JP2022516683A - 分離器システム - Google Patents

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Abstract

Figure 2022516683000001
分離器システムは、液体(例えば、液体リングポンプ(10)から受け取った作動液)をこの液体及び別の物質を含む混合物から分離するための分離器(14)と;分離器(14)中の液体のレベルを示すために分離器(14)に接続され、分離器(14)内の液体が分離器(14)から管状部材に流入することができるように分離器(14)に流体的に接続された管状部材を含む、レベル指示器(47)と;分離器(14)に液体を供給するように構成される液体ライン(44)であって、管状部材が液体ライン(44)と分離器(14)との間に流体的に接続されるようにレベル指示器(47)に接続された液体ライン(44)と、を含む。システムは、レベル指示器(47)を洗浄して、レベル指示器(47)の中のあらゆる汚染された作動液を押し出すのに役立つ。
【選択図】図1

Description

本発明は、限定されるものではないが、液体リングポンプの作動液を、作動液及び液体リングポンプによって圧送されたガス又は蒸気のような別の物質を含む混合物から分離するように構成された、液体リングポンプと共に使用するための分離器を含む分離器システムに関する。
液体リングポンプは、典型的には、真空ポンプとして及びガス圧縮機として商業的に用いられる公知のタイプのポンプである。液体リングポンプは、典型的には、その中にチャンバを有するハウジング、チャンバの中に延びる軸、軸に装着された羽根車、及び軸を駆動するように軸に作動可能に接続されたモータなどの駆動システムを含む。羽根車及び軸は、液体リングポンプのチャンバ内に偏心的に位置決めされる。
作動中に、チャンバは、作動液(サービス液体としても知られている)で部分的に満たされる。駆動システムが軸及び羽根車を駆動するとき、液体リングは、チャンバの内壁上に形成され、それによって、隣接する羽根車の羽根の間の個々のボリューム(volume、容積)を分離するシールを提供する。羽根車及び軸は、液体リングに偏心的に位置決めされ、これは、羽根車の隣接する羽根の間及び液体リングに封入されたボリュームの周期変動をもたらす。
液体リングが軸から更に離れているチャンバの一部分では、その中により小さな圧力をもたらす、隣接する羽根車の羽根の間により大きなボリュームがある。これは、液体リングが軸から更に離れている部分がガス吸入ゾーンとして機能することを可能にする。液体リングが軸に近いチャンバの一部分では、その中により大きな圧力をもたらす、隣接する羽根車の羽根の間により小さなボリュームがある。これは、液体リングが、軸に近い部分がガス排出ゾーンとして機能することを可能にする。
液体リングポンプの例は、単段液体リングポンプ及び多段液体リングポンプを含む。単段液体リングポンプは、単一チャンバ及び羽根車のみの使用を伴う。多段液体リングポンプ(例えば、2段)は、直列で接続された複数のチャンバ及び羽根車の使用を伴う。
液体リングポンプと共に分離器を用いることは公知である。分離器は、分離器が液体リングポンプから排気流体を受け取るように、液体リングポンプに接続することができる。分離器は、受け取った排気流体を(液体リングポンプによって圧送された)ガス又は蒸気及び液体リングポンプの作動液に分離する。これは、作動液を再循環すること、すなわち液体リングポンプによって再利用することを可能にする。
従来の分離器は、典型的には、レベル指示器又はゲージを含み、ユーザは、分離器の中の作動液レベルを容易に点検することができる。レベル指示器(level indicator、レベル計)は、分離器のタンクに接続されたチューブ又はパイプを含むことができ、その中に分離器からの作動液が流入することができる。また、従来の分離器は、典型的には、新しい追加の作動液を分離器に加えることができる液体補充ライン接続部を含み、例えば、分離器作動液レベルを所望のレベルに維持する。この接続部を通して加えられた作動液は、手動で又は自動的に調節することができる。
一部の用途では、作動液は、経時的に粒子状物質、埃、残留物、有機汚染物質、及び同様のもので汚染される。これは、液体リングポンプの作動液が、例えば継続的に何度も再循環される場合に起こり得る。
本発明者は、レベル指示器が、内部の汚れた作動液からの粒子残留物で汚染される傾向があることを認識していた。最終的に、レベル指示器は、ユーザが実際の液体レベルを確認するのを困難にするほど汚れる場合がある。更に、レベル指示器に関連するあらゆる作動液レベルセンサは、ひどく汚染された作動液によって悪影響を受ける場合がある。
本発明者は、レベル指示器を介して新しいきれいな作動液を分離器に加えられることを認識した。これは、液体補充ライン接続部があらゆるレベル指示器とは完全に切り離された従来の液体分離器とは対照的である。レベル指示器を通ってきれいな作動液が流れるようにすることは、レベル指示器をきれいにしてレベル指示器内のあらゆる汚染作動液を強制的に出すのに役立つ。換言すると、きれいな「補充」作動液は、レベル指示器を通って流出してレベル指示器から残留物及び汚れを取り除き又は除去すると同時に、分離器の作動液レベルを「補給する」(”topping up”)ことができる。
