JP2022520896A

JP2022520896A - 無人配送システム及び方法

Info

Publication number: JP2022520896A
Application number: JP2021560219A
Authority: JP
Inventors: 鄭勇
Original assignee: Beijing Geekplus Technology Co Ltd
Current assignee: Beijing Geekplus Technology Co Ltd
Priority date: 2019-04-04
Filing date: 2019-11-29
Publication date: 2022-04-01
Anticipated expiration: 2039-11-29
Also published as: CN111784216A; CN111784216B; JP7104860B2; US20220204269A1; WO2020199628A1

Abstract

本発明の実施例は、無人配送システム及び方法を開示する。前記システムにより、閉鎖式の配送領域の予め設定された位置に一時預かり施設を設けることができ、例えば閉鎖式の居住区、コミュニティーまたは機関の近くに対応する一時預かり施設を設け、設けられた一時預かり施設によって外部の配送が必要な配送対象のアイテムを受け取って一時預かるとともに、閉鎖式の配送領域の内部に設けられたロボットが、一時預かり施設から配送対象のアイテムを取得して閉鎖式の配送領域の内部で配送を行うことができる。上記方式を採用することにより、無人配送の実現を確保しながら、外部の運搬機器または配送スタッフが頻繁に閉鎖式の配送領域に出入りする必要がないことも確保でき、さらに配送中の閉鎖式の配送領域のプライバシーと安全性を確保することができる。

Description

［特許情報］
本出願は、２０１９年４月４日に中国国家知識産権局に提出された、特許出願番号が２０１９１０２７０１３６．７であり、発明の名称が「無人配送システム及び方法」である中国特許出願の優先権を主張するものであり、そのすべての内容は参照として本出願に組み入れられる。

本発明の実施例は、物流配送技術の分野に関し、特に無人配送システム及び方法に関する。

Ｅコマースの急速な発展に伴い、物流業界に未曽有の発展チャンスをもたらしただけでなく、物流業界にも厳しい挑戦をもたらした。

既存の配送プランでは、主に人工配送方式や無人ロボット配送方式を用いて物流配送を行っている。人工配送方式に対しては、人件費が高く、配送スタッフが時間通りに配送できないことが多いため、時効性が低い。無人ロボット配送方式に対しては、人件費を節約できるが、人工配送方式と同様にプライバシーと安全性が要求される特殊な機関やコミュニティを満たすことができず、特殊な機関やコミュニティにある程度悪影響を与える。

本発明の実施例では、物流配送中に配送領域のプライバシーと安全性を確保することを実現するために、無人配送システム及び方法を提供する。

第１様態において、本発明の実施例では、無人配送システムを提供し、少なくとも１つの運搬機器と、少なくとも１つの一時預かり施設と、少なくとも１つのロボットと、を含み、
前記運搬機器が、閉鎖式の配送領域の外部に位置し、少なくとも１つの荷箱を含み、前記荷箱内に配送対象のアイテムが格納され、
前記一時預かり施設が閉鎖式の配送領域の予め設定された位置に設けられ、前記一時預かり施設が、前記運搬機器によって運搬された配送対象のアイテムを受け取って一時預かるように構成され、
前記ロボットが閉鎖式の配送領域の内部に位置し、前記ロボットが、前記一時預かり施設から前記配送対象のアイテムを取得し、前記閉鎖式の配送領域の内部で前記配送対象のアイテムを配送するように構成される。

第２様態において、本発明の実施例では、無人配送方法をさらに提供し、
一時預かり施設が、運搬機器によって運搬された配送対象のアイテムを受け取って一時預かるステップであって、前記一時預かり施設が閉鎖式の配送領域の予め設定された位置に設けられ、前記運搬機器が閉鎖式の配送領域の外部に位置し、少なくとも１つの荷箱を含み、前記荷箱内に配送対象のアイテムが格納されているステップと、
ロボットが前記一時預かり施設から前記配送対象のアイテムを取得し、閉鎖式の配送領域の内部で前記配送対象のアイテムを配送するステップであって、前記ロボットが前記閉鎖式の配送領域の内部に位置するステップと、を含む。

第３様態において、本発明の実施例では、コンピュータプログラムが記憶されているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体をさらに提供し、当該プログラムがプロセッサによって実行される場合、いずれかの記載された無人配送方法を実現する。

本発明の実施例では、無人配送技術案を提供し、閉鎖式の配送領域の予め設定された位置に一時預かり施設を設けることができ、例えば閉鎖式の居住区、コミュニティーまたは機関の近くに対応する一時預かり施設を設け、設けられた一時預かり施設によって外部の配送が必要な配送対象のアイテムを受け取って一時預かり、閉鎖式の配送領域の内部に設けられたロボットが一時預かり施設から配送対象のアイテムを取得し、閉鎖式の配送領域の内部で配送を行うことができる。上記方式を採用することにより、無人配送を実現することを確保する上で、外部の運搬機器や配送スタッフが頻繁に閉鎖式の配送領域に出入りする必要がないことも確保し、さらに配送中の閉鎖式の配送領域のプライバシー及び安全性を確保することができる。

上記発明の内容は本発明の技術案の概要にすぎず、本発明の技術的手段をより明確に理解するために、明細書の内容に従って実施することができ、本発明の上記及び他の目的、特徴と利点をより明確に分かりやすくするために、以下、本発明の具体的な実施形態を挙げる。

