JP2022548366A - 建築物、および建築物を生成するための方法 - Google Patents

建築物、および建築物を生成するための方法 Download PDF

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Abstract

支持部分と、支持部分を被覆するための被覆部分とを備える、具体的には壁構造および/または支柱構造といった建築物である。支持部分は、固体材料片と、固体材料片のうちの少なくとも一部を詰め込むための少なくとも1本の紐とによって提供され、被覆部分は少なくとも1つの被覆デバイスを備え、紐と被覆デバイスとは互いに取り付けられる。

Description

本発明は、建築物に関し、詳細には、壁構造および/または支柱構造に関する。本発明は、同様に、被覆デバイスと、建築物を生成するための方法とに関する。
コンクリート産業は大量のCO2排出の原因となっている。土地または不動産の骨組みを作るための壁などの建築物は、しばしば大量のコンクリートで建設される。具体的にはコンクリート壁といったコンクリート建築物は、頑丈な基礎も必要とし、通常の土壌の地盤には建設できない。したがって、コンクリート建築物の建設は、高いコストと通常は結び付けられる。これに加えて、このような建築物の構成要素は、再利用される必要があるが、直接的に再使用することができない。天然石が使用される場合、天然石がコンクリート残留物で汚染されているため、解体の後に天然石の価値が低下させられる可能性がある。
従来のコンクリート建築物の代替は、いわゆる「詰込み建築構造(Jammed Architectural Structure)」である。このような建築物は、圧力と、振動または揺さぶる工程とによって一体に詰め込まれている石断片または砕石から作ることができる。いわゆる詰込み効果は、石構造を通じた建設工程の間に解けさせられ得る紐の使用によって、増加させることができる。
しかしながら、紐の使用は、詰込み効果を限られた度合いまでしか高めることができず、このような建築物の意図しない劣化をなおも防ぐことができない。単一の石片または複数の石片もが、紐の使用にも拘らず、建築物から壊れ落ちるかまたは外れる可能性がある。これに加えてさらに、このような「詰込み建築構造」は、どちらかと言うと劣った美的外観を有すると認識される可能性があり、これは、詰込み効果を高めるために紐が使用される場合にさらに影響を受ける可能性がある。
上記のことに鑑みて、高い機械的特性を有すると共に、僅かな労力のみで提供および分解も可能とされる壁構造および/または支柱構造などの建築物を提供することが、本発明の目的である。建築物を生成するための方法を提供することも、本発明の目的である。
建築物に関連して、先の目的は、請求項1の主題で解決される。被覆デバイスは請求項57の対象であり、本発明による方法は請求項62の対象である。好ましい実施形態は、従属請求項の対象であり、以下において述べられている。
本発明による建築物は、具体的には壁構造および/または支柱構造であり得るが、それらに限定されることはない。本発明による建築物は、概して、様々な種類、形態、および大きさの建築構造に関することができる。具体的には、本発明による建築物は、前庭および/または裏庭など、不動産の庭のための包囲体であり得る。
本発明による建築物は、支持部分と、支持部分を被覆するための被覆部分とを備え、支持部分は、固体材料片と、固体材料片のうちの少なくとも一部を詰め込むための少なくとも1本の紐とによって提供される。本発明によれば、被覆部分は少なくとも1つの被覆デバイスを備え、紐と被覆デバイスとは互いに取り付けられる。
支持部分自体は、詰込み効果により、ある程度の機械的安定性をすでに提供することができ、詰込み効果は、紐の使用により特に高めることができる。ここで、被覆部分に少なくとも1つの被覆デバイスを提供することで、建築物の外観を向上させることができる。紐および/または支持部分の固体材料片は、被覆部分によって適切に被覆することができ、そのため、より見えにくく被覆させる、または、完全に被覆させることができる。
同時に、被覆部分の提供と、紐への少なくとも1つの被覆デバイスの取り付けとは、建築物の機械的特性および耐久性をさらに向上させることができる。少なくとも1つの被覆デバイスを伴う被覆部分は、支持構造内の詰込み効果をさらに高め、具体的には、単一の固体材料片が、支持部分から壊れ落ちるかまたは外れ落ちるのを防止することができる。したがって、緩い紐部分が建築物から垂れ下がることも回避され得る。これは、意図しない劣化または分解プロセスの危険性を低減する。少なくとも1つの被覆デバイスとの紐の取り付けのため、被覆デバイスは、所定位置で適切に保持させることができ、支持構造の固体材料片のうちの少なくとも一部のための保持する支持を提供することもできる。
本発明によれば、「紐」という用語は、織物、合成紐、または金属紐に限定されることはなく、あらゆる種類の細長い柔軟な取付手段を指すことができる。例えば、本発明の意味の範囲内における「紐」は、柔軟なケーブル、柔軟なチェーン、柔軟なベルト、および/または柔軟なストラップ、合成繊維または炭素繊維の紐などを同様に指すことができる。
本発明の好ましい実施形態によれば、建築物は、乾式建築物とでき、具体的には、乾式壁システムまたは乾式支柱システムであり得る。それによって、組立または生成の工程は、水を加えるステップおよび乾燥させるステップが必要とされないため、容易とされ得る。
さらなる好ましい実施形態によれば、支持部分の紐を引っ張ることで、分解するように構成され、少なくとも一部分解するように構成され得る。具体的には、建築物は、組立工程を逆にすることで分解するように構成され得る。そのため、単一の建築物構成要素の品質および/または有用性は、分解の後でも維持され得る。さらに、分解は、例えば、洗浄機器が固体材料片または被覆デバイスの隙間または小孔に届かないといった、建築物を洗浄することが時効効果を補償しない場合、有益であり得る。そのため、分解は、時効効果が適切に除去されるまで、各々の構成要素の個別の洗浄を可能にすることができる。
さらなる好ましい実施形態によれば、支持部分および/または被覆部分は、土壌の地盤および/または草原において配置および/または組立できる。また、支持部分および/または被覆部分は、具体的には、霜および/または強い雨による移動などの地盤の移動の場合、それ自体が再構築するように構成され得る。好ましくない視覚的影響を伴う大きな変位の場合、それぞれの建築物セグメントが分解されて再建設され得る。
さらに、支持部分および/または被覆部分は、好ましくは凍結線の下方で、土壌地盤の中、および/または、地盤表面の下方、および/または、土壌地盤における穴の中で、少なくとも断面方向に、配置および/または組立され得る。それによって、建築物は、具体的には大きな地盤の移動の場合、建築構造の基盤または土台を交換することができる。
さらなる好ましい実施形態によれば、支持部分および/または被覆部分は、自動および/もしくは手動の生成、組立、および/または分解のために、ならびに/あるいは、ロボット機器による生成、組立、および/または分解のために、構成され得る。
さらなる好ましい実施形態によれば、被覆部分は支持部分の周りに配置される、かつ/または、支持部分の複数の側面に配置される。被覆部分は、支持部分のための型、具体的には、支持部分の固体材料片および紐の複合体のための型を提供することができる。それによって、建築物の機械的特性および耐久性と外観とをさらに向上させることができる。型を提供することによって、支持構造の建設がさらに容易にされ得る。
なおもさらなる好ましい実施形態によれば、少なくとも1つの被覆デバイスは、支持構造の固体材料片のうちの少なくとも一部とは、異なる材料から作られ得る、かつ/または、異なる視覚的外観を有し得る。したがって、被覆デバイスは外観の基準に鑑みて選択されてもよい。
少なくとも1つの被覆デバイスは、支持構造の平均的な固体材料片よりも大きい寸法を有し得る。したがって、少なくとも1つの被覆デバイスは、支持部分の固体材料片のための向上した保持機能または型機能を有し得る。
さらに、少なくとも1つの被覆デバイスは、丸められた形を有し得る、かつ/または、縁または鋭い部分が無くせる。そのため、被覆デバイスは、また、詰込みに不適切な材料から作られてもよい、かつ/または、詰込みに不適切な形を有してもよい。
なおもさらなる好ましい実施形態によれば、固体材料片は、粉砕された岩石、角張った岩石、粒状の石材料、および/または破壊された石として提供され得る。このような材料は、僅かなコストしか掛からず、高い耐久性を有し得る。固体材料片が、ガラス材料、および/または、ガラス砂利、および/または、ガラス破片として提供され得ることも可能である。これは、照明の目的にとって有益であることが分かる。
なおもさらなる好ましい実施形態によれば、固体材料片は、好ましくは詰込み効果を増加させるために、詰め込まれ得る、かつ/または、押し付けられ得る、かつ/または、圧縮させられ得る。それによって、支持部分の安定性がさらに向上させられ得る。
なおもさらなる好ましい実施形態によれば、紐は、好ましくは詰込み効果を増加させるために、支持部分の中に、および/もしくは、支持部分を通じて、ならびに/または、固体材料片同士の間で、少なくとも断面方向に置かれる、かつ/あるいは、緩く置かれる、かつ/あるいは、少なくとも断面方向に締め付けられる。それによって、支持部分の機械的特性および耐久性がさらに高められ得る。
さらに、紐は、支持部分の中心エリアと、異なる被覆デバイスとの間で、交互に延びるパターンで配置されることが可能である。それによって、支持部分の中の詰込み効果への紐の寄与がさらに向上させられ得る。
好ましくは、紐は、非線形の様態で、支持部分の中に、および/もしくは、支持部分を通じて、少なくとも断面方向に置かれる、かつ/または、湾曲した様態で少なくとも断面方向に置かれる、かつ/または、固体材料片の周りで少なくとも断面方向に屈曲もしくは湾曲させられる。同様に、紐が、引っ張られていない状態において柔軟および/もしくはしなやかである、かつ/または、紐が、詰込み効果を提供および/または向上するために、引っ張られている状態において、少なくとも断面方向に湾曲および/または屈曲したままであることが可能である。
なおもさらなる好ましい実施形態によれば、被覆部分が、好ましくは、互いと隣接して配置される、かつ/または、支持部分に沿って配置される、かつ/もしくは、支持部分に隣接して配置される複数の被覆デバイスを備え得る。それによって、より大きな表面が被覆され得る、かつ/または、支持部分のためのより大きな型が提供され得る。紐は、複数の被覆デバイスに、好ましくは、支持部分の異なる側面において複数被覆デバイスに取り付けられ得る。建築物の全体の安定性が、この手法ではさらに向上させられ得る。
なおもさらなる好ましい実施形態によれば、少なくとも1つの被覆デバイスは、石、および/もしくは、ガラス、および/もしくは、金属材料から作られる、かつ/またはそれらを含み得る。これらの材料は、美的外観を提供することができるが、同時に、支持部分のための十分な保持機能、具体的には、支持部分のための安定した型を可能にし得る。
なおもさらなる好ましい実施形態によれば、少なくとも1つの被覆デバイスは、支持部分から離れる方を向く視認側、および/または、支持部分を向く機能側を備え得、紐は、機能側において被覆デバイスに取り付けられる。そのため、機能側は、明確には、紐の取り付けのために設計させることができ、視認側は、向上した外観または高品質な外観のために設計または提供させることができる。
