JP2022547600A

JP2022547600A - 手持ち型の掃除機及び手持ち型・縦型の統合型の掃除機

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Publication number: JP2022547600A
Application number: JP2022516209A
Authority: JP
Inventors: 剣強方; 建明鄭; 文仙呉
Original assignee: Ningbo Fujia Industrial Co Ltd
Current assignee: Ningbo Fujia Industrial Co Ltd
Priority date: 2019-09-11
Filing date: 2020-07-06
Publication date: 2022-11-14
Anticipated expiration: 2040-07-06
Also published as: EP4023126A4; US20220322897A1; WO2021047263A1; EP4023126B1; JP7442628B2; EP4023126A1; CN110477800A; US11918169B2

Abstract

手持ち型の掃除機及び手持ち型・縦型の統合型の掃除機において、手持ち型の掃除機は、フレーム（１）、フレーム（１）に取り付けられたダストシリンダー（２）及びロック部（３）を備え、ダストシリンダー（２）の前端及びロック部（３）は、相対的に移動可能であり、対向する位置に配置され、ダストシリンダー（２）の前側に、反転可能なフロントカバー（５）を有し、フロントカバー（５）は、ロック部（３）及びダストシリンダー（２）が相対的に移動する場合、自動的にフリップオープンするか、又はロック部（３）の制限によってダストシリンダー（２）の前側を覆うことができる。ダストシリンダー（２）及びロック部（３）は相対的に移動でき、移動中にフロントカバー（５）は自動的に開くか、又はロック部（３）の制限によってダストシリンダー（２）を覆うことで、ダストシリンダー（２）及び／又はロック部（３）の動きによってフロントカバー（５）のロック状態を容易に解放でき、それにより、ダストシリンダー（２）を特別に外し、フロントカバー（５）を手動で開いてダストダンプを実行する必要がなく、ダストシリンダー（２）を自動的に開いてダストダンプ動作を実現し、ダストダンプ操作が非常に簡単になり、操作が便利で信頼性が高くなっている。

Description

本発明は、掃除機装置の技術分野に関し、特に、手持ち型の掃除機及び手持ち型・縦型の統合型の掃除機に関する。

現在、掃除機において、ダストシリンダーの開きやダストダンプ動作は非常に複雑であり、市場で主流となっている方法は、全体分解式とフロントエンドフリップ式である。フロントエンドフリップ式は、フロントカバーのフリップオープン動作を実現するためにバックルを手動で開く必要があり、これも不便であった。

従来技術における上記の問題を考慮して、上記の技術的欠陥を克服するために、ダストシリンダーを自動的に開いてダストダンプ動作を実現できる手持ち型の掃除機及び手持ち型・縦型の統合型の掃除機を提供することを目的とする。

具体的な技術的解決手段は次のとおりである。
手持ち型の掃除機は、フレーム、フレームに取り付けられたダストシリンダー及びロック部を備え、ダストシリンダーの前端及びロック部は、相対的に移動可能であり、対向する位置に配置され、ダストシリンダーの前側に、反転可能なフロントカバーを有し、フロントカバーは、ロック部及びダストシリンダーが相対的に移動する場合、自動的にフリップオープンするか、又はロック部の制限によってダストシリンダーの前側を覆うことができる。

好ましくは、ダストシリンダーの後端には、電気扇風機アセンブリが接続され、電気扇風機アセンブリの後端はフレームにヒンジ接続され、ダストシリンダーの前端は、電気扇風機アセンブリのヒンジ端の回りをロック部のロック位置まで回動して、フロントカバーを自動的に開くことができる。

好ましくは、ダストシリンダーは、フレームに固設され、ロック部の下端は、フレームにヒンジ接続され、フレームに対してフリップオープン可能であり、ロック部が反転した後、ダストシリンダーのフロントカバーは自動的にフリップオープンされ、ロック部がリセットした後、フロントカバーを駆動してダストシリンダーの前端を覆う。