以下の図面を参照して、非限定的な実施例に対して詳細に説明することにより、本発明の他の特徴、目的及び利点は、より明らかになる。添付図面は、好ましい実施形態を示す目的だけに使用され、本発明に対して制限するものではない。また、図面全体において、同じ参照符号が同じ部品を表す。添付図面では、
本発明の実施例において提供される無人配送システムの概略構成図である。本発明の実施例において提供される無人配送システムにおける運搬機器と一時預かり施設との間のシナリオの概略図である。本発明の実施例において提供される無人配送方法の概略フローチャートである。

以下、図面を参照して、本発明の例示的な実施例をより詳細に説明し、図面には本発明の例示的な実施例が示されているが、本明細書に記載された例示的な実施例は本発明を説明するためだけに使用され、本発明に対して限定するものではないことを理解することができる。むしろ、本発明は、これらの実施例を提供することは、本発明をより完全に理解し、かつ、本発明の範囲を当業者に完全に伝達できるようにするためである。なお、説明を容易にするために、図面には全体構成ではなく本発明に関連する部分のみが示されている。

本発明の実施例に係る技術案をより良く理解するために、以下、まず配送対象のアイテム（例えば配送対象の物品）の配送プロセスを簡単に紹介し、具体的なプロセスは、以下のとおりである。一般に、各配送領域には配送ステーションが設置されており、配送ステーションで各配送対象のアイテムを手動で選別し、各配送対象のアイテムに対して、手動で検品、アンロード、並べ替えてから、配達員または無人配送機器により、並べ替えられた配送対象のアイテムを運送、配達して、配送対象のアイテムがターゲット受取人の手に届くようにすることができる。

配達員または無人配送機器の特殊性を鑑みて、配達員が配送するか、それとも無人配送機器が配送するかに関わらず、上記２つの配送方式は自由に配送領域に出入りしないと配送を完成できないが、自由に配送領域に出入りすることは、当該配送領域のプライバシー及び安全性にある程度影響を与えるため、特別な機関またはコミュニティのプライバシー及び安全性の要求を満たすことができない。そのため、配送時に配送領域のプライバシーと安全性を保護するために、既存の配送方式を改善する必要がある。

以下、本発明の実施例において提供される無人配送システム及び方法に対して、以下の各実施例及びその選択可能な技術案を介して詳細に説明する。

図１は、本発明の実施例において提供される無人配送システムの概略構成図であり、本実施例の技術案は、配送対象のアイテムに対して配送を行う場合に適用され、特に閉鎖式の配送領域に配送対象のアイテムを配送する場合に適用され、当該システムは本発明の任意の実施例において提供される無人配送方法を実現することができる。図１に示すように、本発明の実施例において提供される無人配送システムは具体的に、少なくとも１つの運搬機器１１０、少なくとも１つの一時預かり施設１２０及び少なくとも１つのロボット１３０を含み、ここで、
運搬機器１１０は、閉鎖式の配送領域１００の外部に位置し、運搬機器１１０には少なくとも１つの荷箱が含まれ、当該荷箱に配送対象のアイテムが格納され、
一時預かり施設１２０が閉鎖式の配送領域１００の予め設定された位置に設けられ、一時預かり施設１２０は、運搬機器１１０の荷箱に格納されている配送対象のアイテムを受け取り、受け取った配送対象のアイテムに対して一時預かり処理を行うように構成され、
ロボット１３０が閉鎖式の配送領域の内部に位置し、ロボット１３０は、一時預かり施設１２０から一時預かられた配送対象のアイテムを取得し、閉鎖式の配送領域１００の内部で配送対象のアイテムを配送するように構成される。

本実施例では、運搬機器１１０とは、閉鎖式の配送領域１００の外部に位置し、配送対象のアイテムが格納されている荷箱を運搬する機器を指す。運搬機器１１０上で輸送される、配送対象のアイテムを収容するための荷箱は、取り外し可能で移動可能な荷箱である。運搬機器１１０に位置する荷箱には、複数の配送を必要とする配送対象のアイテムが格納されている。

本実施例では、図２は、本発明の実施例において提供される無人配送システムにおける運搬機器と一時預かり施設との間のシナリオの概略図である。図２を参照して、一時預かり施設１２０は閉鎖式の配送領域１００の予め設定された位置に設けられてもよい。選択可能に、一時預かり施設１２０の設置位置において、当該一時預かり施設１２０本体の一部が閉鎖式の配送領域１００の内部位置に設けられる一方、当該一時預かり施設１２０本体の他の部分が閉鎖式の配送領域１００の外部位置に設けられることを確保する。具体的な選択可能な一例では、閉鎖式の配送領域１００の予め設定された位置に、閉鎖式の配送領域１００の内部と閉鎖式の配送領域１００の外部を連通するための閉鎖式の配送領域１００の一時預かり開口１００１が設けられ、当該一時預かり開口１００１の位置に一時預かり施設１２０が取り付けられる。選択可能に、一時預かり施設１２０は、建築施設や大型の一時預かり容器、または貨物を一時預かるための大型のコンテナであってもよい。選択可能に、一時預かり施設１２０には対応するサーバが含まれ、一時預かり施設１２０のサーバによって、一時預かり施設１２０が配送対象のアイテムに対する様々な配送プロセスの制御と分析機能を実現するようにサポートすることができる。

