JP2022518167A - 帯域幅部分動作およびダウンリンクまたはアップリンクポジショニング基準信号スキーム - Google Patents

帯域幅部分動作およびダウンリンクまたはアップリンクポジショニング基準信号スキーム Download PDF

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Abstract

ワイヤレス通信のための方法、システムおよびデバイスを説明する。ユーザ機器(UE)は、基地局のポジショニング基準信号コンフィギュレーションのインジケーションを受信してもよい。UEは、ポジショニング基準信号コンフィギュレーションに基づいて、コンポーネント搬送波の搬送波帯域幅内の基準ポイントと、基準ポイントに関するポジショニング基準信号に対する周波数ドメイン割り振りとを決定してもよい。UEは、周波数ドメイン割り振りに基づいて、ポジショニング基準信号を送信するか、または、ポジショニング基準信号を測定してもよい。【選択図】図2

Description

相互参照
[0001]
本特許出願は、2020年1月17日に出願された「帯域幅部分動作およびダウンリンクまたはアップリンクポジショニング基準信号スキーム」と題するMANOLAKOS氏らによる米国特許出願第16/746594号と、2019年1月22日に出願された「アップリンクおよびダウンリンクポジショニング基準信号に対する帯域幅部分考察」と題するMANOLAKOS氏らによる米国仮特許出願第62/795514号と、2019年1月21日に出願された「アップリンクおよびダウンリンクポジショニング基準信号に対する帯域幅部分考察」と題するMANOLAKOS氏らによる米国仮特許出願第62/794958号の利益を主張するものであり、これらのそれぞれは本出願人に譲渡されている。
背景
[0002]
以下は、一般的にワイヤレス通信に関し、より詳細には、アップリンクおよびダウンリンクポジショニング基準信号に対する帯域幅部分の考察に関する。
[0003]
ワイヤレス通信システムは、音声、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャスト等、さまざまなタイプの通信コンテンツを提供するために広く配備されている。これらのシステムは、利用可能なシステムリソース(例えば、時間、周波数および電力)を共有することにより、複数のユーザとの通信をサポートすることが可能であってもよい。このような多元接続システムの例は、ロングタームエボリューション(LTE(登録商標))システム、LTEアドバンスト(LTE-A)システム、または、LTE-Aプロシステムのような、第4世代(4G)システムと、新しい無線(NR)システムとして呼ばれることがある第5世代(5G)システムとを含んでいる。これらのシステムは、コード分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交周波数分割多元接続(OFDMA)、または、離散フーリエ変換拡散直交周波数分割多元接続(DFT-S-OFDM)のような、技術を用いてもよい。ワイヤレス多元接続通信システムは、多数の基地局またはネットワークアクセスノードを含んでいてもよく、各基地局またはネットワークアクセスノードは、複数の通信デバイスのための通信を同時にサポートし、複数の通信デバイスは、さもなければ、ユーザ機器(UE)として知られているかもしれない。
[0004]
ワイヤレス通信ネットワークは、ワイヤレス通信ネットワークにおけるUEのポジショニングを追跡するための技法を実現してもよい。いくつかのケースでは、UEは、基地局との間でポジショニング基準信号を送信または受信してもよく、ネットワークは、UEのポジショニングを決定するためにこの信号を使用してもよい。いくつかのケースでは、ワイヤレス通信ネットワークは、異なる帯域幅能力を有するUEをサポートしてもよい。ポジショニング基準信号に対するリソースを割り当てるための従来の技法は、変化する帯域幅能力を有するUEに対してリソースを割り当てるときには、不十分である。
概要
[0005]
説明する技法は、アップリンクおよびダウンリンクポジショニング基準信号(PRS)に対する帯域幅部分(BWP)考察をサポートする改善された方法、システム、デバイスおよび装置に関する。一般的に、説明する技法は、PRSのために構成されているリソースを利用することを提供する。ワイヤレス通信システムはPRSリソースをサポートしていてもよく、PRSリソースは、基地局毎に構成されていてもよい。基地局のような送受信ポイントを制御するネットワーク制御装置が、ユーザ機器(UE)に対するPRSリソースを構成してもよい。PRSリソースは、帯域幅または周波数ドメイン割り振りに及んでいてもよく、帯域幅または周波数ドメイン割り振りは、UEに対する1つ以上の構成されているアクティブBWPと少なくとも部分的にオーバーラップする。UEは、PRSリソースに対する周波数ドメイン割り振りが示され、PRSリソースを使用して、ダウンリンクPRSを受信し、または、アップリンクPRSを送信してもよい。いくつかのケースでは、PRSリソースを構成して使用することにより、変化する帯域幅能力を有するUEをサポートするワイヤレス通信システムは、UEを追跡し、アップリンクおよびダウンリンクPRS送信に対するリソースを構成するための拡張ポジショニング技法を有していてもよい。
[0006]
UEによるワイヤレス通信の方法を説明する。方法は、送受信ポイントに対するポジショニング基準信号コンフィギュレーションのインジケーションを受信することと、ポジショニング基準信号コンフィギュレーションに基づいて、コンポーネント搬送波の搬送波帯域幅内の基準ポイントと、基準ポイントに関するポジショニング基準信号に対する周波数ドメイン割り振りとを決定することと、周波数ドメイン割り振りに基づいて、ポジショニング基準信号を送信するか、または、ポジショニング基準信号を測定することとを含んでいてもよい。
[0007]
UEによるワイヤレス通信のための装置を説明する。装置は、1つ以上のトランシーバと、1つ以上のメモリと、1つ以上のメモリと1つ以上のトランシーバとに電子的に結合されている1つ以上のプロセッサとを含んでいてもよく、1つ以上のプロセッサは、送受信ポイントに対するポジショニング基準信号コンフィギュレーションのインジケーションを受信し、ポジショニング基準信号コンフィギュレーションに基づいて、コンポーネント搬送波の搬送波帯域幅内の基準ポイントと、基準ポイントに関するポジショニング基準信号に対する周波数ドメイン割り振りとを決定し、周波数ドメイン割り振りに基づいて、ポジショニング基準信号を送信するか、または、ポジショニング基準信号を測定するように構成されている。
[0008]
UEによるワイヤレス通信のための別の装置を説明する。本装置は、送受信ポイントに対するポジショニング基準信号コンフィギュレーションのインジケーションを受信し、ポジショニング基準信号コンフィギュレーションに基づいて、コンポーネント搬送波の搬送波帯域幅内の基準ポイントと、基準ポイントに関するポジショニング基準信号に対する周波数ドメイン割り振りとを決定し、周波数ドメイン割り振りに基づいて、ポジショニング基準信号を送信するか、または、ポジショニング基準信号を測定する手段を含んでいてもよい。
[0009]
UEによるワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ読取可能媒体を説明する。コードは、送受信ポイントに対するポジショニング基準信号コンフィギュレーションのインジケーションを受信するようにと、ポジショニング基準信号コンフィギュレーションに基づいて、コンポーネント搬送波の搬送波帯域幅内の基準ポイントと、基準ポイントに関するポジショニング基準信号に対する周波数ドメイン割り振りとを決定するようにと、周波数ドメイン割り振りに基づいて、ポジショニング基準信号を送信するか、または、ポジショニング基準信号を測定するように、プロセッサにより実行可能な命令を含んでいてもよい。
[0010]
本明細書で説明する方法、装置および非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、ポジショニング基準信号コンフィギュレーションに基づいて、基準ポイントに関する周波数ドメイン割り振りの開始と、周波数ドメイン割り振りの帯域幅またはリソースブロックの数とを決定するための動作、特徴、手段または命令をさらに含んでいてもよい。
[0011]
本明細書で説明する方法、装置および非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、周波数ドメイン割り振りに基づいて、ポジショニング基準信号の測定値を発生させ、測定値をネットワークエンティティに送信するための動作、特徴、手段または命令をさらに含んでいてもよい。
[0012]
本明細書で説明する方法、装置および非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、周波数ドメイン割り振り内で、ポジショニング基準信号を測定することに基づいて、UEのポジショニング推定値を決定するための動作、特徴、手段または命令をさらに含んでいてもよい。
[0013]
本明細書で説明する方法、装置および非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、ポジショニング基準信号を送信することに基づいて、送受信ポイントの第1のロケーションと、少なくとも第2の送受信ポイントの少なくとも第2のロケーションとを示すポジショニング情報を受信するための、および、ポジショニング情報に基づいて、UEのポジショニング推定値を決定するための動作、特徴、手段または命令をさらに含んでいてもよい。
[0014]
本明細書で説明する方法、装置および非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、ポジショニング基準信号を送信することに基づいて、送受信ポイントの第1の測定値および第1のロケーションと、少なくとも第2の送受信ポイントの少なくとも第2の測定値および少なくとも第2のロケーションとを示すポジショニング基準信号測定報告を受信するための、および、ポジショニング基準信号測定報告に基づいて、UEのポジショニング推定値を決定するための動作、特徴、手段または命令をさらに含んでいてもよい。
[0015]
本明細書で説明する方法、装置および非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例では、基準ポイントは、搬送波帯域幅の開始リソースブロックとは異なる。
[0016]
本明細書で説明する方法、装置および非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、基準ポイントに基づいて、ポジショニング基準信号に対するスクランブルシーケンスを決定し、スクランブルシーケンスにより第1のシーケンスをスクランブルして、ポジショニング基準シーケンスを発生させ、ポジショニング基準シーケンスに基づいて、ポジショニング基準信号を発生させるための動作、特徴、手段または命令をさらに含んでいてもよい。
[0017]
本明細書で説明する方法、装置および非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、UEのために構成されている搬送波帯域幅内のアクティブ帯域幅部分の副搬送波間隔とは異なる、搬送波帯域幅の副搬送波間隔を使用して、周波数ドメイン割り振り内で、ポジショニング基準信号を測定するための動作、特徴、手段または命令をさらに含んでいてもよい。
[0018]
本明細書で説明する方法、装置および非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例では、基準ポイントは、搬送波帯域幅の開始リソースブロックであってもよい。
[0019]
本明細書で説明する方法、装置および非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、UEのために構成されている搬送波帯域幅内のアクティブ帯域幅部分の副搬送波間隔と同じであってもよい、搬送波帯域幅の副搬送波間隔を使用して、周波数ドメイン割り振り内で、ポジショニング基準信号を測定するための動作、特徴、手段または命令をさらに含んでいてもよい。
[0020]
本明細書で説明する方法、装置および非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、基準ポイントとは異なる第2の基準ポイントに基づいて、ポジショニング基準信号に対するスクランブルシーケンスを決定し、スクランブルシーケンスにより第1のシーケンスをスクランブルして、ポジショニング基準シーケンスを発生させ、ポジショニング基準シーケンスに基づいて、ポジショニング基準信号を発生させるための動作、特徴、手段または命令をさらに含んでいてもよい。
[0021]
本明細書で説明する方法、装置および非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、第2の送受信ポイントの第2のポジショニング基準信号コンフィギュレーションの第2のインジケーションを受信し、第2のポジショニング基準信号コンフィギュレーションに基づいて、コンポーネント搬送波の搬送波帯域幅内の第2の基準ポイントと、第2の基準ポイントに関する第2のポジショニング基準信号に対する第2の周波数ドメイン割り振りとを決定し、第2の周波数ドメイン割り振り内で、第2のポジショニング基準信号を送信するか、または、第2のポジショニング基準信号を測定するための動作、特徴、手段または命令をさらに含んでいてもよい。
[0022]
本明細書で説明する方法、装置および非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、ポジショニング基準信号を送信するようにUEに命令するメッセージを受信するための動作、特徴、手段または命令をさらに含んでいてもよい。
[0023]
本明細書で説明する方法、装置および非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例では、メッセージは、RRCメッセージ、上位レイヤプロトコルメッセージ、ポジショニングメッセージ、LTEポジショニングプロトコルメッセージ、新しい無線(NR)ポジショニングメッセージ、DCI、または、媒体アクセス制御(MAC)制御要素(CE)であってもよい。
[0024]
本明細書で説明する方法、装置および非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例では、UEは、受信されたRRCシグナリングまたは受信されたコンフィギュレーションに基づいて、送受信ポイントとの接続の持続期間全体に渡ってポジショニング基準信号の送信を維持する。
[0025]
本明細書で説明する方法、装置および非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、接続の持続期間全体に渡って周期的に生じるポジショニング基準信号の送信のための動作、特徴、手段または命令をさらに含んでいてもよい。
[0026]
本明細書で説明する方法、装置および非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例では、UEは、第1のMAC CEを受信した後に始め、ポジショニング基準信号の送信を非アクティブ化する第2のMAC CEを受信するまで、ポジショニング基準信号の送信を維持する。
[0027]
本明細書で説明する方法、装置および非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、DCIトリガ毎に1つ、ポジショニング基準信号を送信するための動作、特徴、手段または命令をさらに含んでいてもよい。
[0028]
本明細書で説明する方法、装置および非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例では、DCIトリガが、ポジショニング基準信号機会において、または、規定されている周期性を有するポジショニング基準信号機会の規定されている数において、ポジショニング基準信号を送信することを示している。
[0029]
本明細書で説明する方法、装置および非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、ポジショニング基準信号機会の前または後の1つ以上のシンボルを示すギャップインジケータを受信するための動作、特徴、手段または命令をさらに含んでいてもよい。
[0030]
本明細書で説明する方法、装置および非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、少なくとも1つの帯域幅部分と、少なくとも1つの帯域幅部分からのアクティブ帯域幅部分とにより、UEを構成するシグナリングを受信するための動作、特徴、手段または命令をさらに含んでいてもよく、周波数ドメイン割り振りは、アクティブ帯域幅部分の帯域幅と交差する。
[0031]
本明細書で説明する方法、装置および非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、周波数ドメイン割り振りとアクティブ帯域幅部分の帯域幅との交差がしきい値を満たすことを決定するための動作、特徴、手段または命令をさらに含んでいてもよい。
[0032]
本明細書で説明する方法、装置および非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、しきい値によりUEを構成するための動作、特徴、手段または命令をさらに含んでいてもよい。
[0033]
本明細書で説明する方法、装置および非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例では、しきい値が、UEの能力、または、ポジショニング方法のタイプ、または、構成されているポジショニング基準信号パターン、または、周波数ホッピングパターン、または、これらの何らかの組み合わせに基づいていてもよい。
[0034]
本明細書で説明する方法、装置および非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例では、周波数ドメイン割り振りの帯域幅が、アクティブ帯域幅部分の帯域幅を超える。
[0035]
本明細書で説明する方法、装置および非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、アクティブ帯域幅部分の帯域幅を超える周波数ドメイン割り振りの帯域幅上で、ポジショニング基準信号を測定するようにUEを構成する測定インジケータを受信するための動作、特徴、手段または命令をさらに含んでいてもよい。
[0036]
本明細書で説明する方法、装置および非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例では、測定インジケータは、ポジショニング方法のタイプに基づいていてもよい。
[0037]
本明細書で説明する方法、装置および非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、UEが、アクティブ帯域幅部分の帯域幅を超える周波数ドメイン割り振りの帯域幅上で、ポジショニング基準信号を測定することが可能であるかもしれないか否かを示す能力インジケータを送信するための動作、特徴、手段または命令をさらに含んでいてもよく、測定インジケータは、能力インジケータに基づいていてもよい。
[0038]
本明細書で説明する方法、装置および非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例では、能力インジケータは、ポジショニング基準信号機会の前または後のギャップを示している。
[0039]
本明細書で説明する方法、装置および非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例では、アクティブ帯域幅部分は、少なくとも1つのポジショニング基準信号機会または少なくとも1つのポジショニング基準信号機会グループの間に変化しない。
[0040]
本明細書で説明する方法、装置および非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例では、アクティブ帯域幅部分は、規定されている時間ウィンドウ内の、ポジショニング基準信号機会のセットまたはポジショニング基準信号機会グループのセットの間に変化しない。
[0041]
本明細書で説明する方法、装置および非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例では、アクティブ帯域幅部分は、送受信ポイントのセットのポジショニング基準信号のセットを測定するための、ポジショニング基準信号機会のセットまたはポジショニング基準信号機会グループのセットの間に変化しない。
[0042]
本明細書で説明する方法、装置および非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例では、少なくとも1つのポジショニング基準信号機会または少なくとも1つのポジショニング基準信号機会グループの間に、アクティブ帯域幅部分が第2のアクティブ帯域幅部分に変化するときに、ポジショニング基準信号の周波数ドメイン割り振りは変化しない。
[0043]
本明細書で説明する方法、装置および非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、周波数ドメイン割り振りに渡って同じポートが適用されていることを、または、コンポーネント搬送波のセットの各コンポーネント搬送波に対して異なるポートが適用されていることを示すポートインジケーションを受信するための動作、特徴、手段または命令をさらに含んでいてもよく、ポジショニング基準信号の周波数ドメイン割り振りは、コンポーネント搬送波のセットに及ぶ。
[0044]
本明細書で説明する方法、装置および非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、コンポーネント搬送波のセットに及ぶポジショニング基準信号の周波数ドメイン割り振りに基づいて、周波数ドメイン割り振りに渡って同じポートが適用されていることを決定するための動作、特徴、手段または命令をさらに含んでいてもよい。
[0045]
本明細書で説明する方法、装置および非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、隣接するコンポーネント搬送波のセットに及ぶポジショニング基準信号の周波数ドメイン割り振りに基づいて、周波数ドメイン割り振りに渡って同じポートが適用されていることを決定するための動作、特徴、手段または命令をさらに含んでいてもよい。
[0046]
本明細書で説明する方法、装置および非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、同じ周波数帯域内のコンポーネント搬送波のセットに及ぶポジショニング基準信号の周波数ドメイン割り振りに基づいて、周波数ドメイン割り振りに渡って同じポートが適用されていることを決定するための動作、特徴、手段または命令をさらに含んでいてもよい。
[0047]
本明細書で説明する方法、装置および非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、コンポーネント搬送波のセットに及ぶポジショニング基準信号の周波数ドメイン割り振りと、しきい値を満たすコンポーネント搬送波のセットの各対の周波数ドメイン分離とに基づいて、周波数ドメイン割り振りに渡って同じポートが適用されていることを決定するための動作、特徴、手段または命令をさらに含んでいてもよい。
[0048]
本明細書で説明する方法、装置および非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、コンポーネント搬送波のセットに及ぶポジショニング基準信号に対する規定されている帯域幅サポートを示す能力インジケータを送信し、ポジショニング基準信号機会の前または後に時間ドメインギャップを構成するギャップインジケータを受信するための動作、特徴、手段または命令をさらに含んでいてもよい。
[0049]
本明細書で説明する方法、装置および非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、コンポーネント搬送波のアクティブ帯域幅部分のセットの各アクティブ帯域幅部分に対して同じポートが適用されていることを示すポートインジケーションを受信するための動作、特徴、手段または命令をさらに含んでいてもよく、周波数ドメイン割り振りは、アクティブ帯域幅部分のセットに及ぶ。
[0050]
本明細書で説明する方法、装置および非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、コンポーネント搬送波のアクティブ帯域幅部分のセットの各アクティブ帯域幅部分に対して異なるポートが適用されていることを示すポートインジケーションを受信するための動作、特徴、手段または命令をさらに含んでいてもよく、周波数ドメイン割り振りは、アクティブ帯域幅部分のセットに及ぶ。
[0051]
本明細書で説明する方法、装置および非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、コンポーネント搬送波のアクティブ帯域幅部分のセットの各アクティブ帯域幅部分に対して同じポートが適用されていることを決定するための動作、特徴、手段または命令をさらに含んでいてもよく、周波数ドメイン割り振りは、アクティブ帯域幅部分のセットに及ぶ。
[0052]
本明細書で説明する方法、装置および非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、コンポーネント搬送波の隣接するアクティブ帯域幅部分のセットの各アクティブ帯域幅部分に対して同じポートが適用されていることを決定するための動作、特徴、手段または命令をさらに含んでいてもよく、周波数ドメイン割り振りは、アクティブ帯域幅部分のセットに及ぶ。
[0053]
本明細書で説明する方法、装置および非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、UEがアクティブ帯域幅部分のセット上でポジショニング基準信号を測定することをサポートするか否かを示す能力インジケータを送信することと、能力インジケータに基づいて、アクティブ帯域幅部分のセットのうちの少なくとも1つ上で、ポジショニング基準信号を測定するようにUEを構成する測定インジケータを受信するための動作、特徴、手段または命令をさらに含んでいてもよい。
[0054]
本明細書で説明する方法、装置および非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、アクティブ帯域幅部分のセット上でポジショニング基準信号を測定するためにUEがサポートする測定帯域幅を示す能力インジケータを送信することと、能力インジケータに基づいて、アクティブ帯域幅部分のセットのうちの少なくとも1つ上で、ポジショニング基準信号を測定するようにUEを構成する測定インジケータを受信するための動作、特徴、手段または命令をさらに含んでいてもよい。
[0055]
ネットワークエンティティによるワイヤレス通信の方法を説明する。方法は、送受信ポイントに対するポジショニング基準信号コンフィギュレーションのインジケーションを送信することと、ポジショニング基準信号コンフィギュレーションに基づいて、コンポーネント搬送波の搬送波帯域幅内の基準ポイントと、基準ポイントに関するポジショニング基準信号に対する周波数ドメイン割り振りとを決定することと、周波数ドメイン割り振り内で、UEからのポジショニング基準信号の送信を監視することとを含んでいてもよい。
[0056]
ネットワークエンティティによるワイヤレス通信のための装置を説明する。装置は、1つ以上のトランシーバと、1つ以上のメモリと、1つ以上のメモリと1つ以上のトランシーバとに電子的に結合されている1つ以上のプロセッサとを含んでいてもよく、1つ以上のプロセッサは、送受信ポイントに対するポジショニング基準信号コンフィギュレーションのインジケーションを送信し、ポジショニング基準信号コンフィギュレーションに基づいて、コンポーネント搬送波の搬送波帯域幅内の基準ポイントと、基準ポイントに関するポジショニング基準信号に対する周波数ドメイン割り振りとを決定し、周波数ドメイン割り振り内で、UEからのポジショニング基準信号の送信を監視するように構成されている。
[0057]
ネットワークエンティティによるワイヤレス通信のための別の装置を説明する。装置は、送受信ポイントに対するポジショニング基準信号コンフィギュレーションのインジケーションを送信し、ポジショニング基準信号コンフィギュレーションに基づいて、コンポーネント搬送波の搬送波帯域幅内の基準ポイントと、基準ポイントに関するポジショニング基準信号に対する周波数ドメイン割り振りとを決定し、周波数ドメイン割り振り内で、UEからのポジショニング基準信号の送信を監視する手段を含んでいてもよい。
[0058]
ネットワークエンティティによるワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ読取可能媒体を説明する。コードは、送受信ポイントに対するポジショニング基準信号コンフィギュレーションのインジケーションを送信するようにと、ポジショニング基準信号コンフィギュレーションに基づいて、コンポーネント搬送波の搬送波帯域幅内の基準ポイントと、基準ポイントに関するポジショニング基準信号に対する周波数ドメイン割り振りとを決定するようにと、周波数ドメイン割り振り内で、UEからのポジショニング基準信号の送信を監視するように、プロセッサにより実行可能な命令を含んでいてもよい。
[0059]
本明細書で説明する方法、装置および非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、ポジショニング基準信号コンフィギュレーションに基づいて、基準ポイントに関する周波数ドメイン割り振りの開始と、周波数ドメイン割り振りの帯域幅またはリソースブロックの数とを決定するための動作、特徴、手段または命令をさらに含んでいてもよい。
[0060]
本明細書で説明する方法、装置および非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、周波数ドメイン割り振り内で、UEからポジショニング基準信号を受信したことに基づいて、UEのポジショニング推定値を決定するための動作、特徴、手段または命令をさらに含んでいてもよい。
[0061]
本明細書で説明する方法、装置および非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、送受信ポイントの第1のロケーションと、少なくとも第2の送受信ポイントの少なくとも第2のロケーションとを示すポジショニング情報を送信するための動作、特徴、手段または命令をさらに含んでいてもよい。
[0062]
本明細書で説明する方法、装置および非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、送受信ポイントの第1の測定値および第1のロケーションと、少なくとも第2の送受信ポイントの少なくとも第2の測定値および少なくとも第2のロケーションとを示すポジショニング基準信号測定報告を送信するための動作、特徴、手段または命令をさらに含んでいてもよい。
[0063]
本明細書で説明する方法、装置および非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例では、基準ポイントは、搬送波帯域幅の開始リソースブロックとは異なる。
[0064]
本明細書で説明する方法、装置および非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、基準ポイントに基づいて、ポジショニング基準信号に対するスクランブルシーケンスを決定することと、周波数ドメイン割り振りから第1のシーケンスをデコードすることと、スクランブルシーケンスにより第1のシーケンスをデスクランブルして、候補ポジショニング基準シーケンスを発生させることと、候補ポジショニング基準シーケンスが、UEに割り当てられているポジショニング基準シーケンスに対応することを決定するための動作、特徴、手段または命令をさらに含んでいてもよい。
[0065]
本明細書で説明する方法、装置および非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、UEのために構成されている搬送波帯域幅内のアクティブ帯域幅部分の副搬送波間隔とは異なる、搬送波帯域幅の副搬送波間隔を使用して、周波数ドメイン割り振り内で、ポジショニング基準信号を測定するための動作、特徴、手段または命令をさらに含んでいてもよい。
[0066]
本明細書で説明する方法、装置および非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例では、基準ポイントは、搬送波帯域幅の開始リソースブロックであってもよい。
[0067]
本明細書で説明する方法、装置および非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、UEのために構成されている搬送波帯域幅内のアクティブ帯域幅部分の副搬送波間隔と同じであってもよい、搬送波帯域幅の副搬送波間隔を使用して、周波数ドメイン割り振り内で、ポジショニング基準信号を測定するための動作、特徴、手段または命令をさらに含んでいてもよい。
[0068]
