JP2023005843A - 処理装置およびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 動画ファイルと、付加情報ファイルの修復処理を実行する際に、動画ファイルの修復が完了しているにも関わらず付加情報ファイルのみ修復が必要な状態が発生することのない処理装置を提供することを目的とする。【解決手段】 動画ファイルを修復する動画ファイル修復手段と、動画ファイルに関連する付加情報ファイルを修復する付加情報ファイル修復手段と、を有し、動画ファイル修復手段により動画ファイルの修復処理を開始した後であって、動画ファイルの修復処理が完了する前に、付加情報ファイル修復手段により動画ファイルに関連する付加情報ファイルの修復処理を開始し、付加情報ファイルの修復処理を完了した後に、動画ファイル修復手段による動画ファイルの修復処理を完了する、ことを特徴とする。【選択図】 図4

Description

本発明は、動画ファイルと、関連する付加情報ファイルを処理する処理装置に関し、特に、動画ファイル、付加情報ファイルを修復する処理装置に関する。
近年、SNS(Social Networking Service)の台頭により、放送局や通信社などの報道現場では、これまでより、迅速に正確な情報を伝える事が求められている。そのため、デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラなどの映像処理装置でも、動画だけでなく、動画ファイルについての様々なメタデータを書き込んだ付加情報ファイルを活用することで、より迅速、簡単に速報性の高い報道を実現する。例えば、撮影した動画と共に動画のフォーマットや記録長などの各種メタ情報を記録することができる。他にも携帯端末と、デジタルビデオカメラ間で通信し、報道現場で取材タイトルや取材場所といった取材情報を付加情報ファイルに書き込むことができる。付加情報ファイルは、例えば、動画ファイルサーバー内で所望の動画ファイルをより容易に検索するための情報として用いられている。その際に、動画ファイルの各種メタ情報を閲覧することで、動画ファイルのフォーマットや記録長を知ることが出来る。
特許文献1では、動画データ及び付加情報について、それぞれが記録媒体の消去ブロック単位とした所定のデータ量になった場合に、メディアバッファに一時記憶させ、一時記憶させたままの順序で単一のファイルとしてメディアへと書き込み処理を行っている。しかし、単一ファイルとして記録した場合には、動画ファイルをパースしてからでないと付加情報にアクセス出来ない。そこで、付加情報ファイルを汎用性の高いXML(Extensible Markup Language)形式で、動画ファイルとは別のファイルで書き込み、手軽に付加情報を閲覧し、動画ファイルの検索に活用出来るような動画ファイルと関連する付加情報ファイルを記録することが提案されている。
特開2011-166542号公報
動画ファイルと、付加情報ファイルには、動画の記録長情報を書き込む必要がある為、電源が瞬断されるなど、記録中に何らかのトラブルが発生すると、記録長情報が書き込めずに記録が中断されてしまう。記録が中断された動画ファイルについて、動画ファイルの修復機能を用いて、動画ファイルを修復する必要がある。修復処理においては、記録停止時に確定する記録長情報などについて、動画ファイルと付加情報ファイルのそれぞれに対して再度書き込み等を行う。
しかし、動画ファイルと、付加情報ファイルの修復中に、電源が瞬断されるなどのトラブルが発生すると、動画ファイルのみ修復が完了し、付加情報ファイルのみ修復が必要な状態になってしまう課題があった。このような状態になった場合、動画ファイルの修復は完了しているため通常に再生できるのに対して、付加情報ファイルの修復は行われていないため、付加情報ファイルを正常に使用することができなくなってしまう。また、通常は、付加情報ファイルのみの修復は必要ないため、付加情報ファイルのみの修復はできない。そのため、動画ファイルの修復が完了しているにも関わらず、付加情報ファイルの修復を行うために動画ファイルの修復を再度行う必要があり、ユーザーの手番が増えてしまう。
本発明では、上記課題を鑑み、動画ファイルと、付加情報ファイルの修復処理を実行する際に、動画ファイルの修復が完了しているにも関わらず付加情報ファイルのみ修復が必要な状態が発生することのない処理装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の処理装置は、
動画ファイルを修復する動画ファイル修復手段と、動画ファイルに関連する付加情報ファイルを修復する付加情報ファイル修復手段と、を有し、動画ファイル修復手段により動画ファイルの修復処理を開始した後であって、動画ファイルの修復処理が完了する前に、付加情報ファイル修復手段により動画ファイルに関連する付加情報ファイルの修復処理を開始し、付加情報ファイルの修復処理を完了した後に、動画ファイル修復手段による動画ファイルの修復処理を完了する、ことを特徴とする。
本発明によれば、動画ファイルと付加情報ファイルの修復処理を実行する際に電源の瞬断等のトラブルが発生したとしても、動画ファイルの修復が完了しているにも関わらず付加情報ファイルのみ修復が必要な状態が発生しない処理装置を提供することができる。
デジタルビデオカメラ100のブロック図 携帯端末200のブロック図 第一の実施形態における記録の処理を示すフローチャート 第一の実施形態における修復の処理を示すフローチャート 第一の実施形態における修復用ファイルの構造を示す図 付加情報ファイルの構造を示す図 第二の実施形態における記録の処理を示すフローチャート 第二の実施形態における修復の処理を示すフローチャート 第二の実施形態における修復用データの構造を示す図
