JP2023010034A - 包装容器 - Google Patents

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剛史 齋藤
Takashi Saito
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Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

【課題】収容物の注出がしやすい包装容器を提供する。【解決手段】包装容器は、紙を含む第1シート材を重ねて端縁をシールして形成された収容部を含む容器本体と、紙を含む第2シート材で形成された注出補助部材とを備える包装容器であって、注出補助部材は、収容部の一端において、第2シート材が第1シート材を挟むことで設けられ、第1シート材が離間するとともに第2シート材が離間することで開口が形成されて内容物の注出が可能となる。【選択図】図1

Description

本発明は、包装容器に関する。
シート材をヒートシールして形成された包装容器において、内部に漏斗状の注出口付き内壁袋を備え、注出口を露出、開口させることで収容物を注出可能にするものが知られている(参考文献1参照)。
特許第4967448号公報
特許文献1の注出口付き内壁袋は、典型的には樹脂によって形成され、その柔軟性のために十分に開口した形状が維持しにくく、好適に内容物の注出ができないおそれがあった。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、収容物の注出がしやすい包装容器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明の一局面は、紙を含む第1シート材を重ねて端縁をシールして形成された収容部を含む容器本体と、紙を含む第2シート材で形成された注出補助部材とを備える包装容器であって、注出補助部材は、収容部の一端において、第2シート材が第1シート材を挟むことで設けられ、第1シート材が離間するとともに第2シート材が離間することで開口が形成されて内容物の注出が可能となる、包装容器である。
本発明によれば、一定の剛性、デッドホールド性を有する紙を含む第2シート材で形成された注出補助部材が開口を維持するので、収容物の注出がしやすい包装容器を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る包装容器の平面図および断面図 本発明の一実施形態に係る包装容器の開封状態を示す平面図 本発明の一実施形態に係る包装容器の注出時の開口および詰め替え容器の断面図 本発明の一実施形態の第1変形例に係る容器本体の平面図 本発明の一実施形態の第2変形例に係る容器本体の平面図 本発明の一実施形態の第1変形例および第2変形例に係る包装容器の注出時の開口および詰め替え容器の断面図
(実施形態)
本実施形態に係る包装容器1の平面図の例を図1の(a)に示し、A-A’線に沿った断面図の例を図1の(c)、(d)、(e)、(f)に示す。包装容器1は容器本体10と注出補助部材20とを含む。図1の(b)に、包装容器1から注出補助部材20を外した平面図を示す。容器本体10は、第1シート材を重ねて端縁をシールして形成される。図1の(a)、(b)にシール箇所の一例をハッチングで示す。容器本体10は端縁に囲まれた収容部11を有する。容器本体10は2枚の第1シート材を重ねて形成してもよく、1枚の第1シート材を折り返して重ねて形成してもよい。注出補助部材20は、第2シート材を重ねて形成される。注出補助部材20は、収容部11の一端において、第1シート材を挟んで設けられる。図1の(c)に示すように、注出補助部材20は、2枚の第2シート材を、容器本体10の幅(紙面左右方向の長さ)に合わせて重ねて形成してもよく、図1の(d)に示すように、2枚の第2シート材を、容器本体10の幅より狭い範囲に重ねて形成してもよい。また注出補助部材20は、図1の(e)、(f)に示すように、1枚の第2シート材を折り返して重ねて形成してもよい。第1シート材および第2シート材の接着は、溶着によって行ってもよいし、接着剤等によって行ってもよい。また、接着の位置や範囲は限定されない。
注出補助部材20は、一例として、幅が一定である第1部分21と、第1部分21より収容部11の内側寄りの、第1部分21から離れるにつれて幅が小さくなる第2部分22とを含む。図示する例では、第2部分22の形状は、半円形状であるが、限定されず、他の形状でもよい。また、注出補助部材20の幅方向の側縁は、第1部分21においては、第2シート材が互いに接続していてもよいし(図1の(e)、(f))、接続していなくてもよい(図1の(c)、(d))が、第2部分22においては、第2シート材は接続されていないことが好ましい。
容器本体10は、収容部11が注出補助部材20を挟む部分から離れるにつれて収容部11の幅が徐々に大きくなる漏斗部分12を有するよう第1シート材がシールされている。
注出補助部材20は、平坦に重ね合わされているので、後述する包装容器1の開封まで、容器本体10の第1シート材の遊びを抑制して離開しにくくして、収容物が開封前に注出補助部材20に挟まれた部分を通過することを抑制する。これにより開封時に収容物がこぼれて散乱することを抑制できる。
容器本体10においては、注出補助部材20の収容部11外方側端縁の近傍が開口予定部である。開口予定部において、容器本体10に強度弱化線13が形成されている。強度弱化線13はミシン目やハーフカット等、限定されない。また、容器本体10には、強度弱化線13の端部においてノッチ14を設けてもよい。
第1シート材と、第2シート材とは、いずれも、紙を含む素材を好適に用いることができる。第1シート材は、例えば、包装容器1の外側から、バリア性を付与した紙(坪量70g/m2)/ヒートシールニスの層構成を採用できる。あるいは、透明蒸着PET(ポリエチレンテレフタレート)12μm/NY(ナイロン)15μm/PE(ポリエチレン)50μmの層構成を採用できる。あるいは、PET12μm/AL(アルミニウム箔)9μm/NY15μm/PE50μmの層構成を採用できる。あるいは、PET12μm/NY15μm/AL7μm/PE60μmの層構成を採用できる。あるいは、透明蒸着PET12μm/PE60μmの層構成を採用できる。あるいは、PET12μm/AL9μm/PE70μmの層構成を採用できる。また、第2シート材は、包装容器1の外側からPE30μm/紙(坪量286.1g/m2)/PE30μmの層構成を採用できる。あるいは、PE30μm/紙(坪量190g/m2)の層構成を採用できる。
収容部11の収容物は限定されないが、例えば、収容部11は粉体を好適に収容することができる。なお、収容物の収容は、例えば、容器本体10の一端縁をシールしていない状態で行い、その後、端縁をシールする。
以下に、収容物の注出の方法を説明する。まず、図2に示すように、容器本体10を強度弱化線13に沿って破断して、収容部11の端部を除去する。これにより、包装容器1が開封される。
つぎに、注出補助部材20を、注出先の詰め替え容器等の開口部の内部に挿入する。これは例えば、包装容器1のうち、注出補助部材20が設けられた部分を下向きに折り返して、行うことができる。
その後、包装容器1全体を下向きにして、収容物の注出を行う。この状態における、注出補助部材20の第1部分21、容器本体10を含む断面図を図3に示す。図3に示すように、注出補助部材20は、詰め替え容器の開口部30に挿入され、収容物の重みによって、第1シート材が幅方向の中央部分において互いに離間し、開口が形成されている。第1シート材および第2シート材は、紙を含むので、一定の剛性、デッドホールド性を有し、第1シート材の開口が維持されやすい。とくに第2シート材が、開口をより維持しやすくする。これにより、収容物は開口を好適に通過することができる。なお、開口は、ユーザーが第1部分21の側縁をつまむことによって、形成することもできる。注出補助部材20の第1部分21は、幅が一定であるので、詰め替え容器の開口部30に挿入した状態を維持しやすい。また。開口部近傍において収容部11の幅を一定にすれば、先細り形状とする場合に比べて注出される収容物が詰まりにくい。
また、収容物の注出の際、収容物の移動によって、漏斗部分12近傍において収容部11が膨らんで第1シート材が互いに離間すると収容部11が漏斗形状となるので、好適に収容物を注出することができる。また、注出補助部材20の収容部11の内側寄りの部分において、第2シート材も、第1シート材の漏斗形状に沿うように互いに離間するが、この部分に設けられた第2部分22は、第1部分21から離れるにつれて幅が小さくなるので、第1シート材の漏斗形状に沿いやすく、また、収容物の移動にともなう第1シート材の変形に影響を与えにくく、内容物の注出を妨げない。
本実施形態の変形例を説明する。第1変形例に係る容器本体10の平面図を図4の(a)に示す。この例では、漏斗部分12より上方の部分を、漏斗部分12の最小幅より幅広にし、図4の(b)に示すように側縁を折り返した状態で、図示しない注出補助部材を取り付ける。また、第2変形例に係る容器本体10の平面図を図5の(a)に示す。この例では、漏斗部分12より上方の部分を、漏斗部分12の最小幅と同じ幅とし、図5の(b)に示すように側縁を折り返した状態で、図示しない注出補助部材を取り付ける。これらの変形例によれば、注出補助部材の大きさが同じでも、容器本体10の、注出補助部材に挟まれる部分を、より幅広に設けることが容易となる。図6に、これらの変形例において、収容物の注出を行っている状態における、注出補助部材の第1部分21、容器本体10を含む断面図を示す。図6に示すように、注出時には、折り返された容器本体10の折り返し位置が側縁寄りに移動して、図3に示す例よりも、第1シート材が幅方向の中央部分において互いにより大きく離間し、より好適に開口が形成される。
以上のように、本実施形態に係る包装容器1では、一定の剛性、デッドホールド性を有する紙を含む第2シート材で形成された注出補助部材20を備えることにより、好適に開口を形成、維持できるので、好適に内容物を注出することができる。また、容器本体10に紙を含む第1シート材を用い、注出補助部材20に紙を含む第2シート材を用いるので、樹脂材料等の使用量を低減し、環境負荷を低減することができる。
本発明は、包装容器に有用である。
1 包装容器
10 容器本体
11 収容部
12 漏斗部分
13 強度弱化線
14 ノッチ
20 注出補助部材
21 第1部分
22 第2部分
30 開口部