本明細書で説明する方法、装置および非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、ポジショニング基準信号を送信するようにUEに命令するメッセージを送信するための動作、特徴、手段または命令をさらに含んでいてもよい。
[0069]
本明細書で説明する方法、装置および非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例では、メッセージは、RRCメッセージ、上位レイヤプロトコルメッセージ、ポジショニングメッセージ、LTEポジショニングプロトコルメッセージ、新しい無線(NR)ポジショニングメッセージ、DCI、または、MAC CEであってもよい。
[0070]
本明細書で説明する方法、装置および非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、ポジショニング基準信号機会の前または後の1つ以上のシンボルを示すギャップインジケータを送信するための動作、特徴、手段または命令をさらに含んでいてもよい。
[0071]
本明細書で説明する方法、装置および非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、少なくとも1つの帯域幅部分と、少なくとも1つの帯域幅部分内のアクティブ帯域幅部分とにより、UEを構成するシグナリングを送信するための動作、特徴、手段または命令をさらに含んでいてもよく、周波数ドメイン割り振りは、アクティブ帯域幅部分の帯域幅と交差する。
[0072]
本明細書で説明する方法、装置および非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、周波数ドメイン割り振りとアクティブ帯域幅部分の帯域幅との交差がしきい値を満たすことを決定するための動作、特徴、手段または命令をさらに含んでいてもよい。
[0073]
本明細書で説明する方法、装置および非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、しきい値によりUEを構成するための動作、特徴、手段または命令をさらに含んでいてもよい。
[0074]
本明細書で説明する方法、装置および非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例では、しきい値は、UEの能力、または、ポジショニング方法のタイプ、または、構成されているポジショニング基準信号パターン、または、周波数ホッピングパターン、または、これらの何らかの組み合わせに基づいていてもよい。
[0075]
本明細書で説明する方法、装置および非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例では、周波数ドメイン割り振りの帯域幅は、アクティブ帯域幅部分の帯域幅を超える。
[0076]
本明細書で説明する方法、装置および非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、アクティブ帯域幅部分の帯域幅を超える周波数ドメイン割り振りの帯域幅上で、ポジショニング基準信号を測定するようにUEを構成する測定インジケータを送信するための動作、特徴、手段または命令をさらに含んでいてもよい。
[0077]
本明細書で説明する方法、装置および非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例では、測定インジケータは、ポジショニング方法のタイプに基づいていてもよい。
[0078]
本明細書で説明する方法、装置および非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、UEがアクティブ帯域幅部分の帯域幅を超える周波数ドメイン割り振りの帯域幅上でポジショニング基準信号を測定することが可能であるかもしれないか否かを示す能力インジケータを受信するための動作、特徴、手段または命令をさらに含んでいてもよく、測定インジケータは、能力インジケータに基づいていてもよい。
[0079]
本明細書で説明する方法、装置および非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例では、能力インジケータは、ポジショニング基準信号機会の前または後のギャップを示している。
[0080]
本明細書で説明する方法、装置および非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例では、アクティブ帯域幅部分は、少なくとも1つのポジショニング基準信号機会または少なくとも1つのポジショニング基準信号機会グループの間に変化しない。
[0081]
本明細書で説明する方法、装置および非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例では、アクティブ帯域幅部分は、規定されている時間ウィンドウ内の、ポジショニング基準信号機会のセットまたはポジショニング基準信号機会グループのセットの間に変化しない。
[0082]
本明細書で説明する方法、装置および非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例では、アクティブ帯域幅部分は、送受信ポイントのセットのポジショニング基準信号のセットを測定するための、ポジショニング基準信号機会のセットまたはポジショニング基準信号機会グループのセットの間に変化しない。
[0083]
本明細書で説明する方法、装置および非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例では、少なくとも1つのポジショニング基準信号機会または少なくとも1つのポジショニング基準信号機会グループの間に、アクティブ帯域幅部分が第2のアクティブ帯域幅部分に変化するときに、ポジショニング基準信号の周波数ドメイン割り振りは変化しない。
[0084]
本明細書で説明する方法、装置および非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、周波数ドメイン割り振りに渡って同じポートが適用されていることを、または、コンポーネント搬送波のセットの各コンポーネント搬送波に対して異なるポートが適用されていることを示すポートインジケーションを送信するための動作、特徴、手段または命令をさらに含んでいてもよく、ポジショニング基準信号の周波数ドメイン割り振りは、コンポーネント搬送波のセットに及ぶ。
[0085]
本明細書で説明する方法、装置および非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、コンポーネント搬送波のセットに及ぶポジショニング基準信号の周波数ドメイン割り振りに基づいて、周波数ドメイン割り振りに渡って同じポートを適用して、ポジショニング基準信号を送信するための動作、特徴、手段または命令をさらに含んでいてもよい。
[0086]
本明細書で説明する方法、装置および非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、隣接するコンポーネント搬送波のセットに及ぶポジショニング基準信号の周波数ドメイン割り振りに基づいて、周波数ドメイン割り振りに渡って同じポートを適用して、ポジショニング基準信号を送信するための動作、特徴、手段または命令をさらに含んでいてもよい。
[0087]
本明細書で説明する方法、装置および非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、同じ周波数帯域内のコンポーネント搬送波のセットに及ぶポジショニング基準信号の周波数ドメイン割り振りに基づいて、周波数ドメイン割り振りに渡って同じポートを適用して、ポジショニング基準信号を送信するための動作、特徴、手段または命令をさらに含んでいてもよい。
[0088]
本明細書で説明する方法、装置および非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、コンポーネント搬送波のセットに及ぶポジショニング基準信号の周波数ドメイン割り振りと、しきい値を満たすコンポーネント搬送波のセットの各対の周波数ドメイン分離とに基づいて、周波数ドメイン割り振りに渡って同じポートを適用して、ポジショニング基準信号を送信するための動作、特徴、手段または命令をさらに含んでいてもよい。
[0089]
本明細書で説明する方法、装置および非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、コンポーネント搬送波のセットに及ぶポジショニング基準信号に対する規定されている帯域幅サポートを示す能力インジケータを受信することと、ポジショニング基準信号機会の前または後に時間ドメインギャップを構成するギャップインジケータを送信するための動作、特徴、手段または命令をさらに含んでいてもよい。
[0090]
本明細書で説明する方法、装置および非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、コンポーネント搬送波のアクティブ帯域幅部分のセットの各アクティブ帯域幅部分に対して同じポートが適用されていることを示すポートインジケーションを送信するための動作、特徴、手段または命令をさらに含んでいてもよく、周波数ドメイン割り振りは、アクティブ帯域幅部分のセットに及ぶ。
[0091]
本明細書で説明する方法、装置および非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、コンポーネント搬送波のアクティブ帯域幅部分のセットの各アクティブ帯域幅部分に対して異なるポートが適用されていることを示すポートインジケーションを送信するための動作、特徴、手段または命令をさらに含んでいてもよく、周波数ドメイン割り振りは、アクティブ帯域幅部分のセットに及ぶ。
[0092]
本明細書で説明する方法、装置および非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、コンポーネント搬送波のアクティブ帯域幅部分のセットの各アクティブ帯域幅部分に対して同じポートを適用して、ポジショニング基準信号を送信するための動作、特徴、手段または命令をさらに含んでいてもよく、周波数ドメイン割り振りは、アクティブ帯域幅部分のセットに及ぶ。
[0093]
本明細書で説明する方法、装置および非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、コンポーネント搬送波の隣接するアクティブ帯域幅部分のセットの各アクティブ帯域幅部分に対して同じポートを適用して、ポジショニング基準信号を送信するための動作、特徴、手段または命令をさらに含んでいてもよく、周波数ドメイン割り振りは、アクティブ帯域幅部分のセットに及ぶ。
[0094]
本明細書で説明する方法、装置および非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、UEがアクティブ帯域幅部分のセット上でポジショニング基準信号を測定することをサポートするか否かを示す能力インジケータを受信することと、能力インジケータに基づいて、アクティブ帯域幅部分のセットのうちの少なくとも1つ上で、ポジショニング基準信号を測定するようにUEを構成する測定インジケータを送信するための動作、特徴、手段または命令をさらに含んでいてもよい。
[0095]
本明細書で説明する方法、装置および非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、アクティブ帯域幅部分のセット上でポジショニング基準信号を測定するために、UEがサポートする測定帯域幅を示す能力インジケータを受信することと、能力インジケータに基づいて、アクティブ帯域幅部分のセットのうちの少なくとも1つ上で、ポジショニング基準信号を測定するようにUEを構成する測定インジケータを送信するための動作、特徴、手段または命令をさらに含んでいてもよい。
[0096] 図1は、本開示の態様による、アップリンクおよびダウンリンクポジショニング基準信号に対する帯域幅部分考察をサポートするワイヤレス通信のためのシステムの例を図示している [0097] 図2は、本開示の態様をサポートするワイヤレス通信システムの例を図示している。 [0098] 図3は、本開示の態様をサポートするダウンリンクPRSコンフィギュレーションの例を図示している。 [0099] 図4は、本開示の態様をサポートするアップリンクPRSコンフィギュレーションの例を図示している。 [0100] 図5は、本開示の態様をサポートするアップリンクPRSコンフィギュレーションの例を図示している。 [0101] 図6は、本開示の態様をサポートする往復時間(RTT)推定の例を図示している。 [0102] 図7は、本開示の態様をサポートする到着時間差(TDOA)推定の例を図示している。 [0103] 図8は、本開示の態様をサポートするBWPコンフィギュレーションの例を図示している。 [0104] 図9は、本開示の態様をサポートするPRSリソースコンフィギュレーションの例を図示している。 [0105] 図10は、本開示の態様をサポートするPRSリソースコンフィギュレーションの例を図示している。 [0106] 図11は、本開示の態様をサポートするプロセスフローの例を図示している。 [0107] 図12は、本開示の態様をサポートするプロセスフローの例を図示している。 [0108] 図13は、本開示の態様をサポートするデバイスのブロック図を示している。 図14は、本開示の態様をサポートするデバイスのブロック図を示している。 [0109] 図15は、本開示の態様をサポートする通信マネージャのブロック図を示している。 [0110] 図16は、本開示の態様をサポートするデバイスを含んでいるシステムの図を示している。 [0111] 図17は、本開示の態様をサポートするデバイスのブロック図を示している。 図18は、本開示の態様をサポートするデバイスのブロック図を示している。 [0112] 図19は、本開示の態様をサポートする通信マネージャのブロック図を示している。 [0113] 図20は、本開示の態様をサポートするデバイスを含んでいるシステムの図を示している。 [0114] 図21は、本開示の態様をサポートする方法を図示しているフローチャートを示している。 図22は、本開示の態様をサポートする方法を図示しているフローチャートを示している。 図23は、本開示の態様をサポートする方法を図示しているフローチャートを示している。 図24は、本開示の態様をサポートする方法を図示しているフローチャートを示している。 図25は、本開示の態様をサポートする方法を図示しているフローチャートを示している。 図26は、本開示の態様をサポートする方法を図示しているフローチャートを示している。
詳細な説明
[0115]
ワイヤレス通信システムにおけるユーザ機器(UE)は、基地局のような1つ以上の送受信ポイントと通信してもよい。各送受信ポイントは、送受信ポイントのカバレッジエリア内に延在するセルを提供してもよい。UEは、カバレッジエリア内を移動してもよく、セルは、ワイヤレス通信(例えば、新しい無線(NR)通信または他のもの)をUEに提供してもよい。いくつかのケースでは、UEに帯域幅部分(BWP)が割り振られて、サービング基地局と通信してもよい。BWPは、所定のワイヤレス通信搬送波上の物理リソースブロック(PRB)の隣接するセットであってもよい。各BWPは、ヌメロロジに関係していてもよく、BWPに対して使用される、副搬送波間隔(SCS)、シンボル持続期間、サイクリックプリフィックス長は、ヌメロロジに基づいている。PRBは、共通リソースブロックの隣接するサブセットから選択されてもよく、これは、基地局により被担当UEに割り振られてもまたは割り当てられてもよい。UEは、アップリンク送信のための1つのアクティブBWPと、ダウンリンク通信のための1つのアクティブBWPとを有していてもよい。一般的に、UEは、アクティブBWPの周波数範囲内で、送信および受信してもよく、UEは、それぞれアップリンクおよびダウンリンクのために、アクティブBWPの外側で送信するように構成されないかもしれず、または、受信するように予想されないかもしれない。いくつかのケースでは、UEのためにBWPを構成する基地局は、搬送波における共通基準ポイントからのオフセットに基づいて、(例えば、周波数における)BWPの開始を示すかもしれない。いくつかのケースでは、共通基準ポイントは、基準リソースブロック、搬送波の開始、終了または中央ポイント等に対応していてもよい。
[0116]
UEのサービング基地局は、UEのロケーションまたはポジショニングを追跡するかもしれない。UEを追跡するためにさまざまなポジショニング技法を使用してもよい。いくつかのケースでは、UEが、アップリンクポジショニング基準信号(PRS)をサービング基地局と1つ以上の隣接基地局とに送信するように構成されていてもよく、または、UEが、ダウンリンクPRSをサービング基地局と1つ以上の隣接基地局とから受信するように構成されていてもよい。アップリンクPRSに対して、基地局および隣接基地局は、例えば、バックホールリンクを介して、UEにより作られた基準信号時間差(RSTD)の測定値のような、アップリンクPRSの受信に関連する情報を交換してもよい。(例えば、基地局を含む)ネットワークは、その後、1つ以上のアップリンクPRS送信に基づいて、UEのロケーションを決定してもよい。ダウンリンクPRS送信に対して、UEは、1つ以上の基地局のそれぞれからPRSを受信してもよい。
[0117]
いくつかのケースでは、UEは、測定値に基づいて、例えば、基準信号時間差(RSTD)測定値に基づいて、そのポジショニングを推定してもよい。追加的または代替的に、UEは、1つ以上のPRSに対する測定報告をサービング基地局に送信してもよい。一般的に、ポジショニング技法は、UEベースまたはUE支援であってもよい。UEベースポジショニングにおいて、UEは(例えば、基地局を介して)RSTD測定値をネットワークにフィードバックすることなく、ポジショニング推定を実行してもよい。UE支援ポジショニングでは、UEは、RSTD測定値を提供してもよく、ネットワークはRSTD測定値を使用して、ポジショニング推定を実行してもよい。UEは、UEベースモード、UE支援モード、または、両方の態様を組み込んでいるモードに対して構成されていてもよい。使用されるポジショニングモードは、接続初期化コンフィギュレーション、ダウンリンク制御情報、媒体アクセス制御(MAC)制御要素(CE)等に基づいていてもよい。
[0118]
いくつかの従来のシステムでは、搬送波中のUEは、リソースが均等に割り当てられているかもしれない。例えば、搬送波中のUEは、類似する帯域幅能力を有しているかもしれず、その結果、基地局は、アップリンクPRSまたはダウンリンクPRSに対して、リソースを均等に割り当てるかもしれない。本明細書で説明するワイヤレス通信システムでは、UE、マシンタイプ通信(MTC)デバイスおよび他のもののような、いくつかのワイヤレスデバイスは、ワイヤレスデバイスが使用することができる帯域幅の量に対して異なる能力を有しているかもしれない。さらに、上記で説明したBWPリソース割り当てスキームは、帯域幅割り当てにおいて柔軟性を提供してもよく、その結果、2つのUEが同じ搬送波中にある場合でも、2つのUEが同じBWPを使用しないか、または、割り当てられている周波数リソースにおいてオーバーラップさえしないかもしれない。したがって、本明細書で説明するUEおよび基地局とともに、他のワイヤレスデバイスは、アップリンクおよびダウンリンクPRS送信に対するBWPインプリメンテーションを考慮する技法を実現してもよい。
[0119]
例えば、UEには、ダウンリンクPRSを受信するまたはアップリンクPRSを送信するためのPRS帯域幅が示されてもよい。PRS帯域幅は、UEに対する1つ以上の構成されているアクティブBWPと少なくとも部分的にオーバーラップしていてもよい。例えば、サービングセルまたは隣接セルにより送信されるダウンリンクPRSは、PRS帯域幅中で送信されるように構成することができる。いくつかのケースでは、PRS帯域幅は、搬送波中の共通基準ポイントに基づいて、構成されていてもよい。第1の例では、PRS帯域幅に対する周波数ドメイン割り振りの開始および終了リソースブロックは、共通基準ポイント(例えば、基準リソースブロック)に関して規定されていてもよい。この例では、PRS帯域幅に対する副搬送波間隔は、アクティブBWPに対する副搬送波間隔と異なっていてもよい。第2の例では、PRS帯域幅に対する周波数ドメイン割り振りの開始および終了リソースブロックは、コンポーネント搬送波の開始に関して規定されていてもよい。この例では、PRS帯域幅に対する副搬送波間隔は、アクティブBWPに対する副搬送波間隔と同じであってもよい。いずれの例に対しても、スクランブルシーケンスは、基準ポイントに基づいていてもよい。いくつかのケースでは、2つの基地局は、2つの異なる例に基づいて構成されているPRS帯域幅を有していてもよい。例えば、第1の基地局は、(例えば、基準ポイントに関する)第1の例に基づいて、ダウンリンクPRSに対する第1のPRS帯域幅を有してもよく、第2の基地局は、(例えば、コンポーネント搬送波の開始に関する)第2の例に基づいて、ダウンリンクPRSに対する第2のPRS帯域幅を有していてもよい。他のケースでは、2つの基地局は、基準ポイントを参照して、または、コンポーネント搬送波の開始を参照して、それぞれPRS帯域幅を構成してもよい。
[0120]
UEによりサービングセルまたは隣接セルに向けて送信されるアップリンクPRSは、同様に、アップリンクPRSに対するPRS帯域幅中で送信されてもよい。アップリンクPRSに対するPRS帯域幅は、ダウンリンクPRSに対するPRS帯域幅に類似する基準に基づいていてもよい。第1の例では、アップリンクPRS帯域幅の周波数ドメインに対する始まりおよび終了は、共通基準ポイント(例えば、基準リソースブロック)に関して構成されていてもよい。第2の例では、アップリンクPRS帯域幅の周波数ドメインに対する始まりおよび終了は、帯域幅部分開始に関して構成されていてもよい。UEは、任意の数の第1または第2の例を実現して、アップリンクPRSを1つ以上のサービング基地局または隣接基地局に送信してもよい。例えば、それぞれ第1および第2の基地局への第1および第2のPRS送信は、両方とも共通基準ポイントに基づいていてもよく、または、両方ともBWP開始に基づいていてもよい。あるいは、いくつかのケースでは、一方のアップリンクPRS送信が共通基準ポイントに基づいていてもよい一方で、他方がBWP開始に基づいていてもよい。
[0121]
いくつかのケースでは、UEは、ダウンリンクPRSまたはアップリンクPRSの前または後に、測定ギャップを有していてもよい。測定ギャップは、UEがその間に他の何らかの信号の送信または受信を行うことが予想されない多数のシンボルに及んでいてもよい。いくつかのケースでは、基地局は、測定ギャップをUEにシグナリングしてもよい。いくつかのケースでは、測定ギャップは0シンボル長であると示されてもよく、または、測定ギャップはまったく示されないかもしれない。いくつかのケースでは、UEが、アクティブBWPとPRS帯域幅との交差において、測定、送信または両方を行うことが予想される場合には、交差は最小しきい値よりも大きいかもしれない。UE能力に基づいて、使用されるポジショニング技法に基づいて、構成されているPRSパターンに基づいて、周波数ホッピングがサポートされているか否かに基づいて、または、これらの何らかの組み合わせに基づいて、しきい値は、上位レイヤシグナリング(例えば、無線リソース制御(RRC)シグナリング)により構成されていてもよい。
[0122]
いくつかの例では、UEは、PRS帯域幅とアクティブBWPとのちょうど交差よりも大きい帯域幅上で測定するように構成されていてもよい。例えば、PRS帯域幅は、アクティブBWPの周波数範囲を超えて延在していてもよい。UEがアクティブBWPの外側で測定を行うように構成されているか否かは、基地局からのインジケーションに基づいて、UE能力のインジケーションに基づいて基地局において決定される、ポジショニング技法がUEベースまたはUE支援であるか否かに基づいて、前または後に、 UEに提供されているか否かに基づいて、または、これらの何らかの組み合わせに基づいて、UEにおいて決定されてもよい。
[0123]
いくつかのケースでは、UEは、複数の基地局により送信されるPRSを測定するように構成されていてもよい。(例えば、サービング基地局に対応する)アクティブBWPは、動的に変化してもよい。この例では、アクティブBWPと各PRSとの交差は異なっていてもよい。これはPRS測定のそれぞれに対して異なる精度につながるかもしれない。第1の例では、PRS測定の精度を高めるために、いくつかの条件が満たされるまでは、アクティブBWPは、変化することが予想されず、または、変化するように構成されていないかもしれない。アクティブBWPは、特定のPRS機会またはPRS機会グループの受信の間に変化しないかもしれない。いくつかの例では、アクティブBWPは、構成されている時間ウィンドウ内の、複数の隣接するPRS機会間に、または、機会グループの間に、変化するように構成されていないかもしれない。いくつかの例では、少なくともすべての構成されている基地局が測定されるまで、アクティブBWPは、複数のPRS機会または機会グループの間に変化するように構成されていないかもしれない。第2の例では、アクティブBWPは変化するかもしれないが、UEは、アクティブBWP変化に基づいて、PRS測定される帯域幅を変化させるように予測されず、変化させるように構成されていないかもしれない。例えば、UEは、第1のBWPの帯域幅に等しい第1のBWPの交差を有するPRSを最初に受信する。アクティブBWPは、次に、より小さい帯域幅を有する第2のBWPに変化し、UEは第2のPRSを受信する。UEは、第1のBWPの帯域幅に対応するより大きいPRSを依然として測定してもよい。いくつかのケースでは、UEは、第2のPRSの前または後に、測定ギャップを有していてもよい。
[0124]
いくつかのケースでは、PRSリソースは、複数のコンポーネント搬送波に及んでいてもよい。PRSリソースは、複数のコンポーネント搬送波に及ぶのに十分な帯域幅を有する1つのコンポーネント搬送波中で構成されていてもよい。いくつかのケースでは、これは、PRS帯域幅が基準ポイントに関して構成されている(例えば、そして、コンポーネント搬送波の開始に関して構成されていない)場合に、生じるかもしれない。第1の例では、PRSリソース全体に渡って同じアンテナポートが仮定されているか否か、または、各CC中でアンテナポートが異なるか否かを、基地局はUEに示してもよい。いくつかのケースでは、UEは、ポートの同じセットが送信されることを仮定してもよい。いくつかのケースでは、2つコンポーネント搬送波が隣接している場合には、UEは、ポートの同じセットが送信されることを仮定するかもしれない。2つのコンポーネント搬送波が同じ帯域中にある場合には、UEは、アンテナポートの同じセットが送信されることを仮定するかもしれない。いくつかのケースでは、2つのコンポーネント搬送波の周波数ドメイン分離がしきい値よりも小さい場合には、UEは、アンテナポートの同じセットが送信されることを仮定するかもしれない。いくつかのケースでは、UEは、第1のアクティブ帯域幅部分と、第2のアクティブ帯域幅部分と、または、第1および第2のアクティブ帯域幅部分の両方と交差するPRS帯域幅上で測定してもよい。いくつかのケースでは、複数のコンポーネント搬送波に及ぶようにPRSリソースがサポートされている場合には、UEが処理できるPRSリソースの最大帯域幅を示すUE能力があるかもしれない。いくつかのケースでは、複数のコンポーネント搬送波に渡る測定のための時間ドメインギャップ(例えば、測定ギャップ)は、単一のコンポーネント搬送波における測定のための測定ギャップよりも大きく(例えば、長く)てもよい。
[0125]
いくつかの例では、PRSリソースは、複数のアクティブBWPに及んでいてもよい。PRSリソースは、複数のアクティブBWPに及ぶのに十分な帯域幅を有する1つのコンポーネント搬送波において構成されていてもよい。いくつかのケースでは、サービング基地局は、コンポーネント搬送波の複数のBWPに対してどのアンテナポートが使用されるかをUEに示してもよい。例えば、サービング基地局は、同じコンポーネント搬送波のBWPに渡って同じアンテナポートが仮定されていることをUEに示してもよい。別の例では、UEは、常に、ポートの同じセットが送信されることを仮定してもよい。いくつかのケースでは、PRSリソースが及ぶBWPのそれぞれが隣接している場合には、UEは、ポートの同じセットが送信されることを仮定してもよい。構成されているPRS帯域幅がコンポーネント搬送波中の複数のアクティブBWPに及ぶ場合には、UEが複数のアクティブBWP上でPRSを測定できるか否かを示す対応するUE能力が存在するかもしれない。複数のアクティブBWPに及ぶようにPRSコンフィギュレーションがサポートされているケースでは、UE能力は、UEが処理するかもしれないPRSリソースの最大帯域幅を示していてもよい。
[0126]
本開示の態様は、最初にワイヤレス通信システムのコンテキストにおいて説明する。本開示の態様は、アップリンクおよびダウンリンクポジショニング基準信号に対する帯域幅部分考察に関連する装置図、システム図およびフローチャートによりさらに図示されており、これらを参照して説明する。
[0127]
図1は、本開示のさまざまな態様にしたがう、アップリンクおよびダウンリンクポジショニング基準信号に対する帯域幅部分考察をサポートするワイヤレス通信システム100の例を示している。ワイヤレス通信システム100は、基地局105と、UE115と、コアネットワーク130とを含んでいる。いくつかの例では、ワイヤレス通信システム100は、ロングタームエボリューション(LTE(登録商標))ネットワーク、LTEアドバンスト(LTE-A)ネットワーク、LTE-Aプロネットワーク、または、新しい無線(NR)ネットワークであってもよい。いくつかのケースでは、ワイヤレス通信システム100は、拡張ブロードバンド通信、超高信頼性(例えば、ミッションクリティカル)通信、低レイテンシー通信、または、低コストおよび低複雑性のデバイスとの通信をサポートしてもよい。
[0128]
基地局105は、1本以上の基地局アンテナを介して、UE115とワイヤレスに通信してもよい。ここで説明する基地局105は、トランシーバ基地局、無線基地局、アクセスポイント、無線トランシーバ、ノードB、eノードB(eNB)、次世代ノードB、または、ギガノードB(いずれもgNBとして呼ばれることもある)、ホームノードB、ホームeノードB、または、他の何らかの適切な用語を含み、これらとして、当業者により参照されることがある。ワイヤレス通信システム100は、異なるタイプの基地局105(例えば、マクロまたはスモールセル基地局)を含んでいてもよい。ここで説明するUE115は、マクロeNB、スモールセルeNB、gNB、中継基地局、これらに類するものを含む、さまざまなタイプの基地局105およびネットワーク機器と通信することができてもよい。
[0129]
さまざまなUE115との通信がサポートされる特定の地理的カバレージエリア110に、各基地局105は関係していてもよい。各基地局105は、通信リンク125を介して、それぞれの地理的カバレージエリア110のための通信カバレージを提供してもよく、基地局105とUE115との間の通信リンク125は、1つ以上の搬送波を利用してもよい。ワイヤレス通信システム100中に示される通信リンク125は、UE115から基地局105へのアップリンク送信、または、基地局105からUE115へのダウンリンク送信を含んでいてもよい。ダウンリンク送信はまた、順方向リンク送信として呼ばれることがあり、アップリンク送信は、逆方向リンク送信として呼ばれることもある。
[0130]
基地局105のための地理的カバレージエリア110は、地理的カバレージエリア110の一部分を作り上げるセクタに分割され、各セクタはセルに関係していてもよい。例えば、各基地局105は、マクロセル、スモールセル、ホットスポット、または、他のタイプのセル、または、これらのさまざまな組み合わせのための通信カバレージを提供してもよい。いくつかの例では、基地局105は、移動可能であり、したがって、移動する地理的カバレージエリア110のための通信カバレージを提供してもよい。いくつかの例では、異なる技術に関係する異なる地理的カバレージエリア110がオーバーラップしていてもよく、異なる技術に関係するオーバーラップしている地理的カバレージエリア110が、同じ基地局105により、または、異なる基地局105によりサポートされていてもよい。ワイヤレス通信システム100は、例えば、異なるタイプの基地局105がさまざまな地理的カバレージエリア110のためのカバレージを提供する、異種LTE/LTE-A/LTE-AプロまたはNRネットワークを含んでいてもよい。
[0131]
「セル」という用語は、(例えば、搬送波を介した)基地局105との通信のために使用される論理通信エンティティを指し、同じ搬送波または異なる搬送波を通して動作する隣接セルを識別する識別子(例えば、物理セル識別子(PCID)、仮想セル識別子(VCID))に関係していてもよい。いくつかの例では、搬送波は、複数のセルをサポートしてもよく、異なるタイプのデバイスのためのアクセスを提供するかもしれない異なるプロトコルタイプ(例えば、マシンタイプ通信(MTC)、狭帯域インターネットオブシングス(NB-IoT)、拡張モバイルブロードバンド(eMBB)、または、他のもの)にしたがって、異なるセルを構成してもよい。いくつかのケースでは、「セル」という用語は、論理エンティティが動作する地理的カバレージエリア110(例えば、セクタ)の一部分を指すこともある。
[0132]
