JP2022527035A - ファイバープラスチック複合材料から成るたわみばね要素 - Google Patents

ファイバープラスチック複合材料から成るたわみばね要素 Download PDF

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Abstract

【解決手段】ファイバープラスチック複合材料4、22から成るたわみばね要素1は、互いに向かい合って位置する2つの外側面9、10において、第1のファイバープラスチック複合材料4から成るそれぞれに1つのカバー層2、3を有しており、その際、前記カバー層2、3内のファイバー5が、少なくとも束状に、相対的に互いに平行に整向されており、且つ、それぞれの前記カバー層2、3に所属する前記外側面9、10に対して平行に延びている。前記たわみばね要素1は、少なくとも1つの湾曲部分13、14、24を有しており、この湾曲部分内において、両方の前記カバー層2、3の間で同じ間隔をおいて延びる、無負荷の前記たわみばね要素1の中央面8が、前記たわみばね要素1の長手方向7において湾曲して延びている。前記たわみばね要素1は、同様に少なくとも1つの長手方向部分15、16、17も有しており、この長手方向部分内において、無負荷の前記たわみばね要素1の中央面8が、僅かの湾曲部も有していないか、または、1つの曲率転換部を有している。前記たわみばね要素1は、少なくとも1つの湾曲部分13、14、24内において、両方の前記カバー層2、3の間に配置された、両方の前記カバー層2、3とは異なる材料から成る間隔拡大要素20、21を有している。前記間隔拡大要素の材料が、短い且つ無方向性のファイバー23を有する、第2のファイバープラスチック複合材料22であることは可能である。

Description

本発明は、ファイバープラスチック複合材料から成るたわみばね要素に関し、
その際、前記たわみばね要素が、互いに向かい合って位置する2つの外側面において、第1のファイバープラスチック複合材料から成るそれぞれに1つのカバー層を有しており、
その際、前記カバー層内のファイバーが、少なくとも束状に、相対的に互いに平行に整向されており、且つ、それぞれの前記カバー層に所属する前記外側面に対して平行に延びており、
その際、前記たわみばね要素が、少なくとも1つの湾曲部分を有しており、この湾曲部分内において、両方の前記カバー層の間で同じ間隔をおいて延びる、無負荷の前記たわみばね要素の中央面が、前記たわみばね要素の長手方向において湾曲して延びており、
その際、前記たわみばね要素が、少なくとも1つの長手方向部分を有しており、この長手方向部分内において、無負荷の前記たわみばね要素の中央面が、僅かの湾曲部も有していないか、または、1つの曲率転換部を有しており、および、
その際、前記たわみばね要素の規定通りの偏位の際に、前記湾曲部分内において外方へと整向されて配置されたカバー層部分が、引張状態に荷重されており、且つ、前記湾曲部分内において向かい合って位置し且つ内方へと整向されたカバー層部分が、圧縮状態に荷重されている。
1つのたわみばね要素が、1つの部材から成るように構成されていること、および、1つのたわみばね、または、1つのたわみばね装置を形成することは可能である。複数のたわみばね要素が1つのたわみばね装置へと組み合わせされ、および、互いに作用結合されることは、同様に可能である。
個々のたわみばね要素が、例えば、ビーム形状に構成されていること、および、直線状の、または、ほんの少しだけ湾曲された経過を有していることは可能である。同様に複合的に湾曲された経過、および、例えばC字形またはS字形の形状賦与形態、もしくは、複数の交番するおよび蛇行形状に構成された湾曲を有する、たわみばね要素も公知である。
たわみばね要素は、種々の材料から製造され得る。従来のたわみばね要素は、例えば、しばしば適当なばね鋼から製造されている。この様式のたわみばね要素は、安いコストで製造され得、その際、これらたわみばね要素の形状賦与形態が、それぞれの課題に対して適合されていることは可能である。ばね鋼または他の適当な材料から成るたわみばね要素は、抵抗力のあり、且つ、有利なばね特性を有している。
たわみばね要素を適当なファイバープラスチック複合材料から製造することは同様に公知であり、且つ、種々の使用領域のために既に実証済みである。その際、通常、ほぼエンドレスのファイバーがプラスチックから成る適当なマトリックス材料内に埋め込まれている、ファイバープラスチック複合材料が使用される。決定的にたわみばね要素に沿っての引張伝達および圧縮伝達に関して責任を負っている、個々のファイバーの配置および整向によって、有利なばね特性は庇護され得る。
