JP2023000128A - 捕球具 - Google Patents

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Abstract

【課題】捕球具の重量を軽くしながらも捕球具としての強度を維持可能な捕球具を提供する。【解決手段】捕球面を有する掌側を構成する掌側外皮と、前記掌側外皮の内側に設けられる掌側内皮11と、甲側を構成する甲側外皮と、前記甲側外皮の内側に設けられる甲側内皮12と、掌側内皮11と甲側内皮12の間に形成される指挿入部と、を有する捕球具であって、甲側内皮12の指部の長さを掌側内皮11の指部よりも短く形成すると共に、甲側内皮12の指部に補強部材7,8,9を設けたことを特徴とする。【選択図】図3

Description

本発明は、捕球面を有する掌側を構成する掌側外皮と、掌側外皮の内側に設けられる掌側内皮と、甲側を構成する甲側外皮と、甲側外皮の内側に設けられる甲側内皮と、掌側内皮と甲側内皮の間に形成される指挿入部と、を有する捕球具に関するものである。
かかる捕球具として、下記特許文献1に開示される野球用グローブがあげられる。
特開2007-244717号公報
捕球具における指挿入部は、甲側内皮と掌側内皮により形成されており、内皮に使用されている皮部材は柔軟性を有しているが、重量があるという問題がある。重量を軽くするためには、例えば、甲側内皮の指先の部分をカットして短くするという方法がある。そのカットした分だけ軽量化を図ることができる。しかしながら、単にカットするのみでは捕球時における強度低下を招くという弊害が生じる。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、その課題は、捕球具の重量を軽くしながらも捕球具としての強度を維持可能な捕球具を提供することである。
上記課題を解決するため本発明に係る捕球具は、
捕球面を有する掌側を構成する掌側外皮と、掌側外皮の内側に設けられる掌側内皮と、甲側を構成する甲側外皮と、甲側外皮の内側に設けられる甲側内皮と、掌側内皮と甲側内皮の間に形成される指挿入部と、を有する捕球具であって、
甲側内皮の指部の長さを掌側内皮の指部よりも短く形成すると共に、甲側内皮の指先部に補強部材を設けたことを特徴とするものである。
かかる構成による捕球具の作用・効果を説明する。この構成によると、掌側内皮と甲側内皮の間に指挿入部が形成されるが、甲側内皮の指部の長さを掌側内皮の指部よりも短く形成すると共に、甲側内皮の指先部に補強部材を設けている。これにより、甲側内皮の指部の長さを短くした分、軽くすることができる。また、補強部材により所望の強度を維持することができる。補強部材としては、例えば、適宜の樹脂部材を用いることで、甲側内皮を用いた場合よりも重量を低くすることができる。その結果、捕球具の重量を軽くしながらも捕球具としての強度を維持可能な捕球具を提供することができる。
本発明に係る前記補強部材は、人差し指、中指、薬指に設けられることが好ましい。これにより、人差し指、中指、薬指の部分を軽量化し、かつ、所望の強度を充分に確保することができる。
本発明に係る前記補強部材の表面形状は、指の形状に対応した湾曲面を有することが好ましい。平面形状にするよりも湾曲面を有するほうが、より強度向上に資することができる。
本発明に係る前記補強部材は、前記掌側内皮と一体的に縫製されることが好ましい。これにより、補強部材を強固に固定することができる。
本発明において、前記補強部材は、平面視で、前記掌側内皮の指部と同じ形状を呈していることが好ましい。
この構成によると、甲側内皮に補強部材を設けた状態の指部の形状と、掌側内皮の指部の形状をオーバーラップさせ、甲側内皮、掌側内皮、補強部材の結合が行いやすくなる。
グローブの甲側から見た外観図 グローブの掌側から見た外観図 掌側外皮と甲側外皮を除いた、掌側内皮と甲側内皮が結合した状態を示す甲側から見た図 掌側外皮と甲側外皮を除いた、掌側内皮と甲側内皮が結合した状態を示す掌側から見た図 補強部材を示す図 補強部材の断面図 図3において、補強部材を別に示す図
本発明に係る捕球具の好適な実施形態をまず説明する。捕球具の例として野球用のグローブ、特に野手の使用するグローブをあげて説明する。
図1は、グローブの甲側から見た外観図を示し、図2は同じく掌側から見た外観図を示す。なお、掌側から見た外観図は、従来技術も本発明も同じである。
グローブは、親指部1、人差し指部2、中指部3、薬指部4、小指部5を備えており、それぞれ各指が挿入される空間部を有している。親指部1と人差し指部2の間にはウェブ6が形成される。ウェブ6は、図2の点線で囲まれるエリアである。グローブの下方には、指を挿入するための手挿入口21が設けられる。
グローブは、捕球面を有する掌側を構成する掌側外皮10と、掌側外皮10の内側に設けられる掌側内皮11と、甲側を構成する甲側外皮20と、甲側外皮の内側に設けられる甲側内皮12と、掌側内皮11と甲側内皮12の間に形成される指挿入部Fを備えている。これらの構成はグローブが有する一般的な構成である。
図3は、掌側外皮と甲側外皮を除いた、掌側内皮と甲側内皮が結合した状態を示す甲側から見た図である。図4は、掌側外皮と甲側外皮を除いた、掌側内皮と甲側内皮が結合した状態を示す掌側から見た図である。図5は、補強部材を示す図である。図6は、補強部材の断面図である。図7は、図3において、補強部材を別に示す図である。
掌側内皮11と甲側内皮12が縫製等により結合されることで指が挿入される空間部である指挿入部Fが形成される。図3に示すように、甲側外皮12は親指部120、人差し指部121、中指部122、薬指部123、小指部124を有している。これらの各指部を形成するために1以上の適宜の数の布部材が使用される。
図4及び図7に示すように掌側内皮11にも、親指部110、人差し指部111、中指部112、薬指部113、小指部114が形成されている。掌側内皮11は、1枚又はそれ以上の枚数の布部材により形成されている。