好ましくは、ロック部は、フレームの前端に固設され、ダストシリンダーは、持ち上げ部材によってフレームに昇降可能に取り付けられ、持ち上げた後、ダストシリンダーのフロントカバーはロック部のロック位置から外れて自動的にフリップオープンされる。

好ましくは、フロントカバーの下端は、反転部材によってダストシリンダーの前側の下端にヒンジ接続され、反転部材は、接続軸と、接続軸の外側に嵌装された固定スリーブと、固定スリーブ内に埋め込まれるとともに接続軸の外側に外嵌されるねじりばねと、を含み、フロントカバー及びダストシリンダーの下端縁は、接続軸を介して同軸に接続され、固定スリーブは、ダストシリンダーに係合され、ねじりばねの一端は、フロントカバーの外縁に当接し、ダストシリンダーに対して反転する力をフロントカバーに与える。

好ましくは、フレーム内には、リンケージ制限アセンブリが取り付けられ、リンケージ制限アセンブリは、フレームの後端に配置されたトリガーボタンと、電気扇風機アセンブリ又はダストシリンダーを上向きに押し上げるための押し上げ部材と、電気扇風機アセンブリ又はダストシリンダーの最大ストロークを制限するための制限部材と、トリガーボタン及び制限部材を駆動的に接続するリンケージ部材と、を備える。

好ましくは、電気扇風機アセンブリ又はダストシリンダーの下端は、制限部材の位置に対向しているバックル構造を有しており、制限部材は、前後に反転可能にフレーム内に取り付けられ、リンケージ部材のトリガーボタンから離れた一端は、制限部材を駆動して反転動作を実行するように制限部材に当接され、制限部材のバックル構造に面する一方側は、バックル構造の最小ストロークを制限するための第１フランジバックル部を有し、フレームの内部には、バックル構造の最大ストロークを制限するための第２フランジバックル部も有している。

好ましくは、ロック部のフレームの前端に面する一方側には、第１の取り外し可能な接続部材が設けられ、フレームの前端のロック部に面する一方側には、第１の取り外し可能な接続部材の構造と合わせた第２の取り外し可能な接続部材が設けられている。

好ましくは、ダストシリンダーは、フレームに固設され、ロック部は、フレームの内部に取り付けられたプッシュロッドであり、フロントカバーの下端には、「Ｌ」字型の接続ロッドが接続され、プッシュロッドは、一端が接続ロッドのフロントカバーから離れた一端にヒンジ接続され、他端がフレームの後端のボタンに接続されている。

本発明は、上記の手持ち型の掃除機と、ロック部の前端に分解可能に接続される接続パイプと、接続パイプの手持ち型の掃除機から離れた一端に取り付けられる床ブラシアセンブリと、を備える手持ち型・縦型の統合型の掃除機も提供する。

上記の技術的解決手段の有益な効果は次のとおりである。
手持ち型の掃除機は、フレーム、ダストシリンダー及びロック部を備え、ダストシリンダー及びロック部は相対的に移動でき、移動中にフロントカバーは自動的に開くか、又はロック部の制限によってダストシリンダーを覆うことで、ダストシリンダー及び／又はロック部の動きによってフロントカバーのロック状態を容易に解放でき、それにより、ダストシリンダーを特別に外し、フロントカバーを手動で開いてダストダンプを実行する必要がなく、ダストシリンダーを自動的に開いてダストダンプ動作を実現し、ダストダンプ操作が非常に簡単になり、操作が便利で信頼性が高くなっている。

