JP2022540247A - 内燃機関用の新規な冷却システム - Google Patents

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青島汽車散熱器有限公司
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Abstract

本発明は、冷却ファンと、第1ウォーターラジエーターと、インタークーラーと、第2ウォーターラジエーターとを含む内燃機関用の新規な冷却システムを提案し、前記インタークーラーは前記第1ウォーターラジエーターと第2ウォーターラジエーターとの間に位置し、前記第1ウォーターラジエーターは前記インタークーラーの吸気側の給気管に近い端に位置し、前記第2ウォーターラジエーターは前記インタークーラーの排気側の排気管に近い端に位置し、前記第1ウォーターラジエーター、インタークーラー及び第2ウォーターラジエーターが共に熱交換ユニットを構成し、前記冷却ファンは前記熱交換ユニットの外側に設けられる。本発明を用いると熱交換がより充分となり、効率が高くなり、水力抵抗が小さくなり、冷風の需要量が減り、ファンのエネルギー消費が低くなるため、熱交換ユニットの重量と体積が効果的に減少し、冷却システム全体の効率の最大化が実現する。【選択図】図3

Description

本発明は内燃機関エンジンの冷却の分野に関し、特に内燃機関用の新規な冷却システム
である。
従来の内燃機関エンジンはターボチャージャーが配置された液冷式のものが殆どで、ク
ーラント液はウォーターラジエーターを用いて冷却し、加圧空気は空冷式インタークーラ
ーを用いて冷却する。エンジン冷却システムの温度分布としては一般にインタークーラー
の給気部分の温度が最も高く、ウォーターラジエーターの温度がその次で、インタークー
ラーの排気部分の温度が最も低い。動作する過程で、エンジンのシリンダーブロックの熱
がクーラント液によって吸収され、ウォーターポンプの動力によってクーラント液が外部
のウォーターラジエーターに輸送され、外部のウォーターラジエーターが冷却ファンによ
って熱を自然と交換する。エンジンへの給気はターボチャージャーによって加圧されると
温度が上がり、その後、空冷式インタークーラーに入って、冷却ファンによって熱を自然
と交換し、冷却後の加圧空気がエンジンに入って燃焼する。実際には、ウォーターラジエ
ーターと空冷式インタークーラーが共に配置されるのが一般的で、冷却空気が通過する経
路から、主にタンデム式とパラレル式の2種の構造に分かれる。
タンデム式は次のようなものである。
ウォーターラジエーターと、インタークーラーと、冷却ファンとを含み、前記ウォータ
ーラジエーターとインタークーラーはタンデムに設けられる。
前記ウォーターラジエーターには給水管、給水ウォーターチャンバー、第1コア、排水
ウォーターチャンバー、排水管が設けられる。
前記インタークーラーには給気管、給気エアチャンバー、第2コア、排気エアチャンバ
ー、排気管が設けられる。
エンジンをさらに含み、前記エンジン内から流出する高温のクーラント液は前記給水管
、給水ウォーターチャンバーをこの順に通過した後、前記第1コアに流入して冷却される
と、前記排水ウォーターチャンバー、排水管をこの順に通過して前記エンジン内のシリン
ダーブロックに入る。
加圧熱風が前記給気管、給気エアチャンバーをこの順に通過した後、前記第2コアに入
って冷却されると、排気エアチャンバー、排気管をこの順に通過して、エンジンのシリン
ダーブロックに入って燃焼する。
前記冷却ファンは前記ウォーターラジエーター及び前記インタークーラーの外側に設け
られ、前記冷却ファンは前記第2コアに冷却空気を吹き込み、それが前記第2コア内の加
圧熱風と熱交換する。熱交換後に加圧熱風の温度が下がってエンジンのシリンダーブロッ
クに入って燃焼し、熱交換後に冷却空気の温度が上がって前記第1コアに入って高温のク
ーラント液と熱交換し、熱交換後にクーラント液の温度が下がり、冷却空気の温度が引き
