JP2022512273A - 固体/液体抽出法によるオイル及び脱脂粉末の製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
a)溶媒で生体基質を固体/液体抽出して、一方は粗製オイル及び溶媒を含む液体画分、もう一方は固体残留物を得る工程を含み、溶媒が2-メチルオキソラン及び水を含み、抽出工程a)において溶媒中の水の質量パーセントは、0.3%~20%であることを特徴とする。
b)粗製オイル及び溶媒を含む液体画分を回収する工程、及び
c)液体画分から粗製オイル及び溶媒を分離して、一方は粗製オイル及びもう一方は溶媒を回収する工程。
-濃縮後の溶媒中の水の質量パーセントは、1%~25%、特に、5%~20%、より具体的には10%~12%であり、
-デカンテーション後の溶媒中の水の質量パーセントは、0.3%~20%、特に1%~15%、より具体的には4%~6%である。
-ゴムを除去して、レシチンとも呼ばれるゴムを取り除き回収する工程、
-特にソーダによって、塩基化学中和をして、遊離脂肪酸を取り除く工程、
-漂白して、顔料を取り除き、脱色オイルを回収する工程、及び
-脱臭して、揮発性臭気化合物を取り除き、蒸留物を回収する工程。
-ゴムを除去して、レシチンとも呼ばれるゴムを取り除き回収する工程、
-漂白して、顔料を取り除き、脱色オイルを回収する工程、及び
-蒸留、特にスチーム注入して真空蒸留して、揮発性臭気化合物及び遊離脂肪酸を取り除き、蒸留物の形態で回収する工程。
a)生体基質を溶媒で固体/液体抽出して、一方は粗製オイル及び溶媒を含む液体画分並びにもう一方は固体残留物を得る工程、
b)粗製オイル及び溶媒を含む液体画分を回収する工程、
c)スチーム蒸留によって液体画分から粗製オイル及び溶媒を分離し、一方は粗製オイル、もう一方は溶媒を回収する工程、および
d)濃縮の後にデカンテーションによって工程c)の終了時に回収された全て又は一部の溶媒中の水の質量パーセントを減少させ、
-濃縮の後の溶媒中の水の質量パーセントが、1%~25%、特に5%~20%、及びより具体的に10%~12%であり、且つ
-デカンテーションの後の溶媒中の水の質量パーセントが、0.3%~20%、特に1%~15%、より具体的には4%~6%である
工程d’)の後に、工程a)に、工程c)で回収された全て又は一部の溶媒をリサイクルする工程。
a)生体基質を溶媒で固体/液体抽出して、一方は粗製オイル及び溶媒を含む液体画分、並びにもう一方は固体残留物を得る工程、
b)液体画分と固体残留物を分離する工程、
e)固体残留物を回収する工程、
f)工程e)で回収された固体残留物を脱溶媒して、一方は溶媒、もう一方は脱溶媒された固体残留物を得る工程、
h)工程f)で回収された全て又は一部の溶媒を工程a)をリサイクルする工程。
a)生体基質を溶媒で固体/液体抽出して、一方は粗製オイル及び溶媒を含む液体画分、並びにもう一方は固体残留物を得る工程、
b)液体画分と固体残留物を分離する工程、
e)固体残留物を回収する工程、
f)工程e)で回収された固体残留物を脱溶媒して、一方は溶媒、もう一方は脱溶媒された固体残留物を得る工程、
g)工程f)において回収された脱溶媒された固体残留物を変換して、副生成物を製造する工程、並びに
h)工程f)で回収された全て又は一部の溶媒を工程a)をリサイクルする工程。
分析されるタンパク質分離物のサンプル中の2メチルオキソランの質量濃度は、適切な範囲の2-メチルオキソランの質量濃度に対する較正曲線を使用して決定される。
事前にプロットされた較正曲線が、分析される固体残留物のサンプル中の2-メチルオキソランの質量濃度の決定を可能にし、以下の式による:Ci=ki*Ai、ここでCiは2メチルオキソランの質量濃度であり、Aiは2-メチルオキソランに対応するピーク面積であり、Kiは2-メチルオキソランの較正曲線の傾きである。
すべての試薬及び溶媒が、適切な分析グレードを使用する。
