JP2023004675A - 内燃機関用潤滑油の希釈抑制装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】内燃機関における潤滑油の希釈を抑制する。【解決手段】希釈抑制装置1は、エンジンの燃料成分を含む潤滑油Oを収容可能な容器11と、容器11の内部に潤滑油Oを注入する潤滑油注入部12と、容器11の内部に設けられていて潤滑油Oを吸収可能な吸収部13と、容器の内圧を低下させる内圧低下部14と、潤滑油Oを加熱して潤滑油Oから燃料成分を分離する加熱部15と、容器11の内部に気体を導入する気体導入部16と、容器11から燃料成分を排出する燃料成分排出部17と、容器11から燃料成分が分離された潤滑油Oを排出する潤滑油排出部18と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関用潤滑油の希釈抑制装置に関する。
従来から、内燃機関において用いられる潤滑油に含まれる、燃料または燃料に水分を含んだ成分(以下「燃料成分」という。)を潤滑油から分離する技術が知られている(例えば特許文献1参照)。
特許第4983771号公報
ところで、近年の内燃機関は、高効率化が図られる、あるいはハイブリッドシステムに用いられることにより、運転中の潤滑油の油温が従来と比較して低下している。このため、近年の内燃機関は、潤滑油に含まれている燃料成分が十分に蒸発しないという問題がある。つまり、近年の内燃機関において、燃料成分を分離して潤滑油の希釈を抑制することについてさらなる改善が望まれている。
そこで本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、内燃機関における潤滑油の希釈を抑制する技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る内燃機関用潤滑油の希釈抑制装置は、燃料成分を含む潤滑油を収容可能な容器と、前記容器の内部に前記潤滑油を注入する潤滑油注入部と、前記容器の内部に設けられていて前記潤滑油を吸収可能な吸収部と、前記容器の内圧を低下させる内圧低下部と、前記潤滑油を加熱して前記潤滑油から前記燃料成分を分離する加熱部と、前記容器の内部に気体を導入する気体導入部と、前記容器から前記燃料成分を排出する燃料成分排出部と、前記容器から前記燃料成分が分離された前記潤滑油を排出する潤滑油排出部と、を備える。
本発明の一態様に係る内燃機関用潤滑油の希釈抑制装置において、前記内圧低下部は、前記潤滑油注入部に設けられている潤滑油注入部開閉部と、前記気体導入部に設けられている気体導入部開閉部と、前記燃料成分排出部に設けられている燃料成分排出部開閉部と、前記潤滑油排出部に設けられている潤滑油排出部開閉部と、前記燃料成分排出部に接続されている負圧発生部と、により構成される。
本発明の一態様に係る内燃機関用潤滑油の希釈抑制装置において、前記負圧発生部は、内燃機関のインテークマニホールドである。
本発明の一態様に係る内燃機関用潤滑油の希釈抑制装置において、前記加熱部は、前記吸収部を加熱することにより前記潤滑油を加熱する。
本発明の一態様に係る内燃機関用潤滑油の希釈抑制装置において、前記吸収部は、前記潤滑油を吸収可能なろ材である。
本発明の一態様に係る内燃機関用潤滑油の希釈抑制装置において、オイルフィルターとしての機能を有する。
本発明の一態様に係る内燃機関用潤滑油の希釈抑制装置において、内燃機関のヘッドカバーに取り付けられている。
本発明によれば、内燃機関における潤滑油の希釈を抑制する。
本発明の第1の実施の形態に係る内燃機関用潤滑油の希釈抑制装置の断面図である。 図1に示す内燃機関用潤滑油の希釈抑制装置の容器を示すための断面図である。 図1に示す内燃機関用潤滑油の希釈抑制装置の吸収部を示すための模式的な斜視図である。 図1に示す内燃機関用潤滑油の希釈抑制装置の吸収部のメッシュ部材を示すための模式図である。 図1に示す内燃機関用潤滑油の希釈抑制装置による潤滑油の希釈を抑制する処理を説明するための模式図である。 図1に示す内燃機関用潤滑油の希釈抑制装置による潤滑油の希釈を抑制する処理を説明するための模式図である。 本発明の第2の実施の形態に係る内燃機関用潤滑油の希釈抑制装置の断面図である。 図7に示す内燃機関用潤滑油の希釈抑制装置の容器及び加熱部を示すための部分断面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る内燃機関用潤滑油の希釈抑制装置の模式的な断面図である。 図9に示す内燃機関用潤滑油の希釈抑制装置の模式的な斜視図である。 本発明の第2の実施の形態に係る希釈抑制装置の変形例を示す模式図である。 本発明の第3の実施の形態に係る内燃機関用潤滑油の希釈抑制装置の変形例を示す模式図である。
