次に、その例が添付の図面に示される、例示的実施形態を詳しく参照する。以下の説明は、異なる図面内の同じ番号は別に示されない限り同じ又は同様な要素を表す、添付の図面を参照する。本発明と一致する例示的実施形態の以下の説明に記載される実装形態は、本発明と一致するすべての実装形態を表さない。そうではなく、それらは単に、本発明に関連する態様と一致するシステム及び方法の例である。
熱制御は、半導体デバイス及び他のデバイスにおける研究及び開発に対する最新の分野である。いくつかの応用では、異なるデバイス、及び異なるデバイスの異なる部分を、デバイスがウェハ又は同様のものを共有する場合であっても、異なる温度で動作させることが好ましい。発明者は、特定のいくつかの物理的効果がこの問題を解決するために使用されることができることを認識した。
図1は、開示される技術の一実施形態による、デバイス・ヒータとデバイス・クーラとを有するデバイスをもつアセンブリを示す。図1を参照すると、アセンブリ100は、回路基板、ウェハ、又は同様のもの102、ならびにデバイス104、106、及び108を含むことができる。デバイス104、106、及び108は、例えば集積回路、トランジスタ、不揮発性メモリ・デバイス、集積回路に含められることができる他のデバイス、及び同様のものなど、任意のデバイスとして実装されることができる。いくつかの実施形態において、不揮発性メモリ・デバイスは、抵抗ランダム・アクセス・メモリ・デバイス、相変化メモリ・デバイス、スピン移行トルク磁気ランダム・アクセス・メモリ・デバイス、及び同様のものを含むことができる。
図1の例において、デバイス104、106、及び108は、異なる熱的要件を有することができる。この例において、デバイス106は周囲温度で動作する、デバイス104は周囲温度より高い温度で動作する、及びデバイス108は周囲温度より低い温度で動作することが望ましい。
隣接するデバイスの動作温度に影響を及ぼさずに、各デバイスの動作温度を制御するために、各デバイス内に熱制御デバイスが実装されることができる。図1の例において、デバイス・ヒータ110は、デバイス104内に実装されることができ、デバイス・クーラ112は、デバイス108内に実装されることができる。いくつかの実施形態において、デバイス・ヒータ110はジュール・ヒータとして実装される。ジュール・ヒータは、電流がデバイスを通過されるときに熱を発生させるデバイスである。他の実施形態において、デバイス・ヒータ110は、他の物理的効果を用いて実装されることができる。例えば、他のデバイス・ヒータは、ペルチェ効果、フォトニック効果、プラズモン熱伝達、又はデバイス104に熱を伝達させる又は届けることができる任意の他の効果を使用することができる。異なる加熱効果が単独で又は組み合わせで用いられることができる。
デバイス・クーラ112は、相補的なやり方で実装されることができる。例えばデバイス・クーラは、ペルチェ効果に基づく熱電冷却器として実装されることができる。いくつかの実施形態において、デバイス112を通して冷却液を循環させるために、微小流体パイプが用いられることができる。異なる冷却効果が単独で又は組み合わせで用いられることができる。
アセンブリ100は、デバイス・ヒータ110及びデバイス・クーラ112を制御するために、熱コントローラ114を含むことができる。熱コントローラ114は、プロセッサ又は同様のものとして実装されることができる。いくつかの実施形態において、熱コントローラ114は、アセンブリ100の外部に実装されることができる。
いくつかの実施形態において、加熱される及び冷却されるデバイスは、熱センサを含むことができる。図1の例において、加熱されるデバイス110は熱センサ116を含むことができ、冷却されるデバイス112は熱センサ118を含むことができる。熱センサ116、118は、デバイス104、108の温度を検知することができ、この情報を熱コントローラ114に供給することができる。いくつかの実施形態において、熱センサはアセンブリ100内の別の場所に位置することができる。図1の例において、熱センサ120はデバイス106内に位置し、熱センサ122はウェハ102上に配置される。熱コントローラ114は、この情報を使用してデバイス・ヒータ110及びデバイス・クーラ112を制御することができる。