UE115は、ワイヤレス通信システム100の全体に渡って分散されていてもよく、各UE115は、静止していてもまたは移動体であってもよい。UE115はまた、移動体デバイス、ワイヤレスデバイス、リモートデバイス、ハンドヘルドデバイス、または、加入者デバイス、または、他の何らかの適切な用語として呼ばれることもあり、「デバイス」は、ユニット、局、端末、または、クライアントとして呼ばれることもある。UE115はまた、セルラーフォン、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、または、パーソナルコンピュータのような、パーソナル電子デバイスであってもよい。いくつかの例では、UE115はまた、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、インターネットオブスイングス(IoT)デバイス、インターネットオブエブリシング(IoE)デバイス、または、MTCデバイス、または、これらに類するものを指すことがあり、これらは、電気機器、車両、メータ、または、これらに類するもののような、さまざまな物品で実現してもよい。
[0133]
MTCデバイスまたはIoTデバイスのようないくつかのUE115は、低コストまたは低複雑性デバイスであってもよく、(例えば、マシンツーマシン(M2M)通信を介した)マシン間の自動通信を提供してもよい。M2M通信またはMTCは、デバイスが、人間の介入なしに、互いに、または、基地局105と通信することを可能にするデータ通信技術を指すことがある。いくつかの例では、M2M通信またはMTCは、情報を測定または捕捉するセンサまたはメータを組み込み、その情報を使用することができるかまたはその情報をプログラムまたはアプリケーションと対話する人間に提示することができる中央サーバにまたはアプリケーションプログラムにその情報を中継する、デバイスからの通信を含んでいてもよい。いくつかのUE115は、情報を収集するか、または、マシンの自動化された挙動を可能にするように設計されていてもよい。MTCデバイスのためのアプリケーションの例は、スマートメータリング、在庫監視、水位監視、機器監視、ヘルスケア監視、野生生活監視、天候および地質学的イベント監視、フリート管理および追跡、リモートセキュリティセンシング、物理アクセス制御、ならびに、トランザクションベースのビジネス課金を含んでいる。
[0134]
いくつかのUE115は、半二重通信(例えば、送信または受信を介して、一方向通信をサポートするが、同時に送信および受信をサポートしないモード)のような、電力消費を低減する動作モードを用いるように構成されていてもよい。いくつかの例では、半二重通信は、低減されたピークレートで実行してもよい。UE115のための他の電力節約技法は、アクティブ通信に携わっていないときに、または、(例えば、狭帯域通信にしたがって)限られた帯域幅上で動作しているときに、電力セーブ「ディープスリープ」モードに入ることを含んでいる。いくつかのケースでは、UE115は、クリティカル機能(例えば、ミッションクリティカル機能)をサポートするように設計されてもよく、ワイヤレス通信システム100は、これらの機能のために、超高信頼性通信を提供するように構成されていてもよい。
[0135]
いくつかのケースでは、UE115はまた、(例えば、ピアツーピア(P2P)またはデバイスツーデバイス(D2D)プロトコルを使用して)他のUE115と直接通信することができてもよい。D2D通信を利用するUE115のグループのうちの1つ以上は、基地局105の地理的カバレージエリア110内にあってもよい。このようなグループ中の他のUE115は、基地局105の地理的カバレージエリア110の外側にあるかもしれず、または、さもなければ、基地局105からの送信を受信することが不可能であるかもしれない。いくつかのケースでは、D2D通信を介して通信するUE115のグループは、各UE115がグループ中の他のすべてのUE115に送信する、1対多(1:M)システムを利用するかもしれない。いくつかのケースでは、基地局105は、D2D通信に対するリソースのスケジューリングを容易にする。他のケースでは、D2D通信は、基地局105の関与なしで、UE115の間で実行される。
[0136]
基地局105は、コアネットワーク130と、そして、互いに通信してもよい。例えば、基地局105は、バックホールリンク132を通して(例えば、S1、N2、N3または他のインターフェースを介して)、コアネットワーク130とインターフェースしていてもよい。基地局105は、バックホールリンク134を介して(例えば、X2、Xnまたは他のインターフェースを介して)、直接的に(例えば、基地局105間で直接的に)、または、間接的に(例えば、コアネットワーク130を介して)互いに通信してもよい。
[0137]
コアネットワーク130は、ユーザ認証、アクセス許可、追跡、インターネットプロトコル(IP)接続性、および、他のアクセス、ルーティング、または、モビリティ機能を提供してもよい。コアネットワーク130は、少なくとも1つのモビリティ管理エンティティ(MME)、少なくとも1つのサービングゲートウェイ(S-GW)、および、少なくとも1つのパケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ(P-GW)を含んでいてもよい、発展型パケットコア(EPC)であってもよい。MMEは、EPCに関係する基地局105によりサービスされるUE115に対するモビリティ、認証、および、ベアラ管理のような、非アクセス層(例えば、制御プレーン)機能を管理してもよい。ユーザIPパケットは、S-GWを介して転送され、S-GW自体は、P-GWに接続されていてもよい。P-GWは、IPアドレス割り振りとともに他の機能を提供してもよい。P-GWは、ネットワークオペレータIPサービスに接続されていてもよい。オペレータIPサービスは、インターネット、イントラネット、IPマルチメディアサブシステム(IMS)、または、パケット交換(PS)ストリーミングサービスへのアクセスを含んでいてもよい。
[0138]
基地局105のようなネットワークデバイスのうちの少なくともいくつかは、アクセスネットワークエンティティのようなサブコンポーネントを含んでいてもよく、アクセスネットワークエンティティは、アクセスノード制御装置(ANC)の例であってもよい。各アクセスネットワークエンティティは、無線ヘッド、スマート無線ヘッド、または、送信/受信ポイント(TRP)として呼ばれることもある、他の多数のアクセスネットワーク送信エンティティを介して、UE115と通信してもよい。いくつかのコンフィギュレーションでは、各アクセスネットワークエンティティまたは基地局105のさまざまな機能は、さまざまなネットワークデバイス(例えば、無線ヘッドおよびアクセスネットワーク制御装置)に渡って分散されていてもよく、または、単一のネットワークデバイス(例えば、基地局105)に統合されていてもよい。
[0139]
ワイヤレス通信システム100は、典型的には300MHz~300GHzの範囲で、1つ以上の周波数帯域を使用して動作するかもしれない。一般的に、300MHz~3GHzの領域は、超高周波(UHF)領域またはデシメートル帯域として知られている。なぜなら、波長は、長さが約1デシメートル~1メートルの範囲であるからである。UHF波は、建物および環境特徴により遮断またはリダイレクトされるかもしれない。しかしながら、波は、マクロセルが屋内に位置するUE115にサービスを提供するのに十分なくらい構造を貫通するかもしれない。UHF波の送信は、300MHz未満のスペクトルの高周波数(HF)または非常に高い周波数(VHF)部分のより低い周波数およびより長い波を使用する送信と比較して、より小さいアンテナおよびより短い範囲(例えば、100km未満)に関係していてもよい。
[0140]
ワイヤレス通信システム100はまた、センチメートル帯域としても知られる3GHzから30GHzまでの周波数帯域を使用する超高周波数(SHF)領域中で動作してもよい。SHF領域は、5GHzの産業用、科学用、および、医療用(ISM)の帯域のような、帯域を含み、これは、他のユーザからの干渉を許容することができるかもしれない装置により都合よく使用してもよい。
[0141]
ワイヤレス通信システム100は、ミリメータ帯域としても知られるスペクトルの非常に高い周波数(EHF)領域(例えば、30GHzから300GHz)中でも動作してもよい。いくつかの例では、ワイヤレス通信システム100は、UE115と基地局105との間のミリ波(mmW)通信をサポートしてもよく、それぞれのデバイスのEHFアンテナは、UHFアンテナよりもさらに小さく、より近くに間隔が空けられていてもよい。いくつかのケースでは、これは、UE115内でのアンテナアレイの使用を容易にするかもしれない。しかしながら、EHF送信の伝搬は、SHFまたはUHF送信よりも大きな大気減衰の影響を受け、より短い範囲となるかもしれない。ここで開示する技法は、1つ以上の異なる周波数領域を使用する送信に渡って用いてもよく、これらの周波数領域に渡る帯域の指定された使用は、国または規制機関により異なっていてもよい。
[0142]
いくつかのケースでは、ワイヤレス通信システム100は、ライセンスされている無線周波数スペクトル帯域とライセンスされていない無線周波数スペクトル帯域の両方を利用してもよい。例えば、ワイヤレス通信システム100は、5GHz ISM帯域のようなライセンスされていない帯域において、ライセンス支援アクセス(LAA)、LTEライセンスされていない(LTE-U)無線アクセス技術、または、NR技術を用いてもよい。ライセンスされていない無線周波数スペクトル帯域で動作するとき、基地局105およびUE115のようなワイヤレスデバイスは、リッスンビフォアトーク(LBT)手順を用いて、データを送信する前に周波数チャネルが確実にクリアであるようにするかもしれない。いくつかのケースでは、ライセンスされていない帯域における動作は、ライセンスされている帯域(例えば、LAA)において動作するコンポーネント搬送波に関連する搬送波アグリゲーションコンフィギュレーションに基づいていてもよい。ライセンスされていないスペクトルにおける動作は、ダウンリンク送信、アップリンク送信、ピアツーピア送信、または、これらの組み合わせを含んでいてもよい。ライセンスされていないスペクトルにおけるデュプレックスは、周波数分割デュプレックス(FDD)、時分割デュプレックス(TDD)、または、両方の組み合わせに基づいていてもよい。
[0143]
いくつかの例では、基地局105またはUE115は、送信ダイバーシティ、受信ダイバーシティ、多入力多出力(MIMO)通信、または、ビーム形成のような、技法を用いるのに使用してもよい、複数のアンテナを装備していてもよい。例えば、ワイヤレス通信システム100は、送信デバイス(例えば、基地局105)と受信デバイス(例えば、UE115)との間の送信スキームを使用してもよく、送信デバイスは複数のアンテナを装備し、受信デバイスは1本以上のアンテナを装備する。MIMO通信は、マルチパス信号伝搬を用いて、異なる空間レイヤを介して、複数の信号を送信または受信することにより、スペクトル効率を増加させてもよく、これは空間多重化として呼ばれることもある。複数の信号は、例えば、異なるアンテナまたはアンテナの異なる組み合わせを介して、送信デバイスにより送信されてもよい。同様に、複数の信号は、異なるアンテナまたはアンテナの異なる組み合わせを介して、受信デバイスにより受信されてもよい。複数の信号のそれぞれは、別個の空間ストリームとして呼ばれることがあり、同じデータストリーム(例えば、同じコードワード)または異なるデータストリームに関係するビットを伝えてもよい。異なる空間レイヤは、チャネル測定および報告のために使用される異なるアンテナポートに関係していてもよい。MIMO技法は、複数の空間レイヤが同じ受信デバイスに送信される単一ユーザMIMO(SU-MIMO)と、複数の空間レイヤが複数のデバイスに送信される複数ユーザMIMO(MU-MIMO)とを含んでいる。
[0144]
空間フィルタリング、指向性送信、または、指向性受信としても呼ばれることがあるビーム形成は、送信デバイスと受信デバイスとの間の空間パスに沿ってアンテナビーム(例えば、送信ビームまたは受信ビーム)を成形またはステアリングするために、送信デバイスまたは受信デバイス(例えば、基地局105またはUE115)において使用してもよい信号処理技法である。ビーム形成は、アンテナアレイに関して特定の方向に伝搬する信号が強め合う干渉を経験し、他のものが弱め合う干渉を経験するように、アンテナアレイのアンテナ素子を介して通信される信号を組み合わせることにより達成されてもよい。アンテナ素子を介して通信される信号の調節は、送信デバイスまたは受信デバイスが、デバイスに関係するアンテナ素子のそれぞれを介して搬送される信号に対してある振幅および位相オフセットを適用することを含んでいてもよい。アンテナ素子のそれぞれに関係する調節は、特定の方向に関係する(例えば、送信デバイスまたは受信デバイスのアンテナアレイに関する、あるいは、他の何らかの方向に関する)、ビーム形成重み設定により規定されていてもよい。
[0145]
1つの例では、基地局105は、複数のアンテナまたはアンテナアレイを使用して、UE115との指向性通信のためのビーム形成動作を行ってもよい。例えば、いくつかの信号(例えば、同期信号、基準信号、ビーム選択信号、または、他の制御信号)は、異なる方向に複数回、基地局105により送信されてもよく、これは、異なる送信の方向に関係する異なるビーム形成重み設定にしたがって信号が送信されることを含んでいてもよい。異なるビーム方向の送信は、基地局105による後続の送信および/または受信のためのビーム方向を、(例えば、基地局105により、または、UE115のような受信デバイスにより)識別するのに使用してもよい。
[0146]
特定の受信デバイスに関係するデータ信号のようないくつかの信号は、単一のビーム方向(例えば、UE115のような受信デバイスに関係する方向)に、基地局105により送信されてもよい。いくつかの例では、単一のビーム方向に沿った送信に関係するビーム方向は、異なるビーム方向において送信された信号に少なくとも部分的に基づいて決定されていてもよい。例えば、UE115は、基地局105により異なる方向に送信された信号のうちの1つ以上を受信してもよく、UE115は、最高の信号品質で、または、さもなければ許容可能な信号品質で、受信した信号のインジケーションを、基地局105に報告してもよい。これらの技法は、基地局105により1つ以上の方向で送信される信号を参照して説明しているが、UE115は、(例えば、UE115による後続の送信または受信のためのビーム方向を識別するために)異なる方向に複数回、信号を送信する、または、(例えば、データを受信デバイスに送信するために)単一の方向に信号を送信する、同様の技法を用いてもよい。
[0147]
受信デバイス(例えば、mmW受信デバイスの例であってもよいUE115)は、同期信号、基準信号、ビーム選択信号、または、他の制御信号のような、さまざまな信号を基地局105から受信するとき、複数の受信ビームを試みるかもしれない。例えば、受信デバイスは、異なるアンテナサブアレイを介して受信することにより、異なるアンテナサブアレイにしたがって受信信号を処理することにより、アンテナアレイの複数のアンテナ素子において受信される信号に適用される異なる受信ビーム形成重み設定にしたがって受信することにより、または、アンテナアレイの複数のアンテナ素子において受信される信号に適用される異なる受信ビーム形成重み設定にしたがって受信信号を処理することにより、複数の受信方向を試してもよく、これらのうちのいずれも、異なる受信ビームまたは受信方向にしたがって「リスニング」しているとして呼ばれることがある。いくつかの例では、受信デバイスは、(例えば、データ信号を受信するとき)単一の受信ビームを使用して、単一のビーム方向に沿って受信してもよい。単一の受信ビームは、異なる受信ビーム方向にしたがうリスニングに少なくとも部分的に基づいて決定されるビーム方向(例えば、複数のビーム方向にしたがうリスニングに少なくとも部分的に基づく、最高信号強度、最高信号対雑音比、または、さもなければ、許容可能な信号品質を有するように決定されたビーム方向)に整列されていてもよい。
[0148]
いくつかのケースでは、基地局105またはUE115のアンテナは、1つ以上のアンテナアレイ内に位置していてもよく、アンテナアレイは、MIMO動作を、あるいは、送信または受信ビーム形成をサポートしてもよい。例えば、1本以上の基地局アンテナまたはアンテナアレイは、アンテナタワーのようなアンテナアセンブリとコロケートさせてもよい。いくつかのケースでは、基地局105に関係するアンテナまたはアンテナアレイは、多様な地理的ロケーションに配置されていてもよい。基地局105は、基地局105がUE115との通信のビーム形成をサポートするため使用するかもしれない、アンテナポートの多数の行と列を有するアンテナアレイを有していてもよい。同様に、UE115は、さまざまなMIMOまたはビーム形成動作をサポートするかもしれない、1つ以上のアンテナアレイを有していてもよい。
[0149]
いくつかのケースでは、ワイヤレス通信システム100は、レイヤ化プロトコルスタックにしたがって動作するパケットベースのネットワークであってもよい。ユーザプレーンでは、ベアラまたはパケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)レイヤにおける通信は、IPベースであってもよい。無線リンク制御(RLC)レイヤは、論理チャネルを介して通信するために、パケットセグメンテーションおよびリアセンブリを実行してもよい。MACレイヤは、優先取り扱いを行い、論理チャネルのトランスポートチャネルへの多重化を行ってもよい。MACレイヤはまた、リンク効率を改善するために、MACレイヤにおける再送信を提供するハイブリッド自動再送要求(HARQ)を使用してもよい。制御プレーンでは、無線リソース制御(RRC)プロトコルレイヤは、UE115と、基地局105またはユーザプレーンデータに対する無線ベアラをサポートするコアネットワーク130との間のRRC接続の確立、コンフィギュレーション、および、管理を提供してもよい。物理レイヤでは、トランスポートチャネルは、物理チャネルにマッピングされていてもよい。
[0150]
いくつかのケースでは、UE115および基地局105は、データの再送信をサポートして、データの受信が成功する可能性を増加させてもよい。HARQフィードバックは、データが通信リンク125を介して正確に受信される可能性を増加させる1つの技法である。HARQは、(例えば、巡回冗長検査(CRC)を使用する)誤り検出、順方向誤り訂正(FEC)、および、再送信(例えば、自動反復要求(ARQ))の組み合わせを含んでいてもよい。HARQは、劣悪な無線条件(例えば、信号対雑音条件)において、MACレイヤにおけるスループットを改善するかもしれない。いくつかのケースでは、ワイヤレスデバイスは、同じスロットHARQフィードバックをサポートしてもよく、デバイスは、スロット中の以前のシンボル中で受信されたデータのための特定のスロット中にHARQフィードバックを提供してもよい。他のケースでは、デバイスは、後続のスロット中で、または、他の何らかの時間間隔にしたがって、HARQフィードバックを提供してもよい。
[0151]
LTEまたはNRにおける時間間隔は、基本時間単位の倍数で表されていてもよく、基本時間単位は、例えば、T=1/30,720,000秒のサンプリング期間を指していてもよい。通信リソースの時間間隔は、それぞれが10ミリ秒(ms)の持続期間を有する無線フレームにしたがって編成されていてもよく、フレーム期間は、T=307,200Tとして表されていてもよい。無線フレームは、0から1023の範囲のシステムフレーム番号(SFN)により識別されていてもよい。各フレームは、0から9まで番号付けされた10個のサブフレームを含んでいてもよく、各サブフレームは、1ミリ秒の持続期間を有していてもよい。サブフレームは、それぞれが0.5m秒の持続期間を有する2つのスロットにさらに分割されてもよく、各スロットは、(例えば、各シンボル期間の前に付加されるサイクリックプレフィックスの長さに依存して)6つまたは7つの変調シンボル期間を含んでいてもよい。サイクリックプレフィックスを除外すると、各シンボル期間は、2048のサンプリング期間を含んでいてもよい。いくつかのケースでは、サブフレームは、ワイヤレス通信システム100の最小スケジューリング単位であってもよく、送信時間間隔(TTI)として呼ばれることもある。他のケースでは、ワイヤレス通信システム100の最小スケジューリング単位は、サブフレームよりも短くてもよく、または、(例えば、短縮TTI(sTTI)のバースト中で、または、sTTIを使用する選択されたコンポーネント搬送波中で)動的に選択してもよい。
[0152]
いくつかのワイヤレス通信システムでは、スロットは、1つ以上のシンボルを含む複数のミニスロットにさらに分割されていてもよい。いくつかの事例では、ミニスロットまたはミニスロットのシンボルが、スケジューリングの最小単位であってもよい。各シンボルは、例えば、副搬送波間隔または動作の周波数帯域に依存して、持続期間が変化してもよい。さらに、いくつかのワイヤレス通信システムは、複数のスロットまたはミニスロットが一緒にアグリゲートされて、UE115と基地局105との間の通信のために使用されるスロットアグリゲーションを実現してもよい。
[0153]
用語「搬送波」は、通信リンク125を介しての通信をサポートするために規定されている物理レイヤ構造を有する無線周波数スペクトルリソースのセットを指している。例えば、通信リンク125の搬送波は、所定の無線アクセス技術のための物理レイヤチャネルにしたがって動作する無線周波数スペクトル帯域の一部分を含んでいてもよい。各物理レイヤチャネルは、ユーザデータ、制御情報、または、他のシグナリングを伝えてもよい。搬送波は、予め規定されている周波数チャネル(例えば、発展型ユニバーサル移動体電気通信システム地上無線アクセス(E-UTRA)絶対無線周波数チャネル番号(EARFCN))に関係していてもよく、UE115による発見のためのチャネルラスタにしたがって位置決めされていてもよい。搬送波は、(例えば、FDDモード中で)ダウンリンクまたはアップリンクであってもよく、または、(例えば、TDDモード中で)ダウンリンクおよびアップリンク通信を伝えるように構成されていてもよい。いくつかの例では、搬送波を介して送信される信号波形は、(例えば、直交周波数分割多重(OFDM)または離散フーリエ変換拡散OFDM(DFT-S-OFDM)のような、マルチ搬送波変調(MCM)技法を使用して)複数の副搬送波から作り上げられていてもよい。
[0154]
搬送波の組織構造は、異なる無線アクセス技術(例えば、LTE、LTE-A、LTE-Aプロ、NR)に対して異なっていてもよい。例えば、搬送波を介した通信は、TTIまたはスロットにしたがって編成してもよく、これらのそれぞれは、ユーザデータとともにユーザデータのデコーディングをサポートするための制御情報またはシグナリングを含んでいてもよい。搬送波はまた、専用捕捉シグナリング(例えば、同期信号またはシステム情報等)と、搬送波のための動作を調整する制御シグナリングとを含んでいてもよい。いくつかの例では(例えば、搬送波アグリゲーションコンフィギュレーション中では)、搬送波はまた、捕捉シグナリングまたは他の搬送波のための動作を調整する制御シグナリングを有していてもよい。
[0155]
物理チャネルは、さまざまな技法にしたがって搬送波上で多重化してもよい。物理制御チャネルおよび物理データチャネルは、例えば、時分割多重化(TDM)技法、周波数分割多重化(FDM)技法、または、ハイブリッドTDM-FDM技法を使用して、ダウンリンク搬送波上で多重化してもよい。いくつかの例では、物理制御チャネル中で送信される制御情報は、カスケード方法で、異なる制御領域間(例えば、共通制御領域または共通サーチ空間と、1つ以上のUE特有な制御領域またはUE特有なサーチ空間との間で)で分散させてもよい。
[0156]
搬送波は、無線周波数スペクトルの特定の帯域幅に関係していてもよく、いくつかの例では、搬送波帯域幅は、搬送波のまたはワイヤレス通信システム100の「システム帯域幅」として呼ばれることもある。例えば、搬送波帯域幅は、特定の無線アクセス技術の搬送波(例えば、1.4、3、5、10、15、20、40、または、80MHz)に対する多数の予め定められている帯域幅のうちの1つであってもよい。いくつかの例では、各サービス提供されるUE115は、搬送波帯域幅の一部分または全部上で動作するように構成されていてもよい。他の例では、いくつかのUE115は、搬送波内(例えば、狭帯域プロトコルタイプの「インバンド」配備)の予め規定されている部分または範囲(例えば、副搬送波またはRBのセット)に関係する狭帯域プロトコルタイプを使用する動作のために構成されていてもよい。
[0157]
MCM技法を用いるシステムでは、リソース要素は、1つのシンボル期間(例えば、1つの変調シンボルの持続期間)と、1つの副搬送波とからなっていてもよく、シンボル期間と副搬送波間隔は逆に関連する。各リソース要素により搬送されるビットの数は、変調スキーム(例えば、変調スキームの次数)に依存していてもよい。したがって、UE115が受信するリソース要素がより多くなり、変調スキームの次数が高くなるほど、UE115に対するデータレートがより高くなるかもしれない。MIMOシステムでは、ワイヤレス通信リソースは、無線周波数スペクトルリソースと、時間リソースと、空間リソース(例えば、空間レイヤ)との組み合わせを指すことがあり、複数の空間レイヤの使用は、UE115との通信のためのデータレートをさらに増加させるかもしれない。
[0158]
ワイヤレス通信システム100のデバイス(例えば、基地局105またはUE115)は、特定の搬送波帯域幅上での通信をサポートするハードウェアコンフィギュレーションを有しているかもしれないか、または、搬送波帯域幅のセットのうちの1つ上での通信をサポートするように構成可能であってもよい。いくつかの例では、ワイヤレス通信システム100は、1つより多い異なる搬送波帯域幅に関係する搬送波を介して同時通信をサポートする基地局105および/またはUE115を含んでいてもよい。
[0159]
ワイヤレス通信システム100は、複数のセルまたは搬送波上でUE115との通信をサポートしてもよく、この特徴は、搬送波アグリゲーションまたはマルチ搬送波動作として呼ばれることもある。UE115は、搬送波アグリゲーションコンフィギュレーションにしたがって、複数のダウンリンクコンポーネント搬送波および1つ以上のアップリンクコンポーネント搬送波により構成されていてもよい。搬送波アグリゲーションは、FDDコンポーネント搬送波およびTDDコンポーネント搬送波の両方とともに使用してもよい。
[0160]
いくつかのケースでは、ワイヤレス通信システム100は、拡張コンポーネント搬送波(eCC)を利用してもよい。eCCは、より広い搬送波または周波数チャネル帯域幅、より短いシンボル持続期間、より短いTTI持続期間、または、修正された制御チャネルコンフィギュレーションを含む1つ以上の特徴により特徴付けられていてもよい。いくつかのケースでは、eCCは、搬送波アグリゲーションコンフィギュレーションまたはデュアル接続コンフィギュレーション(例えば、複数のサービングセルが準最適なまたは非理想的なバックホールリンクを有するとき)に関係していてもよい。eCCはまた、(例えば、1つより多くの事業者がスペクトルを使用することが許可されている場合)ライセンスされていないスペクトルまたは共有スペクトル中での使用のために構成されていてもよい。広い搬送波帯域幅により特徴付けられるeCCは、搬送波帯域幅全体を監視することができない、または、そうでなければ、(例えば、電力を節約するために)限定された搬送波帯域幅を使用するように構成されているUE115により利用されるかもしれない1つ以上のセグメントを含んでいてもよい。
[0161]
いくつかのケースでは、eCCは、他のコンポーネント搬送波とは異なるシンボル持続期間を利用していてもよく、これは、他のコンポーネント搬送波のシンボル持続期間と比較して低減されたシンボル持続期間の使用を含んでいてもよい。より短いシンボル持続期間は、隣接する副搬送波間の増加した間隔に関係していてもよい。eCCを利用するUE115または基地局105のようなデバイスは、低減シンボル持続期間(例えば、16.67マイクロ秒)で、(例えば、20、40、60、80MHz等の周波数チャネルまたは搬送波帯域幅にしたがって)広帯域信号を送信してもよい。eCC中のTTIは、1つまたは複数のシンボル期間からなっていてもよい。いくつかのケースでは、TTI持続期間(すなわち、TTI中のシンボル期間の数)は可変であってもよい。
[0162]
ワイヤレス通信システム100は、数ある中でも、ライセンスされているスペクトル帯域幅、共有されているスペクトル帯域、および、ライセンスされていないスペクトル帯域の任意の組み合わせを利用するかもしれないNRシステムであってもよい。eCCシンボル持続期間および副搬送波間隔の柔軟性は、複数のスペクトルに渡るeCCの使用を可能にするかもしれない。いくつかの例では、NR共有スペクトルは、特に、リソースの動的な垂直(例えば、周波数ドメインに渡る)および水平(例えば、時間ドメインに渡る)共有を通して、スペクトル利用およびスペクトル効率を増加させるかもしれない。
[0163]
ワイヤレス通信システム100は、基地局105毎に構成されていてもよいPRSリソースをサポートしてもよい。基地局105は、UE115に対するPRSリソースを構成してもよい。PRSリソースは、UE115に対する1つ以上の構成されているアクティブBWPと少なくとも部分的にオーバーラップする、帯域幅または周波数ドメイン割り振りに及んでいてもよい。UE115は、PRSリソースに対する周波数ドメイン割り振りが示されてもよく、PRSリソースを使用して、ダウンリンクPRSを受信し、アップリンクPRSを送信してもよい。いくつかのケースでは、PRSリソースを構成して使用することにより、変化する帯域幅能力を有するUE115をサポートするワイヤレス通信システムは、UE115を追跡し、アップリンクおよびダウンリンクPRS送信に対するリソースを構成する拡張ポジショニング技法を有していてもよい。
[0164]
図2は、本開示の態様による、アップリンクおよびダウンリンクポジショニング基準信号に対する帯域幅部分考察をサポートするワイヤレス通信システム200の例を図示している。いくつかの例では、ワイヤレス通信システム200は、ワイヤレス通信システム100の態様を実現してもよい。
[0165]
ワイヤレス通信システム200は、例えば、基地局105a、105bおよび105cと、UE115aとを含んでいる、1つ以上の基地局105と1つ以上のUE115とを含んでいてもよい。図2中に記載されている基地局105は、図1を参照して説明した基地局105の例であってもよい。いくつかの例では、基地局105a、105bおよび105cは、ネットワークデバイスおよび/または次世代ノードB(gNB)として呼ばれることがある。UE115aは、図1を参照して説明したUE115の例であってもよい。基地局105aは、UE115aに対するサービング基地局105の例であってもよく、基地局105bおよび基地局105cは、隣接基地局105の例であってもよい。
[0166]
ワイヤレス通信システム200は、PRSリソースに対するコンフィギュレーションをサポートする基地局105とUE115との間の通信の動作を図示していてもよい。各基地局105はセルを提供してもよく、基地局105はセルのカバレージエリア内のUE115に対してサービスを提供してもよい。UE115aはカバレージエリア内で移動してもよく、セルはUE115aにワイヤレス通信を提供してもよい。いくつかのケースでは、UE115aには、サービング基地局と通信するためのBWPが割り振られてもよい。BWPは、所定のワイヤレス通信搬送波上のPRBの隣接するセットであってもよい。各BWPは、ヌメロロジに関係していてもよく、BWPのために使用される、SCS、シンボル持続期間、および、サイクリックプレフィックス長は、ヌメロロジに基づいている。PRBは、共通リソースブロックの隣接するサブセットから選択されてもよく、共通リソースブロックの隣接するサブセットは、基地局105により被担当UE115に割り振られるか、または、割り当てられていてもよい。例えば、基地局105aが、搬送波のBWPをUE115aに割り当ててもよい。
[0167]
いくつかの例では、UE115aは、アップリンク送信に対する1つのアクティブBWPと、ダウンリンク通信に対する1つのアクティブBWPとを有していてもよい。いくつかのケースでは、ダウンリンクBWPはダウンリンク送信範囲235に対応していてもよく、アップリンクBWPはアップリンク送信範囲240に対応していてもよい。アップリンクBWPおよびダウンリンクBWPは、周波数ドメイン中で、隣接していても、または、(それらの間のギャップで)分離されていてもよい。一般的に、UE115aは、アクティブBWPの周波数範囲内で送信および受信してもよく、UE115aは、それぞれアップリンクおよびダウンリンクに対するアクティブBWPの外側で、送信するように構成されず、または、受信するように予想されていないかもしれない。いくつかのケースでは、UE115aに対するBWPを構成するサービング基地局105として、基地局105aは、搬送波中の共通基準ポイントからのオフセットに基づいて、(例えば、周波数における)BWPの開始を示してもよい。いくつかのケースでは、共通基準ポイントは、基準リソースブロック、搬送波の開始、終了または中央ポイント等に対応していてもよい。いくつかのケースでは、共通基準ブロックは、共通リソースブロック中のリソースブロックロケーションを示していてもよい。物理リソースブロックは、特定の搬送波BWP内のリソースブロックを示していてもよい。共通基準ブロックは、絶対(例えば、基準ベース)座標系におけるポジションであってもよい。(例えば、BWPにおける)物理基準ブロックは、相対座標系におけるポジションであってもよい。
