JP2023001640A - 家電製品 - Google Patents
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Abstract
【課題】機能を追加することが可能な家電製品を提供する。【解決手段】冷蔵庫1は、拡張ユニット100と電気的に接続可能なインタフェース2と、インタフェース2を介して拡張ユニット100と連携した制御を実行する制御部3とを備える。【選択図】図3
Description
本発明は、家電製品に関する。
従来、外部から冷蔵庫を操作することができる冷蔵庫が知られている(例えば、特許文献1参照)。
家電製品、とりわけ冷蔵庫は、製品寿命が長い。そのため、ユーザが購入した後に、新しい機能が次々に登場する。しかしながら、家電製品に対して機能を後から追加することは困難であった。
本発明は、機能を追加することが可能な家電製品を提供することを目的とする。
本発明に係る家電製品は、拡張ユニットと電気的に接続可能なインタフェースと、前記インタフェースを介して前記拡張ユニットと連携した制御を実行する制御部とを備える。
本発明によれば、機能を追加することが可能な家電製品を提供できる。
本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一又は相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
<実施形態1>
図1~図4を参照して、実施形態1に係る冷蔵庫1及び拡張ユニット100について説明する。冷蔵庫1は、家電製品の一例である。
図1~図4を参照して、実施形態1に係る冷蔵庫1及び拡張ユニット100について説明する。冷蔵庫1は、家電製品の一例である。
図1は、実施形態1に係る冷蔵庫1の外観斜視図である。冷蔵庫1の筐体10には、第1冷蔵室11、第2冷蔵室21、製氷室31、及び冷凍室41といった収容室が設けられている。第1冷蔵室11には、左右のいずれかの端部から開閉する片開き方式の扉13が設けられている。なお、扉13は、観音開き等の両開き方式であってもよい。扉13は、第1冷蔵室11の開口部12を覆う形状である。
第2冷蔵室21には、引き出し式の扉23が設けられている。引き出しが第2冷蔵室21に収容された状態では、扉23が第2冷蔵室21の開口部22を覆う。
製氷室31には、引き出し式の扉33が設けられている。引き出しが製氷室31に収容された状態では、扉33が製氷室31の開口部32を覆う。
冷凍室41には、引き出し式の扉43が設けられている。引き出しが冷凍室41に収容された状態では、扉43が冷凍室41の開口部42を覆う。
以下では、各扉が設けられている面を冷蔵庫1の前面とする。前面に対向する面を背面とする。また、第2冷蔵室21が設けられている側を冷蔵庫1の右側とし、製氷室31が設けられている側を冷蔵庫1の左側とする。
筐体10は、各収容室を周囲から断熱するための断熱構造を有している。冷凍室41の背面側には、冷却室(不図示)が設けられている。冷却室には、冷凍サイクルを構成する蒸発器、及び蒸発器からの冷気を製氷室31に送る冷却ファン(不図示)等が設けられている。製氷室31及び冷凍室41は、冷却室の冷気によって冷却される。
第1冷蔵室11及び第2冷蔵室21の背面側には、冷却室と連通するダクト、冷却室の冷気をダクトに送る送風ファン(不図示)等が設けられている。第1冷蔵室11及び第2冷蔵室21は、ダクトからの冷気によって冷却される。
なお、図示例の冷蔵庫1は、冷蔵用の収容室を2つ、冷凍用の収容室を2つ備える構成であったが、この構成に限定されない。また、各収容室の配置及び大きさ等も、図示例に限定されない。