なお、実際のシナリオでは、無人配送システムにおける運搬機器１１０と一時預かり施設１２０の数量は、実際の需要に応じて設定されることができ、図２が１つの運搬機器１１０と１つの一時預かり施設１２０のみを示しているが、これは一例に過ぎず、本実施例の運搬機器と一時預かり施設の数量を限定するものではない。

本実施例では、図２を参照して、運搬機器１１０が閉鎖式の配送領域１００の予め設定された位置にある一時預かり施設１２０の近くに到着する時、運搬機器１１０は、予め取り付けられた一時預かり施設１２０とドッキングすることができる。運搬機器１１０と一時預かり施設１２０がドッキングした後、一時預かり施設１２０は、運搬機器１１０の荷箱から荷箱に格納されている複数の配送対象のアイテムを受け取ることができ、一時預かり施設１２０は、さらに、後続に一時預かり施設１２０によって一時預かられた配送対象のアイテムを配送するように、受け取った各配送対象のアイテムに対して一時預かり処理を行うことができる。選択可能に、運搬機器１１０上の荷箱に格納されている各配送対象のアイテムは、すべて現在の閉鎖式の配送領域１００の一時預かり施設１２０に配送されてもよいし、一部が現在の閉鎖式の配送領域１００の一時預かり施設１２０に配送され、他の部分が他の閉鎖式の配送領域１００の一時預かり施設１２０に配送されてもよく、具体的な割り当て状況は配送対象のアイテムの実際の配送需要次第である。

本実施例では、図２を参照して、一時預かり施設１２０には対応するサーバが含まれ、一時預かり施設１２０のサーバによって、一時預かり施設１２０が配送対象のアイテムに対する様々な配送プロセスの制御と分析機能を実現するようにサポートすることができる。一時預かり施設１２０は、内部に格納されている各配送対象のアイテムから配送が必要なターゲット配送対象のアイテムを選択することができる。また、ターゲット配送対象のアイテムを選択した後、一時預かり施設１２０は、閉鎖式の配送領域の複数のロボット１３０からターゲットロボットを選定し、ターゲット配送対象のアイテムをターゲットロボット１３０に割り当てて、ターゲットロボット１３０が閉鎖式の配送領域１００でターゲット配送対象のアイテムを配送するようにする。なお、ターゲット配送対象のアイテムをターゲットロボット１３０に割り当てる時、機械機器によってターゲットロボット１３０に自動的にピックアップしてもよく、手動操作によってターゲット配送対象のアイテムをターゲットロボット１３０に割り当ててもよく、具体的には後に詳細に説明する。

本発明の実施例では、無人配送技術案を提供し、閉鎖式の配送領域の予め設定された位置に一時預かり施設を設けることができ、例えば閉鎖式の居住区、コミュニティーまたは機関の近くに対応する一時預かり施設を設け、設けられた一時預かり施設によって外部の配送が必要な配送対象のアイテムを受け取って一時預かり、閉鎖式の配送領域の内部に設けられたロボットが一時預かり施設から配送対象のアイテムを取得し、閉鎖式の配送領域の内部で配送を行うことができる。ロボットが１つの閉鎖式の配送領域内で配送対象のアイテムを受け取って配送するだけで、閉鎖式の配送領域に出入りする必要がないため、配送対象のアイテムの無人配送を実現することに加えて、無人配送を実現する場合に外部の配送機器や配送スタッフが頻繁に閉鎖式の配送領域に出入りする必要がなく、さらに配送中の閉鎖式の配送領域のプライバシー及び安全性を確保する。

本実施例の１つの選択可能な方式では、図２を参照して、無人配送システムにおける各運搬機器１１０にとっては、当該運搬機器１１０によって輸送された荷箱に格納されている各配送対象のアイテムが唯一の現在の閉鎖式の配送領域１００に配送されるが、現在の閉鎖式の配送領域１００以外の他の閉鎖式の配送領域に配送されることができない。選択可能な例では、運搬機器１１０が閉鎖式の配送領域１００に到着する時、運搬機器１１０に積載されている、配送対象のアイテムは格納されている荷箱が閉鎖式の配送領域１００に対応する一時預かり施設１２０に放置され、運搬機器１１０に積載されている、配送対象のアイテムが格納されている荷箱を一時預かり施設１２０とドッキングさせる。

本実施例の１つの選択可能な方式では、本実施形態は、上記１つまたは複数の実施例の各選択可能な技術案と組み合わせることができる。図２を参照して、一時預かり施設１２０には位置が対向する入口と出口とが設けられ、運搬機器１１０が閉鎖式の配送領域１００に到着する時、運搬機器１１０の１つの荷箱の荷箱口が一時預かり施設１２０の入口とドッキングする。ドッキングに成功した後、一時預かり施設１２０は、運搬機器１１０によって運搬された配送対象のアイテムを受け取って一時預かりて、後続にロボット１３０が一時預かり施設１２０の出口から一時預かり施設１２０によって一時預かられた配送対象のアイテム取得する。

具体的に、運搬機器１１０が都市配送車両（無人運転車であってもよいし、有人運転車であってもよい）であることを例として説明する。都市配送車両が指定された閉鎖式の配送領域に到着した後、都市配送車両は、当該都市配送車両によって輸送された移動可能な荷箱に対してドロッププル処理を行って、ドロッププル処理された移動可能な荷箱の箱口を閉鎖式の配送領域の一時預かり施設１２０の入口とドッキングさせる。

