JP2023005340A - ストロークセンサ - Google Patents

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Abstract

【課題】 構造を簡素化してコストを低減したストロークセンサを提供する。【解決手段】 被検出体に追従して原点位置Oから移動する検出シャフト10の移動量を検出するとともに検出シャフト10が磁性材料により形成されたストロークセンサ1において、原点位置Oから移動した後の検出シャフト10を原点位置Oに復帰させるスプリング40と、不動状態となるように配設されるとともに検出シャフト10(径小部13)に設けられたヨーク部分17の移動に伴って磁界を変化させる磁石51と、ヨーク部分17の移動に伴う磁界の変化から検出シャフト10の移動量Sを検出する磁気検出素子52とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、ストロークセンサに関する。
磁性体の直線運動を検出する変位センサとして、例えば特許文献1に開示されたものがある。この特許文献1に記載の変位センサは、ボビン外周に巻き線された多数の分割コイルで構成され、可動体の変位量を電気量に変換して差動的に検出していた。
特開平5ー26602号公報
しかしながら、特許文献1に開示の構成は、一方向の直線運動を検出するストロークセンサに適用するにはコストが嵩むという問題があった。
そこで本発明は、前述の課題に対して対処するため、構造を簡素化し低コスト化を実現することが可能なストロークセンサを提供することを目的とする。
本発明は、被検出体に追従して原点位置から移動する検出シャフトの移動量を検出するとともに前記検出シャフトが磁性材料により形成されたストロークセンサにおいて、前記原点位置から移動した後の前記検出シャフトを前記原点位置に復帰させるスプリングと、不動状態となるように配設されるとともに前記検出シャフトに設けられたヨーク部分の移動に伴って磁界を変化させる磁石と、前記ヨーク部分の移動に伴う磁界の変化から前記検出シャフトの前記移動量を検出する磁気検出素子とを備えることを特徴とする。
また本発明は、前記検出シャフトは、径大部と、前記径大部よりも径小となる径小部とを有し、前記径小部に前記ヨーク部分が設けられていることを特徴とする。
また本発明は、前記ヨーク部分は、前記径小部の外周面に設けられた窪み部または突出部により構成されることを特徴とする。
また本発明は、前記磁気検出素子は、前記検出シャフトと前記磁石との間に配置されることを特徴とする。
また本発明は、前記径小部を支持するハウジングを備え、前記磁石及び前記磁気検出素子は、前記ハウジングに設けられた収納部に重なり合うように配設されることを特徴とする。
また本発明は、前記スプリングは、前記径大部と前記ヨーク部分との間に位置する前記径小部の周囲に装着されることを特徴とする。
また本発明は、前記磁石及び前記磁気検出素子は、その一部が基板に設けられた貫通孔部に位置した状態で、前記収納部に重なり合うように配設されることを特徴とする。
本発明によれば、所期の目的を達成でき、構造を簡素化し低コスト化を実現することが可能なストロークセンサを提供できる。
本実施形態によるストロークセンサの断面図。 同実施形態による検出シャフトの断面図。 同実施形態による第一のハウジングの断面図。 同実施形態による第二のハウジングの断面図。 同実施形態の変形例によるストロークセンサの断面図。 同実施形態の他の変形例による第一ハウジングの一部と磁石と磁気検出素子と基板とを示す図。
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1を参照する。本実施形態によるストロークセンサ1は、被検出体に追従して原点位置Oから移動する検出シャフト10の移動量Sを検出するものである。ストロークセンサ1は、磁性材料により形成された検出シャフト10と、第一のハウジング20と、第二のハウジング30と、原点位置Oから移動した後の検出シャフト10を原点位置Oに復帰させるスプリング40と、検出シャフト10(検出シャフト10に備えられる後述する窪み部)の移動に伴って磁界を変化させる機能を有する磁石51と、検出シャフト10(前記窪み部)の移動に伴う磁界の変化から検出シャフト10の移動量Sを検出する機能を有する磁気検出素子52とを備える。