図2は、実施形態1に係る冷蔵庫1と拡張ユニット100の接続例を示す正面図である。図1に示されるように、第1冷蔵室11の扉13には、凹形状の拡張ユニット収容部4が設けられている。拡張ユニット収容部4の内壁には、インタフェース2が設けられている。図2に示されるように、拡張ユニット100には、インタフェース2の形状に対応した形状の拡張用インタフェース101が設けられている。なお、拡張ユニット収容部4の位置及び形状等は、図示例に限定されない。
拡張用インタフェース101は、インタフェース2に対して、図2の矢印方向に挿入される。インタフェース2に拡張用インタフェース101が嵌ることにより、拡張ユニット100が拡張ユニット収容部4内に保持される。また、拡張用インタフェース101は、図2の矢印とは反対の方向に引かれることで、インタフェース2から抜脱する。インタフェース2及び拡張用インタフェース101は、例えば、USB(Universal Serial Bus)規格又はSD規格に準拠したインタフェースである。
図3は、実施形態1に係る冷蔵庫1の構成を示すブロック図である。冷蔵庫1は、インタフェース2と、制御部3と、温度検出部6と、扉開閉検出部7とを備える。
インタフェース2は、拡張ユニット100の拡張用インタフェース101と電気的に接続可能であり、冷蔵庫1と拡張ユニット100との間でのデータ入出力を実現する。
制御部3は、例えば、CPU(Central Processing Unit)のようなプロセッサと、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)のようなメモリとを有する。プロセッサは、メモリに予め記憶されたコンピュータプログラムを実行することにより、制御部3の機能を実現する。
制御部3は、温度検出部6が検出する温度に基づいて、冷凍サイクルを構成する機器及び各種ファン等の動作を制御することによって、第1冷蔵室11、第2冷蔵室21、製氷室31、及び冷凍室41の内部温度を管理する。温度検出部6は、例えば、第1冷蔵室11、第2冷蔵室21、製氷室31、及び冷凍室41のそれぞれに設けられた温度センサ(不図示)によって構成される。
制御部3は、扉開閉検出部7が検出する扉13、扉23、扉33、及び扉43の開閉情報に基づいて、所定時間以上扉が開状態になっている場合に警告を出す。扉開閉検出部7は、例えば、扉13、扉23、扉33、及び扉43のそれぞれに設けられたセンサ又はスイッチ(不図示)等によって構成される。警告は、冷蔵庫1が有するブザー(不図示)等によって行われる。
制御部3は、インタフェース2を介して、インタフェース2に接続された拡張ユニット100と連携した制御を実行する。拡張ユニット100と連携した制御の例は後述する。なお、制御部3は、拡張ユニット100が有する認証情報を用いて認証を行い、認証成功後に拡張ユニット100と連携した制御を実行してもよい。認証方法の種類は問わない。
拡張ユニット100は、少なくとも、拡張用インタフェース101と、拡張用制御部102とを備える。拡張ユニット100は、拡張用インタフェース101と拡張用制御部102とに加え、カメラ103、バーコードリーダ104、大容量メモリ105、報知部106、又は通信部107の少なくとも1つを備える構成であってもよい。
拡張用インタフェース101は、冷蔵庫1のインタフェース2と電気的に接続可能であり、冷蔵庫1と拡張ユニット100との間でのデータ入出力を実現する。
拡張用制御部102は、例えば、プロセッサとメモリとを有する。プロセッサは、メモリに予め記憶されたコンピュータプログラムを実行することにより、拡張用制御部102の機能を実現する。
拡張用制御部102は、拡張用インタフェース101を介して、拡張用インタフェース101に接続された冷蔵庫1と連携した制御を実行する。拡張用制御部102は、冷蔵庫1と連携した制御を実行するために、カメラ103、バーコードリーダ104、大容量メモリ105、報知部106、又は通信部107の少なくとも1つの動作を制御する。冷蔵庫1と連携した制御の例は後述する。