本実施例の１つの選択可能な方式では、本実施形態は、上記１つまたは複数の実施例の各選択可能な技術案と組み合わせることができる。図２を参照して、一時預かり施設１２０上で運搬機器１１０に近い側に第１ドッキングセンサを設け、運搬機器１１０上で一時預かり施設１２０に近い側に第２ドッキングセンサを設け、第１ドッキングセンサと第２ドッキングセンサとのドッキングが成功した後、運搬機器１１０に位置する、配送対象のアイテムが格納されている荷箱の荷箱口と一時預かり施設１２０の入口とのドッキングが成功したことを提示するように、ドッキング成功の提示情報を一時預かり施設１２０及び運搬機器１１０に報告する。

上記実施形態を採用することにより、一時預かり施設と運搬機器にそれぞれ取り付けられた２つのドッキングセンサを使用して一時預かり施設と運搬機器との正確なドッキングを確保し、ドッキングに成功しないため、配送対象のアイテムの配送時間が遅れたり、運搬機器で輸送された荷箱に格納されている配送対象のアイテムが散乱したりするという問題を回避することができる。

本実施例の１つの選択可能な方式では、本実施形態は、上記１つまたは複数の実施例の各選択可能な技術案と組み合わせることができる。図２を参照して、運搬機器１１０の荷箱内部には伝送装置が設けられ、一時預かり施設１２０にも伝送装置が設けられ、運搬機器１１０の１つの荷箱の荷箱口が一時預かり施設１２０の入口とドッキングしたことを知った後、運搬機器１１０の荷箱内部に設けられた伝送装置を起動して、運搬機器１１０の荷箱の荷箱口及び一時預かり施設１２０の入口を経由して、格納されている配送対象のアイテムを一時預かり施設の方向に伝送することができ、一時預かり施設１２０も伝送装置を採用して伝送されてきた各配送対象のアイテムを受け取る。選択可能に、運搬機器１１０の荷箱及び一時預かり施設１２０の内部に設けられた伝送装置は、いずれもベルトを採用することができる。選択可能に、運搬機器１１０の荷箱及び一時預かり施設１２０の内部に設けられた伝送装置は、ドッキングに成功したことを知った後、手動で起動したり、起動信号を送信して制御することで自動的に起動したりすることができる。

上記各実施形態を採用することにより、運搬機器が閉鎖式の配送領域に到着した後、手動で荷下ろし及び荷物運搬は必要がなく、内部に設けられた伝送装置によって配送対象のアイテムを一時預かり施設に直接伝送し、全過程に手動荷下ろしが必要がなく、完全に伝送装置を採用して伝送を行うことにより、手動荷下ろしプロセスにおいて配送対象のアイテムに再び接触して破損することを回避し、伝送装置により荷下ろし速度を高め、人件費を節約し、さらに物流配送速度を向上させることができる。

本実施例の１つの選択可能な方式では、本実施形態は、上記１つまたは複数の実施例の各選択可能な技術案と組み合わせることができる。図２を参照して、一時預かり施設１２０には位置が対向する入口と出口とが含まれ、一時預かり施設１２０の入口が、オープン状態とクローズ状態との間で切り替えることができる。選択可能に、一時預かり施設１２０の入口のオープン状態とクローズ状態との間の切り替えは、オペレータに切り替え信号を送信して手動切り替えを促すことで実現してもよいし、切り替え信号を送信して対応するモータ機器で自動的に切り替えることで実現してもよい。

具体的に、一時預かり施設１２０は、運搬機器１１０の１つの荷箱の荷箱口と一時預かり施設１２０の入口とのドッキングが成功したか否かを検出し、かつドッキングに成功したことを検出した場合、オープン状態に切り替えるように一時預かり施設１２０に設けられた入口を制御して、一時預かり施設１２０が運搬機器１１０の荷箱から格納されている配送対象のアイテムを取得することができる。また、運搬機器１１０の１つの荷箱の荷箱口と一時預かり施設１２０の入口とのドッキングが成功したことを検出した場合、運搬機器１１０は、格納されている配送対象のアイテムを一時預かり施設１２０の方向に伝送するように、オープン状態に切り替えるように運搬機器１１０の荷箱が属する荷箱口を制御することができる。

例示的に、一時預かり施設１２０には検出センサーとコントローラとが設けられてもよく、検出センサーによって運搬機器１１０の１つの荷箱の荷箱口と一時預かり施設１２０の入口とがドッキング状態にあるか否かを検出することができる。ドッキング状態にあると検出された場合、コントローラに第１制御信号を送信して、コントローラによって一時預かり施設１２０の入口をオープン状態にするように制御する。ドッキング状態にないと検出した場合、コントローラに第２制御信号送信して、コントローラによって一時預かり施設１２０の入口をクローズ状態にするように制御する。

上記実施形態を採用することにより、容器ドアを設けることにより、ドッキングに成功した場合のみ、運搬機器の荷箱からの配送対象のアイテムの伝送を許可し、荷箱から伝送された配送対象のアイテムの受信を一時預かり施設に許可することを確保でき、ドッキングが正確ではない場合、配送対象のアイテムの伝送が散乱したり、受信が混乱したりするなどの問題を回避することができる。

具体的に、図２を参照して、前記運搬機器１１０に格納されている配送対象のアイテムが前記一時預かり施設１２０内に伝送されたことを検出した後、一時預かり施設１２０の入口をクローズ状態にするように制御し、一時預かり施設１２０の入口と運搬機器１１０の１つの荷箱の荷箱口とのドッキングを切断させる。上記方式を採用することにより、内部の一時預かり施設が、配送対象のアイテムを受け取る全過程で第三者に直接接触されることを回避することができ、一時預かり施設が閉鎖式の配送領域の外部の人に対して開放されないことを確保することができ、また、外部の人が再び配送対象のアイテムに接触して破損することを回避することもでき、配送対象のアイテムのプライバシーと安全性を確保することができる。