[0168]
基地局105aを含むネットワークは、UE115aの地理的ロケーションまたはポジショニングの追跡をしてもよい。さまざまなポジショニング技法を使用して、UE115aを追跡してもよい。UE115aのポジショニングを決定するいくつかの技法は、とりわけ、ネットワーク支援グローバルナビゲーション衛星システム(GNSS)技法(例えば、グローバルポジショニングシステム(GPS))、気圧感知、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)シグナリング、Bluetooth(登録商標)シグナリング、および、地上ビーコンシステム技法を含んでいてもよい。いくつかの技法のインプリメンテーションは、UE115aと基地局105との間のワイヤレス通信のために使用される無線アクセス技術(RAT)に基づいていてもよい。例えば、ダウンリンクポジショニングと、拡張セルIDを介した追跡と、アップリンクポジショニングとを使用する技法は、RATに基づいていてもよい。
[0169]
表1中のポジショニング方法は、UEベース、UE支援/発展型サービング移動体ロケーションセンター(E-SMLC)ベース、eNB支援、ロケーション測定ユニット(LMU)支援/E-SMLCベースバージョン、および、セキュアユーザプランロケーション(SUPL)ベースであってもよい。表は、いくつかのポジショニング方法に対して、どのバージョンがサポートされているかを示しているかもしれない。
Figure 2022518167000002
[0170]
いくつかのケースでは、ダウンリンクは、PRS信号に基づくTBSポジショニングを含んでいてもよい。いくつかのケースでは、TBSは、メトロポリタンビーコンシステム(MBS)信号に基づいていてもよい。
[0171]
いくつかのケースでは、UE115aは、サービング基地局105および1つ以上の隣接基地局105にアップリンクPRS220を送信するように構成されていてもよく、または、UE115aは、サービング基地局105および1つ以上の隣接基地局105からダウンリンクPRS215を受信するように構成されていてもよい。アップリンクPRS220を受信すると、基地局105a、基地局105bおよび基地局105cは、例えば、バックホールリンクを介して、UE115aにより作られた基準信号時間差(RSTD)の測定値のような、アップリンクPRSの受信に関連する情報を交換してもよい。(例えば、基地局を含む)ネットワークは、その後、1つ以上のアップリンクPRSに基づいて、UE115aのロケーションを決定してもよい。ダウンリンクPRS技法に対して、UE115aは、1つ以上の基地局105(例えば、基地局105a、105b、105cまたはこれらの組み合わせ)のそれぞれからダウンリンクPRS215を受信してもよい。いくつかのケースでは、UEは、測定値に基づいて、例えば、基準信号時間差(RSTD)測定値に基づいて、そのポジショニングを推定してもよい。追加的または代替的に、UEは、1つ以上のPRSに対する測定報告をサービング基地局に送信してもよい。
[0172]
一般的に、ポジショニング技法は、UEベースまたはUE支援であってもよい。UEベースポジショニングでは、UE115aは、RSTD測定値を(例えば、基地局105を介して)ネットワークにフィードバックすることなく、ポジショニング推定を実行してもよい。いくつかのケースでは、UE115aは、受信されたダウンリンクPRSに基づいて、UEベースのポジショニング推定を実行してもよい。別の例では、UE115aは、1つ以上の送信されたアップリンクPRSに対応する、ネットワーク中の複数の基地局105からのPRS測定報告を受信するかもしれない。UE115aは、受信されたPRS測定報告からポジション推定値を決定してもよい。UE支援ポジショニングでは、UE115aは、RSTD測定値を提供してもよく、ネットワークは、RSTD測定値を使用して、ポジショニング推定を実行してもよい。UE115aは、UEベースモード、UE支援モード、または、両方の態様を組み込むモードに対して、構成されていてもよい。使用されるポジショニングモードは、接続初期化コンフィギュレーション、ダウンリンク制御情報、MAC CE等に基づいていてもよい。
[0173]
いくつかの従来のシステムでは、搬送波中のUE115は均等にリソースが割り当てられているかもしれない。例えば、搬送波中のUE115は、類似する帯域幅能力を有しているかもしれず、その結果、サービング基地局105は、アップリンクPRSまたはダウンリンクPRSに対して、リソースを均等に割り当てることができる。本明細書で説明するワイヤレス通信システム200および他のワイヤレス通信システムでは、UE115、基地局105、マシンタイプ通信(MTC)デバイス、または、他のもののような、いくつかのワイヤレスデバイスは、ワイヤレスデバイスが使用することができる帯域幅の量に対して異なる能力を有しているかもしれない。さらに、上記で説明したBWPリソース割り当てスキームは、帯域幅割り当てにおいて柔軟性を提供してもよく、その結果、2つのUE115が同じ搬送波にある場合でさえも、2つのUE115が同じBWPを使用しないか、または、割り当てられている周波数リソース中でオーバーラップさえしないかもしれない。したがって、UE115aならびに基地局105a、105bおよび105cのような、本明細書で説明するUE115および基地局105は、アップリンクおよびダウンリンクPRS送信に対するBWPインプリメンテーションを考慮する技法を実現してもよい。
[0174]
ワイヤレス通信システム200は、PRSリソース225をサポートしてもよい。例えば、基地局105aは、UE115aに対するPRSリソース225を構成してもよい。PRSリソース225は、UE115aに対する1つ以上の構成されているアクティブBWPと少なくとも部分的にオーバーラップする、帯域幅または周波数ドメイン割り振りに及んでもよい。UE115aは、PRSリソース225に対する周波数ドメイン割り振りが示され、PRSリソース225を使用して、ダウンリンクPRS215を受信し、または、アップリンクPRS220を送信してもよい。
[0175]
例えば、サービングセルまたは隣接セルにより送信されるダウンリンクPRS215は、PRSリソース225の帯域幅中で送信されるように構成することができる。いくつかのケースでは、PRS帯域幅は、搬送波中の共通基準ポイントに基づいて構成されていてもよい。第1の例では、PRSリソース225に対する周波数ドメイン割り振りの開始および終了リソースブロックは、共通基準ポイント(例えば、基準リソースブロック)に関して、規定されていてもよい。ここでは、共通基準ポイントを共通基準ポイント「A」として呼ぶことがある。共通基準ポイント「A」は、共通リソースブロック、システム帯域幅における絶対ポイント、コンポーネント搬送波における相対または絶対ポイント等に基づいていてもよい。この例では、PRS帯域幅に対するSCSは、アクティブBWPに対する副搬送波間隔と異なっていてもよい。ダウンリンクPRS215に対するいくつかのコンフィギュレーションは、図3においてさらに詳細に説明する。
[0176]
ダウンリンクPRS215に対するPRS帯域幅を構成するための第2の例では、PRSリソース225に対する周波数ドメイン割り振りの開始および終了リソースブロックは、コンポーネント搬送波の開始(例えば、最小インデックスが割り当てられているコンポーネント搬送波のRB)である基準ポイントに関して規定されていてもよい。この例では、PRS帯域幅に対するSCSは、アクティブBWPの副搬送波間隔と同じであってもよい。いずれの例に対しても、スクランブルシーケンスは基準ポイントに基づいていてもよい。いくつかのケースでは、2つの基地局105は、2つの異なる例に基づいて構成されているPRS帯域幅を有していてもよい。例えば、基地局105aは、(例えば、基準ポイントに関する)第1の例に基づいて、ダウンリンクPRSに対する第1のPRS帯域幅を有してもよく、基地局105bは、(例えば、コンポーネント搬送波の開始に関する)第2の例に基づいて、ダウンリンクPRSに対する第2のPRS帯域幅を有していてもよい。他のケースでは、2つの基地局105はそれぞれ、コンポーネント搬送波内に位置している基準ポイントを参照して、または、コンポーネント搬送波の開始である基準ポイントを参照して、PRS帯域幅を構成してもよい。
[0177]
サービングセルまたは隣接セルに向けてUE115aにより送信されるアップリンクPRSは、同様に、アップリンクPRSに対するPRS帯域幅中で送信されてもよい。いくつかのケースでは、アップリンクPRS帯域幅に対するPRS帯域幅は、ダウンリンクPRSに対するPRS帯域幅に類似する共通基準ポイント「A」に基づいていてもよい。第1の例では、アップリンクPRS帯域幅の周波数ドメインに対する始まりと終了は、共通基準ポイント(例えば、基準リソースブロック)に関して構成されていてもよい。第2の例では、アップリンクPRS帯域幅の周波数ドメインに対する始まりおよび終了は、帯域幅部分開始に関して構成されていてもよい。UE115aは、第1または第2の例、あるいは、両方を適用して、アップリンクPRSを1つ以上のサービング基地局または隣接基地局に送信してもよい。例えば、それぞれ第1および第2の基地局への第1および第2のアップリンクPRS送信は、両方とも共通基準ポイントに基づいていてもよく、または、両方がBWP開始に基づいていてもよい。あるいは、いくつかのケースでは、1つのアップリンクPRS送信は、共通基準ポイントに基づいていてもよく、第2のアップリンクPRS送信は、BWPの最低周波数に基づいている。アップリンクPRS220に対するコンフィギュレーションは、図4および図5においてさらに詳細に説明する。
[0178]
いくつかのケースでは、UE115aは、ダウンリンクPRSまたはアップリンクPRSの前または後に、測定ギャップを有していてもよい。測定ギャップは、UE115aがその間に(例えば、すべての搬送波に至るまでにおける)他の何らかの信号の送信または受信を行うことが予想されない多数のシンボル(例えば、OFDMシンボル)に及んでいてもよい。いくつかのケースでは、UE115aは、帯域内搬送波アグリゲーションおよび帯域間搬送波アグリゲーションの両ケースにおいて説明したように、送信または受信が予想されていないかもしれない。いくつかのケースでは、UE115aは、帯域間搬送波アグリゲーションのシナリオにおけるのと同じ帯域の搬送波において、または、帯域内搬送波アグリゲーションのすべての搬送波において、のみ送信または受信を行うことが予想されないかもしれない。いくつかのケースでは、基地局105aは、測定ギャップをUE115aにシグナリングしてもよい。いくつかのケースでは、測定ギャップは0シンボル長であるように示されてもよく、または、測定ギャップはまったく示されないかもしれない。いくつかのケースでは、UE115が、アクティブBWPとPRSリソース225の帯域幅との交差において、測定、送信、または両方を行うことが予想される場合には、交差は、最小しきい値よりも大きいかもしれない。しきい値は、UE能力に基づいて、使用されるポジショニング技法に基づいて、構成されているPRSパターンに基づいて、周波数ホッピングがサポートされているか否かに基づいて、または、これらの何らかの組み合わせに基づいて、上位レイヤシグナリング(例えば、無線リソース制御(RRC)シグナリング)により構成されていてもよい。
[0179]
いくつかのケースでは、UE115aは、アクティブBWPと交差するDL/UL PRS帯域幅においてのみ測定または送信を行うことが予想されていてもよい。いくつかのケースでは、性能要件または試験は、ギャップが0個のOFDMシンボルにシグナリングされるか否か、ギャップがないことがシグナリングされるか否か、または、他の何らかのチャネル(DL/UL)が、UE115aにより受信または送信されるように、スケジュールされるか、構成されているか、または、アクティブ化されているか否かに基づいて、規定されていてもよい。
[0180]
いくつかの例では、UE115aは、PRS帯域幅とアクティブBWPとのちょうど交差よりも大きい帯域幅上で測定するように構成されていてもよい。例えば、PRS帯域幅は、アクティブBWPの周波数範囲を超えて延在していてもよい。WE115aが、アクティブBWPの外側で測定を行うように構成されているか否かは、基地局105aからのインジケーションに基づいて、UE能力205中のインジケーションに基づいて基地局105aにおいて決定される、ポジショニング技法がUEベースまたはUE支援であるか否かに基づいて、前または後の十分なギャップがUE115aに提供されているか否かに基づいて(例えば、これはUE能力205中のインジケーションに基づいているかもしれない)、あるいは、これらの任意の組み合わせに基づいて、UE115aにおいて決定されてもよい。
[0181]
いくつかのケースでは、UE115aは、複数の基地局105により送信されるダウンリンクPRS215を測定するように構成されていてもよい。ダウンリンク通信のために構成されている(例えば、サービング基地局105、基地局105aに対応する)アクティブBWPは、動的に変化してもよい。この例では、アクティブBWPと複数の基地局105からの各PRSとの交差は異なっていてもよい。これは、PRS測定のそれぞれに対して異なる精度につながるかもしれない。第1の例では、PRS測定に対する精度を高めるために、いくつかの条件が満たされるまで、アクティブBWPは、変化することが予想されず、または、変化するように構成されていないかもしれない。例えば、アクティブBWPは、特定のPRS機会またはPRS機会グループの受信の間に変化しないかもしれない。いくつかの例では、アクティブBWPは、構成されている時間ウィンドウ内の、複数の隣接するPRS機会間に、または、機会グループの間に、変化するように構成されていないかもしれない。いくつかの例では、少なくともすべての構成されている基地局が測定されるまで、アクティブBWPは、複数のPRS機会または機会グループの間に変化するように構成されていないかもしれない。第2の例では、アクティブBWPは変化するかもしれないが、UE115aは、アクティブBWP変化に基づいて、PRS測定される帯域幅を変化させるように予測されず、または、変化させるように構成されていないかもしれない。例えば、UE115aは、第1のBWPの帯域幅に等しい第1のBWPの交差を有するダウンリンクPRS215を最初に受信するかもしれない。アクティブBWPは、次に、より小さい帯域幅を有する第2のBWPに変化し、UE115aは第2のダウンリンクPRS215を受信する。UE115aは、第1のBWPのより大きい帯域幅に対応するダウンリンクPRS215を依然として測定してもよい。いくつかのケースでは、UE115aは、第2のダウンリンクPRS215の前または後に、測定ギャップを有していてもよい。
[0182]
いくつかのケースでは、PRSリソース225は、複数のコンポーネント搬送波に及んでいてもよい。この例は、図9中でさらに詳細に説明する。PRSリソース225は、複数のコンポーネント搬送波に及ぶのに十分な帯域幅を有する1つのコンポーネント搬送波中で構成されていてもよい。いくつかのケースでは、これは、PRS帯域幅が基準ポイントに関して構成されている(例えば、基準ポイント「A」、コンポーネント搬送波の開始に関して構成されていない)場合に、生じるかもしれない。第1の例では、PRSリソース全体に渡って同じアンテナポートが仮定されているか否か、または、各コンポーネント搬送波中でアンテナポートが異なるか否かを、基地局105aはUE115aに示してもよい。いくつかのケースでは、UE115aは、ポートの同じセットが送信されることを仮定してもよい。いくつかのケースでは、2つコンポーネント搬送波が隣接している場合には、UE115aは、ポートの同じセットが送信されることを仮定するかもしれない。2つのコンポーネント搬送波が同じ帯域中にある場合には、UE115aは、アンテナポートの同じセットが送信されることを仮定するかもしれない。いくつかのケースでは、2つのコンポーネント搬送波の周波数ドメイン分離がしきい値よりも小さい場合には、UE115aは、アンテナポートの同じセットが送信されることを仮定するかもしれない。いくつかのケースでは、UE115aは、第1のアクティブ帯域幅部分と、第2のアクティブ帯域幅部分と、または、第1および第2のアクティブ帯域幅部分の両方と交差するPRS帯域幅上で測定してもよい。いくつかのケースでは、複数のコンポーネント搬送波に及ぶようにPRSリソースがサポートされている場合には、UE115aが処理できるPRSリソースの最大帯域幅を示す、UE能力205中のインジケータがあるかもしれない。いくつかのケースでは、複数のコンポーネント搬送波に渡る測定のための時間ドメインギャップ(例えば、測定ギャップ)は、単一のコンポーネント搬送波における測定のための測定ギャップよりも大きく(例えば、長く)てもよい。
[0183]
いくつかの例では、PRSリソースは、複数のアクティブBWPに及んでいてもよい。この例は、図10中でさらに詳細に説明する。PRSリソース225は、複数のアクティブBWPに及ぶのに十分な帯域幅を有する1つのコンポーネント搬送波において構成されていてもよい。いくつかのケースでは、サービング基地局105は、コンポーネント搬送波の複数のBWPに対してどのアンテナポートが使用されるかをUE115aに示してもよい。例えば、サービング基地局105は、同じコンポーネント搬送波のBWPに渡って同じアンテナポートが仮定されていることをUE115aに示してもよい。別の例では、UE115aは、ポートの同じセットが送信されることを仮定してもよい。いくつかのケースでは、PRSリソース225が及ぶBWPのそれぞれが隣接している場合には、UE115aは、ポートの同じセットが送信されることを仮定してもよい。構成されているPRS帯域幅がコンポーネント搬送波中の複数のアクティブBWPに及ぶ場合には、UE115aが複数のアクティブBWP上でPRSを測定できるか否かを示す、UE能力205中の対応するインジケータが存在するかもしれない。複数のアクティブBWPに及ぶようにPRSコンフィギュレーションがサポートされているケースでは、UE能力は、UE115aが処理するかもしれないPRSリソースの最大帯域幅を示していてもよい。
[0184]
図示した例では、基地局105aは、UE115aに対するサービングセルを提供してもよい。基地局105bおよび基地局105cは、隣接セルの例であってもよい。基地局105aは、UE115aに対して構成されている、アクティブアップリンクBWPとアクティブダウンリンクBWPとを有していてもよい。他の例では、追加のアクティブアップリンクまたはダウンリンクBWPが構成されていてもよい。UE115aおよび基地局105aは、本明細書で説明する技法を実現して、UE115aがダウンリンクPRS215を受信するまたはアップリンクPRS220を送信するために使用してもよい、PRSリソース225をサポートしてもよい。いくつかのケースでは、UE115aは、基地局105aに、UE能力205またはUE能力のインジケータを送信してもよい。
[0185]
基地局105aは、基地局105aのPRSコンフィギュレーションのインジケーションを送信してもよい。UE115aは、PRSコンフィギュレーションに基づいて、コンポーネント搬送波の搬送波帯域幅内の基準ポイントと、基準ポイントに関するPRSに対する周波数ドメイン割り振りとを決定してもよい。例えば、UE115aは、PRSリソース225に対する周波数ドメイン割り振りを決定してもよい。いくつかのケースでは、UE115aは、(例えば、UE115aにおいて記憶されているメモリから)基準ポイントと周波数ドメイン割り振りとを識別することに基づいて、基準ポイントと周波数ドメイン割り振りとを決定してもよい。いくつかのケースでは、UE115aは、(例えば、基地局105aから)それらを得ることに基づいて、基準ポイントと周波数ドメイン割り振りとを決定してもよい。
[0186]
UE115aがダウンリンクPRS測定を実行している場合、基地局105aは、PRSリソース225の周波数ドメイン割り振りに基づいて、ダウンリンクPRS215を送信してもよい。UE115aは、周波数ドメイン割り振りに基づいて、基準信号を測定し、いくつかのケースでは、測定報告230を基地局105aに送信してもよい。アップリンクPRS測定に対して、UE115aは、PRSリソース225の周波数ドメイン割り振りに基づいて、アップリンクPRS220を送信してもよい。
[0187]
図3は、本開示の態様をサポートするダウンリンクPRSコンフィギュレーション300、301および302の例を図示している。いくつかの例では、ダウンリンクPRSコンフィギュレーション300は、ワイヤレス通信システム100の態様を実現してもよい。
[0188]
いくつかのケースでは、基地局105は、ダウンリンクPRSをUE115に送信してもよい。UE115は、ダウンリンクPRSを監視し、測定してもよい。いくつかのケースでは、複数の基地局105が、ダウンリンクPRSをUE115に送信してもよく、UE115が、複数のダウンリンクPRSのそれぞれに対する測定を行ってもよい。RSTD測定は、UE115がダウンリンクPRSに対して行う測定の例であってもよい。いくつかのケースでは、UE115、または、ネットワーク、または、両方が、RSTD測定に基づいて、RTTまたはTDOA推定を実行してもよい。
[0189]
いくつかのケースでは、UE115は、ダウンリンクPRSの測定値に基づいて、ポジショニング推定を実行してもよい。例えば、UE115は、RSTD測定値をネットワークにフィードバックすることなく、ポジショニング推定を実行してもよい。これは、ポジショニング推定に対するUEベースモードの例であってもよい。他のいくつかの例では、UE115は、ダウンリンクPRSに対するRSTD測定値をネットワークに提供してもよく、ネットワークは、RSTD測定値を使用して、ポジショニング推定を実行してもよい。これは、ポジショニング推定に対するUE支援モードの例であってもよい。ダウンリンクPRSは、例えば、同期信号ブロック(SSB)、チャネル状態情報基準信号(CSI-RS)、追跡基準信号(TRS)、または、ダウンリンクPRSに対する別のタイプの信号であってもよい。
[0190]
ダウンリンクPRSコンフィギュレーション300、301および302は、ダウンリンクPRSに対する複数の異なる可能性あるコンフィギュレーションのうちのいくつかを記述している。ダウンリンクPRSコンフィギュレーションのそれぞれは、例えば、複数のリソース要素を含んでいるリソースブロックを示していてもよい。リソース要素は、1つのシンボル期間315×1つの副搬送波310の時間周波数リソースに及んでいてもよい。副搬送波310およびシンボル期間315のサイズは、構成されている副搬送波間隔に基づいていてもよい。いくつかのケースでは、リソースブロックは、構成可能な数の副搬送波(例えば、12の副搬送波)×1つのスロットに及んでいてもよい。ダウンリンクPRSは、ダウンリンクPRSリソース要素305中で送信されてもよい。時間周波数リソース中のダウンリンクPRSリソース要素305の分布は、構成可能であってもよい。
[0191]
例えば、ダウンリンクPRSは、いくつかのケースでは、周波数ドメイン中で均等な密度を有していてよい。ダウンリンクPRSコンフィギュレーション300は、1の周波数コムを示していてもよい。PRSコンフィギュレーション301は、4の周波数コムを示していてもよく、PRSコンフィギュレーション302は、6の周波数コムを示していてもよい。いくつかのケースでは、周波数ドメインスタガリングを実現してもよい。例えば、PRSコンフィギュレーション301および302が、周波数ドメインスタガリングを実現してもよい。いくつかのケースでは、PRSシーケンスに対して、直角位相シフトキーイング(QPSK)擬似ランダム雑音(PN)シーケンスを使用してもよい。いくつかのケースでは、複数のポートを構成してもよい。例えば、ダウンリンクPRSコンフィギュレーションは、PRS送信のために2つのポートを使用してもよい。
[0192]
ダウンリンクPRS帯域幅は構成可能であってもよい。例えば、PRS帯域幅は、CSI-RSの帯域幅または帯域幅柔軟性に基づいていてもよい。いくつかのケースでは、ダウンリンクPRSコンフィギュレーションは、(例えば、CSI-RS柔軟性に基づいて)構成可能なPRS時間ドメイン機会をサポートしてもよい。PRS送信は、周期的、半永続的、または、非周期的であるように構成されていてもよい。いくつかのケースでは、このスキームは、構成可能であってもよい。例えば、PRS送信は、周期的であるように構成されていてもよい。次に、基地局105は、MAC CEを送信して、半永続的ダウンリンクPRS送信を監視するようにUE115を構成してもよい。基地局105は、後に、別のMAC CEを送信して、PRS送信を周期的または非周期的に切り替え戻してもよい。いくつかのケースでは、ダウンリンクPRS機会は、RRCシグナリングにより、または、ダウンリンク制御情報により構成されていてもよい。
[0193]
サービングセルまたは隣接セルにより送信されるDL PRSは、2つのオプションのうちの1つで構成することができる。オプション1に対して、周波数ドメイン割り振りの開始および終了リソースブロックは、共通基準ポイントAに関して規定されていてもよい。オプション1に対するスクランブルシーケンスは、基準ポイントAに関するものであってもよい。オプション1に対する副搬送波間隔は、アクティブBWPのものと異なっていてもよい。オプション2に対して、周波数ドメイン割り振りの開始および終了リソースブロックは、コンポーネント搬送波(CC)の開始に関して規定されていてもよい。オプション2に対して、スクランブルシーケンスは、依然として、基準ポイントAに関するものであってもよい。オプション2に対して、副搬送波間隔は、アクティブBWPのものと異ならせることはできない。UEは、DL PRSを使用して、同じgNBまたは異なるgNBからのポジショニング測定を実行してもよく、少なくとも1つは、オプション1にしたがって構成されており、少なくとも1つは、オプション2にしたがって構成されている。
[0194]
図4は、本開示の態様をサポートするアップリンクPRSコンフィギュレーション400の例を図示している。いくつかの例では、アップリンクPRSコンフィギュレーション400は、ワイヤレス通信システム100の態様を実現してもよい。
[0195]
いくつかのケースでは、UE115は、アップリンクPRSを基地局105に送信するように構成されていてもよい。基地局105は、アップリンクPRSを監視し、測定してもよい。いくつかのケースでは、UE115は、アップリンクPRSを複数の基地局105に送信してもよく、各基地局105は、複数のアップリンクPRSのうちの1つに対して測定を行ってもよい。RSTD測定は、基地局105がアップリンクPRSに対して行う測定の例であってもよい。いくつかのケースでは、基地局105、または、ネットワーク、または、両方が、RSTD測定値に基づいて、RTTまたはTDOA推定を実行してもよい。
[0196]
いくつかのケースでは、第1の基地局105は、アップリンクPRSに対する第1の測定報告と、基地局105のロケーションのインジケータとをUE115に送信してもよい。第1の基地局105はまた、少なくとも第2の基地局105により発生された少なくとも第2の測定報告と、少なくとも第2の基地局105のロケーションとをUE115に提供してもよい。UE115は、第1および第2の測定報告と、第1および第2の基地局のロケーションとに基づいて、ポジショニング推定を実行してもよい。いくつかのケースでは、UE115は、ポジショニング推定において、追加の基地局105のロケーションと、追加の基地局105により発生された測定報告とのような、他の追加の情報を含めてもよい。UE115は、アップリンクPRSベースのポジショニング推定値に対して、UEベース技法、UE支援技法、または、両方を適用してもよい。アップリンクPRSは、例えば、SRS(例えば、修正NR SRS)、PRACH信号、または、PUSCHのDMRSであってもよい。
[0197]
アップリンクPRSコンフィギュレーション400および401は、アップリンクPRSに対する複数の異なる可能性あるコンフィギュレーションのうちのいくつかを記述している。アップリンクPRSコンフィギュレーションのそれぞれは、例えば、複数のリソース要素を含んでいる時間周波数リソースのセットを示していてもよい。いくつかのケースでは、時間周波数リソースのセットは、例えば、(例えば、アップリンクPRSコンフィギュレーション400に示されているような)副搬送波420のセットに及ぶ1つ以上のシンボル期間425、または、(例えば、アップリンクPRSコンフィギュレーション401に示されているような)フルリソースブロックであってもよい。リソース要素は、1つのシンボル期間425×1つの副搬送波420の時間周波数リソースに及んでいてもよい。副搬送波420およびシンボル期間425のサイズは、構成されている副搬送波間隔に基づいていてもよい。アップリンクPRSは、アップリンクPRSリソース要素405において送信されてもよい。時間周波数リソースにおけるダウンリンクPRSリソース要素405の分布は構成可能であってもよい。
[0198]
例えば、アップリンクPRSは、周波数ドメインにおいて均等な密度を有していてもよい。いくつかのケースでは、アップリンクPRSは、2の周波数ドメインコム(例えば、コム2)、または、4の周波数ドメインコム(例えば、コム4)を有していてもよい。例では、アップリンクPRSコンフィギュレーション400および401は、それぞれ4の周波数ドメインコムを有していてもよい。いくつかのケースでは、アップリンクPRSは、周波数ドメインスタガリングを使用していてもよい。アップリンクPRSは、イントラスロット、インタースロット、または、その両方で送信されてもよい。
[0199]
アップリンクPRSコンフィギュレーション400は、非隣接アップリンクPRS送信の例であってもよい。例えば、アップリンクPRSリソース410aは、第1のスロットに対応し、第1のシンボル期間において送信されてもよい。いくつかのケースでは、第1のシンボル期間は、実際にはスロットの10番目のシンボル期間であってもよい。例えば、アップリンクPRSリソース410中で送信されるアップリンクPRSが、SRSの例であってもよく、SRSは、スロットの最後の数個のシンボル期間のうちの1つで送信されるように構成されている。アップリンクPRSリソース410bは、第2のスロットに対応し、第2のシンボル期間において送信されてもよい。いくつかのケースでは、第2のスロットは、第1のスロットと同じであってもよい(例えば、アップリンクPRSリソース410aとアップリンクPRSリソース410bとは同じスロット中にある)。他のいくつかの例では、第1のスロットと第2のスロットは、異なるスロットであってもよい。UE115は、示されているアップリンクPRSリソース410のそれぞれ中で、アップリンクPRSのセットを送信してもよい。基地局105は、アップリンクPRSリソース410のそれぞれに対するアップリンクPRSのセットを受信し、組み合わされた信号415を発生させてもよい。組み合わされた信号415に基づいて、基地局105は、アップリンクPRS送信に対応するために、周波数ドメインを再構築してもよい。例えば、基地局105は、アップリンクPRSリソースに対応するリソースブロック帯域幅に対する周波数ドメインを再構築してもよい。基地局105は、その後、組み合わされた信号415に基づいて、TOA推定を実行してもよい。
[0200]
アップリンクPRSに対するシーケンスは、Zadoff-Chuシーケンスに基づいていてもよい。いくつかのケースでは、複数のポート(例えば、アンテナポート)を使用して、アップリンクPRSを送信してもよい。アップリンクPRSは、構成可能なシンボルロケーションおよび帯域幅を有していてもよい。いくつかのケースでは、周波数ドメインホッピングが適用されてもよい。アップリンクPRS送信は、例えば、ダウンリンクPRS送信と類似して、周期的、半永続的または非周期的に構成されてもよい。
[0201]
いくつかのケースでは、SRSは、スロットの最後のシンボル期間425のうちの1つにおける(例えば、スロットの最後の4つのシンボル期間425のうちの1つにおける)アップリンクPRSリソース要素405中で送信されてもよい。アップリンクPRSリソース要素405は、スタガリングされていてもよい。いくつかのケースでは、アップリンクPRSリソース要素405は、受信基地局105が、副搬送波420の対応するセットの周波数ドメイン全体を再構築することを可能にしてもよい。
[0202]
UE115がサービングセルまたは隣接セルに向けてアップリンクPRSを送信するためのPRSリソースは、周波数ドメイン中の始まりおよび終了で構成されていてもよい。第1の例では、周波数ドメインの始まりおよび終了は、共通基準ポイントAに関して構成されていてもよい。第2の例では、周波数ドメインの開始および終了は、BWP開始に関して構成されていてもよい。UE115は、アップリンクPRSを使用して、同じgNBまたは異なるgNBに向けたポジショニング測定に関係する送信を実行してもよく、少なくとも1つは第1の例にしたがって構成され、少なくとも1つは第2の例にしたがって構成される。
[0203]
アップリンクPRSは、構成され、アクティブ化され、または、トリガされてもよい。いくつかのケースでは、アップリンクPRSは、RRCシグナリングにより構成されてもよい。UE115は、接続の全持続期間に全体に渡ってアップリンクPRS送信を維持してもよい。この例では、アップリンクPRS送信は周期的であってもよい、アップリンクPRSの周期性および周期特性は構成可能である。
