JP4083185B2 - 電気掃除機 - Google Patents

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Description

この発明は、塵埃を分離捕集する集塵ユニットを有する掃除機本体に着脱可能に装着した電気掃除機に関するものである。
従来の電気掃除機としては、例えば掃除機本体の前部に上方に開放する容器配設凹部を形成し、この容器配設凹部に取手付の集塵容器(集塵ユニット)を配設すると共に、この集塵容器の上部を掃除機本体に上下開閉可能に装着した上カバーで覆うようにしたものが知られている。
尚、この上カバーには、集塵容器の上部を覆ったときに集塵容器のエア吸込口に連通する集塵ホース接続口と、集塵容器からの排気口を掃除機本体の後部に配設された電動送風機のエア吸込開口に連通させる連通路が形成されている。
この電気掃除機では、集塵容器を容器配設凹部に配設したときに、集塵容器の取手の下端部を掃除機本体の前端部に設けた係止孔に挿入するようにすると共に、この取手の下端部に係止爪を設ける一方、上カバーで集塵容器の上部を覆ったときに上カバーを集塵容器にロックさせるロック手段が上カバーに設けられていると共に、このロック手段に連動して集塵容器の取手に設けた係止爪を係止孔内の係止部に係止させる構成としていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−313347号公報
しかしながら、上述した電気掃除機では、集塵容器(集塵ユニット)の掃除機本体への固定のための構成が複雑であった。
そこで、この発明は、集塵ユニットの掃除機本体への固定のための構成が簡単で、集塵ユニットの掃除機本体への着脱が容易な電気掃除機を提供することを目的とするものである。
この目的を達成するため、この発明は、掃除機本体の本体ケースの外観面に開口するユニット配設凹部が形成され、前記ユニット配設凹部に配設される集塵ユニットを有し、前記集塵ユニットは互いに分離可能に結合された塵埃分離ユニットおよび塵埃捕集ユニットを備え、前記塵埃分離ユニットに被係止部が設けられ、前記被係止部を係止させる係止部材が前記ユニット配設凹部内に設けられ、前記係止部材による前記被係止部の係止の解除操作をさせる係止解除操作部材が前記ユニット配設凹部の底部に設けられ、前記係止解除操作部材による前記係止の解除操作に連動して前記塵埃分離ユニットを押し出す押し出し部材が前記ユニット配設凹部内に設けられ、塵埃分離ユニットから前記塵埃捕集ユニットが分離されて前記ユニット配設凹部から取り外されると前記係止解除操作部材による前記係止の解除操作が可能になる電気掃除機としたことを特徴とする。
この構成によれば、集塵ユニットに被係止部を設け、この被係止部を係止させる係止部材をユニット配設凹部内に設けただけの構成であるので、集塵ユニットの掃除機本体への固定のための構成が簡単である。また、係止解除操作部材による係止の解除操作に連動して集塵ユニットを押し出す押し出し部材がユニット配設凹部内に設けられている構成としたので、集塵ユニットの掃除機本体への着脱が容易である。
以下、この発明に係る電気掃除機の実施の形態である実施例を図面に基づいて説明する。
図1に示す電気掃除機10は、掃除機本体11と、この掃除機本体11の接続口11Aに一端が着脱自在に接続されその他端には手元操作管13が設けられている集塵ホース12と、手元操作管13に着脱自在に接続した延長管14と、延長管14の先端部に着脱自在に接続された吸込口体15とを備えている。手元操作管13には操作部(操作パネル)13Aが設けられており、この操作部13Aには複数の操作スイッチ13aが設けられている。
吸込口体15には、その底面に塵埃を吸引する図示しない吸込開口(塵埃吸込口)を形成した吸込室(図示せず)が形成されいる。
また、掃除機本体11は、図2ないし図5に示すように上方に開口するユニット配設凹部としての集塵ユニット室(装着部)22が前側に形成された本体ケース20と、本体ケース20の集塵ユニット室(装着部)22内に配設された集塵ユニット50(図6参照)と、後述する電動送風機24とを備えている。
尚、図3において、23は集塵ユニット室22の上部に形成された開口23である。また、吸込口体15の図示しない吸込室は延長管14および集塵ホース12を介して集塵ユニット室(装着部)22内に配設した集塵ユニット50(図6参照)の吸込接続口57aに連通している。
更に、集塵ユニット50は、図6ないし図8に示すように、互いに分離可能に結合される塵埃分離ユニット400と集塵部ユニット(塵埃捕集ユニット)410を備えている。この塵埃分離ユニット400は上部に蓋ケース21Aを備え、集塵部ユニット(塵埃捕集ユニット)410は蓋ケース21Bを備えている。この集塵ユニット50の塵埃分離ユニット400と集塵部ユニット(塵埃捕集ユニット)410は別々に集塵ユニット室22内に着脱自在に装着されるようになっている。しかも、この塵埃分離ユニット400と集塵部ユニット(塵埃捕集ユニット)410が集塵ユニット室22内に装着された状態では、図3の開口23は図2に示すように蓋ケース21A,21Bによって閉鎖されるようになっている。
また、図6,図9に示したように、塵埃分離ユニット400の下部の両側には、前側及び外側方に向けて延びる被係止爪(被係止部)500,500が設けられている。
更に、図5A,図5Bに示したように、集塵ユニット室22の底部には塵埃分離ユニット400を集塵ユニット室22内に係止させる係止手段501が設けられている。
