JP2022535204A - 医療用デバイスの管状構成要素を固定するための医療用ドレッシング材 - Google Patents

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Abstract

医療用デバイスの管状構成要素を固定するための医療用ドレッシング材が提供される。本ドレッシング材は、第1主面及び第2主面と、第1のフラップと、第1のフラップから離れる第1の方向に延びる第1の横方向延長部と、第1の方向とは反対の第2の方向に第1のフラップから離れるように延びる第2の横方向延長部と、を有する本体を含む。本ドレッシング材は、第1のフラップ、第1の横方向延長部、及び第2の横方向延長部の、第2主面上に配置された接着剤を更に含む。任意選択で、本医療用ドレッシング材は、第2のフラップと、第2のフラップから離れる第3の方向に延びる第3の横方向延長部と、第3の方向とは反対の第4の方向に第2のフラップから離れるように延びる第4の横方向延長部と、を更に備える。

Description

本開示は、医療用デバイスの管状構成要素を受容面に固定するための適合性を有する医療用ドレッシング材に関する。
静脈、動脈、及び体液カテーテルは、一般に医師によって使用される。例えば、このようなカテーテルを使用して、透析のために、医薬品を導入するために、栄養又は流体のために、血液動態モニタリングのために、及び採血のために脈管系にアクセスすることができる。代替として、カテーテルは、流体貯留の排液及び感染症の治療のために使用することができる。代替として、カテーテルは、神経刺激、心臓ペーシングなどのための電気リードを含むことができる。患者への導入に続いて、カテーテルは、一般に患者の体内への入口付近の点において、患者に固定される。
多くの場合、カテーテルは、皮膚上に接着テープを使用して、又はカテーテルハブを患者の皮膚に縫合することによって、患者に固定される。他の状況では、カテーテルは、皮下アンカー機構(例えば、外部アクチュエータハンドル又は別個の送達デバイスを使用して展開されるアンカーを備えたアンカースリーブなど)を使用して患者に固定されてもよい。多くの場合、医師は、カテーテルが設置された後に、患者の快適性、安全性、及びカテーテル挿入部位の可視化の改善を目的として、カテーテル挿入部位の周囲の皮膚区域を洗浄しようと努力する。
管状構成要素(例えば、カテーテル)を備える医療用デバイスは、管状構成要素が人又は物体に絡まることにより、管状構成要素が患者から離れる方向に向かう力を受けた場合に、患者から外れるリスクがある。管状構成要素を患者に固定するために様々なデバイスが使用されており、各デバイスはそれ自体の制限を有する。テープ及び/又は弾性ドレッシング材は、患者の身体の解剖学的特徴に対する快適性及び適合性ゆえに一般に使用される。
しかしながら、本発明者らは、管状構成要素を固定するテープ及び医療用ドレッシング材に加えられる特定の力により、ドレッシングの縁部が管状構成要素と接触する区域に近接する皮膚への接着が損なわれる可能性があることを発見した。テープ又はドレッシング材の縁部における皮膚(又は他の表面)への接着の、この損失は伝搬し、テープ又はドレッシング材の大部分又は全てにおいて、患者(又は他の表面)への接着が損なわれるという結果が最終的にもたらされ得る。
開示された医療用テープ及びドレッシング材は、テープ又はドレッシング材の一部分の下で延びる管状構成要素(例えば、ワイヤ及び/又はカテーテル)に接触するテープ又はドレッシング材の縁部に近接する接着の損失の可能性を実質的に低減させる。加えて、本開示の新規な医療用テープ及びドレッシング材の構成要素によって提供される視覚的手掛かりにより、管状構成要素をテープ又はドレッシング材に対して適切な向きで固定する可能性が改善され、テープ又はドレッシング材を患者に正しく適用する可能性が改善される。
本体と接着剤とを含む医療用ドレッシング材が開示される。本体は、第1主面と、第1主面の反対側の第2主面と、外辺部と、中央領域と、外辺部の第1の部分によって形成された遠位端と、中央領域に近接する第1の端部を有する第1のインデントと、中央領域に近接する第2の端部を有する第2のインデントと、第1の端部と第2の端部との間に延びる第1のヒンジ領域とによって画定される第1のフラップと、第1のフラップから離れる第1の方向に延びる第1の横方向延長部と、第1のフラップから離れる第2の方向に延びる第2の横方向延長部と、を備えることができ、第1の方向は、第2の方向とは実質的に反対である。第1のフラップは、最大長及び最大幅を有する。最大幅と最大長との比は、4対1未満である。接着剤は、第2主面の少なくとも一部分上に配置されることができる。接着剤が配置された、第2主面の一部分は、第1のフラップ、第1の横方向延長部、及び第2の横方向延長部、の各々の一部を含み得る。
医療用ドレッシング材の別の態様では、本体は、第1主面と、第1主面の反対側の第2主面と、外辺部と、中央領域と、外辺部の第1の部分によって形成された遠位端と、中央領域に近接する第1の端部を有する第1のインデントと、中央領域に近接する第2の端部を有する第2のインデントと、第1の端部と第2の端部との間に延びる第1のヒンジ領域とによって画定される第1のフラップと、第1のフラップから離れる第1の方向に延びる第1の横方向延長部と、第1のフラップから離れる第2の方向に延びる第2の横方向延長部と、を備えることができ、第1の方向は、第2の方向とは実質的に反対である。接着剤は、第2主面の少なくとも一部分上に配置されることができる。接着剤が配置された、第2主面の一部分は、第1のフラップ、第1の横方向延長部、及び第2の横方向延長部、の各々の一部を含み得る。第1のフラップは、第1のヒンジ領域を通って外辺部から延びる第1のフラップ軸を画定する。第1の端部に近接して、第1のインデントは、第1のフラップ軸から離れる方向に傾斜する部分を備えることができる、又は、第2の端部に近接して、第2のインデントは、第1のフラップ軸から離れる方向に傾斜する部分を備える、又は、第1の端部に近接して、第1のインデントは、第1のフラップ軸に向かう方向に傾斜する部分を備える、又は、第2の端部に近接して、第2のインデントは、第1のフラップ軸に向かう方向に傾斜する部分を備える。
任意の上記の実施形態において、医療用ドレッシング材の本体は、外辺部の第2の部分によって形成された遠位端と、中央領域に近接する第3の端部を有する第3のインデントと、中央領域に近接する第4の端部を有する第4のインデントと、第3の端部と第4の端部との間に延びる第2のヒンジ領域と、によって画定される第2のフラップと、第2のフラップから離れる第3の方向に延びる第3の横方向延長部と、第2のフラップから離れる第4の方向に延びる第4の横方向延長部と、を更に備えることができ、第3の方向は、第4の方向と実質的に反対である。外辺部の第1の部分は、外辺部の第2の部分の反対側の外辺部上に位置する。接着剤が配置される、第2主面の一部分は、第2のフラップ、第3の横方向延長部、及び第4の横方向延長部の一部を含む。
更に別の態様では、本開示はテープを提供する。テープは、上記実施形態のうちのいずれか1つに記載の複数の医療用ドレッシング材を備えることができ、複数のそれぞれの医療用ドレッシング材の接着剤は、一体型ライナーに剥離可能に接着されている。
更に別の態様では、本開示は医療用テープを提供する。医療用テープは、本体と、接着剤とを含む。本体は、第1主面と、第1主面の反対側の第2主面と、第1の主縁部と、第2の主縁部と、長手方向軸と、複数の本体ユニットとを備えることができる。複数の本体ユニットの各本体ユニットは、第1の主縁部の一部又は二次縁部の一部によって形成された遠位端と、長手方向軸に近接する第1の端部を有する第1のインデントと、長手方向軸に近接する第2の端部を有する第2のインデントと、第1の端部と第2の端部との間に延びる第1のヒンジ領域とによって画定される第1のフラップと、第1のフラップから離れる第1の方向に延びる第1の横方向延長部と、第1のフラップから離れる第2の方向に延びる第2の横方向延長部と、を備えることができ、第1の方向は、第2の方向とは実質的に反対である。本体ユニットの各々は、長手方向軸に実質的に直交する脆弱区域において、少なくとも1つの隣接する本体ユニットに接合されている。接着剤は、第2主面の少なくとも一部分上に配置されることができ、接着剤が配置された、第2主面の一部分は、本体ユニットの各々の第1のフラップ、第1の横方向延長部、及び第2の横方向延長部、の各々の一部を含む。
医療用テープの任意の上記の実施形態において、第1のフラップの遠位端は、第1の主縁部の一部によって形成される。これらの実施形態では、各本体ユニットは、第2の主縁部の第2の部分によって形成された遠位端と、長手方向軸に近接する第3の端部を有する第3のインデントと、長手方向軸に近接する第4の端部を有する第4のインデントと、第3の端部と第4の端部との間に延びる第2のヒンジ領域と、によって画定される第2のフラップと、第2のフラップから離れる第3の方向に延びる第3の横方向延長部と、第2のフラップから離れる第4の方向に延びる第4の横方向延長部と、を更に備えることができ、第3の方向は、第4の方向とは実質的に反対である。第1の主縁部の第1の部分は、第2の主縁部の第2の部分の反対側の本体上に位置する。接着剤が配置される、第2主面の一部分は、本体ユニットの各々の各第2のフラップの一部を含む。
更に別の態様では、本開示はシステムを提供する。本システムは、医療用ドレッシング材の上記実施形態のいずれかと、管状構成要素を備える医療用デバイスと、を備えることができ、医療用ドレッシング材の第1のフラップの第2主面上に配置された接着剤は、管状構成要素と接触する。
更に別の態様では、本開示はシステムを提供する。本システムは、医療用テープの本体ユニットの上記実施形態のいずれかと、管状構成要素を備える医療用デバイスと、を備えることができ、本体ユニットの第1のフラップの第2主面上に配置された接着剤は、管状構成要素と接触する。
更に別の態様では、本開示は、管状構成要素を備える医療用デバイスを受容面に固定する方法を提供する。本方法は、医療用ドレッシング材の第1のフラップの第2主面上に配置された接着剤を、医療用デバイスの管状構成要素の外側表面の第1の部分と接触させることを含むことができる。医療用デバイスは、本体と、接着剤とを備えることができる。本体は、第1主面と、第1主面の反対側の第2主面と、外辺部と、中央領域と、外辺部の第1の部分によって形成された遠位端と、中央領域に近接する第1の端部を有する第1のインデントと、中央領域に近接する第2の端部を有する第2のインデントと、第1の端部と第2の端部との間に延びる第1のヒンジ領域とによって画定される第1のフラップと、第1のフラップから離れる第1の方向に延びる第1の横方向延長部と、第1のフラップから離れる第2の方向に延びる第2の横方向延長部と、を備えることができ、第1の方向は、第2の方向とは実質的に反対である。接着剤は、第2主面の少なくとも一部分上に配置されることができ、接着剤が配置された、第2主面の一部分は、第1のフラップ、第1の横方向延長部、及び第2の横方向延長部、の各々の一部を含む。本方法は、医療用ドレッシング材の第1の横方向延長部の第2主面上に配置された接着剤を、受容面の第1の部分と接触させることと、医療用ドレッシング材の第2の横方向延長部の第2主面上に配置された接着剤を、受容面の第2の部分と接触させることと、を更に含むことができる。
更に別の態様では、本開示は、管状構成要素を備える医療用デバイスを受容面に固定する方法を提供する。本方法は、医療用テープの本体ユニットの第1のフラップの第2主面上に配置された接着剤を、医療用デバイスの管状構成要素の外側表面の第1の部分と接触させることを含むことができる。本体ユニットは、第1の主縁部の一部又は二次縁部の一部によって形成された遠位端と、長手方向軸に近接する第1の端部を有する第1のインデントと、長手方向軸に近接する第2の端部を有する第2のインデントと、第1の端部と第2の端部との間に延びる第1のヒンジ領域とによって画定される第1のフラップと、第1のフラップから離れる第1の方向に延びる第1の横方向延長部と、第1のフラップから離れる第2の方向に延びる第2の横方向延長部であって、第1の方向は第2の方向とは実質的に反対である、第2の横方向延長部と、第2主面の少なくとも一部分上に配置された接着剤であって、接着剤が配置された、第2主面の一部分は、第1のフラップ、第1の横方向延長部、及び第2の横方向延長部、の各々の一部を含む、接着剤と、を備えることができる。医療用テープは複数の本体ユニットを備え、各本体ユニットは、隣接する本体ユニットに取り外し可能に取り付けられている。本方法は、医療用ドレッシング材の第1の横方向延長部の第2主面上に配置された接着剤を、受容面の第1の部分と接触させることと、医療用ドレッシング材の第2の横方向延長部の第2主面上に配置された接着剤を、受容面の第2の部分と接触させることと、を更に含むことができる。
「弾性」は、伸張することができ、その元の形状の一部又は全てを取り戻すことができる材料を意味する。
「スリット」は、長く狭い貫通切断部を意味する。一実施形態では、スリットは、幅よりも著しく長い長さを有する。一実施形態では、スリットの長さは、幅の少なくとも5倍である。一実施形態では、スリットの長さは、幅の少なくとも10倍である。一実施形態では、スリットには、本質的に幅がない。
「好ましい」及び「好ましくは」という単語は、ある特定の状況においてある特定の利益を供し得る実施形態を指す。ただし、他の実施形態もまた、同じ又は他の状況において好ましい場合がある。更には、1つ以上の好ましい実施形態の記載は、他の実施形態が有用ではないことを示唆するものではなく、他の実施形態を排除することを意図するものではない。
用語「含む、備える(comprises)」及びその変化形は、これらの用語が本明細書及び特許請求の範囲において現れる場合、限定的な意味を有するものではない。
本明細書において使用される場合、「ある1つの(a)」、「ある1つの(an)」、「その(the)」、「少なくとも1つの」、及び「1つ以上の」は、互換的に使用される。用語「及び/又は」は、列挙された要素の1つ又は全てを意味する(例えば、苦痛を防止すること及び/又は治療することは、更なる苦痛を、防止すること、治療すること、又は治療することと防止することとの両方、を意味する)。
また、本明細書において、端点による数値範囲の記載は、その範囲内に包含される全ての数を含む(例えば、1~5は、1、1.5、2、2.75、3、3.80、4、5などを含む)。
上記の本発明の概要は、本発明について開示される各実施形態又は全ての実施の記載を意図したものではない。以下の説明は、例示的な実施形態をより具体的に例示する。本出願を通していくつかの箇所において、例を列挙することによって指針が示されるが、それらの例は様々な組み合わせで使用することができる。それぞれの事例において、記載された列挙項目は、代表的な群としての役割のみを果たすものであり、排他的な列挙として解釈されるべきではない。
本発明について図面を参照して更に説明する。対応する参照文字は、複数の図面を通して対応する部分を示す。
本開示による、第1のフラップを備える医療用ドレッシング材の一実施形態の概略平面図である。
図1Aの医療用ドレッシング材の概略側面図である。
本開示による、第1のフラップを備える医療用ドレッシング材の代替的実施形態の概略平面図である。
図2Aの医療用ドレッシング材の概略側面図である。
本開示による、2つの層と、第1のフラップと、を備える医療用ドレッシング材の概略平面図である。
図3Aの医療用ドレッシング材の概略側面図である。
本開示による、2つの層と、第1のフラップと、視認窓と、を備える医療用ドレッシング材の概略平面図である。
図4Aの医療用ドレッシング材の概略側面図である。
図4Aの医療用ドレッシング材の線4C-4Cに沿った概略側断面図である。
本開示による、第1のフラップと、第2のフラップと、を備える医療用ドレッシング材の一実施形態の概略平面図である。
本開示による、複数の医療用ドレッシング材を備えるテープの一実施形態の概略平面図である。
図6Aのテープの概略側面図である。
本開示による、複数の本体ユニットを備える医療用テープの一実施形態の概略平面図であり、各本体ユニットは第1のフラップを有する。
図7Aのテープの概略側面図である。
本開示による、複数の本体ユニットを備える医療用テープの一実施形態の概略平面図であり、各本体ユニットは第1のフラップ及び第2のフラップを有する。
図8Aのテープの概略側面図である。
本開示による、第1のフラップと、第2のフラップと、を備える医療用ドレッシング材の代替的実施形態の概略平面図である。
医療用デバイスの管状構成要素を表面に固定している、図9Aの医療用ドレッシング材の概略平面図である。
図9Bの医療用ドレッシング材及び管状構成要素の概略側面図である。
本開示による、医療用デバイスの管状構成要素を表面に固定する医療用ドレッシング材の概略斜視図である。
図10Aの医療用ドレッシング材及び管状構成要素の概略斜視図であり、管状構成要素に対して第1の方向に力が加えられている。
図10Aの医療用ドレッシング材及び管状構成要素の概略斜視図であり、管状構成要素に対して第2の方向に力が加えられている。