[0204]
いくつかのケースでは、アップリンクPRSは、アクティブ化されてもよい。アップリンクPRSは、MAC CEメッセージによりアクティブ化されてもよい。この例では、UE115は、MAC CEを受信した後のある時点で、アップリンクPRSの送信を開始して維持してもよい。UE115は、別のMAC CEが受信されて、アップリンクPRS送信が非アクティブ化されるまで、アップリンクPRSを(例えば、周期的に)送信し続けてもよい。アップリンクPRSは、単一の接続の持続期間に渡って、複数回、アクティブ化または非アクティブ化されてもよい。
[0205]
いくつかの例では、アップリンクPRSがトリガされてもよい。例えば、基地局105は、DCIをUE115に送信し、これは、アップリンクPRSを送信するようにUE115をトリガする。送信は1つの機会に対するものであってもよく、または、UE115は、構成されている周期性で固定された数の機会に対してアップリンクPRSを送信するように構成されてもよい。構成されている数の機会に対してアップリンクPRSを送信した後に、UE115は、アップリンクPRSを送信することを停止してもよい。基地局105は、後に、第2のDCIを送信して、アップリンクPRSを送信するようにUE115を再トリガしてもよい。いくつかのケースでは、これはアップリンクPRSの動的送信の例であってもよい。
[0206]
アップリンクPRSが送信されるように構成されているセルからの、RRCシグナリング、DCIまたはMAC CEメッセージにより、UL PRSが、それぞれ構成され、トリガされ、または、アクティブ化される場合には、その後、アップリンクPRSに対するリソース(例えば、周波数ドメインの始まりおよび終了)は、現在のアクティブBWPに関して構成されていてもよい。例えば、UE115に対するセルを提供する基地局105が、アップリンクPRSを送信するためのインジケータをUE115に送信する場合には、その後、UE115は、その基地局105により提供されたBWPに基づいて構成されているPRSリソース中で、アップリンクPRSを送信してもよい。インジケータは、DCI中で送信される動的インジケーション、RRCシグナリングにより示される半静的インジケーション、または、MAC CEメッセージにより示される(例えば、または、トグルされる)コンフィギュレーションであってもよい。
[0207]
図5は、本開示の態様をサポートするアップリンクPRSコンフィギュレーション500の例を図示している。いくつかの例では、アップリンクPRSコンフィギュレーション500は、ワイヤレス通信システム100の態様を実現してもよい。
[0208]
アップリンクPRSの例は、例えば、SRS(例えば、修正NR SRS)、PRACH信号、または、PUSCHのDMRSであってもよい。アップリンクPRSは、周波数ドメインにおいて均等な密度を有していてもよい。いくつかのケースでは、アップリンクPRSは、2の周波数ドメインコム(例えば、コム2)または4の周波数ドメインコム(例えば、コム4)を有していてもよい。いくつかのケースでは、アップリンクPRSは、周波数ドメインスタガリングを使用してもよい。アップリンクPRSは、イントラスロット、インタースロット、または、両方を送信してもよい。図示されている例では、アップリンクPRSに対して、SRSを使用してもよい。他の例では、アップリンクPRSに対して、他の信号を使用してもよい。
[0209]
アップリンクPRSに対するシーケンスは、Zadoff-Chuシーケンスに基づいていてもよい。いくつかのケースでは、複数のポート(例えば、アンテナポート)を使用して、アップリンクPRSを送信してもよい。アップリンクPRSは、構成可能なシンボルロケーションおよび帯域幅を有していてもよい。いくつかのケースでは、周波数ドメインホッピンが適用されてもよい。アップリンクPRS送信は、例えば、ダウンリンクPRS送信と類似して、周期的、半永続的または非周期的に構成されていてもよい。
[0210]
この例では、UE115は、周波数ドメインホッピングおよび異なるコムオフセットを使用して、アップリンクPRSを送信してもよい。UE115は、第1のSRSリソース505中で、SRSのようなPRSを送信してもよい。第1のSRSリソース505は、1つ以上のSRSリソースシンボル510を含んでいてもよい。いくつかのケースでは、SRSリソースシンボル510は、複数の副帯域530に及んでいてもよい。UE115は、異なるSRSリソースシンボル510に対して、副帯域530に渡って、アップリンクPRSの送信を掃引してもよい。この例では、SRSリソース要素535は、2の周波数コムを有していてもよい。SRSリソース505の終わりに、UE115は、構成されている周波数範囲の副搬送波の半分中でアップリンクPRSを送信していてもよい。SRSリソース515に対して、UE115は、SRSリソース要素540中でアップリンクPRSを送信してもよい。SRSリソース要素540は、2の周波数コムを有していてもよいが、1のコムオフセットである。UE115は、同様に、異なるSRSリソースシンボル520に対して、副帯域530に渡って、アップリンクPRSの送信を掃引してもよい。
[0211]
アップリンクPRSを受信する基地局105は、SRSリソース505およびSRSリソース515に渡って、SRSリソース要素535およびSRSリソース要素540中で送信されたアップリンクPRSを組み合わせて、組み合わされた信号525を発生させてもよい。基地局105は、対応する副帯域530および周波数範囲に対する全周波数ドメインを再構築してもよい。いくつかのケースでは、アップリンクPRSコンフィギュレーション500は、アップリンクPRSコンフィギュレーション400のズームアウトされた例の例であってもよく、アクティブ副帯域530は、構成されている帯域幅に渡って掃引される。
[0212]
図6は、本開示の態様をサポートするRTT推定600の例を図示している。いくつかの例では、RTT推定600は、ワイヤレス通信システム100の態様を実現してもよい。
[0213]
いくつかのケースでは、UEポジショニングは、RTT推定手順を実行する複数のセルに基づいて決定されてもよく、例えば、基地局105dが、RTT605aを決定してもよく、基地局105eが、RTT605bを決定してもよく、基地局105fが、RTT605cを決定してもよい。基地局105は、RTT605情報を交換し、RTT605情報に基づいて、UE115のポジションを決定または計算することを試みてもよい。RTT手順は、複数のセル(例えば、基地局105d、105eおよび105f)に渡って、繰り返されてもよい。ポジショニング決定技法は、マルチラテラルポジショニングに対して使用される各セルのロケーションとともに、各セルまでの距離に基づいていてもよい。いくつかのケースでは、RTTポジショニングに対して、最小3セルを使用してもよい。他のいくつかの例では、ネットワークが、UE115に関連する追加のポジショニング情報を有する場合には、より少数のセルを使用してもよい。いくつかのケースでは、複数の観測値に渡る、さらなる余分なものを取り除く処理または平均化は、ポジショニング推定値を改善するかもしれない。複数の観測値は、より多くのセルからの、到来角または出発角からの、または、より多くの時間インスタンスからのものとすることができる。
[0214]
図7は、本開示の態様をサポートする到着時間差(TDOA)推定700の例を図示している。いくつかの例では、TDOA推定700は、ワイヤレス通信システム100の態様を実現してもよい。
[0215]
いくつかのケースでは、UEポジション715は、TDOA推定に基づいて決定されてもよい。TDOA推定700は、TDOAを使用して、UEポジショニング問題の数学的モデルを記述していてもよい。セルiからの最短パスに対するUE115における到着時間(TOA)Tiは、式Ti=τi+Di/cに基づいていてもよく、τiは、ノードBiからの送信時間と、NLOS送信時間と、UEタイミング測定雑音との和である。いくつかのケースでは、Tiは、PRSの推定値から取得してもよい。Diは、ロケーション(qi)を有するセルiと、ロケーション(p)を有するUE115との間のユークリッド距離であってもよい。式では、cは、空気中の光の速度(例えば、299700km/秒)であってもよい。いくつかのケースでは、セルロケーションqiは、セル情報データベースに基づいて、仮定されているか、または、知られていてもよい。
[0216]
数学的表記として、Dは、地球の表面上の2点間の距離であってもよい。Rは、地球の半径(6371km)であってもよい。φ1およびφ2はそれぞれ、ポイント1の緯度(ラジアン)およびポイント2の緯度(ラジアン)であってもよい。さらに、β1およびβ2はそれぞれ、ポイント1の経度(ラジアン)およびポイント2の緯度(ラジアン)であってもよい。いくつかのケースでは、ユークリッド距離(線距離)に対して使用される式は、c(Tk-τk)=√2R√(1-sin(φ1)sin(φ2)-cos(φ1)cos(φ2)cos(β1-β2))であってもよい。
[0217]
基地局105dに対する第1のタイミング推定値705aはT1であってもよく、基地局105eに対する第2のタイミング推定値705bはT2であってもよく、基地局105fに対する第3のタイミング推定値705cはT3であってもよい。例では、ポジショニング推定を行うワイヤレスデバイス(例えば、UE115、または、基地局105のうちの1つ)は、第2のタイミング推定値705bと第1のタイミング推定値705aとの間の第1のタイミング差710a(例えば、T2-T1)を決定してもよい。ワイヤレスデバイスはまた、第3のタイミング推定値705cと第1のタイミング推定値705aとの間の第2のタイミング差710b(例えば、T3-T1)を決定してもよい。ワイヤレスデバイスは、タイミング差710を使用して、上記で説明した式に基づいて、UEポジション715を決定してもよい。いくつかのケースでは、タイミング差710に対して何らかの測定不確実性720が存在してもよい。例えば、第1のタイミング差710aは測定不確実性720aを有してもよく、第2のタイミング差710bは測定不確実性720bを有していてもよい。
[0218]
図8は、本開示の態様をサポートするBWPコンフィギュレーション800の例を図示している。いくつかの例では、BWPコンフィギュレーション800は、ワイヤレス通信システム100の態様を実現してもよい。
[0219]
本明細書で説明するように、BWP815は、所定の搬送波上の物理リソースブロック(PRB)805の隣接セットであってもよい。これらのリソースブロックは、所定のヌメロロジ(u)に対する共通リソースブロックの隣接サブセットから選択されていてもよい。ヌメロロジに対して規定されている各BWP815は、SCS、シンボル持続期間、および、サイクリックプレフィックス長を含んでいる、3つの異なるパラメータを有していてもよい。
[0220]
BWP815は、いくつかのコンフィギュレーション特性を有していてもよい。UE115は、例えば、所定の時点でダウンリンクおよびアップリンクに対して4つまでのBWP815で構成されていてもよい。いくつかのケースでは、UE115は、一度に、アップリンクに対して1つのアクティブBWP815を、ダウンリンクに対して1つのアクティブBWP815をサポートしてもよい。いくつかのケースでは、BWP815を使用することにより、ワイヤレス通信システムは、狭帯域幅で動作するようにUE115をサポートしてもよい。(例えば、バーストトラフィックを経験することに起因して)ユーザがより多くのデータを必要とするとき、UE115は、より多くの(例えば、より広い)帯域幅を提供するようにそのサービングセルに通知することができる。基地局105がBWP815を構成するときに、gNBは、BWP815に対するいくつかのパラメータを示してもよい。パラメータは、BWPヌメロロジ(u)、BWP帯域幅サイズ、周波数ロケーション(NR-ARFCN)、制御リソースセット、または、これらの何らかの組み合わせを含んでいてもよい。
[0221]
いくつかのケースでは、UE115は、関係するヌメロロジを有するアクティブBWPに対して構成されている周波数範囲内でのみ受信および送信するように構成されていてもよい。ダウンリンクに対して、UE115は、アクティブ帯域幅部分の外側で、PDSCH、PDCCH、CSI-RS、または、TRSを受信するように予想されないかもしれない。各ダウンリンクBWPは、UE特有サーチ空間(USS)を有する少なくとも1つの制御リソースセットを含んでいてもよい。いくつかのケースでは、構成されているダウンリンクBWPの少なくとも1つに対するプライマリ搬送波は、共通サーチ空間(CSS)を有する1つの制御リソースセットを含んでいてもよい。
[0222]
アップリンクに対して、UE115は、一般的に、アクティブBWP815の外側で、PUSCHまたはPUCCHを送信しないかもしれない。しかしながら、いくつかのケースでは、UE115は、そのアクティブアップリンクBWPの外側で、無線リソース管理(RRM)測定を実行するか、または、サウンディング基準信号(SRS)を送信してもよい。いくつかのケースでは、構成されているアクティブアップリンクBWPの外側でのアップリンク送信は、測定ギャップを使用してもよい。UE115に対するいくつかのケースでは、多くとも1つのアクティブDL BWPおよび多くとも1つのアクティブUL BWPがあるかもしれない。UEのアクティブBWPが切り替えられるときに、異なるBWP815に渡るHARQ再送信がサポートされていてもよい。
[0223]
BWPインプリメンテーションは、電力節約に寄与するかもしれない。BWP概念は、狭帯域幅を送信または受信するためのベースバンド処理要件を低減するかもしれない。BWPは、より低いサンプリングレートで、RFベースバンドインターフェース動作を可能とするかもしれない。UE無線周波数帯域幅適応は、少なくとも、適用前の搬送波帯域幅が大きい場合には、UEに電力節約を提供するかもしれない。
[0224]
共通リソースブロック820は、共通リソースブロックのセット中のリソースブロックロケーションを示してもよい。いくつかのケースでは、PRB805は、特定の搬送波帯域幅部分内のリソースブロックを示してもよい。共通リソースブロック820は、絶対(基準)座標系におけるポジションであってもよく、物理リソースブロックは、相対座標系におけるポジションであってもよい。
[0225]
例では、UE115は、BWP815a、BWP815bおよびBWP815cにより構成されていてもよい。BWP815aを構成するために、サービング基地局105は、共通リソースブロック820とBWP815aの開始825aとの間の差のインジケータを送信してもよい。BWP815aは、N1個のPRB805を含んでいてもよく、これは、周波数において隣接していてもよい。BWP815bは、開始825bを有していてもよく、これは、BWP815aの最後のPRB805と隣接していてもよく、または、BWP815aの最後のPRB805から分離していてもよい。例えば、BWP815aおよびBWP815bは、周波数において隣接していてもよく、または、搬送波帯域幅810中で、何らかのギャップにより分離されていてもよい。BWP815bは、N2個のPRB805を含んでいてもよい。いくつかのケースでは、N2およびN1は、同じ数であってもよく、その結果、BWP815aおよびBWP815bは、同じ数のPRB805を有する。他の例では、それらは異なる数であってもよく、BWP815aおよびBWP815bは、異なる数のPRB805を有する。いくつかのケースでは、BWP815a、BWP815bおよびBWP815cはそれぞれ、上述したように異なるパラメータで構成されていてもよい。
[0226]
図9は、本開示の態様をサポートするPRSリソースコンフィギュレーション900の例を図示している。いくつかの例では、PRSリソースコンフィギュレーション900は、ワイヤレス通信システム100の態様を実現してもよい。
[0227]
図9および図10により示される例のようないくつかのケースでは、UE115は、PRS帯域幅とアクティブBWPとの交差だけよりも大きい帯域幅上で測定することが予想されていてもよい。このような測定がUEにより予想されるか否かは、複数の異なるオプション、コンフィギュレーション、例、または、ケースのうちの1つに基づいていてもよい。第1の例では、gNBインジケーションにより、予想がUEに知られていてもよい。第2の例では、予測は、ポジショニング方法がUEベースか、または、UE支援であるか否かに依存していてもよい。第3の例では、UE能力インジケーションにより、予測がgNBに知られていてもよい。第5の例では、予測は、前後に十分なギャップがUEに提供されているか否かに基づいていてもよい。どれ位のギャップが「十分である」と考えられるかは、UE能力に基づいている。上記の例のうちの1つ以上の任意の組み合わせを実現してもよい。
[0228]
いくつかのケースでは、UE115が、いくつかのgNBにより送信されているPRSを測定することが予想されてもよい。(サービングgNBに関して構成されていてもよい)アクティブBWPは動的に変化してもよい。そのケースでは、アクティブBWPと各PRSとの交差は異なっていてもよく、これは結果的に、異なる精度の測定値となるかもしれない。いくつかのケースでは、精度の差を防ぐために、特定のPRS機会またはPRS機会グループの、予め定められている時間ウィンドウ内の複数の隣接PRS機会/機会グループの、結果としてすべての構成されているgNBが測定されているように複数のPRS機会/機会グループの、または、これらの何らかの組み合わせの、受信の間に、アクティブBWPは、変化することが予測されないかもしれない。
[0229]
別の例では、アクティブBWPは、上記のいずれかの受信の間に変化してもよいが、UE115は、アクティブBWPの変化に起因して、PRS測定される帯域幅を変化させることは予想されないかもしれない。例えば、UE115は、最初に、BWP1帯域幅に等しい第1のBWP(例えば、BWP1)との交差を有するPRSを受信してもよい。その後、UE115は、より小さい帯域幅を有するBWP2に変化し、第2のPRSを再び受信する。UE115は、より大きいPRSを測定してもよい。いくつかのケースでは、UEは、この第2のPRSの前/後に、測定ギャップを有していてもよい。
[0230]
いくつかのケースでは、同じPRSリソースが、複数のコンポーネント搬送波に及ぶのに十分な帯域幅を有するコンポーネント搬送波のうちの1つにおいて構成されていてもよい。これは、図2~図4で説明したように、PRSが基準ポイント「A」に関して規定されているケースに対して起こるかもしれない。第1の例では、gNBは、PRSリソース全体に渡って同じポートが仮定されているか否かを、または、各コンポーネント搬送波中のポートが異なるか否かを、UE115に示してもよい。第2の例では、UE115は、常に、ポートの同じセットが送信されることを仮定してもよい。第3の例では、2つのコンポーネント搬送波が隣接する場合には、UE115は、常に、ポートの同じセットが送信されることを仮定してもよい。第4の例では、2つのコンポーネント搬送波が同じ帯域にある場合には、UE115は、常に、ポートの同じセットが送信されることを仮定してもよい。第5の例では、2つのコンポーネント搬送波の周波数ドメイン分離がしきい値よりも小さい場合には、UE115は、常に、ポートの同じセットが送信されることを仮定してもよい。いくつかのケースでは、UE115は、BWP1またはBWP2と交差するPRS帯域幅上で測定するか、あるいは、両方を測定してもよい。PRSコンフィギュレーションが複数のコンポーネント搬送波に及ぶことが許容されるケースに対して、UE115が処理するかもしれないPRSの最大帯域幅を示すために、UE能力が導入されてもよい。いくつかのケースでは、このような測定の前/後の時間ドメインギャップは、1つのコンポーネント搬送波内でのみ測定されるPRSのケースよりも大きくなるかもしれない。本明細書で説明する例のうちの任意の1つ以上を実現してもよい。
[0231]
図示の例では、UE115は、第1のアクティブBWP915aおよび第2のアクティブBWP915bにより構成されていてもよい。第1のアクティブBWP915aは、第1のコンポーネント搬送波910a中にあるかもしれず、第2のアクティブBWP915bは、第2のコンポーネント搬送波910b中にあるかもしれない。第1のアクティブBWP915aは、本明細書で説明するBWP1の例であってもよく、第2のアクティブBWP915bは、本明細書で説明するBWP2の例であってもよい。構成されているPRS帯域幅905は、帯域幅において、第1のコンポーネント搬送波910aと第2のコンポーネント搬送波910bの両方に及んでいてもよい。構成されているPRSリソース(例えば、構成されているPRS帯域幅905)が複数のコンポーネント搬送波910に及ぶときには、UE115は、上記で説明した技法を実現して、PRS信号を送信または受信してもよい。
[0232]
図10は、本開示の態様をサポートするPRSリソースコンフィギュレーション1000の例を図示している。いくつかの例では、PRSリソースコンフィギュレーション1000は、ワイヤレス通信システム100の態様を実現してもよい。
[0233]
基地局105のような送受信ポイントは、UE115に対するPRSリソースを構成してもよい。いくつかのケースでは、PRSリソース(例えば、構成されているPRS帯域幅1005)は、第1のアクティブBWP1015aと第2のアクティブBWP1015bと第3のアクティブBWP1015cとを含んでいる、複数のアクティブBWP1015に及んでいてもよい。PRSリソースは、複数のアクティブBWP1015に及ぶように十分な帯域幅を有する、コンポーネント搬送波1010のようなコンポーネント搬送波中で構成されていてもよい。第1の例では、基地局105は、コンポーネント搬送波1010のアクティブBWP1015に渡って、同じ1つ以上のポートが仮定されているか否かをUE115に示してもよい。第2の例では、UE115は、1つ以上のポートの同じセットが送信されることを仮定してもよい。第3の例では、すべてのアクティブBWP1015が隣接している場合には、UE115は、常に、1つ以上のポートのうちの同じセットが送信されることを仮定してもよい。いくつかのケースでは、UE115が複数のアクティブBWP1015上でPRSを測定することができるか否かを示すために、UE能力を使用してもよい。複数のBWP1015に及ぶようにPRSコンフィギュレーションがサポートされているケースに対して、UE115が処理するかもしれないPRSの最大帯域幅をUE能力が示してもよい。
[0234]
図11は、本開示の態様をサポートするプロセスフロー1100の例を図示している。いくつかの例では、プロセスフロー1100は、ワイヤレス通信システム100の態様を実現してもよい。プロセスフロー1100は、UE115bと基地局105gとを含んでいてもよく、これらは、本明細書で説明するUE115と基地局105とのそれぞれの例であってもよい。基地局105gは、本明細書で説明する送受信ポイントの例であってもよい。いくつかのケースでは、ネットワークエンティティが、基地局105gのような1つ以上の送受信ポイントを制御して、プロセスフロー1100により説明されている手順のうちの1つ以上を実行または促進してもよい。いくつかのケースでは、基地局105gは、UE115に対するサービング基地局の例であってもよい。基地局105gは、本明細書で説明するような1つ以上のBWPにより、UE115bを構成してもよい。基地局105gおよびUE115bは、UE115bのポジショニングを決定するための技法を実現してもよい。プロセスフロー1100は、アップリンクPRSに対するコンフィギュレーションおよびアップリンクPRSの送信の例を示しているかもしれない。
[0235]
ネットワークエンティティは、基地局105gに対するPRSコンフィギュレーションのインジケーションを送信してもよい。基地局105gは、ネットワークエンティティからPRSコンフィギュレーションのインジケーションを受信してもよく、1105において、基地局105gは、基地局105gに対するPRSコンフィギュレーションのインジケーションをUE115bに送信してもよい。1110において、UE115bおよび基地局105gはそれぞれ、PRSコンフィギュレーションに基づいて、コンポーネント搬送波の搬送波帯域幅内の基準ポイントを決定してもよい。UE115bおよび基地局105gはまた、基準ポイントに関するPRSに対する周波数ドメイン割り振りを決定してもよい。PRSに対する周波数ドメイン割り振りは、例えば、規定されている帯域幅、搬送波の帯域幅に及ぶ帯域幅、BWP、リソースブロックの構成されている数、BWPに対応する構成されている帯域幅等であってもよい。いくつかのケースでは、基準ポイントは、搬送波帯域幅の開始リソースブロックとは異なっていてもよい。他のいくつかの例では、基準ポイントは、搬送波帯域幅の開始リソースブロックであってもよい。
[0236]
1115において、基地局105gは、周波数ドメイン割り振り内で、UE115bからのPRSの送信を監視してもよい。UE115bは、周波数ドメイン割り振りに基づいて、PRSを送信してもよい。
[0237]
いくつかのケースでは、UE115bは、複数の基地局105のそれぞれにPRSを送信してもよい。例えば、UE115bは、第2の基地局105に対する第2のPRSコンフィギュレーションの第2のインジケーションを受信してもよい。UE115bは、第2のPRSコンフィギュレーションに基づいて、コンポーネント搬送波の搬送波帯域幅内の第2の基準ポイントと、第2の基準ポイントに関する第2のPRSに対する第2の周波数ドメイン割り振りとを決定してもよい。UE115bは、その後、第2の周波数ドメイン割り振り内で、第2のポジショニング信号を送信してもよい。
[0238]
図12は、本開示の態様をサポートするプロセスフロー1200の例を図示している。いくつかの例では、プロセスフロー1200は、ワイヤレス通信システム100の態様を実現してもよい。プロセスフロー1200は、UE115cと基地局105hとを含んでいてもよく、これらは、本明細書で説明するUE115と基地局105とのそれぞれの例であってもよい。基地局105hは、本明細書で説明する送受信ポイントの例であってもよい。いくつかのケースでは、ネットワークエンティティは、基地局105hのような1つ以上の送受信ポイントを制御して、プロセスフロー1200により説明されている手順のうちの1つ以上を実施または促進してもよい。いくつかのケースでは、基地局105hは、UE115に対するサービング基地局の例であってもよい。基地局105hは、本明細書で説明するような1つ以上のBWPでUE115cを構成してもよい。基地局105hおよびUE115cは、UE115cのポジショニングを決定するための技法を実現してもよい。プロセスフロー1200は、ダウンリンクPRSに対するコンフィギュレーションおよびダウンリンクPRSの送信の例を示しているかもしれない。
[0239]
ネットワークエンティティは、基地局105hに対するPRSコンフィギュレーションのインジケーションを送信してもよい。基地局105hは、ネットワークエンティティからPRSコンフィギュレーションのインジケーションを受信してもよく、1205において、基地局105hは、基地局105hに対するPRSコンフィギュレーションのインジケーションをUE115cに送信してもよい。1210において、UE115cおよび基地局105hはそれぞれ、PRSコンフィギュレーションに基づいて、コンポーネント搬送波の搬送波帯域幅内の基準ポイントを決定してもよい。UE115cおよび基地局105hはまた、基準ポイントに関するPRSに対する周波数ドメイン割り振りを決定してもよい。PRSに対する周波数ドメイン割り振りは、例えば、規定されている帯域幅、搬送波の帯域幅までに及ぶ帯域幅、BWP、リソースブロックの構成されている数、BWPに対応する構成されている帯域幅等であってもよい。いくつかのケースでは、基準ポイントは、搬送波帯域幅の開始リソースブロックとは異なっていてもよい。他のいくつかの例では、基準ポイントは、搬送波帯域幅の開始リソースブロックであってもよい。
[0240]
1215において、UE115cは、周波数ドメイン割り振り内で、基地局105cからのPRSの送信を監視してもよい。基地局105hは、周波数ドメイン割り振りに基づいて、PRSを送信してもよい。
[0241]
いくつかのケースでは、UE115cは、複数の基地局105のそれぞれに対するPRSを監視してもよい。例えば、UE115cは、第2の基地局105に対する第2のPRSコンフィギュレーションの第2のインジケーションを受信してもよい。UE115cは、第2のPRSコンフィギュレーションに基づいて、コンポーネント搬送波の搬送波帯域幅内の第2の基準ポイントと、第2の基準ポイントに関する第2のPRSに対する第2の周波数ドメイン割り振りとを決定してもよい。UE115cは、その後、第2の周波数ドメイン割り振り内で、第2のポジショニング信号を監視してもよい。
[0242]
図13は、本開示の態様をサポートするデバイス1305のブロック図1300を示している。デバイス1305は、本明細書で説明するUE115の態様の例であってもよい。デバイス1305は、受信機1310と、通信マネージャ1315と、送信機1320とを含んでいてもよい。デバイス1305はまた、プロセッサを含んでいてもよい。これらのコンポーネントのそれぞれは、(例えば、1つ以上のバスを介して)互いに通信してもよい。
[0243]
受信機1310は、パケット、ユーザデータ、または、さまざまな情報チャネル(例えば、制御チャネル、データチャネル、アップリンクおよびダウンリンクポジショニング基準信号に対する帯域幅部分考察に関連する情報等)に関係する制御情報のような、情報を受信してもよい。情報は、デバイス1305の他のコンポーネントに受け渡されてもよい。受信機1310は、図16を参照して説明するトランシーバ1620の態様の例であってもよい。受信機1310は、単一のアンテナまたはアンテナのセットを利用してもよい。
[0244]
通信マネージャ1315は、送受信ポイントに対するポジショニング基準信号コンフィギュレーションのインジケーションを受信し、ポジショニング基準信号コンフィギュレーションに基づいて、コンポーネント搬送波の搬送波帯域幅内の基準ポイントと、基準ポイントに関するポジショニング基準信号に対する周波数ドメイン割り振りとを決定し、周波数ドメイン割り振りに基づいて、ポジショニング基準信号を送信するか、または、ポジショニング基準信号を測定してもよい。通信マネージャ1315は、本明細書で説明する通信マネージャ1610の態様の例であってもよい。
[0245]
通信マネージャ1315またはそのサブコンポーネントは、ハードウェア、プロセッサにより実行されるコード(例えば、ソフトウェアまたはファームウェア)、または、これらの何らかの組み合わせで実現してもよい。プロセッサにより実行されるコードで実現する場合には、通信マネージャ1315またはそのサブコンポーネントの機能は、汎用プロセッサ、DSP、特定用途向け集積回路(ASIC)、FPGAまたは他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタ論理、ディスクリートハードウェアコンポーネント、あるいは、本開示で説明する機能を実行するように設計されているこれらの何らかの組み合わせにより実行してもよい。
[0246]
通信マネージャ1315またはそのサブコンポーネントは、機能の一部分が1つ以上の物理的コンポーネントにより異なる物理的ロケーションにおいて実現されるように分散されていることを含めて、さまざまなポジションに物理的に配置されていてもよい。いくつかの例では、通信マネージャ1315またはそのサブコンポーネントは、本開示のさまざまな態様による、別で異なるコンポーネントであってもよい。いくつかの例では、通信マネージャ1315またはそのサブコンポーネントは、入力/出力(I/O)コンポーネント、トランシーバ、ネットワークサーバ、別のコンピューティングデバイス、本開示で説明する1つ以上の他のコンポーネント、または、本開示のさまざまな態様による、これらの組み合わせを含むが、これらに限定されない、1つ以上の他のハードウェアコンポーネントと組み合わせてもよい。
[0247]
送信機1320は、デバイス1305の他のコンポーネントにより発生された信号を送信してもよい。いくつかの例では、送信機1320は、トランシーバモジュール中の受信機1310とコロケートされていてもよい。例えば、送信機1320は、図16を参照して説明するトランシーバ1620の態様の例であってもよい。送信機1320は、単一のアンテナまたはアンテナのセットを利用してもよい。
[0248]
図14は、本開示の態様をサポートするデバイス1405のブロック図1400を示している。デバイス1405は、本明細書で説明するデバイス1305またはUE115の態様の例であってもよい。デバイス1405は、受信機1410と、通信マネージャ1415と、送信機1435とを含んでいてもよい。デバイス1405はまた、プロセッサを含んでいてもよい。これらのコンポーネントのそれぞれは、(例えば、1つ以上のバスを介して)互いに通信してもよい。
[0249]
受信機1410は、パケット、ユーザデータ、または、さまざまな情報チャネル(例えば、制御チャネル、データチャネル、アップリンクおよびダウンリンクポジショニング基準信号に対する帯域幅部分考察に関連する情報等)に関係する制御情報のような、情報を受信してもよい。情報は、デバイス1405の他のコンポーネントに受け渡されてもよい。受信機1410は、図16を参照して説明するトランシーバ1620の態様の例であってもよい。受信機1410は、単一のアンテナまたはアンテナのセットを利用してもよい。