図2を併せて参照する。検出シャフト10は、被検出体の移動によって追従される検出媒体であり、例えば被検出体に連結されて外力が伝達され、軸方向に往復して追従する。検出シャフト10は、ある程度剛性を有する軟磁性材料が好ましく、例えばフェライト系ステンレス(SUS430)を適用することができる。
検出シャフト10は、円柱状の直径の異なる径大部11、径中部12並びに径小部13を有し、本実施形態では、第一のハウジング20の方向から径小部13、径大部11、径中部12の並びで構成される。また、検出シャフト10は、径中部12に気密部材14が取り付けられる。なお、図1中、15a、15bは、検出シャフト10に取り付けられた第一、第二の座金であり、これら第一、第二の座金15a、15bは、スプリング40の両端側に位置する。例えば図1に示すように第一の座金15aはスプリング40の右側に位置し、第二の座金15bはスプリング40の左側に位置する。
径大部11は、検出シャフト10において、最も直径の大きい円板状の部位であり、第二のハウジング30内に配置され、径小部13に取り付けられた第二の座金15bを支持する。
径中部12は、径大部11より直径の小さい部位である。径中部12は、第二のハウジング30の後述するシャフト孔から外側に突き出しており、図示しない被検出体と接続される。
径小部13は、径大部11(径中部12)より直径の小さい部位である。径大部11よりも径小となる径小部13には、径大部11から離れるに従って、第二の座金15b、スプリング40、第一の座金15aが位置するように組み付けられる。なお、図1中、16は止め輪であり、この止め輪16は、非磁性材料からなるラジアル方向取り付け式止め輪であり、径小部13の略中間部分に設けられた図示しない溝に保持される。止め輪16は、第一の座金15aを支持する。つまり、本例では止め輪16と径大部11との間に第一の座金15aとスプリング40と第二の座金15bとが挟持される構成となる。
気密部材14は、ゴムによって形成されたOリングを適用することができ、径中部12に設けられた溝に保持される。気密部材14は、ストロークセンサ1の気密を保持することを目的として設けられたものであり、前記溝は、気密機能を発揮するために必要な溝構造を満たすように構成される。
第一の座金15aは、例えば非磁性材料からなるO型のワッシャを適用することができ、その直径は第一のハウジング20の内径、及びスプリング40よりも大きく、第一のハウジング20の後述する円筒部の内径より小さく構成される。
第二の座金15bは、例えば非磁性材料からなるO型のワッシャを適用することができ、その直径は径大部11、第二のハウジング30の内径、及びスプリング40よりも大きく、第二のハウジング30の後述する円筒部分の内径よりも小さく構成される。第一の座金15a、及び第二の座金15bは、検出シャフト10の移動により、別の部材に接触した際のスラスト荷重に耐えるように設計される。なお、この場合、第一の座金15aと第二の座金15bは、大きさが同一のものが用いられている。
また、図1中、径小部13の右側にはヨーク部分としての窪み部17が設けられている。窪み部17は、略凹形状(略円環溝形状)に形成され、図1において、磁石51及び磁気検出素子52の直下に対応する径小部13の外周面に設けられる。換言すれば、窪み部17(つまり窪み部17により構成された前記ヨーク部分)は、図1中、磁石51及び磁気検出素子52の直下に対応する径小部13外周面の全周に設けられた例を示している。
図3を併せて参照する。第一のハウジング20は、止め輪16を受ける第一の受部21と、軸支持部22と、第一の座金支持部23と、収納部24と、雌ねじ部25とを有して構成される。
第一のハウジング20は、アルミニウムやステンレス鋼などの非磁性材料が好ましく、略円筒状の円筒部20aと略平板状の平板部20bによって形成されている。なお、この第一のハウジング20は、後述する特許請求の範囲のハウジングに相当する。
第一の受部21は、円筒部20aの内側に設けられる円環状の面であり、止め輪16と接触可能に構成され、検出シャフト10の移動量Sを制限する。検出シャフト10の移動量Sを制限することで、スプリング40の押し潰される量が小さくなる。これによれば、スプリング40の負担を軽減し、長寿命化できる。なお、原点位置Oから第一の受部21までの長さは、スプリング40の最大たわみ量より小さくなるように構成される。
