JP2022526634A - モールドを挿入又は排出するためのコンベアデバイスを有する射出成形システム - Google Patents

モールドを挿入又は排出するためのコンベアデバイスを有する射出成形システム Download PDF

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Abstract

モールドであって、前記モールドがコンベア装置によって搬送されている場合に前記コンベア装置の支持面に接触するように構成された底面と、前記モールドが前記コンベア装置によって搬送されている場合に複数の搬送部材に接触するように構成された側面と、を備え、前記複数の搬送部材に接触する前記側面の少なくとも一部がテーパ状である、モールド。

Description

関連出願の相互参照
本出願は、2019年4月11日に出願された米国特許出願第62/832,562号の優先権を主張する。
一般に、射出成形機の製造プロセスは射出、冷却、および成形部品の取り除きを伴い、射出成形機は、典型的には冷却中には動かないので、生産性を制限する可能性がある。米国特許出願公開第2018/0009146号明細書/特開2018ー001738号公報/VN20160002505は、1つの射出成形機上で2つのモールドの間で前後を切り替えることを含む成形部品の製造方法を述べていることが分かる。米国特許出願公開第2018/0009146号明細書/特開2018ー001738号公報/VN20160002505はまた、2つのモールドを移動させるための構成を開示していることが分かり、ここでは、第1のアクチュエータが第1のモールドを射出成形機の一方の側に移動させ、第2のアクチュエータが第2のモールドを射出成形機の他方の側に移動させる。
上述の構成では、第1のアクチュエータと第1のモールドとの間に連結ユニットを設置して、第1のアクチュエータの動力を第1のモールドに伝達する。同様の連結ユニットが、第2のアクチュエータと第2のモールドとの間に設置される。
一般に、金型は鋼鉄などの金属から製造され、かなりの重みに達する可能性がある。モールドとアクチュエータの間、または重いモールドが移動したときのモールド自体の間の位置ずれが発生すると、連結ユニットに大きな負荷が加えられる。結果として、連結ユニットが破損したり、アクチュエータが故障の元となるといったような、アクチュエータにネガティブな影響を与えたりする可能性がある。このタイプの連結ユニットの破損やアクチュエータの故障の可能性を減らす構成が必要である。
モールドであって、前記モールドがコンベア装置によって搬送されている場合に前記コンベア装置の支持面に接触するように構成された底面と、前記モールドが前記コンベア装置によって搬送されている場合に複数の搬送部材に接触するように構成された側面と、を備え、前記複数の搬送部材に接触する前記側面の少なくとも一部がテーパ状である、モールド。
ここに組み込まれ、明細書の一部を形成する添付図面は、本開示の様々な実施形態、目的、特徴、および利点を示す。
射出成形システム1の外観図。 射出成形システム1の外観図。
連結ユニット20、連結ユニット40、およびモールドAおよびBの上面図
連結ユニット20、連結ユニット40、モールドAおよびBの側面図。
図2Bの矢印Aの方向からの断面Aを示す図。
図2Bの矢印Bの方向からの断面Bを示す図。
図2Bの矢印Cの方向からの断面Cを示す図。
フローティングジョイント300aの上面図。
フローティングジョイント300aの側面図。
図3Bに示されている断面Dを矢印の向きから示す図。
図3Aのエリア500の拡大図。
図3Bのエリア510の拡大図。
モールドA側の部分がZ軸を中心として回転した場合、およびモールドA側の部分がY軸方向に平行に移動した場合を示す図。 モールドA側の部分がZ軸を中心として回転した場合、およびモールドA側の部分がY軸方向に平行に移動した場合を示す図。 モールドA側の部分がZ軸を中心として回転した場合、およびモールドA側の部分がY軸方向に平行に移動した場合を示す図。 モールドA側の部分がZ軸を中心として回転した場合、およびモールドA側の部分がY軸方向に平行に移動した場合を示す図。 モールドA側の部分がZ軸を中心として回転した場合、およびモールドA側の部分がY軸方向に平行に移動した場合を示す図。 モールドA側の部分がZ軸を中心として回転した場合、およびモールドA側の部分がY軸方向に平行に移動した場合を示す図。
モールドA側の部分がY軸を中心として回転した場合、およびモールドA側の部分がZ軸方向に平行に移動した場合の状態を示す図。 モールドA側の部分がY軸を中心として回転した場合、およびモールドA側の部分がZ軸方向に平行に移動した場合の状態を示す図。 モールドA側の部分がY軸を中心として回転した場合、およびモールドA側の部分がZ軸方向に平行に移動した場合の状態を示す図。 モールドA側の部分がY軸を中心として回転した場合、およびモールドA側の部分がZ軸方向に平行に移動した場合の状態を示す図。 モールドA側の部分がY軸を中心として回転した場合、およびモールドA側の部分がZ軸方向に平行に移動した場合の状態を示す図。 モールドA側の部分がY軸を中心として回転した場合、およびモールドA側の部分がZ軸方向に平行に移動した場合の状態を示す図。
図3Cの拡大図。
図7Aの各々の構成要素を矢印Eの向きから見た場合を示す図。
ボルト34及び35が丸穴60及び62から取り外された場合を示す図。
図8Aの各々の構成要素を矢印Eの向きから見た場合を示す図。
モールドAからのフローティングジョイント300aの除去を示す図。
モールドAからの連結ブラケット44の除去を示す図。
は、モールドBからのフローティングジョイント300bの除去を示す
連結ユニット20を除去及び設置するための構成を示す図。
連結ユニット20を除去及び設置するための構成を示す図。
モールドAの拡大側面図。
モールドAの拡大上面図。
モールドAがテーパ状でない場合の三面体図。
モールドAがサイドガイドローラ47に接触する表面がテーパ状である場合の三面体図。
モールドAがサイドガイドローラ47に接触する面と、ボトムガイドローラ46に接触する面とがテーパ状である場合の三面体図である。
サイドガイドローラ47とモールドAとの接触位置の上面図。
モールドAの上面図。
モールドAとモールドBとが連結されていない構成を示す図。 モールドAとモールドBとが連結されていない構成を示す図。
