JP2023000190A - 電気錠制御装置、電気錠システム、電気錠制御方法およびプログラム - Google Patents

電気錠制御装置、電気錠システム、電気錠制御方法およびプログラム Download PDF

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浩一 浅野
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Abstract

【課題】安否検知システムおよび出入口の電気錠を備える住戸で、住戸内の異常が検出された場合に駆けつけた人が開錠でき、通常時は特定の人物以外の開錠を防止する。【解決手段】電気錠制御装置1の受信部10は、住戸の中の異常を検出する安否検知システム3から異常の検出を受信し、モード設定部11は異常の検出を受信した場合に、動作モードを通常モードから臨時モードに変更する。臨時開錠コード生成部12は、臨時モードに変更されたときに、臨時モードで有効な臨時開錠コードを生成する。送信部13は、臨時モードに変更されたときに、異常の検出および臨時開錠コードを所定の宛先に送信する。入力部14は、臨時モードで臨時開錠コードの入力を取得する。錠制御部15は、臨時モードで入力部14が臨時開錠コードの入力を取得した場合に住戸の出入口に設置された電気錠2を開錠し、通常モードでは臨時開錠コードが入力されても電気錠2を開錠しない。【選択図】図1

Description

本発明は、住戸内の異常を検出する安否検知システムを備える住戸における電気錠の制御に関する。
高齢者の一人暮らし世帯において、健康状態や生活状態を監視するシステムなどで、居住者の異常時にメールや携帯電話(SMS・電話発信)等で家族に異常を知らせるサービスがある。例えば、特許文献1の安否確認装置では、利用者の個人特定データ、音声特徴データおよび会話に対する反応時間が関連付けられた状態で登録される利用者情報データベースと、会話用データベースに登録された各種会話データを参照しつつ、利用者に対して音声で問い掛ける音声会話部と、問い掛けに対して利用者の応答があったか否かを判定する応答判定部と、利用者の応答音声に基づき、利用者情報データベースに登録された音声特徴データから、個人特定データにより特定される利用者を特定する音声認識部と、問い掛けに対する利用者の応答時間が、登録されたその者の反応時間を超えたときに、利用者に緊急事態が発生したと判定し、緊急連絡を行う緊急連絡部と、を含む。
特許文献2の在宅者監視装置には、寝具に配置されるチューブ状の感圧部と、感圧部の内圧の変化に伴う生体信号を導出する処理部と、生体信号に基づき在宅者の生死に関わる異常状態を判定する判定部と、判定部の判定結果を監視者が監視する通知部へ送信する送信部とが設けられる。これらの安否検知システムでは、緊急連絡を受けた者が預かっておいた鍵を持って駆けつけて、異常状態に陥った居住者を救出できる。
ところで、鍵の紛失、置き忘れ、又は盗難の危険を回避するために、生体認証を用いた電気錠が住戸の出入口に設置されることがある。例えば、特許文献3の音声認識入退出装置では、入退出ドアの近傍にマイクと、スピーカと、ブザ-と、ドア開閉始動スイッチとを設け、モードスイッチで設定した登録モードで登録する音声メモリ部と、認識モードでガイドアナウンスするアナウンスメモリ部と、マイクからの入力音声の音声認識部と中央処理部で照合する複数回の音声認識照合手段を設け、外部制御部を介してドア開閉部のドア開閉機構を制御する。
特許文献4の認証システムでは、各ユーザID(IDentifier)に、ユーザの声紋と、ユーザが過去に発した声を含む記録音と、が対応付けて記憶され、認証システムは、ユーザが認証を受けようとするユーザIDを特定し、特定されたユーザIDに対応付けて記憶された記録音を含むマスキング音を出力し、ユーザが認証鍵を読み上げた鍵声と、出力されたマスキング音と、を含む第1音声を取得し、取得された第1音声からマスキング音を除去した第2音声を取得し、取得された第2音声により、ユーザが特定されたユーザIDに係る権限を有するか否かを判定する。
特開2003-058973号公報 特開2014-149751号公報 実開平05-94473号公報 特許第6457682号公報
安否検知システムの運用において、緊急時、扉の解錠ができる鍵を持っている親族・大家・警備会社等が直ちに駆けつけることができない状態の場合があり得る。仮に異常を知らせる連絡を受けたとしても、親族や親族から119番連絡を受けた救命士などが短時間では扉の解錠ができず、高齢者の命の危険につながる可能性がある。
また、生体認証の電気錠が設置されている住戸では、生態情報を事前に登録しておかなければ開錠できず、警備会社の担当者を事前に登録するのは煩雑であり、その担当者を拘束することになるので、非現実的である。