続き上昇し、温度が上昇した冷却空気が冷却ファンによって前記第1コアから吹き飛ばさ
れて熱を持ち去り、温度が下がったクーラント液は前記排水ウォーターチャンバー、排水
管をこの順に通過してエンジンに入る。
当該構造において、インタークーラーの給気端の第2コア内の加圧熱風の温度が非常に
高く、熱が非常に多く、冷却空気はインタークーラーの給気端の第2コアを通過した後、
温度が大きく上昇するため、ウォーターラジエーターの冷却効果が大きく悪化している。
パラレル式は次のようなものである。
ウォーターラジエーターと、インタークーラーと、冷却ファンとを含み、前記ウォータ
ーラジエーターとインタークーラーはパラレルに設けられる。
このような接続形態で動作する場合に、前記エンジン内の高温のクーラント液はエンジ
ンから流出した後、前記給水管、給水ウォーターチャンバーをこの順に通過して前記第1
コアに流入して冷却された後、排水ウォーターチャンバー、排水管をこの順に通過すると
、エンジンのシリンダーブロックに入る。
加圧熱風が給気管、給気エアチャンバーをこの順に通過して第2コアに流入して冷却さ
れた後、排気エアチャンバー、排気管をこの順に通過してエンジンに入って燃焼する。
第1コアと第2コアはパラレルに配置され、外側に冷却ファンが設けられ、冷却ファン
は低温の冷却空気を第1コアと第2コアの両方に吹き込み、第2コア内の加圧熱風が第2
コアを通過して冷却空気と熱交換し、加圧熱風の温度が下がり、冷却空気の温度が上がり
、温度が下がった加圧熱風がエンジンのシリンダーブロックに入って燃焼し、温度が上昇
した冷却空気が冷却ファンによって第2コアから吹き飛ばされて熱を持ち去ると同時に、
高温のクーラント液が第1コアを通過して冷却空気と熱交換し、高温のクーラント液の温
度が下がり、冷却空気の温度が上がり、温度が上昇した冷却空気は冷却ファンによって第
1コアから吹き飛ばされて熱を持ち去り、温度が下がったクーラント液は前記排水ウォー
ターチャンバー、排水管をこの順に通過した後、エンジンに入ると、クーラント液の循環
が完了する。
このような構造では、インタークーラーの排気端のコアを通過した冷却空気の温度上昇
が小幅で、充分な熱交換を経ずに冷却モジュールから吹き飛ばされるため、冷却空気が無
駄となる。
出願人は、上記の2つの実施形態から、従来技術に下記の欠点があることを見出した。
従来技術では低温の冷却空気が最大2回までの熱交換後、冷却ファンによって冷却モジ
ュールから吹き飛ばされるため、温度上昇が小幅で、熱交換が不充分で、充分な熱を持ち
去ることができず、特に従来技術では同じ温度の冷却空気を用いてインタークーラーのコ
アの高温部分と低温部分の両方の温度を下げようとするから、インタークーラーの高温部
分の大きな温度差という熱交換上の利点は充分に利用されず、低温の熱交換後の冷却空気
は再度利用されず又は再度の利用は不充分であるため、低温の冷却空気が無駄となり、ウ
ォーターラジエーターのコアを通過する冷却空気は再度利用されていない。従来技術では
各熱交換器の温度場の分布特性が充分に利用されず、これは従来技術を用いる冷却モジュ
ールの熱交換効率が低く、体積が大きく、重量が重く、冷却ファンのエネルギー消費が高
く、ノイズが大きいという欠点をもたらしている。
本発明は内燃機関用の新規な冷却システムを提案し、インタークーラーの異なる部分と
ウォーターラジエーターの温度場の分布特性が充分に利用され、高温部分の熱交換性能が
高いという利点が利用されるため、熱交換はより充分になり、熱交換効率が高くなるとと
もに、2つのウォーターラジエーターを並列に設計することによって冷却水路の抵抗が大
幅に低減され、ウォーターラジエーターのコアは従来の技術によるウォーターラジエータ
ーのコアよりも薄くすることができ、熱交換性能が満たされながら、インタークーラーと
ウォーターラジエーターのサイズを小さくすることができ、これにより熱交換ユニットの
重量と体積が効果的に減少し、冷風の需要量が減り、ファンパワーが小さくなるため、冷
却システム全体の効率の最大化が実現する。
本発明の技術的解決手段は次のとおりに実現する。
