JP3207913U - 再生骨材の選別装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡易な手段によって再生骨材とモルタル塊とを精度よく選別できる再生骨材の選別装置を提供する。【解決手段】被選別原料10を搬送するフィーダ20と、フィーダ20の下方に配置した回収槽30と、測色用の光電センサ40と、流体噴射式の除去手段50と、除去手段50を制御するコンピュータ60とを具備し、色差により判別したモルタル魂bのみを除去して再生骨材aを選別する。【選択図】図1
Description
本考案はコンクリート廃材から生成した再生骨材の中からモルタル塊を自動的に判別して除去する再生骨材の選別装置に関する。
天然骨材の枯渇及び環境問題等の理由から、遠心破砕機等を用いてコンクリート廃材に含まれる細骨材等を取り出して再生骨材として活用している。
特許文献1には自重落下する再生骨材に向けて水平方向へ向けて研磨粒を衝突させて付着モルタルを除去することが開示されている。
特許文献2には水平軸を中心に回転する筒状のスクリーン内に研磨粒を放出するブラストロータを回転可能に配置し、スクリーン内へ投入した再生骨材へ向けてブラストロータから研磨粒を衝突させて付着モルタルを除去し、スクリーンで付着モルタルを篩い分けすることが開示されている。
特許文献1,2等に開示された再生骨材の製造装置は、骨材の表面に付着したモルタル成分を除去できるものの、再生骨材と同径のモルタル魂を解消することが技術的に難しい。その理由は、再生骨材とモルタル塊はその外形形態や重量に大差がないため、スクリーンによる篩分け選別手段やエア分級手段によっても選別が難しいからである。
そのため、製造した再生骨材の中にモルタル魂が1〜2割程度混在する。
一方、特許文献3には、コンベア搬送中の骨材に対して散水し、搬送中の骨材をCCDカメラで撮影した画像を基に木片を判別し、木片の検出信号に基づいて木片を除去することが開示されている。
特許文献1には自重落下する再生骨材に向けて水平方向へ向けて研磨粒を衝突させて付着モルタルを除去することが開示されている。
特許文献2には水平軸を中心に回転する筒状のスクリーン内に研磨粒を放出するブラストロータを回転可能に配置し、スクリーン内へ投入した再生骨材へ向けてブラストロータから研磨粒を衝突させて付着モルタルを除去し、スクリーンで付着モルタルを篩い分けすることが開示されている。
特許文献1,2等に開示された再生骨材の製造装置は、骨材の表面に付着したモルタル成分を除去できるものの、再生骨材と同径のモルタル魂を解消することが技術的に難しい。その理由は、再生骨材とモルタル塊はその外形形態や重量に大差がないため、スクリーンによる篩分け選別手段やエア分級手段によっても選別が難しいからである。
そのため、製造した再生骨材の中にモルタル魂が1〜2割程度混在する。
一方、特許文献3には、コンベア搬送中の骨材に対して散水し、搬送中の骨材をCCDカメラで撮影した画像を基に木片を判別し、木片の検出信号に基づいて木片を除去することが開示されている。
再生骨材の生産技術にはつぎの問題点を有している。
<1>モルタル魂の混在した再生骨材はコンクリート用骨材として使用できないことから、モルタル魂を除去する必要がある。
現在、モルタル魂と再生骨材を正確に選別して分離できる好適な技術が存在しない。
<2>特許文献3の選別技術はモルタル魂を選別対象としていない。
<3>骨材と木片の外形形態(面積や長さ等)と輝度差の対比情報を基に判別する特許文献3の選別技術を再生骨材の選別に適用した場合には、再生骨材とモルタル塊の外形形態と輝度の差異が少ないために選別精度が低く、再生骨材の選別には不向きである。
<4>特許文献3の選別技術を再生骨材の選別に適用した場合、散水施設が必要となって装置コストが嵩む。
<1>モルタル魂の混在した再生骨材はコンクリート用骨材として使用できないことから、モルタル魂を除去する必要がある。
現在、モルタル魂と再生骨材を正確に選別して分離できる好適な技術が存在しない。
<2>特許文献3の選別技術はモルタル魂を選別対象としていない。
<3>骨材と木片の外形形態(面積や長さ等)と輝度差の対比情報を基に判別する特許文献3の選別技術を再生骨材の選別に適用した場合には、再生骨材とモルタル塊の外形形態と輝度の差異が少ないために選別精度が低く、再生骨材の選別には不向きである。
