッシュスイッチであり、前記反力付与機構は、前記プッシュスイッチの検知に基づいて、前記シート収容部に収容されるシートのサイズを検知する用紙サイズ検知機構でもある構成とすることができる。
上記の構成によれば、反力付与機構を用紙サイズ検知機構に兼用させることで、シート供給装置における構成を簡略化することができる。
また、上記シート供給装置では、前記反力付与機構は、複数の前記押圧部材のうちの少なくとも1つにおいて、他の前記押圧部材に対して前記押圧力を異ならせることで、前記反力を変化させる構成とすることができる。
また、上記シート供給装置では、前記反力付与機構は、複数の前記押圧部材の全てにおける前記押圧力が同じであり、前記押圧力を作用させる前記押圧部材の数を異ならせることで、前記反力を変化させる構成とすることができる。
また、上記の課題を解決するために、本発明の第2の態様である画像形成装置は、上記記載のシート供給装置を備えることを特徴としている。
本発明のシート供給装置および画像形成装置は、引き込み機構によってシート収容部の引き込みを行う場合に、その引き込み力を反力付与機構の反力によって調整することで、シート収容部の重量に応じて、挿入時のシート収容部の衝撃を適切に緩和したり、シート収容部の引き込みをスムーズに行ったりすることができるといった効果を奏する。
〔実施の形態1〕
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明が適用される画像形成装置10の一例を示す概略構成図である。尚、図1に示す画像形成装置10は、複数のプロセスユニットを有するカラー画像形成装置であるが、本発明はこれに限定されるものではなく、単一のプロセスユニットを有するモノクロ画像形成装置に適用することもできる。図において、符号Xは前後方向を、符号Yは左右方向を、符号Zは上下方向(鉛直方向)をそれぞれ表している。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明が適用される画像形成装置10の一例を示す概略構成図である。尚、図1に示す画像形成装置10は、複数のプロセスユニットを有するカラー画像形成装置であるが、本発明はこれに限定されるものではなく、単一のプロセスユニットを有するモノクロ画像形成装置に適用することもできる。図において、符号Xは前後方向を、符号Yは左右方向を、符号Zは上下方向(鉛直方向)をそれぞれ表している。
画像形成装置10は、図1に示すように、本体部11、原稿読取部12、原稿搬送装置13およびシート供給装置20を具備して構成されている。本体部11は、記録用紙などのシートに画像を印字するための画像形成部を内部に有している。原稿読取部12は、本体部11の上方に配置され、原稿のコピーを行う際に原稿の読取を行う。原稿搬送装置13は、自動読み取りモードにおいて、原稿セットトレイ上に載置された原稿を原稿読取部12の原稿載置台上に向かって順次搬送する。
シート供給装置20は、本体部11の下部に設けられており、給紙カセット(シート収容部)200においてシートをストックし、画像形成時にシートを本体部11へ供給する。尚、図1では、給紙カセット200を1段のみ記載しているが、給紙カセット200は複数段であってもよい。
画像形成装置10において扱われる画像データは、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色を用いたカラー画像に応じたもの、または単色(例えばブラック)を用いたモノクロ画像に応じたものである。このため、本体部11は、ブラック、シアン、マゼンタ、およびイエローに対応付けられた4つのプロセスユニット14を有している。各プロセスユニット14は、電子写真技術を用いて画像データに応じたトナー像を形成する。
各プロセスユニット14で形成された各トナー像は、中間転写ベルト15に順次転写して重ねられる(1次転写)。これにより、中間転写ベルト15上にカラーのトナー像が形成される。中間転写ベルト15上のカラーのトナー像は2次転写部16によってシート上に転写され、定着装置17にてシートを加熱および加圧し、シート上のカラーのトナー像を定着させる。