第1の態様では、本発明は、液体及び別の物質を含む混合物から液体を分離するための分離器と、分離器に接続されるレベル指示器であって、レベル指示器は、分離器内の液体のレベルを示すためのものであり、レベル指示器は、分離器に流体的に接続された管状部材を含み、分離器内の液体が分離器から管状部材に流入することができるようになっている、レベル指示器と、分離器に液体を供給するように構成された液体ラインであって、液体ラインは、管状部材が液体ラインと分離器との間に流体的に接続されるようにレベル指示器に接続される液体ラインとを備える、分離器システムを提供する。
分離器は、液体及びガス又は蒸気を含む混合物から液体を分離するように構成することができる。
管状部材は、少なくとも部分的に透明とすることができる(すなわち、少なくとも透明部分を含む)。
分離器システムは、液体ライン上に配置された弁を更に含むことができる。分離器システムは、弁を制御するように構成された制御装置を更に含むことができる。制御装置は、第1の所定の期間にわたって弁を開放するように構成することができる。
分離器システムは、システムの一部分内で液体のレベルを測定するように構成された液体レベルセンサを更に含むことができる。液体レベルセンサは、分離器の中又はレベル指示器の中に位置することができる。制御装置は、液体レベルセンサからの測定値に基づいて弁を制御するように構成することができる。制御装置は、弁を開放した後に第2の所定の期間にわたってレベルセンサを不作動にするか又はレベルセンサによって取得された測定値を無視するように構成することができる。
別の態様では、本発明は、作動液を用いて、ガス又は蒸気を圧送して、作動液及びガス又は蒸気を含む混合物を出力するように構成された液体リングポンプと、液体リングポンプから混合物を受け取るように流体的に配置され、混合物から作動液を分離するように構成された分離器と、分離器に接続されるレベル指示器であって、レベル指示器は、分離器内の液体のレベルを示すためのものであり、レベル指示器は、分離器に流体的に接続された管状部材を含み、分離器内の液体が分離器から管状部材に流入することができるようになっている、レベル指示器と、分離器に新しい作動液を供給するように構成された作動液補充ラインであって、作動液補充ラインは、管状部材が作動液補充ラインと分離器との間に流体的に接続されるように、レベル指示器に接続される、作動液補充ラインと、を備えるシステムを提供する。
別の態様では、本発明は、分離器システムを作動させるための方法を提供する。分離器システムは、液体を液体及び別の物質を含む混合物から分離するための分離器と、分離器に接続されたレベル指示器とを備える。レベル指示器は、分離器中の液体のレベルを示すためのものである。レベル指示器は、分離器内の液体が分離器から管状部材に流入することができるように分離器に流体的に接続された管状部材を備える。本方法は、レベル指示器の管状部材を介して液体を分離器に流入させる段階を含む。
本方法は、分離器内の液体のレベルが閾値液体レベル未満であると判定する段階を更に含むことができる。レベル指示器の管状部材を介して液体を分離器に流入させる段階は、分離器内の液体のレベルが閾液体レベル未満であるという判定に応答して、弁を開放する段階を含むことができ、弁は、液体を分離器に供給するための液体ラインに沿って配置され、液体ラインは、管状部材が液体ラインと分離器との間に流体的に接続されるようにレベル指示器に接続される。分離器内の液体のレベルが閾値液体レベル未満であると判定する段階は、液体レベルを測定するように構成されたレベルセンサによって取得された測定値を制御装置によって処理する段階を含むことができる。レベル指示器の管状部材を介して液体を分離器に流入させる段階は、測定値の処理に基づいて、制御装置によって弁を制御する段階を含むことができる。
別の態様では、本発明は、液体及び別の物質から成る混合物から液体を分離するための分離器と、分離器に接続されたレベルゲージと、レベルゲージに接続され、レベルゲージを通って液体を流すことによって、分離器に追加の液体を供給するように構成された液体補充ラインと、を含むシステムを提供する。
上記態様のいずれかにおいて、システムは、作動液ラインを介して液体リングポンプに作動液を圧送するように構成されたポンプを更に含むことができる。制御装置は、比例制御装置、積分制御装置、微分制御装置、比例-積分制御装置、比例-積分-微分制御装置、比例-微分制御装置、及びファジー論理制御装置から成る制御装置の群から選択された制御装置とすることができる。システムは、液体リングポンプの排出流体内の作動液を液体リングポンプの中に戻して再循環させるように構成された作動液再循環システムを更に含むことができる。作動液再循環システムは、再循環動作液が液体リングポンプによって受け取られる前に、再循環作動液を冷却するように構成された冷却手段を含むことができる。システムは、液体リングポンプの吸引ライン上に配置された逆止弁を更に含むことができる。逆止弁は、液体リングポンプの中への流体流を許容し、液体リングポンプから外への流体流を妨害するように構成することができる。
真空システムを示す概略図である(正確な縮尺ではない)。 液体リングポンプの概略図である(正確な縮尺ではない)。 分離器システムの概略図である(正確な縮尺ではない)。 真空システムによって実行可能な処理の所定のステップを示す処理フローチャートである。
図1は、真空システム2を示す概略図である(正確な縮尺ではない)。真空システム2は設備4に接続されており、作動中に、真空システム2は、設備4からガス(例えば、空気)を引き出すことによって設備4の真空又は低圧環境を確立するようになる。
本実施形態では、真空システム2は、逆止弁6、液体リングポンプ10、モータ12、分離器14、ポンプシステム16、熱交換器18、及び制御装置20を含む。
