JP2023003204A - 情報処理システム、プログラム、データ管理システム、データ管理方法 - Google Patents

情報処理システム、プログラム、データ管理システム、データ管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】業務の是正のために投稿された情報がユーザー間で共有される情報処理システムを提供すること。【解決手段】1つ以上の端末装置20、及び、表示装置10と通信する情報処理システム50であって、第一の端末装置から投稿された業務の是正に関する情報を受信する情報受信部と、前記業務の是正に関する情報を、複数のユーザーで共有される前記表示装置に送信する表示装置送信部と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理システム、プログラム、データ管理システム、及び、データ管理方法に関する。
企業や自治体等では、業務を改善する改善活動が社員等によって行われている。改善活動では、社員等が例えば画像やメモ等により現場の状況を記録して是正依頼を行い、別の社員が是正依頼に対して改善報告をすることが行われる。
特許文献1には、予め決められた入力項目を含む文書がサーバ装置からユーザーの端末装置に配信され、ユーザーが入力項目に対して情報を入力するシステムが開示されており、現場の情報を記録するために活用できる。
しかしながら、従来の技術では、業務の是正のために投稿された情報がユーザー間で共有されないという問題があった。例えば、各ユーザーは投稿された情報を自分の端末装置で参照できる一方で、端末装置を確認する習慣の少ないユーザーはこれらの情報を目にする機会が少ない。このため、多くのユーザーで共有すべき汎用的な内容の投稿や重要な記事が投稿されてもユーザー間で共有されない場合があった。
本発明は、上記課題に鑑み、業務の是正のために投稿された情報がユーザー間で共有される情報処理システムを提供することを目的とする。
上記課題に鑑み、本発明は、1つ以上の端末装置、及び、表示装置と通信する情報処理システムであって、第一の端末装置から投稿された業務の是正に関する情報を受信する情報受信部と、前記業務の是正に関する情報を、複数のユーザーで共有される前記表示装置に送信する表示装置送信部と、を有する。
業務の是正のために投稿された情報がユーザー間で共有される情報処理システムを提供することができる。
データ管理システムの動作の概略を説明する図である。 データ管理システムのシステム構成図の一例である。 端末装置のハードウェア構成図の一例である。 情報処理システムのハードウェア構成図の一例である。 表示装置のハードウェア構成図の一例である。 情報処理システム、端末装置、及び、表示装置が有する機能をブロック状に分けて説明する機能ブロック図の一例である。 記事情報記憶部に記憶されている一例の記事情報を示す図である。 表示装置情報記憶部に記憶されている一例の表示装置情報を示す図である。 端末装置が記事を投稿する手順を示すシーケンス図の一例である。 端末装置が投稿された記事を表示する手順を示すシーケンス図の一例である。 一例の記事の閲覧画面を示す図である。 管理者が操作する端末装置が表示する記事の閲覧画面の一例を示す図である。 閲覧画面を表示した端末装置が改善報告を投稿する手順を示すシーケンス図の一例である。 改善報告するユーザーが操作する端末装置が表示する改善報告の入力欄の一例を示す図である。 投稿された記事を閲覧画面で表示し、支持する旨を端末装置が情報処理システムに送信する手順を示すシーケンス図の一例である。 支持する旨の送信数が多い記事を情報処理システムが表示装置に送信する手順を示すシーケンス図の一例である。 表示装置が表示した一例の表示情報画面を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態の一例として、データ管理システムとデータ管理システムが行うデータ管理方法を説明する。
<データ管理システムの動作の概略>
図1は、データ管理システム100の動作の概略を説明する図である。情報処理システム50とネットワークを介して、端末装置20a~20d、及び、表示装置10が通信可能に接続されている。なお、以下の説明において、1つ以上の端末装置20a、20b、・・・のうち、任意の端末装置20を示す場合、「端末装置20」を用いる。
各端末装置20には、情報処理システム50に記事を登録したり、記事を閲覧したりするためのアプリケーション(以下、単にアプリという)がインストールされている。アプリはこの他、記事を支持する旨を投票する機能を有している。表示装置10は、例えば大型ディスプレイ、デジタルサイネージ、電子黒板又はプロジェクター等である。
(1) ユーザーが是正すべき状況に気づき是正依頼の記事を端末装置20a(第一の端末装置の一例)に入力する。端末装置20aはユーザー操作に応じて記事を情報処理システム50に投稿する。なお、是正依頼の記事に対し、改善したユーザーは任意の端末装置20(第三の端末装置の一例)を操作して記事に対し改善報告を送信する。
(2) 端末装置20b,20cのユーザーは適宜、アプリを起動して、記事を端末装置20b、20cに表示させる。記事を支持したいと判断したユーザーは所定のボタンを押下し、端末装置20b,20cが記事を支持する旨を情報処理システム50に送信する(第二の端末装置の一例)。管理者権限を有するユーザーが重要と判断した記事に重要フラグを設定することもできる。なお、記事を支持する旨の送信は、改善報告の前と後のどちらでもよい。
(3) 情報処理システム50は、支持する旨の投票数によりユーザー間で共有すべき記事を決定する。そして、情報処理システム50は、共有すべきと決定した記事(後述する表示情報)を表示装置10に表示する。共有すべき情報は、表示装置10に限らず端末装置20dにプッシュ通知される場合もある。情報処理システム50は、重要フラグが設定された記事(後述する表示情報)を表示装置10や端末装置20dに送信する場合もある。
