JP2022549252A - 良好な噴霧特性を有する安定した芳香付与組成物 - Google Patents
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Abstract
水中油エマルションの形態での並びにa)少なくとも1種の油と;b)少なくとも1種の架橋アニオン性高分子電解質と;c)非線状の分岐アルキル基を有する及び10~36個の炭素原子を有するアルキルポリキシロシドを含む少なくとも1種の油中水乳化界面活性剤と;d)少なくとも1種の水中油乳化界面活性剤と;e)少なくとも1種の疎水性芳香付与物質と;f)水とを含む組成物(C1)が開示される。【選択図】なし
Description
本発明の主題は、安定している及び良好な噴霧特性を有する新規な芳香付与組成物、並びに新規な芳香付与組成物を用いる皮膚、毛、頭皮、唇、クロス又は家庭用リネンに芳香付与する方法、及び前記新規な芳香付与組成物を含む容器である。
化粧品及び香料業界において、低下した濃度の揮発性アルコールを含む芳香付与組成物、及び揮発性アルコールを欠いた芳香付与組成物さえを開発することが繰り返し必要とされている。
そのような芳香付与組成物は、これらの揮発性アルコールの存在に、より具体的にはエタノールの存在に関連した多数の不利点を示す。これは、これらの揮発性アルコールが皮膚の乾燥を引き起こし、表皮を刺激し得るので、それらが日光に敏感であるからであり、香料の分野におけるそれらの使用は、揮発性アルコールの匂いが芳香付与物質を邪魔するので困難である。
水の使用は、大気中の揮発性有機化合物の含量を低下させること及び芳香付与組成物の引火性を低減する又は排除することを可能にするので、水が、芳香付与組成物中の揮発性アルコールの選り抜きの代用品である。更に、香料及び化粧品業界は、また、オードトワレ、オードパルファム、水性アフターシェーブ・ローション、ケアウォーター及びフレッシュウォーターなどの、水の存在を必要とする組成物を販売している。これらの水性芳香付与化粧品は、増加した新鮮味という感覚で特徴付けられるので消費者に高く評価されている。
しかしながら、芳香付与物質は、一般に疎水性物質であるので、芳香付与組成物の水相にそれらが溶解するのを可能にする少なくとも1種の第3成分を使用することが必要であることが分かっている。界面活性剤は、一般に、水性芳香付与組成物を調製するために疎水性の芳香付与物質と組み合わせられる可溶化剤である。
一般的に使用される界面活性剤には、ポリソルベートなどの、アルコキシル化非イオン界面活性剤、例えば、20モルのエチレンオキシドのエトキシル化ラウロイルソルビタンエステル、20モルのエチレンオキシドのエトキシル化パルミトイルソルビタンエステル、20モルのエチレンオキシドのエトキシル化ステアロイルソルビタンエステル、20モルのエチレンオキシドのエトキシル化オレイルソルビタンエステルなど;エトキシル化脂肪アルコール、エトキシル化脂肪酸、エトキシル化脂肪エステル及びより特にエトキシル化脂肪トリグリセリド、例えば、20、40又は60モルのエチレンオキシドのエトキシル化水素化ヒマシ油、より特に、名称「PEG-40水素化ヒマシ油」で一般的に販売されている、40モルのエチレンオキシドのエトキシル化水素化ヒマシ油が含まれる。
しかしながら、これらのエトキシル化界面活性剤は、エチレンオキシドの残留含量と、それらが発生させる副生成物とが、消費者向けを意図される化粧品において禁止されており、その結果制限的な精製プロセスの実施を含む、エチレンオキシドの使用によって調製されるという不利点を示す。加えて、ポリエトキシル化化合物は、皮膚保護剤を容易に通過するらしいと、及びこうして残留エチレンオキシド及びその副生成物のヒト身体へのより速いアクセスを可能にするらしいと疑われている。
そこから出発して、生じる課題は、同時にアルコールを欠く、安定している、且つ、噴霧可能である芳香付与組成物を提供するというものである。
本発明の解決策は、水中油型のエマルションの形態で提供される、及び
a)少なくとも1種の油と、
b)少なくとも1種の架橋アニオン性高分子電解質(AP)と、
c)非線状の分岐アルキル基を有する及び10~36個の炭素原子を含むアルキルポリキシロシドを含む油中水型の少なくとも1種の乳化界面活性剤(S1)と、
d)水中油型の少なくとも1種の乳化界面活性剤(S2)と、
e)少なくとも1種の疎水性芳香付与物質と、
f)水と
を含む芳香付与組成物(C1)である。
a)少なくとも1種の油と、
b)少なくとも1種の架橋アニオン性高分子電解質(AP)と、
c)非線状の分岐アルキル基を有する及び10~36個の炭素原子を含むアルキルポリキシロシドを含む油中水型の少なくとも1種の乳化界面活性剤(S1)と、
d)水中油型の少なくとも1種の乳化界面活性剤(S2)と、
e)少なくとも1種の疎水性芳香付与物質と、
f)水と
を含む芳香付与組成物(C1)である。
ケースに応じて、本発明による組成物は、以下の特性の1つ以上を示すことができる:
- 前記組成物は、少なくとも1種のワックスを含む;
- 前記組成物は、その重量の100%につき:
a)1重量%~30重量%の油、好ましくは1重量%~25重量%の油と;
b)0.05重量%~2.5重量%の架橋アニオン性高分子電解質(AP)、好ましくは0.1重量%~2.5重量、更により好ましくは0.5重量%~2.5重量%の架橋アニオン性高分子電解質(AP)と;
c)0.05重量%~2.5重量%の油中水型の界面活性剤(S1)、好ましくは0.1重量%~2.5重量%、更により好ましくは0.5重量%~2.5重量%の油中水型の界面活性剤(S1)と;
d)0.5重量%~5重量%の水中油型の界面活性剤(S2)、好ましくは1重量%~5重量%の水中油型の界面活性剤(S2)と;
e)0.5重量%~10重量%の疎水性芳香付与物質、好ましくは1重量%~10重量%の少なくとも1種の疎水性芳香付与物質と;
f)50重量%~97.9重量%の水、好ましくは55重量%~97.8重量%、更により好ましくは55重量%~96重量%の水と
を含む。
- 前記組成物は、少なくとも1種のワックスを含む;
- 前記組成物は、その重量の100%につき:
a)1重量%~30重量%の油、好ましくは1重量%~25重量%の油と;
b)0.05重量%~2.5重量%の架橋アニオン性高分子電解質(AP)、好ましくは0.1重量%~2.5重量、更により好ましくは0.5重量%~2.5重量%の架橋アニオン性高分子電解質(AP)と;
c)0.05重量%~2.5重量%の油中水型の界面活性剤(S1)、好ましくは0.1重量%~2.5重量%、更により好ましくは0.5重量%~2.5重量%の油中水型の界面活性剤(S1)と;
d)0.5重量%~5重量%の水中油型の界面活性剤(S2)、好ましくは1重量%~5重量%の水中油型の界面活性剤(S2)と;
e)0.5重量%~10重量%の疎水性芳香付与物質、好ましくは1重量%~10重量%の少なくとも1種の疎水性芳香付与物質と;
f)50重量%~97.9重量%の水、好ましくは55重量%~97.8重量%、更により好ましくは55重量%~96重量%の水と
を含む。
好ましくは、構成成分(a)、(b)、(c)、(d)、(e)及び(f)の重量割合の合計は、組成物(C1)の重量の100%に等しい。
- 油中水型の乳化界面活性剤(S1)は、式(I):
R2-O-(X)x-H (I)
(式中、xは、1.05~2.5の小数を表し、Xは、キシロシル基又は、α,β-D-キシロピラノースのヘミアセタールヒドロキシル基の欠失から得られる、α,β-D-キシロピラノシル基を表し、R2は、式(II):
CH(CtH2t+1)(CvH2v+1)CH2- (II)
の基を表し、
式中、tは6~18の整数であり、vは4~18の整数であり、合計t+vは、10以上及び22以下である)
で表されるアルキルポリグリコシドの少なくとも1つの組成物(C’1)を含む。
- 組成物(C’1)は、式(I1)、(I2)、(I3)、(I4)及び(I5):
R2-O-(G)1-H (I1)
R2-O-(G)2-H (I2)
R2-O-(G)3-H (I3)
R2-O-(G)4-H (I4)
R2-O-(G)5-H (I5)
で表される化合物の混合物からなり、
それぞれのモル割合a1、a2、a3、a4及びa5において、
・ 合計a1+a2+a3+a4+a5は1に等しいようなもの、且つ、
・ 合計a1+2a2+3a3+4a4+5a5はxに等しいようなもの
である。
- 油中水型の乳化界面活性剤は、式(III):
CH(CtH2t+1)(CvH2v+1)CH2-OH (III)
(式中、tは6~18の整数であり、vは4~18の整数であり、合計t+vは14以上である)
の脂肪アルコールを含む。
- 水中油型の乳化界面活性剤(S2)は、
・ 式(IV):
R1-(C=O)-[O-CH2-CH(OH)-CH2]p-OH (IV)
(式中、pは、1以上及び15以下の整数を表し、並びに式中、基R1-(C=O)-は、6~22個の炭素原子を含む飽和若しくは不飽和の及び線状若しくは分岐のアシル基を表す)
の化合物、及び/又は
・ 式(VI):
R3-O-(G)x’-H (VI)
(式中、x’は、1.05~2.5の小数を表し、Gは、グルコシル基、又はα,β-D-グルコピラノースのヘミアセタールヒドロキシル基の欠失から得られる、α,β-D-グルコピラノシル基を表し、R3は、n-ドデシル、n-テトラデシル、n-ヘキサデシル、n-オクタデシル、n-エイコシル及びn-ベヘニル基からなる群の要素から選択される基を表す)
で表されるアルキルポリグリコシドの組成物(C’2)
を含む。
- 組成物(C’2)は、式(VI1)、(VI2)、(VI3)、(VI4)及び(VI5):
R3-O-(G)1-H (VI1)
R3-O-(G)2-H (VI2)
R3-O-(G)3-H (VI3)
R3-O-(G)4-H (VI4)
R3-O-(G)5-H (VI5)
で表される化合物の混合物からなり、
それぞれのモル割合a1、a2、a3、a4及びa5において、
・ 合計a1+a2+a3+a4+a5は1に等しいようなもの、且つ、
・ 合計a1+2a2+3a3+4a4+5a5はxに等しいようなもの
である。
- 水中油型の乳化界面活性剤(S2)は、式(IV)の化合物と、式(V):
HO-[CH2-CH(OH)-CH2-O]n-H (V)
(式中、pと同一であるか又はpとは異なる、nは、1以上の及び15以下の整数を表す)
の少なくとも1種の化合物とを含む。
- 水中油型の乳化界面活性剤(S2)は、アルキルポリグリコシドと、式(VII):
R’3-OH (VII)
(式中、R’3は、n-ドデシル、n-テトラデシル、n-ヘキサデシル、n-オクタデシル、n-エイコシル及びn-ベヘニル基からなる群の要素から選択される基を表し、R’3は、R3と同一であるか又はR3とは異なる)
の脂肪アルコールとの組成物(C’2)を含む。
- R2基は、2-オクチル-1-ドデカノールのヒドロキシル基の欠失から得られる2-オクチル-1-ドデシル基を式(II)において表し、及びそれに関して式(II)においてtは10に等しく、vは8に等しい。
- 架橋アニオン性高分子電解質(AP)は、25モル%以上の割合の遊離酸又は部分若しくは完全塩化形態での2-メチル-2-[(1-オキソ-2-プロペニル)アミノ]-1-プロパンスルホン酸に由来するモノマー単位を含む。
- 疎水性芳香付与物質(A)は、以下の嗅覚ファミリー:柑橘類、花、シダ、シプレー、木質ファミリーからなる群の要素から選択される。
- 油中水型の乳化界面活性剤(S1)は、式(I):
R2-O-(X)x-H (I)
(式中、xは、1.05~2.5の小数を表し、Xは、キシロシル基又は、α,β-D-キシロピラノースのヘミアセタールヒドロキシル基の欠失から得られる、α,β-D-キシロピラノシル基を表し、R2は、式(II):
CH(CtH2t+1)(CvH2v+1)CH2- (II)
の基を表し、
式中、tは6~18の整数であり、vは4~18の整数であり、合計t+vは、10以上及び22以下である)
で表されるアルキルポリグリコシドの少なくとも1つの組成物(C’1)を含む。
- 組成物(C’1)は、式(I1)、(I2)、(I3)、(I4)及び(I5):
R2-O-(G)1-H (I1)
R2-O-(G)2-H (I2)
R2-O-(G)3-H (I3)
R2-O-(G)4-H (I4)
R2-O-(G)5-H (I5)
で表される化合物の混合物からなり、
それぞれのモル割合a1、a2、a3、a4及びa5において、
・ 合計a1+a2+a3+a4+a5は1に等しいようなもの、且つ、
・ 合計a1+2a2+3a3+4a4+5a5はxに等しいようなもの
である。
- 油中水型の乳化界面活性剤は、式(III):
CH(CtH2t+1)(CvH2v+1)CH2-OH (III)
(式中、tは6~18の整数であり、vは4~18の整数であり、合計t+vは14以上である)
の脂肪アルコールを含む。
- 水中油型の乳化界面活性剤(S2)は、
・ 式(IV):
R1-(C=O)-[O-CH2-CH(OH)-CH2]p-OH (IV)
(式中、pは、1以上及び15以下の整数を表し、並びに式中、基R1-(C=O)-は、6~22個の炭素原子を含む飽和若しくは不飽和の及び線状若しくは分岐のアシル基を表す)
の化合物、及び/又は
・ 式(VI):
R3-O-(G)x’-H (VI)
(式中、x’は、1.05~2.5の小数を表し、Gは、グルコシル基、又はα,β-D-グルコピラノースのヘミアセタールヒドロキシル基の欠失から得られる、α,β-D-グルコピラノシル基を表し、R3は、n-ドデシル、n-テトラデシル、n-ヘキサデシル、n-オクタデシル、n-エイコシル及びn-ベヘニル基からなる群の要素から選択される基を表す)
で表されるアルキルポリグリコシドの組成物(C’2)
を含む。
- 組成物(C’2)は、式(VI1)、(VI2)、(VI3)、(VI4)及び(VI5):
R3-O-(G)1-H (VI1)
R3-O-(G)2-H (VI2)
R3-O-(G)3-H (VI3)
R3-O-(G)4-H (VI4)
R3-O-(G)5-H (VI5)
で表される化合物の混合物からなり、
それぞれのモル割合a1、a2、a3、a4及びa5において、
・ 合計a1+a2+a3+a4+a5は1に等しいようなもの、且つ、
・ 合計a1+2a2+3a3+4a4+5a5はxに等しいようなもの
である。
- 水中油型の乳化界面活性剤(S2)は、式(IV)の化合物と、式(V):
HO-[CH2-CH(OH)-CH2-O]n-H (V)
(式中、pと同一であるか又はpとは異なる、nは、1以上の及び15以下の整数を表す)
の少なくとも1種の化合物とを含む。
- 水中油型の乳化界面活性剤(S2)は、アルキルポリグリコシドと、式(VII):
R’3-OH (VII)
(式中、R’3は、n-ドデシル、n-テトラデシル、n-ヘキサデシル、n-オクタデシル、n-エイコシル及びn-ベヘニル基からなる群の要素から選択される基を表し、R’3は、R3と同一であるか又はR3とは異なる)
の脂肪アルコールとの組成物(C’2)を含む。