ファイバープラスチック複合材料から成るたわみばね要素は、金属から成るたわみばね要素との比較において、より少ない重量と、周囲環境条件に対するおよび特に湿度に対するより良好な抵抗性とを有している。適当なファイバープラスチック複合材料から成るたわみばね要素は、有利な方法で、自動車において使用され得る。
但し、ファイバープラスチック複合材料から成るたわみばね要素の製造は、しばしば、高い製造の手間暇と関連し、且つ、これに伴って高い製造コストと関連する。
その際、特に、変化する厚さを有するたわみばね要素において、ファイバープラスチック複合材料もしくはプリプレグ(Prepregs)から成る、異なる長さの、予大量生産された複数の条片の製造、これらファイバープラスチック複合材料もしくはプリプレグの配置、および、これらファイバープラスチック複合材料もしくはプリプレグの引き続いての加圧のために生じる手間暇は、極めて著しく、且つ、製造コストに関して、しばしば決定的である。
基本的に平らな板ばねとして構成されたたわみばね要素は、例えば、特許文献1内において記載されている。
異なる長さの、予大量生産されたプリプレグの調製、および、特に、工具型枠内におけるこれらプリプレグの配置、並びに、押圧のもとで行われる工具型枠内におけるこれらプリプレグの硬化工程の間じゅうのこれらプリプレグの固定は、著しい、且つ、しばしばただ手動だけで実施可能な手間暇と関連する。外側のカバー層の間に配置された、より短く形成された付加的な中間層によって、板ばねの中間の部分は付加的に補強される。
たわみばね要素の経過が少なくとも90°よりも大きなだけ、多くの実用的な使用状況においてしかしながら約180°だけ変化する湾曲部分を有するたわみばね要素において、この湾曲部分は、しばしば、隣接する長手方向部分よりも厚く形成されており、この長手方向部分内において、このたわみばね要素の経過が、変化しないか、または、いずれの場合でも格別には変化しない。
たわみばね要素は、長手方向における経過に対して横向きに整向された力作用の際に、湾曲部分内においてより高く荷重される。
その際、作用する力による、たわみばね要素の規定通りの偏位の際に、湾曲部分内において外方へと整向されて配置されたカバー層部分が、引張状態に荷重され、且つ、この湾曲部分内において向かい合って位置し且つ内方へと整向されたカバー層部分が、圧縮状態に荷重され、それに対して、たわみばね要素の隣接する長手方向部分内におけるカバー層部分が、より少なく、引張状態に荷重されるかまたは圧縮状態に荷重される。
たわみばね要素が、単一の厚さ、もしくは、両方のカバー層の単一の間隔を有して形成されている場合、このたわみばね要素の厚さは、最大に意図された規定通りの力作用に際にこのたわみばね要素の湾曲部分に対して生じる可能性のある、引張負荷および圧縮負荷に対して適合されている必要がある。隣接する長手方向部分内において、その際、明確により少ない負荷が生じ、従って、たわみばね要素は、単一の厚さの際に、この長手方向部分内において過大に寸法設定されている。
たわみばね要素の重量、並びに、材料経費は、その場合に過度に大きく、このことは、特に、ファイバープラスチック複合材料でもっての、通常達成しようとされる軽量構造様式を考慮して、不利と見なされる。
米国特許第3968958明細書
それ故に、プラスチック複合材料を、たわみばね要素が安いコストで製造され得、簡単な方法で、異なる部分内において通常生じる荷重に対して適合されていることが可能であり、且つ、可能な限り有利なばね特性を有することが可能であるように構成することは、本発明の課題と見なされる。
この課題は、本発明に従い、
前記たわみばね要素が、少なくとも1つの前記長手方向部分内において、専ら前記カバー層だけを有していること、および、
前記たわみばね要素が、少なくとも1つの湾曲部分内において、両方の前記カバー層の間に配置された、両方の前記カバー層とは異なる材料から成る間隔拡大要素を有していることによって解決される。
少ない材料経費および製造の手間暇でもって、特に有利なばね特性が、簡単な方法で、
たわみばね要素の少なくとも1つの湾曲部分内および有利には複数の湾曲部分内において、間隔拡大要素が配置されており、これら間隔拡大要素によってたわみばね要素の長手方向に対して横向きに測定されたこのたわみばね要素の厚さが拡大され得ることによって、