続いて、シート供給装置20の基本構造について説明する。図2は、シート供給装置20の外観を示す斜視図である。尚、図2のシート供給装置20は、シート供給装置本体(以下、装置本体)21内に、3段の給紙カセット200を備えた構成を例示している。図2に示すように、シート供給装置20において、各給紙カセット200は、フロント側に取っ手201を有しており、装置本体21に対して前後方向に移動させることで挿抜自在となっている。また、装置本体21には、シート供給ユニット220が、給紙カセット200ごとに設けられている。シート供給ユニット220は、給紙カセット200に収容されたシートを1枚ずつシート搬送路に向けて供給するものであり、図示しない呼込ローラ、供給ローラ、分離部材(分離ローラまたは分離パッド)などを備えている。
さらに、装置本体21には、図3に示すように、給紙カセット200ごとにカセット引き込みユニット(引き込み機構)230が設けられている。図3は、シート供給装置20におけるカセット引き込みユニット230の配置箇所を示す斜視図である。カセット引き込みユニット230は、給紙カセット200の挿入時に、使用者が給紙カセット200を所定の位置まで押し込んだ後、給紙カセット200の装着位置(挿入完了位置)までの所定の距離(30~50mm程度)を自動で給紙カセット200を引き込むものである。尚、図3では、カセット引き込みユニット230が視認できるように、装置本体21における側板フレームおよびシート供給ユニット220の図示を省略し、かつ、給紙カセット200については、最上段の給紙カセット200のみを引き出した状態にて図示している。
給紙カセットを装着位置まで自動で引き込むカセット引き込み機構自体は公知であるが、ここでは、カセット引き込みユニット230の構成および動作について、図4および図5を参照して簡単に説明する。図4は、カセット引き込みユニット230のみを抜き出して示す斜視図である。図5は、カセット引き込みユニット230の動作を説明する平面図である。
図4および図5に示すように、カセット引き込みユニット230は、ユニット筐体231の内部で、可動レバー232を長手方向に沿って移動可能に保持する構成である。カセット引き込みユニット230は、その長手方向が給紙カセット200の移動方向と一致するように配置される。また、ユニット筐体231の内部には、可動レバー232以外に、弾性部材(例えば引張バネ)および減衰部材(例えば油圧ダンパ)も設けられている。尚、図4および図5では、弾性部材および減衰部材の図示を省略しているが、これらは、図5に示す例では、可動レバー232に対してリア側の空間(ユニット筐体231の内部空間)に配置することができる。
ユニット筐体231は、カセット引き込みユニット230の長手方向に延びる第1面231aにおいて第1スリット2311が形成され、カセット引き込みユニット230の長手方向に延び、かつ、第1面231aと直交する第2面231bにおいて第2スリット2312が形成されている。尚、カセット引き込みユニット230は、第1面231aを給紙カセット200と対向させるようにして配置される。
第1スリット2311は、長手スリット部2311aと短手スリット部2311bとが組み合わされた略L字形状のスリットとなっている。長手スリット部2311aは、長手方向に延びて形成されている。短手スリット部2311bは、長手スリット部2311aのフロント側端部において、長手スリット部2311aに対して第2面231bとは反対側に延びるように形成されている。第2スリット2312は、長手方向に延びる直線形状のスリットとされている。
可動レバー232には、第1ガイド突起2321、第2ガイド突起2322、第1係合突起2323および第2係合突起2324が設けられている。第1ガイド突起2321および第2ガイド突起2322は、第1スリット2311内に配置され、ユニット筐体231内での可動レバー232の移動を案内する。
具体的には、可動レバー232は、ユニット筐体231内で最もリア側に位置する第1状態(図5において実線および破線にて示す)と、最もフロント側に位置する第2状態(図5において二点鎖線にて示す)との間で移動可能となっている。また、可動レバー232は、図示しない弾性部材により、常にリア側への付勢力を受けている。可動レバー232は、第1状態では第1ガイド突起2321および第2ガイド突起2322の両方を第1スリット2311の長手スリット部2311aに位置させている。一方、可動レバー232は、第2状態では、第1ガイド突起2321を第1スリット2311の長手スリット部2311aに位置させ、第2ガイド突起2322を短手スリット部2311bに位置させている。