連結ユニット20、連結ユニット40、モールドA及びBの上面図。
連結ユニット20、連結ユニット40、モールドA及びBの側面図。
フローティングジョイント500aの上面図。
フローティングジョイント500の側面図。
矢印の向きから見た、図18Bに示される断面Dを示す図。
エリア800の拡大図。
図面全体を通して、特に明記しない限り、同じ符号および文字は、例示された実施形態の同様の特徴、要素、構成要素、または部分を示すために使用される。本開示は図面を参照して詳細に記載されるが、それは例示的な実施形態に関連して行われる。添付の特許請求の範囲によって定義される主題の開示の真の範囲および精神から逸脱することなく、記載された例示的な実施形態に対して変更および修正を行うことができることが意図される。
本開示はいくつかの例示的な実施形態を記載し、当業者に知られている詳細について、特許、特許出願、および他の参考文献に依拠する。したがって、特許、特許出願、またはその他の参考文献が本明細書で引用されたり、繰り返されたりする場合は、記載されている命題とともに、すべての目的のためにその全体が参考文献として組み込まれていると理解すべきである。
図面に関連して、本開示の例示的な実施形態による射出成形システムを説明する。各図中の矢印X、Yは互いに直交する水平方向を示し、矢印Zは垂直(直立)方向を示す。Z軸方向は、地面に対する垂直方向である。
図1Aおよび図1Bは、例示的な実施形態の射出成形システム1の外観図を示す。樹脂は、主として、モールドに射出するための材料として使用される。しかし、本実施形態では、樹脂を用いることに限定されず、ワックスや金属など、本実施形態の実施を可能にするあらゆる材料が適用可能である。図1Aは、射出成形システム1の上面図を示している。図Bは、射出成形システム1の側面図を示している。
図1Aに示されるように、射出成形システム1は、射出成形機600と、コンベアデバイス100Bと、モールドAまたはモールドBを射出成形機600内に移動させるコンベアデバイス100Cとを含む。図1Bに示されるように、駆動ユニット100Aは、コンベアデバイス100Bに取り付けられて、連結されているモールドAおよびモールドBを移動させる。
ボトムガイドローラ46とサイドガイドローラ47とが接続されたブロック45は、コンベアデバイス100Bおよび100Cのトップパネルに位置している。ボトムガイドローラ46はモールドAのボトムパネルに接触し、モールドAの動きをガイドする。サイドガイドローラ47はモールドAのサイドパネルに接触し、モールドAの動きをガイドする。加えて、射出成形機600の内側に設置されたボトムガイドローラ49およびサイドガイドローラ48が存在する。ボトムガイドローラ51とサイドガイドローラ52とが接続されたブロック50は、コンベアデバイス100C上に位置している。
駆動ユニット100Aは、モールドAまたはモールドBを、図1Bに「位置2」として示される指定された射出位置に交互に移動させる。指定された射出位置は、モールドへの樹脂の射出が行われるとともに成形部品を取り除く射出成形機600の内側の位置である。図1Bの「位置1」はモールドAを冷却するための待機位置であり、一方「位置3」はモールドBを冷却するための待機位置である。モールドAまたはモールドBのいずれかを「位置2」に移動させ、他方のモールドをそれぞれ「位置1」または「位置3」に移動させることによって、1つのモールドに樹脂を射出する一方、他のモールドを冷却することができる。
駆動ユニット100Aの詳細は、図1Bに関して説明される。モールドAおよびモールドBは駆動ユニット100Aに連結されており、アクチュエータ10を駆動することによって移動させることができる。連結ユニット20は、連結ブラケット43とフローティングジョイント300aとを含み、アクチュエータ10とモールドAとを連結する。連結ユニット40は、連結ブラケット44とフローティングジョイント300bとを含み、モールドAとモールドBとを連結する。
アクチュエータ10のスライダ41は、プレート42、連結ブラケット43およびフローティングジョイント300aを介してモールドAに接続されている。これは、スライダ41をX軸方向に沿って移動させることにより、モールドAをX軸方向に沿って移動させることを可能にする。さらに、モールドBは連結ブラケット44およびフローティングジョイント300bを介してモールドAに接続されているため、モールドBもまた、モールドAをX軸方向に沿って移動させることでX軸方向に沿って移動する。すなわち、図1Bに示すように、モールドAを+X軸方向に移動させると、モールドBもまた+X軸方向に移動する。
図2Aは、連結ユニット20、連結ユニット40およびモールドAおよびBの上面図を示している。図2Bは、連結ユニット20、連結ユニット40およびモールドAおよびBの側面図を示している。図2Cは、図2Bに示され、矢印「A」の方向から見た断面Aを示す。図2Dは、図2Bに示され、矢印「B」の方向から見た断面Bを示す。図2Eは、図2Bに示され、矢印「C」の方向から見た断面Cを示す。図2A~図2Cにおいて、フローティングジョイント300aはモールドAの固定モールド2aに固定され、連結ブラケット44はモールドAの固定モールド2aに固定され、フローティングジョイント300bはモールドBの固定モールド2bに固定される。固定モールド2a/2bは、Y軸方向に動かないモールドである。可動モールド3は、成形部品を取り除く際に射出成形機600内側でY軸方向に移動するモールドである。
モールドおよびローラの形状はモールドおよび/またはローラの個々のバリエーションのために、常に完全に一致するとは限らない。いくつかの例では、互いに形状が異なる2つのモールドを用いて成形が行われる。射出成形機600に対してコンベアデバイス100Bまたはコンベアデバイス100Cの位置を合わせることは困難であり得るので、様々な構成要素に含まれるローラの位置を合わせることもまた困難であり得る。
ローラのローラ位置や高さの差分に起因して、モールドAまたはモールドBを移動させる際に、形状の差分がずれを発生させる場合がある。Y軸方向、Z軸方向、θY方向、θZ方向に生ずる負荷が、連結ユニット20または連結ユニット40に生じさせられ得る。射出成形機600で型締動作を行う場合、θZ方向に大きな負荷が生じさせられ得る。型締動作は、可動モールド3を固定モールド2に対して押しつける動作であり、樹脂を射出する準備の動作である。本実施形態では、この種の負荷に鑑みて、フローティングジョイント300aおよび300bが連結ユニット20および連結ユニット40にそれぞれを接続されている。
