JP2022543479A - 磁気流量計用の連続適応型デジタルコイルドライバ - Google Patents

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Abstract

流体の流れ(101)を測定するための磁気流量計(300)は、流体中に磁場を生成するためのコイル電流を受け取るための第1及び第2のコイルワイヤを有するコイル(104)を有する、流れを受け取る流管アセンブリ(102)を含む。これは、流体中に流れ(101)を表す起電力を発生させる。起電力センサを配置して、起電力を検知し、流量に関連した出力を生成する。電流供給回路(110)は、コマンド信号に応答してコイル(104)の第1及び第2のワイヤにコイル電流を供給する。デジタル制御回路(308)は、制御アルゴリズムの関数として、電流供給回路(110)にコマンド信号を供給する。一態様では、制御アルゴリズムはコイル(104)の電気パラメータの変化に適応される。また、磁気流量計(300)を実装する方法も提供される。

Description

本開示の実施形態は、磁気流量計に関し、より具体的には、流量測定に用いられる磁場を生成するために使用される電流を制御するための技術に関する。
精密かつ正確な流量制御は、例えば、バルク流体処理、食品及び飲料の調製、化学及び医薬品、水及び空気の分配、炭化水素の抽出及び処理、環境制御、並びに、熱可塑性プラスチック、薄膜、接着剤、樹脂、及び他の流体材料を利用する一連の製造技術を含む、広範囲の流体処理用途にとって重要である。各特定の用途で使用される流量測定技術は、関連する流体と、関連するプロセスの圧力、温度、及び流量とに依存する。
例示的な流量測定技術には、機械的回転の関数として流量を測定するタービン装置と、ベルヌーイ効果又は流量制限の圧力損失の関数として流量を測定するピトーセンサ及び差圧装置と、振動効果の関数として流量を測定する渦及びコリオリ装置と、熱伝導率の関数として流量を測定する質量流量計と、が含まれる。磁気流量計は、機械的効果や熱力学的効果ではなく、電磁的相互作用に依存するファラデーの法則に基づいて流れを特徴付けることによって、これらの技術とは区別される。特に、磁気流量計は、プロセス流体の導電性と、流体が磁場領域を流れるときに誘起される起電力(EMF)とに依存する。
従来の磁気流量計は、センサ部及びトランスミッタ部を含む。トランスミッタ部は、センサ部のコイルを介して電流を駆動し、導管部全体に磁場を発生させるコイルドライバを含む。この磁場によって、流れに、流速に比例する起電力又は電位差(電圧)が誘導される。磁気流量計は、センサ部で検出される電圧差に基づいて流量を測定する。
流量計内の電流供給回路は、磁気コイルに交流電流を印加するために使用される。供給回路は、第1及び第2のコイルワイヤの一方を供給導線(supply conductor)に接続する第1及び第2のスイッチを有するHブリッジトランジスタ回路を含む。ブリッジ回路の第3及び第4のスイッチは、第1及び第2のコイルワイヤの他方を第2の供給導線に接続する。制御回路が、第1、第2、第3、及び第4のスイッチの導通を周期的に交替させて、コイル電流の極性を反転させる。誘導性負荷に印加される交流電流は制御が困難であり、流量測定に誤差をもたらす可能性がある。
流体の流れを測定するための磁気流量計は、流体中に磁場を生成するためのコイル電流を受け取るための第1及び第2のコイルワイヤを有するコイルを有する、流れを受け取る流管アセンブリを含む。これにより、流体中に流れを表す起電力が発生する。起電力センサを配置して、起電力を検知し、流量に関連する出力を生成する。電流供給回路は、コマンド信号に応答してコイルの第1及び第2のワイヤにコイル電流を供給する。デジタル制御回路は、制御アルゴリズムの関数として、電流供給回路にコマンド信号を供給する。一態様では、制御アルゴリズムは、コイルの電気パラメータの変化に適応される。また、磁気流量計を実装する方法も提供される。
この発明の概要は、詳細な説明で後述する概念の一部を簡略化して紹介するために提供される。この発明の概要は、特許請求される主題の重要な特徴又は本質的な特徴を特定することを意図するものではないし、特許請求される主題の範囲を決定する際の補助として使用されることを意図するものでもない。また、特許請求された主題の範囲を決定する際の補助として使用することを意図していない。特許請求される主題は、背景技術で言及される任意の又はすべての欠点を解決する実装形態には限定されない。
