JPWO2019242452A5 - - Google Patents

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本出願の実施例は、無線ネットワーク技術分野に関し、具体的には、物理ランダムアクセスチャネル伝送用のチャネルアクセス方法、装置およびプログラムに関する。
アンライセンススペクトルは、国および地域によって割り当てられた無線デバイス通信に利用可能なスペクトルであり、当該スペクトルは通常、共有スペクトルと見なされ、即ち、異なる通信システムにおけるの通信デバイスは、国又は地域によって当該スペクトル上で設定された規制要件を満たされば、当該スペクトルを使用でき、独自のスペクトルライセンスを政府に申請する必要がない。
アンライセンススペクトルを利用して無線通信を行う各通信システムが当該スペクトルで友好的に共存できるようにするため、通信デバイスは「リッスンビフォアトーク」の原則に従う必要があり、即ち、通信デバイスは、アンライセンススペクトルのチャネル上で信号送信を行う前に、通常チャネルアクセス(即ち、チャネル検出)を行う必要があり、チャネルリ検出の結果、チャネルがアイドル状態にある場合のみ、当該通信デバイスは信号送信を行うことができ、アンライセンススペクトルのチャネル上での通信デバイスのチャネル検出結果がチャネルビジーである場合、当該通信デバイスは信号送信を行うことができない。
新しい無線(NR:New Radio)の技術をアンライセンススペクトルに適用する場合、新しい無線-アンライセンス(NR-U:New Radio-Unlicensed)はスタンドアロン(SA:Standalone)シナリオをサポートするため、アンライセンススペクトルではコンテンションベースのランダムアクセスチャネル(CB-RACH:Contention Based-Random Access Channel)およびコンテンションフリーのランダムアクセスチャネル(CF-RACH:Contention Free- Random Access Channel)の送信を考慮する必要がある。それに対応して、CB-RACHおよびCF-RACH送信をサポートするためのチャネルアクセス方式を考慮する必要があるが、この問題について、効果的な解決策はまだない。
本出願の実施例は、物理ランダムアクセスチャネル伝送用のチャネルアクセス方法、装置およびプログラムを提供する。
第1の態様は、物理ランダムアクセスチャネル伝送用のチャネルアクセス方法を提供し、
端末デバイスが、アンライセンスキャリア上で前記PRACHを伝送するために前記端末デバイスによって使用されるチャネルアクセス方式であるターゲットチャネルアクセス方式を決定するステップと、
前記端末デバイスが前記ターゲットチャネルアクセス方式に従って、前記PRACHを送信するために前記端末デバイスによって使用される時間領域リソースであるターゲット時間領域リソースが利用可能であるかどうかを決定するステップと、含む。
第2の態様は、物理ランダムアクセスチャネル伝送用のチャネルアクセス方法を提供し、
端末デバイスが構成情報に従ってターゲットチャネルアクセス方式を決定するように、ネットワークデバイスが前記構成情報を前記端末デバイスに送信するステップを含み、前記ターゲットチャネルアクセス方式は、アンライセンスキャリアで前記PRACHを伝送するために前記端末デバイスによって使用されるチャネルアクセス方式である。
第3の態様は、物理ランダムアクセスチャネル伝送用のチャネルアクセス方法を提供し、
前記PRACHに対応するランダムアクセス手順がコンテンションフリーのランダムアクセス手順である場合、端末デバイスが第1の指示情報に従ってターゲットチャネルアクセス方式を決定するように、ネットワークデバイスが物理層シグナリングを通じて前記第1の指示情報を前記端末デバイスに送信するステップを含み、前記ターゲットチャネルアクセス方式は、アンライセンスキャリアで前記PRACHを伝送するために前記端末デバイスによって使用されるチャネルアクセス方式である。
第4の態様は、物理ランダムアクセスチャネル伝送用のチャネルアクセス装置を提供し、上記第1の態様又はその各実現形態における方法を実行する。
具体的に、当該物理ランダムアクセスチャネル伝送用のチャネルアクセス装置は、上記 第1の態様又はその各実現形態における方法を実行するための機能モジュールを備える。
第5の態様は、物理ランダムアクセスチャネル伝送用のチャネルアクセス装置を提供し、上記第2の態様又はその各実現形態における方法を実行する。
具体的に、当該物理ランダムアクセスチャネル伝送用のチャネルアクセス装置は、上記第2の態様又はその各実現形態における方法を実行するための機能モジュールを備える。
第6の態様は、物理ランダムアクセスチャネル伝送用のチャネルアクセス装置を提供し、上記第3の態様又はその各実現形態における方法を実行する。
具体的に、当該物理ランダムアクセスチャネル伝送用のチャネルアクセス装置は、上記第3の態様又はその各実現形態における方法を実行するための機能モジュールを備える。
第7の態様は、通信デバイスを提供し、プロセッサ及びメモリを備え、前記メモリはコンピュータプログラムを格納し、前記プロセッサは、前記メモリに格納されたコンピュータプログラムを呼び出して実行することで、上記第1の態様乃至第3の態様におけるいずれか又はその各実現形態における方法を実行する。
第8の態様は、チップを提供し、上記第1の態様乃至第3の態様におけるいずれか又はその各実現形態における方法を実現する。
具体的に、上記チップを提供し、メモリからコンピュータプログラムを呼び出して実行することで、上記第1の態様乃至第3の態様におけるいずれか又はその各実現形態における方法を前記チップがインストールされたデバイスに実行させるプロセッサを備える。
第9の態様は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供し、上記第1の態様乃至第3の態様におけるいずれか又はその各実現形態における方法をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムを記憶する。
第10の態様は、コンピュータプログラム製品を提供し、上記第1の態様乃至第3の態様におけるいずれか又はその各実現形態における方法をコンピュータに実行させるコンピュータプログラム命令を含む。
第11の態様は、コンピュータプログラムを提供し、上記第1の態様乃至第3の態様におけるいずれか又はその各実現形態における方法をコンピュータに実行させる。
前述の説明から分かるように、本出願の前記技術案によれば、端末デバイスは、まずターゲットチャネルアクセス方式を決定し、次に、ターゲットチャネルアクセス方式に従って、ターゲット時間領域リソースが利用可能であるかどうかを決定することができる。ここで、ターゲット時間領域リソースは、PRACHを送信するために端末デバイスによって使用される時間領域リソースであり、端末デバイスは、ターゲット時間領域リソースが利用可能である場合にPRACHを送信するので、アンライセンススペクトルの使用の公平性を確保できるとともに、PRACHの伝送パフォーマンスを確保できる。
本出願の実施例によって提供される通信システムアーキテクチャの概略図である。 本出願の実施例によって提供されるPRACH伝送用のチャネルアクセス方法の概略フローチャートである。 本出願の実施例によって提供されるPRACH伝送用のチャネルアクセス装置の第1の概略ブロック図である。 本出願の実施例によって提供されるPRACH伝送用のチャネルアクセス装置の第2の概略ブロック図である。 本出願の実施例によって提供されるPRACH伝送用のチャネルアクセス装置の第3の概略ブロック図である。 本出願の実施例によって提供される通信デバイス600の概略構造図である。 本出願の実施例によって提供されるチップの概略構造図である。 本出願の実施例によって提供される通信システム800の概略ブロック図である。
以下、本出願の実施例における解決策を、本出願の実施例における図面と併せて説明するが、説明される実施例は、すべての実施例ではなく、本出願の実施例の一部であることは明らかである。本出願の実施例に基づいて、創造的な作業なしに当業者によって得られる他のすべての実施例は、いずれも本出願の保護範囲内にある。