本開示による、インデントによって部分的に形成された第1のフラップ及び第2のフラップを備える医療用ドレッシング材の6つの異なる実施形態の概略平面図であり、各フラップはフラップ軸を含み、インデントの各々は、フラップ軸から離れる方向に傾斜する部分を備える、又はフラップ軸に向かう方向に傾斜する部分を備える。 本開示による、インデントによって部分的に形成された第1のフラップ及び第2のフラップを備える医療用ドレッシング材の6つの異なる実施形態の概略平面図であり、各フラップはフラップ軸を含み、インデントの各々は、フラップ軸から離れる方向に傾斜する部分を備える、又はフラップ軸に向かう方向に傾斜する部分を備える。 本開示による、インデントによって部分的に形成された第1のフラップ及び第2のフラップを備える医療用ドレッシング材の6つの異なる実施形態の概略平面図であり、各フラップはフラップ軸を含み、インデントの各々は、フラップ軸から離れる方向に傾斜する部分を備える、又はフラップ軸に向かう方向に傾斜する部分を備える。 本開示による、インデントによって部分的に形成された第1のフラップ及び第2のフラップを備える医療用ドレッシング材の6つの異なる実施形態の概略平面図であり、各フラップはフラップ軸を含み、インデントの各々は、フラップ軸から離れる方向に傾斜する部分を備える、又はフラップ軸に向かう方向に傾斜する部分を備える。 本開示による、インデントによって部分的に形成された第1のフラップ及び第2のフラップを備える医療用ドレッシング材の6つの異なる実施形態の概略平面図であり、各フラップはフラップ軸を含み、インデントの各々は、フラップ軸から離れる方向に傾斜する部分を備える、又はフラップ軸に向かう方向に傾斜する部分を備える。 本開示による、インデントによって部分的に形成された第1のフラップ及び第2のフラップを備える医療用ドレッシング材の6つの異なる実施形態の概略平面図であり、各フラップはフラップ軸を含み、インデントの各々は、フラップ軸から離れる方向に傾斜する部分を備える、又はフラップ軸に向かう方向に傾斜する部分を備える。
本発明は様々な修正形態及び代替形態へと適用可能であるが、その詳細は、例として図面に示されており、詳細に説明されるであろう。しかしながら、本発明を、記載された特定の実施形態に限定することは意図されていないことを理解すべきである。逆に本発明は、本発明の趣旨及び範囲内にある全ての変更、同等物、及び代替物を網羅するものである。
本開示は、管状構成要素を備える医療用デバイスを表面に固定するために使用され得る医療用テープ及び医療用ドレッシング材を提供する。医療用テープ及び医療用ドレッシング材の使用方法も提供される。有利には、医療用テープ及び医療用ドレッシング材は、管状構成要素が、他の場合に表面から引き離す力を受けたときであっても、表面への管状構成要素の改善された接着を提供できる。
一態様では、本開示は医療用ドレッシング材を提供する。ここで、図1A~図1Bを参照すると、本開示による医療用ドレッシング材100の一実施形態の様々な図を示す。医療用ドレッシング材100は、第1主面12と、第1主面12の反対側の第2主面14と、外辺部16と、中央領域18と、を有する本体10を備える。
医療用ドレッシング材100の本体10は、第1のフラップ20を更に備える。第1のフラップ20は、第1の遠位端22と、中央領域18に近接する第1の端部25を有する第1のインデント24と、中央領域18に近接する第2の端部27を有する第2のインデント26と、第1の端部25と第2の端部27との間に延びる第1のヒンジ領域28と、によって画定される。第1の遠位端22は、本体10の外辺部16の第1の部分16aによって形成される。本明細書に開示される医療用ドレッシング材の任意の実施形態では、第1のインデント24の一部分又は第1のインデント24の全体がスリット(すなわち、本体10を通って延びる狭い切断部)を備えてもよい。本明細書に開示される任意の医療用ドレッシング材の任意の実施形態では、第2のインデント26の一部分又は第2のインデント26の全体がスリット(すなわち、本体10を通って延びる狭い切断部)を備えてもよい。
本明細書に開示される医療用ドレッシング材の任意の実施形態(図示せず)では、第1のインデントの一部分又は第1のインデントの全体が、外辺部から、中央領域に近接する第1の端部まで延びる複数の穿孔を備えてもよい。穿孔は、第1のインデントを形成するように、経路に沿って概ね整列されている小孔及び/又は小スリットを備えてもよい。本明細書に開示される任意の医療用ドレッシング材の任意の実施形態では、第2のインデントの一部分又は第2のインデントの全体が、外辺部から、中央領域に近接する第2の端部まで延びる複数の穿孔を備えてもよい。穿孔は、第2のインデントを形成するように、経路に沿って概ね整列されている小孔及び/又は小スリットを備えてもよい。有利には、穿孔は、管状構成要素又は表面へのドレッシング材の適用前、適用中、又は適用後に、作業者によって引き裂かれ得る。その上、穿孔されたインデントは、有利には、ドレッシング材を使用して管状構成要素を固定するプロセスの前及び/又はそのプロセス中に、ドレッシング材を管状構成要素と整列させるために作業者が使用できる視覚的手掛かりを提供する。
第1のフラップは、最大幅「x」及び最大長「y」を有する。特定の実施形態では、第1のフラップ20の最大幅と第1のフラップ20の最大長との比(「r」)は、4対1未満である。いくつかの実施形態では、比率「r」は、3.5対1未満である。いくつかの実施形態では、比率「r」は、3対1未満である。いくつかの実施形態では、比率「r」は、2.5対1未満である。いくつかの実施形態では、比率「r」は、2対1未満である。いくつかの実施形態では、比率「r」は、1.5対1未満である。いくつかの実施形態では、比率「r」は、1対1未満である。いくつかの実施形態では、比率「r」は、0.75対1未満である。いくつかの実施形態では、比率「r」は、0.5対1未満である。
本開示による医療用ドレッシング材の任意の実施形態では、以下でより詳細に論じるように、第1のフラップは、外辺部からヒンジ領域まで延びる第1のフラップ軸を画定する。これらの実施形態では、第1のインデントの第1の端部に近接して、第1のインデントは任意選択で、第1のフラップ軸から離れる方向に傾斜する部分を備える。
本開示による医療用ドレッシング材の任意の実施形態では、以下でより詳細に論じるように、第2のフラップは、外辺部からヒンジ領域まで延びる第2のフラップ軸を画定する。これらの実施形態では、第2のインデントの第2の端部に近接して、第2のインデントは任意選択で、第2のフラップ軸から離れる方向に傾斜する部分を備える。
医療用ドレッシング材100の本体10は、第1のフラップ20から離れる第1の方向(「S」)に延びる第1の横方向延長部30と、第1のフラップから離れる第2の方向(「T」)に延びる第2の横方向延長部32と、を更に備える。第1の方向「S」は、第2の方向「T」とは実質的に反対である。すなわち、第1の方向は、第2の方向に対して90度超~約180度に向いている。特定の実施形態では、第1の方向は、第2の方向に対して120度超~約180度に向いている。特定の実施形態では、第1の方向は、第2の方向に対して150度超~約180度に向いている。特定の実施形態では、第1の方向は、第2の方向に対して約180度に向いている。
医療用ドレッシング材100の本体10は、シート材料を備えることができる。好適なシート材料は、医療用ドレッシング材の技術分野において周知であり、透明ポリマーフィルム、半透明ポリマーフィルム、不透明ポリマー材料、織布、不織布、発泡体、又は前述のシート材料のうちの任意の2つ以上の組み合わせを含むが、これらに限定されない。本体が構築される材料は概ね、医療用デバイスの形状に適合し、医療用デバイスが医療用ドレッシング材を介して取り付けられる表面(例えば、概ね平坦な表面、不均一な表面)に適合するには十分な可撓性を有する。医療用デバイス100の本体10の他の態様は、本明細書の他の箇所に記載されている。
いくつかの実施形態では、本体10が構築される材料は可撓性を有するが、自立するのに十分な剛性もまた有する。有利には、このような材料(例えば、比較的厚いポリマーフィルム、高分子フィルムと織布材料とのラミネート、不織布材料、及び/又は発泡体)は、ドレッシング材を医療用デバイスに適用する際に、ドレッシング材がそれ自体の上に意図せず折り畳まれることを防止するのに十分に剛性である。任意の実施形態では、本体が構築される材料は、弾性材料であってもよい。
医療用ドレッシング材100は、第2主面14の少なくとも一部分上に配置された接着剤40を更に含む。接着剤が配置された、第2主面の一部分は、第1のフラップ、第1の横方向延長部、及び第2の横方向延長部、の各々の少なくとも一部を含む。図1A及び図1Bの図示した実施形態では、接着剤40は、医療用ドレッシング材100の本体10の第2主面14に接着された層(例えば、均一層)として示されている。医療用デバイス100の接着剤40の他の態様は、本明細書の他の箇所に記載されている。
任意選択で、任意の実施形態では、医療用ドレッシング材100は、外辺部16から第1の横方向延長部30内に延びる又は第1の横方向延長部30に隣接して延びる少なくとも1つのインデント(例えば、第5のインデント44)を備えることができる。有利には、第5のインデント44は、凹凸面への医療用ドレッシング材100の適合性を改善し、下にある組織(例えば、筋肉組織)が拡張又は収縮するときに、皮膚表面からドレッシング材の縁部が分離する可能性を低減させ得る。任意の実施形態では、第5のインデント44の一部分又は第5のインデント44の全体がスリット(すなわち、本体10を通って延びる狭い切断部)を備えてもよい。本明細書に開示される医療用ドレッシング材の任意の実施形態(図示せず)では、第5のインデントの一部分又は第5のインデントの全体が、外辺部から第1の横方向延長部内へと延びる複数の穿孔を備えてもよい。穿孔は、第5のインデントを形成するように、経路に沿って概ね整列されている小孔及び/又は小スリットを備えてもよい。有利には、穿孔は、管状構成要素又は表面へのドレッシング材の適用前又は適用中に、作業者によって引き裂かれ得る。
加えて、任意の実施形態では、医療用ドレッシング材100は、任意選択で外辺部16から第2の横方向延長部32内に又は第2の横方向延長部32に隣接して延びる少なくとも1つのインデント(例えば、第6のインデント46)を備えることができる。有利には、第6のインデント46は、凹凸面への医療用ドレッシング材100の適合性を改善し、下にある組織(例えば、筋肉組織)が拡張又は収縮するときに、皮膚表面からドレッシング材の縁部が分離する可能性を低減させ得る。任意の実施形態では、第6のインデント46の一部分又は第6のインデント46の全体がスリット(すなわち、本体10を通って延びる狭い切断部)を備えてもよい。本明細書に開示される任意の医療用ドレッシング材の任意の実施形態では、第6のインデントの一部分又は第6のインデントの全体が、外辺部から第2の横方向延長部内へと延びる複数の穿孔を備えてもよい。穿孔は、第6のインデントを形成するように、経路に沿って概ね整列されている小孔及び/又は小スリットを備えてもよい。有利には、穿孔は、管状構成要素又は表面へのドレッシング材の適用前又は適用中に、作業者によって引き裂かれ得る。
本開示による医療用ドレッシング材の任意の実施形態では、医療用ドレッシング材(例えば、医療用ドレッシング材100)は、任意選択で図1Bに示すようなライナー48を備えることができる。ライナー48は、接着剤40の(図1Bに示すように)全て又は一部分を覆って接着剤の汚染を防止する。医療用デバイス100の接着剤40の他の態様は、本明細書の他の箇所に記載されている。ライナー48は、任意選択で本体10の第1のインデント24及び/又は第2のインデント26が重なり得る、任意選択のインデント、穿孔、又はスリット(図示せず)を備えてもよいことが企図される。
図2Aは、本開示による医療用ドレッシング材102の代替的実施形態の平面図を示す。医療用ドレッシング材102は、第1主面12と、第1主面12の反対側の第2主面14と、外辺部16と、中央領域18と、を有する本体10を備える。医療用ドレッシング材102の本体10は、第1のフラップ20と、第1のフラップから離れる第1の方向に延びる第1の横方向延長部30と、第1のフラップから離れる第2の方向に延びる第2の横方向延長部32と、を更に備え、第1の方向は、医療用ドレッシング材100に関して上述したように、第2の方向とは実質的に反対である。第1のフラップ20は、第1の遠位端22と、中央領域18に近接する第1の端部25を有する第1のインデント24と、中央領域18に近接する第2の端部27を有する第2のインデント26と、第1の端部25と第2の端部27との間に延びる第1のヒンジ領域28と、によって画定される。第1の遠位端22は、本体10の外辺部16の第1の部分16aによって形成される。
医療用ドレッシング材102の第1のフラップ20は、第1のヒンジ領域28を通って外辺部16から延びる第1のフラップ軸29を画定する。医療用ドレッシング材100の第1のインデント24とは対照的に、第1の端部25に近接して、医療用ドレッシング材102の本体10の第1のインデント24は、(図2に示すように)第1のフラップ軸29から離れる方向に傾斜する部分124、あるいは第1のフラップ軸29に向かう方向に傾斜する部分を備える。任意選択で、第2の端部27に近接して、医療用ドレッシング材102の本体10の第2のインデント26は、(図2に示すように)第1のフラップ軸29から離れる方向に傾斜する部分126、あるいは第1のフラップ軸29に向かう方向に傾斜する部分を備える。
加えて、医療用ドレッシング材102は、本体の第2主面の少なくとも一部分上に配置された接着剤40を更に備える。接着剤が配置された、第2主面の一部分は、第1のフラップ、第1の横方向延長部、及び第2の横方向延長部、の各々の少なくとも一部を含む。接着剤は同様の特性を有し、医療用ドレッシング材100について上述したもののような材料で構築できる。
図2Bには、医療用ドレッシング材100について上述した任意選択のライナー48も示されている。ライナー48は、接着剤40全て(図2Bに示すように)又は一部分を覆って接着剤の汚染を防止する。医療用デバイス102の接着剤40の他の態様は、本明細書の他の箇所に記載されている。ライナー48は、任意選択で本体10の第1のインデント24及び/又は第2のインデント26が重なり得る、任意選択のインデント、穿孔、又はスリット(図示せず)を備えてもよいことが企図される。
本開示による医療用ドレッシング材の任意の実施形態では、医療用ドレッシング材の本体の少なくとも一部分は、第2の層に重なる第1の層を備えることができる。図3A~図3Bは、第2の層99に重なる第1の層98を備える本体10を備える医療用ドレッシング材104の一実施形態の様々な図を示す。第1の層98は、第2の層99に接合(例えば、熱接合及び/又は接着接合)される。第1の層98は、例えば、透明ポリマーフィルム、半透明ポリマーフィルム、不透明ポリマー材料、織布、不織布、又は発泡体などのシート材料を備えることができる。第2の層99は、例えば、透明ポリマーフィルム、半透明ポリマーフィルム、不透明ポリマー材料、織布、不織布、又は発泡体などのシート材料を含むことができる。したがって、いくつかの実施形態では、第1の層98及び第2の層99は、同様の又は同一の材料を含んでもよい。いくつかの実施形態では、第1の層98及び第2の層99は、異なる材料を含んでもよい。図3A~図3Bの図示した実施形態では、第1の層98は不織布を含み、第2の層99は透明ポリマーフィルムを含む。
医療用ドレッシング材104は、第1主面12と、第1主面12の反対側の第2主面14と、外辺部16と、中央領域18と、を有する本体10を備える。医療用ドレッシング材104の本体10は、第1のフラップ20と、第1のフラップから離れる第1の方向に延びる第1の横方向延長部30と、第1のフラップから離れる第2の方向に延びる第2の横方向延長部32と、を更に備え、第1の方向は、医療用ドレッシング材100に関して上述したように、第2の方向とは実質的に反対である。第1のフラップ20は、中央領域18に近接する第1の端部25を有する第1のインデント24と、中央領域18に近接する第2の端部27を有する第2のインデント26と、第1の端部25と第2の端部27との間に延びる第1のヒンジ領域28と、によって部分的に画定される。医療用ドレッシング材104は、第2主面14の少なくとも一部分上に配置された接着剤40を更に含む。医療用デバイス100に関して上述したように、接着剤が配置された、第2主面14の一部分は、第1のフラップ、第1の横方向延長部、及び第2の横方向延長部、の各々の少なくとも一部を含む。
図3A~図3Bの図示した実施形態では、本体10は、第2の層99に重なる第1の層98を含む部分10aを含む。部分10aは、第1のインデント24(本体の第1の層及び第2の層を通って延びる)、第2のインデント26(本体の第1の層及び第2の層を通って延びる)、及びヒンジ区域28を含む。本体10の第1の層98は、第1のフラップ20が医療用デバイスの管状構成要素(図3A~図3Bには図示せず)に接着剤で取り付けられ、軸方向応力が管状構成要素に加えられた場合に、第1の端部25又は第2の端部27から伝搬する裂け目の形成を防止する、又は裂け目の程度を低減させるように、支持を提供する。
第1の層は、第2の層と重なり合う区域並びに第2の層と重なり合わない区域を含む、第1の区域(図3A~図3Bには図示せず)を画定する。第2の層は、第2の層と重なる合う区域並びに第1の層と重なり合わない区域を含む、第2の区域(図3A~図3Bには図示せず)を画定する。