可能にされ得ることは判明した。
たわみばね要素の曲げ応力によって規定通りの負荷の際に生じる変形力は、間隔拡大要素によって、この間隔拡大要素によって肉厚にされた湾曲部分によって特に有利に収容され得、且つ、ばねエネルギーに変換され得る。
長手方向に対して横向きに測定されたカバー層の間隔、および、これに伴って、中央面に対するおよびこの中央面内において延びる中立のファイバーに対する、カバー層の間隔が拡大されるというやり方で、その目的のためにただ長手方向部分にわたってだけで延在する付加的な中間層がカバー層の間において配置されることの必要無しに、たわみばね要素は、湾曲部分内において、隣接する長手方向部分内においてよりも大きな変形抵抗性を有している。
湾曲部分内において、両方のカバー層の間に配置された間隔拡大要素は、その際、本発明に従い、長手方向において連続的に変化する厚さを有しており、従って、この間隔拡大要素が、先が尖って延びる第1の端部を出発点として連続的により厚くなり、且つ、向かい合って位置する第2の端部へと益々先細りになるためおよび同様に再び先が尖って延びるために、中間の領域内において最大の厚さを有している。
このようにして、たわみばね要素内における急な厚さ変化は回避され得、これら厚さ変化が、経験に従い、負荷ピーク、および、しばしば極めて高い、且つ、場合によっては、過度な応力をたわみばね要素の規定通りの使用の間じゅう誘起する可能性がある。
間隔拡大要素が、可能な限り耐せん断性の(schubfesten)、および、せん断剛性のある(schubsteifen)材料から製造されている場合、有利である。基本的に、間隔拡大要素が、例えば、木材(Holz)または適当なプラスチック材料から製造されていることは考慮可能である。
間隔拡大要素が、予大量生産されている、もしくは、前もって製造されていることは可能であり、その際、この間隔拡大要素が、合目的に、既に1つの形状賦与形態を有しており、この形状賦与形態が、湾曲部分内における、無負荷のたわみばね要素の経過もしくは形状賦与形態に対して適合されている。
発明の思想の有利な実施形態に従い、間隔拡大要素の材料が、ファイバーを有する第2のファイバープラスチック複合材料であり、これらファイバーの長さが、それぞれに30mmよりも短い、有利には10mmよりも短い、および特に有利には1mmよりも短い値であることは意図されている。
この様式の短いファイバーを有する第2のファイバープラスチック複合材料は、特に有利に、および、安いコストで加工することができ、且つ、間隔拡大要素のために所望される形状賦与形態にすることができる。これら個々のファイバーは、その際、如何なる引張力または圧縮力も、大きな領域にわたって伝達可能ではなく、このことは、しかしながら必要ではないことが判明した。
外方に位置する2つのカバー層の間の、間隔拡大要素の配置によって、湾曲部分内において、たわみばね要素の長手方向に対して横向きに測定されたこのたわみばね要素の厚さが、このたわみばね要素の規則通りの曲げ応力に対して適合されていることは可能であり、且つ、両方のカバー層の全厚さよりも著しく厚く構成されていることは可能である。
第2のファイバープラスチック複合材料22から製造された間隔拡大要素が、少ない自重を有していることは可能である。
間隔拡大要素の付加的な第2のファイバープラスチック複合材料によって、湾曲部分内における、たわみばね要素の著しく高いコストの両方のカバー層が、比較的に薄く形成されていることは可能であり、且つ、湾曲部分内での、規定通りのもしくは最大に予測される、たわみばね要素のカバー層の引張応力および圧縮応力に対して適合されていることは可能である。
第2のファイバープラスチック複合材料内におけるファイバーが、無方向性に配置されている場合、たわみばね要素が、特に有利なばね特性を有することは判明した。
第2のファイバープラスチック複合材料のマトリックス材料内へと埋め込まれたファイバーの、この様式の無方向性の配置は、同様にランダムファイバー(Wirrfasern)とも称される。多くの使用状況において、第2のファイバープラスチック複合材料内におけるファイバーが均質に分配されていればいる程、ばね特性がそれだけいっそう有効に構成され得ることは肝要である。