この係止手段501は、集塵ユニット室22の底壁22aにビス502で着脱可能に固定された保持カバー503と、図5C,図5Dのように集塵ユニット室22の底壁22aと保持カバー503との間に配設された回動軸504と、図5DAのように回動軸504に軸方向に間隔をおいて一体に設けられた一対の係止爪(係止部材)505,505と、この一対の係止爪505,505間に位置させて回動軸504に一体に設けられた押し上げ部材506と、回動軸504の一端部に設けられた係止解除操作レバー(係止解除操作部材)507を有する。
保持カバー503は、図5Bに示したように前側に設けられ且つ掃除機本体11の左右方向に延びる突部508と、後側に設けられた段壁509を有する。そして、図5Dに示したように突部508と集塵ユニット室22の底壁22aとの間には左右方向に延びる軸配設空間510が形成されている。
また、段壁509は、図5Bに示したように前段壁511と、前段壁511より低い後段壁512を有する。この後段壁512の左右方向の両端部近傍の部分には前後に延びる爪配設溝513,513が形成され、後段壁512の左右方向中央部には前後に延びる幅広の中央配設溝514が形成されている。尚、前段壁511及び後段壁512は円弧状で凹状に形成されている。
また、図5A,図5Bに示すように前段壁511と後段壁512との間の縦壁515には、一対の爪配設溝513,513に対応して設けられた一対の爪出没孔516,516と、中央配設溝514に対応して設けられた挿通孔517が形成されている。この爪出没孔516は図5E(a)に示したように軸配設空間510及び爪配設溝513,513に開口し、挿通孔517は図5Dに示したように軸配設空間510及び中央配設溝514に開口している。
そして、回動軸504は、軸線が掃除機本体11の左右方向に延びていると共に、軸配設空間510内に配設されている。しかも、回動軸504は、図5Dの如く軸配設空間510内に設けたリブ518の円弧状ガイド部518a及び段壁512と底壁22aとの間で軸線回りに回動可能に保持されている。なお、このリブ518は軸方向に間隔をおいて複数設けられている。
また、回動軸504には軸方向に間隔をおいてフランジ504a,504aが設けられ、回動軸504はフランジ504aとリブ518によって軸線方向への移動が規制されている。
また、一対の係止爪505,505は回動軸504の軸線回りの回動に伴って一対の爪出没孔516,516から爪配設溝513,513上に対して出没するようになっている。しかも、押し上げ部材506は挿通孔517から後方に向けて突出している。そして、押し上げ部材506は、中央配設溝514に配設されたときに後段壁512の上面と面一になるように形成されている。
そして、塵埃分離ユニット400が集塵ユニット室22内に配設された状態では、塵埃分離ユニット400の被係止爪(被係止部)500が爪配設溝513内に位置させられると共に、係止手段501の係止爪505が塵埃分離ユニット400の被係止爪(被係止部)500に上方から係合して、塵埃分離ユニット400を集塵ユニット室22内に係止固定(ロック)している。
また、本体ケース20の後側には電動送風機24が設けられており、この電動送風機24の前側(図2において右側)に前面開口25Bを有する円筒状の接続風路部25が形成され、この接続風路部25内には格子部材25Kが配置されており、前面開口25Bにはシール部材27が装着されている。接続風路部25の後壁25Aには接続開口25bが形成されており、この接続開口25bと電動送風機24の吸込開口24Aとが連通している。
集塵ユニット室22には、図3ないし図5に示すように、駆動ギア(第1伝達手段)Gaと、この駆動ギアGaを回転させる駆動モータ(駆動手段)Mとが設けられている。
(塵埃分離ユニット400)
この塵埃分離ユニット400は、塵埃分離部52と、塵埃分離部52と一体となっているフィルタ部80と、このフィルタ部80の上に設けた蓋ケース21Aとから構成されている。
塵埃分離部52は、外周壁53によって円筒状に形成された分離室部54と、この分離室部54内に分離室部54の軸線に沿って設けられたほぼ円錐形状の塵埃分離手段55と、分離室部54の右側壁54A(図9参照)の外側に設けた吸引風路部56と、吸込接続口57a(図6参照)から分離室部54へ空気を案内する案内風路管57とを有している。吸込接続口57aは、塵埃分離ユニット400が掃除機本体11の集塵ユニット室22に装着されると、掃除機本体11の接続口11Aに連通されるようになっている。
分離室部54の外周壁53の上部には、図7に示すように、空気から分離された塵埃を集塵部70へ排出する排出開口53Aと、排出開口84Kから排出された塵埃を分離室部54へ導入する導入開口153Bとが形成されている。
また、分離室部54の右側壁54Aには、図9および図10に示すように、円形の開口154Aと扇状の開口154Bとが形成され、開口154Aには塵埃分離手段55が取り付けられており、開口154BにはネットフィルタNF2が取り付けられている。また、右側壁54Aには接続開口54Aaが形成され、この接続開口54Aaには案内風路管57が接続されており、分離室部54と案内風路管57とが連通している。
分離室部54の左側面(図7参照)は開口されており、この開口54Ba(図9参照)には蓋58(図8参照)が着脱自在に装着されている。