カメラ103は、デジタルカメラ等により構成される。カメラ103は、冷蔵庫1に関する像を撮像する撮像部の一例である。カメラ103は、例えば、冷蔵庫1の第1冷蔵室11、第2冷蔵室21若しくは冷凍室41に収容される食品等、又は食品等に貼られたバーコードを撮像する。
バーコードリーダ104は、冷蔵庫1に関する像を撮像する撮像部の一例である。バーコードリーダ104は、例えば、冷蔵庫1の第1冷蔵室11、第2冷蔵室21、又は冷凍室41に収容される食品等に貼られているバーコードを読み取る。なお、撮像部の読み取り対象は、バーコードに限定されず、QRコード(登録商標)等でもよい。
大容量メモリ105は、フラッシュメモリ等により構成される。大容量メモリ105は、冷蔵庫1に関する情報を記憶する記憶部の一例である。大容量メモリ105は、例えば、カメラ103又はバーコードリーダ104が取得した情報を記憶する。大容量メモリ105は、例えば、拡張用制御部102が冷蔵庫1から取得した情報を記憶する。
報知部106は、冷蔵庫1に関する情報を音、光、又は表示等によって報知する。報知部106は、ブザー、スピーカ、LED(Light Emitting Diode)等のランプ、又は液晶ディスプレイ等により構成される。図2の例では、報知部106は、LEDである。
通信部107は、外部装置(不図示)と通信する。外部装置は、スマートフォン、タブレット、パーソナルコンピュータ、又はサーバ等である。通信部107は、Bluetooth(登録商標)、無線LAN(Local Area Network)、又はLTE(Long Term Evolution、登録商標)等の無線通信回路により構成される。
次に、冷蔵庫1と拡張ユニット100の連携例について説明する。
<連携例1>食品管理
連携例1では、冷蔵庫1と拡張ユニット100とが連携して、冷蔵庫1に収容される食品等の管理を行う構成を説明する。連携例1は、制御部3が、冷蔵庫1の扉が開となった場合に拡張ユニット100と連携した制御を実行する例である。
連携例1では、冷蔵庫1と拡張ユニット100とが連携して、冷蔵庫1に収容される食品等の管理を行う構成を説明する。連携例1は、制御部3が、冷蔵庫1の扉が開となった場合に拡張ユニット100と連携した制御を実行する例である。
制御部3は、扉13、23、33、43のいずれかの扉が開となったことを示す開閉情報を扉開閉検出部7から受け付けた場合、インタフェース2を介して拡張ユニット100へ、扉開情報を出力する。
拡張用制御部102は、拡張用インタフェース101を介して冷蔵庫1から扉開情報を受け付けた場合、「購入した食品のバーコードを読み取ってください」等の音声を出力するように報知部106に指示する。この指示を受け付けた報知部106は、上記音声をスピーカから出力する。あるいは、拡張用制御部102は、読み取りタイミングをユーザに報知するために、LEDを点灯するように報知部106に指示する。この指示を受け付けた報知部106は、LEDを点灯する。
カメラ103は、食品等に貼られたバーコードを撮像し、撮像したデータを大容量メモリ105に記憶させる。あるいは、バーコードリーダ104は、食品等に貼られたバーコードを読み取り、読み取ったデータを大容量メモリ105に記憶させる。
拡張用制御部102は、大容量メモリ105に記憶されたバーコードのデータを、通信部107を介して外部装置(例えば、サーバ)に送信する。サーバは、拡張ユニット100から受信したバーコードのデータを用いて、冷蔵庫1に収容された食品等の情報(商品名及び賞味期限等)を管理する。ユーザは、スマートフォン等の情報端末を用いてサーバにアクセスし、冷蔵庫1に収容された食品等の情報を確認可能である。
なお、上記例では、カメラ103又はバーコードリーダ104が食品等に貼られたバーコードを読み取る構成であるが、カメラ103が食品等を撮像する構成であってもよい。この構成の場合、サーバは、冷蔵庫1に収容された食品等の画像データを管理する。ユーザは、スマートフォン等の情報端末を用いてサーバにアクセスし、冷蔵庫1に収容された食品等の画像データを確認可能である。