以下のことを特徴とする内燃機関用の新規な冷却システムである。冷却ファンと、第1
ウォーターラジエーターと、インタークーラーと、第2ウォーターラジエーターとを含み
、前記インタークーラーは前記第1ウォーターラジエーターと第2ウォーターラジエータ
ーとの間に位置し、前記第1ウォーターラジエーター、インタークーラー及び第2ウォー
ターラジエーターが共に熱交換ユニットを構成し、前記冷却ファンは前記熱交換ユニット
の外側に設けられ、
前記第1ウォーターラジエーターには順に連通する第1給水管と、第1給水ウォーター
チャンバーと、第1コアと、第1排水ウォーターチャンバーと、第1排水管とが設けられ

前記第2ウォーターラジエーターには順に連通する第2給水管と、第2給水ウォーター
チャンバーと、第2コアと、第2排水ウォーターチャンバーと、第2排水管とが設けられ

前記第1排水管と前記第2排水管は第1排水ウォーターチャンバー又は丸管を介して連
通し、
前記インタークーラーには順に連通する給気管と、給気エアチャンバーと、第3コアと
、排気エアチャンバーと、排気管とが設けられ、
前記冷却ファン、第1ウォーターラジエーター、インタークーラーは前記冷却ファンが
吹き出す冷却空気によって順に接続されてタンデム構造を形成し、
前記冷却ファン、インタークーラー、第2ウォーターラジエーターは前記冷却ファンが
動作時に吹き出す冷却空気によって順に接続されてタンデム構造を形成し、
且つ、前記第1ウォーターラジエーターと第2ウォーターラジエーターはパラレル構造で
あることを特徴とする内燃機関用の新規な冷却システム。
さらに、第1ウォーターラジエーターは前記インタークーラーの吸気側の給気管に近い端
に位置し、前記第2ウォーターラジエーターは前記インタークーラーの排気側の排気管に
近い端に位置する。
さらに、前記第1ウォーターラジエーターの第1コア、第2ウォーターラジエーターの第
2コア及びインタークーラーの第3コアの風当たり面は平行である。
さらに、前記冷却ファンが吹き出す冷却風は二手に分かれ、一部は前記インタークーラー
の第3コアの排気管側へと吹かれた後、前記第2ウォーターラジエーターの第2コアを通
過し、もう一部は前記第1ウォーターラジエーターの第1コアへと吹かれた後、前記イン
タークーラー第3コアの給気管側を通過する。
さらに、前記第1コア、第2コア及び第3コアは前記冷却ファンに対して異なる垂直面に
位置する。
本発明は内燃機関用の新規な冷却システムを提案し、インタークーラーの異なる部分と
ウォーターラジエーターの温度場の分布特性が充分に利用され、高温部分の熱交換性能が
高いという利点が利用されるため、熱交換はより充分になり、熱交換効率が高くなるとと
もに、2つのウォーターラジエーターを並列に設計することによって冷却水路の抵抗が大
幅に低減され、ウォーターラジエーターのコアは従来の技術によるウォーターラジエータ
ーのコアよりも薄くすることができ、熱交換性能が満たされながら、インタークーラーと
ウォーターラジエーターのサイズを小さくすることができ、これにより熱交換ユニットの
重量と体積が効果的に減少し、冷風の需要量が減り、ファンパワーが小さくなるため、冷
却システム全体の効率の最大化が実現する。
以下、本発明の実施例と結び付けて、本発明の実施例に係る技術的解決手段を明瞭に、
かつ完全に説明する。なお、記載される実施例は本発明の全ての実施例ではなく、実施例
の一部に過ぎない。当業者が本発明の実施例に基づいて新規性のある作業をせず他に実施
例を得た場合は、そのいずれも本発明の保護範囲に属する。
図1は従来の技術によるウォーターラジエーター冷却システムのタンデム構造の概略図である。 図2は従来の技術によるウォーターラジエーター冷却システムのパラレル構造の概略図である。 図3は本願に係る内燃機関用の新規な冷却システムの全体構造の正面図である。 図4は図2に示す内燃機関用の新規な冷却システムの平面構造の右側面図である。
本発明の特定の実施例に係る内燃機関用の新規な冷却システムは、冷却ファン3と、第
1ウォーターラジエーター1と、インタークーラー2と、第2ウォーターラジエーター4
