JP2022510775A - 無認可周波数帯域におけるssbの伝送方法及び機器 - Google Patents

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Abstract

本願は、無認可周波数帯域でSSBの効率的な伝送を実現できる、無認可周波数帯域におけるSSBの伝送方法及び機器を開示する。当該方法は、ネットワーク機器が、無認可搬送波の第1伝送機会(TXOP)に、SSBの伝送に使用できるK個のSSB位置が含まれていることを決定することであって、Kは、前記無認可搬送波で搬送するように前記ネットワーク機器によって構成されたSSBの数Xより小さく、K及びXは両方とも正の整数である、ことと、前記ネットワーク機器が、前記第1TXOP内に、前記K個のSSB位置で前記X個のSSBのうちのK個のSSBをそれぞれ送信することと、を含む。

Description

本願実施例は、通信分野に関し、具体的には、無認可周波数帯域における同期信号ブロック(SSBまたはSS/PBCH Block:Synchronizing Signal/PBCH Block)の伝送方法及び機器に関する。
5Gシステムまたはニューラジオ(NR:New Radio)システムでは、無認可周波数帯域(unlicensed spectrum)上のデータ伝送をサポートする。通信機器が無認可周波数帯域で通信する場合、リッスンビフォアトーク(LBT:Listen Before Talk)という原則に基づいている必要がある。即ち、無認可周波数帯域のチャネル上で信号を送信する前に、チャネル検出を先に実行する必要があり、チャネル検出結果がチャネルがアイドル状態であることである場合のみ、信号を送信することができ、無認可周波数帯域でのチャネル検出結果が、チャネルがビージ状態であることである場合、信号を送信することができない。
無認可周波数帯域でのチャネル使用権の取得に対する不確実性を考慮すると、無認可周波数帯域でSSBをどのように伝送するかは、解決すべき緊急の問題になっている。
本願実施例は、無認可周波数帯域でSSBの効率的な伝送を実現できる、無認可周波数帯域におけるSSBの伝送方法及び機器を提供する。
第1態様によれば、無認可周波数帯域におけるSSBの伝送方法を提供し、前記方法は、ネットワーク機器が、ネットワーク機器が、無認可搬送波の第1TXOPに、SSBの伝送に使用できるK個のSSB位置が含まれていることを決定することであって、Kは、前記無認可搬送波で搬送するように前記ネットワーク機器によって構成されたSSBの数Xより小さく、K及びXは両方とも正の整数である、ことと、前記ネットワーク機器が、前記第1TXOP内に、前記K個のSSB位置で前記X個のSSBのうちのK個のSSBをそれぞれ送信することと、を含む。
第2態様によれば、無認可周波数帯域におけるSSBの伝送方法を提供し、前記方法は、ネットワーク機器が、無認可搬送波の第1伝送機会(TXOP)に、SSBの伝送に使用できるK個のSSB位置が含まれていることを決定することであって、Kは、前記無認可搬送波で搬送するように前記ネットワーク機器によって構成されたSSBの数Xより小さく、K及びXは両方とも正の整数である、ことと、
前記ネットワーク機器が、前記第1TXOP内の前記SSBの伝送に使用できるK個のSSB位置がSSBを使用するために使用されないことを決定することと、を含む。
第3態様によれば、ネットワーク機器を提供し、当該ネットワーク機器は、上記の第1態様または第1態様の任意の例示的な実施形態における方法を実行することができる。具体的に、当該ネットワーク機器は、上記の第1態様または第1態様の任意の可能な実施形態における方法を実行するように構成される機能モジュールを備えることができる。
第4態様によれば、ネットワーク機器を提供し、当該ネットワーク機器は、上記の第2態様または第2態様の任意の例示的な実施形態における方法を実行することができる。具体的に、当該ネットワーク機器は、上記の第2態様または第2態様の任意の可能な実施形態における方法を実行するように構成される機能モジュールを備えることができる。
第5の態様によれば、ネットワーク機器を提供し、前記ネットワーク機器はプロセッサおよびメモリを備える。当該メモリは、コンピュータプログラムを記憶するように構成され、当該プロセッサは、当該メモリに記憶されているコンピュータプログラムを呼び出して実行することにより、上記の第1態様または第1態様の任意の可能な実施形態における方法、または上記の第2態様または第2態様の任意の可能な実施形態における方法を実行するように構成される。
第6態様によれば、チップを提供し、当該チップは、上記の第1態様または第1態様の任意の可能な実施形態における方法を実現するように構成される。具体的に、当該チップは、プロセッサを備え、当該プロセッサは、メモリからコンピュータプログラムを呼び出して実行することにより、当該チップが実装されている機器に、上記の第1態様または第1態様の任意の可能な実施形態における方法、または上記の第2態様または第2態様の任意の可能な実施形態における方法を実行させるように構成される。
第7態様によれば、コンピュータ可読記憶媒体を提供し、前記コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータプログラムを記憶するために使用され、当該コンピュータプログラムは、コンピュータに、上記の第1態様または第1態様の任意の可能な実施形態における方法、または上記の第2態様または第2態様の任意の可能な実施形態における方法を実行させる。
第8態様によれば、コンピュータプログラム製品を提供し、前記コンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラム命令を含み、当該コンピュータプログラム命令は、コンピュータに、上記の第1態様または第1態様の任意の可能な実施形態における方法、または上記の第2態様または第2態様の任意の可能な実施形態における方法を実行させる。
第九態様によれば、コンピュータプログラムを提供し、コンピュータプログラムがコンピュータによって実行されるときに、コンピュータに、上記の第1態様または第1態様の任意の可能な実施形態における方法、または上記の第2態様または第2態様の任意の可能な実施形態における方法を実行させる。
上記の技術的解決策により、無認可搬送波の1つのTXOP内に、SSBを伝送するために使用できるSSB位置の数Kが、無認可搬送波で伝送するようにネットワーク機器によって構成されたSSBの数Xよりも少ない場合(即ち、当該TXOP内に現在使用できるSSB位置がこれらのX個のSSBを全部伝送するのに十分でない場合)、ネットワーク機器は、当該X個のSSB位置にあるK個のSSBを当該TXOP内の当該K個のSSB位置で送信し、これにより、端末機器は、X個のSSBのうちの少なくとも一部のSSBを受信することができる。
本願実施例に適用される可能な無線通信システムの概略図である。 TXOP内の使用できるSSB位置の数が、伝送されるSSBの数より小さいことを示す概略図である。 本願実施例に係る、無認可周波数帯域におけるSSBの伝送方法の例示的なフローチャートである。 本願実施例に係る、異なるTXOP内でSSBを伝送する方法の概略図である。 本願実施例に係る、異なるTXOP内でSSBを伝送する方法の概略図である。 本願実施例に係る、異なるTXOP内でSSBを伝送する方法の概略図である。 本願の別の実施例に係る、無認可周波数帯域におけるSSBの伝送方法の例示的なフローチャートである。 本願実施例に係る、第2TXOP内でSSBを伝送する方法の概略図である。 本願実施例に係るネットワーク機器の例示的なブロック図である。 本願の別の実施例に係るネットワーク機器の例示的なブロック図である。 本願実施例に係るネットワーク機器の概略的な構造図である。 本願実施例に係るチップの概略的な構造図である。
以下、本願実施例における図面を参照して、本願実施例における技術的解決策を説明するが、説明された実施例は、本願実施例の一部であり、実施例の全部ではないことは明らかである。本願実施例に基づき、創造的な努力なしに当業者が取得した他のすべての実施例は、本願の保護範囲に含まれる。