以下の方法によって、事前に粗製オイル中に含まれるポリフェノールを抽出する:1gのオイルを1mLのヘキサン中に希釈し、その後溶液を3mLのメタノール/水混合物(60体積%/40体積%)で3連続抽出によって抽出する。それぞれの抽出の後、2相を撹拌してその後遠心分離によって分離し、(10000rev.min-1/10分/20℃)液体水-アルコール相を収集する(任意の潜在的に形成される堆積、沈殿又は固体粒子を扱わない)。3つの水-アルコール相が収集され、その後1mLのヘキサンで洗浄される。相を遠心分離によって分離し、その後水-アルコール相を10mLの目盛り付きフラスコに移し、体積をメタノール/水混合物(60体積%/40体積%)で標点した。
マイクロピペットを使用して、溶液の20μLをマイクロプレートウェルに落とし、75g/Lで80μLのNa2CO3(無水、Acros Organics)の水溶液を加えた。同じ混合を7つの他のウェルで繰り返し、すなわち分析される粗製オイル1サンプル当たり合計8ウェルであった。その後、事前に蒸留水中の1/10(v/v)に希釈された100μLのFolin Ciocalteu試薬(Panreac AppliChem, 参照251567.1609)をそれぞれのウェルにマイクロプレートリーダーの自動インジェクターによって自動で加える。装置中で暗い条件で1時間撹拌後に、それぞれのウェルの吸光度の読み取りを、750nmでのマイクロプレートリーダーのUV-可視検出器によって行った。平行して、較正曲線を、0~100mg/Lの没食子酸の濃度範囲で、相及びメタノール/水混合物を含む溶液が、没食子酸の8種の水性溶液の一つで置き換えられたことを除いて、サンプルに対して記載された同じ分析方法により、没食子酸(Sigma-Aldrich)の8種の水性溶液を使用して作る。
第二に、(糖、タンパク質等を還元する)Folin Ciocalteu試薬と反応性しているかもしれないオイル中に存在する非フェノール性化合物を取り除くため、粗製オイルから事前に得られた5mLのポリフェノールの溶液を0.1NのHCL溶液でpH=3.5に酸性化する。その後5mLの蒸留水及び1gのポリビニルポリピロリドン(PVPP、粒子径約110μm、Sigma-Aldrich)を、ポリフェノールを捕捉するために、混合物に加える。混合物を25℃で10分間機械的に撹拌した後、10000rev.min-1で10分間20℃で遠心分離する。上澄みをその後取り、その後フィルターシリンジ(0.25μm)を使用してろ過し、その後PVPPで処理されていない溶液と同じ方法で分析する。
PVPPで処理されたこの溶液の吸光度を、「ブランク」として使用し、事前に得られた値から引く。
したがって得られた吸光度の値は、非フェノール性化合物の寄与が引かれた8種のウェルの吸光度測定からの平均値から引かれ、較正曲線の式からのサンプル中のポリフェノールの質量濃度の計算に役に立つ。分析に最初に使用されたオイルの質量を考慮して、サンプル中のポリフェノールの質量濃度は、没食子酸のμg(EAGと略される)/粗製オイルのg、又は同等の方法で、ppmで表される。
すべての試薬、溶媒及び材料が適切な分析グレートを使用した。最初に、分析される5±0.01gの精製オイルを、「ヘッドスペース」技術に特別に設計された20mLのボトル(23×77mm)に量り入れる。その後正確に15μLの標準溶液(オクタン中に40%体積/体積のヘプタン)を20mLのボトルに加え、セプタムが装備されたストッパーで封印する。20mLのボトルを、分析の前に5分間激しく撹拌される(Voltex)。ヘッドスペースへのサンプリング及びインジェクションの工程の操作条件は、以下のとおりである:機器=「Turbomatrix HS40」 (Perkin Elmer);脱着=80℃60分;移送ライン温度=120℃;ニードル温度=110℃;インジェクション体積=0.2mL、水素圧=20PSI。クロマトグラフィーの分離の工程の操作条件は以下のとおりである:機器=Clarus 500 (Perkin Elmer);カラム=DB1-30m-0.32mm-3.0μm;インジェクター温度=150℃;加熱炉温度=40℃(3分)、及びその後傾斜10℃/分で110℃まで(0分)。検出工程の操作条件は以下のとおりである;検出の種類=水素炎イオン検出器(FID);検出器温度=250℃;水素圧=11PSI。
分析される精製オイルのサンプル中の2-メチルオキソランの質量濃度は、以下の式から決定される:CMeOx=a*(AMeOx/Aheptane)、ここでCMeOxは2メチルオキソランの質量濃度であり、AMeOxは2-メチルオキソランに対応するピーク面積であり、Aheptaneはヘプタン(内部標準)に対応するピーク面積であり、「a」は事前に設定された2-メチルオキソランの較正曲線の傾きである。