塵埃分離手段55は、図10に示すように円板55aと、リング枠55bと、円板55aとリング枠55bとを連結した複数の連結枠55cと、連結枠55cの周囲に貼り付けたネットフィルタNF1とから構成されている。そして、吸引風路部56は、右側壁54Aの開口154AおよびネットフィルタNF1を介して分離室部54内に連通し、また右側壁54Aの開口154BのネットフィルタNF2を介して分離室部54内に連通している。
吸引風路部56は、後述するフィルタ部80の収納ケース81内に連通しているとともに、その右側壁部156(図7参照)に形成した接続開口56Aを介して後述する集塵ケース部74内に連通している。
案内風路管57は、分離室部54の接続開口54Aaから分離室部54内へ導入される空気を図9および図10の矢印に示すように反時計回りに回転させるようになっている。
フィルタ部80は、後面(図8において左側面)が開口されるとともに円筒状の収納ケース81と、この収納ケース81内に回転自在に取り付けられたプリーツフィルタ体(二次フィルタ)100と、このプリーツフィルタ体100と一体に回転していく掃出体300(図16参照)とを有している。収納ケース81の前壁部(区画壁)84の前面(図6において右側)には塵埃分離部52が一体に形成されている。収納ケース81内がフィルタ室181となっている(図10参照)。
収納ケース81の前壁部84には、図16に示すように、接続開口84Aと上部に排出開口84Kが形成され、接続開口84Aが吸引風路部56(図7参照)に接続されている。そして、その接続開口84Aを介して収納ケース81内と吸引風路部56とが連通している。
排出開口84Kは、図10に示すように、閉塞蓋450により閉塞され、この閉塞蓋450はスプリング401により後方(図10において左方)へ付勢されている。また、閉塞蓋450はスプリング401の付勢力に抗して前方(右方)へ移動可能となっており、前方へ移動することにより排出開口84Kが開成される。開閉蓋450には突起450Aが設けられており、この突起450Aが排出開口84Kから収納ケース81内へ突出している。
排出開口84Kは、連通部材403によって塵埃分離部52の導入開口153Bに連通されている。
また、図2に示すように前壁部84の接続開口84Aの近傍には互いに所定間隔を隔てた一対の突起88が設けられており、後述するプリーツフィルタ104の山部104A(上流側に対しての山部)の突出部104Abに当接するようになっている。また、前壁部84の中心部には図16に示すように軸84Jが形成されている。
収納ケース81の内周壁面は、プリーツフィルタ104から落とされた塵埃を受ける塵埃受部86となっている。
プリーツフィルタ体100は、図17に示すように、筒状の枠体101と、この枠体101の中心位置に設けた軸部101Aと、この軸部101Aから放射状に放射状のプリーツを形成するための複数のプリーツ骨102,103と、このプリーツ骨102,103に貼られて形成されたフィルタであるプリーツフィルタ104とを有している。
軸部101Aの軸穴101Aaには、図2に示すように、前壁部84の軸84Jが相対的に回転自在に挿入され、プリーツフィルタ体100は軸84Jを中心にして回転していくようになっている。
枠体101の後端に、図17に示すように長さの短い円筒部110が形成され、この円筒部110の外周面に図18に示すように周方向に沿って径の小さい3つの小径面110Aが等間隔に形成されている。そして、その小径面110Aと小径面110Aとの間が大径面110Bとなっている。
この小径面110Aや大径面110BはマイクロスイッチS1により検知するものであり、このマイクロスイッチS1(図示せず)は掃除機本体11の集塵ユニット室22内に設けられている。この実施例では、例えば大径面110Bを検知しているときマイクロスイッチS1はオンし、小径部110Aを検知しているときオフするようになっている。
円筒部110の後端面にはギア107が形成され、このギア107および円筒部110は収納ケース81から外へ突出しており、このギア107は掃除機本体11の集塵ユニット室22の駆動ギアGaに噛合しており、モータMの駆動によりプリーツフィルタ体100が収納ケース81内で回転していくようになっている。この駆動ギアGaがプリーツフィルタ体100のギア107の回転中心位置より下側位置にとなるように設定されている。
そして、塵埃分離ユニット400を掃除機本体11の集塵ユニット室22に装着するとギア107が駆動ギアGaに噛合され、その集塵ユニット室22から塵埃分離ユニット400を持ち上げると、ギア107は駆動ギアGaから外れて、塵埃分離ユニット400は集塵ユニット室22から簡単に取り外せるようになっている。
掃出体300は、図19および図20に示すように、プリーツ体100の軸部101Aに嵌合されてその軸部101Aと一体に回転していく軸部301と、この軸部301から径方向に延びた3つのアーム302と、このアーム302の先端部に設けられた掃出部材303とを有している。なお、図20では2つの掃出部材303は省略してある。
掃出部材303は、収納ケース81の塵埃受部86の内壁面を摺接してその塵埃受部86に溜まっている塵埃を掻き上げていく第1摺接部303Aと、収納ケース81の前壁部84上を摺接する第2摺接部303Bと、第1摺接部303Aで掻き上げた塵埃を排出開口84Kへ落とす傾斜面(ガイド傾斜面)303Cが形成されている。
掃出体300は、プリーツフィルタ体100が回転していくことにより回転していき、この回転により掃出部材303は図16に示す収納ケース81の塵埃受部86の内周面に沿ってその内周面および前壁面84を摺接移動してく。この摺接移動により、掃出部材303が塵埃受部86に溜まった塵埃を排出開口84Kへ押し上げていくようになっている。