<第1の実施形態>
本発明の処理装置として、デジタルビデオカメラを例に説明する。図1は、デジタルビデオカメラ100のブロック図である。以下に示す例では、デジタルビデオカメラに対し、付加情報ファイルを送信する携帯端末200を含めた例を取り上げる。
図1において、制御部10に対して以下が接続される。画像圧縮/伸長部11、撮像部12、画像処理部13、動画ファイル修復部14、付加情報ファイル修復部15、ROM16、RAM17、着脱可能記録媒体I/F部18、操作部20、表示部21、関連ファイル判定部22、無線通信部23、修復制御部24。制御部10と、各部は互いにデータのやり取りを行うことができる。
デジタルビデオカメラ100には、画像データを記録するための着脱可能記録媒体19を装着できる。着脱可能記録媒体19と接続するために、記録媒体I/F部18のインタフェースを有する。記録媒体I/F部18は、メモリカード等の着脱可能な記録媒体19を挿入可能なスロットを有し、スロットに装着された着脱可能記録媒体19と通信接続可能となる。図1においては、記録媒体I/F部18に着脱可能記録媒体19が装着されている例を図示している。図1のデジタルビデオカメラ100では、着脱可能な記録媒体19としたが着脱が不可能で、デジタルビデオカメラ100に内蔵された記録媒体としてもよい。また、図1のデジタルビデオカメラ100は、単一の着脱可能記録媒体を有し、画像データを単一の記録媒体に記録するものとして説明するが、複数の着脱可能な記録媒体が装着可能であり、複数の記録媒体に画像データを記録する構成としてもよい。
制御部10は、デジタルビデオカメラ100のシステム全般を制御するシステム制御部であり、1つ以上のプロセッサから構成される。制御部10はROM16に記録されたプログラムを読み出して、読みだしたプログラムを実行することで、各部を制御し、後述のフローチャートの処理を実現する。ROM16は、不揮発性の記憶媒体であり、制御部10が実行するプログラムを記憶している。RAM17は制御部10のワークメモリとして用いられる揮発性の記憶部である。また、RAM17には、撮像部12で撮像し画像処理部13により画像処理された画像データや着脱可能記録媒体19から読み出した画像データ等が一時格納される。また、画像圧縮/伸長部11で画像データを圧縮処理または伸長処理を施すためや、表示部21で表示するためのVRAMとしても用いられる。さらに、撮像部12により撮像して得られた画像データだけでなく、画像データに関連付けて記録する付加情報を一時格納するRAMとしても用いられる。
撮像部12は、撮影レンズ(ズームレンズとフォーカスレンズ含む)と、撮像素子を有し、制御部10の制御に基づき被写体を撮像し、静止画データや動画データといった画像データを取得する。
画像処理部13は、撮像部12で撮像された画像データに、画素補間、リサイズ処理や色変換処理を行う。また画像処理部13では、撮像された画像データを用いた演算処理が行われ、制御部10は得られた演算結果に基づいて撮像部12による撮像に関する各種制御(露光制御、オートホワイトバランス制御など)を行う。
画像圧縮/伸長部11は画像処理部13で画像処理された画像データを圧縮する処理や着脱可能記録媒体19から、読み出した画像データに対する伸長処理を行う。
動画ファイル修復部14は、記録処理が完了していない修復が必要となる動画ファイルに対して、修復処理を行う。動画記録中に、電源が瞬断されたり、着脱可能記録媒体19が記録媒体I/F部18から取り外されるなどすると、動画ファイルの記録を正常に完了できない。例えば、動画データの記録長情報などが動画ファイル内に書き込めず、修復処理が必要な不完全な動画ファイルとなってしまう。そのため、動画ファイル修復部14は、着脱可能記録媒体19内の修復処理が必要な動画ファイル対して修復処理を行う。
付加情報ファイル修復部15は、動画ファイルと同様に、動画記録中に、電源が瞬断されたり、着脱可能記録媒体19が記録媒体I/F部18から取り外されるなどすると、付加情報ファイルの記録を正常に完了できない。例えば、付加情報ファイル内に記録長情報などが書き込めず、修復処理が必要な不完全な付加情報ファイルとなってしまう。そのため、付加情報ファイル修復部15は、着脱可能記録媒体19内の修復処理が必要な付加情報ファイルの修復を行う。
操作部20はデジタルビデオカメラ100に電源を供給するための電源スイッチや、撮影開始ボタン、修復開始ボタンなどを含む、ユーザからの各種操作を受け付ける操作部である。なお操作部20にタッチパネルが含まれる場合、制御部10はタッチパネルへのユーザ操作を検出できる。タッチパネルは、抵抗膜方式や静電容量方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、画像認識方式、光センサ方式等、様々な方式のタッチパネルのうちいずれの方式のものを用いても良い。
表示部21は、制御部10の制御に基づき、各種設定状態を表示したり、撮像部12で撮像されている画像をライブ画像として表示したり、着脱可能記録媒体19から読み出して再生した画像などを表示するためのディスプレイである。覗き込み形のファインダー内のディスプレイや、バリアングルの液晶モニタでもよい。
関連ファイル判定部22は、記録媒体I/F部18に装着されている着脱可能記録媒体19内の、動画ファイルと付加情報ファイルについて、関連しているかどうかを、拡張子を除いたファイル名が一致しているかどうかで判定する判定部である。
