JP2023005198A - 車両前部構造 - Google Patents

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大貴 大倉
Daiki Okura
匡志 伊田
Tadashi Ida
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Abstract

【課題】ロアダクトの受風面が揺動した場合でも、シールアウトを効果的に抑制できる車両前部構造を提供する。【解決手段】車両前部構造は、車両10の前端面に形成されたグリル開口22からの風を、パワーユニット室12に設置された熱交換器14に導くエアダクト30であって、前記熱交換器14の下端から前方に延びるロアダクト36を含むエアダクト30と、前記エアダクト30の下側に配されたアンダーカバー40と、を備える。前記ロアダクト36は、前記熱交換器14の下端から前方に延びる本体部50と、前記本体部50の前端から下方に屈曲し、前記グリル開口22からの風を受ける受風面52と、前記受風面52の下端から前方に延びる棚面54と、前記棚面54の前端から下方に延びて、前記アンダーカバー40と密着するリップ56と、を備える。【選択図】図1

Description

本明細書は、グリル開口からの風を熱交換器に導くエアダクトと、当該エアダクトの下側に配されたアンダーカバーと、を備えた車両前部構造を開示する。
車両の前部には、車両の動力源であるエンジンやモータ等のパワーユニットを設置するための空間、いわゆる、パワーユニット室が設けられている。このパワーユニット室には、冷媒の熱を外気と交換する熱交換器(例えばラジエータやコンデンサ等)も設置されている。車両の前端に形成されたグリル開口からの風を、この熱交換器に効率的に導くために、熱交換器とグリル開口との間には、エアダクトが配置されている。
エアダクトとしては、熱交換器の上縁から前方に延びるアッパーダクトと、熱交換器の両サイドから前方に延びる一対のサイドダクトと、熱交換器の下縁から前方の延びるロアダクトと、を有した四方ダクトが広く知られている(例えば特許文献1等)。
ところで、こうした四方ダクトでは、グリル開口からの風が、ロアダクトとアンダーカバーとの間隙から抜けて漏れることがあった。そこで、一部では、ロアダクトの前端に、アンダーカバーに向かって延びるリップを設け、このリップの末端をアンダーカバーに密着させることで、エア漏れを防止する技術が提案されている。かかる技術によれば、グリル開口から流入した風を効率的に熱交換器に導くことができる。
特開2020-116992号公報
しかしながら、従来、ロアダクトの前部は、強度確保等の関係で、下方に屈曲させていた。換言すれば、ロアダクトの前部には、略鉛直方向に延びて、風を受ける受風面が設けられていた。そして、上述したリップは、この受風面の下端から、アンダーカバーに向かって延びていた。この場合、受風面は、風圧により、その下端が後ろ上方向に移動するように、屈曲点を中心として、揺動する場合があった。そして、受風面が揺動することで、当該受風面の下端に取り付けられたリップも揺動し、アンダーカバーとの接触量、ひいては、摩擦力が低下し、風がエアダクト内から漏れ出るシールアウトが生じる場合があった。
そこで、本明細書では、ロアダクトの受風面が揺動した場合でも、シールアウトを効果的に抑制できる車両前部構造を開示する。
本明細書で開示する車両前部構造は、車両の前端面に形成されたグリル開口からの風を、パワーユニット室に設置された熱交換器に導くエアダクトであって、前記熱交換器の下端から前方に延びるロアダクトを含むエアダクトと、前記エアダクトの下側に配されたアンダーカバーと、を備え、前記ロアダクトは、前記熱交換器の下端から前方に延びる本体部と、前記本体部の前端から下方に屈曲し、前記グリル開口からの風を受ける受風面と、前記受風面の下端から前方に延びる棚面と、前記棚面の前端から下方に延びて、前記アンダーカバーと密着するリップと、を備えることを特徴とする。
上記構成によれば、リップの末端が、受風面の揺動中心より前方に位置するため、受風面が車両後方に揺動した際、リップの末端は、後ろ下方向、換言すれば、アンダーカバーに近づく方向に移動する。そのため、受風面が揺動した際には、リップとアンダーカバーとの摩擦力が増加するため、シールアウトが効果的に防止できる。