<4>特許文献3の選別技術を再生骨材の選別に適用した場合、散水施設が必要となって装置コストが嵩む。
本考案は以上の点に鑑みて成されたもので、その目的とするところは、簡易な手段によって再生骨材とモルタル塊とを精度よく選別できる再生骨材の選別装置を提供することにある。
本考案は再生骨材とモルタル魂が混在した被選別原料の中から再生骨材を選別する選別装置であって、被選別原料を一方向へ搬送するフィーダと、被選別原料の落下地点であるフィーダの下方に配置した回収槽と、落下する被選別原料へ向けて配置した測色用の光電センサと、落下する被選別原料へ向けて流体を噴射する流体噴射式の除去手段と、前記光電センサからの色彩データと対比するモルタル魂判別用の色パターンデータを有するコンピュータとを具備し、前記コンピュータにより判別されたモルタル魂判別信号に基づいて前記除去手段が回収槽内へ向けて自然落下する被選別原料中からモルタル魂のみを除去することを特徴とする。
本考案の他の形態において、前記光電センサが拡散反射型白色光電センサである。
本考案の他の形態において、前記除去手段が、流体噴射式のノズルと、前記ノズルに接続した流体供給源とを具備する。
本考案の他の形態において、複数の光電センサと複数の除去手段がフィーダの下方に並列に配置されている。
本考案の他の形態において、前記フィーダは斜路を有し、該斜路の表面に被選別原料を収容可能な複数のガイド溝が並設されている。
本考案の他の形態において、前記光電センサが拡散反射型白色光電センサである。
本考案の他の形態において、前記除去手段が、流体噴射式のノズルと、前記ノズルに接続した流体供給源とを具備する。
本考案の他の形態において、複数の光電センサと複数の除去手段がフィーダの下方に並列に配置されている。
本考案の他の形態において、前記フィーダは斜路を有し、該斜路の表面に被選別原料を収容可能な複数のガイド溝が並設されている。
本考案は次の効果を奏する。
<1>再生骨材の選別手段として、輝度差ではなく色差によりモルタル魂を判別する測色用の光電センサを使用することで、モルタル魂の除去精度を格段に向上させることができる。
モルタル魂の除去精度の向上に伴い、再生骨材の選別精度を飛躍的に向上させることが可能となる。
<2>モルタル魂の表面色はコンクリートガラに応じて多少幅があるが、コンピュータ内のモルタル魂判別用の色パターンデータを変更したり増やしたりすることで、あらゆるモルタル魂を正確に判別できる。
<3>本考案では乾燥状態の被選別原料を対象に選別が可能である。
したがって、輝度差を利用して判別する従来の選別装置と比べて散水施設が不要となり、装置コストを削減できる。
<4>フィーダの搬送中に判別するのではなく、被選別原料の落下中に判別するので、大量の被選別原料が搬送されても正確に選別することができる。
殊にフィーダのガイド溝を利用して被選別原料の落下を誘導すると、選別精度がより正確になる。
<5>フィーダからの自重落下を利用して再生骨材を回収槽に回収できるので、再生骨材の回収が容易である。
<1>再生骨材の選別手段として、輝度差ではなく色差によりモルタル魂を判別する測色用の光電センサを使用することで、モルタル魂の除去精度を格段に向上させることができる。
モルタル魂の除去精度の向上に伴い、再生骨材の選別精度を飛躍的に向上させることが可能となる。
<2>モルタル魂の表面色はコンクリートガラに応じて多少幅があるが、コンピュータ内のモルタル魂判別用の色パターンデータを変更したり増やしたりすることで、あらゆるモルタル魂を正確に判別できる。
<3>本考案では乾燥状態の被選別原料を対象に選別が可能である。
したがって、輝度差を利用して判別する従来の選別装置と比べて散水施設が不要となり、装置コストを削減できる。
<4>フィーダの搬送中に判別するのではなく、被選別原料の落下中に判別するので、大量の被選別原料が搬送されても正確に選別することができる。
殊にフィーダのガイド溝を利用して被選別原料の落下を誘導すると、選別精度がより正確になる。
<5>フィーダからの自重落下を利用して再生骨材を回収槽に回収できるので、再生骨材の回収が容易である。
以下に図面を参照しながら本考案について説明する。
<1>再生骨材の選別装置の概要
図1に本考案に係る再生骨材の選別装置のモデル図を示す。