第2のファイバープラスチック複合材料内における個々のファイバーの長さが短ければ短い程、間隔拡大要素内におけるファイバーの本発明に従う均質な分配、並びに、個々のファイバーの相対して均質に分配された整向は、それだけいっそう容易に引き起こされ得る。
発明の思想の特に有利な実施形態に従い、第2のファイバープラスチック複合材料は、両方のカバー層と一致するプラスチックマトリックス材料を有している。
カバー層と、これらカバー層の間に配置された間隔拡大要素とのための、同じプラスチックマトリックス材料の使用によって、両側で隣接するカバー層との、間隔拡大要素の、材料構造一体的な且つ移行段階無しの結合が生じさせられ得る。間隔拡大要素からのカバー層の予期せぬ剥離は、このことによって、同様にたわみばね要素の高い負荷の際にも回避され、且つ、少なくとも妨げられる。
間隔拡大要素は、既に前もって製造され且つ場合によっては予成形されたカバー層の間への、ペースト状の原材料の装入によって製造され得る。その際、間隔拡大要素が、それぞれの使用される材料に応じて、同様に既に公知の射出成形方式によって製造されることも可能である。引き続いて、カバー層は、これらカバー層の間に配置された間隔拡大要素と共に結合され、且つ、このことによって所望されたたわみばね要素が製造され得る。
間隔拡大要素は、同様に既に公知の射出成形方式によって、既に工具型枠内において配置されたカバー層の間で、湾曲部分内へと装入されることも可能である。同様に、間隔拡大要素が、別個の作業ステップにおいて、カバー層から分離されて製造されることは考慮可能である。引き続いて、カバー層が、これらカバー層の間に配置された間隔拡大要素と共に結合され、且つ、所望されたたわみばね要素へと成形され且つ硬化されることは可能である。
選択的に、中央面が、たわみばね要素の少なくとも1つの湾曲部分内において、90°よりも大きな、有利には150°よりも大きな、および特に有利には近似的に180°の方向変化を有していることは意図されている。
長手方向におけるその湾曲部分の経過が150°よりも大きなだけ、および、有利には約180°だけ変化する、該湾曲部分において、この湾曲部分の両方の端部領域に対して横向きに整向された力作用は、たわみばね要素の規定通りの変形によって、湾曲部分内で特に効果的に収容され、且つ、少ない空間必要量において、高いばね復帰力、および、これに伴って、大きなばね作用が生成され得る。
有利な方法において、たわみばね要素が、長手方向部分によって互いに分離され且つ異なる方向に湾曲された、少なくとも2つの湾曲部分を有しており、従って、中央面が、両方のこれら湾曲部分にわたって、S字形の形状の経過を有していることは意図されている。
S字形の形状に形成された、少なくとも1つのばね部分を有する湾曲部分、および、特に、互いに隣接して形成されたS字形の形状の、2つまたは複数のばね部分を有する湾曲部分は、可能な限り少ない空間必要量との、多くの使用状況のために特に有利な高いばね力の組み合わせを可能にする。
類似したまたは同じ構造の複数のたわみばね要素は、1つのたわみばね装置へと組み合わせされ得、このたわみばね装置が、有利なばね特性を、環境の影響に対しての高い抵抗性および少ない自重と組み合わせる。本発明に従うたわみばね要素、または、複数のたわみばね要素から組み合わせされた、たわみばね装置は、それ故に、同様に、および、特別な方法で、自動車内におけるばね要素としての使用のために適している。
両方のカバー層の第1のファイバープラスチック複合材料が、単一指向的にたわみばね要素の長手方向において整向された、ファイバーを有している場合、これらカバー層は、特に有利な特性を有している。
単一指向的に、且つ、長手方向において整向されたファイバーによって、カバー層は、特に高い引張力および圧縮力を収容可能である。その際、カバー層が、長手方向に対して平行に延びるか、または、有利にはこの長手方向に対して鋭角に延びるファイバーまたはファイバー束を有していることは可能である。
適当なファイバーが、例えば、グラスファイバー、炭素繊維、セラミックファイバー、バサルトファイバー(Basaltfasern)、金属繊維、または、しかしながら同様に天然繊維であることも可能である。適当なマトリックス材料は、それぞれのファイバーに対して適合された、例えば適当なデュロマー(Duromer)、エラストマー、熱可塑性樹脂のような、プラスチック材料である。間隔拡大要素が、カバー層と同じファイバー、または、異なる材料から製造されたファイバーを有していることは可能である。