掃出部材303が排出開口84Kの位置に移動してくると、掃出部材303が閉塞蓋450の突起450Aを押圧して閉塞蓋450をスプリング401の付勢力に抗して前方へ移動させて、排出開口84Kを開成させる。
プリーツフィルタ体100が回転して、掃出部材303が図16に示す位置にくると、マイクロスイッチS1がオンからオフに切り替わるように、すなわちマイクロスイッチS1がプリーツフィルタ体100の円筒部110の大径部110Bの検知から小径部110Aの検知へと切り替わるように、マイクロスイッチS1の取り付け位置と、プリーツフィルタ体100に対する掃出体300の取り付け位置が設定されている。
そして、掃出部材303が図16に示す実線位置にきたとき、排出開口84Kは閉塞蓋450により閉塞されるようになっている。
また、塵埃分離ユニット400を掃除機本体11の集塵ユニット室22に装着すると、掃除機本体11の接続風路部25の前面開口25Bにシール部材27を介して塵埃分離ユニット400の収納ケース81の後端面が接合され、収納ケース81内と電動送風機24の吸込開口24Aとが接続風路部25を介して連通される。
図21はこの電気掃除機の制御系の構成を示したブロック図である。図21において、200は操作部13Aの操作スイッチ13a(図1参照)の操作やマイクロスイッチS1の検知信号に基づいて電動送風機24やモータMを制御する制御装置である。
(集塵部ユニット410)
この集塵部ユニット410は、集塵部70と、この集塵部70の上に設けられた蓋ケース21Bとから構成されている。
集塵部70は、図11および図12に示すように、上部に左右方向に延びた連通路71(図7参照)を形成した連通ケース部72と、この連通ケース部72の右端部から下方に延びるとともに塵埃を集塵する集塵室73(図7参照)を形成した集塵ケース部74とを有している。
連通ケース部72の下面には開口72Aが形成され、この開口72Aは図7に示すように塵埃分離ケース52の排出開口53Aに接続されている。また、図13に示すように集塵ケース部74の左側壁部74Aには接続開口75が形成されており、この接続開口75にはネットフィルタNF3が取り付けられている。
また、このネットフィルタNF3の外側にはカバー板170が配設され、このカバー板170はネットフィルタNF3から所定距離離間させた状態で集塵ケース部74の外壁部に取り付けられている。また、カバー板170の下部には開口170Aが形成され、ネットフィルタNF3の上部が所定距離離間した位置からカバー板170によって覆われている。しかも、カバー板170の開口170Aは、図7に示すように吸引風路部56の接続開口56Aに接続されている。
また、集塵ケース部74は、図13に示すように右側面が開口したケース部174と、このケース部174の開口76に開閉自在に取り付けられた蓋体77(図11参照)とから構成されている。
蓋体77の底壁部77Aには、図14に示すように左方向へ延びたアーム部77Mが形成され、このアーム部77Aに軸部77Jが設けられており、この軸部77Jが集塵ケース部74の底部に設けた軸受部78に回動自在に保持されている。そして、その軸部77Jを中心にして蓋体77が回動することにより、集塵ケース部74の開口76が開閉されるようになっている。
また、蓋体77の上部には図示しないフックが形成され、このフックが集塵ケース部74の係止部(図示せず)に係止することにより蓋体77が開かないようになっている。そして、図15に示すように、集塵部70の蓋ケース21Bに設けた解除ボタン21Baを押すと、そのフックの係止が解除され、蓋体77を下側にすることにより、蓋体77は自重により軸部77J回りに回動して開成する。
蓋体77は、図14に示すように、底壁部77Aと、この底壁部77Aの両側に形成された側壁部77B,77Cと、この側壁部77B,77Cの上部に形成された上壁部77Dと、これら底壁部77A,側壁部77B,77C,上壁部77Dで囲まれた蓋板部77Eとを有している。そして、ケース部174と蓋体77は、集塵ケース部74を縦割に2分割して形成した状態となっており、蓋体77の側壁部77Bの幅は集塵ケース部74の側部の幅の1/2以上に設定されている。
そして、塵埃分離ユニット400を装着した状態で、掃除機本体11の集塵ユニット室22内に集塵部ユニット410を塵埃分離ユニット400の上から装着すると、図7に示すように集塵部ユニット410の開口72Aに塵埃分離ケース52の排出開口53Aが接続され、集塵部ユニット410のカバー板170の開口170Aが塵埃分離ユニット400の吸引風路部56の接続開口56Aに接続されるようになっている。
尚、この接続時には、集塵部ユニット410が図示しないロック手段で集塵ユニット室22内に固定され、このロック手段のロックは図2のロック解除ボタンLBを押すことで解除されるようになっている。このロック手段には従来の電気掃除機の集塵室カバーをロックする周知の構造を採用できるので、その詳細な説明は省略する。
[作 用]
次に、上記のように構成される電気掃除機の動作について説明する。
先ず、図2に示すように、集塵ユニット50を掃除機本体11の集塵ユニット室22に装着し、図1に示すように集塵ホース12を掃除機本体11の接続口11Aに接続するとともに手元操作管13に延長管14を介して吸込口体15を接続する。