本明細書に記載されるような、第1の層と第2の層とを含む本体を備える医療用ドレッシング材(例えば医療用ドレッシング材104)の任意の実施形態では、第1の区域は、第2の区域の少なくとも50%、第2の区域の少なくとも60%、第2の区域の少なくとも70%、第2の区域の少なくとも80%、第2の区域の少なくとも90%、第2の区域の少なくとも95%、又は第2の区域の約100%に等しい場合がある。本明細書に記載されるような、第1の層と第2の層とを含む本体を備える医療用ドレッシング材(例えば医療用ドレッシング材104)の任意の実施形態では、第1の区域は、第2の区域の95%以下、第2の区域の90%以下、第2の区域の80%以下、第2の区域の70%以下、又は第2の区域の60%以下に等しい場合がある。
本明細書に記載されるような、第1の層及び第2の層を含む本体を備える医療用ドレッシング材(例えば医療用ドレッシング材104)の任意の実施形態では、第2の区域は、第1の区域の少なくとも50%、第1の区域の少なくとも60%、第1の区域の少なくとも70%、第1の区域の少なくとも80%、第1の区域の少なくとも90%、第1の区域の少なくとも95%、又は第1の区域の約100%に等しい場合がある。本明細書に記載されるような、第1の層及び第2の層を含む本体を備える医療用ドレッシング材(例えば医療用ドレッシング材104)の任意の実施形態では、第2の区域は、第1の区域の95%以下、第1の区域の90%以下、第1の区域の80%以下、第1の区域秒70%以下、又は第1の区域の60%以下に等しい場合がある。
加えて、医療用ドレッシング材104は、本体の第2主面の少なくとも一部分上に配置された接着剤40を更に備える。接着剤が配置された、第2主面の一部分は、第1のフラップ、第1の横方向延長部、及び第2の横方向延長部、の各々の少なくとも一部を含む。接着剤は同様の特性を有し、医療用ドレッシング材100について上述したものと同様の材料で構築できる。
図3Bには、医療用ドレッシング材100について上述した任意選択のライナー48も示されている。ライナー48は、接着剤40の(図3Bに示すように)全て又は一部分を覆って接着剤の汚染を防止する。医療用デバイス104の接着剤40の他の態様は、本明細書の他の箇所に記載されている。ライナー48は、任意選択で本体10の第1のインデント24及び/又は第2のインデント26が重なり得る、任意選択のインデント、穿孔、又はスリット(図示せず)を備えてもよいことが企図される。
図4A~図4Cは、第1の層98と第2の層99とを有する本体を備える医療用ドレッシング材106の代替的実施形態の様々な図を示す。医療用ドレッシング材106は、第1主面12と、第1主面12の反対側の第2主面14と、外辺部16と、中央領域18と、を有する本体10を備える。医療用ドレッシング材106の本体10は、第1のフラップ20と、第1のフラップから離れる第1の方向に延びる第1の横方向延長部30と、第1のフラップから離れる第2の方向に延びる第2の横方向延長部32と、を更に備え、第1の方向は、医療用ドレッシング材100に関して上述したように、第2の方向とは実質的に反対である。第1のフラップ20は、中央領域18に近接する第1の端部25を有する第1のインデント24と、中央領域18に近接する第2の端部27を有する第2のインデント26と、第1の端部25と第2の端部27との間に延びる第1のヒンジ領域(図4A~図4Cには図示せず)、によって部分的に画定される。医療用ドレッシング材106は、第2主面14の少なくとも一部分上に配置された接着剤40を更に含む。医療用デバイス100に関して上述したように、接着剤が配置された、第2主面14の一部分は、第1のフラップ、第1の横方向延長部、及び第2の横方向延長部、の各々の少なくとも一部を含む。
図4A~図4Cの図示した実施形態では、本体10は、第2の層99に重なる第1の層98を含む部分10aを含む。部分10aは、第1のインデント24(本体の第1の層及び第2の層を通って延びる)、第2のインデント26(本体の第1の層及び第2の層を通って延びる)、及びヒンジ区域28を含む。本体10の第2の層99は、第1のフラップ20が医療用デバイスの管状構成要素(図4A~図4Bには図示せず)に接着剤で取り付けられ、軸方向応力が管状構成要素に加えられた場合に、第1の端部25又は第2の端部27から伝搬する裂け目の形成を防止する、又は裂け目の程度を低減させるように、支持を提供する。
図4A~図4Cの例示した実施形態では、第1の層98は透明ポリマーフィルム布地を含み、第2の層99は不織布を含む。これらの実施形態では、本体10の多層部分10aは、透明な第1の層98と境界をなすフレーム構造を形成し、それにより、中央領域18の少なくとも一部分の観察を可能にする窓をドレッシング材内に提供する。これらの実施形態は、医療用デバイス(図示せず)の管状構成要素が、例えば皮膚を通って患者に入る、静脈内カテーテルである場合に特に有用であり得る。したがって、窓は、患者内へのカテーテルの進入点の観察を可能にする(図4A~図4Cには図示せず)。
加えて、医療用ドレッシング材106は、本体の第2主面の少なくとも一部分上に配置された接着剤40を更に備える。接着剤が配置された、第2主面の一部分は、第1のフラップ、第1の横方向延長部、及び第2の横方向延長部、の各々の少なくとも一部を含む。接着剤は同様の特性を有し、医療用ドレッシング材100について上述したものと同様の材料で構築できる。
図4B~図4Cには、医療用ドレッシング材100について上述した任意選択のライナー48も示されている。ライナー48は、接着剤40の全て又は一部分を覆って接着剤の汚染を防止する。医療用デバイス106の接着剤40の他の態様は、本明細書の他の箇所に記載されている。ライナー48は、任意選択で本体10の第1のインデント24及び/又は第2のインデント26が重なり得る、任意選択のインデント、穿孔、又はスリット(図示せず)を備えてもよいことが企図される。
本開示の医療用ドレッシング材の任意の実施形態では、医療用ドレッシング材の本体は第2のフラップを備えることができる。図5は、第2のフラップ50を有する本体10を備える医療用ドレッシング材200の一実施形態の平面図を示す。
図1A~図1Bに示す医療用ドレッシング材100に関して本明細書に記載されるように、図5の例示的実施形態の医療用ドレッシング材200は、第1主面12と、第1主面12の反対側の第2主面(図5には図示せず)と、外辺部16と、中央領域18とを有する本体10を備える。加えて、医療用ドレッシング材200の本体10は、第1のフラップ20を更に備える。第1のフラップ20は、第1の遠位端22と、中央領域18に近接する第1の端部25を有する第1のインデント24と、中央領域18に近接する第2の端部27を有する第2のインデント26と、第1の端部25と第2の端部27との間に延びる第1のヒンジ領域28とによって画定される。第1の遠位端22は、本体10の外辺部16の第1の部分16aによって形成される。医療用ドレッシング材200の任意の実施形態では、第1のインデント24の一部分若しくは第1のインデント24の全体、及び/又は第2のインデント26の一部分若しくは第2のインデント26の全体が、スリット(すなわち、本体10を通って延びる狭い切断部)を備えてもよい。医療用ドレッシング材200の本体10は、医療用ドレッシング材100について上述したように、第1のフラップ20から離れる第1の方向に延びる第1の横方向延長部30と、第1のフラップ20から離れる第2の方向に延びる第2の横方向延長部32と、を更に備える。第1の方向は、第2の方向とは実質的に反対である。
本明細書に開示される医療用ドレッシング材の任意の実施形態(図示せず)では、本明細書において上述したように、第1のインデントの一部分又は第1のインデントの全体が、外辺部から、中央領域に近接する第1の端部まで延びる複数の穿孔を備えてもよい。本明細書に開示される任意の医療用ドレッシング材の任意の実施形態では、本明細書において上述したように、第2のインデントの一部分又は第2のインデントの全体が、外辺部から、中央領域に近接する第2の端部まで延びる複数の穿孔を備えてもよい。
図5を参照すると、医療用ドレッシング材200の本体10は、第2のフラップ50を備える。第2のフラップ50は、第2の遠位端52と、中央領域18に近接する第3の端部55を有する第3のインデント54と、中央領域18に近接する第4の端部57を有する第4のインデント56と、第3の端部55と第4の端部57との間に延びる第2のヒンジ領域58とによって画定される。第2の遠位端52は、本体10の外辺部16の第2の部分16bによって形成される。医療用ドレッシング材200の任意の実施形態では、第3のインデント54の一部分若しくは第3のインデント54の全体、及び/又は第4のインデント56の一部分若しくは第4のインデント56の全体が、スリット(すなわち、本体10を通って延びる狭い切断部)を備えてもよい。
本明細書に開示される医療用ドレッシング材の任意の実施形態(図示せず)では、第3のインデントの一部分又は第3のインデントの全体が、外辺部から、中央領域に近接する第3の端部まで延びる複数の穿孔を備えてもよい。穿孔は、第3のインデントを形成するように、経路に沿って概ね整列されている小孔及び/又は小スリットを備えてもよい。本明細書に開示される任意の医療用ドレッシング材の任意の実施形態では、第4のインデントの一部分又は第4のインデントの全体が、外辺部から、中央領域に近接する第4の端部まで延びる複数の穿孔を備えてもよい。穿孔は、第4のインデントを形成するように、経路に沿って概ね整列されている小孔及び/又は小スリットを備えてもよい。有利には、穿孔は、管状構成要素又は表面へのドレッシング材の適用前、適用中、又は適用後に、作業者によって引き裂かれ得る。その上、穿孔されたインデントは、有利には、ドレッシング材を使用して管状構成要素を固定するプロセスの前及び/又はそのプロセス中に、ドレッシング材を管状構成要素と整列させるために作業者が使用できる視覚的手掛かりを提供する。
医療用ドレッシング材200の本体10は、第1のフラップ20、医療用ドレッシング材200について上述したように、第2のフラップ50から離れる第1の方向に延びる第3の横方向延長部60(図4には図示せず)と、第2のフラップ50から離れる第2の方向に延びる第4の横方向延長部62(図5には図示せず)と、を更に備える。第1の方向は、第2の方向とは実質的に反対である。本明細書に記載される医療用ドレッシング材の任意の実施形態では、第2のフラップから延びる横方向延長部(例えば、図5の第3の横方向延長部60)と実質的に同じ方向に第1のフラップから延びる横方向延長部(例えば、図5の第1の横方向延長部30)とは、任意選択で、図5に示すように結合され得る。同様に、本明細書に記載される医療用ドレッシング材の任意の実施形態では、第2のフラップから延びる横方向延長部(例えば、図5の第4の横方向延長部62)と実質的に同じ方向に第1のフラップから延びる横方向延長部(例えば、図5の第2の横方向延長部32)は、任意選択で、図5に示すように結合され得る。
医療用ドレッシング材200の本体10は、同様の特性を有し、医療用ドレッシング材100の本体10について上述したもののような材料で構築できる。加えて、医療用ドレッシング材200は、本体の第2主面の少なくとも一部分上に配置された接着剤(図5には図示せず)を更に備える。接着剤が配置された、第2主面の一部分は、第1のフラップ、第2のフラップ、第1の横方向延長部、第2の横方向延長部、第3の横方向延長部、及び第4の横方向延長部、の各々の少なくとも一部を含む。接着剤は同様の特性を有し、医療用ドレッシング材100について上述したもののような材料で構築できる。特定の代替的実施形態(図示せず)では、接着剤は、本体の第2の表面上のコーティングされた区域とコーティングされていない区域とのパターンをもたらすプロセスを使用して本体上に堆積(例えば、コーティング)されてもよい。したがって、いくつかの実施形態では、接着剤は、第2主面の約10~100%の上に配置される。いくつかの実施形態では、接着剤は、第2主面の100%未満の上に配置される。いくつかの実施形態では、接着剤は、第2主面の約100%の上に配置される。医療用デバイス100の接着剤40の他の態様は、本明細書の他の箇所に記載されている。
任意選択で、任意の実施形態では、医療用ドレッシング材200は、外辺部16から第1の横方向延長部30内に又は第1の横方向延長部30に隣接して延びる少なくとも1つのインデント(例えば、第5のインデント44)を備えることができる。有利には、第5のインデント44は、凹凸面への医療用ドレッシング材200の適合性を改善し、下にある組織(例えば、筋肉組織)が拡張又は収縮するときに、皮膚表面からドレッシング材の縁部が分離する可能性を低減させ得る。任意の実施形態では、第5のインデント44の一部分又は第5のインデント44の全体がスリット(すなわち、本体10を通って延びる狭い切断部)を備えてもよい。
本明細書に開示される医療用ドレッシング材の任意の実施形態(図示せず)では、第5のインデントの一部分又は第5のインデントの全体が、外辺部から第1の横方向延長部内へと延びる複数の穿孔を備えてもよい。穿孔は、第5のインデントを形成するように、経路に沿って概ね整列されている小孔及び/又は小スリットを備えてもよい。有利には、穿孔は、管状構成要素又は表面へのドレッシング材の適用前又は適用中に、作業者によって引き裂かれ得る。
加えて、任意の実施形態では、医療用ドレッシング材100は任意選択で、外辺部16から第2の横方向延長部32内に又は第2の横方向延長部32に隣接して延びる少なくとも1つのインデント(例えば、第6のインデント46)を備えることができる。有利には、第6のインデント46は、凹凸面への医療用ドレッシング材100の適合性を改善し、下にある組織(例えば、筋肉組織)が拡張又は収縮するときに、皮膚表面からドレッシング材の縁部が分離する可能性を低減させ得る。任意の実施形態では、第6のインデント46の一部分又は第6のインデント46の全体がスリット(すなわち、本体10を通って延びる狭い切断部)を備えてもよい。
本明細書に開示される任意の医療用ドレッシング材の任意の実施形態では、第6のインデントの一部分又は第6のインデントの全体が、外辺部から第2の横方向延長部内へと延びる複数の穿孔を備えてもよい。穿孔は、第6のインデントを形成するように、経路に沿って概ね整列されている小孔及び/又は小スリットを備えてもよい。有利には、穿孔は、管状構成要素又は表面へのドレッシング材の適用前又は適用中に、作業者によって引き裂かれ得る。
いくつかの実施形態では、穿孔ライン(図示せず)は、第5のインデントと第6のインデントとの間に延びる。有利には、この特徴部は、デバイスを2つの部分できれいに除去することを可能にすることによって除去するのに役立つ。その上、第5のインデント及び第6のインデントは、穿孔ラインが位置する場所を示す視覚的手掛かりを作業者に提供する。この特徴部(すなわち、第5のインデントと第6のインデントとの間に延びる穿孔ライン)は、本開示による任意の医療用ドレッシング材に提供され得る。
医療用ドレッシング材200の第1のフラップ20は、第1のヒンジ領域28を通って外辺部16から延びる第1のフラップ軸29を画定することができる。加えて、医療用ドレッシング材200の第2のフラップ50は、第2のヒンジ領域58を通って外辺部16から延びる第2のフラップ軸59を画定することができる。本開示による第1のフラップ及び第2のフラップを備える医療用ドレッシング材の任意の実施形態では、第1のフラップ軸と第2のフラップ軸とを、任意選択で実質的に整列させることができる。いくつかの実施形態では、第1のフラップ軸と第2のフラップ軸とを、僅かにオフセットできることが本発明では企図される。加えて、いくつかの実施形態では、第1のフラップ軸及び第2のフラップ軸は、外辺部の反対側の部分に位置するが、任意選択で平行でなくてもよいことが企図される。このような僅かなずれは、本発明の範囲内にある。
任意の実施形態では、第1の端部に近接して、医療用ドレッシング材200の本体の第1のインデント、第1のインデントは、任意選択で、第1のフラップ軸から離れる方向に傾斜する部分(図5には図示せず)、あるいは第1のフラップ軸に向かう方向に傾斜する部分(図5には図示せず)を備える。図2の例示的実施形態について説明したように、任意選択で、第2の端部に近接して、医療用ドレッシング材200の本体の第2のインデントは、第1のフラップ軸から離れる方向に傾斜する部分(図5には図示せず)、あるいは第1のフラップ軸に向かう方向に傾斜する部分(図5には図示せず)を備える。
任意の実施形態では、第3の端部に近接して、医療用ドレッシング材200の本体の第3のインデント、第3のインデントは、任意選択で、第3のフラップ軸から離れる方向に傾斜する部分又は第3のフラップ軸に向かう方向に傾斜する部分(図5には図示せず)を備える。図2の例示的実施形態の第1のフラップについて説明したように、任意選択で、第4の端部に近接して、医療用ドレッシング材200の本体の第4のインデントは、第2のフラップ軸から離れる方向に傾斜する部分又は第2のフラップ軸に向かう方向に傾斜する部分(図5には図示せず)を備える。
任意の実施形態では、医療用ドレッシング材200は、上述し、図3A~図3B及び図4A~図4Cに示すように、第1の層と第2の層とを有する本体(図示せず)を備えることができる。これらの実施形態では、第2の層は第1の層と重なり合うことができる、又は第1の層は、第2のフラップの第3のインデント及び第4のインデントにおいて第2の層と重なり合うことができる。多層本体は、医療用ドレッシング材によって覆われた表面の一部分の可視化を可能にでき、かつ/あるいは第1のフラップ又は第2のフラップを形成するインデントの端部(例えば、第1の端部、第2の端部、第3の端部、及び/又は第4の端部)から伝搬する裂け目の形成を防止する、又はその程度を低減させる支持を提供できる。