選択的に、第1のファイバープラスチック複合材料が、ファイバーを有しており、これらファイバーの長さが、長手方向において、たわみばね要素全体にわたって延在していることは意図されている。このことによって、カバー層に対して作用する引張負荷または圧縮負荷は、ほぼエンドレスのファイバーによって、全たわみばね要素にわたって分配され、このことによって、過度な負荷の際の破損の危険が低減される。
以下で、図内において概略的に図示された、例示的な実施例を詳細に説明する。
S字形の形状の経過を有する、たわみばね要素の概略的な断面図である。 図1内における線II-IIに沿っての、図1内において示されたたわみばね要素の概略的な断面図である。 図1内における線III-IIIに沿っての、図1内において示されたたわみばね要素の概略的な断面図である。 複数の湾曲部分を有する本発明に従うたわみばね要素の概略的な断面図であり、このたわみばね要素が、自動車内における使用のために特定されており、且つ、適している。 異なって構成されているが、しかしながら、同様に自動車内における使用のために意図されたたわみばね要素の概略的な断面図である。
図1から3内において異なる眺望において図示された、たわみばね要素1は、2つのカバー層2、3を有しており、これらカバー層が、それぞれに、第1のファイバープラスチック複合材料4から製造されている。これら両方のカバー層2、3内において、それぞれに、エンドレスのファイバー5は、マトリックスプラスチック材料6内においてこれらファイバー5が長手方向7に全たわみばね要素1にわたって延在しているように、配置されている。
この長手方向7は、中央面8の経過に相応し、この中央面が、両方のカバー層2、3の外方へと整向された2つの外側面9、10の間で、それぞれに、両方のこれら外側面9、10に対して同じ間隔において延びている。例示的に図示された実施例において、中央面8の経過は、同様に中立のファイバーの経過にも相応し、このファイバーが、規定通りの力作用Fの際に、それぞれに、長手方向7に対して横向きに、たわみばね要素1の端部領域11、12に対して負荷されていない。
しかしながら、例えば両方のカバー層2、3が同じ厚さを有してなく、従って、中央面8が、必然的に、中立のファイバーの経過に相応する必要がないことは、同様に考慮可能である。
中央面8は、S字形の形状の経過を有している。たわみばね要素1は、約180°だけ変化された、湾曲された経過を有する2つの湾曲部分13、14を有しており、これら湾曲部分が、それぞれに、2つの長手方向部分15、16、17の間に配置されている。
両方の端部領域11、12は、それぞれに、長手方向部分15、17によって形成されており、これら長手方向部分内において、たわみばね要素1が、近似的に直線的な中央面8の経過を有している。両方の湾曲部分13、14の間に、同様に長手方向部分16が形成されており、この長手方向部分内において、中央面8は、近似的に直線的に延び、且つ、第1の湾曲部分13から第2の湾曲部分14への曲率転換部を有している。
長手方向部分15、16、および、17内において、両方のカバー層2、3は、概略的に図3内において図示されているように、直接的に相並んで当接して、互いに結合されている。
カバー層2、3のマトリックスプラスチック材料6内において埋め込まれているファイバー5は、基本的に、当該のカバー層2、3のそれぞれの外側面9、10に対して平行に延び、且つ、長手方向7に、全たわみばね要素1にわたって延在している。個々のファイバー5の整向は、その結果として、図3内において図示されている断面図において、図示平面に対して垂直方向であり、且つ、図1内において図示されている断面図において、この図示平面内で延びている。
これらファイバー5は、規定通りにたわみばね要素に対して作用する力作用Fの際に、基本的に、湾曲部分13、14内において外方へと整向された外側面部分18に沿って引張状態に荷重され、および、湾曲部分13、14内において内方へと整向された外側面部分19に沿って圧縮状態に荷重される。
両方の湾曲部分13、14内において、それぞれに1つの間隔拡大要素20、21が形成されている。この間隔拡大要素20、21は、湾曲部分13、14内での、両方のカバー層2、3の、外方へと整向された外側面部分18と、内方へと整向された外側面部分19との間のより大きな間隔を生じさせ、且つ、このことによって、当該の湾曲部分13、14の領域内における、たわみばね要素1の有利なばね特性を生じさせる。