- R2基は、2-オクチル-1-ドデカノールのヒドロキシル基の欠失から得られる2-オクチル-1-ドデシル基を式(II)において表し、及びそれに関して式(II)においてtは10に等しく、vは8に等しい。
- 架橋アニオン性高分子電解質(AP)は、25モル%以上の割合の遊離酸又は部分若しくは完全塩化形態での2-メチル-2-[(1-オキソ-2-プロペニル)アミノ]-1-プロパンスルホン酸に由来するモノマー単位を含む。
- 疎水性芳香付与物質(A)は、以下の嗅覚ファミリー:柑橘類、花、シダ、シプレー、木質ファミリーからなる群の要素から選択される。
本発明の主題である組成物(C1)の定義において、「油」は、水に不溶な化合物及び/又は化合物の混合物並びに25℃で液体、より具体的には:
- 11~19個の炭素原子を含む線状アルカン;
- 7~40個の炭素原子を含む分岐アルカン、例えば、イソドデカン、イソペンタデカン、イソへキサデカン、イソヘプタデカン、イソオクタデカン、イソノナデカン若しくはイソエイコサン、又はそれらのいくつかの混合物など、例えば、以下に述べられるもの及びINCI名:C7~8イソパラフィン、C8~9イソパラフィン、C9~11イソパラフィン、C9~12イソパラフィン、C9~13イソパラフィン、C9~14イソパラフィン、C9~16イソパラフィン、C10~11イソパラフィン、C10~12イソパラフィン、C10~13イソパラフィン、C11~12イソパラフィン、C11~13イソパラフィン、C11~14イソパラフィン、C12~14イソパラフィン、C12~20イソパラフィン、C13~14イソパラフィン、C13~16イソパラフィンで特定されるものなど;
- 1つ以上の線状若しくは分岐アルキル基で任意選択的に置換されたシクロアルカン;
- 白色鉱油、例えば以下の名称:Marcol(商標) 52、Marcol(商標) 82、Drakeol(商標) 6VR、Eolane(商標) 130、Eolane(商標) 150で販売されるものなど;
- ヘミスクワレン(つまり2,6,10-トリメチルドデカン;CAS番号:3891-98-3)、スクアラン(つまり2,6,10,15,19,23-ヘキサメチルテトラコサン)、水素化ポリイソブテン又は水素化ポリデセン;
- 15~19個の炭素原子を含むアルカンの混合物であって、前記アルカンが、線状アルカン、分岐アルカン及びシクロアルカンである混合物、より具体的には、その重量の100%につき、90%以上及び100%以下の重量割合の分岐アルカンと;0%以上及び9%以下、より具体的には5%未満の重量割合の線状アルカンと;0%以上及び1%以下の重量割合のシクロアルカンとを含む混合物(M1)、例えば名称Emogreen(商標) L15及びEmogreen(商標) L19で販売される混合物;
- 式(VIII):
Z1-O-Z2 (VIII)
(式中、同一であるか又は異なる、Z1及びZ2は、5~18個の炭素原子を含む線状若しくは分岐アルキル基を表す)
の脂肪アルコールエーテル、例えばジオクチルエーテル、ジデシルエーテル、ジドデシルエーテル、デシルオクチルエーテル、ジヘキサデシルエーテル、(1,3-ジメチルブチル)テトラデシルエーテル、(1,3-ジメチルブチル)ヘキサデシルエーテル、ビス(1,3-ジメチルブチル)エーテル又はジヘキシルエーテル;
- 式(IX):
R’4-(C=O)-O-R’5 (IX)
(式中、R’4-(C=O)は、8~24個の炭素原子を含む飽和若しくは不飽和の及び線状若しくは分岐のアシル基を表し、R’5は、R’4から独立して、1~24個の炭素原子を含む飽和若しくは不飽和の及び線状若しくは分岐の炭化水素鎖を表す)
の脂肪酸の及びアルコールのモノエステル、例えば、メチルラウレート、エチルラウレート、プロピルラウレート、イソプロピルラウレート、ブチルラウレート、2-ブチルラウレート、ヘキシルラウレート、メチルココエート、エチルココエート、プロピルココエート、イソプロピルココエート、ブチルココエート、2-ブチルココエート、ヘキシルココエート、メチルミリステート、エチルミリステート、プロピルミリステート、イソプロピルミリステート、ブチルミリステート、2-ブチルミリステート、ヘキシルミリステート、オクチルミリステート、メチルパルミテート、エチルパルミテート、プロピルパルミテート、イソプロピルパルミテート、ブチルパルミテート、2-ブチルパルミテート、ヘキシルパルミテート、オクチルパルミテート、メチルオレエート、エチルオレエート、プロピルオレエート、イソプロピルオレエート、ブチルオレエート、2-ブチルオレエート、ヘキシルオレエート、オクチルオレエート、メチルステアレート、エチルステアレート、プロピルステアレート、イソプロピルステアレート、ブチルステアレート、2-ブチルステアレート、ヘキシルステアレート、オクチルステアレート、メチルイソステアレート、エチルイソステアレート、プロピルイソステアレート、イソプロピルイソステアレート、ブチルイソステアレート、2-ブチルイソステアレート、ヘキシルイソステアレート又はイソステアリルイソステアレート;
- 式(X)の及び式(XI):
R’6-(C=O)-O-CH2-CH(OH)-CH2-O-(C=O)-R’7 (X)
R’8-(C=O)-O-CH2-CH[O-(C=O)-R’9]-CH2-OH (XI)
(それらの式(XI)及び(XI)において、同一であるか又は異なる、R’6-(C=O)、R’7-(C=O)、R’8-(C=O)及びR’9-(C=O)は、8~24個の炭素原子を含む飽和若しくは不飽和の及び線状若しくは分岐のアシル基を表す)
の脂肪酸の及びグリセロールのジエステル;
- 式(XII):
R’10-(C=O)-O-CH2-CH[O-(C=O)-R’11]-CH2-O-(C=O)-R’12 (XII)
(式中、同一であるか又は異なる、R’10-(C=O)、R’11-(C=O)及びR’12-(C=O)は、8~24個の炭素原子を含む飽和若しくは不飽和の及び線状若しくは分岐のアシル基を表す)
の脂肪酸の及びグリセロールのトリエステル;
- 植物油、例えば、フィトスクワラン、甘扁桃油、ココナツオイル、ヒマシ油、ホホバ油、オリーブ油、菜種油、落花生油、ヒマワリ油、小麦胚芽油、トウモロコシ胚芽油、大豆油、綿実油、アルファルファ油、ケシ油、ウチキクリ油、月見草油、ミレーオイル(millet oil)、大麦油、ライ麦油、サフラワー油、ククイノキ油、トケイソウ油、ヘーゼルナッツ油、ヤシ油、シアバター、杏仁油、カロフィラム油、キバナハタザオ油、アボカド油、キンセンカ油又は花若しくは食用植物に由来する油;
- エトキシル化植物油
を意味する。
- 11~19個の炭素原子を含む線状アルカン;
- 7~40個の炭素原子を含む分岐アルカン、例えば、イソドデカン、イソペンタデカン、イソへキサデカン、イソヘプタデカン、イソオクタデカン、イソノナデカン若しくはイソエイコサン、又はそれらのいくつかの混合物など、例えば、以下に述べられるもの及びINCI名:C7~8イソパラフィン、C8~9イソパラフィン、C9~11イソパラフィン、C9~12イソパラフィン、C9~13イソパラフィン、C9~14イソパラフィン、C9~16イソパラフィン、C10~11イソパラフィン、C10~12イソパラフィン、C10~13イソパラフィン、C11~12イソパラフィン、C11~13イソパラフィン、C11~14イソパラフィン、C12~14イソパラフィン、C12~20イソパラフィン、C13~14イソパラフィン、C13~16イソパラフィンで特定されるものなど;
- 1つ以上の線状若しくは分岐アルキル基で任意選択的に置換されたシクロアルカン;
- 白色鉱油、例えば以下の名称:Marcol(商標) 52、Marcol(商標) 82、Drakeol(商標) 6VR、Eolane(商標) 130、Eolane(商標) 150で販売されるものなど;
- ヘミスクワレン(つまり2,6,10-トリメチルドデカン;CAS番号:3891-98-3)、スクアラン(つまり2,6,10,15,19,23-ヘキサメチルテトラコサン)、水素化ポリイソブテン又は水素化ポリデセン;
- 15~19個の炭素原子を含むアルカンの混合物であって、前記アルカンが、線状アルカン、分岐アルカン及びシクロアルカンである混合物、より具体的には、その重量の100%につき、90%以上及び100%以下の重量割合の分岐アルカンと;0%以上及び9%以下、より具体的には5%未満の重量割合の線状アルカンと;0%以上及び1%以下の重量割合のシクロアルカンとを含む混合物(M1)、例えば名称Emogreen(商標) L15及びEmogreen(商標) L19で販売される混合物;
- 式(VIII):
Z1-O-Z2 (VIII)
(式中、同一であるか又は異なる、Z1及びZ2は、5~18個の炭素原子を含む線状若しくは分岐アルキル基を表す)
の脂肪アルコールエーテル、例えばジオクチルエーテル、ジデシルエーテル、ジドデシルエーテル、デシルオクチルエーテル、ジヘキサデシルエーテル、(1,3-ジメチルブチル)テトラデシルエーテル、(1,3-ジメチルブチル)ヘキサデシルエーテル、ビス(1,3-ジメチルブチル)エーテル又はジヘキシルエーテル;
- 式(IX):
R’4-(C=O)-O-R’5 (IX)
(式中、R’4-(C=O)は、8~24個の炭素原子を含む飽和若しくは不飽和の及び線状若しくは分岐のアシル基を表し、R’5は、R’4から独立して、1~24個の炭素原子を含む飽和若しくは不飽和の及び線状若しくは分岐の炭化水素鎖を表す)
の脂肪酸の及びアルコールのモノエステル、例えば、メチルラウレート、エチルラウレート、プロピルラウレート、イソプロピルラウレート、ブチルラウレート、2-ブチルラウレート、ヘキシルラウレート、メチルココエート、エチルココエート、プロピルココエート、イソプロピルココエート、ブチルココエート、2-ブチルココエート、ヘキシルココエート、メチルミリステート、エチルミリステート、プロピルミリステート、イソプロピルミリステート、ブチルミリステート、2-ブチルミリステート、ヘキシルミリステート、オクチルミリステート、メチルパルミテート、エチルパルミテート、プロピルパルミテート、イソプロピルパルミテート、ブチルパルミテート、2-ブチルパルミテート、ヘキシルパルミテート、オクチルパルミテート、メチルオレエート、エチルオレエート、プロピルオレエート、イソプロピルオレエート、ブチルオレエート、2-ブチルオレエート、ヘキシルオレエート、オクチルオレエート、メチルステアレート、エチルステアレート、プロピルステアレート、イソプロピルステアレート、ブチルステアレート、2-ブチルステアレート、ヘキシルステアレート、オクチルステアレート、メチルイソステアレート、エチルイソステアレート、プロピルイソステアレート、イソプロピルイソステアレート、ブチルイソステアレート、2-ブチルイソステアレート、ヘキシルイソステアレート又はイソステアリルイソステアレート;
- 式(X)の及び式(XI):
R’6-(C=O)-O-CH2-CH(OH)-CH2-O-(C=O)-R’7 (X)
R’8-(C=O)-O-CH2-CH[O-(C=O)-R’9]-CH2-OH (XI)
(それらの式(XI)及び(XI)において、同一であるか又は異なる、R’6-(C=O)、R’7-(C=O)、R’8-(C=O)及びR’9-(C=O)は、8~24個の炭素原子を含む飽和若しくは不飽和の及び線状若しくは分岐のアシル基を表す)
の脂肪酸の及びグリセロールのジエステル;
- 式(XII):
R’10-(C=O)-O-CH2-CH[O-(C=O)-R’11]-CH2-O-(C=O)-R’12 (XII)
(式中、同一であるか又は異なる、R’10-(C=O)、R’11-(C=O)及びR’12-(C=O)は、8~24個の炭素原子を含む飽和若しくは不飽和の及び線状若しくは分岐のアシル基を表す)
の脂肪酸の及びグリセロールのトリエステル;
- 植物油、例えば、フィトスクワラン、甘扁桃油、ココナツオイル、ヒマシ油、ホホバ油、オリーブ油、菜種油、落花生油、ヒマワリ油、小麦胚芽油、トウモロコシ胚芽油、大豆油、綿実油、アルファルファ油、ケシ油、ウチキクリ油、月見草油、ミレーオイル(millet oil)、大麦油、ライ麦油、サフラワー油、ククイノキ油、トケイソウ油、ヘーゼルナッツ油、ヤシ油、シアバター、杏仁油、カロフィラム油、キバナハタザオ油、アボカド油、キンセンカ油又は花若しくは食用植物に由来する油;
- エトキシル化植物油
を意味する。
ワックスは、任意選択的に油に添加される。本発明の意義の範囲内で、上で定義されたような水中油型のエマルションの形態で存在する組成物(C1)の脂肪相中に存在する「ワックス」は、水に不溶性であり、且つ、45℃の温度で固体外観下に存在する化学物質又は化学物質の混合物を意味する。
ワックスは、より具体的には、蜜蝋、カルナバワックス、カンデリラワックス、オーリクリーワックス、木ろう、コルク繊維ワックス、サトウキビワックス、パラフィンワックス、亜炭ワックス、微結晶ワックス、ラノリンワックス;オゾケライト;ポリエチレンワックス;シリコーンワックス;植物ワックス;周囲温度で固体である脂肪アルコール及び脂肪酸;周囲温度で固体であるグリセリドから選択される。
本発明の意義の範囲内で、「油中水型の乳化界面活性剤」は、例えば、油及び/又はワックスなどの、連続脂肪相中の水又は水相の分散系を安定させることを可能にする両性化学物質又は両性化学物質の化学組成物を意味する。油中水型のそのような乳化界面活性剤は、一般に、8.0以下、より特に7.0以下の親水性/親油性バランスの値で特徴付けられる。
油中水型のそのような乳化界面活性剤(S1)は、より具体的には、上で定義されたような式(III)の脂肪アルコールと組み合わせられた又は組み合わせられていない、i)上で定義されたような式(I)で表されるアルキルポリグリコシドの組成物(C’1)からなる群の要素から選択される。
本発明の特定の態様によれば、R2は、tが6~10の整数であり、vが8~12の整数であり、且つ、合計t+vが14以上及び18以下である式(II)の基を表す。
本発明の特定の態様によれば、R2は、2-ヘキシルオクチル、2-ヘキシルデシル、2-オクチルデシル、2-ヘキシルドデシル及び2-オクチルドデシル基からなる群から選択される式(II)の基を表す。
より特定の態様によれば、本発明の主題は、それに関して基R2が、2-オクチル-1-ドデカノールのヒドロキシル基の欠失から得られる2-オクチル-1-ドデシル基を式(II)において表し、及びそれに関して式(II)及び(III)においてtが10に等しく、vが8に等しい組成物(C1)である。
本発明の主題である組成物(C1)中に存在する、組成物(C’1)において、Xは、キシロシル基、又はα,β-D-キシロピラノースのヘミアセタールヒドロキシル基の欠失から得られる、α,β-D-キシロピラノシル基を表し、オリゴマー構造(X)xは、光学異性、幾何異性又は位置異性を問わず、異性の任意の形態で提供することができ;それは、また、異性体の混合物を表すことができる。上で定義されたような式(I)において、R2-O-基は、アセタール官能基を形成するように、サッカリド残基のアノマー炭素を介してXに結合している。