軸支持部22は、平板部20bの内側に設けられ、検出シャフト10の径小部13を支持する溝として形成される。軸支持部22によって径小部13が支持されることで、検出シャフト10の軸方向に沿った検出ストロークS分の摺動が良好なものとなる。
第一の座金支持部23は、円筒部20aの内側に設けられる円環状の面であり、第一の座金15aの外縁部分を支持する。第一の座金支持部23は、第一の受部21の形成位置からスプリング40側に向かって一段高い位置に形成される。
収納部24は、平板部20bの外側に設けられる。より具体的には、収納部24は、軸支持部22から屹立するように設けられる。そして、収納部24の内部には、磁石51、磁気検出素子52、及び磁石51の一部である後述する磁石端部が貫通する貫通孔部53aを有する基板53とが収納される。
雌ねじ部25は、円筒部20aの薄肉円筒部26の外周面に備えられ、第一のハウジング20と第二のハウジング30を連結するために用いられる。
図4を併せて参照する。第二のハウジング30は、検出シャフト10の径大部11を収容する空所としての孔部31と、シャフト孔32と、第二の座金支持部33と、雄ねじ部34を有して構成される。
第二のハウジング30は、アルミニウムやステンレス鋼などの非磁性材料が好ましく、略円筒状に形成されている。
孔部31は、第二のハウジング30の内側に設けられる円環状の溝部であり、その開口幅はシャフト孔32の開口幅よりも大きい。また、孔部31には、シャフト孔32との境界部分に、径大部11を受ける円環状の面からなる第二の受部35が形成される。第二の受部35は、径大部11を受け、検出シャフト10の移動量Sを制限する。検出シャフト10の移動量Sを制限することで、スプリング40の押し潰される量が小さくなる。これによれば、スプリング40の負担を軽減し、長寿命化できる。原点位置Oから第二の受部35までの長さは、スプリング40の最大たわみ量より小さくなるように構成される。
シャフト孔32は、孔部31に連なるように設けられ、検出シャフト10を摺動可能に支持して外部に取り出す。
第二の座金支持部33は、孔部31の外側周囲に設けられる円環状の面であり、第二の座金15bの外縁部分を支持する。
雄ねじ部34は、シャフト孔32と相対する方向となる第二のハウジング30の薄肉円筒部分30aの内周面に備えられ、第一のハウジング20と第二のハウジング30を連結するために用いられる。前記連結に際しては、必要に応じて補強用接着剤(例えば、シーロック剤)などでねじの緩み防止を行ってもよい。
スプリング40は、ステンレス鋼などの非磁性材料のものが好ましく、例えばSUS304WPBによる円筒状のコイルばねで構成される。
スプリング40は、内側に検出シャフト10の径小部13を通すように構成され、その両端側において、第一の座金15a、及び第二の座金15bと接している。つまり、スプリング40は、窪み部17(第一の座金15a)と径大部11(第二の座金15b)との間に位置する径小部13の周囲に装着される
スプリング40は、原点位置Oにある検出シャフト10が第一のハウジング20の方向に押し込まれるように移動すると、径大部11に支持された第二の座金15bがスプリング40を押し、且つ、第一の座金支持部23に支持された第一の座金15aがスプリング40を支持することで、スプリング40が押し潰され、止め輪16が第一のハウジング20の第一の受部21に当たるまでの移動量S分だけ移動することができる。そして、検出シャフト10を押し込む力がなくなると、スプリング40に蓄積されたばね力で、原点位置Oに戻される。
また、スプリング40は、原点位置Oにある検出シャフト10が第二のハウジング30の方向に引き込まれるように移動すると、止め輪16に支持された第一の座金15aがスプリング40を押し、且つ、第二の座金支持部33に支持された第二の座金15bがスプリング40を支持することで、スプリング40が押し潰され、止め輪16によって支持された第一の座金18aが第二のハウジング30の第二の受部35に当たるまでの移動量S分だけ移動することができる。そして、検出シャフト10を引き込む力がなくなると、スプリング40に蓄積されたばね力で、原点位置Oに戻される。