給紙カセット200が装置本体21から引き出されている状態では、可動レバー232は第2状態に位置している。このとき、可動レバー232は、第2ガイド突起2322を短手スリット部2311bに位置させることで、弾性部材の付勢力に抗して第2状態を維持できる。また、第2状態では、可動レバー232の第1係合突起2323は、第2スリット2312からユニット筐体231の外部に突出しているが、第2係合突起2324がユニット筐体231の内部に収まっている。
一方、給紙カセット200は、カセット引き込みユニット230との対向面(すなわち、第1面231aとの対向面)においてカセット側係合突起202(図3および図5参照)を有している。給紙カセット200を装置本体21に挿入するときは、その過程で、第2状態にある可動レバー232の第1係合突起2323に給紙カセット200のカセット側係合突起202が当接する。この状態で給紙カセット200がさらに挿入されると、カセット側係合突起202が可動レバー232の第1係合突起2323を押すことで、可動レバー232は第1ガイド突起2321を中心にして回動(図5では時計方向の回動)する。その結果、第2ガイド突起2322が、短手スリット部2311b内を長手スリット部2311a側に向かって移動する。
第2ガイド突起2322が、短手スリット部2311b内を移動して長手スリット部2311aに到達すると、可動レバー232は弾性部材の付勢力によってリア側に向かって移動可能となる。また、この時点では、可動レバー232の回動によって第2係合突起2324も第2スリット2312からユニット筐体231の外部に突出している。このため、可動レバー232が弾性部材の付勢力によって移動するときは、第2係合突起2324とカセット側係合突起202との係合により、給紙カセット200は可動レバー232に引っ張られて移動する。給紙カセット200は、可動レバー232が第1状態の位置まで移動した時点で、装置本体21に対して完全に挿入された状態となる。尚、カセット引き込みユニット230に備えられる減衰部材は、このときの給紙カセット200の移動速度が速くなりすぎないように、移動速度に比例する減衰力を可動レバー232に対して作用させる。
給紙カセット200を装置本体21から抜き出すときは、最初、第2係合突起2324とカセット側係合突起202との係合により、可動レバー232は給紙カセット200と共にフロント側に移動する。第2ガイド突起2322が長手スリット部2311aのフロント側端部に到達すると、カセット側係合突起202が第2係合突起2324を押すことで、可動レバー232は第1ガイド突起2321を中心にして回動(図5では反時計方向の回動)する。この回動によって可動レバー232が第2状態となると、第2係合突起2324とカセット側係合突起202との係合が外れ、給紙カセット200のみを装置本体21から抜き出すことができる。
本実施の形態に係るシート供給装置20は、このようなカセット引き込みユニット230を備えているが、上述したように、弾性部材を用いた引き込み荷重は、給紙カセットの重量に応じて調整できない。このため、給紙カセット200の重量が小さい場合に、引き込み荷重が強すぎて、給紙カセット200の衝撃を十分に緩和できないことが起こりうる。
本実施の形態に係るシート供給装置20は、カセット引き込みユニット230とは別に、挿入される給紙カセット200に対して挿入方向とは逆方向の反力を与え、この反力が給紙カセット200の重量に応じて可変される反力付与機構を備える点に特徴を有する。以下、この反力付与機構に関して詳細に説明する。尚、以下の反力付与機構は、従来のシート供給装置においても給紙カセットごとに備えられていた用紙サイズ検知機構を兼用するものとして例示されている。
図6は、給紙カセット200を斜め上フロント側から示す斜視図である。図7は、給紙カセット200を斜め下リア側から示す斜視図である。図8は、給紙カセット200を斜め上リア側から示す斜視図である。給紙カセット200には、反力付与機構の一部として、後端板203、後端板検知アーム204およびサイズ検知プレート(揺動部材)205が備えられている。
後端板203は、図6および図8に示すように、給紙カセット200の底板に取り付けられ、給紙カセット200からシートを供給するときのシート搬送方向(ここでは左右方向Y)に沿ってスライド移動可能となっている。後端板203は、給紙カセット200にシートが収容されたとき、収容されたシートの後端に当接する位置に移動させられる。