本発明による手持ち型の掃除機の実施例１の斜視図である。本発明による手持ち型の掃除機の実施例１の別の視点からの斜視図である。本発明による手持ち型の掃除機の実施例１の断面斜視図である。図３におけるＩ部の部分拡大図である。本発明による手持ち型の掃除機の実施例１におけるフレームの斜視図である。本発明による手持ち型の掃除機の実施例１におけるリンケージ制限アセンブリの斜視図である。本発明による手持ち型の掃除機の実施例１におけるリンケージ制限アセンブリの別の視点からの斜視図である。本発明による手持ち型の掃除機の実施例１における制限アセンブリの斜視図である。本発明による手持ち型の掃除機の実施例１の使用状態における側面図である。本発明による手持ち型の掃除機の実施例１の使用状態における断面図である。本発明による手持ち型の掃除機の実施例１における電気扇風機アセンブリの斜視図である。本発明による手持ち型の掃除機の実施例１における電気扇風機アセンブリの別の視点からの斜視図である。本発明による手持ち型の掃除機の実施例１におけるダストシリンダーの斜視図である。本発明による手持ち型の掃除機の実施例１における反転部材の分解図である。本発明による手持ち型の掃除機の実施例２の第１使用状態図である。本発明による手持ち型の掃除機の実施例２の第２使用状態図である。本発明による手持ち型の掃除機の実施例３の第１使用状態図である。本発明による手持ち型の掃除機の実施例３の第２使用状態図である。本発明による手持ち型の掃除機の実施例４の第１使用状態図である。本発明による手持ち型の掃除機の実施例４の第２使用状態図である。本発明による手持ち型・縦型の統合型の掃除機の斜視図である。

本発明により達成される技術的手段、創造的特徴、達成される目的、及び効果を容易に理解できるようにするために、以下に、本発明について実施例と図面を組み合わせて具体的に説明する。そして、図１０に示すように、右から左への方向を、本発明における前から後ろへの方向として定義する。

＜実施例１＞
図１～図１４に示すように、本実施例によって提供される手持ち型の掃除機は、フレーム１、フレーム１に取り付けられたダストシリンダー２及びロック部３を備え、ダストシリンダー２の前端及びロック部３は、相対的に移動可能であり、対向する位置に配置され、ダストシリンダー２の前側に、反転可能なフロントカバー５を有し、フロントカバー５は、ロック部３及びダストシリンダー２が相対的に移動する場合、自動的にフリップオープンするか、又はロック部３の制限によってダストシリンダー２の前側を覆うことができる。

上記の技術的解決手段に基づいて、手持ち型の掃除機は、フレーム１、ダストシリンダー２及びロック部３を備え、ダストシリンダー２及びロック部３は相対的に移動でき、移動中にフロントカバー５は自動的に開くか、又はロック部３の制限によってダストシリンダー２を覆うことで、ダストシリンダー２及び／又はロック部３の動きによってフロントカバー５のロック状態を容易に解放でき、それにより、ダストシリンダー２を特別に外し、フロントカバー５を手動で開いてダストダンプを実行する必要がなく、ダストシリンダー２を自動的に開いてダストダンプ動作を実現し、ダストダンプ操作が非常に簡単になり、操作が便利で信頼性が高くなっている。

１つの好ましい実施形態では、具体的に、図２、図３、図９及び図１０を参照すると、本実施例では、ダストシリンダー２の後端には、電気扇風機アセンブリ４が接続され、電気扇風機アセンブリ４の後端はフレーム１にヒンジ接続され、ダストシリンダー２の前端は、電気扇風機アセンブリ４のヒンジ端の回りをロック部３のロック位置まで回動して、フロントカバー５を自動的に開くことができる。なお、図９に示す形態を例として、電気扇風機アセンブリ４及びダストシリンダー２は、図９に示すようなヒンジ端の回りで後側に反転されてもよく、特殊な形状の構造のサポートの下で、両側に反転する動作であってもよいが、これに限定されない。