本発明は上述のような状況に鑑みてなされたもので、安否検知システムおよび出入口の電気錠を備える住戸で、住戸内の異常が検出された場合に駆けつけた人が開錠でき、かつ、通常時は特定の人物以外の開錠を防止することを目的とする。
本発明の第1の観点に係る電気錠制御装置は、
住戸の出入口に設置された電気錠の施錠と開錠を制御する錠制御部と、
前記住戸の中の異常を検出する安否検知システムから、異常の検出を受信する受信部と、
前記受信部で前記異常の検出を受信した場合に、動作モードを通常モードから臨時モードに変更するモード設定部と、
前記動作モードが前記臨時モードに変更されたときに、前記臨時モードで有効な臨時開錠コードを生成する臨時開錠コード生成部と、
前記動作モードが前記臨時モードに変更されたときに、前記異常の検出および前記臨時開錠コードを所定の宛先に送信する送信部と、
前記臨時モードで前記臨時開錠コードの入力を取得する入力部と、
を備え、
前記錠制御部は、前記臨時モードで前記入力部が前記臨時開錠コードの入力を取得した場合に前記電気錠を開錠し、前記通常モードでは前記臨時開錠コードの入力を取得しても前記電気錠を開錠しない。
好ましくは、電気錠制御装置は、
前記動作モードが前記臨時モードに変更されたときに、前記異常の検出を前記住戸に居住する人物に通知する通知部と、
前記動作モードが前記臨時モードである場合に、前記動作モードを前記通常モードに変更する入力を受け付けるリセット部と、
を備え、
前記モード設定部は、前記リセット部で前記動作モードを前記通常モードに変更する入力を受け付けた場合に、前記動作モードを前記通常モードに変更する。
好ましくは、
前記臨時開錠コード生成部は、文字列から構成される前記臨時開錠コードを生成し、
前記入力部は、前記出入口の外側に設置されたマイクから入力される音声を取得し、取得した音声から発音された文字列を不特定話者音声認識で抽出し、
前記錠制御部は、前記臨時モードで前記入力部が抽出した文字列が前記臨時開錠コードに一致する場合に、前記電気錠を開錠する。
好ましくは、あるいは、
前記臨時開錠コード生成部は、数字列から構成される前記臨時開錠コードを生成し、
前記入力部は、前記出入口の外側に設置されたカメラで撮像された映像を取得し、取得した映像から手指の形のジェスチャで示された数字列を画像認識で検出し、
前記錠制御部は、前記臨時モードで前記入力部が検出した数字列が前記臨時開錠コードに一致する場合に、前記電気錠を開錠する。
本発明の第2の観点に係る電気錠システムは、
住戸の出入口に設置された電気錠と、
第1の観点に係る電気錠制御装置と、
前記住戸の出入口の外側に設置された入力手段と、
を備え、
前記電気錠制御装置の前記入力部は、前記入力手段への入力から前記臨時開錠コードを取得する。
本発明の第3の観点に係る電気錠制御方法は、
住戸の出入口に設置された電気錠の施錠と開錠を制御する電気錠制御装置が行う電気錠制御方法であって、
前記住戸の中の異常を検出する安否検知システムから、異常の検出を受信する受信ステップと、
前記受信ステップで前記異常の検出を受信した場合に、動作モードを通常モードから臨時モードに変更するモード設定ステップと、
前記動作モードが前記臨時モードに変更されたときに、前記臨時モードで有効な臨時開錠コードを生成する臨時開錠コード生成ステップと、
前記動作モードが前記臨時モードに変更されたときに、前記異常の検出および前記臨時開錠コードを所定の宛先に送信する送信ステップと、
前記臨時モードで前記臨時開錠コードの入力を取得する入力ステップと、
前記臨時モードでは前記入力ステップで前記臨時開錠コードの入力を取得した場合に前記電気錠を開錠し、前記通常モードでは前記臨時開錠コードの入力を取得しても前記電気錠を開錠しない、開錠制御ステップと、
を備える。
本発明の第4の観点に係るプログラムは、
コンピュータを、
住戸の出入口に設置された電気錠の施錠と開錠を制御する錠制御部、
前記住戸の中の異常を検出する安否検知システムから、異常の検出を受信する受信部、
前記受信部で前記異常の検出を受信した場合に、動作モードを通常モードから臨時モードに変更するモード設定部、
前記動作モードが前記臨時モードに変更されたときに、前記臨時モードで有効な臨時開錠コードを生成する臨時開錠コード生成部、
前記動作モードが前記臨時モードに変更されたときに、前記異常の検出および前記臨時開錠コードを所定の宛先に送信する送信部、ならびに
前記臨時モードで前記臨時開錠コードの入力を取得する入力部、
として機能させ、
前記錠制御部は、前記臨時モードで前記入力部が前記臨時開錠コードの入力を取得した場合に前記電気錠を開錠し、前記通常モードでは前記臨時開錠コードの入力を取得しても前記電気錠を開錠しない。
本発明によれば、安否検知システムおよび出入口の電気錠を備える住戸で、住戸内の異常が検出された場合に駆けつけた人が開錠でき、かつ、通常時は特定の人物以外の開錠を防止することができる。