本開示の実施形態による例示的な工業プロセス測定システムの簡略図である。 磁気流量計用の従来技術のコイルドライバの簡略化された電気図である。 磁気流量計の電流ドライバで使用するための電流源のブロック図である。 パルス幅変調(PWM)を用いて磁気流量計のコイルを駆動するためのコイル駆動回路の簡略化された概略図である。 パルス幅変調(PWM)を用いて磁気流量計のコイルを駆動するためのコイル駆動回路の簡略化された概略図である。 本開示の実施形態によるマイクロコントローラからHブリッジのスイッチへの例示的な制御信号を示すグラフである。 本開示の実施形態による、マイクロコントローラからHブリッジのスイッチへの例示的な制御信号を示すグラフである。 適応型コイル駆動デジタル回路のブロック図である。
以下、本開示の実施形態について、添付した図面を参照しながら詳細に説明する。同一又は類似の参照文字を使用して識別される要素は、同一又は類似の要素を示す。しかしながら、本開示の様々な実施形態は、多くの異なる形態で具現化されてもよく、本明細書に記載された実施形態に限定されるものと解釈されるべきではない。むしろ、これらの実施形態は、本開示が徹底的かつ完全なものとなり、本開示の範囲を当業者に完全に伝えるために提供されるものである。
以下では、本実施形態が十分に理解されるように、具体的な詳細を説明する。しかしながら、当業者であれば、本実施形態は、これらの具体的な詳細なしに実施され得ることを理解するのであろう。例えば、回路、システム、ネットワーク、プロセス、フレーム、支持体、コネクタ、モータ、プロセッサ、及び他の構成要素は、不必要な詳細で実施形態を曖昧にすることを回避するために、図示されないか、又はブロック図の形態で示される場合がある。
磁気流量計は、流体の流れを測定するために使用される。磁気流量計は、ファラデーの電磁誘導の法則に従って動作し、導管を通る導電性液体の流量を測定する。磁気流量計では、コイルを用いて導電性流体に磁場を印加する。磁場の中を導電性流体が移動すると、ファラデーの法則に従って起電力(電圧)が発生し、この起電力は検知電極によって検知され得る。この電圧の大きさは、導電性プロセス流体の流量に比例する。
磁気流量計では、信号対雑音比(1/f)を高めるために、高周波の電流反転が必要である。コイルドライバは、オーバーシュートを最小限又はゼロに抑えて電流を制御し、電極電圧が測定されるまでのセトリング時間(settling time)を短縮する必要がある。システム性能を向上させるためには、最適な電流制御ループが不可欠である。磁性流管コイルドライバは、様々なサイズの流管に対応する必要がある。流管のパラメータは、時間と温度によって変化する。コイルドライバシステムは、電源投入時に接続された流管のインピーダンスを特定し、パラメータ変化を連続的に監視して、最適な電流制御を提供する。
図1は、本開示の実施形態による例示的な工業プロセス測定システム98の簡略図である。システム98は、材料(例えば、プロセス媒体)の処理に使用されて、材料を価値の低い状態から、石油、化学薬品、紙、食品などのより価値が高く有用な製品に変換することができる。例えば、システム98は、原油をガソリン、燃料油、及び他の石油化学製品に加工することができる工業プロセスを実施する石油精製所で使用することができる。
システム98は、例えば導管(pipe)又は流管(flow tube)102を通過するようなプロセス流体の流れ101の流量を検知するように構成されたパルス直流(DC)磁気流量計100を含む。磁気流量計100は、起電力(EMF)センサ316(図4A、図4B参照)と、流量計の電子機器106とを含む。センサ316は一般に、流体の流れ101の流量を測定又は検知するように構成されている。電子機器106は一般に、印加磁場を制御して流量を測定し、任意選択で、測定された流量を、システム98のコントロールルーム113など、流量計100から遠隔に配置され得るコンピュータ制御ユニットなどの外部コンピュータ装置111に通信するように構成されている。
