JP2023003701A - クリーニングユニットおよび画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ロック機構の操作が妨げられることがなく、ロック機構を円滑に操作することができるクリーニングユニットを提供する。【解決手段】クリーニングユニット7は、感光ドラム51と、感光ドラム51に接触する転写ベルト41とを備える画像形成装置1の装置本体2に対して着脱可能であり、画像形成装置1から回収した廃トナーを収容可能なクリーニングユニット7であって、回収した廃トナーを収容するフレーム70と、装置本体2に装着されたクリーニングユニット7のフレーム70から、感光ドラム51の軸線X方向と直交する方向に沿って延びる一対の第1部75Aと、一対の第1部75Aを連結し、軸線X方向に延びる第2部75Bと、を有するハンドル75と、を備え、第1部75Aは、クリーニングユニット7を装置本体2にロックするためのロック機構8を備えている。【選択図】図3
Description
本発明は、クリーニングユニットおよび画像形成装置に関する。
従来、感光ドラムが担持するトナー像をシートに転写することにより画像を形成する電子写真式の画像形成装置においては、例えば特許文献1に開示されるように、感光ドラムや転写ベルトに残留した現像剤を回収するクリーニングユニットと、回収した現像剤を収容する廃トナーボトルとが備えられている。
廃トナーボトルは、画像形成装置の装置本体に着脱可能に装着されており、廃トナーボトルを持つためのハンドル(取っ手)を有している。廃トナーボトルのハンドルは、装着された廃トナーボトルが装置本体から外れることを防止するためのロック機構を備えている。
ハンドルは、廃トナーボトルの本体から延びる一対の第1部と、一対の第1部を連結し、第1部が延びる方向と直交する方向に延びる第2部とを有しており、廃トナーボトルを持つ際には、ハンドルの第2部を把持するように構成されている。廃トナーボトルのロック機構は、ハンドルの第2部に配置されている。
しかし、前述の廃トナーボトルにおけるロック機構は、ハンドルの把持する部分である第2部に配置されていたため、第2部を把持した手がロック機構に被さってしまい、ロック機構の操作を行うことが困難になるおそれがある。
そこで、本発明においては、ロック機構を備えたハンドルを把持した際に、ロック機構の操作が妨げられることがなく、ロック機構を円滑に操作することができるクリーニングユニットおよび画像形成装置を提供する。
上記課題を解決するクリーニングユニットおよび画像形成装置は、以下の特徴を有する。
即ち、クリーニングユニットは、感光ドラムと、前記感光ドラムに接触するベルトとを備える画像形成装置の装置本体に対して着脱可能であり、前記画像形成装置から回収した現像剤を収容可能なクリーニングユニットであって、回収した現像剤を収容するフレームと、前記装置本体に装着された前記クリーニングユニットの前記フレームから、前記感光ドラムの軸線方向と直交する方向に沿って延びる一対の第1部と、一対の前記第1部を連結し、前記軸線方向に延びる第2部と、を有するハンドルと、を備え、前記第1部は、前記クリーニングユニットを前記装置本体にロックするためのロック機構を備えている。
これにより、ロック機構はハンドルの第1部に配置されていて、ハンドルの第2部を把持した際にロック機構に手が被さることがないため、ロック機構におけるロック部材のスライド操作が妨げられることがなく、ロック機構を円滑に操作することができる。
また、前記ロック機構は、前記軸線方向と直交する方向に沿ってスライド可能であり、前記装置本体と係合可能なロック部材と、前記ロック部材をスライド可能に支持する被ロック部と、を備える。
これにより、ロック部材はスライド操作することによりロック位置とロック解除位置とを切り替え可能となり、クリーニングユニットを装置本体にロックする操作、およびクリーニングユニットの装置本体に対するロック状態を解除する操作を簡易化することができる。
また、前記ロック部材は、前記被ロック部に対して着脱可能である。
これにより、例えば使用済のクリーニングユニットを装置本体から取り外して、新しいクリーニングユニットを装置本体に装着した際に、ロック部材を使用済のクリーニングユニットから取り外して新しいクリーニングユニットに取り付けることが可能である。
また、前記ロック部材は、前記装置本体に備えられ前記軸線方向に沿って延びる板金部材に形成される孔と係合するロック位置と、前記孔と係合しないロック解除位置とにスライド可能であり、前記ロック部材が前記ロック位置にあるときに、前記ロック部材と前記被ロック部とが係合する。
これにより、ロック部材をロック位置にスライド操作することで、クリーニングユニットを容易に装置本体にロックすることができる。
また、前記ロック部材は、前記板金部材の前記孔と係合する係合片と、前記ロック部材をスライド操作する際に押圧する押圧片と、前記ロック部材が前記ロック位置にあるときに前記被ロック部に係止して、前記ロック部材を前記ロック位置に保持する弾性片と、前記ロック部材が前記ロック位置にあるときに前記被ロック部を摺動可能に挟持し、前記ロック部材が前記ロック解除位置にあるときに前記被ロック部を挟持しない第1挟持片および第2挟持片と、を備える。