任意の実施形態では、医療用ドレッシング材200は、医療用ドレッシング材100について上述した任意選択のライナー(図5には図示せず)を備えることができる。ライナーは、接着剤の全て又は一部分を覆って接着剤の汚染を防止する。ライナーは、任意選択で本体10の第1のインデント24、第2のインデント26、第3のインデント54、及び/又は第4のインデント56が重なり得る、任意選択のインデント、穿孔、又はスリット(図示せず)を備えてもよいことが企図される。
図11A~図11Fは、医療用ドレッシング材の6つの代替的実施形態(それぞれ、医療用ドレッシング材600、医療用ドレッシング材601、医療用ドレッシング材602、医療用ドレッシング材603、医療用ドレッシング材604、及び医療用ドレッシング材605)を示し、その各々が、図11Aに示すように、第1の端部25を有する第1のインデント24と第2の端部27を有する第2のインデント26とによって部分的に形成された第1のフラップ20を備える。図11Aに示すように、医療用ドレッシング材の各々の第1のフラップ20は、第1のフラップ軸29を含み、医療用ドレッシング材の各々の第2のフラップ50は、第2のフラップ軸59を含む。医療用ドレッシング材の各実施形態では、第1の端部は、第1のフラップ軸から離れる方向に傾斜する部分を備える。加えて、医療用ドレッシング材の各実施形態では、第2の端部は、第1のフラップ軸から離れる方向に傾斜する部分を備える。加えて、医療用ドレッシング材の各実施形態では、第3の端部は、第2のフラップ軸から離れる方向に傾斜する部分を備える。加えて、医療用ドレッシング材の各実施形態では、第4の端部は、第2のフラップ軸から離れる方向に傾斜する部分を備える。
図11Aの例示的実施形態では、第1の端部25はまた、第1のフラップ軸29に向かって傾斜する部分を備える。図11Aの例示的実施形態では、第2の端部27はまた、第1のフラップ軸29に向かって傾斜する部分を備える。図11Aの例示的実施形態では、第3の端部55はまた、第2のフラップ軸59に向かって傾斜する部分を備える。図11Aの例示的実施形態では、第4の端部57はまた、第2のフラップ軸59に向かって傾斜する部分を備える。図11A~図11Fの図示した実施形態は、本開示の医療用ドレッシング材の特徴部の非限定的な例を表す。これらの特徴は、本明細書で論じられる特定の利点を付与する。
別の態様では、本開示は、本開示による医療用ドレッシング材のうちのいずれかのうちの複数を備えるテープを提供する。複数の医療用ドレッシング材の各々の接着剤は、一体型キャリアに接着される。一体型キャリアは、例えば、本明細書に開示されるライナーの任意の実施形態を備えることができる。特定の実施形態では、一体型キャリアは、ロール形態に巻かれてもよい。特定の代替的実施形態では、一体型キャリアは、z型に折り畳まれた形態に折り畳まれてもよい。任意の実施形態では、一体型キャリアは、隣接する医療用ドレッシング材の間に配置された脆弱区域を備えることができる。脆弱区域は、キャリア上に配置された医療用ドレッシング材のうちの少なくとも1つを、キャリア上に配置された、少なくとも1つの他の医療用ドレッシング材から引き裂くこと又は別の方法で分離することを容易にすることができる。
図6A~図6Bは、本開示によるテープ300の一実施形態の様々な図を示す。テープ300は、複数の医療用ドレッシング材108が上に配置された一体型キャリア96を備える。医療用ドレッシング材108は、本明細書に開示される任意の医療用ドレッシング材の任意の実施形態であり得る。医療用ドレッシング材108は、医療用ドレッシング材の第2主面上に配置された接着剤(図示せず)によって、直接的又は間接的のいずれかでキャリア96に取り外し可能に接着される。
一体型キャリア96は、隣接する医療用ドレッシング材108の間に配置された少なくとも1つの脆弱区域97を含む。脆弱区域は、少なくとも1つの医療用ドレッシング材を、概ね所定の経路に沿って別の医療用ドレッシング材から分離すること(例えば、一体型キャリアを引き裂くことによって)を容易にする。脆弱区域は、例えば、穴開け、穿孔、切断部、スリット、インデント、又は窪みを備えることができる。
テープ96の任意の実施形態では、一体型キャリアは、本明細書に記載される保護ライナーであり得る。一実施形態では、複数の接着性医療用ドレッシング材を含むパッケージが一体型キャリアとして機能し得る。
更に別の態様では、本開示は、複数の本体ユニットを備える本体を備える医療用テープを提供し、各本体ユニットは、管状構成要素を含む医療用デバイスを表面に固定するように構成されている。図7A及び図7Bは、本開示による医療用テープ400の一実施形態の様々な図を示す。
医療用テープ400は、第1主面12と、第1主面12の反対側の第2主面14と、第1の主縁部86と、第2の主縁部88と、長手方向軸84と、を有する本体10を備える。
医療用テープ400の本体10は、シート材料を備えることができる。好適なシート材料は、医療用ドレッシング材の技術分野において周知であり、透明ポリマーフィルム、半透明ポリマーフィルム、不透明ポリマー材料、織布、不織布、発泡体、又は前述のシート材料のうちの任意の2つ以上の組み合わせを含むが、これらに限定されない。本体が構築される材料は概ね、医療用デバイスの管状構成要素の形状に適合し、医療用デバイスが医療用テープを介して取り付けられる表面(例えば、概ね平坦な表面、不均一な表面)に適合するには十分な可撓性を有する。医療用テープの本体10の他の態様は、本明細書の他の箇所に記載されている。
いくつかの実施形態では、本体10が構築される材料は可撓性を有するが、自立するのに十分な剛性もまた有する。有利には、このような材料(例えば、比較的厚いポリマーフィルム、高分子フィルムと織布材料とのラミネート、不織布材料、及び/又は発泡体)は、テープを医療用デバイスに適用する際に、テープがそれ自体の上に意図せず折り畳まれることを防止するのに十分に剛性である。
医療用テープ400の本体10は、複数の本体ユニット1000を更に備える。各本体ユニット1000は、第1のフラップ20を備える。第1のフラップ20は、第1の遠位端22と、長手方向軸84に近接する第1の端部25を有する第1のインデント24と、長手方向軸に近接する第2の端部27を有する第2のインデント26と、第1の端部25と第2の端部27との間に延びる第1のヒンジ領域28と、によって画定される。第1の遠位端22は、第1の主縁部86の第1の部分86aによって形成される。本明細書に開示される医療用テープの任意の実施形態では、第1のインデント24の一部分又は第1のインデント24の全体がスリット(すなわち、本体10を通って延びる狭い切断部)を備えてもよい。本明細書に開示される任意の医療用ドレッシング材の任意の実施形態では、第2のインデント26の一部分又は第2のインデント26の全体がスリット(すなわち、本体10を通って延びる狭い切断部)を備えてもよい。
本明細書に開示される医療用テープの任意の実施形態(図示せず)では、第1のインデントの一部分又は第1のインデントの全体が、第1の主縁部から、長手方向軸に近接する第1の端部まで延びる複数の穿孔を備えてもよい。穿孔は、第1のインデントを形成するように、経路に沿って概ね整列されている小孔及び/又は小スリットを備えてもよい。本明細書に開示される任意の医療用テープの任意の実施形態では、第2のインデントの一部分又は第2のインデントの全体が、第1の主縁部から、長手方向軸に近接する第2の端部まで延びる複数の穿孔を備えてもよい。穿孔は、第2のインデントを形成するように、経路に沿って概ね整列されている小孔及び/又は小スリットを備えてもよい。有利には、穿孔は、本体ユニットを管状構成要素又は表面に適用する前、適用中、又は適用後に、作業者によって引き裂かれ得る。その上、穿孔されたインデントは、有利には、本体ユニットを使用して管状構成要素を固定するプロセスの前及び/又はそのプロセス中に、本体ユニットを管状構成要素と整列させるために作業者が使用できる視覚的手掛かりを提供する。
複数の本体ユニットの各本体ユニット1000は、医療用ドレッシング材100について上述したように、第1のフラップ20から離れる第1の方向に延びる第1の横方向延長部30と、第1のフラップ20から離れる第2の方向に延びる第2の横方向延長部32と、を更に備える。第1の方向は、第2の方向とは実質的に反対である。
医療用テープ400の本体10は同様の特性を有し、医療用ドレッシング材100の本体10について上述したもののような材料で構築できる。加えて、医療用テープ400は、本体の第2主面の少なくとも一部分上に配置された接着剤40を更に備える。接着剤が配置された、第2主面の一部分は、複数の本体ユニットの各本体ユニットの第1のフラップ、第2のフラップ、第1の横方向延長部、及び第2の横方向延長部、の各々の少なくとも一部を含む。接着剤は同様の特性を有し、医療用ドレッシング材100について上述したものと同様の材料で構築できる。
複数の本体ユニット1000のうちの各々は、長手方向軸84に実質的に直交する本体10を通って延びる脆弱区域97において、少なくとも1つの隣接する本体ユニットに接合される。脆弱区域97は、少なくとも1つの本体ユニット1000を、概ね所定の経路に沿って別の本体ユニットから分離すること(例えば、本体を引き裂くことによって)を容易にする。脆弱区域は、例えば、穴開け、穿孔、切断部、スリット、インデント、又は窪みを備えることができる。
図7Bには、医療用ドレッシング材100について上述した任意選択のライナー48も示されている。ライナー48は、接着剤40の全て又は一部分を覆って接着剤の汚染を防止する。医療用テープ400の接着剤40の他の態様は、本明細書の他の箇所に記載されている。ライナー48は、任意選択で本体10の第1のインデント24及び/又は第2のインデント26が重なり得る、任意選択のインデント、穿孔、又はスリット(図示せず)を備えてもよいことが企図される。
図の医療用テープの特定の実施形態(図示せず)では、図7A~図7Bでは、第1のフラップは、第1のヒンジ領域を通って外辺部から延びる第1のフラップ軸を画定する。医療用ドレッシング材102について本明細書において上述したように、これらの実施形態では、第1の端部に近接して、第1のインデントは、第1のフラップ軸から離れる方向に傾斜する部分、及び/又は第1のフラップ軸に向かう方向に傾斜する部分を備える。
特定の実施形態(図示せず)では、医療用テープは、本明細書において上述したように、第1の層と第2の層とを有する本体を備えることができる。これらの実施形態では、第2の層は、第1の層と重なり合うことができる、又は第1の層は、第1のフラップの第1のインデント及び第2のインデントにおいて第2の層と重なり合うことができる。多層本体は、医療用ドレッシング材によって覆われた表面の一部分の可視化を可能にでき、かつ/あるいは第1のフラップを形成するインデントの端部(例えば、第1の端部及び/又は第2の端部)から伝搬する裂け目の形成を防止する、又はその程度を低減させる支持を提供できる。特定の実施形態(図示せず)では、医療用ドレッシング材106について本明細書で上述したように、第2の層は、第1の層の一部分の周囲に境界を形成し、かつ、長手方向軸に近接した本体の少なくとも一部を介した観察を可能にする、透明窓又は半透明窓をドレッシング材に提供する、フレーム構造を形成する。
第1の層は、第2の層と重なり合う区域部分と、任意選択で、第2の層と重なり合わない区域部分とを含む、第1の区域(図示せず)を画定する。第2の層は、第2の層と重なり合う区域部分と、任意選択で、第1の層と重なり合わない区域部分とを含む、第2の区域(図示せず)を画定する。
本明細書に記載されるような、第1の区域を有する第1の層と第2の区域を有する第2の層とを含む本体を備える医療用テープの特定の実施形態(図示せず)では、第1の区域は、第2の区域の少なくとも50%、第2の区域の少なくとも60%、第2の区域の少なくとも70%、第2の区域の少なくとも80%、第2の区域の少なくとも90%、第2の区域の少なくとも95%、又は第2の区域の約100%に等しい場合がある。本明細書に記載されるような、第1の区域を有する第1の層と第2の区域を有する第2の層とを含む本体を備える医療用テープの特定の実施形態(図示せず)では、第1の区域は、第2の区域の95%以下、第2の区域の90%以下、第2の区域の80%以下、第2の区域の70%以下、又は第2の区域の60%以下に等しい場合がある。
本明細書に記載されるような、第1の層と第2の層とを含む本体を備える医療用テープの特定の実施形態(図示せず)では、第2の区域は、第1の区域の少なくとも50%、第1の区域の少なくとも60%、第1の区域の少なくとも70%、第1の区域の少なくとも80%、第1の区域の少なくとも90%、第1の区域の少なくとも95%、又は第1の区域の約100%に等しい場合がある。本明細書に記載されるような、第1の層と第2の層とを含む本体を備える医療用テープの特定の実施形態(図示せず)では、第2の区域は、第1の区域の95%以下、第1の区域の90%以下、第1の区域の80%以下、第1の区域秒70%以下、又は第1の区域の60%以下に等しい場合がある。
本開示の医療用テープの任意の実施形態では、医療用テープの本体は、医療用テープ1000について上述したような各要素及び全ての要素を更に備えることに加えて、第2のフラップを更に備える。図8A~図8Bは、複数の本体ユニット2000を備える医療用テープ500の一実施形態の様々な図を示し、各本体ユニットは第2のフラップ50を有する。
医療用ドレッシング材500の本体10は、複数の本体ユニット2000を更に備える。各本体ユニット2000は、第1のフラップ20を備える。第1のフラップ20は、第1の遠位端22と、長手方向軸84に近接する第1の端部25を有する第1のインデント24と、長手方向軸に近接する第2の端部27を有する第2のインデント26と、第1の端部25と第2の端部27との間に延びる第1のヒンジ領域28と、によって画定される。第1の遠位端22は、第1の主縁部86の第1の部分86aによって形成される。本明細書に開示される医療用テープの任意の実施形態では、第1のインデント24の一部分又は第1のインデント24の全体がスリット(すなわち、本体10を通って延びる狭い切断部)を備えてもよい。本明細書に開示される任意の医療用テープの任意の実施形態では、第2のインデント26の一部分又は第2のインデント26の全体がスリット(すなわち、本体10を通って延びる狭い切断部)を備えてもよい。
本明細書に開示される医療用テープの任意の実施形態(図示せず)では、本明細書において上述したように、第1のインデントの一部分又は第1のインデントの全体が、第1の主縁部から、長手方向軸に近接する第1の端部まで延びる複数の穿孔を備えてもよい。本明細書に開示される任意の医療用テープの任意の実施形態では、本明細書において上述したように、第2のインデントの一部分又は第2のインデントの全体が、第1の主縁部から、長手方向軸に近接する第2の端部まで延びる複数の穿孔を備えてもよい。
複数の本体ユニットの各本体ユニット2000は、医療用ドレッシング材100について上述したように、第1のフラップ20から離れる第1の方向に延びる第1の横方向延長部30と、第1のフラップ20から離れる第2の方向に延びる第2の横方向延長部32と、を更に備える。第1の方向は、第2の方向とは実質的に反対である。
各本体ユニット2000は、第2のフラップ50を更に備える。第2のフラップ50は、第2の遠位端52と、長手方向軸84に近接する第3の端部55を有する第3のインデント54と、長手方向軸に近接する第4の端部57を有する第4のインデント56と、第3の端部55と第4の端部57との間に延びる第2のヒンジ領域58とによって画定される。第2の遠位端52は、第2の主縁部88の第1の部分88aによって形成される。本明細書に開示される医療用テープの任意の実施形態では、第3のインデント54の一部分又は第3のインデント54の全体がスリット(すなわち、本体10を通って延びる狭い切断部)を備えてもよい。本明細書に開示される任意の医療用テープの任意の実施形態では、第4のインデント56の一部分又は第4のインデント56の全体がスリット(すなわち、本体10を通って延びる狭い切断部)を備えてもよい。
本明細書に開示される医療用テープの任意の実施形態(図示せず)では、本明細書において上述したように、第3のインデントの一部分又は第3のインデントの全体が、第2の主縁部から、長手方向軸に近接する第3の端部まで延びる複数の穿孔を備えてもよい。本明細書に開示される任意の医療用テープの任意の実施形態では、本明細書において上述したように、第4のインデントの一部分又は第4のインデントの全体が、外辺部から、長手方向軸に近接する第4の端部まで延びる複数の穿孔を備えてもよい。
複数の本体ユニットの各本体ユニット2000は、医療用ドレッシング材100について上述したように、第2のフラップ50から離れる第3の方向に延びる第3の横方向延長部60と、第2のフラップ50から離れる第4の方向に延びる第4の横方向延長部62と、を更に備える。第3の方向は、第4の方向とは実質的に反対である。
医療用テープ500の本体10は同様の特性を有し、医療用テープ400の本体10について上述したもののような材料で構築できる。医療用テープ500は、本体の第2主面の少なくとも一部分上に配置された接着剤40を更に備える。接着剤が配置された、第2主面の一部分は、複数の本体ユニットの各本体ユニットの第1のフラップ、第2のフラップ、第1の横方向延長部、第2の横方向延長部、第3の横方向延長部、及び第4の横方向延長部、の各々の少なくとも一部を含む。
