JP2023007796A - 直動アクチュエータ - Google Patents

直動アクチュエータ Download PDF

Info

Publication number
JP2023007796A
JP2023007796A JP2021110870A JP2021110870A JP2023007796A JP 2023007796 A JP2023007796 A JP 2023007796A JP 2021110870 A JP2021110870 A JP 2021110870A JP 2021110870 A JP2021110870 A JP 2021110870A JP 2023007796 A JP2023007796 A JP 2023007796A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
linear motion
hole
motor
rotor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2021110870A
Other languages
English (en)
Inventor
勇人 森
Isato Mori
良彦 澤頭
Yoshihiko Sawagashira
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Advics Co Ltd
Original Assignee
Advics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Advics Co Ltd filed Critical Advics Co Ltd
Priority to JP2021110870A priority Critical patent/JP2023007796A/ja
Priority to DE112022003385.1T priority patent/DE112022003385T5/de
Priority to PCT/JP2022/025704 priority patent/WO2023276999A1/ja
Priority to CN202280046477.6A priority patent/CN117581459A/zh
Publication of JP2023007796A publication Critical patent/JP2023007796A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H25/00Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms
    • F16H25/18Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms for conveying or interconverting oscillating or reciprocating motions
    • F16H25/20Screw mechanisms
    • F16H25/22Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H25/00Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms
    • F16H25/18Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms for conveying or interconverting oscillating or reciprocating motions
    • F16H25/20Screw mechanisms
    • F16H25/24Elements essential to such mechanisms, e.g. screws, nuts
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K7/00Arrangements for handling mechanical energy structurally associated with dynamo-electric machines, e.g. structural association with mechanical driving motors or auxiliary dynamo-electric machines
    • H02K7/06Means for converting reciprocating motion into rotary motion or vice versa
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K7/00Arrangements for handling mechanical energy structurally associated with dynamo-electric machines, e.g. structural association with mechanical driving motors or auxiliary dynamo-electric machines
    • H02K7/10Structural association with clutches, brakes, gears, pulleys or mechanical starters
    • H02K7/116Structural association with clutches, brakes, gears, pulleys or mechanical starters with gears

Abstract

Figure 2023007796000001
【課題】直動アクチュエータにおける電動機及び直動変換機構間の、容易かつ高精度の軸合せを可能とする。
【解決手段】直動アクチュエータは、電動機21と直動変換機構23とを備えている。直動変換機構23は、ねじ軸24とそのねじ軸24と螺合するナット25とを備えており、ねじ軸24の回転に応じてナット25が直動するように構成されている。こうした直動アクチュエータにおいて、ねじ軸24にその回転軸O1と同軸の穴35を設ける。そして、電動機21の回転子28と同軸を有して一体となって回転するモータシャフト29の先端部分をその穴35に挿入することで、電動機21と直動変換機構23との軸合せを行うようにした。
【選択図】図2