このように、本実施形態のデータ管理システム100では、ユーザーの賛同が得られた記事が選択され、表示装置等で表示される。また、管理者により重要と判断された記事も表示装置等で表示される。したがって、システム運営者が判断する場合よりも、多くのユーザーで共有すべき汎用的な内容の投稿(模範的な記事)や重要な記事が共有されやすくなる。
また、本実施形態では、表示装置10にユーザーの賛同が得られた記事が表示されるため、端末装置20を持ち歩かないユーザーに対しても共有すべき記事を表示することができる。
<用語について>
支持する旨とは、投稿された情報に対し賛同したり、よい評価を与えたり、好意的な気持ちを表明したりすることをいう。サイトに対しこのような支持する旨を表明する方法の1つとして、サイトに表示される「いいねボタン」をユーザーが押下する方法がある。ただし、支持する旨は「いいねボタン」の押下に限らず、ハートマークの「超いいねボタン」、知り合いと共有するシェアボタン等、名称は問われない。
記事とは、主に事実をいうが、本実施形態では、業務に関する情報であればよい。記事の一例として、業務の是正依頼がある。
業務の是正に関する情報は、是正する余地がある業務の是正を促す情報である。本実施形態では、是正依頼という用語で説明される。
<システム構成例>
図2は、本実施例におけるデータ管理システム100のシステム構成図の一例である。図2のデータ管理システム100は、例えば、ネットワークを介して互いに通信可能に接続される、情報処理システム50、1つ以上の端末装置20a、20b…、及び、1つ以上の表示装置10を含む。図2に示す端末装置20の数は一例であり、端末装置20の数は3台以上であってもよい。
本実施例のネットワークNは、例えば、3G,4G、5G、LTEなどの公衆回線を利用したネットワークである。公衆回線とは、拠点間を結ぶ通信回線において、不特定のユーザーが物理的に同じ回線を共有して利用する回線である。ネットワークNには、例えば、携帯電話網やPHS通信網、及び、これらに接続するインターネット等が含まれる。端末装置20は、Wi-Fiなどの無線LANでアクセスポイントに接続し、インターネットを介して情報処理システム50と通信することも、有線で通信することも可能である。ネットワークNは、端末装置20を使用するユーザーが勤務する施設などに構築されているLAN、複数のLANを有するWAN、及び、インターネット等でよい。
端末装置20はコンピュータとしての機能を有し、Webブラウザ又はアプリ(Webアプリに対しネイティブアプリという)が動作している。Webブラウザ又はアプリは、情報処理システム50に例えば是正依頼の記事を登録し、また、このような記事を情報処理システム50からダウンロードして表示する機能を有している。Webブラウザ又はアプリにより、ユーザーが記事を編集又は削除する機能を有していてよい。なお、端末装置20ではこれらWebブラウザ又はアプリとは別にユーザーが写真を撮るアプリなど一般的なアプリも動作する。
端末装置20は、具体的には、スマートフォン、携帯電話、タブレット端末、ゲーム機、PDA(Personal Digital Assistant)、デジタルカメラ、ウェアラブルPC(Personal Computer)、PC、などであるがこれらには限られない。
情報処理システム50は、例えばインターネット上の1つ以上の情報処理装置である。ネットワーク上の情報処理システム50をサーバという場合がある。サーバとは、クライアントからの要求に対して情報や処理結果を提供する機能を果たすコンピュータやソフトウェアである。
情報処理システム50は端末装置20から送信された是正依頼の記事を蓄積し、また、端末装置20からの要求に応じて記事を端末装置20に送信する。情報処理システム50はインターネット上に存在してもよいし、オンプレミスに存在してもよい。また、情報処理システム50はクラウドコンピューティングに対応しているとよい。クラウドとは、特定のハードウェア資源を意図しない場合に用いられる用語である。情報処理システム50はクラウドシステム、サーバシステムなどと呼ばれる場合がある。
また、情報処理システム50は是正依頼などの記事を保存するためのストレージを有する。このストレージはインターネット上のディスクスペースをユーザーに提供するサービスで使用されるストレージでよい。情報処理システム50はオンラインストレージと呼ばれる場合もある。情報処理システム50は、一般ユーザーも企業も利用することができる。企業の場合、自社でファイルサーバ環境を構築する必要がなく、必要な分だけ容量を増減することができる。
表示装置10は、記事を表示する機能を有する装置であればよい。表示装置10は、例えば電子黒板、プロジェクター、又は、デジタルサイネージなど、複数のユーザーで共有される装置であることが好ましい。また、表示装置10は、液晶や有機ELなどの単なるディスプレイ装置でもよい。
<ハードウェア構成>
続いて、図3~図5を用いてデータ管理システム100が有する各装置のハードウェア構成について説明する。
<<端末装置>>
図3は、端末装置20のハードウェア構成図である。図3に示されているように、端末装置20は、CPU401、ROM402、RAM403、EEPROM404、CMOSセンサ405、撮像素子I/F406、加速度・方位センサ407、メディアI/F409、GPS受信部411を備えている。
これらのうち、CPU401は、端末装置20全体の動作を制御する。ROM402は、CPU401やIPL等のCPU401の駆動に用いられるプログラムを記憶する。RAM403は、CPU401のワークエリアとして使用される。EEPROM404は、CPU401の制御にしたがって、端末装置20用のプログラム(アプリ)等の各種データの読み出し又は書き込みを行う。CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサ405は、CPU401の制御にしたがって被写体(主に自画像)を撮像して画像データを得る内蔵型の撮像手段の一種である。なお、CMOSセンサは、CCD(Charge Coupled Device)センサ等の撮像手段であってもよい。撮像素子I/F406は、CMOSセンサ405の駆動を制御する回路である。加速度・方位センサ407は、地磁気を検知する電子磁気コンパスやジャイロコンパス、加速度センサ等の各種センサである。メディアI/F409は、フラッシュメモリ等の記録メディア408に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御する。GPS受信部411は、GPS衛星からGPS信号を受信する。