本願実施例の技術案は、例えば、グローバル移動通信システム(GSM:Global System of Mobile communication)、コード分割多重アクセス(CDMA:Code Division Multiple Access)システム、広帯域コード分離多重アクセス(WCDMA:Wideband Code Division Multiple Access)システム、汎用パケット無線サービス(GPRS:General Packet Radio Service)、ロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)システム、LTE周波数分割複信(FDD:Frequency Division Duplex)システム、LTE時分割二重化(TDD:Time Division Duplex)システム、進化型ロングタームエボリューション(LTE-A:Advanced long term evolution)システム、ニューラジオ(NR:New Radio)システム、NRシステムの進化型システム、無認可周波数帯域のLTE(LTE-U:LTE-based access to unlicensed spectrum)システム、無認可周波数帯域のNR(NR-U:NR-based access to unlicensed spectrum)システム、ユニバーサル移動通信システム(UMTS:Universal Mobile Telecommunication System)、ワイマックス(WiMAX:Worldwide Interoperability for Microwave Access)通信システム、ワイアレスローカルエリアネットワーク(WLAN:Wireless Local Area Networks)、WiFi(登録商標)、次の世代の通信システムまたは他の通信システムなど、様々な通信システムに適用されることができる。
通常、従来の通信システムがサポートする接続数は有限であり、且つ実現するのに容易であるが、通信技術の発展に伴い、モバイル通信システムは、従来の通信をサポートすることに過ぎず、例えば、デバイスツーデバイス(D2D:Device to Device)通信、マシンツーマシン(M2M:Machine to Machine)通信、マシンタイプ通信(MTC:Machine Type Communication)、および車両間(V2V:Vehicle to Vehicle)通信などもサポートし、本願実施例も、これらの通信システムに適用されることができる。
例示的に、本願実施例における通信システムは、搬送波アグリゲーションシーン(CA:Carrier Aggregation)シナリオに適用されてもよいし、デュアル接続(DC:Dual Connectivity)シナリオに適用されてもよいし、スタンドアロン(SA:Standalone)ネットワーク配置シナリオに適用されてもよい。
例示的に、本願実施例に適用される通信システム100は図1に示す。当該無線通信システム100は、ネットワーク機器110を備えることができる。ネットワーク機器110は、端末機器と通信する機器であってもよい。ネットワーク機器110は、特定の地理的エリアに通信カバレッジを提供することができ、当該カバレッジエリア内に位置する端末機器と通信することができる。例示的に、当該ネットワーク機器100は、GSMシステムまたはCDMAシステムの基地局(BTS:Base Transceiver Station)であってもよいし、WCDMAシステムの基地局(NB:NodeB)であってもよいし、LTEシステムの進化型基地局(eNBまたはeNodeB:Evolutional Node B)、またはNRシステムにおけるネットワーク側の機器、またはクラウド無線アクセスネットワーク(CRAN:Cloud Radio Access Network)無線コントローラであってもよい。または、当該ネットワーク機器は、リレーステーション、アクセスポイント、車載機器、ウェアラブル機器、次の世代の5Gネットワークのネットワーク側の機器、または未来進化の公衆陸上移動通信網(PLMN:Public Land Mobile Network)のネットワーク機器などであってもよい。
当該無線通信システム100は、ネットワーク機器110のカバレッジエリア内に位置する少なくとも1つの端末機器120をさらに備える。ここで使用される「端末機器」は、公衆交換電話網(PSTN:Public Switched Telephone Networks)、デジタル加入者線(DSL:Digital Subscriber Line)、デジタルケーブル、直接ケーブルを介した接続などの有線回線接続を介した、および/または別のデータ接続/ネットワークを介した、および/または、セルラーネットワーク、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN:Wireless Local Area Network)、DVB-Hネットワークなどのデジタルテレビネットワーク、衛星ネットワーク、AM-FM放送送信機などに対する無線インターフェースを介した、および/または別の端末の、通信信号を送受信するように設定された装置、および/または物事のインターネットシステム(IoT:Internet of Things)機器を含むが、これらに限定されない。無線インターフェースを介して通信するように設定された端末機器は、「無線通信端末」、「無線端末」または「モバイル端末」と称し得る。
端末機器120、移動式または固定式であってもよい。例示的に、端末機器120は、アクセス端末、ユーザ機器(UE:User Equipment)、ユーザユニット、ユーザステーション、モバイルステーション、移動台、リモートステーション、リモート端末、モバイルデバイス、ユーザ端末、端末、無線通信デバイス、ユーザエージェント、またはユーザ装置を指し得る。アクセス端末は、携帯電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(SIP:Session Initiation Protocol)電話、ワイヤレスローカルループ(WLL:Wireless Local Loop)ステーション、携帯情報端末(PDA:Personal Digital Assistant)、無線通信機能を備えたハンドヘルドデバイス、コンピューティングデバイスまたは無線モデムに接続されたその他の処理デバイス、車載デバイス、ウェアラブルデバイスおよび未来の5Gネットワークの端末機器または未来進化のPLMNの端末機器などであってもよい。ここで、例示的に、端末機器120間では、端末対端末(D2D:Device to Device)通信を実行してもよい。
具体的に、ネットワーク機器110は、セルにサービスを提供することができ、端末機器120は、前記セルが使用した伝送リソース(例えば、周波数領域リソースまたはスペクトルリソースなど)を介してネットワーク機器と通信し、前記セルは、ネットワーク機器110(例えば、基地局)に対応するセルであってもよく、セルは、マクロ基地局に属してもよいし、スモールセル(Small cell)に対応する基地局に属してもよい。ここで、スモールセルは、メトロセル(Metro cell)、マイクロセル(Micro cell)、ピコセル(Pico cell)、フェムトセル(Femto cell)などを含み得、これらのスモールセルは、カバレッジエリアが小さく、且つ送信パワーが低いという特徴を有し、高速なデータ伝送サービスを提供するのに適合する。
図1は、1つのネットワーク機器および2つの端末機器を例示的に示し、例示的に、当該無線通信システム100は、複数のネットワーク機器を備えることができ、さらに、各ネットワーク機器のカバレッジエリアは、他の数の端末機器を備えている可能性があり、本願実施例は、これらに対して限定しない。さらに、当該無線通信システム100は、例えば、ネットワークコントローラ、モバイル管理エンティティなどの他のネットワークエンティティをさらに備えることができ、本願実施例は、これらに対して限定しない。
無認可周波数帯域において、1つの発見参照信号(DRS:Discovery Reference Signal)伝送ウィンドウ(以下、DRSウィンドウと略称)内の、SSBを伝送するための候補SSB位置の数は、ネットワーク機器によって実際に送信されるSSBの数より大きい可能性がある。つまり、各DRSウィンドウについては、ネットワーク機器は、当該DRSウィンドウ内の無認可スペクトルのチャネル使用権を取得した結果(例えば、DRSウィンドウ内のLBTの結果)に従って、SSBの伝送に使用されるSSB位置を決定することができ、異なるDRSウィンドウにおいてSSBを伝送するために実際に使用されたSSB位置は異なる可能性がある。
