JP2022550283A - 低波面誤差光学フィルタフィルム - Google Patents

低波面誤差光学フィルタフィルム Download PDF

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Abstract

第1主表面を含む第1の光学基材と、第1の光学基材の第1主表面上に配置され、合計で約50を超える数の複数のポリマー層を含む、多層ポリマー光学フィルムと、約0.5ミクロン未満の平均厚さを有し、第1の光学基材の第1主表面と多層ポリマー光学フィルムとの間に配置され、第1の光学基材の第1主表面と多層ポリマー光学フィルムとに物理的に接触している、第1の光学接合層であって、第1の光学基材を多層ポリマー光学フィルムに接合しており、シラン化アミンを含む、第1の光学接合層とを含む、光学アセンブリ。

Description

本明細書のいくつかの態様では第1主表面を含む第1の光学基材と、第1の光学基材の第1主表面上に配置され、合計で約50を超える数の複数のポリマー層を含む、多層ポリマー光学フィルムと、約0.5ミクロン未満の平均厚さを有し、第1の光学基材の第1主表面と多層ポリマー光学フィルムとの間に配置され、第1の光学基材の第1主表面と多層ポリマー光学フィルムとに物理的に接触している、第1の光学接合層であって、第1の光学基材を多層ポリマー光学フィルムに接合しており、シラン化アミンを含む、第1の光学接合層と、を含む、光学アセンブリが提供される。
本明細書のいくつかの態様では、第1の光学プリズムと第2の光学プリズムとの間に配置されている、多層ポリマー反射偏光子と、反射偏光子と第1の光学プリズム及び第2の光学プリズムのそれぞれとに物理的に接触して、反射偏光子を第1の光学プリズム及び第2の光学プリズムのそれぞれに接合しており、約0.2ミクロン未満の平均厚さを有する、光学接合層とを含む偏光ビームスプリッタであって、第1の光学プリズムと第2の光学プリズムとは、反射偏光子に損傷を与えることなく互いに分離することができない、偏光ビームスプリッタが提供される。
本明細書のいくつかの態様では、第1の光学プリズムと第2の光学プリズムとの間に配置され、互いに反対向きの第1主表面及び第2主表面を含む、多層ポリマー反射偏光子と、反射偏光子の第1主表面と第1の光学プリズムとに物理的に接触して、反射偏光子の第1主表面を第1の光学プリズムに接合している、第1の光学接合層と、反射偏光子の第2主表面と第2の光学プリズムとに物理的に接触して、反射偏光子の第2主表面を第2の光学プリズムに接合している、第2の光学接合層と、を含む偏光ビームスプリッタであって、第1の光学プリズムと第2の光学プリズムとは、反射偏光子に損傷を与えることなく互いに分離することができず、反射偏光子の第1主表面側及び第2主表面側のそれぞれから偏光ビームスプリッタに入射する0.6328ミクロンの波長の光に関して、偏光ビームスプリッタは、約0.5未満の反射二乗平均平方根波面誤差(reflected root mean square wavefront error)を有する、偏光ビームスプリッタが提供される。
本発明のいくつかの態様では、第1主表面を含む第1の光学基材と、第1の光学基材の第1主表面上に配置されている光学フィルムであって、実質的な垂直入射光に関して、かつ少なくとも50ナノメートルにわたる所定の波長範囲における各波長に関して、少なくとも第1の偏光状態の入射光の少なくとも60%を反射する、光学フィルムと、約0.5ミクロン未満の平均厚さを有し、第1の光学基材の第1主表面と光学フィルムとの間に配置され、第1の光学基材の第1主表面と光学フィルムとに物理的に接触している、第1の光学接合層であって、第1の光学基材を光学フィルムに接合しており、シラン化アミンを含む、第1の光学接合層と、を含む光学アセンブリであって、光学フィルムの各主側面から光学フィルムに入射する0.6328ミクロンの波長の光に関して、約0.5未満の反射二乗平均平方根波面誤差を有する、光学アセンブリが提供される。