なおもさらなる好ましい実施形態によれば、固体材料片は、被覆部分および/もしくは少なくとも1つの被覆デバイスへと圧縮および/もしくは押し付けられ得る、かつ/または、少なくとも1つの被覆デバイスによって保持および/もしくは制限され得る。それによって、圧縮の度合いおよび/または詰込み効果をさらに増加させることができるため、それに応じて紐は締め付けられ得る。したがって、全体の機械的特性をさらに向上させることができる。
なおもさらなる好ましい実施形態によれば、被覆部分は、固体材料片の位置ずれおよび/または移動を許容することができる。それによって、単一の固体材料片の機械的に安定した配置が達成され得る。
なおもさらなる好ましい実施形態によれば、被覆部分および/または少なくとも1つの被覆デバイスは、支持部分によって、好ましくは、圧縮、および/もしくは、押し付け、および/もしくは、詰め込みされた固体材料片によって、ならびに/または、紐によって、ならびに/または、固体材料片と紐とから作られる複合体によって、固定および/または保持され得る。それによって、被覆部分および/または少なくとも1つの被覆デバイスの機械的に安定した配置が達成され得る。
なおもさらなる好ましい実施形態によれば、紐と少なくとも1つの被覆デバイスとの間の取り付けは、形体的な嵌め合い、および/もしくは非確動的な連結を介して、ならびに/または接着剤を介して提供される。このような取り付けは高い度合いの信頼性を提供することができ、それによって建築物の長期間の安定性をさらに向上させることができる。
なおもさらなる好ましい実施形態によれば、少なくとも1つの被覆デバイスは、少なくとも1つの外側構成要素または複数の外側構成要素と、紐との取り付けのための少なくとも取付要素および/または取付部分とを備え得る。外側構成要素は、支持部分から離れる方を向く視認側、および/または、支持部分を向く機能側を好ましくは備え得る。取付要素および/または取付部分は機能側に配置され得る。したがって、取付要素および/または取付部分は、外側から視認できなくてもよい、または、被覆デバイスの外側構成要素によって覆われてもよい。それによって、建築物の外観がさらに向上させられ得る。
なおもさらなる好ましい実施形態によれば、取付要素および/または取付部分は、紐が取り付けおよび/もしくは引っ掛けられるフック、ならびに/または、小穴、ならびに/または、切込みとして構成され得る。このような取付要素および/または取付部分には僅かなコストしか掛からず、しっかりとした長く続く取り付けを提供することができる。さらに、紐とこのような取付要素および/または取付部分との間の取り付けは、僅かな労力のみで確立させることができる。
より好ましくは、取付要素および/または取付部分は、ネジとして構成されてもよい、かつ/またはネジを備えてもよく、ネジは、好ましくはコンクリートネジとして構成される。このようなネジは、僅かなコストだけで提供できる。
さらに、ネジは、外側構成要素に捩じ込まれ得る、かつ/または、ダボまたはネジの係留無しで、外側構成要素に捩じ込まれ得る。これは、僅かな労力だけで達成できる。
ネジは、シャフトと、シャフトに取り付けられるネジ頭部とを備え得る。シャフトは、シャフトの長手方向においてネジ頭部からある距離に配置される突起を備え得、具体的には径方向の突起を備え得、シャフト、および/または、突起、および/または、ネジ頭部は、ロボットおよび/または把持デバイスのための把持部分を提供することができる。これは、容易にされた取り扱い作業を可能にする。
より好ましくは、ネジ頭部および/または突起には、挿入面取り部および/もしくは丸められた表面が設けられ得る、および/または、突起およびネジ頭部の挿入面取り部同士および/もしくは丸められた表面同士は、シャフトの長手方向において互いを向き得る。挿入面取り部および/または丸められた表面は、ロボットまたは把持デバイスによる被覆デバイスの正確および/または容易な把持および位置合わせのために設けられ得る。それによって、自動化された把持手順による材料の粉砕または大きな材料応力の危険性が低減され得る。
さらに、取付要素および/または取付部分は、紐による係合のための円板を備え得る。円板は、円板の外側周辺に配置される複数の歯を備えてもよく、歯は、紐との係合、および/または、係止、および/または、捕獲係合のために構成され得る。
円板は、好ましくは、外側構成要素からある距離において、および/または、外側構成要素とネジ頭部との間において、および/または、外側構成要素と突起との間において、好ましくは、ネジのシャフトに配置され得る。したがって、紐は、外側構成要素と円板との間の隙間へと滑り入ることができ、詰込み手順のために引っ張られるとき、十分に大きな可能性で円板の歯と係合させられ得る。
なおもさらなる好ましい実施形態によれば、少なくとも2つの表面構成要素が相互連結部を介して一体に取り付けられてもよく、相互連結部は、好ましくは、紐が取り付けおよび/または引っ掛けられる取付要素および/または取付部分を提供する。構造を生成するための、および/または紐と被覆デバイスとの間に取付を提供するための全体の労力が、この方法では低減させることができる。
少なくとも1つの被覆デバイスが、好ましくは取付要素および/または取付部分に配置される特定デバイスを備えるとき、さらに有益であることが分かる。このような特定デバイスは、好ましくは、平坦なプラットフォームとして構成され得る、かつ/あるいは、センサによる検出のために、または人に対して視認可能な検出のために構成され得る、かつ/あるいは、位置マーカー、および/もしくは、配向マーカー、ならびに/または、データコードもしくはデータデバイスIDで構成され得る。これは、容易な特定を可能にし、単一の被覆デバイスを追跡する能力も可能にする。これは、例えば、単一の被覆デバイスの正確な場所を確保し、単一の被覆デバイスの交換も確保するために、建築物の生成を容易にすることができる。
好ましくは、少なくとも1つの被覆デバイスは、支持部分を向く機能側に配置される遮蔽部分および/または遮蔽要素を備え得る。遮蔽部分および/または遮蔽要素は、支持部分の固体材料片と被覆デバイスの外側構成要素との間に距離を維持するように構成され得る。したがって、自由空間が、支持部分と被覆デバイスの外側構成要素との間に設けられてもよい。
遮蔽要素および/もしくは遮蔽部分は、被覆デバイスの取付要素および/または取付部分に配置および/または固定され得る。要素および/または遮蔽部分のこのような配置または固定も、僅かな労力で確実に提供され得る。
なおもさらなる好ましい実施形態によれば、少なくとも1つの発光体、好ましくは複数の発光体および/または発光チェーンが、支持部分と被覆部分の視認可能な外面との間の自由空間に配置され、好ましくは、遮蔽部分もしくは遮蔽要素と被覆デバイスの外側構成要素との間の自由空間に配置され得る。それによって、建築物は、美的外観に鑑みてさらに向上させられてもよく、例えば、建築物に沿っての経路または歩道のためにといった、建築物の周囲のために、照明機能を提供してもよい。
好ましくは、複数の発光体が光パターンを示すように構成され得る。このような光パターンは、連続的および/または周期的な変化のために構成されてもよく、これは外観または照明機能をさらに向上させることができる。
さらに、複数の被覆デバイスがパターンで配置されてもよく、好ましくは、所定のパターン、および/もしくは、視覚的パターン、および/もしくは、色パターン、および/もしくは、設計パターン、および/もしくは、絵柄パターンで配置されてもよく、かつ/または、好ましくは異なる時効特性および/もしくは風化特性を伴って、異なる石の種類のパターンで配置されてもよく、かつ/または、異なる透明性および/もしくは透光性を伴うパターンで配置されてもよい。それによって、異なる設計および外観の効果を達成する可能性がさらに高められ得る。
なおもさらなる好ましい実施形態によれば、2つの隣接する被覆デバイスが互いからある距離に配置され得る、かつ/または、隙間が2つの隣接する被覆デバイスの間に設けられ得る。したがって、2つの隣接する被覆デバイスの間の空間、および/または、被覆デバイスの外側構成要素と遮蔽構成要素もしくは遮蔽部分との間の空間が、外側から視認可能とでき、これは、例えば、建築物の中に植物などを配置する場合、美的となり得る。また、光が、2つの隣接する被覆デバイスの間のこのような隙間を通じて輝くことができる。
なおもさらなる好ましい実施形態によれば、被覆部分は複数の被覆デバイスを備えてもよく、被覆デバイスのうちの少なくとも一部は、下方にある被覆デバイスのうちの少なくとも1つの上に覆い被さる構成および/または覆い被さって配置され得る。覆い被さる被覆デバイスの重心が、好ましくは紐への連結が無しでも、覆い被さる被覆デバイスを所定位置で保持するように配置され得る。それによって、紐への取り付けの前の覆い被さる被覆デバイスの配置が、容易にされ得る。覆い被さる構成は、建築物のより複雑な形状の全体設計を可能にし、それによって建築物の機能を向上させることができる。
なおもさらなる好ましい実施形態によれば、支持部分および/もしくは被覆部分の複数のセグメントが提供されてもよく、セグメントは、互いから独立して提供され得る、かつ/または、独立した分解のために構成され得る。そのため、建築物の選択された部分を一新および/または交換することと、異なる部分を保守することとが可能となり得る。それによって、長期間の保守の労力が低減され得る。
なおもさらなる好ましい実施形態によれば、支持部分および/または被覆部分は、好ましくは孔、通路、空洞、および/または動物生息空間の発展のための有機材料である分解性物体を備え得る。それによって、建築物は自然環境へもうまく組み込むことができ、周囲の自然環境に肯定的な効果も有し得る。
なおもさらなる好ましい実施形態によれば、支持部分および/または被覆部分は、好ましくは管、管セグメント、ケーブル、剛体構造、および/もしくは鋼鉄棒である少なくとも1つの機能的物体を包囲してもよい、かつ/または備えてもよく、これは、建築物の機能性および/または安定性をさらに向上させることができる。例えば、管またはケーブルは、建築物またはその近くでの電気設備または水設備を可能にすることができる。鋼鉄棒は機械的特性を向上させることができる。
さらに、支持部分および/または被覆部分は、それぞれの地盤または土壌の中に、連結、および/または、設立、および/または、埋め込まれる構造を包囲し得る。紐は、それぞれの地盤または土壌の中に、連結、および/または、設立、および/または、埋め込まれる構造に連結され得る。全体の機械的特性がさらに高められ得る。具体的には、建築物は、地盤または土壌に対する意図しない傾きに対して固定され得る。
なおもさらなる好ましい実施形態によれば、支持部分および/または被覆部分は、好ましくは、植物および/または電気デバイスのために、3D印刷構造、および/または、水密印刷構造、および/または、印刷水保管部といった、印刷構造を備え得る。それによって、建築物の機能性が、具体的には環境の向上または電気的用途に鑑みて、有利に広げられ得る。概して、支持部分および/または被覆部分は、好ましくは植物および/または電気デバイスの配置または位置決めのために、水密部分を備え得る。
なおもさらなる好ましい実施形態によれば、被覆部分は金属フランジを備えてもよく、好ましくは、支持部分に備え付けられる金属フランジ、および/または、支持部分の建設の後に支持部分に備え付けられる金属フランジを備え得る。このような金属フランジは、支持部分に挿入される少なくとも1つのフックによって備え付けられてもよい。このような金属フランジは、紐に取り付けられなくてもよいし、紐に取り付けられてもよい。このような金属フランジの領域では、支持部分は、建築物全体の外面のより近くに建設させることができる。