Description

本発明は、直動アクチュエータに関する。
特許文献1に見られるような、電動機、減速機構、及び直動変換機構を備える直動アクチュエータが知られている。同文献の直動アクチュエータでは、回転自在なナットと、同ナットの回転に応じて同ナットの回転軸の延伸方向に直動するねじ軸と、を備えるスクリュー機構が直動変換機構として採用されている。また、同文献の直動アクチュエータでは、遊星ギア機構が減速機構として採用されている。そして、同文献の直動アクチュエータでは、遊星ギア機構のサンギアを電動機に連結するとともに、遊星ギア機構の各プラネタリギアを直動変換機構のナットに軸支している。
さらに、同文献の直動アクチュエータは、サンギア、及び各プラネタリギアのギア軸がそれぞれ挿通される孔を有した軸合せ用のプレートを備えている。そして、同プレートにより、各プラネタリギアの公転軸とサンギアの回転軸との軸合せが行われている。
米国特許第10378623号明細書
上記のような直動アクチュエータにおいて、電動機及び直動変換機構の回転軸の同軸度が求められる場合がある。これに対して、上記従来の直動アクチュエータの軸合せ用のプレートは、遊星ギア機構のサンギアの回転軸とプラネタリギアの公転軸との軸合せを行うものである。こうしたプレートでは、電動機及び直動変換機構の回転軸の軸合せは、間接的にしか行えない。そのため、電動機及び直動変換機構の回転軸の軸合せの精度を十分に確保できない虞がある。
上記課題を解決するための直動アクチュエータは、直動変換機構と、電動機と、を備えている。直動変換機構は、ねじ軸及び同ねじ軸に螺合したナットの一方を回転自在な回転部材として備えるとともに、他方を回転部材の回転に応じて直動する直動部材として備える。電動機は、回転部材と同軸を有して回転する回転子を備えている。そして、電動機は回転子の回転に応じて回転部材を回転させる。さらに、同直動アクチュエータは、回転子と一体となって回転するように同回転子に連結された軸材を備えている。そして、同直動アクチュエータにおけるねじ軸に、軸材が挿入されることで、回転部材の回転軸と回転子の回転軸との軸合せを行う穴を設けている。
上記直動アクチュエータでは、ねじ軸に設けられた穴への軸材の挿入を通じて、回転部材の回転軸と回転子の回転軸との軸合せが、すなわち電動機及び直動変換機構の軸合せが行われる。ねじ軸の穴に挿入される軸材は、電動機の回転子に、一体となって回転するように連結されている。そのため、電動機と直動変換機構との直接の軸合せが可能となる。したがって、上記直動アクチュエータによれば、電動機及び直動変換機構間の容易かつ高精度の軸合せが可能となる。
直動アクチュエータの一実施形態が設けられた電動シリンダの断面図。 同直動アクチュエータの組立時の状態を示す断面図。 直動アクチュエータの変形例1が備える軸合せ構造の概略図。 直動アクチュエータの変形例2が備える軸合せ構造の概略図。 直動アクチュエータの変形例3が備える軸合せ構造の概略図。 同変形例3の直動アクチュエータの使用開始後の軸合せ構造の状態を示す図。 変形例4の直動アクチュエータが設けられた電動シリンダの断面図。
以下、直動アクチュエータの一実施形態を、図1及び図2に従って説明する。本実施形態の直動アクチュエータ20は、例えば車両等の制動装置において制動力に転換される液圧を発生する電動シリンダ10に設けられている。
<電動シリンダ10の構成>
まず、図1を参照して電動シリンダ10の構成を説明する。電動シリンダ10は、シリンダ14と、シリンダ14内を摺動するピストン15と、を備えている。以下の説明では、シリンダ14内でのピストン15の摺動方向を、ストローク方向Sと記載する。シリンダ14内には、ブレーキ液が充填される液室16がピストン15により区画形成されている。電動シリンダ10は、ピストン15の作動により液室16内のブレーキ液を押圧することで、制動力に転換される液圧を発生する。シリンダ14の側壁には、ピストン15の摺動方向に延びる溝17が形成されている。溝17には、ピストン15に形成された突起18が係合されている。そして、溝17と突起18との係合により、シリンダ14内でのピストン15の回り止めがなされている。
なお、電動シリンダ10は大きくは、シリンダユニット11と、モータユニット12と、の2つのユニットにより構成されている。そして、電動シリンダ10は、シリンダユニット11、及びモータユニット12をそれぞれ個別に組み立てた後、それらを一体に組付けることで製造されている。なお、上述のシリンダ14及びピストン15は、シリンダユニット11に設けられている。
<直動アクチュエータ20の構成>
電動シリンダ10には、ピストン15を駆動するための直動アクチュエータ20が設けられている。直動アクチュエータ20は、電動機21と、減速機構22と、直動変換機構23と、を備えている。これらのうち、減速機構22及び直動変換機構23はシリンダユニット11に、電動機21はモータユニット12に、それぞれ設けられている。また、モータユニット12には、電動機21の電力制御のための制御基板36が設けられている。なお、シリンダユニット11及びモータユニット12を一体に組付けた状態において、電動機21、減速機構22、及び直動変換機構23は、ストローク方向Sに直列に並んだ配置となる。
直動変換機構23は、ねじ軸24と、ねじ軸24に螺合したナット25と、を有したスクリュー機構である。本実施形態では、ボール循環機構をナット25に内蔵したボールねじ機構を直動変換機構23として採用している。ねじ軸24は、ベアリング26により回転自在に支持された状態でシリンダユニット11のケース13に取り付けられている。一方、ナット25は、一体となってストローク方向Sに摺動するようにピストン15と連結されている。こうした直動変換機構23は、ねじ軸24の回転を、ストローク方向Sのナット25の直動に変換する。