本発明の実施の形態1に係る電気錠システムの構成例を示すブロック図 実施の形態1に係る電気錠制御の動作の一例を示すフローチャート 本発明の実施の形態2に係る電気錠システムの構成例を示すブロック図 実施の形態2に係る電気錠制御の動作の一例を示すフローチャート 実施の形態に係る電気錠制御装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図
以下、この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付す。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る電気錠システムの構成例を示すブロック図である。電気錠システムは、電気錠制御装置1、住戸の出入口に設置された電気錠2、および出入口の外側に設置された入力手段であるマイク4を備える。電気錠2は、出入口の扉を開閉可能の開錠状態と、開放不能の施錠状態とを切り替える。電気錠2は、電気錠制御装置1によって開錠状態と施錠状態とに制御される。
実施の形態1の電気錠システムは、マイク4から入力される音声の特徴と、予め登録された音声の特徴とが一致する場合に開錠する、生体認証による電気錠システムである。電気錠制御装置1は、電気錠が出入口に設置されている住戸内の異常を検出する安否検知システム3と、有線または無線の信号線で接続している。
安否検知システム3は、例えば、住戸に居住する人物が異常状態に陥った場合に、異常を検出する。居住する人物の異常を検出するには、既存の方法を用いる。例えば、特許文献1の安否確認装置、または特許文献2の在宅者監視装置を用いることができる。その他、家電製品の使用状況から居住する人物の異常を検出したり、居住する人物の生体反応を監視して、異常を検出してもよい。安否検知システム3は異常を検出したときに、電気錠制御装置1に異常の検出を送信する。
電気錠制御装置1は、受信部10、モード設定部11、臨時開錠コード生成部12、送信部13、入力部14、および錠制御部15を備える。入力部14は、音声認識部21を含む。受信部10は、安否検知システム3が送信した異常の検出を受信する。
モード設定部11は、受信部10で安否検知システム3から異常の検出を受信した場合に、動作モードを通常モードから臨時モードに変更する。臨時モードとは、登録された人物以外でも、臨時に設定された臨時開錠コードを入力すれば電気錠を開錠できるモードである。モード設定部11は、動作モードを臨時モードに変更したことを、臨時開錠コード生成部12、送信部13、入力部14および錠制御部15に伝える。
臨時開錠コード生成部12は、動作モードが臨時モードに変更されたときに、臨時モードで有効な臨時開錠コードを生成する。臨時開錠コードは、例えば、数字、アルファベットもしくは50音、またはこれらを組み合わせた文字列である。実施の形態1では、臨時開錠コードの文字列が読み上げられてマイク4から入力されるので、間違いなく発音できるように、記号を含まず、50音から拗音、促音および撥音を除外する方がよい。
臨時開錠コード生成部12は、動作モードが臨時モードに変更されたときに、予め設定されている文字列を臨時開錠コードとするのでもよいし、臨時モードに変更されたときに発生させた乱数から文字列を生成するのでもよい。臨時開錠コード生成部12は、生成した臨時開錠コードを送信部13、入力部14および錠制御部15に送る。
送信部13は、動作モードが臨時モードに変更されたときに、異常の検出および臨時開錠コードを、予め定められた宛先に送信する。例えば送信部13は、インターネットを経由して、異常が検出されたこと、および、臨時開錠コードを含むメッセージを所定のメールアドレスもしくはSNSの連絡先に送信する。あるいは、異常の検出と臨時開錠コードを含むメッセージを携帯電話ネットワークで所定の番号に送信する。メッセージには、「次の文字列を一文字ずつ順に発音してください。」のように、臨時開錠コードの入力方法を記載しておくのが好ましい。
入力部14は、臨時モードで出入口の外側に設置されたマイク4から臨時開錠コードが入力されるのを待機する。例えば、マイク4には入力の開始を指示するスイッチを備えるか、人感知センサを備えて人物が接近したときに音声の入力を開始してもよい。
マイク4から音声が入力されると、入力部14の音声認識部21は、不特定話者音声認識で発音された文字列を抽出する。通常モードでは、入力部14は入力された音声の特徴と登録された話者の音声の特徴とを比較して話者認識するが、臨時モードでは、話者認識とは別に、入力された音声を不特定話者の音声として発音された文字列を抽出する。臨時開錠コードは文字の集合が限定されており、1文字ずつ発音されるので、不特定話者音声認識でも音声認識の精度は高い。加えて、入力部14には臨時開錠コードの文字列がわかっているので、音声認識部21は入力された音声が臨時開錠コードの発音と一致するか否か、すなわち類似度が極めて高いか否かを判別すればよい。