本明細書の一実施形態による、偏光ビームスプリッタの斜視図である。 本明細書の一実施形態による、偏光ビームスプリッタの側面図である。 本明細書の一実施形態による、作用中の偏光ビームスプリッタの側面図である。 本明細書の一実施形態による、光学アセンブリの側面図を提示する。 本明細書の一実施形態による、光学アセンブリの側面図を提示する。 本明細書の一実施形態による、湾曲表面を有する光学アセンブリの側面図である。 本明細書の一実施形態による、多層ポリマー光学フィルムの側面図である。 本明細書の一実施形態による、光学レンズアセンブリの側面図である。
以下の説明では、本明細書の一部を構成し、様々な実施形態が実例として示されている、添付図面が参照される。図面は、必ずしも正確な縮尺ではない。本明細書の範囲又は趣旨から逸脱することなく、他の実施形態が想到され、実施されてもよい点を理解されたい。それゆえ、以下の「発明を実施するための形態」は、限定的な意味で解釈されるものではない。
MOF反射偏光子及び光学フィルタフィルムなどの、多層光学フィルム(multilayer optical film;MOF)は、従来型の反射結像面(例えば、物理蒸着によって作製された多層コーティング、又はワイヤグリッドコーティング)と比較して、通常は、相対的に高い波面誤差を呈するものであるため、反射結像光学素子には広く採用されていない。光学アセンブリにMOFを適用するために使用される場合がある既存の積層方法は、業界標準を満たすことができない、プロセス上の課題を有する。本明細書の目的上、反射波面誤差とは、光学構成要素の表面で光が反射される場合に、光学波面において見られる、完全に平坦な(すなわち、平面的な)表面から反射される場合に見られるものと比較した、偏差の程度として定義される。既存の業界標準は、1波未満の波面誤差(又は更に、1/2波、1/4波、若しくは1/8波の誤差)の、反射二乗平均平方根(root mean square;RMS)波面誤差を指定する場合がある。本明細書の目的上、透過波面誤差とは、光学構成要素(例えば、レンズ)によって光が透過される場合に、光学波面において見られる、偏差の程度として定義される。
本明細書のいくつかの態様によれば、ナノメートルの厚さの接合層を介して、光学フィルム(例えば、反射偏光子MOF)を低波面光学素子に直接接着することにより、その接着される低波面光学素子構成要素の表面をフィルムが再現することを可能にするために、シランカップリング剤が使用される。いくつかの実施形態では、光学アセンブリ(例えば、偏光ビームスプリッタ、又は光学レンズ)は、第1主表面を含む第1の光学基材(例えば、窓、レンズ、又はプリズム)と、第1の光学基材の第1主表面上に配置されている多層ポリマー光学フィルムと、第1の光学基材の第1主表面と光学フィルムとの間に配置され、第1の光学基材の第1主表面と光学フィルムとに物理的に接触している、第1の光学接合層とを含む。いくつかの実施形態では、第1の光学接合層は、第1の光学基材を光学フィルムに接合している。いくつかの実施形態では、第1の光学接合層は、シラン化アミンを含み得る。例えば、いくつかの実施形態では、シラン化アミンは、3-アミノフェニルトリメトキシシラン(aminophenyl trimethoxy silane;APTMS)、3-アミノプロピルトリメトキシシラン(aminopropyl trimethoxy silane;APrTMS)、3-アミノプロピルトリエチルシラン(aminopropyl triethyl silane;APrTES)、及び3-アミノフェニルトリエトキシシラン(aminophenyl triethoxy silane;APTES)のうちの1つ以上を含み得る。いくつかの実施形態では、第1の光学接合層の平均厚さは、約0.5ミクロン未満、約0.25ミクロン未満、約0.2ミクロン未満、又は約0.15ミクロン未満であってもよい。
いくつかの実施形態では、第1の光学基材は、互いに反対向きの第1平坦主表面及び第2平坦主表面を有する、平行平面プレートであってもよく、それにより、第1の光学基材の第1主表面は、平行平面プレートの第1平坦主表面である。いくつかの実施形態では、第1の光学基材は、湾曲状であり、互いに反対向きの第1湾曲主表面及び第2湾曲主表面を含み、それにより、第1の光学基材の第1主表面は、湾曲状の第1の光学基材の第1湾曲主表面である。いくつかの実施形態では、第1の光学基材は、少なくとも一方が湾曲状である互いに反対向きの第1主表面及び第2主表面を有する、光学レンズであってもよく、それにより、第1の光学基材の第1主表面は、光学レンズの第1主表面及び第2主表面のうちの一方である。