更により特定の態様によれば、本発明の主題である組成物(C1)に含まれる組成物(C’1)を表す式(I)の定義において、xは、1.05以上及び2.0以下の、更により特に1.15以上及び2.0以下の小数を表す。
更により特定の態様によれば、上で定義されたような式(I)の定義において、R2は2-オクチルドデシル基を表し、Xは、キシロシル基又は、α,β-D-キシロピラノースのヘミアセタールヒドロキシル基の欠失から得られる、α,β-D-キシロピラノシル基を表し、xは、1.05以上及び2.5以下の小数を表す。
特定の態様によれば、油中水型の乳化界面活性剤(S1)は、その重量の100%につき:
- 10重量%~50重量%、より特に15重量%~40重量%、更により特に20重量%~30重量%の、上で定義されたような式(I)で表される少なくとも1つの組成物(C’1)と、
- 90重量%~50重量%、より特に85重量%~60重量%、更により特に80重量%~70重量%の式(III’):
R’2-OH (III’)
(式中、R2と同一であるか又はR2とは異なるR’2は、2-ヘキシルオクチル、2-ヘキシルデシル、2-オクチルデシル、2-ヘキシルドデシル及び2-オクチルドデシル基からなる群から選択される式(II)の基を表す)
の少なくとも1種の脂肪アルコールと
を含む。
- 10重量%~50重量%、より特に15重量%~40重量%、更により特に20重量%~30重量%の、上で定義されたような式(I)で表される少なくとも1つの組成物(C’1)と、
- 90重量%~50重量%、より特に85重量%~60重量%、更により特に80重量%~70重量%の式(III’):
R’2-OH (III’)
(式中、R2と同一であるか又はR2とは異なるR’2は、2-ヘキシルオクチル、2-ヘキシルデシル、2-オクチルデシル、2-ヘキシルドデシル及び2-オクチルドデシル基からなる群から選択される式(II)の基を表す)
の少なくとも1種の脂肪アルコールと
を含む。
特定の態様によれば、式(III’)のR’2基は、式(I)のR2基と同一である。
別のより特定の態様によれば、油中水型の乳化界面活性剤(S1)は、その重量の100%につき:
- 10重量%~50重量%、より特に15重量%~40重量%、更により特に20重量%~30重量%の式(I)(それに関して、R2は2-オクチルドデシル基を表し、Xは、キシロシル基又は、α,β-D-キシロピラノースのヘミアセタールヒドロキシル基の欠失から得られる、α,β-D-キシロピラノシル基を表し、xは、1.05以上及び2.5以下の小数を表す)で表される少なくとも1つの組成物(C’1)と、
- 90重量%~50重量%、より特に85重量%~60重量%、更により特に80重量%~70重量%の式(III’)(それに関して、R2と同一である、R’2は2-オクチルドデシル基を表す)の少なくとも1種の脂肪アルコールと
を含む。
- 10重量%~50重量%、より特に15重量%~40重量%、更により特に20重量%~30重量%の式(I)(それに関して、R2は2-オクチルドデシル基を表し、Xは、キシロシル基又は、α,β-D-キシロピラノースのヘミアセタールヒドロキシル基の欠失から得られる、α,β-D-キシロピラノシル基を表し、xは、1.05以上及び2.5以下の小数を表す)で表される少なくとも1つの組成物(C’1)と、
- 90重量%~50重量%、より特に85重量%~60重量%、更により特に80重量%~70重量%の式(III’)(それに関して、R2と同一である、R’2は2-オクチルドデシル基を表す)の少なくとも1種の脂肪アルコールと
を含む。
別の特定の態様によれば、本発明の主題である組成物(C1)は、その重量の100%につき、0.5重量%~5重量%、更により特に1重量%~5重量%の上で定義されたような水中油型の少なくとも1種の乳化界面活性剤(S2)を含む。
本発明の意義の範囲内で、「水中油型の乳化界面活性剤」は、例えば、連続水相中の、油及び/又はワックスなどの、脂肪相の分散系を安定させることを可能にする両性化学物質又は両性化学物質の化学組成物を意味する。
水中油型のそのような乳化界面活性剤(S2)は、一般に、8.0超の及びより特に20.0以下の親水性/親油性バランスの値で特徴付けられる。
水中油型のそのような乳化界面活性剤(S2)は、より具体的には、i)式(IV)の化合物、ii)式(IV)の少なくとも1種の化合物の及び式(V)の少なくとも1種の化合物の組成物(C2)、iii)式(VII)の脂肪アルコールと組み合わせられた又は組み合わせられていない、式(VI)で表されるアルキルポリグリコシドの組成物(C’2)からなる群の要素から選択される。
特定の態様によれば、本発明の主題は、それに関して、式(IV)において、pが2以上及び15以下の、より特に2以上及び10以下の、更により特に4以上及び10以下の整数を表す組成物(C1)である。
別の特定の態様によれば、本発明の主題は、それに関して、式(IV)において、R1-(C=O)-基が、10~22個の炭素原子を含む飽和若しくは不飽和の及び線状若しくは分岐のアシル基、より具体的にはn-デカノイル、n-ドデカノイル、n-エトラデカノイル、n-ヘキサデカノイル、n-オクタデカノイル、n-エイコサノイル、n-ドコサノイル、n-オレイル、n-リノレイル、n-リノレノイル又はイソステアリル基から選択される基を表す組成物(C1)である。
別のより特定の態様によれば、本発明の主題は、それに関して、式(IV)において、pが、4以上及び10以下の整数を表し、R1-(C=O)-基が、n-デカノイル基、n-ドデカノイル基、n-テトラデカノイル基、n-ヘキサデカノイル基、n-オクタデカノイル基、n-エイコサノイル基及びドコサノイル基からなる群のメンバーから選択されるアシル基を表す組成物(C1)である。
別の特定の態様によれば、本発明の主題は、それに関して、式(V)において、pと同一であるか又はpとは異なる、nが、2以上及び15以下の、より特に2以上及び10以下の、更により特に4以上及び10以下の整数を表す組成物(C1)である。
別の特定の態様によれば、本発明の主題は、それに関して、式(V)において、pと同一であるか又はpとは、nが、4以上及び10以下の整数を表す組成物(C1)である。
本発明の主題である組成物(C1)に含まれる組成物(C’2)を表す式(VI)の定義において、Gは、グルコシル又は、α,β-D-グルコピラノースのヘミアセタールヒドロキシル基の欠失から得られる、α,β-D-グルコピラノシル基を表し、オリゴマー構造(G)x’は、光学異性、幾何異性又は位置異性を問わず、異性の任意の形態で提供することができ;それは、また、異性体の混合物を表すことができる。上で定義されたような式(VI)において、R3-O-基は、アセタール官能基を形成するように、サッカリド残基のアノマー炭素を介してGに結合している。
より特定の態様によれば、本発明の主題である組成物(C1)に含まれる組成物(C’2)を表す式(VI)の定義において、x’は、1.05以上及び2.0以下の、更により特に1.15以上及び2.0以下の小数を表す。
別のより特定の態様によれば、本発明の主題である組成物(C1)に含まれる組成物(C’2)を表す式(VI)の定義において、R3は、n-ドデシル基、n-テトラデシル基及びn-ヘキサデシル基からなる群の要素から選択される基を表す。
別の更により特定の態様によれば、本発明の主題である組成物(C1)に含まれる組成物(C’2)を表す式(VI)の定義において、R3は、n-ドデシル基、n-テトラデシル基及びn-ヘキサデシル基からなる群の要素から選択される基を表し、x’は、1.05以上及び2.5以下の、より特に1.05以上及び2.0以下の、更により特に1.15以上及び2.0以下の小数を表す。
別の態様によれば、本発明の主題である組成物(C1)において、水中油型の乳化界面活性剤(S2)は、式(VI)で表されるアルキルポリグリコシド(C’2)と、上で定義されたような式(VII)の脂肪アルコールとの組成物を含む。
別のより特定の態様によれば、本発明の主題である組成物(C1)において、水中油型の乳化界面活性剤(S2)は、その重量の100%につき:
- 10重量%~50重量%、より特に15重量%~40重量%、更により特に20重量%~30重量%の、式(VI)(それに関して、R3は、n-ドデシル基、n-テトラデシル基及びn-ヘキサデシル基からなる群の要素から選択される少なくとも1つの基を表し、Gは、グルコシル又は、α,β-D-グルコピラノーのヘミアセタールヒドロキシル基の欠失から得られる、α,β-D-グルコピラノシル基を表し、x’は、1.05以上及び2.0以下の小数を表す)で表される少なくとも1つの組成物(C’2)、
- 90重量%~50重量%、より特に85重量%~60重量%、更により特に80重量%~70重量%の、式(VII)(それに関して、R3と同一である、R’3は、n-ドデシル基、n-テトラデシル基及びn-ヘキサデシル基からなる群の要素から選択される少なくとも1つの基を表す)の少なくとも1種の脂肪アルコール
を含む。
- 10重量%~50重量%、より特に15重量%~40重量%、更により特に20重量%~30重量%の、式(VI)(それに関して、R3は、n-ドデシル基、n-テトラデシル基及びn-ヘキサデシル基からなる群の要素から選択される少なくとも1つの基を表し、Gは、グルコシル又は、α,β-D-グルコピラノーのヘミアセタールヒドロキシル基の欠失から得られる、α,β-D-グルコピラノシル基を表し、x’は、1.05以上及び2.0以下の小数を表す)で表される少なくとも1つの組成物(C’2)、
- 90重量%~50重量%、より特に85重量%~60重量%、更により特に80重量%~70重量%の、式(VII)(それに関して、R3と同一である、R’3は、n-ドデシル基、n-テトラデシル基及びn-ヘキサデシル基からなる群の要素から選択される少なくとも1つの基を表す)の少なくとも1種の脂肪アルコール
を含む。
架橋アニオン性高分子電解質(AP)は、本発明の主題である局所使用のための組成物(C1)の定義において、水に不溶性であるが、水中で膨潤可能である、且つ、化学ゲルが得られる結果をもたらす三次元網状構造の形態で提供される非線状架橋アニオン性高分子電解質を意味する。
特定の態様によれば、本発明の主題である組成物(C1)において、架橋アニオン性高分子電解質(AP)は、100モル%につき、25モル%以上及び100モル%以下の割合の遊離酸又は部分若しくは完全塩化形態での2-メチル-2-[(1-オキソ-2-プロペニル)アミノ]-1-プロパンスルホン酸に由来するモノマー単位を含む。
特定の態様によれば、架橋アニオン性高分子電解質(AP)は、100モル%につき:
(a1)-25モル%以上及び100モル%以下の割合の遊離酸又は部分若しくは完全塩化形態での2-メチル-2-[(1-オキソ-2-プロペニル)アミノ]-1-プロパンスルホン酸に由来するモノマー単位;
(a2)-任意選択的に、0モル%超及び75モル%以下の割合のアクリルアミド、N,N-ジメチルアクリルアミド、メタクリルアミド又はN-イソプロピルアクリルアミドからなる群の要素から選択される少なくとも1種のモノマーに由来するモノマー単位;
(a3)-任意選択的に、0モル%超及び20モル%以下の、より特に0モル%超及び15モル%以下の、更により特に0モル%以上及び10モル%以下の割合の2-ヒドロキシエチルアクリレート、2,3-ジヒドロキシプロピルアクリレート、2-ヒドロキシエチルメタクリレート、2,3-ジヒドロキシプロピルメタクリレート及びビニルピロリドンからなる群の要素から選択される少なくとも1種のモノマーに由来するモノマー単位;
(a4)-任意選択的に、0モル%超及び75モル%以下の割合のアクリル酸、メタクリル酸、2-カルボキシエチルアクリル酸、イタコン酸、マレイン酸及び3-メチル-3-[(1-オキソ-2-プロペニル)アミノ]ブタン酸からなる群の要素から選択される少なくとも1種のモノマーであって、前記モノマーのカルボキシル官能基が遊離酸、部分若しくは完全塩化形態にあるモノマーに由来するモノマー単位;
(a5)-任意選択的に、0モル%超及び5モル%以下の割合の式(M1):
(式中、Rは、8~20個の炭素原子を含む線状若しくは分岐アルキル基を表し、nは、0以上及び20以下の整数を表す)
の少なくとも1種のモノマー;
(a6)-0モル%超及び1モル%以下のジエチレン系又はポリエチレン系架橋性モノマーに由来するモノマー単位
を含み、
a1)、a2)、a3)、a4)、a5)及びa6)によるモノマー単位の前記モル割合の合計は100モル%に等しい。
(a1)-25モル%以上及び100モル%以下の割合の遊離酸又は部分若しくは完全塩化形態での2-メチル-2-[(1-オキソ-2-プロペニル)アミノ]-1-プロパンスルホン酸に由来するモノマー単位;
(a2)-任意選択的に、0モル%超及び75モル%以下の割合のアクリルアミド、N,N-ジメチルアクリルアミド、メタクリルアミド又はN-イソプロピルアクリルアミドからなる群の要素から選択される少なくとも1種のモノマーに由来するモノマー単位;
(a3)-任意選択的に、0モル%超及び20モル%以下の、より特に0モル%超及び15モル%以下の、更により特に0モル%以上及び10モル%以下の割合の2-ヒドロキシエチルアクリレート、2,3-ジヒドロキシプロピルアクリレート、2-ヒドロキシエチルメタクリレート、2,3-ジヒドロキシプロピルメタクリレート及びビニルピロリドンからなる群の要素から選択される少なくとも1種のモノマーに由来するモノマー単位;
(a4)-任意選択的に、0モル%超及び75モル%以下の割合のアクリル酸、メタクリル酸、2-カルボキシエチルアクリル酸、イタコン酸、マレイン酸及び3-メチル-3-[(1-オキソ-2-プロペニル)アミノ]ブタン酸からなる群の要素から選択される少なくとも1種のモノマーであって、前記モノマーのカルボキシル官能基が遊離酸、部分若しくは完全塩化形態にあるモノマーに由来するモノマー単位;
(a5)-任意選択的に、0モル%超及び5モル%以下の割合の式(M1):
の少なくとも1種のモノマー;
(a6)-0モル%超及び1モル%以下のジエチレン系又はポリエチレン系架橋性モノマーに由来するモノマー単位
を含み、
a1)、a2)、a3)、a4)、a5)及びa6)によるモノマー単位の前記モル割合の合計は100モル%に等しい。
本発明の意義の範囲内で、用語「塩化」は、モノマー中に存在する酸官能基が、カチオン、例えばナトリウム若しくはカリウムカチオンなどとの塩形態、特にアルカリ金属塩で、又は窒素塩基のカチオンなどの、カチオンとの塩形態、例えばアンモニウム塩、リジン塩又はモノエタノールアミン塩(HOCH2-CH2-NH4
+)などで組み合わせられたアニオン形態で存在することを示す。それらは、好ましくは、ナトリウム又はアンモニウム塩である。
少なくとも1種のジエチレン系若しくはポリエチレン系架橋性モノマーは、前記架橋アニオン性高分子電解質(AP)の定義において、特にメチレンビス(アクリルアミド)、エチレングリコールジメタクリレート、ジエチレングリコールジアクリレート、エチレングリコールジアクリレート、ジアリル尿素、トリアリルアミン、トリメチロールプロパントリアクリレート、ジアリルオキシ酢酸若しくは、ジアリル酢酸ナトリウムなどの、その塩の1つ、又はこれらの化合物の混合物からなる群の要素から選択されるモノマー;より特にエチレングリコールジメタクリレート、トリアリルアミン、トリメチロールプロパントリアクリレート若しくはメチレンビス(アクリルアミド)又はこれの化合物の混合物から選択されるモノマーを意味する。