これにより、押圧片を押圧操作してロック部材をロック位置にスライドさせることで、係合片を板金部材の孔に係合させるとともに、第1挟持片と第2挟持片とによって被ロック部の被挟持部を挟持して、クリーニングユニットを容易に装置本体にロックすることができる。
また、前記係合片は、前記ロック部材が前記ロック位置にあるときに、前記板金部材における前記孔の周縁部に当接する突起を有する。
これにより、クリーニングユニットを装置本体にロックしているときに、クリーニングユニットが装置本体に対してガタつくことを抑制できる。
また、前記被ロック部は、前記ロック部材が前記ロック位置にスライドしたときに、前記第1挟持片と前記第2挟持片とによって挟持される被挟持部と、前記ロック部材が前記ロック位置にスライドしたときに、前記弾性片が係止する係止溝と、を備える。
これにより、クリーニングユニットが装置本体にロックされた状態を保持することができる。
また、前記軸線方向および前記ロック部材のスライド方向と直交する方向において、前記第1挟持片は前記被挟持部の一側に位置し、前記第2挟持片は前記被挟持部の他側に位置し、前記被ロック部は、前記軸線方向および前記ロック部材のスライド方向と直交する方向に貫通し、前記ロック部材が前記ロック解除位置にあるときに前記第1挟持片が通過可能な貫通孔を備える。
これにより、ロック部材をロック解除位置にスライド操作することで、ロック部材を被ロック部から容易に取り外すことができる。
また、前記被ロック部は、前記ロック部材が前記ロック解除位置にスライドしたときに、前記ロック部材と当接して前記ロック部材のスライド動作を規制するストッパと、前記ロック部材のスライド方向と直交する方向において、前記ロック部材の一側への移動を規制する第1壁と、前記ロック部材のスライド方向と直交する方向において、前記ロック部材の他側への移動を規制する第2壁と、を備える。
これにより、ロック部材を円滑にスライド操作して、容易にロック解除位置に停止させることができる。また、被ロック部の剛性を向上することができる。
また、前記クリーニングユニットは、前記フレームに支持され、前記ベルトに付着した現像剤を除去するためのクリーニングローラを備える。
これにより、ベルトに付着した現像剤をベルトクリーニングローラにより回収して、クリーニングユニットに収容することができる。
また、画像形成装置は、感光ドラムと、前記感光ドラムに接触するベルトと、請求項1~請求項10の何れか一項に記載の前記クリーニングユニットと、を備える。
これにより、画像形成装置において、クリーニングユニットにおけるハンドルの第2部を把持した際にロック機構に手が被さることがないため、ロック機構におけるロック部材のスライド操作が妨げられることがなく、ロック機構を円滑に操作することができる。
本発明によれば、ハンドルを把持した際に、ロック機構の操作が妨げられることがなく、ロック機構を円滑に操作することができる。
次に、本発明を実施するための形態を、添付の図面を用いて説明する。
[画像形成装置]
図1に示す画像形成装置1は、本発明に係る画像形成装置の一実施形態であり、電子写真方式により、シートSに複数色の画像を形成するカラーレーザプリンタである。
図1に示す画像形成装置1は、本発明に係る画像形成装置の一実施形態であり、電子写真方式により、シートSに複数色の画像を形成するカラーレーザプリンタである。
以下の説明では、図1における右側を画像形成装置1の前側、図1における左側を画像形成装置1の後側と規定し、図1おける紙面手前側を画像形成装置1の左側、図1における紙面奥側を画像形成装置1の右側と規定する。また、図1における上側および下側を、それぞれ画像形成装置1の上側および下側と規定する。
画像形成装置1は、装置本体2と、シートSを支持する給紙トレイ10およびシートSを搬送するシート搬送部30を有する給紙部3と、給紙部3により搬送されてきたシートSに画像を形成する画像形成部5とを備えている。
装置本体2は略直方体形状に形成されており、給紙部3および画像形成部5を収容している。装置本体2の上面には開口部2Aが開口しており、装置本体2は開口部2Aを開閉可能なトップカバー23を有している。
トップカバー23は、後端部の回動軸23aを中心として回動可能に構成されており、回動軸23aを中心として回動することにより、開口部2Aを閉鎖する閉位置と、開口部2Aを開放する開位置との間を移動可能である。装置本体2のトップカバー23には前側から後側へ向かうにつれて下方に傾斜する排紙トレイ23bが形成されている。
給紙部3は、装置本体2の下部に配置されており、給紙トレイ10に支持されるシートSをシート搬送部30によって画像形成部5に搬送するものである。給紙トレイ10は、前後方向へスライド可能に構成されており、装置本体2に収容される収容位置と、収容位置から前方へ引き出された分離位置との間で移動可能に構成されている。
シート搬送部30は、給紙ローラ32と、分離ローラ33と、分離パッド33aと、搬送ローラ対34と、レジストローラ対35とを備えている。装置本体2内には、給紙トレイ10から画像形成部5を経由して排紙トレイ23aへ至るシートSの搬送経路Pが構成されている。
給紙トレイ10に支持されるシートSは、給紙ローラ32、分離ローラ33および分離パッド33aにより1枚ずつ分離されて搬送経路Pに送り出される。給紙ローラ32は、給紙トレイ10から画像形成部5に向けてシートSを搬送するローラである。分離ローラ33および分離パッド33aは、給紙トレイ10に支持されるシートSを一枚ずつ分離する分離手段を構成している。