設備4は、吸引又は真空ライン或いはパイプ34を介して液体リングポンプ10の入口に接続される。
逆止弁6は、吸引ライン34上に配置される。逆止弁6は、設備4と液体リングポンプ10との間に配置される。
逆止弁6は、設備4から液体リングポンプ10まで流体(例えば、空気などのガス)の流れを許容し、逆方向の、すなわち、液体リングポンプ10から設備4までの流体の流れを阻止又は妨害するように構成される。
本実施形態では、液体リングポンプ10は、単段液体リングポンプである。
液体リングポンプ10のガス入口は、吸引ライン34に接続される。液体リングポンプ10のガス出口は、排気ライン又はパイプ38に接続される。液体リングポンプ10は、第1の作動液パイプ40を介して熱交換器18に接続される。液体リングポンプ10は、第1の作動液パイプ40を介して熱交換器18から作動液を受け取るように構成される。液体リングポンプ10は、モータ12によって駆動される。従って、モータ12は、液体リングポンプ10の駆動装置である。
図2は、例示的液体リングポンプ10の断面の概略図である(正確な縮尺ではない)。真空システム2の残りの部分は、図2に示す液体リングポンプ10の説明後、以下でより詳細に説明されることになる。
本実施形態では、液体リングポンプ10は、実質的に円筒形チャンバ102、チャンバ102の中に延びる軸104、及び軸104に固定的に装着された羽根車106を定めるハウジング100を含む。(吸引ライン34に接続された)液体リングポンプ10のガス入口108は、チャンバ102のガス吸入口に流体的に接続される。液体リングポンプ10のガス出口(図2には示されていない)は、チャンバ102のガス出力口に流体的に接続される。
液体リングポンプ10の作動中、作動液は、第1の作動液パイプ40を介してチャンバ102で受け取られる。一部の実施形態では、作動液は、噴霧ノズルを通って吸引ライン34を介して追加的に受け取られる場合がある。また、軸104はモータ12によって回転され、それによって、羽根車106をチャンバ102内で回転させる。羽根車106が回転すると、チャンバ102中の作動液(図示されていない)は、チャンバ102の壁に対して押し進められ、それによって、隣接する羽根車の羽根の間の個々のボリュームを密封して分離する液体リングを形成する。また、ガス(空気などの)は、チャンバ102のガス入口108及びガス吸入口を介して吸引ライン34からチャンバ102の中に引き込まれる。このガスは、羽根車106の隣接する羽根の間に形成されたボリュームの中に流入する。羽根車106の回転は、ボリューム内に含有されたガスをこれがチャンバ102のガス吸入口からチャンバ102のガス出力口に移動する間に圧縮し、圧縮ガスはガス出力口でチャンバ102を出る。次に、チャンバ102を出た圧縮ガスは、ガス出口及び排気ライン38を介して液体リングポンプを出る。
ここで図1の説明に戻ると、排気ライン38は、液体リングポンプ10のガス出口と分離器14の入口との間に接続される。
分離器14は、排気流体(すなわち、水滴及び/又は蒸気を含むことができる圧縮ガス)が、分離器14によって受け入れられるように、排気ライン38を介して液体リングポンプ10に接続される。
図3は、システム2における分離器14及びその接続部の更なる詳細を示す概略図である(正確な縮尺ではない)。真空システム2の残りの部分は、図3に示す分離器14及びその接続部の説明の後、以下でより詳細に説明されることになる。
分離器14は、蒸気-液体分離器又はガス-液体分離器とすることができる。分離器14は、液体リングポンプ10から受け取った排気流体をガス(例えば、空気)及び作動液に分離するように構成される。従って、分離器14は、作動液の再循環を可能にする。
受け取った排気流体から分離されたガスは、システム出口パイプ42を介して分離器14及び真空システム2から放出される。
本実施形態では、分離器14は、分離器14が、(図には示していない)作動液供給源から追加の(すなわち、「補充」又は「補給」)作動液の供給を受け取ることができる作動液補充ライン44を含む。
第1の弁45、T-コネクタ46、レベル指示器(又はレベルゲージ)47、レベルセンサ48、及びノズル49は、作動液供給源からの作動液が、作動液補充ライン44、第1の弁45、T-コネクタ46、レベル指示器47、レベルセンサ48、及びノズル49を介して分離器14に流入することができるように、作動液補充ライン44に流体接続される。
詳細には、本実施形態では、作動液補充ライン44の出口は、作動液補充ライン44からの作動液が第1の弁45に流入することができるように、第1の弁45の入口に接続される。第1の弁45の出口は、第1の弁45からの作動液がT-コネクタ46に流入することができるように、T-コネクタ46の入口に接続される。
T-コネクタ46は、(すなわち、第1の弁45から)作動液を受け取るための入口と、作動液が外に流れることができる2つの出口とを含むコネクタである。T-コネクタ46の第1の出口は、T-コネクタ46からの作動液がレベル指示器47に流入することができるように、レベル指示器47に接続される。T-コネクタ46の第2の出口は、T-コネクタ46からの作動液がノズル49に流入することができるように、ノズル49に接続される。