本発明の別の特定の態様によれば、組成物(C1)は、上で定義されたような前記架橋性モノマーが、0.5%以下、より特に0.25%以下、非常に特に0.1%以下のモル割合で用いられることを特徴とし;それは、より特に0.005モル%以上である。
本発明の主題である局所使用のための組成物(C1)に用いられる架橋アニオン性高分子電解質(AP)は、また、錯化剤、移動剤又は鎖制限剤などの、様々な添加剤を含むことができる。
本発明の主題である局所使用のための組成物(C1)に用いられる架橋アニオン性高分子電解質(AP)は、例えば、溶液重合、懸濁重合、逆懸濁重合、乳化重合、逆相乳化重合又は溶媒媒体中の重合などの、ラジカル重合法の使用、引き続く形成されたポリマーの沈澱の段階によって調製することができる。
より特定の態様によれば、本発明の主題である局所使用のための組成物(C1)に用いられる架橋アニオン性高分子電解質(AP)は、溶媒媒体中の重合のプロセスの使用、引き続く形成されたポリマーの沈澱の段階、又は任意選択的に逆相乳化重合のプロセスの使用、引き続く濃縮及び/若しくは噴霧の段階によって調製することができる。
より特定の態様によれば、本発明の主題である局所使用のための組成物(C1)に用いられる架橋アニオン性高分子電解質(AP)は、上で記載された方法の1つに従って調製することができ、移動剤又は鎖制限剤の使用を含むことができる。移動剤又は鎖制限剤は、より特に、次亜リン酸ナトリウム、低分子量のアルコール、例えば、メタノール、エタノール、1-プロパノール、イソプロパノール若しくはブタノール、チオール、例えば2-メルカプトエタノール、スルホネート官能基を含む移動剤、例えばメタリルスルホン酸ナトリウム、又は前記移動剤の混合物からなる群から選択される。移動剤又は鎖制限剤は、より特に、0.001モル%~1モル%、より特に0.001モル%~0.5モル%、非常に特に0.001モル%~0.1モル%の、用いられるモノマーの全モル数に対して表される、モル割合で使用される。
本発明の別の特定の態様によれば、前記架橋アニオン性高分子電解質(AP)は、トリアリルアミン及び/若しくはメチレンビス(アクリルアミド)で架橋された、ナトリウム塩若しくはアンモニウム塩形態で部分若しくは完全塩化された2-メチル-2-[(1-オキソ-2-プロペニル)アミノ]-1-プロパンスルホン酸のホモポリマー;トリアリルアミン及び/若しくはメチレンビス(アクリルアミド)で架橋された、ナトリウム塩若しくはアンモニウム塩形態で部分若しくは完全塩化された2-メチル-2-[(1-オキソ-2-プロペニル)アミノ]-1-プロパンスルホン酸の、及びナトリウム塩若しくはアンモニウム塩形態で部分若しくは完全塩化されたアクリル酸のコポリマー;トリアリルアミン及び/若しくはメチレンビス(アクリルアミド)で架橋された、ナトリウム塩形態で部分若しくは完全塩化された2-メチル-2-[(1-オキソ-2-プロペニル)アミノ]-1-プロパンスルホン酸(γ)の、及びナトリウム塩形態で部分若しくは完全塩化されたアクリル酸(δ)の、30/70以上及び90/10以下の(γ)/(δ)モル比でのコポリマー;トリアリルアミン及び/若しくはメチレンビス(アクリルアミド)で架橋された、ナトリウム塩形態で部分若しくは完全塩化された2-メチル-2-[(1-オキソ-2-プロペニル)アミノ]-1-プロパンスルホン酸(γ)の、及びナトリウム塩形態で部分若しくは完全塩化されたアクリル酸(δ)の、40/60以上及び90/10以下の(γ)/(δ)モル比でのコポリマー;トリアリルアミン及び/若しくはメチレンビス(アクリルアミド)で架橋された、ナトリウム塩形態で部分若しくは完全塩化された2-メチル-2-[(1-オキソ-2-プロペニル)アミノ]-1-プロパンスルホン酸(γ)の、及びアクリルアミド(ε)の、30/70以上及び90/10以下の(γ)/(ε)モル比でのコポリマー;トリアリルアミン及び/若しくはメチレンビス(アクリルアミド)で架橋された、ナトリウム塩形態で部分若しくは完全塩化された2-メチル-2-[(1-オキソ-2-プロペニル)アミノ]-1-プロパンスルホン酸(γ)の、及びヒドロキシエチルアクリレート(ζ)の、30/70以上及び90/10以下の(γ)/(ζ)モル比でのコポリマー;ナトリウム塩若しくはアンモニウム塩形態で部分若しくは完全塩化された2-メチル-2-[(1-オキソ-2-プロペニル)アミノ]-1-プロパンスルホン酸(γ)の、アクリルアミドの及びナトリウム塩若しくはアンモニウム塩形態で部分若しくは完全塩化されたアクリル酸のトリアリルアミン及び/若しくはメチレンビス(アクリルアミド)で架橋されたターポリマー;30%以上及び45%以下のモル割合でのナトリウム塩若しくはアンモニウム塩形態で部分若しくは完全塩化された2-メチル-2-[(1-オキソ-2-プロペニル)アミノ]-1-プロパンスルホン酸の、45%以上及び68%以下のモル割合でのアクリルアミドの及び2%以上及び10%以下のモル割合でのナトリウム塩若しくはアンモニウム塩形態で部分若しくは完全塩化されたアクリル酸のトリアリルアミン及び/若しくはメチレンビス(アクリルアミド)で架橋されたターポリマー;30%以上及び45%以下のモル割合でのナトリウム塩若しくはアンモニウム塩形態で部分若しくは完全塩化された2-メチル-2-[(1-オキソ-2-プロペニル)アミノ]-1-プロパンスルホン酸の、47%以上及び68%以下のモル割合でのアクリルアミドの及び2%以上及び8%以下のモル割合でのナトリウム塩若しくはアンモニウム塩形態で部分若しくは完全塩化されたアクリル酸のトリアリルアミン及び/若しくはメチレンビス(アクリルアミド)で架橋されたターポリマー;60%以上及び80%以下のモル割合でのナトリウム塩若しくはアンモニウム塩形態で部分若しくは完全塩化された2-メチル-2-[(1-オキソ-2-プロペニル)アミノ]-1-プロパンスルホン酸の、15%以上及び39.5%以下のモル割合でのN,N-ジメチルアクリルアミドの及び0.5%以上及び5%以下のモル割合でのテトラエトキシル化ラウリルメタクリレートのトリメチロールプロパントリアクリレート及び/若しくはトリアリルアミン及び/若しくはメチレンビス(アクリルアミド)で架橋されたターポリマー;60%以上及び80%以下のモル割合でのナトリウム塩若しくはアンモニウム塩形態で部分若しくは完全塩化された2-メチル-2-[(1-オキソ-2-プロペニル)アミノ]-1-プロパンスルホン酸の、15%以上及び39%以下のモル割合でのN,N-ジメチルアクリルアミドの、0.5%以上及び2.5%以下のモル割合でのラウリルメタクリレートの及び0.5%以上及び2.5%以下のモル割合でのステアリルメタクリレートのトリメチロールプロパントリアクリレート及び/若しくはトリアリルアミン及び/若しくはメチレンビス(アクリルアミド)で架橋されたターポリマーからなる群の要素である。
疎水性芳香付与物質(A)は、上で定義されたような組成物(C1)において、多かれ少なかれ持続する匂いを発することができる任意の疎水性香料であって、前記香料が、Societe Francaise des Parfumeurs[French Society of Perfumers]によって確立されたような嗅覚ファミリーの1つに属する香料を意味する。
この分類は、以下の匂いファミリー:柑橘類ファミリー、花ファミリー、シダファミリー、シプレーファミリー、木質ファミリー、アンバー-オリエンタルファミリー及びレザーファミリーのリストからなる。
別の特定の態様によれば、本発明の主題は、それに関して疎水性芳香付与物質(A)が以下の嗅覚ファミリー:柑橘類、花、シダ、シプレー、木質ファミリーからなる群の要素から選択される組成物(C1)である。
異なる疎水性芳香付与物質の組合せは、心地よい、多かれ少なかれ持続性の、嗅覚特性を生み出すことを可能にする。
より特定の態様によれば、本発明の主題は、それに関して疎水性芳香付与物質(A)が柑橘類花シプレー、花木質フルーティ、花フルーティ、シダフルーティ、シプレーフルーティ、シプレー花木質フルーティ、スパイシ花アンバー、アンバー花フルーティからなる群の要素の少なくとも1つから選択される組成物(C1)である。
疎水性芳香付与物質(A)は、動物若しくは植物天然起源の又は合成起源の疎水性芳香付与物質から選択することができる。
動物起源の疎水性芳香付与物質には、麝香、海狸香、ジャコウネコ、アンバーグリス、蜜蝋アブソリュート及びヒラセウムが含まれる。
植物起源の疎水性芳香付与物質は、花、葉、茎、皮、木材、木に生えるコケ、果実、芽、種、根などの、植物の異なる部分、薬草、植物樹脂又は地衣類から抽出することができる。
花の抽出から生じる植物起源の疎水性芳香付与物質には、バラの花、ジャスミンの花、月下香の花、金香木の花、フランジパニ(イランイランノキ)の花、ハスの花、ミモザの花、カーネーションの花、モクセイ属の花、アカシアの花、オレンジの花、ナルキッソスの花、ラベンダーの花及びクチナシの花の抽出から生じるものが含まれる。
芽の抽出から生じる植物起源の疎水性芳香付与物質には、ブラックカラントの芽の抽出から生じるものが含まれる。
コケの抽出から生じる植物起源の疎水性芳香付与物質には、オークモス及びブナモスの抽出から生じるものが含まれる。
葉の抽出から生じる植物起源の疎水性芳香付与物質には、アカシアの葉、バジルの葉、バレリアンの葉、リンドウの葉、スミレの葉、ゼラニウムの葉、ラブダナムの葉、ローズマリーの葉、パチョリの葉及びバーベナの葉の抽出から生じる疎水性芳香付与物質が含まれる。
皮の抽出から生じる植物起源の疎水性芳香付与物質には、桂皮、アッシュバーク、カッシアの皮、カスカリラの皮及びカバノキの皮の抽出から生じる疎水性芳香付与物質が含まれる。
木材の抽出から生じる植物起源の疎水性芳香付与物質には、白檀材、シーダー材、ブラジルシタン材、香木及びグアヤク脂木の抽出から生じる疎水性芳香付与物質が含まれる。
樹脂の抽出から生じる植物起源の疎水性芳香付与物質には、ラブダナム樹脂、エレミ樹脂、ペルーバルサム、トルーバルサム、ベンゾイン樹脂及びミルラノキ(myrrh tree)樹脂の抽出から生じる疎水性芳香付与物質が含まれる。
樹脂の抽出から生じる植物起源の疎水性芳香付与物質には、お香、オポポナックス及びグッグルが含まれる。
薬草又は草の抽出から生じる植物起源の疎水性芳香付与物質には、タラゴン、セージ、タイム、バジル及びレモングラスの抽出から生じる疎水性芳香付与物質が含まれる。
根の抽出から生じる植物起源の疎水性芳香付与物質には、アンゼリカ、セロリ、カルダモン、アイリス、ショウブ属、サボテン及びベチバーの根の抽出から得られる疎水性芳香付与物質が含まれる。
果実又は種の抽出から生じる植物起源の疎水性芳香付与物質には、バニラの鞘、コリアンダーの種、トウシミキの種、フェンネルの種、ジュニパーベリー、カルダモンの種、クミンの種、クローブ、トンカ豆、苦扁桃及び、レモン、ライム、オレンジ、マンダリン又はベルガモットなどの、柑橘類果実の抽出から得られる疎水性芳香付与物質が含まれる。
植物起源の疎水性芳香付与物質には、抽出物、アブソリュート、アルコラート及び精油が含まれる。
精油は、本特許出願において、水蒸気蒸留によってか、乾留によってか、適切な加熱なしの機械プロセスによってかのいずれかで、植物学的に定義された植物原材料から得られる、一般に複雑な組成の、標準ISO 9235によって採択された定義を満たす、芳香製品を意味する。精油は、一般に、その組成の有意な変化をもたらさない物理プロセスによって水相から分離される。精油を得るために用いられる植物原材料は、新鮮な、しおれた、乾燥した、全てを含んだ、砕かれた又は紛状のものであることができる。精油は、また、テルペンを含まない、セスキテルペンを含まない、精留された、特定された及び名付けられた構成成分を欠く、且つ、脱色されている精油をもたらすことを可能にするその後のプロセス段階などの、適切なその後のプロセス段階を受けることができる。
テルペンを含まない精油は、モノテルペン炭化水素を部分的に又は完全に欠く、上で定義されたような精油を意味する。
セスキテルペンを含まない精油は、モノテルペン及びセスキテルペン炭化水素を部分的に又は完全に欠く、上で定義されたような精油を意味する。
精留された精油は、ある種の構成成分を除去すること又はそれらの含量を変えることを目的として分別蒸留を受けた、上で定義されたような精油を意味する。
上で定義されたような精油は、異なる分子の混合物を含み、前記精油は、それらの主たる成分の化学的性質に応じて異なるファミリーへ分類することができる。したがって、
- テルペン炭化水素に及びセスキテルペン炭化水素に富む精油のクラス、
- アルコール又はモノテルピノール官能基を持っている化合物に富む精油のクラス、
- エステル官能基を持っている化合物に富む精油のクラス、
- アルデヒド官能基を持っている化合物に富む精油のクラス、
- ケトン官能基を持っている化合物に富む精油のクラス、
- フェノール官能基を持っている化合物に富む精油のクラス、
- エーテル官能基を持っている化合物に富む精油のクラス、
- セスキテルペンオキシドに富む精油のクラス、
- 少なくとも1個の硫黄原子を持っている化合物に富む精油のクラス
を定義することが可能である。
- テルペン炭化水素に及びセスキテルペン炭化水素に富む精油のクラス、
- アルコール又はモノテルピノール官能基を持っている化合物に富む精油のクラス、
- エステル官能基を持っている化合物に富む精油のクラス、
- アルデヒド官能基を持っている化合物に富む精油のクラス、
- ケトン官能基を持っている化合物に富む精油のクラス、
- フェノール官能基を持っている化合物に富む精油のクラス、
- エーテル官能基を持っている化合物に富む精油のクラス、
- セスキテルペンオキシドに富む精油のクラス、
- 少なくとも1個の硫黄原子を持っている化合物に富む精油のクラス
を定義することが可能である。
テルペン炭化水素に及びセスキテルペン炭化水素に富む精油は、それらの重量の100%につき、35%以上の重量割合の前記テルペン炭化水素及びセスキテルペン炭化水素を含む精油を意味する。
テルペン及びセスキテルペン炭化水素は、イソプレンのオリゴマー化から誘導される化合物である。
精油中に一般的に存在するテルペン炭化水素には、例えば、リモネン、α-ピネン、β-ピネン、γ-ピネン、サビネン、ミルセン、テルピノレン、カンフェン、カジネン、(Z)-β-オシメン、(E)-β-オシメン、α-テルピネン、β-テルピネン、γ-テルピネン又はパラ-シメンが含まれる。
精油中に一般的に存在するセスキテルペン炭化水素には、例えば、(E)-β-ファルネセン、カマズレン、α-ファルネセン、ゲルマクレンD、β-カリオフィレン、β-ブルボネン、ビシクロゲルマクレン、β-エレメン、α-フムレン、γ-カジネン、δ-カジネン、α-ブルネセン、α-グアイエン、セイケレン、α-パチュレン、β-パチュレン又はβ-エレメンが含まれる。