電動機21は、モータユニット12のケース19に固定された固定子27と、固定子27の径方向内側に配置された回転子28と、を備えている。回転子28には、円筒状の軸材であるモータシャフト29が同軸を有して一体となって回転するように連結されている。モータシャフト29は、回転子28の回転軸O2上に位置しており、回転子28の回転軸O2に沿って延びる軸材である。モータシャフト29は、ベアリング30、31により回転自在に支持された状態でモータユニット12のケース19に取り付けられている。なお、モータシャフト29の一部は、ケース19から、モータユニット12から見てシリンダユニット11が位置する方向に突き出している。
減速機構22は、電動機21の回転子28の回転を減速して直動変換機構23のねじ軸24に伝達する機構である。本実施形態では、減速機構22として遊星ギア機構を採用している。そうした減速機構22は、外歯ギアであるサンギア32と、サンギア32の径方向外側に配置された内歯ギアであるリングギア33と、サンギア32とリングギア33との間に介設された複数のプラネタリギア34と、を備えている。サンギア32には、モータシャフト29が挿通されている。そして、サンギア32とモータシャフト29は、スプライン係合等により、一体となって回転するように連結されている。また、リングギア33は、シリンダユニット11のケース13に固定されている。さらに各プラネタリギア34は、ねじ軸24に回転自在に取り付けられている。すなわち、この直動アクチュエータ20では、ねじ軸24が、遊星ギア機構のプラネタリキャリアとしての機能を兼ね備えている。
なお、ねじ軸24には、ねじ軸24から見て減速機構22が位置する側の端面から穿たれた穴35が形成されている。穴35は、ねじ軸24の回転軸O1上に位置しており、かつねじ軸24の回転軸O1に沿って延びる丸穴である。穴35の内径は、モータシャフト29の外径とほぼ同じとなっている。シリンダユニット11とモータユニット12とが一体に組付けられた状態において、この穴35にはモータシャフト29の先端部分が挿入されている。上記のように穴35の内径は、モータシャフト29の外径とほぼ同じ径となっている。そのため、このときの穴35は、挿入されたモータシャフト29の先端部分と摺接している。
<実施形態の作用、効果>
上記のように構成された本実施形態の直動アクチュエータ20の作用及び効果について説明する。
上記直動アクチュエータ20では、電動機21の回転を減速機構22が減速して直動変換機構23のねじ軸24に伝達する。ねじ軸24の回転は、直動変換機構23において、ナット25の直動に変換される。そして、ナット25の直動により、シリンダ14内でピストン15がストローク方向Sに移動する。なお、このときのモータシャフト29及びねじ軸24の回転には、速度差が生じる。
こうした直動アクチュエータ20を構成する電動機21、減速機構22、及び直動変換機構23の3つの要素のうち、電動機21はモータユニット12に設置されている。これに対して、残り2つの減速機構22及び直動変換機構23は、シリンダユニット11に設置されている。そして、電動シリンダ10は、シリンダユニット11とモータユニット12とを一体に組付けることで製造されている。こうした直動アクチュエータ20において、直動変換機構23のねじ軸24の回転軸O1と電動機21の回転子28の回転軸O2とが軸ずれした状態となっていると、直動アクチュエータ20が円滑に作動しなくなる。そのため、シリンダユニット11とモータユニット12とを一体に組付ける際には、ねじ軸24の回転軸O1と回転子28の回転軸O2との軸合せが必要となる。
図2には、電動シリンダ10におけるシリンダユニット11及びモータユニット12の組付時の状態が示されている。同図に示すように、シリンダユニット11及びモータユニット12の組付けに際しては、モータシャフト29の先端部分が、サンギア32を挿通して、ねじ軸24に設けられた穴35内に挿入される。この穴35の内径はモータシャフト29の先端部分の外径とほぼ同じである。そのため、先端部分が挿入された状態では穴35とモータシャフト29とが同軸となる。一方、穴35は、ねじ軸24の回転軸O1と同軸をなすように形成されている。また、モータシャフト29は、同軸を有して一体となって回転するように回転子28に連結されている。そのため、モータシャフト29の先端部分の穴35への挿入により、ねじ軸24の回転軸O1と回転子28の回転軸O2との軸合せがなされる。このように、本実施形態の直動アクチュエータ20では、電動機21と直動変換機構23との軸合せを、容易かつ高精度に行える。
なお、本実施形態の直動アクチュエータ20では、ねじ軸24の回転に応じてナット25が直動するように直動変換機構23が構成されている。これに対して、ナット25の回転に応じてねじ軸24が直動するように直動変換機構23が構成されている場合には、組付作業中にねじ軸24がストローク方向Sに移動して、モータシャフト29の先端部分が穴35から抜ける虞がある。そして、その状態で組付けを行えば、ねじ軸24の回転軸O1と回転子28の回転軸O2との同軸度が得られなくなってしまう。これに対して本実施形態の場合には、組付作業中にねじ軸24がストローク方向Sに移動することがない。そのため、直動変換機構23と電動機21との軸合せをより確実に行える。
また、ナット25の回転に応じてねじ軸24が直動するように直動変換機構23が構成されている場合には、直動アクチュエータ20の作動に応じて、ねじ軸24がストローク方向Sに移動する。そして、そのねじ軸24の移動に応じて、モータシャフト29の先端部分が、ねじ軸24の穴35に出入りするようになる。そしてそうした出入りに際して、モータシャフト29が穴35に適切に挿入されずに、ねじ軸24とモータシャフト29とが干渉する虞がある。その点、本実施形態の直動変換機構23は、ねじ軸24の回転に応じてナット25が直動するように構成されている。そのため、直動アクチュエータ20の作動中も、穴35内にモータシャフト29が挿入された状態が維持される。したがって、直動アクチュエータ20の作動時に、上記のようなねじ軸24とモータシャフト29との干渉が生じることがない。