次に、フローティングジョイント300aおよび300bの詳細を説明する。なお、フローティングジョイント300a,300bの構成は同じであるため、以下ではフローティングジョイント300aについてのみ説明するが、フローティングジョイント300bについても同様である。図3Aは、フローティングジョイント300aの上面図を示す。図3Bは、フローティングジョイント300aの側面図を示す。図3Cは、矢印「D」の方向からの、図3Bに示されている断面Dを示している。
図3A及び図3Bに示されるように、フローティングジョイント300aは、Z軸方向に延びるパイプシャフト22bと、Y軸方向に延びるパイプシャフト22aとを具備している。パイプシャフト22bは、2本のボルト36bによりY軸方向にクランプされ、ブロック23に対して固定されている。パイプシャフト22aは、2本のボルト36aによりZ軸方向にクランプされ、ブロック23に対して固定されている
パイプシャフト22a及びパイプシャフト22は、中空又は非中空とすることができる。
プレート29はモールドAに締結され、プレート27は連結ブラケット43に締結される。図3Cに示されるように、位置決めピン30及び位置決めピン31はモールドA上に位置している。位置決めピン31用の精密孔がプレート29の中心に位置し、位置決めピン31が精密孔にはまるようにモールドAとプレート29が組み立てられている。図3Cに示されるように、プレート29は反時計回り方向に回転される。プレート29は、プレート29が位置決めピン30に接触する位置にある4本のボルト32~35でモールドAに締結される。
パイプシャフト22bは、オイルフリーのブッシュ21bを含む2つのホルダ25bによって両端が固定されており、Z軸方向に沿って摺動することによって移動可能である。パイプシャフト22aはオイルフリーのブッシュ21aを含む2つのホルダ25aによって両端が固定されており、Y軸方向に沿って摺動することで移動可能である。2つのホルダ25bはプレート29上に固定されており、2つのホルダ25aは、プレート27上に固定されている。蓋26bをホルダ25bに組み付けて封止することにより、パイプ軸22bの摺動性を向上させることができ、蓋26bの内面にグリース28bが塗布されている。蓋26aはホルダ25aに組み付けられて封止されており、蓋26aの内面にはグリース28aが塗布されている。
パイプシャフト22bはホルダ25bに対して固定されていないので、プレート29上に固定されている各部はパイプシャフト22bを軸として回転することができる。換言すれば、Z軸を中心として回転可能である。パイプシャフト22aはホルダ25aに対して固定されていないので、プレート27に固定されている各部はパイプシャフト22aを軸として回転することができる。換言すれば、Y軸を中心として回転可能である。
図4Aは、図3Aのエリア500の拡大図を示す。プレート29上にはY軸方向に沿って位置する2本のストップピン24bが存在する。ストップピン24bとブロック23との間に位置するギャップが存在する。中心としてのパイプシャフト22bを移動させる回転(θZ)は、ギャップ内に発生する。回転量は、ストップピン24bとブロック23との間の接触によって制御される。なお、Y軸方向の平行運動量は、ブロック23の側面パネルとホルダ25aとの間の接触によって制御される。ブロック23がY軸方向に平行移動した場合であっても、ブロック23は、運動量の範囲内であれば、ストップピン24bに接触することができる。
図4Bは、図3Bのエリア510の拡大図を示す。プレート27上にはZ軸方向に沿って組み付けられた2つのストップピン24aが存在する。ストップピン24aとブロック23との間に位置するギャップが存在する。中心としてのパイプシャフト22aを移動させる回転(θY)は、ギャップ内に発生する。ストップピン24aとブロック23との間の接触によって回転量は制御される。Z軸方向の平行運動量は、ブロック23の側面パネルとホルダ25bとの間の接触によって制御される。ブロック23がZ軸方向に平行移動した場合であっても、ブロック23は、運動量の範囲内であれば、ストップピン24bに接触することができる。
次に、フローティングジョイント300aの動きについて説明する。図5A~図5Fは、モールドA側の部分がZ軸を中心として回転した場合と、モールドA側の部分がY軸方向に平行に移動した場合を示している。図6A~図6Fは、モールドA側の部分がY軸を中心として回転した場合と、モールドA側の部分がZ軸方向に平行に移動した場合を示す。
図5Aは、モールドAのY軸方向の中心位置がアクチュエータ10のY軸方向の中心位置に対して、+Y軸方向にずれている場合を示している。アクチュエータ10は、連結ブラケット43のサイドに位置している。モールドAの移動中にモールドAとアクチュエータ10の位置がY軸方向にずれると、パイプシャフト22aとブロック23を含むモールドA側の部分(プレート29に固定された部分)が、オイルフリーのブッシュ21aが挿入されたホルダ25aの内側を摺動するパイプシャフト22aによって+Y軸方向に移動する。これにより、アクチュエータ10とモールドAのY軸方向に生じるずれによる負荷を吸収することができる。
図5Bは、モールドAのY軸方向の中心位置がアクチュエータ10のY軸方向の中心位置に対して、-Y軸方向にずれている場合を示している。この場合、オイルフリーブッシュ21aが挿入されたホルダ25aの内側をパイプシャフト22aが摺動することによって、パイプシャフト22a及びブロック23を含むモールドA側の部分が-Y軸方向に移動する。これは、アクチュエータ10とモールドAのY軸方向のずれによる負荷を吸収することを可能にする。
モールドAがY軸方向に移動したとき、モールドA側の部分は、パイプシャフト22aを介してアクチュエータ10側の部分に対してY軸方向に移動可能である。結果として、アクチュエータ10及び連結ユニット20への負荷が減少され得る。モールドAとアクチュエータ10のY軸方向に生じる位置ずれが大きいほど、連結ユニット20とアクチュエータ10にかかる負荷が大きくなる。本実施形態の構成によれば、加わる負荷を低減または排除することが可能となる。