本実施形態では、レベル指示器47は、分離器14の中の作動液の量の指示値を、例えば、真空システム2の人間ユーザに提供するように構成される。レベル指示器47は、その端部の両方で、すなわちレベル指示器47の上部及び下部で分離器14に流体的に接続されたチューブ又はパイプ(すなわち、管状部材)を含む。分離器14内の作動液は、分離器14及びレベル指示器47内の作動液レベルが実質的に等しくなるように、自由にレベル指示器47に流入することができる。従って、レベル指示器47内の作動液レベルは、分離器14内の作動液レベルの指示値である(例えば、両者は実質的に等しい)。本実施形態では、レベル指示器47のチューブ又はパイプは、ユーザがレベル指示器47内の液体レベルを見て分離器14内の作動液レベルを確認することができるように、少なくとも部分的に透明である。例えば、レベル指示器47は、透明な窓を含むこと又は透明なパイプとすることができる。
レベル指示器47の第1の端部は、T-コネクタ46からの作動液がレベル指示器47に流入することができるように、T-コネクタ46の第1の出口に接続される。レベル指示器47は、レベル指示器47の第1の端部でT-コネクタ46から受け取った作動液がレベル指示器47を通って、レベル指示器47の第1の端部の反対側のレベル指示器47の第2の端部に流れることを可能にするように構成される。本実施形態では、レベル指示器47の第1の端部は、レベル指示器47の第2の端部の上側(例えば、真上又は垂直方向上側)に位置付けられる。レベル指示器47の第2の端部は、レベル指示器47の第1の端部からレベル指示器47の第2の端部に流れる作動液が第2の端部から流出して分離器14に流入することができるように、分離器14に接続される。
更に、レベル指示器47は、分離器14内の作動液が、レベル指示器47の第2の端部でレベル指示器47に流入し、第2の端部からレベル指示器47の第1の端部に向かって流れることができるように、分離器に接続される。これは、分離器14及びレベル指示器47内の作動液レベルが等しくなることを可能にするのに役立つ。
本実施形態では、レベルセンサ48は、レベル指示器47内に配置される。レベルセンサ48は、容量センサとすることができる。レベルセンサ48は、レベル指示器47内の作動液レベルを測定するように構成される。より具体的には、本実施形態では、レベルセンサ48は、レベル指示器47(従って、分離器14)内の作動液に対して所望のレベルに対応する所定の位置又は高さでレベル指示器47内に位置決めされる。レベルセンサ48は、レベルセンサ48と接触状態の作動液の存在を検出するように構成される。レベル指示器47内のその位置で作動液の存在を検出するレベルセンサ48は、所望のレベルよりも大きいか又はそれに等しい分離器14内の作動液レベルに対応する。レベル指示器47内のその位置で作動液の存在を検出しないレベルセンサ48は、所望のレベル未満の分離器14内の作動液レベルに対応する。
ノズル49は、T-コネクタ46からの作動液がノズル49に流入することができるように、T-コネクタ46の第2の出口に接続される。本実施形態では、ノズル49は、少なくとも部分的に分離器14内に位置する。ノズル49は、T-コネクタ46からノズル49によって受け取られた作動液がノズル49から流出して分離器14に流入することができるように、分離器14に接続される。本実施形態では、ノズル49は、レベル指示器47の第2の端部が分離器14に接続する点の上側に位置する。本実施形態では、ノズル49は、レベル指示器47よりも直径が小さいオリフィス又は開口部を含むことができる。従って、ノズル49を通過する流体流は、レベル指示器47を通過する流体流と比較して制限される傾向がある。換言すると、ノズルは、いわゆる制限オリフィスを提供することができる。これは、追加の(すなわち、補充)作動液が補充ライン44を通って分離器14の中に導入される際に、この作動液のより大きな割合がレベル指示器47に沿って進むが、より少ない割合がノズル49を通って進むのを可能にする傾向がある。
本実施形態では、ノズル49によってもたらされるT-コネクタ46の第2の出口と分離器14との間の接続部は、有利には、分離器14及びレベル指示器47の中の作動液レベルの均一化を助長するのに役立つ。
ここで図1の説明に戻ると、分離器14は、3つの作動液出口を含む。分離器14の第1の作動液出口は、作動液が分離器14からポンプシステム16に流れることができるように、第2の作動液パイプ56を介してポンプシステム16に接続される。分離器14の第2の作動液出口は、過剰な作動液のための出口をもたらすオーバーフローパイプ50に接続される。分離器14の第3の作動液出口は、分離器が作動液を排出することができるラインを提供するドレーンパイプ又は排出パイプ52に接続される。第2の弁54は、排出パイプ52に沿って配置される。第2の弁54は、開放又は閉鎖状態のいずれかになるように構成され、それによって、それぞれ排出パイプ52を介して分離器14から外への作動液の流れを可能にするか又は阻止する。第2の弁54は、電磁弁とすることができる。
本実施形態では、ポンプシステム16は、第2の作動液パイプ56を介して分離器14に接続されるのに加えて、第3の作動液パイプ58を介して熱交換器18に接続される。ポンプシステム16は、ポンプ(例えば、遠心ポンプ)及びそのポンプを駆動するように構成されたモータを含む。ポンプシステム16は、第2の作動液パイプ56を介して分離器14から外に作動液を圧送して、第3の作動液パイプ58を介してその作動液を熱交換器18に圧送するように構成される。
熱交換器18は、ポンプシステム16から比較的高温の作動液を受け取り、その比較的高温の作動液を冷却して比較的冷たい作動液をもたらし、その比較的冷たい作動液を出力するように構成さる。