[0250]
通信マネージャ1415は、本明細書で説明する通信マネージャ1315の態様の例であってもよい。通信マネージャ1415は、PRSコンフィギュレーションコンポーネント1420と、基準ポイントコンポーネント1425と、PRSトランシーバコンポーネント1430とを含んでいてもよい。通信マネージャ1415は、本明細書で説明する通信マネージャ1610の態様の例であってもよい。
[0251]
PRSコンフィギュレーションコンポーネント1420は、送受信ポイントに対するポジショニング基準信号コンフィギュレーションのインジケーションを受信してもよい。基準ポイントコンポーネント1425は、ポジショニング基準信号コンフィギュレーションに基づいて、コンポーネント搬送波の搬送波帯域幅内の基準ポイントと、基準ポイントに関するポジショニング基準信号に対する周波数ドメイン割り振りとを決定してもよい。PRSトランシーバコンポーネント1430は、周波数ドメイン割り振りに基づいて、ポジショニング基準信号を送信するか、または、ポジショニング基準信号を測定してもよい。
[0252]
送信機1435は、デバイス1405の他のコンポーネントにより発生された信号を送信してもよい。いくつかの例では、送信機1435は、トランシーバモジュール中の受信機1410とコロケートされていてもよい。例えば、送信機1435は、図16を参照して説明するトランシーバ1620の態様の例であってもよい。送信機1435は、単一のアンテナまたはアンテナのセットを利用してもよい。
[0253]
図15は、本開示の態様をサポートする通信マネージャ1505のブロック図1500を示している。通信マネージャ1505は、本明細書で説明する通信マネージャ1315、通信マネージャ1415、または、通信マネージャ1610の態様の例であってもよい。通信マネージャ1505は、PRSコンフィギュレーションコンポーネント1510と、基準ポイントコンポーネント1515と、PRSトランシーバコンポーネント1520と、測定報告コンポーネント1525と、ポジショニング推定コンポーネント1530と、PRS発生コンポーネント1535と、BWPコンフィギュレーションコンポーネント1540と、能力インジケーションコンポーネント1545と、ポートコンフィギュレーションコンポーネント1550とを含んでいてもよい。これらのモジュールのそれぞれは、(例えば、1つ以上のバスを介して)互いに直接的または間接的に通信してもよい。
[0254]
PRSコンフィギュレーションコンポーネント1510は、送受信ポイントに対するポジショニング基準信号コンフィギュレーションのインジケーションを受信してもよい。いくつかの例では、PRSコンフィギュレーションコンポーネント1510は、第2の送受信ポイントの第2のポジショニング基準信号コンフィギュレーションの第2のインジケーションを受信してもよい。いくつかの例では、PRSコンフィギュレーションコンポーネント1510は、ポジショニング基準信号の送信が接続の持続期間全体に渡って、周期的に生じるようにするかもしれない。
[0255]
いくつかの例では、PRSコンフィギュレーションコンポーネント1510は、ポジショニング基準信号機会の前または後の1つ以上のシンボルを示すギャップインジケータを受信してもよい。いくつかのケースでは、UEは、受信されたRRCシグナリングまたは受信されたコンフィギュレーションに基づいて、送受信ポイントとの接続の持続期間全体に渡って、ポジショニング基準信号の送信を維持する。いくつかのケースでは、UEは、第1のMAC CEを受信した後に開始し、ポジショニング基準信号の送信を非アクティブ化する第2のMAC CEを受信するまで、ポジショニング基準信号の送信を維持する。
[0256]
基準ポイントコンポーネント1515は、ポジショニング基準信号コンフィギュレーションに基づいて、コンポーネント搬送波の搬送波帯域幅内の基準ポイントと、基準ポイントに関するポジショニング基準信号に対する周波数ドメイン割り振りとを決定してもよい。いくつかの例では、基準ポイントコンポーネント1515は、ポジショニング基準信号コンフィギュレーションに基づいて、基準ポイントに関する周波数ドメイン割り振りの開始と、周波数ドメイン割り振りの帯域幅またはリソースブロックの数とを決定してもよい。いくつかの例では、基準ポイントコンポーネント1515は、第2のポジショニング基準信号コンフィギュレーションに基づいて、コンポーネント搬送波の搬送波帯域幅内の第2の基準ポイントと、第2の基準ポイントに関する第2のポジショニング基準信号に対する第2の周波数ドメイン割り振りとを決定してもよい。いくつかのケースでは、基準ポイントは、搬送波帯域幅の開始リソースブロックとは異なる。いくつかのケースでは、基準ポイントは、搬送波帯域幅の開始リソースブロックである。
[0257]
PRSトランシーバコンポーネント1520は、周波数ドメイン割り振りに基づいて、ポジショニング基準信号を送信するか、または、ポジショニング基準信号を測定してもよい。いくつかの例では、PRSトランシーバコンポーネント1520は、UEに対して構成されている搬送波帯域幅内のアクティブ帯域幅部分の副搬送波間隔と異なる、搬送波帯域幅の副搬送波間隔を使用して、周波数ドメイン割り振り内で、ポジショニング基準信号を測定してもよい。いくつかの例では、PRSトランシーバコンポーネント1520は、UEに対して構成されている搬送波帯域幅内のアクティブ帯域幅部分の副搬送波間隔と同じである、搬送波帯域幅の副搬送波間隔を使用して、周波数ドメイン割り振り内で、ポジショニング基準信号を測定してもよい。
[0258]
いくつかの例では、PRSトランシーバコンポーネント1520は、第2の周波数ドメイン割り振り内で、第2のポジショニング基準信号を送信するか、または、第2のポジショニング基準信号を測定してもよい。いくつかの例では、PRSトランシーバコンポーネント1520は、ポジショニング基準信号を送信するようにUEに命令するメッセージを受信してもよい。いくつかの例では、PRSトランシーバコンポーネント1520は、DCIトリガ毎に1つ、UEにポジショニング基準信号を送信する。いくつかのケースでは、メッセージは、RRCメッセージ、上位レイヤプロトコルメッセージ、ポジショニングメッセージ、LTEポジショニングプロトコルメッセージ、新しい無線(NR)ポジショニングメッセージ、DCI、または、MAC CEである。いくつかのケースでは、DCIトリガは、ポジショニング基準信号機会において、または、規定されている周期性を有する規定されている数のポジショニング基準信号機会において、ポジショニング基準信号を送信することを示している。
[0259]
測定報告コンポーネント1525は、周波数ドメイン割り振りに基づいて、ポジショニング基準信号の測定値を発生させてもよい。いくつかの例では、測定報告コンポーネント1525は、測定値をネットワークエンティティに送信してもよい。
[0260]
ポジショニング推定コンポーネント1530は、周波数ドメイン割り振り内で、ポジショニング基準信号を測定することに基づいて、UEのポジショニング推定値を決定してもよい。いくつかのケースでは、UEのポジショニング推定値は、送受信ポイントに関するものであってもよい。いくつかの例では、ポジショニング推定コンポーネント1530は、ポジショニング基準信号の送信に基づいて、送受信ポイントの第1の測定値および第1のロケーションと、少なくとも第2の送受信ポイントの少なくとも第2のロケーションを示すポジショニング情報を受信してもよい。いくつかの例では、ポジショニング推定コンポーネント1530は、ポジショニング基準信号を送信することに基づいて、送受信ポイントの第1の測定値および第1のロケーションと、少なくとも第2の送受信ポイントの少なくとも第2の測定値および少なくとも第2のロケーションとを示すポジショニング基準信号測定報告を受信してもよい。いくつかの例では、ポジショニング推定コンポーネント1530は、ポジショニング基準信号測定報告に基づいて、UEのポジショニング推定値を決定してもよい。
[0261]
PRS発生コンポーネント1535は、基準ポイントに基づいて、ポジショニング基準信号に対するスクランブルシーケンスを決定してもよい。いくつかの例では、PRS発生コンポーネント1535は、スクランブルシーケンスにより第1のシーケンスをスクランブルして、ポジショニング基準シーケンスを発生させてもよい。いくつかの例では、PRS発生コンポーネント1535は、ポジショニング基準シーケンスに基づいて、ポジショニング基準信号を発生させてもよい。
[0262]
いくつかの例では、PRS発生コンポーネント1535は、基準ポイントとは異なる第2の基準ポイントに基づいて、ポジショニング基準信号に対するスクランブルシーケンスを決定してもよい。いくつかの例では、PRS発生コンポーネント1535は、ポジショニング基準シーケンスに基づいて、ポジショニング基準信号を発生させてもよい。
[0263]
BWPコンフィギュレーションコンポーネント1540は、少なくとも1つの帯域幅部分と、少なくとも1つの帯域幅部分内のアクティブ帯域幅部分とにより、UEを構成するシグナリングを受信してもよく、周波数ドメイン割り振りは、アクティブ帯域幅部分の帯域幅と交差する。いくつかの例では、BWPコンフィギュレーションコンポーネント1540は、周波数ドメイン割り振りとアクティブ帯域幅部分の帯域幅との交差がしきい値を満たすことを決定してもよい。いくつかの例では、BWPコンフィギュレーションコンポーネント1540は、UEがしきい値により構成されるようにしてもよい。
[0264]
いくつかの例では、BWPコンフィギュレーションコンポーネント1540は、アクティブ帯域幅部分の帯域幅を超える周波数ドメイン割り振りの帯域幅上で、ポジショニング基準信号を測定するようにUEを構成する測定インジケータを受信してもよい。いくつかのケースでは、しきい値は、UEの能力、または、ポジショニング方法のタイプ、または、構成されているポジショニング基準信号パターン、または、周波数ホッピングパターン、または、これらの何らかの組み合わせに基づいていてもよい。いくつかのケースでは、周波数ドメイン割り振りの帯域幅は、アクティブ帯域幅部分の帯域幅を超える。いくつかのケースでは、測定インジケータは、ポジショニング方法のタイプに基づいている。いくつかのケースでは、アクティブ帯域幅部分は、少なくとも1つのポジショニング基準信号機会または少なくとも1つのポジショニング基準信号機会グループの間に変化しない。
[0265]
いくつかのケースでは、アクティブ帯域幅部分は、規定されている時間ウィンドウ内の、ポジショニング基準信号機会のセットまたはポジショニング基準信号機会グループのセットの間に変化しない。いくつかのケースでは、アクティブ帯域幅部分は、送受信ポイントのセットのポジショニング基準信号のセットを測定するための、ポジショニング基準信号機会のセットまたはポジショニング基準信号機会グループのセットの間に変化しない。いくつかのケースでは、少なくとも1つのポジショニング基準信号機会または少なくとも1つのポジショニング基準信号機会グループの間に、アクティブ帯域幅部分が第2のアクティブ帯域幅に変化するとき、ポジショニング基準信号の周波数ドメイン割り振りは変化しない。
[0266]
能力インジケーションコンポーネント1545は、UEが、アクティブ帯域幅部分の帯域幅を超える周波数ドメイン割り振りの帯域幅上でポジショニング基準信号を測定することが可能であるか否かを示す能力インジケータを送信してもよく、測定インジケータは、能力インジケータに基づいている。いくつかの例では、能力インジケーションコンポーネント1545は、コンポーネント搬送波のセットに及ぶポジショニング基準信号に対する規定されている帯域幅サポートを示す能力インジケータを送信してもよい。
[0267]
いくつかの例では、能力インジケーションコンポーネント1545は、ポジショニング基準信号機会の前または後に時間ドメインギャップを構成するギャップインジケータを受信してもよい。いくつかの例では、能力インジケーションコンポーネント1545は、UEが、アクティブ帯域幅部分のセット上でポジショニング基準信号を測定することをサポートするか否かを示す能力インジケータを送信してもよい。
[0268]
いくつかの例では、能力インジケーションコンポーネント1545は、能力インジケータに基づいて、アクティブ帯域幅部分のセットのうちの少なくとも1つ上でポジショニング基準信号を測定するようにUEを構成する測定インジケータを受信してもよい。いくつかの例では、能力インジケーションコンポーネント1545は、ポジショニング基準信号を測定するために、UEがサポートする測定帯域幅を示す能力インジケータを送信してもよい。いくつかのケースでは、能力インジケータは、ポジショニング基準信号機会の前または後のギャップを示している。
[0269]
ポートコンフィギュレーションコンポーネント1550は、周波数ドメイン割り振りに渡って同じポートが適用されていることを、または、コンポーネント搬送波のセットの各コンポーネント搬送波に対して異なるポートが適用されていることを示すポートインジケーションを受信してもよく、ポジショニング基準信号の周波数ドメイン割り振りは、コンポーネント搬送波のセットに及ぶ。いくつかの例では、ポートコンフィギュレーションコンポーネント1550は、コンポーネント搬送波のセットに及ぶポジショニング基準信号の周波数ドメイン割り振りに基づいて、周波数ドメイン割り振りに渡って同じポートが適用されていることを決定してもよい。いくつかの例では、ポートコンフィギュレーションコンポーネント1550は、隣接するコンポーネント搬送波のセットに及ぶポジショニング基準信号の周波数ドメイン割り振りに基づいて、周波数ドメイン割り振りに渡って同じポートが適用されていることを決定してもよい。
[0270]
いくつかの例では、ポートコンフィギュレーションコンポーネント1550は、同じ周波数帯域内のコンポーネント搬送波のセットに及ぶポジショニング基準信号の周波数ドメイン割り振りに基づいて、周波数ドメイン割り振りに渡って同じポートが適用されていることを決定してもよい。いくつかの例では、ポートコンフィギュレーションコンポーネント1550は、コンポーネント搬送波のセットに及ぶポジショニング基準信号の周波数ドメイン割り振りと、しきい値を満たすコンポーネント搬送波のセットの各対の周波数ドメイン分離とに基づいて、周波数ドメイン割り振りに渡って同じポートが適用されていることを決定してもよい。いくつかの例では、ポートコンフィギュレーションコンポーネント1550は、コンポーネント搬送波のアクティブ帯域幅部分のセットの各アクティブ帯域幅部分に対して同じポートが適用されていることを示すポートインジケーションを受信してもよく、周波数ドメイン割り振りは、アクティブ帯域幅部分のセットに及ぶ。
[0271]
いくつかの例では、ポートコンフィギュレーションコンポーネント1550は、コンポーネント搬送波のアクティブ帯域幅部分のセットの各アクティブ帯域幅部分に対して異なるポートが適用されていることを示すポートインジケーションを受信してもよく、周波数ドメイン割り振りは、アクティブ帯域幅部分のセットに及ぶ。いくつかの例では、ポートコンフィギュレーションコンポーネント1550は、コンポーネント搬送波のアクティブ帯域幅部分のセットの各アクティブ帯域幅部分に対して同じポートが適用されていることを決定してもよく、周波数ドメイン割り振りは、アクティブ帯域幅部分のセットに及ぶ。いくつかの例では、ポートコンフィギュレーションコンポーネント1550は、コンポーネント搬送波の隣接するアクティブ帯域幅部分のセットの各アクティブ帯域幅部分に対して同じポートが適用されていることを決定してもよく、周波数ドメイン割り振りは、アクティブ帯域幅部分のセットに及ぶ。
[0272]
図16は、本開示の態様をサポートするデバイス1605を含んでいるシステム1600の図を示している。デバイス1605は、本明細書で説明するデバイス1305、デバイス1405、または、UE115のコンポーネントの例であってもよく、または、これらを含んでいてもよい。デバイス1605は、通信マネージャ1610と、I/O制御装置1615と、トランシーバ1620と、アンテナ1625と、メモリ1630と、プロセッサ1640とを含んでいる、通信を送信および受信するコンポーネントを含んでいる、双方向音声およびデータ通信のためのコンポーネントを含んでいてもよい。これらのコンポーネントは、1つ以上のバス(例えば、バス1645)を介して、電子通信してもよい。
[0273]
通信マネージャ1610は、送受信ポイントに対するポジショニング基準信号コンフィギュレーションのインジケーションを受信し、ポジショニング基準信号コンフィギュレーションに基づいて、コンポーネント搬送波の搬送波帯域幅内の基準ポイントと、基準ポイントに関するポジショニング基準信号に対する周波数ドメイン割り振りとを決定し、周波数ドメイン割り振りに基づいて、ポジショニング基準信号を送信するか、または、ポジショニング基準信号を測定してもよい。
[0274]
I/O制御装置1615は、デバイス1605に対する入出力信号を管理してもよい。I/O制御装置1615はまた、デバイス1605に統合されていない周辺機器を管理してもよい。いくつかのケースでは、I/O制御装置1615は、外部周辺機器への物理的接続またはポートを表していてもよい。いくつかのケースでは、I/O制御装置1615は、iOS(登録商標)、ANDROID(登録商標)、MS-DOS(登録商標)、MS-WINDOWS(登録商標)、OS/2(登録商標)、UNIX(登録商標)、LINUX(登録商標)、または、別の既知のオペレーティングシステムのような、オペレーティングシステムを利用してもよい。他のケースでは、I/O制御装置1615は、モデム、キーボード、マウス、タッチスクリーン、または、類似するデバイスを表しているか、または、これらと対話してもよい。いくつかのケースでは、I/O制御装置1615は、プロセッサの一部として実現してもよい。いくつかのケースでは、ユーザは、I/O制御装置1615を介して、または、I/O制御装置1615により制御されるハードウェアコンポーネントを介して、デバイス1605と対話してもよい。
[0275]
トランシーバ1620は、上記で説明したように、1本以上のアンテナ、ワイヤードリンクまたはワイヤレスリンクを介して、双方向に通信してもよい。例えば、トランシーバ1620はワイヤレストランシーバを表していてもよく、別のワイヤレストランシーバと双方向に通信してもよい。トランシーバ1620はまた、パケットを変調し、変調されたパケットを送信のためにアンテナに提供し、アンテナから受け取られたパケットを復調するモデムを含んでいてもよい。
[0276]
いくつかのケースでは、ワイヤレスデバイスは、単一のアンテナ1625を含んでいてもよい。しかしながら、いくつかのケースでは、デバイスは、複数のワイヤレス送信を同時に送信または受信することが可能であってもよい、1本より多いアンテナ1625を有していてもよい。
[0277]
メモリ1630は、RAMおよびROMを含んでいてもよい。メモリ1630は、実行されるときに、プロセッサに本明細書で説明するさまざまな機能を実行させる命令を含んでいる、コンピュータ読取可能、コンピュータ実行可能コード1635を記憶していてもよい。いくつかのケースでは、メモリ1630は、とりわけ、周辺コンポーネントまたはデバイスとの対話のような、基本的なハードウェアまたはソフトウェア動作を制御してもよいBIOSを含んでいてもよい。
[0278]
プロセッサ1640は、インテリジェントハードウェアデバイス(例えば、汎用プロセッサ、DSP、CPU、マイクロ制御装置、ASIC、FPGA、プログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタ論理コンポーネント、ディスクリートハードウェアコンポーネント、あるいは、これらの何らかの組み合わせ)を含んでいてもよい。いくつかのケースでは、プロセッサ1640は、メモリ制御装置を使用して、メモリアレイを動作させるように構成されていてもよい。他のケースでは、メモリ制御装置がプロセッサ1640に統合されていてもよい。プロセッサ1640は、メモリ(例えば、メモリ1630)中に記憶されているコンピュータ読取可能命令を実行するように構成され、デバイス1605にさまざまな機能(例えば、アップリンクおよびダウンリンクポジショニング基準信号に対する帯域幅部分考察をサポートする機能またはタスク)を実行させてもよい。
[0279]
コード1635は、ワイヤレス通信をサポートするための命令を含んでいる、本開示の態様を実現するための命令を含んでいてもよい。コード1635は、システムメモリまたは他のタイプのメモリのような非一時的コンピュータ読取可能媒体中に記憶されていてもよい。いくつかのケースでは、コード1635は、プロセッサ1640により直接実行可能でなくてもよく、(例えば、コンパイルされ実行されるとき)コンピュータに本明細書で説明する機能を実行させてもよい。
[0280]
図17は、本開示の態様をサポートするデバイス1705のブロック図1700を示している。デバイス1705は、本明細書で説明する基地局105のような送受信ポイントの、または、1つ以上の送受信ポイントを制御するネットワークエンティティの態様の例であってもよい。ネットワークエンティティは、コアネットワーク(例えば、図1を参照して説明したコアネットワーク130)の一部であってもよく、バックホールリンクを介して、1つ以上の送受信ポイントと通信してもよい。デバイス1705は、受信機1710と、通信マネージャ1715と、送信機1720とを含んでいてもよい。デバイス1705はまた、プロセッサを含んでいてもよい。これらのコンポーネントのそれぞれは、(例えば、1つ以上のバスを介して)互いに通信してもよい。
[0281]
受信機1710は、パケット、ユーザデータ、または、さまざまな情報チャネルに関係する制御情報(例えば、制御チャネル、データチャネル、アップリンクおよびダウンリンクポジショニング基準信号に対する帯域幅部分考察に関連する情報等)のような、情報を受信してもよい。情報は、デバイス1705の他のコンポーネントに受け渡されてもよい。受信機1710は、図20を参照して説明するトランシーバ2020の態様の例であってもよい。受信機1710は、単一のアンテナまたはアンテナのセットを利用してもよい。
[0282]
通信マネージャ1715は、送受信ポイントに対するポジショニング基準信号コンフィギュレーションのインジケーションを送信し、ポジショニング基準信号コンフィギュレーションに基づいて、コンポーネント搬送波の搬送波帯域幅内の基準ポイントと、基準ポイントに関するポジショニング基準信号に対する周波数ドメイン割り振りとを決定し、周波数ドメイン割り振り内で、UEからのポジショニング基準信号の送信を監視してもよい。通信マネージャ1715は、本明細書で説明する通信マネージャ2010の態様の例であってもよい。
[0283]
通信マネージャ1715またはそのサブコンポーネントは、ハードウェア、プロセッサにより実行されるコード(例えば、ソフトウェアまたはファームウェア)、または、これらの何らかの組み合わせで実現してもよい。プロセッサにより実行されるコードで実現される場合には、通信マネージャ1715またはそのサブコンポーネントの機能は、汎用プロセッサ、DSP、特定用途向け集積回路(ASIC)、FPGAまたは他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタ論理、ディスクリートハードウェアコンポーネント、あるいは、本開示で説明する機能を実行するように設計されているこれらの何らかの組み合わせにより実行してもよい。
[0284]
通信マネージャ1715またはそのサブコンポーネントは、機能の一部分が1つ以上の物理的コンポーネントにより異なる物理的ロケーションにおいて実現されるように分散されることを含めて、さまざまなポジションに物理的に配置されていてもよい。いくつかの例では、通信マネージャ1715またはそのサブコンポーネントは、本開示のさまざまな態様による、別で異なるコンポーネントであってもよい。いくつかの例では、通信マネージャ1715またはそのサブコンポーネントは、入力/出力(I/O)コンポーネント、トランシーバ、ネットワークサーバ、別のコンピューティングデバイス、本開示で説明する1つ以上の他のコンポーネント、または、本開示のさまざまな態様による、これらの組み合わせを含むが、これらに限定されない、1つ以上の他のハードウェアコンポーネントと組み合わせてもよい。
[0285]
送信機1720は、デバイス1705の他のコンポーネントにより発生された信号を送信してもよい。いくつかの例では、送信機1720は、トランシーバモジュール中の受信機1710とコロケートされていてもよい。例えば、送信機1720は、図20を参照して説明するトランシーバ2020の態様の例であってもよい。送信機1720は、単一のアンテナまたはアンテナのセットを利用してもよい。
[0286]
図18は、本開示の態様をサポートするデバイス1805のブロック図1800を示している。デバイス1805は、デバイス1705、本明細書で説明する基地局105のような送受信ポイントの、または、1つ以上の送受信ポイントを制御するネットワークエンティティの態様の例であってもよい。ネットワークエンティティは、コアネットワーク(例えば、図1を参照して説明したコアネットワーク130)の一部であってもよく、バックホールリンクを介して、1つ以上の送受信ポイントと通信してもよい。デバイス1805は、受信機1810と、通信マネージャ1815と、送信機1835とを含んでいてもよい。デバイス1805はまた、プロセッサを含んでいてもよい。これらのコンポーネントのそれぞれは、(例えば、1つ以上のバスを介して)互いに通信してもよい。
[0287]
受信機1810は、パケット、ユーザデータ、または、さまざまな情報チャネルに関係する制御情報(例えば、制御チャネル、データチャネル、アップリンクおよびダウンリンクポジショニング基準信号に対する帯域幅部分考察に関連する情報等)のような、情報を受信してもよい。情報は、デバイス1805の他のコンポーネントに受け渡されてもよい。受信機1810は、図20を参照して説明するトランシーバ2020の態様の例であってもよい。受信機1810は、単一のアンテナまたはアンテナのセットを利用してもよい。
[0288]
通信マネージャ1815は、本明細書で説明する通信マネージャ1715の態様の例であってもよい。通信マネージャ1815は、PRSコンフィギュレーションインジケーションコンポーネント1820と、基準ポイント決定コンポーネント1825と、PRS監視コンポーネント1830とを含んでいてもよい。通信マネージャ1815は、本明細書で説明する通信マネージャ2010の態様の例であってもよい。
[0289]
PRSコンフィギュレーションインジケーションコンポーネント1820は、送受信ポイントに対するポジショニング基準信号コンフィギュレーションのインジケーションを送信してもよい。基準ポイント決定コンポーネント1825は、ポジショニング基準信号コンフィギュレーションに基づいて、コンポーネント搬送波の搬送波帯域幅内の基準ポイントと、基準ポイントに関するポジショニング基準信号に対する周波数ドメイン割り振りとを決定してもよい。PRS監視コンポーネント1830は、周波数ドメイン割り振り内で、UEからのポジショニング基準信号の送信を監視してもよい。
[0290]
送信機1835は、デバイス1805の他のコンポーネントにより発生された信号を送信してもよい。いくつかの例では、送信機1835は、トランシーバモジュール中で受信機1810とコロケートされていてもよい。例えば、送信機1835は、図20を参照して説明するトランシーバ2020の態様の例であってもよい。送信機1835は、単一のアンテナまたはアンテナのセットを利用してもよい。
[0291]
図19は、本開示の態様をサポートする通信マネージャ1905のブロック図1900を示している。通信マネージャ1905は、本明細書で説明する、通信マネージャ1715、通信マネージャ1815、または、通信マネージャ2010の態様の例であってもよい。例えば、通信マネージャ1905は、送受信ポイント、基地局105、または、1つ以上の送受信ポイントを制御するネットワークエンティティのような、デバイスに含まれていてもよい。ネットワークエンティティは、コアネットワーク(例えば、図1を参照して説明したコアネットワーク130)の一部であってもよく、バックホールリンクを介して、1つ以上の送受信ポイントと通信してもよい。通信マネージャ1905は、PRSコンフィギュレーションインジケーションコンポーネント1910と、基準ポイント決定コンポーネント1915と、PRS監視コンポーネント1920と、ポジション推定コンポーネント1925と、測定報告コンポーネント1930と、PRSデコードコンポーネント1935と、BWPコンフィギュレーションコンポーネント1940と、能力インジケーションコンポーネント1945と、ポートコンフィギュレーションコンポーネント1950とを含んでいてもよい。これらのモジュールのそれぞれは、(例えば、1つ以上のバスを介して)互いに直接的または間接的に通信してもよい。
[0292]
PRSコンフィギュレーションインジケーションコンポーネント1910は、送受信ポイントに対するポジショニング基準信号コンフィギュレーションのインジケーションを送信してもよい。
[0293]
いくつかの例では、PRSコンフィギュレーションインジケーションコンポーネント1910は、ポジショニング基準信号を送信するようにUEに命令するメッセージを送信してもよい。いくつかの例では、PRSコンフィギュレーションインジケーションコンポーネント1910は、ポジショニング基準信号機会の前または後の1つ以上のシンボルを示すギャップインジケータを送信してもよい。いくつかのケースでは、メッセージは、RRCメッセージ、上位レイヤプロトコルメッセージ、ポジショニングメッセージ、LTEポジショニングプロトコルメッセージ、NRポジショニングメッセージ、DCI、または、MAC CEである。
[0294]
基準ポイント決定コンポーネント1915は、ポジショニング基準信号コンフィギュレーションに基づいて、コンポーネント搬送波の搬送波帯域幅内の基準ポイントと、基準ポイントに関するポジショニング基準信号に対する周波数ドメイン割り振りとを決定してもよい。いくつかの例では、基準ポイント決定コンポーネント1915は、ポジショニング基準信号コンフィギュレーションに基づいて、基準ポイントに関する周波数ドメイン割り振りの開始と、周波数ドメイン割り振りの帯域幅またはリソースブロックの数とを決定してもよい。いくつかのケースでは、基準ポイントは、搬送波帯域幅の開始リソースブロックと異なっている。いくつかのケースでは、基準ポイントは、搬送波帯域幅の開始リソースブロックである。
[0295]
PRS監視コンポーネント1920は、周波数ドメイン割り振り内で、UEからのポジショニング基準信号の送信を監視してもよい。いくつかの例では、PRS監視コンポーネント1920は、UEのために構成されている搬送波帯域幅内のアクティブ帯域幅部分の副搬送波間隔と異なる、搬送波帯域幅の副搬送波間隔を使用して、周波数ドメイン割り振り内で、ポジショニング基準信号を測定してもよい。いくつかの例では、PRS監視コンポーネント1920は、UEのために構成されている搬送波帯域幅内のアクティブ帯域幅部分の副搬送波間隔と同じである、搬送波帯域幅の副搬送波間隔を使用して、周波数ドメイン割り振り内で、ポジショニング基準信号を測定してもよい。
[0296]
ポジション推定コンポーネント1925は、周波数ドメイン割り振り内で、UEからポジショニング基準信号を受信したことに基づいて、UEのポジショニング推定を決定してもよい。いくつかのケースでは、ポジション推定コンポーネント1925は、送受信ポイントの第1のロケーションと、少なくとも第2の送受信ポイントの少なくとも第2のロケーションとを示すポジショニング情報を送信してもよい。測定報告コンポーネント1930は、送受信ポイントの第1の測定値および第1のロケーションと、少なくとも第2の送受信ポイントの少なくとも第2の測定値および少なくとも第2のロケーションとを示すポジショニング基準信号測定報告を送信してもよい。
[0297]
PRSデコードコンポーネント1935は、基準ポイントに基づいて、ポジショニング基準信号に対するスクランブルシーケンスを決定してもよい。いくつかの例では、PRSデコードコンポーネント1935は、周波数ドメイン割り振りからの第1のシーケンスをデコードしてもよい。いくつかの例では、PRSデコードコンポーネント1935は、スクランブルシーケンスにより第1のシーケンスをデスクランブルして、候補ポジショニング基準シーケンスを発生させてもよい。いくつかの例では、PRSデコードコンポーネント1935は、候補ポジショニング基準シーケンスが、UEに割り当てられているポジショニング基準シーケンスに対応することを決定してもよい。
[0298]
BWPコンフィギュレーションコンポーネント1940は、少なくとも1つの帯域幅部分と、少なくとも1つの帯域幅部分内のアクティブ帯域幅部分とにより、UEを構成するシグナリングを送信してもよく、周波数ドメイン割り振りは、アクティブ帯域幅部分の帯域幅と交差する。いくつかの例では、BWPコンフィギュレーションコンポーネント1940は、周波数ドメイン割り振りとアクティブ帯域幅部分の帯域幅との交差がしきい値を満たすことを決定してもよい。いくつかの例では、BWPコンフィギュレーションコンポーネント1940は、しきい値によりUEを構成してもよい。
[0299]