両方の間隔拡大要素20、21は、近似的に三日月形の形状賦与形態を有している。
両方のカバー層2、3の間のそれぞれの湾曲部分13、14内において配置された間隔拡大要素20、21は、その際、本発明に従い、長手軸線方向において連続的に変化する厚さを有しており、従って、この間隔拡大要素20、21が、先が尖って延びる第1の端部を出発点として連続的により厚くなり、且つ、向かい合って位置する第2の端部へと益々先細りになるためおよび同様に再び先が尖って延びるために、中間の領域内において最大の厚さを有している。
このようにして、たわみばね要素1内における急な厚さ変化は回避され得、これら厚さ変化が、経験に従い、負荷ピーク、および、しばしば極めて高い、且つ、場合によっては、過度な応力をたわみばね要素1の規定通りの使用の間じゅう誘起する可能性がある。両方の間隔拡大要素20、21は、必ずしも中央面8に対して対称的に構成されている必要はない。
両方の間隔拡大要素20、21内のそれぞれの間隔拡大要素は、第2のファイバープラスチック複合材料22から製造されている。
この第2のファイバープラスチック複合材料22は、第1のファイバープラスチック複合材料4と同じマトリックスプラスチック材料6を有しており、従って、たわみばね要素1の機械的な強度を場合によっては阻害する、間隔拡大要素20、21と隣接するカバー層2、3との間の境界面が形成されること無しに、間隔拡大要素20、21が、材料構造一体的に、且つ、均質に、隣接する両方のカバー層2、3と結合する。
第2のファイバープラスチック複合材料22のマトリックスプラスチック材料6内に、1mmと5mmとの間の、有利には単一の長さを有する、短いファイバー23が配置されている。これら短いファイバー23は、無方向性に、間隔拡大要素20、21内に整向されており、従って、第2のファイバープラスチック複合材料22のマトリックスプラスチック材料6内において、これら短いファイバー23の、基本的に均質の分布、および、全ての方向に整向された分布が達せられる。
間隔拡大要素20、21の寸法は、特に中央面8の経過に対して横向きのそれぞれの厚さの関して、たわみばね要素1が通常生じる力作用の意図された領域内で有利なばね特性を有し且つこのたわみばね要素1の損傷が極めて十分に排除されているように、量定されている。
同時に、同様にカバー層2、3も、たわみばね要素1の規定通りの使用が意図された使用期間にわたって可能であり、且つ、それにも関わらず可能な限り少ない材料がカバー層2、3および間隔拡大要素20、21のために消費され、従って、本発明に従うたわみばね要素1が有利なばね特性を特に少ない自重において有するように、寸法を設定されている。
図4および5内において、本発明に従い構成された、2つよりも多くのもしくは総じて4つの湾曲部分24を有する、それぞれに1つのたわみばね要素1が図示されている。個々の湾曲部分24は、それぞれに両側で隣接する長手方向部分15、16、17の間に配置されている。
図4および5内において例示的に示されたたわみばね要素1のそれぞれのたわみばね要素1は、S字形の形状に構成され且つお互いの中へ移行する複数のたわみばね部分を有している。4つの湾曲部分24のそれぞれの湾曲部分24内に、それぞれに1つの間隔拡大要素25が配置されており、この間隔拡大要素は、短い且つ無方向性のファイバー23を有する第2のファイバープラスチック複合材料22から成っており、これら短い且つ無方向性のファイバー23が、マトリックスプラスチック材料6内に埋め込まれている。
個々の間隔拡大要素25は、一致する形状賦与形態を有する必要はない。むしろ、これら個々の間隔拡大要素25は、それぞれの間隔拡大要素25の経過7もしくは当該の湾曲部分24の経過7と、適合されている。
図4内において図示された実施例において、両方の端部領域11、12は、近似的に互いに平行に整向されており、且つ、反対の方向に延びており、その際、たわみばね要素1の固定によって予め与えられたおよび規則通りの力作用が、両方の端部領域11、12に対して垂直方向に作用する。
図5内において図示された実施例において、両方の端部領域11、12は同様に互いに平行に整向されており、且つ、同様に反対の方向に延びているが、しかしながら、規定通りの力作用が、近似的に、端部領域11、12の整向によって予め与えられた方向、もしくは、両方の端部領域11、12に対して平行に整向されて作用する。

Claims (8)