無線通信部23は、制御部10の制御に基づき、携帯端末200、外部カメラ、パーソナルコンピュータといった外部機器とのデータ送受信を無線通信により行う。デジタルビデオカメラ100からは設定情報や操作情報、ライブ画像、撮影済み画像などを送信することができる。また、外部機器からは、デジタルビデオカメラ100を操作するためのコマンドや、画像データと共に記録する付加情報などを受信することができる。修復制御部24は、動画ファイル修復部14による動画ファイルの修復処理と、付加情報ファイル修復部15による付加情報ファイルの修復処理を制御する。具体的には、前述したように記録長情報などが書き込めなかった修復が必要な動画ファイルがある場合、修復が必要な動画ファイルの修復処理と、動画ファイルと同様に記録長情報が書き込めなかった修復が必要な付加情報ファイルの修復処理の処理順序を制御する。修復制御部24は、操作部20でユーザーから動画ファイルの修復指示を受け付けた場合、着脱可能記録媒体19内の修復が必要となる動画ファイル、付加情報ファイルを修復するように、動画ファイル修復部14、付加情報ファイル修復部15を制御する。まずは、修復制御部24は動画ファイル修復部14へ指示を行い動画ファイル修復処理を開始させ、記録長情報を含む修復後の動画ファイルのヘッダーをRAM17に一時保持する。次に、動画ファイルの修復処理を完了させる前に、修復制御部24は、付加情報ファイル修復部15に対して付加情報ファイルの修復指示を行う。付加情報ファイルの修復処理が完了すると、動画ファイル修復部14により、RAM17に保持していた動画ファイルのヘッダーを着脱可能記録媒体へ書き込んで、動画ファイルの修復処理を完了させる。修復処理については、後に図4のフローチャートを参照して詳細に説明する。
なお、制御部10と修復制御部24を別構成として説明したが、修復制御部24は、制御部10の一部であり、修復制御部24は、ROM16から読みだしたプログラムに基づいて制御を行う。また、動画ファイル修復部14、付加情報ファイル修復部15についても、別構成とせずに、修復制御部24(制御部10)が、動画ファイル修復部14、付加情報ファイル修復部15の機能を実行するように構成してもよい。
図2は、携帯端末200のブロック図である。制御部25に対して以下の各構成部分が接続される。無線通信部26、ROM27、RAM28、操作部29、表示部30。制御部25と各構成部は互いにデータのやり取りを行うことができる。
制御部25は、携帯端末200のシステム全般を制御するシステム制御部である。制御部25はROM27に記録されたプログラムをRAM28に展開して実行することで、各構成部を制御し、後述のフローチャートを実行する。ROM27は、不揮発性の記録媒体であり、制御部25が実行するプログラムを記憶している。RAM28は制御部25のワークメモリとして用いられる揮発性の記録媒体である。
無線通信部26は、制御部25の制御に基づき、外部カメラ(デジタルビデオカメラ100)やパーソナルコンピュータといった外部機器とデータの送受信を無線通信により行う。デジタルビデオカメラ100の設定情報や操作情報、ライブビュー画像、撮影済み画像などのデータを受信することが可能である。また、デジタルビデオカメラ100を操作するコマンドや画像データと共に記録する付加情報などを、デジタルビデオカメラ100に送信することが可能である。
操作部29は携帯端末200に電源を供給するための電源スイッチなど、ユーザからの操作を受け付ける操作部である。なお操作部29は操作部20と同様にタッチパネルを含む。
表示部30は、制御部25の制御に基づき、各種設定状態や、無線通信部26により外部機器から受信したデータなどを表示するためのディスプレイである。
図3、図4に本実施形態におけるフローチャートを示す。図3、図4のフローチャートにおける各処理は、デジタルビデオカメラ100を構成する制御部10(または、修復制御部24)がROM16に格納されたプログラムを読み出してRAM17に展開し、プログラムを実行することにより実現される。
図3は、動画ファイルと付加情報ファイルの記録を実行した時の処理手順を示したフローチャートである。ユーザー操作によって操作部20に含まれる動画記録開始ボタンが操作されると、デジタルビデオカメラ100が動画記録開始状態となり、図3の処理が開始される。
動画記録開始ボタンが操作されると、S301では、制御部10は、動画ファイルの記録が正常に完了できなかった時のために、修復処理に必要となるデータを格納した修復用ファイルを作成し、着脱可能記録媒体19へ書き込む。
ここで、図5を参照して修復用ファイル500について説明する。修復用ファイルには、動画ファイルのヘッダーに記録すべき、製品情報501、動画情報502、音声形式情報503、動画ファイル(データ)のメタデータ504を含める。製品情報501は、動画データを撮影したデジタルビデオカメラ100に関する情報である。動画情報502は、動画データのフレームレートなどの動画の撮影設定に関する情報、音声形式情報503は、動画データ(映像データ)と共に記録する音声データの形式に関する情報である。メタデータ504は、動画ファイルの撮影開始日時などの情報である。本実施形態の動画ファイルは、MP4ファイルであり、動画ファイルの記録開始時には、製品情報501、動画情報502、音声形式情報503、メタデータ504を記録しない。そして、動画データ(映像、音声)の記録完了時に、製品情報501、動画情報502、音声形式情報503、メタデータ504、および、動画データの長さに関する記録長情報を含むヘッダーを、動画ファイルに記録する。そのため、動画データの記録中に電源の瞬断等が起こってしまうと、製品情報501、動画情報502、音声形式情報503、メタデータ504が記録されておらず、修復処理を行うことができなくなってしまう。そこで、本実施形態では、動画ファイルの記録開始時に、製品情報501、動画情報502、音声形式情報503、メタデータ504を含む修復用ファイルを、着脱可能記録媒体19に動画ファイルと別のファイルとして記録する。動画データの記録中に電源の瞬断等があり修復処理が必要となった際には、動画ファイル修復部14は、この修復用ファイルに含まれる修復用データ(501~504)を用いることにより、修復することが可能となる。
