JP2023554519A - 電子文書の編集方法と装置及びコンピュータ機器とプログラム - Google Patents

電子文書の編集方法と装置及びコンピュータ機器とプログラム Download PDF

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Abstract

本出願では電子文書の編集方法、装置、コンピュータ機器及び記憶媒体が提供され、オフィスオートメーションの技術分野で適用される。該方法は、第一コンピュータ機器における第一クライアントによって提供される插入コラボレーション入口を介して、第二クライアントで電子文書の第二編集インターフェースをオープンし、插入コラボレーション入口は第一クライアントとコラボレーションして電子文書にマルチメディアファイルを挿入するために用いられ;插入待ちのマルチメディアファイルを取得し;及び、マルチメディアファイルを第二編集インターフェースにおける第一插入位置に挿入するステップを含む。本出願により、幾つかの簡単な手順だけで、マルチメディアファイルを迅速に插入し得る機能を実現できる。

Description

本出願は、2021年05月31日に中国専利局に出願した、出願番号が202110604273.7、発明の名称が「電子文書の編集方法、装置、機器及び記憶媒体」である中国特許出願に基づく優先権を主張するものであり、その全内容を参照によりここに援用する。
本出願は、オフィスオートメーションの技術分野に関し、特に、電子文書(電子ドキュメントともいう)の編集方法と装置及びコンピュータ機器とプログラムに関する。
電子文書は日常のオフィスで最も使用されているオフィスアプリケーションである。例えば、ワードプロセッシングプログラムWord、テーブルプロセッシングプログラムExcel、プレゼンテーション用ファイルプロセッシングプログラムPPTなどがある。
コンピュータを用いて電子文書を編集するプロセスには画像(写真やピクチャともいう)を電子文書に挿入するニーズがある。例えば、ユーザが授業のメモを記録するときに、教科書における文字内容の写真を撮った後に授業のメモに追加する必要がある。関連技術では、ユーザは携帯電話(スマートフォン)を使用して教科書における文字内容の写真を撮った後に、写真をインスタントメッセージングプログラム又はデータライン又はローカルエリアネットワーク同期ツールによってコンピュータに伝送する。その後、ユーザはコンピュータでファイルマネージャを用いて該写真を見つけ、コピーアンドペーストの方式で該写真を電子文書の指定位置に插入する。
上述の方法は電子文書以外の他の伝送プログラムだけでなく、多くのヒューマンマシンインタラクションステップをも必要とするため、フロー全体のヒューマンマシンインタラクション効率が低い。
本出願の実施例は、電子文書に画像を迅速に插入できる電子文書の編集方法と装置及びコンピュータ機器とプログラムを提供することを課題とする。
本出願の1つの側面によれば、電子文書の編集方法が提供され、第二コンピュータ機器により実行され、該方法は、
第一コンピュータ機器における第一クライアントによって提供される插入コラボレーション入口を介して、第二クライアントで電子文書の第二編集インターフェースをオープンし、插入コラボレーション入口は第一クライアントとコラボレーションして電子文書にマルチメディアファイルを挿入するために用いられ;
插入待ちのマルチメディアファイルを取得し;及び
マルチメディアファイルを第二編集インターフェースにおける第一插入位置に挿入するステップを含む。
本出願の1つの側面によれば、電子文書の編集方法が提供され、第一コンピュータ機器により実行され、該方法は、
第一クライアントに電子文書の第一編集インターフェースを表示し;
第一編集インターフェース上の插入コラボレーション操作に応じて、電子文書の插入コラボレーション入口を生成し、插入コラボレーション入口は第二コンピュータ機器における第二クライアントとコラボレーションして電子文書にマルチメディアファイルを挿入するために用いられ;及び
第二クライアントに插入コラボレーション入口を提供するステップを含む。
本出願のもう1つの側面によれば、電子文書の編集装置が提供され、該装置は、
第一コンピュータ機器における第一クライアントによって提供される插入コラボレーション入口を介して、第二クライアントで電子文書の第二編集インターフェースをオープンするためのアクセスモジュールであって、插入コラボレーション入口は第一クライアントとコラボレーションして電子文書にマルチメディアファイルを挿入するために用いられる、アクセスモジュール;
插入待ちのマルチメディアファイルを取得するための取得モジュール;及び
マルチメディアファイルを第二編集インターフェースにおける第一插入位置に挿入するための插入モジュールを含む。
本出願のもう1つの側面によれば、電子文書の編集装置が提供され、該装置は、
第一クライアントに電子文書の第一編集インターフェースを表示するための表示モジュール;
第一編集インターフェース上の插入コラボレーション操作に応じて、電子文書の插入コラボレーション入口を生成するための生成モジュールであって、插入コラボレーション入口は第二コンピュータ機器における第二クライアントとコラボレーションしてマルチメディアファイルを挿入するために用いられる、生成モジュール;及び
第二クライアントに插入コラボレーション入口を提供するための出力モジュールを含む。
本出願のもう1つの側面によれば、コンピュータ機器が提供され、該コンピュータ機器は処理器及び記憶器を含み、記憶器には少なくとも1つの命令、少なくとも1つのプログラム、コードセット又は命令セットが記憶されており、少なくとも1つの命令、少なくとも1つのプログラム、コードセット又は命令セットは処理器によりロードされ実行されることで上述のような側面に記載の電子文書の編集方法を実現する。
本出願のもう1つの側面によれば、コンピュータ記憶媒体が提供され、コンピュータ可読記憶媒体には少なくとも1つのプログラムコードが記憶されており、プログラムコードは処理器によりロードされ実行されることで上述のような側面に記載の電子文書の編集方法を実現する。
本出願のもう1つの側面によれば、コンピュータプログラムプロダクト(又はコンピュータプログラム)が提供され、該コンピュータプログラムプロダクト(又はコンピュータプログラム)はコンピュータ命令を含み、該コンピュータ命令はコンピュータ可読記憶媒体に記憶されており、コンピュータ機器の処理器は上述のコンピュータ可読記憶媒体から上述のコンピュータ命令を読み取り、該処理器は上述のコンピュータ命令を実行することで、上述のコンピュータ機器に、上述のような側面に記載の電子文書の編集方法を実行させる。
本出願の実施例で提供される技術案がもたらす有利な効果は少なくとも次のとおりである。
第一コンピュータ機器における第一クライアントで電子文書をオープンし、このときに、第一クライアントにより電子文書の插入コラボレーション入口を提供し、該插入コラボレーション入口に基づいて第二コンピュータ機器における第二クライアントで電子文書の同期化を行うことで、第二クライアントを使用して電子文書にマルチメディアファイルを挿入でき、例えば、第二クライアントがモバイル端末を使用してリアルタイムで収集したマルチメディアファイル、又は、ローカルファイルのうちのマルチメディアファイルを第一クライアントの編集中の電子文書に迅速かつ正確に插入できるため、幾つかの簡単な手順だけで、マルチメディアファイルを迅速に插入し得る能力(機能)を実現できる。
本出願の1つの例示的な実施例で提供される電子文書の編集方法の原理を示す図である。 本出願の1つの例示的な実施例で提供されるコンピュータシステムの構成を示す図である。 本出願の1つの例示的な実施例で提供される電子文書の編集方法のフローチャートである。 本出願の1つの例示的な実施例で提供される電子文書の編集方法のインターフェースを示す図である。 本出願の1つの例示的な実施例で提供される電子文書の編集方法のフローチャートである。 本出願の1つの例示的な実施例で提供される電子文書の編集方法のフローチャートである。 本出願の1つの例示的な実施例で提供される電子文書の編集方法のインターフェースを示す図である。 本出願の1つの例示的な実施例で提供される電子文書の編集方法のインターフェースを示す図である。 本出願の1つの例示的な実施例で提供される電子文書の編集方法のインターフェースを示す図である。 本出願の1つの例示的な実施例で提供される電子文書の編集方法のフローチャートである。 本出願のもう1つの例示的な実施例で提供される電子文書の編集方法のインターフェースを示す図である。 本出願のもう1つの例示的な実施例で提供される電子文書の編集方法のフローチャートである。 本出願のもう1つの例示的な実施例で提供される電子文書の編集方法のフローチャートである。 本出願のもう1つの例示的な実施例で提供される電子文書の編集方法のフローチャートである。 本出願のもう1つの例示的な実施例で提供される電子文書の編集装置の構成を示す図である。 本出願の1つの例示的な実施例で提供される電子文書の編集装置の構成を示す図である。 本出願の1つの例示的な実施例で提供される端末の構成を示すブロック図である。 本出願の1つの例示的な実施例で提供されるサーバーの構成を示すブロック図である。
ユーザがデスクトップコンピュータ、ノートブックコンピュータなどのコンピュータ機器で電子文書を編集するプロセスには電子文書に画像を迅速に插入するニーズがあるため、本出願は電子文書に画像を迅速に插入できる方法を提供する。図1に示すように、ユーザはコンピュータ機器120におけるデスクトップクライアントを使用して電子文書の編集作業を行う。電子文書に画像を挿入する必要があるときに、ユーザはデスクトップクライアントを使用してモバイルクライアントに插入コラボレーション入口(entrance)を提供する。該插入コラボレーション入口はQRコード(二次元バーコードともいう)又はプッシュメッセージであり得る。
ユーザはモバイル端末140におけるモバイルクライアントを用いて插入コラボレーション入口により電子文書にアクセスし、かつマルチメディアファイルを插入する必要がある目標插入位置を自動的にポジショニング(特定)する。ユーザはモバイル端末140を用いて写真を撮影し、又は、ローカルフォトアルバムのうちから画像を選択し、画像を目標插入位置に挿入する。該画像はデスクトップクライアントに自動的に同期され得るため、迅速な画像插入機能を実現できる。
図2は本出願の1つの例示的な実施例で提供されるコンピュータシステム100を示すブロック図である。該コンピュータシステム100はコンピュータ機器120、モバイル端末140及びサーバー160を含む。
コンピュータ機器120では電子文書の編集機能をサポートする第一アプリケーションが実行される。該第一アプリケーションは専用のアプリケーションであって良く、app(application、アプリケーション)におけるアプレットであっても良く、Webクライアントであっても良い。オプションとして、第一アプリケーションは第一クライアントとも呼ばれる。幾つかの例において、コンピュータ機器120は撮影の能力が限られた又は制限されたコンピュータ機器、例えば、カメラヘッドを有しないデスクトップコンピュータ、表示ディスプレイに固定されたカメラヘッドを有するデスクトップコンピュータ、ノートブックコンピュータなどであっても良い。
コンピュータ機器120は無線ネットワーク及び有線ネットワークによりサーバー160に接続される。
モバイル端末140では電子文書の編集機能をサポートする第二アプリケーションが実行される。該第二アプリケーションは専用のアプリケーションであっても良く、app(application、アプリケーション)におけるアプレットであっても良く、Webクライアントであっても良い。オプションとして、第二アプリケーションは第二クライアントとも呼ばれる。幾つかの例において、モバイル端末140は撮影の能力が限られた又は制限されたコンピュータ機器、例えば、カメラヘッドを有しないデスクトップコンピュータ、表示ディスプレイに固定されたカメラヘッドを有するデスクトップコンピュータ、ノートブックコンピュータなどであっても良い。第一アプリケーション及び第二アプリケーションは同じプログラム又は異なるプログラムである。例えば、同じ種類のアプリケーションはそれぞれ異なるオペレーティングシステム用に開発されたプログラムであり、又は、それぞれ異なる端末類型用に開発されたプログラムである。また、例えば、第一アプリケーションはデスクトップオペレーティングシステム上のアプリケーションであり、第二アプリケーションはモバイルオペレーティングシステム上のアプリケーション又はアプレット又はWebプログラムである。アプレットは親アプリケーションに依存するプログラムであり、親アプリケーションは基本的なオペレーティングプラットフォームを提供する。よって、アプレットはリアルタイムなロードを実現でき、インストールする必要がない。