さらに好ましい実施形態として、フレーム１内には、リンケージ制限アセンブリ６が取り付けられ、リンケージ制限アセンブリ６は、フレーム１の後端に配置されたトリガーボタン６１と、電気扇風機アセンブリ４又はダストシリンダー２を上向きに押し上げるための押し上げ部材６４と、電気扇風機アセンブリ４又はダストシリンダー２の最大ストロークを制限するための制限部材６３と、トリガーボタン６１及び制限部材６３を駆動的に接続するリンケージ部材６２と、を備える。それにより、使用者がフレーム１を持ったまま、親指でトリガーボタン６１を押してダストダンプ動作をワンキーでできるので非常に便利である。さらに、図３～図７、図１１及び図１２に示すように、電気扇風機アセンブリ４又はダストシリンダー２の下端は、制限部材６３の位置に対向しているバックル構造２１を有しており、制限部材６３は、前後に反転可能にフレーム１内に取り付けられ、リンケージ部材６２のトリガーボタン６１から離れた一端は、制限部材６３を駆動して反転動作を実行するように制限部材６３に当接され、制限部材６３のバックル構造２１に面する一方側は、バックル構造２１の最小ストロークを制限するための第１フランジバックル部を有し、フレーム１の内部には、バックル構造２１の最大ストロークを制限するための第２フランジバックル部も有している。具体的には、バックル構造２１の下端にはバックルがあり、第１フランジバックル部及び第２フランジバックル部の下端面には、バックル構造２１の形状と合わせた段差構造がある。

さらに好ましい実施形態として、フレーム１内には第１ばね６５が埋め込まれ、第１ばね６５の両端は、フレーム１の内壁及び制限部材６３のバックル構造２１から離れた一方側にそれぞれ当接する。さらに、押し上げ部材６４は、押し上げスリーブを含み、押し上げスリーブの下端は開口されており、第２ばねが埋め込まれている。従って、第２ばねによって押し上げスリーブを駆動してダストシリンダー２又は電気扇風機アセンブリ４を押し上げて動かせ、上記の第１ばね６５及び第２ばねは、例えば、プラスチック弾性柱等のデバイスで置き換えてもよく、押し上げ部材６４は、一体型の弾性柱であってもよく、これに限定されない。同時に、図５に示すように、フレーム１に、上記の各部材アセンブリが上向きに張り出すための開口を有することに注目されたいが、これは一般的なことであるため、ここでは詳細な説明を省略する。

１つの好ましい実施形態において、具体的に、図３、図５及び図８に示すように、ロック部３はフレーム１の前端に取り付けられ、フロントカバー５のロック状態で、ロック部３の最高点はフロントカバー５の最低点よりも高い。さらに、ロック部３のフロントカバー５に面する一方側には、取付溝も開設され、取付溝内には、制限アセンブリ７が埋め込まれ、制限アセンブリ７は、取付溝内に可動的に埋め込まれた制限部材７１と、両端が制限部材７１の後端及び取付溝の内底面にそれぞれ当接される弾性部材７２とを含み、制限部材７１の弾性部材７２から離れた一端は、弾性部材７２の作用により取付溝から張り出すことができる。そして、ダストシリンダー２及びフロントカバー５が所定の位置に取り付けられた後、制限アセンブリ７でフロントカバー５をさらに押して、密着及びシールの効果を達成する。また、図１０に示すように、電気扇風機アセンブリ４のフレーム１にヒンジ接続された部位はフロントカバー５の最低点よりも低くて、反転中にロック部３が押し付けられて反転できない状況を回避できることが保証される。しかし、フロントカバー５とロック部３との間の隙間が十分に大きい場合も、この問題を回避することができる。

さらに、好ましい実施形態として、具体的に、図９、図１０、図１３及び図１４に示すように、本実施例では、フロントカバー５の下端は、ダストシリンダー２の前側の下端にヒンジ接続される。また、フロントカバー５は、例えば、軟質プラスチック等の可撓性材料によりダストシリンダー２の前側の下端に接続されてもよい。さらに、フロントカバー５は、反転部材８を介してダストシリンダー２にヒンジ接続され、反転部材８は、接続軸８２と、接続軸８２外に嵌装された固定スリーブ８１と、固定スリーブ８１内に埋め込まれるとともに接続軸８２の外側に外嵌されるねじりばね８３と、を含み、フロントカバー５及びダストシリンダー２の下端縁は、接続軸８２を介して同軸に接続され、固定スリーブ８１は、ダストシリンダー２に係合され、ねじりばね８３の一端は、フロントカバー５の外縁に当接し、ダストシリンダー２に対して反転する力をフロントカバー５に与えることで、ロック部３のロック状態から離れた後、自動的に開くことができるが、ねじりばね８３の構造が設計されていない場合、自重で開くこともできることは明らかであり、これに限定されない。