後端板検知アーム204は、図7に示すように、給紙カセット200の底板下面において、回転軸2041を中心に回動可能に取り付けられている。また、後端板検知アーム204は、回転半径方向に延びる連結スリット2042と、回転軸2041に対して連結スリット2042と反対側に設けられた円弧ギヤ2043とを有している。
連結スリット2042には後端板203の下面に設けられた連結突起2031が嵌入され、連結突起2031は連結スリット2042内でスライド移動可能なっている。すなわち、後端板203と後端板検知アーム204とは、連結突起2031および連結スリット2042によって連結され、後端板203の直線移動が後端板検知アーム204の回転移動(回転軸2041周りの回動)に変換されるようになっている。
サイズ検知プレート205は、図7および図8に示すように、給紙カセット200のリア側側板に取り付けられ、給紙カセット200に対して左右方向Yに沿ってスライド移動可能(揺動可能)となっている。また、サイズ検知プレート205の一部は、給紙カセット200のリア側側板よりも下方に突出しており、その部分には後端板検知アーム204の円弧ギヤ2043と噛合するラックギヤ2051が設けられている。すなわち、後端板検知アーム204とサイズ検知プレート205とは、円弧ギヤ2043およびラックギヤ2051によって連結され、後端板検知アーム204の回転移動がサイズ検知プレート205の直線移動に変換されるようになっている。
このように、給紙カセット200では、給紙カセット200にシートが収容され、その収容されたシートの後端に合わせて後端板203を移動させると、後端板203の移動に連動してサイズ検知プレート205も移動する。すなわち、サイズ検知プレート205は、給紙カセット200に収容されたシートのサイズに応じた位置に移動する。
一方、反力付与機構における装置本体21側の構成としては、4連スイッチ210が給紙カセット200ごとに設けられている。4連スイッチ210は、図9に示すように、給紙カセット200のサイズ検知プレート205の高さに合わせ、装置本体21のリア側フレームに取り付けられる。
4連スイッチ210には4つのプッシュスイッチSW(上から順にSW1~SW4とする)が備えられており、それぞれのプッシュスイッチSWは、スイッチが押されているときにONとなり、押されていないときにOFFとなる。また、それぞれのプッシュスイッチSWは内部に圧縮バネを有しており、スイッチが押されているときには圧縮バネによる押圧力を発生させる。また、本実施の形態1では、4連スイッチ210に備えられる4つのプッシュスイッチSWは、発生させる押圧力が互いに異なるように設定されている。尚、ここでは、4連スイッチ210が特許請求の範囲の押圧部に相当し、プッシュスイッチSWが押圧部材に相当する。
続いて、本実施の形態1に係る反力付与機構の作用について、図10を参照して説明する。図10は、給紙カセット200側のサイズ検知プレート205と、装置本体21側の4連スイッチ210との位置関係を示す図である。
サイズ検知プレート205には、図10に示すようにパターン形成された開口2052が形成されている。上述したように、サイズ検知プレート205は、給紙カセット200に収容されたシートのサイズに応じた位置に移動する。図10におけるサイズ検知プレート205の位置は、1段目の図がA3サイズのシート収容時、2段目の図がB4サイズのシート収容時、3段目の図がA4サイズのシート収容時、4段目の図がB5サイズのシート収容時に対応する。
このようにサイズ検知プレート205の位置が変わると、サイズ検知プレート205と4連スイッチ210との位置関係、より具体的には、開口2052とプッシュスイッチSWとの位置関係が変化する。例えば、図10における1段目の図(A3サイズのシート収容時)では、4連スイッチ210における上2つのプッシュスイッチSW1およびSW2は開口2052と対向しないが、下2つのプッシュスイッチSW3およびSW4は開口2052と対向している。
このとき、装置本体21への給紙カセット200の挿入時には、開口2052と対向しないプッシュスイッチSW1およびSW2は、サイズ検知プレート205に押されることで給紙カセット200に対して押圧力を作用させることができる。一方、開口2052と対向するプッシュスイッチSW3およびSW4は、サイズ検知プレート205に押されることなく給紙カセット200に対して押圧力も作用させない。