モバイル端末140は無線ネットワーク及び有線ネットワークによりサーバー160に接続される。
サーバー160は独立した物理サーバーであっても良く、複数の物理サーバーからなるサーバー群又は分散システムであっても良く、さらに、クラウドサービス、クラウドデータベース、クラウドコンピューティング、クラウド関数、クラウドストレージ、ネットワークサービス、クラウド通信、ミドルウェアサービス、ドメインネームサービス、セキュリティサービス、CDN(Content Delivery Network)、ビッグデータ、人工知能プラットフォームなどの基本的なクラウドコンピューティングサービスを提供するクラウドサーバーであって良い。オプションとして、サーバー160はコラボレーションサーバー及びプッシュサーバーを含む。コラボレーションサーバーは第一アプリケーション及び第二アプリケーション間のドキュメントコラボレーション能力(機能)を提供するために用いられる。プッシュサーバーはプッシュメッセージのプッシュ能力(機能)を提供するために用いられる。なお、本出願の実施例では“複数”とは2つ又は2つ以上を指す。
図3は本出願の1つの例示的な実施例で提供される電子文書の編集方法のフローチャットである。該方法は第一コンピュータ機器、又は第一クライアント、又はデスクトップクライアントにより実行される。前記方法は以下のステップを含む。
ステップ302:第一クライアントに電子文書の第一編集インターフェースを表示する。
ユーザが第一クライアントを使用して電子文書を編集するプロセスでは、第一クライアントに電子文書の第一編集インターフェースを表示する。電子文書は文字処理プログラム、テーブルプロセッシングプログラム、プレゼンテーション用ファイルプロセッシングプログラム、メモプロセッシングプログラム、及びテーブルの収集のうちの少なくとも1つを含む。
第一クライアントの第一編集インターフェースでは1つ又は複数の編集機能が提供される。該編集機能は文字のフォーマット(フォント)に関する機能、段落の形式に関する機能、図表の挿入に関する機能、マルチメディアファイルの挿入に関する機能、レビューに関する機能、電子文書のチェック方式に関する機能、及び翻訳に関する機能のうちの少なくとも1つを含んでも良いが、これらに限定されない。
オプションとして、電子文書の全部又は一部の編集機能が複数の端末でのリアルタイムなコラボレーションをサポートする。1つの例において、電子文書の全部の編集機能はすべて複数の端末でのリアルタイムなコラボレーションをサポートし、もう1つの例において、電子文書の一部の編集機能は複数の端末でのリアルタイムなコラボレーションをサポートし、例えば、マルチメディアファイル挿入の機能である。
オプションとして、第一クライアントは電子文書の編集をサポートするアプリケーションである。第一クライアントは第一コンピュータ機器で実行される。幾つかの実施例において、第一コンピュータ機器はデスクトップコンピュータ、ノートブックコンピュータなどの、撮影能力が限られた又は制限されたコンピュータ機器である。
ステップ304:第一編集インターフェース上の插入コラボレーション操作に応じて、電子文書の插入コラボレーション入口を生成し、插入コラボレーション入口は第二コンピュータ機器における第二クライアントとコラボレーションして電子文書にマルチメディアファイルを挿入するために用いられる。
電子文書にマルチメディアファイルを挿入する必要がある場合、ユーザは第一クライアントの第一編集インターフェース上で插入コラボレーション操作をトリガーし、その後、電子文書のアクセスリンクを電子文書のコラボレーション入口情報に追加し、コラボレーション入口情報をキャリー(carry)する插入コラボレーション入口を生成できる。オプションとして、第一クライアントの第一編集インターフェースには插入コラボレーションコントロール表示され、ユーザがマウス又はタッチパネルなどの周辺デバイスを採用して插入コラボレーションコントロールをトリガーした場合、第一クライアントは插入コラボレーション操作を受けたと見なす。該插入コラボレーションコントロールのトリガー方式はシングルクリック、ダブルクリック、ドラッグ、ジェスチャトリガー、音声トリガーなどを含むが、これらに限定されない。
図4に示すように、第一クライアントにおける電子文書の第一編集インターフェース20には插入ボタン22が表示される。ユーザが該插入ボタン22をクリックした後に插入メニューが表示される。該插入メニューにはピクチャオプション24、テーブルオプション、リンクオプション、コードセグメントオプション、数式コメントオプション、電子署名オプション、分割線オプション、ヘッダーとフッターオプションなどの候補插入オプションが表示される。ユーザがピクチャオプション24をクリックした後に、二次插入メニューが表示され、該二次插入メニューには插入コラボレーションコントロール26が表示される。例示的に、該插入コラボレーションコントロール26は名称が“携帯電話から撮影する又は画像を選択する”であるボタンである。ユーザが該插入コラボレーションコントロール26をクリックした後に、第一クライアントは插入コラボレーション操作を受ける。
插入コラボレーション入口は電子文書のコラボレーションリンクに基づいて生成されるアクセス入口である。該插入コラボレーション入口は插入コラボレーション用図形コード、插入コラボレーションを起動するためのプッシュメッセージ、插入コラボレーションを起動するためのショートメッセージ、插入コラボレーションを起動するための電子メール情報、及び插入コラボレーションを起動するためのインスタントメッセージのうちの少なくとも1つを含む。
例示として、第一クライアント及び第二クライアントには同一のユーザアカウント(“対象アカウント”ともいう)がログインしている。あるいは、第一クライアント及び第二クライアントには異なる2つのユーザアカウントがログインしており、この2つのユーザアカウントはすべて電子文書の編集権限を持つ。
ステップ306:第二クライアントに插入コラボレーション入口を提供する。
插入コラボレーション入口に插入コラボレーション用図形コードが含まれる場合、第一クライアントは該插入コラボレーション用図形コードを表示する方式で、第二クライアントに插入コラボレーション入口を提供する。あるいは、插入コラボレーション入口にプッシュメッセージが含まれる場合、第一クライアントは第二クライアントにプッシュメッセージを送信する。あるいは、插入コラボレーション入口にショートメッセージが含まれる場合、第一クライアントは第二コンピュータ機器にショートメッセージを送信し、例えば、第一クライアントは電話番号に基づいて第二コンピュータ機器にショートメッセージを送信し、電話番号は電子文書にログインしているユーザアカウントに関連付けられる電話番号である。
あるいは、插入コラボレーション入口に電子メール情報が含まれる場合、第一クライアントは第二コンピュータ機器に電子メール情報を送信し、例えば、第二コンピュータ機器では電子メールクライアントが実行され、電子メールクライアントには電子メールアカウントがログインしており、電子メールアカウントは電子文書にログインしているユーザアカウントに関連付けられるアカウントであり、第一クライアントは電子メールアカウントに基づいて電子メールクライアントに電子メール情報を送信する。あるいは、插入コラボレーション入口にインスタントメッセージが含まれる場合、第一クライアントは第二クライアントにインスタントメッセージを送信し、例えば、電子文書にログインしているユーザアカウントと第二クライアントにログインしているユーザアカウントは同一のユーザアカウント又は関連付けられるユーザアカウントであり、第一クライアントは第二クライアントにおけるユーザアカウントにインスタントメッセージを送信する。
要するに、本実施例により提供される方法では、第一クライアントが第二クライアントに插入コラボレーション入口を提供し、插入コラボレーション入口により第一クライアント及び第二クライアントで電子文書の編集同期化を実現することで、第二クライアントを使用して電子文書にマルチメディアドキュメントを挿入でき、例えば、第二クライアントがモバイル端末を用いてリアルタイムで収集したマルチメディアファイル又はローカルファイルのうちのマルチメディアファイルを、第一クライアントにおける編集中の電子文書に迅速插入することで、幾つかの簡単な手順だけで、マルチメディアファイルを迅速に插入し得る能力を実現できる。
図5は本出願の1つの例示的な実施例で提供される電子文書の編集方法のフローチャートである。該方法は第二コンピュータ機器、又は第二クライアント、又はモバイルクライアントにより実行される。前記方法は次のステップを含む。
ステップ402:第一コンピュータ機器における第一クライアントによって提供される插入コラボレーション入口を介して、第二クライアントで電子文書の第二編集インターフェースをオープンし、插入コラボレーション入口は第一クライアントとコラボレーションして電子文書にマルチメディアファイルを挿入するために用いられる。
第二コンピュータ機器は第二クライアントにより、插入コラボレーション入口においてキャリーされるコラボレーション入口情報を読み取り、コラボレーション入口情報は電子文書のアクセスリンクを含み;及び、電子文書のアクセスリンクに基づいて、第二クライアントで電子文書の第二編集インターフェースをオープンする。
オプションとして、插入コラボレーション入口は插入コラボレーション用図形コード、插入コラボレーションを起動するためのプッシュメッセージ、插入コラボレーションを起動するためのショートメッセージ、插入コラボレーションを起動するための電子メール情報、插入コラボレーションを起動するためのインスタントメッセージのうちの少なくとも1つを含む。
コラボレーション入口情報の読み取りは以下の任意の1つの方式を採用しても良い。
・插入コラボレーション入口に插入コラボレーション用図形コードが含まれる場合、插入コラボレーション用図形コードにおいてキャリーされるコラボレーション入口情報を認識する。例えば、第二クライアントによりカメラヘッドを喚起(evoke)し、カメラヘッドを用いて插入コラボレーション用図形コードをスキャンして認識することで、コラボレーション用図形コードにおいてキャリーされるコラボレーション入口情報を得る。
・插入コラボレーション入口にプッシュメッセージが含まれる場合、プッシュメッセージを表示し、プッシュメッセージに対してのトリガー操作に応じて、プッシュメッセージにおいてキャリーされるコラボレーション入口情報を読み取る。例えば、第二コンピュータ機器は第一クライアントが第二クライアントにプッシュしたプッシュメッセージを受信し、ポップアップウィンドウによりプッシュメッセージをポップアップし、プッシュメッセージには電子文書のアクセスリンクが含まれ、そして、プッシュメッセージに対してのトリガー操作に応じて、電子文書のアクセスリンクを読み取って取得する。
・插入コラボレーション入口にショートメッセージが含まれる場合、ショートメッセージを表示し、ショートメッセージに対してのトリガー操作に応じて、ショートメッセージにおいてキャリーされるコラボレーション入口情報を読み取る。例えば、第二コンピュータ機器は第一クライアントが電話番号に基づいて送信したショートメッセージを受信し、この電話番号は電子文書にログインしているユーザアカウントに関連付けられる電話番号であっても良く、ショートメッセージには電子文書のアクセスリンクが含まれ、そして、ショートメッセージに対してのトリガー操作に応じて、電子文書のアクセスリンクを読み取って取得する。
・插入コラボレーション入口に電子メール情報が含まれる場合、電子メール情報を表示し、電子メール情報に対してのトリガー操作に応じて、電子メール情報においてキャリーされるコラボレーション入口情報を読み取る。例えば、第二コンピュータ機器は第一クライアントが電子メールアカウントに基づいて送信した電子メール情報を受信し、この電子メールアカウントは電子文書にログインしているユーザアカウントに関連付けられるアカウントであり、電子メール情報には電子文書のアクセスリンクが含まれ、そして、電子メール情報に対してのトリガー操作に応じて、電子文書のアクセスリンクを読み取って取得する。