搬送経路Pに送り出されたシートSは、搬送ローラ対34と、レジストローラ対35とにより画像形成部5に向けて搬送される。レジストローラ対35は、搬送されるシートSの先端の移動を規制して一旦停止させた後、シートSを所定のタイミングにて画像形成部5に向けて搬送する。
画像形成部5は給紙部3の上方に配置されており、前後方向に並設される4つのプロセスカートリッジ50を備えている。各プロセスカートリッジ50は、ブラック、イエロー、マゼンタ、およびシアンの各色に対応して設けられている。プロセスカートリッジ50は、装置本体2に着脱可能に装着されている。プロセスカートリッジ50は、感光ドラム51と、現像ローラ52と、供給ローラ53と、帯電器54と、ドラムクリーニングローラ55とを備えている。
感光ドラム51は、軸線Xが左右方向に沿って延びる略円筒形状に形成されており、プロセスカートリッジ50に回転可能に支持されている。つまり、本実施形態における左右方向は、感光ドラム51の軸線X方向である。現像ローラ52は、左右方向に延出しており、プロセスカートリッジ50に回転可能に支持されている。供給ローラ53は、プロセスカートリッジ50に収容されるトナーを現像ローラ52に供給する。トナーは、現像剤の一例である。現像ローラ52は、感光ドラム51にトナーを供給する。
装置本体2は、感光ドラム51の表面を露光する露光ヘッド59を有している。露光ヘッド59は、トップカバー23に支持されている。露光ヘッド59は、各感光ドラム51に対応して4つ設けられており、各露光ヘッド59は前後方向に並設されている。
露光ヘッド59はトップカバー23から下方へ延出しており、下端部に露光部59aを有している。露光部59aは、トップカバー23が閉じた状態において感光ドラム51の上方に近接して配置されている。露光部59aは、左右方向に並列される複数のLED素子を備えたLEDアレイにより構成されている。
画像形成部5は転写ベルト41を備えている。転写ベルト41は、感光ドラム51の搬送経路Pを挟んだ下方に対向配置されている。転写ベルト41は、感光ドラム51と接触している。転写ベルト41は、感光ドラムに接触するベルトの一例である。
転写ベルト41は、駆動ローラ42と駆動ローラ42の前方に配置される従動ローラ43との間に掛け渡されている。転写ベルト41を挟んだ各感光ドラム51に対向する位置には、それぞれ転写ローラ44が配置されている。画像形成部5においては、転写ベルト41、駆動ローラ42、従動ローラ43、および転写ローラ44等によりベルト装置40が構成されている。
画像形成部5においては、帯電器54によって一様に帯電された感光ドラム51が、それぞれ露光ヘッド59によって選択的に露光される。この露光により、感光ドラム51の表面から電荷が選択的に除去され、感光ドラム51の表面に静電潜像が形成される。
プロセスカートリッジ50に収容されるトナーは、供給ローラ53と現像ローラ52との間で正極性に帯電され、現像ローラ52の表面に担持される。現像ローラ52には現像バイアスが印加されており、感光ドラム51に形成された静電潜像が現像ローラ52に対向すると、静電潜像と現像ローラ52との間の電位差により、現像ローラ52から静電潜像にトナーが供給される。これによって、感光ドラム51の表面にトナー像が形成される。
画像形成部5へ向けて搬送されたシートSが転写ベルト41上に到達すると、転写ベルト41により搬送されて、転写ベルト41と各感光ドラム51との間を順次通過する。そして、感光ドラム51の表面に担持されたトナー像は、シートSと対向したときに、転写ローラ44に印加された転写バイアスによってシートSに転写される。
このとき、感光ドラム51の表面には、シートSに転写されなかったトナーが残存する場合がある。感光ドラム51の表面に残存する廃トナーは、感光ドラム51の回転に伴ってドラムクリーニングローラ55と対向する。ドラムクリーニングローラ55と対向した廃トナーは、ドラムクリーニングバイアスによってドラムクリーニングローラ55の表面に電気的に保持される。
なお、本実施形態における転写ベルト41は、トナー像が転写されるシートSを搬送する搬送ベルトに構成されているが、トナー像がベルト自身に転写され、ベルトに転写されたトナー像がさらにシートSに転写される中間転写ベルトに構成することも可能である。
トナー像が転写されたシートSは定着装置60に搬送される。定着装置60は加熱ローラ61と加熱ローラ61に圧接する加圧ローラ62とを備えており、定着装置60に搬送されたシートSは、加熱ローラ61と加圧ローラ62との間を通過する間にトナー像が熱定着される。
トナー像が熱定着されたシートSは、定着装置60から搬送方向下流側に搬送され、さらに中間排紙ローラ対63、および中間排紙ローラ対63の搬送方向下流側に配置される排紙ローラ対64により搬送されて、排紙トレイ23bに排出される。
装置本体2内における転写ベルト41の下方、かつ給紙トレイ10の上方には、転写ベルト41に付着したトナーを回収して収容するクリーニングユニット7が設けられている。クリーニングユニット7は、装置本体2に着脱可能に装着されている。
クリーニングユニット7は、フレーム70と、ベルトクリーニングローラ71と、回収ローラ72と、掻き取りブレード73とを備えている。ベルトクリーニングローラ71および回収ローラ72は、それぞれフレーム70に回転可能に支持されている。