公知の遠心破砕機等で製造される被選別原料10は、粒径が5〜13mm(6号製品)や13〜20mm(5号製品)等の再生骨材aが大半であるが、その中には再生骨材aと同径のモルタル魂bも1〜2割程度含まれている場合が多い。
図1に本考案に係る再生骨材の選別装置のモデル図を示す。
公知の遠心破砕機等で製造される被選別原料10は、粒径が5〜13mm(6号製品)や13〜20mm(5号製品)等の再生骨材aが大半であるが、その中には再生骨材aと同径のモルタル魂bも1〜2割程度含まれている場合が多い。
選別装置は被選別原料10の中からモルタル魂bを除去して再生骨材aを選別するための装置であり、被選別原料10を一方向へ搬送するフィーダ20と、被選別原料10の落下地点であるフィーダ20の下方に配置した回収槽30と、落下する被選別原料10に向けて投光可能に配置した光電センサ40と、落下する被選別原料10に向けてエア等の流体を噴射する除去手段50と、光電センサ40の検知信号を受けて除去手段50へ作動信号を発するコンピュータ60とを具備する。
<2>フィーダ
フィーダ20はホッパ21位置から下流へ向けて再生骨材aとモルタル魂bが混在した被選別原料10を一方向へ搬送する搬送手段である。
本例では、フィーダ20が樋状の斜路22を有する形態である場合について示すが、フィーダ20はベルトコンベアでもよい。
図2に示すように斜路22の表面には被選別原料10を収容可能なU字形のガイド溝23が並設されている。
フィーダ20はホッパ21位置から下流へ向けて再生骨材aとモルタル魂bが混在した被選別原料10を一方向へ搬送する搬送手段である。
本例では、フィーダ20が樋状の斜路22を有する形態である場合について示すが、フィーダ20はベルトコンベアでもよい。
図2に示すように斜路22の表面には被選別原料10を収容可能なU字形のガイド溝23が並設されている。
<3>回収槽
回収槽30はフィーダ20を通じて自然落下する再生骨材aとモルタル魂bとを分離しつつ回収する上口を開放したタンクであり、その内部には隔壁31を隔てて骨材回収室32と異物回収室33が形成されている。
骨材回収室32はフィーダ20を通じた被選別原料10の落下地点に位置し、異物回収室33は被選別原料10の落下地点から外れた位置に位置する。
回収槽30はフィーダ20を通じて自然落下する再生骨材aとモルタル魂bとを分離しつつ回収する上口を開放したタンクであり、その内部には隔壁31を隔てて骨材回収室32と異物回収室33が形成されている。
骨材回収室32はフィーダ20を通じた被選別原料10の落下地点に位置し、異物回収室33は被選別原料10の落下地点から外れた位置に位置する。
<4>光電センサ
出願人は再生骨材の選別手段として、輝度計測用の光電センサを用いて判別する試験を行ったが、再生骨材aとモルタル魂bの場合、その輝度差が極めて小さいため輝度差が判別手段に不向きであることを確認した。
種々の判別方法を試行した結果、乾燥状態における再生骨材aとモルタル魂bの表面色はそれぞれ安定していて、再生骨材aとモルタル魂bの色彩差が大きく生じることを知得した。
出願人は再生骨材の選別手段として、輝度計測用の光電センサを用いて判別する試験を行ったが、再生骨材aとモルタル魂bの場合、その輝度差が極めて小さいため輝度差が判別手段に不向きであることを確認した。
種々の判別方法を試行した結果、乾燥状態における再生骨材aとモルタル魂bの表面色はそれぞれ安定していて、再生骨材aとモルタル魂bの色彩差が大きく生じることを知得した。
本考案は再生骨材aとモルタル魂bの色彩差に着目し、モルタル魂bの見た目を「色」によって判別し得るように、測色用の光電センサ40を使用することとした。
すなわち、モルタル魂bの表面色は全体的に白色系または灰色系の色彩である場合が多く、全体的に黒色系の再生骨材aの色彩とは別異の色彩である。
光電センサ40は投光素子41と受光素子42を備えていて、投光素子41から照射した信号光が被選別原料10の表面で拡散反射され、受光素子42に入光することにより色彩を検出できる構造になっている。
光電センサ40としては、例えば公知の拡散反射型白色光電センサを使用できる。
フィーダ20の滑落面22に形成したU溝23と同数の光電センサ40が被選別原料10の落下地点へ向けて並列されている。
すなわち、モルタル魂bの表面色は全体的に白色系または灰色系の色彩である場合が多く、全体的に黒色系の再生骨材aの色彩とは別異の色彩である。