そして、図示しない電源プラグをコンセントに接続する。この接続により制御装置200がモータMを駆動させて、フィルタ部80のプリーツフィルタ体100を回転させていく。プリーツフィルタ体100の回転とともに掃出体300が回転していき、掃出体300の掃出部材303は、その第1摺接部303Aが塵埃受部86の周面上を摺接移動してその塵埃受部86に溜まっている塵埃を周面に沿って上に押し上げていく。
このように、掃出部材303は回転移動により塵埃を塵埃受部86に沿って排出開口84Kへ押し上げていくので、その押し上げは簡単な構造で行うことができる。また、掃出体300はプリーツフィルタ体100の回転によって回転するので、駆動源は1つでよく、掃出体300用の専用のモータは不要となる。
そして、掃出部材303が排出開口84Kの位置にくると、図22に示すように、掃出部材303の第2摺接部303Bが閉塞蓋450の突起450Aを押圧するので、閉塞蓋450が開成する。
一方、掃出部材303の第1摺接部303Aで掻き上げられた塵埃は、掃出部材303の側面303Dを介して傾斜面303Cに落とされ、さらにその塵埃は傾斜面303Cによって排出開口84Kへ落とされて排出される。この排出開口84Kに落とされた塵埃は連通部材403を介して塵埃分離部52の導入孔153Bから分離室部54内へ戻される。
そして、プリーツフィルタ体100の回転により掃出部材303が図16の実線で示す位置にくると、マイクロスイッチS1がプリーツフィルタ体100の円筒部110の大径部110Bの検知から小径部110Aの検知へと切り替わり、これによりモータMの駆動が停止される。そして、掃出部材303が図16に示す実線位置に移動すると、掃出部材303の第2摺接部303Bによる閉塞蓋450の突起450Aの押圧が解除され、閉塞蓋450がスプリング401の付勢力により排出開口84Kを閉塞する。
モータMの駆動中、すなわち閉塞蓋450によって排出開口84Kが閉塞されるまでの間、手元操作管13の操作部13Aのスイッチ13aを操作しても電動送風機24は駆動されない。これにより、塵埃分離部52の分離室部54内へ排出された塵埃が排出開口84Kから吸引されて再度プリーツフィルタ104に付着してしまうことが防止される。
手元操作管13の操作部13Aのスイッチ13aが操作されると、電動送風機24が駆動される。この電動送風機24の駆動により、電動送風機24の吸込開口24Aから空気が吸い込まれて、接続風路部25を介して集塵ユニット50の収納ケース81内に負圧が作用し、さらに吸引風路部56を介して集塵ケース部74内や塵埃分離部52の分離室部54に作用する。そして、その負圧が案内風路管57を介して集塵ホース12,延長管14および吸込口体15に作用し、吸込口体15から空気とともに塵埃が吸引されていく。
この吸引された塵埃および空気が延長管14および集塵ホース12を介して集塵ユニット50の吸込接続口57aへ吸引されていく。この吸込接続口57aへ吸引された塵埃および空気は案内風路管57を通って塵埃分離部52の分離室部54内へ導入され、この分離室部54内では図23において反時計回りに回転していく。
そして、この回転により塵埃と空気が慣性により分離され、空気が塵埃分離手段55のネットフィルタNF1(図10参照)や開口154BのネットフィルタNF2を通り、さらに吸引風路部56を通ってフィルタ部80の収納ケース81内へ吸引されていく。
他方、分離された塵埃は、慣性力によって分離室部54の導入開口53A集塵部70の連通ケース部72内へ一部の空気とともに導入される。この導入された塵埃および空気は連通ケース部72の連通路71を通って集塵室73へ吸引されていき、塵埃は集塵室73に集塵されていく。
集塵室73へ吸引された空気は、ネットフィルタNF3およびカバー板170の下部の開口170Aを通って吸引風路部56に吸引され、さらにフィルタ部80の収納ケース81内へ吸引されていく。
ネットフィルタNF3は、所定距離離間した位置にカバー板170によって覆われているとともに、カバー板170の下部に開口170Aが形成されていることにより、ネットフィルタNF3の下部に多くの空気が流れる。このため、ネットフィルタNF3の下側から目詰まりが生じていき、塵埃を集塵室73により多く蓄積することができる。
収納ケース81内へ吸引された空気は、プリーツフィルタ体100のプリーツフィルタ104を通って掃除機本体11の接続風路部25へ吸引され、さらに電動送風機24の吸込開口24Aへ吸引されていく。
電動送風機24の吸込開口24Aへ吸引された空気は電動送風機24内を通って図2に示す掃除機本体11の排気口20Hから排気されていく。
掃除が終了したら、操作部13Aの操作スイッチ13aを操作して電動送風機24の駆動を停止させる。この電動送風機24の駆動が停止されると、図21に示す制御装置200がモータMを駆動させる。モータMの駆動により駆動ギアGaが回転してプリーツフィルタ体100が回転していく。
このプリーツフィルタ体100の回転により、収納ケース81の前壁部84の突起88がプリーツフィルタ104の山部104Aの突出部104Abに当たって、プリーツフィルタ104に振動が与えられていき、プリーツフィルタ104に付着した塵埃が振り落とされていく。この塵埃は収納ケース81の塵埃受部86に溜まっていく。
突起88は、プリーツフィルタ体100の回転中心より下側に設けられているので、プリーツフィルタ体100の下側部分のプリーツフィルタ104に大きな振動が与えられることになる。このため、その下側部分のプリーツフィルタ104から塵埃が振り落とされてそのまま塵埃受部86へ落ちていき、この落下の途中で再度プリーツフィルタ104に付着してしまうことがなく、このため効率よく塵埃を落とすことができる。