テルペン及びセスキテルペン炭化水素に富む精油には、テレビン油、ジュニパー、レモン、パチョリ、ロードデンドロン、アキノキリンソウ、イラン-イランIII又はイラン-イランコンプリートのものが含まれる。
アルコール官能基を持っている化合物に富む精油は、それらの重量の100%につき、35%以上の重量割合のアルコール官能基を持っている化合物を含む精油を意味する。
精油中に一般的に存在するアルコール官能基を持っている化合物には、リナロール、ゲラニオール、メントール、ネオメントール、シス-サビネン水和物、シトロネロール又はα-テルピネオールなどの、モノテルペノール、及びビリジフロロール、トランス-ネロリドール、α-カジノール、τ-カジノール、トランス-ファルネソール、シス-ファルネソール、α-ビサボロール、パチョウロール又はポゴストールなどのセスキテルペノールが含まれる。
アルコール官能基を持っている化合物に富む精油には、ブルボン(Bourbon)型のゼラニウム、ゼラニウム・エジプト、ラベンダー・アスピック、ロサリナ、コリアンダー、シタン、バラの花、パルマローザ、ペパーミント、モナルダ、ラバンジンスーパー、ラバンジングロッソ又はカブリューバのものが含まれる。
エステル官能基を持っている化合物に富む精油は、それらの重量の100%につき、35%以上の重量割合のアルコール官能基を持っている化合物の及びエステル官能基を持っている化合物の混合物を含む精油を意味する。
精油中に一般的に存在するエステル官能基を持っている化合物には、酢酸リナリル、メンチル、ネオメンチル又はゲラニル、ギ酸シトロネリルなどの、テルペンエステル、アンゲリカ酸イソブチル、アンゲリカ酸イソアミル、アンゲリカ酸メタリル、アンゲリカ酸プロピル若しくはアンゲリカ酸ブチル、酢酸オイゲニルなどの、フェノールエステル、又はサリチル酸メチルなどの、芳香族エステルが含まれる。
エステル官能基を持っている化合物に富む精油には、ウィンターグリーン、ローマンカモミール、ツルーブルガリアンラベンダー又はファインラベンダーのものが含まれる。
アルデヒド官能基を持っている化合物に富む精油は、それらの重量の100%につき、35%以上の重量割合のアルデヒド官能基を持っている化合物を含む精油を意味する。
精油中に一般的に存在するアルデヒド官能基を持っている化合物には、ゲラニアール、ネラール、イソゲラニアール、イソネラール、シトロネラール、シトラール、若しくはシトロネラールなどの、テルペンアルデヒド、又は桂皮アルデヒドなどの、芳香族アルデヒドが含まれる。
アルデヒド官能基を持っている化合物に富む精油には、シナモン、レモングラス、レモンユーカリ又はユーカリシトリオドラのものが含まれる。
ケトン官能基を持っている化合物に富む精油は、それらの重量の100%につき、35%以上の重量割合のケトン官能基を持っている化合物を含む精油を意味する。
精油中に一般的に存在するケトン官能基を持っている化合物には、例えば、樟脳、カルボン、ツジョン又はメントンが含まれる。
ケトン官能基を持っている化合物に富む精油には、キャラウェー、セージ、ヒノキ科クロベ属、フレグラントディル、樟脳の木又はスペアミントのものが含まれる。
フェノール官能基を持っている化合物に富む精油は、それらの重量の100%につき、35%以上の重量割合フェノール官能基を持っている化合物を含む精油を意味する。
精油中に一般的に存在するフェノール官能基を持っている化合物には、例えば、チモール、カルバクロール、オイゲノール、イソオイゲノール又はエストラゴールが含まれる。
フェノール官能基を持っている化合物に富む精油には、タイム、セイボリー、オレガノ、セイロンシナモン、バジル又はクローブのものが含まれる。
エーテル官能基を持っている化合物に富む精油は、それらの重量の100%につき、35%以上の重量割合のエーテル官能基を持っている化合物を含む精油を意味する。
精油中に一般的に存在するエーテル官能基を持っている化合物には、例えば、アネトール又はオイカリプトールが含まれる。
エーテル官能基を持っている化合物に富む精油には、グリーンアニス、トウシミキ、フェンネル、ユーカリ・グルブルス(Eucalyptus globulus)、スイートフェンネル又はニアウリのものが含まれる。
セスキテルペンオキシドに富む精油は、それらの重量の100%につき、35%以上の重量割合のセスキテルペンオキシド型の化合物を含む精油を意味する。
精油中に一般的に存在するセスキテルペンオキシド型の化合物には、例えば、α-ビサボロールオキシドA、α-ビサボロールオキシドB、α-ビサボロンオキシド、1,8-シネオール、アスカリドール又はアリシンが含まれる。
セスキテルペンオキシド型の化合物に富む精油には、ジャーマンカモミール、マダガスカルヘリクリサム、カユブテ又はアカザのものが含まれる。
少なくとも1個の硫黄原子を持っている化合物に富む精油は、それらの重量の100%につき、35%以上の重量割合の少なくとも1個の硫黄原子を持っている化合物を含む精油を意味する。
精油中に一般的に存在する少なくとも1個の硫黄原子を持っている化合物には、例えば、ジアリルジスルフィド、ジアリルトリスルフィド、ジアリルテトラスフルフィド、ジアリルスルフィド、メチルアリルトリスルフィド又はメチルアリルジスルフィドが含まれる。
少なくとも1個の硫黄原子を持っている化合物に富む精油には、例えば、十字架植物、ユリ科又はニンニクのものが含まれる。
合成起源の疎水性芳香付与物質は、それら自体天然又は合成起源の、少なくとも2種の化合物の間の化学反応である。
合成起源の疎水性芳香付与物質には、テルペン炭化水素(モノテルペン及びセスキテルペン)、例えばミルセン、リモネン、ピネン、カンフェン、カジネン、セドレン、ファルネセン、カリオフィレン、カマズレン、1,1-ジメトキシ-2,2,5-トリメチル-4-ヘキセン、リモネン、クルクメン、クリトメン(crythmene)、ヒマカレン、リモネン、パラ-シメン、テルピネン及びテルピノレン又はベチベンなどが含まれる。
合成起源の疎水性芳香付与物質には、
- 酢酸ベンジル、ボルニル、シトロネリル、セドリル、ジヒドロミルセニル、ジメチルベンジルカルビニル、エチル、ファルネシル、フェンキル、ヘキシル、ゲラニル、イソブチル、イソノニル、イソペンチル、イソボルニル、イソプレギル、リナリル、メンチル、メチルフェニルカルビニル、ネリル、ノニル、オルト-(tert-ブチル)シクロヘキシル、フェニルエチル、パラ-(tert-ブチル)シクロヘキシル、フェネチル、プレニル、スチラリル、テルペニル、4-(tert-ブチル)シクロヘキシル若しくはベチベリル;
- 安息香酸ベンジル、イソブチル若しくはリナリル;
- ブタン酸エチル、ベンジル若しくはイソアミル;
- 酪酸ベンジル、エチル、イソアミル若しくはリナリル;
- 桂皮酸ブチル若しくはエチル;
- ギ酸ベンジル、シトロネリル、ゲラニル若しくはメチル;
- イソ酪酸フェノキシエチル若しくはシス-3-ヘキセニル;
- プロピオン酸アミル、アルキルシクロヘキシル、アリルシクロヘキシル、リナリル、スチラリル若しくはシトロネリル;
- サリチル酸メチル、ベンジル若しくはエチル;
又はまた:
- アントラニル酸メチル、クマリン、チグリン酸ヘキシル、カプロン酸アリル、ヘディオン(ジヒドロジャスモン酸メチル)、エチルメチルフェニルグリシデート、アリルアミルグリコレート、ヘプタン酸アリル、メタクリル酸イソアミル、ナフトエ酸エチル又はネオペンタン酸ヘキシル
などのエステルが含まれる。
- 酢酸ベンジル、ボルニル、シトロネリル、セドリル、ジヒドロミルセニル、ジメチルベンジルカルビニル、エチル、ファルネシル、フェンキル、ヘキシル、ゲラニル、イソブチル、イソノニル、イソペンチル、イソボルニル、イソプレギル、リナリル、メンチル、メチルフェニルカルビニル、ネリル、ノニル、オルト-(tert-ブチル)シクロヘキシル、フェニルエチル、パラ-(tert-ブチル)シクロヘキシル、フェネチル、プレニル、スチラリル、テルペニル、4-(tert-ブチル)シクロヘキシル若しくはベチベリル;
- 安息香酸ベンジル、イソブチル若しくはリナリル;
- ブタン酸エチル、ベンジル若しくはイソアミル;
- 酪酸ベンジル、エチル、イソアミル若しくはリナリル;
- 桂皮酸ブチル若しくはエチル;
- ギ酸ベンジル、シトロネリル、ゲラニル若しくはメチル;
- イソ酪酸フェノキシエチル若しくはシス-3-ヘキセニル;
- プロピオン酸アミル、アルキルシクロヘキシル、アリルシクロヘキシル、リナリル、スチラリル若しくはシトロネリル;
- サリチル酸メチル、ベンジル若しくはエチル;
又はまた:
- アントラニル酸メチル、クマリン、チグリン酸ヘキシル、カプロン酸アリル、ヘディオン(ジヒドロジャスモン酸メチル)、エチルメチルフェニルグリシデート、アリルアミルグリコレート、ヘプタン酸アリル、メタクリル酸イソアミル、ナフトエ酸エチル又はネオペンタン酸ヘキシル
などのエステルが含まれる。
合成起源の疎水性芳香付与物質には、ベンジルアルコール、3,7-ジメチル-1-オクタノール、イソノニルアルコール、α-テルピネオール、メントール、リナロール、シトロネロール、オイカリプトール若しくは1,8-シネオール、ゲラニオール、フィトール、イソフィトール、α-テルピネオール、テトラヒドロリナロール、ファルネソール、カロトール、ネロール、グロブロール、ベチベロール、ネロリドール、ジヒドロミルセノール、テトラヒドロミルセノール、フェンキルアルコール、ジメチルベンジルカルビノール、桂皮アルコール、2-フェニルエタノール又はウンデカヴェルトールなどのアルコールが含まれる。
合成起源の疎水性芳香付与物質には、アネトール、サフロール、イソサフロール、オイゲノール、イソオイゲノール、グアイアコールつまり2-メトキシフェノール、カビコール(つまり4-アリルフェノール)、エストラゴール(つまり1-アリル-4-メトキシベンゼン)、クミンアルコール、チモール又はパラ-クレゾールなどの、フェノール誘導体が含まれる。
合成起源の疎水性芳香付与物質には、フェニルアセトアルデヒド、サリチルアルデヒド、アニスアルデヒド、カプリルアルデヒド、桂皮アルデヒド、ヘキシル桂皮アルデヒド、ブールゲオナール、シトラール(つまりネラール)、シトロネラール、ヒドロキシシトロネラール、シトロネリルオキシアセトアルデヒド、シクラメンアルデヒド、クミンアルデヒド、シクラール、2,4-ジメチル-3-シクロヘキセン-1-カルボキシアルデヒド(つまりリグストラル)、ドデカナール、エタナール、オクタナール、デカナール、ゲラニアール、ヘリオナール、ラウリンアルデヒド、リリアール、メチルn-ノニルアセトアルデヒド、メチルオクチルアセトアルデヒド、ウンデカナール又はバニリンなどの、アルデヒドが含まれる。
合成起源の疎水性芳香付与物質には、ベンジルアセトン、カロン(7-メチル-2H-ベンゾ-1,5-ジオキセピン-3(4H)-オン)、カルボン、樟脳、シベトン、ダマスコン、ダマセノン、エチルアミルケトン、エチルヘキシルケトン、ゲラニルケトン、ジャスモン、イロン、マルトール(3-ヒドロキシ-2-メチル-4H-ピラン-4-オン)、エチルマルトール、メントン、イソメントン、ムスコン、メチルヘプテノン、メチルイオノンなどのイオノン、4-メチルアセトフェノン、メチルペンチルケトン、メチルヘプチルケトン、メチルヘキシルケトン、α-イソメチルイオノン又はメチルセドリルケトンなどの、ケトンが含まれる。
合成起源の疎水性芳香付与物質には、アネトール、ベンジルエチルエーテル、セドリルメチルエーテル又はp-クレジルメチルエーテルなどの、エーテルが含まれる。
合成起源の疎水性芳香付与物質には、3,5,7-トリメチルオクタン(オクテン)ニトリル及びそれらのα-置換誘導体、シトロネリルニトリル、シトロニトリル又はゲラニルニトリルなどの、ニトリルが含まれる。
より特定の態様によれば、本発明の主題は、それに関して疎水性芳香付与物質(A)が、タイム、セイボリー、オレガノ、セイロンシナモン、バジル、クローブ、ブルボン(Bourbon)型のゼラニウム、ゼラニウム・エジプト、ラベンダー・アスピック、ロサリナ、コリアンダー、シタン、バラの花、パルマローザ、ペパーミント、モナルダ、ラバンジンスーパー、ラバンジングロッソの精油からなる群から選択される、上に記載されたような使用である。
水中油型のエマルションの形態で提供される組成物(C1)の水相(P2)の定義において用いられる表現「美容上許容できる」は、1993年6月14日の理事会指令(Council Directive)93/35/EECによって改定された、1976年7月27日の理事会指令76/768/EECによれば、もっぱら若しくは主としてそれらをきれいにする、それらに芳香付与する、それらの外観を変える及び/又は身体臭気を修正する及び/又はそれらを保護する若しくはそれらを良好な状態に保つことを目的として、ヒト身体の様々な部分(表皮、毛システム、爪、唇及び生殖器官)と、又は歯及び口腔の粘膜と接触して置かれることを意図される任意の物質又は製剤を意味する。
本発明の主題である組成物(C1)の美容上許容できる媒体は、慣例的に、水、1つ以上の美容上許容できる有機溶媒、又は水の及び1種以上の有機溶媒の混合物を含有することができる。美容上許容できる溶媒は、より具体的には、例えば、グリセロール、ジグリセロール、グリセロールオリゴマー、エチレングリコール、プロピレングリコール、ヘキシレングリコール、ジエチレングリコール、キシリトール、エリスリトール、ソルビトールなどの、多価アルコール、又は水溶性アルコールから選択することができる。
好ましくは、本発明の主題は、上で定義されたような組成物(C1)であり、それに関して:
- 油中水型の乳化界面活性剤(S1)は、
○ 式(I)(式中、R2基は、式(II)における2-オクチル-1-ドデカノールのヒドロキシル基の欠失から得られる2-オクチル-1-ドデシル基を表す)で表されるアルキルポリグリコシドの組成物(C’1)と、
○ 式(III)で表される2-オクチル-1-ドデカノールと
を含み
- 水中油型の乳化界面活性剤(S2)は、
○ 式(IV)(式中、pは6であり、R1-(C=O)-基は、n-ドデカノイル基を表す)の少なくとも1種の化合物と、
○ 式(VI)(式中、R3基は、n-ドデシル基、n-テトラデシル基及びn-ヘキサデシル基からなる群の要素から選択される少なくとも1つの基を表す)で表される少なくとも1つの組成物(C’2)と、
○ 任意選択的に、式(VII)(式中、R’3は、n-ドデシル、n-テトラデシル及びn-ヘキサデシル基からなる群の要素から選択される基を表す)の少なくとも1種の脂肪アルコールと
を含み
- 疎水性芳香付与物質(A)は、柑橘類花シプレー、花木質フルーティ、花フルーティ、シダフルーティ、シプレーフルーティ、シプレー花、木質フルーティ、スパイシ花アンバー及びアンバー花フルーティからなる群の要素から選択される。
- 油中水型の乳化界面活性剤(S1)は、
○ 式(I)(式中、R2基は、式(II)における2-オクチル-1-ドデカノールのヒドロキシル基の欠失から得られる2-オクチル-1-ドデシル基を表す)で表されるアルキルポリグリコシドの組成物(C’1)と、
○ 式(III)で表される2-オクチル-1-ドデカノールと
を含み
- 水中油型の乳化界面活性剤(S2)は、