別の実施形態では、連結ユニット20が存在せず、例えばロッド形状の構成要素を単に用いるだけで連結が達成される場合には、アクチュエータ10のY軸方向の中心に対するY軸方向におけるモールドAのY軸方向の中心のずれに応じて、モールドAの重みとY軸方向の移動部の負荷とがアクチュエータ10と連結構成要素に加わることになる。これは、Y軸方向に対する連結構成要素の曲げ曲げ、並びにアクチュエータ10に加えられるY軸方向の負荷をもたらすことになる。連結ユニット20は、モールドAをアクチュエータ10に対してY軸方向に移動させることを可能にし、従って、連結ユニット20及びアクチュエータ10への負荷を軽減する。
図5Cは、モールドAのθZ軸方向の中心位置がアクチュエータ10のθZ軸方向の中心位置に対して+θZ軸方向にずれている場合を示している。モールドAの型締め時にモールドAとアクチュエータ10の位置がθZ軸方向にずれていると、モールドA側の部分(プレート29に固定されている部分)はパイプシャフト22bを介して+θZ軸方向に回転する。これは、アクチュエータ10とモールドAのθZ軸方向のずれによる負荷を吸収することを可能にする。
図5Dは、モールドAのθZ軸方向の中心位置がアクチュエータ10のθZ軸方向の中心位置に対して-θZ軸方向にずれている場合を示している。この場合、モールドA側の部分は、パイプシャフト22bを介して-θZ軸方向に回転することになる。これは、アクチュエータ10とモールドAのθZ軸方向のずれによる負荷を吸収することを可能にする。
モールドAがθZ軸方向に移動したとき、モールドA側の部分は、パイプシャフト22bを介してアクチュエータ10側の部分に対してθZ軸方向に移動可能である。これは、アクチュエータ10及び連結ユニット20への負荷を軽減することを可能にする。モールドA及びアクチュエータ10のθZ軸方向に生じる位置ずれが大きいほど、連結ユニット20及びアクチュエータ10に加わる負荷が大きくなる。本実施形態の構成によれば、加わる負荷を軽減または排除することが可能となる。
別の実施形態では、連結ユニット20が存在せず、ロッド形状の構成要素を単に用いて連結が達成される場合には、アクチュエータ10のθZ軸方向の中心に対してθZ軸方向にシフトしたモールドAのθZ軸方向の中心に応じて、型締めによるモールドAのθZ軸方向における移動部の負荷がアクチュエータ10と連結成分に加わることになる。したがって、連結構成要素はθZ軸方向に屈曲し、さらに、θZ軸方向の負荷もまたアクチュエータ10に加わることになる。本実施形態の連結ユニット20は、モールドAをアクチュエータ10に対してθZ軸方向に移動させることを可能にし、したがって連結ユニット20及びアクチュエータ10への負荷を軽減する。
図5Eは、モールドAのY軸方向の中心位置がアクチュエータ10のY軸方向の中心位置に対して+Y軸方向にシフトした場合、およびモールドAのθZ軸方向の中心位置がアクチュエータ10のθZ軸方向の中心位置に対してモールドAの+θZ軸方向にシフトした場合を示す。この場合、パイプシャフト22aとブロック23とを含むモールドA側の部分は、オイルフリーのブッシュ21aが挿入されたホルダ25aの内側を摺動するパイプシャフト22aによって+Y軸方向に移動することになる。これは、アクチュエータ10とモールドAのY軸方向に生じる位置ずれによる負荷を吸収することを可能にする。モールドA側の部分はパイプシャフト22bを介して+θZ軸方向に回転することになる。これは、アクチュエータ10とモールドAのθZ軸方向に生じる位置ずれによる負荷の吸収を可能にする。
図5Fは、モールドAのY軸方向の中心位置がアクチュエータ10のY軸方向の中心位置に対して-Y軸方向にシフトした場合、およびモールドAのθZ軸方向の中心位置がアクチュエータ10のθZ軸方向の中心位置に対して-θZ軸方向にシフトした場合を示す。この場合、オイルフリーブッシュ21aが挿入されたホルダ25aの内側をパイプシャフト22aが摺動することによって、パイプシャフト22a及びブロック23を含むモールドA側の部分が-Y軸方向に移動する。これは、アクチュエータ10とモールドAのY軸方向に生じる位置ずれによる負荷を吸収することを可能にする。モールドA側の部分はパイプシャフト22bを介して-θZ軸方向に回転することになる。これは、アクチュエータ10とモールドAのθZ軸方向に生じる位置ずれによる負荷の吸収を可能にする。
図6Aは、モールドAのZ軸方向の中心位置がアクチュエータ10のZ軸方向の中心位置に対して、-Z軸方向にシフトした場合を示している。この場合、オイルフリーブッシュ21bが挿入されたホルダ25bの内側をパイプシャフト22bが摺動することによって、モールドA側の部分(プレート29に固定された部分)が-Z軸方向に移動する。
これは、アクチュエータ10とモールドAのZ軸方向に生じる位置ずれによる負荷を吸収することを可能にする。
図6Bは、モールドAのZ軸方向の中心位置がアクチュエータ10のZ軸方向の中心位置に対して+Z軸方向にシフトした場合を示している。この場合、オイルフリーブッシュ21bが挿入されたホルダ25bの内側を摺動するパイプシャフト22bによって、モールドA側の部分が-Z軸方向に移動することになる。これは、アクチュエータ10とモールドAのZ軸方向に生じる位置ずれによる負荷を吸収することを可能にする。
図6Cは、モールドAのθY軸方向の中心位置がアクチュエータ10のθY軸方向の中心位置に対して+θY軸方向にずれている場合を示している。この場合、パイプシャフト22b及びブロック23を含むモールドA側の部分(プレート29に固定された部分)は、パイプシャフト22aを介して+θY軸方向に移動することになる。これは、アクチュエータ10とモールドAのθY軸方向の位置ずれによる負荷を吸収することを可能にする。
図6Dは、モールドAのθY軸方向の中心位置がアクチュエータ10の-θY軸方向の中心位置に対して-θY軸方向にシフトした場合を示している。この場合、パイプシャフト22b及びブロック23を含むモールドA側の部分は、パイプシャフト22aを介して-θY軸方向に回転することになる。これは、アクチュエータ10のθY軸方向の位置ずれによる負荷を吸収することを可能にする。
図6Eは、モールドAのZ軸方向の中心位置がアクチュエータ10のZ軸方向の中心位置に対して、-Z軸方向にシフトしており、かつ、モールドAのθY軸方向の中心位置がアクチュエータ10のθY軸方向の中心位置に対して、+θY軸方向にシフトした場合を示す。この場合、オイルフリーブッシュ21bが挿入されたホルダ25bの内側を摺動するパイプシャフト22bによって、モールドA側の部分が-Z軸方向に移動することになる。これは、アクチュエータ10とモールドAのZ軸方向の位置ずれによる負荷の吸収を可能にする。パイプシャフト22bやブロック23を含むモールドA側の部分は、パイプシャフト22aを介して+θY軸方向に回転することになる。これは、アクチュエータ10とモールドAのθY軸方向の位置ずれによる負荷を吸収することを可能にする。