さらに好ましい実施形態として、電気扇風機アセンブリ４内に駆動モーターを有し、電気扇風機アセンブリ４の後端に、中央に貫通穴を開設された後部カバーを有し、電気扇風機アセンブリ４の後端には、ディスプレイスクリーンがさらに取り付けられ、ディスプレイスクリーンは後部カバーの貫通穴に埋め込まれている。

また、本実施例では、上記のロック部３は、フレーム１の前端に配置され、フレーム１と一体になっており、内部にフレーム１を介してダストシリンダー２に連通されるエアダクトを有し、ロック部３の前端には、集塵部品を接続するためのプラグポートがあり、これは通常の形態であるため、ここでは詳細な説明を省略する。同時に、フレーム１内には、バッテリパックや、駆動ボタンアセンブリ等の様々な通常部材も備えており、電気扇風機アセンブリ４内にも回路基板を備えている。

＜実施例２＞
図１５及び図１６に示すように、本実施例によって提供される手持ち型の掃除機の構造的特徴は、基本的に上記の実施例１のものと同じであるが、その相違点は、ただ電気扇風機アセンブリ４及びダストシリンダー２がフレーム１に固設され、ロック部３は、フレーム１の内部に取り付けられたプッシュロッド９１であり、フロントカバー５の下端には、「Ｌ」字型の接続ロッド９２が接続され、プッシュロッド９１は、一端が接続ロッド９２のフロントカバー５から離れた一端にヒンジ接続され、他端がフレーム１の後端のボタンに接続されていることである。このため、ボタンを押すことにより、プッシュロッド９１を介して接続ロッド９２を回動するように駆動でき、さらにフロントカバー５を駆動して反転動作を実行することができる。また、プッシュロッド９１の動きは、フレーム１の側部に設けられた押しボタン接続によって実現することもでき、これに限定されない。

＜実施例３＞
図１７及び図１８に示すように、本実施例によって提供される手持ち型の掃除機の構造的特徴は、基本的に上記の実施例１のものと同じであるが、その相違点は、ただ電気扇風機アセンブリ４及びダストシリンダー２がフレーム１に固設され、ロック部３の下端がフレーム１にヒンジ接続され、フレーム１に対してフリップオープンすることができ、ロック部３が反転した後、ダストシリンダー２のフロントカバー５が自動的にフリップオープンされ、ロック部３がリセットした後、フロントカバー５を駆動してダストシリンダー２の前端を覆うことである。さらに、ロック部３のフレーム１の前端に面する一方側には、第１の取り外し可能な接続部材が設けられ、フレーム１の前端のロック部３に面する一方側には、第１の取り外し可能な接続部材の構造と合わせた第２の取り外し可能な接続部材が設けられ、ロック部３のリセット後の固定を実現する。具体的には、取り外し可能な接続部材は、強力な磁気引力構造であってもよく、互いに対合するバックル構造２１であってもよい。そして、本実施例では、ロック部３は、外部集塵部品をフレーム１に接続するためのコネクタとしても機能する。

＜実施例４＞
図１９及び図２０に示すように、本実施例によって提供される手持ち型の掃除機の構造的特徴は、基本的に上記の実施例１のものと同じであるが、その相違点は、ただロック部３がフレーム１の前端に固設され、ダストシリンダー２及び電気扇風機アセンブリ４は持ち上げ部材１０を介してフレーム１に昇降可能に取り付けられ、持ち上げた後、ダストシリンダー２のフロントカバー５はロック部３のロック位置から外れて自動的にフリップオープンされることである。