いくつかの実施形態では、光学フィルムは、合計で約50層を超える数の、複数のポリマー層を含み得る。いくつかの実施形態では、光学フィルムは、反射偏光子を含み得ることにより、実質的な垂直入射光に関して、かつ少なくとも1つの光の波長に関して、反射偏光子は、第1の偏光状態を有する入射光(例えば、s偏光としても知られている、直線s偏光状態を有する光)の少なくとも60%を反射し、かつ直交する第2の偏光状態を有する入射光(例えば、p偏光)の少なくとも60%を透過してもよい。上述の偏光状態は、単なる例であって、限定することを意図するものではない点に留意されたい。例えば、第1の偏光状態は、p偏光であってもよく、第2の偏光状態は、s偏光であってもよい。別の実施例として、第1の偏光状態は、直線偏光タイプであってもよく、第2の偏光状態は、円偏光状態であってもよい。いくつかの実施形態では、複数のポリマー層は、交互する第1のポリマー層と第2のポリマー層とを形成してもよく、第1のポリマー層は、実質的に等方性であり、第2のポリマー層は、実質的に複屈折性である。いくつかの実施形態では、複屈折性の第2のポリマー層は、直交方向に沿った面内屈折率nxと面内屈折率nyとを有してもよく、nxとnyとの差は、約0.01よりも大きい。いくつかの実施形態では、反射偏光子は、赤外波長範囲における少なくとも1つの波長に関して、第2の偏光状態の入射光の少なくとも60%を反射してもよい。
いくつかの実施形態では、光学フィルムは、光学反射体を含んでもよく、実質的な垂直入射光に関して、かつ約400nm~約700nmにわたる可視波長範囲における少なくとも1つの波長に関して、光学反射体は、互いに直交する第1の偏光状態及び第2の偏光状態のそれぞれの入射光の少なくとも60%を反射する。いくつかの実施形態では、約750nm~約1200nmにわたる赤外波長範囲における少なくとも1つの波長に関して、光学反射体は、第1の偏光状態及び第2の偏光状態のそれぞれの入射光の少なくとも60%を透過する。いくつかの実施形態では、光学フィルムは、光学反射体を含んでもよく、実質的な垂直入射光に関して、かつ約750nm~約1200nmにわたる赤外波長範囲における少なくとも1つの波長に関して、光学反射体は、少なくとも第1の偏光状態の入射光の少なくとも60%を反射し、約400nm~約700nmにわたる可視波長範囲における少なくとも1つの波長に関して、光学反射体は、第1の偏光状態及び直交する第2の偏光状態のそれぞれの入射光の少なくとも60%を透過する。
いくつかの実施形態では、光学アセンブリは、第1主表面を有する第2の光学基材と、第2の光学接合層とを更に含み得る。いくつかの実施形態では、第2の光学接合層は、第2の光学基材の第1主表面と光学フィルムとの間に配置され、第2の光学基材の第1主表面と光学フィルムとに物理的に接触して、第2の光学基材を光学フィルムに接合してもよい。いくつかの実施形態では、第2の光学接合層は、シラン化アミンであってもよい。いくつかの実施形態では、第2の光学接合層は、約0.5ミクロン未満、約0.25ミクロン未満、約0.2ミクロン未満、又は約0.15ミクロン未満の平均厚さを有してもよい。いくつかの実施形態では、第1の光学基材は、プリズムであってもよく、第1主表面は、プリズムの斜辺部であってもよい。いくつかの実施形態では、第2の光学基材は、第2のプリズムであってもよく、第2の光学基材の第1主表面は、第2のプリズムの斜辺部であってもよい。
本明細書のいくつかの態様によれば、偏光ビームスプリッタは、第1の光学プリズムと第2の光学プリズムとの間に配置されている、多層ポリマー反射偏光子と、反射偏光子と第1の光学プリズム及び第2の光学プリズムのそれぞれとに物理的に接触して、反射偏光子を第1の光学プリズム及び第2の光学プリズムのそれぞれに接合している、光学接合層とを含み、第1の光学プリズムと第2の光学プリズムとは、反射偏光子に損傷を与えることなく互いに分離することはできない。いくつかの実施形態では、光学接合層は、約0.2ミクロン未満の平均厚さを有してもよい。いくつかの実施形態では、偏光ビームスプリッタは、0.6328ミクロンの波長において、約0.75波未満、約0.5波未満、約0.25波未満、又は約0.2波未満の反射二乗平均平方根波面誤差を有してもよい。いくつかの実施形態では、光学接合層は、(第1の光学プリズムを反射偏光子の第1の側面に接合する)第1の光学接合層、及び(第2の光学プリズムを反射偏光子の第2の側面に接合する)第2の光学接合層であってもよい。
