JP2023002287A - 粉粒体中の異物の検査・排出装置および検査・排出方法 - Google Patents

粉粒体中の異物の検査・排出装置および検査・排出方法 Download PDF

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Keiji Nakanishi
和之 鴨井
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Abstract

【課題】粉粒体中へ混入した異物の検出を検査サンプルの全量に亘って行うことができると共に、検出された異物を選別、排出することができる異物の検査・排出技術を提供する。【解決手段】粉粒体を所定の速度で水平方向に搬送する搬送ベルトと、搬送ベルトの上方に配置され、粉粒体を収容するホッパーと、ホッパーの下端開口部に連結させて配置されており、ホッパーに収容された粉粒体を搬送ベルト上に落下させて供給する粉粒体供給手段と、搬送ベルト上に供給された粉粒体を上方から撮像する撮像手段と、撮像結果に基づいて異物の有無を判定する異物有無判定手段と、異物が検出された場合に、検出された異物を、異物近傍の粉粒体と共に、搬送ベルト上から系外に排出する異物排出手段を備えている粉粒体中の異物の検査・排出装置。【選択図】図1

Description

本発明は、粉粒体中の異物の検査・排出装置および検査・排出方法に関し、より詳しくは、医薬品、食品、セラミックス等の製品、中間製品または原材料である粉粒体(粉末または粒状物)中へ混入した異物の検査・排出装置および検査・排出方法に関する。
医薬品、食品、セラミックス製品等の分野では、製造時、品質管理の一環として、粉粒体中への異物の混入の有無について、日常的に、抜き取り検査を行っている。
このような粉粒体中の異物の混入を検査する検査装置として、例えば、特許文献1に示すような異物検査装置がある。
具体的には、内部に昇降部材を備える収容体に検査サンプル(医薬品の場合には「検体」とも呼ばれる)の粉粒体を収容し、収容された検査サンプルの表面をカラーCCDカメラ等の光学的手段を用いて撮像することにより、明度や色調等の差に基づいて異物を検出する。そして、撮像の終了後は、昇降部材を上昇させて検査済みの粉粒体の表面をスクレーパーで掻き取って、新たに露出した表面を撮像する。この工程を順次繰り返すことにより、結果的に、広い範囲で異物の検出を行うことができる。
特許第3750017号公報
しかしながら、上記した異物検査装置の場合、その機構上、収容体の底部に残る粉粒体については検査が難しく、検査サンプルの全量に亘って検査することができなかった。
また、この異物検査装置は、単に粉粒体中における異物の混入の有無を検査するだけであり、検出された異物を選別して排出することは行われていなかった。また、検査後の検査サンプルは、全てがそのまま廃棄されていたため、廃棄ロスも多かった。
そこで、本発明は、粉粒体中へ混入した異物の検出を検査サンプルの全量に亘って行うことができると共に、検出された異物を選別、排出することができる異物の検査・排出技術を提供することを課題とする。
本発明者は、上記課題の解決について鋭意検討を行い、以下に記載する発明により上記課題が解決できることを見出し、本発明を完成させるに至った。
請求項1に記載の発明は、
粉粒体を所定の速度で水平方向に搬送する搬送ベルトと、
前記搬送ベルトの上方に配置され、粉粒体を収容するホッパーと、
前記ホッパーの下端開口部に連結させて配置されており、前記ホッパーに収容された前記粉粒体を前記搬送ベルト上に落下させて供給する粉粒体供給手段と、
前記搬送ベルト上に供給された前記粉粒体を上方から撮像する撮像手段と、
撮像結果に基づいて、異物の有無を判定する異物有無判定手段と、
前記異物が検出された場合に、検出された前記異物を、前記異物近傍の前記粉粒体と共に、前記搬送ベルト上から系外に排出する異物排出手段とを備えていることを特徴とする粉粒体中の異物の検査・排出装置である。
請求項2に記載の発明は、
前記粉粒体供給手段が、
前記ホッパーの下方に配置され、軸方向に複数本の溝が形成されたローラを備えており、
前記ホッパーから前記ローラに供給された所定量の前記粉粒体を、前記ローラを回転させて前記搬送ベルト上に落下させるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の粉粒体中の異物の検査・排出装置である。
請求項3に記載の発明は、