・插入コラボレーション入口にインスタントメッセージが含まれる場合、インスタントメッセージを表示し、インスタントメッセージに対してのトリガー操作に応じて、インスタントメッセージにおいてキャリーされるコラボレーション入口情報を読み取る。例えば、第一クライアント及び第二クライアントは異なるコンピュータ機器で実行される同じクライアントであり、第二クライアントは第一クライアントが送信したインスタントメッセージを受信し、第一コンピュータ機器及び第二コンピュータ機器の会話インターフェース上でインスタントメッセージを表示し、例えば、“マイコンピュータ”及び“マイスマートフォン”の会話インターフェース上でインスタントメッセージを表示し、インスタントメッセージには電子文書のアクセスリンクが含まれ、そして、インスタントメッセージに対してのトリガー操作に応じて、電子文書のアクセスリンクを読み取って取得する。
ユーザが第二クライアントを用いて電子文書を編集するプロセスでは、第二クライアントに電子文書の第二編集インターフェースを表示する。
第二編集インターフェースでは1つ又は複数の編集機能が提供される。該編集機能は文字のフォーマットに関する機能、段落の形式に関する機能、図表の挿入に関する機能、マルチメディアファイルの挿入に関する機能、レビューに関する機能、電子文書のチェック方式に関する機能、及び翻訳に関する機能のうちの少なくとも1つを含むが、これらに限定されない。
幾つかの実施例において、第二編集インターフェース上の編集機能は第一編集インターフェース上の編集機能と同じである。幾つかの実施例において、第二編集インターフェース上の編集機能は第一編集インターフェース上の編集機能の部分集合である。
オプションとして、電子文書の全部又は一部の編集機能が複数の端末でのリアルタイムなコラボレーションをサポートする。1つの例において、電子文書の全部の編集機能はすべて複数の端末でのリアルタイムなコラボレーションをサポートし、もう1つの例において、電子文書の一部の編集機能は複数の端末でのリアルタイムなコラボレーションをサポートし、例えば、マルチメディアファイル挿入の機能である。
オプションとして、第二クライアントは電子文書の編集をサポートするアプリケーションである。第二クライアントは第二コンピュータ機器又はモバイル端末で実行される。幾つかの実施例において、第二コンピュータ機器は撮影の能力が第一コンピュータ機器よりも高いコンピュータ機器であり、例えば、タブレットコンピュータ又はスマートフォン、あるいは、外部に接続されるカメラヘッドを有するコンピュータ機器である。
例示として、第一クライアント及び第二クライアントには同一のユーザアカウントがログインしている。あるいは、第一クライアント及び第二クライアントには異なる2つのユーザアカウントがログインしており、この2つのユーザアカウントはすべて電子文書の編集権限を持つ。
ステップ404:插入待ちのマルチメディアファイルを取得する。
マルチメディアファイルは、画像、ビデオ、及びオーディオのうちの少なくとも1つを含む。
第二クライアントは插入待ちのマルチメディアファイルを取得する。マルチメディアファイルが画像であることを例とし、第二クライアントはカメラヘッドを用いて撮影することで画像を取得し、又は、ローカルファイルのうちから画像を選択する。マルチメディアファイルがビデオであることを例とし、第二クライアントはカメラヘッドを用いて撮像することでビデオを取得し、又は、ローカルファイルのうちからビデオを選択する。マルチメディアファイルがオーディオであることを例とし、第二クライアントはマイクロフォンを用いて録音することでオーディオを取得し、又は、ローカルファイルのうちからオーディオを選択する。
本実施例ではマルチメディアファイルの取得元について限定せず、第二クライアントはさらに、ダウンロードの方式で插入待ちのマルチメディアファイルを取得し、又は、インスタントメッセージングプログラムにおける通信メッセージにより插入待ちのマルチメディアファイルを取得しても良い。
ステップ406:マルチメディアファイルを第二編集インターフェースにおける第一插入位置に挿入する。
例示的に、第一插入位置とは第二クライアントの中の電子文書におけるマルチメディアファイルの目標插入位置を指す。
第二クライアントはマルチメディアファイルを第二編集インターフェースにおける第一插入位置に挿入し、第一插入位置にマルチメディアファイルを表示する。それと同時に、電子文書に插入されるマルチメディアファイルは第一クライアントに同期され、第一クライアントの第一編集インターフェースにも該マルチメディアファイルが表示され得る。
要するに、本実施例により提供される方法では、第一コンピュータ機器における第一クライアントによって提供される插入コラボレーション入口に基づいて、第二コンピュータ機器は第二クライアントによって第一クライアントにおける電子文書との同期化を行うことで、第二クライアントを使用して電子文書にマルチメディアファイルを挿入でき、例えば、第二クライアントがモバイル端末を用いてリアルタイムで収集したマルチメディアファイル又はローカルファイルのうちのマルチメディアファイルを、第一クライアントの編集中の電子文書に迅速に插入でき、これによって、幾つかの簡単な手順だけで、マルチメディアファイルを迅速に插入し得る能力を実現できる。
<插入コラボレーション入口が図形コードである場合>
図6は本出願の1つの例示的な実施例で提供される電子文書の編集方法のフローチャートである。該方法は第一クライアント及び第二クライアントコラボレーションにより実行される。前記方法は以下のステップを含む。
ステップ502:第一クライアントが電子文書の第一編集インターフェースを表示する。
ステップ502の詳細的な実現方式についてはステップ302を参照でき、ここではその詳しい説明を省略する。
ステップ504:第一クライアントが第一編集インターフェースでの插入コラボレーション操作に応じて、電子文書のアクセスリンク、第二插入位置及び指示標識(ID)を電子文書のコラボレーション入口情報に追加する。
電子文書にマルチメディアファイルを挿入する必要がある場合、ユーザは第一クライアントの第一編集インターフェースで插入コラボレーション操作をトリガーする。オプションとして、第一クライアントの第一編集インターフェースには插入コラボレーションコントロールが表示され、ユーザがマウス又はタッチパネルなどの周辺デバイスを用いて插入コラボレーションコントロールをトリガーした場合、第一クライアントは插入コラボレーション操作を受けたと見なす。該插入コラボレーションコントロールのトリガー方式はシングルクリック、ダブルクリック、ドラッグ、ジェスチャトリガー、音声トリガーなどを含むが、これらに限定されない。図4に示すように、ユーザは插入コラボレーションコントロール26をクリックし、第一クライアントは插入コラボレーション操作を受ける。
オプションとして、第一クライアントは電子文書のアクセスリンクを電子文書のコラボレーション入口情報に追加し、及び/又は、第一クライアントは第二插入位置を插入位置情報として電子文書のコラボレーション入口情報に追加し、插入位置情報はマルチメディアファイルの第二編集インターフェースにおける第一插入位置を指示するために用いられ、第二編集インターフェースは電子文書の第二クライアントにおけるインターフェースであり、及び/又は、第一クライアントは指示標識をコラボレーション入口情報に追加し、指示標識は第二クライアントが挿入メニューを自動的に喚起するように指示するための標識であり、即ち、指示標識はモバイル端末の編集インターフェースにおける插入メニューを自動的に喚起するように指示するための標識であり、及び/又は、第一クライアントはユーザアカウントを電子文書のコラボレーション入口情報に追加する。例示的に、該ユーザアカウントは電子文書にログインしているアカウントであっても良い。
そのうち、電子文書のアクセスリンクは電子文書のドキュメント内容にアクセスするための入口リンクである。例示として、該電子文書のドキュメント内容はコラボレーションサーバーに記憶され、該入口リンクにより異なるコンピュータ機器で該電子文書のドキュメント内容にアクセスできる。
第二插入位置は電子文書の第一編集インターフェースにおける編集カーソルの所在するリアルタイム位置である。例えば、電子文書における第xx段第xx行のxx番目の文字の前、又は、xx番目の文字の後である。本出願では第二插入位置の数値表現方式について限定しない。
ユーザアカウントは電子文書のアクセス権限を決定するための資格情報である。例示として、該ユーザアカウントは第一クライアントにログインしているユーザアカウントを含み、又は、該ユーザアカウントはアクセス編集権限を持つすべてのユーザアカウントを含む。
ステップ506:第一クライアントがコラボレーション入口情報をキャリーする插入コラボレーション用図形コードを生成する。
插入コラボレーション用図形コードはバーコード又はQRコードで表される。插入コラボレーション用図形コードがQRコードであることを例とし、第一クライアントはコラボレーション入口情報に対してQRコードの符号化の方式で符号化を行い、插入コラボレーション用図形コードを取得する。
幾つかの実施例において、第一クライアントはコラボレーション入口情報を短縮リンクマッピングの方式で短縮リンクにマッピングした後に、插入コラボレーション用図形コードを生成し、又は、第一クライアントはコラボレーション入口情報に対して暗号化を行って暗号化情報を得た後に、插入コラボレーション用図形コードを生成する。
ステップ508:第一クライアントは插入コラボレーション用図形コードを表示する。
第一クライアントは、電子文書の第一クライアントにおける第一編集インターフェースにポップアップウィンドウを重ねて表示する。該ポップアップウィンドウには插入コラボレーション用図形コードが表示される。
図7に示すように、第一クライアントは第一クライアントの第一編集インターフェースに插入コラボレーション用図形コード28を表示する。該插入コラボレーション用図形コード28は1つのポップアップウィンドウに表示され、該ポップアップウィンドウの右上隅にはさらに閉じるボタンが設けられる。
1つの例において、閉じるボタンがクリックされると、該ポップアップウィンドウは閉じ得る。もう1つの例において、該插入コラボレーション用図形コード28がスキャンされた後に、コラボレーションサーバーは第一クライアントにスキャンメッセージを送信し、該ポップアップウィンドウはスキャン通知メッセージに基づいて自動的に閉じ得る。
ステップ510:第二クライアントが插入コラボレーション用図形コードによりキャリーされるコラボレーション入口情報を認識する。
插入コラボレーション用図形コードがQRコードであることを例とし、第二クライアントは插入コラボレーション用図形コードによりキャリーされるコラボレーション入口情報を認識する。
1つの例において、第二クライアント自体がコードスキャン能力(機能)を有し、第二クライアントはモバイル端末におけるカメラヘッドにより插入コラボレーション用図形コードをスキャンすることで、插入コラボレーション用図形コードによりキャリーされるコラボレーション入口情報を認識して取得する。
1つの例において、ユーザはモバイル端末上のコードスキャン能力(機能)有りの他のプログラムを用いて插入コラボレーション用図形コードをスキャンし、それから、他のプログラムにより第二クライアントの実行を喚起する。その後、他のプログラムにより、コラボレーション入口情報を第二クライアントに伝送する。
コラボレーション入口情報が短縮リンクで表される場合、第二クライアントは短縮リンクを用いてコラボレーションサーバーからコラボレーション入口情報の詳細情報を得る必要がある。コラボレーション入口情報が暗号化された場合、第二クライアントは暗号化情報に対して復号化を行った後にコラボレーション入口情報を得る必要がある。
コラボレーション入口情報は電子文書のアクセスリンク、插入位置情報及び指示標識を含む。幾つかの実施例において、插入位置情報及び指示標識はオプションであっても良い。
図8に示すように、ユーザは第二クライアントのコードスキャン機能30を用いて插入コラボレーション用図形コードに対してコードスキャンを行い、插入コラボレーション用図形コードにおけるコラボレーション入口情報を認識する。
ステップ512:第二クライアントがコラボレーション入口情報に基づいて電子文書の第二クライアントにおける第二編集インターフェースをオープンする。
第二クライアントは電子文書のアクセスリンクに基づいて、第二クライアントで電子文書の第二編集インターフェースをオープンする。例示として、第二クライアントは電子文書のアクセスリンクに基づいて電子文書のドキュメント内容を取得し、電子文書のドキュメント内容をロードして表示することで、第二クライアントに電子文書の第二編集インターフェースを表示する。