また、端末装置20は、遠距離通信回路412、CMOSセンサ413、撮像素子I/F414、マイク415、スピーカ416、音入出力I/F417、ディスプレイ418、外部機器接続I/F(Interface)419、近距離通信回路420、近距離通信回路420のアンテナ420a、及びタッチパネル421を備えている。
これらのうち、遠距離通信回路412は、ネットワークNを介して、他の機器と通信する回路である。CMOSセンサ413は、CPU401の制御にしたがって被写体を撮像して画像データを得る内蔵型の撮像手段の一種である。撮像素子I/F414は、CMOSセンサ413の駆動を制御する回路である。マイク415は、音を電気信号に変える内蔵型の回路である。スピーカ416は、電気信号を物理振動に変えて音楽や音声などの音を生み出す内蔵型の回路である。音入出力I/F417は、CPU401の制御にしたがってマイク415及びスピーカ416との間で音信号の入出力を処理する回路である。ディスプレイ418は、被写体の画像や各種アイコン等を表示する液晶や有機EL(Electro Luminescence)などの表示手段の一種である。外部機器接続I/F419は、各種の外部機器を接続するためのインターフェースである。近距離通信回路420は、NFCやBluetooth(登録商標)等の通信回路である。タッチパネル421は、ユーザーがディスプレイ418を押下することで、端末装置20を操作する入力手段の一種である。
また、端末装置20は、バスライン410を備えている。バスライン410は、図3に示されているCPU401等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等である。
<<情報処理システム>>
図4は、情報処理システム50のハードウェア構成図である。図4に示されているように、情報処理システム50は、コンピュータによって構築されており、図4に示されているように、CPU501、ROM502、RAM503、HD504、HDD(Hard Disk Drive)コントローラ505、ディスプレイ506、外部機器接続I/F(Interface)508、ネットワークI/F509、バスライン510、キーボード511、ポインティングデバイス512、光学ドライブ514、メディアI/F516を備えている。
これらのうち、CPU501は、情報処理システム50全体の動作を制御する。ROM502は、IPL等のCPU501の駆動に用いられるプログラムを記憶する。RAM503は、CPU501のワークエリアとして使用される。HD504は、プログラム等の各種データを記憶する。HDDコントローラ505は、CPU501の制御にしたがってHD504に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。ディスプレイ506は、カーソル、メニュー、ウィンドウ、文字、又は画像などの各種情報を表示する。外部機器接続I/F508は、各種の外部機器を接続するためのインターフェースである。この場合の外部機器は、例えば、USB(Universal Serial Bus)メモリやプリンタ等である。ネットワークI/F509は、ネットワークNを利用してデータ通信をするためのインターフェースである。バスライン510は、図4に示されているCPU501等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等である。
また、キーボード511は、文字、数値、各種指示などの入力のために使用される複数のキーを備えた入力手段の一種である。ポインティングデバイス512は、各種指示の選択や実行、処理対象の選択、カーソルの移動などを行う入力手段の一種である。光学ドライブ514は、着脱可能な記録媒体の一例としての光学ディスク513に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。なお、光学ドライブ514は、CD、DVD,Blu-Ray等に対応する。メディアI/F516は、フラッシュメモリ等の記録メディア515に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御する。
<<表示装置>>
図5は、表示装置10のハードウェア構成図の一例である。図5では表示装置10として電子黒板を説明する。本実施形態の表示装置10は、CPU(Central Processing Unit)201、ROM(Read Only Memory)202、RAM(Random Access Memory)203、SSD(Solid State Drive)204、ネットワークコントローラ205、及び、外部機器接続I/F(Interface)206を備えており、複数のユーザーにより情報を共有するための共有端末である。
これらのうち、CPU201は、表示装置10全体の動作を制御する。ROM202は、CPU201やIPL(Initial Program Loader)等のCPU201の駆動に用いられるプログラムを記憶する。RAM203は、CPU201のワークエリアとして使用される。SSD204は、OSや表示装置10用のプログラム等の各種データを記憶する。なお、このプログラムは汎用的なOS(Windows(登録商標)、Mac OS(登録商標)、Android(登録商標)、iOS(登録商標)等)を搭載した情報処理装置で動作するアプリケーションプログラムでもよい。つまり、表示装置10はPCやスマートフォンなどでもよい。