本出願の実施例の解決策は、例えばグローバルモバイル通信(GSM:Global System of Mobile communication)システム、符号分割多元接続(CDMA:Code Division Multiple Access)システム、広帯域符号分割多元接続(WCDMA:Wideband Code Division Multiple Access)システム、汎用パケット無線サービス(GPRS:General Packet Radio Service)、ロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)システム、LTE周波数分割複信(FDD:Frequency Division Duplex)システム、LTE時分割複信(TDD:Time Division Duplex)、ユニバーサル移動通信システム(UMTS:Universal Mobile Telecommunication System)、マイクロ波アクセス用世界的相互運用性(WiMAX:Worldwide Interoperability for Microwave Access)通信システム又は5Gシステム等の様々な通信システムに適用することができる。
例示的に、本出願の実施例で適用される通信システム100が図1に示されている。 この通信システム100は、ネットワークデバイス110を含むことができ、ネットワークデバイス110は、端末デバイス120(又は通信端末、端末と呼ばれる)と通信するデバイスであってもよい。ネットワークデバイス110は、特定の地理的領域に通信カバレッジを提供することができ、このカバレッジ領域内の端末デバイスと通信することができる。オプションとして、このネットワークデバイス110は、GSMシステム又はCDMAシステムにおける基地局(BTS:Base Transceiver Station)であってもよいし、WCDMAシステムにおける基地局(NB:NodeB)であってもよく、また、LTEシステムにおける進化型基地局(eNB又はeNodeB:Evolutional Node B)、又はクラウド無線アクセスネットワーク(CRAN:Cloud Radio Access Network)における無線コントローラであってもよく、又はこのネットワークデバイスは、モバイル交換センター、中継局、アクセスポイント、車載デバイス、ウェアラブルデバイス、ハブ、スイッチ、ブリッジ、ルーター、5Gネットワークにおけるネットワーク側デバイス、又は未来進化の公衆地上移動ネットワーク(PLMN:Public Land Mobile Network)におけるネットワークデバイス等であってもよい。
この無線通信システム100は、ネットワークデバイス110のカバレッジ内の少なくとも1つの端末デバイス120をさらに含む。ここで使用される「端末デバイス」として、公衆電話交換網(PSTN:Public Switched Telephone Networks)、デジタル加入者線(DSL:Digital Subscriber Line)、デジタルケーブル、直接ケーブル接続などの有線回線を介して接続されたデバイスが含まれるが、これに限定されず、および/または別のデータ接続/ネットワーク、および/またはセルラーネットワーク、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN:Wireless Local Area Network)、DVB-HネットワークなどのデジタルTVネットワーク、衛星ネットワーク、AM-FM放送送信機などの無線インターフェイスを介して接続されたデバイス、および/または通信信号を受信/送信するように設定された別の端末デバイスの装置、および/またはモノのインターネット(IoT:Internet of Things)デバイスも含まれる。無線インターフェースを介して通信するように設定された端末デバイスは、「無線通信端末」、「無線端末」または「モバイル端末」と呼ばれてもよい。モバイル端末の例としては、衛星又は携帯電話、携帯電話が含まれるが、これらに限定されず、セルラー無線電話にデータ処理、ファクシミリ、およびデータ通信機能を組み込むことができるパーソナル通信システム(PCS:Personal Communications System)端末;無線電話、ポケットベル、インターネット/イントラネットアクセス、Webブラウザー、メモ帳、カレンダー、および/または全地球測位システム(GPS:Global Positioning System)受信機を含むことができるPDA;および従来のラップトップおよび/またはパームトップ受信機、または無線電話トランシーバーを含む他の電子デバイスが含まれる。端末デバイスは、アクセス端末、ユーザーデバイス(UE:User Equipment)、ユーザーユニット、ユーザーステーション、モバイルステーション、移動局、リモートステーション、リモート端末、モバイルデバイス、ユーザー端末、端末、無線通信デバイス、ユーザーエージェント、またはユーザー装置を指すことができる。アクセス端末は、携帯電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(SIP:Session Initiation Protocol)電話、ワイヤレスローカルループ(WLL:Wireless Local Loop)ステーション、パーソナルデジタルアシスタント(PDA:Personal Digital Assistant)、無線通信を備えたハンドヘルドデバイス、コンピューティングデバイス又は無線モデムに接続された他の処理デバイス、車載デバイス、ウェアラブルデバイス、5Gネットワークにおける端末デバイス、または将来進化のPLMNにおける端末デバイスなどであってよい。
オプションとして、端末デバイス120間で端末直接接続(D2D:Device to Device)通信が実行されてもよい。
オプションとして、5Gシステムまたは5Gネットワークは、NRシステムまたはNRネットワークと呼ばれてもよい。
本出願の実施例の解決策はアンライセンススペクトルに適用されてもよいし、ライセンススペクトルに適用されてもよく、本出願の実施例はこれを限定しない。
図1は、1つのネットワークデバイス及び2つの端末デバイスを例示的に示し、オプションとして、この通信システム100は、複数のネットワークデバイスを含んでもよく、各ネットワークデバイスは、カバレッジ内に他の数の端末デバイスを含んでもよく、本発明の実施例はこれを限定しない。
オプションとして、この通信システム100は、ネットワークコントローラ、モビリティ管理エンティティ等の他のネットワークエンティティをさらに含んでもよく、本発明の実施例はこれを限定しない。
本出願の実施例におけるネットワーク/システムで通信機能を有するデバイスは、通信デバイスと呼ばれてよいことを理解されたい。図1に示す通信システム100を例として、通信デバイスは、通信機能を有するネットワークデバイス110と端末デバイス120とを含み得る。ネットワークデバイス110および端末デバイス120は、前記の具体的なデバイスであってもよく、ここでは繰り返さない。通信デバイスは、ネットワークコントローラ、モビリティ管理エンティティなどの他のネットワークエンティティなど、通信システム100内の他のデバイスをさらに含んでもよく、本発明の実施例はこれを限定しない。
本明細書で、「システム」と「ネットワーク」という用語はしばしば互換的に使用されることを理解されたい。本明細書で使用される「および/または」という用語は、関連対象の関連関係を説明するだけであり、3種類の関係があり得ることを示す。例えば、Aおよび/またはBは、Aが単独で存在する、AとBが同時に存在する、Bが単独で存在する3つのケースを示すことができる。また、本明細書で使用される「/」の表記は、一般的に、この表記の前後の関連対象が「又は」の関係にあることを示す。
図2は、本出願の実施例によって提供されるPRACH伝送用のチャネルアクセス方法の概略フローチャートである。 図2に示すように、以下の具体的な実現形態が含まれている。
201において、端末デバイスは、ターゲットチャネルアクセス方式を決定し、前記ターゲットチャネルアクセス方式は、端末デバイスがアンライセンスキャリア上で物理ランダムアクセスチャネル(PRACH:Physical Random Access Channel)を伝送するためのチャネルアクセス方式である。
202において、端末デバイスは、ターゲットチャネルアクセス方式に従って、PRACHを送信するために端末デバイスによって使用される時間領域リソースであるターゲット時間領域リソースが利用可能であるかどうかを決定する。
上りのチャネルアクセス方式は、第1のタイプ(タイプ1)のチャネルアクセス方式および第2のタイプ(タイプ2)のチャネルアクセス方式の両方を含み得ることを理解されたい。