オプションとして、コラボレーション入口情報はさらにユーザアカウントを含む。第二クライアント又はサーバーは自身のユーザアカウントがコラボレーション入口情報におけるユーザアカウントにマッチした(即ち、同一のユーザアカウントである)と認識した場合、即ち、自身のユーザアカウントが電子文書の編集権限を持つ場合、電子文書の第二クライアントにおける第二編集インターフェースをオープンする。
あるいは、第二クライアントにおけるユーザアカウントが第一クライアントにおけるユーザアカウントとは異なるが、第二クライアントにおけるユーザアカウントが電子文書の編集権限を持つ場合、第二クライアントは電子文書の第二クライアントにおける第二編集インターフェースをオープンする。
ステップ514:第二クライアントが電子文書の第二編集インターフェースに第一插入位置を表示する。
第一插入位置は第二編集インターフェースにおいてマルチメディアファイルを插入する必要がある編集位置である。第二編集インターフェースにおける第一插入位置は第一編集インターフェースにおける第二插入位置と同じである。第二插入位置は第一編集インターフェース上のマルチメディアファイルの插入位置であり、例示的に、第二插入位置は電子文書の第一クライアントにおける第一編集インターフェース上のカーソル位置である。
1つの可能な設計において、第二クライアントはコラボレーション入口情報から插入位置情報を取得し、該插入位置情報は第一插入位置を指示すために用いられ、その後、第二クライアントは電子文書の第二編集インターフェースにおいて、該插入位置情報により指示される第一插入位置を表示する。
例えば、第一插入位置は電子文書の第13頁第21行にあり、第二クライアントは插入位置情報に基づいて第一插入位置を自動的にポジショニングして表示を行う。
第一插入位置がモバイル端末の編集インターフェースの現在の表示範囲にない場合、第二クライアントは插入位置情報により指示される第一插入位置にジャンプして表示を行う。
もう1つの可能な設計において、第二クライアントは電子文書の第二編集インターフェースをオープンした後に、第二クライアントにログインしているユーザアカウントに基づいて、第二插入位置との同期化を行い、電子文書の第二編集インターフェースにおいて第二插入位置を第一插入位置として表示する。
第一クライアント及び第二クライアントに同一のユーザアカウントがログインしている場合、コラボレーションサーバーは第一クライアントにおける第二插入位置を同期して保存し、ユーザアカウント、電子文書及び第二插入位置の3者間の対応関係を確立でき、第二クライアントで電子文書の第二編集インターフェースをオープンした後に、第二クライアントにログインしているユーザアカウントに基づいて、第二クライアントはコラボレーションサーバーから該ユーザアカウントの電子文書における第二插入位置との同期化を行うことで、リアルタイムな第二插入位置を得る。即ち、插入コラボレーション用図形コードを生成した後に、ユーザが第一クライアントにおける第二插入位置を変更したとしても、第二クライアントはリアルタイムな第二插入位置を同期して得ることができるため、第一クライアントに表示される第二插入位置と第二クライアントに表示される第一插入位置が同じであることを確保できる。
第一クライアント及び第二クライアントに異なるユーザアカウントがログインしている場合、仮に複数のユーザアカウントがコラボレーションして電子文書を編集するとし、コラボレーションサーバーは各ユーザアカウントの電子文書上の第二插入位置を同期して保存し、ユーザアカウント、電子文書及び第二插入位置の3者間の対応関係を確立でき、例えば、同一の電子文書にユーザアカウント1、ユーザアカウント2及びユーザアカウント3に対応する3つの第二插入位置があり、第二クライアントで電子文書の第二編集インターフェースをオープンした後に、第二クライアントにログインしているユーザアカウント2に基づいて、第二クライアントはコラボレーションサーバーから該ユーザアカウント2の電子文書における第二插入位置との同期化を行うことで、リアルタイムな第二插入位置を得ることができる。
ステップ516:第二クライアントが電子文書の第二編集インターフェースに插入メニューを表示する。
図9に示すように、マルチメディアファイルが画像であることを例とし、插入メニューは、撮影コントロール32、ローカルファイルの選択コントロール34及び文字抽出コントロール36のうちの少なくとも1つを含む。そのうち、撮影コントロール32はカメラヘッドを用いて撮影を行って撮影写真を得ることをトリガーするためのコントロールであり、ローカルファイルの選択コントロール34はファイルマネージャを用いてローカルファイルの選択を行うことをトリガーするためのコントロールであり、例えば、フォトアルバムプログラムを用いてローカルフォトアルバムにおけるローカル写真を選択し、また、文字抽出コントロール36は撮影写真又はローカル写真における文字を認識するためのコントロールである。
1つの例において、モバイル端末はユーザのヒューマンマシンインタラクション操作を受けた場合、電子文書の第二クライアントにおける第二編集インターフェースに插入メニューを表示する。もう1つの例において、モバイル端末はコラボレーション入口情報において指示標識がキャリーされた場合、電子文書の第二編集インターフェース上で表示插入メニューを自動的喚起する。
ステップ518:第二クライアントが、插入メニューに撮影コントロールが含まれる場合、撮影コントロールに対してのトリガー操作に応じて、カメラヘッドにより插入待ちのマルチメディアファイルを撮影する。
撮影コントロールに対してのトリガー操作はクリック操作、ダブルクリック操作、圧力タッチ操作、フローティングタッチ操作、ジェスチャ操作、及び音声操作のうちの少なくとも1つを含む。
第二クライアントは撮影コントロールに対してのトリガー操作に応じて、第二クライアントはカメラヘッドにより插入待ちのマルチメディアファイルを撮影する。
ステップ520:第二クライアントが、插入メニューにローカルファイルの選択コントロールが含まれる場合、選択コントロール上のトリガー操作に応じて、ファイルマネージャによりローカルファイルのうちから插入待ちのマルチメディアファイルを選択する。
選択コントロールに対してのトリガー操作はクリック操作、ダブルクリック操作、圧力タッチ操作、フローティングタッチ操作、ジェスチャ操作、及び音声操作のうちの少なくとも1つを含む。
第二クライアントは選択コントロール上のトリガー操作に応じて、第二クライアントはファイルマネージャによりローカルファイルのうちから插入待ちのマルチメディアファイルを選択する。例示的に、第二クライアントはファイルマネージャによりローカルファイルを候補ファイルとして表示する。ユーザの選択操作を受信した後に、選択された候補ファイルを插入待ちのマルチメディアファイルとする。
ステップ522:第二クライアントがマルチメディアファイルを第二編集インターフェースにおける第一插入位置に挿入する。
第二クライアントはマルチメディアファイルを電子文書の第一插入位置に挿入して表示する。
幾つかの実施例において、文字抽出コントロールに対してのトリガー操作に応じて、第二クライアントは插入済みのマルチメディアファイルの中の文字内容を抽出し、文字内容を電子文書の第一插入位置に挿入する。文字内容を電子文書の第一插入位置に挿入した後に、插入済みのマルチメディアファイルは残っても良く、文字内容で置換されても良い。
幾つかの実施例において、文字抽出コントロールに対してのトリガー操作に応じて、第二クライアントはユーザが選択したが、まだ插入されていないマルチメディアファイルの中の文字内容を抽出し、そして、文字内容を電子文書の第一插入位置に挿入する。
ステップ524:第二クライアントはマルチメディアファイルが挿入された電子文書を第一クライアントに同期させる。
第二クライアントはコラボレーションサーバーにより、マルチメディアファイルが挿入された電子文書を第一クライアントに同期させる。例示的に、第二クライアントはコラボレーションサーバーによりマルチメディアファイル及びマルチメディアファイルの插入位置を第一クライアントに同期させる。あるいは、第二クライアントはコラボレーションサーバーによりマルチメディアファイルのアクセスアドレス及びマルチメディアファイルの插入位置を第一クライアントに同期させる。マルチメディアファイルのアクセスアドレスはコラボレーションサーバーがマルチメディアファイルを記憶した後に提供しても良い。
ステップ526:第一クライアントは電子文書の第一編集インターフェースにおいて、第二クライアントが插入したマルチメディアファイルを表示する。
第一クライアントは同期後のマルチメディアファイルを得た後に、電子文書の第一編集インターフェースにおいて、第二クライアントが插入したマルチメディアファイルを表示する。
要するに、本実施例により提供される方法では、第一クライアントが第二クライアントに插入コラボレーション入口を提供することで、第二クライアントがモバイル端末を用いてリアルタイムで収集したマルチメディアファイル又はローカルファイルのうちのマルチメディアファイルを第一クライアントの編集中の電子文書に迅速に插入でき、これによって、幾つかの簡単な手順だけで、マルチメディアファイルを迅速に插入し得る能力を実現できる。
本実施例により提供される方法では、第二クライアントが第一插入位置を自動的にポジショニングして表示することで、ユーザが第二クライアントを使用して第一插入位置をポジショニングする必要がないので、ユーザの操作ステップを減少させ、ヒューマンマシンインタラクション効率を向上させることができる。特に、同期技術を採用して第二插入位置を得ることにより、插入コラボレーション用図形コードが生成された後に第一插入位置を変更したとしても、第一插入位置の正確性を確保することもできる。
本実施例により提供される方法では、さらに、第二クライアントにより自動的に插入メニューを喚起して表示でき、ユーザが手動で插入メニューをオープンする必要がないため、ユーザの操作ステップを減少させ、ヒューマンマシンインタラクション効率を向上させることができる。
<插入コラボレーション入口がプッシュメッセージである場合>
図10は本出願の1つの例示的な実施例で提供される電子文書の編集方法のフローチャートである。該方法は第一クライアント及び第二クライアントコラボレーションにより実行される。前記方法は次のステップを含む。
ステップ602:第一クライアントが電子文書の第一編集インターフェースを表示する。
ステップ604:第一クライアントが第一編集インターフェース上の插入コラボレーション操作に応じて、電子文書のアクセスリンク、第二插入位置及び指示標識を電子文書のコラボレーション入口情報に追加する。
ステップ602乃至ステップ604の詳細的な実現方式についてはステップ502乃至ステップ504を参照でき、ここではその詳しい説明を省略する。
ステップ606:第一クライアントがコラボレーション入口情報をキャリーするプッシュメッセージを生成する。
プッシュメッセージはプッシュ(push)業務(サービス)を採用してモバイル端末におけるアプリケーションに送信するメッセージである。
幾つかの実施例において、第一クライアントはコラボレーション入口情報を短縮リンクマッピングの方式で短縮リンクにマッピングした後にプッシュメッセージを生成し、又は、第一クライアントはコラボレーション入口情報を暗号化して暗号化情報を得た後にプッシュメッセージを生成する。
ステップ608:第一クライアントがサーバーにより第二クライアントにプッシュメッセージを送信する。
第一クライアントはプッシュサーバーのプッシュ能力(機能)により第二クライアントにプッシュメッセージを送信する。
オプションとして、プッシュメッセージにはユーザアカウントがキャリーされ、第一クライアントはプッシュメッセージにおけるユーザアカウントに対応する第二クライアントにプッシュメッセージを送信する。あるいは、第一クライアントは電子文書の編集権限を持つユーザアカウントに対応する第二クライアントにプッシュメッセージを送信する。
ステップ610:第二クライアントがプッシュメッセージを表示する。
第二クライアントはプッシュメッセージを受信した後にプッシュメッセージを表示する。あるいは、モバイル端末におけるオペレーティングシステムはプッシュメッセージを受信した後にシステムメッセージの方式でプッシュメッセージを表示する。