本明細書のいくつかの態様によれば、偏光ビームスプリッタは、第1の光学プリズムと第2の光学プリズムとの間に配置され、互いに反対向きの第1主表面及び第2主表面を含む、多層ポリマー反射偏光子と、反射偏光子の第1主表面と第1の光学プリズムとに物理的に接触して、反射偏光子の第1主表面を第1の光学プリズムに接合している、第1の光学接合層と、反射偏光子の第2主表面と第2の光学プリズムとに物理的に接触して、反射偏光子の第2主表面を第2の光学プリズムに接合している、第2の光学接合層と、を含む。いくつかの実施形態では、第1の光学プリズムと第2の光学プリズムとは、反射偏光子に損傷を与えることなく互いに分離することはできない。いくつかの実施形態では、反射偏光子の第1主表面側及び第2主表面側のそれぞれから偏光ビームスプリッタに入射する約0.6328ミクロンの波長の光に関して、偏光ビームスプリッタは、約0.5未満の反射二乗平均平方根波面誤差を有してもよい。いくつかの実施形態では、偏光ビームスプリッタは、0.6328ミクロンの波長において、約0.07波未満の透過二乗平均平方根波面誤差を有してもよい。
本明細書のいくつかの態様によれば、第1主表面を含む第1の光学基材と、第1の光学基材の第1主表面上に配置されている光学フィルム(例えば、反射偏光子、光学反射体など)であって、実質的な垂直入射光に関して、かつ少なくとも50ナノメートルにわたる所定の波長範囲における各波長に関して、少なくとも第1の偏光状態の入射光(例えば、x軸に位置合わせされている偏光状態、又は代替的に、y軸に位置合わせされている偏光状態を有する光)の少なくとも60%、少なくとも70%、又は少なくとも80%を反射する、光学フィルムと、約0.5ミクロン未満の平均厚さを有し、第1の光学基材の第1主表面と光学フィルムとの間に配置され、第1の光学基材の第1主表面と光学フィルムとに物理的に接触している、第1の光学接合層であって、第1の光学基材を光学フィルムに接合しており、シラン化アミン(例えば、APTMS、APrTMS、APrTES、APTESなど)を含む、第1の光学接合層とを含む光学アセンブリであって、光学フィルムの各主側面から光学フィルムに入射する0.6328ミクロンの波長の光に関して、約0.5未満の反射二乗平均平方根波面誤差を有する、光学アセンブリが提供される。
ここで図を参照すると、図1A~図1Cは、本明細書で説明される一実施形態による、偏光ビームスプリッタの図を提示する。図1Aは、多層光学フィルム(MOF)反射偏光子20によって隔てられている第1の光学基材10(例えば、第1の光学プリズム)と第2の光学基材50(例えば、第2の光学プリズム)とを含む、光学アセンブリ100(例えば、偏光ビームスプリッタ)の斜視図である。いくつかの実施形態では、第1の光学接合層40が、第1の光学基材10の第1主表面11と反射偏光子20との間に配置されている。第1の光学接合層40は、第1の光学基材10を反射偏光子20に接合しており、いくつかの実施形態では、シラン化アミンを含む。シラン化アミン(例えば、シランカップリング剤)の使用は、ナノメートルの厚さの接合層で光学構成要素を接着し、比較的低い波面誤差を有する、構成要素間の境界面をもたらす。いくつかの実施形態では、第2の接合層60が、第2の光学基材50の第1主表面51と反射偏光子20の反対側面との間に配置されている。
図1Bは、追加的な詳細を提示する、図1Aの光学アセンブリ100の側面図を示している。反射偏光子20は、反射偏光子20の互いに反対向きの側面である、第1主表面24及び第2主表面26を特徴としている。いくつかの実施形態では、第1の光学接合層40が、光学基材10の第1主表面11と反射偏光子20の第1主表面24との間に配置され、それらを接着している。いくつかの実施形態では、第1の光学接合層40は、約0.5ミクロン未満、約0.4ミクロン未満、又は約0.3ミクロン未満の平均厚さt1を有する。いくつかの実施形態では、第2の光学接合層60が、光学基材50の第1主表面51と反射偏光子20の第2主表面26との間に配置され、それらを接着している。いくつかの実施形態では、第2の光学接合層60は、約0.5ミクロン未満、約0.4ミクロン未満、又は約0.3ミクロン未満の平均厚さt2を有する。