次に、S302において、制御部10は、動画ファイルに関連付けて付加情報ファイルを記録するかを判定する。付加情報ファイルを記録すると判定されるケースとしては、例えばユーザから、操作部20を介して、付加情報ファイルを記録するいと設定されている場合である。付加情報ファイルを記録すると判定された場合はS303へ進み、記録しないと判定された場合はS305へ進む。
S303において、制御部10は、無線通信部23を介して携帯端末200から付加情報ファイルが入力されているかを判定する。入力されていると判定されるケースとしては、例えば、動画撮影開始前までに、無線通信部23を介して携帯端末200から、付加情報ファイルが受信している場合である。入力されていると判定された場合はS304へ進み、入力されていないと判定された場合はS313へ進む。
S304において、制御部10は、無線通信部23で携帯端末200から受信した付加情報ファイルと、記録開始時に確定する記録形式などが含まれた記録開始情報から、図6に示す付加情報ファイルを生成する。本実施形態の付加情報ファイルは、XML(Extensible MarkUp Language)形式で記述されるファイルである。そして、IPTC(International Press Telecommunications Council)により規格化されているNewsML-G2形式で付加情報が記載されるファイルである。図6に示したように、付加情報ファイルには、クリップタイトル、撮影情報、撮影者、キーワード、カテゴリー、ジャンル、日時情報、言語情報、クリップのファイル名、クリップの記録長、クリップ識別情報、ファイルフォーマット等の情報が含まれる。しかし、クリップの記録長、つまり、動画データの長さ(記録長)は、記録終了時に確定するため、記録開始時点では確定していない。そのため、S304では、クリップの記録長を記録しない、または、記録長を0または空白にして付加情報ファイルを生成して、着脱可能記録媒体19に記録する。
S313では、制御部10は、携帯端末から入力された情報ファイルではなく、ROM16に記録されている付加情報ファイルと、記録開始時に確定する記録形式などが含まれた記録開始情報から、付加情報ファイルを生成して着脱可能記録媒体19へ書き込む。S313においても、S304と同様に、クリップの記録長を記録しない、または、記録長を0にして、付加情報ファイルを生成して、着脱可能記録媒体19に記録する。
S305において、制御部10は、画像圧縮/伸長部11や撮像部12、画像処理部13を用いて生成された動画データを着脱可能記録媒体19へ書き込む。S306では、制御部10は、S305で書き込んだフレーム数分だけ動画データの記録長をカウントアップする。
S307では、制御部10は、動画記録終了であるかを判定する。動画記録終了と判定されるケースとしては、例えば操作部20に含まれる記録停止ボタンによって動画データの記録停止が指示され、記録停止指示が入力されるまでに撮影した動画データの着脱可能記録媒体19への記録が完了した場合である。制御部10は、動画記録終了でないと判定されとS305へ進み、動画記録終了と判定するとS308へ進む。
S308では、制御部10は、着脱可能記録媒体19にS305で書き込んでいる動画データと関連した付加情報ファイルが存在するかを判定する。付加情報ファイルが存在すると判定されるケースとしては、例えば着脱可能記録媒体19にS305で書き込んでいる動画データから、拡張子を除いたファイル名が一致する付加情報ファイルが存在する場合である。または、S302で付加情報ファイルを記録すると判定された場合は付加情報ファイルが存在することとなるため、S302と同様に付加情報ファイルを記録するか否かを判定するか、S302の判定結果を保持しておいてもよい。制御部10は、付加情報ファイルが存在すると判定された場合はS309へ進み、付加情報ファイルが存在しないと判定された場合はS311へ進む。
S709では、制御部10は、S304またはS313で着脱可能記録媒体19に書き込まれた付加情報ファイルをRAM17に読み出す。そして制御部10は、S306でカウントアップしていた記録長が、図6に示す付加情報ファイル内のクリップの記録長として格納されるように、RAM17上の付加情報ファイルを更新する。なお、S306でカウントアップしていた記録長は、動画ファイル内に記録される動画データのフレーム数であるため、動画データの長さを示す記録長情報となる。
S310では、制御部10は、S309で更新したRAM17に保持されている付加情報ファイルを着脱可能記録媒体19へ書き込む。
S311では、制御部10は、RAM17に保持されている各種情報から動画ファイルのヘッダーを生成し、着脱可能記録媒体19へ書き込む。
S312では、制御部10は、S301で着脱可能記録媒体19に書き込んだ修復用ファイルを着脱可能記録媒体19から、削除する。S312の処理が終了すると動画ファイルと付加情報ファイルの記録を終了する。