ステップ612:第二クライアントがプッシュメッセージに対してのトリガー操作に応じて、プッシュメッセージにおいてキャリーされるコラボレーション入口情報に基づいて電子文書の第二編集インターフェースをオープンする。
プッシュメッセージに対してのトリガー操作はクリック操作、ダブルクリック操作、圧力タッチ操作、フローティングタッチ操作、ジェスチャ操作、及び音声操作のうちの少なくとも1つを含む。
図11に示すように、ユーザがプッシュメッセージ38をクリックした場合、第二クライアントはプッシュメッセージにおいてキャリーされるコラボレーション入口情報に基づいて電子文書の第二クライアントにおける第二編集インターフェースをオープンする。
コラボレーション入口情報が短縮リンクを採用して表示された場合、第二クライアントは短縮リンクを用いてコラボレーションサーバーからコラボレーション入口情報の詳細情報を得る必要がある。コラボレーション入口情報が暗号化された場合、第二クライアントは暗号化情報を復号化した後にコラボレーション入口情報を得る必要がある。
コラボレーション入口情報は電子文書のアクセスリンク、插入位置情報及び指示標識を含む。幾つかの実施例において、插入位置情報及び指示標識はオプションであっても良い。
コラボレーション入口情報は少なくとも電子文書のアクセスリンクを含む。
第二クライアントは電子文書のアクセスリンクに基づいて、第二クライアントで電子文書の第二編集インターフェースをオープンする。例示的に、第二クライアントは電子文書のアクセスリンクに基づいて電子文書のドキュメント内容を取得し、電子文書のドキュメント内容をロードして表示することで、第二クライアントに電子文書の第二編集インターフェースを表示する。
オプションとして、コラボレーション入口情報はさらにユーザアカウントを含む。第二クライアントは自身のユーザアカウントがコラボレーション入口情報の中のユーザアカウントにマッチした(即ち、同一のユーザアカウントである)と認識した場合、即ち、自身のユーザアカウントが電子文書の編集権限を持つ場合、第二クライアントで電子文書の第二編集インターフェースをオープンする。
あるいは、第二クライアントにおけるユーザアカウントが第一クライアントにおけるユーザアカウントと異なるが、第二クライアントにおけるユーザアカウントが電子文書の編集権限を持つ場合、第二クライアントは電子文書の第二クライアントにおける第二編集インターフェースをオープンする。
ステップ614:第二クライアントが第二編集インターフェースに第一插入位置を表示する。
ステップ616:第二クライアントが第二編集インターフェースに插入メニューを表示する。
ステップ618:第二クライアントが、插入メニューに撮影コントロールが含まれる場合、撮影コントロールに対してのトリガー操作に応じて、カメラヘッドにより插入待ちのマルチメディアファイルを撮影する。
ステップ620:插入メニューがローカルファイルの選択コントロールを含む場合、第二クライアントが選択コントロール上のトリガー操作に応じて、ファイルマネージャによりローカルファイルのうちから插入待ちのマルチメディアファイルを選択する。
ステップ622:第二クライアントが電子文書の第二編集インターフェースにおいて、マルチメディアファイルを電子文書の第一插入位置に挿入する。
ステップ624:第二クライアントはマルチメディアファイルが挿入された電子文書を第一クライアントに同期させる。
ステップ626:第一クライアントは電子文書の第一編集インターフェースにおいて、第二クライアントが插入したマルチメディアファイルを表示する。
ステップ614乃至ステップ626の詳細的な実現方式についてはステップ514乃至ステップ526を参照でき、ここではその詳しい説明を省略する。
要するに、本実施例により提供される方法では、第一クライアントが第二クライアントに插入コラボレーション入口を提供することで、第二クライアントがモバイル端末を用いてリアルタイムで収集したマルチメディアファイル又はローカルファイルのうちのマルチメディアファイルを第一クライアントの編集中の電子文書に迅速に插入でき、これによって、幾つかの簡単な手順だけで、マルチメディアファイルを迅速に插入し得る能力を実現できる。
本実施例により提供される方法では、第二クライアントが第一插入位置を自動的にポジショニングして表示することで、ユーザが第二クライアントを使用して第一插入位置をポジショニングする必要がなく、ユーザの操作ステップを減少させ、ヒューマンマシンインタラクション効率を向上させることができる。
本実施例により提供される方法では、さらに第二クライアントにより插入メニューを自動的に喚起して表示することで、ユーザが手動で插入メニューをオープンする必要がなく、ユーザの操作ステップを減少させ、ヒューマンマシンインタラクション効率を向上させることができる。
図12に示す例示的な例では、ステップ41において、ユーザが第一クライアントにおける画像選択ボタンをクリックし、マルチメディアファイルのコラボレーション插入フローをトリガーする。ユーザは以下の2種類の方式のうちの少なくとも1つを採用してコラボレーション插入フローをトリガーできる。
<方式1:図形コードによるコラボレーション>
ステップ42において、第一クライアントはQRコードを生成し、該QRコードは電子文書のURL(Uniform
Resource Locator)をキャリーする。ステップ43において、第二クライアントはQRコードをスキャンして電子文書のアクセスURLを得る。ステップ44において、第二クライアントは電子文書のアクセスURLを解析し、第一插入位置をポジショニングする。その後、ユーザは第二クライアントを使用して撮影し画像の挿入を行い、又は、ローカルファイルを選択し画像の挿入を行う。
<方式2:プッシュメッセージによるコラボレーション>
ステップ45において、第一クライアントはサーバーにプッシュメッセージの送信を要求し、該プッシュメッセージは電子文書のアクセスURLをキャリーする。ステップ46において、サーバーは第二クライアントにプッシュメッセージを送信する。ステップ43において、第二クライアントはプッシュメッセージから電子文書のアクセスURLを得る。ステップ44において、第二クライアントは電子文書のアクセスURLを解析し、第一插入位置をポジショニングする。その後、ユーザは第二クライアントを用いて撮影し画像の挿入を行い、又は、ローカルファイルを選択し画像の挿入を行う。
上述のプロセスには次のような3つの技術が含まれる。
<1.QRコード生成技術>
QRコードの生成能力(機能)に基づいて、この電子文書のアクセスリンクを生成し、また、アクセスリンクにはさらに次のようなものが含まれており、即ち、插入位置情報、指示標識及びユーザアカウントのうちの少なくとも1つのパラメータ、例えば、電子文書において“携帯電話から撮影する又は画像を選択する”をクリックするユーザアカウントの関連情報、スマートフォンが画像を選択する必要があることを示すための識別子情報などである。該QRコードは第二クライアントがスマートフォンによる画像選択を行う必要があることを通知し、また、スマートフォンによる画像選択を行う必要がある具体的なユーザアカウントをも通知し、これによって、複数の人で共同作業を行うときの第一插入位置の正確性を確保できる。QRコードが生成された後に親アプリケーションによりスキャンされることで、電子文書の第二クライアント(例えば、アプレット)に直接ジャンプし、QRコードの解析を行うことができる。
QRコード生成技術は主に、第二クライアントにおけるQRコード(Quick Response Code)ライブラリに基づいて実現される。
第二クライアントは1つのドキュメントノードを、最終的に生成されたQRコード及び関連文書をマウント(mounting)するために提供する。
オプションとして、まず、第二クライアントはプログラムアイコンが付かないQRコードを生成し、QRコードのサイズ及びQRコードの中心にあるプログラムアイコンが占める面積を決定する。その後、QRCodeライブラリは電子文書によるコラボレーション入口情報に基づいてコラボレーション入口情報がキャリーされるQRコードを生成する。
プログラムアイコンが付かないQRコードロードのロードが完了した後に、第二クライアントは1つのブラウザーのフロントエンドのcanvasタグを生成し、該QRコードを該canvasタグに描画する。第二クライアントは自身のプログラムアイコンをロードし、canvasタグの描画能力(機能)を使用してプログラムアイコンをQRコードの中心位置に描画する。プログラムアイコンのロード及び描画が完了した後に、第二クライアントは生成されたこのcanvasタグを第二クライアントにより提供されるドキュメントノードにマウント(mounting)し、ブラウザーは該ドキュメントノードをレンダリングすることで、プログラムアイコンが付くQRコードを表示できる。
<2.メッセージプッシュ技術>
第一クライアントはメッセージプッシュ技術を用いて、コラボレーション入口情報命令が付くプッシュメッセージを第二クライアントにプッシュする。即ち、QRコードを生成すると同時に、第一クライアントはプッシュメッセージをもサーバーに送信し、サーバーはプッシュメッセージを第二クライアントに転送する。
図13に示すように、ステップ51において、第一クライアントはQRコードを生成すると同時に、バックグラウンドインターフェースを呼び出して通知パラメータを伝送することで、サーバーがメッセージプッシュサービスを行うようにトリガーする。通知パラメータはコラボレーション入口情報における各パラメータを含む。ステップ52において、サーバーは通知パラメータに基づいてプッシュメッセージを生成し、プッシュメッセージを第二クライアントに通知する。
ステップ53において、第二クライアントはプッシュメッセージを受信した後に、モバイル機器に通知し、モバイル端末はプッシュメッセージのポップアップウィンドウをポップアップし、プッシュ文書を表示する。ステップ54において、ユーザは該ポップアップウィンドウをトリガーすることで第二クライアントを喚起し、第二クライアントは喚起された後に、取ったコラボレーション入口情報に基づいて電子文書における第一插入位置にジャンプする。
<3.リンク解析技術>
電子文書のコラボレーション插入情報におけるアクセスURL、插入位置情報、指示標識、ユーザアカウントなどのパラメータを解析することで、これらのパラメータに基づいて、カーソルポジショニング及び插入メニューの喚起表示機能を実行するかを決定するために用いられる。カーソルポジショニングを行う必要があると確認したときに、第二クライアントのカーソル位置を第一クライアントに同期させると同時に、插入メニューを自動的に喚起して表示する。
図14に示すように、電子文書が第二クライアントの第二編集インターフェースでコラボレーション入口情報を取った後に、第二クライアントはコラボレーション入口情報を解析する。コラボレーション入口情報に插入位置情報があるときに、1つの識別子(フラグ)xを第二クライアントの1つの変数として保存すると同時に、ユーザアカウントを保存する。
電子文書の初期化プロセスにおいて、電子文書の権限モジュールも初期化され、これによって、アクセスする者が該電子文書のチェック権限を有するかを判断し、有しない場合、該電子文書の権限申請画面(ページ)に移行する。
チェック又は編集の権限を有するときに、電子文書は通常どおり初期化され、電子文書は初期化プロセスにおいてバックグラウンドのサーバーとのやり取りを行い、ルームレイヤー(異なる機器間でコラボレーションを行うときのサーバー側コンテナー)の情報、例えば、現在の電子文書におけるすべての共同編集者の第二插入位置メッセージを取得し、そして、ユーザアカウントに従って記録する。
第二クライアントの撮影モジュールが初期化された後に、電子文書の記憶変数にこの識別子xが含まれるかを検索でき、該識別子xが含まれる場合、第一插入位置に対してポジショニング操作を行う。
このときに、第二クライアントは以前保存されたユーザアカウントを読み取り、初期化階段で保存された現在のカーソル情報のうちから該ユーザアカウントに対応する第二插入位置を得る。このときに、ユーザアカウントが編集権限を持つかを判断し、編集権限を持たない場合、何れの操作も行わない。編集権限を持つときに、第二クライアントのカーソルを該第一插入位置に集め、電子文書の編集状態をアクティブにする。続いて、第二クライアントの插入メニューのクリックイベントをトリガーし、插入メニューを自動的に喚起する。その後、ユーザは自分のニーズに応じて、ローカル画像のうちから1つの画像を選択して插入するか、それとも、新しい写真を撮って插入するかを自由に選択できる。