なおもさらなる好ましい実施形態によれば、被覆部分は、少なくとも支持部分を上側から被覆する、かつ/または、被覆部分の鉛直に延びる側面被覆部分の上部に位置決めされる上被覆部分を備え得る。上被覆部分は、3D印刷構造であり得る、かつ/または、支持構造の上面および/もしくは側面被覆部分の上面のメス型として印刷され得る。それによって、建築物の安定性がさらに向上させられ、風化効果が低減させられ得る。
なおもさらなる好ましい実施形態によれば、上被覆部分は、支持部分の固体材料片および/または被覆部分の鉛直に延びる側面被覆部分の被覆デバイスを固定および/または受け入れするように構成され得る。上被覆部分は、支持部分の上面および/もしくは鉛直な側面被覆部分の上面に合致する凹部を有し得る。上被覆部分は、好ましくは屋根および/または光源もしくは照明の設置のために、平坦なプラットフォームとして構成され得る。
なおもさらなる好ましい実施形態によれば、上被覆部分は、透明であり得る、透光であり得る、かつ/または、ガラス材料からのものであり得る、かつ/もしくは、すりガラス材料からのものであり得る。光源もしくは照明が、支持部分を照らすために、上被覆部分の上に設置され得る。したがって、建築物の外観は、反射した光が支持部分から輝き出ることができるため、向上させられ得る。
なおもさらなる好ましい実施形態によれば、鏡が、好ましくは光を支持部分へと反射させるために、支持部分の上に、および/または、上被覆部分の上に、および/または、光源もしくは照明の上に設置され得る。さらに、鏡は、好ましくは、光を内部光学経路に沿って支持部分へと反射させるために、および/または、光を、特には被覆部分の外側で少なくとも断面方向に延びる光路に沿って、外部から被覆部分へと反射させるために、覆い被さり部分を有し得る、かつ/または、支持部分と被覆部分との合計の厚さより幅広であり得る。全体の明るくなる効果が、この手法ではさらに向上させられ得る。
なおもさらなる好ましい実施形態によれば、光源または照明源が、地盤もしくは土壌に取り付けられる柱、および/または、地盤もしくは土壌の中に埋め込まれる柱の上に取り付けられ得る、ならびに/あるいは、光源または照明源のための電線が柱に連結される、ならびに/あるいは、光を反射する鏡は、柱の中のネジ孔を少なくとも介して柱に取り付けられる。したがって、このような柱は、建築物の全体の安定性を向上させるだけでなく、同時に、建築物の特定の構成要素のための取付機能も提供することができる。
なおもさらなる好ましい実施形態によれば、支持部分および/または被覆部分はフェンスを包囲し、好ましくは、それぞれの土壌または地盤の中に配置される固体杭へ締め付け要素によって取り付けられる二重ロッドマットを備えるフェンスを包囲し得る。このようなフェンスは、一般的に知られており、そのため、僅かな労力だけで支持部分および/または被覆部分によって包囲され得る。
なおもさらなる好ましい実施形態によれば、鉛直に延びる支持要素が二重ロッドマットに取り付けられる。前記支持要素は、支持部分の固体材料片を支持するように、および、支持部分の重量負荷をフェンスの二重ロッドマットに伝達するように、構成され得る。それによって、建築物の内部に特定の荷重分布が達成され得る。
なおもさらなる好ましい実施形態によれば、鉛直に延びる支持要素が、耐候性の上方部分と、溶解性または分解性の下方部分とによって提供され、溶解性または分解性の下方部分は、二重ロッドマットへと伝達される向上した重量負荷のために、支持要素の下方の空洞の発展のために構成される。それによって、支持部分を大きな負荷から軽減させることができ、少なくとも特定の度合いの負荷が、異なる部分を介して地盤またはそれぞれの土壌へと伝達され得る。
さらに、フェンスの二重ロッドマットは、上被覆部分を介して重量負荷を被覆部分へと伝達するために、具体的には被覆部分の側面部分へと伝達するために、上被覆部分に取り付けられ得る。
さらに、支持部分および/または被覆部分は、玄武岩材料および/またはダナイトもしくはカンラン石の材料を含み得る。このような材料は、大気から二酸化炭素を除去することができ、そのため肯定的な環境上の効果を有し得る。
さらに、支持部分の複数の固体材料片および/または被覆部分の被覆デバイスが、玄武岩および/もしくはダナイトかカンラン石の材料から作られ得る、かつ/または、玄武岩材料および/もしくはダナイトかカンラン石の材料によって覆われ得る、かつ/または、空気に曝され得る、ならびに/あるいは、玄武岩材料および/またはダナイトもしくはカンラン石の材料は、風化に曝される、かつ/または、風化すること、および二酸化炭素を大気から除去することのために構成される。
さらに、固体材料片のうちの少なくとも一部および/または被覆部分の被覆デバイスは、玄武岩および/またはダナイトもしくはカンラン石の材料の粉末で覆われてもよい、ならびに/あるいは、玄武岩および/またはダナイトもしくはカンラン石の材料の微粒子が、風化を高めるために大気に曝される。
さらに、玄武岩の粉末および/またはダナイトもしくはカンラン石の粉末は、5マイクロメートル超、10マイクロメートル超、15マイクロメートル超、17.5マイクロメートル超、もしくは20マイクロメートル超の粒径、および/または、50マイクロメートル未満、40マイクロメートル未満、30マイクロメートル未満、25マイクロメートル未満、もしくは22.5マイクロメートル未満の粒径を有し、より好ましくは、20マイクロメートルもしくは約20マイクロメートルの粒径を有し得る。寸法は、粉末材料の平均寸法を参照することができる。
さらなる実施形態によれば、玄武岩の粉末および/またはダナイトもしくはカンラン石の材料は、スラリ、および/または、ゲル、および/または、接着材料によって、固体材料片および/または被覆部分の被覆デバイスに取り付けられ得る。
さらに、スラリ、および/または、ゲル、および/または、接着材料は、空気に対して浸透性とされ得る、および/または、溶解するように構成され、好ましくは、6カ月から18カ月の間の時間枠、好ましくは約12カ月の時間枠で溶解するように構成され得る。
さらなる好ましい実施形態によれば、玄武岩の粉末またはダナイトかカンラン石の粉末の材料が、少なくとも0.5mmの寸法、好ましくは1mm超、もしくは3mm超、もしくは5mm超、および/または10mm未満の寸法の粒子に形成され、これらの粒子は支持部分および/または被覆部分の中に配置され得る。
支持部分、および/または、被覆部分、および/または、上被覆部分が、好ましくは砕かれた岩石粒子である岩石粒子、ならびに/または、岩石材料を伴うスラリ、および/もしくは、ゲル、および/もしくは、接着材料を充填するために、より好ましくは、玄武岩、および/または、ダナイト、および/または、カンラン石からの岩石粒子を充填するために、少なくとも1つの管、充填開口、および/またはタンクを備える場合、さらに有益であり得る。
さらに、少なくとも1つの管、充填開口、および/またはタンクは、支持部分、および/もしくは、被覆部分、および/もしくは、上被覆部分の上方部分において岩石粒子を充填するように、ならびに/または、好ましくは水である液体の流れによって、岩石粒子を支持部分および/もしくは被覆部分全体に分配するように、構成され得る。
支持部分および/または被覆部分が、支持部分および/または被覆部分の下方部分において、岩石粒子を、具体的には風化させられた岩石粒子を濾過および/または除去するために、具体的には、風化させられた岩石粒子を排水から除去するために、濾過および/または除去の開口を備える場合も、有益であり得る。
さらなる好ましい実施形態によれば、支持部分および/または被覆部分の中に好ましくは配置される少なくとも1つのセンサが設けられてもよく、前記センサは岩石粒子の風化状態を検出するように構成される。
したがって、玄武岩および/またはダナイトもしくはカンラン石を含む砕かれた岩石粒子が、建築物の上側において、支持部分および/または被覆部分へと挿入され、次に、上方からの水の流れによって、支持部分および/または被覆部分全体に分配され得る。粒子は、新鮮な空気が被覆部分を通過するのを妨げることなく、被覆部分の空間を満たすことができる。
例えば1年間または3年間といった特定の時間期間の間に、粒子は溶解し始め、玄武岩、またはダナイト、またはカンラン石、または他の材料の風化を可能にすることができ、すべての残留物は被覆部分を通じて洗い流すことができる。前記時間期間の後、前記粒子は、これらの粒子を排水から除去するフィルタを適用することで、建築物の下方部において回収されることで除去される。
好ましい解決策では、粒子の溶解は、木炭の適用を通じて達成または増進させられ得る。木炭と岩石粉末とは、例えば1:1の関係で混合され、次に、圧力および熱の下で最終的な粒子の形へと圧縮され得る。このような粒子は、支持部分および/または被覆部分の中に配置され得る。
別の好ましい解決策では、粒子の溶解は、木材ペレットの適用を通じて、所望の速さで達成および/または維持させられ得る。岩石粉末が、ペレット製作の間に木材に加えられてもよい。木材の内部の天然の裏地が、ペレットを一体に接着し、素早い溶解を防止し得る。粒子の内部への木炭または木材の適用についての便益は、両方とも、それら自体の風化の過程の間に、二酸化炭素の自然発生源となることであり得る。したがって、岩石粉末は、二酸化炭素の天然の放出源によって包囲され得る。
なおもさらなる好ましい実施形態によれば、支持部分は、固体材料片としての木炭から、および、紐としての金属ワイヤから、少なくとも断面方向で作られ得る。さらに、支持部分および/または被覆部分は、煙突として少なくとも断面方向で構成され得る。したがって、建築物は、屋外の加熱の目的のために、および/または、屋外イベントにおける装飾の目的のために、使用されてもよい。さらに、被覆デバイスは、扉として構成され、好ましくは耐火扉として構成され得る、および/または、木炭片からある距離に配置される。このような扉は、火または赤熱する木炭片をよりはっきりと見るように、および/または、焼けた木炭片の調節を実施するために、開けることができる。
なおもさらなる好ましい実施形態によれば、中間層が、支持部分と被覆部分との間に配置され、好ましくは石の中間層である。中間層は、2つの隣接する被覆デバイスの間の隙間以上の寸法を伴う石または他の固体材料片によって提供され得る。中間層の石または材料片は、丸い形および/または丸められた形を有し得る。中間層の石または材料片は、2つの隣接する被覆デバイスの間の隙間を通じて視認可能であり得る。このような中間層は、美的または外観の理由のため、再度配置されてもよい。外側からの視認者は、これを通じて、被覆部分を見ることができ、被覆部分と支持部分との間の中間層も見ることができる。したがって、2つの異なる種類の材料層が認識できる。
本発明のさらなる態様は、固体材料片と、前記固体材料片を詰め込むための紐とを備える建築物であって、固体材料片のうちの少なくとも一部が、玄武岩から作られる、かつ/あるいは、少なくとも断面方向において、玄武岩材料、ならびに/または、ダナイト材料、および/もしくは、カンラン石材料によって被覆される建築物に関し、詳細には、壁構造および/または支柱構造に関する。
本発明のさらなる態様は、支持部分と、支持部分を被覆するための被覆部分とを備える、具体的には壁構造および/または支柱構造といった建築物であって、支持部分は、固体材料片と、固体材料片のうちの少なくとも一部を詰め込むための少なくとも1本の紐とによって提供され、被覆部分は少なくとも1つの被覆デバイスを備え、紐と被覆デバイスとは互いに取り付けられ、支持部分および/または被覆部分は、玄武岩材料、ならびに/または、ダナイト材料、および/もしくは、カンラン石材料を含む、建築物に関する。
本発明のさらなる態様は、先の記載による建築物を使用可能にするための方法であって、玄武岩材料、ならびに/または、ダナイト材料、および/もしくは、カンラン石材料を、固体材料片および/または被覆部分の被覆デバイスに高頻度および/または周期的に適用するステップを含む方法に関する。