図4は、動画ファイルと、付加情報ファイルの修復を実行する時の処理手順を示したフローチャートである。ユーザー操作によって操作部20に含まれる修復開始ボタンが操作されると、制御部10(修復制御部24)は、図4の処理を開始する。なお、本実施形態では、ユーザーは、修復対象の動画ファイルを選択してから修復開始ボタンを操作するものとし、図4では、ユーザに選択された修復対象の動画ファイルに対して修復処理を行うこととする。しかし、ユーザーが修復対象の動画ファイルを選択せずに、制御部10(修復制御部24)が修復が必要な動画ファイルを特定して、修復対象として特定された動画ファイルに対して図4の処理を行うようにしてもよい。本実施形態のジタルビデオカメラ100では、修復対象の動画ファイルを選択して修復処理を指示することで、動画ファイルと付加情報ファイルの修復処理を実行するものとし、付加情報ファイルのみの修復処理の指示はできないものとする。
まずS400で、修復制御部24は、動画ファイル修復部14により、動画ファイルの修復処理を開始させる。そして、動画ファイル修復部14は、動画記録時(動画撮影時)にS301で記録された、修復対象となる動画ファイルに対応する修復用ファイルを記録媒体から読み出す。
次にS401では、動画ファイル修復部14は、着脱可能記録媒体19内の修復対象の動画ファイルから、1フレーム分の動画データを読み出す。
S402では、動画ファイル修復部14は、S401で読み出した1フレーム分の動画データが正常な動画データ(有効な動画データ)であるかを判定する。正常な動画データだと判定されないケースとしては、例えば動画データが1フレーム分読み出せない場合である。動画ファイル修復部14は、正常であると判定するとS411に進み、正常でないと判定するとS403に進む。
S411では、動画ファイル修復部14は、正常な動画データのフレーム数をカウントするために、記録長(フレーム数)を1フレーム分インクリメントする。本実施系では、1フレーム分インクリメントするが、Group Of Pictures毎に加算するといった、ある一定の単位毎に加算していく方式でもよい。
S412では、動画ファイル修復部14は、S401で読み出した1フレーム分の動画データが動画ファイルの最後のフレームかを判定する。動画ファイルの最後のフレームだと判定されるケースとしては、例えば読み出し済みのファイルサイズに1フレーム分のサイズを加算した値が動画ファイルサイズを超えた場合である。動画ファイル修復部14は、最後のフレームだと判定するとS403に進む。そして、最後のフレームでないと判定するとS401に進み、次のフレームについてS401以降の処理を実行する。
S403では、動画ファイル修復部14は、S400で読みだした修復用ファイルと、S411でインクリメントしていた正常な動画データの記録長(フレーム数)を用いて、修復対象の動画ファイルのヘッダーを生成する。具体的には、動画ファイル修復部14は、S400で読みだした修復用ファイルのデータの記録長の格納領域に、正常な動画データの記録長(フレーム数)を追記(更新)することにより、動画ファイルのヘッダーを生成する。
S404では、動画ファイル修復部14は、S403で生成した動画ファイルのヘッダーをRAM17に保持する。なお、この時点では、修復制御部24は、動画ファイル修復部14により、S403で生成したヘッダーを着脱可能記録媒体19に記録せずに、RAM17に一時保持する。
S405では、修復制御部24は、関連ファイル判定部22により、着脱可能記録媒体19内に、修復対象の動画ファイルに関連する付加情報ファイルが存在するか判定する。前述したように、関連ファイル判定部22は、修復対象の動画ファイルから、拡張子を除いたファイル名が一致する付加情報ファイルが存在する場合に付加情報ファイルが存在すると判定する。修復制御部24は、付加情報ファイルが存在すると判定された場合はS406に進んで付加情報ファイルの修復処理を実行し、存在しないと判定された場合はS408に進で、動画ファイルの修復処理を行う。
S406では、付加情報ファイル修復部15は、関連ファイル判定部22により、動画ファイルと関連すると特定された付加情報ファイルを着脱可能記録媒体19から読み出す。そして、読みだした付加情報ファイルと、S404でRAM17に保持した動画ファイルのヘッダーの記録長情報を用いて、修復後の付加化情報ファイルを生成する。付加情報ファイル修復部15は、付加情報ファイル内のクリップの記録長に動画ファイルのヘッダーの記録長を格納することにより修復後の付加情報ファイルを生成する。
S407では、付加情報ファイル修復部15は、S406で生成した付加情報ファイルを着脱可能記録媒体19へ書き込む。付加情報ファイル修復部15は、書き込む際には、元の(修復前の)付加情報ファイルを上書きする。このように、S406、S407において、付加情報ファイル修復部15による付加情報ファイルの修復処理が実行され、S407において修復後の付加情報ファイルを着脱可能記録媒体19に記録することにより、付加情報ファイルの修復処理が完了する。
S408では、動画ファイル修復部14は、S402で正常ではないと判定されたフレーム以降の動画データを、着脱可能記録媒体19内の動画ファイルから削除する。
S409では、動画ファイル修復部14は、S404でRAM17に保持していた動画ファイルのヘッダーを、着脱可能記録媒体19の修復対象の動画ファイルのヘッダーとして書き込む。S409で、修復処理で生成したヘッダーを動画ファイルのヘッダーとして着脱可能記録媒体19に記録することにより、着脱可能記録媒体19内の動画ファイルが修復されたこととなる。
S410では、動画ファイル修復部14は、着脱可能記録媒体19内の修復用ファイルを着脱可能記録媒体19から削除する。この処理により、動画ファイルの修復処理が完了する。