図15は本出願の1つの例示的な実施例で提供される電子文書の編集装置を示すブロック図である。該装置は以下のものを含む。
アクセスモジュール720:第一コンピュータ機器における第一クライアントによって提供される插入コラボレーション入口を介して、第二クライアントで電子文書の第二編集インターフェースをオープンするために用いられ、前記插入コラボレーション入口は前記第一クライアントとコラボレーションして前記電子文書にマルチメディアファイルを挿入するために用いられ;
取得モジュール740:插入待ちのマルチメディアファイルを取得するために用いられ;及び
插入モジュール760:前記マルチメディアファイルを前記第二編集インターフェースにおける第一插入位置に挿入するために用いられる。
本実施例の1つの選択可能な設計において、前記アクセスモジュール720は前記插入コラボレーション入口によりキャリーされるコラボレーション入口情報を読み取り、前記コラボレーション入口情報は前記電子文書のアクセスリンクを含み;及び、前記電子文書のアクセスリンクに基づいて、前記第二クライアントで前記電子文書の前記第二編集インターフェースをオープするために用いられる。
本実施例の1つの選択可能な設計において、前記插入コラボレーション入口は插入コラボレーション用図形コード、插入コラボレーションを起動するためのプッシュメッセージ、插入コラボレーションを起動するためのショートメッセージ、插入コラボレーションを起動するための電子メール情報、及び插入コラボレーションを起動するためのインスタントメッセージのうちの少なくとも1つを含む。
本実施例の1つの選択可能な設計において、前記アクセスモジュール720は、前記插入コラボレーション入口が前記插入コラボレーション用図形コードを含む場合、前記插入コラボレーション用図形コードによりキャリーされる前記コラボレーション入口情報を認識し;又は
前記插入コラボレーション入口が前記プッシュメッセージを含む場合、前記プッシュメッセージを表示し、前記プッシュメッセージに対してのトリガー操作に応じて、前記プッシュメッセージにおいてキャリーされる前記コラボレーション入口情報を読み取り;又は
前記插入コラボレーション入口が前記ショートメッセージを含む場合、前記ショートメッセージを表示し、前記ショートメッセージに対してのトリガー操作に応じて、前記ショートメッセージにおいてキャリーされる前記コラボレーション入口情報を読み取り;又は
前記插入コラボレーション入口が前記電子メール情報を含む場合、前記電子メール情報を表示し、前記電子メール情報に対してのトリガー操作に応じて、前記電子メール情報においてキャリーされる前記コラボレーション入口情報を読み取り;又は
前記插入コラボレーション入口が前記インスタントメッセージを含む場合、前記インスタントメッセージを表示し、前記インスタントメッセージに対してのトリガー操作に応じて、前記インスタントメッセージにおいてキャリーされる前記コラボレーション入口情報を読み取るために用いられる。
本実施例の1つの選択可能な設計に応じて、前記アクセスモジュール720は、第二クライアントで電子文書の第二編集インターフェースをオープンした後に、前記電子文書の第二編集インターフェースに前記第一插入位置を表示するために用いられ、そのうち、前記第一插入位置は第二插入位置と同じであり、前記第二插入位置は第一編集インターフェース上のマルチメディアファイルの插入位置であり、前記第一編集インターフェースは前記第一クライアントにおける前記電子文書のインターフェースである。
1つの例において、前記插入コラボレーション入口はコラボレーション入口情報をキャリーし、前記アクセスモジュール720は、前記コラボレーション入口情報から插入位置情報を取得し、前記插入位置情報は前記第一插入位置を指示するために用いられ;及び、前記電子文書の前記第二編集インターフェースにおいて、前記插入位置情報により指示される第一插入位置を表示するために用いられる。
1つの例において、前記アクセスモジュール720は、前記第二クライアントにログインしているユーザアカウントに基づいて、前記第二插入位置の同期化を行い、前記ユーザアカウントは前記電子文書の編集権限を持ち;及び、前記電子文書の前記第二編集インターフェースにおいて、前記第二插入位置を前記第一插入位置として表示するために用いられる。
本実施例の1つの選択可能な設計において、前記取得モジュール740は、前記電子文書の第二編集インターフェースに插入メニューを表示し、前記插入メニューは撮影コントロール及びローカルファイルの選択コントロールのうちの少なくとも1つを含み;及び、前記撮影コントロールに対してのトリガー操作に応じて、カメラヘッドにより插入待ちの前記マルチメディアファイルを撮影し、又は、前記選択コントロールに対してのトリガー操作に応じて、ファイルマネージャにより前記ローカルファイルのうちから插入待ちの前記マルチメディアファイルを選択するために用いられる。
本実施例の1つの選択可能な設計において、前記插入コラボレーション入口はコラボレーション入口情報をキャリーし、前記取得モジュール740は、前記コラボレーション入口情報において指示標識がキャリーされた場合、前記電子文書の第二編集インターフェースに前記插入メニューを表示するために用いられ、そのうち、前記指示標識は前記插入メニューを自動的に喚起するように指示するための標識である。
本実施例の1つの選択可能な設計において、前記插入メニューはさらに文字抽出コントロールを含み、前記取得モジュール740はさらに、前記文字抽出コントロールに対してのトリガー操作に応じて前記マルチメディアファイルにおける文字内容を抽出し;及び、前記文字内容を前記電子文書の第一插入位置に挿入するために用いられる。
本実施例の1つの選択可能な設計において、前記装置はさらに以下のものを含む。
同期モジュール780:前記マルチメディアファイルが挿入された前記電子文書を前記第一クライアントに同期させるために用いられる。
図16は本出願の1つの例示的な実施例で提供される電子文書の編集装置を示すブロック図である。前記装置は以下のものを含む。
表示モジュール820:第一クライアントに電子文書の第一編集インターフェースを表示するために用いられ;
生成モジュール840:前記第一編集インターフェース上の插入コラボレーション操作に応じて、前記電子文書の插入コラボレーション入口を生成するために用いられ、前記插入コラボレーション入口は第二コンピュータ機器における第二クライアントとコラボレーションして前記電子文書にマルチメディアファイルを挿入するために用いられ;及び
出力モジュール860:前記第二クライアントに前記插入コラボレーション入口を提供するために用いられる。
本実施例の1つの選択可能な設計において、前記生成モジュール840は前記電子文書のアクセスリンクを前記電子文書のコラボレーション入口情報に追加し;及び、前記コラボレーション入口情報をキャリーする前記插入コラボレーション入口を生成するために用いられる。
本実施例の1つの選択可能な設計において、前記插入コラボレーション入口は插入コラボレーション用図形コード、插入コラボレーションを起動するためのプッシュメッセージ、插入コラボレーションを起動するためのショートメッセージ、插入コラボレーションを起動するための電子メール情報、及び插入コラボレーションを起動するためのインスタントメッセージのうちの少なくとも1つを含む。
本実施例の1つの選択可能な設計において、前記插入コラボレーション入口はコラボレーション入口情報をキャリーし、前記生成モジュール840は前記電子文書の第二插入位置を插入位置情報として前記電子文書のコラボレーション入口情報に追加するために用いられ、前記插入位置情報はマルチメディアファイルの第二編集インターフェースにおける第一插入位置を指示するために用いられ、前記第二編集インターフェースは前記電子文書の前記第二クライアント中のインターフェースであり;又は
前記第二クライアントにログインしている対象アカウントに基づいて、前記第二插入位置を前記第二クライアントに同期させるために用いられ、そのうち、前記第二插入位置は前記第一編集インターフェースにおけるマルチメディアファイルの插入位置である。
本実施例の1つの選択可能な設計において、前記插入コラボレーション入口はコラボレーション入口情報をキャリーし、前記生成モジュール840は指示標識を前記コラボレーション入口情報に追加するために用いられ、前記指示標識は前記第二クライアントが插入メニューを自動的に喚起するように指示するための標識である。
本実施例の1つの選択可能な設計において、前記表示モジュール820はさらに、前記電子文書の第一編集インターフェースにおいて、前記第二クライアントが插入した前記マルチメディアファイルを表示するために用いられる。
図17は本出願の1つの例示的な実施例で提供されるモバイル端末1700の構成を示すブロック図である。該モバイル端末1700は携帯式モバイル端末、例えば、マートフォン、タブレットコンピュータ、MP3(Moving Picture Experts Group Audio Layer III)プレーヤー、MP4(Moving Picture Experts Group Audio Layer
IV、MP4)プレーヤーであっても良。モバイル端末1700はさらに、ユーザ機器、携帯端末などと呼ばれることもある。
一般的には、モバイル端末1700は処理器1701及び記憶器1702を含む。
処理器1701は1つ又は複数の処理コア、例えば、4コア処理器、8コア処理器などを含み得る。処理器1701はDSP(Digital
Signal Processing)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)及びPLA(Programmable Logic Array)のうちの少なくとも1つのハードウェアの形式で実現されても良い。処理器1701はメインプロセッサ及びコプロセッサをも含んでも良く、メインプロセッサは喚起状態にあるデータを処理する処理器であり、中央処理器(Central Processing Unit、CPU)とも称され、コプロセッサは待機状態にあるデータを処理する低電力処理器である。幾つかの実施例において、処理器1701はGPU(Graphics
Processing Unit)が集積されても良く、GPUは表示ディスプレイに表示される必要がある内容のレンダリング及び描画を行うために用いられる。幾つかの実施例において、処理器1701はさらに人工知能(Artificial Intelligence、AI)処理器を含んでも良く、該AI処理器は機械学習に関する計算操作を処理するために用いられる。
記憶器1702は1つ又は複数のコンピュータ可読記憶媒体を含んでも良く、該コンピュータ可読記憶媒体は有形かつ非一時的であって良い。記憶器1702はさらに高速ランダムアクセスメモリ、及び不揮発性メモリ、例えば、1つ又は複数の磁気ディスク、フレッシュメモリを含んでも良い。幾つかの実施例において、記憶器1702のうちの非一時的コンピュータ可読記憶媒体は少なくとも1つの命令を記憶するために用いられ、該少なくとも1つの命令は処理器1701により実行されることで本出願の実施例で提供される方法を実現するために用いられる。
幾つかの実施例において、モバイル端末1700はオプションとして、周辺装置インターフェース1703及び少なくとも1つの周辺装置をさらに含み得る。具体的には、周辺装置はRF回路1704、タッチパネル1705、カメラヘッドアセンブリ1706、オーディオ(音声)回路1707及び電源1709のうちの少なくとも1つを含む。
周辺装置インターフェース1703は入出力(Input/Output、I/O)に関連している少なくとも1つの周辺装置を処理器1701及び記憶器1702に接続するために用いられる。幾つかの実施例において、処理器1701、記憶器1702及び周辺装置インターフェース1703は同一のチップ又は回路板上に統合でき、幾つかの他の実施例において、処理器1701、記憶器1702及び周辺装置インターフェース1703のうちの任意の1つ又は2つがシングルチップ又は回路板上で実現されても良いが、本実施例ではこれについて限定しない。
RF回路1704は、電磁信号とも呼ばれるRF(Radio