接着剤は同様の特性を有し、医療用ドレッシング材100について上述したものと同様の材料で構築できる。特定の代替的実施形態(図示せず)では、接着剤は、本体の第2の表面上のコーティングされた区域とコーティングされていない区域とのパターンをもたらすプロセスを使用して本体上に堆積(例えば、コーティング)されてもよい。したがって、いくつかの実施形態では、接着剤は、第2主面の約10~100%の上に配置される。いくつかの実施形態では、接着剤は、第2主面の100%未満の上に配置される。いくつかの実施形態では、接着剤は、第2主面の約100%の上に配置される。医療用デバイス100の接着剤40の他の態様は、本明細書の他の箇所に記載されている。
複数の本体ユニット2000のうちの各々は、長手方向軸84に実質的に直交する本体10を通って延びる脆弱区域97において、少なくとも1つの隣接する本体ユニットに接合される。脆弱区域97は、少なくとも1つの本体ユニット2000を、概ね所定の経路に沿って別の本体ユニットから分離すること(例えば、本体を引き裂くことによって)を容易にする。脆弱区域は、例えば、穴開け、穿孔、切断部、スリット、インデント、又は窪みを備えることができる。
図8Bには、医療用テープ400について上述した任意選択のライナー48も示されている。ライナー48は、接着剤40の全て又は一部分を覆って接着剤の汚染を防止する。医療用テープ500の接着剤40の他の態様は、本明細書の他の箇所に記載されている。ライナー48は、任意選択で本体10の第1のインデント24及び/又は第2のインデント26が重なり得る、任意選択のインデント、穿孔、又はスリット(図示せず)を備えてもよいことが企図される。
図の医療用テープの特定の実施形態(図示せず)では、図8A~図8Bでは、第1のフラップは、第1のヒンジ領域を通って外辺部から延びる第1のフラップ軸を画定する。これらの実施形態では、本明細書に記載されるように、第1の端部に近接して、第1のインデントは、第1のフラップ軸から離れる方向に傾斜する部分、及び/又は第1のフラップ軸に向かう方向に傾斜する部分を備える。これらの実施形態では、本明細書に記載されるように、第2の端部に近接して、第2のインデントは、任意選択で、第1のフラップ軸から離れる方向に傾斜する部分、及び/又は第1のフラップ軸に向かう方向に傾斜する部分を備える。これらの実施形態では、本明細書に記載されるように、第3の端部に近接して、第3のインデントは、任意選択で、第2のフラップ軸から離れる方向に傾斜する部分、及び/又は第2のフラップ軸に向かう方向に傾斜する部分を備える。これらの実施形態では、本明細書に記載されるように、第4の端部に近接して、第4のインデントは、任意選択で、第2のフラップ軸から離れる方向に傾斜する部分、及び/又は第2のフラップ軸に向かう方向に傾斜する部分を備える。
特定の実施形態(図示せず)では、医療用テープは、本明細書において上述したように、第1の層と第2の層とを有する本体を備えることができる。これらの実施形態では、第2の層は、第1の層と重なり合うことができる、又は第1の層は、第1のフラップの第1のインデント及び第2のインデントにおいて第2の層と重なり合うことができる。多層本体は、医療用ドレッシング材によって覆われた表面の一部分の可視化を可能にでき、かつ/あるいは第1のフラップを形成するインデントの端部(例えば、第1の端部及び/又は第2の端部)から伝搬する裂け目の形成を防止する、又はその程度を低減させる支持を提供できる。特定の実施形態(図示せず)では、医療用ドレッシング材106について本明細書で上述したように、第2の層は、第1の層の一部分の周囲に境界を形成し、かつ、長手方向軸に近接した本体の少なくとも一部を介した観察を可能にする、透明窓又は半透明窓をドレッシング材に提供する、フレーム構造を形成する。
第1の層は、第2の層と重なり合う区域部分と、任意選択で、第2の層と重なり合わない区域部分とを含む、第1の区域(図示せず)を画定する。第2の層は、第2の層と重なり合う区域部分と、任意選択で、第1の層と重なり合わない区域部分とを含む、第2の区域(図示せず)を画定する。
本明細書に記載されるような、第1の区域を有する第1の層と第2の区域を有する第2の層とを含む本体を備える医療用テープの特定の実施形態(図示せず)では、第1の区域は、第2の区域の少なくとも50%、第2の区域の少なくとも60%、第2の区域の少なくとも70%、第2の区域の少なくとも80%、第2の区域の少なくとも90%、第2の区域の少なくとも95%、又は第2の区域の約100%に等しい場合がある。本明細書に記載されるような、第1の区域を有する第1の層と第2の区域を有する第2の層とを含む本体を備える医療用テープの特定の実施形態(図示せず)では、第1の区域は、第2の区域の95%以下、第2の区域の90%以下、第2の区域の80%以下、第2の区域の70%以下、又は第2の区域の60%以下に等しい場合がある。
本明細書に記載されるような、第1の層と第2の層とを含む本体を備える医療用テープの特定の実施形態(図示せず)では、第2の区域は、第1の区域の少なくとも50%、第1の区域の少なくとも60%、第1の区域の少なくとも70%、第1の区域の少なくとも80%、第1の区域の少なくとも90%、第1の区域の少なくとも95%、又は第1の区域の約100%に等しい場合がある。本明細書に記載されるような、第1の層と第2の層とを含む本体を備える医療用テープの特定の実施形態(図示せず)では、第2の区域は、第1の区域の95%以下、第1の区域の90%以下、第1の区域の80%以下、第1の区域秒70%以下、又は第1の区域の60%以下に等しい場合がある。
図8を参照すると、医療用テープ500の各本体ユニット2000は、第2のフラップ50を備える。第2のフラップ50は、第2の遠位端52と、中央領域18に近接する第3の端部55を有する第3のインデント54と、中央領域18に近接する第4の端部57を有する第4のインデント56と、第3の端部55と第4の端部57との間に延びる第2のヒンジ領域58とによって画定される。第2の遠位端52は、本体10の第2の主縁部88の第2の部分88aによって形成される。医療用テープ500の任意の実施形態では、第3のインデント54の一部分若しくは第3のインデント54の全体、及び/又は第4のインデント56の一部分若しくは第4のインデント56の全体が、スリット(すなわち、本体10を通って延びる狭い切断部)を備えてもよい。
本明細書に開示される医療用テープの任意の実施形態(図示せず)では、本明細書において上述したように、第3のインデントの一部分又は第3のインデントの全体が、第2の主縁部から、長手方向軸に近接する第3の端部まで延びる複数の穿孔を備えてもよい。本明細書に開示される任意の医療用テープの任意の実施形態では、本明細書において上述したように、第4のインデントの一部分又は第4のインデントの全体が、外辺部から、長手方向軸に近接する第4の端部まで延びる複数の穿孔を備えてもよい。
本体10の各本体ユニット2000は、第1のフラップ20、医療用ドレッシング材200について上述したように、第2のフラップ50から離れる第1の方向に延びる第3の横方向延長部60(図8には図示せず)と、第2のフラップ50から離れる第2の方向に延びる第4の横方向延長部62(図8には図示せず)と、を更に備える。第1の方向は、第2の方向とは実質的に反対である。本明細書に記載される医療用テープの任意の実施形態では、第2のフラップから延びる横方向延長部(例えば、図8の第3の横方向延長部60)と実質的に同じ方向に第1のフラップから延びる横方向延長部(例えば、図8の第1の横方向延長部30)は、任意選択で、図8に示すように結合され得る。同様に、本明細書に記載される医療用テープの任意の実施形態では、第2のフラップから延びる横方向延長部(例えば、図8の第4の横方向延長部62)と実質的に同じ方向に第1のフラップから延びる横方向延長部(例えば、図8の第2の横方向延長部32)は、任意選択で、図8に示すように結合され得る。
医療用テープ500の各本体ユニット2000の第1のフラップ20は、第1のヒンジ領域28を通って外辺部16から延びる第1のフラップ軸29を画定することができる。加えて、医療用ドレッシング材200の第2のフラップ50は、第2のヒンジ領域58を通って外辺部16から延びる第2のフラップ軸59を画定することができる。本開示による第1のフラップ及び第2のフラップを備える医療用ドレッシング材の任意の実施形態では、第1のフラップ軸と第2のフラップ軸とを、任意選択で実質的に整列させることができる。いくつかの実施形態では、第1のフラップ軸と第2のフラップ軸とを、僅かにオフセットできることが本発明では企図される。加えて、いくつかの実施形態では、第1のフラップ軸及び第2のフラップ軸は、外辺部の反対側の部分に位置するが、任意選択で平行でなくてもよいことが企図される。このような僅かなずれは、本発明の範囲内にある。
医療用デバイスを表面に固定するためのシステム
別の態様では、本開示は、管状構成要素を有する医療用デバイスを表面に固定するためのシステムを提供する。本システムは、本開示による任意の実施形態の医療用ドレッシング材と、管状構成要素を有する医療用デバイスと、を備え、医療用ドレッシング材の第1のフラップの第2主面上に配置された接着剤は、医療用デバイスの管状構成要素と接触する。医療用デバイスは、カテーテル、カニューレ、医療用チューブ(例えば、ドレナージ管、吸引管、供給管、呼吸管)、ワイヤを備える医療用デバイス、又は前述の医療用デバイスのうちの任意の2つ以上の組み合わせを含む医療用デバイスを含むが、これらに限定されない。任意選択で、システムの医療用ドレッシング材は第2のフラップを備え、システムは、医療用デバイスの管状構成要素に接触する医療用ドレッシング材の第2のフラップの第2主面上に配置された接着剤を更に備える。
特定の代替的実施形態では、システムは、本開示による医療用テープの本体ユニットの任意の実施形態と、管状構成要素を有する医療用デバイスと、を備え、本体ユニットの第1のフラップの第2主面上に配置された接着剤は、医療用デバイスの管状構成要素と接触する。医療用デバイスは、カテーテル、カニューレ、医療用チューブ(例えば、ドレナージ管、吸引管、供給管、呼吸管)、ワイヤを備える医療用デバイス、又は前述の医療用デバイスのうちの任意の2つ以上の組み合わせを含む医療用デバイスを含むが、これらに限定されない。任意選択で、システムの本体ユニットは第2のフラップを備え、システムは、医療用デバイスの管状構成要素に接触する本体ユニットの第2のフラップの第2主面上に配置された接着剤を更に備える。
医療用デバイスを表面に固定する方法
更に別の態様では、本開示は、管状構成要素を有する医療用デバイスを受容面に固定する方法を提供する。いくつかの実施形態では、受容面は、人又は動物の皮膚の表面であり得る。いくつかの実施形態では、受容面は、例えば、テーブル、カート、壁、器具、モニター、ポール、又は衣服などの無生物物体の表面であり得る。
第1の方法は、医療用ドレッシング材の第1のフラップの第2主面上に配置された接着剤を、医療用デバイスの管状構成要素の外側表面の第1の部分と接触させることを含む。任意の実施形態では、接着剤を第1の部分と接触させることは、接着剤を管状構成要素の外側表面の第1の部分に対して付勢するために、第1のフラップに対して手動圧力を加えることを含むことができる。第1の方法での使用に好適な医療用ドレッシング材の非限定的な例としては、本開示による任意の医療用ドレッシング材の任意の実施形態が挙げられる。
第1の方法によれば、医療用ドレッシング材は本体であって、第1主面と、第1主面の反対側の第2主面と、外辺部と、中央領域と、外辺部の第1の部分によって形成された遠位端と、中央領域に近接する第1の端部を有する第1のインデントと、中央領域に近接する第2の端部を有する第2のインデントと、第1の端部と第2の端部との間に延びる第1のヒンジ領域とによって画定される第1のフラップと、第1のフラップから離れる第1の方向に延びる第1の横方向延長部と、第1のフラップから離れる第2の方向に延びる第2の横方向延長部と、を備える、本体を備える。医療用ドレッシング材は、第2主面の少なくとも一部分上に配置された接着剤を更に備え、接着剤が配置された、第2主面の一部分は、第1のフラップ、第1の横方向延長部、及び第2の横方向延長部、の各々の一部を含む。
第1の方法は、医療用ドレッシング材の第1の横方向延長部の第2主面上に配置された接着剤を、受容面の第1の部分と接触させることと、医療用ドレッシング材の第2の横方向延長部の第2主面上に配置された接着剤を、受容面の第2の部分と接触させることと、を更に含む。任意の実施形態では、接着剤を受容面の第1の部分と接触させることは、接着剤を受容面の第1の部分に対して付勢するために、第1の横方向延長部に対して手動圧力を加えることを含むことができる。任意の実施形態では、接着剤を受容面の第2の部分と接触させることは、接着剤を受容面の第2の部分に対して付勢するために、第2の横方向延長部に対して手動圧力を加えることを含むことができる。
第1の方法の任意の実施形態では、第1のフラップの第2主面上に配置された接着剤を、医療用デバイスの管状構成要素の外側表面の第1の部分と接触させることは、図9Bに示すように、第1のフラップを管状構成要素の外側表面の周囲に巻き付けることを更に含む。管状構成要素の外側表面は、円周部(図示せず)を有する。管状構成要素の外側表面の第1の部分の周囲に第1のフラップを巻き付けることは、第1のフラップを、円周部の少なくとも10%、少なくとも20%、少なくとも30%、少なくとも40%、少なくとも50%、少なくとも60%、少なくとも70%、少なくとも80%、少なくとも90%、又は少なくとも95%の周囲に巻き付けることを含むことができる。特定の実施形態では、管状構成要素の外側表面の第1の部分の周囲に第1のフラップを巻き付けることは、第1のフラップを、円周部の100%の周囲に巻き付けることを含むことができる。
医療用ドレッシング材の第1のフラップの第2主面上に配置された接着剤を、管状構成要素の外側表面の第1の部分と接触させる前、かつ/あるいは、第1の横方向延長部及び/又は第2の横方向延長部の第2主面上に配置された接着剤を、管状構成要素が固定される表面と接触させる前に、第1の方法は、本体の第2主面上に配置された接着剤の少なくとも一部からライナーを除去することを更に含むことができる。
第1の方法の特定の実施形態では、医療用ドレッシング材の本体は、外辺部の第2の部分によって形成された遠位端と、中央領域に近接する第3の端部を有する第3のインデントと、中央領域に近接する第4の端部を有する第4のインデントと、第3の端部と第4の端部との間に延びる第2のヒンジ領域と、によって画定される第2のフラップと、第2のフラップから離れる第3の方向に延びる第3の横方向延長部と、第2のフラップから離れる第4の方向に延びる第4の横方向延長部と、を更に備える。第3の方向は、第4の方向とは実質的に反対である。外辺部の第1の部分は、外辺部の第2の部分の反対側の外辺部上に位置する。これらの実施形態では、第1の方法は、第2のフラップの第2主面上に配置された接着剤を、管状構成要素の外側表面の第2の部分と接触させることと、第3の横方向延長部の第2主面上に配置された接着剤を、受容面の第3の部分と接触させることと、第4の横方向延長部の第2主面上に配置された接着剤を、受容面の第4の部分と接触させることと、を更に含む。
医療用ドレッシング材の本体が第2のフラップを更に備える第1の方法の実施形態では、第2のフラップの第2主面上に配置された接着剤を、管状構成要素の外側表面の第2の部分と接触させることは、第2のフラップの第1主面の一部に手動圧力を加えることを含むことができる。加えて、第3の横方向延長部の第2主面上に配置された接着剤を、受容面の第3の部分と接触させることは、第3の横方向延長部の第1主面の一部に手動圧力を加えることを含むことができ、第4の横方向延長部の第2主面上に配置された接着剤を、受容面の第4の部分と接触させることは、第4の横方向延長部の第1主面の一部に手動圧力を加えることを含むことができる。
第1の方法の任意の実施形態では、第2のフラップの第2主面上に配置された接着剤を、医療用デバイスの管状構成要素の外側表面と接触させることは、第2のフラップを管状構成要素の外側表面の第2の部分の周囲に巻き付けることを更に含む。管状構成要素の外側表面は、円周部(図示せず)を有する。管状構成要素の外側表面の第2の部分の周囲に第2のフラップを巻き付けることは、第2のフラップを、円周部の少なくとも10%、少なくとも20%、少なくとも30%、少なくとも40%、少なくとも50%、少なくとも60%、少なくとも70%、少なくとも80%、少なくとも90%、又は少なくとも95%の周囲に巻き付けることを含むことができる。特定の実施形態では、管状構成要素の外側表面の第2の部分の周囲に第2のフラップを巻き付けることは、第2のフラップを円周部の100%に巻き付けることを含むことができる。
医療用ドレッシング材の第2のフラップの第2主面上に配置された接着剤を、管状構成要素の外側表面の第2の部分と接触させる前、かつ/あるいは、第3の横方向延長部及び/又は第4の横方向延長部の第2主面上に配置された接着剤を、管状構成要素が固定される表面と接触させる前に、第1の方法は、本体の第2主面上に配置された接着剤の少なくとも一部からライナーを除去することを更に含むことができる。
本開示は、管状構成要素を有する医療用デバイスを受容面に固定する第2の方法を提供する。いくつかの実施形態では、受容面は、人又は動物の皮膚の表面であり得る。いくつかの実施形態では、受容面は、例えば、テーブル、カート、壁、器具、モニター、ポール、又は衣服などの無生物物体の表面であり得る。