他方、プリーツフィルタ体100とともに掃出体300が回転していき、掃出体300の掃出部材303の第1摺接部303Aが収納ケース81の塵埃受部86の内周面を摺接移動していく。この摺接移動により、塵埃受部86に溜まった塵埃が掻き上げられながら塵埃受部86の周面上に沿って上に押し上げられていき、そして、掃出部材303が排出開口84Kの位置にくると、上述のようにして排出開口84Kが開成されて(図22参照)、その押し上げられた塵埃が排出開口84Kへ排出され、連通部材403を介して塵埃分離部52の分離室部54内へ戻される。
そして、プリーツフィルタ体100が例えば1回転して、掃出部材303が図16の実線位置にくると、マイクロスイッチS1がプリーツフィルタ体100の円筒部110の大径部110Bの検知から小径部110Aの検知へと切り替わり、これによりモータMの駆動が停止され、プリーツフィルタ体100の回転が停止される。そして、上述のように排出開口84Kが閉塞蓋450により閉塞される。
また、掃出体300の掃出部材303が排出開口84Kを開成したとき、電源プラグをコンセントから引き抜いた場合、モータMの駆動が停止され、排出開口84Kは開成されたままとなるが、上述のように、電源プラグをコンセントに接続すると、モータMを駆動してプリーツフィルタ体100を回転させ、そして掃出部材303が図16の実線で示す位置にくると、モータMの駆動を停止させて掃出部材303を図16の実線位置に停止させるものであるから、排出開口84Kは閉塞蓋450に閉塞され、この後電動送風機24を駆動させるものであるから、塵埃分離部52の分離室部54へ戻した塵埃を排出開口84Kから吸引してしまうという不具合は防止される。
さらに、塵埃受部86に溜まった塵埃は掃出部材303の回転移動により、排出開口84Kから連通部材403を介して塵埃分離部52の分離室部54内へ戻されるものであるから、プリーツフィルタ104用の専用の集塵部を集塵部ユニット410に設けなくてもよい。
ところで、清掃作業の終了後に集塵室73内の塵埃を捨てる場合には、図2のロック解除ボタンLBを押して、図示しないロック手段による集塵部ユニット410の集塵ユニット室22内へのロックを解除する。そして、集塵部ユニット410を集塵ユニット室22から上方に引き抜いて、集塵部70の蓋ケース21Bに設けた図15の解除ボタン21Baを押す。これにより、蓋体77の上端に設けた図示しないフックの係止が解除される。この状態で、蓋体77を下側にすることにより、蓋体77は自重により軸部77J回りに回動して開き、集塵室73内に捕集された塵埃が下方に落下することになる。
長期間の使用により、プリーツフィルタ104に目詰まりが生じた場合には、塵埃分離ユニット400を掃除機本体11から取り外してプリーツフィルタ104を清掃する。
塵埃分離ユニット400の取り外しは、先ず図2のロック解除ボタンLBを押して、図示しないロック手段による集塵部ユニット410の集塵ユニット室22内へのロックを解除して、集塵部ユニット410を集塵ユニット室22から上方に引き抜く。
この状態では、塵埃分離ユニット400の被係止爪500は係止手段501の係止爪505で係止されて、塵埃分離ユニット400が上方に抜き取れないようになっている。
従って、次に図5Bの係止解除操作レバー507を図5E(b)の状態から回動軸504を中心に前側[図5E(b)の矢印A1で示す方向]に回動軸504と一体に回動させると、図5G(a)のように係止爪505が回動軸504と一体に回動して、係止爪505が塵埃分離ユニット400の被係止爪500の上から軸配設空間510側に退避させられる。
これに伴い、図5Bに示した押し出し部材506が、図5Dの実線の位置から二点鎖線の位置まで回動軸504と一体に回動して、塵埃分離ユニット400を上方に押し上げることになる。
尚、駆動ギアGaがプリーツフィルタ体100のギア107の回転中心位置より下側位置にとなるように設定されているので、押し出し部材506により塵埃分離ユニット400を上方に押し上げて、ギア107を駆動ギアGaから外す際に駆動ギアGaが邪魔になることはない。この結果、押し出し部材506により塵埃分離ユニット400を上方に押し上げ(持ち上げ)るだけで、プリーツフィルタ体100のギア107は駆動ギアGaから外れる。
この状態で、塵埃分離ユニット400を上方に引き抜くことにより、塵埃分離ユニット400を集塵ユニット室22から容易に抜き取ることができる。この後、プリーツフィルタ体100を塵埃分離ユニット400から取り外して、プリーツフィルタ104の清掃を行う。
この清掃後はプリーツフィルタ体100を塵埃分離ユニット400に装着して、図5G(a)の如く係止爪505が軸配設空間510内に退避していると共に、プリーツフィルタ体100が後方になるようにした状態で、塵埃分離ユニット400を集塵ユニット室22内に挿入する。
この際、塵埃分離ユニット400を保持カバー503の段壁509に係合するまで押し下げて、塵埃分離ユニット400の下部の被係止爪500を後段壁512の爪配設溝514に係合させると共に、ギヤ107を駆動ギヤGaに上側から噛合させる。
また、この挿入に伴い塵埃分離ユニット400は、回動軸504と一体の押し上げ部材506を押圧して、押し上げ部材506を回動軸504を中心に下方に回動させる。この際、回動軸504も一体に回動して、回動軸504と一体の係止爪505が爪出没孔516から後方に突出して、塵埃分離ユニット400の下部の被係止爪500上に係合し、塵埃分離ユニット400の上方への抜け外れをロックする。