ネットワークコントローラ205は、ネットワークとの通信を制御する。外部機器接続I/F206は、USB(Universal Serial Bus)メモリ2600、外付け機器(カメラ2400、スピーカ2300、マイク2200)との通信を制御する。
また、表示装置10は、キャプチャデバイス211、GPU212、ディスプレイコントローラ213、接触センサ214、センサコントローラ215、電子ペンコントローラ216、近距離通信部219、及び近距離通信部219のアンテナ219aを備えている。
これらのうち、キャプチャデバイス211は、PCから入力される静止画データ又は動画データをGPU(Graphics Processing Unit)212へ転送する。GPU(Graphics Processing Unit)212は、グラフィクスを専門に扱う半導体チップである。ディスプレイコントローラ213は、GPU212からの出力画像をディスプレイ220等へ出力するために画面表示の制御及び管理を行う。
接触センサ214は物体によって光が遮断された、すなわち光を検知できないフォトトランジスタの番号をセンサコントローラ215に出力し、センサコントローラ215が、物体の接触位置である座標位置を特定する。電子ペンコントローラ216は、電子ペン2500と通信することで、ディスプレイ220へのペン先のタッチやペン尻のタッチの有無を判断する。近距離通信部219は、NFC、Bluetooth(登録商標)等の通信回路である。
更に、表示装置10は、バスライン210を備えている。バスライン210は、CPU201等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等である。
なお、接触センサ214は、赤外線遮断方式に限らず、静電容量の変化を検知することにより接触位置を特定する静電容量方式のタッチパネル、対向する2つの抵抗膜の電圧変化によって接触位置を特定する抵抗膜方式のタッチパネル、接触物体が表示部に接触することによって生じる電磁誘導を検知して接触位置を特定する電磁誘導方式のタッチパネルなどの種々の検出手段を用いても良い。また、電子ペンコントローラ216が、電子ペン2500のペン先及びペン尻だけでなく、電子ペン2500のユーザーが握る部分や、その他の電子ペンの部分のタッチの有無を判断するようにしても良い。
<機能について>
次に、図6を用いてデータ管理システム100が有する各装置の機能について説明する。図6は、情報処理システム50、端末装置20、及び、表示装置10が有する機能をブロック状に分けて説明する機能ブロック図の一例である。
<<端末装置>>
図6では、記事を投稿する端末装置20と支持する旨を送信する端末装置20の2つの端末装置20が表示されているが、各端末装置20が有する機能は同じである。端末装置20は、情報送信部21、記事作成部22、情報受信部23、操作受付部24、支持送信部25、及び、記事表示部26を有する。端末装置20が有する各機能は、図3に示されている各構成要素のいずれかが、EEPROM404からRAM403上に展開されたプログラムに従ったCPU401からの命令によって動作することで実現される機能又は手段である。
操作受付部24は、ユーザーから記事や改善報告などの操作入力を受け付ける。操作受付部24は、カメラの撮像操作を受け付ける場合もある。
記事作成部22は、操作受付部24が受け付けた記事を用いて、ユーザーが投稿する是正依頼の記事を作成する。記事作成部22は、XMLやJsonの書式で項目と項目の値を対応づけた記事を作成する。記事作成部22は、記事に対する改善報告を作成することもできる。
情報送信部21は、記事作成部22が作成した是正依頼の記事を情報処理システム50に送信する。情報送信部21は、記事作成部22が作成した改善報告を情報処理システム50に送信する場合がある。
情報受信部23は、各ユーザー(自分自身を含む)が投稿した記事のリストや記事内容を受信する。記事表示部26は、情報受信部23が受信した記事をディスプレイ418等に表示する。
支持送信部25は、ユーザーが記事を支持する旨を入力した場合、支持する旨を情報処理システム50に送信する。このユーザーには、記事を投稿したユーザー自身が含まれてよい。ただし、一人のユーザーは、同じ記事に1回しか支持する旨を送信できない。
<<情報処理システム>>
情報処理システム50は、記事情報変換部51、表示要求受信部54、表示装置送信部55、システム制御部56、情報受信部57、情報送信部58、及び、評価情報受信部59を有している。情報処理システム50が有する各機能は、図4に示されている各構成要素のいずれかが、HD504からRAM503上に展開されたプログラムに従ったCPU501からの命令によって動作することで実現される機能又は手段である。
また、情報処理システム50は、HD504やRAM503等に構築される、記事情報記憶部52、及び、表示装置情報記憶部53を有している。
システム制御部56は、情報処理システム50の動作の全体を制御する。また、システム制御部56は、記事情報記憶部52に記憶されている支持する旨の送信数に基づいて、表示装置10で表示する記事及び端末装置20にプッシュ通知する記事を決定する。支持する旨の送信数に基づいて決定された記事は、表示装置10又は端末装置20のいずれかにのみ送信されてよい。また、システム制御部56は、重要フラグがついた記事について、支持する旨の送信数に関係なく、表示装置10及び端末装置20に送信すると決定する。この場合も、記事は、表示装置10又は端末装置20のいずれかにのみ送信されてよい。
情報受信部57は、端末装置20から是正依頼の記事や記事に対する改善報告を受信する。システム制御部56は是正依頼の記事や記事に対する改善報告を記事情報記憶部52に保存する。
情報送信部58は、記事のリスト、及び、ユーザーが要求した記事を、システム制御部56を介して記事情報記憶部52から取得し、端末装置20に送信する。また、情報送信部58は、システム制御部56が決定した記事を各表示装置10にプッシュ通知する。