入力部14は、入力された音声から臨時開錠コードを抽出できた場合、すなわち、入力された音声が臨時開錠コードの発音と一致すると判断すると、臨時開錠コードが入力されたことを錠制御部15に伝える。
錠制御部15は、臨時モードで入力部14から臨時開錠コードが入力されたことを伝えられると電気錠2を開錠する。錠制御部15は、通常モードでは臨時開錠コードが入力されても電気錠2を開錠しない。臨時モードにおいても、登録されている話者が登録されている開錠コードを入力した場合には、錠制御部15は電気錠2を開錠する。
図2は、実施の形態1に係る電気錠制御の動作の一例を示すフローチャートである。図2の動作は、通常モードにおける電気錠制御とは別の処理である。図2の電気錠制御処理は、電気錠制御装置1が起動したときに起動される。
電気錠制御装置1の受信部10は、安否検知システム3から信号の受信を待機する。信号を受信すると(ステップS10)、異常の検出か否かを判別し(ステップS11)、異常の検出でなければ(ステップS11;N)ステップS10に戻って信号の受信を待機する。
受信部10が安否検知システム3から異常の検出を受信すると(ステップS11;Y)、モード設定部11は、動作モードを通常モードから臨時モードに変更する(ステップS12)。臨時開錠コード生成部12は、臨時開錠コードを生成し(ステップS13)、送信部13は、異常検出および臨時開錠コードを所定の宛先に送信する(ステップS14)。
入力部14は、動作モードが臨時モードに変更されて臨時開錠コードが生成されると、臨時開錠コードの入力を待機し、マイク4から入力された音声から臨時開錠コードの抽出を試みる(ステップS15)。入力された音声が臨時開錠コードでなければ(ステップS16;N)、入力部14は再び臨時開錠コードの入力を待機する(ステップS15)。
入力部14で、入力された音声から臨時開錠コードを抽出した場合(ステップS16;Y)、錠制御部15は、電気錠2を開錠し(ステップS17)、電気錠制御処理を終了する。
以上説明したように、実施の形態1の電気錠制御装置1は、安否検知システム3から異常の検出を受信すると、臨時モードで有効な臨時開錠コードを生成して所定の宛先に送信し、臨時モードで臨時開錠コードが入力されると電気錠2を開錠する。その結果、安否検知システム3および出入口の電気錠2を備える住戸で、住戸内の異常が検出された場合に駆けつけた人が開錠でき、かつ、通常時は特定の人物以外の開錠を防止できる。
実施の形態1の電気錠制御装置1は、以上説明した以外に様々な変形が可能である。
第1に、安否検知システム3は、住戸に居住する人物の異常を検出する在宅者監視に限らない。例えば、住戸に設置した警備システムを警備モードに設定している間に、窓が開けられたり住戸内で人を検知する場合、住戸内の煙感知器が作動する場合、あるいは、住戸内でガス漏れを検知する場合など、電気錠が出入口に設置された住戸の中の異常を検出するシステム一般に、電気錠制御装置1を適用できる。
さらに、安否検知システム3は1つに限らない。在宅者監視システム、住戸の警備システム、煙感知器およびガス漏れ検知など、複数の安否検知システム3を備え、電気錠制御装置1は安否検知システム3のそれぞれから異常の検出を受信して、臨時開錠コードを送信してもよい。その場合、安否検知システム3の種類によって異なる宛先に臨時開錠コードを送信してもよい。例えば、在宅者監視システムの場合はかかりつけ医と介護施設、警備システムの場合は警備会社、煙感知器の場合は警備会社と119番通報、ガス漏れ検知の場合はガス会社、などのように異常の種類によって宛先を変えることができる。
第2に、臨時開錠コード生成部12は、臨時モードに変更されたときに、互いに異なる複数の臨時開錠コードを生成し、送信部13は臨時開錠コードをそれぞれ異なる宛先に送信してもよい。あるいは、送信部13は複数の臨時開錠コードを1つの宛先に送信するが、メッセージを受信した人が、臨時開錠コードをそれぞれ異なる連絡先、例えばかかりつけ医、警備会社、119番通報など、に通報する。入力部14は、複数の臨時開錠コードのうちいずれが入力されたかを記録し、錠制御部15は、いずれの臨時開錠コードが入力されても電気錠2を開錠する。このようにすると、誰が最初に駆けつけて開錠したかを推測できる。
第3に、臨時開錠コードの入力手段がマイク4であっても、臨時開錠コードは文字列に限らない。臨時開錠コードは任意の音響データでもよい。例えば、DTMF(Dual Tone Multi-Frequency)の音の列をPCM変換した音響データを臨時開錠コードとすることができる。送信部13は、メッセージに臨時開錠コードの音響データを添付して送信し、メッセージを受信した人が、受信した音響データをスマートフォン等で再生してマイク4から入力することによって、電気錠2を開錠できるように構成してもよい。