前記搬送ベルト上に供給された前記粉粒体を、所定の厚みの薄層に形成する薄層形成手段を備えていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の粉粒体中の異物の検査・排出装置である。
請求項4に記載の発明は、
前記薄層形成手段が、
前記搬送ベルト上方に所定のクリアランスを設けて配置された円筒状のローラを備えており、
前記搬送ベルトにより搬送される前記粉粒体を、前記円筒状のローラを回転させて押圧することにより薄層に形成するように構成されていることを特徴とする請求項3に記載の粉粒体中の異物の検査・排出装置である。
請求項5に記載の発明は、
前記撮像手段が、
全方向からの光により前記搬送ベルト上に供給された前記粉粒体を照明するドーム照明装置を備えていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の粉粒体中の異物の検査・排出装置である。
請求項6に記載の発明は、
前記異物排出手段が、
前記搬送ベルト上方に設けられた吸引ダクトを備えており、
前記吸引ダクトにより、検出された前記異物を前記異物近傍の前記粉粒体と共に吸引して系外に排出するように構成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の粉粒体中の異物の検査・排出装置である。
請求項7に記載の発明は、
前記ホッパーが複数設けられており、
前記ホッパーを順次切り替えて、前記粉粒体供給手段に前記粉粒体を落下させるオートチェンジャーを備えていることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の粉粒体中の異物の検査・排出装置である。
請求項8に記載の発明は、
所定量の粉粒体を搬送ベルト上に落下させて供給する粉粒体供給工程と、
前記搬送ベルト上に供給された前記粉粒体を上方から撮像する撮像工程と、
撮像結果に基づいて、異物の有無を判定する異物有無判定工程とを備えており、
前記異物が検出された場合には、さらに
検出された前記異物を、前記異物近傍の前記粉粒体と共に、前記搬送ベルト上から系外に排出する異物排出工程を備えていることを特徴とする粉粒体中の異物の検査・排出方法である。
請求項9に記載の発明は、
前記粉粒体供給工程が、
前記粉粒体を収容したホッパーから、前記ホッパーの下方に配置され、軸方向に溝が形成されたローラに前記粉粒体を供給し、前記ローラを回転させて前記搬送ベルト上に前記粉粒体を落下させることにより、前記粉粒体を前記搬送ベルト上に供給する粉粒体供給工程であることを特徴とする請求項8に記載の粉粒体中の異物の検査・排出方法である。
請求項10に記載の発明は、
前記撮像工程の前に
前記搬送ベルト上に供給された前記粉粒体を、前記搬送ベルト上において、所定の厚みの薄層に形成する薄層形成工程を備えていることを特徴とする請求項8または請求項9に記載の粉粒体中の異物の検査・排出方法である。
請求項11に記載の発明は、
前記薄層形成工程が、
前記搬送ベルト上に供給された前記粉粒体を、円筒状のローラの押圧力により薄層に形成する薄層形成工程であることを特徴とする請求項10に記載の粉粒体中の異物の検査・排出方法である。
請求項12に記載の発明は、
前記撮像工程が、
全方向からの光で照明するドーム照明により、前記搬送ベルト上に供給された前記粉粒体を照明して撮像する撮像工程であることを特徴とする請求項8ないし請求項11のいずれか1項に記載の粉粒体中の異物の検査・排出方法である。
請求項13に記載の発明は、
前記異物排出工程が、
検出された前記異物を、前記異物近傍の前記粉粒体と共に吸引して系外に排出する異物排出工程であることを特徴とする請求項8ないし請求項12のいずれか1項に記載の粉粒体中の異物の検査・排出方法である。
本発明によれば、粉粒体中へ混入した異物の検出を検査サンプルの全量に亘って行うことができると共に、検出された異物を選別、排出することができる異物の検査・排出技術を提供することができる。
本発明の一実施の形態に係る異物の検査・排出装置の主要部の模式正面図である。 粉粒体供給手段による粉粒体の供給を説明する模式図である。 粉粒体供給手段のローターにおける溝の配置の一例を示す模式図である。 搬送ベルト上に形成される供給粉粒体の薄層の一例を示す模式図である。 本発明の一実施の形態に係る異物の検査・排出装置の全体構成を説明する模式正面図である。 本発明の他の一実施の形態に係る異物の検査・排出装置の粉粒体供給装置の構成を示す模式正面図である。 本発明の他の一実施の形態に係る異物の検査・排出装置の模式平面図である。 図7に示す異物の検査・排出装置の模式正面図である。 図7に示す異物の検査・排出装置の要部の模式正面図である。