○ 式(IV)(式中、pは6であり、R1-(C=O)-基は、n-ドデカノイル基を表す)の少なくとも1種の化合物と、
○ 式(VI)(式中、R3基は、n-ドデシル基、n-テトラデシル基及びn-ヘキサデシル基からなる群の要素から選択される少なくとも1つの基を表す)で表される少なくとも1つの組成物(C’2)と、
○ 任意選択的に、式(VII)(式中、R’3は、n-ドデシル、n-テトラデシル及びn-ヘキサデシル基からなる群の要素から選択される基を表す)の少なくとも1種の脂肪アルコールと
を含み
- 疎水性芳香付与物質(A)は、柑橘類花シプレー、花木質フルーティ、花フルーティ、シダフルーティ、シプレーフルーティ、シプレー花、木質フルーティ、スパイシ花アンバー及びアンバー花フルーティからなる群の要素から選択される。
別の特定の態様によれば、本発明の主題は、上で定義されたような組成物(C1)であり、それに関して水中油型の乳化界面活性剤(S2)対油中水型の乳化界面活性剤(S1)の重量比は、2.0/1~2.8/1、より特に2.0/1~2.6/1である。
上で定義されたような本発明の主題である組成物(C1)は、皮膚、毛、頭皮、唇、クロス又は家庭用リネンに芳香付与することをターゲットとする使用を意図される。
上で定義されたような本発明の主題である組成物(C1)が、皮膚、毛、頭皮又は唇に芳香付与することをターゲットとする使用を意図される場合、それは、局所使用のための製剤、特に化粧品、皮膚化粧品、医薬品又は皮膚医薬品製剤の分野において通常用いられる賦形剤及び/又は有効成分を更に含むことができる。
本発明の主題である組成物(C1)は、発泡性及び/又は洗浄性界面活性剤、増粘性及び/又はゲル化性界面活性剤、安定剤、フィルム形成化合物、溶媒及び共溶媒、屈水剤、可塑剤、乳化剤及び共乳化剤、乳白剤、真珠光沢剤、過脂肪剤、金属イオン封鎖剤、キレート剤、酸化防止剤、保存剤、調整剤、脱臭剤、身体上の毛及び皮膚を漂白することのためを意図する漂白剤、皮膚又は毛に対して処理及び/又は保護作用に寄与することを意図する有効成分、日焼け止め剤、無機充填材又は顔料、視覚効果を与える又は有効成分の封入のためを意図される粒子、スクラブ剤粒子、テクスチャリング剤、蛍光増白剤又は防虫剤から選択される1種以上の補助化合物を更に含むことができる。
本発明の主題である組成物(C1)中に任意選択的に存在する発泡性及び/又は洗浄性界面活性剤の例として、この活動分野で一般的に使用される、局所的に許容できる発泡性及び/又は洗浄性アニオン、カチオン、両性又は非イオン界面活性剤に言及され得る。
本発明の主題である組成物(C1)と組み合わせることができる発泡性及び/又は洗浄性アニオン界面活性剤の中で、アルキルエーテルスルフェートの、アルキルスルフェートの、アルキルアミドエーテルスルフェートの、アルキルアリールポリエーテルスルフェートの、モノグリセリドスルフェートの、α-オレフィンスルホネートの、パラフィンスルホネートの、アルキルホスフェートの、アルキルエーテルホスフェートの、アルキルスルホネートの、アルキルアミドスルホネートの、アルキルアリールスルホネートの、アルキルカルボキシレートの、アルキルスルホスクシネートの、アルキルエーテルスルホスクシネートの、アルキルアミドスルホスクシネートの、アルキルスルホアセテートの、アルキルサルコシネートの、アシルイセチオネートの、N-アシルタウレートの、アシルラクチレートの、アミノ酸のN-アシル化誘導体の、ペプチドのN-アシル化誘導体の、タンパク質のN-アシル化誘導体の、又は脂肪酸の、アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、アンモニウム塩、アミン塩又はアミノアルコール塩に言及され得る。
本発明の主題である組成物(C1)中に任意選択的に存在する発泡性及び/又は洗浄性両性界面活性剤の中で、アルキルベタイン、アルキルアミドベタイン、サルテイン、アルキルアミドアルキルスルホベタイン、イミダゾリン誘導体、ホスホベタイン、アンホポリアセテート及びアンホプロピオネートに言及され得る。
本発明の主題である組成物(C1)中に任意選択的に存在する発泡性及び/又は洗浄性カチオン界面活性剤の中で、第四級アンモニウム誘導体に言及され得る。
本発明の主題である組成物(C1)中に任意選択的に存在する発泡性及び/又は洗浄性非イオン界面活性剤の中で、8~12個の炭素原子を含む飽和若しくは不飽和の及び線状若しくは分岐の脂肪族基を含むアルキルポリグリコシド;ヒマシ油誘導体、ポリソルベート、ココナツアミド、N-アルキルアミンにより特に言及され得る。
本発明の主題である組成物(C1)中に任意選択的に存在する増粘性及び/又はゲル化性界面活性剤の例として、
- アルキルポリグリコシドの任意選択的にアルコキシル化された脂肪エステル及び非常に特に、それぞれ、名称Glucamate(商標) LT及びGlucamate(商標) DOE120で販売される、PEG 120メチルグルコーストリオレエート及びPEG 120メチルグルコースジオレエートなどの、メチルポリグリコシドのエトキシル化エステル;
- 名称Crothix(商標) DS53で販売される、PEG 150ペンタエリスリチルテトラステアレート、又は名称Antil(商標) 141で販売される、PEG 55プロピレングリコールオレエートなどの、アルコキシル化脂肪ステル;
- 名称Elfacos(商標) T211で販売される、PPG 14ラウレスイソホリルジカルバメート、又は名称Elfacos(商標) GT2125で販売される、PPG 14パルメス60ヘキシルジカルバメートなどの、脂肪鎖を含むポリアルキレングリコールのカルバメート
に言及され得る。
- アルキルポリグリコシドの任意選択的にアルコキシル化された脂肪エステル及び非常に特に、それぞれ、名称Glucamate(商標) LT及びGlucamate(商標) DOE120で販売される、PEG 120メチルグルコーストリオレエート及びPEG 120メチルグルコースジオレエートなどの、メチルポリグリコシドのエトキシル化エステル;
- 名称Crothix(商標) DS53で販売される、PEG 150ペンタエリスリチルテトラステアレート、又は名称Antil(商標) 141で販売される、PEG 55プロピレングリコールオレエートなどの、アルコキシル化脂肪ステル;
- 名称Elfacos(商標) T211で販売される、PPG 14ラウレスイソホリルジカルバメート、又は名称Elfacos(商標) GT2125で販売される、PPG 14パルメス60ヘキシルジカルバメートなどの、脂肪鎖を含むポリアルキレングリコールのカルバメート
に言及され得る。
本発明の主題である組成物(C1)中に任意選択的に存在する脱臭剤の例として、アルカリ金属シリケート;硫酸亜鉛、グルコン酸亜鉛、塩化亜鉛又は乳酸亜鉛などの、亜鉛塩;セチルトリメチルアンモニウム塩又はセチルピリジニウム塩などの、第四級アンモニウム塩;カプリン酸グリセリル、カプリル酸グリセリル又はカプリン酸ポリグリセリルなどの、グリセロール誘導体;1,2-デカンジオール、1,3-プロパンジオール;サリチル酸;重炭酸ナトリウム;シクロデキストリン;金属ゼオライト;Triclosan(商標);アルミニウムブロモハイドレート、アルミニウムクロロハイドレート、塩化アルミニウム、硫酸アルミニウム、アルミニウムジルコニウムクロロハイドレート、アルミニウムジルコニウムトリクロロハイドレート、アルミニウムジルコニウムテトラクロロハイドレート、アルミニウムジルコニウムペンタクロロハイドレート、アルミニウムジルコニウムオクタクロロハイドレート、硫酸アルミニウム、乳酸アルミニウムナトリウム、又はアルミニウムクロロハイドレートの及びグリコールの錯体、例えばアルミニウムクロロハイドレートの及びプロピレングリコールの錯体、アルミニウムジクロロハイドレートの及びプロピレングリコールの錯体、アルミニウムセスキクロロハイドレートの及びプロピレングリコールの錯体、アルミニウムクロロハイドレートの及びポリエチレングリコールの錯体、アルミニウムジクロロハイドレートの及びポリエチレングリコールの錯体、又はアルミニウムセスキクロロハイドレートの及びポリエチレングリコールの錯体などに言及され得る。
本発明の主題である組成物(C1)中に任意選択的に存在する酸化防止剤の例として、EDTA及びその塩、クエン酸、酒石酸、シュウ酸、BHA(ブチル化ヒドロキシアニソール)、BHT(ブチル化ヒドロキシトルエン)、トコフェロールアセテートなどの、トコフェロール誘導体、Dissolvine GL 47S(INCI名:四ナトリウムグルタメートジアセテート)などの、酸化防止剤化合物の混合物に言及され得る。
本発明の主題である組成物(C1)が含むことができる有効成分の中で、
- ビタミン及びそれらの誘導体、特にそれらのエステル、例えば、レチノール(ビタミンA)及びそのエステル(例えば、パルミチン酸レチニル)、アスコルビン酸(ビタミンC)及びそのエステル、アスコルビン酸の糖誘導体(アスコルビルグルコシドなどの)、トコフェロール(ビタミンE)及びそのエステル(酢酸トコフェロールなどの)、ビタミンB3又はB10(ナイアシンアミド及びその誘導体)など;鎮静作用を示す化合物、特にSepicalm(商標) S、アラントイン及びビサボロール;抗炎症剤;保湿作用を示す化合物、例えば尿素、ヒドロキシ尿素、グリセロールグルコシド、ジグリセロールグルコシド、ポリグリセロールグルコシド、グリセロール、ジグリセロール又はブランド名Aquaxyl(商標)で販売される、キシリチルポリグルコシドなど;ポリフェノールに富む植物抽出物、例えばブドウ抽出物、マツ抽出物、ワイン抽出物又はオリーブ抽出物など;スリミング又は脂肪分解作用を示す化合物、例えばカフェイン又はその誘導体、Adiposlim(商標)、Adipoless(商標)又はフコキサンチンなど;N-アシル化タンパク質;N-アシル化ペプチド、例えばMatrixil(商標)など;N-アシル化アミノ酸;N-アシル化タンパク質の部分加水分解物;アミノ酸;ペプチド;タンパク質の完全加水分解物;大豆抽出物、例えばRaffermine(商標);小麦抽出物、例えばTensine(商標)又はGliadine(商標);植物抽出物、例えばタンニンに富む植物抽出物、イソフラボンに富む植物抽出物又はテルペンに富む植物抽出物など;淡水藻又は海藻の抽出物;海洋植物の抽出物;概して海洋抽出物、例えばサンゴなど;エッセンシャルワックス;細菌抽出物;セラミド;リン脂質;抗菌作用又は精製作用を示す化合物、例えばLipacide(商標) C8G、Lipacide(商標) UG、Sepicontrol(商標) A5、Octopirox(商標)又はSensiva(商標) SC50など;エネルギー付与又は刺激特性を示す化合物、例えばPhysiogenyl(商標)、又はパンテノール及びその誘導体、例えばSepicap(商標) MPなど;老化防止活性成分、例えばSepilift(商標) DPHP、Lipacide(商標) PVB、Sepivinol(商標)、Sepivital(商標)、Manoliva(商標)、Phyto-Age(商標)、Timecode(商標)又はSurvicode(商標)など;光老化防止有効成分;表皮真皮結合部の完全性を保護する有効成分;細胞外マトリックスの構成要素の合成を増加させる有効成分、例えばコラーゲン、エラスチン又はグリコサミノグリカン;化学的細胞通信に有利に作用する有効成分、例えばサイトカインなど、又は物理的細胞通信に有利に作用する有効成分、例えばインテグリンなど;皮膚に「加熱」の感触を生み出す有効成分、例えば皮膚の微小循環の活性化剤(例えばニコチン酸誘導体など)又は皮膚に「涼しさ」の感触を生み出す製品(例えばメントール及び誘導体など);皮膚の微小循環を改善する有効成分、例えば静脈強壮剤;排出有効成分;充血除去目的を有する有効成分、例えばイチョウ、ツタ、マロニエ、竹、ルスカス、ブッチャーズブルーム、センテラ・アジアチカ(Centella asiatica)、ヒバマタ、ローズマリー又は柳の抽出物など;皮膚を日焼けさせる又は褐色にするための試剤、例えば、ジヒドロキシアセトン(DHA)、エリトルロース、メソ酒石酸アルデヒド、グルタルアルデヒド、グリセルアルデヒド、アロキサン、ニンヒドリンなど、植物抽出物、例えば、プテロカルプス・サンタリヌス(Pteropcarpus santalinus)、プテロカルプス・オスン(Pterocarpus osun)、プテロカルプス・ソヤウキイ(Pterocarpus soyauxii)、プテロカルプス・エリナシセウム(Pterocarpus erinaceus)、プテロカルプス・インディカス(Pterocarpus indicus)又はバフィア・ニティダ(Baphia nitida)などの、属プテロカルプス(Pterocarpus)の及び属バフィア(Baphia)のレッドウッドの抽出物、例えば欧州特許出願第0 971 683号明細書に記載されているものなど;ヒトの皮膚の日焼け及び/若しくは褐色化を容易にする及び/若しくは加速することにおけるそれらの作用について、並びに/又はヒトの皮膚を着色することにおけるそれらの作用について知られている試剤、例えば、カロテノイド(より具体的にはβ-カロテン及びγ-カロテン)、Provitalによってブランド名「Carrot oil」(INCI名:ノラニンジン、ヘリアンサス・アナスヒマワリ油(Daucus Carota,Helianthus Annuus Sunflower Oil))で販売される、カロテノイド、ビタミンE及びビタミンKを含有する製品など;紫外線への暴露と組み合わせてヒトの皮膚の日焼けの加速へのそれらの影響について知られている、チロシン及び/又はその誘導体、例えば、Provitalによってブランド名SunTan Accelerator(商標)で販売される、チロシン及びリボフラビン(ビタミンB)を含有する製品、Zymo Lineによってブランド名Zymo Tan Complexで販売されるチロシンの及びチロシナーゼの錯体、Mibelleによってブランド名MelanoBronze(商標)(INCI名:アセチルチロシン、Monk’s Pepper抽出物(Vitex Agnus-Castus))で販売される、アセチルチロシンを含有する製品、Unipexによってブランド名Unipertan VEG-24/242/2002(INCI名:ブチレングリコールル及びアセチルチロシン及び加水分解された植物タンパク質及びアデノシントリホスフェート)で販売される製品、Sedermaによってブランド名Try-Excell(商標)(INCI名:オレイルチロシン及びヘチマ)(種)油(Luffa Cylindrica(Seed)Oil)及びオレイン酸)で販売される、カボチャの種の抽出物(又はヘチマ油)を含有する製品、Alban Mullerによってブランド名Actibronze(商標)(INCI名:加水分解された小麦タンパク質及びアセチルチロシン及びグルコン酸銅)で販売される製品、Synergaによってブランド名Tyrostan(商標)(INCI名:カプロイルチロシンカリウム)で販売される製品、Synergaによってブランド名Tyrosinol(INCI名:ソルビタンイソステアレート、グリセリルオレエート、カプロイルチロシン)で販売される製品、Alban Mullerによってブランド名InstaBronze(商標)(INCI名:ジヒドロキシアセトン及びアセチルチロシン及びグルコン酸銅)で販売される製品、Exymolによってブランド名Tyrosilane(INCI名:メチルシラノール及びアセチルチロシン)で販売される製品など;メラミン形成を活性化させることにおけるそれらの効果について知られるペプチド、例えば、Infinitec Activosによってブランド名Bronzing SF Peptide粉末(INCI名;デキストラン及びオクタペプチド-5)で販売される製品、そのαMSHアゴニスト作用について知られるアセチルヘキサペプチド-1を含むブレンド名Melitane(INCI名:グリセリン及び水及びデキストラン及びアセチルヘキサペプチド-1)で販売される製品、Lipotecによってブランド名Melatimes Solutions(商標)(INCI名:ブチレングリコール、パルミトイルトリペプチド-40)で販売される製品など、糖及び糖誘導体、例えば、Provitalによってブランド名Tanositol(商標)(INCI名:イノシトール)で販売される製品、海洋起源のオリゴサッカリド(マグネシウム及びマンガンイオンでキレートされているグルロン酸及びマンヌロン酸)を含有するCodif Internationalによってブランド名Thalitan(商標)(又はPhycosaccharide(商標) AG)(INCI名:水及び加水分解されたアルギン(ラミナリア・ディギタータ(Laminaria Digitata))及び硫酸マグネシウム及び硫酸マンガン)で販売される製品、Alban Mullerによってブランド名Melactiva(商標)(INCI名:マルトデキストリン、ムクナ種抽出物)で販売される製品など、フラボノイドに富む化合物、例えば、Silabによってブランド名Biotanning(INCI名:加水分解されたシトラス・オウランチウム・ダルシス(Citrus Aurantium Dulcis)果実抽出物)で販売される、及びレモンフラボノイド(ヘスペリジン型の)に富むことが知られる製品など