図6Fは、モールドAのZ軸方向の中心位置がアクチュエータ10のZ軸方向の中心位置に対して、-Z軸方向にシフトした場合、およびモールドAのθY軸方向の中心位置がアクチュエータ10のθY軸方向の中心位置に対して、-θZ軸方向にシフトした場合を示す。この場合、オイルフリーブッシュ21bが挿入されたホルダ25bの内側を摺動するパイプシャフト22bによって、モールドA側の部分が-Z軸方向に移動することになる。これは、アクチュエータ10とモールドAのZ軸方向の位置ずれによる負荷の吸収を可能にする。パイプシャフト22bやブロック23を含むモールドA側の部分は、パイプシャフト22aを介して-θY軸方向に回転することになる。これは、アクチュエータ10とモールドAのθY軸方向の位置ずれによる負荷を吸収することを可能にする。
上述の構成により、パイプシャフト22a,22bをブロック23で締結する部分が、オイルフリーのブッシュ21a,21bが挿入されたホルダ25a,25bの内側で、Y軸、Z軸、θY軸、θZ軸方向に摺動可能となる。これは、モールドAとアクチュエータ10のY軸、Z軸、θY軸、θZ軸方向それぞれの位置ずれの負荷を軽減することを可能にする。
上述の構成により、連結ユニット20、連結ユニット40、及び最終的にはアクチュエータ10に余分な負荷が加わらないようにし、連結ユニット20及び連結ユニット40の破損の可能性を低減することを保証し、アクチュエータ10の破損の可能性を低減することができる。典型的には、アクチュエータ10に加えられる負荷が大きい場合には負荷を考慮して、大きなアクチュエータの選択が必要となる。本実施形態の構成によれば、これを回避することができ、コスト削減をもたらすことができる。上述の構成を選択することにより、射出成形機600に対するコンベアデバイス100Bの過剰な位置調整や、サイドガイドローラ47及びボトムガイドローラ47の過剰な位置調整が不要となる。これは、装置部品の精密な緩みや、組立時の組立工数の削減によるコストの節約をもたらす。
本実施形態の連結ユニット20および連結ユニット40は、簡単な方法でモールドAおよびモールドBからそれぞれ取り外すことができる。なお、以下では連結ユニット20およびフローティングジョイント300aを例に挙げて説明するが、連結ユニット40およびフローティングジョイント300bについても同様である。
図7Aは、図3Cの拡大図を示している。図7Aにおいて、丸穴60,62は、プレート29の2つの位置に形成されている。2つの異なった位置では、U字形状のスリット61,63が形成される。ボルト34、35(取付部材)はそれぞれ丸穴60、62に挿入され、ボルト33、32はそれぞれスリット61、63に挿入される。図7Bは図7Aの各々の構成要素を矢印Eの方向から見た場合を示しており、4本のボルトは、モールドAに固定されているプレート29の背面を介して挿入されている。
プレート29をモールドAから取り外す際には、ボルト34,35は丸穴60,62から取り除かれ、ボルト33,32は完全に取り外す必要がないので緩められる。図8Aは、ボルト34及び35が丸穴60及び62から取り外された場合を示している。図8Bは、図8Aの構成要素のそれぞれを矢印Eの向きから見た場合を示している。
プレート29にはU字形状のスリット61,63が形成されているため、図9Aに示すようにプレート29を時計回りに回転させることにより、プレート29及びフローティングジョイント300aをモールドAから容易に取り外すことができる
図9Aー9Cは、2C-2Eにそれぞれ対応する(この構成により、フローティングジョイント300a並びに連結ブラケット44およびフローティングジョイント300bを、同じステップを介して容易に取り外すことができる)。
連結ブラケット44とフローティングジョイント300bを回転させる方向は逆である一方、連結ブラケット44とフローティングジョイント300bとを互いに分離できるような構成であるので、これを達成することができる。また、他の実施形態では、連結ブラケット44とフローティングジョイント300bとを回転させる方向が同じであり、2つの構成要素が一緒に取り外されるような構成が提供されている。
上述の構成は、取り除きに加えて、構成要素の設置にも適用可能である。例えば、連結ユニット20のフローティングジョイント300aに対して、モールドAに挿入されたスリット61,63に対応する位置にボルト33,32を用いてプレート29を嵌めることができる。
以上のように、位置決めピン30,31は、モールドA内に設置され、位置決めピン31が嵌合するようにプレート29に形成された穴がある。モールドAとプレート29は位置決めピン31が嵌合するように組み立てられ、図8Aに示されるように、プレート29が反時計回り方向に回転することを可能にする。プレート29は位置決めピン30と接触する位置に停止する。回転に伴って、すでにモールドAに挿入されているボルト33、32は、スリット61、63に沿ってプレート29の内側を移動する。丸穴60,62にボルト34,35を挿入して締結し、さらにボルト33,32を締結することにより設置が完了する。
上述の構成は連結ユニット20を取り外し、および設置するための構成に関して限定的であるとは見なされない。例えば、別の実施形態では、図10に示されるように、ボルトが取り付けられる3つの位置が存在し得る。別の実施形態では、図11に示されるように、プレート29は常に回転する必要はなく、プレート29を摺動させることによって移動させることを可能にする構成とすることができる。この構成は、プレート29に形成された少なくとも1つの丸穴と1つのスリットとを含むこともできる。
図11を参照すると、スリット64がプレート29にY軸方向に沿って形成され、ボルト37がスリット64を介して挿入されている。プレート29には丸穴が形成されており、この丸穴にボルト38が挿入されている。プレート29の取り外しは、ボルト38の取り外し、ボルト37の緩め、+Y軸方向へのプレート29の摺動を含む。プレートの設置は、ボルト37を挿入した状態でプレート29を-Y軸方向に摺動させることを含む。プレート29の固定位置を正確に決定するために、位置決めピン39は、プレート29がそれに対して押し付けられるようにモールドA内に配置される。