また、拡張用制御部102は、冷蔵庫1からの扉開情報を受け付けるまで、拡張用制御部102を含む各部をスリープモードにし、省電力化を図ってもよい。この構成の場合、拡張用制御部102は、冷蔵庫1から扉開情報が入力されると、拡張用制御部102を含む各部をスリープモードから通常動作モードに復帰させる。また、拡張用制御部102は、冷蔵庫1からの扉閉情報を受け付けた後、所定時間が経過した場合に、拡張用制御部102を含む各部を通常動作モードからスリープモードに切り替える。
また、上記例では、拡張ユニット100が備える報知部106が報知する構成であるが、冷蔵庫1が報知部を備える場合には冷蔵庫1の報知部が報知する構成であってもよい。この構成の場合、拡張用制御部102は、制御部3に対して報知の指示を出す。
また、上記例では、拡張ユニット100が備える通信部107が大容量メモリ105内のデータをサーバに送信する構成であるが、冷蔵庫1が通信部を備える場合には冷蔵庫1の通信部が大容量メモリ105内のデータをサーバに送信する構成であってもよい。この構成の場合、拡張用制御部102は、大容量メモリ105内のデータを冷蔵庫1に出力する。
<連携例2>運転情報収集
連携例2では、冷蔵庫1の不具合を解析可能にするために、冷蔵庫1と拡張ユニット100とが連携して、冷蔵庫1の運転情報を収集及び蓄積する構成を説明する。
連携例2では、冷蔵庫1の不具合を解析可能にするために、冷蔵庫1と拡張ユニット100とが連携して、冷蔵庫1の運転情報を収集及び蓄積する構成を説明する。
制御部3は、温度検出部6が検出する温度及び扉開閉検出部7が検出する扉開時間等を、冷蔵庫1の運転情報としてインタフェース2を介して拡張ユニット100へ出力する。運転情報は、温度等に限定されず、冷凍サイクルを構成する機器及び各種ファン等の制御内容を示す情報等でもよい。
拡張用制御部102は、拡張用インタフェース101を介して冷蔵庫1から運転情報を受け付けると、運転情報を大容量メモリ105に記憶させる。
ユーザは、冷蔵庫1の不具合発生時に、拡張ユニット100を冷蔵庫1から取り外し、修理業者又は冷蔵庫1を製造したメーカ等に送る。修理業者等は、拡張ユニット100の大容量メモリ105に蓄積された冷蔵庫1の運転情報を用いて不具合の解析が可能である。このように、大容量メモリ105に冷蔵庫1の運転情報を蓄積させることにより、不具合発生時の解析を簡単かつ便利に行うことが可能となる。
なお、拡張用制御部102は、大容量メモリ105に蓄積された運転情報を、通信部107を介してユーザ又は修理業者等が所有する外部装置に送信してもよい。
<連携例3>不具合報知
連携例3では、冷蔵庫1と拡張ユニット100とが連携して、冷蔵庫1の不具合発生時にその旨を報知する構成を説明する。連携例3は、制御部3が、冷蔵庫1の扉が閉となった場合に拡張ユニット100と連携した制御を実行する例である。
連携例3では、冷蔵庫1と拡張ユニット100とが連携して、冷蔵庫1の不具合発生時にその旨を報知する構成を説明する。連携例3は、制御部3が、冷蔵庫1の扉が閉となった場合に拡張ユニット100と連携した制御を実行する例である。
制御部3は、扉開閉検出部7が検出する開閉情報に基づいて、扉が閉となった場合に温度検出部6が検出する温度変化等の収集を開始し、収集した温度変化等を冷蔵庫1の運転情報としてインタフェース2を介して拡張ユニット100へ出力する。
拡張用制御部102は、拡張用インタフェース101を介して冷蔵庫1から運転情報を受け付ける。拡張用制御部102は、受け付けた運転情報に基づいて、扉が閉状態であるにも関わらず収容室内の温度が下がらない(即ち、収容室内が冷えない)不具合発生の有無を判定する。
拡張用制御部102は、収容室内が冷えない不具合が発生していると判定した場合、不具合発生をユーザに報知するように報知部106に指示する。この指示を受け付けた報知部106は、音、光、又は表示等によってユーザに不具合発生を報知する。