2メチルオキソラン及びヘプタンを含む既知の量の溶液を、2-メチルオキソランを含まない精製オイルに加えて、0.51、1.02、2.05、5.12及び10.25μg/gのオイルの質量濃度を得て、溶液分析化学の標準的なな原理によって、較正曲線をプロットした。
得られた約30gの粉末を装置(Buchi)に適したガラス抽出カートリッジに量って入れた。カートリッジをその後ソックスレーチャンバーに置き、装置に対するユーザーマニュアルに記載される指示に従って、安全を担保した。
その後170mLの溶媒を、この目的のために提供される250mLの受けビーカーに入れた。その後装置を、洗浄又は乾燥がなく、サイクル数を20に固定し、加熱力を10に固定して、「Standard Soxhlet」モードによって操作を始めた。
最終的に、高さ検出器を、「高い」高さの植物基質の約1cm上に置いて、コンデンサに冷水を供給した(8℃)。
溶媒を、その後統合された加熱プレートにより沸騰させた。20サイクルの終了時に、抽出オイルを含有するすべての溶媒を受けビーカーに収集し、一方、固体残留物を抽出カートリッジの中に入れたままにした。
抽出されたオイルを含む溶媒を20分間室温で冷却したままにして、その後250mLのフラスコに移送した。溶媒を、減圧下で、その後ロータリーエバポレーターを使用して揮発させた(150rev/分、50℃、180mbar、その後1mbarにして終了)。
したがって、得られた粗製オイルの重さを量り、その後10分間窒素の軽い気流下で冷却し、封印されたチューブに移し、その後分析まで-20℃の冷凍庫で貯蔵した。
-大豆(供給者:OLEAD, 種類: ES PALLADOR,収穫: フランス, 2017年, 水含有量: 8.5% ± 0.3)
-セイヨウアブラナ種子(供給者: OLEAD; 原産地: ジロンド(フランス); 収穫: 2016年; 水含有量: 5.2% ± 0.15)および
-ヒマワリ種子(原産地: スペイン; 供給者: Lile aux epices; バッチ: LPR22-1017; 水含有量: 2.54% ± 0.12)である。
これらの3種の油性の種子から抽出された食物オイルは、パーム油は別として世界で最も生産されているものの一つである。
170mLのそれぞれの溶媒を、フラスコに導入し、その後、フラスコの内容物をフラスコヒーターを使用して還流させた。
抽出時間は、最初の還流のしるしから開始して2時間に固定した。2時間の終了時に、加熱のスイッチを切り、混合物を室温で20分間冷却させたままにした。
次に、フラスコの内容物を、コットンの層上にろ過し、オイルを含有する溶媒の固体残留物を一方に分離し、新しい250-mLのフラスコに回収した。その後溶媒を、減圧下でロータリーエバポレーターを使用して揮発させた(150rev/分;50℃;180mbar;その後終了時1mbar)。そのようにして得られた粗製オイルの重さを量り、その後微量の残留溶媒を、窒素の軽い気流によって10分間で除去した。オイルを、封印されたチューブに移し、その後分析まで-20℃の冷凍庫に貯蔵した。
抽出温度は平均57±6℃であり、溶媒/固体質量比を1.8kg/kgに、抽出時間を1通過当たり、15分又はトータルで3×15分に固定した。
抽出されたオイル(miscellaと呼ばれる混合物)を含有する溶媒を、それぞれの通過後ろ過によって収集し、蒸留カラムによって濃縮し(80~85℃、減圧)、最終的に真空下、60℃で溶媒の濃縮がなくなるまで、ロータリーエバポレーター(Hei-VAP ADVANTAGE, Heidolph, ドイツ)を使用して、脱溶媒され、その後1時間90℃であった。脱溶媒された抽出物を、2-メチルオキソラン及び水の混合物で抽出された固体画分を取り除くため、その後遠心分離した(4000rpm/4分)が、オイル上の媒体中に不溶になっていた。得られた粗製オイルをその後精製又は分析まで20℃で貯蔵した。
Claims (19)
- a)溶媒で生体基質を固体/液体抽出し、一方は粗製オイル及び溶媒を含む液体画分、並びにもう一方は固体残留物を得る工程を含む、生体基質由来のポリフェノール豊富な粗製オイルを製造する方法であって、