以下、本発明を実施の形態に基づいて説明する。
[1]本発明の基本的な考え方
最初に、本発明の基本的な考え方について説明する。
本発明に係る粉粒体中の異物の検査・排出装置は、(1)粉粒体を所定の速度で水平方向に搬送する搬送ベルト、(2)搬送ベルトの上方に配置され、検査対象となる粉粒体を収容するホッパー、(3)ホッパーの下端開口部に連結させて配置されており、ホッパーに収容された粉粒体の所定量を搬送ベルト上に落下せて供給する粉粒体供給手段、(4)搬送ベルト上に供給された粉粒体を上方から撮像する撮像手段、(5)撮像結果に基づいて異物の有無を判定する異物有無判定手段、(6)異物が検出された場合、検出された異物を、異物近傍の粉粒体と共に、搬送ベルト上から系外に排出する異物排出手段を備えている。
そして、本発明に係る粉粒体中の異物の検査・排出方法は、以下の各工程を備えている。
(1)粉粒体供給工程:所定の容器に収容された粉粒体を落下させて、搬送ベルト上に供給する工程
(2)撮像工程:搬送ベルト上に供給された粉粒体を上方から撮像する工程
(3)異物有無判定工程:撮像結果に基づいて異物の有無を判定する工程
(4)異物排出工程:異物が検出された場合、検出された異物を、異物近傍の粉粒体と共に、搬送ベルト上から系外に排出する工程
上記した粉粒体中の異物の検査・排出装置を用いて、上記のように、搬送ベルト上に落下させて供給した所定量の粉粒体を搬送ベルトの上方から撮像することにより、異物が混入した粉粒体から撮像手段へ到達する光と、異物が混入していない粉粒体から撮像手段へ到達する光との相違に基づいて、異物の有無を判定することができる。
そして、本発明においては、粉粒体を、順次、搬送ベルト上へ落下させて供給し、搬送ベルト上で検査を行うため、前記した従来の検査、即ち、内部に昇降部材を備える収容体に収容された検査サンプルの表面を、順次、掻き取り、撮像して異物の有無を検査する従来の検査と異なり、収容体の底部に検査されていない粉粒体が残るようなことがなく、検査対象の粉粒体の全量に亘って異物の検出を行うことができる。
また、本発明においては、異物が検出された場合、検出された異物を、異物近傍の粉粒体と共に、搬送ベルト上から系外に排出するようにしているため、検出された異物を選別して、その材質などを特定することにより、以降の品質管理に反映させることができる。
[2]具体的な実施の形態
以下、具体的な実施の形態を挙げて、詳しく説明する。
1.第1の実施の形態
(1)本実施の形態に係る異物の検査・排出装置の主要部
最初に、本実施の形態に係る異物の検査・排出装置の主要部について説明する。
図1は、本実施の形態に係る異物の検査・排出装置の主要部の模式正面図である。図1において、1は異物の検査・排出装置、11はホッパー、12は粉粒体供給手段、13は搬送ベルト、14は薄層形成手段、15は撮像手段、16は異物排出手段、17は検査済み粉粒体回収部である。そして、Pは検査対象の粉粒体(検査サンプル)である。
(a)ホッパー
ホッパー11は、検査対象の粉粒体Pを収容する容器であり、図1に示すように、本体部11aとシューター部11bとを備えている。本体部11aは、粉粒体供給手段12のケーシング12aの上側に着脱自在に取り付けられており、本体部11aの下端はシューター部11bの上端と連結されている。シューター部11bは、ケーシング12aの上部に配置されており、シューター部11bの下端開口部から粉粒体供給手段12へと、粉粒体Pが供給される。
(b)粉粒体供給手段
粉粒体供給手段12は、シューター部11bの下端開口部を経由して供給された粉粒体Pを、搬送ベルト13上に、所定量ずつ落下させて供給する。
図2は、粉粒体供給手段12による粉粒体Pの供給を説明する模式図である。図2に示すように、ケーシング12aの下部には、シューター部11bの下端開口部と接するように、円柱形状のローター12bが配置されている。
図2に示すように、ローター12bの周面には、軸方向に長さおよび深さが一定の溝12cが、複数本、等間隔で設けられている。そして、ローター12bは、矢印の方向に所定の速度で回転する。なお、ローター12bの下側は開放されており、周面と搬送ベルト13の上面との間には、所定のギャップが設けられている。