例示的に、SSBは、プライマリ同期信号(PSS:Primary Synchronization Signal)、セカンダリ同期信号(SSS:Secondary Synchronization Signal)を含む。さらに、例示的に、SSBは、物理ブロードキャストチャネル(PBCH:Physical Broadcast Channel)、残りの最小システム情報(RMSI:Remaining Minimum System Information)をスケジューリングする制御チャネルリソースセット、RMSI、チャネル状態情報参照信号(CSI-RS:Channel Status Information Reference Signal)、他のシステム情報(OSI:Other System Information)及びページングメッセージのうちの少なくとも1つを更に含む。
ただし、ネットワーク機器がチャネル使用権を取得した後、ダウンリンク伝送を実行できる時間は、最大チャネル占有時間(MCOT:Maximum Channel Occupation Time)を超えることができない。したがって、当該DRSウィンドウ内のSSB伝送は、MCOTによって切り捨てられる可能性がある。例えば、無認可周波数帯域で伝送するようにネットワーク機器によって構成されたSSBの数はXであり、前の伝送機会(TXOP:Transmission Opportunity)内において、MCOTの制限により、SSBを伝送するためにK個のSSB位置のみが使用され、ここで、K<Xである。
例えば、図2に示されたように、図2の上図は、1つのDRSウィンドウ内の候補のSSB位置を示し、無認可周波数帯域で伝送するようにネットワーク機器によって構成されたSSBの数X=8(それぞれ、SSB#0、SSB#1、SSB#2、SSB#3、SSB#4、SSB#5、SSB#6及びSSB#7)であると仮定する。図2に示されたように、DRSウィンドウ内のスロットn、スロットn+1、スロットn+2及びスロットn+3内において数字で表記された位置は、候補のSSB位置であり、候補のSSB位置は、プロトコルによって規定されてもよいし、ネットワーク機器によって構成されてもよい。当該数字は、SSB位置の番号を示し、ここで、各候補のSSB位置で対応するSSBを送信し、候補のSSB位置の番号が同じであることは、これらの候補のSSB位置が同じ準共存(QCL:Quasi-Co-Location)関係を有するSSBを送信するために使用できることを示す。例えば、スロットn及びスロットn+2内のSSB位置0は、SSB#0を送信するために使用され、スロットn及びスロットn+2内のSSB位置1は、SSB#1を送信するために使用され、……、スロットn+1及びスロットn+3内のSSB位置7はSSB#7を送信するために使用され、ここで、各SSBは、それら自体に対応するSSB位置でのみ送信される。ネットワーク機器がLBTに基づいてSSB位置を占有した場合、当該SSB位置で当該SSB位置に対応するSSBを送信することができる。図2の上図は、16個の候補のSSB位置を示し、実際の伝送プロセスにおいて、使用できるSSB位置は、そのうちの一部のSSB位置(例えば、スロットn及びスロットn+1内のSSB位置、またはスロットn+2及びスロットn+3内のSSB位置)を含む場合があり、SSBを伝送する特定のSSB位置は、LBTなどの要因によって決定され、本願実施例は、候補SSB位置のうち、実際に使用されるSSB位置を、使用できるSSB位置と称する。
しかし、図2の下図に示されたように、ネットワーク機器がLBTに基づいて第1TXOPを取得しているが、MCOTの制限により、ネットワーク機器は、第1TXOP内のSSB位置の一部でしかSSBを送信できない。図2に示されたように、第1TXOPでは、スロットn内のSSB位置0、SSB位置1及びSSB位置2のみが対応するSSBの送信に使用できる。スロットn+1、スロットn+2及びスロットn+3には、候補SSB位置があるが、ネットワーク機器がこれらの位置のチャネル使用権を取得した後でのみ使用できる。
無認可周波数帯域でのチャネル使用権を取ることは不確実であるため、本願実施例は、SSBの効率的な伝送を実現するために、無認可周波数帯域におけるSSBの伝送方法を提案する。
図3は、本願実施例に係る、無認可周波数帯域におけるSSBの伝送方法300の例示的なフローチャートである。図3に記載の方法は、ネットワーク機器によって実行されることができ、当該ネットワーク機器は、例えば、図1に示されたネットワーク機器110であり得る。図3に示されたように、当該無認可周波数帯域におけるSSBの伝送方法300は、次のステップの一部または全部を含み得る。ここで、
ステップ310において、ネットワーク機器が、無認可搬送波の第1伝送機会(TXOP)に、SSBの伝送に使用できるK個のSSB位置が含まれていることを決定する。
ここで、Kは、当該無認可搬送波で搬送するように当該ネットワーク機器によって構成されたSSBの数Xより小さく、K及びXは両方とも正の整数である。
ステップ320において、ネットワーク機器が、当該第1TXOP内に、当該K個のSSB位置で当該X個のSSBのうちのK個のSSBをそれぞれ送信する。
本実施例では、無認可搬送波の1つのTXOP内に、SSBを伝送するために使用できるSSB位置の数Kが、無認可搬送波で伝送するようにネットワーク機器によって構成されたSSBの数Xよりも少ない場合(即ち、当該TXOP内に現在使用できるSSB位置がX個のSSBを全部伝送するのに十分でない場合)、ネットワーク機器は、当該X個のSSB位置にあるK個のSSBを当該TXOP内の当該K個のSSB位置で送信し、これにより、端末機器は、K個のSSBの全部または一部のSSBを受信することができる。
例えば、無認可周波数帯域でネットワーク機器によって構成されたSSB伝送の数X=8(それぞれ、SSB#0、SSB#1、SSB#2、SSB#3、SSB#4、SSB#5、SSB#6及びSSB#7)であると仮定すると、図2を例にとると、第1TXOP内にSSBを伝送するために使用できる候補のSSB位置が、K=3つ(それぞれ、スロットn内のSSB位置0、SSB位置1及びSSB位置2)だけが残っている場合、ネットワーク機器は、第1TXOP内のスロットnのSSB位置0でSSB#0を送信し、スロットnのSSB位置1でSSB#1を送信し、スロットnのSSB位置2でSSB#2を送信する。
この場合、X個のSSBには、まだX-K個のSSBが送信されていない。そうすると、例示的に、ステップ320の後、当該方法は、ステップ330を更に含む。
ステップ330において、ネットワーク機器が、当該第1TXOPの後の第2TXOP内で、当該X個のSSBの残りのX-K個のSSBを送信する。ここで、各SSBは、当該各SSBに対応する候補SSB位置で送信し、異なるSSBに対応する候補SSB位置は異なる。
つまり、ネットワーク機器は、第1TXOP内にSSBを送信できるK個のSSB位置でK個のSSBを送信し、第1TXOPの多との第2TXOP内で残りのX-K個のSSBを送信する。
ここで注意すべきものは、各候補のSSB位置で送信されるSSBは、任意のSSBではなく、当該SSB位置に対応するSSBである。ここで、候補のSSB位置とSSBインデックスの間は対応関係を有し、または異なるSSB位置間はQCL関係を有する。例えば、図2に示されたように、SSB位置0はSSB#0に対応するため、スロットn及びスロットn+2内のSSB位置0は、SSB#0を送信するために使用され、またはスロットn及びスロットn+2内のSSB位置0で送信されるSSB間はQCL関係を有し、SSB位置1はSSB#1に対応するため、スロットn及びスロットn+2内のSSB位置1でSSB#1を送信し、またはスロットn及びスロットn+2内のSSB位置1で送信されるSSB間はQCL関係を有する。同様に、SSB位置7はSSB#7に対応するため、スロットn+1及びスロットn+3内のSSB位置7はSSB#7を送信するために使用され、またはスロットn+1及びスロットn+3内のSSB位置7で送信されるSSB間はQCL関係を有する。このような対応関係は、プロトコルによって規定されてもよいし、ネットワーク機器によって構成されてもよい。ネットワーク機器が第1TXOPの後第2TXOPを取得した後に、当該第2TXOP内で、残りのX-K個のSSBを送信する場合、これらのX-K個のSSBの各SSBは、それらに対応するSSB位置でしか送信できない。