なお、上記例は、収容室内が冷えない不具合を判定及び報知する構成であるが、不具合の種類はこれに限定されない。
次に、図4を参照して冷蔵庫1が拡張ユニット100を認証する方法の一例を説明する。例えば、拡張ユニット100が冷蔵庫1から扉開情報等を許可なく取得できる場合、第三者が、扉開情報等に基づいて冷蔵庫1が設置された家に人がいない、又は長時間留守にしている等を把握できる可能性がある。そこで、冷蔵庫1は、拡張ユニット100との連携前に、以下のような認証動作を行ってもよい。
図4は、実施形態1に係る冷蔵庫1の認証動作を示すフローチャートである。ステップS11において、拡張ユニット100の拡張用インタフェース101が、冷蔵庫1のインタフェース2に挿入される。
ステップS12において、冷蔵庫1の制御部3は、拡張ユニット100の拡張用インタフェース101がインタフェース2に接続されたことを検出する。
ステップS13において、制御部3は、インタフェース2を介して拡張ユニット100に対して電源を供給する。
ステップS14において、拡張用制御部102は、拡張用インタフェース101を介して冷蔵庫1から電源供給を受けて起動する。
ステップS15において、拡張用制御部102は、ROM等に予め記憶されている認証情報を、拡張用インタフェース101を介して冷蔵庫1へ出力する。
ステップS16において、制御部3は、ROM等に予め記憶されている認証検証用の情報を用いて、拡張ユニット100の認証情報を検証する。
ステップS17において、制御部3は、認証に成功した場合、拡張ユニット100と連携した制御の実行を開始する。なお、認証に失敗した場合、制御部3は、拡張ユニット100と連携した制御を実行しない。また、制御部3は、認証に失敗したことを拡張ユニット100に通知し、拡張ユニット100は、認証に失敗したことを報知部106を用いて報知してもよい。
以上、図1~図4を参照して説明したように、冷蔵庫1は、拡張ユニット100と電気的に接続可能なインタフェース2と、インタフェース2を介して拡張ユニット100と連携した制御を実行する制御部3とを備える。これにより、冷蔵庫1に対して機能を後から追加できる。
制御部3は、拡張ユニット100が有する認証情報を用いて認証を行い、認証成功後に拡張ユニット100と連携した制御を実行してもよい。これにより、冷蔵庫1に関する情報の、第三者への漏洩及び第三者による不正利用を防止できる。
なお、拡張ユニット100が有する拡張用インタフェース101は、パーソナルコンピュータが有するインタフェースと同じ規格(例えば、USB規格)であってもよい。この場合、拡張ユニット100とパーソナルコンピュータとの間でデータ入出力が可能である。よって、例えば、ユーザが、パーソナルコンピュータを操作して、拡張ユニット100のコンピュータプログラムを容易にアップデートすることができる。
また、図3の例では、1つの拡張ユニット100に対して、カメラ103、バーコードリーダ104、大容量メモリ105、報知部106、及び通信部107が設けられたが、これらの機能が複数の拡張ユニット100に分散されてもよい。図5は、実施形態1に係る冷蔵庫1と拡張ユニット100の変形例を示すブロック図である。
図5の例において、第1の拡張ユニット100aは、拡張用インタフェース101aと、拡張用制御部102aと、1つ以上のインタフェース108、109とを備える。拡張用インタフェース101aと拡張用制御部102aとは、拡張用インタフェース101と拡張用制御部102とに相当する。インタフェース108、109は、拡張ユニット100の拡張用インタフェース101を接続可能である。第1の拡張ユニット100aが備えるインタフェース108、109の個数に応じて、冷蔵庫1と連携した制御を実行可能な拡張ユニット数が増える。