このように、本実施形態の動画ファイルと、付加情報ファイルの修復処理においては、まずS400において、動画ファイル修復部14により動画ファイルの修復処理を開始する。そして、記録媒体19に付加情報ファイルが記録されている場合は、動画ファイルの修復処理により動画ファイルのヘッダーを生成しても動画ファイルにすぐには記録せずに、付加情報ファイル修復部15により付加情報ファイルの修復処理(S406、S407)を実行する。つまり、動画ファイルの修復処理を開始し、動画ファイルの修復処理を完了する前に、付加情報ファイル修復処理を実行する。そして、付加情報ファイル修復処理を完了した後に、動画ファイル修復処理により生成したヘッダーを記録媒体19に記録して、動画ファイルの修復を行う。そして、修復処理において必要となるデータが記録された修復用ファイルは不要となるため記録媒体から削除して、動画ファイルの修復処理を完了する。
本実施形態においては、付加情報ファイル修復処理には、修復後の動画ファイルの動画データの記録長の情報が必要となるため、動画ファイルの修復処理を先に実行開始している。動画ファイル修復処理を完了した後に、付加情報ファイル修復処理を実行すること可能であるが、その場合、付加情報ファイルの修復処理中に電源が瞬断されるなどしてしまうと、動画ファイルの修復は完了しており、通常の再生が可能になっているにもかかわらず、付加情報ファイルの修復が行われていない状態となってしまう。そこで、本実施形態では、付加情報ファイルの修復処理を完了させた後に、動画ファイルの修復処理を完了させるようにすることで、動画ファイルが修復された場合には、必ず付加情報ファイルも修復された状態となるようにしている。
本実施形態においては、S403において動画ファイルのヘッダーを生成して、S404において生成したヘッダーをRAM17に保持し、生成したヘッダーを動画ファイルに記録する前に、付加情報ファイルの修復処理を実行することとした。しかし、ヘッダーを生成してRAMに記録するのではなく、記録長の情報のみをRAMに保持し、付加情報ファイルの修復処理を実行した後に、S404のようにヘッダーを生成するようにしてもよい。
<第2の実施形態>
第2の実施形態のデジタルビデオカメラ100は、基本的な構成は第1の実施形態のデジタルビデオカメラ100と同様であるため説明を省略する。第1の実施形態では、MP4のような形式の動画ファイルを用いる場合について説明した。第二の実施形態では、MXFファイルのような形式の動画ファイルを適用した場合について説明する。
図7、図8は、本実施形態におけるデジタルビデオカメラ100の処理のフローチャートを示す。図7、図8のフローチャートにおける各処理は、制御部10がROM16に格納されたプログラムを読み出してRAM17に展開して各部を制御したり、各種演算処理を行うことにより実現される。
図7は、動画ファイルと付加情報ファイルの記録の処理を実行した時の処理手順を示したフローチャートである。第1の実施形態の図3のフローチャート内の処理と同じ処理については、同じ番号を付与している。第1の実施形態と同様に、ユーザー操作によって操作部20に含まれる動画記録開始ボタンが操作されると、デジタルビデオカメラ100が動画記録開始状態となり、図7の記録処理が開始される。
まずS700で、制御部10は、動画ファイルの記録が正常に完了できなかった時のために、修復処理に必要となるデータを格納した修復用データを着脱可能記録媒体19内の動画ファイルへ書き込む。
図9は、本実施形態における記録中の動画ファイルの構成を示している。本実施形態の動画ファイル(MXFファイル)では、記録開始時には、動画ファイルのヘッダー内には、修復用データを記録し、それに続いて、撮影して取得した動画データを記録する。修復用データは基本的には動画ファイルのヘッダーであるが、ヘッダーに記録すべき情報の中には、動画データの記録完了時に記録する情報(動画データの記録長)がある。そのため、動画ファイルの記録開始時には、完全なヘッダーではなく、一部の情報(記録長)が記録されていないデータを記録する。本実施形態においては、この記録開始時に着脱可能記録媒体19に記録する不完全な動画ファイルのヘッダーを、修復用データと呼んでいる。
次に、制御部10は、S302、S304、S313を実行する。これらの処理は第1の実施形態と同様である。
S701では、制御部10は、着脱可能記録媒体19に記録されている管理情報ファイルへ、記録開始した動画ファイルの情報を追加して、着脱可能記録媒体19へ書き込む。なお、管理情報ファイルは、動画ファイルや付加情報ファイルとは異なるファイルである。
次に、制御部10は、S305~S311の処理を実行する。これらの処理は第1の実施形態と同様である。
S702では、制御部10は、動画データの記録長(フレーム数)を含む動画ファイルのヘッダーを生成して、動画ファイルのヘッダーとして記録する。この処理により、記録開始時には記録長情報が含まれていなかった不完全なヘッダーが記録長情報を含むヘッダーに置き換えられて、動画ファイルの記録が完了する。
S703では、制御部10は、管理情報ファイルの動画ファイル情報へ記録長情報を更新して、着脱可能記録媒体19へ書き込み、動画ファイルと付加情報ファイルの記録処理を終了する。
図8は、動画ファイルと、付加情報ファイルの修復を実行する時の処理手順を示したフローチャートである。基本的な処理は第1の実施形態と同じであるため、第1の実施形態の図3のフローチャート内の処理と同じ処理については、同じ番号を付与して説明を省略する。第1の実施形態と同様に、ユーザー操作によって操作部20に含まれる修復開始ボタン操作等がなされると、制御部10(修復制御部24)は、図8の処理を開始する。
まずS800で、修復制御部24は、動画ファイル修復部14により、動画ファイルの修復処理を開始させる。そして、動画ファイル修復部14は、動画記録時(動画撮影時)にS700で記録されていた修復対象の動画ファイル内の修復用データを着脱可能記録媒体19から読み出す。この処理は図4のS400の処理に対応しているが、本実施形態では修復用データは修復対象の動画ファイル内に記録されているため、修復対象の動画ファイルから読み出す。