[第1の実施の形態]
以下、本発明の第1の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る内燃機関用潤滑油の希釈抑制装置1の断面図である。図2は、内燃機関用潤滑油の希釈抑制装置1の容器11を示すための断面図である。
以下、説明の便宜上、図1に示す希釈抑制装置1において、希釈抑制装置1の長手方向を上下方向、または垂直方向とし、上下方向に直角な方向である希釈抑制装置1の短手方向を左右方向、または水平方向とする。以下の説明において、各構成要素の位置関係や方向を右側、左側、前側、後側、上側、下側として説明するときは、あくまで図面における位置関係や方向を示し、実際の希釈抑制装置1における位置関係や方向を限定するものではない。
図1及び図2に示すように、内燃機関用潤滑油の希釈抑制装置1は、内燃機関(以下「エンジン」ともいう。)に取り付けられている。希釈抑制装置1は、エンジンの燃料成分を含む潤滑油Oを収容可能な容器11と、容器11の内部に潤滑油Oを注入する潤滑油注入部12と、容器11の内部に設けられていて潤滑油Oを吸収可能な吸収部13と、容器の内圧を低下させる内圧低下部14と、潤滑油Oを加熱して潤滑油Oから燃料成分を分離する加熱部15と、容器11の内部に気体を導入する気体導入部16と、容器11から燃料成分を排出する燃料成分排出部17と、容器11から燃料成分が分離された潤滑油Oを排出する潤滑油排出部18と、を備える。以下、本実施の形態に係る内燃機関用潤滑油の希釈抑制装置1について具体的に説明する。
容器11は、容器上側部111、及び、容器下側部112により構成される。容器上側部111は、カップ状に形成されて下方の端部が開放されている筒状または略筒状に形成されている。容器上側部111の上方の端部には、燃料成分排出部17が設けられている。容器下側部112は、上方の端部が開放されていて、下方の端部に底面を有する筒状または略筒状に形成されている。容器下側部112は、側面に潤滑油注入部12及び気体導入部16が設けられている。また、容器下側部112は、底面に潤滑油排出部18が設けられている。容器上側部111と容器下側部112とは、それぞれの開放されている端部同士を結合することにより、内部の空間に潤滑油Oを収容可能な容器11を構成している。容器上側部111と容器下側部112との結合部分には、容器11の密封を図るためにパッキン113が設けられている。容器11は、容器上側部111と容器下側部112とを分離することができることにより、容器11の内部に配置される吸収部13が着脱可能である。希釈抑制装置1において、容器11及び吸収部13の構造は、フィルター本体とケースとが分離されていてフィルター本体のみ交換可能なカートリッジ式オイルフィルターと同等の構造を有している。つまり、容器11がカートリッジ式オイルフィルターのケースに相当し、吸収部13がオイルフィルター本体に相当する。
潤滑油注入部12は、上述したように容器下側部112の側面に設けられている。潤滑油注入部12は、容器11の内部と外部とを連通する管である。潤滑油注入部12は、内燃機関のオイルパンなどの潤滑油系統と接続されている。潤滑油注入部12は、容器11外部から流入する潤滑油Oを容器11の内部に注入する。
吸収部13は、容器11の内部に設けられている。吸収部13は、潤滑油Oを吸収可能な部材である。吸収部13は、例えば、潤滑油を吸収可能なろ材を用いることができる。吸収部13,13Bを構成するろ材は、例えば、紙、不織布、メッシュなどの油の吸収性を有する各種材料を用いることができる。具体的には、吸収部13の機能及び構造は、エンジン用オイルフィルターと同等である。