光電センサ40は投光素子41と受光素子42を備えていて、投光素子41から照射した信号光が被選別原料10の表面で拡散反射され、受光素子42に入光することにより色彩を検出できる構造になっている。
光電センサ40としては、例えば公知の拡散反射型白色光電センサを使用できる。
フィーダ20の滑落面22に形成したU溝23と同数の光電センサ40が被選別原料10の落下地点へ向けて並列されている。
<5>除去手段
除去手段50は流体噴射式の除去手段であり、流体噴射式のノズル51と、流体供給源52と、これらの間を結ぶ中継管53とを具備する。
被選別原料10の落下開始位置に向けて複数のノズル51が並列されている。
流体にはエアや水等を使用でき、流体供給源52は流体の種類に応じてエアタンク、貯水タンク、供給ポンプ等を具備している。
中継管53には開閉弁54が介装されていて、開閉弁54の開閉作動に応じてノズル51の先端から流体が間欠的に噴射される。
除去手段50は流体噴射式の除去手段であり、流体噴射式のノズル51と、流体供給源52と、これらの間を結ぶ中継管53とを具備する。
被選別原料10の落下開始位置に向けて複数のノズル51が並列されている。
流体にはエアや水等を使用でき、流体供給源52は流体の種類に応じてエアタンク、貯水タンク、供給ポンプ等を具備している。
中継管53には開閉弁54が介装されていて、開閉弁54の開閉作動に応じてノズル51の先端から流体が間欠的に噴射される。
<6>コンピュータ
コンピュータ60は少なくとも光電センサ40の受光信号判別手段と、光電センサ40の受光信号に基づいて開閉弁54を開閉制御するCPU部とを具備している。
受光信号判別手段には予めモルタル魂bの複数の色パターンデータを有している。
CPU部は受光信号判別手段の検知信号に基づいて開閉弁54を制御する。
コンピュータ60は少なくとも光電センサ40の受光信号判別手段と、光電センサ40の受光信号に基づいて開閉弁54を開閉制御するCPU部とを具備している。
受光信号判別手段には予めモルタル魂bの複数の色パターンデータを有している。
CPU部は受光信号判別手段の検知信号に基づいて開閉弁54を制御する。
[選別方法」
選別装置を用いた再生骨材の選別方法について説明する。
選別装置を用いた再生骨材の選別方法について説明する。
<1>被選別原料の搬送
ホッパ21からフィーダ20の上流側へ供給された被選別原料10は、フィーダ20の斜路22に沿って下流側へ移動し、最終的にフィーダ20の下流側から落下する。
ホッパ21からフィーダ20の上流側へ供給された被選別原料10は、フィーダ20の斜路22に沿って下流側へ移動し、最終的にフィーダ20の下流側から落下する。
<2>光電センサによる色彩監視
光電センサ40はフィーダ20から落下中の被選別原料10に対し個別的に投受光して被選別原料10の表面色を監視している。
光電センサ40はフィーダ20から落下中の被選別原料10に対し個別的に投受光して被選別原料10の表面色を監視している。
<3>コンピュータによる異物の判別
コンピュータ60は光電センサ40を通じて送信される被選別原料10の表面色をチェックしていて、モルタル魂bを感知したときのみ除去手段50へ除去指令を発する。
コンピュータ60はモルタル魂bの色パターンデータを有しているが、再生骨材aの色パターンデータは有していない。
すなわちコンピュータ60の監視対象はモルタル魂bであって、再生骨材aではないので、コンピュータ60による再生骨材aとモルタル魂bの判別を簡単、かつ短時間のうちに行える。
コンピュータ60は光電センサ40を通じて送信される被選別原料10の表面色をチェックしていて、モルタル魂bを感知したときのみ除去手段50へ除去指令を発する。
コンピュータ60はモルタル魂bの色パターンデータを有しているが、再生骨材aの色パターンデータは有していない。
すなわちコンピュータ60の監視対象はモルタル魂bであって、再生骨材aではないので、コンピュータ60による再生骨材aとモルタル魂bの判別を簡単、かつ短時間のうちに行える。
<4>モルタル魂の除去
モルタル魂bの通過タイミングに合わせてノズル51の先端から流体が噴射されて、放物線を描いて自然落下する被選別原料10の中からモルタル魂bのみを正確に除去できる。
除去したモルタル魂bは流体の噴射力によって強制的に吹き飛ばされて回収槽30の異物収集室33内へ回収される。