電子機器106は、適切なプロセス制御ループを介して外部コンピュータ装置111と通信することができる。いくつかの実施形態では、プロセス制御ループは、2線式制御ループ115などの物理的通信リンク、又は無線通信リンクを含む。外部コンピュータ装置111と流量計100との間の通信は、従来のアナログ及び/又はデジタル通信プロトコルに従って、制御ループ115を介して実行され得る。いくつかの実施形態では、2線式制御ループ115は、4~20ミリアンペアの制御ループを含み、プロセス変量は、2線式制御ループ115を流れるループ電流ILのレベルによって表すことができる。例示的なデジタル通信プロトコルは、HART(登録商標)通信規格に従うような、2線式制御ループ115のアナログ電流レベルへのデジタル信号の変調を含む。フィールドバス(FieldBus)及びプロフィバス(Profibus)通信プロトコルを含む、他の純粋なデジタル技法を使用することもできる。プロセス制御ループの例示的な無線バージョンには、例えば、Wireless HART(登録商標)(IEC 62591)又はISA 100.11a(IEC 62734)などの無線メッシュネットワークプロトコル、又は、WiFi、LoRa、Sigfox、BLEなどの別の無線通信プロトコルや、任意の他の適切なプロトコルが含まれる。
電力は、任意の適切な電源から磁気流量計100に供給されてもよい。例えば、磁気流量計100は、制御ループ115を流れるループ電流ILによって全体的に電力供給されてもよい。また、内部バッテリ又は外部バッテリなどの1つ又は複数の電源を利用して、プロセス磁気流量計100に電力を供給してもよい。また、発電機(例えば、太陽電池パネル、風力発電機など)を利用して、磁気流量計100に電力を供給してもよく、磁気流量計100によって使用される電源を充電してもよい。
図2は、コイル駆動回路106の構成を簡略化したブロック図である。流管102は、駆動回路106に電気的に接続されたコイル104を含む。コイル駆動回路106は、Hブリッジ回路110に接続されたアナログ電流源108を含む。Hブリッジ回路110は、極性コマンド信号源112によって駆動される4つのスイッチ(典型的にはトランジスタ)を含む。信号源からの出力は、任意の所与の時間に、図2の矢印によって示される方向に、又は交互で逆方向に、電流がコイル104に印加されるように、スイッチドライバ114を介して供給される。
従来の磁気流量計コイルドライバでは、電流源108及びHブリッジ110を使用して、流管102のコイル104に矩形電流波を注入する。磁気流量計は電流設定点を制御し、Hブリッジ110はコイル104に印加される電流の極性(方向)を設定するために使用される。1つのコイル駆動回路の設計が、様々なサイズの流管に電力を供給するために使用され得るので、取り付けられた流管のインピーダンスを特定した後で、駆動回路106は、いくつかの異なる制御スキームのうちの1つを選択することによって構成され、これにより、電流プロファイルを変更するコイル104への電流を制御して、複数の流管102間のパラメータ変動を補償する。各制御スキームは、一組の流管への電流を制御することができる。しかしながら、制御スキームは、任意の所与の流管に対して最適化されていない可能性がある。さらに、電流が反転するときに、電流源108は、誘導コイル104内の還流電流(free-wheeling current)によって不安定になり得る。この期間の間、コイルドライバが回復するまで、制御装置の動作電圧範囲を超えることがある。さらに、コイルドライバ120は、新しく設計された流管構成では動作しない場合があり、その場合には回路を再設計する必要がある。
図3は、所望の電流プロファイルを生成するために使用される磁気流量計のコイルドライバにおいて使用される典型的な従来の電流源108構成を示す。制御スキームは、流管のインピーダンスの知識に基づいて選択される。図3において、制御装置200は、それぞれのスイッチ208-1、208-2、208-3、・・・、208-Nを使用して、所望の電流制御スキーム202-1、202-2、202-3、・・・、202Nを選択する。制御スキームは、アナログ回路を実装することができる。電流設定点204が使用され、電流は、レギュレータ206を介して流管102のコイルに印加される。フィードバック電流は、選択された制御アルゴリズムによる使用のために、制御スキームに印加される。特定の制御スキームは、既知の制御アルゴリズム技法に従うことができる。例えば、PID(Proportional Integral Derivative)アルゴリズムは、フィードバック信号及び/又はフィードフォワード信号を使用するものを含めて使用することができる。一般に、良好な制御装置は、応答時間を最小化し、及び/又はコマンド信号に可能な限り近く追従するものである。