すなわち、A3サイズのシートを収容する給紙カセット200に対して、反力付与機構は、プッシュスイッチSW1およびSW2の押圧力によって反力を付与する。そして、図10から明らかなように、B4サイズのシートを収容する給紙カセット200に対してはプッシュスイッチSW1およびSW3の押圧力によって反力が付与され、A4サイズのシートを収容する給紙カセット200に対してはプッシュスイッチSW2およびSW3の押圧力によって反力が付与され、B5サイズのシートを収容する給紙カセット200に対してはプッシュスイッチSW2およびSW4の押圧力によって反力が付与される。言い換えれば、反力付与機構が給紙カセット200に付与する反力は、給紙カセット200に対して作用する(サイズ検知プレート205に当接する)プッシュスイッチSWの押圧力の和となる。
このように、本実施の形態1に係る反力付与機構では、給紙カセット200に収容されるシートのサイズによって、すなわち、サイズ検知プレート205の位置によって、給紙カセット200の挿入時に押圧力を作用させるプッシュスイッチSWが異なるものとなる。さらに、4つのプッシュスイッチSWは、発生させる押圧力が互いに異なるように設定されている。
具体例として、プッシュスイッチSW1~SW4が発生させる押圧力、すなわち、プッシュスイッチSW1~SW4のバネ荷重(g重)が、以下の表1のように設定されているとする。この場合、反力付与機構は、A3サイズのシートを収容する給紙カセット200に対して300g重の反力を与え、B4サイズのシートを収容する給紙カセット200に対して400g重の反力を与え、A4サイズのシートを収容する給紙カセット200に対して500g重の反力を与え、B5サイズのシートを収容する給紙カセット200に対して600g重の反力を与えることができる。
以上のように、本実施の形態1の反力付与機構は、給紙カセット200の挿入時に作用させる反力を、給紙カセット200に収容されるシートのサイズに応じて異ならせることができる。より具体的には、給紙カセット200に収容されるシートのサイズが大きい場合(シートを含めた給紙カセット200の重量が大きい場合)は、給紙カセット200に収容されるシートのサイズが小さい場合(シートを含めた給紙カセット200の重量が小さい場合)に比べ、給紙カセット200に作用させる反力を小さくすることができる。
また、本実施の形態1に係るシート供給装置20は、カセット引き込みユニット230によって給紙カセット200の自動引き込みを行っているが、カセット引き込みユニット230による引き込み荷重は、給紙カセット200の重量に関わらず同じである。このとき、給紙カセット200の装着位置近傍での自動引き込み力は、カセット引き込みユニット230の引き込み荷重から反力付与機構による反力(プッシュスイッチSWのバネ荷重)を減算した値となる。このため、給紙カセット200の自動引き込み力は、給紙カセット200の重量が大きい場合ほど、給紙カセット200の重量が小さい場合に比べて大きくなる。その結果、本実施の形態1に係るシート供給装置20は、給紙カセット200の重量に応じて、挿入時の給紙カセット200の衝撃を適切に緩和したり、給紙カセット200の引き込みをスムーズに行ったりすることができるようになる。すなわち、給紙カセット200の重量が小さい場合は、反力付与機構による反力を大きくして給紙カセット200の衝撃を緩和することができる。また、給紙カセット200の重量が大きい場合は、反力付与機構による反力を小さくして、カセット引き込みユニット230による給紙カセット200をスムーズに行うことができる(反力が大きすぎて引き込みがスムーズに行えなくなることを防止できる)。
尚、本実施の形態1の反力付与機構は、用紙サイズ検知機構としての機能も備えている。すなわち、4連スイッチ210における各プッシュスイッチSWは、給紙カセット200の挿入時にサイズ検知プレート205に押されたスイッチのみがONとなり、画像形成装置10の制御部にON信号を出力する。画像形成装置10は、どのプッシュスイッチSWの出力がONになっているかを認識することで、給紙カセット200に収容されているシートのサイズを判定することができる。例えば、プッシュスイッチSW2およびSW3の出力がON(プッシュスイッチSW1およびSW4の出力がOFF)であれば、その給紙カセット200にはA4サイズのシートが収容されていると判定できる。このように、反力付与機構を用紙サイズ検知機構に兼用させることで、シート供給装置20における構成を簡略化することができる。