Frequency)信号を送受信するために用いられる。RF回路1704は電磁信号により通信ネットワーク及び他の通信機器と通信を行う。RF回路1704は電気信号を電磁信号に変換して送信を行い、又は、受信した電磁信号を電気信号に変換する。オプションとして、RF回路1704はアンテナシステム、RF送受信器、1つ又は複数の増幅器、チューナ、発振器、デジタル信号処理器、コーデックチップセット、ユーザID識別モジュールカードなどを含む。RF回路1704は少なくとも1つの無線通信プロトコルにより他の端末と通信を行うことができる。該無線通信プロトコルはインターネット、メトロポリタンエリアネットワーク、イントラネット、様々な世代のモバイル通信ネットワーク(2G、3G、4G及び5G)、無線ローカルエリアネットワーク及び/又は無線WiFi(Wireless Fidelity)ネットワーク含んでも良いが、これらに限定されない。幾つかの実施例において、RF回路1704はさらに、近距離無線通信(Near Field Communication、NFC)に関連している回路を含んでも良いが、本出願ではこれについて限定しない。
タッチパネル1705はユーザインターフェース(User Interface、UI)を表示するために用いられる。該UIは図形、テキスト、アイコン、ビデオ及びそれらの任意の組み合わせを含み得る。タッチパネル1705はさらに、タッチパネル1705の表面又は表面の上でのタッチ信号を収集する能力をも持つ。該タッチ信号は制御信号として処理器1701に入力され処理されることが可能である。タッチパネル1705は仮想ボタン及び/又は仮想キーボードを提供するために用いられ、それらはソフトボタン及び/又はソフトキーボードとも称される。幾つかの実施例において、タッチパネル1705は1つあり、モバイル端末1700のフロントパネルに設けられても良く、他の幾つかの実施例において、タッチパネル1705は少なくとも2つあり、それぞれ、モバイル端末1700の異なる表面に設置され、又は、折り畳むように設計されても良く、また、他の幾つかの実施例において、タッチパネル1705はフレキシブル表示ディスプレイであり、モバイル端末1700の弯曲表面又は折り畳み面に配置されても良い。さらに、タッチパネル1705は非矩形の不規則な図形、即ち、特殊な形状のパネルとして設置されても良い。タッチパネル1705は液晶表示器(Liquid Crystal Display、LCD)、有機発光ダイオード(Organic Light-Emitting Diode、OLED)などの材料で作ることができる。
カメラヘッドアセンブリ1706は画像又はビデオを取集するために用いられる。オプションとして、カメラヘッドアセンブリ1706は前方カメラヘッド及び後方カメラヘッドを含む。通常、前方カメラヘッドはビデオ通話又は自撮りに使用され、後方カメラヘッドは写真又はビデオの撮影に使用される。幾つかの実施例において、後方カメラヘッドは少なくとも2つあり、それぞれ、メインカメラヘッド、被写界深度カメラヘッド、広角カメラヘッドのうちの任意の1つであり、メインカメラヘッド及び被写界深度カメラヘッドの融合により背景ぼかし機能を実現し、メインカメラヘッド及び広角カメラヘッドの融合によりパノラマ撮影及び仮想現実(Virtual Reality、VR)撮影機能を実現する。幾つかの実施例において、カメラヘッドアセンブリ1706はさらにフラッシュを含んでも良い。フラッシュは単色温度フラッシュであっても良く、2色温度フラッシュであっても良い。2色温度フラッシュとは暖かい光のフラッシュと冷たい光のフラッシュの組み合わせを指し、異なる色温度下の光補償に使用できる。
オーディオ回路1707はユーザ及びモバイル端末1700間のオーディオインターフェースを提供するために用いられる。オーディオ回路1707はマイクロフォン及びスピーカーを含み得る。マイクロフォンはユーザ及び環境の音波を収集し、音波を電気信号に変換して処理器1701に入力して処理してもらい、又は、RF回路1704に入力して音声通信を行うために用いられる。ステレオ収音又はノイズ低減の目的で、マイクロフォンは複数あり、それぞれ、モバイル端末1700の異なる箇所に設置されても良い。マイクロフォンはさらに、アレイマイクロフォン又は全方向型マイクロフォンであっても良い。スピーカーは処理器1701又はRF回路1704からの電気信号を音波に変換するために用いられる。スピーカーは従来のメンブレンスピーカーであっても良く、圧電セラミックスピーカーであっても良い。スピーカーが圧電セラミックスピーカーであるときに、電気信号を人間に聞こえる音波に変換するだけでなく、距離測定などの目的で電気信号を人間に聞こえない音波に変換することもできる。幾つかの実施例において、オーディオ回路1707はヘッドフォンジャックをさらに含み得る。
電源1709はモバイル端末1700における各アセンブリに給電するために用いられる。電源1709は交流、直流、使い捨て電池、又は再充電可能な電池であっても良い。電源1709が再充電可能な電池を含むときに、該再充電可能な電池は有線再充電可能バッテリー又は無線再充電可能バッテリーであり得る。有線再充電可能バッテリーは有線回線を介して充電される電池であり、無線再充電可能バッテリーは無線コイルを介して充電される電池である。該再充電可能な電池はさらに急速充電技術をサポートするために用いられる。
幾つかの実施例において、モバイル端末1700はさらに1つ又は複数のセンサ1710を含む。該1つ又は複数のセンサ1710は、加速度センサ1711、ジャイロセンサ1712、圧力センサ1713、光学センサ1715及び近接センサ1716を含むが、これらに限定されない。
加速度センサ1711はモバイル端末1700によって確立された座標系の3つの座標軸上の加速度を検出できる。例えば、加速度センサ1711は重力加速度の3つの座標軸上の成分を検出するために用いられ得る。処理器1701は加速度センサ1711が収集した重力加速度信号に基づいて、タッチパネル1705が横画面又は縦画面でユーザインターフェースの表示を行うように制御できる。加速度センサ1711はさらにゲーム又はユーザの動きデータの収集のために使うことができる。
ジャイロセンサ1712はモバイル端末1700の本体方向及び回転角度を検出でき、ジャイロセンサ1712は加速度センサ1711と連携してユーザのモバイル端末1700に対しての3D動きを収集できる。処理器1701はジャイロセンサ1712が収集したデータに基づいて、次のような機能を実現でき、即ち、動きセンシング(例えば、ユーザの傾斜操作に応じてUIを変える)、撮影中の画像安定性、ゲーム制御及び慣性ナビゲーションである。
圧力センサ1713はモバイル端末1700のサイドフレーム及び/又はタッチパネル1705の下層に配置できる。圧力センサ1713はモバイル端末1700のサイドフレームに配置されるときに、ユーザのモバイル端末1700に対して把持信号を検出し、該把持信号に基づいて左右の手の認識又はショートカット操作を行うことができる。圧力センサ1713はタッチパネル1705の下層に配置されるときに、ユーザのタッチパネル1705に対しての圧力操作に基づいて、UIインターフェース上の操作可能なコントロールへの制御を実現できる。操作可能なコントロールはボタンコントロール、スクロールバーコントロール、アイコンコントロール、及びメニューコントロールのうちの少なくとも1つを含む。
光学センサ1715は環境光強度を収集するために用いられる。1つの実施例において、処理器1701は光学センサ1715が収集した環境光強度に基づいて、タッチパネル1705のディスプレイ輝度を制御できる。具体的には、環境光強度が高いときに、タッチパネル1705のディスプレイ輝度を上げ、環境光強度が低いときに、タッチパネル1705のディスプレイ輝度を下げる。もう1つの実施例において、処理器1701はさらに、光学センサ1715が収集した環境光強度に基づいて、カメラヘッドアセンブリ1706の撮影パラメータを動的に調整できる。
近接センサ1716は距離センサとも称され、通常、モバイル端末1700の正面に設けられる。近接センサ1716はユーザとモバイル端末1700の正面との間の距離を収集するために用いられる。1つの実施例において、近接センサ1716により、ユーザとモバイル端末1700の正面との間の距離が徐々に減少することを検出したときに、処理器1701はタッチパネル1705がオンスクリーン状態からオフスクリーン状態に切り替えるように制御し、近接センサ1716により、ユーザとモバイル端末1700の正面との間の距離が徐々に増加することを検出したときに、処理器1701はタッチパネル1705がオフスクリーン状態からオンスクリーン状態に切り替えるように制御する。
当業者が理解できるように、図17に示す構成はモバイル端末1700を限定するものではなく、図示よりも多くの又はより少ないアセンブリを含んでも良く、又は、幾つかのアセンブリを組み合わせても良く、又は、異なる構成要素配置を採用しても良い。
図18は本出願の1つの実施例で提供されるコンピュータ機器の構成を示す図である、該コンピュータ機器は上述の実施例で提供されるコンピュータ機器が実行する電子文書の編集方法を実現するために用いられる。前記サーバー1800は中央処理ユニット(CPU、Central
Processing unit)1801、ランダムアクセスメモリ(RAM、Random Access Memory)1802及びリードオンリーメモリ(ROM、Read-Only Memory)1803のシステム記憶器1804、及びシステム記憶器1804及び中央処理ユニット1801に接続されるシステムバス1805を含む。前記サーバー1800はさらに、コンピュータ内の各デバイス間の情報伝送を助けるための基本入出力システム(I/O、Input/Output)1806、オペレーティングシステム1813、アプリケーション1814及び他のプログラムモジュール1815を記憶するための大容量記憶装置1807などを含む。
前記基本入出力システム1806は情報を表示するための表示器1808及びユーザが情報を入力するための例えばマウス、キーボードなどの入力装置1809を含む。そのうち、前記表示器1808及び入力装置1809はすべてシステムバス1805に接続される入出力制御器1810によって中央処理ユニット1801に接続できる。前記基本入出力システム1806はさらに、入出力制御器1810を、キーボード、マウス、又は電子スタイラスなどの複数の他の装置からの入力を受信及び処理するために含む。同様に、入出力制御器1810はさらに、出力を表示ディスプレイ、プリンター又は他の種類の出力装置に提供し得る。
前記大容量記憶装置1807はシステムバス1805に接続される大容量記憶制御器(図未せず)によって中央処理ユニット1801に接続される。前記大容量記憶機器1807及びその関連したコンピュータ可読媒体はサーバー1800に不揮発性記憶を提供するために用いられる。つまり、前記大容量記憶機器1807は例えば、ハードディスクやCD-ROM(Compact Disc Read-Only Memory)ドライブのようなコンピュータ可読媒体(図示せず)を含み得る。
一般性を失うことなく、前記コンピュータ可読媒体はコンピュータ記憶媒体及び通信媒体を含んでも良い。コンピュータ記憶媒体は例えば、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュール、他のデータなどの情報を記憶するための任意の方法又は技術で実現される揮発性及び不揮発失性、取り外し可能及び取り外し不可能な媒体を含む。コンピュータ記憶媒体はRAM、ROM、EPROM(Erasable Programmable Read-Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)、フレッシュメモリ又は他の固体記憶技術、CD-ROM、DVD(Digital
Video Disc)又は他の光学ストレージ、磁気テープ、ディスクストレージ、又は他の磁気記憶装置を含む。もちろん、当業者が理解できるように、前記コンピュータ記憶媒体はこれらに限定されない。上述のシステム記憶器1804及び大容量記憶機器1807は記憶器と総称され得る。
本出願の様々な実施例によれば、前記サーバー1800はさらに、例えば、インターネットなどのネットワークを介してネットワークに接続される遠隔コンピュータを含んでも良い。即ち、サーバー1800は前記システムバス1805に接続されるネットワークインターフェースユニット1811によってネットワーク1812に接続でき、又は、ネットワークインターフェースユニット1811を用いて他の類型のネットワーク又は遠隔コンピュータシステム(図未せず)に接続し得るといっても良い。
前記記憶器はさらに1つ又は1つ以上のプログラムを含み、前記1つ又は1つ以上のプログラムは記憶器に格納されており、かつ1つ又は1つ以上の中央処理ユニットにより実行されるように構成される。