流管が設置されると、特定のインピーダンス及び所望の電流駆動特性を用いて、適切な制御スキーム202-1~202-Nが選択される。制御装置200は、必要に応じてマイクロコントローラ又は他の回路を備えることができる。但し、このような構成は、予め定めた制御スキームに限定される。さらに、流管102のコイルの電気的特性は、時間と共に変化するために、典型的な従来の制御スキームではこれらの変化に適応できない。
誘導負荷を流れる電流が主にアナログ回路によって制御される従来のコイルドライバの代わりに、図4A及び図4Bに示すように完全なデジタルコイルドライバが提供される。図4Aは、1つの例示的な実施形態によるデジタルコイル駆動回路を使用する磁気流量計300を示す。図4A及び図4Bにおいて、図2に示す構成要素と同様の構成要素は、それらの番号付けを維持している。流管パラメータの変更に適応することができない従来の制御装置200によって実装される所定の固定制御スキームとは対照的に、本明細書に記載されるデジタルコイルドライバを用いると、Hブリッジ回路を動作させるために使用される信号を制御することによって、電流プロファイルを制御することが可能である。より具体的には、Hブリッジのスイッチは、PWM(Pulse Width Modulated)コマンド入力信号を使用して制御することができる。
図4Aに示すように、Hブリッジドライバ110は、バス電圧と電気接地との間に接続されており、例えば電界効果トランジスタ等である4つのスイッチ302A、302B、302C及び302Dを含む。スイッチ302Bは、スイッチ302Aに対して相補的であり、スイッチ302Dは、スイッチ302Bに対して相補的である。スイッチドライバ114は、4つのアナログ駆動回路304A、304B、304C及び304Dとして示されている。個々のスイッチドライバ304A~304Dは、マイクロコントローラ308からPWMコマンドを受け取る。図4Bは、流量計300のわずかに異なる構成を示し、スイッチドライバ304A及び304Cは、反転ドライバである。これにより、上述した4つのコマンド信号が使用される図4Aの構成とは対照的に、マイクロコントローラ308により印加されるPWMコマンド信号を2つにすることができる。
Hブリッジ110は、バス電圧又は電源からフィルタ処理されていない電流を受け取るように構成されている。マイクロコントローラ308は、スイッチ対302A及び302Cとスイッチ対302B及び302Dとを制御して、フィルタ処理されていない電流から高周波(例えば、10~100kHz)の電流パルスを生成し、これらの電流パルスは、導線(conductors)320及び322を介してローパスフィルタ(LPF)312に供給される。ローパスフィルタ(LPF)312は、Hブリッジ110から導線320A及び322A上に出力された高周波電流パルスを減衰させて、コイル104を介して供給されるコイル電流を形成する対応する導線(lines)320B及び322B上に、低周波(例えば、5~100Hz)のコイル電流パルスを形成するように動作する。
マイクロコントローラ308は、スイッチ302のデューティサイクルを変調することによって、フィルタ処理されたコイル電流がコイル104を流れる方向(向き)を制御する。図5A及び図5Bは、コイル電流がコイル104を通って逆方向に流れるようにする、マイクロコントローラ308からスイッチ302への例示的な制御信号を示すグラフである。一般に、スイッチ302A又は302Bに対する一連の狭いパルス(短い持続時間、低いデューティサイクル)は、導線320A又は322Aにおいて対応する短い電流パルスを引き起こすことになる。これらの高周波の短い電流パルスがLPF312を通過すると、結果として、対応する導線320B又は322Bに低い直流電圧を生じさせる。同様に、一連の広いパルス(長い持続時間、高いデューティサイクル)は、対応する導線320A又は322Aに高いDC電圧を印加することになる。