本実施形態では、熱交換器18は、熱交換器18を通過する比較的高温の作動液を、比較的高温の作動液から同様に熱交換器18を通過する流体冷却剤に熱を伝達することによって冷却するように構成される。作動液及び冷却剤は、熱交換器18内で熱が伝達される固体壁によって分離され、それによって、冷却剤と作動液の混合を阻止する。熱交換器18は、冷却剤入口60を介して冷却剤供給源(図示せず)から冷却剤を受け取る。熱交換器18は、冷却剤出口62を介して冷却剤(熱が伝達されている)を放出する。
熱交換器18は、冷却された作動液が流れる(すなわち、ポンプシステム16によって圧送される)作動液出口を含む。作動液出口は、第1の作動液パイプ40に接続される。従って、熱交換器18は、作動中に、冷却された作動液が、熱交換器18から液体リングポンプ10にポンプシステム16によって圧送されるように、第1の作動液パイプ40を介して液体リングポンプ10に接続される。
制御装置20は、1又は2以上のプロセッサを含むことができる。本実施形態では、制御装置20は、2つの可変周波数ドライブ(VFD)、つまり第1のVFD201及び第2のVFD202を含む。第1のVFD201は、モータ12の速度を制御するように構成される。第1のVFD201は、モータ12を制御するためのインバータを含むことができる。第2のVFD202は、ポンプシステム16のモータの速度を制御するように構成される。第2のVFD202は、ポンプシステム16のモータを制御するためのインバータを含むことができる。
制御装置20は、第1のVFDを介して及び第1の接続66を介してモータ12に接続され、モータ12を制御するための制御信号を制御装置20からモータ12に送ることができるようになっている。第1の接続66は、限定されるものではないが、電線又は光ファイバー、或いは無線接続を含むあらゆる適切なタイプの接続とすることができる。モータ12は、制御装置20から受け取った制御信号に従って作動するように構成される。
制御装置20は、第2のVFDを介して及び第2の接続68を介してポンプシステム16に接続され、ポンプシステム16を制御するための制御信号を、制御装置20からポンプシステム16のモータに送ることができるようになっている。第2の接続68は、限定されるものではないが、電線又は光ファイバー、或いは無線接続を含むあらゆる適切なタイプの接続とすることができる。ポンプシステム16は、制御装置20から受け取った制御信号に従って作動するように構成される。
制御装置20は、第3の接続部70を介して第1の弁45に接続され、第1の弁45を制御するための制御信号を制御装置20から第1の弁45に送ることができるようになっている。第3の接続部70は、限定されるものではないが、電線又は光ファイバー、或いは無線接続部を含むあらゆる適切なタイプの接続とすることができる。第1の弁45は、制御装置20から受け取った制御信号に従って、その開放状態と閉鎖状態との間で切り替わるように構成される(それによって、それぞれ、分離器14への追加の作動液の流入を可能にするか又は阻止する)。制御装置による第1の弁45の制御は、図4を参照して以下でより詳細に説明される。
制御装置20は、レベルセンサ48によって取得した測定値をレベルセンサ48から制御装置20に送ることができるように、第4の接続72を介してレベルセンサ48に接続される。第4の接続部72は、限定されるものではないが、電線又は光ファイバー、或いは無線接続部を含むあらゆる適切なタイプの接続とすることができる。
このようにして、真空システム2の実施形態が提供される。
上記の装置を実装して以下で説明するように方法ステップを実行するための制御装置20を含む装置は、あらゆる適切な装置、例えば、1又は2以上のコンピュータ又は他の処理装置或いはプロセッサを構成する又は適応させることによって、及び/又は追加のモジュールを提供することによって提供することができる。装置は、コンピュータメモリ、コンピュータディスク、ROM、PROMなど、又はこれらのあらゆる組み合わせ或いは他の記憶媒体などの、機械可読の記憶媒体の中に又はその上に記憶された1つのコンピュータプログラム又は複数のコンピュータプログラムの形態の命令及びデータを含む、命令を実施してデータを用いるための、コンピュータ、コンピュータのネットワーク、又は1又は2以上のプロセッサを含むことができる。
真空システム2によって実行できる制御プロセスの実施形態は、図4を参照してここで説明されることになる。図4のフローチャートに示され以下で説明する処理ステップのいくらかは省略することができ、又はこのような処理ステップは、以下に提示して図4に示すものとは異なる順序で実行することができる点に留意されたい。更に、全ての処理ステップは、便宜上理解を容易にするために、離散的な時間的に連続するステップとして示されているが、処理ステップの一部は、実際には同時に又は少なくとも時間的にある程度重複して実行することができる。
図4は、真空システム2が実装する制御プロセスの実施形態の所定のステップを示す処理フローチャートである。
ステップs2において、レベルセンサ48は、作動液がレベル指示器47内のレベルセンサ48の位置に存在しているか否かを測定する。
ステップs4において、レベルセンサ48は、ステップs2で取得した測定値を含む信号を制御装置20に送る。この信号は、第4の接続72を介して送られる。
ステップs6において、レベルセンサ48から受け取った信号を用いて、制御装置20は、分離器14内の作動液レベルが所望のレベル以上であるか否かを判定する。
本実施形態では、レベルセンサ48から受け取った測定値が、作動液がレベル指示器47内のレベルセンサ48の位置に存在していることを示す場合、制御装置20は、分離器14内の作動液レベルが所望のレベル以上であると判定する。