本発明のさらなる態様は、好ましくは先の記載の建築物のための被覆デバイスであって、少なくとも1つの外側構成要素または複数の外側構成要素と、紐との取り付けのための少なくとも取付要素および/または取付部分とを備え、取付要素および/または取付部分は、好ましくはコンクリートネジである、外側構成要素に捩じ込まれるネジとして構成される、かつ/またはそのようなネジを備え、取付要素および/または取付部分は、紐による係合のための円板を備え、円板は、ネジのシャフトに配置され、円板の外側周辺に配置される複数の歯を備え、歯は、紐との係合、および/または、係止、および/または、捕獲係合のために構成される、被覆デバイスに関する。
建築物に関連して先に記載されている詳細および/または利点は、先に記載されている建築物のための被覆デバイスに同様に当てはまる。
本発明のさらなる態様は、好ましくは先の記載による建築物である建築物を生成するための方法に関する。方法は、被覆部分に少なくとも1つの被覆デバイスを提供するステップと、固体材料片と少なくとも1本の紐との複合体を少なくとも1つの被覆デバイスに隣接して配置することで、支持部分を提供するステップと、紐を少なくとも1つの被覆デバイスに取り付けるステップとを含み得る。
建築物に関連して上記で言及されているように、支持部分自体は、詰込み効果により、ある程度の機械的安定性を提供することができ、詰込み効果は、紐の使用により高めることができる。被覆部分に少なくとも1つの被覆デバイスを提供することで、建築物の外観を向上させることができる。紐および/または支持部分の固体材料片は、被覆部分によって適切に被覆することができ、そのため、より見えにくく被覆させる、または、完全に被覆させることができる。さらに、被覆部分の提供と、紐への少なくとも1つの被覆デバイスの取り付けとは、建築物の機械的特性および耐久性をさらに向上させることができる。少なくとも1つの被覆デバイスを伴う被覆部分は、支持構造内の詰込み効果をさらに高め、具体的には、単一の固体材料片が、支持部分から壊れ落ちるかまたは外れ落ちるのを防止し得る。そのため、緩い紐部分が建築物から垂れ下がることが回避され得る。意図しない劣化または分解プロセスの危険性が低減させられ得る。少なくとも1つの被覆デバイスとの紐の取り付けのため、被覆デバイスは、所定位置で適切に保持させることができ、支持構造の固体材料片のうちの少なくとも一部のための保持する支持を提供することもできる。
好ましい実施形態によれば、少なくとも2つの被覆部分および/または少なくとも2つの被覆デバイスが互いと反対に配置される。支持部分は、少なくとも2つの反対の被覆部分の間に、および/または、少なくとも2つの被覆デバイスの間に配置され得る。
好ましい実施形態によれば、少なくとも1つの被覆部分は、支持部分のための型、および/または、固体材料片と少なくとも1本の紐との複合体のための型を提供し得る。
好ましくは、固体材料片は、紐によって、および/または、押し付けによって、および/または、突固めによって、詰め込まれ得る。それによって、支持部分の全体の安定性がさらに高められ得る。
方法のなおも好ましい実施形態によれば、紐は、好ましくは詰込み効果を増加させるために、支持部分の中に、および/もしくは、支持部分を通じて、ならびに/または、固体材料片同士の間で、少なくとも断面方向に置かれ得る、かつ/あるいは、緩く置かれ得る、かつ/あるいは、少なくとも断面方向に締め付けられ得る。
方法のなおも好ましい実施形態によれば、紐は、支持部分の中心エリアと、異なる被覆デバイスとの間で、交互に延びるパターンで置かれる。したがって、詰込み効果をさらに高めることができ、具体的には、被覆部分によって提供される適切な型機能または保持機能を確保することができる。
建築物および被覆デバイスに関連して先に記載されている詳細および/または利点は、先に記載されている建築物を生成するための方法に同様に当てはまる。
本発明の様々な実施形態の特徴および利点が、以下において図を参照して説明される。
本発明の実施形態による建築物の概略的な水平方向での断面図である。 本発明の実施形態による被覆デバイスの側面図である。 本発明のさらなる実施形態による建築物の概略的な水平方向での断面図である。 本発明のさらなる実施形態による建築物の概略的な水平方向での断面図である。 本発明のさらなる実施形態による建築物の概略的な鉛直方向での断面図である。 本発明のさらなる実施形態による建築物を側方から見た概略的な鉛直方向での断面図である。 本発明の実施形態による方法の概略的な流れ図である。 本発明の実施形態による被覆デバイスの概略的な断面図である。 本発明の実施形態による被覆デバイスの円板の概略的な斜視図である。 本発明のさらなる実施形態による建築物を側方から見た概略的な鉛直方向での断面図である。
図1は、本発明の実施形態による建築物10の概略的な水平方向での断面図を示している。建築物10は、具体的には、壁、または、支柱、または、任意の他の種類の建築構造であり得る。
建築物10は、支持部分12と、支持部分12を被覆するための被覆部分14とを備える。支持部分12は、固体材料片16と、固体材料片16のうちの少なくとも一部を詰め込むための少なくとも1本の紐18とによって提供され得る。被覆部分14は、少なくとも1つの被覆デバイス20を備え、好ましくは複数の被覆デバイス20を備える。紐18と被覆デバイス20とは互いに取り付けられ、これは後でより詳細に記載されている。
被覆部分14は、支持部分12の複数の側面において支持部分12の周りに配置される。具体的には、被覆部分は、鉛直に延びる側面において支持部分12の周りに配置される。被覆部分14は、支持部分12のための型、具体的には、支持部分12の固体材料片16および紐18の複合体のための型を提供することができる。
被覆デバイス20が固体材料片16よりも大きく、支持構造12の固体材料片16のうちの少なくとも一部とは、異なる材料から作られてもよい、かつ/または、異なる視覚的外観を有してもよいことが、図1から理解され得る。固体材料片16は、具体的には、粉砕された岩石、角張った岩石、粒状の石材料、および/または破壊された石として提供され得る。固体材料片16が、ガラス材料、および/もしくは、ガラス砂利、および/もしくは、ガラス破片から作られる、ならびに/またはそれらを含むことも可能である。固体材料片16は、好ましくは詰込み効果を増加させるために、詰め込まれ得る、かつ/または、押し付けられ得る、かつ/または、圧縮させられ得る。
図1からさらに理解され得るように、紐18は、好ましくは詰込み効果を増加させるために、支持部分12の中に、および/もしくは、支持部分12を通じて、ならびに/または、固体材料片16同士の間で、少なくとも断面方向に置かれ得る、かつ/あるいは、緩く置かれ得る、かつ/あるいは、少なくとも断面方向に締め付けられ得る。紐18は、支持部分12の中心エリア22と、異なる被覆デバイス20との間で、交互に延びるパターンで配置され得る。
支持部分12の固体材料片16は、被覆部分14および/もしくは被覆デバイス20へと圧縮および/もしくは押し付けられ得る、かつ/または、被覆デバイス20によって保持および/もしくは制限され得る。同時に、被覆部分14は、固体材料片16の位置ずれおよび/または移動を許容することができる。さらに、被覆部分14および/または被覆デバイス20は、支持部分12によって、好ましくは、圧縮、および/もしくは、押し付け、および/もしくは、詰め込みされた固体材料片16によって、ならびに/または、紐18によって、具体的には、固体材料片16と紐18とから作られる複合体によって、固定および/または保持され得る。
被覆デバイス20は、石、および/もしくは、ガラス、および/もしくは金属材料から作られ得る、かつ/またはそれらを含み得る。図2からより詳細に理解され得るように、少なくとも1つの被覆デバイス20は、支持部分12から離れる方を向く視認側24を備え、支持部分12を向く機能側26をさらに備え得る。紐18は、機能側26において被覆デバイス20に取り付けられる。
紐18と少なくとも1つの被覆デバイス20との間の取り付けは、形体的な嵌め合い、および/もしくは非確動的な連結を介して、ならびに/または接着剤を介して提供され得る。図2の例では、被覆デバイス20は、少なくとも1つの外側構成要素28と、紐18との取り付けのための取付要素30とを備える。取付要素30は機能側26に設けられ得るが、視認側24は取付要素30から離れる方を向く。取付要素30は、紐18が取り付けおよび/または引っ掛けられるフック、および/または、小穴、および/または、切込みとして構成され得る。
図2で示されているように、外側要素28は、取付要素30と実質的に同じ高さに配置される。しかし、外側要素28が取付要素30の下方に配置されること、または、取付高さが外側要素28の少なくとも若干上方に配置されること、もしくは、取付高さが外側要素28の上方で断面方向に配置されることも可能である。このような配置は、建築物の排水を容易にすることができる。したがって、被覆デバイス20同士は鱗状に互いの上に配置され得る。したがって、建築物は、好ましい実施形態において、植物のためのバケツを提供することができる。
図3および図4の実施形態では、被覆デバイス20のうちの少なくとも1つは、相互連結部32を介して一体に取り付けられる2つまたは3つの外側構成要素28を備える。相互連結部は、好ましくは、紐18が取り付けおよび/または引っ掛けられる取付要素30を提供し得る。したがって、被覆デバイス20は、いくつかの外側構成要素28と、外側構成要素28と取付要素30との間の相互連結部32とを備え得る。このような被覆デバイス20は、具体的には、縁の位置に配置され得る、または、建築物の縁もしくは角を形成することができる。
角または縁のための被覆デバイス20の場合、いくつかの外側構成要素28を備え、外側構成要素28は、例えば、切断によって、および/または、それらの重量もしくは寸法の20%超、30%超、40%超、50%超、60%超、もしくは70%超で、重量および/または寸法が低減させられ得る。この方法では、いくつかの外側構成要素28を伴うような被覆デバイス20は、1つだけの外側構成要素28を伴う被覆デバイス20と同じ重量を有してもよい。
図2からさらに理解され得るように、少なくとも1つの被覆デバイス20は、好ましくは取付要素30に配置される特定デバイス34を備え得る。特定デバイス34は、好ましくは、平坦なプラットフォームとして構成され得る、かつ/または、センサによる検出のために、もしくは人に対して視認可能な検出のために構成され得る、かつ/あるいは、位置マーカー、および/もしくは、配向マーカー、ならびに/または、データコードもしくはデータデバイスIDで構成され得る。
さらに、少なくとも1つの被覆デバイス20は、支持部分12を向く機能側26に配置される遮蔽要素36を備え得る。遮蔽要素36は、支持部分12の固体材料片16と被覆デバイス20の外側構成要素28との間に距離を維持するように構成され得る。遮蔽要素36は、被覆デバイス20の取付要素30に配置および/または固定され得る。
少なくとも1つの発光体38、好ましくは複数の発光体38および/または発光チェーンが、支持部分12と被覆部分14の視認側24との間の自由空間に配置され、好ましくは、遮蔽要素36と被覆デバイス20の外側構成要素28との間の自由空間に配置され得る。2つの隣接する被覆デバイス20が互いからある距離に配置されてもよい、かつ/または、隙間が2つの隣接する被覆デバイスの間に設けられてもよく、それによって発光体38からの光が前記隙間を通じて輝くことができる。