に言及され得る。
- ビタミン及びそれらの誘導体、特にそれらのエステル、例えば、レチノール(ビタミンA)及びそのエステル(例えば、パルミチン酸レチニル)、アスコルビン酸(ビタミンC)及びそのエステル、アスコルビン酸の糖誘導体(アスコルビルグルコシドなどの)、トコフェロール(ビタミンE)及びそのエステル(酢酸トコフェロールなどの)、ビタミンB3又はB10(ナイアシンアミド及びその誘導体)など;鎮静作用を示す化合物、特にSepicalm(商標) S、アラントイン及びビサボロール;抗炎症剤;保湿作用を示す化合物、例えば尿素、ヒドロキシ尿素、グリセロールグルコシド、ジグリセロールグルコシド、ポリグリセロールグルコシド、グリセロール、ジグリセロール又はブランド名Aquaxyl(商標)で販売される、キシリチルポリグルコシドなど;ポリフェノールに富む植物抽出物、例えばブドウ抽出物、マツ抽出物、ワイン抽出物又はオリーブ抽出物など;スリミング又は脂肪分解作用を示す化合物、例えばカフェイン又はその誘導体、Adiposlim(商標)、Adipoless(商標)又はフコキサンチンなど;N-アシル化タンパク質;N-アシル化ペプチド、例えばMatrixil(商標)など;N-アシル化アミノ酸;N-アシル化タンパク質の部分加水分解物;アミノ酸;ペプチド;タンパク質の完全加水分解物;大豆抽出物、例えばRaffermine(商標);小麦抽出物、例えばTensine(商標)又はGliadine(商標);植物抽出物、例えばタンニンに富む植物抽出物、イソフラボンに富む植物抽出物又はテルペンに富む植物抽出物など;淡水藻又は海藻の抽出物;海洋植物の抽出物;概して海洋抽出物、例えばサンゴなど;エッセンシャルワックス;細菌抽出物;セラミド;リン脂質;抗菌作用又は精製作用を示す化合物、例えばLipacide(商標) C8G、Lipacide(商標) UG、Sepicontrol(商標) A5、Octopirox(商標)又はSensiva(商標) SC50など;エネルギー付与又は刺激特性を示す化合物、例えばPhysiogenyl(商標)、又はパンテノール及びその誘導体、例えばSepicap(商標) MPなど;老化防止活性成分、例えばSepilift(商標) DPHP、Lipacide(商標) PVB、Sepivinol(商標)、Sepivital(商標)、Manoliva(商標)、Phyto-Age(商標)、Timecode(商標)又はSurvicode(商標)など;光老化防止有効成分;表皮真皮結合部の完全性を保護する有効成分;細胞外マトリックスの構成要素の合成を増加させる有効成分、例えばコラーゲン、エラスチン又はグリコサミノグリカン;化学的細胞通信に有利に作用する有効成分、例えばサイトカインなど、又は物理的細胞通信に有利に作用する有効成分、例えばインテグリンなど;皮膚に「加熱」の感触を生み出す有効成分、例えば皮膚の微小循環の活性化剤(例えばニコチン酸誘導体など)又は皮膚に「涼しさ」の感触を生み出す製品(例えばメントール及び誘導体など);皮膚の微小循環を改善する有効成分、例えば静脈強壮剤;排出有効成分;充血除去目的を有する有効成分、例えばイチョウ、ツタ、マロニエ、竹、ルスカス、ブッチャーズブルーム、センテラ・アジアチカ(Centella asiatica)、ヒバマタ、ローズマリー又は柳の抽出物など;皮膚を日焼けさせる又は褐色にするための試剤、例えば、ジヒドロキシアセトン(DHA)、エリトルロース、メソ酒石酸アルデヒド、グルタルアルデヒド、グリセルアルデヒド、アロキサン、ニンヒドリンなど、植物抽出物、例えば、プテロカルプス・サンタリヌス(Pteropcarpus santalinus)、プテロカルプス・オスン(Pterocarpus osun)、プテロカルプス・ソヤウキイ(Pterocarpus soyauxii)、プテロカルプス・エリナシセウム(Pterocarpus erinaceus)、プテロカルプス・インディカス(Pterocarpus indicus)又はバフィア・ニティダ(Baphia nitida)などの、属プテロカルプス(Pterocarpus)の及び属バフィア(Baphia)のレッドウッドの抽出物、例えば欧州特許出願第0 971 683号明細書に記載されているものなど;ヒトの皮膚の日焼け及び/若しくは褐色化を容易にする及び/若しくは加速することにおけるそれらの作用について、並びに/又はヒトの皮膚を着色することにおけるそれらの作用について知られている試剤、例えば、カロテノイド(より具体的にはβ-カロテン及びγ-カロテン)、Provitalによってブランド名「Carrot oil」(INCI名:ノラニンジン、ヘリアンサス・アナスヒマワリ油(Daucus Carota,Helianthus Annuus Sunflower Oil))で販売される、カロテノイド、ビタミンE及びビタミンKを含有する製品など;紫外線への暴露と組み合わせてヒトの皮膚の日焼けの加速へのそれらの影響について知られている、チロシン及び/又はその誘導体、例えば、Provitalによってブランド名SunTan Accelerator(商標)で販売される、チロシン及びリボフラビン(ビタミンB)を含有する製品、Zymo Lineによってブランド名Zymo Tan Complexで販売されるチロシンの及びチロシナーゼの錯体、Mibelleによってブランド名MelanoBronze(商標)(INCI名:アセチルチロシン、Monk’s Pepper抽出物(Vitex Agnus-Castus))で販売される、アセチルチロシンを含有する製品、Unipexによってブランド名Unipertan VEG-24/242/2002(INCI名:ブチレングリコールル及びアセチルチロシン及び加水分解された植物タンパク質及びアデノシントリホスフェート)で販売される製品、Sedermaによってブランド名Try-Excell(商標)(INCI名:オレイルチロシン及びヘチマ)(種)油(Luffa Cylindrica(Seed)Oil)及びオレイン酸)で販売される、カボチャの種の抽出物(又はヘチマ油)を含有する製品、Alban Mullerによってブランド名Actibronze(商標)(INCI名:加水分解された小麦タンパク質及びアセチルチロシン及びグルコン酸銅)で販売される製品、Synergaによってブランド名Tyrostan(商標)(INCI名:カプロイルチロシンカリウム)で販売される製品、Synergaによってブランド名Tyrosinol(INCI名:ソルビタンイソステアレート、グリセリルオレエート、カプロイルチロシン)で販売される製品、Alban Mullerによってブランド名InstaBronze(商標)(INCI名:ジヒドロキシアセトン及びアセチルチロシン及びグルコン酸銅)で販売される製品、Exymolによってブランド名Tyrosilane(INCI名:メチルシラノール及びアセチルチロシン)で販売される製品など;メラミン形成を活性化させることにおけるそれらの効果について知られるペプチド、例えば、Infinitec Activosによってブランド名Bronzing SF Peptide粉末(INCI名;デキストラン及びオクタペプチド-5)で販売される製品、そのαMSHアゴニスト作用について知られるアセチルヘキサペプチド-1を含むブレンド名Melitane(INCI名:グリセリン及び水及びデキストラン及びアセチルヘキサペプチド-1)で販売される製品、Lipotecによってブランド名Melatimes Solutions(商標)(INCI名:ブチレングリコール、パルミトイルトリペプチド-40)で販売される製品など、糖及び糖誘導体、例えば、Provitalによってブランド名Tanositol(商標)(INCI名:イノシトール)で販売される製品、海洋起源のオリゴサッカリド(マグネシウム及びマンガンイオンでキレートされているグルロン酸及びマンヌロン酸)を含有するCodif Internationalによってブランド名Thalitan(商標)(又はPhycosaccharide(商標) AG)(INCI名:水及び加水分解されたアルギン(ラミナリア・ディギタータ(Laminaria Digitata))及び硫酸マグネシウム及び硫酸マンガン)で販売される製品、Alban Mullerによってブランド名Melactiva(商標)(INCI名:マルトデキストリン、ムクナ種抽出物)で販売される製品など、フラボノイドに富む化合物、例えば、Silabによってブランド名Biotanning(INCI名:加水分解されたシトラス・オウランチウム・ダルシス(Citrus Aurantium Dulcis)果実抽出物)で販売される、及びレモンフラボノイド(ヘスペリジン型の)に富むことが知られる製品など
に言及され得る。
本発明の主題である組成物(C1)が含むことができるテクスチャリング剤の中で、味の素によって名称Aminohope(商標) LLで販売される、ラウロイルリジン、National Starchによって名称Dryflo(商標)で販売される、オクテニルデンプンスクシネート、名称Montanov(商標) 14でSEPPICによって販売されるミリスチルポリグリコシド、セルロース繊維、綿繊維又はキトサン繊維に言及され得る。
本発明による及び上で定義されたような組成物(C1)は、以下の段階を含む調製プロセスの実施によって得られる:
段階a)少なくとも1種の油及び任意選択的に少なくとも1種のワックスと、少なくとも1種の水中油型の乳化界面活性剤(S2)と、少なくとも1種の疎水性芳香付与物質(A)と少なくとも1種の油中水型の乳化界面活性剤とを所望の割合で混合することによる脂肪相(P1)の調製の段階。この混合段階は、一般に、20℃以上及び80℃以下の、より特に25℃以上及び80℃以下の、更により特に30℃以上及び80℃以下の温度で実施され;それは、50回転/分以上及び100回転/分以下の適度の速度での機械撹拌下で実施される。
段階a)少なくとも1種の油及び任意選択的に少なくとも1種のワックスと、少なくとも1種の水中油型の乳化界面活性剤(S2)と、少なくとも1種の疎水性芳香付与物質(A)と少なくとも1種の油中水型の乳化界面活性剤とを所望の割合で混合することによる脂肪相(P1)の調製の段階。この混合段階は、一般に、20℃以上及び80℃以下の、より特に25℃以上及び80℃以下の、更により特に30℃以上及び80℃以下の温度で実施され;それは、50回転/分以上及び100回転/分以下の適度の速度での機械撹拌下で実施される。
段階b)段階a)中に調製された混合物への架橋アニオン性高分子電解質(AP)の添加の段階。この混合段階は、一般に、20℃以上及び80℃以下の、より特に20℃以上及び60℃以下の、更により特に20℃以上及び40℃以下の温度で実施され;それは、500回転/分以上及び3000回転/分以下の適度の速度での機械撹拌下で実施される。
段階c)所望の割合での水相を構成する要素を全て混合することによる水相(P2)の調製の段階。この混合段階は、一般に、20℃以上及び80℃以下の、より特に20℃以上及び60℃以下の、更により特に20℃以上及び40℃以下の温度で実施され;それは、500回転/分以上及び3000回転/分以下の速度での機械撹拌下で実施される。
段階d)その段階中に、本発明による組成物を得るために、脂肪相(P1)が、2000回転/分以上及び6000回転/分以下の速度での機械撹拌下で、20℃以上及び80℃以下の、より特に20℃以上及び60℃以下の、更により特に20℃以上及び40℃以下の温度で水相(P2)に添加される段階。
本発明の別の主題は、皮膚、毛、頭皮、唇、クロス又は家庭用リネンに芳香付与する方法であって、上で定義されたような組成物(C1)の前記皮膚、毛、頭皮、唇、クロス又は家庭用リネンへの適用の少なくとも1つの段階を含むことを特徴とする方法である。
本発明の意義の範囲内で、「家庭用リネン」は、テーブルクロス、テーブルナプキン又はテーブルマットなどの、例えば、テーブルリネンなどの、家庭用を意図される布地のピース;雑巾、布巾又はフロアクロスなどの、台所及び家事リネン;毛布、ベッドカバー、シーツ、ボックスシーツ、羽根掛け布団カバー、肘掛け、枕カバー、ボルスターケース、羽毛掛け布団、アンダーシーツ、アイダーダウン、枕又はボルスターなどの、ベッドリネン;タオル、バスタオル又はビーチ・タオルなどの、浴室及び/又はトイレリネン;ハンカチ;カーテン及びレースカーテンを全て意味する。
本発明による組成物(C1)は、ボトル、噴霧ボトル、ポンプアクション噴霧、ロール-オン又はチューブの形態で包装することができる。
本発明の別の主題は、したがって、噴霧手段及び包装手段を含む、並びに上で定義されたような組成物(C1)を含有する、容器、好ましくはボトルである。
特定の態様によれば、本発明の主題である容器に含まれる噴霧手段は、手動ポンプである。
本発明による組成物(C1)は、加圧デバイスを用いて細かい液体粒子の形態で適用することができる。本発明に従ったデバイスは、当業者に周知であり、非エアロゾルポンプ又は「噴霧機」、噴射剤及びまたポンプを含むエアロゾル容器を含む。