車両の前部の縦断面図である。 ロアダクトの前端周辺の模式図である。 ロアダクトの風による揺動を示すイメージ図である。 比較例のロアダクトの風による揺動を示すイメージ図である。
以下、図面を参照して車両前部構造について説明する。図1は、車両10の前部の縦断面図である。なお、各図面において、「Fr」、「Up」、「Out」は、それぞれ、車両10の前方、上方、車幅方向外側をそれぞれ示している。
車両10の前部には、モータやエンジン等の動力源が配置されるパワーユニット室12が、設けられている。このパワーユニット室12の天面は、フードカバー16で覆われており、パワーユニット室12の底面は、アンダーカバー40で覆われている。また、車両10の前端には、フロントバンパ24が配されており、このフロントバンパ24の上側および下側にはアッパーグリル18およびロアグリル20が配されている。アッパーグリル18およびロアグリル20には、車外の空気をパワーユニット室12に導くグリル開口22が多数形成されている。また、フロントバンパ24の背後には、衝突荷重を吸収するためのアブソーバ26と、車両前部を補強するためのバンパリーンフォースメント28と、が配されている。
パワーユニット室12には、上述した動力源の他、冷媒を外気と熱交換させる熱交換器14も設置されている。こうした熱交換器14としては、例えば、エンジンの冷却水を外気と熱交換させるラジエータや、空調冷媒を外気と熱交換させるコンデンサ等が該当する。
こうした熱交換を効率的に行うためには、グリル開口22からパワーユニット室12に流入する風を、効率的に熱交換器14に導くことが求められる。そこで、車両10の前端面と熱交換器14との間には、グリル開口22から流入した風を熱交換器14に導くエアダクト30が設けられている。
エアダクト30は、熱交換器14の周縁辺から車両前方に延びる略角筒状部材である。本例のエアダクト30は、熱交換器14の上縁から前方に延びるアッパーダクト32と、熱交換器14の両サイドから前方に延びる一対のサイドダクト34と、熱交換器14の下縁から、前方に延びるロアダクト36と、を組み合わせてなる四方ダクトである。
ここで、ロアダクト36と、アンダーカバー40と、の間には若干の間隙が生じている。こうした間隙を放置しておくと、グリル開口22から流入した風の一部が、当該間隙から流出し、熱交換器14による冷媒の冷却効率が低下する。そこで、本例では、ロアダクト36の前端から下方、すなわちアンダーカバー40に向かって延び、アンダーカバー40に密着するリップ56を設けている。かかる構成とすることで、風の漏出が効果的に防止でき、熱交換器14の冷却効率を向上できる。なお、こうしたリップ56を配置できない間隙は、ゴム発泡体等からなるシール部材42でシールされる。
次に、ロアダクト36の構成について図1、図2を参照して詳説する。図2は、ロアダクト36の前端周辺の模式図である。なお、図2では、ロアダクト36およびアンダーカバー40を、適当な長さで切断して図示しており、切断面には、斜線ハッチングを施すとともに、切断境界は二点鎖線で図示している。したがって、実際には、ロアダクト36は、図2よりも、車幅方向に延びており、ロアダクト36の後端は、図2よりも後方まで延びている。また、アンダーカバー40は、実際は、図2よりも、車幅方向および車両前後方向の双方に大きく広がっている。
図1に示すように、ロアダクト36は、熱交換器14の下縁から前方に向かって延びる本体部50を有する。この本体部50は、車両前後方向、ひいては、風の進行方向とほぼ平行であるため、当該本体部50が受ける風圧は、比較的小さい。
ロアダクト36は、さらに、この本体部50の前端から下方に屈曲し、グリル開口22からの風を受ける受風面52を有している。受風面52は、図1または図2に示す通り、車両前後方向、ひいては風の進行方向に対してほぼ直交しているため、比較的大きな風圧を受ける。