ここで図5における実施形態を参照すると、被覆部分14は金属フランジ40をさらに備えてもよく、好ましくは、支持部分12に備え付けられる金属フランジ40、および/または、支持部分12の建設の後に支持部分12に備え付けられる金属フランジ40を備え得る。金属フランジは、支持部分12に挿入される少なくとも1つのフック42によって備え付けられてもよい。
建築物10がシンク44を備え得ることが、図5からさらに理解され得る。支持構造から壊れるおよび/または外れる固体材料片16は、2つの隣接する被覆デバイス20の間の隙間を通じて、前記シンク44へと落下し得る。固体材料片16は、装飾の目的のためにシンク44に留まってもよい。
図6における実施形態によれば、被覆部分14は、少なくとも支持部分12を上側から被覆する、かつ/または、被覆部分14の鉛直に延びる側面被覆部分48の上部に位置決めされる上被覆部分46を備え得る。上被覆部分46は、3D印刷構造であり得る、かつ/または、支持構造12の上面および/もしくは側面被覆部分48の上面のメス型として印刷され得る。上被覆部分46は、好ましくは屋根および/または光源50の設置のために、平坦なプラットフォームとして構成され得る。上被覆部分46は、透明であり得る、透光であり得る、かつ/または、ガラス材料からのものであり得る、かつ/もしくは、すりガラス材料からのものであり得る。
図6から見られるように、光源50は、支持部分12を照らすために、上被覆部分46の上に設置される。光路52が、光源50から支持部分へと通り、被覆部分14を介して、具体的には側面被覆部分48を介して、建築物10の外へと通り得る。
鏡54が、好ましくは光を支持部分12へと反射させるために、支持部分12の上に、および/または、上被覆部分46の上に、および/または、光源50の上に設置され得る。鏡54は、好ましくは、光を内部光学経路52に沿って支持部分12へと反射させるために、および/または、光を、特には被覆部分14の外側で少なくとも断面方向に延びる光路58に沿って、外部から被覆部分14へと反射させるために、覆い被さり部分56を有し得る。
図7は、本発明の実施形態による方法の概略的な流れ図を示している。第1のステップ100において、図7によれば、建築物のモデルが、例えば10mmの高さまたは厚さといった水平方向の層へと分けられ得る。建築物10の層が、人の腕または可能性としてロボット運動学の範囲よりも大きい場合、鉛直方向でもセグメントへ分けられてもよい。層セグメントは、図1、図3、および図4に示されているように、建設される意図された層エリアに印を付ける。意図された層は、それぞれの土地、または、土壌、または、地盤の実際の形態にマッピングされ得る。
図7におけるステップ200によれば、意図された層エリア、つまり、支持部分12のためのエリアの内側の形態が、走査され得る。意図された層エリアの外側エリア、つまり、被覆部分14のためのエリアが、どこでも内側エリアよりも高い場合、形態は適切であり得る。したがって、内側エリアは、包囲する型を有している。そうではない場合、より低い外側エリアを伴う区域が特定され、例えば1.5kgから1.8kgの重量といった大きな表面の石などの被覆デバイス20が、ステップ300によりこれらの区域に緩く置かれてもよい。好ましい解決策では、被覆デバイス20は、図2により定められ得る。
図7の図に示されたステップ400では、紐18が置かれ得る。紐18についての置くパターンは無作為であり得る。工程ステップ400は、すべての被覆デバイス20がその層の紐18に連結されるときに終了させられ得る。紐18を被覆デバイス20に連結するために、紐18は、最初に、意図されたエリアの中心領域22に置かれ得る。次に、紐18は、いくつかの無作為のパターンで被覆デバイス20に向けて遠回りしながら進まされる。次に、紐は被覆デバイス20に連結される。
好ましい解決策では、それぞれの紐18は、図2に示された取付要素30に引っ掛けられ、次に中心領域22へと無作為に戻すように置かれ得る。これが、次の被覆デバイス20で繰り返される。好ましい解決策では、次の被覆デバイス20は任意の他の被覆デバイス20であり得るが、以前に連結されたものに直に隣接する被覆デバイス20ではない。すべての被覆デバイス20が紐18に連結された後、紐18は中心領域22に置かれる。好ましくは、紐18は切断されず、意図された層の上方の待機位置で保持される。
ステップ500によれば、固体材料片16の層が紐18の上方に配置される。好ましい解決策では、縁と、6mmから12mmの寸法とを伴う石が、紐18の約50%~90%、好ましくは80%が隠れるまで充填される。好ましくは、固体材料片16は、紐18を真っ直ぐ下向きに押すことなく、すべての被覆デバイス20の後方に配置される。代わりに、紐18は、中心領域22に向けて方向付けられるように延びる。
ステップ600によれば、紐18と固体材料片16との複合体が、そのまとめられた寸法を縮小するために、および、紐18が固体材料片によってきつく保持されるように、押し付けられる。この押し付けは詰込み効果も増加させる。適切な押し付け工具の叩く面は、好ましくは平坦であり得、押し付け力は、同時に押し付けられるエリア全体に加えられ得る。
加えられた押し付け力は、被覆デバイス20のうちの一部を変位させ得る。ステップ700によれば、このような被覆デバイス20は、それらを指定された位置へと戻すように押すことで再位置決めされ得る。
ステップ800では、最後の層が生成されたかどうかが確認され、生成されていない場合、次の意図された層に向けて手順が繰り返される。最後の層が生成されている場合、工程はステップ900において完了させられる。
好ましい実施形態では、ステップ400は、さらなる下位ステップによって拡張される。紐18が置かれる前に、発光のチェーンが、図2を参照して、被覆デバイス20の機能側26に沿って置かれてもよい。別の下位ステップは、異なる紐18がエリアの異なる場所で適用され得る。エリアが火の熱に曝される場合、それぞれの紐18は、鉄ワイヤまたは他の耐久性のある材料として設計される必要がある。使用者が建築物10のセグメントを自然に分解させたい場合、分解可能なロープが紐18として適用されるべきである。持続的な建築物10が使用者によって要求される場合、長く持続する材料の再利用されたロープが紐18として適用されるべきである。また、炭素繊維および再利用されたロープから作られた紐18が可能である。多様な動物および/または植物を引き付ける環境保護の建築物10が意図される場合、天然のロープは紐18として有用である。
好ましい解決策では、被覆デバイス20は、形態などの異なるパラメータに応じて仕分けされる。隣接する被覆デバイス20の形態は、それらの間の隙間を最小限にするためにぴったりと合ってもよい。しかしながら、隙間は設計の特徴として適用されてもよい。例えば、照らされる場合、隙間は主要な設計要素になることができる。隙間の形態を制御するために、仕分けおよび/またはデジタル化された被覆デバイス20の置き場から正しい被覆デバイス20を選択することが必要であり得る。被覆デバイス20は格子状の隙間を形成することができるため、正しい光が作動させられる場合、ほとんどすべての形を照らすことができる。
特定の度合いの透明性または透光性を伴う被覆デバイス20を適用することが好ましく、それによって被覆デバイス20を照らすことができる。その場合、被覆デバイスは、その透明性または透光性および輝く効果に応じて仕分けられる必要がある。被覆デバイス20の質量の中心は、別の仕分け基準であり得る。被覆デバイス20は被覆デバイス20の上に緩やかに置かれるため、落下する危険性がある。球形の石は落下する危険性が最も高くなり得るが、平坦な石は可能性が低くなり、長く平坦な石は落下する可能性がはるかにより低くなる。そのため、覆い被さる壁セグメントを伴う壁構造を建設することが意図されている場合、長く平坦な石がこれらのセグメントのために選択されるべきである。したがって、各々の層は下の層に向けて若干覆い被さり、表面の石は、紐18に連結される前、なおも緩やかに置かれ得る。
詰込み効果は、上からのもたらされた圧力に対して安定することができるが、側方から加えられる力からはあまり安定することができない。建築物10を側方からもたらされる力に対して固定するために、本明細書では示されていない剛体および/または固定の要素を建築物10に組み込むことが可能であり得る。これらは、古い壁もしくはフェンスからのすでに存在する要素であり得る、または、地盤もしくは土壌に結び付けおよび/または埋め込みされる杭または柱であり得る。好ましい解決策において、このような剛体および/または固定の要素には、例えばフックなど、紐18のための連結エリアが備え付けられてもよい。次に、剛体および/または固定の要素は、建設の工程の間、支持部分12によって包囲され得る。紐18は、すべての側方から剛体または固定の要素の周りに置かれてもよく、剛体または固定の要素に連結され、それによって固定される。複合体の詰込み効果が剛体または固定の要素によって損なわれないことを確保するために、要素は、複合体の少なくとも10個の固体材料片または石の厚さを伴う支持部分12の複合体によって、あらゆる場所で包囲されるべきである。
好ましい解決策では、建築物のセグメントが暖炉として使用され得る。暖炉の典型的な欠陥は、固体の燃焼材料が主に水平に置かれることである。しかし、使用者が暖炉の傍に座っており、そのため、燃焼材料の最も大きい表面が使用者に提供されない。これは、大きな火炎を伴う燃焼の局面の間にはあまり重要なことではない可能性があるが、燃焼材料の長く続く赤熱する局面において関係してくることになる。赤熱する材料を使用者に鉛直に提供するために、および、熱放射のほとんどを使用者へと直接的に送るために、燃焼材料を鉛直方向で固定することが必要とされる。これを達成するために、支持部分の複合体の材料は、石からではなく、木炭および紐としての鉄ワイヤから提供され得る。これを通じて、木炭片が鉛直方向に固定され得る。好ましい解決策では、扉および耐熱窓を備え得る鉄フレームが、木炭の前に備え付けられてもよい。ガラスは、木炭まで20mmの距離を有し得る。そこを通じて、煙が、上方への煙突効果によって、木炭とガラスとの間の空間を出て行くことができ、ガラスは、煙残留物が溶解および消滅するのに十分な熱さとなる。
図8は、本発明の実施形態による被覆デバイス20の概略的な断面図を示している。図8に示されている被覆デバイス20は、紐18との取り付けのために、外側構成要素28と取付要素60とを備える。取付要素60は、ネジ62として構成される、および/またはネジ62を備え、ネジは、好ましくはコンクリートネジとして構成される。ネジ62は、好ましくはダボまたはネジの係留無しで、外側構成要素28へと捩じ込まれ得る。
ネジ62は、シャフト64と、シャフト64に取り付けられるネジ頭部66とを備え得る。シャフト64は、シャフト64の長手方向においてネジ頭部66からある距離に配置される突起68を備え得、具体的には径方向の突起を備え得、シャフト64、および/または、突起68、および/または、ネジ頭部66は、ロボットおよび/または把持デバイスのための把持部分を提供することができる。
ネジ頭部66には挿入面取り部70を設けることができ、および/または、突起68には挿入面取り部72を設けることができ、挿入面取り部70と72とは、シャフト64の長手方向において互いを向く。挿入面取り部70および72は、ロボットまたは把持デバイスによる被覆デバイス20の正確および/または容易な把持および位置合わせのために設けられ得る。
さらに、取付要素60は、紐18による係合のための円板74を備え得る。図9は、円板74の概略的な斜視図を示している。
図8および図9に示されているように、円板74は、円板74の外側周辺に配置される複数の歯76を備え、歯76は、紐18との係合、および/または、係止、および/または、捕獲係合のために構成される。凹部77が2つの隣接する歯76の間に設けられる。歯との紐18の係合の場合、紐は凹部77のうちの1つの中に配置され得る。