図3は、希釈抑制装置1の吸収部13A,13Bを示すための模式的な斜視図である。図3(A)は、スパイラル形状の吸収部13Aを示す。また、図3(B)は、プリーツ形状の吸収部13Bを示す。図3に示すように、吸収部13A,13Bは、ろ材をスパイラル形状あるいはプリーツ形状で構成した外形が略筒状のフィルターにより構成することができる。吸収部13A,13Bは、スパイラル形状あるいはプリーツ形状で構成することにより、ろ材の表面積を拡大することができる。
図4は、希釈抑制装置1の吸収部13のメッシュ部材131A,131Bを示すための模式図である。図4に示すように、吸収部13のろ材として、メッシュ部材131A,131Bを用いる場合は、繊維132A,132Bの径D1,D2及び繊維間距離L1,L2が均一であるため、繊維132A,132B内部、及び、繊維132A,132Bの間に捕集可能な潤滑油の量を安定化させることができる。つまり、吸収部13のろ材として、メッシュ部材131A,131Bを用いる場合は、容器11の内部に含まれる空気との接触面積を一定に保つことができる。また、吸収部13のろ材として、メッシュ部材131A,131Bを用いる場合は、繊維132A,132Bの径D1,D2または繊維間距離L1,L2のいずれか一方を変えることにより、吸収部13の潤滑油の捕集容量を任意に変更することができる。
気体導入部16は、上述したように容器下側部112の側面に設けられている。気体導入部16は、容器11の内部と外部とを連通する管である。気体導入部16は、希釈抑制装置1の外部から空気などの気体を容器11の内部に導入するための部材である。
燃料成分排出部17は、上述したように容器上側部111の上方の端部に設けられている。燃料成分排出部17は、容器11の内部と外部とを連通する管である。燃料成分排出部17は、エンジンのインテークマニホールドと接続されている。燃料成分排出部17から排出される燃料成分を含む空気は、インテークマニホールド145に排出される。
潤滑油排出部18は、上述したように容器下側部112に設けられている。潤滑油排出部18は、容器11の内部と外部とを連通する管である。潤滑油排出部18は、エンジンのオイルパンなどの潤滑油系統と接続されている。潤滑油排出部18は、容器11の内部から排出される潤滑油Oを潤滑油系統に排出する。
図1に示すように、内圧低下部14は、潤滑油注入部開閉部141、気体導入部開閉部142、燃料成分排出部開閉部143、潤滑油排出部開閉部144、及び、負圧発生部の一例としてのエンジンのインテークマニホールド145により構成される。
潤滑油注入部開閉部141は、潤滑油注入部12に設けられている。潤滑油注入部開閉部141は、潤滑油注入部12の流路を開閉する部材である。気体導入部開閉部142は、気体導入部16に設けられている。潤滑油注入部開閉部141は、例えば、ソレノイドバルブなどの開閉機構により構成することができる。
気体導入部開閉部142は、気体導入部16の流路を開閉する部材である。燃料成分排出部開閉部143は、燃料成分排出部17に設けられている。気体導入部開閉部142は、例えば、ソレノイドバルブなどの開閉機構により構成することができる。
燃料成分排出部開閉部143は、燃料成分排出部17の流路を開閉する部材である。潤滑油排出部開閉部144は、潤滑油排出部18に設けられている。燃料成分排出部開閉部143は、例えば、ソレノイドバルブなどの開閉機構により構成することができる。
潤滑油排出部開閉部144は、潤滑油排出部18の流路を開閉する部材である。潤滑油排出部開閉部144は、例えば、ワンウェイバルブ、ソレノイドバルブなどの開閉機構により構成することができる。
インテークマニホールド145は、燃料成分排出部17に接続されている。インテークマニホールド145は、エンジンにおいて、負圧を発生可能な機構の一例である。なお、希釈抑制装置1において、負圧発生部は、インテークマニホールド145に限定されない。負圧発生部の他の例としては、ディーゼルエンジンを搭載する車両のブレーキシステムに用いられるバキュームポンプなどを用いることができる。
加熱部15は、吸収部13を加熱することにより潤滑油を加熱する。加熱部15は、例えば、PTC(Positive Temperature Coefficient)ヒータなどの加熱装置を用いて構成することができる。加熱部15は、吸収部13の外周側または外側の少なくともいずれか一方を囲むように、容器11の内部に配置されている。希釈抑制装置1において、加熱部15は、PTCヒータに限定されない。