以下の実施例は、本発明を例示するが、それを限定しない。
本発明による水中油エマルションの及び比較水中油エマルションの調製及び評価
1)本発明によるエマルションの及び比較エマルションの調製
それらの構成成分の重量割合が下の表1に記録される、(F1)~(F6)で示される、本発明による6つのエマルション、及び(E1)~(E8)で示される、8つの比較エマルションを調製し、以下の方法を用いることによって、高分子電解質の重量含量を、高分子乾燥物質の百分率として示す。
1)本発明によるエマルションの及び比較エマルションの調製
それらの構成成分の重量割合が下の表1に記録される、(F1)~(F6)で示される、本発明による6つのエマルション、及び(E1)~(E8)で示される、8つの比較エマルションを調製し、以下の方法を用いることによって、高分子電解質の重量含量を、高分子乾燥物質の百分率として示す。
脂肪相の構成成分を引き続いてビーカー中へ導入し、混合し、40℃での加熱の段階後に20℃の温度にし;混合を、100回転/分の速度で、プロペラ型撹拌ローターを備えた機械攪拌機を用いて実施する。
分散相の構成成分を、2000回転/分の速度で機械攪拌機を用いてビーカーにおいて周囲温度で混合し、次いで増粘剤を徐々に添加する。
水相を、せん断ローターを備えた攪拌機を使って周囲温度で及び4000回転/分の撹拌速度で脂肪相に一気に添加する。次いでこの撹拌を5分間維持する。保存剤を引き続いて添加し、結果として生じた混合物を、せん断ローターを備えた攪拌機を使って周囲温度で及び4000回転/分の撹拌速度で混合する。次いで、得られたエマルションを排出する。
2)本発明によるエマルションの及び比較エマルションの特性の評価
2.1 本発明による組成物(F1)~(F6)の及び比較組成物(E1)~(E8)の安定性の評価
a)試験される及び250mlのフラスコに含有される100mlの量の組成物を、1ヶ月の期間、25℃に調節された気候制御室へ導入する。
2.1 本発明による組成物(F1)~(F6)の及び比較組成物(E1)~(E8)の安定性の評価
a)試験される及び250mlのフラスコに含有される100mlの量の組成物を、1ヶ月の期間、25℃に調節された気候制御室へ導入する。
試験される組成物の外観を、チャンバーでの安定化の前に及び前記気候制御室での1ヶ月の期間後に評価し、その外観は、試験された組成物の安定性を意味する、「均一」としてか、試験された組成物の不安定性を意味する、「不均一」としてかのどちらかで観察に従って記載されるであろう。
b)試験される及び250mlのフラスコに含有される100mlの量の組成物を、1ヶ月の期間、45℃に調節された気候制御室へ導入する。
試験される組成物の外観を、チャンバーでの安定化の前に及び前記気候制御室での1ヶ月の期間後に評価し、その外観は、試験された組成物の安定性を意味する、「均一」としてか、試験された組成物の不安定性を意味する、「不均一」としてかのどちらかで観察に従って記載されるであろう。
c)得られた結果を下の表3に記録する。
2.2 本発明による組成物(F1)~(F6)の及び比較組成物(E1)~(E8)のスプレーファクターの評価
原理:この試験の目的は、噴霧ノズルを通しての流体組成物の放出の品質を評価することである。
原理:この試験の目的は、噴霧ノズルを通しての流体組成物の放出の品質を評価することである。
これは、試験される流体の噴霧を定量的に評価するために、スプレーパッケージングから一定距離に配置されたボール紙支持体上での流体の放出表面積を測定することを含む。
したがって、非常に小さい噴霧表面積で、ジェットの形態で放出される流体は、良好な噴霧を提供せず、一方、高い表面積の形態で放出される流体は、高い噴霧品質を提供する。
プロトコル:
試験される製品を試験ボトルに24時間パッケージし、その後評価を実施し、その温度が20℃に調節されている、気候制御室に保管する。
試験される製品を試験ボトルに24時間パッケージし、その後評価を実施し、その温度が20℃に調節されている、気候制御室に保管する。
100mlのガラスボトルに、Eurovetrocap SPAによって販売されるPompa AVLP 18/415タイプの噴霧ノズルを装備する。
ボール紙フォルダーを、16センチメートル高さのストリップへカットし、噴霧ボトルの本体から7センチメートルの距離で支持体に固定する。
噴霧デバイスを一度下塗し、次いで、測定値を採る前に第2下塗圧力をかける。
噴霧デバイスを、ボール紙フォルダーのストリップから7センチメートルで支持体上に置き、ノズルは、ボール紙の前記ストリップに面している。
次いで、2つの逐次圧力をかけ、円形表面積の形態での、ボール紙のストリップ上のしみつきの出現を観察する。
次いで、散在しみを考慮に入れることなく、各組成物について、下記:
- 円形染みの幅に対応する距離L1i
- 円形染みの幅に対応する距離L2i
を測定する。
- 円形染みの幅に対応する距離L1i
- 円形染みの幅に対応する距離L2i
を測定する。
試験される各組成物について4つの測定を実施する。
それに関してスプレーファクターを評価することを望まれる各シリーズの組成物について、これらの測定は、また、好適な対照流体を使って、ここで適切な場合には脱塩水を使って実施される、すなわち:
- 噴霧水の円形染みの幅に対応する距離L1w
- 噴霧水の円形染みの幅に対応する距離L2w
- 噴霧水の円形染みの幅に対応する距離L1w
- 噴霧水の円形染みの幅に対応する距離L2w
その後、試験された各組成物(i)について及び水について表面積、引き続いて「スプレーファクター」を以下の通り計算する:
- 試験された組成物の表面積(Si):Si=L1i×L2i×π/4
- 水の表面積(Sw):Sw=L1w×L2w×π/4
- スプレーファクター(%単位での):SF=(Si/Sw)×100
- 試験された組成物の表面積(Si):Si=L1i×L2i×π/4
- 水の表面積(Sw):Sw=L1w×L2w×π/4
- スプレーファクター(%単位での):SF=(Si/Sw)×100
芳香付与組成物に関する本発明との関連で、スプレーファクター(SF)は、50%以上、より特に60%以上である場合に、満足できる且つ技術的問題のニーズを満たすと見なされるであろう。
2.3 結果
本発明による組成物(F1)~(F6)について得られた評価の結果を下の表3に記録し、比較組成物(E1)~(E8)について得られたものを下の表4に記録する。
本発明による組成物(F1)~(F6)について得られた評価の結果を下の表3に記録し、比較組成物(E1)~(E8)について得られたものを下の表4に記録する。
2.4 コメント
得られた結果は、(F1)及び(E1)、(F2)及び(E2)、(F3)及び(E3)、並びに(F4)及び(E4)を比較することによって示されるように、25℃及び45℃での芳香付与組成物の安定性を達成するために、油中水型の乳化界面活性剤(S1)、この場合2-オクチルドデシルポリキシロシドの及び2-オクチル-1-ドデカノールの組成物を、芳香付与組成物中に含む必要があることを示す。これらの結果は、異なる芳香物質について及び異なるアニオン性高分子電解質(その高分子主鎖が式(M1)の及び疎水性性質のモノマー単位を特に含む、架橋アニオン性高分子電解質を含むSepimax(商標) Zen、一方、Sepinov(商標) EMT10に含有される架橋アニオン性高分子電解質は、親水性単位のみを含む架橋コポリマーである)についてこの安定化技術的効果の存在を示す。
得られた結果は、(F1)及び(E1)、(F2)及び(E2)、(F3)及び(E3)、並びに(F4)及び(E4)を比較することによって示されるように、25℃及び45℃での芳香付与組成物の安定性を達成するために、油中水型の乳化界面活性剤(S1)、この場合2-オクチルドデシルポリキシロシドの及び2-オクチル-1-ドデカノールの組成物を、芳香付与組成物中に含む必要があることを示す。これらの結果は、異なる芳香物質について及び異なるアニオン性高分子電解質(その高分子主鎖が式(M1)の及び疎水性性質のモノマー単位を特に含む、架橋アニオン性高分子電解質を含むSepimax(商標) Zen、一方、Sepinov(商標) EMT10に含有される架橋アニオン性高分子電解質は、親水性単位のみを含む架橋コポリマーである)についてこの安定化技術的効果の存在を示す。
本発明による組成物は、また、高いスプレーファクターで特徴付けられ、それらのいくつかは、陽性対照として使用される脱塩水の噴霧と同様に有効である。
Claims (14)
- 水中油型のエマルションの形態で提供される、並びに
a)少なくとも1種の油と、
b)少なくとも1種の架橋アニオン性高分子電解質(AP)と、
c)非線状の分岐アルキル基を有する及び10~36個の炭素原子を含むアルキルポリキシロシドを含む油中水型の少なくとも1種の乳化界面活性剤(S1)と、
d)水中油型の少なくとも1種の乳化界面活性剤(S2)と、
e)少なくとも1種の疎水性芳香付与物質と、
f)水と
を含む芳香付与組成物(C1)。 - その重量の100%につき:
a)1重量%~30重量%の油と;
b)0.05重量%~2.5重量%の前記架橋アニオン性高分子電解質と;
c)0.05重量%~2.5重量%の油中水型の前記界面活性剤(S1)と;
d)0.5重量%~5重量%の水中油型の前記界面活性剤(S2)と;
e)0.5重量%~10重量%の前記疎水性芳香付与物質と;
f)50重量%~97.9重量%の水と
を含むことを特徴とする、請求項1に記載の組成物。 - 油中水型の前記乳化界面活性剤(S1)は、式(I):
R2-O-(X)x-H (I)
(式中、xは、1.05~2.5の小数を表し、Xは、キシロシル基又は、α,β-D-キシロピラノースのヘミアセタールヒドロキシル基の欠失から得られる、α,β-D-キシロピラノシル基を表し、R2は、式(II):
CH(CtH2t+1)(CvH2v+1)CH2- (II)
の基を表し、
式中、tは6~18の整数であり、vは4~18の整数であり、合計t+vは、10以上及び22以下である)
で表されるアルキルポリグリコシドの少なくとも1つの組成物(C’1)を含むことを特徴とする、請求項1又は2に記載の組成物。 - 前記組成物(C’1)は、式(I1)、(I2)、(I3)、(I4)及び(I5):
R2-O-(G)1-H (I1)
R2-O-(G)2-H (I2)
R2-O-(G)3-H (I3)
R2-O-(G)4-H (I4)
R2-O-(G)5-H (I5)
で表される化合物の混合物からなり、
それぞれのモル割合a1、a2、a3、a4及びa5において、
- 合計a1+a2+a3+a4+a5は1に等しいようなもの、且つ、
- 合計a1+2a2+3a3+4a4+5a5はxに等しいようなもの
であることを特徴とする、請求項3に記載の組成物。 - 油中水型の前記乳化界面活性剤(S1)は、式(III):
CH(CtH2t+1)(CvH2v+1)CH2-OH (III)
(式中、tは6~18の整数であり、vは4~18の整数であり、合計t+vは14以上である)
の脂肪アルコールを含むことを特徴とする、請求項3又は4に記載の組成物。 - 水中油型の前記乳化界面活性剤(S2)は、
- 式(IV):
R1-(C=O)-[O-CH2-CH(OH)-CH2]p-OH (IV)
(式中、pは、1以上及び15以下の整数を表し、並びに式中、前記基R1-(C=O)-は、6~22個の炭素原子を含む飽和若しくは不飽和の及び線状若しくは分岐のアシル基を表す)
の化合物、及び/又は
- 式(VI):
R3-O-(G)x’-H (VI)
(式中、x’は、1.05~2.5の小数を表し、Gは、グルコシル基、又はα,β-D-グルコピラノースのヘミアセタールヒドロキシル基の欠失から得られる、α,β-D-グルコピラノシル基を表し、R3は、n-ドデシル、n-テトラデシル、n-ヘキサデシル、n-オクタデシル、n-エイコシル及びn-ベヘニル基からなる群の要素から選択される基を表す)
で表されるアルキルポリグリコシドの組成物(C’2)
を含むことを特徴とする、請求項1~5のいずれか一項に記載の組成物。 - 前記組成物(C’2)は、式(VI1)、(VI2)、(VI3)、(VI4)及び(VI5):
R3-O-(G)1-H (VI1)
R3-O-(G)2-H (VI2)
R3-O-(G)3-H (VI3)
R3-O-(G)4-H (VI4)
R3-O-(G)5-H (VI5)
で表される化合物の混合物からなり、
それぞれのモル割合a1、a2、a3、a4及びa5において、
- 合計a1+a2+a3+a4+a5は1に等しいようなもの、且つ、
- 合計a1+2a2+3a3+4a4+5a5はxに等しいようなもの
であることを特徴とする、請求項6に記載の組成物。 - 水中油型の前記乳化界面活性剤(S2)は、式(IV)の化合物
と、式(V):
HO-[CH2-CH(OH)-CH2-O]n-H (V)
(式中、pと同一であるか又はpとは異なる、nは、1以上の及び15以下の整数を表す)
の少なくとも1種の化合物とを含むことを特徴とする、請求項6又は7に記載の組成物。 - 水中油型の前記乳化界面活性剤(S2)は、アルキルポリグリコシドと、式(VII):
R’3-OH (VII)
(式中、R’3は、n-ドデシル、n-テトラデシル、n-ヘキサデシル、n-オクタデシル、n-エイコシル及びn-ベヘニル基からなる群の要素から選択される基を表し、R’3は、R3と同一であるか又はR3とは異なる)
の脂肪アルコールとの組成物(C’2)を含むことを特徴とする、請求項6又は7に記載の組成物。 - 前記R2基は、2-オクチル-1-ドデカノールのヒドロキシル基の欠失から得られる2-オクチル-1-ドデシル基を前記式(II)において表し、及びそれに関して前記式(II)においてtは10に等しく、vは8に等しいことを特徴とする、請求項3~9のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記架橋アニオン性高分子電解質(AP)は、25モル%以上の割合の遊離酸又は部分若しくは完全塩化形態での2-メチル-2-[(1-オキソ-2-プロペニル)アミノ]-1-プロパンスルホン酸に由来するモノマー単位を含むことを特徴とする、請求項1~10のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記疎水性芳香付与物質(A)は、以下の嗅覚ファミリー:柑橘類、花、シダ、シプレー、木質ファミリーからなる群の要素から選択されることを特徴とする、請求項1~11のいずれか一項に記載の組成物。
- 皮膚、毛、頭皮、唇、クロス又は家庭用リネンに芳香付与する方法であって、前記皮膚、毛、頭皮、唇、クロス又は家庭用リネンへの請求項1~12のいずれか一項に記載の組成物(C1)の適用の少なくとも1つの段階を含むことを特徴とする方法。
- 噴霧手段及びパッケージング手段を含む、並びに請求項1~12のいずれか一項に記載の組成物(C1)を含有する容器。
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