本実施例の１つの選択可能な方式では、本実施形態は、上記１つまたは複数の実施例の各選択可能な技術案と組み合わせることができる。図２を参照して、一時預かり施設１２０にピックアップアセンブリが設けられ、当該一時預かり施設１２０は、ピックアップアセンブリによって一時預かり施設１２０に格納されている各配送対象のアイテムからいずれかの配送対象のアイテムをピックアップすることを実現することができる。一時預かり施設１２０は、ピックアップアセンブリによって複数の配送対象のアイテムからターゲット配送対象のアイテムをピックアップし、ピックアップアセンブリによってピックアップされたターゲット配送対象のアイテムを、閉鎖式の配送領域１００に位置する選定されたターゲットロボット１３０に割り当てることができる。

本実施例の１つの選択可能な方式では、本実施形態は、上記１つまたは複数の実施例の各選択可能な技術案と組み合わせることができる。図２を参照して、一時預かり施設１２０に認識アセンブリが設けられ、一時預かり施設１２０は、認識アセンブリによって、受け取った各配送対象のアイテムに含まれるアイテム情報を認識し、各配送対象のアイテムからターゲット配送対象のアイテムを選択することができる。ここで、アイテム情報は、基本属性情報とアドレス情報とを含む。例示的に、当該基本属性情報は、少なくとも配送対象のアイテムの配送順序及び配送対象のアイテムに必要なロボットの規格を反映することができる。当該アドレス情報は、配送対象のアイテムの配送アドレスを反映することができる。上記方式を採用することにより、認識アセンブリによって、受け取った各配送対象のアイテムの配送情報を統計し分析して、後続に実際の配送需要に応じて配送対象のアイテムを合理的に配送することができる。

本実施例の１つの選択可能な方式では、本実施形態は、上記１つまたは複数の実施例の各選択可能な技術案と組み合わせることができる。図２を参照して、各配送対象のアイテムからターゲット配送対象のアイテムを選択した後、一時預かり施設１２０は、ターゲット配送対象のアイテムのアイテム情報に基づいて、各アイドル状態にある複数のロボットからターゲットロボット１３０を選択することができる。また、一時預かり施設１２０は、ターゲットロボット１３０にターゲット配送対象のアイテムの配送命令を送信し、配送命令によって閉鎖式の配送領域でターゲット配送対象のアイテムを配送するようにターゲットロボット１３０を指示することができる。選択可能に、各ロボット１３０は異なる規格を有してもよく、アイドル状態にあるロボット１３０が一時預かり施設１２０の出口と閉鎖式の配送領域１００との境界の予め設定された位置にある。上記方式を採用することにより、適切なロボットが予定領域にタイムリーに到着し、タイムリーに配送できるように確保することができる。

本実施例の１つの選択可能な方式では、本実施形態は、上記１つまたは複数の実施例の各選択可能な技術案と組み合わせることができる。図２を参照して、一時預かり施設１２０には出口も設けられ、一時預かり施設１２０の出口は、オープン状態とクローズ状態との間で切り替えることができる。選択可能に、一時預かり施設１２０の出口のオープン状態とクローズ状態との間の切り替えは、オペレータに切り替え信号を送信して手動で切り替えを促すことで実現してもよいし、切り替え信号を送信して対応するモータ機器で自動的に切り替えることで実現してもよい。

具体的に、一時預かり施設１２０は、ロボット１３０が一時預かり施設１２０の出口から配送が必要な配送対象のアイテムを取得する必要であるか否かを検出することができる。配送対象のアイテムを取得する必要があると検出した場合、一時預かり施設１２０はまた、一時預かり施設１２０の出口をオープン状態にするように制御して、出口を経由してターゲット配送対象のアイテムをターゲットロボット１３０に割り当てることができる。選択可能に、ターゲット配送対象のアイテムをターゲットロボット１３０に割り当てた後、一時預かり施設１２０は、一時預かり施設の出口をクローズ状態にするように制御する。上記各方式を採用することより、ロボットに配送対象のアイテムを割り当てる時にのみ、一時預かり施設の出口を開け、他の時間に開けなく、配送対象のアイテムのプライバシーと安全性を確保することができ、また、閉鎖式の配送領域内の関係のない者が再び配送対象のアイテムに接触して破損することを回避することもできる。

例示的に、一時預かり施設１２０は、検出センサーによって検出ロボット１３０が一時預かり施設１２０の出口から配送が必要な配送対象のアイテムを取得する必要があるか否かを検出することもできる。配送対象のアイテムを取得する必要があると検出した場合、コントローラに第３制御信号を送信して、コントローラによって一時預かり施設１２０の出口をオープン状態にするように制御し、配送対象のアイテムを取得する必要がないと検出した場合、コントローラに第４制御信号を送信して、コントローラによって一時預かり施設１２０の出口をクローズ状態にするように制御する。