図5及び図6は、内燃機関用潤滑油の希釈抑制装置1による潤滑油の希釈を抑制する処理を説明するための模式図である。図5及び図6を参照して、希釈抑制装置1の動作について説明する。
図5(A)に示すように、希釈抑制装置1において、潤滑油の希釈を抑制する処理を実行するにあたり、潤滑油注入部開閉部141が開くことで、潤滑油Oが潤滑油注入部12から容器11の内部に注入される。容器11の内部に潤滑油Oを注入するステップでは、気体導入部開閉部142は、開けられており、燃料成分排出部開閉部143、及び、潤滑油排出部開閉部144は、閉じられている。図5(B)に示すように、潤滑油Oが潤滑油注入部12から容器11の内部に注入されるに従い、容器11の内部における潤滑油Oの油面が上昇する。
図5(C)に示すように、希釈抑制装置1において、容器11の内部に所定の量の潤滑油Oが注入されると、潤滑油注入部開閉部141、気体導入部開閉部142を閉じるとともに燃料成分排出部開閉部143を開く。燃料成分排出部開閉部143を開くことで、燃料成分排出部17は、インテークマニホールド145と連通する。燃料成分排出部17がインテークマニホールド145と連通することで、容器11の内部は、インテークマニホールド145が生じる負圧により低圧化が図られる。
図5(D)に示すように、希釈抑制装置1において、容器11の内部の低圧化が図られた後、燃料成分排出部開閉部143は閉じられる。燃料成分排出部開閉部143が閉じられた後、希釈抑制装置1では、加熱部15により潤滑油Oが加熱される。潤滑油Oは、加熱されることで燃料や水分を含む燃料成分が気体、すなわちブローバイガスとなって分離される。
図6(E)に示すように、潤滑油Oと燃料成分との分離がなされると、燃料成分排出部開閉部143が開き、容器11の内部と燃料成分排出部17とが連通し、ブローバイガスが容器11の外部に排出される。容器11から排出されたブローバイガスは、燃料成分排出部17と連通するPCV(Positive Crankcase Ventilation valve)を経由してインテークマニホールド145に送出される。
図6(F)に示すように、容器11の内部からのブローバイガスの排出が行われた後、エンジンが停止すると、希釈抑制装置1では、潤滑油注入部開閉部141が開いて容器11の内部に潤滑油Oが注入される。希釈抑制装置1では、潤滑油注入部開閉部141が開くのに連動して潤滑油排出部開閉部144が開いて、容器11の内部に貯留されていたブローバイガスが分離された潤滑油Oが潤滑油排出部18から排出される。
図6(G)及び図6(H)に示すように、希釈抑制装置1では、ブローバイガスが分離された後の潤滑油Oが排出された後、燃料成分排出部開閉部143、及び、潤滑油排出部開閉部144が閉じられて図5(A)に示した初期状態に戻る。
以上、説明したように、第1の実施の形態に係る内燃機関の内燃機関用潤滑油の希釈抑制装置1では、容器11の内部に燃料成分を含む潤滑油Oを貯留し、内圧低下部14により容器11の内圧を低下しつつ加熱部15により潤滑油Oを加熱して燃料成分をブローバイガスとして分離することができる。このため、希釈抑制装置1によれば、潤滑油Oの劣化や乳化を抑制し、潤滑油Oの潤滑性能を維持することができる。また、希釈抑制装置1によれば、潤滑油Oの劣化を抑制することにより、エンジンを搭載する車両のユーザーのオイル交換費用を低減することもできる。
また、希釈抑制装置1において、容器11及び吸収部13の構造は、既存のオイルフィルターの機能及び構造を有しているため、エンジンに対する取り付け及び取り外しも容易である。つまり、希釈抑制装置1は、既存のオイルフィルターと置き換えて用いることができる。
従って、希釈抑制装置1によれば、内燃機関における潤滑油の希釈を抑制することができる。
[第2の実施の形態]
以下、本発明の第2の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態に係る希釈抑制装置1Bにおいて、先に説明した希釈抑制装置1と同様の構成については同一の符号を付し、説明を省略する。
図7は、本発明の第2の実施の形態に係る内燃機関用潤滑油の希釈抑制装置1Bの断面図である。図8は、内燃機関用潤滑油の希釈抑制装置1Bの容器11B及び加熱部15Bを示すための部分断面図である。