尚、上記説明では、用紙サイズ検知機構としてのサイズ検知可能数(上記例では、A3,B4,A4およびB5の4つ)と、反力付与機構としての反力変更数とを同じとしているが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、反力付与機構において作用させる反力は、A3サイズとB4サイズとの場合で同じ荷重(例えば300g重)とし、A4サイズとB5サイズとの場合で同じ荷重(例えば600g重)としてもよい。すなわち、反力付与機構としての反力変更数は、用紙サイズ検知機構としてのサイズ検知可能数よりも少なくされていてもよい。このような構成は、複数のプッシュスイッチSWにおけるバネ荷重を全て異ならせるのではなく、一部は同じバネ荷重とすることで実現できる(但し、少なくとも1つのプッシュスイッチSWにおいては、バネ荷重を異ならせる必要がある)。
〔実施の形態2〕
上記実施の形態1では、4連スイッチ210の4つのプッシュスイッチSWにおいて、発生させる押圧力が互いに異なるように設定することで、給紙カセット200の挿入時に作用させる反力を、給紙カセット200に収容されるシートのサイズに応じて異ならせる構成としている。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、4連スイッチ210の4つのプッシュスイッチSWにおいて、発生させる押圧力を全て同じに設定し、給紙カセット200の挿入時に押圧力を作用させるプッシュスイッチSWの数を異ならせる構成とすることもできる。
上記実施の形態1では、4連スイッチ210の4つのプッシュスイッチSWにおいて、発生させる押圧力が互いに異なるように設定することで、給紙カセット200の挿入時に作用させる反力を、給紙カセット200に収容されるシートのサイズに応じて異ならせる構成としている。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、4連スイッチ210の4つのプッシュスイッチSWにおいて、発生させる押圧力を全て同じに設定し、給紙カセット200の挿入時に押圧力を作用させるプッシュスイッチSWの数を異ならせる構成とすることもできる。
本実施の形態2に係る反力付与機構の作用について、図11を参照して説明する。図11は、給紙カセット200側のサイズ検知プレート205’と、装置本体21側の4連スイッチ210’との位置関係を示す図である。
サイズ検知プレート205’には、図11に示すようにパターン形成された開口2052’が形成されている。サイズ検知プレート205’は、実施の形態1のサイズ検知プレート205と同様に、給紙カセット200に収容されたシートのサイズに応じた位置に移動する。図11におけるサイズ検知プレート205’の位置は、1段目の図がA3サイズのシート収容時、2段目の図がB4サイズのシート収容時、3段目の図がA4サイズのシート収容時、4段目の図がB5サイズのシート収容時に対応する。
4連スイッチ210’には、実施の形態1の4連スイッチ210と同様に、4つのプッシュスイッチSWが備えられている。但し、これらのプッシュスイッチSWは、実施の形態1の4連スイッチ210とは異なり、発生させる押圧力が全て同じとなるように設定されている。
本実施の形態2に係る反力付与機構でも、サイズ検知プレート205’の位置が変わると、サイズ検知プレート205’と4連スイッチ210’との位置関係、より具体的には、開口2052’とプッシュスイッチSWとの位置関係が変化する。例えば、図11における1段目の図(A3サイズのシート収容時)では、4連スイッチ210における1番上のプッシュスイッチSWは開口2052’と対向しないが、下3つのプッシュスイッチSWは開口2052’と対向している。
すなわち、本実施の形態2に係る反力付与機構は、A3サイズのシートを収容する給紙カセット200に対して、1つのプッシュスイッチSWが押圧力を付与する。そして、図11から明らかなように、B4サイズのシートを収容する給紙カセット200に対しては2つのプッシュスイッチSWが押圧力を付与し、A4サイズのシートを収容する給紙カセット200に対しては3つのプッシュスイッチSWが押圧力を付与し、B5サイズのシートを収容する給紙カセット200に対しては4つのプッシュスイッチSWが押圧力を付与する。