円板74は、好ましくは、外側構成要素28からある距離において、および/または、外側構成要素28とネジ頭部66との間において、および/または、外側構成要素28と突起68との間において、ネジ62のシャフト64に配置され得る。したがって、紐18は、外側構成要素28と円板と74の間の隙間へと滑り入ることができ、詰込みまたは圧縮の手順のために引っ張られるとき、十分に大きな可能性で円板74の歯76と係合させられ得る。
図10は、本発明のさらなる実施形態による建築物10を側方から見た概略的な鉛直方向での断面図を示している。図10によれば、支持部分12および被覆部分14はフェンス78を包囲し、好ましくは、それぞれの土壌または地盤の中に配置される固体杭(ここでは詳細に示されていない)へ締め付け要素によって取り付けられる二重ロッドマット80を備えるフェンス78を包囲する。水平に延びる支持要素82が二重ロッドマット80に取り付けられる。支持要素82は、支持部分12の固体材料片16を支持するように、および、支持部分12の重量負荷をフェンス78の二重ロッドマット80に伝達するように、構成され得る。
水平に延びる支持要素82は、耐候性の上方部分と、溶解性または分解性の下方部分とによって提供でき、溶解性または分解性の下方部分は、二重ロッドマット80へと伝達される向上した重量負荷のために、支持要素82の下方の空洞の発展のために構成される。
フェンス78の二重ロッドマット80は、上被覆部分46を介して重量負荷を被覆部分14へと伝達するために、具体的には被覆部分14の鉛直な側面へと伝達するために、上被覆部分46に取り付けられ得る。
図10における実施形態による建築物10を建設するために、フェンス78の締め付け要素が緩められ、フェンス78の二重ロッドマット80は、例えば5cmといった、数センチメートルより高くに移動させられる。
二重ロッドマット80を新たな位置で保持するために、追加の非永久的デバイス(本明細書では示されていない)が、二重ロッドマット80をその高い位置で係止するために適用されてもよい。このようなデバイスは、水で濡れると溶解する、フェンス78または二重ロッドマット80の下方のボール紙の基部など、建築物が完成させられた後に係止解除されるのに適した任意のデバイスであり得る。
フェンス78の締め付け要素は、鉛直方向における二重ロッドマット80の直線的な運動を可能にしないが、二重ロッドマット80を水平方向においてそれぞれの杭になおも係止するように緩んだままである。ここで、水平の支持要素82がフェンス二重ロッドマット80に取り付けられる。建築物10が建設されるとき、それぞれが固体材料片16である支持部分12の重量の相当の部分が、水平な支持要素82に圧し掛かる。
前述したように、水平に延びる支持要素82は、上方側における固体部と下方側における非永久的部とから成る。非永久的部は、建築物が完成させられた後に溶解することができる。非永久的部分も、水で濡れると全体が溶解するボール紙または他の材料から成り得る。非永久的な材料の機能は、固体材料片16が水平な支持要素82の下方側に空間を割り当てるのを防止するためである。
水平の支持要素82の機能は、すべての非永久的要素が溶解するとすぐに、支持部分12の重量負荷、または、例えば50%、または、70%、または、80%といった、その負荷の少なくとも多くの部分を担うことである。そのため、その静的な負荷の力は二重ロッドマット80へと伝えられる。二重ロッドマット80は上被覆部分46に永久的に取り付けられる。結果として、上被覆部分46には重量が圧し掛かり、重量を、外側の被覆部分14へと、つまり、被覆部分14の側面部へと、直接的に伝える。
したがって、被覆デバイス20には、少なくとも支持部分12の重量の一部が圧し掛かる。そのため、上方の列における被覆デバイス20は、すべての非永久的な要素または部分が溶解し、建築物10が永続的で最終的な固体状態に落ち着くと、支持部分12の重量負荷によって係止される。
図10にも示されているような好ましい解決策では、外側の被覆部分14は、地盤へと約40cmの深さであり得る、または、建築物10の高さの約3分の1の深さを有し得る溝84において、地面に置かれる。
溝84は、押し付けられた固体材料片86を備え、任意選択で固体基礎要素88も備え得る。固体基礎要素88は、固体材料片86に埋め込まれてもよく、縁石側またはプラスチック要素として提供されてもよい。
排水が固体材料片16を通じて2つの溝84の間で地盤に入るのを防止するために、滴受け90が、水および他の残留物を捕らえるために支持部分12の下方に適用されてもよい。
10 建築物
12 支持部分、支持構造
14 被覆部分
16 固体材料片
18 紐
20 被覆デバイス
22 中心エリア、中心領域
24 視認側
26 機能側
28 外側構成要素、外側要素
30 取付要素
32 相互連結部
34 特定デバイス
36 遮蔽要素
38 発光体
40 金属フランジ
42 フック
44 シンク
46 上被覆部分
48 鉛直に延びる側面被覆部分
50 光源
52 光路、内部光学経路
54 鏡
56 覆い被さり部分
58 光路
60 取付要素
62 ネジ
64 シャフト
66 ネジ頭部
68 突起
70、72 挿入面取り部
74 円板
76 歯
77 凹部
78 フェンス
80 二重ロッドマット
82 支持要素
84 溝
86 固体材料片
88 固体基礎要素
90 滴受け

Claims (67)

  1. 支持部分(12)と、前記支持部分(12)を被覆するための被覆部分(14)とを備える建築物(10)、具体的には壁構造および/または支柱構造であって、
    前記支持部分(12)は、固体材料片(16)と、前記固体材料片(16)のうちの少なくとも一部を詰め込むための少なくとも1本の紐(18)とによって提供され、
    前記被覆部分(14)は少なくとも1つの被覆デバイス(20)を備え、
    前記紐(18)と前記被覆デバイス(20)とは互いに取り付けられる、建築物(10)。
  2. 前記被覆部分(14)は、前記支持部分(12)および/または前記支持部分(12)の複数の側面の周りに配置される、好ましくは鉛直に延びる側面に配置される、および/もしくは、
    前記被覆部分(14)は、前記支持部分(12)のための型、具体的には、前記支持部分(12)の前記固体材料片(16)および前記紐(18)の複合体のための型を提供する、請求項1に記載の建築物(10)。
  3. 前記少なくとも1つの被覆デバイス(20)は、前記支持構造(12)の前記固体材料片(16)のうちの少なくとも一部とは、異なる材料から作られ、かつ/または、異なる視覚的外観を有する、および/もしくは、
    前記少なくとも1つの被覆デバイス(20)は、前記支持構造(12)の平均的な前記固体材料片(16)よりも大きい寸法を有する、および/もしくは、
    前記少なくとも1つの被覆デバイス(20)は、前記支持部分(12)の前記固体材料片(16)よりも高い表面の品質および/または滑らかさを有する、請求項1または2に記載の建築物(10)。
  4. 前記固体材料片(16)は、粉砕された岩石、角張った岩石、粒状の石材料、および/または、破壊された石、および/または、ガラス材料、および/または、ガラス砂利、および/または、ガラス破片として提供され、および/もしくは、
    前記固体材料片(16)は、好ましくは詰込み効果を増加させるために、詰め込まれ、かつ/または、押し付けられ、かつ/または、圧縮させられる、請求項1から3のいずれか一項に記載の建築物(10)。
  5. 前記紐(18)は、好ましくは詰込み効果を増加させるために、前記支持部分(12)の中に、かつ/または、前記支持部分(12)を通じて、かつ/または、前記固体材料片(16)同士の間で、少なくとも断面方向に置かれ、かつ/または、緩く置かれ、かつ/または、少なくとも断面方向に締め付けられる、および/もしくは、
    前記紐(18)は、前記支持部分(12)の中心エリア(22)と異なる被覆デバイス(20)との間で、交互に延びるパターンで配置される、請求項1から4のいずれか一項に記載の建築物(10)。
  6. 前記紐(18)は、非線形の様態で、前記支持部分(12)の中に、かつ/または、前記支持部分(12)を通じて、少なくとも断面方向に置かれ、かつ/または、湾曲した様態で少なくとも断面方向に置かれ、かつ/または、前記固体材料片(16)の周りで少なくとも断面方向に屈曲または湾曲させられる、請求項1から5のいずれか一項に記載の建築物(10)。
  7. 前記紐(18)は、引っ張られていない状態において柔軟および/またはしなやかである、および/もしくは、
    前記紐(18)は、詰込み効果を提供するために、引っ張られている状態において、少なくとも断面方向に湾曲および/または屈曲したままである、請求項1から6のいずれか一項に記載の建築物(10)。
  8. 前記被覆部分(14)は、複数の被覆デバイス(20)、好ましくは、互いと隣接して配置される複数の被覆デバイス(20)、かつ/または、前記支持部分(12)に沿って配置される複数の被覆デバイス(20)、かつ/または、前記支持部分(12)と隣接して配置される複数の被覆デバイス(20)を備える、および/もしくは、
    前記紐(18)は、複数の被覆デバイス(20)に取り付けられ、好ましくは、前記支持部分(12)の異なる側面における複数の被覆デバイス(20)に取り付けられる、請求項1から7のいずれか一項に記載の建築物(10)。
  9. 前記少なくとも1つの被覆デバイス(20)は、石、および/または、ガラス、および/または、金属材料から作られ、かつ/またはそれらを含み、および/もしくは、
    前記少なくとも1つの被覆デバイス(20)は、前記支持部分(12)から離れる方を向く視認側(24)、および/または、前記支持部分(12)を向く機能側(26)を備え、
    前記紐(18)は、前記機能側(26)において前記被覆デバイス(20)に取り付けられる、請求項1から8のいずれか一項に記載の建築物(10)。
  10. 前記固体材料片(16)は、前記被覆部分(14)および/または前記少なくとも1つの被覆デバイス(20)へと圧縮および/もしくは押し付けられ、かつ/または、前記少なくとも1つの被覆デバイス(20)によって保持および/もしくは制限される、および/もしくは、
    前記被覆部分(14)は、前記固体材料片(16)の位置ずれおよび/または移動を許容する、請求項1から9のいずれか一項に記載の建築物(10)。
  11. 前記被覆部分(14)および/または前記少なくとも1つの被覆デバイス(20)は、前記支持部分(12)によって、好ましくは、圧縮、押し付け、および/もしくは詰め込みされた前記固体材料片(16)によって、ならびに/または、前記紐(18)によって、ならびに/または、前記固体材料片(16)と前記紐(18)とから作られる複合体によって、固定および/または保持される、請求項1から10のいずれか一項に記載の建築物(10)。
  12. 前記紐(18)と前記少なくとも1つの被覆デバイス(20)との間の前記取り付けは、形体的な嵌め合い、および/または非確動的な連結を介して、ならびに/または接着剤を介して提供される、請求項1から11のいずれか一項に記載の建築物(10)。
  13. 前記少なくとも1つの被覆デバイス(20)は、少なくとも1つの外側構成要素(28)または複数の外側構成要素(28)と、前記紐(18)との前記取り付けのための少なくとも取付要素(30;60)および/または取付部分とを備え、
    前記外側構成要素は、前記支持部分(12)から離れる方を向く視認側(24)、および/または、前記支持部分(12)を向く機能側(26)を好ましくは備え、前記取付要素(30)および/または前記取付部分は前記機能側(26)に配置される、請求項1から12のいずれか一項に記載の建築物(10)。