図7及び図8に示すように、希釈抑制装置1Bは、主に容器11Bの構成が上述した希釈抑制装置1と相違する。具体的には、容器上側部111、及び、容器下側部112により構成されていた容器11と異なり、容器11Bは、容器上側部111がカップ状に形成されており容器下側部112が板状に形成されている。容器11Bは、筒状または略筒状の一体形状に形成されていて最下部に樹脂ハウジング114が設けられた構成となっている。容器11Bの上方の端部には、燃料成分排出部17Bが設けられている。容器11Bの側面には、気体導入部16Bが設けられている。容器11Bの下方の側面には、加熱部15Bが設けられている。また、容器11Bの底面には、潤滑油注入部12B及び潤滑油排出部18Bが設けられている。潤滑油注入部12B、内圧低下部14B、気体導入部16B、燃料成分排出部17B、潤滑油排出部18Bの機能は、上述した希釈抑制装置1の潤滑油注入部12、内圧低下部14、気体導入部16、燃料成分排出部17、潤滑油排出部18と同様である。
容器11B及び吸収部13Bの構造は、フィルター本体とケースとが一体となって交換可能なスピンオン式オイルフィルターと同等の構造を有している。つまり、容器11Bがスピンオン式オイルフィルターのケースに相当し、吸収部13Bがオイルフィルター本体に相当する。容器11B及び吸収部13Bの構造は、上述した希釈抑制装置1の形態には限定されず、例えば、希釈抑制装置1Bのようなものであってもよい。
第1の実施の形態に係る内燃機関用潤滑油の希釈抑制装置1と同様に、第2の実施の形態に係る内燃機関用潤滑油の希釈抑制装置1Bでは、容器11Bの内部に燃料成分を含む潤滑油Oを貯留し、内圧低下部14により容器11Bの内圧を低下しつつ加熱部15Bにより潤滑油Oを加熱して燃料成分をブローバイガスとして分離することができる。このため、希釈抑制装置1Bによれば、潤滑油Oの劣化や乳化を抑制し、潤滑油Oの潤滑性能を維持することができる。また、希釈抑制装置1Bによれば、潤滑油Oの劣化を抑制することにより、エンジンを搭載する車両のユーザーのオイル交換費用を低減することもできる。
また、希釈抑制装置1Bにおいて、容器11B及び吸収部13Bの構造は、既存のオイルフィルターの機能及び構造を有しているため、エンジンに対する取り付け及び取り外しも容易である。つまり、希釈抑制装置1Bは、既存のオイルフィルターと置き換えて用いることができる。
従って、希釈抑制装置1Bによれば、内燃機関における潤滑油の希釈を抑制することができる。
[第3の実施の形態]
以下、本発明の第3の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態に係る希釈抑制装置1Cにおいて、先に説明した希釈抑制装置1と同様の構成については同一の符号を付し、説明を省略する。
図9は、本発明の第3の実施の形態に係る内燃機関用潤滑油の希釈抑制装置1Cの模式的な断面図である。図10は、希釈抑制装置1Cの模式的な斜視図である。
図9に示すように、ヘッドカバー20は、内燃機関であるエンジン40の上方に配置されてエンジン40を覆う。ヘッドカバー20は、メインカバー22及びバッフルプレート24を有する。
バッフルプレート24は、平板状の部材であり、メインカバー22の開口を塞ぐようにメインカバー22に取り付けられる。メインカバー22とバッフルプレート24とによってオイルミストセパレータ30が画定される。オイルミストセパレータ30は、エンジン40から生ずるブローバイガスからオイルミストを分離する。
バッフルプレート24には、開口24cが形成されている。エンジン40は、不図示のカムシャフトを有する。なお、カムシャフトの数が限定されないことはもちろんである。開口24cはカムシャフトの上方に形成されている。これにより、カムシャフトから飛散する潤滑油Oを含むブローバイガスを、開口24cを通じてオイルミストセパレータ30に導入することができる。
メインカバー22には、取付け穴22dが形成されている。取付け穴22dには、PCVバルブ26が挿入され固定されている。PCVバルブ26は、エンジン40から生ずるブローバイガスを吸気系に環流させる。PCVバルブ26の構成や機能は公知であるため、その説明を省略する。