次に、修復制御部24、動画ファイル修復部14により、S401、S402、S411、S412の処理を実行する。これらの処理の内容は、図4の処理と同様である。また、S402で正常な動画データでないと判定された場合、または、S412で動画ファイルの最後の動画データであると判定された場合は、S801に進む。
S801では、動画ファイル修復部14は、S800で読みだした修復用データと、S411でインクリメントしていた正常な動画データの記録長(フレーム数)を用いて、修復対象の動画ファイルのヘッダーを生成する。この処理は、図4におけるS403の処理に対応する。
S802では、動画ファイル修復部14は、S801で生成した動画ファイルをRAM17に保持する。この処理は、図4のS404の処理に対応する。
その後、修復制御部24は、S405の処理を実行し、付加情報ファイルが存在する場合は、付加情報ファイル修復部15が、S406、S407の付加情報ファイルの修復処理を実行する。そして、動画ファイル修復部14は、S408の処理を実行する。S405~S408の処理は図4の処理と同様である。
続いて、S803では、動画ファイル修復部14は、S802でRAM17に保持していた動画ファイルのヘッダーを、着脱可能記録媒体19の修復対象の動画ファイルのヘッダーとして書き込む。そして、修復用データは、動画ファイルから削除する。この処理により、着脱可能記録媒体19内の動画ファイルが修復されたこととなる。なお、修復済みの動画ファイルのヘッダーを書き込む際に、ヘッダーを記録するだけでなく、動画ファイルの拡張子についても、修復済みであることを示す拡張子に変更する。
次に、S804では、動画ファイル修復部14は、着脱可能記録媒体19に記録されている管理情報ファイル内の、修復対象の動画ファイルの情報を更新する。具体的には、管理情報ファイル内の、修復対象の動画ファイルの記録長情報を、S411でカウントした正常な動画データの記録長で更新する。S804の処理が終了すると動画ファイルと付加情報ファイルの修復を終了する。
以上のように、第2の実施形態においては、第1の実施形態とは動画ファイルや修復用データの記録形式が異なっているが、第1の実施形態と同様に、動画ファイルと付加情報ファイルの修復処理を行うことができる。
<その他の実施形態>
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。上述の実施形態の一部を適宜組み合わせてもよい。
例えば、記録する動画ファイル形式の設定に応じて、第1の実施形態の記録処理と第2の実施形態の記録処理を切り替えたり、修復する動画ファイルの形式に応じて、第1の実施形態の修復処理と第2の実施形態の修復処理を切り替えて実行するようにしてもよい。つまり、記録処理については、制御部10は、動画ファイルの記録形式を判定し、MP4形式が設定されている場合は図3の処理、XMF形式が設定されている場合は図7の処理を実行するようにする。そして、修復処理については、制御部10は、修復対象の動画ファイルの記録形式を判断し、MP4ファイルの場合は図4の処理を実行し、MXFファイルの場合は図8の処理を実行するようにするとよい。
また、上述の実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、記録媒体から、直接、或いは有線/無線通信を用いてプログラムを実行可能なコンピュータを有するシステム又は装置に供給し、そのプログラムを実行する場合も本発明に含む。
従って、本発明の機能処理をコンピュータ(1つ以上のプロセッサや回路)で実現するために、該コンピュータに供給、インストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も本発明に含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、ハードディスク、磁気テープ等の磁気記録媒体、光/光磁気記憶媒体、不揮発性の半導体メモリでもよい。
また、プログラムの供給方法としては、コンピュータネットワーク上のサーバに本発明を形成するコンピュータプログラムを記憶し、接続のあったクライアントコンピュータはがコンピュータプログラムをダウンロードしてプログラムするような方法も考えられる。

Claims (18)

  1. 動画ファイルを修復する動画ファイル修復手段と、
    前記動画ファイルに関連する付加情報ファイルを修復する付加情報ファイル修復手段と、
    を有し、
    前記動画ファイル修復手段により前記動画ファイルの修復処理を開始した後であって、前記動画ファイルの修復処理が完了する前に、前記付加情報ファイル修復手段により前記動画ファイルに関連する付加情報ファイルの修復処理を開始し、
    前記付加情報ファイルの修復処理を完了した後に、前記動画ファイル修復手段による前記動画ファイルの修復処理を完了する、
    ことを特徴とする処理装置。
  2. 前記動画ファイル修復手段は、前記動画ファイル内の有効な動画データの長さを判定し、前記有効な動画データの長さの情報を用いて、前記動画ファイルのヘッダーを生成し、前記生成したヘッダーを前記動画ファイルのヘッダーとして記録することにより、前記動画ファイルを修復し、
    前記付加情報ファイル修復手段は、前記有効な動画データの長さの情報を用いて前記付加情報ファイルを修復する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の処理装置。