いくつかの実施形態において、単一のデバイスの異なる領域を、異なる温度で動作することが望ましい場合がある。このような実施形態において、単一のデバイスは、デバイス・クーラとデバイス・ヒータとを含むことができる。図1を再び参照すると、アセンブリ100は、デバイス・ヒータ130と、デバイス・クーラ132と、1つ又は複数の熱センサ134とを含む、デバイス128を含む。これらの要素は、上述のように熱コントローラ114の制御の下で動作することができる。
上記で述べられたように、金属-絶縁体転移(MIT)材料と呼ばれる部類の材料は、金属状態及び絶縁体状態の、2つの導電性状態を有する。この転移は、電界を用いて制御されることができる。MIT材料転移の電気的制御は、例えばクロスポイント・メモリ・アレイにおけるセレクタ用途での使用のために調査されている。しかし、電気的に誘起される転移の性質により、閾値電圧と漏洩電流との間のトレードオフがあり、大容量記憶装置用途に対しては、セレクタ特性を理想より低いものにしている。さらに、電気的及び熱的効果の間のカップリングは、信頼性悪化を引き起こす。セレクタのターンオン後の電流オーバーシュートは、欠陥の数の増加を発生させる場合がある。すなわち、欠陥は熱を発生させ、これはより多くの欠陥を発生させる。さらに、セレクタとメモリ・デバイスとの間の電流及び電圧のカップリングは、正確な制御回路の設計を難しくする。例えば、デバイスにおける欠陥の分布のばらつきは、異なるデバイスの間でのターンオン電圧の大きなばらつきを引き起こす。
いくつかのMIT材料に対して、金属状態と絶縁体状態との間の転移は、温度場を用いて制御されることができる。1つのこのような部類の材料は、酸化バナジウムである。図2は、いくつかの酸化バナジウムに対する金属-絶縁体転移を、温度の関数として示す。図3は、いくつかのVO2単結晶のc軸に沿った抵抗率を、逆数温度の関数として示す。酸化バナジウムのうち、VO2は特に、約67C(340K)で熱駆動型金属-絶縁体転移を示す。図2及び3から分かるように、酸化バナジウムの抵抗率は、結晶構造、光吸収、反射率などを含む他の特性の変化を伴って、転移において数桁、低減される(通常103~105の変化)。
熱制御型転移を呈する別の部類のMIT材料は、酸化ニオブである。図4は、VO2及びNbO2(及び比較として、MITを示さないTaOx)の低電界導電率を温度の関数として示す。図4から分かるように、NbO2は、約807C(1080K)で熱駆動型金属-絶縁体転移を示す。この温度未満でも、NbO2は、300Kから1000Kまでで、6桁より大きな抵抗率変化を示す。図5は、いくつかの一般的なMIT材料の電気抵抗率を温度の関数として示す。
発明者は、この熱駆動型金属-絶縁体転移は、例えば集積回路での使用のために、熱スイッチを実装するように利用されることができることを認識した。様々な実施形態によれば、MIT材料は、新たなタイプの熱スイッチを作り出すために、例えばジュール熱要素など、オンチップ加熱要素と組み合わされる。これらのスイッチの様々な実施形態は、例えば数ナノ秒程度の、高速なランプアップ時間を呈する。様々な実施形態はまた、局所化された加熱を通した、精密な温度制御及び低電力動作を呈する。
さらに、トランジスタ、メモリスタ、相変化メモリ、及び同様のものを含む多くの既存の半導体デバイスは、異なる温度で異なる挙動を示す。オンチップ・ジュール熱要素は、熱スイッチを制御することに加えて、これらの半導体デバイスの特性を制御するためにも用いられることができる。開示される熱スイッチ及びオンチップ・ヒータは、コンピューティング、メモリ、電力管理、フォトニック回路、及び同様のものを含む、広い範囲の用途に適用されることができる。
次に、様々な実施形態によるいくつかの熱スイッチが述べられる。図6は、一実施形態による熱スイッチを示す。図6を参照すると、熱スイッチ600は、MIT材料602を含む。MIT材料602は、熱駆動型導電率変化を呈する任意のMIT材料、又はそれらの材料の組み合わせとすることができる。例えば、MIT材料602は、VO2、及びNbO2、又はそれらの組み合わせから製作されることができる。スイッチ端子608a、bは、MIT材料602の導電率の変化がそれらのスイッチ端子608において検知されることができるように、MIT材料602の両端に電気的に結合される。