第2の拡張ユニット100bは、拡張用インタフェース101bと、拡張用制御部102bと、カメラ103と、大容量メモリ105とを備える。拡張用インタフェース101bと拡張用制御部102bとは、拡張用インタフェース101と拡張用制御部102とに相当する。即ち、拡張用インタフェース101bは、第1の拡張ユニット100aのインタフェース108、109及び冷蔵庫1のインタフェース2と接続可能である。
図示は省略するが、インタフェース109に対して、第3の拡張ユニットが備える拡張用インタフェースを接続可能である。第3の拡張ユニットは、例えば通信部107を備える。
図5に示されるように、第1の拡張ユニット100aに対してインタフェース108、109を追加することにより、1つの冷蔵庫1に対して複数の拡張ユニット100を追加することが可能となる。
なお、各図面は、理解しやすくするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示している。したがって、図示された各構成要素の厚み、長さ、及び大きさ等は、図面作成の都合上から実際とは異なる。
また、上記実施形態は、拡張ユニット100が冷蔵庫1から電源供給を受ける構成であったが、この構成に限定されず、拡張ユニット100が電源を備える構成であってもよい。
また、上記実施形態は、拡張ユニット100が冷蔵庫1から電源供給を受ける構成であったが、この構成に限定されず、拡張ユニット100が電源を備える構成であってもよい。
本発明は、冷蔵庫等の家電製品に適用できる。
1 冷蔵庫(家電製品)
2 インタフェース
3 制御部
4 拡張ユニット収容部
6 温度検出部
7 扉開閉検出部
10 筐体
11 第1冷蔵室(収容室)
12、22、32、42 開口部
13、23、33、43 扉
21 第2冷蔵室(収容室)
31 製氷室(収容室)
41 冷凍室(収容室)
100 拡張ユニット
101 拡張用インタフェース
102 拡張用制御部
103 カメラ(撮像部)
104 バーコードリーダ(撮像部)
105 大容量メモリ(記憶部)
106 報知部
107 通信部
2 インタフェース
3 制御部
4 拡張ユニット収容部
6 温度検出部
7 扉開閉検出部
10 筐体
11 第1冷蔵室(収容室)
12、22、32、42 開口部
13、23、33、43 扉
21 第2冷蔵室(収容室)
31 製氷室(収容室)
41 冷凍室(収容室)
100 拡張ユニット
101 拡張用インタフェース
102 拡張用制御部
103 カメラ(撮像部)
104 バーコードリーダ(撮像部)
105 大容量メモリ(記憶部)
106 報知部
107 通信部
Claims (8)
- 拡張ユニットと電気的に接続可能なインタフェースと、
前記インタフェースを介して前記拡張ユニットと連携した制御を実行する制御部と
を備える、家電製品。 - 前記制御部は、前記拡張ユニットが有する認証情報を用いて認証を行い、認証成功後に前記拡張ユニットと連携した制御を実行する、請求項1に記載の家電製品。
- 前記インタフェースと接続された前記拡張ユニットを備える、請求項1又は2に記載の家電製品。
- 前記拡張ユニットは、前記家電製品に関する像を撮像する撮像部を有する、請求項3に記載の家電製品。
- 前記拡張ユニットは、前記家電製品に関する情報を記憶する記憶部を有する、請求項3又は4に記載の家電製品。
- 前記拡張ユニットは、前記家電製品に関する情報を報知する報知部を有する、請求項3~5のいずれか1項に記載の家電製品。
- 前記拡張ユニットは、外部装置と通信する通信部を備える、請求項3~6のいずれか1項に記載の家電製品。
- 開口部を有する収容室と、
前記開口部を覆う扉と
を備え、
前記制御部は、前記扉が開又は閉となった場合に前記拡張ユニットと連携した制御を実行する、請求項1~7のいずれか1項に記載の家電製品。
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