評価情報受信部59は、端末装置20から送信された支持する旨を受信する。システム制御部56は、支持する旨を送信したユーザーのユーザーIDを記事情報記憶部52に保存する。
記事情報変換部51は、記事を表示装置10で表示可能な形式に変換する。記事が変換された情報を表示情報という。表示情報の内容は記事である。表示装置10が表示可能な形式は、例えばPDFやJPEGなどであるが、表示装置10の種類に応じて異なってよい。
表示装置送信部55は、システム制御部56が決定した記事であって、記事情報変換部51が記事から変換した表示情報を表示装置10に送信して、表示させる。
<<表示装置>>
表示装置10は、表示情報受信部11、及び、記事表示部12を有している。表示装置10が有する各機能は、図5に示されている各構成要素のいずれかが、SSD204からRAM203に展開されたプログラムに従ったCPU201からの命令によって動作することで実現される機能又は手段である。
表示情報受信部11は、情報処理システム50から表示情報を受信する。記事表示部1
2は、表示情報受信部11が受信した表示情報をディスプレイ220に表示する。
<<記事情報記憶部に記憶されている記事情報>>
図7は、記事情報記憶部52に記憶されている記事情報を示す。記事情報が有する各項目を説明する。
・記事IDは、記事を識別する識別情報である。記事IDは情報処理システムが採番する。
・読者権限は、記事を閲覧できるユーザーの権限を定める(権限情報の一例)。なお、複数の権限が設定された場合、読者権限は論理和で判断される。読者権限は、記事を投稿するユーザーが決定できる。
・投稿者は、記事を投稿したユーザーの氏名や識別情報等である。
・記事内容は、具体的な記事の内容である。詳細は、図11の閲覧画面で説明するが、建物、場所、写真、指摘内容、確認レベル、管理部署、及び、納期が含まれる。記事に対し、改善報告が送信された後は、記事内容に改善内容も含まれる。
・支持する旨の送信数は、当該記事に対し、支持する旨を投稿したユーザーのユーザーIDのリストである。ユーザーIDの数が、支持する旨が送信された回数である。
・重要は、管理者権限など一定以上の権限(例えばadmin)を有するユーザーが登録できる重要フラグが登録される。重要フラグがtrueの記事は、支持する旨の送信数に関係なく、システム制御部56が表示装置10に表示し、端末装置20にプッシュ通知すると判断する。
・表示済みフラグは、当該記事が表示装置10及び端末装置20に表示されたか否かを示す。実際に表示装置10及び端末装置20に表示されたかどうかは不明でよく、表示装置10及び端末装置20に記事が送信された場合にtrueとなる。何度も同じ記事が表示装置10又は端末装置20に送信されることを防止できる。支持する旨の送信数に応じた回数だけ、表示装置10又は端末装置20に記事が送信された場合にtrueとなってもよい。情報処理システム50は、評価の高い記事ほど多くの回数、記事を表示装置10及び端末装置20に表示させることができる。
<<表示装置情報記憶部に記憶されている表示装置情報>>
図8は、表示装置情報記憶部53に保持されている表示装置情報を示す。表示装置情報が有する各項目について説明する。表示装置情報の各項目は、予め所定のユーザーが登録しておく。
・表示装置IDは、表示装置10を識別する識別情報である。
・IPアドレスは、表示装置10のIPアドレスである。
・権限は、表示装置10に表示可能な記事の権限を示す(権限情報の一例)。権限の強さを「admin>user」とすると、表示装置10の権限以上の記事でないと、システム制御部56が記事を表示装置10に送信しない。これは、重要な用途に使用される表示装置10が、記事の表示で専有されないようにするため等が理由である。例えば、図7の記事ID=bb……bの読者権限はAdminなので、表示装置ID=44……4の表示装置でしか表示されない。図7の記事ID=aa……aとcc……cの読者権限はuserなので、全ての表示装置で表示される。
・表示設定は、記事の表示に関する設定である。例えば、画像のみ表示、テキストのみ、又は、画像とテキストを両方表示等が設定される。また、画像が複数枚ある場合、並べて表示、重ねて表示などが設定されてよい。
<動作手順と画面例>
図9は、端末装置20が記事を投稿する手順を示すシーケンス図の一例である。
S1:記事を投稿したいユーザーは端末装置20を操作してアプリを起動させる。アプリが起動するとログイン画面を表示するので、ユーザーはユーザー情報(ユーザーIDとパスワード)を入力する。操作受付部24が入力を受け付ける。なお、一度、ユーザーがログインすると、以降はログインした状態が維持されてもよい。
S2:ログインしたユーザーは図7で説明した記事内容(是正依頼の記事)を端末装置20に入力する。操作受付部24が記事の入力を受け付ける。なお、記事情報記憶部52に記憶される記事情報のうち読者権限は、ユーザーの権限が自動で設定されてもよいし、ユーザーが入力画面で設定してもよい。記事作成部22は入力された情報を用いて記事を作成する。
S3:記事の入力が終了すると、ユーザーは送信ボタンを押下する。操作受付部24が押下を受け付ける。
S4:記事作成部22は記事とユーザーIDを情報送信部21に送信する。
S5:情報送信部21は、記事とユーザーIDを情報処理システム50に送信する。
S6:情報処理システム50の情報受信部57は記事とユーザーIDを受信する。情報受信部57は記事とユーザーIDをシステム制御部56に送信する。
S7:システム制御部56は記事とユーザーIDを記事情報記憶部52に送信する。
S8:記事情報記憶部52は記事IDを採番し、読者権限、ユーザーID(投稿者)、及び、記事内容を記憶する。この時点では、支持する旨の送信数、重要、及び、表示済フラグは空欄である。