図1Cは、偏光ビームスプリッタとして作用中の、図1A及び図1Bの光学アセンブリ100の側面図を示している。示されている実施形態では、非偏光を表している入射光線200が、光学アセンブリ100の一表面に入射して、第2の光学基材50(すなわち、第2の光学プリズム50)に入射している。光線200は、実質的に変化せずに第2の接合層60を通過して、反射偏光子20の表面に衝突する。いくつかの実施形態では、反射偏光子20は、第1の偏光状態の光200p(例えば、p偏光)が、反射偏光子20によって透過されて、第1の光学基材10(すなわち、第1の光学プリズム20)内へと通過することを可能にし、第2の偏光状態の光200s(例えば、s偏光)を反射させる(すなわち、光線200を、200pと200sとに分割させる)。図1Cに示されるように、光線200pは、透過波面を表しており、光線200sは、反射波面を表している。
図2Aは、本明細書で説明される一実施形態による、光学アセンブリ100aの側面図である。示されている実施形態100aでは、第1の光学基材は、第1平坦主表面11a及び反対側の第2平坦主表面12aを含む、第1の平行平面プレート10aであり、第2の光学基材は、第1平坦主表面51a及び反対側の第2平坦主表面52aを含む、第2の平行平面プレート50aである。図1A~図1Cの実施形態100と同様に、光学アセンブリ100aは、第1の平行平面プレート10aと第2の平行平面プレート50aとの間に配置されている、多層ポリマー光学フィルム(例えば、反射偏光子)20を含む。第1の光学接合層40が、第1の平行平面プレート10aと光学フィルム20との間に配置されている(第1平坦主表面11aを光学フィルム20の第1の側面に接着している)。第2の光学接合層60が、第1の平行平面プレート50aと反射偏光子20との間に配置されている(第1平坦主表面51aを光学フィルム20の第2の側面に接着している)。いくつかの実施形態では、第1の光学接合層40は、約0.5ミクロン未満、約0.4ミクロン未満、又は約0.3ミクロン未満の平均厚さt1を有する。いくつかの実施形態では、第2の光学接合層60は、約0.5ミクロン未満、約0.4ミクロン未満、又は約0.3ミクロン未満の平均厚さt2を有する。第1の平行平面プレート10a及び第2の平行平面プレート50aを利用する、図2Aに示されている実施形態は、特定の偏光タイプの光(例えば、p偏光又はs偏光)を透過するための、偏光窓又は偏光レンズを表し得る。
いくつかの実施形態では、光学アセンブリは、第1の光学基材10aのみを含んでもよく、第2の光学基材50a及び第2の光学接合層60を含まなくてもよい。この実施形態は、代替的実施形態の光学アセンブリ100a’を示す、図2Bに示されている。換言すれば、本明細書で説明される構想は、単一の基材及び単一の光学接合層のみを含む光学アセンブリに適用され、第1の基材と第2の基材との間に光学フィルムが挟まれることを全ての実施形態において必要とするものではない。図2Bで繰り返されている全ての参照番号は、図2Aで同様に番号付けられている構成要素と共通の構成要素を指すものであり、本明細書では更に説明されない。
図3は、本明細書で説明される一実施形態による、湾曲表面を有する光学アセンブリ100bの側面図である。図3の実施形態では、第1の光学基材10b及び第2の光学基材50bのうちの1つ以上は、1つ以上の湾曲主表面を有し得る。図3に示されている実施形態は、第1の光学基材10bの主表面11b及び主表面12bの双方、並びに、第2の光学基材50bの主表面51b及び主表面52bの双方を、湾曲状であるとして示しているが、これらの表面のうちのサブセットのみが湾曲状である、いくつかの実施形態が存在し得る。例えば、一実施形態では、第1の光学基材10bの主表面12bのみが湾曲状であってもよく、その一方で、表面11b、表面51b、及び表面52b(並びに、光学フィルム20の互いに反対向きの主表面)は、平坦表面である。他の例示的構成も可能である。例えば、いくつかの実施形態では、光学アセンブリ100bは、第1の光学基材10bのみを含んでもよく、第2の光学基材50b又は第2の光学接合層60を含まなくてもよい。