ホッパー11に収容された粉粒体Pは、シューター部11bの下端開口部を経由して、ローター12bの溝12cに供給される。溝12cに供給された粉粒体Pは、その後、ローター12bの回転に合わせて溝12cから徐々に落下する。このとき、溝12cは、ローターの周面に所定の間隔で設けられているため、粉粒体Pは間欠的に搬送ベルト13上に供給される。
図3は、ローター12bにおける溝の配置の一例を示す模式図であり、周面の一部を平面に展開して示している。なお、図3において、双方向の矢印はローター12bの軸方向を示している。図3に示すように、溝12cは、ローター12bの軸方向に形成、即ち、ローター12bの長手方向に対して平行に形成されており、ローター12bの周面全体に亘って、複数本、等間隔に形成されている。
溝12cは、それぞれ、横断面の形状が一様であり、面積、容積が一定に形成されている。溝12cの横断面の形状は、特に限定されないが、粉粒体が溝12cに残らないようにするため、例えば、半円形、半長円形など角がないスムーズな曲面を有する形状が好ましい。なお、溝12cの間隔や容積などは、粉粒体Pが搬送ベルト13上に供給された時の広がりや供給量などを考慮して、適宜設定する。
このようなローター12bを介して粉粒体Pを搬送ベルト13上に落下させて供給することにより、図4に示すように、搬送ベルト13上に、粉粒体Pの薄層(以下、単に「薄層」ともいう)Plを、等間隔で形成させることができる。
なお、粉粒体供給手段12には、ローター12bの回転速度を調節する回転速度調節機構(図示せず)が設けられている。これにより、粉粒体によって流動性等の諸特性が異なっていても、粉粒体Pがシューター部11bから溝12c内に隙間なく充填され、かつ溝12cから徐々に落下するように、適切に、ローター12bの回転速度を調節することができる。
また、本実施の形態においては、ローター12bに設けられる溝を、軸方向に対して平行に形成しているが、軸方向の一端から他端に向けて、多少傾斜させた溝であってもよい。
なお、通常の異物検査の場合、搬送ベルト13の搬送速度は、3m/分程度であることが好ましい。
また、粉粒体供給手段12のケーシング12a及びローター12bは、静電気の帯電を防止するため金属製であることが好ましく、中でも、耐食性および加工性に優れるアルミニウム製が好ましい。また、搬送ベルト13も含めて、帯電を防止するためには、イオナイザなどを適宜配置することが好ましい。
(c)薄層形成手段
前記したように、搬送ベルト13上に供給された粉粒体Pは、薄層Plを形成する。このとき、薄層Plの厚みは、粉粒体の粒度や流動性などに応じて、ローター12bの回転速度や搬送ベルト13の搬送速度を調整することで、適切に制御することもできるが、粉粒体毎にこれらの速度を調整することは容易なことではない。
そして、検査に際しては、異物が薄層Plの内部に埋もれ込んでしまわないように、薄層Plの厚みを調整する必要がある。具体的には、本実施の形態に係る異物の検査・排出装置は、50μm程度のサイズの異物の検出に使用されるのが一般的であるため、厚みをミクロンオーダーにまで薄くする必要がある。
また、薄層Plの厚みはできるだけ均一にしておく必要がある。薄層Plの厚みがばらついていると、薄層Plからの反射もばらついて撮像手段で捉えられるため、異物の誤検出をする恐れがある。
そこで、本実施の形態のように、撮像を行う前に、均一な厚みの薄層Plを形成するために、図1に示すように、薄層形成手段14を設けることが好ましい。これにより、厚みを50μm程度にまで薄くすることができ、また、表面が平滑で均一な厚みの薄層Plを連続して形成することができるため、精度高く、異物の検出を行うことができる。
具体的には、図1、図2に示すように、薄層形成手段14は、円筒状の均しローラ14a、クリアランス調整機構14b、粉粒体ガイド14c、スクレーパー14dを備えている。
均しローラ14aは、回転駆動装置(図示せず)に支持されている。回転駆動装置は、クリアランス調整機構14bに支持されており、図1の縦向きの双方向矢印に示すように、上下移動する。これにより、均しローラ14aと搬送ベルト13との間のクリアランスの大きさを調整することができる。一方、搬送ベルト13は、搬送ベルト支持プレート13aによって撓まないように下側が支持されている。この結果、調整されたクリアランスを、正確に維持して、粉粒体Pを均一な厚みで撮像手段へと送ることができる。
なお、具体的なクリアランスは、異物の大きさよりも多少大きな値に設定されることが好ましく、例えば、異物の大きさが50μm超の場合には、60~100μm程度のクリアランスに設定することが好ましい。但し、種々の大きさの異物に対応するためには、0~3mm程度のクリアランスを設定できることが好ましい。