こうした本実施形態では、ねじ軸24が回転部材に、ナット25が直動部材に、それぞれ対応している。また、ねじ軸24に設けられた穴35とモータシャフト29とにより、ねじ軸24の回転軸O1と回転子28の回転軸O2との軸合せを行う軸合せ構造が構成されている。そして、モータシャフト29が、軸合せ構造における軸材に対応している。
なお、本実施形態の直動アクチュエータ20では、モータシャフト29が、減速機構22のサンギア32に連結されている。また、ねじ軸24が、減速機構22のプラネタリキャリアを構成している。すなわち、ねじ軸24は、機能的には、直動変換機構23の回転部材と、減速機構22のプラネタリキャリアと、を一体に連結した構造となっている。そして、本実施形態の直動アクチュエータ20では、ねじ軸24に設けられた穴35へのモータシャフト29の挿入を通じて、ねじ軸24の回転軸O1とモータシャフト29の回転軸との軸合せが行われる。そしてこれにより、減速機構22のサンギア32の回転軸とプラネタリキャリアの回転軸、すなわちプラネタリギア34の公転軸との軸合せが行われる。このように、本実施形態の直動アクチュエータ20における軸合せ構造は、電動機21及び直動変換機構23の回転軸の軸合せに加えて、減速機構22のサンギア32の回転軸とプラネタリギア34の公転軸との軸合せを併せ行うものとなっている。
<他の実施形態>
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
<直動アクチュエータ20の軸合せ構造について>
上記実施形態では、電動機21の回転子28の回転をサンギア32に伝えるモータシャフト29が、サンギア32よりも直動変換機構23側に延長されていた。そして、その延長したモータシャフト29の先端部分を、ねじ軸24に設けた穴35に挿入することで、電動機21と直動変換機構23との軸合せを行っていた。すなわち、軸合せに際して穴35に挿入される部分を含む一体の部品としてモータシャフト29が形成されていた。このような軸合せに際して穴35に挿入される部分をモータシャフト29と別部品としてもよい。このときの穴35に挿入される部分は、次のような軸材となる。すなわち、この軸材は、回転子28の回転軸O2上に位置して回転子28の回転軸O2に沿って延びる軸材であって、回転子28と一体となって回転する軸材となる。例えば、モータシャフト29を、回転子28からサンギア32までの長さとする。そして、ねじ軸24の穴35に挿入可能な金属ピンをモータシャフト29の先端に、モータシャフト29と一体となって回転するように連結する。こうした場合にも、金属ピンの穴35への挿入に応じて電動機21と直動変換機構23との軸合せが行われる。
ところで、上記実施形態の直動アクチュエータ20において減速機構22は、電動機21の回転子28の回転を減速してねじ軸24に伝達する。そのため、直動アクチュエータ20の作動時のねじ軸24は、モータシャフト29に対して相対回転する。一方、上記実施形態の直動アクチュエータ20では、ねじ軸24に設けられた穴35にモータシャフト29の先端部分を挿入することで、電動機21と直動変換機構23との軸合せを行っている。これらの同軸度を高めるには、穴35に対するモータシャフト29の先端部分の嵌め合いをきつくする必要がある。しかしながら、そうした場合、相対回転時のモータシャフト29の先端部分と穴35との摺動抵抗が大きくなって、直動アクチュエータ20の円滑な作動が妨げられる虞がある。電動機21、直動変換機構23の軸合せ構造として、下記の変形例1~3の構造を採用すれば、軸合せの精度向上と、直動アクチュエータ20の作動の円滑化と、を両立できる。
<変形例1>
図3を参照して、直動アクチュエータ20の軸合せ構造の変形例1の構成を説明する。変形例1の直動アクチュエータ20のねじ軸40は、金属製の基材41と、樹脂製のブッシュである樹脂ブッシュ43と、を備えている。基材41には、ねじ軸40から見て減速機構22が位置する側の端面より穿たれたブッシュ取付穴42が形成されている。そして、樹脂ブッシュ43がそのブッシュ取付穴42に装着されている。樹脂ブッシュ43には、ねじ軸40の回転軸O1の延伸方向に抜ける通孔44が形成されている。そして、シリンダユニット11とモータユニット12との組付けに際しては、その通孔44内にモータシャフト29の先端部分が挿入される。ちなみに樹脂ブッシュ43の通孔44に先端部分が挿入されるモータシャフト29は、金属製である。
こうした変形例1では、通孔44へのモータシャフト29の挿入を通じて、ねじ軸40の回転軸O1と回転子28の回転軸O2との軸合せが行われる。すなわち、ねじ軸40に設けられた樹脂ブッシュ43の通孔44が軸合せ構造の穴に、モータシャフト29が同軸合せ構造の軸材に、それぞれ対応する構成となっている。そして、こうした変形例1では、穴における軸材との接触面が樹脂材料により形成される一方で、軸材における穴との接触面が金属材料により形成されている。
こうした変形例1の軸合せ構造を採用した場合、モータシャフト29の先端部分は、樹脂ブッシュ43と摺接する。樹脂により形成された樹脂ブッシュ43の通孔44の表面は、金属製のモータシャフト29よりも硬度が低くて摩耗し易い。そのため、直動アクチュエータ20が作動してねじ軸40とモータシャフト29とが相対回転すると、樹脂ブッシュ43における通孔44の表面の摩耗が進行して、モータシャフト29と通孔44との摺動抵抗が低下する。よって、変形例1の軸合せ構造を採用すれば、軸合せの精度向上と、直動アクチュエータ20の作動の円滑化と、を両立できる。
<変形例2>