一方、この回動軸504の回動に伴い、回動軸504と一体の係止解除操作レバー507も回動軸504と同方向に回動して、図5G(b)の状態から矢印A2で示した如く図5E(b)の状態まで掃除機本体11の後方側に回動させられ、係止解除操作レバー507が塵埃分離ユニット400の前側の部分に沿う状態となる。
この状態では、集塵部ユニット410を塵埃分離ユニット400上から集塵ユニット室22内に挿入する際に、集塵部ユニット410が係止解除操作レバー507に当たることはないので、集塵部ユニット410を塵埃分離ユニット400上から集塵ユニット室22内の所定位置まで容易に挿入して、集塵部ユニット410を集塵ユニット室22内に図示しないロック手段でロックできる。
ところで、塵埃分離ユニット400を集塵ユニット室22内に挿入する際、塵埃分離ユニット400が保持カバー503の段壁509に完全に当接していない状態では、係止爪505は図5F(a)の如く塵埃分離ユニット400の被係止爪500に係合していない状態となることがある。この状態では、図5F(b)の如く係止解除操作レバー507が集塵部ユニット410の挿入空間側に突出している。
この状態から集塵部ユニット410を集塵ユニット室22内に挿入しても、集塵部ユニット410が係止解除操作レバー507に当たって、集塵部ユニット410が集塵ユニット室22内の所定位置まで挿入できない。この位置では、集塵部ユニット410の上面が塵埃分離ユニット400より高い位置で停止するので、塵埃分離ユニット400の挿入が不完全であることが分かる。この際は、再度、塵埃分離ユニット400を押し下げると共に、係止解除操作レバー507を塵埃分離ユニット400に沿う位置まで回動させて、係止爪505を被係止爪500上に確実に係合させる。この状態で、集塵部ユニット410を塵埃分離ユニット400上から集塵ユニット室22内の所定位置まで容易に挿入して、集塵部ユニット410を集塵ユニット室22内に図示しないロック手段でロックさせる。
尚、塵埃分離ユニット400の装着の際にも、集塵ユニット室22の上から挿入すれば、駆動ギアGaが邪魔になることなく、プリーツフィルタ体100のギア107が駆動ギアGaに噛合して、塵埃分離ユニット400を集塵ユニット室22に簡単に装着することができる。
上記実施例では、排出開口84Kから排出される塵埃を塵埃分離部52の分離室部54内へ戻しているが、これに限らず、例えば塵埃分離部52の上流となる案内風路管57へ戻してもよい。また、慣性分離タイプの電気掃除機に適用したものについて説明したが通常の例えば紙フィルタを使用する電気掃除機に適用してもよい。
また、上記実施例では、プリーツフィルタ体100を回転させることにより、プリーツフィルタ104に付着した塵埃を落としているが、これに限らずプリーツフィルタ体100を回転させずにプリーツフィルタ104に振動を与えて塵埃を落とすようにしたものであってもよい。
更に、上述した実施例では、掃除機本体11の本体ケース20の外観面(外面)に上方に開口する集塵ユニット室22(ユニット配設凹部)を形成し、この集塵ユニット室22に集塵ユニット50を配設すると共に、集塵ユニット50を押し上げ部材(押し出し部材)506により集塵ユニット室22から上方に押し上げるようにしたが、必ずしもこれに限定されるものではない。例えば、集塵ユニット室(ユニット配設凹部)12は本体ケース20の外観面(外面)の側方に開口させて、この集塵ユニット室12に集塵ユニット50を配設すると共に、押し上げ部材506と同様な押し出し部材で集塵ユニット50を集塵ユニット室12から側方に押し出すようにすることもできる。
上記実施例は、キャニスタ型のタイプの電気掃除機について説明したが、アップライト式の電気掃除機や、手元操作管等に塵埃分離ユニットを取り付ける電気掃除機に適用することもできる。
以上説明したように、この発明の実施の形態の電気掃除機では、掃除機本体11の本体ケース20の外観面に開口するユニット配設凹部(集塵ユニット室22)が形成され、前記ユニット配設凹部(集塵ユニット室22)に配設される集塵ユニット50に被係止部(被係止爪500)が設けられている。また、前記被係止部(被係止爪500)を係止させる係止部材(係止爪505)が前記ユニット配設凹部(集塵ユニット室22)内に設けられ、前記係止部材(係止爪505)による前記被係止部(被係止爪500)の係止の解除操作をさせる係止解除操作部材(係止解除操作レバー507)が前記ユニット配設凹部(集塵ユニット室22)の底部に設けられている。更に、前記係止解除操作部材(係止解除操作レバー507)による前記係止の解除操作に連動して前記集塵ユニット50を押し出す押し出し部材(押し上げ部材506)が前記ユニット配設凹部(集塵ユニット室22)内に設けられている。
この構成によれば、集塵ユニット50に被係止部(被係止爪500)を設け、この被係止部(被係止爪500)を係止させる係止部材(係止爪505)をユニット配設凹部(集塵ユニット室22)内に設けただけの構成であるので、集塵ユニット50の掃除機本体50への固定のための構成が簡単である。また、係止解除操作部材(係止解除操作レバー507)による係止の解除操作に連動して集塵ユニット50を押し出す押し出し部材(押し上げ部材506)がユニット配設凹部(集塵ユニット室22)内に設けられている構成としたので、集塵ユニット50の掃除機本体11への着脱が容易である。