これらの高周波の長い電流パルスがLPF312を通過すると、その結果、対応する導線320B又は322Bに高い直流電圧を生じさせる。例えば、図5Aに示すように、マイクロコントローラ308Aによってスイッチ302が作動されるとき、スイッチ302Aに対するデューティサイクルはスイッチ302Bに対するデューティサイクルよりも大きくなり、スイッチ302Cに対するデューティサイクルはスイッチ302Dに対するデューティサイクルよりも小さくなる。これにより、導線320B内の平均電圧が、導線322B内の平均電圧よりも大きくなり、その結果、コイル電流が図4Aに示される方向に流れる。制御信号が図5Bに示すものに従う場合、スイッチ302Aのデューティサイクルは、スイッチ302Dのデューティサイクルよりも小さい。これにより、導線322B内の平均電圧は、導線320B内の平均電圧よりも大きくなり、その結果、コイル電流は、図4Aに示される方向とは逆方向に流れる。
この通り、Hブリッジ110に印加されるPWMコマンド信号を制御することによって、マイクロコントローラ308は、コイル104に印加される電流信号の振幅、変化率、及び形状を制御することができる。コイル電流の方向及び大きさを調整するこの技術は、Hブリッジを使用して、電源からの電流を交互に流管アセンブリのコイルを通して単にルーティングしている従来の磁気流量計102の電力増幅器とは異なっている。
電流センサ310は、コイル104に印加される電流を検知するために使用される。この検知された電流は、マイクロコントローラ308のアナログ-デジタル変換器(ADC)にフィードバック信号を供給する。電流センサ310は、直列抵抗にわたる測定された電圧降下のような任意の適切な技術に従うことができる。
図4Aはまた、流管102内の流体に電気的に結合され、例えば電極で構成されてもよい起電力センサ316を示している。差動増幅器318は、起電力センサ316からの出力信号を受け取り、増幅された差動信号をマイクロコントローラ308のアナログ/デジタル変換器(ADC)に供給する。既に説明したように、起電力センサ316間の電圧の大きさは、流管102を通って流れるプロセス流体の流量に関連する。
図4A、図4Bのデジタルコイルドライバ構成では、マイクロコントローラ308は、Hブリッジ回路110に印加されるPWMコマンドを使用して、流管102への電流を制御する。さらに、PWMコマンドは、電流センサ310によって検知される電流フィードバックに基づいて決定することができ、制御アルゴリズムは、マイクロコントローラ308にデジタル的に実装される。これは、連続適応型のデジタルコイルドライバ400の図である、図6に示されている。図6の図は、マイクロコントローラ308が、スイッチドライバ114でのマイクロコントローラ回路308によって見られるような電流経路内の他の構成要素と共に、コイル104からの有効負荷である「負荷」402に結合している様子を示している。負荷402を流れる電流は、電流フィードバック404を供給するセンサ310によって検知される。検知された電流フィードバック404は、アナログ-デジタル変換器406を用いてデジタル値に変換され、制御アルゴリズム408及びインピーダンス特定アルゴリズム410に適用される。制御アルゴリズム408は、選択された電流プロファイル412に従って動作し、Hブリッジ110内のスイッチ302A~302Dの動作を制御する。これは、LPF312と共に、図5においてはPWM416として表されている。制御アルゴリズムは、コマンド信号414をPWM416及びインピーダンス特定アルゴリズム410に供給する。インピーダンス特定アルゴリズム410は、デジタル化された電流フィードバック404を、制御アルゴリズム408によって提供されるコマンド信号414と比較することによって、負荷402のインピーダンスを決定する。インピーダンス特定アルゴリズム410によって特定されたインピーダンスに基づいて、インピーダンス特定アルゴリズムは、制御アルゴリズム408によって使用される制御パラメータを調整して、負荷402によって提供される特定のインピーダンスに適応させる。