タイプ1のチャネルアクセス方式は、コンテンションウィンドウベースのチャネル検出である。タイプ1のチャネルアクセス方式は、少なくとも2つのチャネルアクセス優先度を含み、端末デバイスは、異なる優先度に対応するチャネルアクセスパラメータに従ってチャネル検出を実行することができる。ここで、チャネルアクセスの優先度が高いほど、チャネルアクセス時間は通常短くなるが、アンライセンススペクトルでのスペクトル利用の公平性を確保するために、チャネル占有時間も短くなっている。これに対応して、チャネルアクセスの優先度が低いほど、チャネルアクセス時間は通常長くなるが、アンライセンススペクトルでのスペクトル利用の公平性を確保するために、チャネル占有時間も長くなっている。
限定ではなく例として、異なるチャネルアクセス優先度に対応するチャネルアクセスパラメータは次のようになっている。
Figure 2019242452000001
表1 異なるチャネルアクセス優先度に対応するチャネルアクセスパラメータ
Figure 2019242452000002
Figure 2019242452000003
表1では、Pの数が少ないほど、チャネルアクセスの優先度が高くなる。例えば、P=1のチャネルアクセス優先度は、P=2のチャネルアクセス優先度よりも高い。
具体的には、端末デバイスがチャネルアクセスパラメータに従ってチャネル検出を実行する具体的なステップは、以下のことを含み得る。
Figure 2019242452000004
Figure 2019242452000005
3)チャネルに対してTslの長さ(Tslの長さは9us、即ちCCAスロットの長さが9us)のクリアチャネルアセスメント(CCA:Clear Channel Assessment)スロット検出を実行する。CCAスロットが空いている場合、チャネルアクセス手順を終了し、それ以外の場合は、4)を実行する。
4)時間長がT(T=16+m*9(us))のチャネルでCCAスロット検出を実行し、検出結果は、少なくとも1つのCCAスロットが占有されているか、すべてのCCAスロットが空いているかのいずれかである;
5)すべてのCCAスロットが時間T内でアイドル状態の場合、チャネルアクセス手順を終了し、それ以外の場合は、4)を実行する。
ただし、CWpの初期値はCWmim,pであり、特定の条件(例えば、伝送失敗)に応じて、CWpはCWmim,pとCWmax,pの範囲内で調整できる。
タイプ2のチャネルアクセス方式は、シングルスロットベースのチャネル検出である。限定ではなく例として、タイプ2のチャネルアクセス手順は、次のとおりである。端末デバイスは、伝送が開始される前に、アンライセンススペクトルについて25usの長さのCCAスロット検出、即ち、25usのシングルスロットチャネル検出を実行し、チャネルがアイドル状態の場合は、チャネルアクセスに成功したと見なされ、チャネルが占有されている場合は、チャネルアクセスに失敗したと見なされる。
通常の状況では、タイプ2のチャネルアクセス方式の優先度は、最高の優先度を持つタイプ1のチャネルアクセス方式よりも高いと考えられることを理解されたい(例えば、表1におけるP=1のチャネルアクセス方式)。
本出願の実施例では、端末デバイスは、以下の方式のうちの少なくとも1つに従ってターゲットチャネルアクセス方式を決定することができる。
方式1:
端末デバイスは、標準仕様に従ってターゲットチャネルアクセス方式を決定し、即ち、PRACHを伝送するために端末デバイスによって使用されるターゲットチャネルアクセス方式が標準仕様で直接に規定され得る。
オプションとして、ターゲットチャネルアクセス方式には、最高の優先度を持つ第1のタイプのチャネルアクセス方式、第2のタイプのチャネルアクセス方式、指向性の最高優先度を持つ第1のタイプのチャネルアクセス方式、指向性の第2のタイプのチャネルアクセス方式、チャネル検出なしのうち少なくとも1つが含まれる。指向性のチャネルアクセス方式は、ある特定の方向で実行されるチャネル検出を示すことができることを理解されたい。例えば、指向性の第2のタイプのチャネルアクセス方式は、以下のとおりであってもよい。つまり、端末デバイスは、伝送が始まる前に、アンライセンススペクトルの特定方向で25usの長さのCCAスロット検出を一回実行し、即ち25usのシングルスロットチャネル検出を実行する。その結果、チャネルがアイドル状態の場合は、チャネルアクセスに成功したと見なすことができ、チャネルが占有されている場合は、チャネルアクセスに失敗したと見なすことができる。
指向性のないチャネルアクセス方式とは、全方位のチャネルアクセス方式を示すことを理解されたい。
チャネル検出なしとは、端末デバイスがチャネル検出を実行する必要がないことを意味し、即ち、ターゲット時間領域リソースでPRACHを送信できることも理解されたい。
方式2:
端末デバイスは、ネットワークデバイスの設定に従ってターゲットチャネルアクセス方式を決定する。
端末デバイスがPRACHを送信する前に、ネットワークデバイスは、例えば、どの時間領域リソースでPRACHを送信するかなどのいくつかの事前情報を予め端末デバイスに設定することができる。また、ターゲットチャネルアクセス方式を端末に設定することもできる。
オプションとして、ターゲットチャネルアクセス方式には、最高の優先度を持つ第1のタイプのチャネルアクセス方式、第2のタイプのチャネルアクセス方式、指向性の最高優先度を持つ第1のタイプのチャネルアクセス方式、指向性の第2のタイプのチャネルアクセス方式、チャネル検出なしのうち少なくとも1つが含まれる。
方式3:
端末デバイスは、ターゲット時間領域リソースに従ってターゲットチャネルアクセス方式を決定する。
オプションとして、端末デバイスは、ターゲット時間領域リソースが共有チャネル占有時間(SCOT:Shared Channel Occupancy Time)に属するかどうかに従って、ターゲットチャネルアクセス方式を決定することができる。
ここで、ターゲットチャネルアクセス方式には、最高の優先度を持つ第1のタイプのチャネルアクセス方式、第2のタイプのチャネルアクセス方式、指向性の最高優先度を持つ第1のタイプのチャネルアクセス方式、指向性の第2のタイプのチャネルアクセス方式、チャネル検出なしのうち少なくとも1つが含まれる。
例えば、端末デバイスは、ターゲット時間領域リソースがSCOTに属すると決定した場合、第2のタイプのチャネルアクセス方式をターゲットチャネルアクセス方式とし、それ以外の場合、最高の優先度を持つ第1のタイプのチャネルアクセス方式をターゲットチャネルアクセス方式ととして使用できる。別の例として、端末デバイスは、ターゲット時間領域リソースがSCOTに属すると決定した場合、チャネル検出を実行せず、それ以外の場合、第2のタイプのチャネルアクセス方式をターゲットチャネルアクセス方式として使用できる。
別の例として、端末デバイスは、ターゲット時間領域リソースがAUL共有のSCOTに属すると決定した場合、チャネル検出を実行せず、ターゲット時間領域リソースがネットワークデバイスによって端末デバイスに共有されているSCOTに属すると決定した場合、第2のタイプのチャネルアクセス方式をターゲットチャネルとし、それ以外の場合は、最高の優先度を持つ第1のタイプのチャネルアクセス方式をターゲットチャネルアクセス方式として使用できる。
オプションとして、SCOTは、ネットワークデバイスによって端末デバイスに共有されるCOTであってもよいし、当該端末デバイスの自発的上り伝送によってターゲット時間領域リソースに共有されるCOTであってもよい。
オプションとして、ネットワークデバイスによって端末デバイスに共有されるSCOTとは、PRACHを伝送するために端末デバイスによって使用されるターゲット時間領域リソースが、ネットワークデバイスの一回の下り伝送機会におけるリソースに属することを示すことができる。
オプションとして、端末デバイスの自発的上り伝送によってターゲット時間領域リソースに共有されるSCOTとは、PRACHを伝送するために端末デバイスによって使用されるターゲット時間領域リソースが、当該端末デバイスの一回の自発的上り伝送機会におけるリソースに属することを示すことができる。
方式4:
端末デバイスは、PRACH送信をトリガーするサービス優先度に従ってターゲットチャネルアクセス方式を決定する。ここで、ターゲットチャネルアクセス方式は、少なくとも2つの候補チャネルアクセス方式の1つであり、少なくとも2つの候補チャネルアクセス方式は、PRACH送信をトリガーするサービス優先度に対応する。
PRACH送信をトリガーするサービスには、以下の少なくとも1つが含まれることができる。