ベルトクリーニングローラ71は、転写ベルト41の下方において、転写ベルト41内に配置されたバックアップローラ45と対向する位置に配置されている。バックアップローラ45は、転写ベルト41内において、転写ベルト41に上方から接触するように配置されている。
回収ローラ72は、ベルトクリーニングローラ71に後方から接触している。掻き取りブレード73はフレーム70に支持されており、回収ローラ72の後下側に配置されている。掻き取りブレード73の前端部は、回収ローラ72の表面に接触している。
フレーム70の内部には、回収した廃トナーを収容する収容室74が形成されており、クリーニングユニット7は、画像形成装置1から回収した廃トナーを収容可能に構成されている。クリーニングユニット7は、クリーニングユニット7を持つ際に把持するハンドル75を備えている。
[廃トナーのクリーニング動作]
画像形成装置1においては、画像形成部5による画像形成が終了すると、ドラムクリーニングローラ55に保持されている廃トナーをクリーニングユニット7により回収して、収容室74に収容するクリーニング動作が行われる。
画像形成装置1においては、画像形成部5による画像形成が終了すると、ドラムクリーニングローラ55に保持されている廃トナーをクリーニングユニット7により回収して、収容室74に収容するクリーニング動作が行われる。
クリーニング動作においては、まず、ドラムクリーニングローラ55に保持されている廃トナーが、感光ドラム51の表面に吐き出されるとともに、感光ドラム51が回転される。感光ドラム51の表面に吐き出された廃トナーは、感光ドラム51の回転に伴って、転写ベルト41に対向する。
転写ベルト41に対向した感光ドラム51表面の廃トナーは、転写ローラ44の転写バイアスによって転写ベルト41の表面に転写される。その後、転写ベルト41の表面に転写された廃トナーは、転写ベルト41の周回に伴ってベルトクリーニングローラ71に対向する位置まで搬送される。
ベルトクリーニングローラ71に対向した廃トナーは、ベルトクリーニングローラ71に印加されたベルトクリーニングバイアスによって、ベルトクリーニングローラ71の表面に静電気的に保持される。つまり、ベルトクリーニングローラ71は、転写ベルト41に付着した廃トナーを除去する。
ベルトクリーニングローラ71は、ベルトに付着した現像剤を除去するためのクリーニング部材である。クリーニング部材をローラ部材であるベルトクリーニングローラ71により構成することで、転写ベルト41に付着したトナーを容易に連続的に除去することが可能となっている。
なお、本実施形態においては、クリーニング部材としてローラ状の部材であるベルトクリーニングローラ71を適用した例を示しているが、クリーニング部材としては、ブレード状のクリーニング部材等、他の態様のクリーニング部材を用いることも可能である。
ベルトクリーニングローラ71に保持された廃トナーは、回収ローラ72に静電気的に転移される。回収ローラ72に転移された廃トナーは、掻き取りブレード73により掻き取られて落下し、収容室74内に収容される。このように、クリーニングユニット7においては、転写ベルト41に付着した廃トナーをベルトクリーニングローラ71により回収して収容することが可能である。
[装置本体]
図2、図3に示すように、装置本体2は、左右方向に互いに離間して配置される第1本体フレーム24と、第2本体フレーム25とを備えている。第1本体フレーム24は、装置本体2の右端部に位置しており、前後方向および上下方向に延出している。第2本体フレーム25は、装置本体2の左端部に位置しており、前後方向および上下方向に延出している。
図2、図3に示すように、装置本体2は、左右方向に互いに離間して配置される第1本体フレーム24と、第2本体フレーム25とを備えている。第1本体フレーム24は、装置本体2の右端部に位置しており、前後方向および上下方向に延出している。第2本体フレーム25は、装置本体2の左端部に位置しており、前後方向および上下方向に延出している。
クリーニングユニット7は、第1本体フレーム24と第2本体フレーム25との間に配置されており、第1本体フレーム24と第2本体フレーム25とによって着脱可能に支持されている。
装置本体2は、左右方向に沿って延び、第1本体フレーム24と第2本体フレーム25とを連結する板金部材26を備えている。板金部材26により第1本体フレーム24と第2本体フレーム25とを連結することで、装置本体2の剛性を向上している。
板金部材26は、板面が上下方向に面する水平部26aと、水平部26aの前端部において上方へ屈曲されることにより形成され、板面が前後方向に面する垂直部26bとを備えている。垂直部26bには、前後方向に貫通する孔261が形成されている。孔261は、左右方向に長尺となる矩形状に形成されている(図10参照)。
装置本体2にクリーニングユニット7を装着した状態において、水平部26aはハンドル75の下方に位置し、垂直部26bはハンドル75の前方に位置している。
[クリーニングユニット]
図3、図4に示すように、装置本体2に装着されたクリーニングユニット7のベルトクリーニングローラ71および回収ローラ72は左右方向に沿って延びている。クリーニングユニット7のハンドル75は、一対の第1部75Aと、第2部75Bとを備えている。