粉粒体ガイド14cは、均しローラ14aの上流側に設置されており、薄層Plの幅を規制する。また、スクレーパー14dは、均しローラ14aの表面に付着した粉粒体を除去する。これにより、薄層Plの厚みと幅を適切に制御することができ、高い精度で検査することができる。
なお、本実施の形態において、均しローラ14aは、薄層Plの搬送方向とは逆方向に回転させることが好ましい。これにより、図2に示すように、粉粒体のクリアランスへの噛み込みを制御することができると共に、粉粒体へ適切な押圧力を掛けることができるため、均一な厚みの薄層Plを連続して撮像手段へと送ることができる。
(d)撮像手段
図1に示すように、撮像手段15は、カメラ15a、画像データ送信ケーブル15b、照明手段15c、電源ケーブル15dを備えている。カメラ15aには、例えば、エリアセンサータイプのカラーCCDカメラが好ましく使用される。カメラ15aは、筒体に収納された状態で設けられており、搬送ベルト13上を搬送される薄層Plの表面に焦点が合わされている。筒体の下部は、照明手段15cと連結されており、カメラ15aと照明手段15cとがユニットを形成している。
照明手段15cは、電源ケーブル15dから供給される電流によって発光し、薄層Plの表面を照明する。これにより、薄層Plの表面からカメラ15aへ十分な量の光が送られるため、より明るい撮像が可能となり、より高い精度で異物の検出を行うことができる。
このとき、照明手段15cとして、全方向からの光により搬送ベルト上の薄層Plを照らすドーム照明装置を用いることが好ましい。これにより、薄層Plの表面を、より強い光で一様に照明することができ、さらに高い精度で異物の検出を行うことができる。図1におけるドーム照明装置においては、ドームの内部に光源が複数設けられている一方で、ドームの上方が開口されているため、この開口を通して、カメラ15aにより、照明された薄層Plの表面を撮像することができる。
(e)異物有無判定手段
撮像された画像データは、画像データ送信ケーブル15bを介して、異物の有無を判定する異物有無判定手段である異物検出装置(図示せず)に送信される。異物検出装置は、コンピュータを備えており、公知の画像データ処理を用いて、撮像された画像データから画像を作成する。また、作成した画像に基づいて異物の検出を行うと共に、検出された異物の位置の特定を行う。
(f)異物排出手段
異物有無判定が終わった薄層Plは、異物排出手段16へと搬送される。このとき、異物有無判定手段によって、薄層Plに異物の混入があると判定された場合、異物排出手段16により、検出された異物を、異物近傍の粉粒体と共に、搬送ベルト上から異物の検査の系外に排出する。
異物排出手段としては、検出された異物を、異物近傍の粉粒体と共に、搬送ベルト上から系外に排出することができれば特に限定されないが、効率的な異物の除去という観点からは、吸引排出が好ましい。
図1に示すように、本実施の形態において、異物排出手段16は、搬送ベルト13の上方に配置されており、吸引制御部16a、吸引ダクト16b、吸引装置(図示せず)、異物回収容器(図示せず)を備えている。吸引ダクト16bは、吸引装置に連結されており、下端に搬送ベルト13上で開口する吸い込み口16cを備えている。
異物排出手段16においては、異物有無判定手段から送信されてきた判定結果に基づいて、吸引制御部16aが、吸い込み口16cの開閉の制御を行う。これにより、異物が検出された場合、検出された異物が異物近傍の粉粒体と共に搬送ベルト13上から吸引排出される。排出された粉粒体は、その後、異物回収容器内に回収される。
このように、検出された異物を回収することにより、異物の材質などを特定することができるため、以降の品質管理に反映させることができる。
異物の混入が検出されなかった薄層Plは、異物排出手段16の下を通過し、下流に設けられた検査済み粉粒体回収部17に回収される。
検査済み粉粒体回収部17は、図1に示すように、スクレーパー17a、シューター17bおよび回収容器収納スペース17cを備えている。回収容器収納スペース17cには、粉粒体回収容器が配置されており、異物の混入が検出されなかった粉粒体は、シューター17b上を落下して、粉粒体回収容器に収納される。このとき、スクレーパー17aは、搬送ベルト13に付着した粉粒を掻き取り、シューター17b上に落下させる。