次に、図10を参照して、端末装置20が投稿された記事を表示する手順を説明する。図10は、端末装置20が投稿された記事を表示する手順を示すシーケンス図の一例である。各ユーザーは、記事を参考に業務を改善するためや改善報告するため、任意のタイミングで記事を端末装置20に表示させる。あるいは、ユーザーはプッシュ通知された記事を表示させる場合もあるし、任意のタイミングで記事を端末装置20に表示させる場合もある。単に、記事を評価するためにユーザーが記事を端末装置20に表示させる場合もある。ユーザーが改善報告を閲覧するインセンティブとして、情報処理システム50が社内通貨をユーザーに分配する方法がある。
S11:ユーザーはアプリを操作して、記事を表示させる閲覧画面を表示する操作を行う。例えば、ユーザーは記事のリストから記事を選択する。記事のリストは、投稿されてから一定期間内又は最新の10個などでもよいし、端末装置20が最後に記事を表示した以降に投稿された記事でもよい。あるいは、システム制御部56は、ユーザーに閲覧権限のある全ての記事を取得してもよい。操作受付部24が選択を受け付ける。
S12:記事表示部26は、閲覧画面に記事を表示するため、記事IDを指定して記事表示要求を情報処理システム50に送信する。
S13:情報処理システム50の表示要求受信部54は記事表示要求を受信し、記事表示要求をシステム制御部56に送信する。
S14,S15:システム制御部56は記事情報記憶部52から記事IDで特定される記事を取得する。
S16:システム制御部56は記事の送信を情報送信部58に要求する。
S17:情報送信部58は、記事を端末装置20に送信する。端末装置20の情報受信部23は、記事を受信し、閲覧画面に表示する。
図11は、記事の閲覧画面300の一例である。図11の記事は、是正依頼が入力されたが、改善報告が入力されていない状態である。図11では、まず、一般ユーザーが表示する閲覧画面300を示す。以下、閲覧画面300の各項目について説明する。種別301は、各項目のデータ形式をマークで示す。項目名302は入力される内容の名称である。入力内容303はユーザーが入力した記事内容である。
建物の項目311にはリストから選択された建物名が入力される。建物名は、ユーザーが是正依頼する場所がある建物名である。
場所の項目312には周囲に貼付されている画像コードの撮像によりユーザーが撮像した場所が入力される。場所は、建物内の部屋の名称や部屋番号等である。
写真の項目313にはカメラで撮像された画像が設定される。写真には、是正依頼の対象が撮像される。写真は複数枚でもよい。
指摘内容の項目314には文字(テキスト)が入力される。指摘内容は具体的な是正内容である。指摘内容の項目314は音声入力に対応しているとよい。
確認レベルの項目315にはリストから選択された数値が入力される。確認レベルは是正の緊急度や注目度を表す(例えば、数値が高いほど緊急度や注目度が大きい)。
管理部署の項目316には文字が入力される(任意)。管理部署は、是正の対象がある場所を管理する部署である。管理部署の項目316が入力されると、該当する部署のユーザーが改善報告する動機付けとなる。
納期の項目317にはカレンダーから日にちが入力される。納期は、是正の期限である。
改善報告ボタン318は、改善報告の入力欄を表示させるためのボタンである。管理部署に所属するユーザーのみに改善報告ボタンが表示されてもよい。
支持ボタン319は、ユーザーが支持する旨を入力するためのボタンである。プリントボタン320は、図11の閲覧画面300の内容をユーザーがプリンタから印刷するためのボタンである。
図12は、管理者が操作する端末装置20が表示する記事の閲覧画面300の一例である。図12の説明では主に図11との相違を説明する。管理者権限がある管理者の場合、端末装置20は、重要ボタン321を閲覧画面300に表示する。重要ボタン321は、管理者が記事に重要フラグを設定するためのボタンである。情報処理システム50はユーザーの権限が管理者の場合に、アプリに重要ボタン321の表示を許可する。あるいは、アプリ側でユーザーの権限が管理者かどうかを判断してもよい。
このように、記事が重要か否かを管理者が判断でき、支持する旨の送信数が閾値以上にならなくても、複数のユーザーが重要な記事を共有できる。
図13は、閲覧画面を表示した端末装置20が改善報告を投稿する手順を示すシーケンス図の一例である。
S21:是正依頼の記事に対し改善すべき又は改善できるユーザーは改善報告ボタン318を押下する。改善報告ボタン318の押下により、改善報告の入力欄が表示されるので、ユーザーは改善報告を入力する。改善報告は、例えば、「ありがとうございます。」「次から気をつけます」等である。改善報告の入力欄の一例を図14に示す。操作受付部24が改善報告の入力を受け付ける。
S22:改善報告の入力が終了すると、ユーザーは送信ボタンを押下する。操作受付部24が押下を受け付ける。
S23:記事作成部22は改善報告、ユーザーID及び記事IDを情報送信部21に送信する。
S24:情報送信部21は、改善報告、ユーザーID及び記事IDを情報処理システム50に送信する。
S25:情報処理システム50の情報受信部57は改善報告、ユーザーID及び記事IDを受信する。情報受信部57は改善報告、ユーザーID及び記事IDをシステム制御部56に送信する。
S26:システム制御部56は改善報告、ユーザーID及び記事IDを記事情報記憶部52に送信する。
S27:記事情報記憶部52は記事IDで特定した記事に改善報告とユーザーID(改善者)を保存する。
図14は、改善報告するユーザーが操作する端末装置20が表示する改善報告の入力欄250の一例である。図14の説明では主に図11との相違を説明する。
改善報告の入力欄250は、カメラボタン251、対策者欄252、及び、対策内容欄253を有している。
カメラボタン251は、改善報告するユーザーがカメラを起動するためのボタンである。
対策者欄252は、改善を行ったユーザーの氏名や識別情報等をユーザーが入力するための項目である。
対策内容欄253はどのような対策を採ったかをユーザーが入力するための項目である。対策内容欄253への入力には、音声入力が可能であるとよい。
送信ボタン254は、改善報告をユーザーが情報処理システム50に送信するためのボタンである。