本出願の実施例ではさらにコンピュータ可読記憶媒体が提供され、該コンピュータ可読記憶媒体には少なくとも1つの命令が記憶されており、前記少なくとも1つの命令は処理器によりロードされ実行されることで上述の各実施例に記載のような電子文書の編集方法を実現できる。
本出願の1つの側面によれば、コンピュータプログラムプロダクト又はコンピュータプログラムが提供され、該コンピュータプログラムプロダクト又はコンピュータプログラムはコンピュータ命令を含み、該コンピュータ命令はコンピュータ可読記憶媒体に記憶されている。端末の処理器はコンピュータ可読記憶媒体から該コンピュータ命令を読み取り、該処理器は該コンピュータ命令を実行することで、該端末に、上述の側面の様々な選択可能な実現方式で提供される電子文書の編集方法を実行させる。
以上、本出願の好ましい実施例を説明したが、本出願はこの実施例に限定されず、本出願の趣旨を離脱しない限り、本出願に対するあらゆる変更は本出願の技術的範囲に属する。

Claims (20)

  1. 第二コンピュータ機器が実行する、電子文書を編集する方法であって、
    第一コンピュータ機器における第一クライアントによって提供される插入コラボレーション入口を介して、第二クライアントで電子文書の第二編集インターフェースをオープンするステップであって、前記插入コラボレーション入口は前記第一クライアントとコラボレーションして前記電子文書にマルチメディアファイルを挿入するために用いられる、ステップ;
    插入待ちのマルチメディアファイルを取得するステップ;及び
    前記マルチメディアファイルを前記第二編集インターフェースにおける第一插入位置に挿入するステップを含む、方法。
  2. 請求項1に記載の方法であって、
    前記第一コンピュータ機器における第一クライアントによって提供される插入コラボレーション入口を介して、第二クライアントで電子文書の第二編集インターフェースをオープンするステップは、
    前記插入コラボレーション入口によりキャリーされるコラボレーション入口情報を読み取るステップであって、前記コラボレーション入口情報は前記電子文書のアクセスリンクを含む、ステップ;及び
    前記電子文書のアクセスリンクに基づいて、前記第二クライアントで前記電子文書の前記第二編集インターフェースをオープンするステップを含む、方法。
  3. 請求項2に記載の方法であって、
    前記插入コラボレーション入口は、插入コラボレーション用図形コード、插入コラボレーションを起動するためのプッシュメッセージ、插入コラボレーションを起動するためのショートメッセージ、插入コラボレーションを起動するための電子メール情報、及び插入コラボレーションを起動するためのインスタントメッセージのうちの少なくとも1つを含む、方法。
  4. 請求項3に記載の方法であって、
    前記插入コラボレーション入口によりキャリーされるコラボレーション入口情報を読み取るステップは、
    前記插入コラボレーション入口が前記插入コラボレーション用図形コードを含む場合、前記插入コラボレーション用図形コードによりキャリーされる前記コラボレーション入口情報を認識し;又は
    前記插入コラボレーション入口が前記プッシュメッセージを含む場合、前記プッシュメッセージを表示し、前記プッシュメッセージに対してのトリガー操作に応じて、前記プッシュメッセージにおいてキャリーされる前記コラボレーション入口情報を読み取り;又は
    前記插入コラボレーション入口が前記ショートメッセージを含む場合、前記ショートメッセージを表示し、前記ショートメッセージに対してのトリガー操作に応じて、前記ショートメッセージにおいてキャリーされる前記コラボレーション入口情報を読み取り;又は
    前記插入コラボレーション入口が前記電子メール情報を含む場合、前記電子メール情報を表示し、前記電子メール情報に対してのトリガー操作に応じて、前記電子メール情報においてキャリーされる前記コラボレーション入口情報を読み取り;又は
    前記插入コラボレーション入口が前記インスタントメッセージを含む場合、前記インスタントメッセージを表示し、前記インスタントメッセージに対してのトリガー操作に応じて、前記インスタントメッセージにおいてキャリーされる前記コラボレーション入口情報を読み取るステップを含む、方法。
  5. 請求項1乃至4のうちの何れか1項に記載の方法であって、
    前記第二クライアントで電子文書の第二編集インターフェースをオープンするステップの後に、前記方法はさらに、
    前記電子文書の前記第二編集インターフェースに前記第一插入位置を表示するステップを含み、
    前記第一插入位置は第二插入位置と同じであり、前記第二插入位置は第一編集インターフェース上のマルチメディアファイルの插入位置であり、前記第一編集インターフェースは前記第一クライアントにおける前記電子文書のインターフェースである、方法。
  6. 請求項5に記載の方法であって、
    前記插入コラボレーション入口にはコラボレーション入口情報がキャリーされ、
    前記方法はさらに、
    前記コラボレーション入口情報から插入位置情報を取得するステップであって、前記插入位置情報は前記第一插入位置を指示するために用いられる、ステップを含み、
    前記電子文書の前記第二編集インターフェースに前記第一插入位置を表示するステップは、
    前記插入位置情報により指示される前記第一插入位置を前記電子文書の前記第二編集インターフェースに表示するステップを含む、方法。
  7. 請求項5に記載の方法であって、
    前記第二クライアントにログインしている対象アカウントに基づいて、前記第二插入位置の同期化を行うステップであって、前記対象アカウントは前記電子文書の編集権限を持つ、ステップをさらに含み、
    前記電子文書の前記第二編集インターフェースに前記第一插入位置を表示するステップは、
    前記電子文書の前記第二編集インターフェースに前記第二插入位置を前記第一插入位置として表示するステップを含む、方法。
  8. 請求項1乃至4のうちの何れか1項に記載の方法であって、
    前記插入待ちのマルチメディアファイルを取得するステップは、
    前記電子文書の前記第二編集インターフェースに插入メニューを表示するステップであって、前記插入メニューは撮影コントロール及びローカルファイルの選択コントロールのうちの少なくとも1つを含む、ステップ;及び
    前記撮影コントロールに対してのトリガー操作に応じて、カメラヘッドにより插入待ちの前記マルチメディアファイルを撮影するステップ、又は、前記選択コントロールに対してのトリガー操作に応じて、ファイルマネージャにより前記ローカルファイルから插入待ちの前記マルチメディアファイルを選択するステップを含む、方法。
  9. 請求項8に記載の方法であって、
    前記插入コラボレーション入口にはコラボレーション入口情報がキャリーされ、
    前記電子文書の前記第二編集インターフェースに插入メニューを表示するステップは、
    前記コラボレーション入口情報において指示標識がキャリーされる場合、前記電子文書の前記第二編集インターフェースに前記插入メニューを表示するステップを含み、
    前記指示標識は前記插入メニューを自動的に喚起するように指示するための標識である、方法。
  10. 請求項8に記載の方法であって、
    前記插入メニューは文字抽出コントロールをさらに含み、
    前記方法はさらに、
    前記文字抽出コントロールに対してのトリガー操作に応じて、前記マルチメディアファイル中の文字内容を抽出するステップ;及び
    前記文字内容を前記電子文書の前記第一插入位置に挿入するステップを含む、方法。
  11. 請求項1乃至4のうちの何れか1項に記載の方法であって、
    前記マルチメディアファイルが插入される前記電子文書を前記第一クライアントに同期させるステップをさらに含む、方法。
  12. 第一コンピュータ機器が実行する、電子文書を編集する方法であって、
    第一クライアントに電子文書の第一編集インターフェースを表示するステップ;
    前記第一編集インターフェース上の插入コラボレーション操作に応じて、前記電子文書の插入コラボレーション入口を生成するステップであって、前記插入コラボレーション入口は第二コンピュータ機器における第二クライアントとコラボレーションして前記電子文書にマルチメディアファイルを挿入するために用いられる、ステップ;及び
    前記第二クライアントに前記插入コラボレーション入口を提供するステップを含む、方法。
  13. 請求項12に記載の方法であって、
    前記第一編集インターフェース上の插入コラボレーション操作に応じて、前記電子文書の插入コラボレーション入口を生成するステップは、
    前記電子文書のアクセスリンクを前記電子文書のコラボレーション入口情報に追加するステップ;及び
    前記コラボレーション入口情報をキャリーする前記插入コラボレーション入口を生成するステップを含む、方法。
  14. 請求項13に記載の方法であって、
    前記插入コラボレーション入口は、插入コラボレーション用図形コード、插入コラボレーションを起動するためのプッシュメッセージ、插入コラボレーションを起動するためのショートメッセージ、插入コラボレーションを起動するための電子メール情報、及び插入コラボレーションを起動するためのインスタントメッセージのうちの少なくとも1つを含む、方法。
  15. 請求項12乃至14のうちの何れか1項に記載の方法であって、
    前記插入コラボレーション入口にはコラボレーション入口情報がキャリーされ、
    前記方法はさらに、
    第二插入位置を插入位置情報として前記電子文書の前記コラボレーション入口情報に追加するステップであって、前記插入位置情報はマルチメディアファイルの第二編集インターフェースにおける第一插入位置を指示するために用いられ、前記第二編集インターフェースは前記電子文書の前記第二クライアントにおけるインターフェースである、ステップ;又は
    前記第二クライアントにログインしている対象アカウントに基づいて、前記第二插入位置を前記第二クライアントに同期させるステップを含み、
    前記第二插入位置は前記第一編集インターフェースにおけるマルチメディアファイルの插入位置である、方法。
  16. 請求項12乃至14のうちの何れか1項に記載の方法であって、
    前記插入コラボレーション入口にはコラボレーション入口情報がキャリーされ、
    前記方法はさらに、
    指示標識を前記コラボレーション入口情報に追加するステップであって、前記指示標識は前記第二クライアントが插入メニューを自動的に喚起するように指示するための標識である、方法。
  17. 電子文書を編集する装置であって、
    第一コンピュータ機器における第一クライアントによって提供される插入コラボレーション入口を介して、第二クライアントで電子文書の第二編集インターフェースをオープンするためのアクセスモジュールであって、前記插入コラボレーション入口は前記第一クライアントとコラボレーションして前記電子文書にマルチメディアファイルを挿入するために用いられる、アクセスモジュール;
    插入待ちのマルチメディアファイルを取得するための取得モジュール;及び
    前記マルチメディアファイルを前記第二編集インターフェースにおける第一插入位置に挿入するための插入モジュールを含む、装置。
  18. 電子文書を編集する装置であって、
    第一クライアントに電子文書の第一編集インターフェースを表示するための表示モジュール;
    前記第一編集インターフェース上の插入コラボレーション操作に応じて、前記電子文書の插入コラボレーション入口を生成するための生成モジュールであって、前記插入コラボレーション入口は第二コンピュータ機器における第二クライアントとコラボレーションしてマルチメディアファイルを挿入するために用いられる、生成モジュール;及び
    前記第二クライアントに前記插入コラボレーション入口を提供するための出力モジュールを含む、装置。
  19. コンピュータ機器であって、
    処理器;及び
    前記処理器に接続される記憶器を含み、
    前記記憶器にはコンピュータプログラムが記憶されており、
    前記処理器は前記コンピュータプログラムを実行することで請求項1乃至16のうちの何れか1項に記載の方法を実現するように構成される、コンピュータ機器。
  20. コンピュータに、請求項1乃至16のうちの何れか1項に記載の方法を実行させるためのプログラム。
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