いくつかの実施形態では、前の図の多層ポリマー光学フィルム20は、ポリマー材料の複数の層から構成されてもよい。図4は、多層光学フィルム(MOF)として構成されている、光学フィルム20の一実施形態を示す。いくつかの実施形態では、光学フィルム20は、交互する複数の第1のポリマー層21と第2のポリマー層22とを含む。いくつかの実施形態では、組み合わされた交互する第1のポリマー層11と第2のポリマー層22とは、50~700の数に達してもよい。いくつかの実施形態では、第1のポリマー層21及び第2のポリマー層22のそれぞれは、約500nm未満の平均厚さを有してもよい。
いくつかの実施形態では、第1のポリマー層21は、実質的に等方性であってもよい(すなわち、異なる方向で測定される場合に、実質的に同一の屈折率を呈する)。いくつかの実施形態では、第2のポリマー層22は、実質的に複屈折性であって(すなわち、異なる直交方向で測定される場合に、2つの異なる屈折率を呈し)、直交方向に沿った面内屈折率nxと面内屈折率nyとを有してもよく、nxとnyとの差は、約0.01よりも大きい。そのような方式で光学フィルム20を構築することにより、入射光線200がフィルムに入射する場合に、第1の偏光状態を有する入射光200の少なくとも60%、少なくとも70%、少なくとも80%、又は少なくとも90%が反射光線200sとして反射され、第2の偏光状態を有する入射光200の少なくとも60%、少なくとも70%、少なくとも80%、又は少なくとも90%が透過光線200pとして透過される、MOF(例えば、反射偏光子)が作り出される。本明細書の他の箇所で論じられているように、図4の実施例は、光200sが反射され、光200pが透過されていることを示すように表示されているが、実際の偏光状態は、s偏光及びp偏光以外のものであってもよい。本明細書の説明と矛盾しない、任意の適切な異なるタイプの光偏光が使用されてもよい。
最後に、図5は、光学レンズアセンブリ100cの形態の、代替的な光学アセンブリの側面図である。示されている実施形態では、多層光学フィルム20が、互いに反対向きの第1主表面11c及び第2主表面12cを有する、光学レンズ10cに接着されている。いくつかの実施形態では、光学接合層40が、光学フィルム20と光学レンズ10cとの間に配置され、それらを接着している。いくつかの実施形態では、主表面11c及び主表面12cのうちの少なくとも一方が、湾曲状である。いくつかの実施形態では、主表面11c及び主表面12cの双方、並びに光学フィルム20が、湾曲状である。いくつかの実施形態では、光学レンズアセンブリ100cは、第1の偏光状態の光(例えば、s偏光)が、光学フィルム20の表面から反射され、第2の偏光状態の光(例えば、p偏光)が、光学フィルム20によって実質的に透過されて、光学レンズアセンブリ100cを通過することを可能にしてもよい。いくつかの実施形態では、及びいくつかの用途に関しては、光学アセンブリ100cは、第2の光学基材50c及び第2の光学接合層60(例えば、図2A及び図3の実施形態を参照)を更に含み得る。
「約(ほぼ)」などの用語は、それらが本明細書で使用及び記載されている文脈において、当業者によって理解されるであろう。特徴部のサイズ、量、及び物理的特性を表す数量に適用されるような「約」の使用が、本明細書で使用及び記載されている文脈において、当業者にとって特に明確ではない場合には、「約」とは、指定された値の10パーセント以内を意味するものと理解されるであろう。指定された値の「約」として与えられている数量は、正確にその指定された値であってもよい。例えば、本明細書で使用及び記載されている文脈において、当業者にとって特に明確ではない場合には、約1の値を有する数量は、その数量が0.9~1.1の値を有することを意味し、その値が1であってもよいことを意味する。