このように、無認可搬送波の第1TXOP内に、SSBを伝送するために使用できるSSB位置の数Kが、無認可搬送波で伝送するようにネットワーク機器によって構成されたSSBの数Xよりも少ない場合(即ち、第1TXOP内に現在使用できるSSB位置がX個のSSBを全部伝送するのに十分でない場合)、ネットワーク機器は、第1TXOP及び第1TXOPの後の第2TXOPで、SSBの効率的な伝送を共同して完成することができる。当該第2TXOPと当該第1TXOPは、同一のDRSウィンドウ内に位置してもよいし、異なるDRSウィンドウ内に位置してもよい。
以下、図4ないし図6を参照して、ネットワーク機器が第2TXOP内の対応するSSB位置で残りのX-K個のSSBをどのように送信するかについて詳しく説明する。本願実施例は、以下2つの方式を提案し、これにより、ネットワーク機器は、SSBの効率的な伝送を第2TXOP内で完了することができる。ここで、第2TXOP内にSSBを伝送するために使用できるSSB位置の数がX-Kより大きいと仮定する。
方式1
例示的に、ステップ330において、ネットワーク機器は、前記第1TXOP内で、前記K個のSSBを送信し、前記K+1番目ないしX番目のSSBを順次に送信するまで、前記第2TXOP内に、前記K+1番目のSSBからSSBを送信し始める。
図4を例にとると、無認可周波数帯域で伝送するようにネットワーク機器によって構成されたSSBの数X=8(それぞれ、SSB#0、SSB#1、SSB#2、SSB#3、SSB#4、SSB#5、SSB#6及びSSB#7)であると仮定する。図4に示されたように、ネットワーク機器は、第1TXOP内のSSB位置0でSSB#0を送信し、第1TXOP内のSSB位置1でSSB#1を送信し、第1TXOP内のSSB位置2でSSB#2を送信する。最大チャネル占有時間の影響により、第1TXOPの終了時間がSSB#2の送信が終了した時点となるため、ネットワーク機器は、第1TXOPの終了後もLBTを続ける必要がある。ネットワーク機器がスロットn+1でLBTチャネル検出を完了し、またはネットワーク機器がスロットn+1でチャネル使用権を取得したと仮定すると、ネットワーク機器は、第2TXOPの伝送を実行することができる。ネットワーク機器は、第2TXOP内で、K+1番目のSSB(即ち、SSB#3)から送信し始め、SSB#3に対応するSSB位置がSSB位置3であるため、ネットワーク機器は、第2TXOP内のSSB位置3、SSB位置4、SSB位置5、SSB位置6及びSSB位置7で、それぞれ、SSB#3、SSB#4、SSB#5、SSB#6及びSSB#7を順次に送信する。
方式2
例示的に、ステップ330において、ネットワーク機器が、前記第2TXOP内に、使用できる最初のSSB位置から、前記残りのX-K個のSSBを送信するまで対応するSSBを送信する。
方式1と比較して、方式2におけるネットワーク機器は、伝送できる最初のSSBの位置から始めて対応するSSBを伝送するが、方式1は、残りのX-K個のSSBのうちの最初のSSBから始めて対応するSSB位置でSSBを送信する。
本願実施例では、使用できる最初のSSB位置は、LBTが成功した後の最初のSSB位置であってもよいし、事前に構成された特定のSSB位置の後のLBTが成功した後の最初のSSB位置であることを理解されたい。例えば、事前に構成された、SSB伝送を開始した位置がSSB位置0、SSB位置2、SSB位置4及びSSB位置6であり、ネットワーク機器がSSB位置1の前にLBTに成功した場合、ネットワーク機器は、SSB位置2からSSBを伝送し始め、この場合、SSB位置1は、他のデータの伝送に使用されることができる。
図5を例にとると、依然として、無認可周波数帯域で伝送するようにネットワーク機器によって構成されたSSBの数X=8(それぞれ、SSB#0、SSB#1、SSB#2、SSB#3、SSB#4、SSB#5、SSB#6及びSSB#7)であると仮定する。図5に示されたように、ネットワーク機器は、第1TXOP内のSSB位置0でSSB#0を送信し、第1TXOP内のSSB位置1でSSB#1を送信し、第1TXOP内のSSB位置2でSSB#2を送信する。その後、ネットワーク機器は、LBTを介して、第2TXOPを取得する。ここから分かるように、第2TXOP内の伝送に使用できる最初のSSBの位置はSSB位置6であり、SSB位置6は、候補のSSB位置のうちの1つであり、且つSSB位置6はアイドル状態である。ネットワーク機器は、第2TXOP内のSSB位置6からSSBを送信し始め、SSB位置6はそれに対応するSSB#6を送信するために使用されるため、ネットワーク機器は、第2TXOP内のSSB位置6、SSB位置7、SSB位置0、SSB位置1、SSB位置2、SSB位置3、SSB位置4、SSB位置5で、それぞれ、SSB#6、SSB#7、SSB#0、SSB#1、SSB#2、SSB#3、SSB#4及びSSB#5を順次に送信する。これにより、X個のSSBの各SSBは送信されることができる。
図5から分かるように、第1TXOP内のSSB位置0、SSB位置1及びSSB位置2で、ネットワーク機器は、SSB#0、SSB#1及びSSB#2をそれぞれ送信し、さらに、第2TXOP内のSSB位置0、SSB位置1及びSSB位置2で、ネットワーク機器は、SSB#0、SSB#1及びSSB#2を繰り返し送信する。つまり、前記ネットワーク機器は、前記第2TXOP内及び前記K個のSSBに対応するK個のSSB位置で前記K個のSSBをそれぞれ繰り返し送信する。
もちろん、ネットワーク機器は、SSBを繰り返し送信しなくてもよい。即ち、前記ネットワーク機器は、前記第2TXOP内及び前記K個のSSBに対応するK個のSSB位置で前記K個のSSBを二度と送信しない。
図6を例にとすると、伝送に使用できる最初のSSBの位置はSSB位置6であり、SSB位置6は、候補のSSB位置であり、且つアイドル状態である。ネットワーク機器は、第2TXOP内で、SSB位置6からSSBを送信し始める。ただし、第1TXOP内でSSB#0、SSB#1及びSSB#2を送信したことがあるため、ネットワーク機器は、第2TXOP内でSSB#0、SSB#1及びSSB#2を二度と送信しない。したがって、ネットワーク機器は、第2TXOP内のSSB位置6、SSB位置7、SSB位置3、SSB位置4、SSB位置5で、それぞれ、SSB#6、SSB#7、SSB#3、SSB#4及びSSB#5を順次に送信する。
本願実施例では、SSBを伝送するために選択された位置がないため、正常なデータ伝送(例えば、ダウンリックデータ伝送)を行うことができ、これにより、リソース利用率を向上させることができることを理解されたい。
図7は、本願の別の実施例に係る、無認可周波数帯域におけるSSBの伝送方法700の例示的なフローチャートである。図7に記載の方法は、ネットワーク機器によって実行されることができ、当該ネットワーク機器は、例えば、図1に示されたネットワーク機器110であり得る。図7に示されたように、当該無認可周波数帯域におけるSSBの伝送方法700は、次のステップの一部または全部を含み得る。ここで、
ステップ710において、ネットワーク機器が、無認可搬送波の第1TXOPに、SSBの伝送に使用できるK個のSSB位置が含まれていることを決定する。
ここで、Kは、当該無認可搬送波で搬送するように当該ネットワーク機器によって構成されたSSBの数Xより小さく、K及びXは両方とも正の整数である。
ステップ720において、ネットワーク機器が、当該第1TXOP内の当該SSBの伝送に使用できるK個のSSB位置がSSBを使用するために使用されない。
本実施例では、無認可搬送波の1つのTXOP内に、SSBを伝送するために使用できるSSB位置の数Kが、無認可搬送波で伝送するようにネットワーク機器によって構成されたSSBの数Xよりも少ない場合(即ち、当該TXOP内に現在使用できるSSB位置がX個のSSBを全部伝送するのに十分でない場合)、ネットワーク機器は、当該TXOP内の当該K個のSSB位置でSSBの伝送を実行しないことができ、これにより、X個のSSB伝送の接続性を確保し、信号処理の複雑さを低下させる。さらに、当該K個のSSB位置は、他のデータ伝送を実行するために使用されることができ、これにより、リソース利用率を向上させることができる。
例示的に、ステップ720の後、当該方法は、ステップ730を更に含む。
ステップ730において、ネットワーク機器が、当該第1TXOPの後の第2TXOP内で、当該X個のSSBを送信する。
ここで、各SSBは、当該各SSBに対応する候補SSB位置で送信し、異なるSSBに対応する候補SSB位置は異なる。