ジュール・ヒータ604は、2つの電気端子610a、bの間に、MIT材料の近くに配置される。ジュール・ヒータ604は、材料を通る電流の通過に応答して温度の上昇を経験する任意の材料から製作されることができる。アイソレータ606は、ジュール・ヒータ604とMIT材料602との間に配置される。アイソレータ606は、ジュール・ヒータ604からMIT材料602への熱伝達を許容する一方、ジュール・ヒータ604とMIT材料602との間の電気絶縁体として働く、材料から製作される。いくつかの他の実施形態において、アイソレータ606は必須ではなく、取り除かれてよい。ジュール・ヒータ604に電流を通過させるために、端子610a、bが用いられるとき、ジュール・ヒータ604の温度は上昇し、MIT材料602を加熱する。MIT材料602の温度がそれの転移温度に達したとき、MIT材料602の導電率は変化する。この導電率変化は、端子608a、bにおいて検知されることができる。端子608a、bはまた、例えば反射率及び同様のものなど、MIT材料602の他の物理特性の変化を検知するために用いられることができる。
図7は、他の実施形態による熱スイッチを示す。図7を参照すると、熱スイッチ700は、1対の電気端子708a、bと、MIT材料702の近くに配置されたアイソレータ706に包み込まれたジュール・ヒータ704とを含む。これらの要素は、上述のように製作されることができる。図7の熱スイッチ700において、図面の平面に直交する方向のジュール・ヒータ704を通る電流の通過に応答して、ジュール・ヒータ704の温度は上昇し、MIT材料702を加熱する。述べられる実施形態のジュール・ヒータを通って流れる電流の方向は、電流がジュール・ヒータに、MIT材料をそれの導電率転移温度まで加熱させる限り、任意とすることができる。MIT材料702の温度がそれの転移温度に達したとき、MIT材料702の導電率は変化する。この導電率変化は、端子708a、bにおいて検知されることができる。端子708a、bはまた、例えば反射率及び同様のものなど、MIT材料702の他の物理特性の変化を検知するために用いられることができる。
開示される熱スイッチは、クロスポイント・メモリ・アレイを実装するために用いられることができる。次に、いくつかのこのようなクロスポイント・メモリ・アレイが述べられる。図8は、一実施形態によるクロスポイント・メモリ・アレイのためのメモリ要素を示す。図8を参照すると、メモリ要素800は、MIT材料802の近くのメモリ820を含む。金属コンタクト808は、メモリ820の近くに配置される。金属ライン810は、MIT材料802の近くに配置される。ジュール・ヒータ804は、金属ライン810内に配置され、アイソレータ806を追加することによって金属ライン810から分離されることができる。アイソレータ806は任意選択であり、必須ではない。アイソレータ806が取り除かれた場合、ヒータ804と金属ライン810とは、同じ1つの金属ラインを用いることによって組み合わされることができる。メモリ820は、トランジスタ、メモリスタ、相変化メモリ、又は同様のものとして製作されることができる。残りの要素は上述のように製作されることができる。
動作中に、MIT材料802は、ジュール・ヒータ804によって発生された熱に応答して、メモリ820に対するセレクタとして働く。具体的には、ジュール・ヒータ804を用いてMIT材料802の導電率を変化させることは、メモリ820の状態を検知する又は変化させるために用いられることができる。このようにして、開示される熱スイッチは、例えば読み出し動作、書き込み動作、及び同様のものの間に、メモリ・アレイに対するメモリ選択動作を行うために用いられることができる。