  14. 前記取付要素(30)および/または前記取付部分は、前記紐(18)が取り付けおよび/または引っ掛けられるフック、および/または、小穴、および/または、切込みとして構成される、請求項13に記載の建築物(10)。
  15. 前記取付要素(60)および/または前記取付部分は、ネジ(62)として構成され、かつ/またはネジ(62)を備え、
    前記ネジは、好ましくはコンクリートネジとして構成される、請求項13に記載の建築物(10)。
  16. 前記ネジ(62)は、前記外側構成要素(28)に捩じ込まれ、かつ/または、ダボまたはネジの係留無しで、前記外側構成要素(28)に捩じ込まれる、請求項15に記載の建築物(10)。
  17. 前記ネジ(62)は、シャフト(64)と、前記シャフト(64)に取り付けられるネジ頭部(66)とを備える、および/もしくは、
    前記シャフト(64)は、前記シャフト(64)の長手方向において前記ネジ頭部(66)からある距離に配置される突起(68)、具体的には径方向の突起を備え、
    前記シャフト(64)、および/または、前記突起(68)、および/または、前記ネジ頭部(66)は、ロボットおよび/または把持デバイスのための把持部分を提供する、請求項15または16に記載の建築物(10)。
  18. 前記ネジ頭部(66)および/または前記突起(68)には、挿入面取り部(70、72)および/もしくは丸められた表面が設けられる、および/もしくは、
    前記突起(68)および前記ネジ頭部(66)の前記挿入面取り部(70、72)および/もしくは前記丸められた表面(70、72)は、前記シャフト(64)の前記長手方向において互いを向く、および/もしくは、
    前記挿入面取り部(70、72)および/または前記丸められた表面(70、72)は、ロボットまたは把持デバイスによる前記被覆デバイス(20)の正確および/または容易な把持および位置合わせのために設けられる、請求項17に記載の建築物(10)。
  19. 前記取付要素(60)および/または前記取付部分は、前記紐(18)による係合のための円板(74)を備える、請求項14から18のいずれか一項に記載の建築物(10)。
  20. 前記円板(74)は、前記円板(74)の外側周辺に配置される複数の歯(76)を備え、
    前記歯(76)は、前記紐(18)との係合、および/または、係止、および/または、捕獲係合のために構成される、請求項19に記載の建築物(10)。
  21. 前記円板(74)は、ネジ(62)の前記シャフト(64)に配置され、好ましくは、前記外側構成要素(28)からある距離において、および/または、前記外側構成要素(28)と前記ネジ頭部(66)との間において、および/または、前記外側構成要素(28)と前記突起(68)との間においてネジ(62)の前記シャフト(64)に配置される、請求項19または20に記載の建築物(10)。
  22. 少なくとも2つの外側構成要素(28)が相互連結部(32)を介して一体に取り付けられ、
    前記相互連結部(32)は、好ましくは、前記紐(18)が取り付けられ、かつ/または引っ掛けられる取付要素(30)および/または取付部分を提供する、請求項1から21のいずれか一項に記載の建築物(10)。
  23. 前記少なくとも1つの被覆デバイス(20)は、好ましくは取付要素(30)および/または取付部分に配置される特定デバイス(34)を備え、
    前記特定デバイス(34)は、好ましくは、平坦なプラットフォームとして構成され、かつ/あるいは、センサによる検出のために、または人に対して視認可能な検出のために構成され、かつ/あるいは、位置マーカー、および/もしくは、配向マーカー、ならびに/または、データコードもしくはデータデバイスIDで構成される、請求項1から22のいずれか一項に記載の建築物(10)。
  24. 前記少なくとも1つの被覆デバイス(20)は、前記支持部分(12)を向く機能側(26)に配置される遮蔽部分および/または遮蔽要素(36)を備え、
    前記遮蔽部分および/または前記遮蔽要素(36)は、前記支持部分(12)の前記固体材料片(16)と前記被覆デバイス(20)の外側構成要素(28)との間に距離を保つように構成される、および/もしくは、
    前記遮蔽要素(36)および/または前記遮蔽部分は、前記被覆デバイス(20)の前記取付要素(30)および/または前記取付部分に配置および/または固定される、請求項1から23のいずれか一項に記載の建築物(10)。
  25. 少なくとも1つの発光体(38)、好ましくは複数の発光体および/または発光チェーンが、前記支持部分(12)と前記被覆部分(14)の視認可能な外面との間の自由空間に配置され、好ましくは、前記遮蔽部分または前記遮蔽要素(36)と前記被覆デバイス(20)の前記外側構成要素(28)との間の自由空間に、および/または、前記円板(74)と前記被覆デバイス(20)の前記外側構成要素(28)との間の自由空間に配置される、および/もしくは、
    複数の発光体が光パターンを示すように構成される、請求項1から24のいずれか一項に記載の建築物(10)。
  26. 複数の被覆デバイス(20)がパターンで配置され、好ましくは、所定のパターン、および/もしくは、視覚的パターン、および/もしくは、色パターン、および/もしくは、設計パターン、および/もしくは、絵柄パターンで配置され、かつ/または、好ましくは異なる時効特性および/もしくは風化特性を伴って、異なる石の種類のパターンで配置され、かつ/または、異なる透明性および/もしくは透光性を伴うパターンで配置される、請求項1から25のいずれか一項に記載の建築物(10)。
  27. 2つの隣接する被覆デバイス(20)が互いからある距離に配置される、および/もしくは、
    隙間が2つの隣接する被覆デバイス(20)の間に設けられる、請求項1から26のいずれか一項に記載の建築物(10)。
  28. 前記被覆部分(14)は複数の被覆デバイス(20)を備え、前記被覆デバイス(20)のうちの少なくとも一部は、下方にある前記被覆デバイス(20)のうちの少なくとも1つの上に覆い被さる構成および/または覆い被さって配置される、および/もしくは、
    覆い被さる被覆デバイス(20)の重心が、好ましくは前記紐(18)への連結が無しでも、前記覆い被さる被覆デバイス(20)を所定位置で保持するように配置される、請求項1から27のいずれか一項に記載の建築物(10)。
  29. 前記支持部分(12)および/または前記被覆部分(14)の複数のセグメントが提供され、前記セグメントは、互いから独立して提供され、かつ/または、独立した分解のために構成される、請求項1から28のいずれか一項に記載の建築物(10)。
  30. 前記支持部分(12)および/または前記被覆部分(14)は、好ましくは孔、通路、空洞、および/または動物生息空間の発展のための有機材料である分解性物体を備える、請求項1から29のいずれか一項に記載の建築物(10)。
  31. 前記支持部分(12)および/または前記被覆部分(14)は、少なくとも1つの機能的物体、好ましくは管、管セグメント、ケーブル、剛体構造、および/もしくは鋼鉄棒を包囲し、且つ/または備える、請求項1から30のいずれか一項に記載の建築物(10)。
  32. 前記支持部分(12)および/または前記被覆部分(14)は、それぞれの地盤もしくは土壌の中に、連結、および/または、設立、および/または、埋め込まれる構造を包囲する、および/もしくは、
    前記紐(18)は、それぞれの地盤もしくは土壌の中に、連結、および/または、設立、および/または、埋め込まれる構造に連結される、請求項1から31のいずれか一項に記載の建築物(10)。
  33. 前記支持部分(12)および/または前記被覆部分(14)は、印刷構造、好ましくは、植物および/または電気デバイスのために、3D印刷構造、および/または、水密印刷構造、および/または、印刷水保管部、を備える、および/もしくは、
    前記支持部分(12)および/または前記被覆部分(14)は、好ましくは植物および/または電気デバイスの配置または位置決めのために、水密部分を備える、請求項1から32のいずれか一項に記載の建築物(10)。
  34. 前記被覆部分(14)は金属フランジ(40)を備え、好ましくは、前記支持部分(12)に備え付けられる金属フランジ(40)、および/または、前記支持部分(12)の建設の後に前記支持部分(12)に備え付けられる金属フランジ(40)、および/または、前記支持部分(12)に挿入される少なくとも1つのフック(42)によって備え付けられる金属フランジ(40)を備える、請求項1から33のいずれか一項に記載の建築物(10)。
  35. 前記被覆部分(14)は、少なくとも前記支持部分(12)を上側から被覆する上被覆部分(46)、および/または、前記被覆部分(14)の鉛直に延びる側面被覆部分(48)の上部に位置決めされる上被覆部分(46)を備える、および/もしくは、
    前記上被覆部分(46)は、3D印刷構造である、かつ/または、前記支持構造(12)の上面および/または前記側面被覆部分(48)の上面のメス型として印刷される、請求項1から34のいずれか一項に記載の建築物(10)。
  36. 上被覆部分(46)が、前記支持部分(12)の固体材料片(16)および/または前記被覆部分(14)の鉛直に延びる側面被覆部分(48)の被覆デバイス(20)を固定および/または受け入れするように構成される、および/もしくは、
    前記上被覆部分(46)は、好ましくは屋根および/または光源(50)または照明の設置のために、平坦なプラットフォームとして構成される、請求項35に記載の建築物(10)。
  37. 前記上被覆部分(46)は、透明である、透光である、かつ/または、ガラス材料からのものである、かつ/もしくは、すりガラス材料からのものである、および/もしくは、
    光源(50)または照明が、前記支持部分(12)を照らすために、前記上被覆部分(46)の上に設置される、請求項35または36に記載の建築物(10)。
  38. 鏡(54)が、好ましくは光を前記支持部分(12)へと反射させるために、前記支持部分(12)の上に、前記上被覆部分(46)の上に、かつ/または、光源(50)もしくは照明の上に設置される、および/もしくは、
    前記鏡(54)は、好ましくは、光を内部光学経路(52)に沿って前記支持部分(12)へと反射させるために、かつ/または、光を、特には前記被覆部分(14)の外側で少なくとも断面方向に延びる光路(58)に沿って、外部から前記被覆部分(14)へと反射させるために、覆い被さり部分(56)を有する、かつ/または、前記支持部分(12)と前記被覆部分(14)との合計の厚さより幅広である、請求項1から37のいずれか一項に記載の建築物(10)。
  39. 光源(50)または照明源が、地盤もしくは土壌に取り付けられる柱、および/または、地盤または土壌の中に埋め込まれる柱の上に取り付けられる、および/もしくは、
    前記光源(50)または前記照明源のための電線が前記柱に連結される、および/もしくは、
    光を反射する前記鏡(54)は、前記柱の中のネジ孔を少なくとも介して前記柱に取り付けられる、請求項1から38のいずれか一項に記載の建築物(10)。
  40. 前記支持部分(12)および/または前記被覆部分(14)はフェンス(78)を包囲し、好ましくは、それぞれの土壌または地盤の中に配置される固体杭へ締め付け要素によって取り付けられる二重ロッドマット(80)を備えるフェンス(78)を包囲する、請求項1から39のいずれか一項に記載の建築物(10)。