また、レベルセンサ48から受け取った測定値が、作動液がレベル指示器47内のレベルセンサ48の位置に存在していないことを示す場合、制御装置20は、分離器14内の作動液レベルが所望のレベル未満であると判定する。
ステップs6において、制御装置20が、分離器14内の作動液レベルが所望のレベル以上であると判定する場合、図4のプロセスを再開すること、すなわち、ステップs2に進むことができる。従って、このプロセスは、連続的に又は継続的に実行することができる。
しかしながら、ステップs6において、制御装置20が、分離器14内の作動液レベルが所望のレベル未満であると判定する場合、図4のプロセスはステップs8に進む。
ステップs8において、制御装置20は、第1の弁45を制御して第1の弁45を開放する。詳細には、制御装置20は、第3の接続70を介して第1の弁45を開放するための制御信号を第1の弁45に送る。
ステップs10において、きれいな作動液は、作動液補充ライン44から、順番に開放第1の弁45、T-コネクタ46、及びレベル指示器47を通って分離器14に流入する。また、一部の作動液は、作動液補充ライン44から、順番に開放第1の弁45、T-コネクタ46、及びノズル49を通って分離器14に流入することができる。
従って、追加又は「補充」作動液は、分離器14の中に導入されるか又は加えられる。この追加の作動液は、分離器14及びレベル指示器47に存在する比較的汚れた作動液に比べて比較的きれいである、すなわち、追加の作動液は、より少ない粒子状物質、汚れ、残留物、及び他の汚染物質を含有する傾向がある。有利には、レベル指示器47を通って流れる追加のきれいな作動液は、レベル指示器47を洗い流してレベル指示器47の内側から残留物、汚れ、粒子状物質、及び同様のものを除去する傾向にある。また、汚染作動液は、レベル指示器47から除去される傾向がある。このレベル指示器47の洗浄は、有利には、ユーザによる可読性を改善するのに役立つ。同様に、このレベル指示器47の洗浄は、有利には、レベルセンサ48の作動を改善するのに役立つ。
本実施形態では、制御装置20は、第1の弁45を制御して第1の所定の期間にわたって開放する。第1の所定の期間は、あらゆる適切な時間とすることができる。例えば、第1の所定の期間は、1秒から10秒、より好ましくは1秒から5秒、より好ましくは約3秒とすることができる。例えば、第1の所定の期間は、1秒、2秒、3秒、4秒、5秒、6秒、7秒、8秒、9秒、又は10秒とすることができる。一部の実施形態では、タイマー(例えば、カウントダウンタイマー)は、制御装置20によって実装されて第1の所定の期間にわたって第1の弁45を開放することができる。
従って、ステップs12において、第1の所定の期間の経過に応答して、制御装置20は、第1の弁45を制御して第1の弁45を閉鎖する。詳細には、制御装置20は、第1の弁45を閉鎖するための制御信号を第3の接続70を介して第1の弁45に送る。従って、作動液補充ライン44から分離器14への新鮮な作動液の流入は、停止される。
ステップs14において、制御装置20は、第2の所定の期間にわたってレベルセンサ48から受け取った測定値を無視する。
第2の所定の期間は、あらゆる適切な時間とすることができる。例えば、第2の所定の期間は、1秒から20秒、より好ましくは5秒から15秒、より好ましくは約10秒とすることができる。例えば、第2の所定の期間は、1秒、2秒、3秒、4秒、5秒、6秒、7秒、8秒、9秒、10秒、11秒、12秒、13秒、14秒、15秒、16秒、17秒、18秒、19秒、又は20秒とすることができる。一部の実施形態では、タイマー(例えば、カウントダウンタイマー)は、制御装置20によって実装されて第2の所定の期間にわたってレベルセンサ48から受け取った測定値を無視することができる。
第2の所定の期間は、ステップs2~s12中のあらゆる適切な時点で開始することができる。例えば、第2の期間は、ステップs8において第1の弁45の開放と実質的に同時に、又はステップs12において第1の弁45の閉鎖と実質的に同時に開始することができる。
第2の所定の期間にわたってレベルセンサ48から受け取った測定値を無視する制御装置20は、制御装置20が第2の所定の期間中に第1の弁45を開放しないことを可能にする傾向がある。従って、第2の所定の期間中に第1の弁45は閉鎖したままとなる傾向がある。従って、新しい又は「補充」作動液は、第2の所定の期間中に分離器14の中に導入されない傾向がある。これは、第2の所定の期間が経過すると、レベルセンサ48から取得した測定値が、分離器14内の作動液レベルが所望のレベル以上か否かの正確な指示値を与えるように、分離器14及びレベル指示器47の中の作動液レベルが適切に均一化するのを可能にする傾向がある。
第2の所定の期間の経過に応答して、制御装置20は、レベルセンサ48から受け取った測定値の処理を再開し、分離器14内の作動液レベルが所望のレベル以上であるか否かを判定する。従って、ステップs14の後で、図4のプロセスは、新しい作動液レベルの測定値を取得して処理するステップs2に戻り、第1の弁45はそれに応じて制御される。
従って、液体レベルを制御する方法の実施形態が提供される。図4のプロセスは、真空システム2の作動中に連続的に又は継続的に実行することができる。
有利には、上述のシステム及び方法は、レベル指示器の自動洗浄を提供するのに役立つ。また、上述のシステム及び方法は、分離器に作動液の自動補給を提供するのに役立つ。