１つの好ましい実施形態において、持ち上げ部材１０は、ばね又ははさみ構造であり、その他に、例えば、電動プッシュロッド等、ダストシリンダー２のロック状態を解放した後に持ち上げ状態を実現する一連の電気的・機械的構造であってもよい。さらに、フレーム１において、ダストシリンダー２及び電気扇風機アセンブリ４の両側の位置には、シュートがさらに設けられ、ダストシリンダー２及び電気扇風機アセンブリ４の両側には、シュートの構造に合わせたスライダーがあり、縦方向の持ち上げ動作をガイドする。同時に、当該シュートの延在方向は垂直方向に限定されず、例えば、傾きに沿って後側の上方に向いた方向に延びてもよい。具体的には、ダストシリンダー２及び電気扇風機アセンブリ４の下端も、実施例１に記載のようなバックル構造を有し、フレーム１にも、ストロークの制限を実現するための制限部材６３が設けられている。実際、本実施例では、例えば、はさみ構造又は電動プッシュロッド９１の形態を採用する場合、自動的にストロークの制限を実現することができ、これに限定されない。具体的には、フレーム１内には、持ち上げ部材１０をロックするためのリンケージ部材１２と、リンケージ部材１２を駆動するためのボタンと、リンケージ部材６２をリセットするためのリセットばね１１と、がさらに設けられている。

また、上記の実施例１ないし実施例４では、いずれもダストシリンダー２を電気扇風機アセンブリ４の前端に直接取り付ける構成を用いているが、実際には、電気扇風機アセンブリ４はフレーム１に取り付けてもよく、上記の設計は好ましい設計に過ぎず、これに限定されない。

＜実施例５＞
図２１に示すように、本実施例によって提供される手持ち型・縦型の統合型の掃除機は、上記の実施例１ないし実施例４のいずれかに記載の手持ち型の掃除機と、ロック部３の前端に分解可能に接続される接続パイプ１４と、接続パイプ１４の手持ち型の掃除機から離れた一端に取り付けられる床ブラシアセンブリ１３と、を備える。従って、具体的な必要に応じて、手持ち型又は縦型の形態の変化を分解・組立することで実現できる。

以上の説明は、本発明の好ましい実施例に過ぎず、本発明を限定するものではなく、単に例示的なものである。当業者であれば、本発明の特許請求の範囲によって限定される精神及び範囲内で多くの変更、修正、さらには同等取替を加えることができるが、いずれも本発明の保護範囲内にあることが理解される。