端末デバイスの初期アクセス(Initial access from RRC_IDLE);
無線リソース制御接続再確立手順(RRC Connection Re-establishment procedure);
上りリンク同期状態が「非同期」の場合、下りデータ又は上りデータがRRC接続期間に到着すること(DL or UL data arrival during RRC_CONNECTED when UL synchronisation status is "non-synchronised");
RRC非アクティブ状態からの移行(Transition from RRC_INACTIVE);
他のSIのリクエスト(Request for Other SI);
ハンドオーバ(Handover);
ビーム障害回復(Beam failure recovery)。
少なくとも2つの候補チャネルアクセス方式は、PRACH送信をトリガーするサービス優先度に対応する。また、少なくとも2つの候補チャネルアクセス方式とPRACH送信をトリガーするサービス優先度との対応関係は、標準仕様で規定されるか、またはネットワークデバイスによって設定され得る。
オプションとして、各サービスは一つのチャネルアクセス優先度に対応する。
オプションとして、ハンドオーバサービスに対応するチャネルアクセス優先度が最高である。前記対応は、1対1の対応であってもなくても構わない。たとえば、PRACH送信をトリガーするサービスがハンドオーバの場合、ターゲットチャネルアクセス方式は、少なくとも2つの候補チャネルアクセス方式の中で優先度が最も高いチャネルアクセス方式(例えば、第2のタイプのチャネルアクセス方式)である。別の例として、PRACH送信をトリガーするサービスがハンドオーバではない(即ち、ハンドオーバ以外の他のサービス)場合、ターゲットチャネルアクセス方式は、優先度が最も高い第1のタイプのチャネルアクセス方式である。
ネットワークデバイスは、無線リソース制御(RRC:Radio Resource Control)シグナリングなどにより上記対応関係を設定することができる。
ここで、少なくとも2つの候補チャネルアクセス方式には、最高の優先度を持つ第1のタイプのチャネルアクセス方式、第2のタイプのチャネルアクセス方式、指向性の最高優先度を持つ第1のタイプのチャネルアクセス方式、指向性の第2のタイプのチャネルアクセス方式、チャネル検出なしのうち少なくとも1つが含まれる。
どちらの方式でも、ターゲットチャネルアクセス方式が決定された後、端末デバイスは、ターゲットチャネルアクセス方式に従ってターゲット時間領域リソースが利用可能であるかどうかを決定でき、ターゲット時間領域リソースは、PRACHを送信するために端末デバイスによって使用される時間領域リソースである。
ターゲットチャネルアクセス方式がチャネル検出なしである場合、ターゲット時間領域リソースが利用可能であると直接考えることができる。そうでない場合、端末デバイスは、ターゲットチャネルアクセス方式に従ってチャネルを検出し、ターゲット時間領域リソースが使用可能であるかどうかを決定することができる。つまり、アンライセンスキャリアについてチャネル検出を実行し、使用可能である場合は、ターゲット時間領域リソースでPRACHを送信でき、使用可能でない場合は、ターゲット時間領域リソースでPRACHを送信しない。
本実施例では、PRACHに対応するランダムアクセス手順は、コンテンションベースのランダムアクセス手順、即ちCB-RACH手順であってもよく、またはコンテンションフリーのランダムアクセス手順、即ちCF-RACH手順であってもよい。
上記の方式1から方式4で説明された端末デバイスによるターゲットチャネルアクセス方式を決定する方式は、コンテンションベースのランダムアクセス手順とコンテンションフリーのランダムアクセス手順の両方に適用可能である。
また、端末デバイスは、PRACHに対応するランダムアクセス手順に従ってターゲットチャネルアクセス方式を決定することもでき、ランダムアクセス手順は、コンテンションベースのランダムアクセス手順およびコンテンションフリーのランダムアクセス手順を含む。
ここで、PRACHに対応するランダムアクセス手順がコンテンションフリーのランダムアクセス手順である場合、端末デバイスは、物理層シグナリングを介してネットワークデバイスから端末デバイスに送信される第1の指示情報に従って、ターゲットチャネルアクセス方式を決定することができる。
第1の指示情報は、ターゲットチャネルアクセス方式を直接に指示してもよく、端末デバイスがサービス優先度などに従ってターゲットチャネルアクセス方式を決定するようにサービス優先度などを指示してもよく、端末デバイスがチャネルアクセス優先度などに従ってターゲットチャネルアクセス方式に対応するチャネルアクセスパラメータを決定するように、チャネルアクセス優先度などを指示してもよい。
また、第1の指示情報によって示されるターゲットチャネルアクセス方式は、PRACH送信をトリガーするサービス優先度に従ってネットワークデバイスによって決定されてもよく、或いは、第1の指示情報によって示されるターゲットチャネルアクセス方式は、ターゲット時間領域リソースがSCOTに属するかどうかに従ってネットワークデバイスによって決定されてもよい。
第1の指示情報は、ターゲットチャネルアクセス方式などを示すことに加えて、PRACHの開始位置、PRACHの終了位置、PRACHに対応する送信ビーム識別子、およびPRACHに対応する受信ビーム識別子などの情報の少なくとも1つを決定するためにも使用できる。
オプションで、PRACHに対応する送信ビーム識別子および/またはPRACHに対応する受信ビーム識別子は、PRACHリソース(たとえば、ターゲット時間領域リソース)に関連付けられた同期信号ブロック(SSB:Synchronization Signal Block)のビーム方向に従って決定される。ここで、SSBにはプライマリ同期信号(PSS:Primary Synchronization Signal)、セカンダリ同期信号(SSS:Secondary Synchronization Signal)、および物理ブロードキャストチャネル(PBCH:Physical Broadcast Channel)が含まれる。PRACHに対応するランダムアクセス手順がコンテンションベースのランダムアクセス手順である場合、端末デバイスは、標準仕様に従ってターゲットチャネルアクセス方式を決定してもよいし、又はネットワークデバイスによる構成に従ってターゲットチャネルアクセス方式を決定してもよいし、又はターゲット時間領域リソースに従ってターゲットチャネルアクセス方式を決定してもよい。
ここで、端末デバイスがターゲット時間領域リソースに従ってターゲットチャネルアクセス方式を決定することは、端末デバイスが、ターゲット時間領域リソースがSCOTに属するかどうかに従ってターゲットチャネルアクセス方式を決定することを含み得る。
ターゲットチャネルアクセス方式には、最高の優先度を持つ第1のタイプのチャネルアクセス方式、第2のタイプのチャネルアクセス方式、指向性の最高優先度を持つ第1のタイプのチャネルアクセス方式、指向性の第2のタイプのチャネルアクセス方式、チャネル検出なしのうち少なくとも1つが含まれる。
また、端末デバイスは、次の方式でターゲットチャネルアクセス方式を決定してもよい。即ち、端末デバイスは、PRACH送信をトリガーするサービス優先度に従ってターゲットチャネルアクセス方式を決定し、ここで、ターゲットチャネルアクセス方式は、少なくとも2つの候補チャネルアクセス方式の一つであり、少なくとも2つの候補チャネルアクセス方式はPRACH送信をトリガーするサービス優先度に対応する。
少なくとも2つの候補チャネルアクセス方式と、PRACH送信をトリガーするサービス優先度との対応関係は、標準仕様で規定されてもよいし、ネットワークデバイスによって構成されてもよい。
少なくとも2つの候補チャネルアクセス方式には、最高の優先度を持つ第1のタイプのチャネルアクセス方式、第2のタイプのチャネルアクセス方式、指向性の最高優先度を持つ第1のタイプのチャネルアクセス方式、指向性の第2のタイプのチャネルアクセス方式、チャネル検出なしのうち少なくとも1つが含まれる。
上記は主に端末デバイス側から本出願に記載されている解決策を説明したものであり、以下はネットワークデバイス側からさらなる説明を行う。
ネットワークデバイスは、端末デバイスが構成情報に従ってターゲットチャネルアクセス方式を決定するように、構成情報を端末デバイスに送信することができる。ターゲットチャネルアクセス方式は、端末デバイスがアンライセンスキャリアでPRACHを送信するために使用されるチャネルアクセス方式である。