上述のシステム及び方法は、制御装置の制御下で自動的に実行することができる。
上記実施形態では、第1の弁は、制御装置によって自動的に制御される。しかしながら、他の実施形態では、第1の弁は、制御装置によって自動的には制御されない。例えば、一部の実施形態では、第1の弁は、ユーザが制御することができる手動弁である。例えば、ユーザは、レベル指示器の自身の読み値に基づいて第1の弁を手動で制御することができる。
上記実施形態では、単一レベルセンサが用いられる。しかしながら、他の実施形態では、複数のレベルセンサが用いられる。一部の実施形態では、レベルセンサを省略することができる。例えば、一部の実施形態では、ユーザは、レベルセンサを用いて分離器内の作動液レベルを判定し、この判定に基づいて第1のレベルを手動で制御することができる。
上記実施形態では、レベルセンサは、レベル指示器内に位置する。しかしながら、他の実施形態では、1又は2以上のレベルセンサは、レベル指示器の中の代わりに又はそれに加えて異なる場所に位置する。例えば、1又は2以上のレベルセンサは、分離器内、例えば、分離器のタンク内に位置することができる。分離器のタンク内のレベルセンサの使用は、有利には、タンク内の作動液レベルの連続測定を容易にする傾向がある場合がある。
上記実施形態では、レベルセンサは、レベルセンサと接触する作動液が存在するか否かを検出するように構成される。しかしながら、他の実施形態では、異なるタイプのレベルセンサが実装される。一部の実施形態では、1又は2以上のポイントレベルセンサが実装される。一部の実施形態では、1又は2以上の連続レベルセンサが実装される。レベルセンサの実施例は、限定されるものではないが、磁気及び機械式フロートセンサ、空気圧センサ、導電センサ、状態依存周波数モニタ、超音波センサ、容量センサ、光インターフェースセンサ、マイクロ波センサ、磁歪センサ、抵抗チエーンセンサ、磁気抵抗センサ、静水圧センサ、気泡、及びガンマ線センサを含む。
上記実施形態では、第1の弁は、第1の所定の期間にわたって開放される。また、上記実施形態では、制御装置は、第2の期間にわたってレベル測定値を無視する。しかしながら、他の実施形態では、第1の弁は、第1の所定の期間にわたって開放されず、その代わりに、第1の弁が開放している期間を変えてもよい。例えば、第1の弁は、例えば、レベル指示器によって示されるような及び/又はレベルセンサによって測定されるような、分離器内の作動液レベルが所望のレベルに実質的に等しくなるまで開放することができる。また、一部の実施形態では、制御装置は、レベルセンサによって取得したレベル測定値を無視しない。
上記実施形態では、制御装置は、例えば、弁の開放後に第2の所定の期間にわたって、レベルセンサから受け取った測定値を無視する。しかしながら、他の実施形態では、制御装置は、レベルセンサから受け取った測定値を無視しない。一部の実施形態では、制御装置は、例えば、弁の開放後に第2の所定の期間にわたって、レベルセンサを不作動にする(すなわち、測定値がレベルセンサによって取得されないように)。
上記実施形態では、ノズルは、作動液補充ラインに接続される。しかしながら、他の実施形態では、ノズルは省略される。
上記実施形態では、真空システムは、図1を参照して上記で説明した要素を含む。しかしながら、他の実施形態では、真空システムは、上述のものの代わりに又はこれらに加えて他の要素を含む。また、他の実施形態では、真空システムの要素の一部又は全ては、上述のものとは異なる適切な方法で一緒に接続することができる。例えば、一部の実施形態では、複数の液体リングポンプを実装することができる。
上記実施形態では、熱交換器は、これを通過する作動液を冷却する。しかしながら、他の実施形態では、他の冷却手段は、熱交換器の代わりに又はこれに加えて、液体リングポンプによって受け入れられる前に、作動液を冷却するように実装される。
上記実施形態では、液体リングポンプは、単段液体リングポンプである。しかしながら、他の実施形態では、液体リングポンプは、異なるタイプの液体リングポンプ、例えば多段液体リングポンプである。
上記実施形態では、作動液は水である。しかしながら、他の実施形態では、作動液は、異なるタイプの作動液である。
制御装置は、比例積分(PI)制御装置、比例(P)制御装置、積分(I)制御装置、微分(D)制御装置、比例-微分(PD)制御装置、比例-積分-微分(PID)制御装置、ファジー論理制御装置、又はあらゆる他のタイプの制御装置とすることができる。
上記実施形態では、単一制御装置は、複数のシステム要素(例えば、モータ)の作動を制御する。しかしながら、他の実施形態では、複数の制御装置を用いることができ、各々は、要素のグループのそれぞれのサブセットを制御する。
上記実施形態では、ポンプは、液体リングポンプへの作動液の流入を調節又は変調するように制御される。しかしながら、他の実施形態では、1又は2以上の異なるタイプの調節デバイスは、例えば、作動液の流れを制御するための1又は2以上の弁が、ポンプの代わりに又はこれに加えて実装される。制御装置は、1又は2以上の調節デバイスの作動を制御するように構成することができる。
2 真空システム
4 設備
6 逆止弁
10 液体リングポンプ
12 モータ
14 分離器
16 ポンプシステム
18 熱交換器
20 制御装置
34 吸引ライン
38 排気ライン
40 第1の作動液パイプ
42 システム出口パイプ
44 作動液補充ライン
45 第1の弁
46 T-コネクタ
47 レベル指示器
48 レベルセンサ
49 ノズル
50 オーバーフローパイプ
52 排出パイプ
54 第2の弁