図4を参照して、直動アクチュエータ20の軸合せ構造の変形例2の構成を説明する。図4に示すように、変形例2における軸合せ構造の軸材を構成するモータシャフト50は、金属製の基材51と、その基材51の先端部分に取り付けられた樹脂リング52と、により構成されている。基材51は、ストロークS方向に延びる円柱形状の部材である。樹脂リング52は、樹脂製の中空円筒形状の部材である。なお、樹脂リング52の外径は、ねじ軸24の穴35の内径とほぼ同じ径とされている。こうした変形例2では、穴35におけるモータシャフト50との接触面が金属材料により形成されるとともに、モータシャフト50における穴35との接触面が樹脂材料により形成されている。
直動アクチュエータ20が作動すると、ねじ軸24とモータシャフト50とが相対回転する。このとき、樹脂リング52は、ねじ軸24、及びモータシャフト50の基材51のいずれか一方と連れ回りして、他方とは相対回転する。そしてその結果、樹脂リング52の内周、又は外周の摩耗が進行して、モータシャフト50と穴35との摺動抵抗が低下する。よって、変形例2の軸合せ構造を採用した場合にも、軸合せの精度向上と、直動アクチュエータ20の作動の円滑化と、を両立できる。
以上のように変形例1及び変形例2では、穴における軸材との接触面、及び軸材における穴との接触面のうちの一方を金属により形成する一方で、金属よりも硬度の低い樹脂により他方を形成している。このように、上記2つの接触面のうちの一方を他方よりも硬度が高いものとすれば、硬度が低くて摩耗し易い方の接触面が次第に摩耗して両接触面の摺動抵抗が低下する。そのため、軸合せの精度向上と、直動アクチュエータ20の作動の円滑化と、を両立できる。なお、両接触面の材料の組合せとしては、硬度の異なる材料の組合せであれば、樹脂、金属以外の組合せを採用してもよい。
<変形例3>
図5及び図6を参照して、直動アクチュエータ20の軸合せ構造の変形例3の構成を説明する。図5に示すように、変形例3の軸合せ構造では、モータシャフト29の先端に取り付けられた金属製のピンである金属ピン61を、軸合せに際してねじ軸24の穴35に挿入する軸材としている。
金属ピン61は、樹脂のインサート成型により、モータシャフト60と一体化されている。すなわち、金属ピン61は、樹脂により形成された部分である樹脂部63を介してモータシャフト60に連結されている。金属ピン61は、モータシャフト60と同じ外径の円筒形状の部分を有している。そして、金属ピン61における円筒形状の部分の側周には、スプライン62が形成されている。スプライン62の延伸方向は、モータシャフト60の回転軸の延伸方向、すなわちモータシャフト60が同軸を有して一体となって回転するように連結された電動機21の回転子28の回転軸O2の延伸方向となっている。一方、ねじ軸24には、金属ピン61が挿入可能な穴64が設けられている。穴64の側壁には、金属ピン61のスプライン62と係合可能なスプライン65が形成されている。
こうした変形例3の軸合せ構造を採用する直動アクチュエータ20では、ねじ軸24の穴64への金属ピン61の挿入を通じて、電動機21と直動変換機構23との軸合せが行われる。この状態では、スプライン62、65の係合により、ねじ軸24とモータシャフト60との相対回転が規制されている。
図6に示すように、この状態で電動機21を通電すると、ねじ軸24とモータシャフト60との間に捩りトルクTが生じる。そして、その捩りトルクTにより、モータシャフト60又は金属ピン61と樹脂部63との接合が破断する。こうした金属ピン61、モータシャフト60と樹脂部63との接合部は、電動機21の作動に伴う回転子28とねじ軸24との相対回転に応じて破断する脆弱部となっている。そして、変形例3の軸合せ構造の軸材を構成する金属ピン61は、そうした脆弱部を介して回転子28に連結されている。なお、図6には、モータシャフト60と樹脂部63との接合が破断した場合の状態が示されている。
上記接合の破断により、ねじ軸24とモータシャフト60との相対回転が許容される。その後、金属ピン61は、ねじ軸24と一体となって回転する。そのため、金属ピン61と穴64との嵌め合いは、直動アクチュエータ20の作動に影響しない。よって、変形例3の軸合せ構造を採用した場合にも、軸合せの精度向上と、直動アクチュエータ20の作動の円滑化と、を両立できる。
<直動変換機構20の構成について>
上記実施形態の直動アクチュエータ20では、ねじ軸24の回転に応じてナット25が直動する構成の直動変換機構23を採用していた。これとは逆に、ナットの回転に応じてねじ軸が直動する直動変換機構を採用してもよい。
図7は、そうした直動変換機構123を採用する直動アクチュエータ120が設けられた電動シリンダ110の断面構造を示す。この直動アクチュエータ120における電動機21及び減速機構22の構成は、上記実施形態のものと同様である。この直動アクチュエータ120における直動変換機構123は、ベアリング26によりケース13に対して回転自在に取り付けられたナット125と、ナット125に螺合するねじ軸124と、を備えている。こうした直動変換機構123では、ナット125の回転に応じてねじ軸124が直動する。電動シリンダ110におけるピストン115は、一体となってストローク方向Sに移動するようにねじ軸124に連結されている。また、この直動アクチュエータ120では、減速機構22の各プラネタリギア34は、ねじ軸124ではなく、ナット125に、回転自在に取り付けられている。すなわち、この直動アクチュエータ120では、ナット125が、遊星ギア機構のプラネタリキャリアとしての機能を兼ね備えている。
この直動アクチュエータ120においても、ねじ軸124には、モータシャフト60の先端部分が挿入可能な穴35が形成されている。そして、その穴35へのモータシャフト60の先端部分の挿入により、直動変換機構123のナット125の回転軸O1と、電動機21の回転子28の回転軸O2との軸合せが行われる。よって、こうした直動アクチュエータ120においても、電動機21と直動変換機構123との軸合せを、容易かつ高精度に行える。なお、こうした直動アクチュエータ120では、ナット125の回転軸O1の延伸方向に対するねじ軸124の移動が許容されている。そのため、電動機21と直動変換機構123との軸合せは、ねじ軸124の移動を規制した状態で行うことが望ましい。