希釈抑制装置1Cは、エンジン40のヘッドカバー20の内部に取り付けられている。具体的には、希釈抑制装置1Cは、ヘッドカバー20の内部において、バッフルプレート24の内部に配置されている。つまり、希釈抑制装置1Cは、ヘッドカバー20の内部において、オイルミストセパレータ30に隣接して配置されている。希釈抑制装置1Cは、直方体または略直方体形状の容器11Cを有している。
図10に示すように、希釈抑制装置1Cは、容器11Cに、容器11Cの内部と外部とを連通する潤滑油注入部12C、吸収部13C、内圧低下部14C、加熱部15C、気体導入部16C、燃料成分排出部17C、及び、潤滑油排出部18Cが設けられている。潤滑油注入部12C、吸収部13C、内圧低下部14C、加熱部15C、気体導入部16C、燃料成分排出部17C、潤滑油排出部18Cの機能は、上述した希釈抑制装置1の潤滑油注入部12、吸収部13、内圧低下部14、加熱部15、気体導入部16、燃料成分排出部17、潤滑油排出部18と同様である。
潤滑油注入部12Cは、容器11Cの側面に設けられている。潤滑油注入部12Cは、容器11Cの内部と外部とを連通する管である。潤滑油注入部12Cは、エンジン40のオイルパン60と接続されている。潤滑油注入部12Cは、容器11C外部から流入する潤滑油Oを容器11Cの内部に注入する。
吸収部13Cは、容器11Cの内部に設けられている。吸収部13Cは、上述した吸収部13と同様に潤滑油Oを吸収可能な部材、例えば、潤滑油を吸収可能なろ材を用いることができる。
内圧低下部14Cは、潤滑油注入部開閉部141C、気体導入部開閉部142C、燃料成分排出部開閉部143C、潤滑油排出部開閉部144C、及び、負圧発生部の一例としてのエンジンのインテークマニホールド145により構成される。
加熱部15Cは、上述した加熱部15と同様に、吸収部13Cの外周側または外側の少なくともいずれか一方を囲むように、容器11Cの内部に配置されている。
気体導入部16Cは、上述した気体導入部16と同様に、希釈抑制装置1Cの外部から空気などの気体を容器11Cの内部に導入するための部材である。
燃料成分排出部17Cは、上述した燃料成分排出部17と同様に、エンジン40のインテークマニホールド145と接続されている。燃料成分排出部17Cから排出される燃料成分を含む空気は、オイルミストセパレータ30、PCVバルブ26、ワンウェイバルブやソレノイドバルブなどのバルブVを経由して、インテークマニホールド145に排出される。
潤滑油排出部18Cは、上述した潤滑油排出部18と同様に、エンジン40のオイルパン60と接続されている。潤滑油排出部18は、容器11の内部から排出される潤滑油Oを、オイルミストセパレータ30、オイルポンプPなどの潤滑系統を経由してオイルパン60に排出する。
第1の実施の形態に係る内燃機関用潤滑油の希釈抑制装置1と同様に、第3の実施の形態に係る内燃機関用潤滑油の希釈抑制装置1Cでは、容器11Cの内部に燃料成分を含む潤滑油Oを貯留し、内圧低下部14Cにより容器11Cの内圧を低下しつつ加熱部15Cにより潤滑油Oを加熱して燃料成分をブローバイガスとして分離することができる。このため、希釈抑制装置1Cによれば、潤滑油Oの劣化や乳化を抑制し、潤滑油Oの潤滑性能を維持することができる。また、希釈抑制装置1Cによれば、潤滑油Oの劣化を抑制することにより、エンジンを搭載する車両のユーザーのオイル交換費用を低減することもできる。
従って、希釈抑制装置1Cによれば、内燃機関における潤滑油の希釈を抑制することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の概念及び特許請求の範囲に含まれるあらゆる態様を含む。また、上述した課題及び効果の少なくとも一部を奏するように、各構成を適宜選択的に組み合わせてもよい。例えば、上記実施の形態における、各構成の形状、材料、配置、サイズ等は、本発明の具体的使用態様によって適宜変更され得る。
図11は、本発明の第2の実施の形態に係る希釈抑制装置1Bの変形例を示す模式図である。図11に示すように、希釈抑制装置1Bは、上述した第3の実施の形態に係る希釈抑制装置1Cが取り付けられていたエンジン40のヘッドカバー20の上部に取り付けられてもよい。ヘッドカバー20には、上述したようにバッフルプレート24及びオイルミストセパレータ30が設けられている。希釈抑制装置1Bは、潤滑油注入部12B及び潤滑油排出部18Bがメインカバー22と接続されている。潤滑油Oは、エンジン40のオイルパン60からメインカバー22及び潤滑油注入部12Bを経由して容器11Bの内部に注入される。希釈抑制装置1Bから排出される潤滑油Oは、メインカバー22、オイルミストセパレータ30、バッフルプレート24、及びエンジン40の潤滑系統を経由してオイルパン60に戻される。