また、この発明の実施の形態の電気掃除機は、前記集塵ユニット50が互いに分離可能に結合された塵埃分離ユニット400及び塵埃捕集ユニット(集塵部ユニット410)を備えている。しかも、前記塵埃分離ユニット400に前記被係止部(被係止爪500)が設けられている。また、前記係止部材(係止爪505)が前記被係止部(被係止爪500)を確実に係止していないときに前記係止解除操作部材(係止解除操作レバー507)が前記塵埃捕集ユニット(集塵部ユニット410)の前記塵埃分離ユニット400への結合を阻止する位置に突出するようになっている。
この構成によれば、通常のゴミ捨てのときには、塵埃分離部と塵埃捕集部とが一体に設けられた集塵容器に比べて軽い塵埃捕集ユニット(集塵部ユニット410)のみを取り外せば良いので、塵埃分離部と塵埃捕集部とが一体に設けられた集塵容器に比べてゴミ捨てが容易である。
しかも、前記係止部材(係止爪505)が前記被係止部(被係止爪500)を確実に係止していないときに前記係止解除操作部材(係止解除操作レバー507)が前記塵埃捕集ユニット(集塵部ユニット410)の前記塵埃分離ユニット400への結合を阻止する位置に突出するようになっているので、塵埃分離ユニット400が確実にユニット配設凹部(集塵ユニット室22)内の所定位置に係止(ロック)されているか否かを容易に確認できる。そして、塵埃分離ユニット400が確実にユニット配設凹部(集塵ユニット室22)内の所定位置に係止(ロック)されていない場合には、塵埃分離ユニット400をユニット配設凹部(集塵ユニット室22)内の所定位置に係止(ロック)させる操作を再度行うことで、塵埃分離ユニット400をユニット配設凹部(集塵ユニット室22)内の所定位置に確実に係止(ロック)させることができる。
この発明に係る電機掃除機の外観を示した斜視図である。 図1に示す掃除機本体の構成を示した縦断面図である。 蓋体および集塵ユニットを取り外した掃除機本体を示した斜視図である。 図3に示す掃除機本体の縦断面斜視図である。 蓋体および集塵ユニットを取り外した掃除機本体の縦断面図である。 図3に示した掃除機本体の集塵ユニット室の詳細な平面図である。 図3に示した掃除機本体の集塵ユニット室の斜視図である。 図5Bの係止解除操作レバーと回動軸の取り付け状態の説明用断面図である。 図5Bの押し上げ部材と回動軸との関係を示す断面図である。 図5Bの係止解除操作レバー,押し上げ部材,係止爪等と図5Cの回動軸との関係を示す斜視図である。 (a)は図5Bの係止爪の作用を説明する断面図、(b)は図5Bの係止解除操作レバーの作用説明図である。 (a)は図5Bの係止爪の作用を説明する断面図、(b)は図5Bの係止解除操作レバーの作用説明図である。 (a)は図5Bの係止爪の作用を説明する断面図、(b)は図5Bの係止解除操作レバーの作用説明図である。 集塵ユニットの外観を示した斜視図である。 図6に示す集塵ユニットの横断面図である。 図6に示す集塵ユニットの縦断面斜視図である。 集塵部の外観を示した斜視図である。 収納ケースの前壁部とグレード体を示した説明図である。 収納ケースと塵埃分離部とを示した斜視図である。 プリーツフィルタの骨を示した斜視図である。 プリーツフィルタ体を示した側面図である。 プリーツフィル体のプリーツ骨と、ブレード体が重ねられた状態を示した説明図である。 収納ケースとブレード体とを示した斜視図である。 塵埃受部とブレードとの位置関係を示した説明図である。 電気掃除機の制御関係の構成を示したブロック図である。 図17に示すプリーツフィルタ体の円筒部の形状を示した説明図である。 掃出体を示した正面図である。 図19に示した掃出体の斜視図である。 電気掃除機の制御系の構成を示したブロック図である。 掃出部材によって排出開口が開成された状態を示した説明図である。 塵埃分離部を示した斜視図である。
符号の説明
11…掃除機本体
20…本体ケース
22…集塵ユニット室(ユニット配設凹部)
50…集塵ユニット
400…塵埃分離ユニット
410…集塵部ユニット(塵埃捕集ユニット)
500…被係止爪(被係止部)
505…係止爪(係止部材)
506…押し上げ部材(押し出し部材)
507…係止解除操作レバー(係止解除操作部材)

Claims (2)

  1. 掃除機本体の本体ケースの外観面に開口するユニット配設凹部が形成され、
    前記ユニット配設凹部に配設される集塵ユニットを有し、
    前記集塵ユニットは互いに分離可能に結合された塵埃分離ユニットおよび塵埃捕集ユニットを備え、
    前記塵埃分離ユニットに被係止部が設けられ、
    前記被係止部を係止させる係止部材が前記ユニット配設凹部内に設けられ、
    前記係止部材による前記被係止部の係止の解除操作をさせる係止解除操作部材が前記ユニット配設凹部の底部に設けられ、
    前記係止解除操作部材による前記係止の解除操作に連動して前記塵埃分離ユニットを押し出す押し出し部材が前記ユニット配設凹部内に設けられ、
    塵埃分離ユニットから前記塵埃捕集ユニットが分離されて前記ユニット配設凹部から取り外されると前記係止解除操作部材による前記係止の解除操作が可能になることを特徴とする電気掃除機。
  2. 請求項1に記載の電気掃除機において、前記集塵ユニットが互いに分離可能に結合された塵埃分離ユニット及び塵埃捕集ユニットを備え、前記塵埃分離ユニットに前記被係止部が設けられていると共に、前記係止部材が前記被係止部を確実に係止していないときに前記係止解除操作部材が前記塵埃捕集ユニットの前記塵埃分離ユニットへの結合を阻止する位置に突出することを特徴とする請求項1に記載の電気掃除機。
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