第2の方法は、医療用テープの本体ユニットの第1のフラップの第2主面上に配置された接着剤を、医療用デバイスの管状構成要素の外側表面の第1の部分と接触させることを含む。任意の実施形態では、接着剤を第1の部分と接触させることは、接着剤を管状構成要素の外側表面の第1の部分に対して付勢するために、第1のフラップに対して手動圧力を加えることを含むことができる。第1の方法での使用に好適な医療用テープの非限定的な例としては、本開示による任意の医療用テープの任意の実施形態が挙げられる。医療用テープは複数の本体ユニットを備え、各本体ユニットは、隣接する本体ユニットに取り外し可能に取り付けられている。
第2の方法によれば、本体ユニットは、第1主面と、第1主面と反対側の第2主面、第1の主縁部と、第2の主縁部と、長手方向軸と、第1の主縁部の一部又は二次縁部の一部によって形成された遠位端と、長手方向軸に近接する第1の端部を有する第1のインデントと、長手方向軸に近接する第2の端部を有する第2のインデントと、第1の端部と第2の端部との間に延びる第1のヒンジ領域と、によって画定される第1のフラップと、第1のフラップから離れる第1の方向に延びる第1の横方向延長部と、第1のフラップから離れる第2の方向に延びる第2の横方向延長部であって、第1の方向は第2の方向とは実質的に反対である、第2の横方向延長部と、第2主面の少なくとも一部分上に配置された接着剤と、を備える。接着剤が配置された、第2主面の一部分は、第1のフラップ、第1の横方向延長部、及び第2の横方向延長部、の各々の一部を含む。
第2の方法は、医療用ドレッシング材の第1の横方向延長部の第2主面上に配置された接着剤を、受容面の第1の部分と接触させることと、医療用ドレッシング材の第2の横方向延長部の第2主面上に配置された接着剤を、受容面の第2の部分と接触させることと、を更に含む。任意の実施形態では、接着剤を受容面の第1の部分と接触させることは、接着剤を受容面の第1の部分に対して付勢するために、第1の横方向延長部に対して手動圧力を加えることを含むことができる。任意の実施形態では、接着剤を受容面の第2の部分と接触させることは、接着剤を受容面の第2の部分に対して付勢するために、第2の横方向延長部に対して手動圧力を加えることを含むことができる。
第2の方法の任意の実施形態では、第1のフラップの第2主面上に配置された接着剤を、医療用デバイスの管状構成要素の外側表面の第1の部分と接触させることは、第1のフラップを管状構成要素の外側表面の周囲に巻き付けることを更に含む。管状構成要素の外側表面は、円周部(図示せず)を有する。管状構成要素の外側表面の第1の部分の周囲に第1のフラップを巻き付けることは、第1のフラップを、円周部の少なくとも10%、少なくとも20%、少なくとも30%、少なくとも40%、少なくとも50%、少なくとも60%、少なくとも70%、少なくとも80%、少なくとも90%、又は少なくとも95%の周囲に巻き付けることを含むことができる。特定の実施形態では、管状構成要素の外側表面の第1の部分の周囲に第1のフラップを巻き付けることは、第1のフラップを、円周部の100%の周囲に巻き付けることを含むことができる。
本体ユニットの第1のフラップの第2主面上に配置された接着剤を、管状構成要素の外側表面の第1の部分と接触させる前、かつ/あるいは、第1の横方向延長部及び/又は第2の横方向延長部の第2主面上に配置された接着剤を、管状構成要素が固定される表面と接触させる前に、第2の方法は、本体ユニットの第2主面上に配置された接着剤の少なくとも一部からライナーを除去することを更に含むことができる。
第2の方法の特定の実施形態では、本体ユニットは、第2の主縁部の第2の部分によって形成された遠位端と、長手方向軸に近接する第3の端部を有する第3のインデントと、長手方向軸に近接する第4の端部を有する第4のインデントと、第3の端部と第4の端部との間に延びる第2のヒンジ領域と、によって画定される第2のフラップと、第2のフラップから離れる第3の方向に延びる第3の横方向延長部と、第2のフラップから離れる第4の方向に延びる第4の横方向延長部と、を更に備えることができる。第3の方向は、第4の方向とは実質的に反対である。第1の主縁部の第1の部分は、第2の主縁部の第2の部分とは反対側の外辺部上に位置する。これらの実施形態では、第2の方法は、第2のフラップの第2主面上に配置された接着剤を、管状構成要素の外側表面の第2の部分と接触させることと、第3の横方向延長部の第2主面上に配置された接着剤を、受容面の第3の部分と接触させることと、第4の横方向延長部の第2主面上に配置された接着剤を、受容面の第4の部分と接触させることと、を更に含む。
本体ユニットが第2のフラップを更に備える第2の方法の実施形態では、第2のフラップの第2主面上に配置された接着剤を、管状構成要素の外側表面の第2の部分と接触させることは、第2のフラップの第1主面に手動圧力を加えることを含むことができる。加えて、第3の横方向延長部の第2主面上に配置された接着剤を、受容面の第3の部分と接触させることは、第3の横方向延長部の第1主面に手動圧力を加えることを含むことができ、第4の横方向延長部の第2主面上に配置された接着剤を、受容面の第4の部分と接触させることは、第4の横方向延長部の第1主面に手動圧力を加えることを含むことができる。
第2の方法の任意の実施形態では、第2のフラップの第2主面上に配置された接着剤を、医療用デバイスの管状構成要素の外側表面と接触させることは、第2のフラップを管状構成要素の外側表面の第2の部分の周囲に巻き付けることを更に含む。管状構成要素の外側表面は、円周部(図示せず)を有する。管状構成要素の外側表面の第2の部分の周囲に第2のフラップを巻き付けることは、第2のフラップを、円周部の少なくとも10%、少なくとも20%、少なくとも30%、少なくとも40%、少なくとも50%、少なくとも60%、少なくとも70%、少なくとも80%、少なくとも90%、又は少なくとも95%の周囲に巻き付けることを含むことができる。特定の実施形態では、管状構成要素の外側表面の第2の部分の周囲に第2のフラップを巻き付けることは、第2のフラップを円周部の100%の周囲に巻き付けることを含むことができる。
医療用ドレッシング材の第2のフラップの第2主面上に配置された接着剤を、管状構成要素の外側表面の第2の部分と接触させる前、かつ/あるいは、第3の横方向延長部及び/又は第4の横方向延長部の第2主面上に配置された接着剤を、管状構成要素が固定される表面と接触させる前に、第2の方法は、本体の第2主面上に配置された接着剤の少なくとも一部からライナーを除去することを更に含むことができる。
図面を再び参照すると、図9Aは、本開示による医療用ドレッシング材109の一実施形態の平面図を示す。それに応じて、医療用ドレッシング材109は、第1のインデント24及び第2のインデント26が両側にある第1のフラップ20と、第3のインデント54及び第2のインデント56が両側にある第2のフラップ50と、第1の横方向延長部30と、第2の横方向延長部32と、第3の横方向延長部60と、第4の横方向延長部62と、を有する本体10を含む。
図9Bは、医療用デバイス(例えば、カテーテル)の管状構成要素801を表面770(例えば、皮膚の表面)に固定する医療用ドレッシング材109の平面図を示す。第1のフラップ20及び第2のフラップ50は、管状構成要素801に接着され、第1の横方向延長部30、第2の横方向延長部32、第3の横方向延長部60、及び第4の横方向延長部62はそれぞれ、表面770に接着される。図9Bにはまた、医療用ドレッシング材109の第1のヒンジ領域28及び第2のヒンジ領域58も示されている。
図9Cは、図9Bの表面770に接着された医療用ドレッシング材109と管状構成要素801との端面図を示す。本体10の多層の第1の横方向延長部30及び第2の横方向延長部32は、接着剤40によって表面770に接着されていることが示され、多層の第1のフラップ20は、接着剤40によって管状構成要素801に接着されていることが示されている。第1のフラップ20は、管状構成要素801の円周部のほぼ100%の周囲に巻き付けられる。
図10Aは、表面770(例えば、皮膚の表面)に接着された医療用ドレッシング材109の実施形態を示す。医療用デバイス(例えば、カテーテル)の管状構成要素801には、医療用ドレッシング材109が重ねられている。第1のフラップ20及び第2のフラップ50は、本開示の方法に従って管状構成要素の周囲に巻き付けられる。
図10Bは、管状構成要素801が、表面770の平面に直交する方向「A」に(例えば、皮膚表面から離れる方向に)引っ張られたときに、図10の医療用ドレッシング材109に何が起こるかを示す。医療用ドレッシング材109の第1のフラップ20は、ヒンジ領域(図示せず)において撓曲することにより、管状構成要素801と共に表面770から離れるように移動する。加えて、上向きの力の応力は、ドレッシング材において皺として現れる応力線75によって明示されるように、ドレッシング材の中央領域(図10Bには図示せず)の広い区域の接着によって分散され相殺される。第1のフラップ20がない類似のドレッシング材(図示せず)が同じ力を受けた場合、全ての力はドレッシング材の縁部に対して向けられ、ドレッシング材全体ではないにしても、ドレッシング材の縁部の接着の有意な損失がもたらされるであろう。前述した理論によって束縛されるわけではないが、管状構成要素に対して同じ力を受けたときにドレッシング材に第1のフラップ又は第2のフラップがないことによって、本開示とは違って少なくとも縁部での接着の損失をもたらすであろう力を受けたときに、本開示の医療用テープの医療用ドレッシング材及び本体ユニットは、表面に付着したままであることが利点である。
図10Cは、管状構成要素801が、表面770の平面に沿って管状構成要素の軸方向に方向「B」に引っ張られたときに、図10の医療用ドレッシング材109に何が起こるかを示す。医療用ドレッシング材109の第2のフラップ50は、力の軸方向に沿っていくらか伸長する。加えて、力の応力は、ドレッシング材において皺として現れる応力線75によって明示されるように、ドレッシング材の中央領域(図10Cには図示せず)の広い区域の接着によって分散され相殺される。第2のフラップ50がない類似のドレッシング材(図示せず)が同じ力を受けた場合、全ての力はドレッシング材の縁部に対して向けられ、ドレッシング材全体ではないにしても、ドレッシング材の縁部の接着の有意な損失がもたらされるであろう。前述した理論によって束縛されるわけではないが、管状構成要素に対して同じ力を受けたときにドレッシング材に第1のフラップ又は第2のフラップがないことによって、本開示とは違って少なくとも縁部での接着の損失をもたらすであろう力と同様の力を受けたときに、本開示の医療用テープの医療用ドレッシング材及び本体ユニットは、表面に付着したままであることが更なる利点である。
本体
医療用ドレッシング材及びテープは、医療用デバイスを表面に固定するのに有用である。医療用ドレッシング材又は医療用テープの本体を形成するための代表的なシート材料としては、不織布繊維ウェブ及び織布繊維ウェブ、ニット、フィルム、発泡体ポリマーフィルム、並びに他の周知のバッキング材料を挙げることができる。いくつかの実施形態では、下にある皮膚又は医療用デバイスの視認を可能にするために、透明なシート材料が望ましい。
いくつかの実施形態では、デバイスの構造は多層ラミネートであってもよい。本明細書に記載されるデバイスは、当業者によく知られている従来技術(例えば、押出成形、溶媒キャスティング、カレンダー加工、ラミネート、接着剤コーティングなど)によって製造されてもよい。その開示が参照により本明細書に組み込まれる米国特許第6,685,682号は、本明細書に記載されるようなバッキング層及び支持材料を有する医療用ドレッシング材を作製するためのいくつかの潜在的に有用な構造及び方法を開示している。
第1の層は、好ましくは、その開示が参照により本明細書に組み込まれる米国特許第3,645,835号及び同第4,595,001号に記載のものなどの高水蒸気透過性フィルムである。一実施形態では、第1の層は、エラストマーポリウレタン、ポリエステル、又はポリエーテルブロックアミドフィルムから構成されている。これらのフィルムは、弾力性、弾性、高い水蒸気透過性、及び透明性という望ましい特性を併せ持つ。第1の層を構築するための材料のこの特徴の説明は、その開示が参照により本明細書に援用される、発行済みの米国特許第5,088,483号及び同第5,160,315号において見出すことができる。第1の層についての潜在的に好適なシート材料の市販品の例としては、商品名TEGADERM(3M Company)、OPSITE(Smith&Nephew)などで販売されている薄いポリマーフィルムバッキングを挙げることができる。外科切開用ドレープの製造において一般に使用されるものを含む(例えば、3M Companyにより商品名STERIDRAPE及びIOBANで製造されている切開用ドレープ)、多くの他の第1の層の材料も使用されてよい。
前述した第1の層は、接着剤層によって第2の層にラミネートされ得る。本明細書に記載される医療用ドレッシング材の1つ以上の実施形態で使用される第2の層の材料は、バッキング層に強度をもたらし得る。したがって、第2の材料は、バッキング層よりも剛性が高く、弾性が低い。第2の材料は、接着剤などのコーティングであってもよく、又は別のフィルム、織布、編地、若しくは不織布などの自立性基材であってもよい。例えば、米国特許第5,088,483号は、第2の材料として使用され得る補強材として永久接着剤を開示している。第2の材料用の不織布の一例は、E.I.Dupont de Nemours&Company(Wilmington,Del.)からSontaraの商標で入手可能な、Sontara 8010水流交絡ポリエステル布地を含む、高強度不織布である。他の好適な不織布ウェブとしては、International Paper(Walpole,Mass.)の一部門であるVeratecから入手可能な水流交絡ポリエステル布地が挙げられる。別の好適な不織布ウェブは、米国特許第5,230,701号に記載の不織布エラストマーウェブである。
例えば適合性を改善するために、第1の層を比較的薄くしておくことが望ましい場合がある。例えば、第1の層は、200マイクロメートル以下、又は100マイクロメートル以下、場合により50マイクロメートル以下、又は更には25マイクロメートル以下の厚さを有するポリマーフィルムで形成されていてもよい。
第1の層は、接着剤層によって第2の層にラミネートされ得る。本明細書に記載される医療用ドレッシング材の1つ以上の実施形態で使用される第2の層の材料は、第1の層に強度をもたらし得る。したがって、第2の層の材料は、第1の層よりも剛度が高く、弾性が低い。第2の層の材料は、接着剤などのコーティングであってもよく、又は別のフィルム、織布、編地、若しくは不織布などの自立性基材であってもよい。例えば、米国特許第5,088,483号は、支持材料として使用され得る支持材料として永久接着剤を開示している。第2の層の材料用の不織布の一例は、E.I.Dupont de Nemours&Company(Wilmington,Del.)からSontaraの商標で入手可能な、Sontara 8010水流交絡ポリエステル布地を含む、高強度不織布である。他の好適な不織布ウェブとしては、International Paper(Walpole,Mass.)の一部門であるVeratecから入手可能な水流交絡ポリエステル布地が挙げられる。別の好適な不織布ウェブは、米国特許第5,230,701号に記載の不織布エラストマーウェブである。
創傷ドレッシング材物品において使用するために好適な接着剤としては、皮膚に対して許容される接着力を提供し、皮膚での使用が許容される(例えば、接着剤は、好ましくは非刺激性及び非感作性であるべきである)任意の接着剤が挙げられる。好適な接着剤は感圧性であり、特定の実施形態では、水分蒸発を可能にする比較的高い水蒸気透過率を有する。好適な感圧接着剤としては、アクリレート系、ウレタン系、ヒドロゲル系、親水コロイド系、ブロックコポリマー系、シリコーン系のもの、ゴム系接着剤(天然ゴム、ポリイソプレン、ポリイソブチレン、ブチルゴムなどを含む)、並びにこれらの接着剤の組み合わせが挙げられる。接着剤成分は、粘着付与剤、可塑剤、レオロジー調整剤、並びに活性成分を含有していてもよい。その開示が参照により本明細書に組み込まれる米国特許第4,310,509号及び同第4,323,557号に記載されているように、接着剤に薬剤又は抗菌剤を含めることもまた企図されている。シリコーン接着剤もまた使用することができる。概ね、シリコーン接着剤は、皮膚への好適な接着力と同時に、皮膚からの穏やかな除去を提供できる。好適なシリコーン接着剤は、PCT刊行物国際公開第2010/056541号及び同第2010/056543号に開示されており、これらの開示は参照により本明細書に組み込まれる。
創傷ドレッシング材に使用され得る感圧接着剤としては、通常皮膚に適用される接着剤、例えば、米国再発行特許24,906号に記載されているアクリレートコポリマー、具体的には、97:3イソオクチルアクリレート:アクリルアミドコポリマーを挙げることができる。別の例としては、米国特許第4,737,410号(実施例31)に記載されている70:15:15イソオクチルアクリレート:エチレンオキシドアクリレート:アクリル酸ターポリマーを挙げることができる。他の有用である可能性のある接着剤は、米国特許第3,389,827号、同第4,112,213号、同第4,310,509号、及び同第4,323,557号に記載されている。米国特許第4,310,509号及び同第4,323,557号に記載のように、薬剤又は抗菌剤が接着剤に含まれることも想到される。