とを含み、インタークーラー2は第1ウォーターラジエーター1と第2ウォーターラジエ
ーター4との間に位置し、第1ウォーターラジエーター1、インタークーラー2及び第2
ウォーターラジエーター4が共に熱交換ユニットを構成し、冷却ファン3は熱交換ユニッ
トの外側に設けられる。
第1ウォーターラジエーター1には順に連通する第1給水管11と、第1給水ウォータ
ーチャンバー12と、第1コア13と、第1排水ウォーターチャンバー14と、第1排水
管15とが設けられる。
第2ウォーターラジエーター4には順に連通する第2給水管41と、第2給水ウォータ
ーチャンバー42と、第2コア43と、第2排水ウォーターチャンバー44と、第2排水
管45とが設けられる。
インタークーラー2には順に連通する給気管21と、給気エアチャンバー22と、第3
コア23と、排気エアチャンバー24と、排気管25とが設けられる。
第1排水管15と第2排水管45は第1排水ウォーターチャンバー14又は丸管を介し
て連通する。
冷却ファン3、第1ウォーターラジエーター1、インタークーラー2は冷却ファン3が
吹き出す冷却空気によって順に接続されてタンデム構造を形成する。
冷却ファン3、インタークーラー2、第2ウォーターラジエーター4は冷却ファン3が
動作時に吹き出す冷却空気によって順に接続されてタンデム構造を形成する。
第1ウォーターラジエーター1と第2ウォーターラジエーター4はパラレル構造である
本発明の特定の実施例において、冷却ファン3が吹き出す冷却風は二手に分かれ、一部
はインタークーラー2の第3コア23の排気管25側へと吹かれた後、前記第2ウォータ
ーラジエーター4の第2コア43を通過し、もう一部は第1ウォーターラジエーター1の
第1コア13へと吹かれた後、インタークーラー2の第3コア23の給気管21側を通過
する。
本発明の特定の実施例において、第1ウォーターラジエーター1は前記インタークーラ
ー2の吸気側の給気管21に近い端に位置し、前記第2ウォーターラジエーター4は前記
インタークーラー2の排気側の排気管25に近い端に位置する。
本発明の特定の実施例において、第1コア13、第2コア43及び第3コア23の風当
たり面は平行で、冷却ファン3に近い面は異なる垂直面に位置する。
本発明の特定の実施例において、インタークーラー2上の第1給気管21はターボチャ
ージャーに接続して、エンジンに高圧ガスを提供するために用いられる。
第1ウォーターラジエーター1及び第2ウォーターラジエーター4内にはエンジンの温
度を下げるためのクーラント液が設置され、クーラント液はウォーターラジエーター上の
コアを通過する時に冷却空気と熱交換して温度が下がる。
本発明の特定の実施例において、インタークーラー2はターボチャージャーに接続され
、ターボチャージャーはエンジンに接続され、第1ウォーターラジエーター1及び第2ウ
ォーターラジエーター4もエンジンに接続され、第1ウォーターラジエーター1と第2ウ
ォーターラジエーター4は第1排水ウォーターチャンバー14を介して連通し、合流した
ものからクーラント液が送り出される。
本発明の特定の実施例において、エンジンが動作する時は、ターボチャージャーによっ
て加圧された高温空気が、インタークーラー2の給気管21、給気エアチャンバー22を
この順に通過してインタークーラー2の第3コア23の給気側に入ると1回目に温度が下
がり、その後にインタークーラー2の第3コア23の排気側入って2回目に温度が下がり
、さらにインタークーラー2の排気エアチャンバー24、排気管25を通過してエンジン
に入って燃焼する。
クーラント液がエンジンのシリンダーブロックにおいて加熱された後、一部のクーラン
ト液は第1ウォーターラジエーター1の第1給水管11、第1給水ウォーターチャンバー
12を通過して第1コア13に入り、その後、第1排水ウォーターチャンバー14及び第
1排水管15を通過してエンジンのシリンダーブロックに入り、もう一部のクーラント液
は第2ウォーターラジエーター4の第2給水管41、第2給水ウォーターチャンバー42