甲側の親指部120と掌側の親指部110は、縫製60により結合される。甲側の人差し指部121と掌側の人差し指部111は縫製61により結合される。甲側の中指部122と掌側の中指部112は縫製62により結合される。甲側の薬指部123と掌側の薬指部113は縫製63により結合される。甲側の小指部124と掌側の小指部114は縫製64により結合される。
甲側の人差し指部121、中指部122、薬指部123の長さは、掌側の人差し指部111、中指部112、薬指部113よりも短く形成される。短く形成される分、軽量化される。甲側の人差し指部121、中指部122、薬指部123の各指先部121a、122a、123aに補強部材7,8,9が設けられる。図7に示すように、各指先部121a、122a、123aは円弧状に膨らんだ形状を呈している。
補強部材7,8,9は、甲側外皮12や掌側内皮11を形成する布部材よりも強度を有する素材により形成される。例えば、TPU(熱可塑性ポリウレタン)のような樹脂により形成される。、指の形状と類似した形状を有する。本実施形態では、補強部材7,8,9は、人差し指と中指と薬指に設けられているが、さらに親指と薬指に設けてもよい。補強部材を設ける指は、適宜決めることができる。
甲側の人差し指部121、中指部122、薬指部123の長さを短くして軽量化されるが、補強部材7,8,9の重量は、その軽量化した分の重量よりも小さい。従って、捕球具全体で見れば軽量化を図ることができている。また、単に甲側の指部の長さを短くすると、捕球具の強度が低下するが、補強部材7,8,9を設けることで所望の強度を維持している。
図5に示すように、各補強部材7,8,9の先端部7a,8a,9aは円弧状に形成されている。各補強部材7,8,9の後端部7b,8b,9bも円弧状に形成されている。図3に示すように、補強部材7,8,9の後端部7b,8b,9bと人差し指部121、中指部122、薬指部123の各指先部121a、122a、123aとが重なるような形態で結合されている。
図6は、補強部材7,8,9を代表して中指部の補強部材8の断面図を示す。断面形状も指の形状に対応した表面8cと裏面8dを有しており、指の断面形状に対応した円弧状に形成されている。他の補強部材7,9も同様である。
図3に示すように、補強部材7,8,9の幅は、甲側の人差し指部121、中指部122、薬指部123の指の形状がなめらかにつながるように幅が設定されている。また、補強部材7,8,9の外形形状は、掌側の人差し指部111、中指部112、薬指部113の形状と同じになるように設定されている。従って、掌側内皮11と甲側内皮12の指の部分の形状は、同じあるいはほぼ同じ形状が重なるように製作されている。
補強部材7,8,9は、縫製61,62,63により甲側内皮12及び掌側内皮11に結合される。これにより、補強部材7,8,9を強固に結合することができる。
図4に示すように、掌側内皮11の人差し指部には、掌側内皮11の上に重ねるように第1クッション部材30が設けられ、さらにその上に第2クッション部材40が設けられる。いずれも指の形状に対応した形状を有している。第1クッション部材30の方が第2クッション部材40よりも長さが長くなっており、結合された状態では指先の位置は同じである。
同様に、中指部には第1クッション部材31、第2クッション部材41が設けられ、薬指部には第1クッション部材32、第2クッション部材42が設けられている。これらのクッション部材も補強部材7,8,9と同じ縫製61,62,63により掌側内皮11と甲側内皮12に結合されている。これらのクッション部材は、例えば、発泡スチロール等の適宜の素材により形成される。また、別の縫製により結合してもよく、接着剤との併用を行ってもよい。
図3等に示すように、人差し指部、中指部、薬指部には穴100,101,102が形成されており、図2の外観図に示すように紐が貫通する。図7に示すように小指部にも穴103が形成され、他の箇所にも必要に応じて穴が形成される。また、図7には紐50が図示されている。図1,2以外の図では、紐の表示を省略している。
<別実施形態>
本発明に係る捕球具は、野球用グローブに限定されるものではなく、野球用ミットでもよく、あるいは、野球用以外の捕球具に対して適用してもよい。
1 親指部
2 人差し指部
3 中指部
4 薬指部
5 小指部
6 ウェブ
7,8,9 補強部材
7a,8a,9a 先端部
7b,8b,9b 後端部
10 掌側外皮
11 掌側内皮
12 甲側内皮
20 甲側外皮
61,62,63 縫製
110 親指部
111 人差し指部
112 中指部
113 薬指部
114 小指部
120 親指部
121 人差し指部
122 中指部
123 薬指部
124 小指部
121a,122a,123a 指先部

Claims (5)

  1. 捕球面を有する掌側を構成する掌側外皮と、掌側外皮の内側に設けられる掌側内皮と、甲側を構成する甲側外皮と、甲側外皮の内側に設けられる甲側内皮と、掌側内皮と甲側内皮の間に形成される指挿入部と、を有する捕球具であって、
    甲側内皮の指部の長さを掌側内皮の指部よりも短く形成すると共に、甲側内皮の指先部に補強部材を設けたことを特徴とする捕球具。
  2. 前記補強部材は、前記甲側内皮の人差し指部、中指部、薬指部に設けられることを特徴とする請求項1に記載の捕球具。
  3. 前記補強部材の表面形状は、指の形状に対応した湾曲面を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の捕球具。
  4. 前記補強部材は、前記掌側内皮と一体的に縫製されることを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の捕球具。
  5. 前記補強部材は、平面視で、前記掌側内皮の指部と同じ形状を呈していることを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の捕球具。
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