図3、図4に示すように、装置本体2に装着されたクリーニングユニット7のベルトクリーニングローラ71および回収ローラ72は左右方向に沿って延びている。クリーニングユニット7のハンドル75は、一対の第1部75Aと、第2部75Bとを備えている。
一対の第1部75Aは、左右方向に離間して位置している。第1部75Aは、前後方向に沿って延びている。本実施形態においては、第1部75Aは、フレーム70の前端部から前方へ向かって延びている。本実施形態における前後方向は、感光ドラム51の軸線X方向と直交する方向である。第2部75Bは軸線X方向に延びており、一対の第1部75Aを連結している。
ハンドル75の第1部75Aは、クリーニングユニット7を装置本体2にロックするためのロック機構8を備えている。クリーニングユニット7をロック機構8により装置本体2にロックすることで、装置本体2に装着されたクリーニングユニット7が装置本体2に固定され、装置本体2から外れることを抑制できる。ロック機構8は左方の第1部75Aに構成されている。但し、ロック機構8は右方の第1部75Aに構成することも可能である。
[ロック機構]
図5に示すように、ロック機構8は、ロック部材80と被ロック部750とを備えている。ロック部材80は、ハンドル75の第1部75Aにおいて前後方向に沿ってスライド可能であり、装置本体2と係合可能に構成されている。被ロック部750は、ハンドル75の第1部75Aにおいてロック部材80をスライド可能に支持している。
図5に示すように、ロック機構8は、ロック部材80と被ロック部750とを備えている。ロック部材80は、ハンドル75の第1部75Aにおいて前後方向に沿ってスライド可能であり、装置本体2と係合可能に構成されている。被ロック部750は、ハンドル75の第1部75Aにおいてロック部材80をスライド可能に支持している。
ロック部材80は、板金部材26に形成される孔261と係合するロック位置(図5(a)に示す位置)と、孔261と係合しないロック解除位置(図5(b)に示す位置)とにスライド可能である。ロック位置は、ロック解除位置よりも前方に位置している。また、ロック機構8においては、ロック部材80がロック位置にあるときに、ロック部材80と被ロック部750とが係合するように構成されている。
このように、ロック部材80がロック位置にスライドすることで、ロック部材80が板金部材26および被ロック部750と係合して、クリーニングユニット7が装置本体2にロックされる。また、ロック部材80がロック解除位置にスライドすることで、クリーニングユニット7の装置本体2に対するロック状態が解除され、クリーニングユニット7を装置本体2から取り外すことが可能となる。
図5、図6に示すように、ロック部材80は、本体部81と、係合片82と、押圧片83と、弾性片84と、第1挟持片85と、第2挟持片86とを備えている。
本体部81は、被ロック部750にスライド可能に支持されている。係合片82は、本体部81の前端部から前方へ突出しており、ロック部材80がロック位置にあるときに、板金部材26の孔261と係合する。また、係合片82は、ロック部材80がロック解除位置にあるときに、板金部材26の孔261と係合しない。
押圧片83は、本体部81の後端部から上方へ突出しており、ロック部材80をスライド操作する際に押圧する部位である。例えば、押圧片83を後方へ押圧することにより、ロック位置にあるロック部材80をロック解除位置にスライド操作することができる。
弾性片84は前後方向に延びる棒状に形成されており、弾性を有している。弾性片84の前端部は本体部81の前端部に支持されており、弾性片84の後端部は上下方向へ弾性変形可能となっている。弾性片84の後端部における下面からは、係止突起841が下方に突出している。弾性片84の係止突起841は、ロック部材80がロック位置にあるときに被ロック部750に係止する。弾性片84の係止突起841が被ロック部750に係止することにより、ロック部材80がロック位置に保持される。
第1挟持片85は、本体部81の前後途中部において左右一対形成されている。左方の第1挟持片85は本体部81から左方へ突出し、右方の第1挟持片85は本体部81から右方へ突出している。
第2挟持片86は、本体部81の第1挟持片85よりも前方の部分において左右一対形成されている。左方の第2挟持片86は本体部81から左方へ突出し、右方の第2挟持片86は本体部81から右方へ突出している。上下方向において、第1挟持片85はロック部材80の下部に位置しており、第2挟持片86は第1挟持片85よりも上方に位置している。
第1挟持片85および第2挟持片86は、ロック部材80がロック位置にあるときに被ロック部750を摺動可能に挟持する。第1挟持片85および第2挟持片86は、ロック部材80がロック解除位置にあるときに被ロック部750を挟持しない。
図5、図7に示すように、被ロック部750は、支持部751と、ストッパ752と、第1壁753と、第2壁754と、被挟持部755と、係止溝756と、貫通孔757とを備えている。
支持部751は、ロック部材80の本体部81を摺動可能に支持する。ストッパ752は、被ロック部750の後端部に位置しており、支持部751よりも上方に突出している。
ストッパ752は、ロック部材80がロック解除位置にスライドしたときに、ロック部材80と当接してロック部材80のスライド動作を規制する。つまり、ロック位置にあるロック部材80が後方へスライドしたときに、ロック部材80がロック解除位置に到達すると、ロック部材80がストッパ752に当接して、それ以上後方へ移動することが規制される。