56 レベル指示器
58 第3の作動液パイプ
60 冷却剤入口
62 冷却剤出口
66 第1の接続
68 第2の接続
100 ハウジング
102 チャンバ
104 軸
106 羽根車
108 ガス入口
201 第1の可変周波数ドライブ
202 第2の可変周波数ドライブ

Claims (15)

  1. 液体及び別の物質を含む混合物から前記液体を分離するための分離器と、
    前記分離器に接続されるレベル指示器であって、前記レベル指示器は、前記分離器内の前記液体のレベルを示すためのものであり、前記レベル指示器は、前記分離器に流体的に接続された管状部材を含み、前記分離器内の前記液体が前記分離器から前記管状部材に流入することができるようになっている、レベル指示器と、
    前記分離器に液体を供給するように構成された液体ラインであって、前記液体ラインは、前記管状部材が前記液体ラインと前記分離器との間に流体的に接続されるように前記レベル指示器に接続される液体ラインと、
    を備える、分離器システム。
  2. 前記分離器は、前記液体及びガス又は蒸気を含む混合物から前記液体を分離するように構成される、請求項1に記載の分離器システム。
  3. 前記管状部材は、少なくとも部分的に透明である、請求項1又は2に記載の分離器システム。
  4. 前記液体ライン上に配置された弁を更に含む、請求項1~3のいずれかに記載の分離器システム。
  5. 前記弁を制御するように構成された制御装置を更に含む、請求項4に記載の分離器システム。
  6. 前記制御装置は、第1の所定の期間にわたって前記弁を開放するように構成される、請求項5に記載の分離器システム。
  7. 前記システムの一部分内で前記液体のレベルを測定するように構成された液体レベルセンサを更に含む、請求項1~6のいずれかに記載の分離器システム。
  8. 前記液体レベルセンサは、前記分離器の中又は前記レベル指示器の中に位置する、請求項7に記載の分離器システム。
  9. 前記制御装置は、前記液体レベルセンサからの測定値に基づいて前記弁を制御するように構成される、請求項5又は6に従属する場合の請求項7又は8に記載の分離器システム。
  10. 前記制御装置は、前記弁を開放した後に第2の所定の期間にわたって前記レベルセンサを不作動にするか又は前記レベルセンサによって取得された測定値を無視するように構成される、請求項9に記載の分離器システム。
  11. 作動液を用いて、ガス又は蒸気を圧送して、前記作動液及び前記ガス又は蒸気を含む混合物を出力するように構成された液体リングポンプと、
    前記液体リングポンプから前記混合物を受け取るように流体的に配置され、前記混合物から前記作動液を分離するように構成された分離器と、
    前記分離器に接続されるレベル指示器であって、前記レベル指示器は、前記分離器内の前記作動液のレベルを示すためのものであり、前記レベル指示器は、前記分離器に流体的に接続された管状部材を含み、前記分離器内の前記作動液が前記分離器から前記管状部材に流入することができるようになっている、レベル指示器と、
    前記分離器に新しい作動液を供給するように構成された作動液補充ラインであって、前記作動液補充ラインは、前記管状部材が前記作動液補充ラインと前記分離器との間に流体的に接続されるように、前記レベル指示器に接続される、作動液補充ラインと、
    を備えるシステム。
  12. 分離器システムを作動させるための方法であって、前記分離器システムは、
    液体及び別の物質を含む混合物から前記液体を分離するための分離器と、
    前記分離器に接続されるレベル指示器であって、前記レベル指示器は、前記分離器内の前記液体のレベルを示すためのものであり、前記レベル指示器は、前記分離器に流体的に接続された管状部材を含み、前記分離器内の前記液体が前記分離器から前記管状部材に流入することができるようになっている、レベル指示器と、
    を備え、前記方法は、
    前記レベル指示器の前記管状部材を介して前記液体を前記分離器に流入させる段階を含む、方法。
  13. 前記方法は、前記分離器内の前記液体のレベルが閾値液体レベル未満であると判定する段階を更に含み、
    前記レベル指示器の前記管状部材を介して前記液体を前記分離器に流入させる段階は、前記分離器内の前記液体のレベルが前記閾値液体レベル未満であるという判定に応答して、弁を開放する段階を含み、前記弁は、液体を前記分離器に供給するための液体ラインに沿って配置され、前記液体ラインは、前記管状部材が前記液体ラインと前記分離器との間に流体的に接続されるように前記レベル指示器に接続される、請求項12に記載の方法。
  14. 前記分離器内の前記液体のレベルが閾値液体レベル未満であると判定する段階は、液体レベルを測定するように構成されたレベルセンサによって取得された測定値を制御装置によって処理する段階を含み、
    前記レベル指示器の前記管状部材を介して前記液体を前記分離器に流入させる段階は、前記測定値の前記処理に基づいて、前記制御装置によって前記弁を制御する段階を含む、請求項13に記載の方法。
  15. 液体及び別の物質を含む混合物から前記液体を分離するための分離器と、
    前記分離器に接続されたレベルゲージと、
    前記レベルゲージに接続され、前記レベルゲージを通って前記液体を流すことによって、前記分離器に追加の液体を供給するように構成された液体補充ラインと、
    を含む、システム。
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