動作中、電源投入時に、コイルドライバに接続された負荷インピーダンスが不明である場合がある。接続された負荷の電気的特性(インピーダンス)を特定するために、マイクロコントローラ408は、最初に、小さな励起信号(電圧)を使用してオープンループ(フィードバック制御なし)で負荷を励起し、電流フィードバックを測定する。電圧と電流との間に非線形関係が存在する非理想的な場合(ほとんどの誘導コイルのコアの材料(inductor core material)はヒステリシス特性を示し、コイル104のインピーダンスはその動作電流の関数である)、マイクロコントローラ308は、所望の動作電流の設定点が達成されるまで印加電圧を増加させ、電流を測定する。次に、インピーダンス特定アルゴリズム410は、既知の技術を使用して「負荷」インピーダンスを計算し、マイクロコントローラは、続いて、制御ループのための最適な調整パラメータ(tuning parameters)を計算する。例えば、コイル104に、ステップ電圧入力を印加することができる。電流センサ110を使用して結果として生じる電流(resultant current)の立ち上がり時間を監視することによって、コイル104のインダクタンスと任意の寄生抵抗の値とを決定することができる。次に、マイクロコントローラ308は、最初に計算された調整パラメータを用いて電流ループを閉じる。流管102のインピーダンスは、環境(流管102の温度など)によって時間と共に変化するが、閉ループで動作している間、インピーダンス特定アルゴリズム410は、流管のインピーダンスを連続的に測定する。新しいインピーダンスをローパスフィルタに通した後、マイクロコントローラは、実装された制御スキームに対する新しい最適な制御ループパラメータを計算する。このようにして、磁気流量計のコイルドライバは、常に最適な性能で動作する。これにより、オーバーシュートが減少し又は実質的に除去され、また、セトリング時間の短縮により高速でのコイル周波数応答を可能にする。
このように、マイクロコントローラは、電流フィードバックの知識を使用して、流管のインピーダンスを計算し、電源投入後に(適用された制御法則(control law)のための)最適な調整パラメータを導出する。連続的なインピーダンス測定によって、マイクロコントローラは、例えば、環境条件(例えば、温度)の変化や経年変化に起因する流管のパラメータ(インピーダンス)変化に応じて調整パラメータを調整することによって、この最適な性能を維持することができる。制御法則はマイクロコントローラの内部でデジタル的に実施されるので、マイクロコントローラは適切なPWM信号又はコマンドをデコードし、それらをHブリッジスイッチのスイッチに直接適用して、流管を流れる電流を制御することも可能である。加えて、磁気流量計は、従来の磁気流量計の場合と同様に、予め定義された制御スキームなしで、新しい流管で自動的に作動するように適応させることができる。
本発明は、好ましい実施形態に関して説明されたが、当業者であれば、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、形状及び細部において様々な変更がなされ得ることを認識するであろう。この構成は、取り付けられたどのような流管に対しても最適な性能を提供する。さらに、このシステムは、温度変化及び経年変化による流管のパラメータの変化にも適応する。マイクロコントローラは、任意の技術に従うことができ、例えば、マイクロコントローラに実装することができる。本明細書に記載の磁気流量計では、コイルドライバによって矩形(又は台形)の電流波形が生成される。電流/磁場が変化した後、システムができるだけ早く定常状態に達することが望ましい。磁場が定常状態にある間に、流管の電極電圧が検知され、流量が計算される。電流が定常状態(又は直後)にあるとき、磁場は既知であると仮定する。流量測定の頻度が高いほど、「1/f」ノイズ(ピンクノイズ)が低くなる。したがって、磁場(又は電流)のセトリング時間を最適化する(又はそのセトリング時間を最小化する)ことが望ましい。さらに、電流がコイル内でオーバーシュートした場合、一部の磁性材料では、磁場はオーバーシュートがなかった場合とは異なる磁界強度に落ち着く可能性がある。流管では、磁界強度が電流の大きさから測定されるため、一部のシステムでは電流のオーバーシュートが測定誤差の原因となる場合がある。本明細書に記載されるデジタル制御回路を使用して、コイルに供給される電流を制御することで、要因を最適化することができる。