  41. 水平に延びる支持要素(82)が前記二重ロッドマット(80)に取り付けられ、前記支持要素(82)は、前記支持部分(12)の固体材料片(16)を支持するように、かつ、前記支持部分(12)の重量負荷を前記フェンス(78)の前記二重ロッドマット(80)に伝達するように、構成される、請求項40に記載の建築物(10)。
  42. 水平に延びる支持要素(82)が、耐候性の上方部分と、溶解性または分解性の下方部分とによって提供され、前記溶解性または分解性の下方部分は、前記二重ロッドマットへと伝達される向上した重量負荷のために、前記支持要素(82)の下方の空洞の発展のために構成される、請求項41に記載の建築物(10)。
  43. 前記フェンス(78)の前記二重ロッドマット(80)は、前記上被覆部分(46)を介して重量負荷を前記被覆部分(14)へと伝達するために前記上被覆部分(46)に取り付けられる、請求項40から42のいずれか一項に記載の建築物(10)。
  44. 前記支持部分(12)および/または前記被覆部分(14)は、玄武岩材料および/またはダナイトもしくはカンラン石の材料を含む、請求項1から43のいずれか一項に記載の建築物(10)。
  45. 前記支持部分(12)の複数の固体材料片(16)および/または前記被覆部分(14)の被覆デバイス(20)が、玄武岩および/もしくはダナイトかカンラン石の材料から作られ、かつ/または、玄武岩材料および/もしくはダナイトかカンラン石の材料によって覆われ、かつ/または、空気に曝される、および/もしくは、
    前記玄武岩材料および/または前記ダナイトもしくはカンラン石の材料は、風化に曝され、かつ/または、風化することおよび二酸化炭素を大気から除去することのために構成される、請求項1から44のいずれか一項に記載の建築物(10)。
  46. 前記固体材料片(16)のうちの少なくとも一部および/または前記被覆部分(14)の被覆デバイス(20)は、玄武岩および/またはダナイトもしくはカンラン石の材料の粉末で覆われ、かつ/または、玄武岩および/またはダナイトもしくはカンラン石の材料の微粒子が、風化を高めるために大気に曝される、請求項1から45のいずれか一項に記載の建築物(10)。
  47. 前記玄武岩の粉末および/または前記ダナイトもしくはカンラン石の粉末は、5マイクロメートル超、10マイクロメートル超、15マイクロメートル超、17.5マイクロメートル超、もしくは20マイクロメートル超の粒径、および/または、50マイクロメートル未満、40マイクロメートル未満、30マイクロメートル未満、25マイクロメートル未満、もしくは22.5マイクロメートル未満の粒径を有し、より好ましくは、20マイクロメートルもしくは約20マイクロメートルの粒径を有し得る、請求項44から46のいずれか一項に記載の建築物(10)。
  48. 前記玄武岩の粉末および/または前記ダナイトもしくはカンラン石の材料は、スラリ、および/または、ゲル、および/または接着材料によって、前記固体材料片(16)および/または前記被覆部分(14)の前記被覆デバイス(20)に取り付けられ得る、請求項44から47のいずれか一項に記載の建築物(10)。
  49. 前記スラリ、および/または、前記ゲル、および/または、前記接着材料は、空気に対して浸透性であり、かつ/または、溶解するように構成され、好ましくは、6カ月から18カ月の間の時間枠、好ましくは約12カ月の時間枠で溶解するように構成される、請求項48に記載の建築物(10)。
  50. 玄武岩の粉末またはダナイトかカンラン石の粉末の材料が、少なくとも0.5mmの寸法、好ましくは1mm超、もしくは3mm超、もしくは5mm超、および/または10mm未満の寸法の粒子に形成され、これらの粒子は前記支持部分(12)および/または前記被覆部分(14)の中に配置される、請求項1から49のいずれか一項に記載の建築物(10)。
  51. 前記支持部分(12)、および/または、前記被覆部分(14)、および/または、前記上被覆部分(46)は、好ましくは砕かれた岩石粒子である岩石粒子、ならびに/または、岩石材料を伴うスラリ、および/もしくは、ゲル、および/もしくは接着材料を充填するために、より好ましくは、玄武岩、および/または、ダナイト、および/またはカンラン石からの岩石粒子を充填するために、少なくとも1つの管、充填開口、および/またはタンクを備える、請求項1から50のいずれか一項に記載の建築物(10)。
  52. 前記少なくとも1つの管、充填開口、および/またはタンクは、前記支持部分(12)、および/もしくは、前記被覆部分(14)、および/もしくは、前記上被覆部分(46)の上方部分において岩石粒子を充填するように、かつ/または、好ましくは水である液体の流れによって、前記岩石粒子を前記支持部分(12)および/または前記被覆部分(14)全体に分配するように、構成される、請求項51に記載の建築物(10)。
  53. 前記支持部分(12)および/または前記被覆部分(14)は、前記支持部分(12)および/または前記被覆部分(14)の下方部分において、岩石粒子を、具体的には風化させられた岩石粒子を濾過および/または除去するために、具体的には、風化させられた岩石粒子を排水から除去するために、濾過および/または除去の開口を備える、請求項1から52のいずれか一項に記載の建築物(10)。
  54. 少なくとも1つのセンサ、好ましくは、前記支持部分(12)および/または前記被覆部分(14)の中に配置される少なくとも1つのセンサをさらに備え、前記センサは岩石粒子の風化状態を検出するように構成される、請求項1から53のいずれか一項に記載の建築物(10)。
  55. 支持部分(12)が、固体材料片としての木炭から、かつ、紐としての金属ワイヤから、少なくとも断面方向で作られる、および/もしくは、
    前記支持部分(12)および/または前記被覆部分(14)は、煙突として少なくとも断面方向で構成される、および/もしくは、
    被覆デバイス(20)が、扉として構成され、好ましくは耐火扉として構成され、かつ/または、木炭片からある距離に配置される、請求項1から54のいずれか一項に記載の建築物(10)。
  56. 中間層が、前記支持部分(12)と前記被覆部分(14)との間に配置され、好ましくは石の中間層である、および/もしくは、
    前記中間層は、2つの隣接する被覆デバイス(20)の間の隙間以上の寸法を伴う石によって提供される、および/もしくは、
    前記中間層の石は、丸い形および/もしくは丸められた形を有する、および/または、
    前記中間層の石は、2つの隣接する被覆デバイス(20)の間の隙間を通じて視認可能である、請求項1から55のいずれか一項に記載の建築物(10)。
  57. 被覆デバイス(20)、好ましくは請求項1から56のいずれか一項に記載の建築物(10)のための被覆デバイス(20)であって、
    少なくとも1つの外側構成要素(28)または複数の外側構成要素(28)と、紐(18)との前記取り付けのための少なくとも取付要素(60)および/または取付部分とを備え、前記取付要素(60)および/または前記取付部分は、前記外側構成要素(28)に捩じ込まれるネジ(62)として構成され、かつ/またはネジ(62)を備えており、好ましくはコンクリートネジとして構成され、かつ/またはコンクリートネジを備えており、ならびに
    前記取付要素(60)および/または前記取付部分は、紐(18)による係合のための円板(74)を備え、
    前記円板(74)は、前記ネジ(62)の前記シャフト(64)に配置され、前記円板(74)の外側周辺に配置される複数の歯(76)を備え、
    前記歯(76)は、紐(18)との係合、および/または、係止、および/または、捕獲係合のために構成される、被覆デバイス(20)。
  58. 前記ネジ(62)は、前記外側構成要素(28)に捩じ込まれ、かつ/または、ダボまたはネジの係留無しで、前記外側構成要素(28)に捩じ込まれる、請求項57に記載の被覆デバイス(20)。
  59. 前記ネジ(62)は、シャフト(64)と、前記シャフト(64)に取り付けられるネジ頭部(66)とを備える、および/もしくは、
    前記シャフト(64)は、前記シャフト(64)の長手方向において前記ネジ頭部(66)からある距離に配置される突起(68)、具体的には径方向の突起を備え、
    前記シャフト(64)、および/または、前記突起(68)、および/または、前記ネジ頭部(66)は、ロボットおよび/または把持デバイスのための把持部分を提供する、請求項57または58に記載の被覆デバイス(20)。
  60. 前記ネジ頭部(66)および/または前記突起(68)には、挿入面取り部(70、72)および/もしくは丸められた表面が設けられる、ならびに/または、
    前記突起(68)および前記ネジ頭部(66)の前記挿入面取り部(70、72)および/もしくは前記丸められた表面(70、72)は、前記シャフト(64)の前記長手方向において互いを向く、ならびに/または、
    角度のあるおよび/もしくは前記丸められた表面(70、72)は、ロボットまたは把持デバイスによる前記被覆デバイス(20)の正確および/または容易な把持および位置合わせのために設けられる、請求項59に記載の被覆デバイス(20)。
  61. 前記円板(74)は、前記外側構成要素(28)からある距離において、かつ/または、前記外側構成要素(28)と前記ネジ頭部(66)との間において、かつ/または、前記外側構成要素(28)と前記突起(68)との間において、ネジ(62)の前記シャフト(64)に配置される、請求項57から60のいずれか一項に記載の被覆デバイス(20)。
  62. 建築物(10)を生成するための方法、好ましくは請求項1から56のいずれか一項に記載の建築物(10)を生成するための方法であって、
    被覆部分(14)に少なくとも1つの被覆デバイス(20)を提供するステップと、
    固体材料片(16)と少なくとも1本の紐(18)との複合体を前記少なくとも1つの被覆デバイスに隣接して配置することで、支持部分(12)を提供するステップと、
    前記紐(18)を前記少なくとも1つの被覆デバイス(20)に取り付けるステップと、
    を含む方法。
  63. 少なくとも2つの被覆部分(14)および/または少なくとも2つの被覆デバイス(20)が互いと反対に配置される、および/もしくは、
    前記支持部分(12)は、少なくとも2つの反対の被覆部分(14)の間に、かつ/または、少なくとも2つの被覆デバイス(20)の間に配置される、請求項62に記載の方法。
  64. 前記少なくとも1つの被覆部分(14)は、前記支持部分(12)のための型、および/または、固体材料片(16)と少なくとも1本の紐(18)との前記複合体のための型を提供する、請求項62または63に記載の方法。
  65. 前記固体材料片(16)は、前記紐(18)によって、押し付けによって、かつ/または突固めによって、詰め込まれる、請求項62から64のいずれか一項に記載の方法。
  66. 前記紐(18)は、好ましくは詰込み効果を増加させるために、前記支持部分(12)の中に、かつ/または、前記支持部分(12)を通じて、かつ/または、前記固体材料片(16)同士の間で、少なくとも断面方向に置かれ、かつ/または、緩く置かれ、かつ/または、少なくとも断面方向に締め付けられる、請求項62から65のいずれか一項に記載の方法。
  67. 前記紐(18)は、前記支持部分(12)の中心エリア(22)と異なる被覆デバイス(20)との間で、交互に延びるパターンで置かれる、請求項62から66のいずれか一項に記載の方法。
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