本実施例の１つの選択可能な方式では、本実施形態は、上記１つまたは複数の実施例の各選択可能な技術案と組み合わせることができる。図２を参照して、ターゲットロボット１３０に安全な配送容器が設けられ、設けられた安全な配送容器は、一時預かり施設から物品受取人に送信されたパスワード情報に基づいてのみ安全に開けることができる。ターゲットロボット１３０は、閉鎖式の配送領域１００で配送を行うように、当該安全な配送容器によって、一時預かり施設１２０により割り当てられたターゲット配送対象のアイテムを収容することができる。上記方式を採用することにより、安全なパスワードを使用してのみ、安全な配送容器を開けることができることで、配送対象のアイテムが配送中にずっと閉鎖状態にあるようにし、これによって配送対象のアイテムが関係のない者に接触されないようにし、さらに配送対象のアイテムの安全性とプライバシーを確保することができる。

図３は、本発明の実施例によって提供される無人配送方法の概略フローチャートであり、本実施例の技術案は、配送対象のアイテムに対して配送を行う場合に適用され、特に閉鎖式の配送領域に配送対象のアイテムを配送する場合に適用され、当該方法は、本発明の任意の実施例において提供される無人配送システムによって実行されてもよい。図３に示すように、本発明の実施例において提供される無人配送方法は、具体的にステップＳ３１０とステップＳ３２０とを含む。

Ｓ３１０、一時預かり施設が、運搬機器によって運搬された配送対象のアイテムを受け取って一時預かり、前記一時預かり施設が閉鎖式の配送領域の予め設定された位置に設けられ、前記運搬機器が、閉鎖式の配送領域の外部に位置し、少なくとも１つの荷箱を含み、前記荷箱内に配送対象のアイテムが格納されている。

上記実施例に基づいて、選択可能に、前記方法は、運搬機器が閉鎖式の配送領域に到着した場合、前記運搬機器の１つの荷箱の荷箱口が前記一時預かり施設の入口とドッキングし、前記ロボットが、前記一時預かり施設の出口から配送対象のアイテムを取得するステップであって、前記一時預かり施設には位置が対向する入口と出口とが設けられるステップをさらに含む。

上記実施例に基づいて、選択可能に、前記方法は、前記運搬機器が閉鎖式の配送領域に到着した場合、前記運搬機器が、輸送された荷箱に対してドロッププルを行って、ドロッププルされた荷箱口を前記一時預かり施設の入口とドッキングさせるステップをさらに含む。

上記実施例に基づいて、選択可能に、前記方法は、伝送装置によって、前記荷箱に格納されている配送対象のアイテムを前記一時預かり施設内に伝送するステップであって、前記伝送装置が、前記運搬機器の荷箱と前記一時預かり施設とにそれぞれ設けられているステップをさらに含む。

上記実施例に基づいて、選択可能に、前記一時預かり施設の入口が、オープン状態とクローズ状態との間で切り替えることができる。

上記実施例に基づいて、選択可能に、前記方法は、入口と一時預かり施設の１つの荷箱の荷箱口とのドッキングが成功したことを検出された後、前記一時預かり施設が、前記入口をオープン状態にするように制御するステップをさらに含む。

上記実施例に基づいて、選択可能に、前記方法は、前記運搬機器に格納されている配送対象のアイテムが前記一時預かり施設内に伝送されたことを検出された後、前記一時預かり施設が、前記入口をクローズ状態にするように制御するステップをさらに含む。

Ｓ３２０、ロボットが、前記一時預かり施設から前記配送対象のアイテムを取得し、閉鎖式の配送領域の内部で前記配送対象のアイテムを配送し、前記ロボットが前記閉鎖式の配送領域の内部に位置する。

上記実施例に基づいて、選択可能に、前記一時預かり施設が、ピックアップアセンブリによって複数の配送対象のアイテムから配送が必要なターゲット配送対象のアイテムをピックアップし、前記ピックアップアセンブリによって、ピックアップされたターゲット配送対象のアイテムをターゲットロボットに割り当てる。前記一時預かり施設にはピックアップアセンブリが設けられる。

上記実施例に基づいて、選択可能に、前記一時預かり施設の出口が、オープン状態とクローズ状態との間で切り替えることができる。

上記実施例に基づいて、選択可能に、前記方法は、ロボットが前記一時預かり施設の出口から前記配送対象のアイテムを取得する場合、前記一時預かり施設が、前記一時預かり施設の出口をオープン状態にするように制御するステップをさらに含む。

上記実施例に基づいて、選択可能に、前記方法は、ロボットが前記一時預かり施設の出口から前記配送対象のアイテムを取得した後、前記一時預かり施設が、前記一時預かり施設の出口をクローズ状態にするように制御するステップをさらに含む。

上記実施例に基づいて、選択可能に、前記方法は、前記一時預かり施設が、認識アセンブリによって配送対象のアイテムに含まれるアイテム情報を認識し、複数の配送対象のアイテムからターゲット配送対象のアイテムを選択するステップであって、前記アイテム情報は、基本属性情報とアドレス情報とを含み、前記一時預かり施設に認識アセンブリが設けられるステップをさらに含む。

上記実施例に基づいて、選択可能に、前記方法は、複数の配送対象のアイテムからターゲット配送対象のアイテムを選択した後、前記一時預かり施設が、前記ターゲット配送対象のアイテムに基づいて、アイドル状態にある複数のロボットからターゲットロボットを選択するステップと、前記ターゲットロボットに前記ターゲット配送対象のアイテムの配送命令を送信して、前記閉鎖式の配送領域で前記ターゲット配送対象のアイテムを配送するように前記ターゲットロボットを指示するステップと、をさらに含む。