いくつかの例では、BWPコンフィギュレーションコンポーネント1940は、アクティブ帯域幅部分の帯域幅を超える周波数ドメイン割り振りの帯域幅上でポジショニング基準信号を測定するようにUEを構成する測定インジケータを送信してもよい。いくつかのケースでは、しきい値は、UEの能力、または、ポジショニング方法のタイプ、または、構成されているポジショニング基準信号パターン、または、周波数ホッピングパターン、または、これらの何らかの組み合わせに基づいている。いくつかのケースでは、周波数ドメイン割り振りの帯域幅は、アクティブ帯域幅部分の帯域幅を超える。いくつかのケースでは、測定インジケータは、ポジショニング方法のタイプに基づいている。いくつかのケースでは、アクティブ帯域幅部分は、少なくとも1つのポジショニング基準信号機会または少なくとも1つのポジショニング基準信号機会グループの間に変化しない。
[0300]
いくつかのケースでは、アクティブ帯域幅部分は、規定されている時間ウィンドウ内の、ポジショニング基準信号機会のセットまたはポジショニング基準信号機会グループのセットの間に変化しない。いくつかのケースでは、アクティブ帯域幅部分は、送受信ポイントのセットのポジショニング基準信号のセットを測定するための、ポジショニング基準信号機会のセットまたはポジショニング基準信号機会グループのセットの間に変化しない。いくつかのケースでは、ポジショニング基準信号の周波数ドメイン割り振りは、少なくとも1つのポジショニング基準信号機会または少なくとも1つのポジショニング基準信号機会グループの間に、アクティブ帯域幅部分が第2のアクティブ帯域幅部分に変化するときには、ポジショニング基準信号の周波数ドメイン割り振りは変化しない。
[0301]
能力インジケーションコンポーネント1945は、UEがアクティブ帯域幅部分の帯域幅を超える周波数ドメイン割り振りの帯域幅上でポジショニング基準信号を測定することが可能であるか否かを示す能力インジケータを送信してもよく、測定インジケータは、能力インジケータに基づいている。いくつかの例では、能力インジケーションコンポーネント1945は、コンポーネント搬送波のセットに及ぶポジショニング基準信号に対する規定されている帯域幅サポートを示す能力インジケータを送信してもよい。いくつかの例では、能力インジケーションコンポーネント1945は、ポジショニング基準信号機会の前または後に時間ドメインギャップを構成するギャップインジケータを送信してもよい。いくつかの例では、能力インジケーションコンポーネント1945は、UEがアクティブ帯域幅部分のセット上でポジショニング基準信号を測定することをサポートするか否かを示す能力インジケータを受信してもよい。
[0302]
いくつかの例では、能力インジケーションコンポーネント1945は、能力インジケータに基づいて、アクティブ帯域幅部分のセットのうちの少なくとも1つ上でポジショニング基準信号を測定するようにUEを構成する測定インジケータを送信してもよい。いくつかの例では、能力インジケーションコンポーネント1945は、ポジショニング基準信号を測定するために、UEがサポートする測定帯域幅を示す能力インジケータを受信してもよい。いくつかのケースでは、能力インジケータは、ポジショニング基準信号機会の前または後のギャップを示している。
[0303]
ポートコンフィギュレーションコンポーネント1950は、周波数ドメイン割り振りに渡って同じポートが適用されていることを、または、コンポーネント搬送波のセットの各コンポーネント搬送波に対して異なるポートが適用されていることを示すポートインジケーションを送信してもよく、ポジショニング基準信号の周波数ドメイン割り振りは、コンポーネント搬送波のセットに及ぶ。いくつかの例では、ポートコンフィギュレーションコンポーネント1950は、コンポーネント搬送波のセットに及ぶポジショニング基準信号の周波数ドメイン割り振りに基づいて、周波数ドメイン割り振りに渡って同じポートを適用して、ポジショニング基準信号を送信してもよい。いくつかの例では、ポートコンフィギュレーションコンポーネント1950は、隣接するコンポーネント搬送波のセットに及ぶポジショニング基準信号の周波数ドメイン割り振りに基づいて、周波数ドメイン割り振りに渡って同じポートを適用して、ポジショニング基準信号を送信してもよい。いくつかの例では、ポートコンフィギュレーションコンポーネント1950は、同じ周波数帯内のコンポーネント搬送波のセットに及ぶポジショニング基準信号の周波数ドメイン割り振りに基づいて、周波数ドメイン割り振りに渡って同じポートを適用して、ポジショニング基準信号を送信してもよい。
[0304]
いくつかの例では、ポートコンフィギュレーションコンポーネント1950は、コンポーネント搬送波のセットに及ぶポジショニング基準信号の周波数ドメイン割り振りと、しきい値を満たすコンポーネント搬送波のセットの各対の周波数ドメイン分離とに基づいて、周波数ドメイン割り振りに渡って同じポートを適用して、ポジショニング基準信号を送信してもよい。いくつかの例では、ポートコンフィギュレーションコンポーネント1950は、コンポーネント搬送波のアクティブ帯域幅部分のセットの各アクティブ帯域幅部分に対して同じポートが適用されていることを示すポートインジケーションを送信してもよく、周波数ドメイン割り振りは、アクティブ帯域幅部分のセットに及ぶ。いくつかの例では、ポートコンフィギュレーションコンポーネント1950は、コンポーネント搬送波のアクティブ帯域幅部分のセットの各アクティブ帯域幅部分に対して異なるポートが適用されていることを示すポートインジケーションを送信してもよく、周波数ドメイン割り振りは、アクティブ帯域幅部分のセットに及ぶ。いくつかの例では、ポートコンフィギュレーションコンポーネント1950は、コンポーネント搬送波のアクティブ帯域幅部分のセットの各アクティブ帯域幅部分に対して同じポートを適用して、ポジショニング基準信号を送信してもよく、周波数ドメイン割り振りは、アクティブ帯域幅部分のセットに及ぶ。いくつかの例では、ポートコンフィギュレーションコンポーネント1950は、コンポーネント搬送波の隣接するアクティブ帯域幅部分のセットの各アクティブ帯域幅部分に対して同じポートを適用して、ポジショニング基準信号を送信してもよく、周波数ドメイン割り振りは、アクティブ帯域幅部分のセットに及ぶ。
[0305]
図20は、本開示の態様をサポートするデバイス2005を含んでいるシステム2000の図を示している。デバイス2005は、本明細書で説明する、デバイス1705、デバイス1805、または、基地局105のコンポーネントの例であってもよく、または、これらを含んでいてもよい。デバイス2005は、通信マネージャ2010と、ネットワーク通信マネージャ2015と、トランシーバ2020と、アンテナ2025と、メモリ2030と、プロセッサ2040と、局間通信マネージャ2045とを含んでいる、通信を送信および受信するコンポーネントを含んでいる、双方向音声およびデータ通信のためのコンポーネントを含んでいてもよい。これらのコンポーネントは、1つ以上のバス(例えば、バス2050)を介して、電子通信してもよい。
[0306]
通信マネージャ2010は、送受信ポイントに対するポジショニング基準信号コンフィギュレーションのインジケーションを送信し、ポジショニング基準信号コンフィギュレーションに基づいて、コンポーネント搬送波の搬送波帯域幅内の基準ポイントと、基準ポイントに関するポジショニング基準信号に対する周波数ドメイン割り振りとを決定し、周波数ドメイン割り振り内で、UEからのポジショニング基準信号の送信を監視してもよい。
[0307]
ネットワーク通信マネージャ2015は、(例えば、1つ以上のワイヤードバックホールリンクを介する)コアネットワークとの通信を管理してもよい。例えば、ネットワーク通信マネージャ2015は、1つ以上のUE115のようなクライアントデバイスのためのデータ通信の転送を管理してもよい。
[0308]
トランシーバ2020は、上記で説明したように、1本以上のアンテナ、ワイヤードリンクまたはワイヤレスリンクを介して、双方向に通信してもよい。例えば、トランシーバ2020はワイヤレストランシーバを表していてもよく、別のワイヤレストランシーバと双方向に通信してもよい。トランシーバ2020はまた、パケットを変調し、変調されたパケットを送信のためにアンテナに提供し、アンテナから受け取られたパケットを復調するモデムを含んでいてもよい。
[0309]
いくつかのケースでは、ワイヤレスデバイスは単一のアンテナ2025を含んでいてもよい。しかしながら、いくつかのケースでは、デバイスは、複数のワイヤレス送信を同時に送信または受信することが可能であってもよい、1本より多いアンテナ2025を有していてもよい。
[0310]
メモリ2030は、RAM、ROM、または、これらの組み合わせを含んでいてもよい。メモリ2030は、プロセッサ(例えば、プロセッサ2040)により実行されるときに、本明細書で説明するさまざまな機能をデバイスに実行させる命令を含んでいるコンピュータ読取可能コード2035を記憶してもよい。いくつかのケースでは、メモリ2030は、とりわけ、周辺コンポーネントまたはデバイスとの対話のような、基本的なハードウェアまたはソフトウェア動作を制御してもよいBIOSを含んでいてもよい。
[0311]
プロセッサ2040は、インテリジェントハードウェアデバイス(例えば、汎用プロセッサ、DSP、CPU、マイクロ制御装置、ASIC、FPGA、プログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタ論理コンポーネント、ディスクリートハードウェアコンポーネント、あるいは、これらの何らかの組み合わせ)を含んでいてもよい。いくつかのケースでは、プロセッサ2040は、メモリ制御装置を使用して、メモリアレイを動作させるように構成されていてもよい。いくつかのケースでは、メモリ制御装置は、プロセッサ2040に統合されていてもよい。プロセッサ2040は、メモリ(例えば、メモリ2030)中に記憶されているコンピュータ読取可能命令を実行するように構成され、デバイス2005にさまざまな機能(例えば、アップリンクおよびダウンリンクポジショニング基準信号に対する帯域幅部分考察をサポートする機能またはタスク)を実行してもよい。
[0312]
局間通信マネージャ2045は、他の基地局105との通信を管理してもよく、他の基地局105と協働してUE115との通信を制御する制御装置またはスケジューラを含んでいてもよい。例えば、局間通信マネージャ2045は、ビーム形成またはジョイント送信のようなさまざまな干渉緩和技法のために、UE115への送信に対するスケジューリングを調整してもよい。いくつかの例では、局間通信マネージャ2045は、LTE/LTE-Aワイヤレス通信ネットワーク技術内にX2インターフェースを提供して、基地局105間の通信を提供してもよい。
[0313]
コード2035は、ワイヤレス通信をサポートするための命令を含んでいる、本開示の態様を実現するための命令を含んでいてもよい。コード2035は、システムメモリまたは他のタイプのメモリのような非一時的コンピュータ読取可能媒体中に記憶されていてもよい。いくつかのケースでは、コード2035は、プロセッサ2040により直接実行可能でなくてもよいが、(例えば、コンパイルされ実行されるとき)コンピュータに本明細書で説明する機能を実行させてもよい。
[0314]
図21は、本開示の態様をサポートする方法2100を図示しているフローチャートを示している。方法2100の動作は、本明細書で説明するようなUE115またはそのコンポーネントにより実現してもよい。例えば、方法2100の動作は、図13~図16を参照して説明したような通信マネージャにより実行してもよい。いくつかの例では、UEは、以下で説明する機能を実行するようにUEの機能要素を制御するための命令のセットを実行してもよい。追加的または代替的に、UEは、特殊目的ハードウェアを使用して、以下で説明する機能の態様を実行してもよい。
[0315]
2105において、UEは、送受信ポイントに対するポジショニング基準信号コンフィギュレーションのインジケーションを受信してもよい。2105の動作は、本明細書で説明する方法にしたがって実行してもよい。いくつかの例では、2105の動作の態様は、図13~図16を参照して説明したようなPRSコンフィギュレーションコンポーネントにより実行してもよい。
[0316]
2110において、UEは、ポジショニング基準信号コンフィギュレーションに基づいて、コンポーネント搬送波の搬送波帯域幅内の基準ポイントと、基準ポイントに関するポジショニング基準信号に対する周波数ドメイン割り振りとを決定してもよい。2110の動作は、本明細書で説明する方法にしたがって実行してもよい。いくつかの例では、2110の動作の態様は、図13~図16を参照して説明したような基準ポイントコンポーネントにより実行してもよい。
[0317]
2115において、UEは、周波数ドメイン割り振りに基づいて、ポジショニング基準信号を送信するか、または、ポジショニング基準信号を測定してもよい。2115の動作は、本明細書で説明する方法にしたがって実行してもよい。いくつかの例では、2115の動作の態様は、図13~図16を参照して説明したようなPRSトランシーバコンポーネントにより実行してもよい。
[0318]
図22は、本開示の態様をサポートする方法2200を図示しているフローチャートを示している。方法2200の動作は、本明細書で説明するようなUE115またはそのコンポーネントにより実現してもよい。例えば、方法2200の動作は、図13~図16を参照して説明したような通信マネージャにより実行してもよい。いくつかの例では、UEは、以下で説明する機能を実行するようにUEの機能要素を制御するための命令のセットを実行してもよい。追加的または代替的に、UEは、特殊目的ハードウェアを使用して、以下で説明する機能の態様を実行してもよい。
[0319]
2205において、UEは、送受信ポイントに対するポジショニング基準信号コンフィギュレーションのインジケーションを受信してもよい。2205の動作は、本明細書で説明する方法にしたがって実行してもよい。いくつかの例では、2205の動作の態様は、図13~図16を参照して説明したようなPRSコンフィギュレーションコンポーネントにより実行してもよい。
[0320]
2210において、UEは、ポジショニング基準信号コンフィギュレーションに基づいて、コンポーネント搬送波の搬送波帯域幅内の基準ポイントと、基準ポイントに関するポジショニング基準信号に対する周波数ドメイン割り振りとを決定してもよい。2210の動作は、本明細書で説明する方法にしたがって実行してもよい。いくつかの例では、2210の動作の態様は、図13~図16を参照して説明したような基準ポイントコンポーネントにより実行してもよい。
[0321]
2215において、UEは、周波数ドメイン割り振りに基づいて、ポジショニング基準信号を送信するか、または、ポジショニング基準信号を測定してもよい。2215の動作は、本明細書で説明する方法にしたがって実行してもよい。いくつかの例では、2215の動作の態様は、図13~図16を参照して説明したようなPRSトランシーバコンポーネントにより実行してもよい。
[0322]
2220において、UEは、周波数ドメイン割り振りに基づいて、ポジショニング基準信号の測定値を発生させてもよい。2220の動作は、本明細書で説明する方法にしたがって実行してもよい。いくつかの例では、2220の動作の態様は、図13~図16を参照して説明したような測定報告コンポーネントにより実行してもよい。
[0323]
2225において、UEは、測定値をネットワークエンティティに送信してもよい。2225の動作は、本明細書で説明する方法にしたがって実行してもよい。いくつかの例では、2225の動作の態様は、図13~図16を参照して説明したような測定報告コンポーネントにより実行してもよい。
[0324]
図23は、本開示の態様をサポートする方法2300を図示しているフローチャートを示している。方法2300の動作は、本明細書で説明するようなUE115またはそのコンポーネントにより実現してもよい。例えば、方法2300の動作は、図13~図16を参照して説明したような通信マネージャにより実行してもよい。いくつかの例では、UEは、以下で説明する機能を実行するようにUEの機能要素を制御するための命令のセットを実行してもよい。追加的または代替的に、UEは、特殊目的ハードウェアを使用して、以下で説明する機能の態様を実行してもよい。
[0325]
2305において、UEは、送受信ポイントに対するポジショニング基準信号コンフィギュレーションのインジケーションを受信してもよい。2305の動作は、本明細書で説明する方法にしたがって実行してもよい。いくつかの例では、2305の動作の態様は、図13~図16を参照して説明したようなPRSコンフィギュレーションコンポーネントにより実行してもよい。
[0326]
2310において、UEは、ポジショニング基準信号コンフィギュレーションに基づいて、コンポーネント搬送波の搬送波帯域幅内の基準ポイントと、基準ポイントに関するポジショニング基準信号に対する周波数ドメイン割り振りとを決定してもよい。2310の動作は、本明細書で説明する方法にしたがって実行してもよい。いくつかの例では、2310の動作の態様は、図13~図16を参照して説明したような基準ポイントコンポーネントにより実行してもよい。
[0327]
2315において、UEは、周波数ドメイン割り振りに基づいて、ポジショニング基準信号を送信するか、または、ポジショニング基準信号を測定してもよい。2315の動作は、本明細書で説明する方法にしたがって実行してもよい。いくつかの例では、2315の動作の態様は、図13~図16を参照して説明したようなPRSトランシーバコンポーネントにより実行してもよい。
[0328]
2320において、UEは、ポジショニング基準信号を送信することに基づいて、送受信ポイントの第1の測定値および第1のロケーションと、少なくとも第2の送受信ポイントの少なくとも第2の測定値および少なくとも第2のロケーションとを示すポジショニング基準信号測定報告を受信してもよい。2320の動作は、本明細書で説明する方法にしたがって実行してもよい。いくつかの例では、2320の動作の態様は、図13~図16を参照して説明したようなポジショニング推定コンポーネントにより実行してもよい。
[0329]
2325において、UEは、ポジショニング基準信号測定報告に基づいて、UEのポジショニング推定値を決定してもよい。2325の動作は、本明細書で説明する方法にしたがって実行してもよい。いくつかの例では、2325の動作の態様は、図13~図16を参照して説明したようなポジショニング推定コンポーネントにより実行してもよい。
[0330]
図24は、本開示の態様をサポートする方法2400を図示しているフローチャートを示している。方法2400の動作は、本明細書で説明するような基地局105またはそのコンポーネントにより実現してもよい。例えば、方法2400の動作は、図17~図20を参照して説明したような通信マネージャにより実行してもよい。
[0331]
いくつかの例では、基地局は、以下で説明する機能を実行するように基地局の機能要素を制御するための命令のセットを実行してもよい。追加的または代替的に、基地局は、特殊目的ハードウェアを使用して、以下で説明する機能の態様を実行してもよい。いくつかのケースでは、方法2400のいくつかの動作は、基地局105のような送受信ポイントにより実行してもよい。いくつかのケースでは、ネットワークエンティティは、送受信ポイントがどの動作を実行すべきかを命令してもよい。例えば、ネットワークエンティティは、1つ以上の送受信ポイントを介して、これらの動作のうちのいくつかを実行してもよい。
[0332]
2405において、ネットワークエンティティは、送受信ポイントに対するポジショニング基準信号コンフィギュレーションのインジケーションを送信してもよい。2405の動作は、本明細書で説明する方法にしたがって実行してもよい。いくつかの例では、2405の動作の態様は、図17~図20を参照して説明したようなPRSコンフィギュレーションインジケーションコンポーネントにより実行してもよい。
[0333]
2410において、ネットワークエンティティは、ポジショニング基準信号コンフィギュレーションに基づいて、コンポーネント搬送波の搬送波帯域幅内の基準ポイントと、基準ポイントに関するポジショニング基準信号に対する周波数ドメイン割り振りとを決定してもよい。2410の動作は、本明細書で説明する方法にしたがって実行してもよい。いくつかの例では、2410の動作の態様は、図17~図20を参照して説明したような基準ポイント決定コンポーネントにより実行してもよい。
[0334]
2415において、ネットワークエンティティは、周波数ドメイン割り振り内で、UEからのポジショニング基準信号の送信を監視してもよい。2415の動作は、本明細書で説明する方法にしたがって実行してもよい。いくつかの例では、2415の動作の態様は、図17~図20を参照して説明したようなPRS監視コンポーネントにより実行してもよい。
[0335]
図25は、本開示の態様をサポートする方法2500を図示しているフローチャートを示している。方法2500の動作は、本明細書で説明するような基地局105またはそのコンポーネントにより実現してもよい。例えば、方法2500の動作は、図17~図20を参照して説明したような通信マネージャにより実行してもよい。
[0336]
いくつかの例では、基地局は、以下で説明する機能を実行するように基地局の機能要素を制御するための命令のセットを実行してもよい。追加的または代替的に、基地局は、特殊目的ハードウェアを使用して、以下で説明する機能の態様を実行してもよい。いくつかのケースでは、方法2500のいくつかの動作は、基地局105のような送受信ポイントにより実行してもよい。いくつかのケースでは、ネットワークエンティティは、送受信ポイントがどの動作を実行すべきかを命令してもよい。例えば、ネットワークエンティティは、1つ以上の送受信ポイントを介して、これらの動作のうちのいくつかを実行してもよい。
[0337]
2505において、ネットワークエンティティは、送受信ポイントに対するポジショニング基準信号コンフィギュレーションのインジケーションを送信してもよい。2505の動作は、本明細書で説明する方法にしたがって実行してもよい。いくつかの例では、2505の動作の態様は、図17~図20を参照して説明したようなPRSコンフィギュレーションインジケーションコンポーネントにより実行してもよい。
[0338]
2510において、ネットワークエンティティは、ポジショニング基準信号コンフィギュレーションに基づいて、コンポーネント搬送波の搬送波帯域幅内の基準ポイントと、基準ポイントに関するポジショニング基準信号に対する周波数ドメイン割り振りとを決定してもよい。2510の動作は、本明細書で説明する方法にしたがって実行してもよい。いくつかの例では、2510の動作の態様は、図17~図20を参照して説明したような基準ポイント決定コンポーネントにより実行してもよい。
[0339]
2515において、ネットワークエンティティは、周波数ドメイン割り振り内で、UEからのポジショニング基準信号の送信を監視してもよい。2515の動作は、本明細書で説明する方法にしたがって実行してもよい。いくつかの例では、2515の動作の態様は、図17~図20を参照して説明したようなPRS監視コンポーネントにより実行してもよい。
[0340]
2520において、ネットワークエンティティは、周波数ドメイン割り振り内で、UEからポジショニング基準信号を受信したことに基づいて、UEのポジショニング推定値を決定してもよい。2520の動作は、本明細書で説明する方法にしたがって実行してもよい。いくつかの例では、2520の動作の態様は、図17~図20を参照して説明したようなポジション推定コンポーネントにより実行してもよい。
[0341]
図26は、本開示の態様をサポートする方法2600を図示しているフローチャートを示している。方法2600の動作は、本明細書で説明するような基地局105またはそのコンポーネントにより実現してもよい。例えば、方法2600の動作は、図17~図20を参照して説明したような通信マネージャにより実行してもよい。
[0342]
いくつかの例では、基地局は、以下で説明する機能を実行するように基地局の機能要素を制御するための命令のセットを実行してもよい。追加的または代替的に、基地局は、特殊目的ハードウェアを使用して、以下で説明する機能の態様を実行してもよい。いくつかのケースでは、方法2600のいくつかの動作は、基地局105のような送受信ポイントにより実行してもよい。いくつかのケースでは、ネットワークエンティティは、送受信ポイントがどの動作を実行すべきかを命令してもよい。例えば、ネットワークエンティティは、1つ以上の送受信ポイントを介して、これらの動作のうちのいくつかを実行してもよい。
[0343]
2605において、ネットワークエンティティは、送受信ポイントに対するポジショニング基準信号コンフィギュレーションのインジケーションを送信してもよい。2605の動作は、本明細書で説明する方法にしたがって実行してもよい。いくつかの例では、2605の動作の態様は、図17~図20を参照して説明したようなPRSコンフィギュレーションインジケーションコンポーネントにより実行してもよい。
[0344]
2610において、ネットワークエンティティは、ポジショニング基準信号コンフィギュレーションに基づいて、コンポーネント搬送波の搬送波帯域幅内の基準ポイントと、基準ポイントに関するポジショニング基準信号に対する周波数ドメイン割り振りとを決定してもよい。2610の動作は、本明細書で説明する方法にしたがって実行してもよい。いくつかの例では、2610の動作の態様は、図17~図20を参照して説明したような基準ポイント決定コンポーネントにより実行してもよい。
[0345]
2615において、ネットワークエンティティは、周波数ドメイン割り振り内で、UEからのポジショニング基準信号の送信を監視してもよい。2615の動作は、本明細書で説明する方法にしたがって実行してもよい。いくつかの例では、2615の動作の態様は、図17~図20を参照して説明したようなPRS監視コンポーネントにより実行してもよい。
[0346]
2620において、ネットワークエンティティは、送受信ポイントの第1の測定値および第1のロケーションと、少なくとも第2の送受信ポイントの少なくとも第2の測定値および少なくとも第2のロケーションとを示すポジショニング基準信号測定報告を送信してもよい。2620の動作は、本明細書で説明する方法にしたがって実行してもよい。いくつかの例では、2620の動作の態様は、図17~図20を参照して説明したような測定報告コンポーネントにより実行してもよい。
[0347]
本明細書で説明した方法は、可能な実現形態を説明し、動作およびステップは、並べ替えてもよく、または、さもなければ修正してもよく、他の実現形態が可能であることに留意されたい。追加的に、方法のうちの1つより多い態様を組み合わせてもよい。
[0348]
ここで説明する技法は、コード分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交周波数分割多元接続(OFDMA)、単一搬送波周波数分割多元接続(SC-FDMA)、および、他のシステム等、さまざまなワイヤレス通信システムのために使用してもよい。CDMAシステムは、CDMA2000、ユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)のような、無線技術を実現してもよく、CDMA2000は、IS-2000標準規格、IS-95標準規格、および、IS-856標準規格をカバーする。IS-2000リリースは、一般的に、CDMA2000 1X、1X等として呼ばれることもある。IS-856(TIA-856)は、一般的にCDMA2000 1xEV-DO、高速パケットデータ(HRPD)等と呼ばれ、UTRAは、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標))およびCDMAの他の変形形態を含んでいる。TDMAシステムは、移動体通信用のグローバルシステム(GSM(登録商標))のような無線技術を実現してもよい。
[0349]
OFDMAシステムは、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、発展型UTRA(E-UTRA)、電気電子技術者協会(IEEE)802.11(Wi-Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、Flash-OFDMのような、無線技術を実現してもよく、UTRAおよびE-UTRAは、ユニバーサル移動体電気通信システム(UMTS)の一部分である。LTE、LTE-AおよびLTE-Aプロは、E-UTRAを使用するUMTSのリリースである。UTRA、E-UTRA、UMTS、LTE、LTE-A、LTE-Aプロ、NR、および、GSMは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP(登録商標))と称する団体からの文書に記載されている。CDMA2000およびUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)という名称の組織からの文書に記載されている。ここで説明する技法は、本明細書で説明したシステムおよび無線技術、ならびに、他のシステムおよび無線技術のために使用してもよい。LTE、LTE-A、LTE-AプロまたはNRシステムの態様は、例のために説明されているかもしれず、LTE、LTE-A、LTE-AプロまたはNR用語は、説明の大部分において使用しているかもしれないが、ここで説明する技法は、LTE、LTE-A、LTE-AプロまたはNRアプリケーションを超えて適用可能である。
[0350]
マクロセルは、一般的に、比較的大きい地理的エリア(例えば、半径が数キロメートル)をカバーし、ネットワークプロバイダのサービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にしてもよい。スモールセルは、マクロセルと比較して、より低電力の基地局に関係しているかもしれず、スモールセルは、マクロセルと同じまたは異なる(例えば、ライセンスされている、ライセンスされていない等)周波数帯域において動作してもよい。スモールセルは、さまざまな例にしたがって、ピコセル、フェムトセル、および、マイクロセルを含んでいてもよい。ピコセルは、例えば、小さい地理的エリアをカバーしてもよく、ネットワークプロバイダのサービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にしてもよい。フェムトセルはまた、小さい地理的エリア(例えば、自宅)をカバーしてもよく、フェムトセルとの関係を有するUE(例えば、閉じられた加入者グループ(CSG)中のUE、自宅内のユーザのためのUE、これらに類するもの)による制限されたアクセスを提供してもよい。マクロセルのためのeNBは、マクロeNBとして呼ばれることもある。スモールセルのためのeNBは、スモールセルeNB、ピコeNB、フェムトeNB、または、ホームeNBとして呼ばれることもある。eNBは、1つ以上の(例えば、2、3、4のような)セルをサポートしてもよく、また、1つ以上のコンポーネント搬送波を使用して通信をサポートしてもよい。
[0351]
ここで説明したワイヤレス通信システムは、同期動作または非同期動作をサポートしてもよい。同期動作の場合、基地局は、同様のフレームタイミングを有してもよく、異なる基地局からの送信は、時間的にほぼ整列される。非同期動作の場合、基地局は、異なるフレームタイミングを有してもよく、異なる基地局からの送信は、時間的に整列されないことがある。本明細書で説明した技法は、同期動作または非同期動作のいずれに対して使用してもよい。
[0352]
ここで説明した情報および信号は、さまざまな異なる技術および技法のうちのいずれかを使用して表されているかもしれない。例えば、説明全体に渡って参照されているかもしれない、データ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、および、チップは、電圧、電流、電磁波、磁界または磁粒、光界または光粒、あるいは、これらの任意の組み合わせにより表されているかもしれない。
[0353]
ここでの開示に関連して説明した、さまざまな例示的なブロックおよびモジュールは、ここで説明した機能を実行するように設計された、汎用プロセッサ、DSP、ASIC、FPGAまたは他のプログラム可能論理デバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタ論理、ディスクリートハードウェアコンポーネント、あるいは、これらの任意の組み合わせを用いて、実現または実行してもよい。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってもよいが、代替実施形態では、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、制御装置、マイクロ制御装置、または、状態機械であってもよい。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組み合わせ(例えば、DSPとマイクロプロセッサの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPのコアと関連する1つ以上のマイクロプロセッサ、または、他の何らかのこのようなコンフィギュレーション)として実現してもよい。
[0354]
ここで説明した機能は、ハードウェア、プロセッサにより実行されるソフトウェア、ファームウェア、または、これらの任意の組み合わせで実現してもよい。プロセッサにより実行されるソフトウェアで実現する場合、機能は、1つ以上の命令またはコードとしてコンピュータ読取可能媒体上に記憶され、あるいは、これを通して送信されていてもよい。他の例およびインプリメンテーションは、本開示および添付の特許請求の範囲内にある。例えば、ソフトウェアの性質により、本明細書で説明した機能は、プロセッサにより実行されるソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、ハードワイヤリング、または、これらの任意の組み合わせを使用して実現してもよい。機能を実現する特徴はまた、機能の一部分が異なる物理的位置において実現されるように分散させることを含む、さまざまな位置において物理的に位置付けられていてもよい。