Claims

フレーム（１）、前記フレーム（１）に取り付けられたダストシリンダー（２）及びロック部（３）を備え、前記ダストシリンダー（２）の前端及びロック部（３）は、相対的に移動可能であり、対向する位置に配置され、前記ダストシリンダー（２）の前側に、反転可能なフロントカバー（５）を有し、前記フロントカバー（５）は、前記ロック部（３）及びダストシリンダー（２）が相対的に移動する場合、自動的にフリップオープンするか、又は前記ロック部（３）の制限によって前記ダストシリンダー（２）の前側を覆うことができることを特徴とする手持ち型の掃除機。
前記ダストシリンダー（２）の後端には、電気扇風機アセンブリ（４）が接続され、前記電気扇風機アセンブリ（４）の後端は前記フレーム（１）にヒンジ接続され、前記ダストシリンダー（２）の前端は、前記電気扇風機アセンブリ（４）のヒンジ端の回りを前記ロック部（３）のロック位置まで回動して、前記フロントカバー（５）を自動的に開くことができることを特徴とする請求項１に記載の手持ち型の掃除機。
前記ダストシリンダー（２）は、前記フレーム（１）に固設され、前記ロック部（３）の下端は、前記フレーム（１）にヒンジ接続され、前記フレーム（１）に対してフリップオープン可能であり、前記ロック部（３）が反転した後、前記ダストシリンダー（２）のフロントカバー（５）は自動的にフリップオープンされ、前記ロック部（３）がリセットした後、フロントカバー（５）を駆動して前記ダストシリンダー（２）の前端を覆うことを特徴とする請求項１に記載の手持ち型の掃除機。
前記ロック部（３）は、前記フレーム（１）の前端に固設され、前記ダストシリンダー（２）は、持ち上げ部材（１０）によって前記フレーム（１）に昇降可能に取り付けられ、持ち上げた後、前記ダストシリンダー（２）のフロントカバー（５）は前記ロック部（３）のロック位置から外れて自動的にフリップオープンされることを特徴とする請求項１に記載の手持ち型の掃除機。
前記フロントカバー（５）の下端は、反転部材（８）によって前記ダストシリンダー（２）の前側の下端にヒンジ接続され、前記反転部材（８）は、接続軸（８２）と、前記接続軸（８２）外に嵌装された固定スリーブ（８１）と、前記固定スリーブ（８１）内に埋め込まれるとともに前記接続軸（８２）外に外嵌されるねじりばね（８３）と、を含み、前記フロントカバー（５）及びダストシリンダー（２）の下端縁は、前記接続軸（８２）を介して同軸に接続され、前記固定スリーブ（８１）は、前記ダストシリンダー（２）に係合され、前記ねじりばね（８３）の一端は、前記フロントカバー（５）の外縁に当接し、前記ダストシリンダー（２）に対して反転する力を前記フロントカバー（５）に与えることを特徴とする請求項２乃至４のいずれか一項に記載の手持ち型の掃除機。
前記フレーム（１）内には、リンケージ制限アセンブリ（６）が取り付けられ、前記リンケージ制限アセンブリ（６）は、前記フレーム（１）の後端に配置されたトリガーボタン（６１）と、前記電気扇風機アセンブリ（４）又はダストシリンダー（２）を上向きに押し上げるための押し上げ部材（６４）と、前記電気扇風機アセンブリ（４）又はダストシリンダー（２）の最大ストロークを制限するための制限部材（６３）と、前記トリガーボタン（６１）及び制限部材（６３）を駆動的に接続するリンケージ部材（６２）と、を備えることを特徴とする請求項２に記載の手持ち型の掃除機。
前記電気扇風機アセンブリ（４）又はダストシリンダー（２）の下端は、前記制限部材（６３）の位置と対向しているバックル構造（２１）を有しており、前記制限部材（６３）は、前後に反転可能に前記フレーム（１）内に取り付けられ、前記リンケージ部材（６２）の前記トリガーボタン（６１）から離れた一端は、前記制限部材（６３）を駆動して反転動作を実行するように前記制限部材（６３）に当接され、前記制限部材（６３）の前記バックル構造（２１）に面する一方側は、前記バックル構造（２１）の最小ストロークを制限するための第１フランジバックル部を有し、前記フレーム（１）の内部には、前記バックル構造（２１）の最大ストロークを制限するための第２フランジバックル部も有していることを特徴とする請求項６に記載の手持ち型の掃除機。
前記ロック部（３）の前記フレーム（１）の前端に面する一方側には、第１の取り外し可能な接続部材が設けられ、前記フレーム（１）の前端の前記ロック部（３）に面する一方側には、前記第１の取り外し可能な接続部材の構造と合わせた第２の取り外し可能な接続部材が設けられていることを特徴とする請求項３に記載の手持ち型の掃除機。
前記ダストシリンダー（２）は、前記フレーム（１）に固設され、前記ロック部（３）は、前記フレーム（１）の内部に取り付けられたプッシュロッド（９１）であり、前記フロントカバー（５）の下端には、「Ｌ」字型の接続ロッド（９２）が接続され、前記プッシュロッド（９１）は、一端が前記接続ロッド（９２）の前記フロントカバー（５）から離れた一端にヒンジ接続され、他端が前記フレーム（１）の後端のボタンに接続されていることを特徴とする請求項１に記載の手持ち型の掃除機。
請求項１乃至９のいずれか一項に記載の手持ち型の掃除機と、前記ロック部（３）の前端に分解可能に接続される接続パイプ（１４）と、前記接続パイプ（１４）の前記手持ち型の掃除機から離れた一端に取り付けられる床ブラシアセンブリ（１３）と、を備えることを特徴とする手持ち型・縦型の統合型の掃除機。