第1壁753は、被ロック部750の左端部に位置しており、支持部751よりも上方に突出している。第1壁753は、被ロック部750に支持されるロック部材80の左側に近接しており、ロック部材80の左側への移動を規制する。左側は、ロック部材のスライド方向と直交する方向の一側の一例である。
第2壁754は、被ロック部750の右端部に位置しており、支持部751よりも上方に突出している。第2壁754は、被ロック部750に支持されるロック部材80の右側に近接しており、ロック部材80の右側への移動を規制する。右側は、ロック部材のスライド方向と直交する方向の他側の一例である。
第1壁753の後端と第2壁754の後端とはストッパ752により連結されており、第1壁753、第2壁754、およびストッパ752によって被ロック部750の剛性が向上している。
被挟持部755は、被ロック部750の左端部と右端部とに一対配置されている。被挟持部755は、ロック部材80がロック位置にスライドしたときに、第1挟持片85と第2挟持片86とによって挟持される。
具体的には、左方の被挟持部755は、ロック部材80における左方の第1挟持片85と第2挟持片86とによって挟持され、右方の被挟持部755は、ロック部材80における右方の第1挟持片85と第2挟持片86とによって挟持される。被挟持部755が第1挟持片85と第2挟持片86とによって挟持されることにより、ロック部材80と被ロック部750とが係合した状態となる。
係止溝756は、支持部751の上面に形成され、下方に凹陥する溝形状を有しており、ロック部材80がロック位置にスライドしたときに、ロック部材80における弾性片84の係止突起841が係止溝756に係止する。
貫通孔757は、被ロック部750において上下方向に貫通する孔である。上下方向において、ロック部材80の第1挟持片85は被挟持部755の下側に位置し、ロック部材80の第2挟持片86は被挟持部755の上側に位置している。貫通孔757は、被挟持部755の後方に位置しており、ロック部材80がロック解除位置にあるときに、第1挟持片85が下方から上方へ向けて通過可能に構成されている。
上下方向は、感光ドラムの軸線方向およびロック部材のスライド方向と直交する方向の一例である。また、下側は、感光ドラムの軸線方向およびロック部材のスライド方向と直交する方向における一側であり、上側は、感光ドラムの軸線方向およびロック部材のスライド方向と直交する方向における他側である。
図8(a)、図9に示すように、ロック機構8においてロック部材80がロック位置にあるときには、ロック部材80の係合片82が板金部材26の孔261と係合するとともに、被ロック部750の被挟持部755がロック部材80の第1挟持片85と第2挟持片86とによって上下方向に挟持されている。これにより、クリーニングユニット7と装置本体2の板金部材26とが連結されて、クリーニングユニット7が装置本体2にロックされた状態となる。
従って、ロック機構8においては、ロック部材80をロック位置にスライド操作することで、クリーニングユニット7を容易に装置本体2にロックすることができる。
また、図8(a)に示すように、ロック部材80がロック位置にある場合、ロック部材80における弾性片84の係止突起841が被ロック部750の係止溝756に係止することにより、ロック部材80が係止突起841に対して前後方向へスライドすることが規制されている。これにより、ロック部材80がロック位置から不意にスライドすることが抑制され、クリーニングユニット7が装置本体2にロックされた状態を保持することができる。
また、ロック部材80がロック位置にあって、弾性片84の係止突起841が係止溝756に係止した状態では、弾性片84は上方に弾性変形しており、ロック部材80が被ロック部750に対して上方に付勢されている。
図8(a)、図10に示すように、ロック部材80における係止片82は、係止片82の上面から上方へ突出する突起821を有しており、ロック部材80が上方へ付勢されることで、係止片82の突起821が板金部材26における孔261の上側の周縁部261aに当接している。
このように、ロック部材80がロック位置にあるときに、係止片82の突起821が板金部材26における孔261の上側の周縁部261aに当接することで、クリーニングユニット7を装置本体2にロックしているときに、クリーニングユニット7が装置本体2に対してガタつくことを抑制できる。
また、ロック機構8においては、ロック位置にあるロック部材80の押圧片83を後方へ押圧操作することで、ロック部材80をロック解除位置までスライドさせることができる。
この場合、ロック部材80の左側には被ロック部750の第1壁753が近接しており、ロック部材80の右側には被ロック部750の第2壁754が近接しているため、ロック部材80が前後方向へスライドする際に、ロック部材80を第1壁753および第2壁754によってガイドすることができる。これにより、ロック部材80を円滑にスライド操作することが可能となる。
また、後方へスライドしたロック部材80がロック解除位置に到達すると、ロック部材80がストッパ752に当接して、それ以上後方へ移動することが規制されるため、ロック部材80を容易にロック解除位置に停止させることができる。これにより、ロック部材80がロック解除位置よりも後方へスライドして、ハンドル75の後方に位置するベルトクリーニングローラ71に接触することを抑制できる。