感圧接着剤は、一部の実施形態において、ヒトの皮膚と同等以上の速度で水蒸気を透過させ得る。このような特徴は適切な接着剤の10の選択により達成できるが、高い相対水蒸気透過速度を達成する他の方法、例えば米国特許第4,595,001号に記載のように、バッキング上への接着剤のパターンコーティングを使用し得ることも企図される。他の好適である可能性のある感圧接着剤としては、例えば、米国特許第6,994,904号に記載されているものなどのブローンマイクロファイバー(BMF)接着剤を挙げることができる。創傷ドレッシング材に使用される感圧接着剤はまた、接着剤自体が、例えば、米国特許第6,893,655号に記載されている高精細構造(microreplicated structure)などの構造を含む1つ以上の領域を含んでもよい。
その開示が参照により本明細書に組み込まれる米国特許第3,645,835号及び同第4,595,001号は、そのようなフィルムの作製方法、及びその透過性の試験方法について記載している。好ましくは、フィルム/接着剤複合体は、ヒトの皮膚と同等以上の速度で水蒸気を透過する必要がある。好ましくは、接着剤でコーティングされたフィルムは、米国特許第4,595,001号に記載の逆カップ法を使用して、少なくとも300g/m2/24時間/37℃/100~10%RH、より好ましくは少なくとも700g/m2/24時間/37℃/100~10%RH、最も好ましくは少なくとも2000g/m2/24時間/37℃/100~10%RHの速度で水蒸気を透過する。
ドレッシング材の異なる部分(例えば、第1のフラップ、第2のフラップ、第1の横方向延長部、第2の横方向延長部など)は、2012年6月26日に出願された「Medical Dressing with Multiple Adhesives」と題する米国特許出願第61/664246号に開示されているような異なる接着剤を含んでもよい。例えば、1つの部分はアクリレート接着剤を含んでもよく、別の部分はシリコーン接着剤を含んでもよい。一実施形態では、縁部の分離を防止するために、外辺部に隣接するのはアクリレート接着剤であり、中央部分の近くにはシリコーン接着剤が存在する。一実施形態では、中央部分付近のデバイス又はチューブに強固に固定するためにアクリレート接着剤が存在するが、皮膚と接触する外辺部付近はシリコーン接着剤である。
特定の実施形態では、接着剤は、本開示による任意の医療用ドレッシング材又は医療用テープの本体の第2主面全体に沿ってコーティングされる(例えば、均一にコーティングされる)。特定の実施形態(図示せず)では、接着剤は、本体の第2の表面上のコーティングされた区域とコーティングされていない区域とのパターンをもたらすプロセスを使用して本体上に堆積(例えば、コーティング)されてもよい。したがって、いくつかの実施形態では、接着剤は、第2主面の約10~100%の上に配置される。いくつかの実施形態では、接着剤は、第2主面の100%未満の上に配置される。いくつかの実施形態では、接着剤は、第2主面の約100%の上に配置される。
任意選択の構成要素
任意選択のライナーが存在する場合は、ライナーが接着剤の全て又は一部分を覆って接着剤の汚染を防止する。一実施形態では、接着性ドレッシング材を含むパッケージが、剥離ライナーとして機能し得る。好適なライナーは、クラフト紙、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、又はこれら材料のうちのいずれかの複合材で作製できる。一実施形態では、ライナーは、フルオロケミカル又はシリコーンなどの、剥離剤でコーティングされている。例えば、その開示が参照により本明細書に組み込まれる米国特許第4,472,480号は、低表面エネルギーペルフルオロ化合物ライナーを記載している。一実施形態では、ライナーは、シリコーン剥離材でコーティングされた紙、ポリオレフィンフィルム、又はポリエステルフィルムである。
特定の代替的実施形態では、任意選択のライナーは、コーティングされた剥離剤の代わりに、又はそれに加えて、微細構造化表面を含んでもよい。好適な微細構造化ライナーの非限定的な例は、例えば、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる国際公開第2016/200685号に記載されている。

Claims (88)

  1. 本体であって、
    第1主面と、
    前記第1主面の反対側の第2主面と、
    外辺部と、
    中央領域と、
    前記外辺部の第1の部分によって形成された第1の遠位端と、前記中央領域に近接する第1の端部を有する第1のインデントと、前記中央領域に近接する第2の端部を有する第2のインデントと、前記第1の端部と前記第2の端部との間に延びる第1のヒンジ領域とによって画定される第1のフラップであって、
    前記第1のフラップは最大長及び最大幅を有し、
    前記最大幅と前記最大長との比が、4対1未満である、
    第1のフラップと、
    前記第1のフラップから離れる第1の方向に延びる第1の横方向延長部と、
    前記第1のフラップから離れる第2の方向に延びる第2の横方向延長部と、
    を備え、
    前記第1の方向は、前記第2の方向とは実質的に反対である、本体と、
    前記第2主面の少なくとも一部分上に配置された接着剤であって、
    前記接着剤が配置された、前記第2主面の前記一部分は、前記第1のフラップ、前記第1の横方向延長部、及び前記第2の横方向延長部、の各々の一部を含む、接着剤と、
    を備える、医療用ドレッシング材。
  2. 前記第1のフラップは、前記第1のヒンジ領域を通って前記外辺部から延びる第1のフラップ軸を画定し、
    前記第1の端部に近接して、前記第1のインデントは、前記第1のフラップ軸から離れる方向に延びる部分を備える、
    請求項1に記載の医療用ドレッシング材。
  3. 前記第1のフラップは、前記第1のヒンジ領域を通って前記外辺部から延びる第1のフラップ軸を画定し、
    前記第2の端部に近接して、前記第2のインデントは、前記第1のフラップ軸から離れる方向に延びる部分を備える、
    請求項1又は2に記載の医療用ドレッシング材。
  4. 本体であって、
    第1主面と、
    前記第1主面の反対側の第2主面と、
    外辺部と、
    中央領域と、
    前記外辺部の第1の部分によって形成された第1の遠位端と、前記中央領域に近接する第1の端部を有する第1のインデントと、前記中央領域に近接する第2の端部を有する第2のインデントと、前記第1の端部と前記第2の端部との間に延びる第1のヒンジ領域と、によって画定される第1のフラップと、
    前記第1のフラップから離れる第1の方向に延びる第1の横方向延長部と、
    前記第1のフラップから離れる第2の方向に延びる第2の横方向延長部と、を備え、
    前記第1の方向は、前記第2の方向とは実質的に反対である、本体と、
    前記第2主面の少なくとも一部分上に配置された接着剤であって、
    前記接着剤が配置された、前記第2主面の前記一部分は、第1のフラップ部分、前記第1の横方向延長部、及び前記第2の横方向延長部、の各々の一部を含む、接着剤と、
    を備え、
    前記第1のフラップは、前記第1のヒンジ領域を通って前記外辺部から延びる第1のフラップ軸を画定し、
    前記第1の端部に近接して、前記第1のインデントは、前記第1のフラップ軸から離れる方向に傾斜する部分を備え、前記第2の端部に近接して、前記第2のインデントは、前記第1のフラップ軸から離れる方向に傾斜する部分を備える、あるいは
    前記第1の端部に近接して、前記第1のインデントは、前記第1のフラップ軸に向かう方向に傾斜する部分を備え、前記第2の端部に近接して、前記第2のインデントは、前記第1のフラップ軸に向かって傾斜する部分を備える、
    医療用ドレッシング材。
  5. 前記本体は、透明ポリマーフィルム、半透明ポリマーフィルム、不透明ポリマーフィルム、織布、不織布、発泡体、及びこれらのシート材料のうちの任意の2つ以上の組み合わせからなる群から選択されるシート材料を含む、請求項1~4のいずれか一項に記載の医療用ドレッシング材。
  6. 前記シート材料は自立性である、請求項5に記載の医療用ドレッシング材。
  7. 前記本体の少なくとも一部分は、第2の層に重なり接合される第1の層を含む、請求項5に記載の医療用ドレッシング材。
  8. 前記本体の前記一部分は、前記第1のインデント及び前記第2のインデントを含む、請求項7に記載の医療用ドレッシング材。
  9. 前記本体の前記一部分は、前記第1の層の一部分の周囲に境界を形成し、かつ、前記中央領域の少なくとも一部分の観察を可能にする、透明窓又は半透明窓を前記ドレッシング材に提供する、フレーム構造を形成する、請求項7又は8に記載の医療用ドレッシング材。
  10. 前記第1の層は第1の区域を画定し、前記第2の層は第2の区域を画定し、前記第1の区域は前記第2の区域の少なくとも50%である、請求項7~9のいずれか一項に記載の医療用ドレッシング材。
  11. 前記第1の区域は、前記第2の区域の少なくとも90%である、請求項10に記載の医療用ドレッシング材。
  12. 前記第1の層は第1の区域を画定し、前記第2の層は第2の区域を画定し、前記第2の区域は前記第1の区域の少なくとも50%である、請求項7~9のいずれか一項に記載の医療用ドレッシング材。
  13. 前記第1の層は第1の区域を画定し、前記第2の層は第2の区域を画定し、前記第2の区域は前記第1の区域の少なくとも90%である、請求項7~9のいずれか一項に記載の医療用ドレッシング材。
  14. 前記第1のインデントは、第1のスリット部分を備える、請求項1~13のいずれか一項に記載の医療用ドレッシング材。
  15. 前記第2のインデントは、第2のスリット部分を備える、請求項1~14のいずれか一項に記載の医療用ドレッシング材。
  16. 前記本体は、前記外辺部から前記第1の横方向延長部内に延びる又は前記第1の横方向延長部に隣接して延びる第5のインデントを更に備える、請求項1~15のいずれか一項に記載の医療用ドレッシング材。
  17. 前記本体は、前記外辺部から前記第2の横方向延長部内に延びる又は前記第2の横方向延長部に隣接して延びる第6のインデントを更に備える、請求項1~16のいずれか一項に記載の医療用ドレッシング材。
  18. 前記本体は、
    前記外辺部の第2の部分によって形成された第2の遠位端と、前記中央領域に近接する第3の端部を有する第3のインデントと、前記中央領域に近接する第4の端部を有する第4のインデントと、前記第3の端部と前記第4の端部との間に延びる第2のヒンジ領域とによって画定される第2のフラップと、
    前記第2のフラップから離れる第3の方向に延びる第3の横方向延長部と、
    前記第2のフラップから離れる第4の方向に延びる第4の横方向延長部と、
    を更に備え、
    前記第3の方向は、前記第4の方向とは実質的に反対であり、
    前記外辺部の前記第1の部分は、前記外辺部の前記第2の部分の反対側の前記外辺部上に位置し、
    前記接着剤が配置される、前記第2主面の前記一部分は、前記第2のフラップ、前記第3の横方向延長部、及び前記第4の横方向延長部の一部を含む、請求項1~15のいずれか一項に記載の医療用ドレッシング材。
  19. 前記第2のフラップは、前記第2のヒンジ領域を通って前記外辺部から延びる第2のフラップ軸を画定し、前記第1のフラップ軸は、前記第2のフラップ軸と実質的に整列されている、請求項18に記載の医療用ドレッシング材。
  20. 前記医療用ドレッシング材は、第2の層を備え、前記第3のインデント及び前記第4のインデントにおいて、前記第1の層が前記第2の層と重なり合っている、又は前記第2の層が前記第1の層と重なり合っている、請求項18又は19に記載の医療用ドレッシング材。
  21. 前記第3のインデントは、第3のスリット部分を備える、請求項18~20のいずれか一項に記載の医療用ドレッシング材。
  22. 前記第4のインデントは、第4のスリット部分を備える、請求項18~21のいずれか一項に記載の医療用ドレッシング材。
  23. 前記第2のフラップは、前記第2のヒンジ領域を通って前記外辺部から延びる第2のフラップ軸を画定し、
    前記第3の端部に近接して、前記第3のインデントは、前記第2のフラップ軸から離れるように横方向に延びる部分を備える、又は、
    前記第3の端部に近接して、前記第3のインデントは、前記第2のフラップ軸に向かう方向に傾斜する部分を備える、
    請求項18~22のいずれか一項に記載の医療用ドレッシング材。
  24. 前記第2のフラップは、前記第2のヒンジ領域を通って前記外辺部から延びる第2のフラップ軸を画定し、
    前記第4の端部に近接して、前記第4のインデントは、前記第2のフラップ軸から離れるように横方向に延びる部分を備える、又は、
    前記第4の端部に近接して、前記第4のインデントは、前記第2のフラップ軸に向かう方向に傾斜する部分を備える、
    請求項18~23のいずれか一項に記載の医療用ドレッシング材。
  25. 前記第1の横方向延長部と前記第3の横方向延長部とが結合されている、請求項18~24のいずれか一項に記載の医療用ドレッシング材。
  26. 前記本体は第5のインデントを更に備え、前記第5のインデントは、前記第1の横方向延長部と前記第3の横方向延長部との間に配置される、請求項18~24のいずれか一項に記載の医療用ドレッシング材。
  27. 前記第2の横方向延長部と前記第4の横方向延長部とが結合されている、請求項18~26のいずれか一項に記載の医療用ドレッシング材。
  28. 前記本体は第6のインデントを更に備え、前記第6のインデントは、前記第2の横方向延長部と前記第4の横方向延長部との間に配置される、請求項18~26のいずれか一項に記載の医療用ドレッシング材。
  29. 前記接着剤は感圧性接着剤である、請求項1~28のいずれか一項に記載の医療用ドレッシング材。
  30. 前記接着剤は、アクリレート接着剤又はシリコーン接着剤を含む、請求項1~29のいずれか一項に記載の医療用ドレッシング材。
  31. 前記接着剤は、前記第2主面の約100%の上に配置される、請求項1~30のいずれか一項に記載の医療用ドレッシング材。
  32. 前記接着剤は、層として前記第2主面上に配置される、請求項1~31のいずれか一項に記載の医療用ドレッシング材。
  33. 前記接着剤を覆う除去可能な保護ライナーを更に備える、請求項1~32のいずれか一項に記載の医療用ドレッシング材。
  34. 請求項1~33のいずれか一項に記載の医療用ドレッシング材のうちの複数を備えるテープであって、前記複数のそれぞれの医療用ドレッシング材の前記接着剤は、一体型キャリアに取り外し可能に接着されている、テープ。
  35. 一体型ライナーが、ロール形態又はz型に折り畳まれた形態で配置される、請求項34に記載のテープ。
  36. 前記ライナーは、2つの隣接する医療用ドレッシング材の間に配置された脆弱区域を備える、請求項34又は35に記載のテープ。
  37. 本体であって、
    第1主面と、
    前記第1主面の反対側の第2主面と、
    第1の主縁部と、
    第2の主縁部と、
    長手方向軸と、
    複数の本体ユニットと、を備え、各本体ユニットは、
    前記第1の主縁部の一部又は前記二次縁部の一部によって形成された第1の遠位端と、前記長手方向軸に近接する第1の端部を有する第1のインデントと、前記長手方向軸に近接する第2の端部を有する第2のインデントと、前記第1の端部と前記第2の端部との間に延びる第1のヒンジ領域と、によって画定される第1のフラップと、
    前記第1のフラップから離れる第1の方向に延びる第1の横方向延長部と、
    前記第1のフラップから離れる第2の方向に延びる第2の横方向延長部と、を備え、
    前記第1の方向は、前記第2の方向とは実質的に反対であり、
    前記本体ユニットの各々は、前記長手方向軸に実質的に直交して延びる脆弱区域において、少なくとも1つの隣接する本体ユニットに接合される、
    本体と、
    前記第2主面の少なくとも一部分上に配置された接着剤であって、
    前記接着剤が配置された、前記第2主面の前記一部分は、前記本体ユニットの各々の前記第1のフラップ、前記第1の横方向延長部、及び前記第2の横方向延長部、の各々の一部を含む、
    接着剤と、
    を備える、医療用テープ。
  38. 前記第1のフラップは、前記第1のヒンジ領域を通って前記外辺部から延びる第1のフラップ軸を画定し、
    前記第1の端部に近接して、前記第1のインデントは、前記第1のフラップ軸から離れる方向に傾斜する部分、又は前記第1のフラップ軸に向かう方向に傾斜する部分を備える、
    請求項37に記載の医療用テープ。
  39. 前記第1のフラップは、前記第1のヒンジ領域を通って前記外辺部から延びる第1のフラップ軸を画定し、
    前記第2の端部に近接して、前記第2のインデントは、前記第1のフラップ軸から離れる方向に傾斜する部分、又は前記第1のフラップ軸に向かう方向に傾斜する部分を含む、
    請求項37又は38に記載の医療用テープ。
  40. 前記本体は、透明ポリマーフィルム、半透明ポリマーフィルム、不透明ポリマーフィルム、織布、不織布、発泡体、及びこれらのシート材料のうちの任意の2つ以上の組み合わせからなる群から選択されるシート材料を含む、請求項37~39のいずれか一項に記載の医療用テープ。
  41. 前記シート材料は自立性である、請求項40に記載の医療用テープ。