つまり、ネットワーク機器は、第1TXOP内にSSBを送信できるK個のSSB位置でK個のSSBを送信し、第1TXOPの多との第2TXOP内で残りのX-K個のSSBを送信する。
ここで注意すべきものは、各候補のSSB位置で送信されるSSBは、任意のSSBではなく、当該SSB位置に対応するSSBである。ここで、候補のSSB位置とSSBインデックスの間は対応関係を有し、または異なるSSB位置間は準共存(QCL)関係を有する。例えば、図2に示されたように、SSB位置0はSSB#0に対応するため、スロットn及びスロットn+2内のSSB位置0は、SSB#0を送信するために使用され、またはスロットn及びスロットn+2内のSSB位置0で送信されるSSB間は準共存関係を有し、SSB位置1はSSB#1に対応するため、スロットn及びスロットn+2内のSSB位置1でSSB#1を送信し、またはスロットn及びスロットn+2内のSSB位置1で送信されるSSB間は準共存関係を有する。同様に、SSB位置7はSSB#7に対応するため、スロットn+1及びスロットn+3内のSSB位置7はSSB#7を送信するために使用され、またはスロットn+1及びスロットn+3内のSSB位置7で送信されるSSB間は準共存関係を有する。このような対応関係は、プロトコルによって規定されてもよいし、ネットワーク機器によって構成されてもよい。ネットワーク機器が第1TXOPの後第2TXOPを取得した後に、当該第2TXOP内で、XのSSBを送信する場合、これらのX個のSSBの各SSBは、それらに対応するSSB位置でしか送信できない。
さらに、例示的に、ステップ730において、ネットワーク機器が当該第1TXOPの後の第2TXOP内で当該X個のSSBを送信することは、ネットワーク機器が、当該第2TXOP内に、使用できる最初のSSB位置から、X個のSSBを送信するまで対応するSSBを送信する。
例えば、図8に示されたように、無認可周波数帯域で伝送するようにネットワーク機器によって構成されたSSBの数X=8(それぞれ、SSB#0、SSB#1、SSB#2、SSB#3、SSB#4、SSB#5、SSB#6及びSSB#7)であると仮定する。図8に示されたように、第1TXOP内に伝送に使用できるSSBのSSB位置は、スロットn内のSSB位置0、SSB位置1及びSSB位置2だけを含む。K=3はX=8より小さいため、ネットワーク機器は、第1TXOP内でSSBを送信しない。ネットワーク機器は、第1TXOPの終了後に、LBTを実行し続け、チャネル使用権を取得した後に第2TXOPの伝送を始める。ネットワーク機器が、第2TXOP内に、使用できる最初のSSB位置から、当該X個のSSBを送信するまで対応するSSBを送信する。ここから分かるように、第2TXOP内の伝送に使用できる最初のSSBの位置はSSB位置6であり、SSB位置6は、候補のSSB位置のうちの1つであり、且つSSB位置6はアイドル状態である。ネットワーク機器は、第2TXOP内のSSB位置6からSSBを送信し始め、SSB位置6はそれに対応するSSB#6を送信するために使用されるため、ネットワーク機器は、第2TXOP内のSSB位置6、SSB位置7、SSB位置0、SSB位置1、SSB位置2、SSB位置3、SSB位置4、SSB位置5で、それぞれ、SSB#6、SSB#7、SSB#0、SSB#1、SSB#2、SSB#3、SSB#4及びSSB#5を順次に送信し、それにより、当該X個のSSBのすべてが効率的に伝送される。
上記の技術的解決策により、無認可搬送波の1つのTXOP内に、SSBを伝送するために使用できるSSB位置の数Kが、無認可搬送波で伝送するようにネットワーク機器によって構成されたSSBの数Xよりも少ない場合(即ち、当該TXOP内に現在使用できるSSB位置がこれらのX個のSSBを全部伝送するのに十分でない場合)、ネットワーク機器は、ネットワーク機器は、SSBを送信するために最初のTXOP使用することではなく、後に取得した第2TXOP内の、使用できる最初のSSB位置から当該X個のSSBを送信し始めることができ、それにより、SSBの連続的な伝送を確保することができる。
競合しない場合、本願に記載された各実施例及び/又は各実施例の技術的特徴は、互に任意に組み合わせることができ、組み合わせた後に得られる技術案も本願の保護範囲に含まれることに留意されたい。例えば、第1TXOPの終了後、当該第1TXOPが位置するDRXウィンドウにはTXOPがなく、または当該DRXウィンドウにはTXOPがあるが、各TXOP内に伝送に使用できるSSBのSSB位置の数がX-Kより小さい場合、ネットワーク機器は、第1TXOP内のK個のSSB位置でSSBを伝送し、第1TXOPの終了後、当該第1TXOPが位置するDRXウィンドウには第2TXOPがあり、当該第2TXOP内に伝送に使用できるSSBのSSB位置の数はXより大きいか等しい場合、ネットワーク機器は、第1TXOP内のK個のSSB位置でSSBを伝送しない。
本願の様々な実施例において、上記の各プロセスの番号の大きさは実行する前後順番を意味せず、各プロセスの実行順番は、その機能と内部論理によって決定されるべきであり、本願の実施例の実施プロセスに対してあらゆる制限を構成してはならないことを理解されたい。
以上、本願の実施例に係る通信方法について詳細に説明したが、以下、本出願の実施例に係る装置について、図8ないし図16を参照して説明し、方法の実施例に記載の技術的特徴は、以下の装置の実施例に適用可能である。
図9は、本願実施例に係るネットワーク機器900の例示的なブロック図である。図9に示されたように、当該ネットワーク機器900は、処理ユニット910及び送受信ユニット920を備え、ここで、
処理ユニット910は、無認可搬送波の第1TXOPに、SSBの伝送に使用できるK個のSSB位置が含まれていることを決定するように構成され、ここで、Kは、前記無認可搬送波で搬送するように前記ネットワーク機器によって構成されたSSBの数Xより小さく、K及びXは両方とも正の整数であり、
送受信ユニット920は、前記第1TXOP内に、前記K個のSSB位置で前記X個のSSBのうちのK個のSSBを送信するように構成される。
したがって、無認可搬送波の1つのTXOP内に、SSBを伝送するために使用できるSSB位置の数Kが、無認可搬送波で伝送するようにネットワーク機器によって構成されたSSBの数Xよりも少ない場合(即ち、当該TXOP内に現在使用できるSSB位置がX個のSSBを全部伝送するのに十分でない場合)、ネットワーク機器は、当該X個のSSB位置にあるK個のSSBを当該TXOP内の当該K個のSSB位置で送信し、これにより、端末機器は、K個のSSBの全部または一部のSSBを先に受信し、それにより、レートマッチングを実行することができる。
例示的に、前記送受信ユニット920は更に、前記第1TXOPの後の第2TXOP内に、前記X個のSSBの残りのX-K個のSSBを送信するように構成され、各SSBは、前記各SSBに対応する候補SSB位置で送信し、異なるSSBに対応する候補SSB位置は異なる。
このように、第1TXOPの後の第2TXOP内で、当該X個のSSBの残りのX-K個のSSBを送信することにより、当該X個のSSBを効率的に伝送することができる。
例示的に、前記送受信ユニット920は、具体的に、前記K+1番目ないしX番目のSSBを順次に送信するまで、前記第2TXOP内に、前記K+1番目のSSBからSSBを送信し始めるように構成される。
例示的に、前記送受信ユニット920は、具体的に、前記第2TXOP内に、使用できる最初のSSB位置から、前記残りのX-K個のSSBを送信するまで対応するSSBを送信するように構成される。
例示的に、前記ネットワーク機器は、前記第2TXOP内及び前記K個のSSBに対応するK個のSSB位置で前記K個のSSBをそれぞれ繰り返し送信する。
例示的に、前記ネットワーク機器は、前記第2TXOP内及び前記K個のSSBに対応するK個のSSB位置で前記K個のSSBを二度と送信しない。
当該ネットワーク機器900は、上記の方法300においてネットワーク機器によって実行される対応する操作を実行することができ、簡潔にするために、ここでは繰り返して説明しないことを理解されたい。
図10は、本願の別の実施例に係るネットワーク機器1000の例示的なブロック図である。図10に示されたように、当該ネットワーク機器1000は、処理ユニット1010を備え、当該処理ユニット1010は、
無認可搬送波の第1TXOPに、SSBの伝送に使用できるK個のSSB位置が含まれていることを決定するように構成され、ここで、Kは、前記無認可搬送波で搬送するように前記ネットワーク機器によって構成されたSSBの数Xより小さく、K及びXは両方とも正の整数であり、