  1. ファイバープラスチック複合材料(4、22)から成るたわみばね要素(1)であって、
    前記たわみばね要素(1)が、互いに向かい合って位置する2つの外側面(9、10)において、第1のファイバープラスチック複合材料(4)から成るそれぞれに1つのカバー層(2、3)を有しており、
    前記カバー層(2、3)内のファイバー(5)が、少なくとも束状に、相対的に互いに平行に整向されており、且つ、それぞれの前記カバー層(2、3)に所属する前記外側面(9、10)に対して平行に延びており、
    前記たわみばね要素(1)が、少なくとも1つの湾曲部分(13、14、24)を有しており、この湾曲部分内において、両方の前記カバー層(2、3)の間で同じ間隔をおいて延びる、無負荷の前記たわみばね要素(1)の中央面(8)が、前記たわみばね要素(1)の長手方向(7)において湾曲して延びており、
    前記たわみばね要素(1)が、少なくとも1つの長手方向部分(15、16、17)を有しており、この長手方向部分内において、無負荷の前記たわみばね要素(1)の中央面(8)が、僅かの湾曲部も有していないか、または、1つの曲率転換部を有しており、および、
    前記たわみばね要素(1)の規定通りの偏位の際に、前記湾曲部分(13、14、24)内において外方へと整向されて配置されたカバー層部分(18)が、引張状態に荷重されており、且つ、前記湾曲部分(13、14、24)内において向かい合って位置し且つ内方へと整向されたカバー層部分(19)が、圧縮状態に荷重されている、
    様式の上記たわみばね要素(1)において、
    前記たわみばね要素(1)が、少なくとも1つの前記長手方向部分(15、16、17)内において、専ら前記カバー層(2、3)だけを有していること、および、
    前記たわみばね要素(1)が、少なくとも1つの湾曲部分(13、14、24)内において、両方の前記カバー層(2、3)の間に配置された、両方の前記カバー層(2、3)とは異なる材料から成る間隔拡大要素(20、21)を有していること、
    を特徴とするたわみばね要素(1)。
  2. 前記間隔拡大要素(20、21)の前記材料は、ファイバー(23)を有する第2のファイバープラスチック複合材料(22)であり、これらファイバーの長さが、それぞれに30mmよりも短い、有利には10mmよりも短い、および特に有利には1mmよりも短い値であることを特徴とする請求項1に記載のたわみばね要素(1)。
  3. 前記第2のファイバープラスチック複合材料(22)内における前記ファイバー(23)は、無方向性に配置されていることを特徴とする請求項2に記載のたわみばね要素(1)。
  4. 前記第2のファイバープラスチック複合材料(22)は、両方の前記カバー層(2、3)と一致するマトリックスプラスチック材料(6)を有していることを特徴とする請求項2または3に記載のたわみばね要素(1)。
  5. 前記中央面(8)は、前記たわみばね要素(1)の少なくとも1つの前記湾曲部分(13、14、24)内において、90°よりも大きな、有利には150°よりも大きな、および特に有利には近似的に180°の方向変化を有していることを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載のたわみばね要素(1)。
  6. 前記たわみばね要素(1)は、前記長手方向部分(15、16、17)によって互いに分離され且つ異なる方向に湾曲された、少なくとも2つの湾曲部分(13、14、24)を有しており、
    従って、前記中央面(8)が、両方のこれら湾曲部分(13、14、24)にわたって、S字形の形状の経過を有していることを特徴とする請求項1から5のいずれか一つに記載のたわみばね要素(1)。
  7. 両方の前記カバー層(2、3)の前記第1のファイバープラスチック複合材料(4)は、単一指向的に前記たわみばね要素(1)の前記長手方向(7)において整向された、ファイバー(5)を有していることを特徴とする請求項1から6のいずれか一つに記載のたわみばね要素(1)。
  8. 前記第1のファイバープラスチック複合材料(4)は、ファイバー(5)を有しており、これらファイバーの長さが、長手方向(7)において、前記たわみばね要素(1)全体にわたって延在していることを特徴とする請求項7に記載のたわみばね要素(1)。
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