以上のように自然落下する被選別原料10の中からモルタル魂bのみが除去されることから、被選別原料10に含まれる再生骨材aは除去されずにフィーダ20から自然落下して骨材集室32内へ分離回収される。
モルタル魂bの通過タイミングに合わせてノズル51の先端から流体が噴射されて、放物線を描いて自然落下する被選別原料10の中からモルタル魂bのみを正確に除去できる。
除去したモルタル魂bは流体の噴射力によって強制的に吹き飛ばされて回収槽30の異物収集室33内へ回収される。
以上のように自然落下する被選別原料10の中からモルタル魂bのみが除去されることから、被選別原料10に含まれる再生骨材aは除去されずにフィーダ20から自然落下して骨材集室32内へ分離回収される。
a・・・・・再生骨材
b・・・・・モルタル魂
10・・・・被選別原料
20・・・・フィーダ
21・・・・ホッパ
22・・・・斜路
23・・・・ガイド溝
30・・・・回収槽
31・・・・隔壁
32・・・・骨材収集室
33・・・・異物収集室
40・・・・光電センサ
50・・・・除去手段
60・・・・コンピュータ
b・・・・・モルタル魂
10・・・・被選別原料
20・・・・フィーダ
21・・・・ホッパ
22・・・・斜路
23・・・・ガイド溝
30・・・・回収槽
31・・・・隔壁
32・・・・骨材収集室
33・・・・異物収集室
40・・・・光電センサ
50・・・・除去手段
60・・・・コンピュータ
Claims (5)
- 再生骨材とモルタル魂が混在した被選別原料の中から再生骨材を選別する選別装置であって、
被選別原料を一方向へ搬送するフィーダと、
被選別原料の落下地点であるフィーダの下方に配置した回収槽と、
落下する被選別原料へ向けて配置した測色用の光電センサと、
落下する被選別原料へ向けて流体を噴射する流体噴射式の除去手段と、
前記光電センサからの色彩データと対比するモルタル魂判別用の色パターンデータを有するコンピュータとを具備し、
前記コンピュータにより判別されたモルタル魂判別信号に基づいて前記除去手段が回収槽内へ向けて自然落下する被選別原料中からモルタル魂のみを除去することを特徴とする、
再生骨材の選別装置。 - 前記光電センサが拡散反射型白色光電センサであることを特徴とする、請求項1に記載の再生骨材の選別装置。
- 前記除去手段が、流体噴射式のノズルと、前記ノズルに接続した流体供給源とを具備することを特徴とする、請求項1に記載の再生骨材の選別装置。
- 複数の光電センサと複数の除去手段がフィーダの下方に並列に配置されていることを特徴とする、請求項1乃至3の何れか一項に記載の再生骨材の選別装置。
- 前記フィーダは斜路を有し、該斜路の表面に被選別原料を収容可能な複数のガイド溝が並設されていることを特徴とする、請求項1に記載の再生骨材の選別装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016004717U JP3207913U (ja) | 2016-09-28 | 2016-09-28 | 再生骨材の選別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016004717U JP3207913U (ja) | 2016-09-28 | 2016-09-28 | 再生骨材の選別装置 |
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JP (1) | JP3207913U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110833926A (zh) * | 2019-11-28 | 2020-02-25 | 福建南方路面机械有限公司 | 一种喷磨材的制备装置和方法 |
CN113211646A (zh) * | 2021-04-30 | 2021-08-06 | 重庆驰旭混凝土有限公司 | 一种骨料定量分配系统 |
-
2016
- 2016-09-28 JP JP2016004717U patent/JP3207913U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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