Claims (6)

  1. 紙を含む第1シート材を重ねて端縁をシールして形成された収容部を含む容器本体と、
    紙を含む第2シート材で形成された注出補助部材とを備える包装容器であって、
    前記注出補助部材は、前記収容部の一端において、前記第2シート材が前記第1シート材を挟むことで設けられ、前記第1シート材が離間するとともに前記第2シート材が離間することで開口が形成されて内容物の注出が可能となる、包装容器。
  2. 前記注出補助部材が設けられた部分において、前記容器本体の幅方向の側縁が折り返されている、請求項1に記載の包装容器。
  3. 前記注出補助部材は、幅が一定である第1部分と、前記第1部分より前記収容部の内側寄りの、前記第1部分から離れるにつれて幅が小さくなる第2部分とを含む、請求項1または2に記載の包装容器。
  4. 前記容器本体は、前記収容部が前記注出補助部材に挟まれる部分から離れるにつれて前記収容部の幅が大きくなる部分を有するよう前記第1シート材が互いにシールされている、請求項1~3のいずれかに記載の包装容器。
  5. 前記容器本体は、前記注出補助部材の、前記収容部の外方側の端縁の近傍に開口予定部が設けられる、請求項1~4のいずれかに記載の包装容器。
  6. 前記開口予定部に強度弱化線が形成されている、請求項5に記載の包装容器。
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