次に、図15を参照して、支持ボタン319が押下された場合の処理を説明する。図15は、投稿された記事を閲覧画面で表示し、支持する旨を端末装置20が情報処理システム50に送信する手順を示すシーケンス図の一例である。
S31:ユーザーは支持したい記事があると、支持する旨を入力するための支持ボタン319を押下する。操作受付部24が押下を受け付ける。
S32:支持送信部25は、ユーザーIDと記事IDを指定して、支持する旨を情報処理システム50に送信する。
S33:情報処理システム50の評価情報受信部59が支持する旨を受信し、ユーザーID、記事ID及び支持する旨をシステム制御部56に送信する。
S34,S35:システム制御部56が、記事IDを指定して記事情報記憶部52から記事を取得する。
S36:システム制御部56は当該記事の支持する旨の送信数の項目にユーザーIDを設定する。
S37:システム制御部56はステップS36で更新された記事で記事情報記憶部52の記事を更新する。
このようにして、記事において支持する旨の送信数が徐々に大きくなる。支持する旨の送信数が大きい記事は多くのユーザーにより支持されるので、各ユーザーで共有する価値が高いと判断できる。
図16は、支持する旨の送信数が多い記事を情報処理システム50が表示装置10に送信する手順を示すシーケンス図の一例である。図16の処理は一定時間が経過するごとに実行される。
S41:システム制御部56がタイマーで一定時間が経過したことを検出する。タイマーに限らず、一定数の記事が投稿されるごとに図16の処理がスタートしてもよいし、又は、管理者の操作で図16の処理が開始されてもよい。
S42、S43:システム制御部56は、記事情報記憶部52から表示済フラグがfalseの記事を取得する。
S44:システム制御部56は表示装置10に表示する記事を選択する。選択される記事は、記事の支持する旨の送信数が閾値を超えているもの、又は、重要フラグがされているもの等である。システム制御部56は、指示する旨の送信数や重要フラグとは別の基準で記事を決定してもよい。例えば、システム制御部56は、閲覧数の多い記事を学習し、記事をスコアに変換しておき、新しい記事のスコアに基づいて表示装置10に表示する記事を決定してよい。あるいは、システム制御部56は、文字数や使用されている単語(重要性を意味する例えば「必ず」「禁止します」等)があることで、表示装置10に表示する記事を決定してよい。あるいは、システム制御部56は、無作為に、表示装置10に表示する記事を決定してよい。
S45,S46:システム制御部56は、表示装置情報記憶部53から表示装置情報を取得する。
S47、S48:システム制御部56は、選択した1つ以上の記事の表示情報への変換を記事情報変換部51に要求する。システム制御部56は、例えばPDFに変換された表示情報を取得する。
S49:システム制御部56は、IPアドレスで表示装置10を指定して、表示情報の表示を表示装置送信部55に要求する。なお、システム制御部56は、記事の権限以上の権限を有する表示装置10にのみ表示情報を送信する。また、システム制御部56は、各ユーザーの端末装置20に記事をプッシュ通知する。ユーザーが表示装置10の近くにいなくても支持する旨の送信数が大きい又は重要フラグが設定された記事を各ユーザーに知らせることができる。
また、図16では、情報処理システム50から記事が表示装置10に送信されているが、表示装置10の電源がオフの場合もある。このため、情報処理システム50がステップS43で決定した記事を保存しておき、表示装置10の電源がオンになり起動した旨を情報処理システム50に送信した場合に、システム制御部56が記事を表示装置10に送信してもよい。
S50:表示装置送信部55は、IPアドレスで特定される表示装置10に、表示情報を送信する。表示装置10の表示情報受信部11が表示情報を受信し、記事表示部12が表示情報をディスプレイ220に表示する。
図17は、表示装置10が表示した表示情報画面330の一例を示す。表示情報画面330は、記事の各項目331を有している。記事に改善報告333が登録された後は、改善報告333も表示される。
また、記事のうち撮像された画像332を表示装置10が大きく表示することで、ユーザーが内容を確認しやすい。
また、ユーザーは、表示装置10が表示設定に基づいて表示した記事の表示態様を、表示装置10を操作して変更できる。例えば、ユーザーは、画像のみ表示、画像とテキストを両方表示、又は、テキストのみ表示、を切り替えることができる。
<主な効果>
本実施形態のデータ管理システム100では、ユーザーの賛同が得られた記事が選択され、表示装置等で表示される。また、管理者により重要と判断された記事も表示装置等で表示される。したがって、システム運営者が判断する場合よりも、多くのユーザーで共有すべき汎用的な内容の投稿(模範的な記事)や重要な記事が共有されやすくなる。
また、本実施形態では、表示装置10にユーザーの賛同が得られた記事が表示されるため、端末装置20を持ち歩かないユーザーに対しても共有すべき記事を表示することができる。
<その他の適用例>
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、本実施形態では、是正依頼の記事が投稿されているが、端末装置20が投稿する記事は単に業務に関する情報(URLやフォルダなど役立つ情報の入手先、効率的な仕事の進め方など)であってもよい。
また、本実施形態では端末装置20がネイティブアプリを実行していたが、Webアプリを実行してもよい。この場合、入力項目はHTML又はJavaScript(登録商標)により定義される。
また、図6などの構成例は、端末装置20、及び、情報処理システム50による処理の理解を容易にするために、主な機能に応じて分割したものである。処理単位の分割の仕方や名称によって本願発明が制限されることはない。端末装置20、及び、情報処理システム50の処理は、処理内容に応じて更に多くの処理単位に分割することもできる。また、1つの処理単位が更に多くの処理を含むように分割することもできる。