ところで、上記実施形態及び変形例では、ボールねじ機構を直動変換機構23、123として採用していた。ねじ軸とそのねじ軸に螺合するナットとを有しており、それらの一方の回転に応じて他方が直動するスクリュー機構であれば、ボールねじ機構以外の機構を直動変換機構23、123として採用してもよい。直動変換機構23、123として採用可能なスクリュー機構には、ボールを介さずにねじ軸とナットとが直接螺合した送りねじ機構がある。
<減速機構22について>
上記実施形態及び変形例では、遊星ギア機構を減速機構22として採用していた。遊星ギア機構以外の機構を減速機構22として採用してもよい。減速機構22として採用可能な機構としては、サイクロイド減速機や、不思議歯車、ウォームギアがある。また、減速機構22を設けずに、電動機21と直動変換機構23、123とを直接連結するように、直動アクチュエータ20、120を構成してもよい。
<直動アクチュエータ20、120の応用について>
上記実施形態及び変形例の直動アクチュエータ20、120は、電動シリンダ10、110のピストン15、115を駆動するアクチュエータとして使用されていた。上記実施形態及び変形例の直動アクチュエータ20、120は、それ以外の用途にも利用可能である。
<直動アクチュエータ20の軸受け構造の応用について>
上記実施形態及び変形例1~3におけるねじ軸24と回転子28との軸合せに係る構造は、それ以外の、互いに相対回転する2つの回転体の間の軸合せに利用できる。ここでは、2つの回転体のうちの一方を第1の回転体とし、もう一方を第2の回転体とする。これら2つの回転体の軸合せ構造として、次の軸材を設ける。この軸材は、第1の回転体の回転軸上に位置して該第1の回転体の回転軸に沿って延びる軸材であって、第1の回転体と一体となって回転する軸材である。また、第2の回転体に、次の穴を設ける。この穴は、第2の回転体の回転軸上に位置して該第2の回転体の回転軸に沿って延びる穴である。そして、同穴は、軸材の先端部分が挿入可能であり、かつ同軸材の先端部分が挿入された状態において同先端部分と摺接する穴である。こうした穴に上記軸材が挿入された状態では、第1の回転体の回転軸と第2の回転体の回転軸とが軸合せされた状態となる。そのため、第2の回転体に設けられた穴への軸材の挿入を通じて、第1の回転体と第2の回転体との直接の軸合せが可能となる。したがって、上記のような軸合せ構造によれば、電動機及び直動変換機構間の容易かつ高精度の軸合せが可能となる。
なお、第2の回転体の基材が金属製である場合には、軸合せ構造を上記変形例1に準じた構成とすることができる。すなわち、第2の回転体の基材に樹脂製のブッシュを装着する。そして、上記軸材が挿入される穴をその樹脂製のブッシュに設ける。こうした場合、軸合せ後に両回転体を相対回転させると、樹脂製のブッシュの穴と、その穴に挿入された軸材とが擦れ合って、樹脂製ブッシュの穴の表面が摩耗する。そしてその摩耗により、穴と軸材との摺動抵抗が低下する。よって、両回転体の同軸度を高めるべく、軸材と穴との嵌め合いをきつくしても、両回転体の相対回転を円滑に行えるようになる。
また、第2の回転体が金属製である場合には、軸合せ構造を上記変形例2に準じた構成とすることができる。すなわち、第2の回転体に穴に挿入される軸材の同穴との摺接面を樹脂により形成する。こうした場合、軸合せ後に両回転体を相対回転させると、穴との擦れ合いにより、樹脂でできた軸材の摺接面が摩耗して、穴と軸材との摺動抵抗が低下する。よって、よって、両回転体の同軸度を高めるべく、軸材と穴との嵌め合いをきつくしても、両回転体の相対回転を円滑に行えるようになる。
<他の技術的思想>
次に、上記実施形態及び変更例から把握できる技術的思想について記載する。
(イ)回転自在に設置された2つの回転体であって、互いに相対回転する第1及び第2の回転体の軸合せを行うための軸合せ構造であって、前記第1の回転体の回転軸上に位置して該第1の回転体の回転軸に沿って延びる軸材であって、前記第1の回転体と一体となって回転する軸材を備えており、かつ前記第2の回転体には、該第2の回転体の回転軸上に位置して該第2の回転体の回転軸に沿って延びる穴であって、前記軸材の先端部分が挿入可能であり、かつ前記軸材の先端部分が挿入された状態において同先端部分と摺接する穴が設けられている回転体の軸合せ構造。
(ロ)前記第2の回転体は、金属製の基材と、その基材に装着された樹脂製のブッシュと、を有しており、前記穴が前記ブッシュに設けられている上記(イ)に記載の回転体の軸合せ構造。
(ハ)前記第2の回転体は金属製であり、かつ前記軸材における前記穴との摺接面は樹脂により形成されている上記(イ)に記載の回転体の軸合せ構造。
(ニ)前記軸材は、前記電動機の作動に伴う前記回転子と前記ねじ軸との相対回転に応じて破断する脆弱部を介して前記回転子に連結されている請求項1~請求項4のいずれか1項に記載の直動アクチュエータ。
10…電動シリンダ
11…シリンダユニット
12…モータユニット
13…(シリンダユニット11の)ケース
14…シリンダ
15,115…ピストン
16…液室
17…溝
18…突起
19…(モータユニット12の)ケース
20,120…直動アクチュエータ
21…電動機
22…減速機構
23,123…直動変換機構
24,40…ねじ軸(回転部材)
25…ナット(直動部材)
26…ベアリング
27…回転子
28…固定子
29,50,60…モータシャフト
30,31…ベアリング
32…サンギア
33…リングギア
34…プラネタリギア
35,64…穴
36…制御基板
41…基材
42…ブッシュ取付穴
43…樹脂ブッシュ
44…通孔
51…基材
52…樹脂リング
61…金属ピン
62,65…スプライン
123…ねじ軸(直動部材)
124…ナット(回転部材)
O1…(回転部材の)回転軸
O2…(回転子27の)回転軸