図3に示す磁石51は、例えば角柱状に形成された希土類系磁石(例えばSmCoやNdFeBなどの材料の磁石)を適用することができ、磁気検出素子52に磁界を提供する。磁石51は、軟磁性材料からなる径小部13(検出シャフト10)に設けられた窪み部17の移動に伴って磁界を変化させる。
また、磁石51は、製造手法により焼結磁石やプラスチックと混ぜて圧縮もしくは成形されたプラスチック磁石などの何れでもよい。焼結磁石の方が強力な磁力を有する一方、プラスチック磁石の方が大量生産性や耐割れ性が高いなどの特性があることから、使用条件や設計要件に応じて適宜選択すればよい。
磁気検出素子52は、被検出体の位置や移動量などの変化を磁界の向き及び強さにより検出するためのものであり、例えばホール素子などで構成される。磁気検出素子52は、検出シャフト10と磁石51との間に配置される。例えば磁気検出素子52は接着剤などの適宜固定手段を用いて磁石51と接合している。つまり、ここでの磁石51及び磁気検出素子52は、第一ハウジング20に設けられた収納部24に重なり合うように不動状態で配設されることになる。
磁気検出素子52は、軟磁性材料からなる窪み部17の移動に伴う磁界の変化から検出シャフト10の移動量Sを検出する。すなわち、磁気検出素子52は、軟磁性体である検出シャフト10が移動することで、磁石51が磁気検出素子52へ与える磁界の向き及び強さを変え、その結果を移動量Sとして検出する。これにより、ストロークセンサ1は、構造を簡素化し簡易な方法で検出シャフト10の移動を検出することができる。
基板53は、ガラスエポキシなどからなるプリント基板を適用することができ、図1中、基板53の略中央部分には貫通孔部53aが開口形成される。そして、この場合、磁石51及び磁気検出素子52は、磁石51の一部(例えば磁石51の磁気検出素子52側に位置する磁石端部51a)が貫通孔部53aの内部に位置した状態で、収納部24に重なり合うように配設される。また、この際、磁気検出素子52は、その両側にある2つのリード線54により検出シャフト10側に位置する基板53の一方の面P1に導通接続される。
また、基板53の磁気検出素子52への電源の取り込みや外部への電気信号の出力は、基板53に接続される図示しない電気コードにて行われる。なお、基板53の磁気検出素子52への電源の取り込みや外部への電気信号の出力は、電気コードの代わりにダイレクトコネクタやカプラーなどを用いてもよい。
封止部材60は、例えばエポキシ樹脂などが用いられる。封止部材60は、収納部24に注入され硬化することで、磁石51、磁気検出素子52、及び基板53を気密に封止する。
以上のように本実施形態では、原点位置Oから移動した後の検出シャフト10を原点位置Oに復帰させるスプリング40と、不動状態となるように配設されるとともに径小部13(検出シャフト10)に設けられたヨーク部分17の移動に伴って磁界を変化させる磁石51と、ヨーク部分17の移動に伴う磁界の変化から検出シャフト10の移動量Sを検出する磁気検出素子52とを備えるものである。従って、従来のように多数のコイルをボビン外周に巻く複雑な構成ではなく、単一の磁石と単一の磁気検出素子とを用いた簡素な構成で、可動体(検出シャフト)の変位量を検知することが可能となる。よって、本発明によれば、構造を簡素化し低コスト化を実現することが可能なストロークセンサを提供することができる。
また本実施形態では、ヨーク部分として窪み部17が、径小部13の外周面に設けられることにより、窪み部17を通る磁束が集中することで、前記磁界の変化が大きくなり、検出精度を高めることができるという利点がある。
本発明は、以上の実施形態及び図面によって限定されるものではない。本発明の要旨を変更しない範囲で、適宜、変更(構成要素の削除も含む)を加えることが可能である。
例えば上述の実施形態では、第一のハウジング20及び第二のハウジング30がともに非磁性材料で形成されるものであったが、第一のハウジング20と第二のハウジング30とのうち少なくとも一方を樹脂材料により形成してもよい。
また、上述した実施形態では、径小部13に設けられた窪み部17をヨーク部分としたものであったが、本実施形態の変形例として図6に示すように窪み部17に代えてヨーク部分として機能する突出部18を径小部13に設ける構成としてもよい。この場合、径小部13はその主要部を構成する第一径小部13aと、磁石51及び磁気検出素子52に対応する位置に設けられる第二径小部13bとで構成され、第二径小部13bの直径は第一径小部13aの直径よりも若干、小さめに形成される。なお、第二径小部13bは後述する特許請求の範囲の径小部に相当する。