ここで、構成情報は、ターゲットチャネルアクセス方式であってもよく、最高の優先度を持つ第1のタイプのチャネルアクセス方式、第2のタイプのチャネルアクセス方式、指向性の最高優先度を持つ第1のタイプのチャネルアクセス方式、指向性の第2のタイプのチャネルアクセス方式、チャネル検出なしのうち少なくとも1つが含まれる。
或いは、構成情報は、少なくとも2つの候補チャネルアクセス方式とPRACH送信をトリガーするサービス優先度との間の対応関係であってもよく、端末デバイスは、PRACH送信をトリガーするサービス優先度に従ってターゲットチャネルアクセス方式を決定し、ターゲットチャネルアクセス方式は少なくとも2つの候補チャネルアクセス方式の1つである。前記対応は、1対1の対応であってもなくても構わない。
ここで、少なくとも2つの候補チャネルアクセス方式には、最高の優先度を持つ第1のタイプのチャネルアクセス方式、第2のタイプのチャネルアクセス方式、指向性の最高優先度を持つ第1のタイプのチャネルアクセス方式、指向性の第2のタイプのチャネルアクセス方式、チャネル検出なしのうち少なくとも1つが含まれる。
PRACHに対応するランダムアクセス手順は、コンテンションベースのランダムアクセス手順、即ちCB-RACH手順であってもよく、コンテンションフリーのランダムアクセス手順、即ちCF-RACH手順であってもよい。ネットワークデバイスの前述の動作は、コンテンションベースのランダムアクセス手順およびコンテンションフリーのランダムアクセス手順の両方に適用可能である。
また、PRACHに対応するランダムアクセス手順がコンテンションフリーのランダムアクセス手順である場合、ネットワークデバイスは、物理層シグナリングを介して第1の指示情報を端末デバイスに送信することもでき、これにより、端末デバイスは第1の指示情報に従ってターゲットチャネルアクセス方式を決定し、ターゲットチャネルアクセス方式は、端末デバイスがアンライセンスキャリアでPRACHを伝送するために使用されるチャネルアクセス方式である。
第1の指示情報は、ターゲットチャネルアクセス方式を直接に指示してもよく、端末デバイスがサービス優先度などに従ってターゲットチャネルアクセス方式を決定するようにサービス優先度などを指示してもよい。
また、第1の指示情報によって示されるターゲットチャネルアクセス方式は、PRACH送信をトリガーするサービス優先度に従ってネットワークデバイスによって決定されてもよく、或いは、第1の指示情報によって示されるターゲットチャネルアクセス方式は、ターゲット時間領域リソースがSCOTに属するかどうかに従ってネットワークデバイスによって決定されてもよい。
ネットワークデバイスは、PRACH送信をトリガーするサービス優先度に従ってターゲットチャネルアクセス方式を決定でき、ここで、ターゲットチャネルアクセス方式は、少なくとも2つの候補チャネルアクセス方式の1つであり、少なくとも2つの候補チャネルアクセス方式はPRACH送信をトリガーするビジネス優先度に対応する。
少なくとも2つの候補チャネルアクセス方式には、最高の優先度を持つ第1のタイプのチャネルアクセス方式、第2のタイプのチャネルアクセス方式、指向性の最高優先度を持つ第1のタイプのチャネルアクセス方式、指向性の第2のタイプのチャネルアクセス方式、チャネル検出なしのうち少なくとも1つが含まれる。
例えば、最高の優先度を持つサービスによってトリガーされるPRACH送信の場合、対応するチャネルアクセス方式は、第2のタイプのチャネルアクセス方式であってもよい。
ネットワーク側デバイスは、ターゲット時間領域リソースがSCOTに属しているかどうかに従って、ターゲットチャネルアクセス方式を決定することもできる。
ターゲットチャネルアクセス方式には、最高の優先度を持つ第1のタイプのチャネルアクセス方式、第2のタイプのチャネルアクセス方式、指向性の最高優先度を持つ第1のタイプのチャネルアクセス方式、指向性の第2のタイプのチャネルアクセス方式、チャネル検出なしのうち少なくとも1つが含まれる。
例えば、ネットワークデバイスは、ターゲット時間領域リソースがSCOTに属していると決定した場合、第2のタイプのチャネルアクセス方式をターゲットチャネルアクセス方式とし、それ以外の場合は、最高の優先度を持つ第1のタイプのチャネルアクセス方式をターゲットチャネルアクセス方式とすることができる。
第1の指示情報は、ターゲットチャネルアクセス方式などを示すことに加えて、PRACHの開始位置、PRACHの終了位置、PRACHに対応する送信ビーム識別子、およびPRACHに対応する受信ビーム識別子などの情報の少なくとも1つを決定するためにも使用できる。
前述の各方法実施例において、各実施例の説明はそれぞれ独自の焦点があり、ある実施例で詳細に説明されていない部分については、他の実施例の関連する説明を参照することができる。
要するに、前述の各方法実施例で説明された解決策を採用することで、PRACHは対応するチャネルアクセス方式に従って正しく送信され、それによってシステム性能などを向上させる。
上記は、方法の実施例に関して説明されており、以下は装置の実施例を通じて本出願の解決策をさらに説明する。
本出願の実施例によって提供されるPRACH伝送用のチャネルアクセス装置の第1の概略ブロック図である。図3に示すように、第1の決定ユニット301および第2の決定ユニット302を備える。
第1の決定ユニット301は、ターゲットチャネルアクセス方式を決定するように構成され、ターゲットチャネルアクセス方式は、アンライセンスキャリア上でPRACHを伝送するために端末デバイスによって使用されるチャネルアクセス方式である。
第2の決定ユニット302は、ターゲットチャネルアクセス方式に従ってターゲット時間領域リソースが利用可能であるかどうかを決定するように構成され、ターゲット時間領域リソースは、PRACHを送信するために端末デバイスによって使用される時間領域リソースである。
ここで、第1の決定ユニット301は、標準仕様に従ってターゲットチャネルアクセス方式を決定してもよいし、又はネットワークデバイスによる構成に従ってターゲットチャネルアクセス方式を決定してもよいし、又はターゲット時間領域リソースに従ってターゲットチャネルアクセス方式を決定してもよい。
第1の決定ユニット301は、ターゲット時間領域リソースに従ってターゲットチャネルアクセス方式を決定する場合、ターゲット時間領域リソースがSCOTに属するかどうかに従ってターゲットチャネルアクセス方式を決定することができる。
ターゲットチャネルアクセス方法には、最高の優先度を持つ第1のタイプのチャネルアクセス方式、第2のタイプのチャネルアクセス方式、指向性の最高優先度を持つ第1のタイプのチャネルアクセス方式、指向性の第2のタイプのチャネルアクセス方式、チャネル検出なしのうち少なくとも1つが含まれる。
また、第1の決定ユニット301は、PRACH送信をトリガーするサービス優先度に従ってターゲットチャネルアクセス方式を決定することもでき、ここで、ターゲットチャネルアクセス方式は、少なくとも2つの候補チャネルアクセス方式の一つであり、少なくとも2つの候補チャネルアクセス方式はPRACH送信をトリガーするサービス優先度に対応する。
少なくとも2つの候補チャネルアクセス方式と、PRACH送信をトリガーするサービス優先度との対応関係は、標準仕様で規定されるか、又はネットワークデバイスによって構成される。
少なくとも2つの候補チャネルアクセス方式には、最高の優先度を持つ第1のタイプのチャネルアクセス方式、第2のタイプのチャネルアクセス方式、指向性の最高優先度を持つ第1のタイプのチャネルアクセス方式、指向性の第2のタイプのチャネルアクセス方式、チャネル検出なしのうち少なくとも1つが含まれる。
PRACHに対応するランダムアクセス手順は、コンテンションベースのランダムアクセス手順であるか、又はPRACHに対応するランダムアクセス手順は、コンテンションフリーのランダムアクセス手順である。
第1の決定ユニット301は、PRACHに対応するランダムアクセス手順に従ってターゲットチャネルアクセス方式を決定することもでき、ランダムアクセス手順は、コンテンションベースのランダムアクセス手順及びコンテンションフリーのランダムアクセス手順を含む。
ここで、PRACHに対応するランダムアクセス手順がコンテンションフリーのランダムアクセス手順である場合、第1の決定ユニット301は、物理層シグナリングを介してネットワークデバイスから端末デバイスに送信される第1の指示情報に従って、ターゲットチャネルアクセス方式を決定することができる。