このように、異物の混入が検出されなかった粉粒体を回収することにより、生産ロスの低減を図ることができる。
(2)各主要部が組み込まれた異物の検査・排出装置の全体構成
次に、上記した各主要部が組み込まれた本実施の形態に係る異物の検査・排出装置の全体構成について説明する。
図5は、本実施の形態に係る異物の検査・排出装置の全体構成を説明する模式正面図である。図5に示すように、本実施の形態にかかる異物の検査・排出装置1は、上記した各主要部が透明なチャンバー(筐体)21内に収納されている。また、タッチパネル式の操作盤22と粉粒体の画像を表示する画像モニター23を備えている。また、チャンバー21の下側には下部スペース32が設けられており、装置の駆動を制御する制御装置、吸引装置、集塵機、チャンバー21内を必要に応じて低温度環境にするためのエアーパージ装置など、必要な装置が下部スペース32に納められている。そして、これら装置の全てが電動式であり、電源が完備している場所であればどこにでも設置することが可能である。
また、制御装置にPLCを組み込むことで、ホッパーに粉粒体を供給するだけで、全ての工程を全自動で行うことができる。
2.第2の実施の形態
本実施の形態は、粉粒体の供給を、粉粒体を搬送ベルト上に落下させる際、落下中の粉粒体に対して搬送ベルトの長手方向から水平に所定の流速で気流を吹きつけて、粉粒体の薄層を形成させている点において、第1の実施の形態と相違する。
本実施の形態においては、落下中の粉粒体に対して水平に気流を当てることによって、粉粒体が搬送ベルト上に達する前に分散される。これにより、流動性が悪い粉粒体を対象とする場合でも確実に分散させることができる。そして、粉粒体を連続的に落下させ、搬送ベルトの搬送速度を粉粒体の落下量に応じて、適宜調整することにより、厚みのばらつきが少ない薄層を安定して形成することができる。このため、より多くの粉粒体に対して、前記した薄層形成手段を設けることなく、異物の混入検査を行うことができ、装置や工程の簡略化を図ることができる。
図6は、本実施の形態に係る異物の検査・排出装置の粉粒体供給装置の構成を示す模式正面図である。本実施の形態においては、粉粒体供給手段12と、搬送ベルト13との間の空間に、搬送ベルト13の長手方向に水平で所定の流速を有する気流Abを発生させる気流発生装置12d、例えば、エアブロワーが設けられて、気流を発生させている。
なお、上記記載において、「所定の流速」とは、粉粒体を適切に分散させることができ、かつ、全ての粉粒体Pが搬送ベルト13上に落下する流速を意味しており、粉粒体Pの粒度や密度などに応じて適宜決定される。
また、ローター12bの上半分および水平方向サイド部分の周面とケーシング12aの間に隙間Cを設けて、溝12cが下向きになる前から粉粒体Pが徐々に落下するようにしている。さらに、溝12cの本数を増やし、溝の間隔を狭くすることにより、粉粒体がより確実に連続して定量的に落下するようにしている。
なお、上記のように、エアブロワーを設けて気流を発生させなくても、粉粒体の性質や状態、ローターからの落下速度、搬送ベルトの搬送速度などを調整することにより、粉粒体を散りばめることができ、前記した薄層形成手段を設けなくても、適切な撮像が可能な粉粒体の供給を行うことができる。
3.第3の実施の形態
本実施の形態は、小容量のホッパーを複数個用いている点、および、各ホッパー毎に異物の有無を判定し、検査済み品を各ホッパー毎に回収することで異物を選別する点において、第1の実施の形態および第2の実施の形態と相違する。
このようにすることで、ホッパー毎に収容される粉粒体を少なくして、異物を容易に回収することができる。
図7は、本実施の形態に係る異物の検査・排出装置の模式平面図である。そして、図8は、模式正面図である。また、図9は、要部の模式正面図である。本実施の形態に係る異物の検査・排出装置2は、20個の小容量のホッパー11を備えており、ホッパー11は、それぞれオートチェンジャー41のターンテーブル上に配置されており、下端に開閉自在なシャッター11cを備えている。オートチェンジャー41のターンテーブルは、ステッピングモーターなどの駆動により間欠的に回転し、ホッパー11を順次、粉粒体供給手段12上に送り込む。
粉粒体供給手段12は、シャッター開閉機構12eを備えている。粉粒体Pが投入されたホッパー11が粉粒体供給手段12に送り込まれた後、シャッター開閉機構12eによりシャッター11cが開き、粉粒体Pが粉粒体供給手段12から搬送ベルト13上に供給される。供給終了後は、シャッター11cが閉じられる。