前記溶媒が2-メチルオキソラン及び水を含み、かつ
抽出工程a)における溶媒中の水の質量パーセントは、0.3%~20%であることを特徴とする、方法。 - 前記生体基質が、植物、藻、微生物及びそれらの混合物から選択される、請求項1に記載の方法。
- 前記生体基質が、アーモンド、アマランス、ピーナッツ、アルガン、シーバックソーン、カシューの木、アボカド、エン麦、ルリジサ、ベニバナ、カメリナ(camelina)、ニンジン、ココア、カシュー、麻、セイヨウアブラナ、コプラ、ウリ科植物、綿、クロトン、ローズヒップ、イチジク、ウチワサボテン、ザクロ、ホップ、イリペ(illipe)、ホホバ、カリテ、アマ、ルピナス、トウモロコシ、ハシバミ、クルミ、ココヤシ、ケシ、オリーブ、マツヨイグサ、キャベツヤシ、パプリカ、ピスタチオ、トウガラシ、トウゴマ、米、マスクローズブッシュ(musk rose bush)、ゴマ、大豆、マリーゴールド、ヒマワリ、テリハボク(Calophyllum inophyllum)、モワ、クイーンズランドクルミ、ラズベリー、クロフサスグリ、メロン、グレープ、トマト、バオバブ、ババス、クランベリー、シア、カボチャ、マスタード、ニーム、ニオイクロタネソウ(Nigella sativa)、クロタネソウ(niger)、ケシ、ピーカン、エゴマ(Perilla)、サチャインチ(Plukenetia volubilis)、カボチャ、アナトー、タラミラ(Taramira)、アンズ、プラム、モモ、コムギから選択される植物である、請求項2に記載の方法。
- 前記抽出工程a)が20℃~100℃の温度で行われる、請求項1~3のいずれか一項に記載の方法。
- 前記抽出工程a)に加えて:
b)粗製オイル及び溶媒を含む液体画分を回収する工程、及び
c)粗製オイル及び溶媒を液体画分から分離して、一方は粗製オイル、もう一方は溶媒を回収する工程を含む、請求項1~4のいずれか一項に記載の方法。 - 請求項5に規定した粗製オイルを製造する方法の工程c)において回収された粗製オイルを精製する工程を含む精製オイルを製造する方法。
- 請求項1~5のいずれか一項において規定した方法の固体/液体抽出の工程a)において得られる固体残留物を回収する工程e)を含む固体残留物を製造する方法。
- 請求項7に規定した方法の工程e)において回収された固体残留物を脱溶媒して、一方は溶媒及びもう一方は脱溶媒された固体残留物を回収する工程f)を更に含む脱溶媒された固体残留物を製造する方法。
- 請求項8に規定した方法の工程f)において回収された脱溶媒された固体残留物を変換して副生成物を得る工程g)を含む副生成物を製造する方法。
- 前記副生成物が、粉末、タンパク質濃縮物、タンパク質分離物、組織状タンパク質及びそれらの混合物から選択される、請求項9に記載の方法。
- 生体基質由来の粗製オイルであって、ポリフェノール及び2-メチルオキソランを含み、ポリフェノールの質量濃度が、100ppm以上であることを特徴とする、粗製オイル。
- 2-メチルオキソランの質量濃度が、0.5ppm~500ppmである、請求項11に記載の粗製オイル。
- トコフェロールを含む生体基質由来の精製オイルであって、トコフェロールの質量濃度が350ppm以上であることを特徴とする、精製オイル。
- 2-メチルオキソランを更に含む、請求項13に記載の精製オイル。
- 生体基質由来の固体残留物であって、ポリフェノール及び残留オイルを含み、ポリフェノールの質量濃度が3000ppm以下であり、残留オイルの濃度が5質量%以下であることを特徴とする、固体残留物。
- 2-メチルオキソランを更に含む、請求項15に記載の固体残留物。
- 2-メチルオキソランを含む生体基質由来の脱溶媒された固体残留物であって、2-メチルオキソランの質量濃度が1000ppm未満であることを特徴とする、脱溶媒された固体残留物。
- 2-メチルオキソランを含む生体基質由来の副生成物であって、2-メチルオキソランの質量濃度が1000ppm未満であることを特徴とする、副生成物。
- 粉末、タンパク質濃縮物、タンパク質分離物、組織状タンパク質及びそれらの混合物から選択される、請求項18に記載の副生成物。
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