図9は、他の実施形態によるクロスポイント・メモリ・アレイのためのメモリ要素を示す。図9を参照すると、メモリ要素900は、MIT材料902の近くのメモリ920を含む。金属コンタクト908は、メモリ920の近くに配置される。金属ライン910は、MIT材料902の近くに配置される。ジュール・ヒータ904は、メモリ920とMIT材料902とを囲むが、それらの要素からアイソレータ906aによって分離される。ジュール・ヒータ904は、別のアイソレータ906bによって金属ライン910から分離される。メモリ要素900の要素は、上述のように製作されることができる。
動作中に、MIT材料902は、ジュール・ヒータ904によって発生された熱に応答して、メモリ920に対するセレクタとして働く。具体的には、ジュール・ヒータ904を用いてMIT材料902の導電率を変化させることは、メモリ920の状態を検知する又は変化させるために用いられることができる。
図10は、一実施形態による3D垂直メモリ・アレイのためのメモリ要素を示す。図10を参照すると、メモリ要素1000は、絶縁体1006aによってジュール・ヒータ1004から分離されたMIT材料1002を含む。メモリ1020は、MIT材料1002と金属ライン1008との間に配置される。金属ライン1008、及びメモリ1020は、隣り合った金属ライン及びメモリから、アイソレータ1006b、cによって分離される。アイソレータのうち、アイソレータ1006aは必須ではなく、取り除かれる又は省かれてよい。これらの要素は上述のように製作されることができる。3D垂直メモリ・アレイに含められたとき、MIT材料1002は垂直電極として働くことができる。
動作中に、MIT材料1002は、ジュール・ヒータ1004によって発生された熱に応答して、メモリ1020に対するセレクタとして働く。具体的には、ジュール・ヒータ1004を用いてMIT材料1002の導電率を変化させることは、メモリの状態を検知する及び変化させるために用いられることができる。
図11は、図8のメモリ要素800を用いて製作されたクロスポイント・メモリ・アレイの一部分を示す。図11を参照すると、クロスポイント・メモリ・アレイ1100は、6個のメモリ要素800a、b、c、d、e、fを含む。メモリ要素800のペアの金属コンタクト808は、3つのビット線1108a、b、cを形成するように接合されている。メモリ要素800の金属ライン810は、2つのワード線1110a、bを形成するように交差して接合されている。ビット線1108、及びワード線1110における電圧/電流を操作することによって、アレイ1100の熱スイッチは、アレイ1100内のメモリ要素800に対してメモリ動作を行うように用いられることができる。
図12は、図9のメモリ要素900を用いて製作されたクロスポイント・メモリ・アレイの一部分を示す。図12を参照すると、クロスポイント・メモリ・アレイ1200は、6個のメモリ要素900a、b、c、d、e、fを含む。メモリ要素900のペアの金属コンタクト908は、3つのビット線1208a、b、cを形成するように接合されている。メモリ要素900の金属ライン910は、2つのワード線1210a、bを形成するように交差して接合されている。ビット線1208、及びワード線1210における電圧/電流を操作することによって、アレイ1200の熱スイッチは、アレイ1200内のメモリ要素900に対してメモリ動作を行うように用いられることができる。
開示されるメモリ・アレイのいくつかの実施形態において、温度場フリンジング効果が起こる場合がある。すなわち、1つのメモリ要素のジュール・ヒータが、1つ又は複数の隣接するメモリ要素に影響を及ぼす場合がある。図13は、温度場フリンジング効果を示す。図13を参照すると、ビット線1308によって接続された、2つのメモリ要素1340a、bが示される。メモリ要素1340aのワード線1310aが選択されたとき、そのメモリ要素1340aのジュール・ヒータ1304aの温度が上昇する。適切な熱アイソレーションがない場合、選択されたワード線1310a内のジュール・ヒータ1304aは、選択されていないワード線1310aにおけるMIT材料1302bを、それの転移温度を超えて加熱する場合があり、関連付けられたメモリ1320bの状態を予期せずに変化させる場合があり、それによってアレイ1300にエラーを導入する。この温度フリンジング効果を防止するために、図13に示されるように、低い熱伝導率を有する熱アイソレータ1330が、メモリ要素1340の間に配置されることができる。