図2は、コイルドライバ120の構成を簡略化したブロック図である。流管102は、コイルドライバ120に電気的に接続されたコイル104を含む。コイルドライバ120は、Hブリッジ回路110に接続されたアナログ電流源108を含む。Hブリッジ回路110は、極性コマンド信号源112によって駆動される4つのスイッチ(典型的にはトランジスタ)を含む。信号源からの出力は、任意の所与の時間に、図2の矢印によって示される方向に、又は交互で逆方向に、電流がコイル104に印加されるように、スイッチドライバ114を介して供給される。
従来の磁気流量計コイルドライバでは、電流源108及びHブリッジ110を使用して、流管102のコイル104に矩形電流波を注入する。磁気流量計は電流設定点を制御し、Hブリッジ110はコイル104に印加される電流の極性(方向)を設定するために使用される。1つのコイル駆動回路の設計が、様々なサイズの流管に電力を供給するために使用され得るので、取り付けられた流管のインピーダンスを特定した後で、コイルドライバ120は、いくつかの異なる制御スキームのうちの1つを選択することによって構成され、これにより、電流プロファイルを変更するコイル104への電流を制御して、複数の流管102間のパラメータ変動を補償する。各制御スキームは、一組の流管への電流を制御することができる。しかしながら、制御スキームは、任意の所与の流管に対して最適化されていない可能性がある。さらに、電流が反転するときに、電流源108は、誘導コイル104内の還流電流(free-wheeling current)によって不安定になり得る。この期間の間、コイルドライバが回復するまで、制御装置の動作電圧範囲を超えることがある。さらに、コイルドライバ120は、新しく設計された流管構成では動作しない場合があり、その場合には回路を再設計する必要がある。
図4A、図4Bのデジタルコイルドライバ構成では、マイクロコントローラ308は、Hブリッジ回路110に印加されるPWMコマンドを使用して、流管102への電流を制御する。さらに、PWMコマンドは、電流センサ310によって検知される電流フィードバックに基づいて決定することができ、制御アルゴリズムは、マイクロコントローラ308にデジタル的に実装される。これは、連続適応型のデジタルコイルドライバ400の図である、図6に示されている。図6の図は、マイクロコントローラ308が、スイッチドライバ114でのマイクロコントローラ回路308によって見られるような電流経路内の他の構成要素と共に、コイル104からの有効負荷である「負荷」402に結合している様子を示している。負荷402を流れる電流は、電流フィードバック404を供給するセンサ310によって検知される。検知された電流フィードバック404は、アナログ-デジタル変換器406を用いてデジタル値に変換され、制御アルゴリズム408及びインピーダンス特定アルゴリズム410に適用される。制御アルゴリズム408は、選択された電流プロファイル412に従って動作し、Hブリッジ110内のスイッチ302A~302Dの動作を制御する。これは、LPF312と共に、図6においてはPWM416として表されている。制御アルゴリズムは、コマンド信号414をPWM416及びインピーダンス特定アルゴリズム410に供給する。インピーダンス特定アルゴリズム410は、デジタル化された電流フィードバック404を、制御アルゴリズム408によって提供されるコマンド信号414と比較することによって、負荷402のインピーダンスを決定する。インピーダンス特定アルゴリズム410によって特定されたインピーダンスに基づいて、インピーダンス特定アルゴリズムは、制御アルゴリズム408によって使用される制御パラメータを調整して、負荷402によって提供される特定のインピーダンスに適応させる。

Claims (21)

  1. 流体の流れを測定するための磁気流量計であって、
    前記流れを受け取る流管アセンブリであって、前記流体中に流量を表す起電力を発生させる磁場を生成するコイル電流を受け取るための第1及び第2のコイルワイヤを有するコイルを有する、流管アセンブリと、
    前記起電力を検知して、前記流量を示す出力を生成するように構成された起電力センサと、
    コマンド入力に応答して前記コイルの前記第1及び第2のコイルワイヤにコイル電流を供給するように構成された電流供給回路と、
    制御アルゴリズムの関数として前記電流供給回路に前記コマンド入力を供給するデジタル制御回路と、