また、実施例に記載された装置群は、本明細書に開示された実施形態を実施するための複数のコンピューティング環境のうちの1つを示すものにすぎない。ある実施形態では、情報処理システム50は、サーバクラスタといった複数のコンピューティングデバイスを含む。複数のコンピューティングデバイスは、ネットワークや共有メモリなどを含む任意のタイプの通信リンクを介して互いに通信するように構成されており、本明細書に開示された処理を実施する。
更に、情報処理システム50は、開示された処理ステップ、例えば図9等を様々な組み合わせで共有するように構成できる。例えば、所定のユニットによって実行されるプロセスは、情報処理システム50が有する複数の情報処理装置によって実行され得る。また、情報処理システム50は、1つのサーバ装置にまとめられていても良いし、複数の装置に分けられていても良い。
上記で説明した実施形態の各機能は、一又は複数の処理回路によって実現することが可能である。ここで、本明細書における「処理回路」は、電子回路により実装されるプロセッサのようにソフトウェアによって各機能を実行するようプログラミングされたプロセッサや、上記で説明した各機能を実行するよう設計されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(Digital Signal Processor)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、及び、従来の回路モジュール等のデバイスを含む。
10 表示装置
20 端末装置
50 情報処理システム
100 データ管理システム
特開2019-144903号公報

Claims (12)

  1. 1つ以上の端末装置、及び、表示装置と通信する情報処理システムであって、
    第一の端末装置から投稿された業務の是正に関する情報を受信する情報受信部と、
    前記業務の是正に関する情報を、複数のユーザーで共有される前記表示装置に送信する表示装置送信部と、
    を有する情報処理システム。
  2. 前記業務の是正に関する情報を第二の端末装置に送信する情報送信部と、
    前記第二の端末装置から前記業務の是正に関する情報に対する評価を受信する評価情報受信部と、を有し、
    前記表示装置送信部は、前記評価情報受信部が受信した前記評価に基づいて決定した、前記業務の是正に関する情報を前記表示装置に送信する請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記業務の是正に関する情報に対する評価は、前記業務の是正に関する情報を支持する旨であり、
    前記表示装置送信部は、前記支持する旨の数が閾値以上の前記業務の是正に関する情報を前記表示装置に送信する請求項2に記載の情報処理システム。
  4. 前記業務の是正に関する情報に対する評価は、前記業務の是正に関する情報が重要である旨であり、
    前記表示装置送信部は、前記重要である旨が対応づけられている前記業務の是正に関する情報を前記表示装置に送信する請求項2に記載の情報処理システム。
  5. 前記評価情報受信部は、前記第二の端末装置のユーザーの権限が一定以上の場合にのみ、前記業務の是正に関する情報が重要である旨を受け付ける請求項4に記載の情報処理システム。
  6. 前記表示装置に対応づけて保持している権限情報と、前記業務の是正に関する情報に対応づけられている権限情報とに基づいて、前記表示装置送信部は、前記評価に基づいて決定した、前記業務の是正に関する情報を前記表示装置に送信するか否かを判断する請求項2~5のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  7. 前記情報送信部は、前記業務の是正に関する情報を第三の端末装置に送信し、
    前記情報受信部は、前記業務を改善した旨を前記第三の端末装置から受信し、
    前記表示装置送信部は、前記業務の是正に関する情報と共に、前記業務を改善した旨を前記表示装置に送信する請求項2~6のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  8. 前記情報送信部は、前記評価に基づいて決定した前記業務の是正に関する情報を任意の端末装置にプッシュ通知する請求項2~7のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  9. 1つ以上の端末装置、及び、表示装置と通信する情報処理システムが行うデータ管理方法であって、
    情報受信部が、第一の端末装置から投稿された業務の是正に関する情報を受信するステップと、
    表示装置送信部が、前記業務の是正に関する情報を、複数のユーザーで共有される前記表示装置に送信するステップと、
    を有するデータ管理方法。
  10. 1つ以上の端末装置、及び、表示装置と通信する情報処理システムを
    第一の端末装置から投稿された業務の是正に関する情報を受信する情報受信部と、
    前記業務の是正に関する情報を、複数のユーザーで共有される前記表示装置に送信する表示装置送信部、
    として機能させるためのプログラム。
  11. 1つ以上の端末装置、及び、表示装置と通信する情報処理システムを有するデータ管理システムであって、
    前記情報処理システムは、
    第一の端末装置から投稿された業務の是正に関する情報を受信する情報受信部と、
    前記業務の是正に関する情報を、複数のユーザーで共有される前記表示装置に送信する表示装置送信部と、を有し、
    前記表示装置は、
    前記情報処理システムから受信した前記業務の是正に関する情報を表示するデータ管理システム。
  12. 端末装置に、
    前記情報処理システムからプッシュ通知で受信した前記業務の是正に関する情報を表示させるプログラムを有する請求項11に記載のデータ管理システム。
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