前記第1TXOP内の前記SSBの伝送に使用できるK個のSSB位置がSSBを使用するために使用されないことを決定するように構成される。
したがって、無認可搬送波の1つのTXOP内に、SSBを伝送するために使用できるSSB位置の数Kが、無認可搬送波で伝送するようにネットワーク機器によって構成されたSSBの数Xよりも少ない場合(即ち、当該TXOP内に現在使用できるSSB位置がX個のSSBを全部伝送するのに十分でない場合)、各SSBの連続的な伝送を確保するために、ネットワーク機器は、当該TXOP内の当該K個のSSB位置でSSBを伝送せず、これにより、SSBの連続的な伝送を確保し、当該K個のSSB位置は、他のデータを伝送するために使用されることができ、それにより、リソース利用率を向上させることができる。
例示的に、前記ネットワーク機器は更に、送受信ユニット1020を備え、前記送受信ユニットは、前記第1TXOPの後の第2TXOP内に、前記X個のSSBを送信するように構成され、ここで、各SSBは、前記各SSBに対応する候補SSB位置で送信し、異なるSSBに対応する候補SSB位置は異なる。
このように、第1TXOPの後の第2TXOP内で、当該X個のSSBを連続して送信することにより、当該X個のSSBを効率的に伝送することができる。
例示的に、前記送受信ユニット1020は、具体的に、前記第2TXOP内に、使用できる最初のSSB位置から、前記X個のSSBを送信するまで対応するSSBを送信するように構成される。
当該ネットワーク機器1000は、上記の方法700においてネットワーク機器によって実行される対応する操作を実行することができ、簡潔にするために、ここでは繰り返して説明しないことを理解されたい。
図11は、本願実施例に係る、通信機器1100の概略的な構造図である。図11に示されたネットワーク機器1100はプロセッサ1110を備え、プロセッサ1110は、本願実施例に係る各方法における、ねっとわーくによって実現される対応するプロセスを実現するために、メモリからコンピュータプログラムを呼び出して実行することができ、簡潔にするために、ここでは繰り返して説明しない。
例示的に、図11に示されたように、ネットワーク機器1100は更に、メモリ1120を備えることができる。ここで、プロセッサ1110は、本願実施例における方法を実現するために、メモリ1120からコンピュータプログラムを呼び出して実行することができる。
ここで、メモリ1120は、プロセッサ1110から独立したデバイスであってもよいし、プロセッサ1110に統合されてもよい。
例示的に、図11に示されたように、ネットワーク機器1100は更に、トランシーバ1130を備え、プロセッサ1110は、当該トランシーバ1130が他の機器と通信するように制御することができ、具体的に、情報またはデータを他の機器に送信し、または他の機器によって送信された情報またはデータを受信することができる。
ここで、トランシーバ1130は、送信機および受信機を備えることができる。トランシーバ1130は更に、アンテナを備え、アンテナの数は1つまたは複数であってもよい。
図12は、本願実施例に係るチップの概略的な構造図である。図12に示されたチップ1200はプロセッサ1210を備え、プロセッサ1210は、本願実施例に係る各方法における、ねっとわーくによって実現される対応するプロセスを実現するために、メモリからコンピュータプログラムを呼び出して実行することができ、簡潔にするために、ここでは繰り返して説明しない。
例示的に、図12に示されたように、チップ1200は更に、メモリ1220を備えることができる。ここで、プロセッサ1210は、本願実施例における方法を実現するために、メモリ1220からコンピュータプログラムを呼び出して実行することができる。
ここで、メモリ1220は、プロセッサ1210から独立したデバイスであってもよいし、プロセッサ1210に統合されてもよい。
例示的に、当該チップ1200は更に、入力インターフェース1230を備えることができる。ここで、プロセッサ1210は、当該入力インターフェース1230が他の機器またはチップと通信するように制御することができ、具体的に、他の機器またはチップによって送信された情報またはデータを取得することができる。
例示的に、当該チップ1200は更に、出力インターフェース1240を備えることができる。ここで、プロセッサ1210は、当該出力インターフェース1240が他の機器またはチップと通信するように制御することができ、具体的に、他の機器またはチップに情報またはデータを出力することができる。
本願実施例で言及されるチップはシステムオンチップ、システムチップ、チップシステムまたはシステムオンチップなどとも称し得ることを理解されたい。
本願実施例におけるプロセッサは、信号の処理能力を備えた集積回路チップであり得ることを理解されたい。実現プロセスにおいて、上記した方法の実施例の各ステップは、プロセッサにおけるハードウェアの集積論理回路またはソフトウェアの形の命令によって完了されることができる。上述のプロセッサは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、特定用途向け集積回路(ASIC:Application Specific Integrated Circuit)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA:Field Programmable Gate Array)または他のプログラマブルロジックデバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタロジックデバイス、ディスクリートハードウェアコンポーネントなどであってもよい。本願実施例で開示された各方法、ステップおよび論理ブロック図を実現または実行することができる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってもよいし、または当該プロセッサは任意の従来のプロセッサなどであってもよい。本願実施例を組み合たせて開示された方法のステップは、ハードウェア復号化プロセッサによって実行されて完了すると直接に具現されることができ、または復号化プロセッサにおけるハードウェアおよびソフトウェアモジュールの組み合わせによって実行されて完了してもよい。ソフトウェアモジュールは、ランダムメモリ、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ、プログラマブル読み取り専用メモリまたは電気的に消去可能なプログラマブルメモリ、レジスタなど当技術分野の熟知する記憶媒体に配置されてもよい。当該記憶媒体はメモリに配置され、プロセッサはメモリの情報を読み取り、そのハードウェアと組み合わせて前記方法のステップを完了する。
本願実施例におけるメモリは、揮発性メモリまたは不揮発性メモリであってもよく、または揮発性および不揮発性メモリの両方を含んでもよいことを理解されたい。ここで、不揮発性メモリは、読み取り専用メモリ(ROM:Read-Only Memory)、プログラム可能な読み取り専用メモリ(PROM:Programmable ROM)、消去可能なプログラム可能な読み取り専用メモリ(EPROM:Erasable PROM)、電気的に消去可能なプログラム可能な読み取り専用メモリ(EEPROM:Electrically EPROM)またはフラッシュメモリであってもよい。揮発性メモリは、外部キャッシュとして使用されるランダムアクセスメモリ(RAM:Random Access Memory)であってもよい。例示的であるが制限的ではない説明を通じて、例えば、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM:Static RAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM:Dynamic RAM)、同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM:Synchronous DRAM)、ダブルデータレートの同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(DDR SDRAM:Double Data Rate SDRAM)、拡張型同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(ESDRAM:Enhanced SDRAM)、同期接続ダイナミックランダムアクセスメモリ(SLDRAM:Synchlink DRAM)およびダイレクトメモリバスランダムアクセスメモリ(DR RAM:Direct Rambus RAM)など、多くの形のRAMを使用することができる。本明細書で説明するシステムおよび方法のメモリは、これらおよび任意の他の適切なタイプのメモリを含むが、これらに限定されないことを意図することを留意されたい。