    を備えた磁気流量計。
  2. 前記電流供給回路が、電流源と、前記電流源を前記コイルに選択的に接続するための少なくとも1つのスイッチとを含む、請求項1に記載の磁気流量計。
  3. 前記コマンド入力は、前記少なくとも1つのスイッチに印加されるPWM(パルス波変調)信号を含む、請求項2に記載の磁気流量計。
  4. 前記電流供給回路を前記コイルに接続して、前記コイルに実質的に直流のコイル電流を供給するローパスフィルタを含む、請求項4に記載の磁気流量計。
  5. 前記電流供給回路に適用される前記コマンド入力は、前記コイルを流れる前記コイル電流の方向を反転させる、請求項1に記載の磁気流量計。
  6. 前記コマンド入力は、PWM(パルス波変調)信号を含む、請求項1に記載の磁気流量計。
  7. 前記制御アルゴリズムは、前記コマンド入力を電流プロファイルの関数として制御するように構成される、請求項1に記載の磁気流量計。
  8. 前記電流プロファイルは、振幅、周波数、波形、及びオーバーシュートのうちの少なくとも1つを含む、請求項7に記載の磁気流量計。
  9. 前記デジタル制御回路は、前記コイルのインピーダンスを決定するように構成されたインピーダンス特定アルゴリズムを含み、前記コマンド入力は、前記決定されたインピーダンスの関数である、請求項1に記載の磁気流量計。
  10. 前記インピーダンス特定アルゴリズムは、前記コイルのインピーダンスを決定する際に使用するために、前記コイルを流れる電流に関連する電流フィードバック信号を受け取る、請求項9に記載の磁気流量計。
  11. 前記電流供給回路は、前記コイルを流れる電流を制御するように構成された4つのスイッチを含む、請求項1に記載の磁気流量計。
  12. 前記コマンド入力は、前記4つのスイッチのそれぞれに個別に印加される4つの信号を含む、請求項11に記載の磁気流量計。
  13. 前記コマンド入力は、前記4つのスイッチの2つのペアに印加される2つの信号を含む、請求項11に記載の磁気流量計。
  14. 前記制御アルゴリズムは、前記コイルを流れる検知電流の関数として前記コマンド入力を生成するように構成され、
    前記デジタル制御回路は、前記コイルのインピーダンスを前記検知電流及び前記コマンド入力の関数として特定し、前記制御アルゴリズムのパラメータを応答的に制御するように構成されたインピーダンス特定アルゴリズムを含む、
    請求項1に記載の磁気流量計。
  15. 前記制御アルゴリズムのパラメータは、前記コイルの電気パラメータの変化に適応される、請求項1に記載の磁気流量計。
  16. 磁気流量計を用いてプロセス流体の流れを測定するための方法であって、
    コイル電流を受け取る第1及び第2のワイヤを有するコイルを有する流管アセンブリを通してプロセス流体の流れを受け取り、応答的に磁場を生成し、前記流体中に流量を表す起電力を発生させるステップと、
    センサで前記起電力を検知し、流量を示す出力を生成するステップと、
    コマンド入力に応答する電流供給回路を使用して前記コイルの前記第1及び第2のワイヤに前記コイル電流を供給するステップと、
    制御アルゴリズムに応答するデジタル制御回路を使用して前記電流供給回路に適用される前記コマンド入力を生成するステップと、
    を含む方法。
  17. 前記コマンド入力は、PWM(パルス波変調)信号を含む、請求項16に記載の方法。
  18. 前記制御アルゴリズムは、前記コマンド入力を電流プロファイルの関数として制御するように構成される、請求項16に記載の方法。
  19. 前記電流プロファイルは、振幅、周波数、波形、及びオーバーシュートのうちの少なくとも1つを含む、請求項18に記載の方法。
  20. 前記デジタル制御回路は、前記コイルのインピーダンスを決定するためのインピーダンス特定アルゴリズムを含み、前記コマンド入力は、前記決定されたインピーダンスの関数である、請求項16に記載の方法。
  21. 前記インピーダンス特定アルゴリズムは、前記コイルのインピーダンスを決定する際に使用するために、前記コイルを流れる電流に関連する電流フィードバック信号を受け取る、請求項20に記載の方法。




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