第4に、電気錠システムは音声認証で開錠できるものには限らない。例えば、ICカードを出入口の外側に設置されたカードリーダに近づけたり、無線のリモートコントローラを操作したり、ICカードとテンキーからの入力の組み合わせなどで開錠できる電気錠でもよい。その場合、出入口の外側に設置されたインターフォンのマイクを、音声の入力手段として用いることができる。また、テンキーなどのキーパッドから臨時開錠コードの文字列を入力する方法でもよい。
第5に、送信部13は、臨時開錠コードを暗号化して送信してもよい。暗号化された臨時開錠コードを復号する暗証コードを、別のメッセージで送信することによって、または予め通知しておくことによって、受信者は臨時開錠コードを復号できる。臨時開錠コードを暗号化して送信することによって、臨時開錠コードの秘匿性が向上する。
第6に、電気錠システムの生体認証は、音声に限らない。例えば、電気錠システムが指紋認証または虹彩認証で開錠できるものでもよい。指紋認証の電気錠システムの場合、臨時開錠コードを数字列として、指紋センサに連続して指を接触させる回数とポーズの組み合わせで、数字列を入力することができる。その場合、入力部14は、接触回数とポーズから数字列を判別する。また、虹彩認証の場合、臨時開錠コードを文字列、一次元コードまたは二次元コードとし、臨時開錠コードの画像をスマートフォンの画面に表示させ虹彩を撮影するカメラにかざして入力することができる。この場合、入力部14はOCR、または、一次元コードもしくは二次元コードの読み取り機として機能する。
臨時開錠コードを文字列、一次元コードまたは二次元コードとする場合、電気錠が虹彩認証で開錠できるものには限らない。電気錠の開錠手段が何であっても、例えば、カメラ付きインターフォンのカメラを、臨時開錠コードの画像を撮影する入力手段とすることができる。
さらに、電気錠システムの生体認証は、人物の顔の画像で認証するものでもよい。次に、顔画像認証の電気錠システムの例を説明する。
実施の形態2.
図3は、本発明の実施の形態2に係る電気錠システムの構成例を示すブロック図である。実施の形態2では電気錠制御装置1は、実施の形態1の電気錠制御装置1の構成に加えて、通知部16およびリセット部17を備え、入力部14は画像認識部22を含む。また、入力部14には、入力手段としてカメラ5が接続されている。その他の構成は、実施の形態1と同様である。
実施の形態2の電気錠システムでは、カメラ5から取得した顔画像の特徴と、登録されている顔画像の特徴とが一致するか否かを判別し、一致すると判断した場合に電気錠2を開錠する。実施の形態2では、臨時開錠コード生成部12は数字列から構成される臨時開錠コードを生成する。
入力部14は、通常モードでは顔認識で認証するが、臨時モードでは顔認識とは別に、カメラ5で取得した映像から手指の形のジェスチャで示された数字列を画像認識で検出する。手指の形のジェスチャで数字列を示すには、例えば、手を握った状態を開始またはポーズとして、拳から突き出された指の数で数字を表す。数字を1文字示すごとに手を握った状態のポーズに戻る。片手の場合は、1から5までの数字を表すことができる。両手の場合は、両手の指を全て開いた状態が0を表すものとして、0から9までの数字を表すことができる。最後に、例えば握った手を振ったり、カメラ5の撮像範囲から外に出すことによって、数字列の終了を示すことができる。
手指の形のジェスチャで数字列を示す方法は、取り決めであって、上に述べた方法に限らない。錠制御部15は、臨時モードで入力部14が検出した数字列が臨時開錠コードに一致する場合に、電気錠2を開錠する。
実施の形態2ではさらに、通知部16は、動作モードが臨時モードに変更されたときに、異常の検出を居住する人物に通知する。居住する人物に通知するには、送信部13と同様、インターネットを経由して、異常が検出されたことを含むメッセージを居住する人物のメールアドレスもしくはSNSの連絡先に送信する。または、異常の検出を含むメッセージを携帯電話ネットワークで居住する人物の番号に送信する。あるいは、電気錠制御装置の操作盤に、ランプ点灯、ブザー鳴動もしくは画面表示、またはこれらの組み合わせで表示することによって通知してもよい。
リセット部17は、動作モードが臨時モードである場合に、動作モードを通常モードに変更する入力を受け付ける。例えば、電気錠制御装置の操作盤で、臨時モードの解除を入力することができる。あるいは、通知部16でメッセージを居住する人物宛に送信した場合は、そのメッセージの返信として送られてくる、動作モードを通常モードに変更する入力を受け付けることができる。リセット部17で動作モードを通常モードに変更する入力を受け付けた場合、モード設定部11は、動作モードを通常モードに変更する。