上記したメモリは、例示的であるが制限的な説明ではなく、例えば、本出願の実施例におけるメモリは、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM:static RAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM:dynamic RAM)、同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM:synchronous DRAM)、ダブルデータレートの同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(DDR SDRAM:double data rate SDRAM)、拡張型同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(ESDRAM:enhanced SDRAM)、同期接続ダイナミックランダムアクセスメモリ(SLDRAM:synch link DRAM)およびダイレクトメモリバスランダムアクセスメモリ(DR RAM:Direct Rambus RAM)などであってもよいことを理解されたい。即ち、本願実施例におけるメモリは、これらおよび任意の他の適切なタイプのメモリを含むが、これらに限定されないことを意図する。
本願実施例は、コンピュータプログラムを記憶するために使用される、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体をさらに提供する。例示的に、当該コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、本願実施例におけるネットワーク機器に適用されることができ、さらに、当該コンピュータプログラムは、コンピュータに、本願実施例の各方法のネットワーク機器によって実現される対応するプロセスを実行させ、簡潔のために、ここでは繰り返して説明しない。
本願実施例は、コンピュータプログラム命令を含むコンピュータプログラム製品をさらに提供する。当該コンピュータプログラム製品は、本願実施例におけるネットワーク機器に適用されることができ、さらに、当該コンピュータプログラム命令は、コンピュータに、本願実施例の各方法のネットワーク機器によって実現される対応するプロセスを実行させ、簡潔のために、ここでは繰り返して説明しない。
本願実施例は、コンピュータプログラムをさらに提供する。例示的に、当該コンピュータプログラムは、本願実施例におけるネットワーク機器に適用されることができ、当該コンピュータプログラムがコンピュータによって実行される時に、コンピュータに、本願実施例の各方法のネットワーク機器によって実現される対応するプロセスを実行させ、簡潔のために、ここでは繰り返して説明しない。
本明細書における「システム」および「ネットワーク」という用語は、本明細書で常に互換的に使用されることを理解されたい。本明細書における「および/または」という用語は、関連付けられたオブジェクトを説明する単なる関連付けであり、3種類の関係が存在することができることを示し、例えば、Aおよび/またはBは、Aが独立で存在する場合、AとBが同時に存在する場合、Bが独立で存在する場合など3つの場合を表す。さらに、本明細書における記号「/」は、一般的に、コンテキストオブジェクトが「または」の関係であることを示す。
本願実施例において、「Aに相応(対応)するB」とは、BがAに関連付けられており、Aに従ってBを決定できることを示すことを理解されたい。しかしながら、Aに従ってBを決定することは、Aのみに従ってBを決定することを意味せず、Aおよび/または他の情報に従ってBを決定することもできることをさらに理解されたい。
当業者は、本明細書で開示された実施例と組み合わせて説明された各例示のユニットおよびアルゴリズムステップが、電子ハードウェア、またはコンピュータソフトウェアおよび電子ハードウェアの組み合わせによって実現されることができることを理解するであろう。これらの機能がハードウェアの形で実行されるかソフトウェアの形で実行されるかは、技術的解決策の特定のアプリケーションと設計上の制約条件に依存する。専門技術者は、各特定の応用に対して異なる方法を使用して、説明された機能を実現することができるが、このような実現は本出願の範囲を超えると見なされるべきではない。
当業者なら明確に理解できるが、説明の便宜上及び簡潔にするために、上記に説明されたシステム、装置及びユニットの具体的な作業プロセスは、上記の方法の実施例における対応するプロセスを参照することができ、ここでは繰り返して説明しない
本願で提供されたいくつかの実施例において、開示されたシステム、装置及び方法は、他の方式で実現できることを理解されたい。例えば、上記で説明された装置の実施例は例示的なものに過ぎず、例えば、前記ユニットの分割は、論理機能の分割に過ぎず、実際の実現では、他の分割方法があり、例えば、複数のユニット又はコンポーネントを別のシステムに統合又は集積したり、又は一部の特徴を無視したり、又は実行しないことができる。なお、表示又は議論された相互結合又は直接結合又は通信接続は、電気的、機械的又は他の形態の一部のインターフェース、装置又はユニットを介した間接的な結合又は通信接続であり得る。
前記分離部材として説明されたユニットは、物理的に分離されている場合とされていない場合があり、ユニットとして表示された部材は、物理ユニットである場合もそうでない場合もあり、1箇所に配置される場合もあれば、複数のネットワークユニットに分散される場合もある。実際の必要に応じて、その中のユニットの一部又は全部を選択して本実施例の技術案の目的を実現することができる。
また、本願の各実施例における各機能ユニットを1つの処理ユニットに統合してもよく、各ユニットを別々に1つのユニットとして使用してもよいし、2つ以上のユニットを1つのユニットに統合してもよい。
上述の機能がソフトウェア機能ユニットの形で実現され、スタンドアロン製品として販売または使用される場合、1つのコンピュータ可読記憶媒体に記憶されることができる。このような理解に基づいて、本願の技術的解決策の本質的な部分、すなわち、先行技術に貢献のある部分、又は前記技術的解決策の一部は、ソフトウェア製品の形で具現されることができ、当該コンピュータソフトウェア製品は、1つの記憶媒体に記憶され、コンピュータ機器(パーソナルコンピュータ、サーバ、又はネットワーク機器等であり得る)に、本願の各実施例に記載の方法のステップの全部又は一部を実行させるためのいくつかの命令を含む。前述した記憶媒体は、Uディスク、モバイルハードディスク、読み取り専用メモリ(ROM:Read-Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM:Random Access Memory)、磁気ディスク又は光ディスクなどのプログラムコードを記憶することができる様々な媒体を含む。
上記の内容は、本願の具体的な実施形態に過ぎず、本願の保護範囲はこれに限定されない。当業者は、本願に開示された技術的範囲内で容易に想到し得る変更又は置換は、すべて本願の保護範囲内に含まれるべきである。したがって、本願の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲に従うものとする。

Claims (23)

  1. 無認可周波数帯域における同期信号ブロック(SSB)の伝送方法であって、
    ネットワーク機器が、無認可搬送波の第1伝送機会(TXOP)に、SSBの伝送に使用できるK個のSSB位置が含まれていることを決定することであって、Kは、前記無認可搬送波で搬送するように前記ネットワーク機器によって構成されたSSBの数Xより小さく、K及びXは両方とも正の整数である、ことと、
    前記ネットワーク機器が、前記第1TXOP内に、前記K個のSSB位置で前記X個のSSBのうちのK個のSSBをそれぞれ送信することと、を含むことを特徴とする、前記無認可周波数帯域におけるSSBの伝送方法。