上記実施例に基づいて、選択可能に、前記方法は、前記ターゲットロボットが、安全な配送容器によって、前記一時預かり施設により割り当てられたターゲット配送対象のアイテムを収容するステップであって、前記安全な配送容器が前記ターゲットロボットに設けられ、前記安全な配送容器が、前記一時預かり施設から物品受取人に送信されたパスワード情報に基づいて安全に開けるステップをさらに含む。

本発明の実施例において提供される無人配送方法は、上記本発明の任意の実施例において提供される無人配送システムに適用されてもよく、当該無人配送システムに対応する機能と有益な効果を備えており、上記実施例において詳細に説明されていない技術的詳細は、具体的に本出願の任意の実施例において提供される無人配送システムを参照することができる。

本発明の実施例は、コンピュータプログラムが記憶されているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体をさらに提供し、当該プログラムがプロセッサによって実行される場合、上記実施例に記載の無人配送方法を実現することができる。

なお、上記は本発明のより良い実施例及び運用された技術原理に過ぎない。本発明はここで説明された特定の実施例に限定されるものではなく、本発明の保護範囲から逸脱することなく、様々な明らかな変化、再調整、代替を行うことができることを当業者が理解することができる。そのため、上記実施例によって本発明をより詳細に説明したが、本発明は上記の実施例に限定されるものではなく、本発明の構想から逸脱することなく、より多くの他の等価実施例をさらに含むことがでるが、本発明の範囲は添付の特許請求の範囲によって決定される。