突出部18は、第二径小部13bの外側に隆起した凸形状(環状凸部)によって形成され、磁石51及び磁気検出素子52の直下に対応する第二径小部13bの外周面に設けられる。なお、図6では、突出部18が、図6中、磁石51及び磁気検出素子52の直下に対応する第二径小部13b外周面の全周に設けられた例を示している。このようにヨーク部分として突出部18が第二径小部13bの外周面に設けられることにより、上述した実施形態と同様に低コスト化を実現することが可能となり、また突出部18を通る磁束が集中することで、前記磁界の変化が大きくなり、検出精度を高めることができるという利点がある。また、窪み部17の形状は、凹形状に限らずV字形状やU字形状などの任意の形状を適用可能であり、同様に突出部18の形状は、凸形状に限らず半球形状などの任意の形状を適用可能である。
さらに、上述した実施形態では、磁石51及び磁気検出素子52は、磁石端部51aが貫通孔部53aの内部に位置した状態で、収納部24に重なり合うように配設されるものであったが、本実施形態の他の変形例として図7に示すように磁石51及び磁気検出素子52は、磁気検出素子52が貫通孔部53aの内部に位置した状態で、収納部24に重なり合うように配設される構成としてもよい。なお、この場合、磁気検出素子52は、その両側にある2つのリード線54により一方の面P1とは反対側に位置する基板53の他方の面P2に導通接続されることになる。
なお、以上の説明では、本発明の理解を容易にするために、公知の技術的事項の説明を適宜省略した。
1 ストロークセンサ
10 検出シャフト
11 径大部
12 径中部
13 径小部
13a 第一径小部
13b 第二径小部(径小部)
14 気密部材
15a 第一の座金
15b 第二の座金
16 止め輪
17 窪み部(ヨーク部分)
18 突出部(ヨーク部分)
20 第一のハウジング(ハウジング)
21 第一の受部
22 軸支持部
24 収容部
30 第二のハウジング
31 孔部
35 第二の受部
40 スプリング
51 磁石
52 磁気検出素子
53 基板
53a 貫通孔部
60 封止部材
O 原点位置
S 移動量

Claims (7)

  1. 被検出体に追従して原点位置から移動する検出シャフトの移動量を検出するとともに前記検出シャフトが磁性材料により形成されたストロークセンサにおいて、
    前記原点位置から移動した後の前記検出シャフトを前記原点位置に復帰させるスプリングと、
    不動状態となるように配設されるとともに前記検出シャフトに設けられたヨーク部分の移動に伴って磁界を変化させる磁石と、
    前記ヨーク部分の移動に伴う磁界の変化から前記検出シャフトの前記移動量を検出する磁気検出素子とを備えることを特徴とするストロークセンサ。
  2. 前記検出シャフトは、径大部と、前記径大部よりも径小となる径小部とを有し、
    前記径小部に前記ヨーク部分が設けられていることを特徴とする請求項1記載のストロークセンサ。
  3. 前記ヨーク部分は、前記径小部の外周面に設けられた窪み部または突出部により構成されることを特徴とする請求項2記載のストロークセンサ。
  4. 前記磁気検出素子は、前記検出シャフトと前記磁石との間に配置されることを特徴とする請求項1から請求項3のうち何れか1つに記載のストロークセンサ。
  5. 前記径小部を支持するハウジングを備え、
    前記磁石及び前記磁気検出素子は、前記ハウジングに設けられた収納部に重なり合うように配設されることを特徴とする請求項2から請求項4のうち何れか1つに記載のストロークセンサ。
  6. 前記スプリングは、前記径大部と前記ヨーク部分との間に位置する前記径小部の周囲に装着されることを特徴とする請求項2から請求項5のうち何れか1つに記載のストロークセンサ。
  7. 前記磁石及び前記磁気検出素子は、前記磁石の一部または前記磁気検出素子が基板に設けられた貫通孔部に位置した状態で、前記収納部に重なり合うように配設されることを特徴とする請求項5記載のストロークセンサ。
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