第1の指示情報によって示されるターゲットチャネルアクセス方式は、PRACH送信をトリガーするサービス優先度に従ってネットワークデバイスによって決定されてもよく、或いは、第1の指示情報によって示されるターゲットチャネルアクセス方式は、ターゲット時間領域リソースがSCOTに属するかどうかに従ってネットワークデバイスによって決定されてもよい。
第1の指示情報は、PRACHの開始位置、PRACHの終了位置、PRACHに対応する送信ビーム識別子、およびPRACHに対応する受信ビーム識別子などの情報の少なくとも1つを決定するためにも使用できる。
PRACHに対応するランダムアクセス手順がコンテンションベースのランダムアクセス手順である場合、第1の決定ユニット301は、標準仕様に従ってターゲットチャネルアクセス方式を決定してもよいし、又はネットワークデバイスによる構成に従ってターゲットチャネルアクセス方式を決定してもよいし、又はターゲット時間領域リソースに従ってターゲットチャネルアクセス方式を決定してもよい。
ここで、ターゲット時間領域リソースに従ってターゲットチャネルアクセス方式を決定することは、ターゲット時間領域リソースがSCOTに属するかどうかに従ってターゲットチャネルアクセス方式を決定することを含み得る。
ターゲットチャネルアクセス方式には、最高の優先度を持つ第1のタイプのチャネルアクセス方式、第2のタイプのチャネルアクセス方式、指向性の最高優先度を持つ第1のタイプのチャネルアクセス方式、指向性の第2のタイプのチャネルアクセス方式、チャネル検出なしのうち少なくとも1つが含まれる。
また、第1の決定ユニット301は、PRACH送信をトリガーするサービス優先度に従ってターゲットチャネルアクセス方式を決定してもよく、ここで、ターゲットチャネルアクセス方式は、少なくとも2つの候補チャネルアクセス方式の一つであり、少なくとも2つの候補チャネルアクセス方式はPRACH送信をトリガーするサービス優先度に対応する。
少なくとも2つの候補チャネルアクセス方式と、PRACH送信をトリガーするサービス優先度との対応関係は、標準仕様で規定されるか、又はネットワークデバイスによって構成される。
少なくとも2つの候補チャネルアクセス方式には、最高の優先度を持つ第1のタイプのチャネルアクセス方式、第2のタイプのチャネルアクセス方式、指向性の最高優先度を持つ第1のタイプのチャネルアクセス方式、指向性の第2のタイプのチャネルアクセス方式、チャネル検出なしのうち少なくとも1つが含まれる。
図4は、本出願の実施例によって提供されるPRACH伝送用のチャネルアクセス装置の第2の概略ブロック図である。図4に示すように、第1の送信ユニット401を備える。
第1の送信ユニット401は、構成情報を端末デバイスに送信するように構成され、それにより、端末デバイスは、構成情報に従ってターゲットチャネルアクセス方式を決定し、ターゲットチャネルアクセス方式は、端末デバイスがアンライセンスキャリアでPRACHを送信するために使用されるチャネルアクセス方式である。
ここで、構成情報は、ターゲットチャネルアクセス方式であってもよい。
或いは、構成情報は、少なくとも2つの候補チャネルアクセス方式とPRACH送信をトリガーするサービス優先度との間の対応関係であってもよく、端末デバイスは、PRACH送信をトリガーするサービス優先度に従ってターゲットチャネルアクセス方式を決定し、ターゲットチャネルアクセス方式は少なくとも2つの候補チャネルアクセス方式の1つである。
図5は、本出願の実施例によって提供されるPRACH伝送用のチャネルアクセス装置の第3の概略ブロック図である。図5に示すように、第2の送信ユニット501を備える。
第2の送信ユニット501は、PRACHに対応するランダムアクセス手順がコンテンションフリーのランダムアクセス手順である場合、物理層シグナリングを介して第1の指示情報を端末デバイスに送信するように構成され、それにより、端末デバイスは、第1の指示情報に従ってターゲットチャネルアクセス方式を決定し、ターゲットチャネルアクセス方式は、端末デバイスがアンライセンスキャリアでPRACHを伝送するために使用されるチャネルアクセス方式である。
第1の指示情報によって示されるターゲットチャネルアクセス方式は、PRACH送信をトリガーするサービス優先度に従って決定されるか、或いは、第1の指示情報によって示されるターゲットチャネルアクセス方式は、ターゲット時間領域リソースがSCOTに属するかどうかに従って決定される。
また、第1の指示情報は、PRACHの開始位置、PRACHの終了位置、PRACHに対応する送信ビーム識別子、およびPRACHに対応する受信ビーム識別子などの情報の少なくとも1つを決定するためにも使用できる。
図3、図4、及び図5に示す装置の実施例の具体的な作業フローについては、前述の方法の実施例における関連する説明を参照されたいし、ここでは繰り返さない。
図6は、本出願の実施例によって提供される通信デバイス600の概略構造図である。図6に示す通信デバイス600は、プロセッサ610を含み、プロセッサ610は、メモリ620からコンピュータプログラムを呼び出して実行することで、本出願の実施例の方法を実現することができる。
オプションとして、図6に示すように、通信デバイス600は、メモリ620をさらに含むことができる。ここで、プロセッサ610は、メモリ620からコンピュータプログラムを呼び出して実行実行することで、本出願の実施例の方法を実現することができる。
ここで、メモリ620は、プロセッサ610から独立した個別のデバイスであってもよく、プロセッサ610に集積されてもよい。
オプションとして、図6に示すように、通信デバイス600はさらに送受信機630を含むことができ、プロセッサ610は他のデバイスと通信するように当該送受信機630を制御することができ、具体的には、通信とは他のデバイスに情報又はデータを送信し、或いは他のデバイスから送信された情報又はデータを受信することである。
ここで、送受信機630は、送信機および受信機を含み得る。送受信機630は、アンテナをさらに含んでもよく、アンテナの数は、1つ以上であってもよい。
オプションとして、上記通信デバイス600は、具体的には本出願の実施例におけるネットワークデバイスであってもよく、かつ、上記通信デバイス600は、本出願の実施例の各方法におけるネットワークデバイスによって実行される対応するフローを実装できる。簡潔にするために、ここでは繰り返さない。
オプションとして、上記通信デバイス600は、具体的には本出願の実施例におけるモバイル端末/端末デバイスであってもよく、かつ、上記通信デバイス600は、本出願の実施例の各方法におけるモバイル端末/端末デバイスによって実行される対応するフローを実装できる。簡潔にするために、ここでは繰り返さない。
図7は、本出願の実施例のチップの概略構成図である。図7に示すチップ700は、プロセッサ710を含み、プロセッサ710は、メモリからコンピュータプログラムを呼び出して実行することで、本出願の実施例の方法を実現することができる。
オプションとして、図7に示すように、チップ700はさらにメモリ720を含むことができる。ここで、プロセッサ710は、メモリ720からコンピュータプログラムを呼び出して実行することで、本出願の実施例における方法を実現することができる。
ここで、メモリ720は、プロセッサ710から独立した個別のデバイスであってもよく、またはプロセッサ710に集積されてもよい。
オプションとして、上記チップ700は、入力インターフェース730をさらに含むことができる。ここで、プロセッサ710は、他のデバイスまたはチップと通信するように上記入力インターフェース730を制御することができ、具体的には、上記通信とは他のデバイス又はチップによって送信された情報又はデータを取得することである。
オプションとして、上記チップ700は、出力インターフェース740をさらに含むことができる。ここで、プロセッサ710は、他のデバイスまたはチップと通信するように上記出力インターフェース740を制御することができ、具体的には、上記通信とは情報又はデータを他のデバイス又はチップに出力することである。
オプションとして、上記チップは、本出願の実施例におけるネットワークデバイスに適用されてもよく、かつ、上記チップは、本出願の実施例の各方法におけるネットワークデバイスによって実行される対応するフローを実装できる。簡潔にするために、ここでは繰り返さない。