本実施の形態において、異物の検査・排出装置2は、粉粒体供給手段12の反転機構43および清掃エリア42を備えており、反転機構43は、粉粒体Pの散布を終えた粉粒体供給手段12を清掃エリア42に送り込む。清掃エリア42は、上部にエアブロー部42a、下部に吸引部42bを備えており、送り込まれた粉粒体供給手段12にエアを吹き付けることでケーシング12aおよびローター12bに付着した粉粒体を除去する。そして、清掃が終了した後は、反転機構43が反転し、粉粒体供給手段12がターンテーブル上に戻される。
また、異物の検査・排出装置2は、ホッパー(容器)清掃装置44を備えている。ホッパー清掃装置44は、シャッター開閉機構を備えており、ホッパー11に粉粒体Pが投入される前にシャッター11cを開いた後、ホッパー11内を吸引してホッパー11に付着した粉粒体を除去し、次いでシャッター11cを閉じる。シャッター11cが閉じられた後、必要に応じて次の粉粒体がホッパー11に投入される。以上の操作を繰り返すことで複数のホッパー11の粉粒体Pが順次搬送ベルト13上に供給される。
搬送ベルト13上に供給された粉粒体Pにより形成された薄層Plは、撮像工程に搬送され、撮像手段15によって撮像され、その画像に基づいて、各ホッパー毎に異物の有無が判定される。画像および判定結果は、異物検出装置15eに記録される。そして、記録された判定結果に基づき異物が混入した粉粒体が選別される。なお、13bは、搬送ベルト13の駆動装置である。
検査を終えた薄層Plは、搬送ベルト13の下流側の端部に設けられた検査済み粉粒体回収部18で各ホッパー毎に粉粒体回収手段に回収される。検査済み粉粒体回収部18は、搬送ベルト13に付着した粉粒体を除去するスクレーパー18a、シューター18bおよび回収容器収納スペース18cを備えている。回収容器収納スペース18cには複数の回収容器が収納されており、回収容器は、ホッパー毎に交換される。なお、45はイオナイザである。
異物の検査・排出装置2は、清掃エリア42、ホッパー清掃装置44を設ける等、チャンバー21内の清掃機能を充実させている。そこで、チャンバー21の下部に設けられた収納スペース51に集塵機52を設置している。
このように、複数のホッパーを使用して、複数の粉粒体を連続して検査選別することができるため、多品種の粉粒体の異物検査選別に好適であり、かつ、これらの検査作業を連続的に無人で行うことができる。また、ホッパー1つあたりでの粉粒体の供給量が少ないため、適宜、薄層形成手段(均しローラ)を省略することができる。
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではない。本発明と同一および均等の範囲内において、上記の実施の形態に対して種々の変更を加えることが可能である。
1、2 異物の検査・排出装置
11 ホッパー
11a 本体部
11b シューター部
11c シャッター
12 粉粒体供給手段
12a ケーシング
12b ローター
12c 溝
12d 気流発生装置
12e シャッター開閉機構
13 搬送ベルト
13a 搬送ベルト支持プレート
13b 搬送ベルトの駆動装置
14 薄層形成手段
14a 均しローラ
14b クリアランス調整機構
14c 粉粒体ガイド
14d、17a、18a スクレーパー
15 撮像手段
15a カメラ
15b 画像データ送信ケーブル
15c 照明手段
15d 電源ケーブル
15e 異物検出装置
16 異物排出手段
16a 吸引制御部
16b 吸引ダクト
16c 吸い込み口
17、18 検査済み粉粒体回収部
17b、18b シューター
17c、18c 回収容器収納スペース
21 チャンバー
22 操作盤
23 画像モニター
32 下部スペース
41 オートチェンジャー
42 清掃エリア
42a エアブロー部
42b 吸引部
43 反転機構
44 ホッパー清掃装置
45 イオナイザ
51 収納スペース
52 集塵機
Ab 気流
C 隙間
P (検査対象の)粉粒体
Pl (粉粒体の)薄層

Claims (13)

  1. 粉粒体を所定の速度で水平方向に搬送する搬送ベルトと、
    前記搬送ベルトの上方に配置され、粉粒体を収容するホッパーと、
    前記ホッパーの下端開口部に連結させて配置されており、前記ホッパーに収容された前記粉粒体を前記搬送ベルト上に落下させて供給する粉粒体供給手段と、
    前記搬送ベルト上に供給された前記粉粒体を上方から撮像する撮像手段と、
    撮像結果に基づいて、異物の有無を判定する異物有無判定手段と、