この構成は、温度場フリンジング効果を防止し、それによってアレイ1300の性能及び信頼性を改善する。ジュール・ヒータ1304a、bは、それぞれ金属ライン1310a、b内に配置され、アイソレータ1306a、bを追加することによって、金属ライン1310a、bから分離されることができる。しかし、アイソレータ1306a、bは任意選択であり、必須ではなく、省かれる又は取り除かれてよい。アイソレータ1306a、bが省かれ又は取り除かれた場合、各ヒータ1304a、b及びそれのそれぞれの金属ライン1310a、bは、同じ1つの金属ラインを用いることによって組み合わされることができる。
電力効率を改善するために、ジュール熱発生を熱スイッチの近くに集中させるように、狭窄技法が用いられることができる。電流連続性により、ジュール・ヒータの狭窄された区間は、より高い電流密度、従って熱発生のより高い密度、及びより高い温度を有するようになる。このようにして、必要な場所のみに高い温度が発生される。この技法はまた熱スイッチが実装された集積回路のサーマル・バジェットを制御する、及び信頼性を改善するために役立つ。
図14は、ナノワイヤ狭窄技法を示す。図14を参照すると、ナノワイヤ1404は、MIT材料1402の近くの1408で狭窄され、それによってMIT材料1402のためのジュール・ヒータを作り出す。
図15は、ナノポア狭窄技法を示す。図15を参照すると、ナノポア1510は、MIT材料1502の近くのナノワイヤ内で作り出され、それによってMIT材料1502のためのジュール・ヒータを作り出す。
述べられたクロスポイント又は3D垂直メモリ・アレイのためのセレクタに加えて、開示される熱スイッチは、数多くの他の応用を有する。例えば、開示される熱スイッチは、より良好な全体的性能を達成するように、抵抗メモリ・デバイスの高温形成及びサイクリングのために用いられることができる。
開示される熱スイッチは、高温でのメモリ・セルのブロック消去を可能にするためのオンチップ・ヒータとして用いられることができる。相変化メモリ及び抵抗メモリなどのメモリは、一般に100℃の温度で消去される。開示される熱スイッチを用いて実装されるヒータは、このようなメモリの温度を400℃以上に上昇させることができ、それらが消去されることを確実にする。この技術の1つの応用は、安全な自己破壊を必要とするシステムのためのものである。
開示される熱スイッチは、集積回路のための温度サージ・プロテクタとして用いられることができる。
開示される熱スイッチは、低電力動作を達成するために、集積回路におけるブロック活動化及び非活動化スイッチとして用いられることができる。
開示される熱スイッチは、フォトニック回路における信頼性のある光スイッチとして用いられることができる。
開示される熱スイッチは、熱コンピューティング(フォノン)システムにおいてトランジスタの代わりに用いられることができる。開示される熱スイッチは、導電率と温度との間の正の相関関係を有することに限定されず、また相補型熱ロジック回路を作り出すように、負の相関関係を有する熱スイッチと共に用いられることができる。
開示される原理の例及び特徴が本明細書で述べられたが、開示される実施形態の思想及び範囲から逸脱せずに、変更形態、適合形態、及び他の実装形態が可能である。また、「備える(comprising)」、「有する(having)」、「包含する(containing)」、及び「含む(including)」という語、及び他の同様な形は、これらの語の任意の1つに続く1つ又は複数の項目が、このような1つ又は複数の項目を網羅的に列挙するものではなく、又は列挙された1つ又は複数の項目のみに限定されるものではないという点で意味において等価であり、オープン・エンドであることが意図される。また、本明細書及び添付の「特許請求の範囲」で用いられる単数形の「a」、「an」、及び「the」、は、文脈が異なる解釈を明らかに示す場合を除き、複数の参照を含むことが留意されなければならない。
本発明は、上記で述べられ及び添付の図面に示された正確な構成に限定されず、その範囲から逸脱せずに様々な変更及び変形がなされることができることが理解されるであろう。