図12は、本発明の第3の実施の形態に係る希釈抑制装置1Cの変形例を示す模式図である。図12に示すように、希釈抑制装置1Cは、上述した第3の実施の形態のようにエンジン40のヘッドカバー20の上部に取り付けられているものに限定されない。図12において、希釈抑制装置1Cは、エンジン40のヘッドカバー20の上部とは異なる位置に配置されている点、及び、気体導入部16CがPCVバルブ26の後流(排出)側に配管されている点が、上述した希釈抑制装置1Cと異なっている。つまり、図12に示す変形例では、エンジン40のヘッドカバー20に希釈抑制装置1Cを配置していない。このため、変形例の希釈抑制装置1Cは、既存のエンジン40の構造を変更することなく、エンジン40から希釈抑制装置1Cとの間の潤滑油注入部12C、気体導入部16C、及び、潤滑油排出部18Cの配管を施すことにより、容易に既存のエンジン40に搭載することができる。
1,1B,1C…内燃機関用潤滑油の希釈抑制装置(希釈抑制装置)、11,11B,11C…容器、12,12B,12C…潤滑油注入部、13,13B,13C…吸収部、14,14B,14C…内圧低下部、15,15B,15C…加熱部、16,16B,16C…気体導入部、17,17B,17C…燃料成分排出部、18,18B,18C…潤滑油排出部、20…ヘッドカバー、22…メインカバー、24…バッフルプレート、24c…開口、26…PCVバルブ、30…オイルミストセパレータ、40…エンジン、60…オイルパン、111…容器上側部、112…容器下側部、113…パッキン、114…樹脂ハウジング、131A,131B…メッシュ部材、132A,132B…繊維、141…潤滑油注入部開閉部、142…気体導入部開閉部、143…燃料成分排出部開閉部、144…潤滑油排出部開閉部、145…インテークマニホールド

Claims (7)

  1. 燃料成分を含む潤滑油を収容可能な容器と、
    前記容器の内部に前記潤滑油を注入する潤滑油注入部と、
    前記容器の内部に設けられていて前記潤滑油を吸収可能な吸収部と、
    前記容器の内圧を低下させる内圧低下部と、
    前記潤滑油を加熱して前記潤滑油から前記燃料成分を分離する加熱部と、
    前記容器の内部に気体を導入する気体導入部と、
    前記容器から前記燃料成分を排出する燃料成分排出部と、
    前記容器から前記燃料成分が分離された前記潤滑油を排出する潤滑油排出部と、
    を備える、
    内燃機関用潤滑油の希釈抑制装置。
  2. 前記内圧低下部は、
    前記潤滑油注入部に設けられている潤滑油注入部開閉部と、
    前記気体導入部に設けられている気体導入部開閉部と、
    前記燃料成分排出部に設けられている燃料成分排出部開閉部と、
    前記潤滑油排出部に設けられている潤滑油排出部開閉部と、
    前記燃料成分排出部に接続されている負圧発生部と、
    により構成される、
    請求項1に記載の内燃機関用潤滑油の希釈抑制装置。
  3. 前記負圧発生部は、内燃機関のインテークマニホールドである、
    請求項2に記載の内燃機関用潤滑油の希釈抑制装置。
  4. 前記加熱部は、前記吸収部を加熱することにより前記潤滑油を加熱する、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の内燃機関用潤滑油の希釈抑制装置。
  5. 前記吸収部は、前記潤滑油を吸収可能なろ材である、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の内燃機関用潤滑油の希釈抑制装置。
  6. オイルフィルターとしての機能を有する、
    請求項5に記載の内燃機関用潤滑油の希釈抑制装置。
  7. 内燃機関のヘッドカバーに取り付けられている、
    請求項1から6のいずれか1項に記載の内燃機関用潤滑油の希釈抑制装置。
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