動作モードが通常モードに変更されると、入力部14は、臨時開錠コードの入力を受け付けない。そして、錠制御部15は、通常モードでは臨時開錠コードが入力されても電気錠2を開錠しない。
リセット部17で、動作モードを通常モードに変更する入力を受け付けたとき、送信部13は、臨時開錠コードを送信した宛先に、臨時モードの解除を含むメッセージを送信することが望ましい。臨時モードの解除を受信した人は、居住する人物に電話で安否を確かめることができる。
図4は、実施の形態2に係る電気錠制御の動作の一例を示すフローチャートである。図4のステップS20からステップS24は、図2のステップS10からステップS14と同じである。図4のステップS23では、臨時開錠コード生成部12は、数字列から構成される臨時開錠コードを生成する。
ステップS24で、異常検出および臨時開錠コードを所定の宛先に送信したのち、通知部16は、異常検出を居住する人物に通知する(ステップS25)。臨時モードで、リセット部17は、動作モードを通常モードに変更するリセット入力を待機し、入力部14は、臨時開錠コードの入力を待機する。
リセット部17は、臨時モードで入力を調べ(ステップS26)、動作モードを通常モードに変更するリセットが入力されなければ(ステップS27;N)、入力部14は臨時開錠コードの入力を調べる(ステップS28)。すなわち、カメラ5で取得した映像から手指の形のジェスチャで示された数字列を画像認識で検出する。臨時開錠コードが入力されなければ(ステップS29;N)、ステップS26に戻って、リセット入力を調べることから繰り返す。臨時モードで臨時開錠コードが入力されると(ステップS29;Y)、錠制御部15は電気錠2を開錠して(ステップS30)、電気錠制御処理を終了する。
ステップS27で、動作モードを通常モードに変更するリセットが入力されれば(ステップS27;Y)、モード設定部11は、動作モードを通常モードに変更し(ステップS31)、電気錠制御処理を終了する。
以上説明したように、実施の形態2の電気錠制御装置1は、安否検知システム3および出入口の電気錠2を備える住戸で、住戸内の異常が検出された場合に駆けつけた人が開錠でき、かつ、通常時は特定の人物以外の開錠を防止できる。さらに、電気錠制御装置1は、動作モードが臨時モードに変更されたときに、異常の検出を居住する人物に通知し、動作モードを通常モードに変更する入力を受け付けた場合に、動作モードを通常モードに変更するので、安否検知システム3が誤検出した場合、または、外部から誰かが駆けつけるまでもないと居住する人物が判断した場合は、誰かが駆けつける前に動作モードを通常モードに変更できる。
実施の形態1の電気錠制御装置1でも、通知部16およびリセット部17を備えて、異常の検出を居住する人物に通知し、動作モードを通常モードに変更する入力を受け付けた場合に、動作モードを通常モードに変更してもよい。また、入力手段としてマイク4とカメラ5の両方に接続され、入力部4が音声認識部21と画像認識部22の両方を備えて、音声と手指の形のジェスチャのいずれでも臨時開錠コードを入力できるようにしてもよい。実施の形態2の電気錠制御装置1でも、入力部4に音声認識部21を備え、入力手段をマイク4として、音声で臨時開錠コードを入力できるようにしてもよい。
実施の形態1で説明した、様々な変形は、実施の形態2にも適用できる。例えば、臨時開錠コードを文字列、一次元コードまたは二次元コードとし、臨時開錠コードの画像をスマートフォンの画面に表示させ顔を撮影するカメラにかざして入力することができる。また、電気錠システムが生体認証で開錠するものでない場合、例えば、カメラ付きインターフォンのカメラで取得した映像から、手指の形のジェスチャで示される数字列を検出するように構成してもよい。
図5は、実施の形態に係る電気錠制御装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。電気錠制御装置1は、図5に示すように、制御部41、主記憶部42、外部記憶部43、操作部44、表示部45、入出力部46および送受信部47を備える。主記憶部42、外部記憶部43、操作部44、表示部45、入出力部46および送受信部47はいずれも内部バス40を介して制御部41に接続されている。
制御部41はCPU(Central Processing Unit)等から構成され、外部記憶部43に記憶されている制御プログラム50に従って、電気錠制御装置1の受信部10、モード設定部11、臨時開錠コード生成部12、送信部13、入力部14、錠制御部15、通知部16、および、リセット部17の各処理を実行する。
主記憶部42はRAM(Random-Access Memory)等から構成され、外部記憶部43に記憶されている制御プログラム50をロードし、制御部41の作業領域として用いられる。