    前記異物が検出された場合に、検出された前記異物を、前記異物近傍の前記粉粒体と共に、前記搬送ベルト上から系外に排出する異物排出手段とを備えていることを特徴とする粉粒体中の異物の検査・排出装置。
  2. 前記粉粒体供給手段が、
    前記ホッパーの下方に配置され、軸方向に複数本の溝が形成されたローラを備えており、
    前記ホッパーから前記ローラに供給された所定量の前記粉粒体を、前記ローラを回転させて前記搬送ベルト上に落下させるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の粉粒体中の異物の検査・排出装置。
  3. 前記搬送ベルト上に供給された前記粉粒体を、所定の厚みの薄層に形成する薄層形成手段を備えていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の粉粒体中の異物の検査・排出装置。
  4. 前記薄層形成手段が、
    前記搬送ベルト上方に所定のクリアランスを設けて配置された円筒状のローラを備えており、
    前記搬送ベルトにより搬送される前記粉粒体を、前記円筒状のローラを回転させて押圧することにより薄層に形成するように構成されていることを特徴とする請求項3に記載の粉粒体中の異物の検査・排出装置。
  5. 前記撮像手段が、
    全方向からの光により前記搬送ベルト上に供給された前記粉粒体を照明するドーム照明装置を備えていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の粉粒体中の異物の検査・排出装置。
  6. 前記異物排出手段が、
    前記搬送ベルト上方に設けられた吸引ダクトを備えており、
    前記吸引ダクトにより、検出された前記異物を前記異物近傍の前記粉粒体と共に吸引して系外に排出するように構成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の粉粒体中の異物の検査・排出装置。
  7. 前記ホッパーが複数設けられており、
    前記ホッパーを順次切り替えて、前記粉粒体供給手段に前記粉粒体を落下させるオートチェンジャーを備えていることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の粉粒体中の異物の検査・排出装置。
  8. 所定量の粉粒体を搬送ベルト上に落下させて供給する粉粒体供給工程と、
    前記搬送ベルト上に供給された前記粉粒体を上方から撮像する撮像工程と、
    撮像結果に基づいて、異物の有無を判定する異物有無判定工程とを備えており、
    前記異物が検出された場合には、さらに
    検出された前記異物を、前記異物近傍の前記粉粒体と共に、前記搬送ベルト上から系外に排出する異物排出工程を備えていることを特徴とする粉粒体中の異物の検査・排出方法。
  9. 前記粉粒体供給工程が、
    前記粉粒体を収容したホッパーから、前記ホッパーの下方に配置され、軸方向に溝が形成されたローラに前記粉粒体を供給し、前記ローラを回転させて前記搬送ベルト上に前記粉粒体を落下させることにより、前記粉粒体を前記搬送ベルト上に供給する粉粒体供給工程であることを特徴とする請求項8に記載の粉粒体中の異物の検査・排出方法。
  10. 前記撮像工程の前に
    前記搬送ベルト上に供給された前記粉粒体を、前記搬送ベルト上において、所定の厚みの薄層に形成する薄層形成工程を備えていることを特徴とする請求項8または請求項9に記載の粉粒体中の異物の検査・排出方法。
  11. 前記薄層形成工程が、
    前記搬送ベルト上に供給された前記粉粒体を、円筒状のローラの押圧力により薄層に形成する薄層形成工程であることを特徴とする請求項10に記載の粉粒体中の異物の検査・排出方法。
  12. 前記撮像工程が、
    全方向からの光で照明するドーム照明により、前記搬送ベルト上に供給された前記粉粒体を照明して撮像する撮像工程であることを特徴とする請求項8ないし請求項11のいずれか1項に記載の粉粒体中の異物の検査・排出方法。
  13. 前記異物排出工程が、
    検出された前記異物を、前記異物近傍の前記粉粒体と共に吸引して系外に排出する異物排出工程であることを特徴とする請求項8ないし請求項12のいずれか1項に記載の粉粒体中の異物の検査・排出方法。
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