本例のロアダクト36は、さらに、この受風面52の下端から前方に延びる棚面54と、この棚面54の前端から下方に延びるリップ56と、を有している。ここで、棚面54は、リップ56のシール機能の低下を防止するために設けられているが、これについては後述する。リップ56の下部は、末端に近づくにつれて薄肉になるとともに、車両前方に向かって略弧状に反り返っている。こうしたリップ56は、比較的容易に撓んで変形する。ロアダクト36を車両10に組み付けた際には、リップ56の下端は、アンダーカバー40の表面形状に合わせて変形しながら、アンダーカバー40の表面に密着する。そして、これにより、ロアダクト36とアンダーカバー40との間隙から、風が漏出することを防止でき、熱交換器14の冷却効率を向上できる。
次に、ロアダクト36に棚面54を設ける理由について図3、図4を参照して説明する。図3は、本例のロアダクト36を示すイメージ図である。図4は、比較例のロアダクト36*を示すイメージ図である。
上述した通り、本例では、受風面52とリップ56との間に、略水平方向に延びる棚面54を設けている。一方、従来は、こうした棚面54は設けられておらず、図4に示す比較例のロアダクト36*のように、受風面52の下端にリップ56を設けていた。ここで、上述した通り、受風面52は、風の進行方向に対して略直交した立ち壁である。そのため、流入してくる風の風圧によっては、受風面52が、その上端(すなわち、本体部50から受風面52に向かう屈曲点)を中心として後方側に揺動することがあった。受風面52が後方側に揺動した場合、当然ながら、受風面52に取り付けられたリップ56も、後方側に揺動する。
ここで、比較例のロアダクト36*の場合、リップ56の末端は、受風面52の揺動中心のほぼ真下に位置している。そのため、受風面52が、後方側に揺動した場合、リップ56の末端は、揺動開始時点では、ほぼ水平方向に移動するが、一定角度以上、揺動すると、後上り方向に移動することになる。換言すれば、受風面52が大きく揺動すると、リップ56の末端が、徐々にアンダーカバー40から離れる方向に移動することになる。結果として、棚面54を有さない、比較例のロアダクト36*の場合、リップ56とアンダーカバー40との摩擦力が低下し、リップ56とアンダーカバー40との間から空気が漏出するシールアウトが発生するおそれがあった。
一方、本例のロアダクト36は、上述した通り、受風面52とリップ56との間に水平方向に延びる棚面54を有している。その結果、図3に示すとおり、リップ56の末端は、受風面52の揺動中心(すなわち受風面52の上端)より、大きく前方に位置している。この状態で受風面52が、車両後方に揺動すると、リップ56の末端は、後下がり方向へと移動する。換言すれば、本例のロアダクト36の場合、受風面52の揺動量が大きくなるにつれ、リップ56の末端がアンダーカバー40に近づく方向に移動する。結果として、受風面52が揺動した場合には、リップ56とアンダーカバー40との摩擦力が増加するため、受風面52が揺動したとしても、リップ56とアンダーカバー40との間から空気が漏出するシールアウトを効果的に防止できる。
10 車両、12 パワーユニット室、14 熱交換器、16 フードカバー、18 アッパーグリル、20 ロアグリル、22 グリル開口、24 フロントバンパ、26 アブソーバ、28 バンパリーンフォースメント、30 エアダクト、32 アッパーダクト、34 サイドダクト、36,36* ロアダクト、40 アンダーカバー、42 シール部材、50 本体部、52 受風面、54 棚面、56 リップ。

Claims (1)

  1. 車両の前端面に形成されたグリル開口からの風を、パワーユニット室に設置された熱交換器に導くエアダクトであって、前記熱交換器の下端から前方に延びるロアダクトを含むエアダクトと、
    前記エアダクトの下側に配されたアンダーカバーと、
    を備え、
    前記ロアダクトは、
    前記熱交換器の下端から前方に延びる本体部と、
    前記本体部の前端から下方に屈曲し、前記グリル開口からの風を受ける受風面と、
    前記受風面の下端から前方に延びる棚面と、
    前記棚面の前端から下方に延びて、前記アンダーカバーと密着するリップと、
    を備えることを特徴とする車両前部構造。

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