ここで、画像形成装置1の工場出荷時には、クリーニングユニット7はロック機構8により装置本体2にロックされた状態となっている。その後、クリーニングユニット7に収容される廃トナーが満杯になったときなどに、作業者がロック部材80をロック位置からロック解除位置へスライド操作して、使用済のクリーニングユニット7を装置本体2から取り外して、新品のクリーニングユニット7と交換する。
作業者がロック部材80をロック位置からロック解除位置へスライド操作する際には、例えば作業者はハンドル75の第2部75Bを把持しながらロック部材80をスライド操作する。この場合、ロック機構8はハンドル75の第1部75Aに配置されており、ハンドル75の第2部75Bを把持した際にロック機構8に手が被さることがない。従って、ロック機構8におけるロック部材80のスライド操作が妨げられることがなく、ロック機構8を円滑に操作することが可能となっている。
また、ロック部材80はスライド操作することによりロック位置とロック解除位置とを切り替えることができるため、クリーニングユニット7を装置本体2にロックする操作、およびクリーニングユニット7の装置本体2に対するロック状態を解除する操作を簡易化することができる。
図8(b)に示すように、ロック部材80がロック解除位置にある状態では、ロック部材80の係合片82は板金部材26の孔261から後方へ抜け出て、孔261と係合していない。また、ロック部材80の第2挟持片86は被挟持部755の上面に当接しているが、ロック部材80の第1挟持片85は被挟持部755よりも後方に位置していて、第1挟持片85および第2挟持片86は被挟持部755を挟持していない。これにより、クリーニングユニット7は、ロック機構8による装置本体2に対するロック状態が解除されている。
また、ロック部材80がロック解除位置にあるときには、ロック部材80の第1挟持片85は、前後方向において被ロック部750の貫通孔757が形成されている位置にあり、貫通孔757を下方から上方へ向けて通過可能となっている。第1挟持片85が貫通孔757を下方から上方へ通過することで、ロック部材80を被ロック部750から取り外すことが可能となっている。つまり、ロック部材80は、被ロック部750に着脱可能に取り付けられている。
このように、被ロック部750は貫通孔757を備えているため、ロック部材80をロック解除位置にスライド操作することで、ロック部材80を被ロック部750から容易に取り外すことができる。
また、ロック部材80が被ロック部750に対して着脱可能であることにより、例えば使用済のクリーニングユニット7を装置本体2から取り外して、新しいクリーニングユニット7を装置本体2に装着した際に、ロック部材80を使用済のクリーニングユニット7から取り外して新しいクリーニングユニット7に取り付けることが可能である。
クリーニングユニット7の交換により新たに装置本体2に装着されたクリーニングユニット7は、ロック機構8により装置本体2にロックされていない状態でも使用可能であるが、ロック機構8により装置本体2にロックされた状態とすることもできる。
この場合、新たに装着されたクリーニングユニット7の被ロック部750に対して、ロック部材80をロック解除位置に位置するように載置し、載置したロック部材80の押圧片83を前方へ押圧して、ロック部材80をロック解除位置からロック位置にスライドさせる。
押圧片83を押圧操作してロック部材80をロック位置にスライドさせることで、係合片82を板金部材26の孔261に係合させるとともに、第1挟持片85と第2挟持片86とによって被ロック部750の被挟持部755を挟持して、クリーニングユニット7を容易に装置本体2にロックすることができる。また、ロック部材80をロック位置にスライドさせるとロック部材80の弾性片84が被ロック部750の係止溝756に係止するため、ロック機構8によるクリーニングユニット7のロック状態を保持することができる。
1 画像形成装置
2 装置本体
5 画像形成部
7 クリーニングユニット
8 ロック機構
26 板金部材
41 転写ベルト
51 感光ドラム
70 フレーム
71 ベルトクリーニングローラ
75 ハンドル
75A 第1部
75B 第2部
80 ロック部材
82 係合片
83 押圧片
84 弾性片
85 第1挟持片
86 第2挟持片
261 孔
261a 周縁部
750 被ロック部
752 ストッパ
753 第1壁
754 第2壁
755 被挟持部
756 係止溝
757 貫通孔
821 突起
X 軸線
2 装置本体
5 画像形成部
7 クリーニングユニット
8 ロック機構
26 板金部材
41 転写ベルト
51 感光ドラム
70 フレーム
71 ベルトクリーニングローラ
75 ハンドル
75A 第1部
75B 第2部
80 ロック部材
82 係合片
83 押圧片
84 弾性片
85 第1挟持片
86 第2挟持片
261 孔
261a 周縁部
750 被ロック部
752 ストッパ
753 第1壁
754 第2壁
755 被挟持部
756 係止溝
757 貫通孔
821 突起
X 軸線
Claims (11)
- 感光ドラムと、前記感光ドラムに接触するベルトとを備える画像形成装置の装置本体に対して着脱可能であり、前記画像形成装置から回収した現像剤を収容可能なクリーニングユニットであって、