「実質的に」などの用語は、それらが本明細書で使用及び記載されている文脈において、当業者によって理解されるであろう。「実質的に等しい」の使用が、本明細書で使用及び記載されている文脈において、当業者にとって特に明確ではない場合には、「実質的に等しい」とは、ほぼ等しいことを意味するものとし、この場合「ほぼ」は、上述の通りである。「実質的に平行」の使用が、本明細書で使用及び記載されている文脈において、当業者にとって特に明確ではない場合には、「実質的に平行」とは、平行から30度以内を意味するものとする。互いに実質的に平行として記載されている方向又は表面は、いくつかの実施形態では、平行から20度以内若しくは10度以内であってもよく、又は、平行であるか若しくは名目上平行であってもよい。「実質的に位置合わせされている」の使用が、本明細書で使用及び記載されている文脈において、当業者にとって特に明確ではない場合には、「実質的に位置合わせされている」とは、位置合わせされる対象の幅の20%以内に位置合わせされていることを意味するものとする。実質的に位置合わせされているとして記載されている対象は、いくつかの実施形態では、位置合わせされる対象の幅の10%以内に、又は5%以内に位置合わせされていてもよい。
上記で参照された全ての参照文献、特許、又は特許出願は、矛盾のない方式で、それらの全体が参照により本明細書に組み込まれている。組み込まれている参照文献の諸部分と本出願との間に不一致又は矛盾がある場合、前述の説明における情報が優先するものとする。
図中の要素に関する説明は、別段の指示がない限り、他の図中の対応する要素に等しく適用されるものと理解されたい。本明細書において特定の実施形態が例示され説明されてきたが、本開示の範囲を逸脱することなく、図示され説明されている特定の実施形態を、様々な代替的実施態様及び/又は等価の実施態様によって置き換えることができる点が、当業者には理解されるであろう。本出願は、本明細書で論じられた特定の実施形態のあらゆる適応例又はバリエーションを包含することが意図されている。それゆえ、本開示は、請求項及びその等価物によってのみ限定されることが意図されている。

Claims (15)

  1. 第1主表面を備える第1の光学基材と、
    前記第1の光学基材の前記第1主表面上に配置され、合計で約50を超える数の複数のポリマー層を備える、多層ポリマー光学フィルムと、
    約0.5ミクロン未満の平均厚さを有し、前記第1の光学基材の前記第1主表面と前記多層ポリマー光学フィルムとの間に配置され、前記第1の光学基材の前記第1主表面と前記多層ポリマー光学フィルムとに物理的に接触している、第1の光学接合層であって、前記第1の光学基材を前記多層ポリマー光学フィルムに接合しており、シラン化アミンを含む、第1の光学接合層と、
    を備える、光学アセンブリ。
  2. 前記多層ポリマー光学フィルムが、反射偏光子を含み、実質的な垂直入射光に関して、かつ少なくとも1つの波長の光に関して、前記多層ポリマーの反射偏光子が、第1の偏光状態を有する前記入射光の少なくとも60%を反射し、かつ直交する第2の偏光状態を有する前記入射光の少なくとも60%を透過する、請求項1に記載の光学アセンブリ。
  3. 前記多層ポリマー光学フィルムが、光学反射体を含み、実質的な垂直入射光に関して、かつ約400nm~約700nmにわたる可視波長範囲における少なくとも1つの波長に関して、前記光学反射体が、互いに直交する第1の偏光状態及び第2の偏光状態のそれぞれの前記入射光の少なくとも60%を反射する、請求項1に記載の光学アセンブリ。
  4. 約750nm~約1200nmにわたる赤外波長範囲における少なくとも1つの波長に関して、前記光学反射体が、前記第1の偏光状態及び前記第2の偏光状態のそれぞれの前記入射光の少なくとも60%を透過する、請求項3に記載の光学アセンブリ。
  5. 前記多層ポリマー光学フィルムが、光学反射体を含み、実質的な垂直入射光に関して、かつ約750nm~約1200nmにわたる赤外波長範囲における少なくとも1つの波長に関して、前記光学反射体が、少なくとも第1の偏光状態の前記入射光の少なくとも60%を反射し、かつ約400nm~約700nmにわたる可視波長範囲における少なくとも1つの波長に関して、前記光学反射体が、前記第1の偏光状態及び直交する第2の偏光状態のそれぞれの前記入射光の少なくとも60%を透過する、請求項1に記載の光学アセンブリ。
  6. 前記赤外波長範囲における前記少なくとも1つの波長に関して、前記光学反射体が、前記第2の偏光状態の前記入射光の少なくとも60%を反射する、請求項5に記載の光学アセンブリ。