  2. 前記無認可周波数帯域におけるSSBの伝送方法は、
    前記ネットワーク機器が、前記第1TXOPの後の第2TXOP内に、前記X個のSSBの残りのX-K個のSSBを送信することを更に含み、各SSBは、前記各SSBに対応する候補SSB位置で送信し、異なるSSBに対応する候補SSB位置は異なることを特徴とする、
    請求項1に記載の無認可周波数帯域におけるSSBの伝送方法。
  3. 前記ネットワーク機器が、前記第1TXOPの後の第2TXOP内に、前記X個のSSBの残りのX-K個のSSBを送信することは、
    前記ネットワーク機器が、前記K+1番目ないしX番目のSSBを順次に送信するまで、前記第2TXOP内に、前記K+1番目のSSBからSSBを送信し始めることを含むことを特徴とする、
    請求項2に記載の無認可周波数帯域におけるSSBの伝送方法。
  4. 前記ネットワーク機器が、前記第1TXOPの後の第2TXOP内に、前記X個のSSBの残りのX-K個のSSBを送信することは、
    前記ネットワーク機器が、前記第2TXOP内に、使用できる最初のSSB位置から、前記残りのX-K個のSSBを送信するまで対応するSSBを送信することを含むことを特徴とする、
    請求項2に記載の無認可周波数帯域におけるSSBの伝送方法。
  5. 前記ネットワーク機器は、前記第2TXOP内及び前記K個のSSBに対応するK個のSSB位置で前記K個のSSBをそれぞれ繰り返し送信することを特徴とする、
    請求項4に記載の無認可周波数帯域におけるSSBの伝送方法。
  6. 前記ネットワーク機器は、前記第2TXOP内及び前記K個のSSBに対応するK個のSSB位置で前記K個のSSBを二度と送信しないことを特徴とする、
    請求項4に記載の無認可周波数帯域におけるSSBの伝送方法。
  7. 無認可周波数帯域における同期信号ブロック(SSB)の伝送方法であって、
    ネットワーク機器が、無認可搬送波の第1伝送機会(TXOP)に、SSBの伝送に使用できるK個のSSB位置が含まれていることを決定することであって、Kは、前記無認可搬送波で搬送するように前記ネットワーク機器によって構成されたSSBの数Xより小さく、K及びXは両方とも正の整数である、ことと、
    前記ネットワーク機器が、前記第1TXOP内の前記SSBの伝送に使用できるK個のSSB位置がSSBを使用するために使用されないことを決定することと、を含むことを特徴とする、前記無認可周波数帯域におけるSSBの伝送方法。
  8. 前記無認可周波数帯域におけるSSBの伝送方法は、
    前記ネットワーク機器が、前記第1TXOPの後の第2TXOP内に、前記X個のSSBを送信することを更に含み、各SSBは、前記各SSBに対応する候補SSB位置で送信し、異なるSSBに対応する候補SSB位置は異なることを特徴とする、
    請求項7に記載の無認可周波数帯域におけるSSBの伝送方法。
  9. 前記ネットワーク機器が、前記第1TXOPの後の第2TXOP内に前記X個のSSBを送信することは、
    前記ネットワーク機器が、前記第2TXOP内に、使用できる最初のSSB位置から、前記X個のSSBを送信するまで対応するSSBを送信することを含むことを特徴とする、
    請求項8に記載の無認可周波数帯域におけるSSBの伝送方法。
  10. ネットワーク機器であって、
    無認可搬送波の第1伝送機会(TXOP)に、SSBの伝送に使用できるK個のSSB位置が含まれていることを決定するように構成される処理ユニットであって、Kは、前記無認可搬送波で搬送するように前記ネットワーク機器によって構成されたSSBの数Xより小さく、K及びXは両方とも正の整数である、処理ユニットと、
    前記第1TXOP内に、前記K個のSSB位置で前記X個のSSBのうちのK個のSSBを送信するように構成される送受信ユニットと、を備えることを特徴とする、前記ネットワーク機器。
  11. 前記送受信ユニットは更に、
    前記第1TXOPの後の第2TXOP内に、前記X個のSSBの残りのX-K個のSSBを送信するように構成され、各SSBは、前記各SSBに対応する候補SSB位置で送信し、異なるSSBに対応する候補SSB位置は異なることを特徴とする、
    請求項10に記載のネットワーク機器。
  12. 前記送受信ユニットは、具体的に、
    前記K+1番目ないしX番目のSSBを順次に送信するまで、前記第2TXOP内に、前記K+1番目のSSBからSSBを送信し始めるように構成されることを特徴とする、
    請求項11に記載のネットワーク機器。
  13. 前記送受信ユニットは、具体的に、
    前記第2TXOP内に、使用できる最初のSSB位置から、前記残りのX-K個のSSBを送信するまで対応するSSBを送信するように構成されることを特徴とする、
    請求項11に記載のネットワーク機器。
  14. 前記ネットワーク機器は、前記第2TXOP内及び前記K個のSSBに対応するK個のSSB位置で前記K個のSSBをそれぞれ繰り返し送信することを特徴とする、
    請求項13に記載のネットワーク機器。
  15. 前記ネットワーク機器は、前記第2TXOP内及び前記K個のSSBに対応するK個のSSB位置で前記K個のSSBを二度と送信しないことを特徴とする、
    請求項13に記載のネットワーク機器。
  16. ネットワーク機器であって、
    無認可搬送波の第1伝送機会(TXOP)に、SSBの伝送に使用できるK個のSSB位置が含まれていることを決定するように構成される処理ユニットを備え、ここで、Kは、前記無認可搬送波で搬送するように前記ネットワーク機器によって構成されたSSBの数Xより小さく、K及びXは両方とも正の整数であり、
    前記処理ユニットは更に、前記第1TXOP内の前記SSBの伝送に使用できるK個のSSB位置がSSBを使用するために使用されないことを決定するように構成されることを特徴とする、前記ネットワーク機器。
  17. 前記ネットワーク機器は更に、送受信ユニットを備え、前記送受信ユニットは、
    前記第1TXOPの後の第2TXOP内に、前記X個のSSBを送信するように構成され、各SSBは、前記各SSBに対応する候補SSB位置で送信し、異なるSSBに対応する候補SSB位置は異なることを特徴とする、
    請求項16に記載のネットワーク機器。
  18. 前記送受信ユニットは、具体的に、
    前記第2TXOP内に、使用できる最初のSSB位置から、前記X個のSSBを送信するまで対応するSSBを送信するように構成されることを特徴とする、
    請求項17に記載のネットワーク機器。
  19. ネットワーク機器であって、
    プロセッサ及びメモリを備え、前記メモリは、コンピュータプログラムを記憶するように構成され、前記プロセッサは、前記メモリに記憶されているコンピュータプログラムを呼び出して実行して、請求項1ないし6のいずれか一項に記載の方法または請求項7ないし9のいずれか一項に記載の方法を実行することを特徴とする、前記ネットワーク機器。
  20. チップであって、
    プロセッサを備え、前記プロセッサは、メモリからコンピュータプログラムを呼び出して実行することにより、前記チップが実装された機器に、請求項1ないし6のいずれか一項に記載の方法または請求項7ないし9のいずれか一項に記載の方法を実行させるように構成されることを特徴とする、前記チップ。
  21. コンピュータ可読記憶媒体であって、
    コンピュータプログラムを記憶し、前記コンピュータプログラムは、コンピュータに、請求項1ないし6のいずれか一項に記載の方法または請求項7ないし9のいずれか一項に記載の方法を実行させることを特徴とする、前記コンピュータ可読記憶媒体。
  22. コンピュータプログラム製品であって、
    コンピュータプログラム命令を含み、前記コンピュータプログラム命令は、コンピュータに、請求項1ないし6のいずれか一項に記載の方法または請求項7ないし9のいずれか一項に記載の方法を実行させることを特徴とする、前記コンピュータプログラム製品。
  23. コンピュータプログラムであって、
    前記コンピュータプログラムは、コンピュータに、請求項1ないし6のいずれか一項に記載の方法または請求項7ないし9のいずれか一項に記載の方法を実行させることを特徴とする、前記コンピュータプログラム。
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