本実施形態において、スリット64が形成される方向とは、スリット64の開放端に向かう方向を指す。換言すれば、図7A及び図8Aの例における反時計回り方向および図11の例における-Y軸方向が、スリット64が形成される方向である。プレート29は、スリット64が形成される方向とは逆方向にプレート29を移動させることによってモールドAから取り外されることができる。また、プレート29は、スリット64が形成された方向にプレート29を移動させることによってモールドA内に設置することができる。
本実施形態では、連結ユニット20を取り外す際に、スリットの位置に取り付けられたボルトを緩めたが、これに限定されない。スリットの大きさやボルトの大きさに応じて、スリットの位置に設置されているボルトを緩めずに、プレート29を取り外したり設置したりすることが可能である。
次に、本実施形態のモールドAおよびBの構成についての説明が提供される。なお、モールドAとモールドBの構成は同じであるため、以下の説明ではモールドAのみを参照するが、モールドBにも適用可能である。
図12AはモールドAの拡大側面図を示しており、一方図12BはモールドAの拡大上面図を示している。アクチュエータ10による移動中、ボトムガイドローラ46及びサイドガイドローラ47によりモールドAがガイドされている。各ローラの間にはギャップが存在し、各ローラの大きさの間には個々の差分が存在する。これは、モールドAがローラ間で転写しているときに、ローラにモールドAが残っていると、ローラに大きな負荷が加わることをもたらす。この状況はローラを破損する恐れがある。さらに、この状況は、連結ユニット20及びアクチュエータ10の損傷につながることもある。
上述の状況を克服するため、本実施形態では、モールドAの各ローラとの接触面をテーパ状にしている。図12Aに示されるように、ボトムガイドローラ46が配置された方向にテーパ部分が傾いている。図12Bに示されるように、テーパ部分は、サイドガイドローラ47が配置される方向に傾斜している。
図13Aは、モールドがテーパ状でない場合の三面体図である。この形状では、ローラ間搬送時にローラに大きな負荷が加わる場合、ローラ間でのスムーズな搬送が可能でなくなる。結果として、ローラとモールドが互いに干渉し、モールドの搬送に影響を与える可能性がある。
図13Bは、モールドAがサイドガイドローラ47に接触する表面がテーパ状の場合の三面体図である。図13Bに示されるように、θ1の角度でテーパを形成することにより、サイドガイドローラ47間の動きをスムーズにすることができる。
図13Cは、モールドAがサイドガイドローラ47と接触する面と、ボトムガイドローラ46と接触する面とがテーパ状である場合の三面体図である。図13Cに示されるように、θ1の角度でテーパを形成することにより、サイドガイドローラ47間の動きをスムーズにすることができる。また、モールドA及びボトムガイドローラ46との接触面を構成する4つの位置にθ2の角度のテーパを形成することにより、ボトムガイドローラ46間の移動をスムーズにすることができる。
図14はサイドガイドローラ47とモールドAとの接触位置の上面図である。モールドAで機械加工されるテーパの最小寸法の決定方法について、図14に関して説明する。
2つのサイドガイドローラ47のX軸方向の間隔をL1とし、2つのサイドガイドローラのY軸方向のずれ量をX1とする。モールドAが次のサイドガイドローラ47に搬送される直前まで、現在のサイドガイドローラ47に接触すれば、モールドAの位置は安定するため、モールドAのテーパ長さL2は、2つのサイドガイドローラ47の間の間隔L1よりも短くなる。すなわち、L2<L1の関係が生まれる。
設置位置のばらつきとともに、サイドガイドローラ47の大きさには個々の差分が存在する。これらを合わせて、Y軸方向に発生するずれ量X1を形成する。サイドガイドローラ47のY軸方向のずれによって搬送中にモールドAがサイドガイドローラ47と干渉しないことを確実にするためには、テーパのY軸方向の長さはX2>X1の関係となる。
モールドAのサイドパネルをテーパ加工する場合、テーパ加工されている位置がモールドAの型締動作中に充分な強度を有していない可能性がある。この状況が図15に示されている。図15はモールドAの上面図であり、固定モールド2aに接触する固定プラテン4aと、可動モールド3aに接触する可動プラテン5aとを図示している。固定プラテン4aは、クランプ機構(図示せず)によりクランプされ、図示矢印方向に固定モールド2aに力が加わる。可動プラテン5aは、図示しないクランプ機構によってクランプされ、図示した矢印方向に可動モールド3aに力が加わる。
このテーパの結果として、固定プラテン4aが固定モールド2aに接触しない範囲と可動プラテン5aが可動モールド3aに接触しない範囲とが形成される。なお、図15では、Y軸方向でこれらの範囲に挟まれたエリアが参照番号71で示されている。Y軸方向において、固定モールド2aと固定プラテン4aとが接触する範囲と、可動モールド3aと可動プラテン5aとが接触する範囲との間で挟まれたエリアは、参照番号70で示されている。エリア71の両側から伝達される力はエリア70よりも小さいので、この力は成形部品に影響を及ぼす可能性がある。したがって、成形部品を作るためのモールドA用の空洞は、まさにエリア70内に存在する。
以上のように、モールドAのサイドパネル及びボトムパネルにローラが配置される方向に対してテーパ面を形成することにより、負荷の少ないスムーズな搬送を実現することができる。
本実施形態では、サイドパネルおよびボトムパネルの両側がY軸方向にテーパ状になっている。また、他の実施形態では、Y軸方向に片側のみがテーパ状となるように構成されている。別の例示的な実施形態では、サイドパネルおよびボトムパネルのX軸方向の両側はテーパ状となっている。さらに別の例示的な実施形態では、この構成は、一方の側だけがX軸方向にテーパ状になっているようなものである。
本実施形態では、モールドAの側面の一部がテーパ状となっている。また、他の実施形態では、構成は、モールドAの側面全体のようなものである。
また、上述の実施形態ではフローティングジョイント300aをモールドAに設置したが、他の実施形態ではフローティングジョイント300aをアクチュエータ10に設置してもよい。上述した実施形態において、フローティングジョイント300bはモールドB上に設置されているが、別の例示的な実施形態において、フローティングジョイント300bはモールドA上に設置されてもよい。