  42. 前記本体は、不透明フィルム、織布、発泡体、及び不織布から選択される第2の層に接着される半透明ポリマーフィルム又は透明ポリマーフィルムの第1の層を含む、請求項41に記載の医療用テープ。
  43. 前記第2の層は、前記第1のインデント及び前記第2のインデントと重なり合う、請求項42に記載の医療用テープ。
  44. 前記第2の層は、前記第1の層の一部分の周囲に境界を形成し、かつ、前記長手方向軸に近接した前記本体の少なくとも一部を介した観察を可能にする、透明窓又は半透明窓を前記ドレッシング材に提供する、フレーム構造を形成する、請求項42又は43に記載の医療用テープ。
  45. 前記第2の層は、前記第1の層の少なくとも50%と重なり合う、請求項42~44のいずれか一項に記載の医療用ドレッシング材。
  46. 前記第2の層は、前記第1の層の少なくとも90%と重なり合う、請求項45に記載の医療用テープ。
  47. 前記第1のインデントは、第1のスリット部分を備える、請求項37~46のいずれか一項に記載の医療用テープ。
  48. 前記第2のインデントは、第2のスリット部分を備える、請求項37~47のいずれか一項に記載の医療用テープ。
  49. 前記第1の遠位端は、前記第1の主縁部の一部によって形成され、各本体ユニットは、
    前記第2の主縁部の第2の部分によって形成された第2の遠位端と、前記長手方向軸に近接する第3の端部を有する第3のインデントと、前記長手方向軸に近接する第4の端部を有する第4のインデントと、前記第3の端部と前記第4の端部との間に延びる第2のヒンジ領域とによって画定される第2のフラップと、
    前記第2のフラップから離れる第3の方向に延びる第3の横方向延長部と、
    前記第2のフラップから離れる第4の方向に延びる第4の横方向延長部と、
    を更に備え、
    前記第3の方向は、前記第4の方向とは実質的に反対であり、
    前記第1の主縁部の第1の部分は、前記第2の主縁部の前記第2の部分と反対側の前記本体上に位置し、
    前記接着剤が配置される、前記第2主面の前記一部分は、前記本体ユニットの各々の各第2のフラップの一部を含む、
    請求項37~48のいずれか一項に記載の医療用テープ。
  50. 前記第2のフラップは、前記第2のヒンジ領域を通って前記外辺部から延びる第2のフラップ軸を画定し、前記第1のフラップ軸は、前記第2のフラップ軸と実質的に整列されている、請求項49に記載の医療用テープ。
  51. 前記第2の層は、前記第3のインデント及び前記第4のインデントと重なり合う、請求項49又は50に記載の医療用テープ。
  52. 前記第3のインデントは、第3のスリット部分を備える、請求項49~51のいずれか一項に記載の医療用テープ。
  53. 前記第4のインデントは、第4のスリット部分を備える、請求項49~51のいずれか一項に記載の医療用テープ。
  54. 前記第2のフラップは、前記第2のヒンジ領域を通って前記外辺部から延びる第2のフラップ軸を画定し、
    前記第3の端部に近接して、前記第3のインデントは、前記第2のフラップ軸から離れるように横方向に傾斜する部分、又は前記第2のフラップ軸に向かう方向に傾斜する部分を備える、
    請求項49~53のいずれか一項に記載の医療用テープ。
  55. 前記第2のフラップは、前記第2のヒンジ領域を通って前記外辺部から延びる第2のフラップ軸を画定し、
    前記第4の端部に近接して、前記第4のインデントは、前記第2のフラップ軸から離れるように横方向に傾斜する部分、又は前記第2のフラップ軸に向かう方向に傾斜する部分を備える、
    請求項49~54のいずれか一項に記載の医療用テープ。
  56. 前記第1の横方向延長部と前記第3の横方向延長部とが結合されている、請求項49~55のいずれか一項に記載の医療用テープ。
  57. 前記第2の横方向延長部と前記第4の横方向延長部とが結合されている、請求項49~56のいずれか一項に記載の医療用テープ。
  58. 前記接着剤は感圧性接着剤である、請求項39~57のいずれか一項に記載の医療用テープ。
  59. 前記接着剤は、アクリレート接着剤又はシリコーン接着剤を含む、請求項39~58のいずれか一項に記載の医療用テープ。
  60. 前記接着剤は、前記第2主面の約100%の上に配置される、請求項39~59のいずれか一項に記載の医療用テープ。
  61. 請求項1~32のいずれか一項に記載の前記医療用ドレッシング材と、
    管状構成要素を備える医療用デバイスと、
    を備える、システムであって
    前記医療用ドレッシング材の前記第1のフラップの前記第2主面上に配置された前記接着剤は、前記管状構成要素と接触する、
    システム。
  62. 前記医療用ドレッシング材は、請求項18~36のいずれか一項に記載の前記医療用ドレッシング材を含み、前記医療用ドレッシング材の前記第2のフラップの前記第2主面上に配置された前記接着剤は、前記管状構成要素に接触する、請求項61に記載のシステム。
  63. 請求項41~60のいずれか一項に記載の前記医療用テープの本体ユニットと、
    管状構成要素を備える医療用デバイスと、
    を備える、システムであって、
    前記本体ユニットの前記第1のフラップの前記第2主面上に配置された前記接着剤は、前記管状構成要素に接触する、
    システム。
  64. 前記本体ユニットは、請求項47~57のいずれか一項に記載の前記本体ユニットを含み、前記本体ユニットの前記第2のフラップの前記第2主面上に配置された前記接着剤は、前記管状構成要素に接触する、請求項63に記載のシステム。
  65. 管状構成要素を備える医療用デバイスを受容面に固定する方法であって、前記方法は、
    医療用ドレッシング材の第1のフラップの第2主面上に配置された接着剤を、前記医療用デバイスの前記管状構成要素の外側表面の第1の部分と接触させることであって、前記医療用ドレッシング材は、
    本体であって、
    第1主面と、
    前記第1主面の反対側の第2主面と、
    外辺部と、
    中央領域と、
    前記外辺部の第1の部分によって形成された第1の遠位端と、前記中央領域に近接する第1の端部を有する第1のインデントと、前記中央領域に近接する第2の端部を有する第2のインデントと、前記第1の端部と前記第2の端部との間に延びる第1のヒンジ領域とによって画定される第1のフラップと、
    前記第1のフラップから離れる第1の方向に延びる第1の横方向延長部と、
    前記第1のフラップから離れる第2の方向に延びる第2の横方向延長部と、を備え、
    前記第1の方向は、前記第2の方向とは実質的に反対である、
    本体と、
    前記第2主面の少なくとも一部分上に配置された接着剤と、
    を備え、
    前記接着剤が配置された、前記第2主面の前記一部分は、前記第1のフラップ、前記第1の横方向延長部、及び前記第2の横方向延長部、の各々の一部を含む、
    医療用ドレッシング材の第1のフラップの第2主面上に配置された接着剤を、前記医療用デバイスの前記管状構成要素の外側表面の第1の部分と接触させることと、
    前記医療用ドレッシング材の前記第1の横方向延長部の前記第2主面上に配置された前記接着剤を、前記受容面の第1の部分と接触させることと、
    前記医療用ドレッシング材の前記第2の横方向延長部の前記第2主面上に配置された前記接着剤を、前記受容面の第2の部分と接触させることと、
    を含む、方法。
  66. 前記第1のフラップの前記第2主面上に配置された前記接着剤を、前記医療用デバイスの前記管状構成要素の前記外側表面と接触させることは、前記第1のフラップの前記第1主面の一部に手動圧力を加えることを含む、請求項65に記載の方法。
  67. 前記第1の横方向延長部及び/又は前記第2の横方向延長部の前記第2主面上に配置された前記接着剤を、前記受容面と接触させることは、前記第1の横方向延長部及び/又は前記第2の横方向延長部の前記第1主面の一部に手動圧力を加えることを含む、請求項65又は66に記載の方法。
  68. 前記第1のフラップの前記第2主面上に配置された前記接着剤を、前記医療用デバイスの前記管状構成要素の前記外側表面の前記第1の部分と接触させることは、前記第1のフラップを前記管状構成要素の前記外側表面の周囲に巻き付けることを更に含む、請求項65~67のいずれか一項に記載の方法。
  69. 前記管状構成要素の前記外側表面が円周部を有し、前記管状構成要素の前記外側表面の前記第1の部分の周囲に前記第1のフラップを巻き付けることは、前記第1のフラップを前記円周部の少なくとも10%の周囲に巻き付けることを含む、請求項68に記載の方法。
  70. 前記管状構成要素の前記外側表面の前記第1の部分の周囲に前記第1のフラップを巻き付けることは、前記第1のフラップを前記円周部の100%の周囲に巻き付けることを含む、請求項69に記載の方法。
  71. 前記医療用ドレッシング材の前記本体は、
    前記外辺部の第2の部分によって形成された第2の遠位端と、前記中央領域に近接する第3の端部を有する第3のインデントと、前記中央領域に近接する第4の端部を有する第4のインデントと、前記第3の端部と前記第4の端部との間に延びる第2のヒンジ領域とによって画定される第2のフラップと、
    前記第2のフラップから離れる第3の方向に延びる第3の横方向延長部と、
    前記第2のフラップから離れる第4の方向に延びる第4の横方向延長部と、
    を更に備え、
    前記第3の方向は、前記第4の方向とは実質的に反対であり、
    前記外辺部の前記第1の部分は、前記外辺部の前記第2の部分の反対側の前記外辺部上に位置し、前記接着剤が配置される、前記第2主面の前記一部分は、前記第2のフラップ、前記第3の横方向延長部、及び前記第4の横方向延長部、の各々の一部を含み、
    前記方法は、前記第2のフラップの前記第2主面上に配置された前記接着剤を、前記管状構成要素の前記外側表面の第2の部分と接触させることと、前記第3の横方向延長部の前記第2主面上に配置された前記接着剤を、前記受容面の第3の部分と接触させることと、前記第4の横方向延長部の前記第2主面上に配置された前記接着剤を、前記受容面の第4の部分と接触させることと、を更に含む、
    請求項65~70のいずれか一項に記載の方法。
  72. 前記第2のフラップの前記第2主面上に配置された前記接着剤を、前記管状構成要素の前記外側表面の前記第2の部分と接触させることは、前記第2のフラップの前記第1主面の一部に手動圧力を加えることを含む、請求項71に記載の方法。
  73. 前記第2のフラップの前記第2主面上に配置された前記接着剤を、前記医療用デバイスの前記管状構成要素の前記外側表面の前記第2の部分と接触させることは、前記第2のフラップを前記管状構成要素の前記外側表面の周囲に巻き付けることを更に含む、請求項71又は72に記載の方法。
  74. 前記管状構成要素の前記外側表面の前記第2の部分の周囲に前記第2のフラップを巻き付けることは、前記第2のフラップを前記円周部の少なくとも10%の周囲に巻き付けることを含む、請求項73に記載の方法。
  75. 前記管状構成要素の前記外側表面の前記第2の部分の周囲に前記第2のフラップを巻き付けることは、前記第1のフラップを前記円周部の100%の周囲に巻き付けることを含む、請求項74に記載の方法。
  76. 前記医療用デバイスは、カテーテル、カニューレ、医療用チューブ、ワイヤ、又は前記医療用デバイスのうちの任意の2つ以上の組み合わせを含む、請求項65~75のいずれか一項に記載の方法。
  77. 管状構成要素を備える医療用デバイスを受容面に固定する方法であって、前記方法は、
    医療用テープの本体ユニットの第1のフラップの第2主面上に配置された接着剤を、前記医療用デバイスの前記管状構成要素の外側表面の第1の部分と接触させることであって、前記本体ユニットは、
    第1主面と、
    前記第1主面の反対側の第2主面と、
    第1の主縁部と、
    第2の主縁部と、
    長手方向軸と、
    前記第1の主縁部の一部又は前記二次縁部の一部によって形成された第1の遠位端と、前記長手方向軸に近接する第1の端部を有する第1のインデントと、前記長手方向軸に近接する第2の端部を有する第2のインデントと、前記第1の端部と前記第2の端部との間に延びる第1のヒンジ領域とによって画定される第1のフラップと、
    前記第1のフラップから離れる第1の方向に延びる第1の横方向延長部と、
    前記第1のフラップから離れる第2の方向に延びる第2の横方向延長部であって、
    前記第1の方向は前記第2の方向とは実質的に反対である、第2の横方向延長部と、
    前記第2主面の少なくとも一部分上に配置された接着剤であって、
    前記接着剤が配置された、前記第2主面の前記一部分は、前記第1のフラップ、前記第1の横方向延長部、及び前記第2の横方向延長部、のそれぞれの一部を含む、接着剤と、
    を備え、
    前記医療用テープは複数の本体ユニットを備え、各本体ユニットは、隣接する本体ユニットに取り外し可能に取り付けられている、医療用テープの本体ユニットの第1のフラップの第2主面上に配置された接着剤を、前記医療用デバイスの前記管状構成要素の外側表面の第1の部分と接触させることと、
    前記医療用ドレッシング材の前記第1の横方向延長部の前記第2主面上に配置された前記接着剤を、前記受容面の第1の部分と接触させることと、
    前記医療用ドレッシング材の前記第2の横方向延長部の前記第2主面上に配置された前記接着剤を、前記受容面の第2の部分と接触させることと、
    を含む、方法。
  78. 前記第1のフラップの前記第2主面上に配置された前記接着剤を、前記医療用デバイスの前記管状構成要素の前記外側表面と接触させることは、前記第1のフラップの前記第1主面の一部に手動圧力を加えることを含む、請求項77に記載の方法。
  79. 前記第1の横方向延長部及び/又は前記第2の横方向延長部の前記第2主面上に配置された前記接着剤を、前記受容面と接触させることは、前記第1の横方向延長部及び/又は前記第2の横方向延長部の前記第1主面の一部に手動圧力を加えることを含む、請求項77又は78に記載の方法。
  80. 前記第1のフラップの前記第2主面上に配置された前記接着剤を、前記医療用デバイスの前記管状構成要素の前記外側表面の前記第1の部分と接触させることは、前記第1のフラップを前記管状構成要素の前記外側表面の周囲に巻き付けることを更に含む、請求項77~79のいずれか一項に記載の方法。
  81. 前記管状構成要素の前記外側表面が円周部を有し、前記管状構成要素の前記外側表面の前記第1の部分の周囲に前記第1のフラップを巻き付けることは、前記第1のフラップを前記円周部の少なくとも10%の周囲に巻き付けることを含む、請求項80に記載の方法。
  82. 前記管状構成要素の前記外側表面の前記第1の部分の周囲に前記第1のフラップを巻き付けることは、前記第1のフラップを前記円周部の100%の周囲に巻き付けることを含む、請求項81に記載の方法。
  83. 前記本体ユニットは、
    前記外辺部の第2の部分によって形成された第2の遠位端と、前記中央領域に近接する第3の端部を有する第3のインデントと、前記中央領域に近接する第4の端部を有する第4のインデントと、前記第3の端部と前記第4の端部との間に延びる第2のヒンジ領域とによって画定される第2のフラップと、
    前記第2のフラップから離れる第3の方向に延びる第3の横方向延長部と、
    前記第2のフラップから離れる第4の方向に延びる第4の横方向延長部と、
    を更に備え、
    前記第3の方向は、前記第4の方向とは実質的に反対であり、
    前記外辺部の前記第1の部分は、前記外辺部の前記第2の部分の反対側の前記外辺部上に位置し、
    前記接着剤が配置された、前記第2主面の前記一部分は、前記第2のフラップ、前記第3の横方向延長部、及び前記第4の横方向延長部の一部を含み、
    前記方法は、前記第2のフラップの前記第2主面上に配置された前記接着剤を、前記管状構成要素の前記外側表面の第2の部分と接触させることを更に含む、
    請求項77~82のいずれか一項に記載の方法。
  84. 前記第2のフラップの前記第2主面上に配置された前記接着剤を、前記管状構成要素の前記外側表面の前記第2の部分と接触させることは、前記第2のフラップの前記第1主面の一部に手動圧力を加えることを含む、請求項83に記載の方法。
  85. 前記第2のフラップの前記第2主面上に配置された前記接着剤を、前記医療用デバイスの前記管状構成要素の前記外側表面の前記第2の部分と接触させることは、前記第2のフラップを前記管状構成要素の前記外側表面の周囲に巻き付けることを更に含む、請求項83又は84に記載の方法。
  86. 前記管状構成要素の前記外側表面の前記第2の部分の周囲に前記第2のフラップを巻き付けることは、前記第2のフラップを前記円周部の少なくとも10%の周囲に巻き付けることを含む、請求項85に記載の方法。
  87. 前記管状構成要素の前記外側表面の前記第2の部分の周囲に前記第2のフラップを巻き付けることは、前記第1のフラップを前記円周部の100%の周囲に巻き付けることを含む、請求項86に記載の方法。
  88. 前記医療用デバイスは、カテーテル、カニューレ、医療用チューブ、ワイヤ、又は前記医療用デバイスのうちの任意の2つ以上の組み合わせを含む、請求項77~87のいずれか一項に記載の方法。
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