  3. 前記付加情報ファイル修復手段は、前記動画ファイル修復手段により前記動画ファイル内の有効な動画データの長さを判定した後に、前記有効な動画データの長さの情報を用いて前記付加情報ファイルを修復し、
    前記動画ファイル修復手段は、前記付加情報ファイル修復手段による前記付加情報ファイルの修復が完了した後に、前記有効な動画データの長さの情報を用いて生成したヘッダーを前記動画ファイルのヘッダーとして記録する、ことを特徴とする請求項2に記載の処理装置。
  4. 前記動画ファイル修復手段は、有効でない動画データを前記動画ファイルから削除した後に、前記有効な動画データの長さの情報を用いて生成したヘッダーを前記動画ファイルのヘッダーとして記録する、ことを特徴とする請求項2または3に記載の処理装置。
  5. 前記動画ファイル修復手段は、記録媒体に記録されている動画ファイルを修復し、
    前記付加情報ファイル修復手段は、前記記録媒体に記録されている、前記動画ファイルに関連する付加情報ファイルを修復する、
    ことを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の処理装置。
  6. データを一時保持する記憶部を有し、
    前記動画ファイル修復手段は、前記有効な動画データの長さの情報を前記記憶部に一時保持し、
    前記付加情報ファイル修復手段は、前記記録媒体から前記付加情報ファイルを読み出し、前記読み出した付加情報ファイルに前記記憶部に保持された前記有効な動画データの長さの情報を追記した付加情報ファイルを前記記録媒体に記録することにより、前記付加情報ファイルを修復し、
    前記動画ファイル修復手段は、前記付加情報ファイル修復手段による前記付加情報ファイルの修復が完了した後に、前記記憶部に保持された前記有効な動画データの長さの情報を含むヘッダーを前記動画ファイルのヘッダーとして前記記録媒体に記録する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の処理装置。
  7. 前記動画ファイル修復手段は、前記動画ファイルの記録開始時に記録された修復用データと、前記有効な動画データの長さの情報とに基づいて、前記動画ファイルを修復することを特徴とする請求項2乃至6のいずれか1項に記載の処理装置。
  8. 前記動画ファイル修復手段は、前記有効な動画データの長さの情報を用いて生成したヘッダーを前記動画ファイルのヘッダーとして記録した後に、前記修復用データを削除することを特徴とする請求項7に記載の処理装置。
  9. 前記動画ファイルはMP4ファイルであり、前記修復用データは、前記動画ファイルとは異なるファイルとして記録されていることを特徴とする請求項7または8に記載の処理装置。
  10. 前記動画ファイルはMXFファイルであり、前記修復用データは、前記動画ファイル内に記録されていることを特徴とする請求項7または8に記載の処理装置。
  11. 前記動画ファイル修復手段は、
    修復対象の動画ファイルがMP4ファイルの場合は、動画ファイルとは異なるファイルに含まれる修復用データと前記有効な動画データの長さの情報とに基づいて、前記動画ファイルを修復し、
    修復対象の動画ファイルがMXFファイルの場合は、動画ファイルに含まれる修復用データと前記有効な動画データの長さの情報とに基づいて、前記動画ファイルを修復する、
    ことを特徴とする請求項7または8に記載の処理装置。
  12. 前記動画ファイルに関連する前記付加情報ファイルを特定する特定手段をさらに有することを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の処理装置。
  13. 前記特定手段は、拡張子を除いたファイル名が一致する動画ファイルと付加情報ファイルとを、関連するファイルとして特定する、ことを特徴とする請求項12に記載の処理装置。
  14. 前記付加情報ファイルはXML(Extensible MarkUp Language)形式で記述されるファイルであることを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載の処理装置。
  15. 前記付加情報ファイルは、IPTC(International Press Telecommunications Council)により規格化されているNewsML-G2形式であることを特徴とする請求項1乃至14のいずれか1項に記載の処理装置。
  16. 動画ファイルを修復する動画ファイル修復手段と、前記動画ファイルに関連する付加情報ファイルを修復する付加情報ファイル修復手段と、を有する処理装置の制御方法であって、
    を有し、
    前記動画ファイル修復手段による前記動画ファイルの修復処理を開始した後であって、前記動画ファイルの修復処理が完了する前に、前記付加情報ファイル修復手段による前記動画ファイルに関連する付加情報ファイルの修復処理を開始し、
    前記付加情報ファイルの修復処理を完了した後に、前記動画ファイル修復手段による前記動画ファイルの修復処理を完了する、
    ことを特徴とする処理装置の制御方法。
  17. コンピュータを、請求項1乃至15のいずれか1項に記載の処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。
  18. 請求項16に記載の処理装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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