上述した実施形態では駆動ユニット100Aがコンベアデバイス100Bの直上に設置されており、モールドAとモールドBとは連結ユニット40と連結されている。図16Aおよび図16Bに示す別の例示的な実施形態では、モールドAおよびモールドBは連結されていない。その場合、連結ユニット20は、フローティングユニット300及び連結ブラケット43を含む。
図16Aおよび図16Bに示される構成ではモールドB(図示せず)に連結された別個のアクチュエータ(図示せず)を含む、コンベアデバイス100C(図示せず)はコンベアデバイス100Bから射出成形機600の反対側に位置され得る。そのアクチュエータ10とモールドBとの間の連結ユニットは、図16A及び図16Bに示す連結ユニット20と同様の構成となっている。
上述の説明は、Y軸方向、Z軸方向、θY軸方向、及びθZ軸方向の位置ずれを扱う手法について述べたが、これに限定されない。別の例示的な実施形態では、型締またはモールド搬送によるZ軸方向およびθZ軸方向の位置ずれのみが取り扱われる。
図17Aは連結ユニット20、連結ユニット40およびモールドAおよびBの上面図を示し、図17Bは、連結ユニット20、連結ユニット40、およびモールドAおよびBの側面図を示す。17Aおよび17Bは図2Aおよび2Bと同様であり、唯一の差分はフローティングジョイント500aおよび500bの構成である。そのようなものとして、2Aおよび2Bに関する先の説明は、図17および17Bに適用可能である。
次に、フローティングジョイント500a、500bの詳細について説明する。フローティングジョイント500a、500bは同じ構成であるため、以下ではフローティングジョイント500aのみを説明するが、フローティングジョイント500bにも適用可能である。図18Aはフローティングジョイント500aの上面図を示し、図18Bはフローティングジョイント500aの側面図を示し、図18Cは、図18Bに示される、矢印「D」の方向から見た断面Dを示す。
図18A及び図18Bに示されるように、フローティングジョイント500aには、Z軸方向に延びるパイプシャフト22bが具備されている。パイプシャフト22bは、2本のボルト36bでY軸方向にクランプされ、ブロック51に対して固定されている。
プレート29はモールドAに締結され、ブロック51は連結ブラケット43に締結される。図18Cに示されるように、位置決めピン30及び位置決めピン31はモールドA上に設置されている。プレート29の中心に位置決めピン31用の精密孔が予め開けられている。モールドAとプレート29は、位置決めピン31が嵌合するように組み付けられている。プレート29は図18Cに示されるように、反時計回り方向に回転する。プレート29が位置決めピン30に接触する位置では、プレート29は4本のボルト32~35でモールドAに締結される。
パイプシャフト22bは、オイルフリーのブッシュ21bが挿入された2つのホルダ25bによって両端が固定されており、Z軸方向に摺動することで移動可能である。"
2つのホルダ25bは、プレート29上に固定されている。パイプシャフト22bの摺動性を向上させるため、ホルダ25bに蓋26bを設置して封止し、蓋26bの内面にグリース28bを塗布する。パイプシャフト22bはホルダ25bに固定されていないので、プレート29に固定された各部はパイプシャフト22bを軸として回転することができる。換言すれば、Z軸を回転中心として回転が発生する。
図19は、エリア800の拡大図を示す。2本のストップピン24bは、プレート29上にY軸方向に沿って設置されている。ストップピン24bとブロック51との間にはギャップが設けられている。パイプシャフト22bを中心とした回転(θZ)は、ギャップのエリアに生じる。この回転量は、ストップピン24bとブロック51とが互いに接触することで制御される。Z軸方向の平行移動量は、互いに接触するブロック51のサイドパネルとホルダ25bによって制御される。
以上のように、パイプシャフト22bをブロック51で締結する部分は、オイルフリーのブッシュ21bが挿入されているホルダ25bの内部でZ軸方向及びθZ軸方向に摺動可能な構成を含む。これにより、モールドAとアクチュエータ10のZ軸方向及びθZ軸方向の位置ずれの負荷の低減が可能となる。
上述した例示的な実施形態は、ローラ上を移動するモールドAまたはモールドBをX軸方向に並べた構成を述べた。この構成は、限定的であるとは見なされない。また、別の実施形態では、ローラがモールド自体に取り付けられていて、それらがコンベアデバイス100B、100Cのフレームの天板上を移動する場合であっても、連結ユニットの上述の構成が適用可能である。
上述の実施例はオイルフリーのブッシュ21a及び21bを参照しているが、これらは限定的なものではない。摺動可能な金属構成要素など、摺動性を提供するいかなる構成要素でも適用可能である。本文脈における「摺動性」という用語は、丸孔の内表面に対して低摩擦係数で移動可能な構成要素を指す。
上述した例示的な実施形 態は、2つのパイプシャフトおよびオイルフリーのブッシュを有する構成におけるモールドの位置ずれによる負荷の分散方法を述べている。この構成は、限定的であるとは見なされない。アクチュエータにより複数のモールドが一緒に移動する方向をX軸方向と捉えた場合に、各モールドの位置ずれによって発生する負荷のY軸方向、Z軸方向、θY軸方向、θZ軸方向への分散を可能とする任意の構成が適用可能である。
上述した実施形態において、パイプシャフトはθY軸方向に回転してY軸方向に移動し、θZ軸方向に回転してZ軸方向に移動する。別の例示的な実施形態では、パイプシャフトは、ベアリングのようなブッシュ部分でθY軸方向及びθZ軸方向に回転し、別個のリニアガイドのようなリニアモーションガイドマシン部分でY軸方向及びZ軸方向に移動することができる。
別の例示的な実施形態では、モールドを搬送するための、1つのスライダ(ベルトコンベア)上にいくつかのモールドが配置される。本実施形態では、複数のモールドが1つのアクチュエータで移動可能であり、射出および成形が効率的かつ低コストで行われた。
定義
明細書を参照する際に、開示される実施例の完全な理解を提供するために、特定の詳細が示される。他の例示では、本開示を不必要に長くしないように、周知の方法、プロシージャ、構成要素、および回路は詳細には説明されていない。