[0355]
コンピュータ読取可能媒体は、1つの場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を促進する任意の媒体を含む、非一時的コンピュータ記憶媒体および通信媒体の両方を含んでいる。非一時的記憶媒体は、汎用または特殊目的コンピュータによりアクセスしてもよい任意の利用可能な媒体であってもよい。限定ではなく例として、非一時的コンピュータ読取可能媒体は、RAM、ROM、電気的消去可能プログラム可能ROM(EEPROM(登録商標))、コンパクトディスク(CD)ROMまたは他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶デバイス、あるいは、命令またはデータ構造の形態で所望のプログラムコード手段を搬送または記憶するために使用することができ、汎用または特殊目的コンピュータ、あるいは、汎用または特殊目的プロセッサによりアクセスしてもよい他の何らかの非一時的媒体を備えることができる。また、任意の接続は、コンピュータ読取可能媒体と適切に呼ばれる。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者線(DSL)、あるいは、赤外線、無線、およびマイクロ波のような、ワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または、他の遠隔ソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、あるいは、赤外線、無線、およびマイクロ波のような、ワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれている。ここで使用したような、ディスク(diskおよびdisc)は、CD、レーザーディスク(登録商標)、光ディスク、デジタル汎用ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスクおよびブルーレイ(登録商標)ディスクを含むが、通常、ディスク(disk)は通常データを磁気的に再生する一方で、ディスク(disc)はデータをレーザにより光学的に再生する。上記の組み合わせもまた、コンピュータ読取可能媒体の範囲内に含まれている。
[0356]
特許請求の範囲を含め、ここで使用するように、項目のリスト(例えば、「のうちの少なくとも1つ」または「のうちの1つ以上」のようなフレーズにより始まる項目のリスト)中で使用する「または」は、例えば、「A、B、または、C、のうちの少なくとも1つ」のリストが、AまたはBまたはCあるいはABまたはACまたはBCあるいはABC(すなわち、AとBとC)を意味するように、包括的なリストを示している。ここで使用するように、フレーズ「に基づいて」は、条件の閉じたセットへの参照として解釈すべきではない。例えば、「条件Aに基づく」のように説明する例示的なステップは、本開示の範囲から逸脱することなく、条件Aおよび条件Bの両方に基づいていてもよい。言い換えると、ここで使用するように、フレーズ「基づいて」は、フレーズ「に少なくとも部分的に基づいて」と同じ方法で解釈すべきである。
[0357]
添付の図では、同様のコンポーネントまたは特徴は、同じ参照ラベルを有しているかもしれない。追加的に、同じタイプのさまざまなコンポーネントは、参照ラベルにより、および、類似のコンポーネント間を区別する第2のラベルにより区別されているかもしれない。第1の参照ラベルのみを本明細書で使用している場合、説明は、第2の参照ラベルにかかわらず、第1の参照ラベルを有する同様のコンポーネントのいずれか1つ、または、他の後続の参照ラベルに適用可能である。
[0358]
添付の図面に関連して、ここで説明する説明は、例示的なコンフィギュレーションを記載し、実現してもよい、または、特許請求の範囲内に入るすべての例を表すものではない。本明細書で使用している「例示的な」という用語は、「好ましい」または「他の例よりも有利である」という用語ではなく、「例、事例、または、例示の役割を果たす」ことを意味する。詳細な説明は、記載された技法の理解を提供する目的のための具体的な詳細を含んでいる。しかしながら、これらの技法は、これらの具体的な詳細なしで実施してもよい。いくつかの例では、説明した例の概念を不明瞭にすることを避けるために、周知の構造およびデバイスがブロック図の形態で示されている。
[0359]
本明細書の説明は、当業者が本開示を作成または使用することを可能にするために提供されている。本開示のさまざまな修正は、当業者には容易に明らかであり、本明細書で定義される一般的な原理は、本開示の範囲から逸脱することなく他の変形例に適用してもよい。したがって、本開示は、ここで説明する例および設計に限定されず、本明細書で開示される原理および新規の特徴と一致する最も広い範囲を与えられるべきである。

Claims (90)

  1. ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のための装置において、
    送受信ポイントに対するポジショニング基準信号コンフィギュレーションのインジケーションを受信する手段と、
    前記ポジショニング基準信号コンフィギュレーションに少なくとも部分的に基づいて、コンポーネント搬送波の搬送波帯域幅内の基準ポイントと、前記基準ポイントに関するポジショニング基準信号に対する周波数ドメイン割り振りとを決定する手段と、
    前記周波数ドメイン割り振りに少なくとも部分的に基づいて、前記ポジショニング基準信号を送信するか、または、前記ポジショニング基準信号を測定する手段とを具備する装置。
  2. 前記周波数ドメイン割り振りを決定する手段が、
    前記ポジショニング基準信号コンフィギュレーションに少なくとも部分的に基づいて、前記基準ポイントに関する前記周波数ドメイン割り振りの開始と、前記周波数ドメイン割り振りの帯域幅またはリソースブロックの数とを決定する手段を備える請求項1記載の装置。
  3. 前記周波数ドメイン割り振りに少なくとも部分的に基づいて、前記ポジショニング基準信号の測定値を発生させる手段と、
    前記測定値をネットワークエンティティに送信する手段とをさらに具備する請求項1記載の装置。
  4. 前記周波数ドメイン割り振り内で、前記ポジショニング基準信号を測定することに少なくとも部分的に基づいて、前記UEのポジショニング推定値を決定する手段をさらに具備する請求項1記載の装置。
  5. 前記ポジショニング基準信号を送信することに少なくとも部分的に基づいて、前記送受信ポイントの第1のロケーションと、少なくとも第2の送受信ポイントの少なくとも第2のロケーションとを示すポジショニング情報を受信する手段と、
    前記ポジショニング情報に少なくとも部分的に基づいて、前記UEのポジショニング推定値を決定する手段とをさらに具備する請求項1記載の装置。
  6. 前記ポジショニング基準信号を送信することに少なくとも部分的に基づいて、前記送受信ポイントの第1の測定値および第1のロケーションと、少なくとも第2の送受信ポイントの少なくとも第2の測定値および少なくとも第2のロケーションとを示すポジショニング基準信号測定報告を受信する手段と、
    前記ポジショニング基準信号測定報告に少なくとも部分的に基づいて、前記UEのポジショニング推定値を決定する手段とをさらに具備する請求項1記載の装置。
  7. 前記基準ポイントは、前記搬送波帯域幅の開始リソースブロックとは異なる請求項1記載の装置。
  8. 前記基準ポイントに少なくとも部分的に基づいて、前記ポジショニング基準信号に対するスクランブルシーケンスを決定する手段と、
    前記スクランブルシーケンスにより第1のシーケンスをスクランブルして、ポジショニング基準シーケンスを発生させる手段と、
    前記ポジショニング基準シーケンスに少なくとも部分的に基づいて、前記ポジショニング基準信号を発生させる手段とをさらに具備する請求項7記載の装置。
  9. 前記UEのために構成されている前記搬送波帯域幅内のアクティブ帯域幅部分の副搬送波間隔とは異なる、前記搬送波帯域幅の副搬送波間隔を使用して、前記周波数ドメイン割り振り内で、前記ポジショニング基準信号を測定する手段をさらに具備する請求項7記載の装置。
  10. 前記基準ポイントは、前記搬送波帯域幅の開始リソースブロックである請求項1記載の装置。
  11. 前記UEのために構成されている前記搬送波帯域幅内のアクティブ帯域幅部分の副搬送波間隔と同じである、前記搬送波帯域幅の副搬送波間隔を使用して、前記周波数ドメイン割り振り内で、前記ポジショニング基準信号を測定する手段をさらに具備する請求項10記載の装置。
  12. 前記基準ポイントとは異なる第2の基準ポイントに少なくとも部分的に基づいて、前記ポジショニング基準信号に対するスクランブルシーケンスを決定する手段と、
    前記スクランブルシーケンスにより第1のシーケンスをスクランブルして、ポジショニング基準シーケンスを発生させる手段と、
    前記ポジショニング基準シーケンスに少なくとも部分的に基づいて、前記ポジショニング基準信号を発生させる手段とをさらに具備する請求項10記載の装置。
  13. 第2の送受信ポイントの第2のポジショニング基準信号コンフィギュレーションの第2のインジケーションを受信する手段と、
    前記第2のポジショニング基準信号コンフィギュレーションに少なくとも部分的に基づいて、前記コンポーネント搬送波の前記搬送波帯域幅内の第2の基準ポイントと、前記第2の基準ポイントに関する第2のポジショニング基準信号に対する第2の周波数ドメイン割り振りとを決定する手段と、
    前記第2の周波数ドメイン割り振り内で、第2のポジショニング基準信号を送信するか、または、前記第2のポジショニング基準信号を測定する手段とをさらに具備する請求項1記載の装置。
  14. 前記ポジショニング基準信号を送信するように前記UEに命令するメッセージを受信する手段をさらに具備する請求項1記載の装置。
  15. 前記メッセージは、無線リソース制御(RRC)メッセージ、上位レイヤプロトコルメッセージ、ポジショニングメッセージ、ロングタームエボリューション(LTE)ポジショニングプロトコルメッセージ、新しい無線(NR)ポジショニングメッセージ、ダウンリンク制御情報(DCI)、または、媒体アクセス制御(MAC)制御要素(CE)である請求項14記載の装置。
  16. 前記UEが、受信されたRRCシグナリングまたは受信されたコンフィギュレーションに少なくとも部分的に基づいて、前記送受信ポイントとの接続の持続期間全体に渡って、前記ポジショニング基準信号の送信を維持する請求項1記載の装置。
  17. ポジショニング基準信号の送信が、前記接続の持続期間全体に渡って、周期的に生じる請求項16記載の装置。
  18. 前記UEが、第1の媒体アクセス制御(MAC)制御要素(CE)を受信した後に始め、前記ポジショニング基準信号の送信を非アクティブ化する第2のMAC CEを受信するまで、前記ポジショニング基準信号の送信を維持する請求項1記載の装置。
  19. UEが、ダウンリンク制御情報(DCI)トリガ毎に1つ、前記ポジショニング基準信号を送信する請求項1記載の装置。
  20. 前記DCIトリガが、ポジショニング基準信号機会において、または、規定されている周期性を有するポジショニング基準信号機会の規定されている数において、前記ポジショニング基準信号を送信することを示している請求項19記載の装置。
  21. ポジショニング基準信号機会の前または後の1つ以上のシンボルを示すギャップインジケータを受信する手段をさらに具備する請求項1記載の装置。
  22. 少なくとも1つの帯域幅部分と、前記少なくとも1つの帯域幅部分からのアクティブ帯域幅部分とにより、前記UEを構成するシグナリングを受信する手段をさらに具備し、前記周波数ドメイン割り振りは、前記アクティブ帯域幅部分の帯域幅と交差する請求項1記載の装置。
  23. 前記周波数ドメイン割り振りと前記アクティブ帯域幅部分の前記帯域幅との交差がしきい値を満たすことを決定する手段をさらに具備する請求項22記載の装置。
  24. UEが、前記しきい値により構成される請求項23記載の装置。
  25. 前記しきい値が、前記UEの能力、または、ポジショニング方法のタイプ、または、構成されているポジショニング基準信号パターン、または、周波数ホッピングパターン、または、これらの何らかの組み合わせに基づいている請求項23記載の装置。
  26. 前記周波数ドメイン割り振りの帯域幅が、前記アクティブ帯域幅部分の前記帯域幅を超えている請求項22記載の装置。
  27. 前記アクティブ帯域幅部分の前記帯域幅を超える前記周波数ドメイン割り振りの前記帯域幅上で、前記ポジショニング基準信号を測定するように前記UEを構成する測定インジケータを受信する手段をさらに具備する請求項26記載の装置。
  28. 前記測定インジケータが、ポジショニング方法のタイプに少なくとも部分的に基づいている請求項27記載の装置。
  29. 前記アクティブ帯域幅部分の前記帯域幅を超える前記周波数ドメイン割り振りの前記帯域幅上で、前記UEが前記ポジショニング基準信号を測定することが可能であるか否かを示す能力インジケータを送信する手段をさらに具備し、前記測定インジケータが、前記能力インジケータに少なくとも部分的に基づいている請求項27記載の装置。
  30. 前記能力インジケータが、ポジショニング基準信号機会の前または後のギャップを示している請求項29記載の装置。
  31. 前記アクティブ帯域幅部分は、少なくとも1つのポジショニング基準信号機会または少なくとも1つのポジショニング基準信号機会グループの間に変化しない請求項22記載の装置。
  32. 前記アクティブ帯域幅部分は、規定されている時間ウィンドウ内の、複数のポジショニング基準信号機会または複数のポジショニング基準信号機会グループの間に変化しない請求項22記載の装置。
  33. 前記アクティブ帯域幅部分は、複数の送受信ポイントの複数のポジショニング基準信号を測定するための、複数のポジショニング基準信号機会または複数のポジショニング基準信号機会グループの間に変化しない請求項22記載の装置。
  34. 少なくとも1つのポジショニング基準信号機会または少なくとも1つのポジショニング基準信号機会グループの間に、前記アクティブ帯域幅部分が第2のアクティブ帯域幅部分に変化するときに、前記ポジショニング基準信号の前記周波数ドメイン割り振りは変化しない請求項22記載の装置。
  35. 前記周波数ドメイン割り振りに渡って同じポートが適用されていることを、または、複数のコンポーネント搬送波の各コンポーネント搬送波に対して異なるポートが適用されていることを示すポートインジケーションを受信する手段をさらに具備し、前記ポジショニング基準信号の前記周波数ドメイン割り振りが、前記複数のコンポーネント搬送波に及ぶ請求項1記載の装置。
  36. 複数のコンポーネント搬送波に及ぶ前記ポジショニング基準信号の前記周波数ドメイン割り振りに少なくとも部分的に基づいて、前記周波数ドメイン割り振りに渡って同じポートが適用されていることを決定する手段をさらに具備する請求項1記載の装置。
  37. 複数の隣接するコンポーネント搬送波に及ぶ前記ポジショニング基準信号の前記周波数ドメイン割り振りに少なくとも部分的に基づいて、前記周波数ドメイン割り振りに渡って同じポートが適用されていることを決定する手段をさらに具備する請求項1記載の装置。
  38. 同じ周波数帯域内の複数のコンポーネント搬送波に及ぶ前記ポジショニング基準信号の前記周波数ドメイン割り振りに少なくとも部分的に基づいて、前記周波数ドメイン割り振りに渡って同じポートが適用されていることを決定する手段をさらに具備する請求項1記載の装置。
  39. 複数のコンポーネント搬送波に及ぶ前記ポジショニング基準信号の前記周波数ドメイン割り振りと、しきい値を満たす前記複数のコンポーネント搬送波の各対の周波数ドメイン分離とに少なくとも部分的に基づいて、前記周波数ドメイン割り振りに渡って同じポートが適用されていることを決定する手段をさらに具備する請求項1記載の装置。
  40. 複数のコンポーネント搬送波に及ぶ前記ポジショニング基準信号に対する規定されている帯域幅サポートを示す能力インジケータを送信する手段と、
    ポジショニング基準信号機会の前または後に時間ドメインギャップを構成するギャップインジケータを受信する手段とをさらに具備する請求項1記載の装置。
  41. 前記コンポーネント搬送波の複数のアクティブ帯域幅部分の各アクティブ帯域幅部分に対して同じポートが適用されていることを示すポートインジケーションを受信する手段をさらに具備し、前記周波数ドメイン割り振りが、前記複数のアクティブ帯域幅部分に及ぶ請求項1記載の装置。
  42. 前記コンポーネント搬送波の複数のアクティブ帯域幅部分の各アクティブ帯域幅部分に対して異なるポートが適用されていることを示すポートインジケーションを受信する手段をさらに具備し、前記周波数ドメイン割り振りが、前記複数のアクティブ帯域幅部分に及ぶ請求項1記載の装置。
  43. 前記コンポーネント搬送波の複数のアクティブ帯域幅部分の各アクティブ帯域幅部分に対して同じポートが適用されていることを決定する手段をさらに具備し、前記周波数ドメイン割り振りが、前記複数のアクティブ帯域幅部分に及ぶ請求項1記載の装置。
  44. 前記コンポーネント搬送波の複数の隣接するアクティブ帯域幅部分の各アクティブ帯域幅部分に対して同じポートが適用されていることを決定する手段をさらに具備し、前記周波数ドメイン割り振りが、前記複数のアクティブ帯域幅部分に及ぶ請求項1記載の装置。
  45. 前記UEが複数のアクティブ帯域幅部分上で前記ポジショニング基準信号を測定することをサポートするか否かを示す能力インジケータを送信する手段と、
    前記能力インジケータに少なくとも部分的に基づいて、前記複数のアクティブ帯域幅部分のうちの少なくとも1つ上で前記ポジショニング基準信号を測定するように前記UEを構成する測定インジケータを受信する手段とをさらに具備する請求項1記載の装置。
  46. 複数のアクティブ帯域幅部分上で前記ポジショニング基準信号を測定するために、前記UEがサポートする測定帯域幅を示す能力インジケータを送信する手段と、
    前記能力インジケータに少なくとも部分的に基づいて、前記複数のアクティブ帯域幅部分のうちの少なくとも1つ上で前記ポジショニング基準信号を測定するように前記UEを構成する測定インジケータを受信する手段とをさらに具備する請求項1記載の装置。
  47. ネットワークエンティティによるワイヤレス通信のための装置において、
    送受信ポイントに対するポジショニング基準信号コンフィギュレーションのインジケーションを送信する手段と、
    前記ポジショニング基準信号コンフィギュレーションに少なくとも部分的に基づいて、コンポーネント搬送波の搬送波帯域幅内の基準ポイントと、前記基準ポイントに関するポジショニング基準信号に対する周波数ドメイン割り振りとを決定する手段と、
    前記周波数ドメイン割り振り内で、ユーザ機器(UE)からの前記ポジショニング基準信号の送信を監視する手段とを具備する装置。
  48. 前記周波数ドメイン割り振りを決定する手段が、
    前記ポジショニング基準信号コンフィギュレーションに少なくとも部分的に基づいて、前記基準ポイントに関する前記周波数ドメイン割り振りの開始と、前記周波数ドメイン割り振りの帯域幅またはリソースブロックの数とを決定する手段を備える請求項47記載の装置。
  49. 前記周波数ドメイン割り振り内で、前記UEから前記ポジショニング基準信号を受信することに少なくとも部分的に基づいて、前記UEのポジショニング推定値を決定する手段をさらに具備する請求項47記載の装置。
  50. 前記送受信ポイントの第1のロケーションと、少なくとも第2の送受信ポイントの少なくとも第2のロケーションとを示すポジショニング情報を送信する手段をさらに具備する請求項47記載の装置。
  51. 前記送受信ポイントの第1の測定値および第1のロケーションと、少なくとも第2の送受信ポイントの少なくとも第2の測定値および少なくとも第2のロケーションとを示すポジショニング基準信号測定報告を送信する手段をさらに具備する請求項47記載の装置。
  52. 前記基準ポイントは、前記搬送波帯域幅の開始リソースブロックとは異なる請求項47記載の装置。
  53. 前記基準ポイントに少なくとも部分的に基づいて、前記ポジショニング基準信号に対するスクランブルシーケンスを決定する手段と、
    前記周波数ドメイン割り振りから第1のシーケンスをデコードする手段と、
    前記スクランブルシーケンスにより前記第1のシーケンスをデスクランブルして、候補ポジショニング基準シーケンスを発生させる手段と、
    前記候補ポジショニング基準シーケンスが、前記UEに割り当てられているポジショニング基準シーケンスに対応することを決定する手段とをさらに具備する請求項52記載の装置。
  54. 前記UEのために構成されている前記搬送波帯域幅内のアクティブ帯域幅部分の副搬送波間隔とは異なる、前記搬送波帯域幅の副搬送波間隔を使用して、前記周波数ドメイン割り振り内で、前記ポジショニング基準信号を測定する手段をさらに具備する請求項52記載の装置。
  55. 前記基準ポイントは、前記搬送波帯域幅の開始リソースブロックである請求項47記載の装置。
  56. 前記UEのために構成されている前記搬送波帯域幅内のアクティブ帯域幅部分の副搬送波間隔と同じである、前記搬送波帯域幅の副搬送波間隔を使用して、前記周波数ドメイン割り振り内で、前記ポジショニング基準信号を測定する手段をさらに具備する請求項55記載の装置。
  57. 前記ポジショニング基準信号を送信するように前記UEに命令するメッセージを送信する手段をさらに具備する請求項47記載の装置。
  58. 前記メッセージは、無線リソース制御(RRC)メッセージ、上位レイヤプロトコルメッセージ、ポジショニングメッセージ、ロングタームエボリューション(LTE)ポジショニングプロトコルメッセージ、新しい無線(NR)ポジショニングメッセージ、ダウンリンク制御情報(DCI)、または、媒体アクセス制御(MAC)制御要素(CE)である請求項57記載の装置。
  59. ポジショニング基準信号機会の前または後の1つ以上のシンボルを示すギャップインジケータを送信する手段をさらに具備する請求項47記載の装置。
  60. 少なくとも1つの帯域幅部分と、前記少なくとも1つの帯域幅部分内のアクティブ帯域幅部分とにより、前記UEを構成するシグナリングを送信する手段をさらに具備し、前記周波数ドメイン割り振りが、前記アクティブ帯域幅部分の帯域幅と交差する請求項47記載の装置。
  61. 前記周波数ドメイン割り振りと前記アクティブ帯域幅部分の前記帯域幅との交差がしきい値を満たすことを決定する手段をさらに具備する請求項60記載の装置。
  62. 前記しきい値により前記UEを構成する手段をさらに具備する請求項61記載の装置。
  63. 前記しきい値は、前記UEの能力、または、ポジショニング方法のタイプ、または、構成されているポジショニング基準信号パターン、または、周波数ホッピングパターン、または、これらの何らかの組み合わせに基づいている請求項61記載の装置。
  64. 前記周波数ドメイン割り振りの帯域幅が、前記アクティブ帯域幅部分の前記帯域幅を超えている請求項60記載の装置。
  65. 前記アクティブ帯域幅部分の前記帯域幅を超える前記周波数ドメイン割り振りの前記帯域幅上で、前記ポジショニング基準信号を測定するように前記UEを構成する測定インジケータを送信する手段をさらに具備する請求項64記載の装置。
  66. 前記測定インジケータが、ポジショニング方法のタイプに少なくとも部分的に基づいている請求項65記載の装置。
  67. 前記アクティブ帯域幅部分の前記帯域幅を超える前記周波数ドメイン割り振りの前記帯域幅上で、前記UEが前記ポジショニング基準信号を測定することが可能であるか否かを示す能力インジケータを受信する手段をさらに具備し、前記測定インジケータが、前記能力インジケータに少なくとも部分的に基づいている請求項65記載の装置。
  68. 前記能力インジケータが、ポジショニング基準信号機会の前または後のギャップを示している請求項67記載の装置。
  69. 前記アクティブ帯域幅部分は、少なくとも1つのポジショニング基準信号機会または少なくとも1つのポジショニング基準信号機会グループの間に変化しない請求項60記載の装置。
  70. 前記アクティブ帯域幅部分は、規定されている時間ウィンドウ内の、複数のポジショニング基準信号機会または複数のポジショニング基準信号機会グループの間に変化しない請求項60記載の装置。
  71. 前記アクティブ帯域幅部分は、複数の送受信ポイントの複数のポジショニング基準信号を測定するための、複数のポジショニング基準信号機会または複数のポジショニング基準信号機会グループの間に変化しない請求項60記載の装置。
  72. 少なくとも1つのポジショニング基準信号機会または少なくとも1つのポジショニング基準信号機会グループの間に、前記アクティブ帯域幅部分が第2のアクティブ帯域幅部分に変化するときに、前記ポジショニング基準信号の前記周波数ドメイン割り振りは変化しない請求項60記載の装置。
  73. 前記周波数ドメイン割り振りに渡って同じポートが適用されていることを、または、複数のコンポーネント搬送波の各コンポーネント搬送波に対して異なるポートが適用されていることを示すポートインジケーションを送信する手段をさらに具備し、前記ポジショニング基準信号の前記周波数ドメイン割り振りが、前記複数のコンポーネント搬送波に及ぶ請求項47記載の装置。
  74. 複数のコンポーネント搬送波に及ぶ前記ポジショニング基準信号の前記周波数ドメイン割り振りに少なくとも部分的に基づいて、前記周波数ドメイン割り振りに渡って同じポートを適用して、前記ポジショニング基準信号を送信する手段をさらに具備する請求項47記載の装置。
  75. 複数の隣接するコンポーネント搬送波に及ぶ前記ポジショニング基準信号の前記周波数ドメイン割り振りに少なくとも部分的に基づいて、前記周波数ドメイン割り振りに渡って同じポートを適用して、前記ポジショニング基準信号を送信する手段をさらに具備する請求項47記載の装置。
  76. 同じ周波数帯域内の複数のコンポーネント搬送波に及ぶ前記ポジショニング基準信号の前記周波数ドメイン割り振りに少なくとも部分的に基づいて、前記周波数ドメイン割り振りに渡って同じポートを適用して、前記ポジショニング基準信号を送信する手段をさらに具備する請求項47記載の装置。
  77. 複数のコンポーネント搬送波に及ぶ前記ポジショニング基準信号の前記周波数ドメイン割り振りと、しきい値を満たす前記複数のコンポーネント搬送波の各対の周波数ドメイン分離とに少なくとも部分的に基づいて、前記周波数ドメイン割り振りに渡って同じポートを適用して、前記ポジショニング基準信号を送信する手段をさらに具備する請求項47記載の装置。
  78. 複数のコンポーネント搬送波に及ぶ前記ポジショニング基準信号に対する規定されている帯域幅サポートを示す能力インジケータを受信する手段と、
    ポジショニング基準信号機会の前または後に時間ドメインギャップを構成するギャップインジケータを送信する手段とをさらに具備する請求項47記載の装置。
  79. 前記コンポーネント搬送波の複数のアクティブ帯域幅部分の各アクティブ帯域幅部分に対して同じポートが適用されていることを示すポートインジケーションを送信する手段をさらに具備し、前記周波数ドメイン割り振りが、前記複数のアクティブ帯域幅部分に及ぶ請求項47記載の装置。
  80. 前記コンポーネント搬送波の複数のアクティブ帯域幅部分の各アクティブ帯域幅部分に対して異なるポートが適用されていることを示すポートインジケーションを送信する手段をさらに具備し、前記周波数ドメイン割り振りが、前記複数のアクティブ帯域幅部分に及ぶ請求項47記載の装置。
  81. 前記コンポーネント搬送波の複数のアクティブ帯域幅部分の各アクティブ帯域幅部分に対して同じポートを適用して、前記ポジショニング基準信号を送信する手段をさらに具備し、前記周波数ドメイン割り振りが、前記複数のアクティブ帯域幅部分に及ぶ請求項47記載の装置。
  82. 前記コンポーネント搬送波の複数の隣接するアクティブ帯域幅部分の各アクティブ帯域幅部分に対して同じポートを適用して、前記ポジショニング基準信号を送信する手段をさらに具備し、前記周波数ドメイン割り振りが、前記複数のアクティブ帯域幅部分に及ぶ請求項47記載の装置。
  83. 前記UEが複数のアクティブ帯域幅部分上で前記ポジショニング基準信号を測定することをサポートするか否かを示す能力インジケータを受信する手段と、
    前記能力インジケータに少なくとも部分的に基づいて、前記複数のアクティブ帯域幅部分のうちの少なくとも1つ上で前記ポジショニング基準信号を測定するように前記UEを構成する測定インジケータを送信する手段とをさらに具備する請求項47記載の装置。
  84. 複数のアクティブ帯域幅部分上で前記ポジショニング基準信号を測定するために、前記UEがサポートする測定帯域幅を示す能力インジケータを受信する手段と、
    前記能力インジケータに少なくとも部分的に基づいて、前記複数のアクティブ帯域幅部分のうちの少なくとも1つ上で前記ポジショニング基準信号を測定するように前記UEを構成する測定インジケータを送信する手段とをさらに具備する請求項47記載の装置。
  85. ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のための装置において、
    プロセッサと、
    前記プロセッサに結合されているメモリと、
    前記メモリ中に記憶されている命令とを具備し、
    前記命令は、前記装置に、
    送受信ポイントに対するポジショニング基準信号コンフィギュレーションのインジケーションを受信させるようにと、
    前記ポジショニング基準信号コンフィギュレーションに少なくとも部分的に基づいて、コンポーネント搬送波の搬送波帯域幅内の基準ポイントと、前記基準ポイントに関するポジショニング基準信号に対する周波数ドメイン割り振りとを決定させるようにと、
    前記周波数ドメイン割り振りに少なくとも部分的に基づいて、前記ポジショニング基準信号を送信させるか、または、前記ポジショニング基準信号を測定させるように、前記プロセッサにより実行可能である装置。
  86. ネットワークエンティティによるワイヤレス通信のための装置において、
    プロセッサと、
    前記プロセッサに結合されているメモリと、
    前記メモリ中に記憶されている命令とを具備し、
    前記命令は、前記装置に、
    送受信ポイントに対するポジショニング基準信号コンフィギュレーションのインジケーションを送信させるようにと、
    前記ポジショニング基準信号コンフィギュレーションに少なくとも部分的に基づいて、コンポーネント搬送波の搬送波帯域幅内の基準ポイントと、前記基準ポイントに関するポジショニング基準信号に対する周波数ドメイン割り振りとを決定させるようにと、
    前記周波数ドメイン割り振り内で、ユーザ機器(UE)からの前記ポジショニング基準信号の送信を監視させるように、前記プロセッサにより実行可能である装置。
  87. ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のための方法において、
    送受信ポイントに対するポジショニング基準信号コンフィギュレーションのインジケーションを受信することと、
    前記ポジショニング基準信号コンフィギュレーションに少なくとも部分的に基づいて、コンポーネント搬送波の搬送波帯域幅内の基準ポイントと、前記基準ポイントに関するポジショニング基準信号に対する周波数ドメイン割り振りとを決定することと、
    前記周波数ドメイン割り振りに少なくとも部分的に基づいて、前記ポジショニング基準信号を送信するか、または、前記ポジショニング基準信号を測定することとを含む方法。
  88. 前記周波数ドメイン割り振りを決定することが、
    前記ポジショニング基準信号コンフィギュレーションに少なくとも部分的に基づいて、前記基準ポイントに関する前記周波数ドメイン割り振りの開始と、前記周波数ドメイン割り振りの帯域幅またはリソースブロックの数とを決定することを含む請求項87記載の方法。
  89. ネットワークエンティティによるワイヤレス通信のための方法において、
    送受信ポイントに対するポジショニング基準信号コンフィギュレーションのインジケーションを送信することと、
    前記ポジショニング基準信号コンフィギュレーションに少なくとも部分的に基づいて、コンポーネント搬送波の搬送波帯域幅内の基準ポイントと、前記基準ポイントに関するポジショニング基準信号に対する周波数ドメイン割り振りとを決定することと、
    前記周波数ドメイン割り振り内で、ユーザ機器(UE)からの前記ポジショニング基準信号の送信を監視することとを含む方法。
  90. 前記周波数ドメイン割り振りを決定することが、
    前記ポジショニング基準信号コンフィギュレーションに少なくとも部分的に基づいて、前記基準ポイントに関する前記周波数ドメイン割り振りの開始と、前記周波数ドメイン割り振りの帯域幅またはリソースブロックの数とを決定することを含む請求項89記載の方法。

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