オプションとして、上記チップは、本出願の実施例におけるモバイル端末/端末デバイスに適用されてもよく、かつ、上記チップは、本出願の実施例の各方法におけるモバイル端末/端末デバイスによって実行される対応するフローを実装できる。簡潔にするために、ここでは繰り返さない。
本出願の実施例で言及されるチップは、システムオンチップ、システムチップ、チップシステム、又はシステムオンチップのチップとも呼ばれ得ることを理解されたい。
図8は、本出願の実施例によって提供される通信システム800の概略ブロック図である。図8に示すように、この通信システム800は、端末デバイス810とネットワークデバイス820とを含む。
ここで、上記端末デバイス810は、上記方法で端末デバイスによって実装される対応する機能を実現するように構成されてもよく、上記ネットワークデバイス820は、上記方法でネットワークデバイスによって実装される対応する機能を実現するように構成されてもよい。簡潔にするため、ここでは繰り返さない。
本出願の実施例に係るプロセッサーは、信号処理能力のある集積回路チップであってもよいことを理解されたい。実装の過程では、上記方法の実施例の各ステップは、プロセッサーにおけるハードウェアの集積論理回路又はソフトウェアの形の命令により完了することができる。上記のプロセッサーは、汎用プロセッサー、デジタル信号プロセッサー(DSP:Digital Signal Processor)、専用集積回路(ASIC:Application Specific Integrated Circuit)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA:Field Programmable Gate Array)又は他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲート又はトランジスタ論理デバイス、ディスクリートハードウェアコンポーネントであってもよい。本出願の実施例において開示された各方法、ステップ、及び論理ブロック図を実現又は実行することができる。汎用プロセッサーはマイクロプロセッサーであってもよく、又は、上記プロセッサーはまた、いずれかの通常のプロセッサー等であってもよい。本出願の実施例に結合して開示された方法のステップは、ハードウェアデコードプロセッサーにより実行されて完了するように直接具現化されるか、又はデコードプロセッサーにおけるハードウェア及びソフトウェアモジュールの組み合わせにより実行されて完了することができる。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ、プログラマブル読み取り専用メモリ、又は電気的に消去可能なプログラマブルメモリ、レジスタ等の本技術分野の成熟した記憶媒体に配置されることができる。上記記憶媒体はメモリに配置され、プロセッサーはメモリ内の情報を読み取り、そのハードウェアと組み合わせて上記の方法のステップを完了する。
本出願の実施例におけるメモリは、揮発性メモリ又は不揮発性メモリであってもよく、又は揮発性及び不揮発性メモリの両方を含んでもよいことが理解される。ここで、不揮発性メモリは、読み取り専用メモリ(ROM:Read-Only Memory)、プログラマブル読み取り専用メモリ(PROM:Programmable ROM)、消去可能なプログラマブル読み取り専用メモリ(EPROM:Erasable PROM)、電気的に消去可能なプログラマブル読み取り専用メモリ(EEPROM:Electrically EPROM)又はフラッシュメモリであってもよい。揮発性メモリは、外部キャッシュとして使用されるランダムアクセスメモリ(RAM:Random Access Memory)であってもよい。限定ではなく例として、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM:Static RAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM:Dynamic RAM)、同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM:Synchronous DRAM)、ダブルデータレート同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(DDR SDRAM:Double Data Rate SDRAM)、拡張同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(ESDRAM:Enhanced SDRAM)、同期接続ダイナミックランダムアクセスメモリ(SLDRAM:Synchlink DRAM)、及びダイレクトメモリバスランダムアクセスメモリ(DR RAM:Direct Rambus RAM)等の多くの形式のRAMが利用可能である。本明細書で説明されるシステム及び方法のメモリは、これら及び任意の他の適切なタイプのメモリを含むことが意図されているが、これらに限定されないことに留意されたい。
本出願の実施例はまた、コンピュータプログラムを記憶するためのコンピュータ読取可能な記憶媒体を提供する。
オプションとして、上記コンピュータ読取可能な記憶媒体は、本出願の実施例におけるネットワークデバイスに適用でき、上記コンピュータプログラムは、本出願の実施例の各方法でネットワークデバイスによって実装される対応するフローをコンピュータに実行させる。簡潔にするため、ここでは繰り返さない。
オプションとして、上記コンピュータ読取可能な記憶媒体は、本出願の実施例のモバイル端末/端末デバイスに適用でき、上記コンピュータプログラムは、本出願の実施例の各方法でモバイル端末/端末デバイスによって実装される対応するフローをコンピュータに実行させる。簡潔にするため、ここでは繰り返さない。
本出願の実施例はまた、コンピュータプログラム命令を含むコンピュータプログラム製品を提供する。
オプションとして、上記コンピュータプログラム製品は、本出願の実施例のネットワークデバイスに適用でき、上記コンピュータプログラム命令は、本出願の実施例の各方法でネットワークデバイスによって実装される対応するフローをコンピュータに実行させる。簡潔にするため、ここでは繰り返さない。
オプションとして、上記コンピュータプログラム製品は、本出願の実施例のモバイル端末/端末デバイスに適用でき、上記コンピュータプログラム命令は、本出願の実施例の各方法でモバイル端末/端末デバイスによって実装される対応するフローをコンピュータに実行させる。簡潔にするため、ここでは繰り返さない。
本出願の実施例はまた、コンピュータプログラムを提供する。
オプションとして、上記コンピュータプログラムは、本出願の実施例におけるネットワークデバイスに適用でき、上記コンピュータプログラムがコンピュータ上で実行されると、本出願の実施例の各方法においてネットワークデバイスによって実装される対応するフローをコンピュータに実行させる。簡潔にするため、ここでは繰り返さない。
オプションとして、上記コンピュータプログラムは、本出願の実施例におけるモバイル端末/端末デバイスに適用でき、上記コンピュータプログラムがコンピュータ上で実行されると、本出願の実施例における各方法でモバイル端末/端末デバイスによって実装される対応するフローをコンピュータに実行させる。簡潔にするため、ここでは繰り返さない。
当業者であれば、本明細書に開示された実施例に関連して説明された各例のユニット及びアルゴリズムステップが、電子ハードウェア、又はコンピュータソフトウェア及び電子ハードウェアの組み合わせで実現できることが認識される。これらの機能がハードウェアで実行されるかソフトウェアで実行されるかは、解決策の特定のアプリケーション及び設計上の制約条件によって異なる。当業者であれば、特定の用途ごとに異なる方法を使用して記載された機能を実現できるが、このような実現が本発明の範囲を超えると考慮されるべきではない。
当業者であれば、説明の便宜及び簡潔さのために、上述のシステム、装置、及びユニットの具体的な動作手順については、前述の方法の実施例における対応する手順を参照することができ、ここで繰り返さないことを理解することができる。
本出願で提供された幾つかの実施例において、開示されたシステム、装置及び方法は、他の方式で実現されてもよいことを理解されたい。例えば、上述のような装置の実施例は、単なる例にすぎず、例えば、上記ユニットの区分は、単なる論理的な機能による区分であり、実際に実現するときは他の区分方式であってもよく、例えば、複数のユニット又はコンポーネントが組み合わされるか又は別のシステムに集積されてもよく、或いは幾つかの特徴が省略され又は実行されなくてもよい。一方、示された又は検討された相互間の結合又は直接的な結合又は通信接続は、幾つかのインターフェイスを介してもよく、装置又はユニットによる間接的な結合又は通信接続は、電気的、機械的、又は他の形態であってもよい。