Claims (4)

  1. ねじ軸及び同ねじ軸に螺合したナットの一方を回転自在な回転部材として備えるとともに、他方を前記回転部材の回転に応じて直動する直動部材として備える直動変換機構と、
    前記回転部材と同軸を有して回転する回転子を備える電動機であって、同回転子の回転に応じて前記回転部材を回転させる電動機と、
    前記回転子と一体となって回転するように同回転子に連結された軸材と、
    を備えており、かつ
    前記軸材が挿入されることで、前記回転部材の回転軸と前記回転子の回転軸との軸合せを行う穴が前記ねじ軸に設けられている
    直動アクチュエータ。
  2. 前記ねじ軸が前記回転部材であり、前記ナットが前記直動部材である請求項1に記載の直動アクチュエータ。
  3. 前記回転子の回転を減速して前記回転部材に伝達する機構であって、前記軸材に連結されたサンギアと、前記回転部材に連結されたプラネタリキャリアと、を有した遊星ギア機構を備える請求項1又は請求項2に記載の直動アクチュエータ。
  4. 前記穴における前記軸材との接触面、及び前記軸材における前記穴との接触面のうちの一方は、他方よりも硬度が高い請求項1~請求項3のいずれか1項に記載の直動アクチュエータ。
JP2021110870A 2021-07-02 2021-07-02 直動アクチュエータ Pending JP2023007796A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021110870A JP2023007796A (ja) 2021-07-02 2021-07-02 直動アクチュエータ
DE112022003385.1T DE112022003385T5 (de) 2021-07-02 2022-06-28 Linearstellglied
PCT/JP2022/025704 WO2023276999A1 (ja) 2021-07-02 2022-06-28 直動アクチュエータ
CN202280046477.6A CN117581459A (zh) 2021-07-02 2022-06-28 直动促动器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021110870A JP2023007796A (ja) 2021-07-02 2021-07-02 直動アクチュエータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2023007796A true JP2023007796A (ja) 2023-01-19