このように、本実施の形態2に係る反力付与機構では、給紙カセット200に収容されるシートのサイズによって、すなわち、サイズ検知プレート205’の位置によって、給紙カセット200の挿入時に押圧力を作用させるプッシュスイッチSWの数が異なるものとなる。
例えば、1つのプッシュスイッチSWによる押圧力(バネ荷重)が150g重に設定されているとする。この場合、反力付与機構は、A3サイズのシートを収容する給紙カセット200に対して150g重の反力を与え、B4サイズのシートを収容する給紙カセット200に対して300g重の反力を与え、A4サイズのシートを収容する給紙カセット200に対して450g重の反力を与え、B5サイズのシートを収容する給紙カセット200に対して600g重の反力を与えることができる。
以上のように、本実施の形態2の反力付与機構でも、給紙カセット200の挿入時に作用させる反力を、給紙カセット200に収容されるシートのサイズに応じて異ならせることができ(給紙カセット200に収容されるシートのサイズが大きい場合ほど、給紙カセット200に作用させる反力を小さくすることができ)、実施の形態1の反力付与機構と同様の効果を得ることができる。
また、本実施の形態2の反力付与機構は、実施の形態1の反力付与機構と同様、用紙サイズ検知機構としての機能も備えている。本実施の形態2では、例えば、上2つのプッシュスイッチSWの出力がON(下2つのプッシュスイッチSWの出力がOFF)であれば、その給紙カセット200にはA4サイズのシートが収容されていると判定できる。
今回開示した実施形態は全ての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。したがって、本発明の技術的範囲は、上記した実施形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれる。
例えば、上記実施の形態1および2では、4連スイッチ210による反力を変化させることで、反力付与機構を用紙サイズ検知機構としても兼用する構成としているが、4連スイッチ210を反力付与機構に使用しない構成としてもよい。すなわち、4連スイッチ210とは別に複数の押圧部材を装置本体21に設け、これらの押圧部材によって反力を付与する構成としてもよい。尚、この場合も、サイズ検知プレート205は反力付与機構および用紙サイズ検知機構に対して兼用可能であり、サイズ検知プレート205には、4連スイッチ210に対応させる用紙サイズ検知機構用の開口2052とは別に、反力付与機構用の開口を設ければよい。また、この場合の反力付与機構は、最大サイズのシートを収容する給紙カセット200に対して反力を作用させない構成としてもよい。
10 画像形成装置
20 シート供給装置
21 シート供給装置本体
210、210’ 4連スイッチ(反力付与機構の一部、押圧部)
200 給紙カセット(シート収容部)
202 カセット側係合突起
203 後端板(反力付与機構の一部)
2031 連結突起
204 後端板検知アーム(反力付与機構の一部)
2041 回転軸
2042 連結スリット
2043 円弧ギヤ
205、205’ サイズ検知プレート(反力付与機構の一部、揺動部材)
2051 ラックギヤ
2052、2052’ 開口
220 シート供給ユニット
230 カセット引き込みユニット(引き込み機構)
231 ユニット筐体
2311 第1スリット
2311a 長手スリット部
2311b 短手スリット部
2312 第2スリット
232 可動レバー
2321 第1ガイド突起
2322 第2ガイド突起
2323 第1係合突起
2324 第2係合突起
SW プッシュスイッチ(押圧部材)
20 シート供給装置
21 シート供給装置本体
210、210’ 4連スイッチ(反力付与機構の一部、押圧部)
200 給紙カセット(シート収容部)
202 カセット側係合突起
203 後端板(反力付与機構の一部)
2031 連結突起
204 後端板検知アーム(反力付与機構の一部)
2041 回転軸
2042 連結スリット
2043 円弧ギヤ
205、205’ サイズ検知プレート(反力付与機構の一部、揺動部材)
2051 ラックギヤ
2052、2052’ 開口
220 シート供給ユニット
230 カセット引き込みユニット(引き込み機構)
231 ユニット筐体
2311 第1スリット
2311a 長手スリット部
2311b 短手スリット部
2312 第2スリット
232 可動レバー
2321 第1ガイド突起