外部記憶部43は、フラッシュメモリ、ハードディスク、DVD-RAM(Digital Versatile Disc Random-Access Memory)、DVD-RW(Digital Versatile Disc ReWritable)等の不揮発性メモリから構成され、電気錠制御装置1の処理を制御部41に行わせるためのプログラムならびに動作モード、臨時開錠コードなどのデータを記憶し、また、制御部41の指示に従って、このプログラムが記憶するデータを制御部41に供給し、制御部41から供給されたデータを記憶する。
操作部44はキーボードおよびマウスなどのポインティングデバイス等と、キーボードおよびポインティングデバイス等を内部バス40に接続するインタフェース装置から構成されている。操作部44を介して、異常の検出および臨時開錠コードを送信する宛先、異常の検出を居住する人物に通知する宛先、動作モードを通常モードに変更する入力などが入力され、制御部41に供給される。
表示部45は、LCD(Liquid Crystal Display)または有機ELディスプレイなどから構成され、動作モード、異常検出の通知などを表示する。
入出力部46は、シリアルインタフェースまたはパラレルインタフェースから構成されている。入出力部46にマイク4またはカメラ5が接続され、制御部41は入出力部46を介して音声または映像を取得する。
送受信部47は、ネットワークに接続する網終端装置または無線通信装置、およびそれらと接続するシリアルインタフェースまたはLAN(Local Area Network)インタフェースから構成されている。送受信部47は、ネットワークを介して、異常の検出および臨時開錠コードの送信、動作モードを通常モードに変更する入力の受付、または、制御プログラムのダウンロードを行う。
図1および図3に示す電気錠制御装置1の受信部10、モード設定部11、臨時開錠コード生成部12、送信部13、入力部14、錠制御部15、通知部16、および、リセット部17の処理は、制御プログラム50が、制御部41、主記憶部42、外部記憶部43、操作部44、表示部45、入出力部46および送受信部47などを資源として用いて処理することによって実行する。
なお、各実施の形態で説明した電気錠制御装置1の構成は一例であり、任意に変更および修正が可能である。電気錠制御装置1の構成は、実施の形態で示したものがすべてではなく、これらに限定されるものではない。例えば、スマートフォンまたはタブレット端末を電気錠制御装置1として用いてもよい。また、ネットワーク上に電気錠制御装置1を設置して、ネットワークを介して電気錠制御装置1の機能を提供してもよい。
その他、前記のハードウェア構成やフローチャートは一例であり、任意に変更および修正が可能である。
受信部10、モード設定部11、臨時開錠コード生成部12、送信部13、入力部14、錠制御部15、通知部16、および、リセット部17から構成される電気錠制御装置1の電気錠制御処理を行う中心となる部分は、専用のシステムによらず、通常のコンピュータシステムを用いて実現可能である。例えば、前記の動作を実行するためのコンピュータプログラムを、コンピュータが読みとり可能な記録媒体(USBメモリ、CD-ROM、DVD-ROM等)に格納して配布し、当該コンピュータプログラムをコンピュータにインストールすることにより、前記の処理を実行する電気錠制御装置1を構成してもよい。また、インターネット等の通信ネットワーク上のサーバ装置が有する記憶装置に当該コンピュータプログラムを格納しておき、通常のコンピュータシステムがダウンロード等することで電気錠制御装置1を構成してもよい。
また、電気錠制御装置1を、OS(オペレーティングシステム)とアプリケーションプログラムの分担、またはOSとアプリケーションプログラムとの協働により実現する場合等には、アプリケーションプログラム部分のみを記録媒体や記憶装置に格納してもよい。
また、搬送波にコンピュータプログラムを重畳し、通信ネットワークを介して配信することも可能である。例えば、通信ネットワーク上の掲示板(BBS, Bulletin Board System)に前記コンピュータプログラムを掲示し、ネットワークを介して前記コンピュータプログラムを配信してもよい。そして、このコンピュータプログラムを起動し、OSの制御下で、他のアプリケーションプログラムと同様に実行することにより、前記の処理を実行できるように構成してもよい。
1 電気錠制御装置
2 電気錠
3 安否検知システム
4 マイク
5 カメラ
10 受信部
11 モード設定部
12 臨時開錠コード生成部
13 送信部
14 入力部
15 錠制御部
16 通知部
17 リセット部
21 音声認識部
22 画像認識部

Claims (7)

  1. 住戸の出入口に設置された電気錠の施錠と開錠を制御する錠制御部と、
    前記住戸の中の異常を検出する安否検知システムから、異常の検出を受信する受信部と、