回収した現像剤を収容するフレームと、
前記装置本体に装着された前記クリーニングユニットの前記フレームから、前記感光ドラムの軸線方向と直交する方向に沿って延びる一対の第1部と、一対の前記第1部を連結し、前記軸線方向に延びる第2部と、を有するハンドルと、を備え、
前記第1部は、前記クリーニングユニットを前記装置本体にロックするためのロック機構を備えていることを特徴とするクリーニングユニット。 - 前記ロック機構は、前記軸線方向と直交する方向に沿ってスライド可能であり、前記装置本体と係合可能なロック部材と、前記ロック部材をスライド可能に支持する被ロック部と、
を備えることを特徴とする請求項1に記載のクリーニングユニット。 - 前記ロック部材は、前記被ロック部に対して着脱可能であることを特徴とする請求項2に記載のクリーニングユニット。
- 前記ロック部材は、前記装置本体に備えられ前記軸線方向に沿って延びる板金部材に形成される孔と係合するロック位置と、前記孔と係合しないロック解除位置とにスライド可能であり、
前記ロック部材が前記ロック位置にあるときに、前記ロック部材と前記被ロック部とが係合することを特徴とする請求項2または請求項3に記載のクリーニングユニット。 - 前記ロック部材は、
前記板金部材の前記孔と係合する係合片と、
前記ロック部材をスライド操作する際に押圧する押圧片と、
前記ロック部材が前記ロック位置にあるときに前記被ロック部に係止して、前記ロック部材を前記ロック位置に保持する弾性片と、
前記ロック部材が前記ロック位置にあるときに前記被ロック部を摺動可能に挟持し、前記ロック部材が前記ロック解除位置にあるときに前記被ロック部を挟持しない第1挟持片および第2挟持片と、を備えることを特徴とする請求項4に記載のクリーニングユニット。 - 前記係合片は、前記ロック部材が前記ロック位置にあるときに、前記板金部材における前記孔の周縁部に当接する突起を有することを特徴とする請求項5に記載のクリーニングユニット。
- 前記被ロック部は、
前記ロック部材が前記ロック位置にスライドしたときに、前記第1挟持片と前記第2挟持片とによって挟持される被挟持部と、
前記ロック部材が前記ロック位置にスライドしたときに、前記弾性片が係止する係止溝と、を備えることを特徴とする請求項5または請求項6に記載のクリーニングユニット。 - 前記軸線方向および前記ロック部材のスライド方向と直交する方向において、前記第1挟持片は前記被挟持部の一側に位置し、前記第2挟持片は前記被挟持部の他側に位置し、
前記被ロック部は、前記軸線方向および前記ロック部材のスライド方向と直交する方向に貫通し、前記ロック部材が前記ロック解除位置にあるときに前記第1挟持片が通過可能な貫通孔を備えることを特徴とする請求項7に記載のクリーニングユニット。 - 前記被ロック部は、
前記ロック部材が前記ロック解除位置にスライドしたときに、前記ロック部材と当接して前記ロック部材のスライド動作を規制するストッパと、
前記ロック部材のスライド方向と直交する方向において、前記ロック部材の一側への移動を規制する第1壁と、
前記ロック部材のスライド方向と直交する方向において、前記ロック部材の他側への移動を規制する第2壁と、を備えることを特徴とする請求項4~請求項8の何れか一項に記載のクリーニングユニット。 - 前記クリーニングユニットは、
前記フレームに支持され、前記ベルトに付着した現像剤を除去するためのクリーニングローラを備えることを特徴とする請求項1~請求項9の何れか一項に記載のクリーニングユニット。 - 感光ドラムと、
前記感光ドラムに接触するベルトと、
請求項1~請求項10の何れか一項に記載の前記クリーニングユニットと、を備えることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (2)
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021104936A JP2023003701A (ja) | 2021-06-24 | 2021-06-24 | クリーニングユニットおよび画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2023003701A true JP2023003701A (ja) | 2023-01-17 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2021104936A Pending JP2023003701A (ja) | 2021-06-24 | 2021-06-24 | クリーニングユニットおよび画像形成装置 |
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JP (1) | JP2023003701A (ja) |
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Legal Events
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A621 | Written request for application examination |
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