2322 第2ガイド突起
2323 第1係合突起
2324 第2係合突起
SW プッシュスイッチ(押圧部材)
Claims (6)
- シートを収容するシート収容部をシート供給装置本体に挿抜自在に装着するシート供給装置であって、
前記シート供給装置本体に設けられ、前記シート収容部を挿入完了位置まで引き込むことのできる引き込み機構と、
前記引き込み機構によって引き込まれる前記シート収容部に対して、前記シート収容部の挿入方向と逆方向の反力を付与可能な反力付与機構とを備えており、
前記反力付与機構は、
前記シート収容部に設けられ、前記シート収容部に収容されるシートに対し、シート搬送方向の後端位置に合わせて移動可能な後端板と、
前記シート収容部に設けられ、前記後端板に連動して揺動する揺動部材と、
前記揺動部材に対向するように前記シート供給装置本体に設けられ、前記シート収容部の挿入時に前記揺動部材に当接し、前記揺動部材を介して前記シート収容部に対して前記反力を発生させる押圧部とを備えており、
前記反力付与機構は、前記後端板がサイズの大きいシートの後端位置にある場合ほど、前記後端板がサイズの小さいシートの後端位置にある場合に比べ、前記押圧部による前記反力を小さくすることを特徴とするシート供給装置。 - 請求項1に記載のシート供給装置であって、
前記揺動部材は、パターン形成された開口を有しており、
前記押圧部は、複数の押圧部材を有しており、前記揺動部材の前記開口に対向しない位置にある前記押圧部材のみが、前記揺動部材に当接して前記シート収容部に引き出し方向への押圧力を作用させるものであり、
前記反力付与機構は、前記シート収容部に作用する前記押圧力の和を前記反力とするものであって、前記揺動部材の位置に応じて前記押圧力を作用させる前記押圧部材を異ならせることで、前記反力を変化させることを特徴とするシート供給装置。 - 請求項2に記載のシート供給装置であって、
前記押圧部材は、前記シート収容部の挿入状態において前記揺動部材への当接の有無を検知するプッシュスイッチであり、
前記反力付与機構は、前記プッシュスイッチの検知に基づいて、前記シート収容部に収容されるシートのサイズを検知する用紙サイズ検知機構でもあることを特徴とするシート供給装置。 - 請求項2または3に記載のシート供給装置であって、
前記反力付与機構は、複数の前記押圧部材のうちの少なくとも1つにおいて、他の前記押圧部材に対して前記押圧力を異ならせることで、前記反力を変化させることを特徴とするシート供給装置。 - 請求項2または3に記載のシート供給装置であって、
前記反力付与機構は、複数の前記押圧部材の全てにおける前記押圧力が同じであり、前記押圧力を作用させる前記押圧部材の数を異ならせることで、前記反力を変化させることを特徴とするシート供給装置。 - 請求項1から5の何れか1項に記載のシート供給装置を備えていることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021114457A JP2023010367A (ja) | 2021-07-09 | 2021-07-09 | シート供給装置および画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021114457A JP2023010367A (ja) | 2021-07-09 | 2021-07-09 | シート供給装置および画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2023010367A true JP2023010367A (ja) | 2023-01-20 |
Family
ID=85118877
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021114457A Pending JP2023010367A (ja) | 2021-07-09 | 2021-07-09 | シート供給装置および画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2023010367A (ja) |
-
2021
- 2021-07-09 JP JP2021114457A patent/JP2023010367A/ja active Pending
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