    前記受信部で前記異常の検出を受信した場合に、動作モードを通常モードから臨時モードに変更するモード設定部と、
    前記動作モードが前記臨時モードに変更されたときに、前記臨時モードで有効な臨時開錠コードを生成する臨時開錠コード生成部と、
    前記動作モードが前記臨時モードに変更されたときに、前記異常の検出および前記臨時開錠コードを所定の宛先に送信する送信部と、
    前記臨時モードで前記臨時開錠コードの入力を取得する入力部と、
    を備え、
    前記錠制御部は、前記臨時モードで前記入力部が前記臨時開錠コードの入力を取得した場合に前記電気錠を開錠し、前記通常モードでは前記臨時開錠コードの入力を取得しても前記電気錠を開錠しない、電気錠制御装置。
  2. 前記動作モードが前記臨時モードに変更されたときに、前記異常の検出を前記住戸に居住する人物に通知する通知部と、
    前記動作モードが前記臨時モードである場合に、前記動作モードを前記通常モードに変更する入力を受け付けるリセット部と、
    を備え、
    前記モード設定部は、前記リセット部で前記動作モードを前記通常モードに変更する入力を受け付けた場合に、前記動作モードを前記通常モードに変更する、
    請求項1に記載の電気錠制御装置。
  3. 前記臨時開錠コード生成部は、文字列から構成される前記臨時開錠コードを生成し、
    前記入力部は、前記出入口の外側に設置されたマイクから入力される音声を取得し、取得した音声から発音された文字列を不特定話者音声認識で抽出し、
    前記錠制御部は、前記臨時モードで前記入力部が抽出した文字列が前記臨時開錠コードに一致する場合に、前記電気錠を開錠する、
    請求項1または2に記載の電気錠制御装置。
  4. 前記臨時開錠コード生成部は、数字列から構成される前記臨時開錠コードを生成し、
    前記入力部は、前記出入口の外側に設置されたカメラで撮像された映像を取得し、取得した映像から手指の形のジェスチャで示された数字列を画像認識で検出し、
    前記錠制御部は、前記臨時モードで前記入力部が検出した数字列が前記臨時開錠コードに一致する場合に、前記電気錠を開錠する、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の電気錠制御装置。
  5. 住戸の出入口に設置された電気錠と、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の電気錠制御装置と、
    前記住戸の出入口の外側に設置された入力手段と、
    を備え、
    前記電気錠制御装置の前記入力部は、前記入力手段への入力から前記臨時開錠コードを取得する、電気錠システム。
  6. 住戸の出入口に設置された電気錠の施錠と開錠を制御する電気錠制御装置が行う電気錠制御方法であって、
    前記住戸の中の異常を検出する安否検知システムから、異常の検出を受信する受信ステップと、
    前記受信ステップで前記異常の検出を受信した場合に、動作モードを通常モードから臨時モードに変更するモード設定ステップと、
    前記動作モードが前記臨時モードに変更されたときに、前記臨時モードで有効な臨時開錠コードを生成する臨時開錠コード生成ステップと、
    前記動作モードが前記臨時モードに変更されたときに、前記異常の検出および前記臨時開錠コードを所定の宛先に送信する送信ステップと、
    前記臨時モードで前記臨時開錠コードの入力を取得する入力ステップと、
    前記臨時モードでは前記入力ステップで前記臨時開錠コードの入力を取得した場合に前記電気錠を開錠し、前記通常モードでは前記臨時開錠コードの入力を取得しても前記電気錠を開錠しない、開錠制御ステップと、
    を備える電気錠制御方法。
  7. コンピュータを、
    住戸の出入口に設置された電気錠の施錠と開錠を制御する錠制御部、
    前記住戸の中の異常を検出する安否検知システムから、異常の検出を受信する受信部、
    前記受信部で前記異常の検出を受信した場合に、動作モードを通常モードから臨時モードに変更するモード設定部、
    前記動作モードが前記臨時モードに変更されたときに、前記臨時モードで有効な臨時開錠コードを生成する臨時開錠コード生成部、
    前記動作モードが前記臨時モードに変更されたときに、前記異常の検出および前記臨時開錠コードを所定の宛先に送信する送信部、ならびに
    前記臨時モードで前記臨時開錠コードの入力を取得する入力部、
    として機能させ、
    前記錠制御部は、前記臨時モードで前記入力部が前記臨時開錠コードの入力を取得した場合に前記電気錠を開錠し、前記通常モードでは前記臨時開錠コードの入力を取得しても前記電気錠を開錠しない、プログラム。
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