の両方を通過して第2ウォーターラジエーター4の第2コア43に入って熱交換後に温度
が下がり、その後は第2排水ウォーターチャンバー44、第2排水管45を通過して第1
排水ウォーターチャンバー14に入り、その中のクーラント液と合流してエンジンのシリ
ンダーブロックに入ると水循環が完了する。
同時に、冷却システムが動作する時は、冷却ファン3が吹き込んだ低温の冷却空気は二
手に分かれる。
一部は第1ウォーターラジエーター1へと吹かれ、冷却空気はまず第1ウォーターラジ
エーター1の第1コア13を通過して第1ウォーターラジエーター1内の高温のクーラン
ト液と熱交換し、クーラント液の温度が下がり、冷却空気の温度が上がると、冷却空気の
1回目の熱交換が完了する。1回目に温度が上昇した冷却空気は冷却ファン3によって第
1ウォーターラジエーター1の第1コア13から吹き飛ばされ、インタークーラー2の第
3コア23の給気側に入って加圧高温空気と2回目に熱交換する。2回の熱交換を経た冷
却空気は温度が非常に高く、冷却ファン3によってインタークーラー2の第3コア23か
ら吹き飛ばされて熱を持ち去る。
もう一部は第2ウォーターラジエーター4へと吹かれ、冷却空気はまずインタークーラ
ー2の第3コア23の排気側を通過して1回目に温度が下がった加圧空気と熱交換し、加
圧空気の温度がさらに下がり、冷却空気の温度が上がると、1回目の熱交換が完了し、1
回目に温度が上昇した冷却空気は冷却ファン3によってインタークーラー2の第3コア2
3の排気側から吹き飛ばされ、第2ウォーターラジエーター4の第2コア43に入って高
温のクーラント液と2回目に熱交換し、この部分の冷却空気は2回の熱交換後に温度が上
がり、冷却ファン3によって第2ウォーターラジエーター4の第2コア43から吹き飛ば
されて熱を持ち去る。
上記のように温度が下がる過程では、加圧高温空気がターボチャージャーからインター
クーラー2の第1ラジエーター1に近い第3コア23に入り、温度が非常に高く、第1ウ
ォーターラジエーター1の第1コア13を通過した冷却空気とはなおもかなりの温度差が
あり、1回目に温度が上昇した冷却空気はインタークーラー2の第3コア23の給気側で
加圧高温空気と2回目に熱交換し、温度が大幅に上がり、その後は冷却ファン3によって
インタークーラー2の第3コア23から吹き飛ばされてまた多くの熱を持ち去る。2回の
熱交換後の高温加圧空気はインタークーラー2の第3コア23の排気側に入り、含有され
ている熱はかなり少なくなり、温度が下がった高温加圧空気はインタークーラー2の第3
コア23の排気側で、冷却ファン3によって初めて吹き込まれた低温冷却空気と熱交換す
ると、加圧空気はさらに温度が下がって排気エアチャンバー24と排気管25を通過して
エンジンに入って燃焼し、この部分の冷却空気は熱交換後に温度が小幅に上昇するが、エ
ンジンの高温のクーラント液とはなおもかなりの温度差があり、この部分の冷却空気は冷
却ファン3によってインタークーラー2の第3コア23の排気側から吹き飛ばされた後、
第2ウォーターラジエーター4の第2コア43に入り、そこで高温のクーラント液と2回
目に熱交換し、冷却空気の温度は再度上がって第2ウォーターラジエーター4から吹き飛
ばされて熱を持ち去る。
本発明の特定の実施例において、本発明の実施例に係る熱交換器式冷却システムでは、
インタークーラー2の異なる部分とウォーターラジエーターのそれぞれの温度場の分布特
性が利用されて、2段階の熱交換構造が合理的に配置され、1回目の熱交換後の温度差が
充分に利用されており、冷却空気は合理的に低温のインタークーラー2の第3コア23の
排気側、中温の第1ウォーターラジエーター1を通過し、又は、中温の第2ウォーターラ
ジエーター4、高温のインタークーラー2の第3コア23の給気側を通過し、冷却空気と
各熱交換器の異なる部分の温度差が充分に利用され、充分な熱交換が行われ、冷却空気は
熱交換ユニットから吹き飛ばされる時には温度が非常に高く、十分な熱を持ち去るため、
エンジンにおいて加圧高温空気を冷却しクーラント液を冷却するという必要性が満たされ