ここで、要素または部分が別の要素または部分の「上に」、「対して」、「接続されて」、または「結合されて」いると言及される場合、それは他の要素または部分の上に直接、上に、対して、接続され、または結合されることができ、または介在する要素または部分が存在することができると理解されるべきである。一方に、要素が別の要素または部分の「直接上に」、「直接接続されて」、または「直接結合されて」いると言及される場合、介在する要素または部分は存在しない。使用される場合、用語「および/または」は、提供される場合、関連する列挙されたアイテムの1つ以上のいかなるおよび全ての組み合わせを含む。
「下に」、「下に」、「より下に」、「より低い」、「より上に」、「上の」、「近位の」、「遠位の」などの空間的に相対的な用語は、ここでは説明を容易にするために、様々な図に示されているように、1つの要素または特徴と別の要素または特徴との関係を説明するために使用され得る。しかしながら、空間的に相対的な用語は図中に示される向きに加えて、使用中または動作中のデバイスの異なる向きを包含することを意図していることを理解されるべきである。例えば、図中のデバイスが反転される場合、他の要素または特徴の「下に」又は「下に」と説明されている要素は、次に、他の要素または特徴の「上に」方向づけられることになる。したがって、「下に」などの相対的な空間的用語は上下の方向の両方を包含することができる。デバイスが他に方向づけられてもよく(90度回転されても、または他の方向でも)、ここで使用する空間的に相対的な記述子は、それに応じて解釈されるべきである。同様に、「近位の」および「遠位の」という相対的に空間的な用語も、適用可能であれば、交換可能であってもよい。
ここで使用される「約」という用語は例えば、10%以内、5%以内、またはそれ以下を意味する。いくつかの実施形態では、「約」という用語は、計測誤差内を意味し得る。
第1、第2、第3などの用語は、ここでは様々な要素、構成要素、領域、部分、および/またはセクションを説明するために使用され得る。これらの要素、構成要素、領域、部分、および/またはセクションは、これらの用語によって限定されるべきではないことを理解されるべきである。これらの用語は、1つの要素、構成要素、領域、部分、またはセクションを別の領域、部分、またはセクションから区別するためにのみ使用されている。したがって、以下で述べる第1の要素、構成要素、領域、部分、またはセクションは、ここでの教示から逸脱することなく、第2の要素、構成要素、領域、部分、またはセクションと呼ぶこともできる。
本明細書で使用される用語は特定の実施形態を説明するためだけのものであり、限定することを意図するものではない。用語「a」および「an」および「the」ならびに開示を説明する文脈(特に、以下の特許請求の範囲の文脈)における同様の指示対象の使用は本明細書中で別段の指示がない限り、または文脈によって明らかに矛盾しない限り、単数形および複数形の両方を包含すると解釈されるべきである。用語「備える」、「有する」、「含む」、「含む」、および「含む」は別段の指示がない限り、限定されない用語(すなわち、「含むが限定されない」を意味する)として解釈されるべきである。具体的にはこれらの用語が本明細書で使用される場合、述べられた特徴、整数、ステップ、動作、要素、および/または構成要素の存在を特定するが、明示的に述べられていない1つまたは複数の他の特徴、整数、ステップ、動作、要素、構成要素、および/またはそれらのグループの存在または追加を排除しない。ここでの数値範囲の記載は特に示さない限り、単にその範囲内に属するそれぞれの別個の値を個々に言及するための簡単な方法としての役割を果たすことだけを意図しており、それぞれの別個の値はここで個々に記載されるかのように、明細書に組み込まれる。例えば、範囲10~15が開示される場合、11、12、13、および14も開示される。ここで記載した全ての方法は別段の指示がない限り、或いは明らかに文脈に矛盾しない限り、任意の好適な順序で実行され得る。ここで提供される任意のおよびすべての例、または例示的な言語(例えば、「そのような」)の利用は単に、本開示をより明確にすることを意図したものであり、特に主張されない限り、本開示の範囲に対する限定を提示するものではない。本明細書中のいかなる文言も、特許請求されていない要素を本開示の実施に必須であると示すものとして解釈されるべきではない。
本開示の方法および組成物は、様々な実施形態の形で組み込むことができるが、そのうちのいくつかのみが本明細書に開示されていることが理解されるであろう。当業者であれば、上述の説明を読むことに基づいて、これらの実施形態の変形が明らかになるのであろう。本発明者らは当業者がそのようなバリエーションを適切に利用することを期待し、本発明者らは、ここに具体的に記載される以外の方法で本開示が実施されることを意図する。したがって、適用可能な法律により許可されるように、本開示は、本明細書に添付された特許請求の範囲に記載された主題のすべての修正および均等物を含む。さらに、上述の要素のあらゆる可能なバリエーションの組み合わせは、本明細書に別段の記載がない限り、あるいは文脈上明らかに矛盾しない限り、本開示に包含される。

Claims (5)

  1. モールドであって、
    前記モールドがコンベア装置によって搬送されている場合に前記コンベア装置の支持面に接触するように構成された底面と、
    前記モールドが前記コンベア装置によって搬送されている場合に複数の搬送部材に接触するように構成された側面と、を備え、
    前記複数の搬送部材に接触する前記側面の少なくとも一部がテーパ状である、モールド。
  2. 前記複数の搬送部材に接触する前記底面の一部がテーパ状である、請求項1に記載のモールド。
  3. 前記モールドの搬送方向のテーパ長さは、前記搬送方向に沿って配置された前記複数の搬送部材のうち、2つの搬送部材の間の距離よりも短い、請求項1に記載のモールド。
  4. 前記底面及び側面の非テーパ状の部分によって形成されたスペースに位置する空洞をさらに備える、請求項1に記載のモールド。
  5. 前記モールドの搬送方向に対する垂直方向における前記テーパの長さは、前記複数の搬送部材の設置位置およびサイズの違いに基づく長さよりも長い、請求項1に記載のモールド。
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