前記分離部材として説明されたユニットは、物理的に分離されてもよく、物理的に分離されなくてもよく、ユニットとして示された部材は、物理的なユニットであってもよく、物理的なユニットでなくてもよく、つまり、あるところに位置してもよく、複数のネットワークユニット上に分散されてもよい。実際の需要に応じて、一部又は全部のユニットを選択し、本実施例の解決策の目的を実現することができる。
なお、本出願の各実施例に係る各機能ユニットは、1つの処理ユニットに集積されていてもよく、各ユニットが単独に物理的に存在していてもよく、2つ又は2つ以上のユニットが1つのユニットに集積されていてもよい。
前記機能がソフトウェア機能ユニットの形で実現され、且つ独立した製品として販売又は使用される場合には、1つのコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に格納されることができる。このような理解に基づき、本出願の技術手段は本質的に、従来技術に貢献した部分又は前記技術手段の一部がソフトウェア製品の形で具現化されることができ、前記コンピュータソフトウェア製品は、1つの記憶媒体に格納され、1台のコンピュータデバイス(パーソナルコンピュータ、サーバ、又はネットワークデバイス等であってもよい)に本発明の各実施例に記載の方法のステップの全部又は一部を実行させる命令を若干備える。前述の記憶媒体は、USBメモリ、モバイルハードディスク、ROM、RAM、磁気ディスク、又は光ディスク等のプログラムコードを格納可能な様々な媒体を含む。
以上は、本出願の好ましい実施形態にすぎず、本出願の保護範囲はこれらに限定されない。この技術分野の当業者であれば、いずれも本出願に提示された技術範囲内で、変更又は置き換えを行うことを容易に想到でき、このような変更又は置き換えはいずれも本出願の保護範囲に含まれるべきである。したがって、本出願の保護範囲は、請求項の保護範囲に従うべきである。

Claims (15)

  1. 共有スペクトルで適用される物理ランダムアクセス手順を実行する方法であって、
    端末デバイスが、タイプ1のチャネルアクセスとタイプ2のチャネルアクセスを含むターゲットチャネルアクセス方式を取得するステップと、
    前記端末デバイスが前記ターゲットチャネルアクセス方式に従って、PRACHの伝送を実行するために前記端末デバイスによって使用される時間領域リソースであるターゲット時間領域リソースの可用性を決定するステップと、含む
    ことを特徴とする方法。
  2. 前記端末デバイスが仕様に従って取得する前記ターゲットチャネルアクセス方式は、タイプ1のチャネルアクセスを含み、又は
    前記端末デバイスが前記ターゲット時間領域リソースに従って取得する前記ターゲットチャネルアクセス方式は、タイプ1のチャネルアクセスを含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記タイプ1のチャネルアクセスは、チャネルアクセス優先クラスの最小値を有する
    ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記端末デバイスが前記ターゲット時間領域リソースに従って取得する前記ターゲットチャネルアクセス方式は、
    前記ターゲット時間領域リソースが共有チャネル占有時間に属する場合、前記端末デバイスが前記タイプ2のチャネルアクセスを含む前記ターゲットチャネルアクセス方式を取得し、又は
    前記ターゲット時間領域リソースが共有チャネル占有時間に属していない場合、前記端末デバイスが前記タイプ1のチャネルアクセスを含む前記ターゲットチャネルアクセス方式を取得する
    ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  5. 前記共有チャネル占有時間は、ネットワークデバイス又は端末デバイスによって共有される
    ことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 前記端末デバイスが仕様に従って取得した前記ターゲットチャネルアクセス方式が、チャネルアクセス優先クラスの最小値を有するタイプ1のチャネルアクセスである場合、前記方法は、
    前記ターゲット時間領域リソースが共有チャネル占有時間に属している場合、前記ターゲットチャネルアクセス方式を、チャネルアクセス優先クラスの最小値を有するタイプ1のチャネルアクセスからタイプ2のチャネルアクセスに切り替えるステップをさらに含む
    ことを特徴とする請求項3に記載の方法。
  7. 前記ターゲット時間領域リソースが共有チャネル占有時間に属していない場合、前記端末デバイスによって取得される前記ターゲットチャネルアクセス方式は、チャネルアクセス優先クラスの最小値を有するタイプ1のチャネルアクセスである
    ことを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 前記端末デバイスが前記ターゲットチャネルアクセス方式に従って、ターゲット時間領域リソースの可用性を決定するステップは、
    前記ターゲットチャネルアクセス方式がタイプ1のチャネルアクセスである場合、前記端末デバイスが、チャネルアクセス優先クラスの最小値を有するタイプ1のチャネルアクセスに対応するパラメータを有するコンテンションウィンドウに基づいてチャネルセンシングを実行するステップと、
    前記ターゲットチャネルアクセス方式がタイプ2のチャネルアクセスである場合、前記端末デバイスが25マイクロ秒の確定的センシング期間でチャネルセンシングを実行するステップと、を含む
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記PRACHに対応するランダムアクセス手順は、コンテンションベースのランダムアクセス手順およびコンテンションフリーのランダムアクセス手順を含む
    ことを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記ランダムアクセス手順がコンテンションフリーのランダムアクセス手順である場合、前記方法は、
    前記端末デバイスが、物理層シグナリングを介してネットワークデバイスによって送信される第1の指示情報に従って、ターゲットチャネルアクセス方式を決定するステップをさらに含む
    ことを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 共有スペクトルで適用されるランダムアクセス方法であって、
    PRACHに対応するランダムアクセス手順がコンテンションフリーのランダムアクセス手順である場合、端末デバイスが第1の指示情報に従ってターゲットチャネルアクセス方式を決定するように指示する前記第1の指示情報をネットワークデバイスから物理層シグナリングを通じて前記端末デバイスに送信するステップを含み、
    前記ターゲットチャネルアクセス方式は、共有スペクトルキャリアで前記PRACHを伝送するために前記端末デバイスによって使用されるチャネルアクセス方式である
    ことを特徴とする方法。
  12. 前記第1の指示情報によって示される前記ターゲットチャネルアクセス方式は、前記PRACH送信をトリガーするサービス優先度に従って前記ネットワークデバイスによって決定されるか、或いは
    前記第1の指示情報によって示される前記ターゲットチャネルアクセス方式は、前記ターゲット時間領域リソースが共有チャネル占有時間SCOTに属するかどうかに従って前記ネットワークデバイスによって決定される
    ことを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. 請求項1から10のいずれか一項に記載の方法のステップを実行するように構成される、ことを特徴とする共有スペクトルで適用されるランダムアクセス装置。
  14. 請求項11又は12に記載の方法のステップを実行するように構成される、ことを特徴とする共有スペクトルで適用されるランダムアクセス装置。
  15. 請求項1から12のいずれか一項に記載の方法をコンピュータに実行させる、ことを特徴とするコンピュータプログラム。
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