Family

ID=84689949

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021110870A Pending JP2023007796A (ja) 2021-07-02 2021-07-02 直動アクチュエータ

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP2023007796A (ja)
CN (1) CN117581459A (ja)
DE (1) DE112022003385T5 (ja)
WO (1) WO2023276999A1 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07241065A (ja) * 1994-02-25 1995-09-12 Fuji Elelctrochem Co Ltd リードスクリュー型ステッピングモータ
JP2006174690A (ja) * 2004-11-18 2006-06-29 Smc Corp アクチュエータ制御システム
DE102015214584A1 (de) 2015-07-31 2017-02-02 Robert Bosch Gmbh Rotations/Translations-Wandlergetriebe
JP2018105434A (ja) * 2016-12-27 2018-07-05 Ntn株式会社 電動アクチュエータ

Also Published As

Publication number Publication date
CN117581459A (zh) 2024-02-20
WO2023276999A1 (ja) 2023-01-05
DE112022003385T5 (de) 2024-04-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4899082B2 (ja) 減速比自動切換装置
WO2010041588A1 (ja) 電動式直動アクチュエータおよび電動式ブレーキ装置
EP3696438B1 (en) Motion conversion mechanism and electric brake actuator including motion conversion mechanism
US20150323026A1 (en) Ball ramp mechanism, linear motion actuator, and electric disc brake device
EP0851982B1 (en) Improvements in electrically-operated disc brake assemblies for vehicles
WO2019194143A1 (ja) 直動機構及びそれを備えた電動アクチュエータ
US20190256072A1 (en) Electric caliper brake
EP4199320A1 (en) Linear actuator
KR101957224B1 (ko) 기계용 구동 장치, 토크 모터, 클러치 유닛, 재료 가공 장치, 그리고 토크 모터의 이용
WO2023276999A1 (ja) 直動アクチュエータ
JP2014122648A (ja) ボールランプ機構及び直動アクチュエータ並びに電動式ディスクブレーキ装置
JPH0660645B2 (ja) 液圧回転作動装置
KR20220024800A (ko) 유압식 차량 브레이크 시스템을 위한 파워 제동 압력 생성기
JP5585865B2 (ja) 電動式直動アクチュエータおよび電動式ブレーキ装置
JP2014214752A (ja) 電動式ディスクブレーキ装置
JP2023125633A (ja) 電動シリンダ装置
JP2014134215A (ja) ボールランプ機構及び直動アクチュエータ並びに電動式ディスクブレーキ装置
CN111674462A (zh) 一种转向器液压结构总成
KR20170110756A (ko) 전자식 주차 브레이크용 액추에이터
KR102492485B1 (ko) 차량용 전동부스터
WO2018198526A1 (ja) リニアアクチュエータおよびクラッチアクチュエータ
JP2020023968A5 (ja)
US20230415719A1 (en) Brake device for vehicle
JP2023004663A (ja) 制動装置
JP2004218714A (ja) 電動ブレーキ装置