Claims

無人配送システムであって、少なくとも１つの運搬機器と、少なくとも１つの一時預かり施設と、少なくとも１つのロボットと、を含み、
前記運搬機器が、閉鎖式の配送領域の外部に位置し、少なくとも１つの荷箱を含み、前記荷箱内に配送対象のアイテムが格納され、
前記一時預かり施設が閉鎖式の配送領域の予め設定された位置に設けられ、前記一時預かり施設が、前記運搬機器によって運搬された配送対象のアイテムを受け取って一時預かるように構成され、
前記ロボットが閉鎖式の配送領域の内部に位置し、前記ロボットが、前記一時預かり施設から前記配送対象のアイテムを取得し、前記閉鎖式の配送領域の内部で前記配送対象のアイテムを配送するように構成される、
ことを特徴とする無人配送システム。
前記一時預かり施設には、位置が対向する入口と出口とが設けられ、前記運搬機器が閉鎖式の配送領域に到着した場合に、前記運搬機器の1つの荷箱の荷箱口が前記一時預かり施設の入口とドッキングし、前記ロボットが、前記一時預かり施設の出口から前記配送対象のアイテムを取得する、
ことを特徴とする請求項１に記載のシステム。
前記運搬機器が閉鎖式の配送領域に到着した場合に、前記運搬機器が、輸送された荷箱に対してドロッププルを行って、ドロッププルされた荷箱口を前記一時預かり施設の入口とドッキングさせるように構成される、
ことを特徴とする請求項２に記載のシステム。
前記運搬機器の荷箱及び前記一時預かり施設にそれぞれ伝送装置が設けられ、前記伝送装置が、前記荷箱に格納されている配送対象のアイテムを前記一時預かり施設内に伝送することに用いられる、
ことを特徴とする請求項２に記載のシステム。
前記一時預かり施設の入口が、オープン状態とクローズ状態とを含む、
ことを特徴とする請求項２に記載のシステム。
前記一時預かり施設において前記運搬機器に近い側に第１ドッキングセンサが設けられ、前記運搬機器において前記一時預かり施設に近い側に第２ドッキングセンサが設けられている、
ことを特徴とする請求項５に記載のシステム。
前記一時預かり施設が、さらに、入口と運搬機器の1つの荷箱の荷箱口とのドッキングが成功したことを検出した後、前記入口をオープン状態にするように制御するように構成され、または、
前記一時預かり施設が、前記運搬機器に格納されている配送対象のアイテムが前記一時預かり施設内に伝送されたことを検出した後、前記入口をクローズ状態にするように制御するように構成される、
ことを特徴とする請求項５に記載のシステム。
前記一時預かり施設にはピックアップアセンブリが設けられ、
前記一時預かり施設が、さらに、前記ピックアップアセンブリによって、複数の配送対象のアイテムから配送が必要なターゲット配送対象のアイテムをピックアップし、前記ピックアップアセンブリによって、ピックアップされたターゲット配送対象のアイテムをターゲットロボットに割り当てるように構成される、
ことを特徴とする請求項１に記載のシステム。
前記一時預かり施設の出口が、オープン状態とクローズ状態とを含む、
ことを特徴とする請求項２に記載のシステム。
前記一時預かり施設が、さらに、ロボットが前記一時預かり施設の出口から前記配送対象のアイテムを取得する場合に、前記一時預かり施設の出口をオープン状態にするように制御するように構成される、
ことを特徴とする請求項９に記載のシステム。
前記一時預かり施設が、さらに、ロボットが前記一時預かり施設の出口から前記配送対象のアイテムを取得した後、前記一時預かり施設の出口をクローズ状態にするように制御するように構成される、
ことを特徴とする請求項１０に記載のシステム。
前記一時預かり施設には認識アセンブリが設けられ、前記一時預かり施設が、さらに、認識アセンブリによって、配送対象のアイテムに含まれるアイテム情報を認識し、複数の配送対象のアイテムからターゲット配送対象のアイテムを選択するように構成され、前記アイテム情報は、基本属性情報とアドレス情報とを含む、
ことを特徴とする請求項１に記載のシステム。
複数の配送対象のアイテムからターゲット配送対象のアイテムが選択された後、前記一時預かり施設が、さらに、前記ターゲット配送対象のアイテムに基づいて、アイドル状態にある複数のロボットからターゲットロボットを選択し、前記ターゲットロボットに前記ターゲット配送対象のアイテムの配送命令を送信して、前記閉鎖式の配送領域で前記ターゲット配送対象のアイテムを配送するように前記ターゲットロボットを指示するように構成される、
ことを特徴とする請求項１に記載のシステム。
無人配送方法であって、
一時預かり施設が、運搬機器によって運搬された配送対象のアイテムを受け取って一時預かるステップであって、前記一時預かり施設が閉鎖式の配送領域の予め設定された位置に設けられ、前記運搬機器が、閉鎖式の配送領域の外部に位置し、少なくとも１つの荷箱を含み、前記荷箱内に配送対象のアイテムが格納されているステップと、
ロボットが、前記一時預かり施設から前記配送対象のアイテムを取得し、閉鎖式の配送領域の内部で前記配送対象のアイテムを配送するステップであって、前記ロボットが前記閉鎖式の配送領域の内部に位置するステップと、を含む、
ことを特徴とする無人配送方法。
運搬機器が閉鎖式の配送領域に到着した場合に、前記運搬機器の1つの荷箱の荷箱口が前記一時預かり施設の入口とドッキングし、前記ロボットが、前記一時預かり施設の出口から前記配送対象のアイテムを取得するステップであって、前記一時預かり施設には、位置が対向する入口と出口とが設けられているステップをさらに含む、
ことを特徴とする請求項１４に記載の方法。
前記運搬機器が閉鎖式の配送領域に到着した場合に、前記運搬機器が、輸送された荷箱に対してドロッププルを行って、ドロッププルされた荷箱口を前記一時預かり施設の入口とドッキングさせるステップをさらに含む、
ことを特徴とする請求項１５に記載の方法。
伝送装置によって、前記荷箱に格納されている配送対象のアイテムを前記一時預かり施設内に伝送するステップであって、前記伝送装置が、前記運搬機器の荷箱及び前記一時預かり施設にそれぞれ設けられているステップをさらに含む、
ことを特徴とする請求項１５に記載の方法。
前記一時預かり施設の入口が、オープン状態とクローズ状態とを含む、
ことを特徴とする請求項１５に記載の方法。
入口と運搬機器の１つの荷箱の荷箱口とのドッキングが成功したことが検出された後、前記一時預かり施設が、前記入口をオープン状態にするように制御し、または、前記運搬機器に格納されている配送対象のアイテムが前記一時預かり施設内に伝送されたことが検出された後、前記一時預かり施設が、前記入口をクローズ状態にするように制御するステップをさらに含む、
ことを特徴とする請求項１８に記載の方法。
入口と運搬機器の1つの荷箱の荷箱口とのドッキングが成功したことが検出されるステップは、
運搬機器のセンサ及び一時預かり施設のセンサによって報告されたドッキング成功の提示情報が受信されるステップを含む、
ことを特徴とする請求項１９に記載の方法。
前記一時預かり施設が、ピックアップアセンブリによって、複数の配送対象のアイテムから配送が必要なターゲット配送対象のアイテムをピックアップし、前記ピックアップアセンブリによって、ピックアップされたターゲット配送対象のアイテムをターゲットロボットに割り当てるステップであって、前記一時預かり施設にはピックアップアセンブリが設けられているステップをさらに含む、
ことを特徴とする請求項１４に記載の方法。
前記一時預かり施設の出口が、オープン状態とクローズ状態との間で切り替える、
ことを特徴とする請求項１５に記載の方法。
ロボットが前記一時預かり施設の出口から前記配送対象のアイテムを取得する場合に、前記一時預かり施設が、前記一時預かり施設の出口をオープン状態にするように制御するステップをさらに含む、
ことを特徴とする請求項２２に記載の方法。
ロボットが前記一時預かり施設の出口から前記配送対象のアイテムが取得された後、前記一時預かり施設が、前記一時預かり施設の出口をクローズ状態にするように制御するステップをさらに含む、
ことを特徴とする請求項２３に記載の方法。
前記一時預かり施設が、認識アセンブリによって、配送対象のアイテムに含まれるアイテム情報を認識し、複数の配送対象のアイテムからターゲット配送対象のアイテムを選択するステップであって、前記アイテム情報は、基本属性情報とアドレス情報とを含み、前記一時預かり施設には認識アセンブリが設けられているステップをさらに含む、
ことを特徴とする請求項１４に記載の方法。
複数の配送対象のアイテムからターゲット配送対象のアイテムが選択された後、前記一時預かり施設が、前記ターゲット配送対象のアイテムに基づいて、アイドル状態にある複数のロボットからターゲットロボットを選択し、前記ターゲットロボットに前記ターゲット配送対象のアイテムの配送命令を送信して、前記閉鎖式の配送領域で前記ターゲット配送対象のアイテムを配送するように前記ターゲットロボットを指示するステップをさらに含む、
ことを特徴とする請求項１４に記載の方法。
コンピュータプログラムが記憶されているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、
当該プログラムがプロセッサによって実行される場合、請求項１４～２６のいずれかに記載の無人配送方法を実現する、
ことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。