  7. 前記第1の光学基材が、プリズムであり、前記第1主表面が、前記プリズムの斜辺部である、請求項1に記載の光学アセンブリ。
  8. 前記第1の光学基材が、互いに反対向きの第1平坦主表面及び第2平坦主表面を備える、平行平面プレートであり、前記第1主表面が、前記平行平面プレートの前記第1平坦主表面である、請求項1に記載の光学アセンブリ。
  9. 前記第1の光学基材が、少なくとも一方が湾曲状である互いに反対向きの第1主表面及び第2主表面を備える、光学レンズであり、前記第1主表面が、前記光学レンズの前記第1主表面及び前記第2主表面のうちの一方である、請求項1に記載の光学アセンブリ。
  10. 第1主表面を備える第2の光学基材と、
    約0.5ミクロン未満の平均厚さを有し、前記第2の光学基材の前記第1主表面と前記多層ポリマー光学フィルムとの間に配置され、前記第2の光学基材の前記第1主表面と前記多層ポリマー光学フィルムとに物理的に接触している、第2の光学接合層であって、前記第2の光学基材を前記多層ポリマー光学フィルムに接合しており、シラン化アミンを含む、第2の光学接合層と、
    を更に備える、請求項1に記載の光学アセンブリ。
  11. 第1の光学プリズムと第2の光学プリズムとの間に配置されている、多層ポリマー反射偏光子と、前記反射偏光子と前記第1の光学プリズム及び前記第2の光学プリズムのそれぞれとに物理的に接触して、前記反射偏光子を前記第1の光学プリズム及び前記第2の光学プリズムのそれぞれに接合しており、約0.2ミクロン未満の平均厚さを有する、光学接合層と、を備える偏光ビームスプリッタであって、前記第1の光学プリズムと前記第2の光学プリズムとは、前記反射偏光子に損傷を与えることなく互いに分離することができない、偏光ビームスプリッタ。
  12. 0.6328ミクロンの波長において、約0.75波未満の反射二乗平均平方根波面誤差を有する、請求項11に記載の偏光ビームスプリッタ。
  13. 第1の光学プリズムと第2の光学プリズムとの間に配置され、互いに反対向きの第1主表面及び第2主表面を備える、多層ポリマー反射偏光子と、
    前記反射偏光子の前記第1主表面と前記第1の光学プリズムとに物理的に接触して、前記反射偏光子の前記第1主表面を前記第1の光学プリズムに接合している、第1の光学接合層と、
    前記反射偏光子の前記第2主表面と前記第2の光学プリズムとに物理的に接触して、前記反射偏光子の前記第2主表面を前記第2の光学プリズムに接合している、第2の光学接合層と、
    を備える偏光ビームスプリッタであって、前記第1の光学プリズムと前記第2の光学プリズムとは、前記反射偏光子に損傷を与えることなく互いに分離することができず、前記反射偏光子の前記第1主表面側及び前記第2主表面側のそれぞれから前記偏光ビームスプリッタに入射する0.6328ミクロンの波長の光に関して、前記偏光ビームスプリッタは、約0.5未満の反射二乗平均平方根波面誤差を有する、偏光ビームスプリッタ。
  14. 0.6328ミクロンの前記波長において、約0.07波未満の透過二乗平均平方根波面誤差を有する、請求項13に記載の偏光ビームスプリッタ。
  15. 第1主表面を備える第1の光学基材と、
    前記第1の光学基材の前記第1主表面上に配置されている光学フィルムであって、実質的な垂直入射光に関して、かつ少なくとも50ナノメートルにわたる所定の波長範囲における各波長に関して、少なくとも第1の偏光状態の前記入射光の少なくとも60%を反射する、光学フィルムと、
    約0.5ミクロン未満の平均厚さを有し、前記第1の光学基材の前記第1主表面と前記光学フィルムとの間に配置され、前記第1の光学基材の前記第1主表面と前記光学フィルムとに物理的に接触している、第1の光学接合層であって、前記第1の光学基材を前記光学フィルムに接合しており、シラン化アミンを含む、第1の光学接合層と、
    を備える光学アセンブリであって、前記光学フィルムの各主側面から前記光学フィルムに入射する0.6328ミクロンの波長の光に関して、約0.5未満の反射二乗平均平方根波面誤差を有する、光学アセンブリ。
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