、熱交換効率が効果的に高められるため、熱交換性能が満たされながら、インタークーラ
ー2、第1ウォーターラジエーター1、第2ウォーターラジエーター4のサイズをより小
さくすることができ、これにより熱交換ユニットの体積と重量が効果的に減少するととも
に、低温冷却空気の需要量が減り、冷却ファン3のパワーが効果的に低減し、全体の冷却
効率の最大化が実現する。
本発明の特定の実施例において、2つのウォーターラジエーター(第1ウォーターラジ
エーター1、第2ウォーターラジエーター4)がパラレルに設けられるため、冷却水路の
抵抗が大幅に低減し、ウォーターラジエーターのコアは従来の技術によるウォーターラジ
エーターのコアよりも薄くすることができ、コストダウンと冷却効率の向上が両立してい
る。

Claims (5)

  1. 冷却ファンと、第1ウォーターラジエーターと、インタークーラーと、第2ウォーター
    ラジエーターとを含み、前記インタークーラーは前記第1ウォーターラジエーターと第2
    ウォーターラジエーターとの間に位置し、前記第1ウォーターラジエーター、インターク
    ーラー及び第2ウォーターラジエーターが共に熱交換ユニットを構成し、前記冷却ファン
    は前記熱交換ユニットの外側に設けられ、
    前記第1ウォーターラジエーターには順に連通する第1給水管と、第1給水ウォーター
    チャンバーと、第1コアと、第1排水ウォーターチャンバーと、第1排水管とが設けられ

    前記第2ウォーターラジエーターには順に連通する第2給水管と、第2給水ウォーター
    チャンバーと、第2コアと、第2排水ウォーターチャンバーと、第2排水管とが設けられ

    前記第1排水管と前記第2排水管は第1排水ウォーターチャンバー又は丸管を介して連
    通し、
    前記インタークーラーには順に連通する給気管と、給気エアチャンバーと、第3コアと
    、排気エアチャンバーと、排気管とが設けられ、
    前記冷却ファン、第1ウォーターラジエーター、インタークーラーは前記冷却ファンが
    吹き出す冷却空気によって順に接続されてタンデム構造を形成し、
    前記冷却ファン、インタークーラー、第2ウォーターラジエーターは前記冷却ファンが
    動作時に吹き出す冷却空気によって順に接続されてタンデム構造を形成し、
    且つ、前記第1ウォーターラジエーターと第2ウォーターラジエーターはパラレル構造
    であることを特徴とする内燃機関用の新規な冷却システム。
  2. 第1ウォーターラジエーターは前記インタークーラーの吸気側の給気管に近い端に位置
    し、前記第2ウォーターラジエーターは前記インタークーラーの排気側の排気管に近い端
    に位置することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関用の新規な冷却システム。
  3. 前記第1ウォーターラジエーターの第1コア、第2ウォーターラジエーターの第2コア
    及びインタークーラーの第3コアの風当たり面は平行であることを特徴とする請求項1に
    記載の内燃機関用の新規な冷却システム。
  4. 前記冷却ファンが吹き出す冷却風は二手に分かれ、一部は前記インタークーラーの第3
    コアの排気管側へと吹かれた後、前記第2ウォーターラジエーターの第2コアを通過し、
    もう一部は前記第1ウォーターラジエーターの第1コアへと吹かれた後、前記インターク
    ーラー第3コアの給気管側を通過することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関用の新
    規な冷却システム。
  5. 前記第1コア、第2コア及び第3コアは前記冷却ファンに対して異なる垂直面に位置す
    ることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関用の新規な冷却システム。
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